JP5422587B2 - Antenna device - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、アンテナ装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to an antenna device.
アンテナを設置するスペースが限られている小型無線端末において通信品質を向上させるためには、1つのアンテナで放射パターンを切り替え、ダイバーシチ利得が得られることが望ましい。また、電池駆動などの理由から低消費電力での動作が求められる無線端末が増えており、スイッチなどのアクティブ素子は、可能な限り少数の使用でダイバーシチ効果を実現することが望ましい。 In order to improve communication quality in a small wireless terminal in which a space for installing an antenna is limited, it is desirable that a diversity gain can be obtained by switching a radiation pattern with one antenna. In addition, an increasing number of wireless terminals are required to operate with low power consumption for reasons such as battery drive, and it is desirable that active elements such as switches achieve a diversity effect with as few uses as possible.
従来、スイッチを用いてアンテナとグランドとの短絡位置を切り替え、主偏波を切り替えることが出来るアンテナが知られている。 Conventionally, there is known an antenna that can switch a main polarized wave by switching a short circuit position between the antenna and the ground using a switch.
しかしながら、アンテナの放射パターンの主方向を切り替えることが出来ず、パターンダイバーシチの効果を得ることができないという課題がある。またスイッチを2つ以上使用する必要があり、消費電力ならびにコストの観点から課題がある。 However, there is a problem that the main direction of the radiation pattern of the antenna cannot be switched and the effect of pattern diversity cannot be obtained. Moreover, it is necessary to use two or more switches, and there is a problem from the viewpoint of power consumption and cost.
本発明が解決しようとする課題は、小型無線端末においてパターンダイバーシチ効果を得ることができるアンテナ装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide an antenna device capable of obtaining a pattern diversity effect in a small wireless terminal.
実施形態によれば、アンテナ装置は、第1導体と、第2導体と、給電部と、スイッチとを含む。第1導体は面状であり開口部を有する。第2導体は第1導体の面を前記開口部に仮想的に延長した延長面と交わる。給電部は第2導体に電力を供給する。スイッチは、第2導体に流れる電流の向きを変化させる。第2導体に流れる電流と第1導体に誘起される電流とのベクトル和が、スイッチの切り替えによって異なるように配置される。 According to the embodiment, the antenna device includes a first conductor, a second conductor, a power feeding unit, and a switch. The first conductor is planar and has an opening. The second conductor intersects with an extended surface virtually extending the surface of the first conductor to the opening. The power feeding unit supplies power to the second conductor. The switch changes the direction of the current flowing through the second conductor. The vector sum of the current flowing through the second conductor and the current induced in the first conductor is arranged to be different depending on the switching of the switch.
以下、図面を参照しながら実施形態に係るアンテナ装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
実施形態では特に放射パターンを変化させるダイバーシチアンテナに関して説明する。
Hereinafter, an antenna device according to an embodiment will be described in detail with reference to the drawings. Note that, in the following embodiments, the same numbered portions are assumed to perform the same operation, and repeated description is omitted.
In the embodiment, a diversity antenna that changes a radiation pattern will be described in particular.
(第1の実施形態)
本実施形態のアンテナ装置は図1に示すように、給電部101、開口部103を有する導体102、導体104、およびスイッチ105を含む。図1は、第1の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図である。
給電部101はスイッチ105を介して導体104に電力を供給する。
(First embodiment)
As shown in FIG. 1, the antenna device of the present embodiment includes a
The
導体102は、開口部103を有している導体であるが、その他の形状、大きさに制限はないが、例えば面状の形状を有する。導体102は通常接地されている。
The
導体104は有限の大きさを持つ導体であり、通常、開口部103の内部に配置する。導体104は2つの端点を有していて通常屈曲している。導体104の形状は通常、線状または板状であるが、任意の形状でも構わない。導体104は例えばフィルム状の導体を用いたフレキシブルな導体でもよい。導体104は導体102の面を開口部103に仮想的に延長した延長面と交わる。例えば導体102が平面状の板状導体である場合、導体104はこの平面に垂直に交わるように配置する。このように導体104を配置することで、導体104は導体102から離れる部分が多くなり、導体104がアンテナとして放射効率を向上させることができる。
The
スイッチ105は導体104に流れる電流の向きを変化させる。スイッチ105は、給電部101と導体104の2つの端点のいずれか一方とを接続し、給電部101から導体104に電力を供給する。スイッチ105は給電部101から電力を供給する端点を切り替える。スイッチ105は、例えば半導体スイッチやCMOSスイッチなどを利用することができ、1つの入力ポートと2つの出力ポートを有するSPDT(single-pole double-throw)構成のスイッチで十分であり、低消費電力で動作させることができる。スイッチ105と接続する導体104の2つの端点の距離がいずれであっても、放射パターンの主方向を切り替えることはできる。しかしながら、これら端点の距離が大きいほど切り替え前後の放射パターンの主方向の変化度合いが大きくなる。
導体104は、導体104に流れる電流と導体102に誘起される電流とのベクトル和が、スイッチ105の切り替えによって異なるように配置される。
The
The
続いて、アンテナ装置の動作原理について図2A、図2B、図3を参照して説明する。
アンテナ装置は、導体104の電気長L(スイッチ105を介して給電部101と接続された位置から、導体104の他端までの電気長)が略4分の1波長となる周波数fで共振して電磁波を放射するアンテナ素子である。
Next, the operation principle of the antenna device will be described with reference to FIGS. 2A, 2B, and 3. FIG.
The antenna device resonates at a frequency f at which the electrical length L of the conductor 104 (the electrical length from the position connected to the
導体104上の電流は、開口部103の周囲の導体と電気的に結合し周囲の導体に電流を誘起する。図2A、図2Bは、導体104上の電流の向きと開口部103の周囲の電流の向きの関係を模式的に示す図である。図2Aのように、スイッチ105を介して導体104の始点203に給電したとき、電流201との間に強い結合が生じる。一方、図2Bのように、導体104の終点204に給電したとき、電流202との間に強い結合が生じることになる。
The current on the
図2A、図2Bを比較すると、給電位置をスイッチ105によって切り替えることにより、導体104上の電流の向きは反転している。しかしながら、開口部103の周囲の導体に誘起される電流の向きは変化していない。放射パターンは導体102ならびに104の電流分布のベクトル的な足し合わせであり、電流の向きの関係が給電位置の切り替えにより変化すると、放射パターンが変化することになる。
Comparing FIG. 2A and FIG. 2B, the direction of the current on the
図3は第1の実施形態における放射パターンの電磁界解析結果の一例である。図3の(a)は図2Aに対応する放射パターン、図3の(b)は図2Bに対応する放射パターンの解析結果である。これらの解析結果から、放射パターンの主方向がスイッチ105による給電位置の切り替えによって変わっていることが確認できる。図3の放射パターンの解析結果から、以下の式(1)に示す相関係数ρを求めると、0.49であった。これは、理論上十分なダイバーシチ利得が得られる値であり、本実施形態のアンテナ装置の有効性が実証された。ただし、式(1)において、Ei(Ω)はi番目のアンテナの複素電界指向性であり、*は複素共役を意味している。また、Ωは全立体角を示しており、式(1)は球面Ωの積分演算である。
(変形例)
第1の実施形態の第1の変形例について図4を参照して説明する。開口部103は、図4のように導体102の一部に切り込みが入ったスリット形状であってもよい。このときの動作原理は上述した第1の実施形態と同様である。すなわち、開口部103の周囲に誘起される電流の向きは給電位置の切り替えによって変わらないのに対し、導体104上の電流の向きは反転するため、ベクトルの合成である放射パターンが変化するのである。
(Modification)
A first modification of the first embodiment will be described with reference to FIG. The
第1の変形例では、導体102は一部に切り込みが入ったスリット形状であるが、この開口部103の形状は円形に限定されない。スイッチの切り替えによって放射パターンが変化すれば開口部103はどんな形状でも構わない。導体104の周囲の一部に導体102があればよい。この切り込みが入ったとしても切り込みが無い場合と同様な効果を得ることができる。
In the first modification, the
次に、第1の実施形態の第2の変形例について図5を参照して説明する。図5のように、アンテナ装置の背面に別の導体501が近接しても、上述した動作原理は変わらない。導体501が近接していて電流が流れていても、この電流がアンテナの放射パターンに及ぼす影響は、スイッチを切り替えても変わらない。そのため、スイッチ切り替えによりアンテナの放射パターンが変化し、パターンダイバーシチが得られる。そのため、例えば2層以上の層を有する基板上に実施形態のアンテナ装置を実装する際、導体104が実装される層以外の下層には導体が存在していてもよく、基板上の配線等の自由度を落とすことなく、パターンダイバーシチが得られる。
Next, a second modification of the first embodiment will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 5, even if another
再び、図1のアンテナ装置の説明に戻る。開口部103の周囲長が、本アンテナ装置の所望周波数fに対応する略1波長となると、開口部103の周囲の電流分布が共振状態となる。このときの電流分布の解析結果の一例を図6に示す。
Returning to the description of the antenna device of FIG. When the perimeter of the
このとき、開口部103はそれ自体が共振するスロットアンテナとして動作し、導体104によって設計した所望のアンテナ装置として動作しなくなる。すなわち、開口部103の周囲長は、所望周波数fに対応する1波長以下であることが望ましい。換言すれば、開口部103の周囲長が1波長以上になると、開口部103での共振がアンテナの共振周波数と同等となり、不要な共振が生じて所望の動作が得られなくなるため、周囲長は1波長以下であることが望ましい。
At this time, the
次に、図1のアンテナ装置において導体104が1つの折返しアンテナとして動作するときの条件について図7を参照して説明する。図7は、第1の実施形態において、導体104が1つの折返しアンテナとして動作するときの条件を模式的に表した図である。
導体104の近接する2つの部分が、所望周波数fに対応する波長の略40分の1以下となると、導体104上には、電流701のように同じ向きの電流が誘起される。すなわち、1つの折返しアンテナとして動作する。実施形態のアンテナ装置の目的は、給電位置の切り替えによって放射パターンを変化させることである。アンテナ装置が1つの折返しアンテナとして動作するとき、上述した動作原理による放射パターン変化は生じず、この目的を達成することが出来なくなる。すなわち、導体104の近接する2つの部位は、所望周波数に対応する波長の40分の1波長以上離して形成されることが望ましい。
Next, conditions when the
When two adjacent portions of the
第1の実施形態のアンテナ装置によれば、開口部の中にアンテナの始点と終点が存在することで、開口部周囲の導体とアンテナとが電気的に結合し、給電位置の切り替えによりアンテナの放射パターンを変えることができる。この結果、1つのアンテナと1つのスイッチを使用して放射パターンの主方向を切り替え、パターンダイバーシチ効果を得ることができる。 According to the antenna device of the first embodiment, since the start point and end point of the antenna exist in the opening, the conductor around the opening and the antenna are electrically coupled, and switching of the feeding position changes the antenna. The radiation pattern can be changed. As a result, the main direction of the radiation pattern can be switched using one antenna and one switch, and a pattern diversity effect can be obtained.
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、導体104と導体102との空間的距離が十分でないとき、アンテナの入力インピーダンスが低くなり、通常50Ωの給電部101との間でインピーダンス不整合が生じる場合がある。そこで、第2の実施形態に係わるアンテナ装置では、給電部101と接続された導体801をさらに有することを特徴とする。
(Second Embodiment)
In the first embodiment, when the spatial distance between the
本実施形態のアンテナ装置は図8に示すように、第1の実施形態のアンテナ装置に加え、導体801を含んでいる。図8は、本発明の第2の実施形態に係わるアンテナ装置の概略構成を示す図である。
As shown in FIG. 8, the antenna device of this embodiment includes a
第2の実施形態では、スイッチ105は、給電位置を切り替えるのではなく、導体104と導体102との短絡位置を切り替えるために用いられる。導体801は、線上または板状の導体で構成され、給電部101から電力を給電される。導体801は、導体104と電気的に結合し、導体104へさらに電力を給電する。導体801は、導体104に電気的に結合し電力を供給できればどの場所に配置されてもよい。
In the second embodiment, the
次に、第1の実施形態および第2の実施形態それぞれでのVSWR(voltage standing wave ratio)について図9を参照して説明する。VSWRは最小値が1であり、値が小さいほどインピーダンス不整合が小さく、損失が小さいことを意味する。 Next, VSWR (voltage standing wave ratio) in each of the first embodiment and the second embodiment will be described with reference to FIG. The minimum value of VSWR is 1, and the smaller the value, the smaller the impedance mismatch and the smaller the loss.
図9のVSWR901は第1の実施形態での導体801を用いずに導体104に給電する場合を示し、VSWR902は第2の実施形態での導体801を用いて給電する場合を示す。図9に示すように、第2の実施形態での導体801を用いたアンテナ装置では、動作帯域は狭帯域化するものの、所望周波数f周辺でVSWRが小さくなっており、インピーダンス不整合による損失を大きく改善することができる。給電部101からより大きな電力をアンテナに給電することができ、より良い放射特性を得ることが可能となる。このように、アンテナに、別の導体との容量結合によって給電することで、アンテナの入力インピーダンスを高くすることが出来、インピーダンス不整合を大幅に改善することが可能となる。
図8に示す第2の実施形態のアンテナ装置では、給電部101を開口部103の奥側に、スイッチ105を開口部103の手前側に設けている。給電部101とスイッチ105は、例えば開口部103の手前側に並べて設けてもよく、この場合にもパターンダイバーシチが得られる。しかしながら、図8のように、給電部101とスイッチ105とを開口部103の別々の側に設けることにより、開口部103の周囲の導体に誘起される電流は強められ、放射パターンの変化量を大きくすることが出来、より大きなパターンダイバーシチ効果が期待できる。
In the antenna device of the second embodiment shown in FIG. 8, the
第2の実施形態のアンテナ装置によれば、導体801を介して電気的に結合した導体104に給電することで、入力インピーダンスを高めることができ、インピーダンス不整合損失を改善できる。
According to the antenna device of the second embodiment, by supplying power to the
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係わるアンテナ装置について図10を参照して説明する。本実施形態のアンテナ装置は、インピーダンス素子1001をスイッチの一端に設けることを特徴とする。
(Third embodiment)
An antenna apparatus according to the third embodiment will be described with reference to FIG. The antenna device of this embodiment is characterized in that an
インピーダンス素子1001は、例えばチップキャパシタ、チップインダクタ、チップ抵抗など、半田付け可能なチップ素子を使用することができる。また、バリキャップダイオードやMEMS可変キャパシタなどのアクティブ素子を用いてもよい。
As the
スイッチ105は、例えばDPDT(double-pole double-throw)スイッチで構成され、2つ以上の入力ポートと2つ以上の出力ポートを持っている。スイッチ105の入力ポートのうち一つは給電部に接続され、他方の入力ポートはインピーダンス素子に接続される。スイッチ105の出力ポートのうちの一つは導体104の始点203に接続し、他方の出力ポートは導体104の終点204に接続される。
The
次に、インピーダンス素子1001としてキャパシタ及びインダクタを用いたときの、それぞれのVSWRの変化について図11を参照して説明する。
インピーダンス素子1001としてキャパシタを取り付けると、VSWR1101のように、VSWRは周波数の高い側へシフトする。また、チップ素子の内部抵抗のためにアンテナの損失が増加しVSWRの幅は広くなる。キャパシタとして可変キャパシタ素子を使用すると、可変キャパシタの可変範囲に対応する周波数fからf’までの範囲で、動作周波数を調整するチューナブルアンテナとして動作させることが可能になる。一方、インピーダンス素子1001としてインダクタを取り付けると、VSWR1102のように、VSWRは周波数の低い側へシフトすることになる。
このように、インピーダンス素子をスイッチ105と導体102との間に設けることで、整合のとれる周波数を容易に調整することができる。ただし、素子の内部抵抗が大きくなると、アンテナの放射効率を劣化させることにもつながるので、必要な放射効率を達成することができる程度に素子の内部抵抗を設定する。
Next, changes in VSWR when a capacitor and an inductor are used as the
When a capacitor is attached as the
In this way, by providing the impedance element between the
次に、図10のアンテナ装置の変形例について図12を参照して説明する。
本変形例のアンテナ装置は図8のアンテナ装置に加え、スイッチ105と導体102との間に、インピーダンス素子1001をさらに設けることを特徴とする。インピーダンス素子をスイッチ105と導体102との間に設けることで、図12に示すように整合のとれる周波数を容易に調整することができる。
第3の実施形態のアンテナ装置によれば、インピーダンス素子を装荷することで、共振周波数を容易に設計出来るほか、アンテナ自体のQ値を下げて、動作帯域を広帯域化させることが出来る。したがって、所望周波数でアンテナ装置を動作させることが容易になる。
Next, a modification of the antenna device of FIG. 10 will be described with reference to FIG.
The antenna device according to this modification is characterized in that an
According to the antenna device of the third embodiment, by loading an impedance element, the resonance frequency can be easily designed, and the Q value of the antenna itself can be lowered to widen the operating band. Therefore, it becomes easy to operate the antenna device at a desired frequency.
例えば、図12の変形例を、950MHz帯で動作する小型無線通信端末に設置する場合、導体104の経路長は略80mm程度必要となる。また、開口部103の長手方向の長さは略35mm以上あることが望ましい。しかしながら、基板設計の各種制約により、前記の長さを確保できないことや、開口部103と導体104の距離が離れすぎてパターンダイバーシチ効果を十分得られない可能性がある。このとき、図12の変形例のように、インピーダンス素子1001として1pF程度のキャパシタや数nHのインダクタを使用することで、アンテナの共振周波数を容易に調整することができ、パターンダイバーシチ効果を高める設計が可能となる。 以下に、上述した実施形態のアンテナ装置を電池駆動の小型無線通信端末に設置したときの概略構成を説明する。
図13は、アンテナ装置を電池駆動の小型無線通信端末に設置するときの概略を示す図である。電池1301の実装および無線機等を実装することを想定すると、基板上にアンテナを2つ以上配置してパターンダイバーシチを得ることは難しい。しかしながら、上述した実施形態のアンテナ装置を使用することで、アンテナ1つのスペースでパターンダイバーシチ効果を得ることができ、通信品質の向上が見込まれる。
For example, when the modification of FIG. 12 is installed in a small wireless communication terminal operating in the 950 MHz band, the path length of the
FIG. 13 is a diagram showing an outline when the antenna device is installed in a battery-driven small wireless communication terminal. Assuming mounting of the
アンテナ装置では、例えば導体801は基板の上面に設置され、スルーホール1302と基板の下面に設置されるスイッチ105を介して基板の下面にある給電部(図13では図示せず)に接続している。図13の例では基板の下面に導体104も設置されている。
In the antenna device, for example, the
また、電池1301が実装されない小型無線通信端末でも、アンテナ1つのスペースでパターンダイバーシチ効果を得ることができるため、筐体サイズを小さくすることができる。例えば、950MHz帯で動作する小型無線端末であれば、50mm×65mm程度にまで筐体サイズを小さくしてもパターンダイバーシチ効果が期待できる。
Further, even in a small wireless communication terminal in which the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
101…給電部、102、104、501、801…導体、103…開口部、105…スイッチ、201、202、701…電流、203…始点、204…終点、1001…インピーダンス素子、1301…電池、1302…スルーホール。
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記開口部と2箇所で交わり、曲がった形状である第2導体と、
前記第2導体の2つの端のいずれか一方に接続し電力を供給する給電部と、
前記給電部と前記第2導体の2つの端のいずれか一方とを接続し、接続の位置を変化させて前記第2導体に流れる電流の向きを変化させるスイッチと、を具備し、
前記第2導体は、前記第2導体に流れる電流と前記第1導体に誘起される電流とのベクトル和が、前記スイッチの切り替えによって異なるように配置され、
前記2箇所を結ぶ方向の前記開口部の長さは前記2箇所の間の距離よりも長いことを特徴とするアンテナ装置。 A planar first conductor having an opening;
A second conductor that intersects the opening at two locations and has a bent shape;
A power feeding unit that is connected to one of the two ends of the second conductor and supplies power;
A switch that connects the power feeding unit and one of the two ends of the second conductor, and changes a connection position to change a direction of a current flowing through the second conductor;
The second conductor is arranged such that a vector sum of a current flowing in the second conductor and a current induced in the first conductor is different depending on switching of the switch,
The length of the opening in the direction connecting the two locations is longer than the distance between the two locations.
前記開口部と2箇所で交わり、曲がった形状である第2導体と、
前記第1導体に平行な面状の第3導体と、
前記第3導体に導体を介して接続し電力を供給し、容量結合によって前記第2導体に給電する、前記第1導体に配置される給電部と、
前記第2導体の2つの端のいずれか一方と前記第1導体とを電気的に短絡させることにより前記電流の向きを変化させるスイッチと、を具備し、
前記第2導体は、前記第2導体に流れる電流と前記第1導体に誘起される電流とのベクトル和が、前記スイッチの切り替えによって異なるように配置され、
前記2箇所を結ぶ方向の前記開口部の長さは前記2箇所の間の距離よりも長いことを特徴とするアンテナ装置。 A planar first conductor having an opening;
A second conductor that intersects the opening at two locations and has a bent shape;
A planar third conductor parallel to the first conductor ;
A power supply unit disposed on the first conductor, connected to the third conductor via a conductor, supplies power, and supplies power to the second conductor by capacitive coupling;
Anda switch or switches for which it is changed the direction of the current by electrically short-circuiting the one and the first conductor of the two ends of the front Stories second conductor,
The second conductor is arranged such that a vector sum of a current flowing in the second conductor and a current induced in the first conductor is different depending on switching of the switch,
Features and to luer antenna device is longer than the distance between the two locations is the length of the opening in a direction connecting the two places.
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