JP5429071B2 - Image forming apparatus - Google Patents
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Description
本発明は、画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus.
プリンタや複写機等の画像形成装置は、環境への配慮という観点から省電力化を図ることが社会的に要請されている。 Image forming apparatuses such as printers and copiers are socially required to save power from the viewpoint of environmental considerations.
そのため、例えば、画像形成装置に備わる各構成要素が駆動可能な通常モードより、各構成要素の中で印刷処理を行う構成など消費電力の大きな構成を停止させることで消費電力を抑えた第1の省電力モード(スリープモード)に切換え可能な画像形成装置がある。
このような画像形成装置としては、ユーザの画像形成装置に対する使用状態に応じて、画像形成装置を省電力効果の異なる複数のスリープモードへ切換えられるものが知られている(特許文献1等参照)。
For this reason, for example, the first mode in which the power consumption is suppressed by stopping the configuration with large power consumption, such as the configuration for performing the printing process in each component, from the normal mode in which each component provided in the image forming apparatus can be driven. Some image forming apparatuses can be switched to a power saving mode (sleep mode).
As such an image forming apparatus, there is known an apparatus capable of switching an image forming apparatus to a plurality of sleep modes having different power saving effects in accordance with a usage state of the user with respect to the image forming apparatus (see, for example, Patent Document 1). .
また、ウィークリータイマ機能(以下、WT機能と称する)を用いて、上記通常モードとスリープモードとを所定時間ごとに繰り返し切換えられる画像形成装置がある。ここで、WT機能とは、曜日や日付などに応じて予め複数設定された時刻の何れかの時刻に至ると、画像形成装置のモードを通常モードとスリープモードとに交互に切換える機能である。具体的には、WT機能は、現在時刻が予め設定されたオン時刻に至ると、画像形成装置をスリープモードから通常モードに切換えるとともに、現在時刻がオン時刻に至った後予め設定された設定時間を経過した場合に画像形成装置をスリープモードに切換える動作をオン時刻に至る都度実行する機能である。
つまり、例えば、ユーザによる画像形成装置の利用頻度が低いと予測される時間帯に至ると、当該WT機能によって画像形成装置がスリープモードに切換わるよう事前に設定しておくことで、画像形成装置は省電力化する。
In addition, there is an image forming apparatus in which the normal mode and the sleep mode can be repeatedly switched every predetermined time using a weekly timer function (hereinafter referred to as a WT function). Here, the WT function is a function for alternately switching the mode of the image forming apparatus between the normal mode and the sleep mode when any one of a plurality of preset times according to the day of the week or the date is reached. Specifically, the WT function switches the image forming apparatus from the sleep mode to the normal mode when the current time reaches a preset on time, and sets a preset time after the current time reaches the on time. This is a function of executing the operation of switching the image forming apparatus to the sleep mode every time the on-time is reached.
That is, for example, by setting in advance that the image forming apparatus is switched to the sleep mode by the WT function when a time period in which the frequency of use of the image forming apparatus by the user is predicted to be low is reached, the image forming apparatus Saves power.
このようなWT機能を備えた画像形成装置の一例として、印刷ジョブ取得後の経過時間等によって定まるポイントに応じて設定時間(スリープモードへの切換え時間)を適宜に設定できるものがある(特許文献2等参照)。当該画像形成装置によると、画像形成装置の利用頻度が低いと想定されるタイミングで素早くスリープモードに切換えることができる。 As an example of an image forming apparatus having such a WT function, there is an apparatus capable of appropriately setting a set time (switching time to a sleep mode) in accordance with a point determined by an elapsed time after acquisition of a print job. (See 2nd grade). According to the image forming apparatus, it is possible to quickly switch to the sleep mode at a timing when the frequency of use of the image forming apparatus is assumed to be low.
しかしながら、上記特許文献2に記載の画像形成装置によると、例えば、ユーザが長期に亘って画像形成装置を一切使用しないような状況で、当該画像形成装置に誤ってWT機能を設定した場合、通常モードとスリープモードとが交互に繰り返されることで、不要な電力を消費する事態が発生する。つまり、画像形成装置が本来通常モードやスリープモード以下の消費電力しか必要としない状況にあるにもかかわらず、WT機能を設定することでかえって消費電力が嵩むという問題があった。
However, according to the image forming apparatus described in
そこで、本発明の課題は、WT機能が設定された画像形成装置の電力消費を極力省くことを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to reduce power consumption of an image forming apparatus in which a WT function is set as much as possible.
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、各構成要素が駆動可能な通常モードと前記通常モードよりも消費電力の少ない第1の省電力モードとに切換え可能な画像形成装置であって、時刻を計時する計時部と、前記画像形成装置の使用状態を検知する検知部と、前記計時部により計時される時刻が複数設定されたオン時刻のうち一のオン時刻に至った場合に前記第1の省電力モードにある画像形成装置を前記通常モードに切換えるとともに、前記計時部により計時される時刻が前記オン時刻に至った後予め設定された設定時間を経過した場合に前記通常モードにある画像形成装置を前記第1の省電力モードに切換える切換えパターンを各オン時刻に至る都度実行し、前記切換えパターンの実行中に、前記計時部により計時される時刻が前記オン時刻に至った後第1の判断時間を経過するまでの間、前記検知部により前記使用状態が継続して検知されなかった場合、前記画像形成装置を前記第1の省電力モードよりも消費電力の少ない第2の省電力モードに切換える制御を行う制御部と、を備え、前記第1の判断時間は前記設定時間に等しいことを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention according to
したがって、本発明は、WT機能が設定された画像形成装置の電力消費を極力省くことができる。 Therefore, the present invention can save power consumption of the image forming apparatus in which the WT function is set as much as possible.
「実施形態1」
以下、実施形態1に係る画像形成装置について、図1〜図6を参照して説明する。
“
The image forming apparatus according to the first embodiment will be described below with reference to FIGS.
本実施形態に係る画像形成装置1は、カラー複写機やプリンタ等として用いられる。画像形成装置1は、図1に示すように、メインスイッチ2と、サブスイッチ3と、電源ユニット10と、システム制御部100と、表示操作部200と、画像形成部300と、エンジン制御部400と、スキャナ/ADF部500と、を含んで構成される。
The
メインスイッチ2は、商業用電源より取得した電力の電源ユニット10への供給状態を切換える。また、メインスイッチ2は、後述するシステム制御部100の指示の下、電源ユニット10に備わる第1電源11と第2電源12について、電力の供給先を切換えることができる。
サブスイッチ3は、後述するI/O部120のインプットポートとアウトプットポートとを介して、ユーザがシステム制御部100に対する電力の供給状態を切換えるシステム電源用のスイッチである。
The
The
電源ユニット10は、商業用電源からの交流の電力を予め定めた電圧値からなる直流の電力に変換し、変換した電力を画像形成装置1に備わる各構成要素に供給する電源である。ここで、電源ユニット10は、システム制御部100の指示に従って、各構成要素それぞれに対する電力の供給状態を切換えることができる。当該電源ユニット10は、第1電源11と、第2電源12と、を含んで構成される。ここで、第1電源11は、常時通電用の電源であり、第2電源12は、後述するスリープモードやERP対応オフモードで電力の供給が停止する電源である。
The
システム制御部100は、画像形成装置1全体を統括制御する。システム制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)103と、計時部110と、不揮発性RAM111と、I/O部120と、LCDコントローラ130と、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)141,142と、NIC(Network Interface Card)150と、I/F部160と、を含んで構成される。
The
CPU101は、画像形成装置1の各構成要素から入力される入力信号に応じて、ROM102に記憶された各種プログラム(プログラムコード)を実行する。そして、CPU101は、当該実行にかかるプログラムに基づいて各構成要素に出力信号を出力することで、画像形成装置1の動作全般を統括制御する。
ROM102は、CPU101が実行可能なシステムプログラムや、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、上記処理プログラムを実行する際に使用されるデータなどを記憶する。
DRAM103は、CPU101が実行するプログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するためのデータ格納領域を備える。
The
The
The
計時部110は、例えば、現在時刻を計時し、計時した時刻をCPU101へ信号として出力するRTC(Real Time Clock)回路である。
不揮発性RAM111は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable ProgrammableROM)やFeRAM(Ferroelectric RAM)等のように、記憶の更新が可能であり且つ不揮発性のメモリである。
I/O部120は、インプットポートとアウトプットポートとからなるI/Oポートである。
The
The non-volatile RAM 111 is a non-volatile memory that can update storage, such as an EEPROM (Electrically Erasable Programmable ROM) and an FeRAM (Ferroelectric RAM).
The I /
LCDコントローラ130は、後述の表示操作部200に備わるLCD212を駆動制御して、LCD212の表示画面上に画像を表示させる。
UART141,142は、シリアル回線を介してシリアル通信を行うための通信インターフェースである。そして、UART141は、システム制御部100と操作部200とを通信可能にし、UART142は、システム制御部100とエンジン制御部400とを通信可能にする。
NIC150は、画像形成装置1がLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、ホストマシン等と通信を行うためのインターフェースである。
I/F部160は、USBインターフェース等で構成されており、当該USBインターフェースを備えた各種機器を接続可能にする。
The
The UARTs 141 and 142 are communication interfaces for performing serial communication via a serial line. The UART 141 enables communication between the
The NIC 150 is an interface for the
The I /
表示操作部200は、表示画面上に画像を表示するとともに、ユーザの入力操作を受付ける。当該表示操作部200は、タッチパネル部210と、固定キー部220と、CPU230と、を含んで構成される。
The
タッチパネル部210は、タッチパネル211と、LCD(Liquid Crystal Display)212と、を含んで構成される。
タッチパネル211は、LCD212の表示画面上に透明電極を格子状に配置して構成された感圧式(抵抗膜圧式)のパネルである。タッチパネル211は、ユーザに押下操作された座標位置の信号をCPU230へ出力する。LCD212は、LCDコントローラ130の指示にしたがって表示画面上に画像を表示させる液晶ディスプレイである。
The
The
固定キー部220は、数字テンキー,スタートキー,機能切換えキー等の複数の固定キーから構成される。固定キー部220は、ユーザによって押下操作された際に、操作されたキーに応じた押下信号をCPU230へ出力する。
The fixed
CPU230は、CPU101に比べて小規模な電子回路からなる。CPU230は、タッチパネル211から出力される座標位置の信号や固定キー部220から出力される押下信号に応じて、タッチパネル211の操作位置や固定キー部220に備わる固定キーの種別を特定する。そして、CPU230は、特定した操作位置や種別に基づく操作信号をCPU101へ出力する。
The
画像形成部300は、用紙上に原稿の画像を形成する画像形成処理を行う。当該画像形成部300は、画像処理部310と、画像メモリ制御部320と、画像メモリ330と、圧縮/伸張部340と、プリンタ部350と、を含んで構成される。
画像処理部310は、スキャナ/ADF部500にて読み取られる画像に係る画像データについて、シェーディング補正や、R、G、B形式からC、M、Y、K形式に変換する色変換処理、等の画像処理を施す。
画像メモリ制御部320は、画像処理部310にて画像処理の施された画像データを画像メモリ330に格納する。また、画像メモリ制御部320は、CPU101からの指示に応じて、画像メモリ330に格納した画像データを読み出して、圧縮/伸張部340やプリンタ部350へ出力する。
画像メモリ330は、DRAM等で構成される。そして、画像メモリ330は、画像処理部310にて取得された画像データやNIC150等を介して取得した印刷ジョブを記憶する。
圧縮/伸張部340は、画像データに対する圧縮処理や伸張処理を施す。
プリンタ部350は、画像メモリ330に格納された画像データや印刷ジョブに基づいて、電子写真方式等により用紙上に画像を形成して出力する。
The
The
The image
The
The compression /
The
エンジン制御部400は、CPU101の指示にしたがって、画像形成部300の動作を統括的に制御する。当該エンジン制御部400は、CPU410と、ドライバ420と、モータ部430と、I/O部440と、トレイ開閉検知センサ部450(検知部)と、前扉開閉検知センサ部460(検知部)と、ADF開閉検知センサ部470(検知部)と、UART480と、を含んで構成される。
The
CPU410は、CPU101からの指示にしたがって、エンジン制御部400の動作全般を統括制御する。
ドライバ420は、モータ部430に備わる各種モータを駆動させる駆動ドライバである。モータ部430は、例えば、感光体ドラムや加熱ローラを駆動させるモータ等、各種モータを含んで構成される。I/O部440は、インプットポートとアウトプットポートとからなるI/Oポートである。
トレイ開閉検知センサ部450は、画像形成装置1に備わる1又は複数の給紙トレイそれぞれに配設されたセンサである。そして、トレイ開閉検知センサ部450は、ユーザによって給紙トレイそれぞれが開閉されたか否かを検知し、検知信号を出力する。前扉開閉検知センサ部460は、ユーザによって画像形成装置1に設けられる前扉が開閉されたか否かを検知し、検知信号を出力する。ADF開閉検知センサ部470は、スキャナ/ADF部500に設けられるADF(Auto Document Feeder)がユーザによって開閉されたか否かを検知し、検知信号を出力する。トレイ開閉検知センサ部450〜ADF開閉検知センサ部470がそれぞれ出力する検知信号は、I/O部440等を介してCPU101へ送信される。
UART480は、シリアル回線を介してシリアル通信を行うための通信インターフェースである。UART480は、エンジン制御部400とスキャナ/ADF部500とを通信可能にする。
The CPU 410 performs overall control of the overall operation of the
The
The tray open / close
The
スキャナ/ADF部500は、ADFやCCD(Charge Coupled Device)を用いて原稿を読み取り、当該原稿に基づく画像データを取得する。そして、スキャナ/ADF部500は、CPU510と、ドライバ520と、モータ部530と、I/O部540と、原稿セット検知センサ部550と、を含んで構成される。
CPU510は、CPU101からの指示にしたがって、スキャナ/ADF部500の動作全般を統括制御する。ドライバ520は、モータ部530に備わる各種モータを駆動させる駆動ドライバである。モータ部530は、スキャナ/ADF部500を駆動させるための各種モータを含んで構成される。I/O部540は、インプットポートとアウトプットポートとからなるI/Oポートである。
原稿セット検知センサ部550は、スキャナ/ADF部500の読み取る原稿が、ユーザによって当該スキャナ/ADF部500にセットされたか否かを検知し、検知信号を出力する。原稿セット検知センサ部550が出力する検知信号は、I/O部540等を介してCPU101へ送信される。
The scanner /
The
The document set
(画像形成装置1の駆動モードについて)
次に、画像形成装置1の駆動モードについて説明する。
(About the drive mode of the image forming apparatus 1)
Next, the drive mode of the
画像形成装置1の駆動モードには、通常モードとオフモードがある。
まず、通常モードとは、画像形成装置1に備わる各構成要素が電源ユニット10により電力を供給されて駆動可能な状態である。つまり、通常モードは、画像形成装置1が印刷ジョブを取得した場合や原稿を読み取った場合に、即座に画像形成処理を実行できる状態(待機状態)である。
一方で、オフモードとは、CPU101の電源ユニット10に対する制御の下、画像形成装置1の一部の構成のみに電力が供給される状態である。つまり、オフモードは、CPU101が、通常モードで動作可能な画像形成装置1の構成のうち所定の構成について、電力の供給を停止させることで、画像形成装置1を省電力化させた状態である。当該オフモードには、スリープモード(第1の省電力モード)とERP対応オフモード(第2の省電力モード)がある。
The drive modes of the
First, the normal mode is a state in which each component included in the
On the other hand, the off mode is a state in which power is supplied to only a part of the
スリープモードとは、CPU101が、図2の破線で示すように、画像形成部300、表示操作部200のLCD212、エンジン制御部400のドライバ420とモータ部430、スキャナ/ADF部500のドライバ520とモータ部530、について電力の供給を停止させた状態である。
ERP対応オフモードとは、製品に対する環境配慮設計を義務付けたERP(Energy―Related Products)指令に準拠するように、オフモードにある画像形成装置1をスリープモードよりも一層省電力化させた状態である。具体的には、CPU101は、画像形成装置1を通常モード又はスリープモードから当該ERP対応オフモードに切換える場合、図3の破線で示すように、メインスイッチ2以外の画像形成装置1の各構成要素について電力の供給を停止させる。つまり、CPU101は、画像形成装置1の略全構成に電力が供給されないように制御することで、スリープモードよりも一層画像形成装置1の消費電力を少なくすることが出来る。
ここで、CPU101は、画像形成装置1がスリープモードにある場合に、トレイ開閉検知センサ部450、前扉開閉検知センサ部460、ADF開閉検知センサ部470、原稿セット検知センサ部550の何れかより検知信号を取得すると(当該スリープモードからの復帰要求を取得すると)、ユーザによって画像形成装置1が使用されたものとして(使用状態が検知されたものとして)、画像形成装置1を通常モードに切換える。一方で、画像形成装置1がERP対応オフモードにある場合、システム制御部100にも電力が供給されないので、CPU101が画像形成装置1を通常モードやスリープモードに切換えることはない。
In the sleep mode, as shown by the broken line in FIG. 2, the
The ERP-compatible off mode is a state in which the
Here, when the
(ウィークリータイマ機能について)
次に、CPU101が画像形成装置1に設定するウィークリータイマ(WT)機能について、図4を用いて説明する。
(Weekly timer function)
Next, a weekly timer (WT) function set in the
WT機能とは、計時部110により計時される時刻が曜日毎や日付毎に予め設定された時刻に至ると、CPU101が通常モードとスリープモードとを逐次切換える機能である。具体的には、CPU101は、図4(i)に示すように、画像形成装置1がスリープモードにある状態で、計時される時刻が予め設定されたWTオン時刻(オン時刻)に至ると、画像形成装置1を通常モードに切換える。さらに、CPU101は、図4(i)に示すように、画像形成装置1を通常モードに切換えた後、計時される時刻が予め設定された設定時間を経過してWTオフ時刻に至ると、画像形成装置1をスリープモードに切換える。そして、CPU101は、上記切換え処理のパターン(切換えパターン)をWTオン時刻に至る都度実行することで、WT機能を実現する。なお、WTオン時刻/WTオフ時刻は、表示操作部200を介してユーザに適宜設定される。当該設定されたWTオン時刻/WTオフ時刻は、例えば、曜日や日付ごとに不揮発性RAM111に記憶される。
The WT function is a function in which the
ところで、CPU101が通常モードにある画像形成装置1をスリープモードに切換えるケースは、切換えパターンを実行するケースだけではない。つまり、CPU101がオートシャットオフ機能によって、画像形成装置1をスリープモードに切換えるケースも存在する。オートシャットオフ機能とは、CPU101が、予め定めた一定期間中、トレイ開閉検知センサ部450、前扉開閉検知センサ部460、ADF開閉検知センサ部470、原稿セット検知センサ部550の何れからも検知信号を取得しなかった場合、ユーザによる画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかったものとして、画像形成装置1をスリープモードに切換える機能である。具体的には、CPU101は、図4(ii)に示すように、WT機能によって画像形成装置1が通常モードに至った時刻よりAS時刻に至るまでの期間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されないと判断した場合、当該AS時刻で画像形成装置1をスリープモードに切換える。なお、図4(ii)において、WTオフ時刻近傍で、スリープモードにある画像形成装置1の消費電力が一時的に通常モードと同水準まで上昇するのは、CPU101がWT機能によるスリープモードへの切換え処理を実行するためである。
Incidentally, the case where the
(ERP対応オフモードへの切換え処理について)
次に、WT機能実行中に、CPU101が行うERP対応オフモードへの切換え処理について説明する。
(Regarding the process of switching to the ERP compatible off mode)
Next, switching processing to the ERP-compatible off mode performed by the
CPU101がWT機能を実行する際、例えば、画像形成装置1の利用頻度が低いと予測される時間帯に至った場合に、当該WT機能によって画像形成装置1がスリープモードに切換わるようにWTオン時刻/WTオフ時刻を設定しておくことで、画像形成装置1は省電力化する。ところが、例えば、ユーザが長期に亘って画像形成装置1を一切使用しないような状況で、当該画像形成装置1に誤ってWT機能を設定した場合、画像形成装置1は不要に通常モードへ切換わるため電力が浪費される。また、当該状況で、画像形成装置1がスリープモードにある場合でも、図2に示す通り電力が供給されない構成は一部に過ぎないため、図2に示した通りある程度の消費電力が生じる。そこで、CPU101は、WT機能実行中における画像形成装置1の使用状態に応じて、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換えることで、画像形成装置1の省電力化を図る。
When the
具体的には、CPU101は、図5に示すように、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後、CPU101の設定する第1の判断時間T1を経過するまでの間、トレイ開閉検知センサ部450、前扉開閉検知センサ部460、ADF開閉検知センサ部470、原稿セット検知センサ部550から検知信号を取得したか否かを判断する。ここで、CPU101の設定する第1の判断時間T1は、任意の時間であってよいが、図5に示すように、ここではWTオン時刻からWTオフ時刻よりも短い時間とする。
そして、CPU101は、第1の判断時間T1を経過するまでの間、検知信号を取得していないと判断する場合、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかったものとして、通常モードにある画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える。ここで、画像形成装置1が当該ERP対応オフモードに切換わった場合、システム制御部100に電力が供給されないので、CPU101も駆動しない。そのため、計時される時刻が次のWTオン時刻に至った場合でも、CPU101がWT機能によって画像形成装置1を通常モードに切換えることがないので、画像形成装置1はERP対応オフモードによる省電力化した状態を維持することができる。
Specifically, as shown in FIG. 5, the
When the
(駆動モード切換え処理)
次に、本実施形態に係る画像形成装置1が実行する駆動モード切換え処理について、図のフローチャートを用いて説明する。なお、図6のフローチャートに示す駆動モード切換え処理は図5の時系列に準拠するものとする。
(Driving mode switching process)
Next, drive mode switching processing executed by the
まず、画像形成装置1は通常モードにあるとする(ステップS1)。そして、CPU101は、当該画像形成装置1についてWT機能を実行する(ステップS2)。
次いで、CPU101は、計時部110により時刻を計時し、当該時刻がWTオフ時刻に至ったか否かを判断する(ステップS3)。そして、CPU101は、ステップS3にてWTオフ時刻に至っていないと判断する場合(ステップS3;No)、WTオフ時刻に至るまで待機する。
一方で、CPU101は、ステップS3にてWTオフ時刻に至ったと判断する場合(ステップS3;Yes)、画像形成装置1をスリープモードに切換える(ステップS4)。
次いで、CPU101は、計時部110により時刻を計時し、当該時刻がWTオン時刻に至ったか否かを判断する(ステップS5)。そして、CPU101は、ステップS5にてWTオン時刻に至っていないと判断する場合(ステップS5;No)、WTオン時刻に至るまで待機する。
一方で、CPU101は、ステップS5にてWTオン時刻に至ったと判断する場合(ステップS5;Yes)、画像形成装置1を通常モードに切換える(ステップS6)。
First, it is assumed that the
Next, the
On the other hand, when
Next, the
On the other hand, when
次いで、CPU101は、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換えるための第1の判断時間T1を設定する(ステップS7)。この際、CPU101は、計時部110により時刻を計時し、WTオン時刻に至った時点からの経過時間をカウントする。
次いで、CPU101は、トレイ開閉検知センサ部450、前扉開閉検知センサ部460、ADF開閉検知センサ部470、原稿セット検知センサ部550から検知信号を取得したか否かにより、画像形成装置1の使用状態が検知されたか否かを判断する(ステップS8)。
次いで、CPU101は、ステップS8にて検知されていないと判断する場合(ステップS8;No)、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第1の判断時間T1を経過したか否かを判断する(ステップS9)。そして、CPU101は、ステップS9にて第1の判断時間T1を経過していないと判断する場合(ステップS9;No)、ステップS8以降の処理を繰り返す。
Next, the
Next, the
Next, when the
そして、CPU101は、ステップS9にて第1の判断時間T1を経過したと判断する場合(ステップS9;Yes)、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える(ステップS10)。
If the
一方で、CPU101は、ステップS8にて検知されたと判断する場合(ステップS8;Yes)、画像形成装置1がERP対応オフモードに切換わらないように、ステップS7で設定した第1の判断時間T1の設定解除を行う(ステップS11)。つまり、CPU101は、画像形成装置1を、WT機能が実行された状態の通常モードに移行させる。
On the other hand, when the
以上、本実施形態に係る画像形成装置1によると、CPU101は、画像形成装置1にWT機能を設定した状態で、第1の判断時間T1を経過するまでの間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、通常モードにある画像形成装置1をスリープモードよりも消費電力の少ないERP対応オフモードに切換える。
したがって、画像形成装置1は、ウィークリータイマ機能が設定された状態で、不要な電力消費を極力省くことができるといえる。
As described above, according to the
Therefore, it can be said that the
「変形例1」
次に、実施形態1に係る画像形成装置1の変形例1について、図7及び図8を用いて説明する。実施形態1において、第1の判断時間T1は、特定の時間としていなかったが、CPU101が事前に設定されたWTオン時刻/WTオフ時刻に応じて決定するようにしてもよい。
"
Next, a first modification of the
具体的には、CPU101は、WTオン時刻/WTオフ時刻を不揮発性RAM111より取得し、第1の判断時間T1を当該取得したWTオン時刻からWTオフ時刻までの時間に設定する。そして、CPU101は、図7に示すように、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第1の判断時間T1を経過するまでの間、検知信号を取得できたか否かに基づいて画像形成装置1の使用状態を検知する。その結果、CPU101は、第1の判断時間T1を経過するまでの間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、通常モードにある画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える。なお、図7に示すように、CPU101は、第1の判断時間T1を経過するまでの間にASオフ時刻に至った場合でも、画像形成装置1をスリープモードに切換える処理は行わない。
Specifically, the
(駆動モード切換え処理)
次に、本変形例に係る画像形成装置1が実行する駆動モード切換え処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、図8のフローチャートに示す駆動モード切換え処理は図7の時系列に準拠するものとする。また、駆動モード切換え処理の説明において、実施形態1に係る駆動モード切換え処理と同様の箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。
(Driving mode switching process)
Next, drive mode switching processing executed by the
CPU101は、ステップS6にて画像形成装置1を通常モードに切換えた際、第1の判断時間T1をWTオン時刻からWTオフ時刻までの時間に設定する(ステップS7a)。この際、CPU101は、計時部110により時刻を計時し、WTオン時刻に至った時点からの経過時間をカウントする。
次いで、CPU101は、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第1の判断時間T1を経過したか否かを判断する(ステップS8a)。そして、ステップS8aにて第1の判断時間T1を経過していないと判断する場合(ステップS8a;No)、第1の判断時間T1が経過するまで待機する。
一方で、CPU101は、ステップS8aにて第1の判断時間T1を経過したと判断する場合(ステップS8a;Yes)、第1の判断時間T1を経過するまでの間に検知信号を取得したか否かにより、画像形成装置1の使用状態が検知されたか否かを判断する(ステップS9a)。
そして、CPU101は、ステップS9aにて検知されたと判断する場合(ステップS9a;Yes)、画像形成装置1をスリープモードに切換える処理を行う(ステップS11a)。つまり、CPU101は、ステップS8a;YesにてWTオフ時刻に至った(第1の判断時間T1を経過した)と判断しているため、WT機能の下でスリープモードに切換える。なお、この際、CPU101は、次のWTオン時刻からWTオフ時刻までの時間を新たな第1の判断時間T1として設定しておく。
When the
Next, the
On the other hand, if the
If the
以上、本変形例1によると、CPU101はWTオフ時刻に至った時点で、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える。つまり、本変形例1によると、実施形態1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、事前設定された画像形成装置1の利用頻度が低いと予測されるWTオフ時刻に、画像形成装置1をERP対応オフモードへ切換えられるので、ユーザによる画像形成装置1の利用状況に適したタイミングで画像形成装置1を省電力化できる。
As described above, according to the first modification, when the use state of the
「変形例2」
次に、実施形態1に係る画像形成装置1の変形例2について、図9及び図10を用いて説明する。実施形態1において、CPU101は、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、通常モードにある画像形成装置1を直接ERP対応オフモードに切換えたが、一旦スリープモードに切換えた後ERP対応オフモードに切換えてもよい。
"
Next, a second modification of the
具体的には、CPU101は、図9に示すように、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第2の判断時間T2を経過するまでの間、検知信号を取得できたか否かに基づいて画像形成装置1の使用状態を検知する。ここで、第2の判断時間T2は、WTオン時刻からAS時刻までの時間である。そして、CPU101は、第2の判断時間T2を経過するまでの間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、通常モードにある画像形成装置1をスリープモードに切換える。さらに、CPU101は、第2の判断時間T2を経過した後第1の判断時間T1を経過するまでの時間T3の間、検知信号を取得できたか否かに基づいて画像形成装置1の使用状態を検知する。そして、CPU101は、時間T3の間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、スリープモードにある画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える。ここで、図9に示すように、CPU101の設定する第1の判断時間T1は、任意の時間であってよいが、ここではWTオン時刻からWTオフ時刻よりも短い時間とする。
Specifically, as shown in FIG. 9, has the
(駆動モード切換え処理)
次に、本変形例に係る画像形成装置1が実行する駆動モード切換え処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、図10のフローチャートに示す駆動モード切換え処理は図9の時系列に準拠するものとする。また、駆動モード切換え処理の説明において、実施形態1に係る駆動モード切換え処理と同様の箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。
(Driving mode switching process)
Next, drive mode switching processing executed by the
CPU101は、ステップS6にて画像形成装置1を通常モードに切換えた際、第1の判断時間T1及び第2の判断時間T2を設定する(ステップS7b)。この際、CPU101は、計時部110により時刻を計時し、WTオン時刻に至った時点からの経過時間をカウントする。
次いで、CPU101は、トレイ開閉検知センサ部450、前扉開閉検知センサ部460、ADF開閉検知センサ部470、原稿セット検知センサ部550から検知信号を取得したか否かにより、画像形成装置1の使用状態が検知されたか否かを判断する(ステップS8b)。そして、CPU101は、ステップS8bにて検知されたと判断する場合(ステップS8b;Yes)、ステップS15bの処理へ移行する。
The
Next, the
一方、CPU101は、ステップS8bにて検知されていないと判断する場合(ステップS8b;No)、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第2の判断時間T2を経過したか否かを判断する(ステップS9b)。そして、CPU101は、ステップS9bにて第2の判断時間T2を経過していないと判断する場合(ステップS9b;No)、ステップS8b以降の処理を繰り返す。
On the other hand, if the
一方で、CPU101は、ステップS9bにて第2の判断時間T2を経過したと判断する場合(ステップS9b;Yes)、画像形成装置1をスリープモードに切換える(ステップS10b)。
次いで、CPU101は、画像形成装置1の使用状態が検知されたか否かを判断する(ステップS11b)。
そして、CPU101は、ステップS11bにて検知されていないと判断する場合(ステップS11b;No)、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第1の判断時間T1を経過したか否かを判断する(ステップS12b)。そして、CPU101は、ステップS12bにて第1の判断時間T1を経過していないと判断する場合(ステップS12b;No)、ステップS11b以降の処理を繰り返す。
On the other hand, if the
Next, the
If the
そして、CPU101は、ステップS12bにて第1の判断時間T1を経過したと判断する場合(ステップS12b;Yes)、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える(ステップS13b)。
If the
また、CPU101は、ステップS11bにて検知されたと判断する場合(ステップS11b;Yes)、画像形成装置1を通常モードに切換える(ステップS14b)。そして、CPU101は、画像形成装置1がERP対応オフモードに切換わらないように、ステップS7bで設定した第1の判断時間T1の設定解除を行う(ステップS15b)。つまり、CPU101は、画像形成装置1を、WT機能が実行された状態の通常モードに移行させる。
If the
以上、本変形例2によると、WTオン時刻が経過した後第1の判断時間T1が経過するまでの間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、CPU101は、画像形成装置1を一旦スリープモードに切換えた後にERP対応オフモードに切換える。つまり、本変形例2によると、実施形態1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、CPU101は、オートシャットオフ機能と併用してERP対応オフモードへの切換え処理を実行することが出来る。
As described above, according to the second modification, when the use state of the
「変形例3」
次に、実施形態1に係る画像形成装置1の変形例3について、図11〜図13を用いて説明する。変形例2において、第1の判断時間T1は、特定の時間としていなかったが、CPU101が事前に設定されたWTオン時刻/WTオフ時刻に応じて決定するようにしてもよい。
"
Next, a third modification of the
具体的には、CPU101は、WTオン時刻/WTオフ時刻を不揮発性RAM111より取得し、第1の判断時間T1を当該取得したWTオン時刻からWTオフ時刻までの時間に設定する。そして、CPU101は、図11に示すように、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第2の判断時間T2を経過するまでの間、検知信号を取得できたか否かに基づいて画像形成装置1の使用状態を検知する。その結果、CPU101は、第2の判断時間T2を経過するまでの間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、通常モードにある画像形成装置1をスリープモードに切換える。さらに、CPU101は、第2の判断時間T2を経過した後第1の判断時間T1を経過するまでの時間T3の間、検知信号を取得できたか否かに基づいて画像形成装置1の使用状態を検知する。そして、CPU101は、時間T3の間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、スリープモードにある画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える。
Specifically, the
(駆動モード切換え処理)
次に、本変形例に係る画像形成装置1が実行する駆動モード切換え処理について、図12及び図13のフローチャートを用いて説明する。なお、図12及び図13のフローチャートに示す駆動モード切換え処理は図11の時系列に準拠するものとする。また、駆動モード切換え処理の説明において、実施形態1に係る駆動モード切換え処理と同様の箇所については同じ符号を付し、説明を省略する。
(Driving mode switching process)
Next, drive mode switching processing executed by the
CPU101は、ステップS6にて画像形成装置1を通常モードに切換えた際、第1の判断時間T1及び第2の判断時間T2を設定する(ステップS7c)。ここで、第1の判断時間T1はWTオン時刻からWTオフ時刻までの時間である。この際、CPU101は、計時部110により時刻を計時し、WTオン時刻に至った時点からの経過時間をカウントする。
次いで、CPU101は、トレイ開閉検知センサ部450、前扉開閉検知センサ部460、ADF開閉検知センサ部470、原稿セット検知センサ部550から検知信号を取得したか否かにより、画像形成装置1の使用状態が検知されたか否かを判断する(ステップS8c)。そして、CPU101は、ステップS8cにて検知されたと判断する場合(ステップS8c;Yes)、ステップS15cの処理へ移行する。
When the
Next, the
一方、CPU101は、ステップS8cにて検知されていないと判断する場合(ステップS8c;No)、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第2の判断時間T2を経過したか否かを判断する(ステップS9c)。そして、CPU101は、ステップS9cにて第2の判断時間T2を経過していないと判断する場合(ステップS9c;No)、ステップS8c以降の処理を繰り返す。
On the other hand, if the
一方で、CPU101は、ステップS9cにて第2の判断時間T2を経過したと判断する場合(ステップS9c;Yes)、画像形成装置1をスリープモードに切換える(ステップS10c)。
次いで、CPU101は、画像形成装置1の使用状態が検知されたか否かを判断する(ステップS11c)。
そして、CPU101は、ステップS11cにて検知されていないと判断する場合(ステップS11c;No)、計時部110により計時される時刻がWTオン時刻に至った後第1の判断時間T1を経過したか否かを判断する(ステップS12c)。そして、CPU101は、ステップS12cにて第1の判断時間T1を経過していないと判断する場合(ステップS12c;No)、ステップS11c以降の処理を繰り返す。
On the other hand, if the
Next, the
If the
そして、CPU101は、ステップS12cにて第1の判断時間T1を経過したと判断する場合(ステップS12c;Yes)、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える(ステップS13c)。
If the
また、CPU101は、ステップS11cにて検知されたと判断する場合(ステップS11c;Yes)、画像形成装置1を通常モードに切換える(ステップS14c)。
次いで、CPU101は、計時部110により計時される時刻がWTオフ時刻に至ったか否かを判断する(ステップS15c)。そして、CPU101は、ステップS15cにてWTオフ時刻に至っていないと判断する場合(ステップS15c;No)、WTオフ時刻に至るまで待機する。
一方で、CPU101は、ステップS15cにてWTオフ時刻に至ったと判断する場合(ステップS15c;Yes)、画像形成装置1をスリープモードに移行させる。この際、CPU101は、新たな第1の判断時間T1を次のWTオン時刻からWTオフ時刻までの時間に設定する。
If the
Next, the
On the other hand, when the
以上、本変形例3によると、WTオン時刻が経過した後WTオフ時刻に至るまでの間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、CPU101は、画像形成装置1を一旦スリープモードに切換えた後にERP対応オフモードに切換える。つまり、本変形例3によると、変形例2と同様の効果が得られるのは勿論のこと、事前に設定された画像形成装置1の利用頻度が低いと予測されるWTオフ時刻に、画像形成装置1をERP対応オフモードへ切換えられるので、ユーザによる画像形成装置1の利用状況に適したタイミングで画像形成装置1を省電力化できる。
As described above, according to the third modification, when the use state of the
「変形例4」
次に、実施形態1に係る画像形成装置1の変形例4について、図14及び図15を用いて説明する。実施形態1において、CPU101は、一度の切換えパターンの実行が完了するまでの間に、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換えた。しかし、例えば、CPU101が、複数回に亘る切換えパターンの実行が完了するまでの間に、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合に、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換えるように構成してもよい。
“Modification 4”
Next, Modification 4 of the
具体的には、CPU101は、図14に示すように、計時部110により計時される時刻があるWTオン時刻に至った時間を基準として、切換えパターンを繰り返し実行する。
ここで、CPU101は、各切換えパターンを実行する際、各切換えパターンのWTオン時刻からWTオフ時刻に至るまでの間、検知信号を取得できたか否かに基づいて画像形成装置1の使用状態を検知する。その結果、CPU101は、上記WTオン時刻からWTオフ時刻に至るまでの間、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合に、所定のカウンタ値Cを1増加させる。一方で、CPU101は、上記WTオン時刻からWTオフ時刻に至るまでの間に画像形成装置1の使用状態が検知された場合、カウンタ値Cをクリア(0に)する。
そして、CPU101は、カウンタ値Cが予め定めた設定値Nに到達した場合に、通常モードにある画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える。なお、この場合の第1の判断時間T1は、図14に示すように、CPU101が設定値N回分の切換えパターンを繰り返し実行するのに要する時間である。
Specifically, as illustrated in FIG. 14, the
Here, when executing each switching pattern, the
Then, when the counter value C reaches a predetermined setting value N, the
(駆動モード切換え処理)
次に、本変形例に係る画像形成装置1が実行する駆動モード切換え処理について、図15のフローチャートを用いて説明する。
(Driving mode switching process)
Next, drive mode switching processing executed by the
まず、CPU101は、ステップS6にて画像形成装置1を通常モードに切換えた後、カウンタ値Cが設定値Nに達したか否かを判断する(ステップS7d)。
次いで、CPU101は、ステップS7dにて設定値Nに達していないと判断する場合(ステップS7d;No)、現在時刻がWTオフ時刻に至ったか否かを判断する(ステップS8d)。そして、CPU101は、ステップS8dにてWTオフ時刻に至っていないと判断する場合(ステップS8d;No)、WTオフ時刻に至るまで待機する。
一方で、CPU101は、ステップS8dにてWTオフ時刻に至ったと判断する場合(ステップS8d;Yes)、WTオフ時刻に至るまでの間に検知信号を取得したか否かにより、画像形成装置1の使用状態が検知されたか否かを判断する(ステップS9d)。
First, after switching the
Next, when determining that the set value N has not been reached in step S7d (step S7d; No), the
On the other hand, if the
そして、CPU101は、ステップS9dにて使用状態が検知されたと判断する場合(ステップS9d;Yes)、カウント値Cを1増加する処理を行う(ステップS10d)。一方で、CPU101は、ステップS9dにて使用状態が検知されていないと判断する場合(ステップS9d;No)、カウント値のクリアを行う。
次いで、CPU101は、画像形成装置1をスリープモードに切換える処理を行い(ステップS11a)、ステップS5の処理へ移行して次の切換えパターンを実行する。
When the
Next, the
そして、CPU101は、ステップS7dにて設定値Nに達したと判断する場合(ステップS7d;Yes)、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える(ステップS13d)。
If the
以上、本変形例4によると、CPU101は、複数回に亘る切換えパターンの実行が完了するまでの間に、画像形成装置1の使用状態が継続して検知されなかった場合に、画像形成装置1をERP対応オフモードに切換える。つまり、本変形例4によると、実施形態1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、CPU101が長時間に亘ってユーザによる画像形成装置1の利用状況を判断した上でERP対応オフモードへの切換えを行うので、利用状況に適したタイミングで画像形成装置1を省電力化できる。
As described above, according to the fourth modification, the
なお、以上の実施形態における記述は、本発明に係る好適な画像形成装置の一例であり、これに限定されるものではない。
また、以上の実施形態における画像形成装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
The description in the above embodiment is an example of a suitable image forming apparatus according to the present invention, and the present invention is not limited to this.
Further, the detailed configuration and detailed operation of each part constituting the image forming apparatus in the above embodiment can be changed as appropriate without departing from the spirit of the present invention.
1 画像形成装置
10 電源ユニット
100 システム制御部(制御部)
101 CPU
102 ROM
110 計時部
120 I/O部
200 表示操作部
300 画像形成部
400 エンジン制御部
450 トレイ開閉検知センサ部(検知部)
460 前扉開閉検知センサ部(検知部)
470 ADF開閉検知センサ部(検知部)
500 スキャナ/ADF部(検知部)
550 原稿セット検知センサ部(検知部)
DESCRIPTION OF
101 CPU
102 ROM
110 Timekeeping Unit 120 I /
460 Front door open / close detection sensor part (detection part)
470 ADF open / close detection sensor part (detection part)
500 Scanner / ADF unit (detection unit)
550 Document set detection sensor (detection unit)
Claims (2)
時刻を計時する計時部と、
前記画像形成装置の使用状態を検知する検知部と、
前記計時部により計時される時刻が複数設定されたオン時刻のうち一のオン時刻に至った場合に前記第1の省電力モードにある画像形成装置を前記通常モードに切換えるとともに、前記計時部により計時される時刻が前記オン時刻に至った後予め設定された設定時間を経過した場合に前記通常モードにある画像形成装置を前記第1の省電力モードに切換える切換えパターンを各オン時刻に至る都度実行し、前記切換えパターンの実行中に、前記計時部により計時される時刻が前記オン時刻に至った後第1の判断時間を経過するまでの間、前記検知部により前記使用状態が継続して検知されなかった場合、前記画像形成装置を前記第1の省電力モードよりも消費電力の少ない第2の省電力モードに切換える制御を行う制御部と、
を備え、
前記第1の判断時間は前記設定時間に等しいことを特徴とする画像形成装置。 An image forming apparatus capable of switching between a normal mode in which each component can be driven and a first power saving mode with lower power consumption than the normal mode,
A timekeeping section that keeps time,
A detection unit for detecting a use state of the image forming apparatus;
When the time counted by the time measuring unit reaches one on time among the set on times, the image forming apparatus in the first power saving mode is switched to the normal mode, and the time measuring unit A switching pattern for switching the image forming apparatus in the normal mode to the first power saving mode when a preset set time has elapsed after the time measured reaches the on time each time the on time is reached During the execution of the switching pattern, the use state is continued by the detection unit until the first determination time elapses after the time counted by the time counting unit reaches the on-time. A control unit that performs control to switch the image forming apparatus to a second power saving mode that consumes less power than the first power saving mode if not detected;
Equipped with a,
The image forming apparatus, wherein the first determination time is equal to the set time .
前記制御部は、前記切換えパターンの実行中に、前記計時部により計時される時刻が前記オン時刻に至った後前記第1の判断時間よりも短い第2の判断時間を経過するまでの間、前記検知部により前記使用状態が継続して検知されなかった場合、前記画像形成装置を前記第1の省電力モードに切換え、前記計時部により計時される時刻が前記第2の判断時間を経過した後前記第1の判断時間を経過するまでの間、前記検知部により前記使用状態が継続して検知されなかった場合に前記画像形成装置を前記第1の省電力モードから前記第2の省電力モードに切換える制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 1.
The control unit, during execution of the switching pattern, until the time determined by the time measuring unit reaches the ON time until a second determination time shorter than the first determination time elapses. When the use state is not continuously detected by the detection unit, the image forming apparatus is switched to the first power saving mode, and the time measured by the time measurement unit has passed the second determination time. The image forming apparatus is moved from the first power saving mode to the second power saving when the use state is not continuously detected by the detection unit until the first determination time elapses. An image forming apparatus that performs control to switch to a mode.
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