JP5451745B2 - 再生装置、集積回路、再生方法、アプリケーションプログラム、記録媒体、記録装置、及び記録方法 - Google Patents
再生装置、集積回路、再生方法、アプリケーションプログラム、記録媒体、記録装置、及び記録方法 Download PDFInfo
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Description
まず図35のt0においてローカルストレージが再生装置に挿入されてから、t1においてROMディスク上のタイトル再生開始に伴い、タイトルに対応付けられたBD−Jアプリケーションが起動される。このBD−Jアプリケーションは、ローカルストレージ上のファイルパスを用いて特典ゲーム用ファイルがあるかを検索し、なければ特典ゲーム用ファイルをダウンロードし、このファイルを用いて仮想パッケージを構築することを要求する機能を有している。t1の時点ではローカルストレージに特典ゲーム用のファイルは記録されておらず、仮想ファイルシステムも作成されていないため、BD−Jアプリケーションは、さしあたって特典ゲームを呼び出す「Game」ボタンが特典選択メニューの選択肢として含まれていない(1)のメニューを表示する。その後、BD−Jアプリケーションはネットワーク等から特典ゲーム用ファイルをダウンロードしてローカルストレージへ記録した後、t2において仮想ファイルシステムを制御する再生装置の仮想ファイル制御部に仮想パッケージの作成を要求する。この要求に応じて仮想ファイル制御部は、タイトル再生が再開始されるt3の時点で、仮想パッケージを構築する。t3以後は、仮想パッケージ構築が完了しているため、特典ゲームを呼び出す「Game」ボタンが含まれている(2)のメニューが表示される。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による記録媒体を使用するホームシアターシステムを示す模式図である。図1において、本発明に係る記録媒体はBD−ROM101である。本図に示すように、このホームシアターシステムは、BD−ROM101を再生対象とし、再生装置102、テレビ103、リムーバブルメディア104、及びリモコン105を含む。
再生装置102は、BD−ROM方式に準拠の光ディスクドライブであるBD−ROMドライブを搭載している。また、再生装置102はSDメモリーカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、マルチメディアカード、着脱可能なハードディスクドライブ等のリムーバブルメディア104を装着する装着手段を備える。
リモコン105は、再生装置102の付属物であり、再生装置102に対する操作をユーザから受け付けて、操作に応じた指示信号を再生装置102に送信する。以上が本発明に係る記録媒体及び再生装置の使用形態についての説明である。
次に本発明に係る記録媒体であるBD−ROM101の詳細について説明する。
図2は、BD−ROM101上のデータ構造を示す模式図である。本図の第4段目にBD−ROM101を示し、第3段目にBD−ROM上のトラック202を示す。本図のトラック202は、BD−ROM101の内周から外周にかけて螺旋状に形成されているトラック202を横方向に引き伸ばして描画している。BD−ROM101は他の光ディスク、例えばDVDやCDなどと同様にその内周から外周に向けて螺旋状に記録領域を持ち、内周のリードインと外周のリードアウトの間に論理データを記録できる論理アドレス空間を有している。また、リードインの内周側にはBCA(Burst Cutting Area)と呼ばれるドライブでしか読み出せない特別な領域がある。この領域はアプリケーションから読み出せないため、例えば著作権保護技術などに利用されることがよくある。
<インデックスファイル>
まずインデックスファイル(Index.bdmv)について説明する。インデックスファイルは記録媒体全体に関する管理情報であり、再生装置への挿入後に、インデックステーブルファイルが最初に読み出されることで、再生装置においてディスクが一意に認識される。インデックスファイルは更に、BD−ROM101において再生可能となる複数タイトルのタイトル番号と、個々のタイトルを規定するプログラムファイル、つまり、BD-Jオブジェクト又はムービーブジェクトとの対応付けを示すインデックステーブルを格納している。
また、トップメニュータイトルは、リモコンでのユーザ操作で、「メニューに戻る」というようなコマンドが実行されるときにも再生される。映画作品と、タイトルとの関係は、映画作品と、それの複数バージョンとの関係である。つまり1つのバージョンしかないような映画作品は、「映画作品=タイトル」という関係になる。BD−ROMのタイトルは、上述したようなファーストプレイタイトル、一般タイトル、メニュータイトルのそれぞれに、動作モードを規定する動作モードオブジェクトを割り当てることで、各々のタイトルが、どのような動作モードで動作するのかを詳細に規定する。インデックステーブルでは、タイトルと、ビデオストリームとの関係を直接記述せず、タイトルと、動作モードオブジェクトとの関係を記述して、動作モードオブジェクトを通じてビデオストリームを再生させるようになっている。これば、AV再生を伴わず、動作モードオブジェクトを動作させるだけのタイトルを規定するためである。
図4に示すように、ムービーオブジェクトファイル(MovieObject.bdmv)内には、1つ以上のムービーオブジェクトが定義されており、各ムービーオブジェクトはムービーオブジェクトIDによって識別される。ムービーオブジェクトは、コマンドインタプリタを制御主体とした動作モード(HDMVモード)において、再生装置が行うべき制御手順を規定するプログラムファイルであり、プレイリストの再生の指示や他のムービーオブジェクトやタイトルへの遷移を命令する1つ以上のナビゲーションコマンドを持ち、再生装置はそのナビゲーションコマンド列を順に実行する。例えば、PlayPL#Nと記述されていれば、再生装置はPLAYLISTディレクトリの中から該当するプレイリストのファイル名を選択し再生する。また例えば、JumpObject#Nと記述されていれば、再生装置はムービーオブジェクトファイルの中から該当するムービーオブジェクトを選択し実行する。
BDJオブジェクトファイルは、拡張子bdjoが付与されたプログラムファイル(xxxxx.bdjo["xxxxx"は可変、拡張子"bdjo"は固定])である。BDJオブジェクトファイルは、BD−Jモードにおいて、再生装置が行うべき制御手順を規定するBD−Jオブジェクトを格納している。BDJオブジェクトは、アプリケーション管理テーブル(ApplicationManagementTable())を含み、BD−ROM再生時において、タイトル切り替えに伴うアプリケーションシグナリングをプラットフォーム部に実行させるデータのことである。アプリケーション管理テーブルにより生存区間が規定されるアプリケーションプログラムを、特に『BD−Jアプリケーション』という。ApplicationManagementTable()は、具体的にいうと、実行すべきBD−Jアプリケーションを示すapplication_idと、BD−Jアプリケーションを起動する際の制御を示すapplication_control_codeを含む。application_control_codeは、タイトル選択後におけるアプリケーションの最初の実行状態を規定しており、BD−Jアプリケーションを仮想マシンにロードして自動開始するか(AUTOSTART)、BD−Jアプリケーションを仮想マシンにロードするが自動開始はしないか(PRESENT)を規定することができる。
AVクリップは、拡張子m2tsが付与されたストリームファイル(xxxxx.m2ts["xxxxx"は可変、拡張子"m2ts"は固定])であり、MPEG−2トランスポートストリーム形式のデジタルストリームを格納している。
図5は、AVクリップの構成を示す図である。本図に示すようにAVクリップは、ビデオストリーム、オーディオストリーム、プレゼンテーショングラフィックスストリーム(PG)、インタラクティブグラフィックスストリーム(IG)のうち、1つ以上を多重化することで得られる。ビデオストリームは映画の主映像および副映像を、オーディオストリームは映画の主音声部分とその主音声とミキシングする副音声を、プレゼンテーショングラフィックスストリームは、映画の字幕をそれぞれ示している。ここで主映像とは画面に表示される通常の映像を示し、副映像とは主映像の中に小さな画面で表示する映像のことである。また、インタラクティブグラフィックスストリームは、画面上にGUI部品を配置することにより作成される対話画面を示している。AVクリップに含まれる各ストリームはPIDによって識別される。例えば、映画の映像に利用するビデオストリームには0x1011が、オーディオストリームには0x1100から0x111Fまでが、プレゼンテーショングラフィックスには0x1200から0x121Fまでが、インタラクティブグラフィックスストリームには0x1400から0x141Fまでが、映画の副映像に利用するビデオストリームには0x1B00から0x1B1Fまで、主音声とミキシングする副音声に利用するオーディオストリームには0x1A00から0x1A1Fが、それぞれ割り当てられている。
第1段目に示すようにTSパケットは、ストリームを識別するPIDなどの情報を持つ4Byteの「TSヘッダ」とデータを格納する184Byteの「TSペイロード」に分かれる固定長のパケットであり、前述で説明したPESパケットは分割されTSペイロードに格納される。BD−ROMの場合、第2段目に示すように、TSパケットには、4ByteのTP_Extra_Headerが付与されて、192Byteのソースパケットに変換された状態で、AVクリップを構成する。TP_Extra_HeaderにはATS(Arrival_Time_Stamp)などの情報が記載される。ATSは当該TSパケットのPIDフィルタへの転送開始時刻を示す。AVクリップには、第3段目に示すようにソースパケットが並ぶこととなり、AVクリップの先頭からインクリメントする番号はSPN(ソースパケットナンバー)と呼ばれる。
拡張子clpiが付与されたクリップ情報ファイル(xxxxx.clpi ["xxxxx"は可変、拡張子"clpi"は固定])は、AVクリップと1対1に対応する管理情報であり、図9に示すように、クリップ情報とストリーム属性情報とエントリーマップテーブルとから構成される。
クリップ情報は、本図の引出線eg1で示すように、システムレート、再生開始時刻、及び再生終了時刻を含む。システムレートは、対応するAVクリップに属するTSパケットが再生装置内でリードバッファからシステムターゲットデコーダへ転送される速度の最高値を示す。AVクリップでは、TSパケットの転送速度がシステムレート以下に抑えられるように、ソースパケットのATSの間隔が設定されている。再生開始時刻は、AVクリップの先頭のPTS、例えば先頭の映像フレームのPTSを示す。再生終了時刻は、AVクリップの後端のPTSから所定量遅れたSTCの値、例えば最後の映像フレームのPTSに1フレーム当たりの再生時間を加えた値を示す。
ここではテーブルの1つの行で示される対となるPTSとSPNの情報をエントリーポイント情報と呼ぶことにする。また先頭を0としてエントリーポイント毎にインクリメントした値をエントリーポイントID(以下「EP_ID」)と呼ぶことにする。このエントリーポイント情報を利用することにより、本図の(b)に示すように、再生装置はビデオストリームの時間軸上の任意の地点に対応するAVクリップのファイル位置を特定することが出来るようになる。例えば、早送り・巻戻しの特殊再生の際には、エントリーポイント情報に登録されるIピクチャを特定し選択して再生することによりAVクリップを解析することなく効率的に処理を行うことが出来る。また、エントリーポイント情報はAVクリップ内に多重化される各ビデオストリーム毎に作られ、PIDで管理される。
次に、拡張子mplsが付与されたプレイリストファイル(xxxxx.mpls["xxxxx"は可変、拡張子"mpls"は固定])について説明する。
プレイリストは、AVクリップの再生経路を示すものである。図11に示すように、プレイリストは1つ以上のプレイアイテムから構成され、各プレイアイテムはAVクリップに対する再生区間を示す。各プレイアイテムはそれぞれプレイアイテムIDで識別され、プレイリスト内で再生されるべき順序で記述されている。また、プレイリストは再生開始点を示すマークを含んでいる。マークはプレイアイテムで定義される再生区間内に対して付与することでき、プレイアイテムに対して再生開始点となりうる位置に付けられ、頭出し再生に利用される。例えば、映画タイトルにおいて、マークをチャプタの先頭となる位置に付与することで、チャプタ再生することが可能である。
次に、拡張子jarが付与されたJARファイル(xxxxx.jar["xxxxx"は可変、拡張子"jar"は固定])について説明する。
JARファイルは、BD−Jアプリケーションを格納している。BD−Jアプリケーションとは、Java(登録商標)2Micro_Edition(J2ME) Personal Basis Profile(PBP 1.0)と、Globally Excecutable MHP specification(GEM1.0.2)for package media targetsとをフル実装したプラットフォーム部にて動作するJava(登録商標)アプリケーションである。
上述したJava(登録商標)プラットフォーム部は、JFIF(JPEG)やPNG、その他のイメージデータを表示するためのスタンダードJava(登録商標)ライブラリを含む。このため、Java(登録商標)アプリケーションは、GEM1.0.2にて規定されたHAViフレームワークを含み、GEM1.0.2におけるリモートコントロールナビゲーション機構を含むGUIフレームワークを実現することができる。
こうしたBD−Jアプリケーションを構成する一連のファイルは、Http://Java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/jar/jar.htmlに記載された仕様に準じた、Java(登録商標)アーカイブファイルに変換される。Java(登録商標)アーカイブファイルは、ZIPファイルの形式を、Java(登録商標)に特化したものであり、市販されているZIP展開ソフトウェアにより中身を確認することができる。
(1)後述する再生制御部7を介して、プレイリスト再生を行う。ここでいう、プレイリスト再生とは、プレイリストが管理するAVクリップを再生することをいう。
(2)インターネットなどのWWWサーバからアップデートキットを取得し、ローカルストレージへ蓄積する。
(4)再生装置のレジスタセットに値をセットする。
(5)システムターゲットデコーダに対してメニューやゲームのグラフィックスのためのPNG・JPEGを転送して、画面に表示する。
以上が、本発明にかかる記録媒体であるBD−ROMのデータ構造である。
<再生装置102>
続いて、本発明にかかる再生装置、再生方法について説明する。
ローカルストレージ3は、ハードディスクをアクセスするためのビルドインメディアドライブ、SDメモリカード等の半導体メモリカードをアクセスするためのリムーバブルメディアドライブを備え、ネットワークモジュール13等の外部I/Fからダウンロードしてきたアップデートキットや、アプリケーションが使うデータなどの保存に用いられる。アップデートキットの保存領域はBD−ROM毎に分かれており、またアプリケーションがデータの保持に使用できる領域はアプリケーション毎に分かれている。SDメモリカード等に蓄積されたアップデートキット等のデータは、仮想ファイル制御部20からの要求に従ってローカルストレージ3により読み出される。読み出されたデータのうちAVクリップはリードバッファ(2)2bに転送される。アップデートキットのデータ構造については後述するが、ローカルストレージ3により読み出されるデータには、AVクリップだけでなく、インデックスファイル、ムービーオブジェクトファイル、プレイリストファイル、クリップ情報ファイル、BD−Jオブジェクトファイル、JARファイル、マージ管理情報も含まれる。これらのデータは、仮想ファイル制御部20に転送される。
システムターゲットデコーダ4は、リードバッファ(1)2aに読み出されたソースパケットやリードバッファ(2)2bに読み出されたソースパケットに対して多重分離処理を行い、各ストリームをデコードし再生する処理を行う。また、プログラム実行部11の指示によりメニューなどに表示するためのJPEG、PNGなどのグラフィックスデータをデコードして再生する処理を行う。システムターゲットデコーダ4の詳細については後述する。
プレーン合成部5bは、プレーンメモリセット5aの各プレーンメモリに
に書き込まれたデータを瞬時に重畳し、重畳した映像データをHDMI送受信部6へ出力する。
再生制御部7は、再生エンジン7a、再生制御エンジン7bを含み、プログラム実行部11の再生命令や、ユーザイベント処理部17よりの通知に基づいて、プレイリスト情報を介したAVクリップの再生処理等、再生装置の再生を制御する。再生制御部7は更に、再生状態の変化に応じてレジスタセット10に各種のプレーヤ変数を設定更新する。また、再生制御部7はそれらのプレーヤ変数を参照して、システムターゲットデコーダ4に復号対象のエレメンタリストリームを指定し、かつ、各エレメンタリ・ストリームの復号に必要な情報を提供する。
SPRM(1) : プライマリオーディオストリーム番号
SPRM(2) : 字幕ストリーム番号
SPRM(3) : アングル番号
SPRM(4) : タイトル番号
SPRM(5) : チャプタ番号
SPRM(6) : プログラム番号
SPRM(7) : セル番号
SPRM(8) : 選択キー情報
SPRM(9) : ナビゲーションタイマー
SPRM(10) : 再生時刻情報
SPRM(11) : カラオケ用ミキシングモード
SPRM(12) : パレンタル用国情報
SPRM(13) : パレンタルレベル
SPRM(14) : プレーヤ設定値(ビデオ)
SPRM(15) : プレーヤ設定値(オーディオ)
SPRM(16) : オーディオストリーム用言語コード
SPRM(17) : オーディオストリーム用言語コード(拡張)
SPRM(18) : 字幕ストリーム用言語コード
SPRM(19) : 字幕ストリーム用言語コード(拡張)
SPRM(20) : プレーヤリージョンコード
SPRM(21) : セカンダリビデオストリーム番号
SPRM(22) : セカンダリオーディオストリーム番号
SPRM(23) : 再生状態
SPRM(24) : 予備
SPRM(25) : 予備
SPRM(26) : 予備
SPRM(27) : 予備
SPRM(28) : 予備
SPRM(29) : 予備
SPRM(30) : 予備
SPRM(31) : 予備
SPRM(10)は、復号処理中のピクチャのPTSを示し、そのピクチャが復号されて主映像プレーンメモリに書き込まれる度に更新される。従って、SPRM(10)を参照すれば、現在の再生時点を知ることができる。
HDMVモジュール13は、HDMVモードの動作主体となるDVD仮想プレーヤであり、HDMVモードの実行主体となる。本モジュールは、コマンドインタプリタを具備し、ムービーオブジェクトを構成するナビゲーションコマンドを解読して実行することでHDMVモードの制御を実行する。ナビゲーションコマンドは、DVD−Videoと似たようなシンタックスで記述されているため、かかるナビゲーションコマンドを実行することにより、DVD−Videoライクな再生制御を実現することができる。
バイトコードインタプリタは、いわゆるJava仮想マシンであり、ヒープメモリに格納されているBD−Jアプリケーションを構成するバイトコード、システムアプリケーションを構成するバイトコードをネィティブコードに変換して、MPUに実行させる。
ユーザイベント処理部17は、リモコンを通じたユーザ操作に応答して、プログラム実行部11や再生制御部7に処理の実行を依頼する。例えば、リモコンでボタンを押した場合は、そのボタンに含まれるコマンドを実行するようプログラム実行部11に依頼する。例えば、リモコンで早送り・巻戻しボタンが押された場合には、再生制御部7に、現在再生しているプレイリストのAVクリップに対する早送り・巻戻し処理の実行を命令する。
仮想ファイル制御部20は、BD−ROMドライブ1、ローカルストレージ3を制御して、仮想ファイルシステムの機能を実現する。仮想ファイルシステムの機能とは、仮想パッケージの構築、及び仮想パッケージを介したROMディスク及びローカルディスク上のファイルへのアクセス制御である。仮想パッケージとは、ローカルストレージ3に格納されたマージ管理情報を元に、ROMディスクに記録されたコンテンツと、ローカルストレージ3に格納されたアップデートキットとをメモリ上で組み合せた仮想的なBD−ROMパッケージである。作成された仮想パッケージは、BD−ROMのデータ構造と同じ形式を持つ。既存のROMディスクにファイルを追加するだけでなく、ROMディスク上の既存ファイルをローカルストレージ上のファイルで置き換えることも可能である。仮想ファイル制御部20による仮想パッケージ構築は、BD−ROMディスクのインサートや、プログラム実行部11の仮想ファイル作成命令がトリガとなり、タイトル再生の切替等、タイトル再生が停止しているタイミングで実行される。仮想パッケージの構築、及び仮想パッケージを介したファイルアクセス制御の詳細については後述する。
ソースデパケットタイザは、システムターゲットデコーダ4に転送されるソースパケットを解釈し、TSパケットを取り出しPIDフィルタに送出する。この送出にあたって、各ソースパケットのATSに応じてデコーダへの入力時刻を調整する。具体的には、ATCカウンタが生成するATCの値と、ソースパケットのATS値とが同一になった瞬間に、AVクリップの記録レートにしたがって、そのTSパケットだけをPIDフィルタに転送する。
IGデコーダは、ソースデパケタイザから入力されるTSパケットからインタラクティブグラフィックスストリームを抽出してデコードし、非圧縮のグラフィックスデータを表示時刻(PTS)のタイミングでIGプレーンに書き出す。
主音声デコーダは、緩衝バッファを有し、バッファにデータを蓄えながら、TSヘッダ、PESヘッダなどの情報を取り除いて、音声ストリームデコード処理を行い、非圧縮のLPCM状態のオーディオデータを得て再生時刻(PTS)のタイミングで音声ミキサーに出力する。AVクリップに多重化されるオーディオストリームの圧縮符号化形式にはAC3、DTSなどがあるため、ストリームの属性に応じて、圧縮音声の復号化方式を切り替える。
BD−Jプロセッサは、プログラム実行部11から転送されるグラフィックスデータ(PNG、JPEG)をデコードして、BD−Jアプリケーションから指定される表示時刻にしたがって、BD−Jプレーンに出力する。
<仮想ファイルシステム>
仮想ファイルシステムにおける仮想パッケージの構築、及び仮想パッケージ上のファイルアクセスについて説明する。
仮想パッケージは、BD−ROM101に記録されたファイルと、ローカルストレージ3に装着されているSDメモリカード104に記録されたアップデートキットとから構築される。先ずSDメモリカード104に記録されたアップデートキットのデータ構造について説明する。
図17は、SDメモリカード104におけるアップデートキットの保存領域を示す図である。SDメモリカード104におけるアップデートキットの保存領域では、OrgIDディレクトリ、DiscIDディレクトリにより、各アップデートキットの保存領域がBD−ROM毎に分かれている。アップデートキット保存領域ルートディレクトリは、SDメモリカード104のルートディレクトリの直下に存在し、アップデートキット保存領域のルートを示すディレクトリで、ディレクトリ名は固定値(BD_BUDA)である。
アップデートキットは、マージ管理情報ファイル(bumf.xml)、署名情報ファイル(merge.sf)、状態シグナリングファイル(vp_unit.info)、及び他の追加コンテンツデータファイル(game.bdjo、game.jar、resources.jar、jun_01.m2ts、jun_01.clpi、jun_01.mpls、jpn_sub.m2ts、jpn_sub.clpi等)を含む。
追加コンテンツデータファイルはBD−ROM記録層に記録されたオリジナルのコンテンツに対し、追加/更新するコンテンツのファイル群である。ここには、プレイリストファイル、AVクリップ、クリップ情報ファイル、ムービーオブジェクトファイル、BDJオブジェクトファイル、JARファイル、インデックスファイル等を含めることができる。
次に、仮想ファイル制御部20が、マージ管理情報ファイルの内容を元にBD−ROM101に記録されたコンテンツとSDメモリカード104に記録されたコンテンツとから、仮想パッケージを構築する過程について説明する。
仮想ファイル制御部20は、以下(1)乃至(5)の手順で仮想パッケージを構築する。
(1)マージ管理情報ファイルの改竄判定
マージ管理情報ファイルの改竄判定は、マージ管理情報ファイルからハッシュ値を算出し、BD−ROM記録層上にあるマージ証明書中の公開鍵を用いて署名情報ファイルにより示されるマージ管理情報ファイルのハッシュ値を復号化したものと比較する。これらの値が一致する場合にマージ管理情報ファイルは改竄されていないと判定する。
(2)追加コンテンツデータファイルの存在確認
マージ管理情報ファイルが改竄されていない場合に、マッピング情報において示されるローカルストレージファイルパスに、各追加コンテンツデータファイルが存在することを確認する。
(3)追加コンテンツデータファイルの改竄判定
各追加コンテンツデータファイルからハッシュ値を算出し、これらの値とマッピング情報に記録されている各追加コンテンツデータファイルのハッシュ値とを比較する。これらの値が一致する場合に追加コンテンツデータファイルは改竄されていないと判定する。
(4)追加コンテンツデータファイルをリードオンリー属性へ変更
マッピング情報により対応付けが示されている各追加コンテンツデータファイルが改竄されていない場合に、追加コンテンツデータファイルをリードオンリー属性へ変更する。
(5)VFSファイルパスへの割り付け
マージ管理情報ファイルのマッピング情報を読み込み、アップデートキットの各ファイルをマッピング情報で示されるVFSファイルパスへ割りつけたディスクイメージを作成し、再生制御部7及びプログラム実行部11に提供する。
以上の手順で仮想パッケージは構築され、以後、仮想ファイル制御部20は、再生制御部7及びプログラム実行部11からのVFSファイルパスでのアクセス要求に対し、マッピング情報を参照して実体のファイルが記録されている記録媒体を確認し、BD−ROMドライブ1及びローカルストレージ3の何れかへデータ読み出しを命令する。
仮想パッケージの構築状態には、ローカルストレージ3に取り付けられているSDメモリカード104に、アップデートキットが記録されていない状態、SDメモリカード104にアップデートキットが記録されているが、仮想ファイル制御部20が仮想パッケージ構築を完了していない状態、及び、SDメモリカード104にアップデートキットが記録されており、仮想ファイル制御部20が仮想パッケージ構築を完了している状態の3つが考えられる。
尚、仮想パッケージ構築過程のうち(3)の手順は処理負荷が大きい場合がある。例えば、アップデートキットにAVクリップ等のサイズが大きいファイルが含まれている場合、このファイルのハッシュ値計算は負荷の大きなものとなる。アップデートキットを記録したSDメモリカード104の取り外し/再装着の度に、仮想パッケージの再構築が必要となるが、このような負荷の大きな処理をその度に実行することはハードウェア資源の利用効率向上の観点から好ましくない。そこで、仮想パッケージ構築過程のうち(1)乃至(4)の手順は初回の仮想パッケージ時のみ実行し、仮想パッケージ再構築時には、(5)の手順だけを実行するよう実装することも考えられる。また、(1)乃至(4)の手順は、BD−ROM101のタイトル再生に影響を及ぼさないため、BD−ROM101のタイトル再生と並行して実行可能である。これに対して(5)の手順は、必ずタイトル再生が停止した状態で実行する必要がある。従って、(4)の段階まで済んだ状態が、準備状態であり、(5)の手順が実行された状態が、有効状態であると見なすこともできる。
以下、仮想パッケージの構築状態が準備状態と有効状態との何れであるかを判定する手法について説明する。
図23は、BD−Jアプリケーションが有する仮想パッケージ構築状態判定機能を説明する図である。
尚、再生装置にローカルストレージ3にSDメモリカードが挿入されていない場合にも、もちろん状態シグナリングファイルの読み出し命令は必ずエラーとなる。このような場合にも仮想パッケージは準備状態であると判断するようにしてもよい。
図24は、メニュー表示制御手順を示す。本フローチャートは、ステップS1において、仮想パッケージ構築状態判定を実施し、判定の結果、仮想パッケージが有効状態である場合(ステップS2:Yes)には、メニュー画面を表示する際に、アップデートキットに含まれる追加コンテンツを呼び出すボタン、例えば、「Game」ボタンの表示を許可する(ステップS3)。一方、判定の結果、仮想パッケージが準備状態である場合(ステップS2:No)には、メニュー画面を表示する際に、追加コンテンツを呼び出す「Game」ボタンの表示を抑制する(ステップS4)。
あるいは、プログラム実行部11のミドルウェアが提供するAPIとして、図24、25のフローチャートに示した処理手順を実装することで、仮想パッケージが有効状態にあるか否かを、仮想ファイル制御部20、あるいは、再生装置に設けたその他の制御部から、BD−Jアプリケーションに提供するような構成にしても良い。
<BD−Jアプリケーションの動作例>
図26は、ローカルストレージ3へのメディア取り付け状態、タイトルの再生状態、実際の仮想パッケージ構築状態、及びBD−Jアプリケーションによる構築状態判定結果を時系列に示した図である。ここで実行されるBD−Jアプリケーションは、図21に示すようなアップデートキットをネットワーク等から取得して、仮想パッケージの構築を要求し、仮想パッケージ構築状態に応じた特典選択メニューを表示する機能を有する。また、BD−Jアプリケーションの実体であるJARファイルには、図27の(a)、(b)に示す特典選択メニューを表示するためのPNGファイルが含まれている。
また、本実施形態1では、状態シグナリングファイルに割り当てるVFSファイルパスを、予め決められた固定ファイルパスにしている。このためBD−Jアプリケーションは常に同一のファイルパスを使って、仮想パッケージ構築状態を正しく判断することができる。状態シグナリングファイルのVFSファイルパスを固定ファイルパスとすることによって更に、ひとつのアプリケーションで複数のアップデートキットを利用することや、複数のアプリケーションで同じアップデートキットを利用することが容易となる。
実施形態1では、1つのBD−Jアプリケーションに対して1つのアップデートキットを用いて仮想パッケージを構築した。しかし、同一のBD−Jアプリケーションに対応する複数のアップデートキットを用意することで、1つのBD−Jアプリケーションから複数種類の仮想パッケージを構築することも可能である。本実施形態2では、複数のアップデートキットを用いて1つのBD−Jアプリケーションから複数種類の仮想パッケージを構築する状況での本発明の実施の形態について説明する。
ここで、Update01の状態シグナリングファイル42、Update02の状態シグナリングファイル44は、それぞれ図19の書式で、属するアップデートキッの内容に関する情報が記載されている。
図29は、Update01、及びUpdate02を用いて構築する仮想パッケージを模式的に示す図である。本図に示す例では、ROMディスク上に映画本編、特典映像が記録されている。また、Update01として、SDメモリカード上に日本語字幕、新作映画の予告編、ボーナスゲームに関するファイルが記録されており、Update02にとして、SDメモリカード上に中国語字幕、中国向け映画の予告編に関するファイルが記録されている。このような場合に構築することが出来る仮想パッケージとしては、ROMディスク上の映画本編、特典映像と、ローカルストレージ上の日本語字幕、新作映画の予告編、ボーナスゲームがあたかも1つのディスクに記録されているかのように、映像の出力や画面表示を実行することができる仮想パッケージ(1)と、ROMディスク上の映画本編、特典映像と、ローカルストレージ上の中国語字幕、中国向け映画の予告編があたかも1つのディスクに記録されているかのように、映像の出力や画面表示を実行することができる仮想パッケージ(2)の、二つの異なる仮想パッケージがある。なお、仮想パッケージの構築に複数のアップデートキットを同時に利用することは出来ない。すなわち、一回の仮想パッケージの構築には、Update01とUpdate02の何れか一方のアップデートキットしか利用することはできず、利用するアップデートキットを変更するためには、仮想パッケージを構築しなおすことが必要となる。
なお、図19のファイルに記録する情報は、必要に応じて追加あるいは削除してもよい。例えば、対象ROMディスクのOrganizationID、DiscIDなどは、削除してもよいし、複数記録することが出来るようにしてもよい。また、アップデートキットの内容を示す情報は、マージ管理情報ファイルなどの他のファイルに記録するようにしても良い。
図30は、実施形態2に係る仮想パッケージ構築状態判定処理の処理手順を示す。本フローチャートにおけるステップS21乃至ステップS25の手順は、実施形態1において図25を用いて説明した仮想パッケージ構築状態判定処理と同様の手順である。
尚、ステップS27の判断のために利用するアップデートキットの内容が記録されたファイルは、状態シグナリングファイルとは異なるファイル、例えば、状態シグナリングファイルのようにアップデートキットに属するファイルや、別途、再生装置内蔵の記録媒体に記録されているファイルやBD−Jアプリケーション内のデータファイルであってもよい。ただし、アップデートキットの内容を示す情報を、仮想パッケージ構築状態判定に用いるファイルと同一とファイルに記録しておけば、仮想パッケージ構築状態判定と、使用中のアップデートキットの判定とを、1度のファイルリードで実行することができる。なぜなら、状態シグナリングファイルは、仮想パッケージ構築状態の判定のためにステップS23で読み出し命令が発行されている。そのため、状態シグナリングファイルにアップデートキットの内容を記録しておけば、ステップS24において仮想パッケージが有効状態であると判定された後に、ステップS26で改めて読み出し命令を発行する必要がない。このように、仮想パッケージ構築状態の判定に用いるファイルと、アップデートキットの内容を記録するファイルを同一のものとすることで、効率のよい処理が可能となる。
以上のように実施形態2では、複数のアップデートキットを用いて1つのBD−Jアプリケーションから複数種類の仮想パッケージを構築できる状況で、状態シグナリングファイルの内容を確認することによって、現在構築されている仮想パッケージが利用するアップデートキットを特定する構成について説明した。この構成では、複数のアップデートキットの状態シグナリングファイルが、仮想パッケージ上の同一のファイルパスとなるように、何れのマージ管理情報ファイルのマッピング情報においても、状態シグナリングファイルに同一のVFSファイルパス(BDMV/JAR/11111/VFSData.info)を割り当てている。これにより、どのアップデートキットが使用されている場合にも、BD−Jアプリケーションは常に同じファイルパスで状態シグナリングファイルの内容を確認することが可能になる。
本実施形態3では、本発明にかかる記録装置および記録方法を実施するための形態について説明する。
ここで説明する記録装置は、オーサリング装置と呼ばれるものであり、映画コンテンツの頒布のために制作スタジオに設置され、オーサリングスタッフの使用に供される。オーサリングスタッフからの操作に従い、MPEG規格に従い圧縮符号化されたデジタルストリーム及びどのように映画タイトルを再生するかを記したシナリオを生成し、これらのデータを含むBD−ROM向けのボリュームイメージとアップデートキットを生成するというのが、本発明にかかる記録装置の使用形態である。本発明にかかる記録装置は、実施の形態1で説明した記録媒体やアップデートキットを生成することを目的とする。
BD−J制作部53は、BD−Jアプリケーションをプログラミングする手段である。GUI等のユーザインターフェースを通じて、ユーザからの要求に従って、BD−Jアプリケーションプログラムのソースコードを作成し、BD−Jアプリケーションを作成する。このとき、BD−Jアプリケーションプログラムには、図23の状態シグナリングファイル位置情報21となるデータファイルが外部ファイルとして組み込まれる。
なお、BD−ROMシナリオデータからも同様に、作成するBD−ROMディスクイメージを特定するための情報を含むファイルの作成を行ってもよい。
アップデートキット制作部57は、差分抽出部56と仮想パッケージ差分ディスクイメージを元に前述で説明したアップデートキットのデータフォーマットに合うようにマージ管理情報ファイルや署名情報ファイルやネットワークプレイリストやクリップを作成し、BD−ROM規格に準拠したフォーマットでファイルやディレクトリを配置する。ここで作成するマージ管理情報ファイルには、状態シグナリングファイルのVFSファイルパスとして、「BDMV/JAR/11111/VFSData.info」が記録される。
ステップS101において、素材制作部51はビデオストリーム、オーディオストリーム、IGストリーム、PGストリームを生成する。
ステップS102において、シナリオ生成部52は、インデックスファイル、ムービーオブジェクトファイル、プレイリストファイルなど再生シナリオを記述するBD−ROMシナリオデータを作成する。
ステップS104において、多重化処理部54はBD−ROMシナリオデータを元にAVクリップとクリップ情報ファイルを作成する。
ステップS105において、フォーマット処理部55は、BD−ROMシナリオデータ、変形AVクリップ、クリップ情報ファイル、復元バイトコードデータを、BD−ROM規格のファイル・ディレクトリ構造に並び替え、BD−ROM規格準拠のディスクイメージを作成する。
ステップS201において、素材制作部51は仮想ファイルシステムに必要なビデオストリーム、オーディオストリーム、IGストリーム、PGストリームを生成する。
ステップS202において、シナリオ生成部52は仮想ファイルシステム作成後のインデックスファイル、ムービーオブジェクトファイル、プレイリストファイル、ネットワークプレイリストファイルなど再生シナリオを記述するシナリオデータを作成する。
ステップS204において、BD−J制作部53は、仮想ファイルシステム作成後のBD−Jアプリケーションのプログラムを作成する。
ステップS205において、多重化処理部54は差分データを元にAVクリップとクリップ情報ファイルを作成する。
なお、ここで作成するファイルにはキーとなる情報のみを記録しておいて、そのキーと関連付けてアップデートキットを一意に特定するための情報を、別のファイルやデータベースとして作成するようにしてもよい。
尚、本発明を上記の実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)本発明は、各実施形態で説明したフローチャートの処理手順が開示する再生装置の制御方法、記録装置の制御方法であるとしてもよい。また、前記処理手順でコンピュータを動作させるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
(2)実施形態1、2では、BD−Jアプリケーションによるメニュー表示について、仮想パッケージ構築状態に応じてその機能を制限することを説明した。
ローカルストレージ上のADA(アプリケーションデータエリア)領域へのユーザ情報(アカウント名、メールアドレスなど)の記録、ゲームスコアや操作履歴(初回視聴時のみに再生する警告の再生状況や、過去に視聴したディスク履歴など)、キャッシュ情報の記録等のように、BD−Jアプリケーションが、ローカルストレージ上に読み書きが必要なデータを記録する場合や、ローカルストレージ上のファイルを字幕、音声、映像等データとして再生するなど、仮想ファイル制御部20を介したローカルストレージ上のファイルへのアクセスの必要がない場合である。
(5)BD−ROMディスクは、図2に示したファイル構成に加えて、ディスクを代表する画像イメージとテキスト情報がセットになったディスク情報ファイル(CCC.DINFO)を記録すよう構成してもよい。
再生装置にこのような機能を実装する場合、ディスク情報ファイルと同様の情報が記録されている状態シグナリングファイルを利用することで、再生装置のGUI画面等で、アップデートキットの内容を表示できると共に、ユーザがアップデートキットを消去するためのGUIとして利用できる。
システムLSIとは、高密度基板上にベアチップを実装し、パッケージングしたものをいう。複数個のベアチップを高密度基板上に実装し、パッケージングすることにより、あたかも1つのLSIのような外形構造を複数個のベアチップに持たせたものも、システムLSIに含まれる(このようなシステムLSIは、マルチチップモジュールと呼ばれる。)。
これらのピンは、他の回路とのインターフェイスとしての役割を担っている。システムLSIにおけるピンには、こうしたインターフェイスの役割が存在するので、システムLSIにおけるこれらのピンに、他の回路を接続することにより、システムLSIは、再生装置102の中核としての役割を果たす。
システムLSIのアーキテクチャは、Uniphierアーキテクチャに準拠させるのが望ましい。
・データ並列プロセッサDPP
これは、複数の要素プロセッサが同一動作するSIMD型プロセッサであり、各要素プロセッサに内蔵されている演算器を、1つの命令で同時動作させることで、ピクチャを構成する複数画素に対するデコード処理の並列化を図る。
これは、命令RAM、命令キャッシュ、データRAM、データキャッシュからなる「Local Memory Controller」、命令フェッチ部、デコーダ、実行ユニット、レジスタファイルからなる「Processing Unit部」、複数アプリケーションの並列実行をProcessingUnit部に行わせる「Virtual Multi Processor Unit部」で構成される。
これは、ARMコア、外部バスインターフェイス(Bus Control Unit:BCU)、DMAコントローラ、タイマー、ベクタ割込コントローラといった周辺回路、UART、GPIO(General Purpose Input Output)、同期シリアルインターフェイスなどの周辺インターフェイスで構成される。
これは、USBインターフェイスやATAPacketインターフェイスを介して、外部バス上に接続されたドライブ装置、ハードリディスクドライブ装置、SDメモリカードドライブ装置とのデータ入出力を行う。
・AVI/Oブロック
これは、オーディオ入出力、ビデオ入出力、OSDコントローラで構成され、テレビ、AVアンプとのデータ入出力を行う。
これは、外部バスを介して接続されたSD-RAMの読み書きを実現するブロックであり、各ブロック間の内部接続を制御する内部バス接続部、システムLSI外部に接続されたSD-RAMとのデータ転送を行うアクセス制御部、各ブロックからのSD-RAMのアクセス要求を調整するアクセススケジュール部からなる。
そうして、各構成要素を具現化してゆけば、回路素子やIC,LSI間を接続するバスやその周辺回路、外部とのインターフェイス等を規定する。更には、接続線、電源ライン、グランドライン、クロック信号線等も規定してゆく。この規定にあたって、LSIのスペックを考慮して各構成要素の動作タイミングを調整したり、各構成要素に必要なバンド幅を保証する等の調整を加えながら、回路図を完成させてゆく。
こうして実装設計が行われ、基板上のレイアウトが確定すれば、実装設計結果をCAMデータに変換して、NC工作機械等の設備に出力する。NC工作機械は、このCAMデータを基に、SoC実装やSiP実装を行う。SoC(System on chip)実装とは、1チップ上に複数の回路を焼き付ける技術である。SiP(System in Package)実装とは、複数チップを樹脂等で1パッケージにする技術である。以上の過程を経て、本発明に係るシステムLSIは、各実施形態に示した再生装置102の内部構成図を基に作ることができる。
FPGAを用いてシステムLSIを実現した場合は、多数のロジックエレメントが格子状に配置されており、LUT(Look Up Table)に記載されている入出力の組合せに基づき、縦・横の配線をつなぐことにより、各実施形態に示したハードウェア構成を実現することができる。LUTは、SRAMに記憶されており、かかるSRAMの内容は、電源断により消滅するので、かかるFPGAの利用時には、コンフィグ情報の定義により、各実施形態に示したハードウェア構成を実現するLUTを、SRAMに書き込ませる必要がある。
本実施の形態は、ミドルウェアとシステムLSIに対応するハードウェア、システムLSI以外のハードウェア、ミドルウェアに対するインターフェイスの部分、ミドルウェアとシステムLSIのインターフェイスの部分、ミドルウェアとシステムLSI以外の必要なハードウェアへのインターフェイスの部分、ユーザインターフェースの部分で実現し、これらを組み込んで再生装置を構成したとき、それぞれが連携して動作することにより特有の機能が提供されることになる。
102 再生装置
103 テレビ
104 リムーバブルメディア
105 リモコン
1 BD−ROMドライブ
2a リードバッファ(1)
2b リードバッファ(2)
3 ローカルストレージ
4 システムターゲットデコーダ
5a プレーンメモリセット
5b プレーン合成部
6 HDMI送受信部
7 再生エンジン
7a 再生制御エンジン
7b 再生制御部
9 管理情報メモリ
10 レジスタセット
11 プログラム実行部
12 プログラムメモリ
13 HDMVモジュール
13 ネットワークモジュール
14 BD−Jプラットフォーム
15 ミドルウェア
16 モード管理モジュール
17 ユーザイベント処理部
19 不揮発メモリ
20 仮想ファイル制御部
21 状態シグナリングファイル位置情報
22 仮想パッケージ構築状態判定部
23 メニュー表示部
31 状態シグナリングファイル
41 マージ管理情報ファイル
42 状態シグナリングファイル
43 マージ管理情報ファイル
44 状態シグナリングファイル
51 素材制作部
52 シナリオ生成部
53 BD−J制作部
54 多重化処理部
55 フォーマット処理部
56 差分抽出部
57 アップデートキット制作部
Claims (13)
- リードオンリー型記録媒体からアプリケーションプログラムを読み出す読出手段と、
読み出されたアプリケーションプログラムを起動させるプログラム実行手段と、
ローカルストレージの装着及び取り外しが可能な装着手段と、
リードオンリー型記録媒体のファイル構成に、ローカルストレージのファイル構成を組合せることにより仮想パッケージを構築する仮想ファイル制御手段とを備え、
前記ローカルストレージには、状態シグナリングファイルが存在し、
前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスは、リードオンリー型記録媒体には存在しないファイルのファイルパスであり、
前記プログラム実行手段は、ローカルストレージが装着されている場合に、仮想パッケージにおけるファイルパスを用いて状態シグナリングファイルのアクセスを試みることにより、仮想パッケージが準備状態にあるか、又は、有効状態にあるかを判定する
ことを特徴とする再生装置。 - 前記仮想ファイル制御手段は、
仮想パッケージを構築後に前記ローカルストレージが取り外され、アプリケーションプログラムの実行中にローカルストレージが再装着された場合、前記仮想パッケージを準備状態にし、
ローカルストレージの再装着後にアプリケーションプログラム起動された場合、準備状態の仮想パッケージを有効状態にする
ことを特徴とする請求項1記載の再生装置。 - 前記仮想パッケージにおけるファイルパスを用いた状態シグナリングファイルのアクセスとは、前記仮想ファイル制御手段により状態シグナリングファイルに割り当てられる固定ファイルパスを用いて、状態シグナリングファイルの読み出しを要求することである
ことを特徴とする請求項2記載の再生装置。 - 前記仮想パッケージにおけるファイルパスを用いた状態シグナリングファイルへのアクセス試行は、前記アプリケーションプログラムの起動時に実行される
ことを特徴とする請求項3の再生装置。 - 前記アプリケーションプログラムは、仮想パッケージを通じてローカルストレージをアクセスすることで、リードオンリー型記録媒体にはない付加機能を、前記プログラム実行手段に供給させるものであり、
仮想パッケージが準備状態である場合、前記プログラム実行手段は、ユーザによる付加機能の選択を抑制し、
仮想パッケージが有効状態である場合、前記プログラム実行手段は、ユーザによる付加機能の選択を受け付ける
ことを特徴とする請求項3記載の再生装置。 - 前記状態シグナリングファイルは、テキストファイルである、
ことを特徴とする請求項3記載の再生装置。 - ローカルストレージには更に、前記仮想パッケージとは異なる他の仮想パッケージの構築に用いるファイルと、前記他の仮想パッケージに関する代替状態シグナリングファイルとが記録されており、
前記他の仮想パッケージにおける代替状態シグナリングファイルのファイルパスは、前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスと同じファイルパスであり、
前記仮想ファイル制御手段は、前記仮想パッケージ及び前記他の仮想パッケージの何れか一方を構築し、
前記プログラム実行手段は、ローカルストレージが装着されている場合に、前記ファイルパスにてファイルアクセスを試みることにより、前記仮想パッケージ及び前記他の仮想パッケージの何れが有効状態にあるかを判定する
ことを特徴とする請求項3の再生装置。 - リードオンリー型記録媒体からアプリケーションプログラムを読み出す読出手段、及びローカルストレージの装着、取り外しが可能な装着手段を有する再生装置を制御する集積回路であって、
読み出されたアプリケーションプログラムを起動させるプログラム実行手段と、
リードオンリー型記録媒体のファイル構成に、ローカルストレージのファイル構成を組合せることにより仮想パッケージを構築する仮想ファイル制御手段とを備え、
前記ローカルストレージには、状態シグナリングファイルが存在し、
前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスは、リードオンリー型記録媒体には存在しないファイルのファイルパスであり、
前記プログラム実行手段は、ローカルストレージが装着されている場合に、仮想パッケージにおけるファイルパスを用いて状態シグナリングファイルのアクセスを試みることにより、仮想パッケージが準備状態にあるか、又は、有効状態にあるかを判定する
ことを特徴とする集積回路。 - リードオンリー型記録媒体からアプリケーションプログラムを読み出す読出手段、及びローカルストレージの装着、取り外しが可能な装着手段を有する再生装置における再生方法であって、
リードオンリー型記録媒体からアプリケーションプログラムを読み出す読出ステップと、
読み出されたアプリケーションプログラムを起動させるプログラム実行ステップと、
リードオンリー型記録媒体のファイル構成に、装着手段に装着されたローカルストレージのファイル構成を組合せることにより仮想パッケージを構築する仮想ファイル制御ステップと、
ローカルストレージが装着されている場合に、前記ローカルストレージに記録されている状態シグナリングファイルに、仮想パッケージにおけるファイルパスを用いてアクセスを試みることにより、仮想パッケージが準備状態にあるか、又は、有効状態にあるかを判定する判定ステップとを含み、
前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスは、リードオンリー型記録媒体には存在しないファイルのファイルパスである
ことを特徴とする再生方法。 - リードオンリー型記録媒体からファイルを読み出す読出手段と、ローカルストレージの装着及び取り外しが可能な装着手段と、リードオンリー型記録媒体のファイル構成に、ローカルストレージのファイル構成を組合せることにより仮想パッケージを構築する仮想ファイル制御手段とを備える再生装置を制御するプログラムであって、
前記ローカルストレージには、状態シグナリングファイルが存在し、
前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスは、リードオンリー型記録媒体には存在しないファイルのファイルパスであり、
前記プログラムは、ローカルストレージが装着されている場合に、仮想パッケージにおけるファイルパスを用いて状態シグナリングファイルのアクセスを試みることにより、仮想パッケージが準備状態にあるか、又は、有効状態にあるかを判定する処理を、再生装置に実行させる
ことを特徴とするプログラム。 - アプリケーションプログラムが記録された記録媒体であって、
前記アプリケーションプログラムは、
当該記録媒体のファイル構成に他の記録媒体のファイル構成を組合せることにより仮想パッケージを構築する再生装置に、
前記他の記録媒体に記録されている状態シグナリングファイルに仮想パッケージにおけるファイルパスを用いてアクセスを試みることにより、仮想パッケージが準備状態にあるか、又は、有効状態にあるかを判定させる処理を含み、
前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスは、当該記録媒体には存在しないファイルのファイルパスである
ことを特徴とする記録媒体。 - オーサリング装置であって、
ストリームデータを生成する手段と、
前記ストリームデータの再生シナリオを記述するシナリオデータを生成する手段と、
前記再生シナリオにおいて実行すべきアプリケーションプログラムを生成する手段と、
前記ストリームデータ、前記シナリオデータ、及び前記アプリケーションプログラムのそれぞれを含むファイルを配置したリードオンリー型記録媒体のディスクイメージを生成する手段とを備え、
前記アプリケーションプログラムは、
前記ディスクイメージのファイル構成に他の記録媒体のファイル構成を組合せることにより仮想パッケージを構築する再生装置に、
前記他の記録媒体に記録されている状態シグナリングファイルに仮想パッケージにおけるファイルパスを用いてアクセスを試みることにより、仮想パッケージが準備状態にあるか、又は、有効状態にあるかを判定させる処理を含み、
前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスは、前記リードオンリー型記録媒体のディスクイメージには存在しないファイルのファイルパスである
ことを特徴とするオーサリング装置。 - オーサリング方法であって、
ストリームデータを生成するステップと、
前記ストリームデータの再生シナリオを記述するシナリオデータを生成するステップと、
前記再生シナリオにおいて実行すべきアプリケーションプログラムを生成するステップと、
前記ストリームデータ、前記シナリオデータ、及び前記アプリケーションプログラムのそれぞれを含むファイルを配置したリードオンリー型記録媒体のディスクイメージを生成するステップとを含み、
前記アプリケーションプログラムは、
前記ディスクイメージのファイル構成に他の記録媒体のファイル構成を組合せることにより仮想パッケージを構築する再生装置に、
前記他の記録媒体に記録されている状態シグナリングファイルに仮想パッケージにおけるファイルパスを用いてアクセスを試みることにより、仮想パッケージが準備状態にあるか、又は、有効状態にあるかを判定させる処理を含み、
前記仮想パッケージにおける状態シグナリングファイルのファイルパスは、前記リードオンリー型記録媒体のディスクイメージには存在しないファイルのファイルパスである
ことを特徴とするオーサリング方法。
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