JP5430047B1 - Grab bucket - Google Patents
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Abstract
【課題】護岸ブロックの荷役用途と石材等のバラ物の荷役用途の両用途に兼用できるグラブバケットを提供する。
【解決手段】下フレーム2の外周面の周方向の等間隔位置の3箇所に、護岸ブロック(B)を捕捉するための計3本の第1グラブ3aを取り付けるための第1グラブ取付部26aを形成する。また、隣り合う第1グラブ取付部26aの間の計3箇所に、第2グラブ3bを取り付けるための第2グラブ取付部26bを形成する。そして、本願発明に係るグラブバケットにおいては、第2グラブ取付部26bに対して第2グラブ3bを着脱させることにより、計3本の第1グラブ3aのみを備えていて護岸ブロック(B)の荷役に適した第1形態と、第1グラブ3aと第2グラブ3bの計6本のグラブ3を備えていて石材(S)等のバラ物の荷役に適した第2形態とに、グラブ形態を変更することが可能である。
【選択図】図1The present invention provides a grab bucket that can be used both for cargo handling of a revetment block and for cargo handling of loose materials such as stone.
SOLUTION: First grab attaching portions 26a for attaching a total of three first grabs 3a for capturing a revetment block (B) at three circumferentially equidistant positions on the outer peripheral surface of a lower frame 2. Form. Moreover, the 2nd grab attaching part 26b for attaching the 2nd grab 3b is formed in a total of three places between the adjacent 1st grab attaching parts 26a. In the grab bucket according to the present invention, the second grab 3b is attached to and detached from the second grab attaching portion 26b, so that only the first three grabs 3a are provided and the cargo handling of the revetment block (B) is performed. The grab form is divided into a first form suitable for handling and a second form suitable for cargo handling of loose objects such as stone (S), including a total of six grabs 3 of the first grab 3a and the second grab 3b. It is possible to change.
[Selection] Figure 1
Description
本発明は、護岸ブロックの荷役用途と石材等のバラ物の荷役用途の両用途に兼用できるグラブバケットに関する。 The present invention relates to a grab bucket that can be used both for cargo handling of a revetment block and for cargo handling of loose objects such as stone.
本発明に係るグラブバケットは、所謂テトラポッド(登録商標)と称される護岸ブロックの捕捉・搬送を目的の一つとするが、かかる荷役用途(護岸ブロックの荷役用途)に適したグラブバケットは、例えば特許文献1に公知である。この特許文献1に記載のグラブバケットにおいては、120度の挟み角で4個の脚が突設してある護岸ブロックをより確実に捕捉することができるように、グラブの本数を3本としている。また、これらグラブを下フレームの等間隔位置に配置し、各グラブの間に護岸ブロックの脚との干渉を避けるための隙間を計3個形成している。なお、本出願人も同様の形態を有するグラブバケットを先に出願している(特許文献2)。
The grab bucket according to the present invention is one of the purposes of capturing and transporting a revetment block called a so-called tetrapod (registered trademark), but a grab bucket suitable for such a cargo handling application (a cargo handling application of a seawall block) For example, it is known in
先に述べたように、特許文献1、2に記載の護岸ブロックの荷役用途に適したグラブバケットは、グラブの本数が3本と少なく、しかも、各グラブの間には、護岸ブロックの脚との干渉を避けるための隙間が形成されている。このため、これら特許文献1、2に記載のグラブバケットを使って、石材等のバラ物を掴もうとしても、グラブの間の隙間からバラ物がこぼれ落ちることが避けられない。従って、例えば護岸ブロックの設置作業と、これに先立つ石材を水底面に投下し、敷き詰める作業とを一つのグラブバケットを使って進めることは不可能であり、この点に不利があった。すなわち、特許文献1、2に記載のグラブバケットは、護岸ブロックの荷役用途と石材等のバラ物の荷役用途の両用途に兼用することが不可能であるため、実際の護岸ブロックの設置作業に際しては、護岸ブロック荷役用のグラブバケットに加えて、石材荷役用のグラブバケットを別途用意する必要があり、作業コストの増加を招来していた。
As described above, the grab buckets suitable for cargo handling use of the revetment blocks described in
本発明は、以上のような従来のグラブバケットの抱える問題を解決するためになされたものであり、護岸ブロックの荷役用途と石材等のバラ物の荷役用途の両用途に兼用できるグラブバケットを提供することを目的とする。 The present invention was made in order to solve the problems of the conventional grab bucket as described above, and provides a grab bucket that can be used both for cargo handling of revetment blocks and for cargo handling of loose objects such as stone. The purpose is to do.
本発明は、図1に示すように、吊持ロープ5で支持される上フレーム1と、該上フレーム1に対し上下動可能に支持される下フレーム2と、下フレーム2で揺動開閉自在に軸支される複数のグラブ3と、上フレーム1と各グラブ3を連繋するリンクアーム4とを備えるグラブバケットに関する。図1、図2、および図5に示すように、下フレーム2の外周面の周方向の等間隔位置の3箇所には、護岸ブロック(B)を捕捉するための計3本の第1グラブ3aを取り付けるための第1グラブ取付部26aが形成されるとともに、隣り合う第1グラブ取付部26aの間の計3箇所には、第1グラブ3aどうしの間隙を埋める目的で装着される計3本の第2グラブ3bを取り付けるための第2グラブ取付部26bが形成されている。そして、第2グラブ取付部26bに対して第2グラブ3bを着脱させることにより、図2および図8(a)に示すように、計3本の第1グラブ3aのみを備えていて護岸ブロック(B)の荷役に適した第1形態と、図1および図8(b)に示すように、第1グラブ3aと第2グラブ3bの計6本のグラブ3を備えていて石材(S)等のバラ物の荷役に適した第2形態とに、グラブ形態を変更することができるように構成されている。
As shown in FIG. 1, the present invention includes an
図1および図2に示すように、下フレーム2とグラブ3との間には、各グラブ3の拡開揺動限界を規制するための規制構造51が設けられている。そして、図3に示すように、第1グラブ3aの規制構造51aが、該第1グラブ3aの拡開限界量が第2グラブ3bの規制構造51bによる該第2グラブ3bの拡開限界量と等しくなる第1の開位置と、該第1の開位置よりも該第1グラブ3aの拡開量が小さくなる第2の開位置との間で、2段階に拡開揺動限界量を変更することができるように構成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, between the
具体的には、各グラブ3は、し字形に湾曲して下端へ向かって尖るグラブ本体7を含み、各規制構造51a・51bは、グラブ本体7の上面壁の上部に設けられるストッパー52と、下フレーム2に設けられて該ストッパー52を受け止める受動体53とで構成されている。図9および図10に示すように、第1グラブ3aの規制構造51aのストッパー52が、グラブ本体7の上面壁の上部に固定される固定部材52aと、該固定部材52aに対して着脱可能に構成されたアタッチメント部材52bとで構成されている。そして、アタッチメント部材52bを固定部材52aから取り外したとき、第1グラブ3aは第1の開位置まで拡開揺動できるようになっており、アタッチメント部材52bを固定部材52aに装着したとき、第1グラブ3aが第2の開位置まで拡開揺動できるようになっている。
Specifically, each
図7に示すように、第1グラブ取付部26aおよび第2グラブ取付部26bは、下フレーム2に固定されたブラケット27と、当該ブラケット27と第1・第2グラブ3a・3bとの間に設けられる中空状の連結軸28と、該連結軸28に挿通される抜け止め用のボルト29とナット30とで構成され、これら第1・第2グラブ3a・3bは、連結軸28を中心にして、下フレーム2に対して揺動開閉自在に軸支されている。そして、図1および図2に示すように、第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28の高さ位置と、第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28の高さ位置とが、異なる高さ位置に設定されている。
As shown in FIG. 7, the first
図1および図11に示すように、第2グラブ3bを装着した第2形態において、閉姿勢における第1および第2グラブ3a・3bの下端位置は、同じ高さ位置になるように設定する。そして、下フレーム2の中心を通る垂直方向の中心軸線(O)と、グラブ取付部26a・26bを構成する連結軸28の中心線(c)と、これら中心軸線(O)と中心線(c)までの水平方向の最短の間隔距離(d)とを仮定したとき、下方側に位置する第1或いは第2グラブ取付部26a・26bを構成する連結軸28に係る間隔距離(d1・d2)が、上方側に位置する第2或いは第1グラブ取付部26b・26aを構成する連結軸28に係る間隔距離(d2・d1)よりも大きく設定する。
As shown in FIGS. 1 and 11, in the second embodiment in which the
本発明に係るグラブバケットにおいては、上フレーム1に対して上下動される下フレーム2の外周面の周方向の等間隔位置の3箇所に、護岸ブロック(B)捕捉用の第1グラブ3aの取付部(第1グラブ取付部26a)を設けるとともに、これら第1グラブ取付部26aの間に、第2グラブ3bを取り付けるための第2グラブ取付部26bを設けた。これによれば、第2グラブ取付部26bに対して第2グラブ3bを着脱させるだけで、計3本の第1グラブ3aのみを備えていて護岸ブロック(B)の荷役に適する第1形態と、第1グラブ3aと第2グラブ3bの計6本のグラブを備えていて石材(S)等のバラ物の荷役に適した第2形態とに、グラブバケットのグラブ形態を容易に変更することができる。従って、一つのグラブバケットを護岸ブロック(B)の荷役用途と石材(S)等のバラ物の両用途に兼用することが可能となる。すなわち、護岸ブロック(B)の荷役用と石材(S)等のバラ物の荷役用のいずれにも共通して使用できる、互換性を備えたグラブバケットを得ることができる。以上より、例えば、石材(S)の投下作業を行ない、その後に護岸ブロック(B)の設置作業を行なう湾口作業現場においては、本願発明に係るグラブバケットを採用することにより、両作業(石材(S)の投下作業と護岸ブロック(B)の設置作業)を、一つのグラブバケットを使って進めることが可能となる。従って、湾口作業の作業コストの増加を確実に抑えることができる。
In the grab bucket according to the present invention, the
グラブバケットを使って、より大量の石材(S)等のバラ物を掴む際には、グラブ3の拡開量を大きくすることが必要である。すなわち、より大量の石材(S)等のバラ物を掴むためには、グラブ3を大きく開いた状態で、グラブバケットを山積された石材(S)等に落下させ、その後にグラブ3を閉じる必要がある。一方、作業船の甲板等に載置された護岸ブロックBを掴む際には、バラ物を掴む場合ほどにグラブ3の拡開量を大きくする必要は無く、グラブ3の先端部(爪)が、護岸ブロック(B)の脚の端部よりも外側に位置する程度にグラブ3を拡開させれば足りる。このため、護岸ブロック(B)を掴む際のグラブ3の拡開限界量を、石材(S)等のバラ物を掴む際のグラブ3の拡開限界量と同量とすると、護岸ブロック(B)を掴む際のグラブバケットの駆動力が無駄に大きくなることが避けられない。換言すれば、第1形態におけるグラブ3の拡開限界量を、第2形態におけるグラブ3の拡開限界量と同じにすると、第1形態におけるグラブバケットの駆動力が無駄に大きくなることが避けられない。
When grabbing a larger amount of stone (S) or the like using a grab bucket, it is necessary to increase the amount of expansion of the
かかる不都合を解消するため、本発明においては、下フレーム2とグラブ3との間に設けられた、各グラブ3の拡開揺動限界を規制するための規制構造51(51a・51b)のうち、第1グラブ3aの規制構造51aを、該第1グラブ3aの拡開限界量が、第2グラブ3bの規制構造51bによる該第2グラブ3bの拡開限界量と等しくなる第1の開位置と、該第1の開位置よりも該第1グラブ3aの拡開量が小さくなる第2の開位置との2つの開位置の間で、2段階に拡開揺動限界量を変更することができるように構成した。
これによれば、石材(S)等のバラ物を掴む第2形態とした場合には、第1グラブ3aの規制構造51aを、第1グラブ3aの拡開量を第2グラブ3bの拡開限界量と等しくなる第1の開位置に選択することで、これら第1および第2グラブ3a・3bの拡開限界量を大きくして、グラブ3(3a・3b)を大きく開くことが可能となる。従って、より大量のバラ物を掴むことが可能となる。一方、護岸ブロック(B)を掴むための第1形態とした場合には、第1グラブ3aの規制構造51aを、前記第1の開位置よりも第1グラブ3aの拡開量が小さい第2の開位置に選択することで、該第1グラブ3aの拡開限界量を、第2形態のそれよりも小さくすることができる(図3参照)。従って、第1形態におけるグラブバケットの駆動力が無駄に大きくなることを確実に防ぐことができる。
In order to eliminate such inconvenience, in the present invention, among the restriction structures 51 (51a and 51b) provided between the
According to this, when it is set as the 2nd form which grasps a rose thing, such as stone (S),
具体的には、各規制構造51(51a・51b)を、グラブ本体7の上面壁の上部に設けられるストッパー52と、下フレーム2に設けられて該ストッパー52を受け止める受動体53とで構成する。また、第1グラブ3aの規制構造51aのストッパー52を、グラブ本体7の上面壁の上部に固定される固定部材52aと、該固定部材52aに対して着脱可能に構成されたアタッチメント部材52bとで構成する。そして、アタッチメント部材52bを固定部材52aから取り外したとき、第1グラブ3aは、第1の開位置まで拡開揺動できるようになっており、アタッチメント部材52bを固定部材52aに装着したとき、第1グラブ3aが第2の開位置まで拡開揺動できるように構成する。これによれば、アタッチメント部材52bを固定部材52aに対して着脱させるだけで、簡単且つ迅速に第1グラブ3aの拡開限界量を変更することができる。また、このことは、第1形態と第2形態との間のグラブ形態の変更に伴う第1グラブ3aの拡開限界量の変更を、簡単且つ迅速に行うことができることを意味する。従って、グラブ形態の変更作業を、より簡単且つ迅速に行なうことができる。
Specifically, each regulating structure 51 (51a, 51b) is configured by a
第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28の高さ位置と、第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28の高さ位置とが異なる高さ位置に設定されていると、第2グラブ取付部26bを構成するボルト29の連結軸28からの脱着作業時に、ボルト29が隣り合う第1グラブ取付部26aに干渉することを効果的に防ぐことができる。従って、グラブ形態を変更する際の第2グラブ3bの着脱作業をより作業効率良く、迅速に進めることができる。
When the height position of the connecting
下フレーム2の中心を通る垂直方向の中心軸線(O)と、グラブ取付部26a・26bを構成する連結軸28の中心線(c)と、これら中心軸線(O)と中心線(c)までの水平方向の最短の間隔距離(d)とを仮定したとき、下方側に位置する第1或いは第2グラブ取付部26a・26bを構成する連結軸28に係る間隔距離(d1・d2)が、上方側に位置する第2或いは第1グラブ取付部26b・26aを構成する連結軸28に係る間隔距離(d2・d1)よりも大きくなるように設定することが望ましい。これによれば、両グラブ3a・3bの先端(爪部)の開閉軌跡を近似させることができるので、両グラブ3a・3bを備える第2形態において、より確実に石材(S)等のバラ物を掴むことが可能となる。また、両グラブ3a・3bの先端(爪部)の開閉軌跡が異なることに起因して、両グラブ3a・3bに作用する負荷にバラツキが生じることを防ぐことができるので、グラブ3a・3bの破損を防ぐこともできる。従って、グラブバケットの信頼性向上に貢献できる。
Up to the center axis (O) in the vertical direction passing through the center of the
図1乃至図11に、本発明に係るグラブバケットの実施形態を示す。図1乃至図5に示すように、グラブバケットは、上フレーム1と、上フレーム1の下方に配置される下フレーム2と、下フレーム2で揺動開閉自在に軸支されるグラブ3(3a・3b)と、上フレーム1と各グラブ3とを連繋するリンクアーム4と、上フレーム1を吊持する吊持ロープ5と、下フレーム2を吊持してグラブ3を開閉操作する開閉ロープ6などで構成する。
1 to 11 show an embodiment of a grab bucket according to the present invention. As shown in FIGS. 1 to 5, the grab bucket includes an
本実施形態に係るグラブバケットは、計3本の第1グラブ3a(3)を備えて護岸ブロック(B)の荷役用途に適した第1形態(図2、図3および図8(a)参照)と、第1グラブ3a(3)と第2グラブ3b(3)の計6本のグラブ3を備えており、石材(S)等のバラ物の荷役用途に適した第2形態(図1および図8(b)参照)とに、グラブ形態を変更することができる。すなわち、このグラブバケットは、第2グラブ3bを着脱することにより、3本の第1グラブ3aのみを備えており、護岸ブロック(B)の荷役用途に適した第1形態と、これら3本の第1グラブ3aの間に、さらに3本の第2グラブ3bが追加装着されて、石材(S)等のバラ物の荷役用途に適した第2形態との間で、グラブ形態を適宜に変更することが可能である。
The grab bucket according to this embodiment includes a total of three
図1および図2に示すように、各グラブ3(3a・3b)は、し字形に湾曲して下端へ向かって尖る、鋼板製の角状体であるグラブ本体7と、グラブ本体7の下方内面に固定された掬い用の補助板8と、グラブ本体7の先端(下端)に装着された爪9とで構成される。グラブ本体7は、その上端が下フレーム2に揺動可能に軸支され、上下方向の中途部外側が、リンクアーム4の下端にピン10を介して相対揺動可能に連結されている。補助板8は、グラブ本体7よりも幅広に形成されており、石材(S)等のバラ物が、隣り合うグラブ3(3a・3b)の間から零れ落ちることを防ぐ目的で設置される。これら第1グラブ3aと第2グラブ3bとは、グラブ本体7、補助板8、および爪9を備える点で共通するが、第2グラブ3bの方が、第1グラブ3aよりも僅かに全体形状が小さく設定されている点で相違する。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, each grab 3 (3a, 3b) has a
図1および図4に示すように、各リンクアーム4の上端は、上フレーム1に設けられたブラケット12の連結軸13により軸支されている。上フレーム1は、円筒状のベース14と、ベース14の上端面に固定された上壁15とを有する円卓状に形成されている。ベース14の周方向の等間隔位置に、計6個のブラケット12が設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 4, the upper end of each
図4および図6に示すように、各ブラケット12は、ベース14の筒壁の外周面に固定された2つの支持壁17・17と、これら支持壁17・17の先端部に固定される中空筒状の連結軸13とで構成される。各リンクアーム4の上端には、二又状の連結壁18が形成されており、連結壁18にはボルト20用の通孔19が開設されている。ボルト20は、連結軸13および通孔19内に挿通されるボルト本体20aと、ボルト本体20aの一端に設けられたフランジ20bと、ボルト本体20aの他端に設けられて、ナット21が螺合装着される雄ネジ(不図示)とを備える。リンクアーム4を上フレーム1に連結する際には、ブラケット12の連結軸13の両端開口と、リンクアーム4の連結壁18の通孔19とを位置合わせしたうえで、通孔19を介して連結軸13内にボルト20を挿通し、通孔19から突出するボルト20の雄ネジにナット21を螺合させる。これにより、上フレーム1に対してリンクアーム4を、連結軸13を中心にして揺動可能な状態で連結することができる。また、逆の手順で、ナット21とボルト20との螺合状態を解除したうえで、ボルト20を連結軸13および連結壁18の通孔19から抜き出すことにより、リンクアーム4を上フレーム1から分離することができる。図6において、符号22は、ナット21の不用意な抜け外れを防ぐためのピンを示す。
As shown in FIGS. 4 and 6, each
図1、図2および図5に示すように、下フレーム2は、円筒状のベース24と、ベース24の上端面に固定された上壁25とを有する円卓状に形成されている。ベース24の外周面の周方向の等間隔位置の3箇所には、第1グラブ3a(3)を取り付けるための第1グラブ取付部26a(26)が形成されている。また、隣り合う第1グラブ取付部26a・26aの間の3箇所には、第2グラブ3b(3)を取り付けるための第2グラブ取付部26b(26)が形成されている。第2グラブ取付部26b(26)と、隣り合う二つの第1グラブ取付部26a(26)の間の間隔距離(間隔角度)は、等しく設定されている。すなわち、ベース24の周方向の等間隔位置には、計6個のグラブ取付部26が設けられている(図5参照)。これら第1・第2グラブ取付部26a・26bのそれぞれは、下フレーム2のベース24の外周面に固定されたブラケット27と、当該ブラケット27と第1・第2グラブ3a・3bとの間に設けられる中空筒状の連結軸28と、連結軸28に挿通される抜け止め用のボルト29とナット30とで構成される。
As shown in FIGS. 1, 2, and 5, the
図7に示すように、各ブラケット27は、ベース14の筒壁の外周面に固定された2つの支持壁31・31からなる。これら支持壁31・31の端部には通孔32が開設されている。各グラブ3(3a・3b)の上端にも通孔33が形成されており、この通孔33には中空筒状の連結軸28が装着固定されている。ボルト29は、連結軸28および通孔32内に挿通されるボルト本体29aと、ボルト本体29aの一端に設けられたフランジ29bと、ボルト本体29aの他端に設けられた雄ネジ(不図示)とを有する。グラブ3(3a・3b)を下フレーム2に連結する際には、グラブ3(3a・3b)の連結軸28の開口と、ブラケット27の支持壁31の通孔32とを位置合わせしたうえで、通孔32を介して連結軸28内にボルト29を挿通し、通孔32から突出する雄ネジにナット30を螺合させる。これにより、フランジ29bとナット30とで支持壁31・31に対して連結軸28を遊動不能に挟持するとともに、下フレーム2に対してグラブ3(3a・3b)を、連結軸28を中心にして揺動可能な状態で連結することができる。また、逆の手順で、ナット30とボルト29との螺合状態を解除したうえで、ボルト29を連結軸28および支持壁31の通孔32から抜き出すことにより、グラブ3(3a・3b)を下フレーム2から分離することができる。図7において、符号34は、ナット30の不用意な抜け外れを防ぐためのピンを示す。
As shown in FIG. 7, each
以上のような構成からなる本実施形態に係るグラブバケットにおいては、リンクアーム4と共に、上下フレーム1・2から第2グラブ3bを着脱することで、3本の第1グラブ3aのみを有して、護岸ブロック(B)の荷役に適した第1形態と、第1グラブ3aと第2グラブ3bの計6本のグラブ3を有して、石材(S)等のバラ物の荷役に適した第2形態とに、グラブ形態を変更することができる。これによれば、一つのグラブバケットを護岸ブロック(B)の荷役用途と石材(S)等のバラ物の両用途に兼用することが可能となる。すなわち、護岸ブロック(B)の荷役用と石材(S)等のバラ物の荷役用のいずれにも共通して使用できる、互換性を備えたグラブバケットを得ることができる。以上より、例えば、石材(S)の投下作業を行ない、その後に護岸ブロック(B)の設置作業を行なう湾口作業現場においては、本実施形態に係るグラブバケットを採用することにより、両作業(石材(S)の投下作業と護岸ブロック(B)の設置作業)を、一つのグラブバケットを使って進めることが可能となる。従って、湾口作業の作業コストの増加を確実に抑えることができる。
The grab bucket according to the present embodiment configured as described above has only the three
かかる第2グラブ3bの着脱作業に際して、第2グラブ取付部26bに対する第2グラブ3bの取付作業の作業性の向上を図るため、図1、図2および図11に示すように、第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28の高さ位置と、第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28の高さ位置とを、異なる高さ位置に設定している。詳しくは、第2グラブ取付部26bの連結軸28の高さ位置(h2)を、第1グラブ取付部26aの連結軸28の高さ位置(h1)よりも低い位置として、両グラブ取付部26a・26bの連結軸28・28の軸中心の高さ位置にギャップ(G)を設けている(図11参照)。これにより、ボルト29の連結軸28からの脱着作業時に、当該ボルト29が隣り合うグラブ取付部26(26a・26b)のブラケット27に干渉することを防いで、ボルト29の脱着作業領域を確保することができるので、グラブ3の着脱作業をより容易に進めることが可能となる。従って、グラブ形態を変更する際の第2グラブ3b(3)の着脱作業をより容易に作業効率良く進めることができる。
In order to improve the workability of attaching the
図1に示すように、上フレーム1は、2本の吊持ロープ5・5により、クレーンのブーム37に吊下げられている。各吊持ロープ5は、クレーンのブーム37の先端に軸支された上プーリ38を経て、上フレーム1の上面中央に設けた吊持ハンガー39に軸支された下プーリ40で反転案内された後、ブーム37に固定されている。以上より、上プーリ38を介してクレーンから両吊持ロープ5・5を巻取り、或いは送り出すことにより、グラブバケットを上下動させることができる。
As shown in FIG. 1, the
開閉ロープ6は、一対の前段ロープ41・41と次段ロープ42・42とで構成する。前段ロープ41は、ブーム37の先端に軸支した固定プーリ43を経て、フックブロック44に軸支された可動プーリ45で反転案内された後、ブーム37に固定されている。グラブ3の掴み力を増幅するために、上フレーム1と下フレーム2との間に掴み力増幅機構を設ける。同機構は、図1に示すように上フレーム1の下面に配置した複数枚のローププーリからなる上プーリ群48と、下フレーム2の上面に配置した複数枚のローププーリからなる下プーリ群49と、両プーリ群48・49に巻き掛けられる次段ロープ42とで構成する。次段ロープ42は、下プーリ群49の側を巻き掛け始端にして、両プーリ群48・49に繰り返し反転状に巻き掛けられたのち、上フレーム1のロープ穴(図示していない)を通り抜けて、上フレーム1の上面へ導出され、上フレーム1のガイド部50を経由して、左右のフックブロック44・44に連結される。以上より、固定プーリ43を介してクレーンから前段ロープ41を巻取り、或いは送り出すことにより、次段ロープ42を介して上フレーム1に対して下フレーム2を上下動させて、グラブ3(3a・3b)を開閉操作することができる。
The open / close rope 6 includes a pair of
下フレーム2とグラブ3(3a・3b)との間には、各グラブ3(3a・3b)の拡開揺動限界を規制するための規制構造51(51a・51b)が設けられている。この規制構造51は、グラブ本体7の上面壁の上部に設けられるストッパー52と、下フレーム2に設けられて該ストッパー52を受け止める受動体53とで構成されており、図3に示すように、受動体53にストッパー52が当接することにより、上フレーム1に対して下フレーム2が下降移動された際の連結軸28を中心とする各グラブ3(3a・3b)の揺動限界を規制することができる。そのうえで、本実施形態においては、第1グラブ3aの拡開限界量を、第2グラブ3bの拡開限界量と等しくなる第1の開位置(図3に仮想線で示す)と、該第1の開位置よりも第1グラブ3aの拡開量が小さくなる第2の開位置(図3に実線で示す)との2つの開位置の間で、2段階に選択的に変更可能に構成している。
Between the
より具体的には、図9に示すように、第1グラブ3aの規制構造51aのストッパー52を、グラブ本体7の上面壁の上部に固定される固定部材52aと、該固定部材52aに対して着脱可能に構成されたアタッチメント部材52bとで構成する。固定部材52aを、受動体53に当接する第1規制壁54と、該第1規制壁54を支持するリブ状の補強壁55とで構成する。アタッチメント部材52bは、下方側の固定壁60と、受動体53に当接する第2規制壁61と、これら固定壁60と第2規制壁61とを連結するリブ状の連結壁62とで構成される。固定壁60の下面には、計4本の雄ネジ体63が固定されており、第1規制壁54には、これら雄ネジ体63の挿入を許す通孔64が開設されている。アタッチメント部材52bの雄ネジ体63を通孔64に挿入させた状態で、第1規制壁54から突出する各雄ネジ体63にナット65を螺合させることにより、固定部材52aに対してアタッチメント部材52bを固定することができる(図10参照)。
More specifically, as shown in FIG. 9, the
以上のような構成からなる規制構造51aによれば、アタッチメント部材52bを固定部材52aから取り外した際には、第1規制壁54が受動体53に当接する第1の開位置まで第1グラブ3aを拡開揺動することができる。また、アタッチメント部材52bを固定部材52aに装着した際には、第2の開位置まで第1グラブ3aを拡開揺動することができる。
According to the restricting
これによれば、図1および図8(b)に示すような第2形態を採った場合には、第1グラブ3aの固定部材52aからアタッチメント部材52bを取り外すことにより、該第1グラブ3aの拡開限界量を第2グラブ3bの拡開限界量と一致させて、両グラブ3a・3bを大きく拡開させることができる。従って、第2形態において、より大量の石材(S)等のバラ物を掴むことができる。一方、護岸ブロック(B)を掴む第1形態を採った際には、アタッチメント部材52bを取り付けることにより、グラブ3(3a)の先端(爪9)が、護岸ブロック(B)の脚の端部よりも外側に位置する程度にグラブ3(3a)の拡開限界量を小さくすることができる。従って、第1形態におけるグラブバケットの駆動力が無駄に大きくなることを確実に防ぐことができる。
According to this, when the second form as shown in FIG. 1 and FIG. 8 (b) is adopted, the
尤も、護岸ブロック(B)の載置或いは設置状況によっては、第1の開位置まで第1グラブ3aを拡開揺動させる必要がある。すなわち、作業船の甲板等に載置されている護岸ブロック(B)を捕捉する際には、第2の開位置まで第1グラブ3aを拡開揺動させれば足りるものの、砂に埋まった状態の護岸ブロック(B)に対して捕捉作業(荷役作業)を行なう際には、第1グラブ3aの拡開量を大きくして、換言すれば、第1グラブ3aを第1の開位置まで大きく拡開揺動させる必要がある。しかしながら、本実施形態に係るグラブバケットにおいては、アタッチメント部材52bを固定部材52aに対して着脱させるだけで、規制構造51aによる第1形態における第1グラブ3aの拡開限界量を簡単且つ確実に切り替えることができるので、上記のような護岸ブロック(B)の載置状況や設置状況に応じて、最適な第1グラブ3aの拡開限界量を適宜に規定できる点でも優れている。
However, depending on the placement or installation status of the revetment block (B), it is necessary to swing the
加えて、上述のように、第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28の高さ位置と、第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28の高さ位置とが異なる高さ位置に設定されていると、第1グラブ3aと第2グラブ3bの開閉軌跡が大きく異なるものとなるおそれがある。より具体的には、図11に示すように、各グラブ3(3a・3b)の先端(爪9)の開閉軌跡は、グラブ3(3a・3b)の揺動中心であるグラブ取付部26(26a・26b)を構成する連結軸28と該連結軸28からグラブ3(3a・3b)の先端(爪9)までの距離によって決定される。加えて、全てのグラブ3(3a・3b)が閉姿勢とされたときに、石材(S)等のバラ物が不用意に零れ落ちることを防ぐことを目的として、第2形態における閉姿勢時の第1および第2グラブ3a・3bの下端位置は、同じ高さ位置になるように設定される。このため、第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28の高さ位置と、第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28の高さ位置とを異なる高さ位置に設定するとともに、両グラブ取付部26a・26bを構成する連結軸28の間隔距離(d1・d3)を等しくした場合(d1=d3)には、二種のグラブ3a・3bの連結軸28と、これら二種のグラブ3a・3bの連結軸28から先端(爪9)までの距離寸法の差(w1、w3)は大きくなり、結果として、第1グラブ3aの開閉軌跡(図11において一点鎖線で示す)と、第2グラブ3bの開閉軌跡(図11において二点鎖線で示す)とが大きく異なるものとなることが避けられない。
In addition, as described above, the height position of the connecting
かかる不具合を解消するため、本実施形態に係るグラブバケットにおいては、図11に示すように、下フレーム2の中心を通る垂直方向の中心軸線(O)と、グラブ取付部26a・26bを構成する連結軸28の中心線(c1・c2)と、これら中心軸線(О)と中心線(c1・c2)までの水平方向の最短の間隔距離(d1・d2)とを仮定したとき、下方側に位置する第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28に係る間隔距離(d2)を、上方側に位置する第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28に係る間隔距離(d1)よりも大きく設定している(d2>d1)。これによれば、下方側に位置する第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28と第2グラブ3bの先端までの距離寸法(w2)を大きくして、当該距離寸法(w2)を、上方側に位置する第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28と第1グラブ3aの先端までの距離寸法(w1)に近づけることができるので、両グラブ3a・3bの先端(爪9)の開閉軌跡を近似させることができる。すなわち、上方側に位置する第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28に係る間隔距離(d1)と、下方側に位置する第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28に係る間隔距離(d3)とを同じ距離寸法とした場合(d1=d3)に比べて、本実施形態のように、下方側に位置する第2グラブ取付部26bを構成する連結軸28に係る間隔距離(d2)を、上方側に位置する第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28に係る間隔距離(d1)よりも大きくした場合(d2>d1)の方が、連結軸28(中心線c2)と第2グラブ3bの先端までの距離寸法(w2)を、連結軸28(中心線c3)と第2グラブ3bの先端までの距離寸法(w3)よりも大きくして(w2>w3)、上方側に位置する第1グラブ取付部26aを構成する連結軸28と第1グラブ3aの先端までの距離寸法(w1)に近づけることができるので(w1>w2>w3)、図11に示すように、両グラブ3a・3bの先端(爪9)の開閉軌跡を近似させることができる。このように、両グラブ3a・3bの開閉軌跡を近似させることができると、両グラブ3a・3bの開閉軌跡が大きく異なることに起因して、一方のグラブ3のみに大きな力が作用することを効果的に防ぐことができる。従って、グラブ3a・3bの破損を防いで、二種のグラブ3a・3bを備えるグラブバケットの信頼性の向上に貢献できる。
In order to eliminate such inconvenience, the grab bucket according to the present embodiment includes a vertical center axis (O) passing through the center of the
上記グラブバケットにおいては、吊持ロープ5と開閉ロープ6の二種のロープを備える複索式のグラブバケットについて説明したが、本発明はこれに限られず、上フレーム1に対する下フレーム2の上下動が油圧機構により行われる油圧式のグラブバケットにも適用できる。
In the above-described grab bucket, a double rope type grab bucket provided with two types of ropes, that is, a
1 上フレーム
2 下フレーム
3 グラブ
3a 第1グラブ
3b 第2グラブ
4 リンクアーム
5 吊持ロープ
7 グラブ本体
26 グラブ取付部
26a 第1グラブ取付部
26b 第2グラブ取付部
27 ブラケット
28 連結軸
29 ボルト
30 ナット
51 規制構造
51a 第1グラブの規制構造
51b 第2グラブの規制構造
52 ストッパー
52a 固定部材
52b アタッチメント部材
53 受動体
B 護岸ブロック
S 石材
O 下フレームの中心軸線
c 連結軸の中心線(回転中心を通る中心線)
d Oとcとの間隔距離
DESCRIPTION OF
distance between d O and c
Claims (4)
下フレーム(2)の外周面の周方向の等間隔位置の3箇所には、護岸ブロック(B)を捕捉するための計3本の第1グラブ(3a)を取り付けるための第1グラブ取付部(26a)が形成されるとともに、隣り合う第1グラブ取付部(26a)の間の計3箇所には、第1グラブ(3a)どうしの間隙を埋める目的で装着される計3本の第2グラブ(3b)を取り付けるための第2グラブ取付部(26b)が形成されており、
第2グラブ取付部(26b)に対して第2グラブ(3b)を着脱させることにより、計3本の第1グラブ(3a)のみを備えていて護岸ブロック(B)の荷役に適した第1形態と、第1グラブ(3a)と第2グラブ(3b)の計6本のグラブ(3)を備えていて石材(S)等のバラ物の荷役に適した第2形態とに、グラブ形態を変更することができるように構成されており、
下フレーム(2)とグラブ(3)との間には、各グラブ(3)の拡開揺動限界を規制するための規制構造(51)が設けられており、
第1グラブ(3a)の規制構造(51a)が、該第1グラブ(3a)の拡開限界量が第2グラブ(3b)の規制構造(51b)による該第2グラブ(3b)の拡開限界量と等しくなる第1の開位置と、該第1の開位置よりも該第1グラブ(3a)の拡開量が小さくなる第2の開位置との間で、2段階に拡開揺動限界量を変更可能に構成されていることを特徴とするグラブバケット。 An upper frame (1) supported by a suspension rope (5), a lower frame (2) supported so as to be movable up and down with respect to the upper frame (1), and a swingable opening / closing by the lower frame (2) In a grab bucket comprising a plurality of pivotally supported grabs (3), and an upper frame (1) and a link arm (4) linking each grab (3),
First grab attachment parts for attaching a total of three first grabs (3a) for capturing the revetment blocks (B) at three equally spaced positions in the circumferential direction of the outer peripheral surface of the lower frame (2) (26a) is formed, and a total of three second portions mounted for the purpose of filling gaps between the first grabs (3a) at a total of three locations between the adjacent first grab attachment portions (26a). A second grab attachment part (26b) for attaching the grab (3b) is formed,
By attaching and detaching the second grab (3b) to the second grab mounting part (26b), the first grab is provided with a total of three first grabs (3a) and is suitable for cargo handling of the revetment block (B). Grab form in the form and the second form suitable for cargo handling of loose objects such as stone (S), which comprises a total of six grabs (3) of the first grab (3a) and the second grab (3b) it is configured to be able to change,
Between the lower frame (2) and the grab (3), a regulating structure (51) for regulating the expansion swing limit of each grab (3) is provided,
The restriction structure (51a) of the first grab (3a) is used to expand the second grab (3b) by the restriction structure (51b) of the second grab (3b). Spreading in two stages between a first open position that is equal to the limit amount and a second open position in which the spread amount of the first grab (3a) is smaller than the first open position. A grab bucket characterized in that the dynamic limit amount can be changed .
各規制構造(51a・51b)は、グラブ本体(7)の上面壁の上部に設けられるストッパー(52)と、下フレーム(2)に設けられて該ストッパー(52)を受け止める受動体(53)とで構成されており、
第1グラブ(3a)の規制構造(51a)のストッパー(52)が、グラブ本体(7)の上面壁の上部に固定される固定部材(52a)と、該固定部材(52a)に対して着脱可能に構成されたアタッチメント部材(52b)とで構成されており、
アタッチメント部材(52b)を固定部材(52a)から取り外したとき、第1グラブ(3a)は第1の開位置まで拡開揺動できるようになっており、
アタッチメント部材(52b)を固定部材(52a)に装着したとき、第1グラブ(3a)が第2の開位置まで拡開揺動できるようになっている、請求項1記載のグラブバケット。 Each grab (3) includes a grab body (7) that curves in a square shape and points toward the lower end,
Each regulating structure (51a, 51b) includes a stopper (52) provided on the upper surface of the upper surface wall of the grab body (7), and a passive body (53) provided on the lower frame (2) for receiving the stopper (52). And consists of
The stopper (52) of the restriction structure (51a) of the first grab (3a) is fixed to the upper part of the upper surface wall of the grab body (7), and is attached to and detached from the fixing member (52a). It is comprised with the attachment member (52b) comprised so that it was possible,
When the attachment member (52b) is removed from the fixing member (52a), the first grab (3a) can be expanded and swung to the first open position.
The grab bucket according to claim 1, wherein when the attachment member (52b) is attached to the fixing member (52a), the first grab (3a) can swing and expand to the second open position .
第1グラブ取付部(26a)を構成する連結軸(28)の高さ位置と、第2グラブ取付部(26b)を構成する連結軸(28)の高さ位置とが、異なる高さ位置に設定されている、請求項1又は2記載のグラブバケット。 The first grab attaching part (26a) and the second grab attaching part (26b) are a bracket (27) fixed to the lower frame (2), the bracket (27) and the first and second grabs (3a, 3b). And a hollow connecting shaft (28) provided between the connecting shaft (28), a retaining bolt (29) inserted through the connecting shaft (28), and a nut (30). The two grabs (3a, 3b) are pivotally supported with respect to the lower frame (2) about the connecting shaft (28) so as to be swingable and openable.
The height position of the connecting shaft (28) constituting the first grab attaching portion (26a) and the height position of the connecting shaft (28) constituting the second grab attaching portion (26b) are different height positions. The grab bucket of Claim 1 or 2 currently set .
下フレーム(2)の中心を通る垂直方向の中心軸線(O)と、グラブ取付部(26a・26b)を構成する連結軸(28)の中心線(c)と、これら中心軸線(O)と中心線(c)までの水平方向の最短の間隔距離(d)とを仮定したとき、
下方側に位置する第1或いは第2グラブ取付部(26a・26b)を構成する連結軸(28)に係る間隔距離(d1・d2)が、上方側に位置する第2或いは第1グラブ取付部(26b・26a)を構成する連結軸(28)に係る間隔距離(d2・d1)よりも大きく設定されている、請求項3記載のグラブバケット。 In the second configuration in which the second grab (3b) is attached, the lower end positions of the first and second grabs (3a, 3b) in the closed posture are set to be the same height position,
A central axis (O) in the vertical direction passing through the center of the lower frame (2), a central line (c) of the connecting shaft (28) constituting the grab mounting portion (26a, 26b), and these central axes (O) Assuming the shortest horizontal distance (d) to the center line (c),
The distance or distance (d1 · d2) relating to the connecting shaft (28) constituting the first or second grab mounting portion (26a, 26b) positioned on the lower side is the second or first grab mounting portion positioned on the upper side. The grab bucket according to claim 3 , wherein the grab bucket is set to be larger than a distance (d2 · d1) related to the connecting shaft (28) constituting (26b · 26a) .
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WO2023045221A1 (en) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | 云南锡业股份有限公司锡业分公司 | Apparatus and method for efficiently separating crude b-tin from molten crude tin |
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