JP5415473B2 - 無効電力測定システム - Google Patents

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Description

この発明は、電気所で各配電線の無効電力を測定する無効電力測定システムに関する。
近年、太陽光発電装置などの分散型電源が電力系統に連系される件数が増大し、将来、さらに大容量の分散型電源装置の連系が想定される。例えば、太陽光発電装置では、電力系統の電圧上昇を所定値以内に収めるために、無効電力を出力する制御や、有効電力の制御が行われている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、各電源装置がそれぞれ電圧・無効電力の制御を協調なしに調整すると、系統電圧が上昇する可能性がある。系統電圧が上昇すると、発電機の解列や他機器への悪影響が考えられ、電力会社では、各配電線の電圧・無効電力の計測・監視が必要となる。このためには、膨大な数の測定器が必要となり、コストが増大するため、全配電系統における電圧・無効電力の計測・監視が難しい状況にある。
ところで、電気所では、6kV母線の電圧および6kV配電線の電流を測定・監視している。電圧は計器用変成器(PT)を介して測定し、電流は計器用変流器(CT)を介して測定する。PT2次側の電圧およびをCT2次側の電流を測定する場合、継電器盤等に専用の電圧測定プラグ(PTT)および電流測定プラグ(CTT)を挿入する。
6kV配電線の無効電力を測定したい場合には、6kV母線のPTTで電圧を取り込み、測定したい6kV配電線のCTTで電流を取り込む。例えば、複数の回線の無効電力を測定する場合には、取り込んだ各電流に対応して個別に測定器を設置するか、または、多チャンネルのメモリーハイコーダ等による方法が可能である。
特開2008−35640号公報
しかし、複数回線の無効電力を測定する方法には、次の課題がある。先に述べたような、取り込んだ各電流に対応して個別に測定器を設置する方法では、複数の測定器を設置するので、設置に手間がかかるうえに、データ改修も個別に実施する必要がある。
一方、多チャンネルのメモリーハイコーダ等を用いる方法では、実際にはメモリーハイコーダ等がそれほど多くのチャンネルを持たず、また測定演算部を複数もつことから、非常に高価である。
さらに、両者の方法では、測定に必要な測定器毎にPTTプラグから配線をして、電圧値を取り込まなければならず、配線の複雑さによる誤測定等の可能性がある。電流についてもCTTプラグから直列に測定器に取り込む必要があり、誤配線によるCTTプラグ挿入時に、継電器の誤動作等の可能性がある。さらに、CT回路に直列に測定器を接続するため、不意に配線が外れた場合、CT回路がオープンとなり、継電器の誤動作や不動作、異常電圧の発生等の可能性もある。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、複数回線の無効電力を測定する場合に、複数の測定器等を不要にし、複雑な配線を不要にし、また、配線が外れることによる影響が無い無効電力測定システムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、電気所の母線に設けられている計器用変圧器と、該母線から分岐された各配電線に設けられている第1の計器用変流器と、遠隔監視制御装置の端子台とを利用する無効電力測定システムであって、前記各第1の計器用変流器の2次側電流を流す前記遠隔監視制御装置の端子台に対して、並列接続が可能な各短絡回路と、前記各短絡回路に設けられ、該各短絡回路の並列接続と開放とを行う各切換手段と、前記各短絡回路が前記遠隔監視制御装置の端子台に並列接続をされたときに、該各短絡回路に流れる電流を計測するために、該各短絡回路が通る第2の計器用変流器と、前記各短絡回路の並列接続を順に行うように前記各切換手段を制御し、1つの短絡回路が並列接続をされたときに、前記第2の計器用変流器から得た2次側電流を基に、該短絡回路が並列接続をされている前記遠隔監視制御装置の端子台を流れる、前記第1の計器用変流器の2次側電流を算出し、算出した該2次側電流と、前記計器用変圧器の2次側電圧とを基に、該第1の計器用変流器が設けられている配電線の無効電力を算出する制御手段と、を備えることを特徴とする無効電力測定システムである。
請求項1の発明では、電気所の母線に設けられている計器用変圧器と、母線から分岐された各配電線に設けられている第1の計器用変流器と、遠隔監視制御装置の端子台とを利用して無効電力を計測する。このために、この発明では、各第1の計器用変流器の2次側電流を流す遠隔監視制御装置の端子台に対して、並列に接続される各短絡回路と、各短絡回路に設けられ、各短絡回路の並列接続と開放とを行う各切換手段と、各短絡回路が遠隔監視制御装置の端子台に並列接続をされたときに、各短絡回路に流れる電流を計測するために、各短絡回路が通る第2の計器用変流器とを備えている。そして、制御手段は、各短絡回路の並列接続を順に行うように各切換手段を制御し、1つの短絡回路が並列接続をされたときに、第2の計器用変流器から得た2次側電流を基に、短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台を流れる、第1の計器用変流器の2次側電流を算出する。この後、制御手段は、算出した2次側電流と、計器用変圧器の2次側電圧とを基に、第1の計器用変流器が設けられている配電線の無効電力を算出する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の無効電力測定システムにおいて、前記制御手段は、前記短絡回路が並列接続をされたときに、該短絡回路に流れる電流と、該短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台に流れる2次側電流との分流比をあらかじめ保存し、前記第2の計器用変流器から得た2次側電流と該分流比とから、該短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台を流れる、前記第1の計器用変流器の2次側電流を算出する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の無効電力測定システムにおいて、前記分流比を求めるときに用いられ、前記短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台に着脱可能に取り付けられる第3の計器用変流器を備え、前記制御手段は、前記第3の計器用変流器が計測した電流を用いて前記2次側電流を求め、該2次側電流を用いて前記分流比を算出してあらかじめ保存する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、短絡回路の並列接続をしたときに、各短絡回路が通る第2の計器用変流器の2次側電流を用いて、制御手段が無効電力を算出するので、複数の第2の計器用変流器や制御手段を用いることを不要にすることができる。また、各第1の計器用変流器の2次側電流を流す遠隔監視制御装置の端子台に対して、短絡回路を並列に接続するので、複雑な配線を不要にし、また、遠隔監視制御装置の端子台に対して並列接続をされている短絡回路が外れても、これによる影響が発生することがない。
請求項2の発明によれば、短絡回路に流れる電流と、短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台に流れる2次側電流とを用いて得た分流比から、第1の計器用変流器の2次側電流を算出することを可能にする。
請求項3の発明によれば、遠隔監視制御装置の端子台に対して着脱可能な第3の計器用変流器を用いて分流比を算出するので、配線の接続変更等を不要にして分流比を算出することができる。
この発明の実施の形態1による無効電力測定システムの構成図である。 電流が流れる様子を示す図である。 電流が流れる様子を示す図である。 事前処理の一例を示すフローチャートである。 無効電力計測処理の一例を示すフローチャートである。 計測のタイミングを説明する説明図である。 計測のタイミングを説明する説明図である。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。以下の実施の形態では、電気所が配電用の変電所であり、この発明による無効電力測定システムがこの電気所に設置されている場合を例として説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による無効電力測定システムを図1に示す。図1の無効電力測定システムは、電気所の各設備を利用して無効電力を測定する。ここで、無効電力測定システムが設置されている電気所について説明する。
電気所は、送電線11からの高圧を変圧器12で6kVの電圧に降圧し、この6kVの電圧を母線13に送る。母線13からは、遮断器14A〜14Dを介在して、A配電線15A〜D配電線15Dが分岐されているので、6kVの電圧はこれらの配電線に送られる。電気所では、需要家に供給される電圧を監視するために、母線13には計器用変圧器(PT)21が接続され、電流を監視するために、A配電線15A〜D配電線15Dには計器用変流器22A〜22Dが接続されている。計器用変圧器21からの測定可能な電圧が、信号線41により、遠隔監視制御装置(TC)30に加えられ、計器用変流器(CT)22A〜22Dからの測定可能な電流が、信号線42A〜42Dにより、遠隔監視制御装置30に送られる。計器用変圧器21からの測定可能な電圧は、計器用変圧器21のPT比に応じた値であり、計器用変流器(CT)22A〜22Dからの測定可能な電流は、計器用変流器22A〜22DのCT比に応じて流れる。
電気所の遠隔監視制御装置30は端子台31を備えている。端子台31は、遠隔監視制御装置30に対する配線を行う際に用いられる。このために、端子台31は、入力側の端子31A〜31Eと、出力側の端子31E〜31Jとを備えている。端子台31の端子31Aには、計器用変圧器21からの信号線41が接続され、端子31B〜31Eには、計器用変流器22A〜22Dからの信号線42A〜42Dがそれぞれ接続されている。端子台31では、入力側の端子31A〜31Eが、所定長の接続線L1〜L5によって、出力側の端子31F〜31Jにそれぞれ接続されている。さらに、端子31F〜31Jは、配線として信号線L11〜L15により、変換器32にそれぞれ接続されている。変換器32は、端子31F〜31Jからのアナログの電圧や電流をディジタルに変換するなどの処理を行う。なお、図1では、変換器32の次段以降の回路等を省略している。
こうした端子台31により、電気所の遠隔監視制御装置30では、計器用変圧器21の信号線41が端子31A、31Fを経て変換器32に接続されている。また、計器用変流器22Aの信号線42Aが端子31B、31Gを経て変換器32に接続されている。計器用変流器22B〜22Dの信号線42B〜42Dも同じようにして変換器32に接続されている。つまり、端子台31は、計器用変圧器21の信号線41と、計器用変流器22A〜22Dの信号線42A〜42Dとを、入力側の端子31A〜31Eと出力側の端子31F〜31Jとで中継して、変換器32に接続している。
無効電力測定システムは、遠隔監視制御装置30の端子台31を利用して無効電力を測定する。このために、無効電力測定システムは無効電力測定装置50を備えている。無効電力測定装置50は、変流器51と、スイッチ(SW)52A〜52Dと、インターフェース53と、制御部54と、記憶部55と、表示部56と、入力部57とを備えている。また、無効電力測定システムは、遠隔監視制御装置30の配線に取り付け可能な変流器60を備えている。
変流器60は、A配電線15A〜D配電線15Dに設けられている計器用変流器22A〜22Dの2次側にクランプされて用いられるCTクランプである。変流器60は、計器用変流器22A〜22Dからの電流を測定し、測定結果である2次側電流を無効電力測定装置50に送る。この2次側電流はA配電線15A〜D配電線15Dを流れる電流に対応している。この実施の形態では、変流器60は、遠隔監視制御装置30の端子台31と変換器32との間に配線されている配電線L12〜L15に対して取り付けられ、図1では配電線L15に取り付けられている場合を例示している。
無効電力測定装置50のインターフェース53は、入出力される信号のレベル変換等を行う。インターフェース53は、制御部54から開閉信号を受け取ると、この信号をスイッチ52A〜52Dに送る。
インターフェース53には信号線53Aが接続され、信号線53Aは、遠隔監視制御装置30の端子台31の端子31Fに接続されている。これにより、インターフェース53は、計器用変圧器21からの電圧を、2次側母線電圧として信号線53Aから受け取る。この2次側母線電圧は、電気所の母線13の電圧に対応している。インターフェース53は、2次側母線電圧を受け取ると、このアナログの電圧をディジタルに変換して制御部54に送る。
インターフェース53には信号線53Aが接続され、信号線53Aは変流器60に接続されている。これにより、インターフェース53は、変流器60からの電流を、2次側電流として信号線53Aから受け取る。図1では、この2次側電流は、電気所のD配電線15Dの電流に対応している。インターフェース53は、2次側電流を受け取ると、このアナログの電流をディジタルに変換して制御部54に送る。
インターフェース53には信号線53Aが接続され、信号線53Aは変流器51に接続されている。これにより、インターフェース53は、変流器51から後述の分岐電流を受け取ると、このアナログの電流をディジタルに変換して制御部54に送る。
無効電力測定装置50のスイッチ52A〜52Dは、インターフェース53を介在して送られる、制御部54からの開閉信号によって開閉する。スイッチ52Aには信号線52A、52Aが接続されている。信号線52Aは、変流器51を通って、遠隔監視制御装置30の端子台31の端子31Bに接続され、信号線52Aは遠隔監視制御装置30の端子台31の端子31Gに接続されている。そして、制御部54からの開閉信号によってスイッチ52Aが閉じると、図2に示すように電流が流れる。なお、図2では、電流の流れに直接関係しない回路等の記載を省略している。図2に示すように、遠隔監視制御装置30の端子台31の端子31Bには、A配電線15Aの計器用変流器22Aからの、測定可能な電流iA1が流れ込む。この電流iA1は、端子31Bと端子31Gを経て、変換器32に送られる。このとき、スイッチ52Aが閉じると、端子台31の端子31Bと端子31Gとの間を接続する接続線L2には、信号線52Aとスイッチ52Aと信号線52Aとから成る直列回路つまり短絡回路が並列に接続される。
短絡回路が並列接続をされた状態になると、計器用変流器22Aからの電流iA1は、端子台31の端子31Bで分岐される。そして、一方の電流iA2が接続線L2を経て端子31Gに向かって流れ、他方の電流iA3が短絡回路の信号線52Aを流れる。さらに、電流iA3は、変流器51を通り、スイッチ52Aと信号線52Aとを経て、端子台31の端子31Gに流れ込む。なお、電流iA2と電流iA3とは、理想的には同じになる。しかし、接続線L2と短絡回路との抵抗成分や、端子31B、31Gでの、信号線52Aと信号線52Aと接触状態等によって、電流が同じにならずに変化する場合がある。
端子台31の端子31Gでは、接続線L2からの電流iA2と、短絡回路の信号線52Aからの電流とが合流して電流iA1となる。合流して形成された電流iA1は、変換器32に送られる。
一方、スイッチ52Aが制御部54の開閉信号によって開くと、端子台31の端子31Bと端子31Gとの間の接続線L2に対する短絡回路の並列接続が、解除される。
同様にして、スイッチ52Bが開閉することで、端子台31の端子31Cと端子31Hとの間の接続線L3に対する、信号線52Bとスイッチ52Bと信号線52Bとで形成される短絡回路の並列接続・解除が行われ、スイッチ52Cが開閉することで、端子台31の端子31Dと端子31Iとの間の接続線L4に対する、信号線52Cとスイッチ52Cと信号線52Cとで形成される短絡回路の並列接続・解除が行われる。
スイッチ52Dが開閉することで、端子台31の端子31Eと端子31Jとの間の接続線L5に対する、信号線52Dとスイッチ52Dと信号線52Dとで形成される短絡回路の並列接続・解除が行われる。図1では、D配電線15Dの変流器22D2次側に変流器60が取り付けられているので、図3に示すように、スイッチ52Dが閉じると、短絡回路が並列に接続された状態になり、計器用変流器22Dからの電流iD1は、端子台31の端子31Eで分岐される。一方の電流iD2が端子31Jに向かって流れ、他方の電流iD3が短絡回路の信号線52Dを流れる。さらに、電流iD3は、変流器51を通り、スイッチ52Dと信号線52Dとを経て、端子台31の端子31Jに流れ込む。この後、端子31Jからの合流した電流iD1は変流器60で計測される。そして、先に述べたように、変流器60による計測結果が2次側電流として、信号線53Aを経てインターフェース53に送られる。
無効電力測定装置50の変流器51は、端子台31に対して短絡回路の並列接続が行われたときに、この短絡回路の接続で生じる分岐電流を測定する。このために、変流器51には、信号線52A〜52Dが通されている。この実施の形態では、変流器51は、スイッチ52A〜52Dの切り換えにより、信号線52A〜52Dを流れる電流を計測する。変流器51は、計測した分岐電流を、信号線53Aとインターフェース53とを経て、制御部54に送る。
無効電力測定装置50の記憶部55は、制御部54の制御によって、制御部54がインターフェース53から受け取った信号等のデータを記憶する。表示部56は、制御部54の制御によって、制御部54が行った処理の結果等を表示する。入力部57は、複数のキーやスイッチを備える装置である。キーやスイッチが操作されると、入力部57はキーやスイッチの操作結果を制御部54に送る。
制御部54は、無効電力測定に関する制御などを行う。制御部54は、無効電力を測定するために、事前処理と無効電力計測処理との2つの処理を順に行う。まず、制御部54は事前処理を行う。制御部54は、入力部57から事前処理の開始の指示を受け取ると、図4に示す事前処理を開始し、入力画面を表示する(ステップS1)。ステップS1で、制御部54は、表示部56を制御して、
a1.計器用変流器のCT比
a2.計器用変圧器のPT比
a3.配電線の回線数
を入力するための入力画面を表示する。ステップS1の後、制御部54は、入力部57から上記a1〜a3として各値x〜zを受け取ると、これらの値を記憶部55に保存する(ステップS2)。ステップS2で、次の値が保存される。
b1.計器用変流器のCT比:値x
b2.計器用変圧器のPT比:値y
b3.配電線の回線数:値z
ステップS2が終了すると、制御部54は、配電線を指定するための配電線番号nを、
n=1
にする(ステップS3)。ステップS3が終了すると、制御部54は、表示部56を制御して、配電線番号nの配電線に設けられている計器用変流器の信号線(以下、「配電線番号nに対応する信号線」という)側に対して、CTクランプつまり変流器60の取り付け指示を表示する(ステップS4)。ここでは、ステップS4で配電線番号nが番号1であるので、制御部54は、配電線番号1の配電線、この実施の形態では、A配電線15Aに対応する信号線側にCTクランプ(変流器60)を取り付ける指示を表示する。
ステップS4が終了し、制御部54は、CTクランプ(変流器60)の取り付け完了の入力を入力部57から受け取ると(ステップS5)、配電線番号nの配電線には計器用変流器が設けられているので、この計器用変流器の信号線を中継する、遠隔監視制御装置30の端子台31の接続線に対して、短絡回路を並列に接続するための無効電力測定装置50のスイッチ(以下、「配電線番号nに対応するスイッチ」という)に、「閉」を表す開閉信号を送る(ステップS6)。ステップS6により、開閉信号を受け取ったスイッチは閉じる。これにより、端子台31の該当する接続線に対して短絡回路が接続される。この実施の形態では、制御部54はステップS6でスイッチ52Aに対して、「閉」を表す開閉信号を送り、スイッチ52B〜52Dに対して、「開」を表す開閉信号を送る。
ステップS6が終了すると、制御部54は、短絡回路が並列に接続された場合に流れる分岐電流(以下、「配電線番号nに対応する分岐電流」という)と、配電線の計器用変流器の2次側電流とを計測して、各電流の電流値を保存する(ステップS7)。図1では、制御部54は、ステップS7で先の図3と同様に、変流器51が計測した分岐電流の電流値と、変流器60が計測した2次側電流の電流値とを記憶部55に保存する。
ステップS7が終了すると、制御部54は、ステップS7で保存した分岐電流の電流値と、2次側電流の電流値とから分流比αn(以下、「配電線番号nに対応する分流比αn」という)を算出して保存する(ステップS8)。ステップS8で、制御部54は、次の式を用いて、配電線番号nの配電線に対応する分流比αnを算出する。
分流比αn=(2次側電流の電流値)/(分岐電流の電流値)
ここでは、制御部54は、配電線番号1の配電線に対応する分流比α1を算出することになる。
ステップS8が終了すると、制御部54は、ステップS6で送った、「閉」の開閉信号の代わりに、「開」の開閉信号を送る(ステップS9)。ステップS9により、電線番号nの配電線に対応する、遠隔監視制御装置30の端子台31の接続線に対する短絡回路の並列接続が解除される。
ステップS9が終了すると、制御部54は、配電線を指定するための配電線番号を、
n=n+1
にし(ステップS10)、この新たな配電線番号nと、ステップS2で保存した配電線の回線数zとを比較し、
n≦z
であるかどうかを判定する(ステップS11)。ステップS11で、配電線番号nが配電線の回線数以下であると、制御部54は処理をステップS4に戻す。一方、ステップS11で、配電線番号nが配電線の回線数を越えると、制御部54は、表示部56を制御して、CTクランプ(変流器60)の取り外しを表示する(ステップS12)。ステップS11の後、制御部54は事前処理を終了する。
こうして、事前処理により、制御部54は、無効電力を計測するために必要な値として、
b1.計器用変流器のCT比:値x
b2.計器用変圧器のPT比:値y
b3.配電線の回線数:値z
b4.分流比:値α1、…、αz
を記憶部55に保存する。こうした事前処理では、短絡回路を並列に接続した後は、計算式を用いて、上記b4の分流比αnを容易に得ることができる。
事前処理が終了して所定時間が経過すると、制御部54は次の無効電力計測処理を行う。制御部54は、図5に示す無効電力計測処理を開始すると、配電線を指定するための配電線番号nを、
n=1
にする(ステップS21)。
ステップS21が終了すると、制御部54は、配電線番号nに対応するスイッチに、「閉」を表す開閉信号を送る(ステップS22)。ステップS22により、開閉信号を受け取ったスイッチが閉じる。これにより、遠隔監視制御装置30の端子台31の該当する接続線対して、短絡回路が並列に接続される。図1では、制御部54は、先の図2に示すようにスイッチ52Aに対して、「閉」を表す開閉信号を送り、スイッチ52B〜52Dに対して、「開」を表す開閉信号を送る。
ステップS22が終了すると、遠隔監視制御装置30の端子台31の該当する接続線に対して、短絡回路が並列に接続された状態になるので、制御部54は、短絡回路の信号線を流れて変流器51が計測する、所定サイクルの分岐電流であって、配電線番号nに対応する分岐電流を、記憶部55に保存する。同時に、制御部54は、計器用変圧器21からの、所定サイクルの2次側母線電圧を記憶部55に保存する(ステップS23)。図1では、先の図2に示すように、遠隔監視制御装置30の端子台31の接続線L2に対して、短絡回路が並列に接続された状態になる。制御部54は、短絡回路の信号線52Aを流れて変流器51が計測する分岐電流の、所定サイクルの電流値と、計器用変圧器21からの2次側母線電圧の、所定サイクルの電圧値を記憶部55に保存する。
ステップS23が終了すると、制御部54は、ステップS23で保存した分岐電流と2次側母線電圧とを基に、配電線番号nの配電線の無効電力を算出して記憶部55に保存する(ステップS24)。ステップS24で、制御部54は次のようにして配電線番号nの配電線の無効電力を算出する。
まず、制御部54は、事前処理で保存している計器用変圧器21のPT比と、ステップS23で計測して保存した、計器用変圧器21からの2次側母線電圧とから、母線13の電圧を算出する。そして、制御部54は、算出した電圧を母線電圧として記憶部55に保存する。
次に、制御部54は、事前処理で算出した、配電線番号nの分流比と、ステップS23で計測した、配電線番号nに対応する分岐電流とから、配電線番号nに対応する配電線に設けられている計器用変流器からの、測定可能な電流(以下、「配電線番号nに対応する測定可能な電流」という)を算出する。続いて、制御部54は、事前処理で保存している、計器用変流器のCT比と、先に算出した、配電線番号nに対応する測定可能な電流とから、配電線番号nの配電線を流れる電流を算出する。そして、制御部54は、算出した電流を配電線番号nの配電線電流として記憶部55に保存する。
この後、制御部54は、母線電圧の実効値と、配電線番号nの配電線電流の実効値との積から、配電線番号nの配電線での皮相電力を算出する。また、制御部54は、母線電圧の瞬時の電圧値と、配電線番号nの配電線電流の瞬時の電流値との積を平均して、配電線番号nの配電線での有効電力を算出する。そして、制御部54は、配電線番号nの配電線での皮相電力と有効電力とから、次の式を用いて、
Figure 0005415473
を算出する。
こうして、制御部54は、ステップS24で無効電力を算出する。
ステップS24が終了すると、ステップS22で「閉」を表す開閉信号を送った、配電線番号nに対応するスイッチに対して、「開」を表す開閉信号を送る(ステップS25)。図1では、制御部54は、先の図2に示すようにスイッチ52Aに対して、「開」を表す開閉信号を送る。これにより、接続線L2に対して並列に接続されていた短絡回路が切り離される。
ステップS25が終了すると、制御部54は、処理を終了するかどうかを判定する(ステップS26)。ステップS26では、
c1.2次側母線電圧の計測の途中でエラーが発生した
c2.分岐電流の計測の途中でエラーが発生した
c3.入力部57に対して計測ストップの指示が入力された
という終了条件が発生したときに、制御部54は処理を終了すると判定する。
ステップS26で処理が終了でなければ、制御部54は、配電線を指定するための配電線番号を、
n=n+1
にし(ステップS27)、この新たな配電線番号nと、事前処理で保存した配電線の回線数zとを比較して
n≦z
であるかどうかを判定する(ステップS28)。ステップS28で、配電線番号nが回線数以下であると、制御部54は処理をステップS24に戻す。
一方、ステップS28で、配電線番号nが回線数を越えると、制御部54は、配電線を指定するための配電線番号を、
n=1
にし(ステップS29)、処理をステップS24に戻す。これにより、計測が回線数zの配電線を1周すると、最初の配電線から計測を繰り返す。
ステップS29では、制御部54が処理をステップS24に戻すタイミングを、スイッチ52A〜52Dの特性に応じて、次のようにしている。スイッチ52A〜52Dが瞬時切換の可能なタイプである場合、この実施の形態では図6に示すように、例えばA配電線の計測が終了すると、つまり、所定サイクルの電流取込が終了すると、直ちにB配電線の計測を行うことが可能である。この結果、A配電線15A〜D配電線15Dの計測を最少の時間で連続的に行うことができる。
一方、スイッチ52A〜52Dが切換時間を持つタイプである場合、この実施の形態では図7に示すように、例えばA配電線の計測が終了すると、切換時間に応じた遅延時間、電流の例えば1サイクル(cycle)の遅延時間の経過後に、B配電線の計測を行う。この結果、スイッチ52A〜52Dの切換時間に応じて、A配電線15A〜D配電線15Dを1周するための計測時間が変化することになるが、切換時間を電流のサイクルで調整するので、切換時間を持つタイプのスイッチを利用可能にする。
次に、この実施の形態による無効電力測定システムの動作について、図1のA配電線15A〜D配電線15Dを例として説明する。作業者が電気所で無効電力の計測を行う場合、無効電力測定装置50を遠隔監視制御装置30に接続する。このために、作業者は、無効電力測定装置50の信号線52A〜52Dを遠隔監視制御装置30の端子台31の端子31B〜31Eに接続し、無効電力測定装置50の信号線52A〜52Dを遠隔監視制御装置30の端子台31の端子31G〜31Jに接続する。これらの接続により、無効電力測定装置50のスイッチ52A〜52Dが遠隔監視制御装置30の端子台31の接続線L2〜L5に並列に接続される。また、作業者は、信号線53Aを無効電力測定装置50の端子台31の端子31Fに接続する。この接続により、無効電力測定装置50は計器用変圧器21から2次側母線電圧を受け取る。
無効電力測定装置50の接続が終了すると、作業者は、無効電力測定装置50の入力部57を操作して、事前処理の開始を入力する。無効電力測定装置50は事前処理の開始の指示を受け取ると事前処理を行う。これにより、無効電力測定装置50は、A配電線15Aの2次側に、変流器60であるCTクランプを接続するための指示を、表示部56に表示する。作業者がCTクランプ(変流器60)の接続を終了し、取り付け完了を無効電力測定装置50に入力すると、遠隔監視制御装置30の端子台31の接続線L12に流れる電流と、接続線L2に並列に接続されている短絡回路、つまり信号線52Aとスイッチ52Aと信号線52Aとから成る直列回路に流れる電流とを計測し、計測した2つの電流から分流比を算出して保存する。
この後、無効電力測定装置50は、次の配電線であるB配電線15Bの2次側に、CTクランプ(変流器60)を接続するための指示を、表示部56に表示する。無効電力測定装置50はこうした処理を、D配電線15Dに対応する分流比を算出して保存するまで繰り返す。
すべてのA配電線15A〜D配電線15Dに対応する分流比の算出と保存が終了すると、無効電力測定装置50は、CTクランプ(変流器60)の取り外しを表示部56に表示して、事前処理を終了する。
この後、所定時間が経過すると、つまり、作業者がCTクランプ(変流器60)の取り外しを終了した頃になると、無効電力測定装置50は、次の無効電力計測処理を行う。これにより、無効電力測定装置50は、A配電線15A〜D配電線15Dの無効電力を自動的に計測して保存する。
こうして、この実施の形態によれば、次の効果を達成することができる。従来、複数の配電線に対して、回線数分の計測器、または、1台の計測器と回線数分の計器用変流器が必要であり、複数台の計測器を使用する場合は、同期が取れる機能も必要であった。これに対して、この実施の形態によれば、スイッチの切り換えで、順次に電流を取り込むため、計測する計器用変流器および測定器(無効電力測定装置50)を1つにすることができる。また、この実施の形態によれば、必要とする計測器(無効電力測定装置50)が1つであるので、計測器には同期機能を不要にすることができ、コスト面でも有利となる。さらに、この実施の形態によれば、必要とする計測器(無効電力測定装置50)が1つであるので、この計測器に対する配線を簡単化することができる。
この実施の形態によれば、計器用変流器の2次電流を端子台等から並列に取り込むため、CTTプラグを不要にすることができる。また、遠隔監視制御装置30と無効電力測定装置50との間の配線である計測用配線が不意に外れたとしても、計器用変流器から遠隔監視制御装置30の端子台31までのCT回路がオープンになることがないので、継電器の誤動作、異常電圧の発生が防止できる。
この実施の形態によれば、遠隔監視制御装置30に対する接続後は無効電力測定装置50が自動で無効電力の計測を行うので、計測方法がシンプルであり、計測器(無効電力測定装置50)の取り扱いや接続などが容易である。
(実施の形態2)
この実施の形態では、事前処理と無効電力計測処理とを次のようにしている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
先の実施の形態では、無効電力測定装置50は事前処理を行った後で無効電力計測処理を行った。もし後日に計測を再び行う場合には、再度、事前処理と無効電力計測処理を行うが、この実施の形態では、1度、事前処理を行った後では、記憶部55に記憶している分流比α1、…、αzを再利用する。つまり、無効電力測定装置50が入力部57に入力された、最初の事前処理の開始の指示を保存する。そして、事前処理の開始の指示が2回目になると、事前処理を省略し、前回の事前処理で保存した上記b1〜b4の値を利用して、無効電力計測処理を直ちに行う。
この実施の形態によれば、同じ電気所で計測を繰り返す場合には、事前処理を1度だけ行うので、次回からは、無効電力の計測に必要とする時間を短縮することができる。
13 母線
15A〜15D A配電線〜D配電線
21 計器用変圧器
22A〜22D 計器用変流器(第1の計器用変流器)
30 遠隔監視制御装置
31 端子台
41、42A〜42D 信号線
50 無効電力測定装置
51 変流器(第2の計器用変流器)
52A〜52D スイッチ(切換手段)
53 インターフェース(制御手段)
54 制御部(制御手段)
55 記憶部(制御手段)
56 表示部(制御手段)
57 入力部(制御手段)
58 出力部(制御手段)

Claims (3)

  1. 電気所の母線に設けられている計器用変圧器と、該母線から分岐された各配電線に設けられている第1の計器用変流器と、遠隔監視制御装置の端子台とを利用する無効電力測定システムであって、
    前記各第1の計器用変流器の2次側電流を流す前記遠隔監視制御装置の端子台に対して、並列接続が可能な各短絡回路と、
    前記各短絡回路に設けられ、該各短絡回路の並列接続と開放とを行う各切換手段と、
    前記各短絡回路が前記遠隔監視制御装置の端子台に並列接続をされたときに、該各短絡回路に流れる電流を計測するために、該各短絡回路が通る第2の計器用変流器と、
    前記各短絡回路の並列接続を順に行うように前記各切換手段を制御し、1つの短絡回路が並列接続をされたときに、前記第2の計器用変流器から得た2次側電流を基に、該短絡回路が並列接続をされている前記遠隔監視制御装置の端子台の接続線を流れる、前記第1の計器用変流器の2次側電流を算出し、算出した該2次側電流と、前記計器用変圧器の2次側電圧とを基に、該第1の計器用変流器が設けられている配電線の無効電力を算出する制御手段と、
    を備えることを特徴とする無効電力測定システム。
  2. 前記制御手段は、前記短絡回路が並列接続をされたときに、該短絡回路に流れる電流と、該短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台に流れる2次側電流との分流比をあらかじめ保存し、前記第2の計器用変流器から得た2次側電流と該分流比とから、該短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台を流れる、前記第1の計器用変流器の2次側電流を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無効電力測定システム。
  3. 前記分流比を求めるときに用いられ、前記短絡回路が並列接続をされている遠隔監視制御装置の端子台に着脱可能に取り付けられる第3の計器用変流器を備え、
    前記制御手段は、前記第3の計器用変流器が計測した電流を用いて前記2次側電流を求め、該2次側電流を用いて前記分流比を算出してあらかじめ保存する、ことを特徴とする請求項2に記載の無効電力測定システム。
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