JP5456997B2 - 半導体装置および情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置および情報処理システムに関し、特に、メモリ装置やプロセッサ装置といった半導体装置、またはこのような半導体装置を組み合わせた情報処理システムにおいて、その電源ノイズを低減する技術に関するものである。
例えば、特許文献1には、複数のメモリバンクを含んだメモリにおいて、各メモリバンク毎のリフレッシュタイミングをずらすことで、過大な電力消費を低減するメモリ制御方式が記載されている。具体的には、フリップフロップ回路のシフト動作を用いて、クロックサイクルの1周期を単位として各メモリバンク毎のリフレッシュタイミングをずらす。
また、特許文献2には、特許文献1と同様に、複数のメモリバンクを含んだメモリに対して、各メモリバンク毎のリフレッシュタイミングをずらすことで、過大な電力消費を低減するメモリ制御回路が記載されている。このメモリ制御回路は、コントロールレジスタおよびシフト動作を行うカウンタと、これらの出力を受けて論理演算を行うバンク分離回路等を備え、カウンタによる固定周期を単位として各メモリバンク毎のリフレッシュタイミングをずらす。さらに、コントロールレジスタの設定によって、例えば、リフレッシュタイミングをずらしながら2バンクずつリフレッシュを行わせるようなことも可能となっている。
また、特許文献3には、セルフリフレッシュを行う際に、外部命令に応じて選択された部分アレイのみをリフレッシュできるように構成された半導体メモリ装置が記載されている。具体的には、内部リフレッシュアドレスを発生する内部アドレス発生回路が、外部命令に応じてアドレスビットの範囲を操作する。このように部分アレイを選択可能とすることで、分散リフレッシュ間の周期を延ばすことができ、消費電力の低減が図れる。
特開平6−214881号公報 特開平7−122065号公報 特開2003−91989号公報
一般的に、各種半導体デバイス(半導体装置)では、その世代が進むにつれて低電源電圧化や高速化などが行われ、急激な電流変化に伴う電源ノイズが、安定したデバイス動作を大きく阻害するようになってきている。例えば、DDR−SDRAM(Double Data Rate-Synchronous Dynamic Random Access Memory)といった半導体メモリデバイスにおいても同様に、DDR,DDR2,DDR3と世代が進むにつれ、電源ノイズの設計技術が安定動作の鍵を握るようになりつつある。
DRAMの電源には、大きく分けて、コア系(VDD)とI/O系(VDDQ)があるが、DRAMのコア系の電源に関しては、消費電流が大きいリフレッシュ動作が主要なノイズ要因である。リフレッシュ動作とは、DRAMの記憶部であるデータ記憶コンデンサに対する電荷の再充電のことであり、これはDRAMが記憶内容を保持するために、ある一定の時間間隔内で必ず実施しなければならない動作である。
このリフレッシュ動作は、例えば、外部からオートリフレッシュコマンド(REFコマンド)が発行された際や、所謂セルフリフレッシュ動作の場合には、自身で一定の時間間隔でREFを発行することによって行われる。REFコマンドが発行されると、通常、DRAM内部の全バンク(Bank)内の特定ワード線が同時に活性化される。具体的には、REFコマンドは、内部でACTコマンド(ワード線の活性化)とPREコマンド(ワード線の非活性化およびビット線のプリチャージ)に変換され、全Bankに対して、このACTコマンドとPREコマンドが発行される。また、この際の特定ワード線(ワード線アドレス)は、内蔵のリフレッシュカウンタ回路等によって自動的に生成される。
このように、全バンクの特定ワード線が同時に活性化されると、瞬間的に大きな消費電流が流れ、大きな電源ノイズが発生する。図19は、本発明の前提として検討した半導体装置におけるリフレッシュ動作の一例を示すものであり、(a)、(b)は、それぞれ異なる動作例を示す説明図である。図20は、図19における電源波形の一例を示すものであり、(a)は電源電流波形、(b)は電源電圧波形である。ここでは、例えば8バンク構成の半導体装置(DRAM)を例とする。
まず、図19(b)([CaseB]とする)においては、全バンク(Bank0〜Bank7)同時にACTコマンドが発行され、一定時間経過した後、全バンク同時にPREコマンドが発行されている。この場合、図20(a)の[CaseB]に示すように、このACTコマンドが発行された際と、PREコマンドが発行された際に大きな電流が発生する。電源電圧は、図20(b)の[CaseB]に示すように、この急激な電流発生に伴い大きく揺れ、これが電源ノイズとなってデバイス動作に悪影響を及ぼすことになる。
このような電源ノイズを低減するためには、特許文献1、2に述べたような技術を用いることが有益となる。これらの技術は、図19(a)([CaseA]とする)に示すように、ACTコマンドを発行する間隔を各バンク毎にtRF_minだけずらし、同様に、PREコマンドを発行する間隔も各バンク毎にtRF_minだけずらすものとなっている。ここで、一連の周期となる期間“tRFC_min”は、REFコマンドの発行から次のREFコマンドを発行するまでに最低限確保しなければならない期間として、一般的に仕様によって定められる期間である。また、期間“tRC”も、ACTコマンドの発行からPREコマンドの発行まで最低限確保しなければならない期間として、一般的に仕様によって定められる期間である。この仕様を満たすためには、“tRFC_min”内に、全バンクに対してACTコマンドとPREコマンドを発行する必要があるが、前述したtRF_minを式(1)で算出される値以内に設定すれば、この仕様を満たすことができる。
tRF_min=(tRFC_min−tRC)/(バンク数−1) (1)
この図19(a)のような方式を用いると、図20(a)の[CaseA]に示すように、リフレッシュ動作に伴う電流を平均化することができ、[CaseB]と比較して、ピーク電流などを大きく低減できる。これにより、電源電圧は、図20(b)の[CaseA]に示すように、[CaseB]と比較して揺れが小さくなり、電源ノイズが低減可能となる。
しかしながら、この特許文献1、2のような方式では、図20(a)の[CaseA]に示すように台形の電流波形が生成される。リフレッシュノイズのノイズ周波数は、リフレッシュに要する時間が例えば100nsのオーダーなので、10MHz帯を基本波とする。一般に、給電系のインピーダンスは、数十MHz帯ではインダクタンス(L)が主成分(すなわち周波数が高いほどインピーダンスがそれに比例して大きくなる)であるため、高調波成分の大小がノイズ量に大きく影響する。その点、台形の波形は高調波成分が大きく、特に半導体デバイスの世代が更に進んだ場合に、この高調波成分に伴う電源ノイズによってデバイスの安定動作が大きく阻害される恐れがある。
そこで、本発明の目的の一つは、電源ノイズを低減可能な半導体装置および情報処理システムを提供することにある。なお、本発明の前記ならびにそれ以外の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の一実施の形態による半導体装置および情報処理システムは、それぞれ並列して回路動作を行う複数の回路ユニットと、各回路ユニットが電流量の大きい回路動作を行う際の開始タイミングおよび/または終了タイミングを指示する制御ユニットとを有するものとなっている。制御ユニットは、この開始タイミングおよび/または終了タイミングを指示する際、各回路ユニット毎にそれぞれ異なるタイミングで指示を行う。この際のタイミングは、この各回路ユニットの動作開始および/または動作終了に伴う電源電流波形が正弦波的な山型の波形となるように調整される。具体的には、例えば、最初の番数となる1番目の回路ユニットの開始タイミングから2番目の回路ユニットの開始タイミングまでの時間差が大きく、その後、中間の番数に向けてこの時間差が段階的に小さくなり、その後、最後の番数に向けてこの時間差が段階的に大きくなるように調整される。
これによって、電源電流波形の高調波成分が低減でき、電源ノイズの低減が可能となる。なお、この各回路ユニットは、例えば、1つの半導体チップ内の各回路ブロックであったり、あるいは、1つのシステム内に含まれる各装置(例えば半導体IC)であってもよい。より好適には、例えば、各回路ユニットを1つのDRAMチップ内のメモリバンクとし、制御ユニットをリフレッシュ制御回路とすることができる。この場合、リフレッシュ制御回路は、各メモリバンク毎のリフレッシュ開始タイミングおよび/またはリフレッシュ終了タイミングを前述したような時間差となるように調整する。これによって、通常大きなノイズ源となるリフレッシュに伴う電源ノイズを、容易に低減可能となる。この原理を図8を用いてもう少し詳しく説明する。図8(a)は一般的半導体チップの給電系インピーダンスプロファイルを示す。数十MHz帯は基板やLSIパッケージのインダクタンスが支配的となる領域であり、ここのインピーダンスを下げるのは一般に困難であるため(高コストなパッケージが必要になるなど)、この周波数範囲のインピーダンスZは右肩上がりの特性を示す(インダクタンスのインピーダンス:Z=2πf・Lより)。ノイズ電圧は電流とインピーダンスの積で決まるため、インピーダンスが高くなる周波数範囲で電流成分を低く抑えることが低ノイズ電圧化にとっては望ましい。そのため、図8(c)の破線のように矩形波に近い電流波形となるよりも、実線のような正弦波的な山型の波形が望ましく、このように波形を変更することで、図8(b)に示すように電流の高調波成分を小さくでき、結果的にノイズ電圧を低く抑えることができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すると、半導体装置および情報処理システムにおける電源ノイズを低減可能となる。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による半導体装置において、その構成の一例を示すものであり、(a)は全体ブロック図、(b)は(a)のメモリバンク内の構成例を示す回路図である。図1(a)の半導体装置(半導体チップ、半導体IC)CP_Dは、1個の半導体チップ上に形成された例えばDRAMチップとなっている。半導体装置CP_Dは、複数(ここでは8個)のメモリバンクMBK0〜MBK7と、リフレッシュ制御回路REF_CTLを含んでいる。REF_CTLは、例えば、外部からオートリフレッシュコマンドREFが入力された場合や、セルフリフレッシュ時に内部でREFを生成する際、MBK0〜MBK7に対して、それぞれ、リフレッシュ信号REFS0〜REFS7を出力する。
メモリバンクMBK0〜MBK7のそれぞれは、図1(b)に示すように、複数のワード線WL0,WL1,…と、複数のビット線対(BL0,/BL0),(BL1,/BL1),…と、ワード線とビット線対の交点に配置される複数のメモリセルMCを含んでいる。各メモリセルMCは、自身に対応するワード線WLが活性化された際に、自身に対応するビット線BLをトランジスタMTを介して容量Csに接続する。また、各メモリバンクMBKは、ワード線WLを駆動するワードドライバ回路WDと、各ビット線対(BL,/BL)の電位差を増幅する複数のセンスアンプ回路SAと、各ビット線対(BL,/BL)をプリチャージする複数のプリチャージ回路PCなどを含んでいる。
各メモリバンクMBK(例えばMBK0)は、REF_CTLからのリフレッシュ信号REFS(例えばREFS0)を受けた際に、ワードドライバ回路WDを介して特定のワード線WLを活性化させる。この際のワード線WLの特定は、図示はしないが、REF_CTLに含まれるリフレッシュアドレス生成回路(リフレッシュカウンタ回路)によって定められる。また、REF_CTLは、当該ワード線に接続される容量Csを再充電するのに必要な所定の時間を経過した後、当該ワード線WLをWDを介して非活性化させ、各ビット線対(BL,/BL)をプリチャージ回路PCを介してプリチャージさせる。
図2は、図1の半導体装置において、そのリフレッシュ動作方式の一例を示す説明図である。図2に示すように、各メモリバンクMBK0〜MBK7には、MBK0からMBK7に向けて順次遅延する形で、それぞれ異なるタイミングでリフレッシュ信号REFS0〜REFS7が入力されている。REFSは、実質的に、ワード線WLを活性化させる命令(ACTコマンド)と、WLを非活性化ならびにビット線BLのプリチャージを行わせる命令(PREコマンド)に分解される。
ここで、MBK0とMBK1におけるACTコマンドの時間差(すなわちリフレッシュ動作の開始タイミングの時間差)をtRF_1とし、MBK1とMBK2におけるACTコマンドの時間差をtRF_2とし、以降同様にして、MBK6とMBK7におけるACTコマンドの時間差をtRF_7とする。また、ACTコマンドからPREコマンドまでの時間tRCは一定であり、これに伴い、MBK0〜MBK7におけるそれぞれのPREコマンドの時間差(すなわちリフレッシュ動作の終了タイミングの時間差)はACTコマンドの場合と同様である。
このような動作において、図1の半導体装置は、式(2)となるように、リフレッシュ動作の開始タイミングおよび終了タイミングが設定されることが主要な特徴となっている。
(tRF_1=tRF_7)>(tRF_2=tRF_6)>(tRF_3=tRF_5)>tRF_4 (2)
式(2)は、言い換えれば、MBKの数をNとし、そのI番目と(I+1)番目に行われるリフレッシュ動作の時間間隔をT(I)とすると、「T(I)=T(N−I)、かつI≦N/2でT(I)<T(I−1)」が成り立つ関係となっている。なお、図2における期間“tRFC_min”は、REFコマンドの発行(即ち全バンクに対するリフレッシュ動作の開始)から次のREFコマンドを発行するまでに最低限確保する必要がある期間であり、一般的に仕様で定められている期間である。したがって、図2に示すように、式(2)の関係でタイミングをずらしつつも、tRFC_min以内にMBK0〜MBK7のリフレッシュ動作が終わるようにする必要がある。
図3は、図2における電源波形の一例を示すものであり、(a)は比較例として図19(a)の場合の電源電流波形、(b)は図2の場合の電源電流波形、(c)は(a)と(b)に対応する電源電圧波形である。図3(a)に示すように、図19(a)のリフレッシュタイミングを用いた場合には台形状の電流波形であったが、図2のリフレッシュタイミングを用いることで、図3(b)に示すように、略正弦波状の電流波形が得られる。これによって、図3(c)に示すように、それぞれの電源ノイズの大きさは、図19(a)の場合が最大で例えば390mVであるのに対して、図2の場合は最大で例えば260mVとなり30%〜40%といったノイズ低減が実現可能となる。
これは、電流波形が略正弦波状となるように制御することで、その高調波成分が低減できるためである。前述したように、電源系のインピーダンスは、通常、周波数が高くなるほどインダクタンス(L)成分が主体的となるため、高調波成分の電流スペクトルが大きくなるほど(L)成分によって大きな電源ノイズが発生することになる。そこで、電流波形を正弦波に近づけることで、高調波成分が低減でき、電源ノイズが低減可能となる。この意味で、式(2)を満たす各tRFの大きさは、電流波形がより正弦波に近づくように設定することが望ましい。
図4は、図1の半導体装置において、そのリフレッシュ制御回路REF_CTLの一例を示すものであり(a)はその主要部の構成例を示す回路図、(b)は(a)の動作例を示す波形図である。図4(a)に示すリフレッシュ制御回路REF_CTL1は、セレクタ回路SEL1と、シリアル接続された複数のフリップフロップ回路FF0[0],FF1[0]〜FF1[2],FF2[0],FF2[1],…,FF7[2]と、複数の論理和回路OR10〜OR17などによって構成される。フリップフロップ回路FFn[m]の「n」は、0〜7であり、「m」は「n」の値に応じて適宜設定される。
SEL1にはリフレッシュ制御回路REF_CTL1の動作モードが設定される。すなわち、選択信号S1によりSEL1の上側のノードを選択すると、入力された共通リフレッシュ信号REFCが論理和回路OR10〜OR17のそれぞれ一方の入力端に伝達される。論理和回路OR10〜OR17のそれぞれ他方の入力端には入力がない。したがって、各メモリバンクMBK0〜MBK7には図4(b)に示す共通リフレッシュ信号REFCとほぼ同一タイミングのリフレッシュ信号が加えられる。なお、本実施の形態では、各メモリバンクMBK0〜MBK7内部では、与えられたリフレッシュ信号の立ち上がりでACTコマンドが発せられてワード線の活性化が起こり、リフレッシュ信号の立ち下がりでPREコマンドが発せられてビット線のプリチャージが起こる。
選択信号S1によってSEL1の下側のノードが選択された場合には、先に図2、図3で説明した非等間隔の時間差をもつリフレッシュ信号が各メモリバンクMBK0〜MBK7に加わる動作モードとなる。すなわち、REFCがフリップフロップ回路FF0[0]の入力に伝送される。クロック信号CLKによるFF0[0]のラッチ動作の結果であるFF0[0]の出力は論理和回路OR10を介しメモリバンクMBK0に供給される。これにより、メモリバンクMBK0へのリフレッシュ信号REFS0は、クロック信号CLKの立ち上がりにほぼ同期する。なお図4(b)中のTpdは、クロック信号に対するフリップフロップ回路の出力遅延、および論理和回路の通過時に生じる遅延等を示す。隣のメモリバンクMBK1に供給されるリフレッシュ信号REFS1は、更にシリアル接続された3つのフリップフロップFF1[0]、FF1[1]、FF1[2]を経由した出力タップから論理和回路OR11を介して引き出される。したがってREFS1とREFS0の時間差tRF_1は、クロック周期をTfとすると3Tfとなる。更に隣のメモリバンクMBK2に供給されるリフレッシュ信号REFS2は、更に2つのフリップフロップFF2[0]、FF2[1]を経由した出力タップから論理和回路OR12を介して引き出されるので、REFS2とREFS1の時間差tRF_2は2Tfとなる。リフレッシュ信号を引き出すタップ間のフリップフロップ回路の数は以降は1となり、最遠のタップでは再び3に増加する。
このように、図4(a)の回路では、共通リフレッシュ信号REFCを順次シフトするフリップフロップ回路の列から信号を取り出す各タップ位置を選択し、その隣接タップ間のフリップフロップ回路の数を変化させて、図2、図3で説明したような非等間隔の時間差をもつリフレッシュ信号REFS0〜REFS7を得ている。なお、特に限定はされないが、例えばTfは10ns程度であり、図2のtRCは60ns程度であり、tRFC_minは120ns程度である。この場合、例えば、tRF_1は、図4(a)に示すように、3段のフリップフロップ回路FF1[0]〜FF1[2]を用いて20ns〜30nsといった値を設定すればよい。
このように、図4(a)のようなリフレッシュ制御回路REF_CTL1を用いることで、図2のリフレッシュタイミングを容易に実現可能となる。なお、セレクタ回路SEL1の出力における各フリップフロップ回路FFを介さない側の経路は、全メモリバンクMBKに対して同時にリフレッシュ動作を行いたいようなことがあった場合に備えて設けてあり、必ずしも必要というわけではない。
図5は、図1の半導体装置において、そのリフレッシュ制御回路REF_CTLの他の一例を示すものであり、(a)はその主要部の構成例を示す回路図、(b)は(a)の動作例を示す波形図である。図5(a)に示すリフレッシュ制御回路REF_CTL2は、セレクタ回路SEL2と、複数の遅延回路DLY21〜DLY27と、複数の論理和回路OR20〜OR27などによって構成される。SEL2は、全バンクメモリMBKに向けた共通リフレッシュ信号REFCを受け、それを選択信号S2に基づいて選択して出力する。選択信号S2によって一方が選択された場合には、REFCがOR20〜OR27の一方の入力に伝送される。S2によって他方が選択された場合には、REFCがDLY21の入力とOR20の他方の入力に伝送される。
DLY21は、その出力がOR21の他方の入力とDLY22の入力に接続され、DLY22は、その出力がOR22の他方の入力とDLY23の入力に接続され、以降同様にして、DLY27は、DLY26の出力が入力されると共に、その出力がOR27の他方の入力に接続される。そして、OR20〜OR27の出力が、それぞれ、リフレッシュ信号REFS0〜REFS7となり、MBK0〜MBK7に伝送される。
このような構成において、DLY21〜DLY27の遅延時間Tdlyは、それぞれ、図2に示したtRF_1〜tRF_7に設計される。これによって、図5(b)に示すように、OR20が、REFCとほぼ同様のタイミングでREFS0を出力し、そこからtRF_1遅延した後に、OR21がREFS1を出力し、更にそこからtRF_2遅延した後に、OR22がREFS2を出力し、以降同様にして図2に示したような動作が行われる。なお、DLY21〜DLY27のそれぞれは、例えば、複数段のインバータ接続などによって実現可能である。このように、図5のようなリフレッシュ制御回路REF_CTL2を用いることで、図2のリフレッシュタイミングを容易に実現可能となる。
図6は、図1の半導体装置において、そのリフレッシュ制御回路REF_CTLにおける主要部の更に他の構成例を示す回路図である。図6に示すリフレッシュ制御回路REF_CTL3は、カウンタ回路CUNTと、比較回路(CMP0s,CMP0r)〜(CMP7s,CMP7r)と、SRフリップフロップ回路SR0〜SR7などによって構成される。CUNTは、例えば、共通リフレッシュ信号REFCをリセットおよび開始トリガとして、数ns周期のクロック信号CLKでカウント動作を行う。CMP0sは、カウント値が設定値t0に達した際にSR0をセットし、CMP0rは、カウント値が例えば設定値「t0+tRC」に達した際にSR0をリセットする。SR0の出力は、REFS0となり、メモリバンクMBK0に伝送される。
また、CMP1sは、カウント値が例えば「t0+tRF_1」に達した際にSR1をセットし、CMP1rは、カウント値が例えば「t0+tRF_1+tRC」に達した際にSR1をリセットする。SR1の出力は、REFS1となり、MBK1に伝送される。以降同様にして、CMP7sの出力をセット入力、CMP7rの出力をリセット入力とするSR7の出力が、REFS7となってMBK7に伝送される。このように構成によっても、図2に示したようなリフレッシュタイミングを容易に実現可能となる。なお、CLKの周期よりも更に高分解能でタイミングを設定したい場合は、例えばSR0〜SR1の出力に図5で述べたような遅延回路DLYを加えればよい。
以上、本実施の形態1の半導体装置を用いることで、代表的には電源ノイズを低減可能となる。なお、リフレッシュ制御回路REF_CTLの構成は、勿論、前述したような構成に限らず、図2のtRFを設定するためのディジタル遅延回路やアナログ遅延回路を備えた構成であれば種々変更可能である。例えば、図4の構成例における各フリップフロップ回路FFのTpdを同一とし、その段数によるディジタル遅延によっておおまかな遅延時間を設定し、これに、図5のようなアナログ遅延回路を組み合わせて詳細な遅延時間を設定することもできる。また、本実施の形態1のリフレッシュ制御回路REF_CTLは、1個のリフレッシュ信号REFSのみでワード線の活性化と非活性化のタイミングを定めているが、REFSをワード線活性化用のトリガ信号と非活性化用のトリガ信号に分離して、活性化時のみ、非活性化時のみ、あるいはその両方のタイミングをずらせるように構成することも可能である。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2による半導体装置において、図1のリフレッシュ制御回路REF_CTLの主要部の構成例を示す回路図である。図7に示すリフレッシュ制御回路REF_CTL4は、前述した図5のリフレッシュ制御回路REF_CTL2における遅延回路DLY21〜DLY27が可変遅延回路VDLY21〜VDLY27に変更されたことが主要な特徴となっている。それ以外の構成に関しては、図5と同様であるため詳細な説明は省略する。VDLY21〜VDLY27は、それぞれ、選択信号S21〜S27に応じて任意の遅延時間を設定可能な回路となっている。
図7に示したようなリフレッシュ制御回路REF_CTL4を用いることで、その基本周波数や、波形の形状を変更することができ、この結果、様々な給電系インピーダンスプロファイルを有する実装形態において、電源ノイズの低減を最も効率よく低減できる電流波形へと調整することが可能となる。
以上、本実施の形態2の半導体装置を用いることで、代表的には電源ノイズを低減可能となる。また、各種給電系のインピーダンス特性を対象として、柔軟に電源ノイズの低減が可能となる。なお、図7の構成例は、勿論これに限定されるものではない。例えば、図6の構成例における比較回路CMPの期待値を可変にすることでも代替え可能であり、その他にも、様々な可変ディジタル遅延回路や可変アナログ遅延回路を用いて実現可能である。
(実施の形態3)
前述した実施の形態1では、図2のようにリフレッシュタイミングをずらし、正弦波状の電流波形を生成することで電源ノイズの低減を図ったが、この方式は、リフレッシュ動作に限らず、様々な場面に適用可能である。すなわち、本来、複数の回路部の同時動作によって一斉に電流が流れるような場面において、各回路部の動作タイミングを電流波形が正弦波に近づくようにずらすことで、電源ノイズ低減効果が得られる。そこで、本実施の形態3では、この各種場面の一例を挙げる。
図9は、本発明の実施の形態3による半導体装置または情報処理システムにおいて、その基本概念を示す説明図である。図9に示すように、本実施の形態3の半導体装置または情報処理システムは、図2の場合と同様に、複数の回路部(ここでは8個)CR0〜CR7の動作タイミングをずらすことが主要な特徴となっている。図9において、ずらす対象となる動作は、例えば前述したリフレッシュ動作のように一定期間内に行われる相対的に電流量が大きい動作であり、それ以外の期間では、相対的に電流量が小さい動作が行われるか又は電流量がほぼゼロ(すなわち動作停止状態)となっている。CR0〜CR7は、同一種類の回路部であっても異なる種類の回路部であってもよく、その対象となる動作も同様の動作であっても異なる動作であってもよい。
ここで、CR0の対象動作の開始タイミング(および/または終了タイミング)からCR1の対象動作の開始タイミング(および/または終了タイミング)までの期間をtjob_1とし、同様に、CR1からCR2までの期間をtjob_2とし、以降同様にして、CR6からCR7までの期間をtjob_7とする。そうすると、図2の場合と同様に、式(3)の関係で各期間tjobが設定される。
(tjob_1=tjob_7)>(tjob_2=tjob_6)>(tjob_3=tjob_5)>tjob_4 (3)
図10は、本発明の実施の形態3による半導体装置において、その構成例を示すブロック図である。図10に示す半導体装置CPは、1個の半導体チップ内に例えば8個の回路部CR0〜CR7を含み、更に、クロック信号制御回路CK_CTLを備えた構成となっている。CR0〜CR7のそれぞれは、特に限定はされないが、例えば、プロセッサなどである。CK_CTLは、CR0〜CR7に対してそれぞれクロック信号CK0〜CK7を供給し、これによってマルチプロセッサ動作などを行わせる。
ここで、CK_CTLは、例えば、ソフトウェアまたはハードウェアのスケジューリングに応じて、消費電力低減のため低速処理動作を行う場合は相対的に低周波数のクロック信号CK0〜CK7を供給し、高速処理動作が必要な場合は、相対的に高周波数のクロック信号CK0〜CK7を供給する。そこで、CK_CTLは、例えば、この低速処理動作から高速処理動作に遷移する過程で、CR0〜CR7のそれぞれの遷移タイミングを図9のようなタイミングでずらす。これによって、電源ノイズの低減が図れる。
図11は、本発明の実施の形態3による情報処理システムにおいて、その構成例を示す外形図である。図11に示す情報処理システムは、例えば、制御ボード(配線基板)PCB_C上に複数(ここでは5個)のプロセッサボード(配線基板)PCB_P1〜PCB_P5が接続され、このPCB_P1〜PCB_P5の並列動作によって全体としてマルチプロセッサ動作を行うものとなっている。このようなシステムにおいて、各プロセッサボードが行う、電流量が相対的に大きい処理の開始タイミングを図9のようにずらすことで、システム全体の電源ノイズの低減が図れる。
図12は、本発明の実施の形態3による情報処理システムにおいて、その他の構成例を示すブロック図であり、図13は、本発明の実施の形態3による情報処理システムにおいて、その更に他の構成例を示す外形図である。図12に示す情報処理システムは、配線基板(例えばマザーボード)PCB上に複数(ここでは3個)のDRAM−IC(DRAM1〜DRAM3)と、それらの動作制御を行う制御IC(メモリコントローラIC)CICが実装されている。また、図13に示す情報処理システムは、配線基板(例えばマザーボード)PCB上に、複数(ここでは3枚)のDRAMモジュールMM1〜MM3と、それらの動作制御を行う制御IC(メモリコントローラIC)CICが実装されている。
例えば、図12のシステムにおいては、CICが、各DRAM−IC(DRAM1〜DRAM3)に出力するオートリフレッシュコマンドREFのタイミングを図9のようなタイミングでずらす。これによって、DRAM1〜DRAM3が、それぞれ異なるタイミングでリフレッシュ動作を行う。一方、図13のシステムにおいては、CICが、各DRAMモジュールMM1〜MM3に出力するオートリフレッシュコマンドREFのタイミングを図9のようなタイミングでずらす。これによって、MM1〜MM3が、それぞれ異なるタイミングでリフレッシュ動作を行う。すなわち、これらのシステムは、前述した図4〜図6のような回路をCICが備えたものとなっている。これによって、システム全体の電源ノイズの低減が図れる。
図14は、本発明の実施の形態3による半導体装置において、その更に他の構成例を示す平面図である。図14に示す半導体装置は、DRAMモジュールMMとなっており、例えば、8個のDRAM−IC(DRAM0〜DRAM7)と、外部端子PN1からの信号をバッファリングして各DRAM−ICに出力するバッファIC(BIC)とが実装された構成となっている。このような構成において、BICは、外部端子PN1からの信号を受けてオートリフレッシュコマンドREFを判別し、当該コマンドを各DRAM−IC毎にずらして出力する。すなわち、BICが、前述した図4〜図6のような回路を備えたものとなっている。これによって、DRAMモジュールにおける電源ノイズの低減が図れる。
図15は、本発明の実施の形態3による半導体装置において、図1の半導体装置CP_Dの動作例を示す説明図である。図15に示す動作例は、例えば、所謂集中リフレッシュ動作を行う際に、各メモリバンク内でワード線WLを順次活性化する際の間隔がずれていることが特徴となっている。すなわち、例えばWL0とWL1の間隔が広く、WL1とWL2、WL2とWL3となるにつれて段階的に間隔が狭くなり、あるワード線を経過すると逆に段階的に間隔が広くなっていく。このような動作を用いることで、長周期的に正弦波状の電流波形を生成でき、これに伴う高調波成分を低減できるため、電源ノイズの低減が可能となる。
図16は、本発明の実施の形態3による半導体装置において、その更に他の構成例を示す斜視図である。図16に示す半導体装置は、外部端子PN2を備えたパッケージ基板(配線基板)PBD上に、制御半導体チップCP_C、および複数(ここでは4個)の処理半導体チップCP_CR1〜CP_CR4が積層搭載された構成例となっている。処理半導体チップCP_CR1〜CP_CR4は、例えば、プロセッサチップやDRAMチップなどである。CP_Cは、内部端子IPNを備え、このIPNを介してCP_CR1〜CP_CR4をそれぞれ制御する。IPNは、例えば、図10で述べたような動作を行うためのクロック信号を出力する端子や、図12等で述べたような動作を行うためのリフレッシュ信号を出力する端子などに該当する。
図17は、本発明の実施の形態3による半導体装置または情報処理システムにおいて、その更に他の例を示すものであり、(a)はその構成例を示すブロック図、(b)は(a)の動作例を示す説明図である。図17(a)に示す半導体装置または情報処理システムは、互いにバスBSで接続された複数(ここでは8個)の処理ユニットUN1〜UN8と、レギュレータユニットVREGとを備えた構成となっている。UN1〜UN8およびVREGは、例えば1個の半導体チップCP上に形成される。または、UN1〜UN8およびVREGは、それぞれ別の半導体チップ(すなわち別IC)によって形成され、配線基板PCB上に実装される。
VREGは、UN1〜UN8に所定の電源電圧PON1〜PON8を供給する。この際、VREGは、図17(b)に示すように、各電源電圧の供給開始タイミングを、同時ではなく電源電流波形が正弦波状となるように互いにずらす制御を行う。例えば、マイクロコンピュータなどでは、低消費電力化のため、一部の内部モジュール(処理ユニット)の電源供給を一時的に遮断したり、復帰したりなどの動作が行われる場合がある。最初に電源供給を行う場合や、このように電源供給の遮断状態から復帰するような場合に、図17(b)に示したようなタイミングを用いることで、電源ノイズが低減可能となる。
以上、本実施の形態3の半導体装置を用いることで、代表的には電源ノイズを低減可能となる。
(実施の形態4)
本実施の形態4では、実施の形態3で述べた図9の動作例を変形した動作例について説明する。図18は、本発明の実施の形態4による半導体装置または情報処理システムにおいて、その基本概念を示すものであり、(a)はその動作例を示す説明図、(b)は(a)を用いた場合の電源電流波形の一例を示す波形図である。
図18(a)に示す動作例は、図9の動作例が正弦波の半周期分(0〜180°)の電源電流波形を生成するタイミングとなっているのに対して、更にその半分(0〜90°)の電源電流波形を生成するタイミングとなっている。ここでは、5個の回路部CR0〜CR4を例として、CR0が電流量の大きい処理を開始(および/または終了)するタイミングとCR1の当該タイミングとの時間差をtjob_1とする。同様にCR1とCR2の時間差をtjob_2とし、以降同様にしてCR3とCR4の時間差をtjob_4とする。この場合、図18(a)の動作例は、式(4)の関係でタイミングが設定される。
tjob_1>tjob_2>tjob_3>tjob_4 (4)
このような動作例を用いると、図18(b)に示すように正弦波における1/4に該当する電流波形を生成可能となる。ただし、この場合、電源電流波形が立ち下がる際に、高調波成分が発生してしまうが、ある程度の電源ノイズ低減効果は得られる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施の形態による半導体装置および情報処理システムは、特に、DRAM−IC、DRAMモジュール、DRAMを搭載したボード等のようにDRAMを含む製品に適用して有益な技術であり、これに限らず、プロセッサやマイコン等の半導体装置や、各種半導体部品を搭載した情報処理システム全般に対して広く適用可能である。
本発明の実施の形態1による半導体装置において、その構成の一例を示すものであり、(a)は全体ブロック図、(b)は(a)のメモリバンク内の構成例を示す回路図である。 図1の半導体装置において、そのリフレッシュ動作方式の一例を示す説明図である。 図2における電源波形の一例を示すものであり、(a)は比較例として図19(a)の場合の電源電流波形、(b)は図2の場合の電源電流波形、(c)は(a)と(b)に対応する電源電圧波形である。 図1の半導体装置において、そのリフレッシュ制御回路の一例を示すものであり(a)はその主要部の構成例を示す回路図、(b)は(a)の動作例を示す波形図である。 図1の半導体装置において、そのリフレッシュ制御回路の他の一例を示すものであり、(a)はその主要部の構成例を示す回路図、(b)は(a)の動作例を示す波形図である。 図1の半導体装置において、そのリフレッシュ制御回路における主要部の更に他の構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態2による半導体装置において、図1のリフレッシュ制御回路の主要部の構成例を示す回路図である。 本発明の効果が生まれる原理を説明するものであり、(a)は給電系インピーダンスの周波数特性の一例を示すグラフ、(b)は(c)の電流波形の電流スペクトルを示す図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置または情報処理システムにおいて、その基本概念を示す説明図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置において、その構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3による情報処理システムにおいて、その構成例を示す外形図である。 本発明の実施の形態3による情報処理システムにおいて、その他の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3による情報処理システムにおいて、その更に他の構成例を示す外形図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置において、その更に他の構成例を示す平面図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置において、図1の半導体装置の動作例を示す説明図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置において、その更に他の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置または情報処理システムにおいて、その更に他の例を示すものであり、(a)はその構成例を示すブロック図、(b)は(a)の動作例を示す説明図である。 本発明の実施の形態4による半導体装置または情報処理システムにおいて、その基本概念を示すものであり、(a)はその動作例を示す説明図、(b)は(a)を用いた場合の電源電流波形の一例を示す波形図である。 本発明の前提として検討した半導体装置におけるリフレッシュ動作の一例を示すものであり、(a)、(b)は、それぞれ異なる動作例を示す説明図である。 図19における電源波形の一例を示すものであり、(a)は電源電流波形、(b)は電源電圧波形である。
符号の説明
MBK メモリバンク
CP 半導体チップ
REFS リフレッシュ信号
REF_CTL リフレッシュ制御回路
WL ワード線
BL ビット線
WD ワードドライバ回路
MC メモリセル
MT トランジスタ
Cs 容量
SA センスアンプ回路
PC プリチャージ回路
SEL セレクタ回路
S 選択信号
OR 論理和回路
REFC 共通リフレッシュ信号
CLK クロック信号
FF フリップフロップ回路
DLY 遅延回路
CUNT カウンタ回路
CMP 比較回路
SR SRフリップフロップ回路
VDLY 可変遅延回路
CR 回路部
CK_CTL クロック信号制御回路
PCB 配線基板
CIC 制御IC
MM DRAMモジュール
BIC バッファIC
PN 外部端子
IPN 内部端子
PBD パッケージ基板
UN 処理ユニット
PON 電源電圧

Claims (17)

  1. 複数の回路ブロックと、
    前記複数の回路ブロックが回路動作を行う際の開始タイミングを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記複数の回路ブロックが電源電流を多く消費する回路動作を一定期間内に並列に行う際に、前記開始タイミングを前記複数の回路ブロック毎に調整することで電源電流波形が正弦波的な山型の波形となるように制御することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数の回路ブロックによって並列に行われる回路動作の個数をNとし、I番目とI+1番目に行われる回路動作の時間間隔をT(I)とすると、
    前記時間間隔T(I)は、
    T(I)=T(N−I) かつ I=N/2以下で、T(I)<T(I−1)
    を満たすことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数の回路ブロックによって並列に行われる回路動作は、それぞれ同一種類の動作であることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数の回路ブロックと前記制御回路は、同一の半導体チップ上に形成されることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数の回路ブロックと前記制御回路は、複数の半導体チップ上に形成され、同一のパッケージ内に搭載されることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数の回路ブロックのそれぞれは、同一の半導体チップ上に形成されたDRAMメモリバンクであり、
    前記複数のDRAMメモリバンクによって並列に行われる回路動作は、リフレッシュ動作であることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数の回路ブロックのそれぞれは、同一のモジュール配線基板上に搭載されたDRAMチップであり、
    前記複数のDRAMチップによって並列に行われる回路動作は、リフレッシュ動作であり、
    前記制御回路は、前記モジュール配線基板上に搭載されたバッファICによって実現されることを特徴とする半導体装置。
  8. 複数の半導体装置と、
    前記複数の半導体装置が装置動作を行う際の開始タイミングを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記複数の半導体装置が電源電流を多く消費する装置動作を一定期間内に並列に行う際に、前記開始タイミングを前記複数の半導体装置毎に調整することで電源電流波形が正弦波的な山型の波形となるように制御することを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項8記載の情報処理システムにおいて、
    前記複数の半導体装置によって並列に行われる装置動作の個数をNとし、I番目とI+1番目に行われる装置動作の時間間隔をT(I)とすると、
    前記時間間隔T(I)は、
    T(I)=T(N−I) かつ I=N/2以下で、T(I)<T(I−1)
    を満たすことを特徴とする情報処理システム。
  10. 請求項8記載の情報処理システムにおいて、
    前記複数の半導体装置および前記制御装置は、配線基板上に実装されていることを特徴とする情報処理システム。
  11. 請求項8記載の情報処理システムにおいて、
    前記複数の半導体装置のそれぞれは、同一の配線基板上に実装されたDRAMチップであり、
    前記複数のDRAMチップによって並列に行われる装置動作は、リフレッシュ動作であることを特徴とする情報処理システム。
  12. 請求項8記載の情報処理システムにおいて、
    前記複数の半導体装置のそれぞれは、同一の配線基板上に実装されたDRAMモジュールであり、
    前記複数のDRAMモジュールによって並列に行われる装置動作は、リフレッシュ動作であることを特徴とする情報処理システム。
  13. それぞれが複数のワード線、複数のビット線、および前記複数のワード線と前記複数のビット線の交点に配置される複数のDRAMメモリセルを含んだ複数のメモリバンクと、
    前記複数のメモリバンクのリフレッシュ動作を制御するリフレッシュ制御回路とを備え、
    前記複数のメモリバンクのそれぞれは、自身に対応するリフレッシュ信号をトリガとして自身のメモリバンク内の所定のワード線の活性化および/または非活性化を行い、
    前記リフレッシュ制御回路は、外部からのコマンド入力または内部でのコマンド生成に応じて生成された共通リフレッシュ信号を受け、前記共通リフレッシュ信号を前記複数のメモリバンク毎に異なるタイミングでずらすことで前記複数のメモリバンク毎にタイミングが異なる前記リフレッシュ信号を生成し、この際に、前記リフレッシュ信号のタイミングを、前記リフレッシュ動作に伴う電源電流波形が正弦波的な山型の波形となるように調整することを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項13記載の半導体装置において、
    前記複数のメモリバンクの個数をNとし、I番目とI+1番目にそれぞれ異なるメモリバンクに向けて生成される前記リフレッシュ信号のタイミング間隔をT(I)とすると、
    前記タイミング間隔T(I)は、
    T(I)=T(N−I) かつ I=N/2以下で、T(I)<T(I−1)
    を満たすことを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項14記載の半導体装置において、
    前記リフレッシュ制御回路は、前記共通リフレッシュ信号を、シリアル接続によって順次遅延させる複数の遅延回路を含み、
    前記リフレッシュ信号のタイミングは、前記複数の遅延回路の遅延時間を用いて生成されることを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項15記載の半導体装置において、
    前記複数の遅延回路は、クロック信号に応じてシフト動作を行うフリップフロップ回路を含み、
    前記リフレッシュ信号のタイミングは、前記フリップフロップ回路の段数および/または伝播遅延時間を用いて生成されることを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項13記載の半導体装置において、
    前記リフレッシュ制御回路は、前記共通リフレッシュ信号をシリアル接続によって順次遅延させると共に、設定によってそれぞれの遅延時間を変更可能な複数の可変遅延回路を含むことを特徴とする半導体装置。
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