JP5444374B2 - 協調ビーム形成方法、協調ビーム形成装置、および協調ビーム形成基地局 - Google Patents

協調ビーム形成方法、協調ビーム形成装置、および協調ビーム形成基地局 Download PDF

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Description

本発明は、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト分野に関し、より詳細には、MBMS(マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス)のビームGoBの固定グリッドに基づく協調ビーム形成方法、協調ビーム形成装置、および協調ビーム形成基地局に関する。
BF(ビーム形成)の概念は、スマート・アンテナ(SA)に由来する。SAの基本的原理は、半波長距離アンテナ・アレイのチャネル・インパルス応答の相関を使用する送信機におけるプロセスを介して指向性ビームを形成して、受信機におけるSNRを大きくし、システムのカバレッジエリアを拡大することである。従来のBFは、通常、単一の信号ストリームに作用している、つまり、送信信号に重み係数が掛けられ、その後、複数のアンテナを介して伝送される。通常、そのような利得は、アレイ利得と呼ばれる。次に、BFの詳細な意味が、MIMOシステムの継続的な、より深い研究とともに拡大し、MIMOシステムにおいて、アンテナの距離は、半波長に限定されず、4波長/10波長などであることが可能である。これらの事例において、チャネル・マトリックスの相関は、概ね弱まり、この非相関がダイバーシティ利得をもたらすことが可能であり、通常の方法は、STBC(時空間ブロック符号)であり、この非相関は、多重化利得をもたらすことも可能であり、通常の方法は、vブラストである。この意味で、BFは、MIMOのプリコーディングと同一の意味を有し、つまり、そのようなBFは、プリコーディングの実施の仕方と見なされることが可能である。特性根BFなどの一般的なBF動作の仕方、その通常の意味は、BFベクトルが、チャネルの二次の静的情報(すなわち、チャネルの相関マトリックス)を使用する特異値分解(SVD)を介して算出されることである。単一のストリームが送信される場合、最大特性値に対応する特性ベクトルがBFベクトルとして選択され、複数のストリームが送信される場合、特性ベクトルは、サイズの順に応じて順次に選択される。MU(複数ユーザ)MIMOの場合、BFは、SDMA(空間分割多元接続)と等しいことが可能であり、BFマトリックスまたはプリコーディング・マトリックスは、単一のユーザのSINRを最大化する必要があり、さらに可能な限り、ユーザ間の干渉を小さくし、さらに一般的なアルゴリズムは、ブロック対角(BD)ゼロ強制アルゴリズムなどである。
3GPP LTEのR8において、MBMSは、通常、2つのシナリオ、つまり、単一セル(SC)伝送およびマルチメディア・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)伝送によって展開されてきた。LTEのLTE−A(LTE−Advanced)への進化とともに、さらに強化されたMBMSが、LTE−A要件文書において、すなわち、2008年6月30日〜7月4日に開催された前回のワルシャワ会議の結論によるTR36.814の枠組みにおいて要求されている。
SC MBMS伝送の場合、いくつかの高度な物理層技術、例えば、HARQ、リンク適応、およびマルチアンテナ技術などが、端末装置(ユーザ機器UE)から基地局(eNB)への無線インタフェースを介するいくつかのフィードバックを使用して、UEの受信パフォーマンスを向上させるのに使用されることが可能である。改良された技術の1つとして、出願番号PCT/CN2008/001443を有する発明のPCT特許出願において「ハイブリッド・スキーム」が提案されており、この「ハイブリッド・スキーム」は、開ループ送信ダイバーシティ、着信方向(DoA)ベースのビーム形成、およびHARQの組合せと見なされることが可能である。別の典型的な例が、出願番号PCT/CN2008/001441を有する発明のPCT特許出願によって提案される、SC MBMSのためのGoB(ビームのグリッド)に基づくビーム形成動作を実施することである。
SC MBMSに関する2種類の既存のスキーム、つまり、開ループ送信ダイバーシティおよびマクシミン・ビーム形成と比べて、出願番号PCT/CN2008/001441およびPCT/CN2008/001443を有する発明のPCT特許出願における強化されたアルゴリズムによって明白なパフォーマンス向上が得られているものの、主に、MBMSユーザのすべてが、物理リソースに対して実行されるいずれの動作も、MBMS受信側ユーザのすべてに同期で作用しているようにするように、同一の物理時間周波数リソースを共有するという理由で、もたらされるパフォーマンス向上は、依然として、限られる。ユーザの分布のランダムな性質を理由として、マクシミン・ビーム形成などの技術が使用される場合、主ビームは、最悪のユーザに向けられるが、複数の他のユーザは、多分、主ビームのサイドローブに位置している可能性がある。この点が、図1および図2でさらに説明されることが可能である。図1は、単一セルMBMS伝送モデルの概略図を示す。関心対象のMBMSユーザのすべてが、図1に示される、共有される物理時間周波数リソース上でMBMSサービスを受け、このため、いずれの動作もすべてのMBMSユーザに影響を与える。出願番号PCT/CN2008/001441およびPCT/CN2008/001443を有する発明の出願における2つの強化されたアルゴリズムの中核は、ビーム形成のスマートな使用である。eNBにおける4つの送信アンテナ、および8つの送信アンテナの下における正規化された平均ビーム・パターンが図2に示される。図2から、主ビーム・パターンは、アンテナ数の増加とともに、より狭くなることが明らかである。前述の狭いビームが、一部のユーザまたはユーザ・グループに向けられるように使用される場合はいつでも、他のユーザまたはユーザ・グループが、主ビームのサイドローブに位置していて、セル内のユーザの分布の散らばり、すなわち、ランダムな性質のため、パフォーマンス損失を被る可能性がある。
前述の分析の結果、パフォーマンス向上は、依然として、限られ、より高度な技術が調査される必要がある。
国際出願第PCT/CN2008/001443号 国際出願第PCT/CN2008/001441号
TR36.814、ワルシャワ会議、2008年6月30日〜7月4日
本発明において、SC MBMSに関するさらなるパフォーマンス向上のための新たな方法、すなわち、単一セルMBMSの受信パフォーマンスをさらに向上させることが可能な、固定ビーム・グリッドGoBに基づく協調ビーム形成を実行することが提案される。
本発明の第1の態様によれば、協調ビーム形成方法が提案され、この方法は、以下のステップ、すなわち、ユーザをセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化するステップと、重ね合わせ符号化に基づいてセル中心ユーザ・グループ多重化を実行するステップと、セル縁端ユーザ・グループに関して固定ビーム・グリッドGoBに基づく協調ビーム形成動作を実行するステップとを備える。
好ましくは、ユーザ・グループを、測定レポートに基づいてセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化すること。
好ましくは、測定レポートは、基準信号受信電力RSRPまたは基準信号受信品質RSRQである。
好ましくは、測定レポートの中のRSRP測定値またはRSRQ測定値が所定のしきい値より低い場合、ユーザは、セル縁端ユーザ・グループに入れられ、そうではない場合、ユーザは、中心ユーザ・グループに入れられる。
好ましくは、重ね合わせ符号化法は、電力割当て重ね合わせ符号化、コンステレーション・ローテーション重ね合わせ符号化、伝送レート重ね合わせ符号化、インタリーブ重ね合わせ符号化、および異なるビットレートの重ね合わせ符号化である。
好ましくは、GoBに基づく協調ビーム形成ステップは、以下を備える。すなわち、
ビーム・クラスタを事前定義すること、
セル縁端ユーザにサービスを提供するターゲット・セクタを決定すること、
ターゲット・セクタのセクタ・クラスタに応じてターゲット・セクタ内のセル縁端MBMSユーザのすべてを分類して、セクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザを形成すること、
各セル縁端MBMSユーザ・クラスに関して、
セル縁端MBMSユーザ・クラスの中のセル縁端MBMSユーザのすべてをセットに分割し、各セル縁端MBMSユーザ・セットは、同様のPMI測定値を有すること、
ターゲット・セクタが、セル縁端MBMSユーザ・クラスに対応するセクタ・クラスタの中の各セクタに協調要求を送信し、協調要求は、いずれのセル縁端MBMSユーザ・セットに、このセクタ・クラスタの中の1つのセクタが協調セクタとしてサービスを提供すべきかという情報を備えること、
ターゲット・セクタが、協調ネゴシエーションが成功した後、伝送される必要がある共通データを各協調セクタに転送すること、
すべての協調セクタが、GoBに基づくビーム形成動作を使用して、このセル縁端MBMSユーザ・クラスにデータを伝送すること。
好ましくは、ターゲット・セクタ、およびターゲット・セクタが位置するセクタ・クラスタの中のセクタにおける共通コードブックを事前定義することによってビーム・クラスタを事前定義すること。
好ましくは、或るセクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスは、他のセクタ・クラスタより、そのセクタ・クラスタに近い。
好ましくは、すべての縁端MBMSユーザは、ターゲット・セクタ、およびターゲット・セクタのセクタ・クラスタの中のセクタのすべてに対応するPMI測定値を同時に測定して、MBMSユーザの最適のPMIを獲得し、さらに縁端MBMSユーザは、その最適なPMIをターゲット・セクタにフィードバックする。
好ましくは、長期SINR計算に基づいて最適なPMIを獲得すること。
好ましくは、協調要求は、最終協調中に使用されるPMI値を協調セクタに示す、PMI値適用の情報をさらに備える。
好ましくは、ターゲット・セクタは、伝送される必要がある共通データを、基地局間のX2インタフェースを介して各協調セクタに転送する。
本発明の別の態様によれば、協調ビーム形成デバイスが提案され、このデバイスは、ビーム・クラスタを事前定義するための手段と、セル縁端ユーザにサービスを提供するターゲット・セクタを決定するための、セクタ・サービスを決定するための手段と、ターゲット・セクタのセクタ・クラスタに応じてターゲット・セクタ内のセル縁端MBMSユーザのすべてを分類し、さらにセクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスを形成するための、セクタ・クラスタを分類するための手段と、セル縁端MBMSユーザ・クラスの中のセル縁端MBMSユーザのすべてをセットに分割するための、各セル縁端MBMSユーザ・セットが同様のPMI測定値を有する、セル縁端MBMSユーザ・セットを分割するための手段と、ターゲット・セクタが、セル縁端MBMSユーザ・クラスに対応するセクタ・クラスタの中の各セクタに協調要求を送信し、協調要求は、いずれのセル縁端MBMSユーザ・セットに、このセクタ・クラスタの中の1つのセクタが協調セクタとしてサービスを提供すべきかという情報を備える、協調要求を送信するための手段と、ターゲット・セクタが、協調ネゴシエーションが成功した後、伝送される必要がある共通データを各協調セクタに転送する、共通データを転送するための手段と、すべての協調セクタが、GoBに基づくビーム形成動作を使用して、このセル縁端MBMSユーザ・クラスにデータを伝送する、協調セクタのデータ伝送のための手段とを備える。
好ましくは、ビーム・クラスタを事前定義するための手段は、ターゲット・セクタ、およびターゲット・セクタが位置するセクタ・クラスタの中のセクタにおける共通コードブックを事前定義することによってビーム・クラスタを事前定義する。
好ましくは、或るセクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスが、他のセクタ・クラスタより、そのセクタ・クラスタに近くなるようにターゲット・セクタのセクタ・クラスタを決定すること。
好ましくは、すべての縁端MBMSユーザは、セクタ・クラスタを分類するための手段を介して、ターゲット・セクタ、およびターゲット・セクタのセクタ・クラスタの中のセクタのすべてに対応するPMI測定値を同時に測定して、MBMSユーザの最適のPMIを獲得し、さらに縁端MBMSユーザが、その最適なPMIをターゲット・セクタにフィードバックする。
好ましくは、セクタ・クラスタを分類するための手段は、長期SINR計算に基づいて最適のPMIを獲得する。
好ましくは、協調要求を送信するための手段によって送信される協調要求は、最終協調中に使用されるPMI値を協調セクタに示す、PMI値適用の情報をさらに備える。
好ましくは、ターゲット・セクタは、伝送される必要がある共通データを、基地局間のX2インタフェースを介して各協調セクタに転送する。
本発明の実施形態によれば、ユーザをセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化するためのグループ化ユニットと、重ね合わせ符号化に基づいてセル中心ユーザ・グループ多重化を実行するための、セル中心ユーザのための処理ユニットと、前述した協調ビーム形成デバイスとを備える基地局が提案される。
従来技術と比べて、本発明の有益な効果は、以下のとおりである。すなわち、
1)MBMSユーザ・グループのすべてが共通の物理リソース上で同一のデータを受信するので、セル縁端MBMSユーザm−eのすべてが純粋なセル縁端ユニキャスト・ユーザと見なされることが可能である。したがって、これら2つの協調機構は、本質的な違いを有さない。
2)したがって、ネットワーク/協調MIMOのためのいくつかの協調機構が、協調ビーム形成動作、例えば、協調セクタにおける物理リソース協調、協調のための基準信号定義などのために有利である。
3)しかし、協調ビーム形成は、それでも、いくつかの独特の特徴、例えば、PMI(プリコーディング・マトリックス・インデックス)に基づいてフィードバックされるユーザ・グループ化などを有する。
特に、本発明による有益な効果は、以下のとおり詳細に説明される。すなわち、
i)例えば、異なるMBMSユーザ・グループが、サブフレーム・レベルに基づいて異なる物理リソース上にマップされ、この異なる物理リソースは、MBMSユーザのすべてが同一のリソースを共有する前のスキームとは異なる。したがって、異なるユーザ・グループに対する異なる動作が可能になり、大幅なパフォーマンス向上が予期される。
ii)セル中心ユーザに関して、それらのユーザのより高いSINRのため、重ね合わせ符号化が使用されることが可能であり、セル縁端ユーザ(すなわち、m−e)に関して、ネットワーク/協調MIMO機構が適用されることが可能であり、つまり、GoBに基づく協調ビーム形成が使用されることが可能である。
iii)セル縁端ユニキャスト・ユーザに関して、このスキームをサポートするシグナリング・オーバーヘッドは、ネットワーク/協調MIMOと同様である。
以下の図面を参照する限定的でない実施形態の詳細な説明により、本発明の以上、およびその他の目的、特徴、および利点が明白となろう。
単一セルMBMS伝送モデルを示す概略図である。 eNBにおける4送信アンテナおよび8送信アンテナの下で正規化された平均ビーム・パターンを示す図である。 本発明の実施形態による協調ビーム形成方法を使用するセル・トポロジを示す図である。 本発明の実施形態によるユーザ・グループ化を示す概略図である。 セル中心ユーザ(u−cおよびm−c)に関する重ね合わせ符号化を示す図である。 セル縁端ユーザ(m−e)のGoBに基づく協調ビーム形成を示す概略図である。 本発明の実施形態による協調ビーム形成方法を示す流れ図である。 GoBに基づく協調ビーム形成動作の詳細なステップを示す図である。 本発明の実施形態による協調ビーム形成デバイスを示す図である。 本発明の実施形態による基地局構造を示す図である。
以降、本発明は、これらの図面を参照して説明される。以下の説明において、いくつかの詳細な実施形態が、説明の目的でのみ使用され、これらの実施形態は、全く本発明の限定としてではなく、単に例として理解されるべきである。本発明の曖昧な理解を生じさせる可能性がある場合、従来の構造または構成は省略される。
本発明による概念を概説する前に、最初に、ユーザのすべて(ユニキャスト+MBMS)が以下の4種類に分類される。すなわち、(1)eNB近くのユニキャストUE、便宜上、この種類のユーザは、「u−c」と表される、(2)eNB近くのSC MBMS UE、便宜上、この種類のユーザは、「m−c」と表される、(3)セル縁端におけるユニキャストUE、便宜上、この種類のユーザは、「u−e」と表される、(4)セル縁端におけるSC MBMS UE、便宜上、この種類のユーザは、「m−e」と表される。
u−cユーザとm−cユーザは、同一のユーザであることが可能であるが、理解の都合上、これらのユーザは、異なるユーザとして想定されることが可能であり、このことは、u−eとm−eにも適し、u−cとu−eに関して、異なるデータがこれらのユーザに伝送されることは明白であるが、m−cとm−eに関して、同一のデータがこれらのユーザに伝送され、この場合、3種類のユーザ、つまり、u−cユーザ、m−cユーザ、およびm−eユーザだけが考慮されることに留意されたい。u−eユーザに関しては、ネットワーク/協調MIMOなどの、説明されている他のホット・スポット技術が使用されることが可能である。
本発明の概念の重要なポイントは、以下のとおりである。すなわち、MBMSユーザのすべてが、サブフレーム・レベルに基づいて、同一のリソースを共有する現行のスキームとは異なり、本発明では、異なるMBMSユーザ・グループは、異なるユーザ・グループの動作が可能になり、さらに大幅なパフォーマンス向上が予期されるように、異なる物理リソース上にマップされることである。
本発明の実施形態による方法は、以下の重要なステップを備える。すなわち、
ステップ1。ユーザ・グループ化をどのように実施するか。u−cユーザまたはm−c/m−eユーザに関して、サービングeNBが、測定レポート、例えば、RSRP(基準信号受信電力)および/またはRSRQ(基準信号受信品質)に基づいて、ユーザを異なるユーザ・グループに分類することが可能である。つまり、測定値(平均SINR、RSRQなどの)が所定のしきい値より低い場合、ユーザは、セル縁端ユーザ・グループに入れられ、そうではない場合、ユーザは、中心ユーザ・グループに入れられる。この所定のしきい値は、セル全体内のMBMSユーザ数に応じて、サービングeNBによって動的に、または半静的に調整されることが可能である。本発明によれば、2種類のユーザ・グループ、つまり、中心ユーザ・グループおよびセル縁端ユーザ・グループだけが考慮される。
ステップ2。中心ユーザ・グループ(u−c+m−c)をどのように操作するか:中心ユーザ・グループは、m−cユーザの他にu−cユーザをさらに備える。この種類のユーザ・グループに関して、m−cユーザとu−cユーザはともに、同一の物理リソースを共有する。つまり、中心ユーザ・グループは、より高いSINRを有するので、u−cユーザとm−cユーザの間の適切な電力割当てまたはコンステレーション・ローテーションを介する重ね合わせ符号化が、両方の種類のユーザを多重化するのに使用されることが可能である。
ステップ3。セル縁端ユーザ・グループ(m−e)をどのように操作するか:セル縁端ユーザ・グループのみがm−eユーザを備える。この種類のユーザ・グループに関して、セル縁端ユニキャスト・ユーザに関するネットワーク/協調MIMOに類似したGoBに基づく協調ビーム形成が規定されることが可能である。いくつかのセルの間の協調の存在のため、協調させられるセルの間の共通物理リソースが展開されることが可能である。現在まで、必要とされる共通物理リソースをどのように構成すべきかは、依然、未解決の問題であるが、ユニキャストに関するネットワーク/協調MIMOに類似した機構が、この場合、再使用されることが可能である。すべてのMBMSユーザm−eが、共通物理リソース上で同一の伝送データを受信するので、すべてのMBMSユーザm−eは、理解を簡単にするため、1名のセル縁端ユニキャスト・ユーザと見なされてもよい。その結果、m−eユーザに関するGoBに基づく協調ビーム形成動作は、セル縁端ユニキャスト・ユーザに関する説明されるCoMP(協調マルチポート)MIMO技術の下における特性と類似した特性を有し、したがって、本発明の方法によるGoBベースの協調ビーム形成が提案されることが可能である。
本発明によれば、同一の物理リソースを共有するその既存のSC MBMSスキームとは異なり、ユーザ・グループが、この場合、考慮され、異なるユーザ・グループが、異なるリソース上にマップされ、このため、異なるユーザ・グループに対して異なる動作が可能である。セル中心ユーザ、つまり、m−cユーザおよびu−cユーザに関して、それらのユーザの、より高いSINRのため、重ね合わせ符号化が使用されることが可能である。それらのセル縁端ユーザ、つまり、m−eに関して、ネットワーク/協調MIMO機構に類似した、GoBに基づく協調ビーム形成が使用されることが可能である。
図3は、セル・トポロジを示す。図3では、簡明のため、中心セルおよび最初の段の隣接セルだけが考慮される。図3に示されるとおり、セル1が中心セルであり、セル2乃至7が最初の段の隣接セルである、セル1乃至7が例示される。各セルは、3つのセクタを有する。この場合、SC MBMS伝送は、隣接干渉調整を伴う/伴わない単一セクタ伝送を意味する。
ユーザ・グループ化が図4に示される。この場合、中心セル1のセクタ1−2が、我々の関心対象のターゲット・セクタである。ユーザのすべて(つまり、u−c、m−c/m−e)が、図4に示されるとおり、RSRPおよび/またはRSRQなどの測定レポート、ならびに所定のしきい値に基づいて、2つの種類に分類されることが可能である。1つの種類は、セル中心ユーザ、つまり、破線内のu−cユーザおよびm−cユーザである。別の種類がセル縁端ユーザ、つまり、破線の外側のm−eユーザである。ユーザ・グループ化の後、異なるユーザ・グループに対する異なる動作が可能になる。
(中心ユーザ・グループ(u−c+m−c)に対する動作)
中心ユーザ(u−c+m−c)に関する重ね合わせ符号化が図5に示される。この場合、3名の中心ユニキャスト・ユーザ、および3名のMBMSユーザが、それぞれ、存在するものと想定する。中心ユニキャスト・ユーザおよびMBMSユーザの数はランダムである。図5から、u−cユーザとm−cユーザはともに、重ね合わせ符号化を介して同一の物理リソースを共有することを見て取ることが可能である。重ね合わせ符号化動作に関して、2つの典型的なアルゴリズム、例えば、u−cとm−cの間の適切な電力割当てまたはコンステレーション・ローテーションが、両方の種類のユーザを多重化するのに使用されることが可能である。スケジューリング期間中、すべての中心ユニキャスト・ユーザは、PF(比例公平)アルゴリズムまたはRR(ラウンド・ロビン)アルゴリズムを使用してスケジュールされることが可能であるが、MBMSに関する時間間隔パラメータTは、MBMSコンテンツの量、および構成されたMSC値によって決定されることが可能である。
(セル縁端ユーザ・グループ(m−e)に対する動作)
セル縁端ユーザ(m−e)に関するGoBに基づく協調ビーム形成が、図6に示される。一般性を失うことなく、この場合、8名のセル縁端MBMSユーザ、つまり、m−e1乃至m−e8が存在するものと想定する。
協調ビーム形成が導入される前、通信システムは、以下の状態にある。すなわち、
1)セル1のセクタ1−2が関心対象のターゲット・セクタであり、このセクタは、6つの直接の隣接セクタ、つまり、1−1、3−3、2−1、2−3、7−1、および1−3を有し、
2)事前構成の仕方を使用することによって、これらの6つの直接の隣接セクタは、図6における2つのセクタ・クラスタ、つまり、セクタ1−1、セクタ3−3、およびセクタ2−1を含む左斜線で表されるセクタ・クラスタaと、セクタ2−3、セクタ7−1、およびセクタ1−3を含む右斜線で表されるクラスタbに分割され、
3)ターゲット・セクタが変更されると、直接の隣接セクタも変わり、このため、両方のクラスタが再定義され、
4)それらすべてのセル縁端MBMSユーザ(つまり、m−e1乃至m−e8)が、クラスタbと比べてクラスタaにより近い場合、協調は、ターゲット・セクタ1−2とクラスタa内のセクタの間で実行される。それらすべてのセル縁端MBMSユーザが、クラスタaと比べてクラスタbにより近い場合、協調は、ターゲット・セクタ1−2とクラスタb内のセクタの間で実行される。これら2つのクラスタがともにセル縁端ユーザを有する場合、協調は、ターゲット・セクタ1−2と、6つの直接の隣接セクタ(クラスタaおよびクラスタbにそれぞれ属する)のすべての間で実行される。セクタ・クラスタを定義することの利点は、特に、セル縁端MBMSユーザの数が少ない場合、協調シグナリングが減らされ得ることであり、
5)一般性を失うことなく、セル縁端ユーザm−e1、m−e2、m−e3、およびm−e4だけが、この場合、考慮され、つまり、ターゲット・セクタ1−2とクラスタaの間の協調だけが考慮される。
この場合、GoBに基づく協調ビーム形成の詳細な手順は、以下のとおり説明される。すなわち、
a)最初に、共通コードブック、つまり、ビーム・グリッド(GoB)がターゲット・セクタ1−2、およびクラスタa内のセクタにおいて事前定義される。
b)受信機において、すべてのセル縁端MBMSユーザが、ターゲット・セクタ1−2、およびクラスタaの中のすべてのセクタに対応する測定値(例えば、長期SINR)を同時に測定して、このユーザに関する最適なPMIを獲得するようにする、つまり、この縁端ユーザにサービスを提供するのに最適であるセクタが、このユーザに関する測定を介して選択され、獲得されるようにする。このユーザは、同時に、その最適なPMIをターゲット・セクタにフィードバックする。
c)ターゲット・セクタ1−2において、前述したすべてのユーザのPMIフィードバック値に基づき、セル縁端MBMSユーザのすべてが複数のグループに分類され(この実施形態では、4名の縁端ユーザしか存在しないので、これら4名の縁端ユーザは、それぞれ、せいぜい4つの異なるグループに属する)、各グループ・ユーザは、同様のPMI測定特性を有し、例えば、同一のユーザ・グループに属するユーザの間のPMI差は、所定のしきい値1未満である。さらに、ユーザ分類が実行される際、異なるユーザ・グループ間のPMI差は、可能な限り大きく相対的に保たれなければならない(2つのユーザ・グループにそれぞれ属する任意の2名のユーザのPMI差は、所定のしきい値2より大きい)。最大ユーザ・グループ数は、以下のとおり協調セクタの数によって決定される。
d)ユーザ分類の後、ターゲット・セクタ1−2は、セクタ・クラスタaの中の各セクタに協調要求シグナリングを送信し、協調要求シグナリングは、以下を備える。すなわち、
i.いずれのユーザ・グループ(例えば、m−e1、m−e2、m−e3、およびm−e5を含む第3のユーザ・グループ)がその協調セクタによってサービスを提供されるべきかを協調セクタに知らせること、
ii.同時に、最終協調中の使用されるPMI値を協調セクタに知らせることである。
e)協調ネゴシエーションの成功の後、ターゲット・セクタ1−2が、伝送される必要がある共通データを、基地局間のX2インタフェースを介してセクタ・クラスタaの中の各協調セクタに転送する。
f)最後に、すべての協調セクタが、GoBに基づくビーム形成動作を使用して、前述したセル縁端MBMSのすべてにデータを伝送する。
図7は、本発明の実施形態による協調ビーム形成方法の流れ図を示す。図7に示されるとおり、MBMS固定ビーム・グリッドに基づく協調ビーム形成方法は、以下のステップ、すなわち、ユーザをセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化するステップ(S701)と、重ね合わせ符号化に基づいてセル中心ユーザ・グループ多重化を実行するステップと、セル縁端ユーザ・グループに関してGoBに基づく協調ビーム形成動作を実行するステップ(S703)とを備える。
ステップS701で、ユーザ・グループが、測定レポートに基づいて、セル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループに分類され、例えば、この測定レポートは、基準信号受信電力RSRP、基準信号受信品質RSRQであることが可能である。この測定レポートの中のRSRP測定値またはRSRQ測定値が、所定のしきい値より低い場合、ユーザは、セル縁端ユーザ・グループに入れられ、そうではない場合、ユーザは、中心ユーザ・グループに入れられる。例えば、測定値は、SINR測定値であることが可能である。
ステップS702で、重ね合わせ符号化が、電力割当て重ね合わせ、またはコンステレーション・ローテーション重ね合わせ、インタリーブ重ね合わせ、およびビットレート重ね合わせを使用して実行されることが可能である。共通重ね合わせ符号化は、通常、以下の4つの種類、すなわち、異なる電力を割り当てることによる重ね合わせ、コンステレーション・ローテーションによる重ね合わせ、異なるインタリーブ(例えば、IDMA)による重ね合わせ、異なるビットレートによる重ね合わせを有する。これらの重ね合わせ方法は、本発明に従ってステップS702ですべて適用されることが可能である。例えば、ステップS702で、セル中心ユーザ・グループが、同一の物理リソースを共有するように、重ね合わせ符号化に基づいてユニキャスト・サービス・ユーザと多重化されることが可能である。
ステップS703で、セル縁端ユーザ・グループの中のユーザが、PMIに応じて、異なるセクタ・クラスタにさらに分割され、同時に、セル・ターゲット・セクタ(それぞれ、同一のセクタ・クラスタの中にユーザを備える)に関して協調が実行される。
さらに、図8は、GoBに基づく協調ビーム形成動作の詳細なステップを示す。図8に示されるとおり、GoBに基づく協調ビーム形成のステップは、以下のサブステップ、すなわち、ビーム・クラスタを事前定義するサブステップ(S801)と、受信機において、いずれのセクタがセル縁端ユーザにサービスを提供するかを決定する、つまり、セル縁端ユーザにサービスを提供するターゲット・セクタを決定するサブステップ(S802)と、ターゲット・セクタのセクタ・クラスタに応じてターゲット・セクタの中のセル縁端MBMSユーザのすべてを分類し、セクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスを形成するサブステップ(S803)と、ユーザ分類の後、各セル縁端MBMSユーザ・クラスに関して、セル縁端MBMSユーザ・クラスの中のセル縁端MBMSユーザのすべてをセットに分割し、各セル縁端MBMSユーザ・セットは、同様のPMI測定値を有するサブステップ(S804)と、ターゲット・セクタが、セル縁端MBMSユーザ・クラスに対応するセクタ・クラスタの中の各セクタに協調要求を送信し、協調要求は、いずれのセル縁端MBMSユーザ・セットに、このセクタ・クラスタの中の1つのセクタが協調セクタとしてサービスを提供すべきかという情報を備えるサブステップ(S805)と、ターゲット・セクタが、協調ネゴシエーションの成功の後、伝送される必要がある共通データを各協調セクタに転送するサブステップ(S806)と、すべての協調セクタが、GoBに基づくビーム形成動作を使用して、このセル縁端MBMSユーザ・クラスにデータを伝送するサブステップ(S807)とを備える。
ステップS801で、ビーム・クラスタを事前定義するプロセスが、ターゲット・セクタ、およびターゲット・セクタが位置するセクタ・クラスタの中のセクタにおける共通コードブックを事前定義することによって達せられる。
ステップS802で、セクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスは、他のセクタ・クラスタと比べて、そのセクタ・クラスタにより近い。つまり、すべての縁端MBMSユーザが、ターゲット・セクタ1−2、およびターゲット・セクタ1−2が位置しているセクタ・クラスタaの中のセクタのすべてに対応するPMI測定値(例えば、長期SINR)を同時に測定して、そのユーザの最適なPMIを獲得し、縁端MBMSユーザが、同時に、その最適なPMIをターゲット・セクタ1−2にフィードバックする。つまり、この縁端ユーザにサービスを提供するのに最適であるセクタが、縁端MBMSユーザのユーザ測定を介して選択され、獲得される。
ステップS804で、前述したすべてのユーザのPMIフィードバック値に基づいて、各グループ・ユーザが同様のPMI測定値を有するようにセル縁端MBMSユーザのすべてがグループに分類される。ユーザ分類が実行される際、異なるユーザ・グループ間のPMI差は、可能な限り大きく相対的に保たれなければならない。その他、最大ユーザ・グループ数は、協調セクタの数によって決定される。
ステップS805で、協調要求は、いずれのユーザ・グループがその協調セクタによってサービスを提供されるべきかを協調セクタに知らせるサービス情報、および最終協調中の使用されるPMI値を協調セクタに知らせるPMI値適用の情報を備える。
ステップS806で、ターゲット・セクタが、伝送される必要がある共通データを、基地局間のX2インタフェースを介して各協調セクタに転送する。
図9は、本発明の実施形態による協調ビーム形成デバイス900の詳細な構造を示す。また、協調ビーム形成デバイスは、以下の手段、すなわち、ビーム・クラスタを事前定義するための手段901と、いずれのセクタがセル縁端ユーザにサービスを提供するかを決定するための、つまり、セル縁端ユーザにサービスを提供するターゲット・セクタを決定するための、セクタ・サービスを決定するための手段902と、ターゲット・セクタの中のセル縁端MBMSユーザのすべてを異なるセクタ・クラスタに分類して、各セクタ・クラスタの中のユーザが同様の、事前定義されたマトリックス・インデックスPMI測定を有するようにするための、つまり、ターゲット・セクタのセクタ・クラスタに応じてターゲット・セクタの中のセル縁端MBMSユーザのすべてを分類して、セクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスを形成するための、セクタ・クラスタを分類するための手段903と、セル縁端MBMSユーザ・クラスの中のセル縁端MBMSユーザのすべてをセットに分割するための、各セル縁端MBMSユーザ・セットが、同様のPMI測定値を有する、セル縁端MBMSユーザ・セットを分割するための手段904と、ターゲット・セクタが、セル縁端MBMSユーザ・クラスに対応するセクタ・クラスタの中の各セクタに協調要求を送信し、この協調要求は、いずれのセル縁端MBMSユーザ・セットに、このセクタ・クラスタの中の1つのセクタが協調セクタとしてサービスを提供すべきかという情報を備える、協調要求を送信するための手段905と、ターゲット・セクタが、協調ネゴシエーションの成功の後、伝送される必要がある共通データを各協調セクタに転送する、共通データを転送するための手段906と、すべての協調セクタが、GoBに基づくビーム形成動作を使用して、このセル縁端MBMSユーザ・クラスにデータを伝送する、協調セクタのデータ伝送のための手段907も備える。
ビーム・クラスタを事前定義するための手段は、ターゲット・セクタ、およびターゲット・セクタが位置するセクタ・クラスタの中のセクタにおける共通コードブックを事前定義することによって、ビーム・クラスタを事前定義する。ターゲット・セクタのセクタ・クラスタを決定している間、セクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスは、他のセクタ・クラスタと比べて、そのセクタ・クラスタにより近い。すべての縁端MBMSユーザが、ターゲット・セクタ、およびターゲット・セクタのセクタ・クラスタの中のセクタのすべてに対応するPMI測定値を、セクタ・クラスタを分類するための手段を介して同時に測定して、そのMBMSユーザの最適なPMIを獲得し、縁端MBMSユーザが、その最適なPMIをターゲット・セクタにフィードバックする。セクタ・クラスタを分類するための手段は、長期SINR計算に基づいて、最適なPMIを獲得する。協調要求を送信するための手段によって送信される協調要求シグナリングは、以下のコンテンツ、すなわち、最終協調中に使用されるPMI値を協調セクタに示すPMI値適用の情報を備える。ターゲット・セクタは、伝送される必要がある共通データを、基地局間のX2インタフェースを介して各協調セクタに転送する。
図10は、ユーザをセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化するためのグループ化ユニット1001と、重ね合わせ符号化に基づいてセル中心ユーザ・グループ多重化を実行するための、セル中心ユーザに関する処理ユニット1002と、前述した協調ビーム形成デバイス1003とを備える、本発明の実施形態による基地局100を示す。
ネットワーク/協調MIMO機構は、セル縁端ユニキャスト・ユーザに関して3GPP LTE−Aにおいて定義されなければならないので、この場合、セル縁端MBMSユーザに関するGoBに基づく協調ビーム形成は、ネットワーク/協調MIMOと比べて、以下の特性を有する。すなわち、
1)すべてのMBMSユーザ・グループは、共通の物理リソース上で同一のデータを受信するので、すべてのMBMSユーザm−eが純粋なセル縁端ユニキャスト・ユーザと見なされることが可能である。したがって、両種類の協調機構は、全く本質的な違いを有さない。
2)これに相応して、ネットワーク/協調MIMOのために使用されるいくつかの協調機構が、協調ビーム形成動作に役立つ。例えば、協調セクタの間の物理リソース協調、協調のために使用される基準信号定義など。
3)しかし、協調ビーム形成は、それでも、いくつかの独特の特徴、例えば、PMIフィードバックに基づくユーザ・グループ化などを有する。本発明の実施形態による有益な効果は、以下のとおり要約される。i)すべてのMBMSユーザが同一のリソースを共有する前のスキームとは異なり、例えば、サブフレーム・レベルに基づいて、異なるMBMSユーザ・グループが異なる物理リソース上にマップされる。したがって、異なるユーザ・グループ上に異なる動作が可能になり、大幅なパフォーマンス向上が予期される。ii)セル中心ユーザに関して、それらのユーザのより高いSINRのため、重ね合わせ符号化が使用されることが可能であり、セル縁端ユーザ(すなわち、m−e)に関して、ネットワーク/協調MIMO機構、つまり、GoBに基づく協調ビーム形成が使用されることが可能である。iii)セル縁端ユニキャスト・ユーザに関して、このスキームをサポートするシグナリング・オーバーヘッドは、ネットワーク/協調MIMOと同様である。
MBMSパフォーマンスは、特に、IMT−Aのパフォーマンス要件において特定されているIMT−Aに関して、特に強化される。多くの企業が、MBMSパフォーマンスをどのように向上させるかを考慮している。SC MBMSに関する両方の既存のスキーム、つまり、開ループ送信ダイバーシティおよびマクシミン・ビーム形成と比べて、提案される強化されたアルゴリズムによって明白なパフォーマンス向上が得られるものの、もたらされるパフォーマンス向上は、それでも、限られている。本発明は、実施の見地から、より魅力的な特徴を有する。本発明の実施形態による改良されたSC MBMS技術が提案され、詳細なアルゴリズム・プログラムが分析され、ユーザ・グループ化、異なるユーザ・グループ化に関する異なる動作、および本方法の独特の特徴を備える。
前述の実施形態は、単に例示目的であり、本発明を限定することは意図していない。本発明は、本発明の範囲および趣旨を逸脱することなく、添付の特許請求の範囲によって限定される範囲内に含まれる変形および置換で変形され、置き換えられることが可能であることが、当業者には理解されよう。

Claims (14)

  1. ユーザをセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化するステップと、
    重ね合わせ符号化に基づいてセル中心ユーザ・グループ多重化を実行するステップと、
    セル縁端ユーザ・グループに関して固定ビーム・グリッドGoBに基づく協調ビーム形成動作を実行するステップとを備え、
    GoBに基づく協調ビーム形成ステップは、
    ビーム・クラスタを事前定義するステップと、
    セル縁端ユーザにサービスを提供するターゲット・セクタを決定するステップと、
    ターゲット・セクタのセクタ・クラスタに応じてターゲット・セクタ内のセル縁端MBMSユーザのすべてを分類し、セクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスを形成するステップと、
    各セル縁端MBMSユーザ・クラスに関して、
    セル縁端MBMSユーザ・クラスの中のセル縁端MBMSユーザのすべてをセットに分割し、各セル縁端MBMSユーザ・セットは、同様のPMI測定値を有するステップと、
    ターゲット・セクタが、前記セル縁端MBMSユーザ・クラスに対応するセクタ・クラスタの中の各セクタに協調要求を送信し、前記協調要求は、いずれのセル縁端MBMSユーザ・セットに、このセクタ・クラスタの中の1つのセクタが協調セクタとしてサービスを提供すべきかという情報を備えるステップと、
    ターゲット・セクタが、協調ネゴシエーションが成功した後、伝送される必要がある共通データを各協調セクタに転送するステップと、
    すべての協調セクタが、GoBに基づくビーム形成動作を使用して、このセル縁端MBMSユーザ・クラスにデータを伝送するステップとを備えることを特徴とする、協調ビーム形成方法。
  2. 測定レポートに基づいてユーザ・グループをセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化するステップを特徴とする請求項1に記載の協調ビーム形成方法。
  3. 前記測定レポートは、基準信号受信電力RSRPまたは基準信号受信品質RSRQであることを特徴とする請求項2に記載の協調ビーム形成方法。
  4. 前記測定レポートの中のRSRP測定値またはRSRQ測定値が所定のしきい値より低い場合、前記ユーザは、セル縁端ユーザ・グループに入れられ、そうではない場合、前記ユーザは、中心ユーザ・グループに入れられることを特徴とする請求項3に記載の協調ビーム形成方法。
  5. 前記重ね合わせ符号化方法は、電力割当て重ね合わせ符号化、コンステレーション・ローテーション重ね合わせ符号化、伝送レート重ね合わせ符号化、インタリーブ重ね合わせ符号化、および異なるビットレートの重ね合わせ符号化であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の協調ビーム形成方法。
  6. ターゲット・セクタ、および前記ターゲット・セクタが位置するセクタ・クラスタの中のセクタにおける共通コードブックを事前定義することによってビーム・クラスタを事前定義するステップを特徴とする請求項1に記載のビーム形成方法。
  7. セクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスは、他のセクタ・クラスタと比べて、前記セクタ・クラスタにより近いことを特徴とする請求項1に記載のビーム形成方法。
  8. すべての縁端MBMSユーザは、ターゲット・セクタ、および前記ターゲット・セクタのセクタ・クラスタの中のセクタのすべてに対応するPMI測定値を同時に測定して、前記縁端MBMSユーザの最適のPMIを獲得し、さらに前記縁端MBMSユーザは、前記最適なPMIをターゲット・セクタにフィードバックすることを特徴とする請求項1に記載のビーム形成方法。
  9. 長期SINR計算に基づいて前記最適なPMIを獲得するステップを特徴とする請求項8に記載のビーム形成方法。
  10. 前記協調要求は、最終協調中に使用されるPMI値を前記協調セクタに示す、PMI値適用の情報をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のビーム形成方法。
  11. ターゲット・セクタは、伝送される必要がある共通データを、基地局間のX2インタフェースを介して各協調セクタに転送することを特徴とする請求項1に記載の協調ビーム形成方法。
  12. ビーム・クラスタを事前定義する手段と、
    セル縁端ユーザにサービスを提供するターゲット・セクタを決定するための、セクタ・サービスを決定する手段と、
    ターゲット・セクタのセクタ・クラスタに応じてターゲット・セクタ内のセル縁端MBMSユーザのすべてを分類し、さらにセクタ・クラスタに対応するセル縁端MBMSユーザ・クラスを形成するための、セクタ・クラスタを分類する手段と、
    セル縁端MBMSユーザ・クラスの中のセル縁端MBMSユーザのすべてをセットに分割するための、各セル縁端MBMSユーザ・セットが同様のPMI測定値を有する、セル縁端MBMSユーザ・セットを分割する手段と、
    ターゲット・セクタが、前記セル縁端MBMSユーザ・クラスに対応するセクタ・クラスタの中の各セクタに協調要求を送信し、前記協調要求は、いずれのセル縁端MBMSユーザ・セットに、このセクタ・クラスタの中の1つのセクタが協調セクタとしてサービスを提供すべきかという情報を備える、協調要求を送信する手段と、
    ターゲット・セクタが、協調ネゴシエーションが成功した後、伝送される必要がある共通データを各協調セクタに転送する、共通データを転送する手段と、
    すべての協調セクタが、GoBに基づくビーム形成動作を使用して、このセル縁端MBMSユーザ・クラスにデータを伝送する、協調セクタのデータを伝送する手段とを備える協調ビーム形成デバイス。
  13. 前記ビーム・クラスタを事前定義する手段は、ターゲット・セクタ、および前記ターゲット・セクタが位置するセクタ・クラスタの中のセクタにおける共通コードブックを事前定義することによってビーム・クラスタを事前定義することを特徴とする請求項12に記載の協調ビーム形成デバイス。
  14. ユーザをセル中心ユーザ・グループとセル縁端ユーザ・グループにグループ化するためのグループ化ユニットと、
    重ね合わせ符号化に基づいてセル中心ユーザ・グループ多重化を実行するための、セル中心ユーザのための処理ユニットと、
    請求項12乃至13のいずれか1項に記載の協調ビーム形成デバイスとを備える基地局。
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