JP5421273B2 - メディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法及びその装置 - Google Patents

メディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法及びその装置 Download PDF

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Description

本発明はメディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法に係り、さらに具体的には、メディアファイル・フォーマットのメタデータ・フィールドまたはメディア伝送フレームワークで、伝送パケットのヘッダフィールドのように、固定長を有するメタデータにおいて、メタデータに備わったデータ領域に表現できる最大範囲を増大させる符号化方法及び装置に関する。
図1A及び図1Bは、メタデータ符号化に必要なフィールド長(field length)、最大範囲(max range)及び解像度(resolution)間の関係を示すグラフである。
図1A及び図1Bを参照するに、フィールド長、最大範囲、解像度が示されている。フィールド長は、メディア・コンテンツのメタデータに必要なビット数、すなわちメタデータ・フィールドの長さを示し、最大範囲は、メタデータが表現できる情報の範囲を示す。また、解像度は、メタデータが表現する情報の解像度、すなわち、メタデータが表示する情報の単位サイズによって、メタデータがどれほど正確な値を示しているかの尺度になる要素である。
図1Aのグラフと図1Bグラフとを比較すれば、同じ最大範囲を表現しようとするとき、解像度によって必要なフィールド長が変わることが分かる。言い換えれば、図1のグラフで、n−1の解像度(resolution(n−1))110としてm1値を表現するためには、l1のフィールド長が必要である。一方、図1Bで、さらに高いn+2の解像度(resolution(n+2))120として同じm1値を表現するためには、l1より多いl2のフィールド長が必要である。すなわち、同じ最大範囲の値を表現するにおいて、メタデータがメディア・コンテンツの当該情報をいかほど正確に指すかによって、必要なフィールド長が左右される。
メディアファイル・フォーマットのメタデータ・フィールドまたはメディア伝送フレームワークで、伝送パケットのヘッダフィールドのようなメタデータは、全体ファイルまたはストリームで相当な比重を占めるので、全体コーディング効率を上昇させるために、かようなメタデータに必要なビット数を減少させる必要がある。
併せて、従来には固定長のメタデータを利用する場合には、最悪の場合を考慮した最大範囲に合わせてメタデータのフィールド長を決定したり、メディア・コンテンツの区間によって、解像度を異にしてメタデータのフィールド長を流動的に変更する場合には、周期的に外部シグナリング(externally signaling)を適用する方法を使用した。前記二種の場合いずれにも、不要なビットが浪費されたりさらなるビットが要求されるという問題点がある。
本発明は、前記のような問題点を解決するために考案されたものであり、本発明がなそうとする技術的課題は、メタデータ内部に可変的なスケール表示子(scale indicator)を生成し、メタデータが固定長のフィールド構造を有する場合にも表現できる情報の範囲を増大させる符号化方法及びその装置を提供することである。
前記技術的課題は、本発明によって、メディア・コンテンツ及び前記メディア・コンテンツのメタデータ(metadata)を符号化する方法において、前記メタデータの内部に、前記メディア・コンテンツについての情報の単位サイズを示すスケール表示子を生成する段階と、前記生成されたスケール表示子に基づいて、前記メタデータに備わったデータ領域が互いに異なる値を有するように、前記データ領域を決定する段階とを含むことを特徴とする符号化方法によって解決される。
前記スケール表示子は、前記データ領域で表示する前記メディア・コンテンツについての情報の最大範囲、または前記情報に要求される正確度によって可変的であることが望ましい。
前記スケール表示子は、前記情報の最大範囲が大きいほど、または前記情報に要求される正確度が低いほど、前記情報の単位サイズが増大するように変更されることが望ましい。
前記メタデータの内部に、前記スケール表示子と前記データ領域との境界を区別するフィールド区分子(field barrier)を割り当てる段階をさらに含むことが望ましい。
前記データ領域を決定する段階は、前記スケール表示子によるオフセット値によって、前記データ領域の値を互いに異なる値に決定することが望ましい。
前記メタデータは、固定長のデータ構造を有することが望ましく、前記データ領域が表示する前記情報は、前記メディア・コンテンツについての時間情報であることが望ましい。
前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、前記スケール表示子が示す前記単位サイズによって、前記メディア・コンテンツを整列する段階をさらに含むことが望ましい。
前記メディア・コンテンツを整列する段階は、前記スケール表示子が示す前記単位サイズに対応して、ダミーデータ(dummy data)を挿入する段階をさらに含むことが望ましい。
前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、前記メディア・コンテンツの開始位置を示す識別コード(identification code)を挿入する段階をさらに含むことが望ましい。
一方、本発明の他の分野によれば、前記技術的課題は、メディア・コンテンツ及び前記メディア・コンテンツのメタデータを符号化する装置において、前記メタデータの内部に、前記メディア・コンテンツについての情報の単位サイズであるスケール表示子を生成するスケール表示子生成部と、前記スケール表示子生成部で生成されたスケール表示子に基づいて、前記メタデータに備わったデータ領域が互いに異なる値を有するように、前記データ領域を決定するデータ領域決定部とを含むことを特徴とする符号化装置によっても解決される。
前記スケール表示子生成部は、前記データ領域で表示する前記メディア・コンテンツについての情報の最大範囲、または前記情報に要求される正確度によって可変的にスケール表示子を生成することが望ましい。
前記スケール表示子生成部は、前記情報の最大範囲が大きいほど、または前記情報に要求される正確度が低いほど、前記情報の単位サイズが増大する前記スケール表示子を生成することが望ましい。
前記スケール表示子生成部は、前記メタデータの内部に、前記スケール表示子と前記データ領域との境界を区別するフィールド区分子を割り当てるフィールド区分子割当て部をさらに含むことが望ましい。
前記データ領域決定部は、前記スケール表示子によるオフセット値によって、前記データ領域の値を互いに異なる値に決定することが望ましい。
前記メタデータは、固定長のデータ構造を有することが望ましく、前記データ領域が表示する前記情報は、前記メディア・コンテンツについての時間情報であることが望ましい。
前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、前記スケール表示子が示す前記単位サイズによって、前記メディア・コンテンツを整列する第1メディア・コンテンツ処理部をさらに含むことが望ましい。
前記第1メディア・コンテンツ処理部は、前記スケール表示子が示す前記単位サイズに対応して、ダミーデータを挿入することが望ましい。
前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、前記メディア・コンテンツの開始位置を示す識別コードを挿入する第2メディア・コンテンツ処理部をさらに含むことが望ましい。
さらに本発明は、メディア・コンテンツについての情報の単位サイズであるスケール表示子を前記メタデータの内部に生成し、前記生成されたスケール表示子に基づいて、前記メタデータに備わったデータ領域が互いに異なる値を有するように、前記データ領域を決定する符号化方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含む。
本発明によるメディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法及びその装置によれば、メタデータ内の制限された空間を有するデータ領域が表現できる範囲を増大させることができ、メタデータに対する最適のフィールド長のデータ空間を決定できるので、メタデータのサイズを減らし、データ圧縮率を上げることができる。また、外部情報によってメタデータのスケール変更を知らせる必要がなく、従って、メタデータのスケールを動的(dynamic)に変更できる。
メタデータ符号化に必要なフィールド長、最大範囲及び解像度間の関係を示すグラフである。 メタデータ符号化に必要なフィールド長、最大範囲及び解像度間の関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態による、メディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による、スケール表示子が備わったメタデータのデータ構造を示す図である。 本発明の他の実施形態による、8ビットのメタデータにスケール表示子を適用した場合を示す図である。 図4を、固定されたスケールを有する8ビットメタデータと可視的に比較した図である。 図4を、固定されたスケールを有する8ビットメタデータと可視的に比較した図である。 図5A、図5Bに係わって、それぞれの最大範囲及び解像度間の関係を示すグラフである。 本発明のさらに他の実施形態による、メディア・コンテンツの位置情報を探索する場合を説明するための図である。 本発明のさらに他の実施形態による、メディア・コンテンツの位置情報を探索する場合を説明するための図である。 本発明のさらに他の実施形態による、メディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する装置を示す機能ブロック図である。
以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態による、メディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法を説明するためのフローチャートである。
最近、メディアシステムは、メディア・コンテンツの特性が連続的(continuous)であるものから、不連続的(discontinuous)であるものに、A/V(audio-visual)データからリッチメディア(rich media)データに、時間情報の焦点が正確である(accurate)ことから適切である(approximate)ことに変化している。
従って、メタデータもまた、このようなメディア・コンテンツの特性を利用し、さらに高い圧縮効率を有するように設計されねばならない。本発明で扱うメタデータは、ISO base media file format(ISO/IEC 14496−12)のようなメディアデータ保存フォーマット(メディアファイル・フォーマット)、MPEG−2システム(ISO/IEC 13818−1)のようなメディア伝送フレームワークに適用され、またMPEG−4システム(ISO/IEC 14496−1)、MPEG−4 LASeR/SAF(ISO/IEC 14496−20)のようなメディアメタデータ・フレームワークにも適用されうる。併せて、前記メディアデータ保存フォーマット(メディアファイル・フォーマット)を支援するメディアプレーヤ・フレームワークにも適用可能であり、TV、STB、PMP、MP3、モバイル放送端末機、携帯電話のようなメディア処理端末機にも適用可能である。
図2を参照するに、本発明の符号化方法は、メタデータの内部に、メディア・コンテンツについての情報の単位サイズを示すスケール表示子(scale indicator)を生成する段階(210)と、生成されたスケール表示子に基づいて、メタデータに備わったデータ領域が互いに異なる値を有するように、前記データ領域を決定する段階(230)とを含む。選択的に、前記符号化方法は、メタデータの内部に、前記スケール表示子とデータ領域との境界を区別するフィールド区分子(field barrier)を割り当てる段階(220)をさらに含むこともできる。
段階210では、スケール表示子をメタデータ内部に生成する。スケール表示子は、現在メタデータのデータ領域が表現する情報のスケールを定義する指示子である。すなわち、前記データ領域で表示するメディア・コンテンツについての情報が、いかなるサイズの単位を基準に正確に示されているかを示す値である。別途のスケール表示子がない一般的なメタデータの場合には、スケールが1x(1倍)であると仮定する。
このようなスケール表示子は、データ領域で表示するメディア・コンテンツについての情報の最大範囲(max range)または要求される正確度(accuracy)によって、可変的に変化する。バイナリ(binary)コーディング時、固定長のデータ構造を有する一般的なメタデータで表現できる情報の最大範囲は、0〜2−1である。それらのスケールは、1xである。しかし、本発明では、スケールが可変的に変化するので、表現できる情報の最大範囲も変わり、反対給付的(trade-off)に情報の正確性を示す解像度(resolution)も変化する。具体的に、スケールが大きくなれば、同じビット数で表現可能である情報の範囲が増大し、反対に解像度は低下する。
段階220では、スケール表示子とデータ領域との境界を区別するフィールド区分子を割り当てる。本発明で可変的なスケール表示子は、メタデータ内部に生成されているので、外部シグナリングなしに自主的にスケール表示子を抽出するために、メタデータ内部に、このようなフィールド区分子を割り当てる。従って、スケール表示子とデータ領域とが互いに区別されうるので、スケール表示子をまず判読した後、データ領域の値を当該スケールに合わせて解釈することによって、データ領域の値がスケールアップ(scale-up)されて表示されうる。
段階230では、スケール表示子によって互いに異なる値を有するデータ領域を決定する。すなわち、スケール表示子によって、データ領域の値が異なって解釈されるので、符号化過程では、前記生成されたスケール表示子によるスケールに合わせて表現しようとするデータ領域の値を決定するのである。これに係わる具体的な実施形態は、以下の図4で詳細に説明する。
図3の(A)乃至(C)は、本発明の一実施形態による、スケール表示子が備わったメタデータのデータ構造を示す図である。図3の(A)乃至(C)を参照するに、それぞれのメタデータのデータ構造は、スケール表示子、フィールド区分子及びデータ領域から構成されている。ここで、フィールド区分子は、事前に定義された値に固定長の値であるが、スケール表示子及びデータ領域は、多様な場合を示すことができるので、フィールドの長さが可変的である。しかし、メタデータ全体のフィールド長は、固定されているので、スケール表示子及びデータ領域は、制限された長さの領域内で、互いに排他的な領域を占める。かようなメタデータの一実施形態について述べれば、以下の通りである。
図4は、本発明の他の実施形態による、8ビットのメタデータに、スケール表示子を適用した場合を示す図である。図4を参照するに、8ビットのメタデータで、スケール表示子及びデータ領域の値がいかなる場合において、異なって構成されうるかが示されている。
ここで、スケールは、データ領域の値が示す情報の単位のサイズを意味する。このようなスケールによって、メタデータのデータ領域で表現する値の間隔が決定される。ステップ数(step number)は、スケールに合わせてデータ領域の値を解釈するとき、表現されるあらゆる離散値(discrete value)の個数を示す。オフセット(offset)は、s1〜s9の各場合での開始値を意味する。
例えば、s1〜s3の場合について述べれば、次の通りである。ここで、スケール表示子は1の値を、フィールド区分子は0の値を有すると仮定する。
(s1):スケール表示子に割り当てられるビットがない。すなわち、スケールは、1xであり、8ビットのうち、最初のビットは、フィールド区分子である。残りのデータ領域は、いずれも7ビットであるから、2=128個のステップを有する。オフセットは、128*0=0に設定される。従って、s1の場合、データ領域は、0から128個の値を1xの間隔で表現できる。
(s2):最初のビットがスケール表示子である。すなわち、スケールは2xであり、フィールド区分子を除外した残りのデータ領域は、いずれも6ビットであるから、2=64個のステップを有する。オフセットは、128*1=128に設定される。従って、s2の場合、データ領域は、128から64個の値を2xの間隔で表現できる。
(s3):2番目のビットまでがスケール表示子である。すなわち、スケールは4xであり、フィールド区分子を除外した残りのデータ領域は、いずれも5ビットであるから、2=32個のステップを有する。オフセットは、128*2=256に設定される。従ってs3の場合、データ領域は、256から32個の値を4xの間隔で表現できる。
残りのs4〜s9の場合も、上のような方式で示される。
従って、図4のように、8ビットの長さを有するメタデータは、最大範囲として1,024まで表現できる。
図5A及び図5Bは、前記図4における固定されたスケールを有する8ビットメタデータと可視的に比較した図である。
図5Aは、8ビットの固定されたスケールを有するメタデータが表現できる最大範囲及び解像度を示し、図5B、前記図4の一実施形態を適用した場合の最大範囲及び解像度を示す。
まず、図5Aについて述べれば、スケール表示子を具備しない8ビットメタデータは、スケール1xで固定されているので、0〜256の範囲を1の間隔で表現できる。
一方、図5Bについて述べれば、内部に可変的なスケール表示子を具備した8ビットメタデータは、s1では、スケールが1xであって、0〜128の範囲を1の間隔で表現し、s2では、スケールが2xであり、128〜256の範囲を2の間隔で表現し、s3では、スケールが4xであり、256〜384の範囲を4の間隔で表現する。それにより、s9では、1,024まで示すことができる。
従って、図5Bから分かるように、s1からs9へ行くほどに、スケール2倍ずつ増加するので、解像度は1/2倍ずつ低下するが、表現できる最大範囲の値が1,024まで増加する利点を有する。
特に、メタデータで必須なメディア・コンテンツについての時間情報である場合には、物理的な正確性が多少低下する場合にも、メディア・コンテンツのユーザである人間の認知能がこれを感知できないので、かような原理を利用し、本発明のように、さらに高効率の圧縮率を有する符号化方法を考案できる。
図6は、図5A及び図5Bについて、それぞれの最大範囲及び解像度間の関係を示すグラフである。図6を参照するに、図5Aのようなスケール表示子を具備していない8ビットメタデータのグラフ610と、図5Bのような可変的なスケール表示子を具備した8ビットメタデータのグラフ620とが示されている。
s1では、図5Aのグラフ610と図5Bのグラフ620とが同じように示される。しかし、s2では、図5Bのグラフ620がさらに大きい傾きを有するが、このとき、図5Bのグラフ620のオフセットは、128sec/90k、ステップ数は64個であり、解像度は45kHzである。一方、s3では、図5Bのグラフ620がさらに大きい傾きを有するが、オフセットは256sec/90k、ステップ数は32個であり、解像度は45kHzである。このような方式で、図5Bのグラフ620は、最大範囲である1,024sec/90kまで達し、図5Aのグラフ610と比較し、768sec/90kのゲイン(gain)を有する。
図7A及び図7Bは、本発明の他の実施形態による、メディア・コンテンツの位置情報を探索する場合を説明するための図である。
上記の例に挙げた時間情報とは異なり、メタデータのデータ領域で表示する情報が、メディア・コンテンツについての位置情報のように、正確性が要求される情報である場合、本発明は、メディア・コンテンツを図7A及び図7Bのように処理して符号化する。
すなわち、本発明のようにスケールアップされて表示されるデータ領域の値によってコンテンツを探索する場合にも、正確な位置を捜し出すために、本発明では、次のような二種の場合を提案する。
まず、図7Aについて述べれば、スケール表示子が示す情報の単位サイズによって、メディア・コンテンツを整列(align)する過程を行う。図7Aで、メディア・コンテンツのストリームで空いている領域710,730,750は、所定のコンテンツのデータが保存された領域であり、X表示された領域720,740,760は、ダミーデータである。スケールによってメタデータが表示できる単位が4バイトであるならば、a1位置以後には、a2位置にアクセスせざるを得ない。従って、もし3バイトサイズのコンテンツ・データ710であるならば、1バイトのダミーデータ720をさらに埋め(stuffing)、全4バイトを作ることができる。同様に、5バイトサイズのコンテンツ・データ730である場合には、3バイトのダミーデータ740をさらに埋め、全8バイトを作ることができる。このように、スケールの倍数になるように、メディア・コンテンツを整列して符号化する。
一方、図7Bについて述べれば、ダミーデータを使用せずに、開始シンボル(start symbol)のような特別な識別コード(identification code)780を使用することもできる。すなわち、スケールによってメタデータが表示できる単位が8バイトであるとするならば、b1位置の次には、b2位置にアクセスすることになる。従って、もし5バイトサイズのコンテンツ・データ770があるならば、その後1バイトの識別コード780を挿入し、その後コンテンツ・データ790の開始を知らせるのである。従って、b1位置に大体アクセスした後、開始シンボルを示す識別コード780を探索することによって、正確なコンテンツ・データ790の位置を捜し出すことができる。
このような方法は、図7Aで埋めるダミーデータのサイズと、図7Bで開始シンボルを示す識別コードを探索する複雑度(complexity)とによって選択的に使用できる。
図8は、本発明のさらに他の実施形態による、メディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する装置を示す機能ブロック図である。図8を参照するに、符号化装置800は、メタデータの内部にメディア・コンテンツについての情報の単位サイズであるスケール表示子を生成するスケール表示子生成部810と、スケール表示子生成部810で生成されたスケール表示子に基づいて、前記メタデータに備わったデータ領域が互いに異なる値を有するように決定するデータ領域決定部820とを含む。スケール表示子生成部810は、メタデータの内部にスケール表示子とデータ領域との境界を区別するフィールド区分子を割り当てるフィールド区分子割当て部811をさらに含むことができる。
もしデータ領域が表示する情報が、メディア・コンテンツについての位置情報である場合、スケール表示子が示す情報の単位のサイズによって、メディア・コンテンツを整列する第1メディア・コンテンツ処理部830をさらに含むことができ、第1メディア・コンテンツ処理部830は、スケール表示子が示すスケールに対応して、メディア・コンテンツ・データにダミーデータを挿入する。こういう場合に、メディア・コンテンツの開始位置を示す識別コードを挿入する第2メディア・コンテンツ処理部840をさらに含むことができ、符号化装置800は、第1メディア・コンテンツ処理部830及び第2メディア・コンテンツ処理部840を選択的に利用できる。
一方、前述の本発明のメディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法は、コンピュータで実行できるプログラムとして作成可能であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用し、前記プログラムを動作させる汎用ディジタルコンピュータで具現されうる。
また、前述のように、本発明で使われたデータの構造は、コンピュータで読み取り可能である記録媒体に複数の手段を介して記録されうる。
前記コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、マグネチック記録媒体(例えば、ROM(read-only memory)、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光学的判読媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)及びキャリアウェーブ(例えば、インターネットを介した伝送)のような保存媒体を含む。
以上、本発明についてその望ましい実施形態を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者は、本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態で具現されうることを理解することができる。従って、開示された実施形態は、限定的な観点ではなくして、説明的な観点から考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなくして特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にあるあらゆる差異点は、本発明に含まれたものであると解釈されねばならない。

Claims (21)

  1. メディア・コンテンツ及び前記メディア・コンテンツのメタデータを符号化する方法において、
    前記メタデータの内部に、前記メディア・コンテンツについての情報を表現するデータ領域の単位サイズを示すスケール表示子を生成する段階と、
    前記生成されたスケール表示子に基づいて、前記メタデータ内の前記データ領域で表現される値の範囲及び間隔を決定する段階とを含むことを特徴とする符号化方法。
  2. 前記スケール表示子は、前記データ領域で表示する前記メディア・コンテンツについての情報の最大範囲、または前記情報に要求される正確度によって、フィールドの長さが可変的であることを特徴とする請求項1に記載の符号化方法。
  3. 前記スケール表示子は、前記情報の最大範囲が大きいほど、または前記情報に要求される正確度が低いほど、前記情報の単位サイズが増大するように変更されることを特徴とする請求項2に記載の符号化方法。
  4. 前記メタデータの内部に、前記スケール表示子と前記データ領域との境界を区別するフィールド区分子を割り当てる段階をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の符号化方法。
  5. 前記データ領域を決定する段階は、
    前記スケール表示子によるオフセット値によって、前記データ領域で表現される値を決定することを特徴とする請求項4に記載の符号化方法。
  6. 前記メタデータは、固定長のデータ構造を有することを特徴とする請求項5に記載の符号化方法。
  7. 前記データ領域が表示する前記情報は、前記メディア・コンテンツについての時間情報であることを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  8. 前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、
    前記スケール表示子が示す前記単位サイズによって、前記メディア・コンテンツを整列する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  9. 前記メディア・コンテンツを整列する段階は、
    前記スケール表示子が示す前記単位サイズに対応して、ダミーデータを挿入する段階をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の符号化方法。
  10. 前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、
    前記メディア・コンテンツの開始位置を示す識別コードを挿入する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の符号化方法。
  11. メディア・コンテンツ及び前記メディア・コンテンツのメタデータを符号化する装置において、
    前記メタデータの内部に、前記メディア・コンテンツについての情報を表現するデータ領域の単位サイズであるスケール表示子を生成するスケール表示子生成部と、
    前記スケール表示子生成部で生成されたスケール表示子に基づいて、前記メタデータ内の前記データ領域で表現される値の範囲及び間隔を決定するデータ領域決定部とを含むことを特徴とする符号化装置。
  12. 前記スケール表示子生成部は、
    前記データ領域で表示する前記メディア・コンテンツについての情報の最大範囲、または前記情報に要求される正確度によって、フィールドの長さが可変的にスケール表示子を生成することを特徴とする請求項11に記載の符号化装置。
  13. 前記スケール表示子生成部は、
    前記情報の最大範囲が大きいほど、または前記情報に要求される正確度が低いほど、前記情報の単位サイズが増大する前記スケール表示子を生成することを特徴とする請求項12に記載の符号化装置。
  14. 前記スケール表示子生成部は、
    前記メタデータの内部に、前記スケール表示子と前記データ領域との境界を区別するフィールド区分子を割り当てるフィールド区分子割当て部をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の符号化装置。
  15. 前記データ領域決定部は、
    前記スケール表示子によるオフセット値によって、前記データ領域で表現される値を決定することを特徴とする請求項14に記載の符号化装置。
  16. 前記メタデータは、固定長のデータ構造を有することを特徴とする請求項15に記載の符号化装置。
  17. 前記データ領域が表示する前記情報は、前記メディア・コンテンツについての時間情報であることを特徴とする請求項16に記載の符号化装置。
  18. 前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、
    前記スケール表示子が示す前記単位サイズによって、前記メディア・コンテンツを整列する第1メディア・コンテンツ処理部をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の符号化装置。
  19. 前記第1メディア・コンテンツ処理部は、
    前記スケール表示子が示す前記単位サイズに対応して、ダミーデータを挿入することを特徴とする請求項18に記載の符号化装置。
  20. 前記データ領域が表示する前記情報が、前記メディア・コンテンツについての位置情報である場合、
    前記メディア・コンテンツの開始位置を示す識別コードを挿入する第2メディア・コンテンツ処理部をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の符号化装置。
  21. 請求項1乃至10何れか一項記載の符号化方法を具現するためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能である記録媒体。
JP2010529843A 2007-10-16 2008-06-30 メディア・コンテンツ及びメタデータを符号化する方法及びその装置 Expired - Fee Related JP5421273B2 (ja)

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