JP5404912B6 - データ伝送中にタイムスロットの監視を調整するためのシステムおよび方法 - Google Patents

データ伝送中にタイムスロットの監視を調整するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第61/171,431号(2009年4月21日出願、本願と同名称)に基づく優先権を主張する。該出願は参照により本明細書に引用される。
(技術分野)
本開示は、概して、モバイル通信システムにおけるデータ伝送プロトコルに関し、より具体的には、データ伝送中の削減されたタイムスロット監視のためのシステムおよび方法に関する。
本明細書で使用される場合、用語「移動局」(「MS」)、「ユーザエージェント」、および「ユーザ機器」(「UE」)は、携帯電話、携帯情報端末、携帯式またはラップトップコンピュータ、およびネットワーク通信能力を有する類似デバイスを指し得る。いくつかの構成では、UEは、モバイル無線デバイスを指す場合がある。モバイル無線デバイスである、そのようなUEは、加入者識別モジュール(SIM)カードを含むことも、含まないこともある。また、本用語は、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、またはネットワークノード等の容易に搬送可能ではないが、類似能力を有する、デバイスを指す場合がある。
UEは、高速データ通信を提供する、無線通信ネットワーク内で動作し得る。例えば、UEは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))および汎用パケット無線サービス(GPRS)技術に従って動作し得る。今日、そのようなUEはさらに、GSM(登録商標)進化のための拡張データレート(EDGE)、あるいは拡張GPRS(EGPRS)または拡張GPRS Phase 2(EGPRS2)に従って動作し得る。
EDGE/EGPRS/EGPRS2は、向上したデータ伝送速度および改善されたデータ伝送信頼性を可能にする、デジタルモバイル通信技術の例である。これは、多くの場合、2.75Gネットワーク技術として分類される。EDGEは、北米に端を発し、2003年頃から、世界中のGSM(登録商標)ネットワークに導入されている。EDGE/EGPRS/EGPRS2は、インターネット接続を伴うもの等、任意のパケット切替式アプリケーションにおいて使用され得る。ビデオおよび他のマルチメディアサービス等の高速データアプリケーションは、EGPRSの増加したデータ容量から恩恵を受けている。
EGPRS/EGPRS2に従って動作するUEは、データ転送のために、1乃至8タイムスロットを使用可能なマルチスロット能力を有し得る。より多くのタイムスロットは、ダウンリンク二重キャリア構成がサポートされる場合に使用され得る。アップリンクおよびダウンリンクチャネルが、別個に予約されるため、種々のマルチスロットリソース構成が、異なる方向に割り当てられ得る。UEは、サポートするマルチスロットクラスに基づいて、2種類に分類され得る。例えば、(1)マルチスロットクラス1−12、19−45(タイプ1)では、UEは、アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)方向におけるマルチスロット能力を有し、本能力を略同時に使用し得る(例えば、同一時分割多重アクセス(TDMA)フレーム内で伝送または受信することによって)。本マルチスロットクラス群は、半二重通信を使用し得る。本制限の理由は、例えば、マルチスロットクラス26を選択することによって説明され得る。この場合、最大許容可能タイムスロット数は、ULでは、4であって、DLでは、8である。本タイムスロット数の同時伝送および受信は、UEが、同時に伝送および受信可能である場合のみ可能である。しかしながら、本特定の群は、そのような能力を有しておらず、その仕様は、その動作を半二重に制限する。しかしながら、(2)マルチスロットクラス13−18(タイプ2)では、UEは、最も高度なUE群であって、同時に伝送および受信を行なう能力を有し(全二重通信)、伝送経路と受信経路とを分離するためのスプリッタ、デプレクサ、およびフィルタを要求する。
特定の種類のUEに関わらず、動作中、UEは、UEが基地局と通信可能な間、タイムスロットが割り当てられる。割当は、1つ(または、ダウンリンク二重キャリアの場合、2つ)のチャネル上にタイムスロットの組を含む。アップリンク割当の場合、これは、アップリンク伝送のために、UEによって使用され得る、合計のタイムスロットの組である。ダウンリンク割当の場合、これは、ネットワークがデータをUEに送信し得る、合計のタイムスロットの組である。任意の所与の無線ブロック期間の間、ネットワークが、リソースを動的に配分し、UEがデータを受信および/または伝送し得るダウンリンクタイムスロットあるいはアップリンクタイムスロットを決定する。基本的伝送時間間隔(BTTI)では、所与の無線ブロック期間は、4つのTDMAフレームを含み、各TDMAフレームは、8つのタイムスロットを含む。配分アルゴリズムは、実装依存性であるが、UEのマルチスロットクラス(伝送/受信可能な最大タイムスロット数、ならびに伝送から受信およびその反対の切替に要求される時間)を考慮し、通常、基地局コントローラ(BSC)によってUEが受信/伝送すると予想されるデータ量を考慮するであろう。
4つのTDMAフレームにわたって、特定のタイムスロット内で送信される各ブロックを有する4つのバーストとして伝送される無線ブロックの代わりに、削減された伝送時間間隔(RTTI)を使用可能であって、これは、上述の構造の修正であり、無線ブロック(本質的に、同一量の情報を含む)は、2つのTDMAフレーム内に2つのタイムスロットを使用して伝送される。これは、ブロックのための伝送時間を削減し、システムの全体的待ち時間を削減する。故に、「削減された無線ブロック期間」は、4つのTDMAフレーム(約20ms)である、基本的無線ブロック期間と比較して、2つのTDMAフレーム(約10ms)となる。
アップリンク配分は、0乃至7(0と7を含む)の数である、アップリンク状態フラグ(USF)の使用によって信号伝達され、ダウンリンク無線ブロック毎に信号伝達される。そのアップリンク割当の一部として、UEは、どのタイムスロットのどのUSFがそのUEのためのアップリンク配分を示すかを通知される。USFは、概して、ダウンリンクブロックのヘッダ内に含まれる。RTTIの場合、USFは、例えば、ダウンリンクBTTI無線ブロックが送信されるのと同様に、4つのTDMAフレームにわたって無線ブロックにわたってコード化され得るか(「BTTI USFモード」)、または(2つのタイムスロットを使用して)2つのTDMAフレームにわたって無線ブロックにわたってコード化され得る(「RTTI USFモード」)。
いくつかの通信規格では、受信のために割り当てられる「m」のタイムスロットと、伝送のために割り当てられる「n」のタイムスロットが存在する。したがって、マルチスロットクラスタイプ1のUEの場合、同一タイムスロット番号を伴う、Min(m,n,2)の受信および伝送タイムスロットが存在し得る。マルチスロットクラスタイプ2のUEの場合、同一タイムスロット番号を伴う、Min(m,n)の受信および伝送タイムスロットが存在し得る。ダウンリンク二重キャリア構成の場合、同一タイムスロット番号を伴うタイムスロットが、両チャネル上に割り当てられる場合、mの値を計算する際、それらは1つのタイムスロットとして計算され得る。その結果、ダウンリンクおよびアップリンクタイムスロットの両方が割り当てられる場合に、一方向に単一タイムスロットが、反対方向に1つ以上のタイムスロットが割り当てられる場合、第1のタイムスロットのタイムスロット番号は、反対方向におけるタイムスロットのうちの1つと同一であり得る。同様に、2つ以上のアップリンクタイムスロットおよび2つ以上のダウンリンクタイムスロットが割り当てられる場合、アップリンクおよびダウンリンクタイムスロットのうちの少なくとも2つが、共通タイムスロット番号を有し得る。その結果、アップリンク+ダウンリンク割当では、USFとダウンリンクデータブロックとのために監視され得るタイムスロットは、概して、一致する。本実装では、割当および配分は、本質的に、ネットワークの制御下(例えば、BSC)にある。
システムに応じて、拡張動的配分(EDA)は、単一USF指示によって、複数のアップリンクブロックがUEに配分される機構を提供し得る。本プロトコルが、一時的ブロックフロー(TBF)のために利用される場合、UEが、該UEにアップリンクブロックを配分するUSFを検出した場合、該URは、その割当の一部であって、USFが受信されたものより上の番号が付与されている全タイムスロットを使用する同一無線ブロック期間内で送信されるアップリンクブロックが、暗黙的に配分される。
GPRSにおける続行中のパケットデータセッションの間、割り当てられたダウンリンクTBFを伴うUEは、ネットワークが、それらのタイムスロット中に、該UEにデータを送信する場合、その割当における全ダウンリンクタイムスロットを監視することが要求される。同様に、UEが、割り当てられたアップリンクTBFを有する場合、アップリンク状態フラグ(USF)が、アップリンクリソースを動的に配分するために送信され得る全タイムスロットを監視することが要求される。UEが、アップリンクTBFとダウンリンクTBFとを有する場合、UEは、任意のアップリンク伝送を考慮して、可能な限り多くの関連ダウンリンクタイムスロットを監視し得る。割り当てられたタイムスロットの一定監視は、ネットワークまたはUEが送信すべきものがない場合、相当量の無駄なエネルギーの消費を要求する。これは、特に、ネットワークまたはUEが送信すべきデータを有していない時に当てはまる。割り当てられたリソースを解放することは可能であるが、これは、リソースが再確立され得るため、さらなるデータが送信されるべき時、ユーザ知覚遅延をもたらし得る。
本開示は、データ伝送中に監視するタイムスロットを削減するためのシステムおよび方法を提供する。
方法は、ユーザ機器と基地局との間のアップリンクおよびダウンリンク通信のためのタイムスロットを識別することと、通信のための所定のタイムスロット数を監視することと、アップリンク通信およびダウンリンク通信のうちの少なくとも1つのために識別されるタイムスロットの少なくとも一部の使用を追跡することと、アップリンク通信およびダウンリンク通信のうちの少なくとも1つに関連する所定の使用基準値(usage metric)に到達すると、ユーザ機器によって監視されるタイムスロット数の所定のタイムスロット数未満への自動削減をトリガすることとを含み得る。
一実装では、本システムは、基地局を含む、通信ネットワークと併用するためのUEを含む。UEは、基地局とのアップリンクおよび/またはダウンリンク通信のために、基地局からタイムスロット割当を受信し、基地局から受信されたタイムスロット割当に基づいて、通信のために割り当てられた所定のタイムスロット数を監視し、アップリンクおよびダウンリンク通信のうちの1つのために割り当てられたタイムスロットの少なくとも一部の使用を追跡し、アップリンクおよびダウンリンク通信のうちの1つのために割り当てられたタイムスロットの少なくとも一部の使用が閾値に到達すると、監視されるタイムスロット数の所定のタイムスロット数未満への一方的調節をトリガするように構成される、プロセッサを備える。
別の実装では、本システムは、UEと通信するために、通信ネットワークを経由して通信するように構成される、基地局を含む。基地局は、プロセッサを含む。プロセッサは、ユーザ機器とのアップリンクおよびダウンリンク通信のためのタイムスロットを決定するように構成される。ユーザ機器は、タイムスロットを監視するように構成される。プロセッサは、アップリンクおよびダウンリンク通信のためのタイムスロットの少なくとも一部の使用を追跡し、アップリンクおよびダウンリンク通信のためのタイムスロットの少なくとも一部の使用が第1の閾値に到達すると、アップリンクおよびダウンリンク通信のために配分されたタイムスロット数の削減をトリガするように構成される。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1) ユーザ機器と基地局との間の通信を調整する方法であって、
拡張された動的配分(EDA)リソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信することと、
該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信することの後に、
該ユーザ機器によって監視されるタイムスロット数を、該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組未満に削減すること、および、
EDA以外のリソース配分アルゴリズムを使用して、アップリンクデータを該基地局に伝送することと
を含む、方法。
(項目2) メッセージを上記基地局から受信することを含み、該メッセージは、上記ユーザ機器がEDA以外のリソース配分アルゴリズムを使用して、アップリンクデータを伝送することを要求する、項目1に記載の方法。
(項目3) 上記ユーザ機器によって監視されるタイムスロット数を削減することの後に、該ユーザ機器によって監視されている1つ以上のタイムスロットを識別する制御ブロックを伝送することを含む、項目1に記載の方法。
(項目4) 上記第一のタイムスロットの組の割当を受信することが、上記基地局から割当メッセージを受信することを含む、項目1に記載の方法。
(項目5) アップリンク通信が使用基準値と一致する場合に、上記監視されるタイムスロット数を削減することを含む、項目1に記載の方法。
(項目6) 上記使用基準値は、割当メッセージにおいて、およびパケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト確立プロシージャを介してのうちの少なくとも一つにより受信される、項目5に記載の方法。
(項目7) ユーザ機器と基地局との間の通信を調整する方法であって、
拡張された動的配分(EDA)リソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送することと、
該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送することの後に、
該ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定すること、および、
EDA以外のリソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第二のタイムスロットの組の第二の割当を伝送する、ことと
を含む、方法。
(項目8) 上記ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定することの後に、メッセージを該ユーザ機器に伝送することであって、該メッセージは、該ユーザ機器がEDA以外のリソース配分アルゴリズムを使用して、アップリンクデータを伝送することを要求する、こととを含む、項目7に記載の方法。
(項目9) 上記ユーザ機器から制御ブロックを受信することを含み、該制御ブロックは、該ユーザ機器によって監視されている1つ以上のタイムスロットを識別する、項目7に記載の方法。
(項目10) 上記第一のタイムスロットの組の割当を伝送することが、上記ユーザ機器に割当メッセージを伝送することを含む、項目7に記載の方法。
(項目11) アップリンク通信が使用基準値と一致する場合に、上記ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定することを含む、項目7に記載の方法。
(項目12) 基地局を含む通信ネットワークとの使用のためのユーザ機器であって、
拡張された動的配分(EDA)リソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信することと、
該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信することの後に、
該ユーザ機器によって監視されるタイムスロット数を、該通信のための第一のタイムスロットの組未満に削減すること、および、
EDA以外のリソース配分アルゴリズムを使用して、アップリンクデータを該基地局に伝送することと
を行うように構成されたプロセッサを備えている、ユーザ機器。
(項目13) 通信ネットワークとの使用のための基地局であって、
拡張された動的配分(EDA)リソース配分アルゴリズムを使用して、ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送することと、
該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送することの後に、
該ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定すること、および、
EDA以外のリソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第二のタイムスロットの組の第二の割当を伝送することと
を行うように構成されたプロセッサを備えている、基地局。
(項目14) 項目1〜11のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されたプロセッサを備えている、装置。
本開示をより完全に理解するために、添付の図面および発明を実施するための形態と併せて理解される、以下の簡単な説明を参照する(類似参照数字は、類似部品を表す)。
図1は、無線通信ネットワークを通して、基地局(BS)と通信する、無線またはモバイル通信デバイス等のユーザ機器(UE)を含む、例示的通信システムのブロック図である。 図2は、UEとBSとの間のデータ伝送の際に監視されるタイムスロット数を削減するための例示的方法のステップを記載する工程図である 図3は、1秒の期間、または5回連続USFが使用されず、ダウンリンク転送が生じない期間のいずれか早期に生じた方において、ダウンリンク転送およびアップリンク転送の不在を通して、トリガを定義するための実施例を例証する。 図4は、1連続秒の無データ転送によりトリガを定義するための実施例を例証する。 図5は、ダウンリンク二重キャリアデータ伝送に適用されるトリガを使用するための実施例を例証するものであって、トリガを検出後、タイムスロット削減プロシージャは、2つのチャネルに独立して適用され、アップリンクおよびダウンリンクタイムスロット削減アルゴリズムは、独立して動作する。 図6は、ダウンリンク二重キャリア割当を使用して、トリガを使用する実施例を例証する。 図7は、タイムスロット削減アルゴリズムを使用する実施例を例証するものであって、アップリンク状態フラグ(USF)のために監視されるタイムスロットは、複数の使用されていないUSFの結果として削減される。 図8は、タイムスロット削減アルゴリズムを使用する別の実施例を例証するものであって、トリガは、USFおよびダウンリンクの両方の監視の削減のために使用される。 図9は、タイムスロット削減アルゴリズムをダウンリンク二重キャリア割当とともに使用する実施例を例証するものであって、トリガアルゴリズムおよび監視されるタイムスロットにおける任意の続行中の削減は、割当メッセージが受信された後、継続する。 図10は、削減されたタイムスロットの組が監視されている場合に、タイムスロット削減アルゴリズムを拡張動的配分(EDA)プロトコルとともに使用する実施例を例証するものである。 図11は、削減されたタイムスロットの組が監視され、監視されているタイムスロットが、経時的に変動する場合に、タイムスロット削減アルゴリズムを拡張動的配分(EDA)プロトコルとともに使用する別の実施例を例証する。 図12は、ダウンリンクにおいて、および/またはRTTI USFモードが、アップリンクリソースを配分するために使用される場合に、タイムスロット削減アルゴリズムを削減された伝送時間間隔(RTTI)とともに使用する実施例を例証する。 図13は、単一トリガを有する本開示の実装を例証するシーケンス図であって、トリガ規則は、ネットワークとUEとの間で変動する。 図14は、ネットワークがUEが監視しているとみなしているタイムスロットが、UEが実際に監視しているものの一部であることを示す、本開示の実装を例証するシーケンス図である。 図15は、RTTI割当を伴う、本開示のある実装を例証する、シーケンス図である。
次に、本開示の種々の局面が、添付の図面を参照して説明されるが、類似番号は、全体を通して、類似または対応する要素を指す。しかしながら、図面およびそれに関連する発明を実施するための形態は、請求される主題を開示される特定の形態に限定することを意図するものではないことを理解されたい。むしろ、請求される主題の精神および範囲内にあるすべての修正、均等物、および代替を網羅することが意図される。
本明細書で使用される場合、用語「構成要素」、「システム」等は、コンピュータ関連エンティティ、すなわち、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかを指すように意図される。例えば、構成要素は、プロセッサ上で起動するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、それらに限定されない。例証として、コンピュータ上で起動するアプリケーションおよびコンピュータは両方とも、構成要素であることが可能である。1つ以上の構成要素は、プロセスおよび/または実行のスレッド内に常駐し得、構成要素は、1つのコンピュータ上に局在される、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散され得る。
用語「例示的」は、本明細書では、実施例、事例、または例証としての役割を果たすことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書に説明される任意の局面または設計は、必ずしも、他の局面あるいは設計よりも好ましいもしくは有利であるとして解釈されるわけではない。
さらに、開示される主題は、標準的プログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用して、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせを生成し、コンピュータもしくはプロセッサベースのデバイスを制御し、本明細書に詳述される局面を実装する、システム、方法、装置、または製造品として実装され得る。用語「製造品」(または代替として、「コンピュータプログラム製品」)は、本明細書で使用される場合、任意のコンピュータ可読デバイス、チャネル、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するように意図される。例えば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気帯等)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、等)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、等)を含むことが可能であるが、それらに限定されない。加えて、搬送波は、電子メールを伝送および受信する際、あるいはインターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットワークにアクセスする際に使用されるもの等、コンピュータ可読電子データを搬送するために採用可能であることを理解されたい。当然ながら、当業者は、請求される主題の範囲または精神から逸脱することなく、本構成に多くの修正が行なわれ得ることを認識するであろう。
次に、図1を参照すると、例示的通信システム100のブロック図は、無線通信ネットワーク104を通して通信する、UE102(無線またはモバイル通信デバイスの一実施例)を含む。システム要件に応じて、本システム100は、異なる実装を有する、他の通信システム内で使用され得る。UE102は、視覚的ディスプレイ112、キーボード114、および可能性として、1つ以上の補助ユーザインターフェース(UI)116を含み得、そのそれぞれは、プロセッサまたはコントローラ106に連結される。プロセッサ106は、メモリ107、無線周波数(RF)送受信機回路108、およびアンテナ110に連結される。典型的には、プロセッサ106は、メモリ構成要素においてオペレーティングシステムソフトウェア(図示せず)を実行する中央処理装置(CPU)として具現化される。プロセッサ106は、通常、UE102の全体的動作を制御する一方、通信機能と関連付けられる信号処理動作は、典型的には、RF送受信機回路108内で行なわれる。プロセッサ106は、デバイスディスプレイ112とインターフェースをとり、受信情報、メモリ107からアクセスされる格納情報、ユーザ入力等を表示する。電話型キーパッドあるいは完全または部分的英数字キーボード(物理的または仮想的)であり得る、キーボード114は、通常、UE102内に格納するためのデータ、ネットワーク104に伝送するための情報、電話を架けるために入力する電話番号、UE102上で実装されるコマンド、および種々の他のまたは異なるユーザ入力を入力するために提供される。
UE102は、アンテナ110を経由して、無線リンクを介して、ネットワーク104へ通信信号を送信し、そこから通信信号を受信する。RF送受信機回路108は、例えば、変調/復調、可能性として、エンコード/デコード、および暗号化/暗号解読等、電波塔118(例えば、送受信基地局(BTS))および基地局(BS)または基地局コントローラ(BSC)120のものに類似する機能を果たす。この目的を達成するために、BS120は、例えば、プロセッサ121およびメモリ122を含み得る。また、RF送受信機回路108は、BS120によって行なわれるものに加え、ある機能を果たし得ることが想定される。RF送受信機回路108が、UE102が動作することが意図される、特定の無線ネットワークまたは複数のネットワークに適合されることは、当業者には明白であろう。
UE102は、1つ以上の再充電可能バッテリ138を受け取るためのバッテリインターフェース134を含む。バッテリ138は、UE102内の電気回路に電力を供給し、バッテリインターフェース134は、バッテリ132のための機械的および電気的接続を提供する。バッテリインターフェース134は、UE102への電力を調整する、調整器136に連結される。UE102は、バッテリ138を含む、UE102の電気構成要素を支持し、含む筐体を含む携帯用ポータブル通信デバイスであり得る。UE102は、SIMインターフェース142において、UE102に接続される、またはその中に挿入される、加入者識別モジュール(SIM)140を使用して動作し得る。SIM140は、特に、UE102のエンドユーザまたは加入者を識別し、デバイスを個人化するために使用される、従来の「スマートカード」の種類の1つである。加入者を識別するために、SIM140は、国際移動電話加入者識別番号(IMSI)等のユーザパラメータを含み得る。SIM140は、手帳またはカレンダ情報および直近の電話情報を含む、UEのための追加のユーザ情報も同様に格納し得る。
UE102は、データ通信デバイス、携帯電話、データおよび音声通信能力を伴う多機能通信デバイス、無線通信可能携帯端末(PDA)、または内部モデムを組み込むコンピュータ等の単一ユニットであり得る。代替として、UE102は、複数の別個の構成要素を備える、コンピュータまたは無線モデムに接続される他のデバイスを含むが、それらに限定されない、複数のモジュールユニットであり得る。特に、例えば、図1のUEブロック図では、RF送受信機回路108およびアンテナ110は、ラップトップコンピュータ上のポート内に挿入され得る、無線モデムユニットとして実装され得る。この場合、ラップトップコンピュータは、ディスプレイ112、キーボード114、1つ以上の補助UI116、およびコンピュータのCPUとして具現化されるプロセッサ106を含むであろう。コンピュータまたは他の機器は、通常、無線通信可能でなくてもよく、上述のもののうちの1つ等の単一ユニットデバイスのRF送受信機回路108およびアンテナ110に接続するように適合され、その制御を効果的に行ない得る。
UE102は、無線通信ネットワーク104と通信し、およびそれを通して通信する。無線通信ネットワーク104は、携帯用電気通信ネットワークであり得る。無線ネットワーク104は、汎用パケット無線サービス(GPRS)およびモバイルのためのグローバルシステム(GSM(登録商標))技術の要件に従って構成され得る。代替として、UE102はさらに、GSM(登録商標)エボリューションのための拡張データレート(EDGE)または拡張GPRS(EGPRS)に従って動作し得る。そのような環境では、無線ネットワーク104は、関連付けられた電波塔118を伴う基地局(BS)120、また、モバイル交換局(MSC)123、加入者位置登録器(HLR)132、サービンング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)126、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)128を含む。MSC123は、BS120および公衆交換電話網(PSTN)124等の地上通信線ネットワークに連結される。SGSN126は、BS120、および順に、公衆または私設データネットワーク130(インターネット等)に連結される、GGSN128に連結される。HLR132は、MSC123、SGSN126、およびGGSN128に連結される。
電波塔118は、固定送受信局であって、電波塔118およびBS120は、送受信機器と称され得る。送受信機器は、一般的に「セル」と称される、特定のサービス範囲エリアのための無線ネットワークサービス範囲を提供する。送受信機器は、電波塔118を経由して、そのセル内のUEに通信信号を伝送し、UEから通信信号を受信する。送受信機器は、通常、特に、そのコントローラの制御下、通常は所定の通信プロトコルおよびパラメータに従って、UEに伝送される信号の変調、可能性として、エンコードおよび/または暗号化のような機能を果たす。送受信機器は、同様に、必要に応じて、そのセル内のUE102から受信される任意の通信信号を復調、可能性として、デコード、および暗号解読する。通信プロトコルおよびパラメータは、異なるネットワーク間で変動し得る。例えば、1つのネットワークは、異なる変調方式を採用し、他のネットワークと異なる周波数で動作し得る。
ネットワークオペレータに登録されたUE102すべてに対して、恒久的データ(UE102のユーザのプロファイル等)ならびに一時的データ(UE102の現在の場所等)が、HLR132内に格納され得る。UE102への音声呼の場合、HLR132は、UE102の現在の場所を決定するために、クエリが行なわれ得る。MSC123の訪問者位置登録器(VLR)は、ある一群の場所エリアに関与し、その関与エリア内に現在あるUEのデータを格納する。これは、より高速なアクセスのために、HLR132からVLRに伝送された恒久的UEデータの一部を含む。しかしながら、MSC123のVLRはまた、一時的識別等のローカルデータの割当および格納を行ない得る。随意に、MSC123のVLRは、GPRSおよび非GPRSサービスと機能性、例えば、SGSN126を経由してより効率的に行なうことが可能な回路切替式呼のためのページングとのより効率的協調、ならびに組み合わせられたGPRSおよび非GPRS場所更新のために拡張可能である。
SGSN126は、そのMSC123と同一階層レベルに位置し得、UEの個々の場所を追跡する。SGSN126はまた、セキュリティ機能およびアクセス制御を行なう。GGSN128は、外部パケット切替式ネットワークとの協働を提供し、IPベースのGPRSバックボーンネットワークを経由して、SGSN(SGSN126等)と接続される。SGSN126は、アルゴリズム、キー、および基準に基づいて、認証および暗号設定プロシージャを行なう(例えば、既存のGSM(登録商標)におけるように)。
無線通信ネットワーク104を通したUE102との間の続行中の従来のGPRSまたはEGPRSパケットデータ通信の間、UE102が、ダウンリンク一時的ブロックフロー(TBF)を割り当てられた場合、UE102は、ネットワークが、それらのタイムスロットの間、データを伝送する場合、その割当内の全ダウンリンクタイムスロットを監視することが要求される。便宜上、UE102へおよびそこからの通信は、BS102等のネットワーク104の特定のエンティティではなく、ネットワーク104とであるように説明されるであろう。しかしながら、当業者は、そのような通信が、多くの場合、UE102とBS120または他のエンティティとの間で行なわれることを容易に理解するであろう。UE102が、割り当てられたアップリンクTBFを有する場合、アップリンク状態フラグ(USF)が、アップリンクリソースを動的に配分するために送信され得る、全タイムスロットを監視することが要求される。UE102が、アップリンクTBFおよびダウンリンクTBFの両方を有する場合、UE102は、任意のアップリンク伝送を考慮して、可能な限り多くの関連ダウンリンクタイムスロットを監視する。したがって、図1のシステム100と使用される従来の通信プロトコルでは、非常に構造化された通信プロトコルが利用され、それによって、UE102およびBS120は、BS120にリソースの配分を制御させる、調整されたDL、UL、および監視アルゴリズムに従って、協働する。
しかしながら、割り当てられたタイムスロットの一定の監視は、バッテリ138の相当量の消耗をもたらす。これは、ネットワーク104またはUE102が送信するものを有していない場合、特に望ましくない。故に、多くの状況では、アクティブ通信接続を維持し、性能を改良することがより効率的であるかどうか、あるいは接続を停止または最小限にし、エネルギー使用を削減することがより効率的であるかどうか決定することが困難である。例えば、ウェブブラウジングの際、あるページのダウンロード後(それによって、RLC層データの最後の伝送は、UE102によって送信されるTCP層ACKに対応し得る)、UE102は、ユーザ入力を伴わずに、さらなるダウンロードを直ちに要求する場合がある。これは、UE102が、あるページのダウンロード後、そのページ内に内蔵されたすべてを読み出すことを直ちに進める時に生じる場合がある。しかしながら、同一アプリケーションを使用して、UE102は、ページをレンダリングするために要求される情報のすべてを受信している場合があり、UE102が、ユーザが、新しいページを要求するか、または何らかの他の措置を講じるのを待機する場合に、ある時間の間、ネットワーク104を経由して、データを送信または受信しない場合がある。ファイル転送プロトコル(FTP)ダウンロードでは、ダウンロードが完了すると直ちに、UE102は、後続転送を始動するか(例えば、ユーザが複数のファイルを要求し、ftpアプリケーションが、同時ダウンロードの数を限定する場合)、またはユーザ入力を待つために停止する場合がある。同様に、データアプロードでは、送信される最後のデータは、ネットワーク104からUE102へであり得る(最終確認応答)。しかしながら、BS120は、より高い層のプロトコルおよびアプリケーションに対して不可知かであって、さらなるデータがUE102によって送信され得るかどうかを決定不可能である。これらの実施例では、ネットワーク104、特に、BS120は、追加のネットワーク通信が生じるのか、またはユーザ入力を待機するためにある遅延が生じるかどうかを決定することは不可能である。
これらの例によって示されるように、困難点は、BS120とUE102との間で調整される双方向割当と関連付けられ得る。具体的には、人的相互作用が関与するシナリオ(ユーザによるある「思考/処理時間」に対応するデータ伝送中の一時停止等)、BS120が、概して、いつ一時停止が開始するか、またはどれくらい一時停止が継続するかを決定不可能であるシナリオ、および一時停止が、概して、アップリンクおよびダウンリンクデータ伝送中の同時中断をもたらすシナリオはすべて、ネットワークがどのように動作されるかに応じて、削減されたバッテリ寿命および/またはユーザに対して遅い応答時間をもたらす可能性がある。
例えば、いくつかのネットワーク実装では、ネットワーク104またはBS120は、UE102によって送信されるデータがない時を決定または推測し、対応するTBFリソースを明示的に解放しようと試行する(例えば、sub−clause 9.3.2.6 in 3GPP TS 44.060 v.8.3.0 “General Packet Radio Service(GPRS); Mobile Station(MS)−Base Station System(BSS)interface; Radio Link Control/Medium Access Control(RLC/MAC) protocol(Release 8)”参照)。対応するTBFリソースを解放後、新しいデータが送信されるべき時、TBFは、既存のプロシージャを使用して、再確立される。本プロセスは、リソースの解放を可能にするが、データ伝送の迅速な再開を可能にするわけではない。すなわち、これは、さらなるデータが送信されるべき時、リソースが再確立される間、ユーザ知覚遅延につながり得る。
代替として、ある場合には、ネットワーク104のために「拡張アップリンクTBFモード」を使用することが可能であって、それによって、UE102が送信すべきものがない場合でも、アップリンクTBFを継続させる。BS120は、UE102が他に送信すべきものがない時、ダミーブロックを送信することによって、全アップリンク配分(例えば、有効USFによって信号伝達される)に応答することをUE102に要求し得るか、またはUE102に必要がないUSFを単純に無視させ得る。同様のアプローチは、ダウンロードに対しても可能であり、ネットワーク104は、ダミーブロックを送信することによって、送信すべきデータがない場合でも、TBFが維持されることを確実にすることが可能である。新しいデータが送信されるべき時、既存のリソースを使用して送信される。本プロセスは、UE102とBS120との間での調整されたDL、UL、および利用される監視アルゴリズム、ならびにリソース配分に関するBS120の制御を維持する。しかしながら、データ伝送の迅速な再開を可能にするが、本プロセスは、UE102が、ネットワーク104通信の監視を継続し、ダミーブロックを送信し、データ伝送サービスへのアクセスを維持しなければならないため、UE102のバッテリ138上の相当なエネルギーを消費する。
これらの課題を解決する他の試行では、明示的信号伝達が、ネットワーク104によって、その既存の割当に対応するタイムスロットの一部のみを監視し得ることをUE102に通知するように指定され得る。これは、事実上、任意の後続ダウンリンクデータが送信されるべき時、信号伝達されたリソースの一部のみを使用して送信されることの保証である。同様に、信号伝達は、任意のアップリンク配分が、削減されたタイムスロットの組上で信号伝達される(割り当てられたUSFによって)ことを示すために使用され得る。再び、本方法は、UE102とBS120との間での調整されたDL、UL、および利用される監視アルゴリズム、ならびにリソースの配分に関するBS120の制御を保持する。しかしながら、本方法は、UE102によって使用中のアプリケーションの知識がほとんどないBS120によって、および任意の後続データ転送が開始される可能性がある場合またはその時についての知識がほとんどないBS120によって削減が制御される場合、問題となり得る。また、アップリンクおよびダウンリンク監視の独立制御は、複雑であって、動的信号伝達(監視タイムスロットが削減される度)もまた、複雑である。最後に、非永続モード(NPM)が、本方法において使用される場合、UE102は、ビットマップ削減を示すダウンリンクブロックを受信しない場合があり、NPM動作の規則に従って、これを許容可能とみなす場合がある。NPM動作の規則は、ある時間の長さ後、ブロックの受信が失敗した場合、受信機によって、ブロックは、「廃棄された」とみなされる。
次に、図2を参照すると、図1のUE102とネットワーク104との間のデータ伝送中に監視するタイムスロット数を削減するための方法のステップ200が、提供される。説明されるように、本開示の方法、アルゴリズム、およびプロトコルは、厳格に調整されたDLおよびULリソース割当ならびにリソース割当に関するBS120による厳密な明示的制御の従来の理論的枠組みを破る。具体的には、説明されるように、自動的かつ独立して、UE102およびBS120に、監視されるタイムスロット数を調節させることによって、UE102は、ネットワーク104/BS120と通信するためのエネルギー使用をより少なくする一方、UE102のユーザに感知されるでろう応答遅延の可能性を低減させることになる。すなわち、本開示は、UE102が、監視されるタイムスロット数を調節可能であって、BS102が、自動的かつ相互に関係なく、UE102が監視することを期待するタイムスロット数を削減することが可能な、システムおよび方法を提供する。
図2に例証されるプロセスステップは、アップリンクおよびダウンリンク通信のためのタイムスロットを割り当てることによるプロセスブロック202から開始する。上述の従来のプロトコルに従って、本割当は、プロセスブロック204によって示されるように、UEおよびBSが、所定の数の割り当てられたタイムスロットを監視する結果となる。各監視されるタイムスロットの使用は、プロセスブロック206において、追跡される。次いで、各タイムスロットの使用は、決定ブロック208において、使用基準値と比較される。説明されるように、本使用基準値は、追跡された使用が比較される閾値として作用し得る。例えば、使用基準値によって示される閾値は、ULのために割り当てられ、かつ、UEによって使用されていない所定のタイムスロット数であり得る。他の使用基準値は、BSまたはネットワークによって使用されている、または使用されていない、タイムスロットに基づき得る。したがって、説明されるように、これは、使用基準値または閾値の一実施例にすぎず、多くの他のものが使用され得る。使用基準値の仕様およびどのように作用がトリガされるかについての詳細にかかわらず、追跡される使用が、使用基準値によって示される閾値を超え続ける場合、所定のタイムスロット数が、継続して監視される。
しかしながら、追跡される使用が、使用基準値によって示される閾値を下回る場合、監視されるタイムスロットの数は、ステップ210において、削減され得る。したがって、説明されるように、使用基準値に関する実際の使用の本評価は、トリガとして作用する。これらのトリガは、UE102とネットワーク104/BS120との間の通信活動を特徴付け、最小閾値トラフィック量、伝送が生じない間の期間、利用不足のUSFの数、またはUE102とネットワーク104との間の通信活動の任意の他の特徴を識別し得る。特定のトリガが満たされたことを決定すると、UE102またはネットワーク104のいずれかは、一方的に、あるいはともに、UE102によって監視されるタイムスロット数および/またはネットワーク104によってUE102に配分され得るタイムスロット数を最小限にするための措置を講じ得る。
方法200を実装するために、いくつかのトリガが、定義される。各トリガは、データ伝送の不在、またはUE102とネットワーク104との間の通信活動の他の特徴に基づき得る。トリガは、UE102およびネットワーク104に対して、同一または異なり得る。トリガイベントが生じたことを決定すると、UE102によって監視されるタイムスロットが、削減されるか、あるいはダウンリンクデータまたはUSFをUEに送信するためにネットワーク104によって使用されるタイムスロットが、削減されるか、もしくは両方である。一実施例では、トリガパラメータは、通信規格において指定されるか、割当メッセージ内で定義され、および/またはパケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト確立プロシージャの際に確立されるか、TBF確立あるいは修正時に指定および/または信号伝達されるか、もしくはこれらの任意の組み合わせであり得る。
一実装では、基本的トリガが、指定される。基本的トリガ定義は、例えば、USFに対する非応答の制限時間または数等のパラメータを含む。基本的トリガはまた、TBF確立または修正時、または代替として、PDPコンテキスト確立時に、例えば、BSCがPFC交渉の際に通知されことによって通信され得る。
トリガは、ある期間にわたって、ネットワーク104/BS120およびUE102の両方によるデータ伝送の欠如を検出するように設計され得る。トリガは、アップリンクリソースをUEに配分する指定された数のUSFが、データを送信するために使用されない時間測定(例えば、数秒)、または所定の期間を使用して、指定され得る。本コンテキストにおけるデータの欠如は、ユーザデータを含まないパケットアップリンクDUMMY制御ブロック等のダミーブロックの送信を含むように定義され得る。
他のトリガ定義は、データがUE102および/またはネットワーク104/BS120によって送信されなかった無線ブロック期間の期間または数、データを送信するために使用されなかったアップリンク配分無線ブロックの数、アップリンクリソースが配分されたが、データを送信するために使用されなかった無線ブロック期間の数、または上述の任意の組み合わせを含み得る。次に、図3を参照すると、トリガの一実施例は、UEからの通信の不在によって定義可能である。図3−12は、タイムスロット監視を調節するために開示されるシステムおよび方法を例証する際に使用するためのタイミング図である。タイミング図は、UEの観点から説明されるであろう。したがって、ダウンリンクチャネル300およびアップリンクチャネル302が、示される。特に、図3参照すると、ダウンリンクデータ転送304は、BSからUEに転送されたデータを表すように示される。加えて、アップリンクデータ転送306は、UEからBSに転送されたデータを表すように示される。しかしながら、ダウンリンクデータ転送およびアップリンクデータ転送306の後、所与の継続時間318内に及ぶ、5つの連続使用されていないUSF308−316が続く(すなわち、対応するアップリンク配分が、ユーザデータを送信するために使用されなかったUSF)。本実施例では、最も直近のアップリンクまたはダウンリンクデータ転送からの期間または使用されていないUSF308−316の数は、使用基準値としての役割を果たし得る。この場合、所定の数の連続USFが使用されない、ダウンリンク転送が生じない、いずれか早期に生じた方の所定の持続時間または期間の満了は、タイムスロット監視削減のためのトリガとしての役割を果たし得る。例えば、所定の期間は、1秒の期間であり得、所定の数の連続USFは、5つであり得る。したがって、図3における実施例では、最も直近のデータ転送からの期間318が、未だ所定の閾値を超えていないため、タイムスロット削減は、使用されていないUSF316によってトリガされる。
しかしながら、図4を参照すると、例証されるように、トリガは、所定の閾値を超える(データ転送が生じない)期間318によって生じ得る。4つの使用されていないUSF308−314のみ、所定の期間が経過する前に生じており、本実施例に説明されるように、使用されていないUSFの閾値は、5であった。
次に、図5を参照すると、トリガを引き起こし、利用するための別の実施例が、例証されており、ダウンリンクチャネル300およびアップリンクチャネル302のためのタイムスロット監視の削減は、独立して生じ得る。この場合、2つの使用されていないUSFのみ生じ、アップリンクデータ転送320は、所定の期間未満の持続時間を有するアップリンク転送の中断で生じる。しかしながら、ダウンリンクチャネル300に関しては、所定の期間は、ダウンリンクデータ転送を伴わずに経過する。その結果、タイムスロット削減プロシージャは、ダウンリンクチャネル300に独立して適用され得る一方、アップリンクチャネル302は、標準または削減されていないタイムスロット監視を継続する。したがって、ダウンリンクデータのために監視されるタイムスロットは、送信されるアップリンクデータの量から独立して削減され得るが、但し、アップリンクデータ転送を配分するUSFのために監視される必要がある、ダウンリンクタイムスロットは、維持され、またはその逆も然りである。
次に、図6を参照すると、今度は、ダウンリンク二重キャリア割当において、トリガを引き起こし、利用するための別の実施例が、例証される。例証されるように、第1のダウンリンクチャネル300およびアップリンクチャネル302に加え、第2のダウンリンクチャネル300’およびアップリンクチャネル302’が、使用される。この場合、多重ダウンリンクデータ伝送は、ダウンリンクデータ伝送304およびダウンリンクデータ伝送304’等、各ダウンリンクチャネル300および300’上で同時に生じ得る。タイムスロット監視の削減は、各ダウンリンクチャネル300および300’に適用され得る。本実施例では、アップリンクチャネル302’上にアップリンク割当は存在せず、使用されていないUSFが存在しないため、所定の期間経過によって決定されるダウンリンクチャネル300’のためのトリガが、トリガされ、タイムスロット監視削減が、生じ得る。本実施例では、タイムスロット削減は、2つの対のキャリア(300および302)ならびに(300'および302')に独立して適用される。したがって、ダウンリンクチャネル300およびアップリンクチャネル302に関しては、後続ダウンリンク通信322が送信され、2つのアップリンクデータ通信324、326が送信され、それによって、通信経過または連続使用されていないUSF間の所定の期間に基づいて、トリガを回避するため、タイムスロット監視削減は、トリガされない。
トリガは、アップリンク活動の欠如のみに基づき得るが、そのようなトリガは、非効率的システム動作をもたらし得る。図7に例証されるように、USFのための監視されるタイムスロットは、複数の使用されていないUSF308−316の結果として削減される。しかしながら、USF監視およびダウンリンクデータ転送304のために使用されるタイムスロットの共通性のため、USFタイムスロットの削減は、実質的バッテリ電力を節約しない場合がある。なぜなら、これらのタイムスロットの一部または全部が、依然として、ダウンリンクデータ304を受信するためにデコードされるからである。さらに、ダウンリンクデータ転送304が、アップリンクデータを伝送するための上層要求をトリガする場合、アップリンク内に配分可能なタイムスロット数が削減されているため、遅延または不良なアップリンク帯域幅があり得る。図8参照し、かつ図7の実施例を継続すると、例えば、ユーザが、ダウンロードされた情報を熟読/視聴する間、ダウンリンク転送304後、データ伝送において一時停止が続く場合、トリガは、図3および4に示されるように、図8に例証される場合、いずれにしても生じるであろう。すなわち、所定の期間318が経過するか、またはトリガが、使用されていないUSF330−340の継続によって、引き起こされるであろう。タイムスロットの予測される共通性のため、図8における場合(例えば、トリガを伴わない)と比較される、図7に示されるトリガの追加の利点(バッテリ消費の差異)は、取るに足りないであろう。
システム実装に応じて、1つ以上のトリガが、タイムスロット削減アルゴリズムの特定の段階に対応して、指定され得る。同一数のトリガが、ネットワークおよびUEの両方に対して定義され得、各トリガは、アルゴリズム内の段階に対応する。
一実装では、トリガは、図1のネットワーク104/BS120およびUE102に対して異なり、ネットワークトリガは、(良好な無線条件における正常動作において)UE102側のものより早期に生じる。これは、USFまたは他のダウンリンクデータが、ネットワーク104/BS120のBSCまたはスケジューラとUE102との間で転送される場合、あるいは1つ以上のUSFまたはダウンリンクデータブロックのUE102による受信またはデコードが失敗した場合に、トリガが生じる可能性を可能にし、ネットワーク104またはBS120が、UE102が監視していると想定するタイムスロットにおいて保守的であることを保証する。例えば、1秒の期間または5つの使用されていないアップリンクリソース配分(URA)を定義するトリガが、ネットワーク104のために定義される場合、UE102のための対応するトリガは、データが両方向に対して1.5秒間送信されていない、またはUE102が8つのURAに応答していないのうちのいずれか早期に生じた方であり得る。
制御ブロックの確認応答(割当を含む)に関する問題を生じさせるタイムスロット削減を回避するために、システムは、任意のトリガが生じ得る前の最後の割当メッセージからの最小期間を定義し得る。割当メッセージは、UE102に割り当てられたリソースの組を修正、追加、または削減する、メッセージを含み得る。実施例は、PAKECT TIMESLOT RECONFIGUREメッセージ、PACKET UPLING ASSIGNMENTメッセージ、HANDOVER COMMANDメッセージ等である。一実装では、最後の割当後のある指定された期間まで、トリガ定義によって指定される任意の期間または非活動検出は、開始しないことがある。ここで、「割当」は、ハンドオーバによる割当を含み得る。
割当メッセージ(例えば、新しいまたは異なるリソースを割り当てる)が、UEに送信される場合、全体的タイムスロット削減プロシージャは、完全に再開し、新しい割当の一部である全タイムスロットが監視されるか、または、継続し得る。一実装では、リソースの増加をもたらす割当メッセージは、タイムスロット削減プロシージャの再開につながる一方、リソースの削減をもたらす割当メッセージは、プロシージャの継続につながる。後者の場合、タイムスロット削減アルゴリズムは、新しい割当に先立って監視されていたタイムスロットが、新しい割当の一部ではない場合に、新しい監視されるべきタイムスロットが、定義され得るように、どのタイムスロットが監視されるべきかを指定する。ダウンリンク二重キャリア割当において、1つのチャネル上にのみ割り当てられたリソースを修正する新しい割当メッセージが受信された場合、タイムスロット削減アルゴリズムは、第2のチャネル上で独立して継続し得る。
いくつかの用途では、割当メッセージが、UEに割り当てられるリソースの総量を削減する時等、割当メッセージが受信された後(図9によって例証され、後述されるように)、トリガアルゴリズム(監視されるタイムスロットの任意の続行中の削減を含む)を継続させることが有益である。これは、割当を削減することと、タイムスロット削減アルゴリズムとの両方によって、監視されるタイムスロットの数を削減するための同時試行を回避するように動作し得、それによって、そうでなければ、監視されるタイムスロットの数が、実際に、割当メッセージの結果として、増加し得る。
図9を参照すると、二重ダウンリンクおよびアップリンクチャネルシステムが、例証されており、タイムスロット削減がトリガされた後、割当メッセージを受信する。ダウンリンクチャネル300、アップリンクチャネル302、第2のダウンリンクチャネル300’、およびアップリンクチャネル302’が、使用される。本システムを使用することによって、多重ダウンリンクデータ伝送が、ダウンリンクデータ伝送304およびダウンリンクデータ伝送304’等、各ダウンリンクチャネル300および300’上において、同時に生じ得る。代替として、データ転送は、ダウンリンクデータ伝送342によって示されるように、単一チャネル上で独立して生じ得る。同様に、データ伝送344等のデータアップリンク伝送は、種々の仕様またはシステム要件によって要求されるように、同時に、略同時に、または独立して、生じ得る。図9に示されるように、トリガは、所定の期間346の満了によって、ダウンリンクチャネル300'上で生じ、タイムスロット監視削減を始動させる。タイムスロット監視削減がトリガされた後、割当メッセージ348が、UE102に対して発行される。本割当メッセージ348は、UEに、増加または削減されたリソースを付与し得る。割当メッセージ348が、図9に示されるように、ダウンリンクチャネル300'のためのタイムスロット割当をさらに削減する場合、ダウンリンクチャネル300'が、割当メッセージ348を受信後も、ダウンリンクチャネル300'上のタイムスロット削減は、継続される。一方、本UEのためのリソースを増加させる割当メッセージが、受信される場合、削減されたタイムスロット監視は、別のトリガが削減されたタイムスロット監視を再始動するまで、中断され得る。他の場合では、増加したリソースを付与する割当メッセージの受信に関わらず、削減されたタイムスロット監視を継続することが望ましい場合がある。
トリガイベントの検出に応じて、タイムスロット削減が、始動される。概して、タイムスロット削減は、UE102に、エネルギー消費を制御し、バッテリ寿命を最大限にするように試行することを目的として、監視するダウンリンクタイムスロットの数を削減する。ネットワーク104を参照すると、トリガは、ネットワーク104が、USF、ダウンリンクデータ、または他の制御情報をUE102に伝送可能なタイムスロットの範囲を縮小させる。システム実装に応じて、タイムスロット監視削減を始動させるためのトリガイベント発生後、追加の明示的信号伝達は、使用されない。
しかしながら、いくつかの実装では、UE102およびネットワーク104は、ある確認または同期メッセージを通信し、UE102およびネットワーク104の両方が、同一または同等のタイムスロット削減活動に関与していることを確実にし得る。例えば、タイムスロット削減を示すためのネットワーク104からUE102への明示的信号伝達にとって、好ましくないかも知れないが、UE102は、どのタイムスロットを監視しているかをネットワーク104に確認し得る。一実装では、UE102は、ポーリング要求またはUSFにその現状を示す制御ブロックで応答することによって、ネットワーク104に通知する。これは、トリガが生じたことを示すために、各トリガ後、周期的に、または第1の利用可能なアップリンク配分を使用して応答することによって、行なわれ得る。通信オーバーヘッドを追加するが、本プロセスは、ネットワーク104が、UE102に、UE102が監視していないタイムスロットを監視していることを予測する可能性を低減させ得る。一実装では、UE102が、通常、送信するための他のデータがない時、ダミーブロックを送信することが要求されない場合、UE102からの指示は、既存のダミーブロックであり得る。
各トリガは、トリガが検出された後、タイムスロット監視の削減が生じるプロセスを決定するための特定のタイムスロット削減アルゴリズムと関連付けられ得る。例えば、削減されたタイムスロットの組は、UE102およびネットワーク104の両方に対し事前に知られたアルゴリズムによって決定され得る(但し、UE102およびネットワーク104は、異なるトリガアルゴリズムを実装するように構成され得る)。どのタイムスロット削減アルゴリズムを実装すべきかは、TBF確立/修正プロセスまたはUE102とネットワーク104との間の他の通信プロセスの一部として識別され得、あるいはいくつかの指定された決定性アルゴリズムによって識別され得、もしくはその2つの組み合わせであり得る。
一実装では、タイムスロット削減アルゴリズムは、(現在の割当に従って)USFおよびダウンリンクデータの両方のために監視され得るタイムスロットを考慮し、USFのためだけまたはダウンリンクデータのためだけに使用される、他のタイムスロットを監視するための要件を低減させる。タイムスロット削減アルゴリズムに応じて、タイムスロット監視の最大削減時点において、1つ以下のタイムスロット(または、削減された伝送時間間隔(RTTI)ダウンリンクまたはRTTI USFモードの場合、2つ以下のタイムスロット)が、任意のTDMAフレームにおいて監視され得、ダウンリンクデータおよびUSF信号伝達の両方のために使用される。システム実装に応じて、複数のトリガが、連続的に生じてもよく、それぞれ、さらなるタイムスロット監視の削減をもたらす。
種々のタイムスロット削減アルゴリズムは、トリガを検出するUE102またはネットワーク104のいずれかに応答して、UE102およびネットワーク104のそれぞれによって実装され得る。例えば、タイムスロット削減アルゴリズムは、各段階がトリガに対応する、1つ以上の段階を含み得る。タイムスロット削減アルゴリズムは、その番号がアップリンク割当およびダウンリンク割当の両方に共通であるタイムスロットの削減(例えば、USFおよびダウンリンクデータの両方のために監視され得るタイムスロット)、「左」または「右」のいずれかから削減する(すなわち、それぞれ、最低または最高タイムスロット番号を伴うものを最初に除去する)等の固定タイムスロット数による削減、タイムスロットの固定割合による削減、または、例えば、1つおきの無線ブロック期間においてのみ、タイムスロットを使用/監視するために、いくつかの無線ブロック期間において、タイムスロットがUE102によって監視されない(あるいは、ネットワークによって、USFまたはダウンリンクデータを送信するために使用される)ような削減によって実装され得る。RTTI USFモードは、TDMAフレームあたり少なくとも2つのUSFを監視することを要求し、本アプローチは、TDMAフレームあたり平均1つのUSFと同等の削減を可能にし得るするため、本アプローチは、USFモードを伴うRTTIにおいて有益である。代替として、タイムスロット削減アルゴリズムは、アップリンク配分に対して、1つ以上のタイムスロットおよびダウンリンクデータに対して1つのタイムスロット(同一であり得る)の削減、またはダウンリンク二重キャリア実装では、チャネル2上(または、チャネル1が割り当てられたアップリンクリソースが有しておらず、チャネル2が有している場合、チャネル1上)の全タイムスロットの除去による削減を含み得る。概して、タイムスロット削減アルゴリズム段階は、決定論的であって、現在の無線リソース割当に基づくように定義される。
タイムスロット削減アルゴリズムは、低い番号のタイムスロットを最初に除去するように構成され得る。これは、EDAを実装するシステムを伴う場合、有利であり得、例えば、EDAは、タイムスロット削減が使用中であり(例えば、完全未満の割当が、UE102によって監視されている)、かつUE102が、ネットワーク104によって予測されるのと同一量だけそのタイムスロットを削減していない場合、および、USFが、ネットワーク104が意図するものより多くのアップリンクリソースを配分していると考え得る場合、動作を継続する。システム実装に応じて、予測は、EDAの使用が、タイムスロット削減(UEおよびネットワークの両方に既知である)中に、一時停止されることであり得、または予測は、タイムスロット削減中に、EDAの使用が継続することであり得る。
代替として、ネットワーク104は、タイムスロット削減の場合に監視されるべき1つ以上のタイムスロットを各UEに割り当て得、割り当てられたタイムスロットを共有する異なるUE102に対する監視を分散することを可能にし、削減された監視状態にある複数のUE102が、同じタイムスロットを監視する可能性を回避する。
いくつかの実装では、削減された監視状態において、EDAがUE102によって使用されるべきか否かの決定は、ネットワーク104によって、例えば、割当メッセージによって、信号伝達され得る。EDAは、単一USFによって、大量のアップリンクリソースの配分を可能にするため、ネットワークが、非常に混雑しており、そのような大量のリソース配分(UE102が、送信するためのデータを有していない場合、無駄となり得る)が、他のUEからアップリンクリソースを奪うであろう場合、削減された監視状態における、UEに対して、EDAを無効にすることは有利となり得る。
トリガおよび任意の関連付けられたタイムスロット削減アルゴリズムは、アップリンクデータおよびダウンリンクデータに対して、独立して(例えば、アップリンクデータが送信されない継続期間後、USFのための監視されるタイムスロットが削減されるが、ダウンリンクデータのための監視に変化を生じさせないように)、または連帯して(例えば、アップリンクまたはダウンリンクデータが送信されなかった継続期間後、USFおよびダウンリンクデータの両方のための監視されるタイムスロットが、削減される)、定義され得る。ダウンリンク二重キャリア割当の場合、トリガおよびアルゴリズムは、両対のチャネル(各対は、1つのアップリンクチャネルおよび1つのダウンリンクチャネルを備える)にわたって連帯して動作し得、または各対のチャネル上で独立して動作し得る。
タイムスロット監視削減は、UE102およびネットワーク104の両方において、(データ損失/デコードエラーの不在下)同時に生じる(伝搬遅延、伝送時間、およびデコード遅延を可能にする)ように指定され得る。しかしながら、一実装では、タイムスロット監視の削減は、ネットワーク104側で最初に生じる。本アプローチは、ネットワーク104が保守的であり、UE102によって監視されるタイムスロットを過大に見積もることがないことを確実にする。例えば、UE102による不良無線状態および/またはデコードエラーの場合、トリガがUE102に特定のタイムスロットを無視させた後、UE102がそれらのタイムスロットを監視していることを、ネットワーク104が見込まないことが重要である。
いくつかの状況では、UE102は、監視されるタイムスロット数の任意の削減を遅延させることが必要であることを決定し得る。例えば、ユーザが、後のネットワーク活動(電子メールを準備する、またはウェブベース形式を埋める等)をもたらすであろう、UE102を使用しての措置を講じる場合、UE102は、ネットワーク104に、ネットワーク通信が最終的に始動される場合に、最適性能を確実にするために、任意のタイムスロット監視削減を遅延させるように命令し得る。一実施例では、監視されるタイムスロット数の削減を遅延させるために、UE102は、現在、送信するためのデータを有していない場合でも、既存のダミーブロックフォーマット、指定されたブロックフォーマット、または他の所定の通信によって、USFに積極的に応答し、トリガ(ひいては、監視されるタイムスロットの削減)を遅延させ得る。UE102が、送信または受信すべきデータが差し迫っていることに気付く場合(例えば、UE102が、ユーザ活動を監視し、将来のデータ伝送ニーズを予測するので)、UE102は、監視されるタイムスロットの任意の削減を遅延させることを選択し、より高い帯域幅伝送を直ぐに開始させ得る。
システム実装に応じて、UE102は、UE102が削減を遅延させることを所望することを示す、任意の措置を引き起こすことによって、タイムスロット監視の削減を遅延させ得る。例えば、ネットワーク104が、通常、USFにどんな応答も要求しない場合、UE102は、応答を送信することによって、タイムスロット削減を遅延させ得る。ネットワークが、通常、USFにダミー応答を要求する場合、UE102は、新しいバージョンのダミー応答を送信することによって、タイムスロット削減を遅延させ得る。
対照的に、UE102は、タイムスロット監視削減を早期に始動することを所望し得る。その場合、タイムスロット削減は、例えば、UE102が、予測されたダミーブロックの送信を怠ることによって、始動され得る。これは、UE102が、低バッテリレベルを有すると決定する場合、または伝送が生じる可能性がないことを把握している場合、有用であり得る。
図2に関して例証される、方法ステップ200は、EDAを採用するシステムに実装され得、その場合、削減されたタイムスロットの組は、通信またはUSF等の他のデータのために監視される。上述のように、実装に応じて、EDAは、方法ステップ200によって実装されるタイムスロット削減がアクティブである時、適用されることも適用されないこともある。タイムスロット削減がアクティブである時、EDAを適用する第1の場合では、UE102は、削減アルゴリズムにより、削減されたタイムスロット上でUSFを監視する。図10に例証される一実施例では、ダウンリンクチャネル300およびアップリンクチャネル302は、EDAを実装する。削減されたタイムスロット番号の組は、ダウンリンクチャネル300内のタイムスロット2として定義され、オリジナルのアップリンク割当は、タイムスロット2、3、および4に対するものである。その場合、UE102は、ダウンリンクチャネル300を経由して伝送されるUSF350のために、タイムスロット2を監視する。UE102が、削減されたタイムスロットの組上で(実施例では、タイムスロット2において)UE102に対するUSF350を検出した場合、USFが受信されたダウンリンクタイムスロットと同一またはより高いタイムスロット番号を有する、その割り当てられたアップリンクタイムスロットのすべて(本実施例では、タイムスロット2、3、および4)において、352、354、および356をアップリンクチャネル302を経由して、伝送するであろう。
反対に、タイムスロット削減がアクティブである時にEDAを適用しない第2の場合では、UE102は、削減アルゴリズムにより、削減されたタイムスロット(本実施例では、タイムスロット2)上でUSFを監視し、UE102が、本削減されたタイムスロットの組(本実施例では、タイムスロット2)上でUE102に対するUSFを認める場合、ダウンリンクUSFが受信されたTS(本実施例では、タイムスロット2)上でのみ、アップリンクで伝送するであろう。
上述の様式におけるEDAの使用は、同一無線ブロック期間内で送信される複数のブロックを使用して、所与のデータ量の効率的伝送をもたらし得るが、その後使用されないEDAによる複数の無線ブロックの配分は(UEが、送信するためのデータを有していないため)、システム容量の観点から、非効率的である。例えば、ネットワーク104が、UE102がEDAを使用していることを把握しており、スロット「n」において、UE102にUSFを送信する場合、スロット「n」および「n」より高いUE102に割り当てられたアップリンクタイムスロットすべてを予約する必要があり、そららを任意の他のユーザに割り当てることはできない。
本システムの一実装では、EDAがアクティブである場合、監視されるタイムスロットは、1つのタイムスロットのみが、任意の所与の無線ブロック期間において監視される場合、全無線ブロック期間において、同一タイムスロット番号ではないように、例えば、無線ブロック期間毎に、経時的に変動し得る。これは、アップリンクリソースをUE102に配分する際、ネットワーク104により自由を提供し、UE102からの効率的データ伝送(単一のUSFを受信する必要のみの複数のタイムスロットにおいてデータを送信可能であるため)と、ネットワーク104の全体的管理において低減された効率性(ネットワーク104がUE102のためにそれらのアップリンクタイムスロットを予約し、UE102がそれらを使用しない時)との間におけるトレードオフのバランスをとることになる。本実装では、EDAを有効化させたタイムスロット削減アルゴリズムにおいて、ネットワーク104およびUE102は、その間にUSFが送信/監視されるタイムスロットを変動させるべきことを知る。これは、周期的に、可能性として、各無線ブロック期間において、変化し得、UE102に、無線ブロック期間あたり2つ以上のアップリンクスロットにおいて伝送する機会を可能にする一方、無線ブロック期間毎に本状況を有さないことによって、ネットワーク104に対する不利益を低減させる。
例えば、図11に例証されるように、ダウンリンクチャネル300およびアップリンクチャネル302は、EDAを実装する一方、監視されるタイムスロットを経時的に変動させる。例証されるように、UE102は、タイムスロット2、3、および4のための初期アップリンク割当を受信する。この場合、タイムスロット監視削減は、有効化されたEDAと併用される。無線ブロック期間RBP1では、ネットワーク104は、タイムスロット番号2において、ダウンリンクチャネル300を経由して、USF358をUE102に伝送する。UE102が、送信するためのデータを有する場合、次の無線ブロック期間RBP2において、タイムスロット2、3、および4(図11上では、要素360、362、および364によって示される)のいずれか、または全部において、送信し得る。したがって、ネットワーク104は、アップリンクチャネル302内に本UE102のためのこれらのタイムスロットを予約し(それらが使用されるかどうかを問わず)、本無線ブロック期間のために、それらを任意の他のUEに配分不可能となる。
次の無線ブロック期間RBP3では、ネットワーク104は、タイムスロット番号3において、ダウンリンクチャネル300を経由して、UE102のためのUSF366を伝送する。UE102が、送信するためのデータを有する場合、次の無線ブロック期間RBP4において、タイムスロット3および4(図11上では、要素368および370によって示される)内で送信し得る。したがって、ネットワークは、アップリンクチャネル302上に本UE102のためのこれらの2つのタイムスロットを予約し(再び、それが使用されるかどうかを問わず)、本無線ブロック期間のために、それらを任意の他のUEに配分しない。
次の無線ブロック期間RBP5では、ネットワーク104は、タイムスロット番号4において、ダウンリンクチャネル300を経由して、UE102のためのUSF372を伝送する。UE102が、送信するためのデータを有する場合、次の無線ブロック期間RBP6において、タイムスロット4(図11上では、要素374によって示される)内でのみ送信し得る。故に、ネットワークは、UE102のために、アップリンクチャネル302内に1つのタイムスロットを予約する。本例は、UE102が送信するための複数のデータブロックを有する場合、ネットワーク104にとって最も効率的であって、UE102にとって最も非効率的である。
次の無線ブロック期間では、本パターンを反復し、ネットワーク104は、再び、タイムスロット番号2において、UE102のためのUSFを伝送する。UE102およびネットワーク104は、それが、定義されたタイムスロット削減アルゴリズムの一部であるため、明示的に信号伝達されるため、またはUE102とネットワーク104との間で別様に通信されるため、USFのための送信/監視すべき場所の反復パターンを把握している。例えば、各USFのために監視されるタイムスロットまたは複数のタイムスロットが、各無線ブロック期間内で変化する場合(例えば、上述のように)、ネットワークもまた、データ/アップリンクUSF監視のためのタイムスロットが、同しままであるように、同一アルゴリズムに従って、そのダウンリンクスロットを変化させるであろう。本実施例では、ネットワーク104は、無線ブロック期間RBP1、RBP3、およびRBP5のそれぞれにおいて送信されるUSFによって、リソースを配分する。代替として、ネットワーク104は、例えば、他の移動局からのアップリンク配分の需要および/または単一USFによってUE102に複数のアップリンク無線ブロックを送信させることの利点を考慮して、一部の無線ブロック期間においてのみリソースを配分し得る。任意のUSFの送信は、ネットワーク104の制御下にあることに留意されたい。上述の実施例では、ネットワーク104は、USF358、366、または372のうちの1つ以上を信号伝達しないように選択し得る。
次に、図12を参照すると、図2の方法ステップ200の実装が、例証されており、RTTIが、ダウンリンク内で使用される、および/またはRTTI USFモードが、アップリンクリソースを配分するために使用され、その場合、タイムスロット削減アルゴリズムが、タイムスロット番号に関してだけではなく、無線ブロック期間(例えば、1つおきの無線ブロック期間の間だけ監視するため)においても、ダウンリンクを監視すべきかを指定する。これは、無線ブロック期間あたり1つのUSF/ダウンリンク無線ブロックを検出するために要求されるものを下回る、さらなる監視要件の削減を可能にする。図12に示されるように、ネットワーク104は、RRBP1によって示される、10msの削減された無線ブロック期間において、2つのタイムスロット376および378にわたって、ダウンリンクチャネル300を経由して、USFを送信する。この場合、タイムスロット削減は、USFをサポートするために、2つを下回らないタイムスロットまで削減可能である。しかしながら、UE102は、USFのために、1つおきの削減された無線ブロック期間を監視することのみ必要である。UE102が、送信するためのデータを有する場合、図12内の要素380および382によって示される、タイムスロット2および3において、アップリンクチャネル302を経由して、伝送し得る。UE102は、RRBP2において、任意のタイムスロットを監視することを要求されない。次の削減された無線ブロック期間RRBP3では、USFは、RRBP3によって示される、10msの削減された無線ブロック期間において、2つのタイムスロット384および386にわたって、ダウンリンクチャネル300を経由して、送信される。この場合、タイムスロット監視は、USFをサポートするために、2つを下回らないタイムスロットまで削減可能である。しかしながら、UE102は、USFのために、1つおきの削減された無線ブロック期間を監視することのみ必要とする。UE102が、送信するためのデータを有する場合、要素388および390によって示される、次の削減された無線ブロック期間内のタイムスロット2および3において、アップリンクチャネル302を経由して、伝送し得る。一実装では、ダウンリンクチャネル300は、アップリンクUSFのためにUE102によって監視されるものと同一のデータ伝送のためのタイムスロットを使用する。本実施例では、ネットワーク104は、UE102がダウンリンクタイムスロットを監視する無線ブロック期間のそれぞれにおいて、リソースを配分する。代替として、ネットワークは、そのような一部の無線ブロック期間においてのみ、リソースを配分し得る。任意のUSFの送信は、ネットワーク104の制御下にあることに留意されたい。上述の実施例では、ネットワーク104は、タイムスロット376、378、384、および386上で送信されるUSFのうちの1つ以上を信号伝達しないように選択し得る。
図13は、図2の方法200のステップを実行する時のUE402とネットワーク404との間の一例示的データフローシーケンスを例証するものであって、トリガ規則は、ネットワーク404とUE402との間で異なる。トリガを引き起こすための第1の使用基準値が、ネットワーク404に適用される。特に、UE402が、3つの連続USFに応答していない時、ネットワーク104がUE102によって監視されているとみなすタイムスロットは、低い番号のタイムスロットを除去することによって、1まで削減される。トリガを引き起こすための第2の使用基準値は、UE402に適用される。特に、UE402が、4つのUSFに応答していない時、UE402は、低い番号のタイムスロットを除去することによって、監視されるタイムスロットを1まで削減する。トリガアルゴリズムの本実装では、監視されるタイムスロットのさらなる削減が生じ得ないため、単一トリガのみ存在する。また、タイムスロット6は、アップリンク割当およびダウンリンクの両方の一部であると想定される。
図13に例証されるように、時間t=0時、UE402は、タイムスロット4、5、および6を監視しており、本監視構成もまた、ネットワーク104に既知である(それぞれ、ボックス403および405参照)。ネットワーク404およびUE402は、動作に伴って、データを通信してやりとりする。図13に示されるように、ネットワーク404は、ユーザデータ406を、次いで、USF408を、UE402に伝送する。USF408を受信後、UE402は、ユーザデータ410をネットワーク404に伝送する。本時点において、UE402は、タイムスロット4、5、および6を監視している。次いで、ネットワーク404は、USF412、414、および416をUE402に伝送するが、UE402からネットワーク404に通信される応答データはない。USF412、414、および416に対する応答が受信されなかった後、ネットワーク404は、トリガイベント(すなわち、UE402からの無応答を伴う、3つの連続USF)が生じたことを検出し、トリガに従って、UE402が監視していることが予測されるタイムスロットの組を削減する。図13を参照すると、本時点において、ネットワーク404は、UE402がタイムスロット6のみ監視することを予測する(ボックス405'参照)。ネットワーク404は、再び、USF418を発行するが、タイムスロット6のみを経由して行なわれる。本時点において、UE402は、タイムスロット4、5、および6を監視しており、USF428を受信する。しかしながら、USF412、414、416、および418を受信後、応答データがない場合、UE402は、その独自のトリガイベント(4つの連続USF)が生じたことを決定し、タイムスロット6のみの監視を開始する(ボックス403'参照)。
図14は、トリガの同期がない場合(この場合、UE402がUSFを検出しないことによって生じる)、図2の方法200のステップを実行する時のUE402とネットワーク404との間の別の例示的データフローシーケンスを例証する。説明されるように、UEとネットワークとの間の厳密な調整および同期に非常に依存する、従来のシステムおよび方法と異なり、本開示は、UE402とネットワーク404との間のそのような同期の欠如に容易に対処可能である。一構成では、ネットワーク404がUE402が監視しているとみなすタイムスロットは、UEが実際に監視しているものの一部であるため、同期の欠如は、困難をもたらさない。図14に示されるように、ネットワーク404は、ユーザデータ420を、次いで、USF422を、UE402に伝送する。USF422を受信後、UE402は、ユーザデータ424をネットワーク404に伝送する。本時点において、UE402は、タイムスロット4、5、および6を監視しており、ネットワーク404は、UE402がタイムスロット4、5、および6を監視していることを予測する(それぞれ、ボックス403および405参照)。次いで、ネットワーク404は、USF426、428、および430をUE402に伝送するが、UE402からネットワーク404に通信される応答データはない。USF426、428、および430に対する応答がなかった後、ネットワーク404は、トリガイベント(UE402からの応答を伴わない、3つの連続USF)が生じたことを検出し、トリガに従って、UE402が監視しているとみなすタイムスロットの組を削減する。本時点において、ネットワーク404は、UE402がタイムスロット6のみを監視していることを予測する(ボックス405'参照)。しかしながら、本実施例では、UE402は、USF430を受信しておらず、その結果、ネットワーク404によって伝送される2つの使用されていないUSFのみカウントする。タイムスロット削減後、ネットワーク404は、UE402が監視しているとみなし、ネットワーク404は、USF432および434を伝送するが、タイムスロット6のみを経由して行なわれる。本時点において、UE402は、依然として、タイムスロット4、5、および6を監視しており(USF430を検出しなかった)、したがって、依然として、USF432および434を受信する。しかしながら、USF426、428、432、および434を受信後(UE402は、USF430を検出しなかった、または別様に受信しなかった)、応答データがない場合、UE402は、その独自のトリガイベント(4つの連続の使用されていないUSF)が生じたことを決定し、タイムスロット6のみの監視を開始する(ボックス403'参照)。
図15は、RTTI構成において動作する際の図2の方法200のステップを実行する時のUE402とネットワーク404との間の別の例示的データフローシーケンスを例証するものであって、タイムスロットの削減は、奇数無線ブロック期間と偶数無線ブロック期間とを区別する。トリガを引き起こすための第1の使用基準値が、ネットワーク404に適用され、UE402が3つのUSFに応答しなかった時、ネットワーク404は、UE402が偶数RTTI無線ブロック期間においてのみタイムスロットを監視することを予測することを表す。トリガを引き起こすための第2の使用基準値が、UE402に適用され、UE402が4つのUSFに応答しなかった時、UE402は、偶数無線ブロック期間においてのみタイムスロットを監視することによって、監視されるタイムスロットをTDMAフレームあたり平均1つまで削減することを表す(データ転送のために使用可能なTDMAフレームのみカウントする)。図15に例証されるように、時間t=0時、UE402は、偶数および奇数両方の無線ブロック期間において、タイムスロット4および5を監視しており、ネットワーク404は、UE402が、偶数および奇数両方の無線ブロック期間において、タイムスロット4および5を監視していることを予測する(それぞれ、ボックス405および403参照)。ネットワーク404およびUE402は、動作に伴って、データを通信してやりとりする。図15に示されるように、ネットワーク404は、ユーザデータ436を、次いで、USF438を、UE402に伝送する。USF438を受信後、UE402は、ユーザデータ440をネットワーク404に伝送する。次いで、ネットワーク404は、USF442、444、および446をUE402に伝送するが、UE402からネットワーク404に通信される応答データはない。USF442、444、および446に対する応答が受信されなかった後、ネットワーク404は、トリガイベント(UE402からの応答を伴わない、3つの連続USF)が生じたことを検出し、トリガに従って、UE402が奇数無線ブロック期間上のタイムスロットを監視していると予測することを停止する。本時点において、ネットワーク404は、UE402が、偶数無線ブロック期間中にタイムスロット4および5のみ監視することを予測する(ボックス405'参照)。ネットワーク404は、再び、USF448を発行するが、偶数無線ブロック期間中のタイムスロット4および5のみを経由して行なわれる。本時点において、UE402は、偶数および奇数両方の無線ブロック期間において、タイムスロット4および5を監視しており、したがって、依然として、USF448を受信する。しかしながら、USF442、444、446、および448を受信後、応答データがない場合、UE402は、その独自のトリガイベント(応答データを伴わない、4つの連続USF)が生じたことを決定し、偶数無線ブロック期間においてのみ、タイムスロット4および5の監視を開始する(ボックス403'参照)。
本システムおよび方法は、USFが確実にエンコードされることを可能にする。その結果、応答(または、ダミーブロックを構成する応答)の欠如が、確実に検出される。方法200を使用することによって、追加の信号伝達が、低減される(但し、追加の任意のメッセージが、割当を修正および定義し、特定の特徴を有効または無効化し、適用されるタイムスロットの一部を示す、あるいはトリガパラメータまたは仕様を示すために含まれてもよい)。図2に関して説明される方法200のステップは、アウリケーションレベルの状態の認識を有するUEによって実装され、ネットワークまたはBSCが将来のデータ伝送を予測する方法の正確性を改善し得る。
再び、図1を参照すると、UE102とネットワーク104との間の通信の効率を改善するために、タイムスロット監視の削減が提供されていることを前提として、本開示は、逆のプロセス、すなわち、タイムスロット監視の増加を可能にする。タイムスロット監視の増加は、UE102およびネットワーク104に、アクティブデータ通信の際、改善されたネットワーク性能を再開させる。システムは、UE102またはネットワーク104のいずれかによって伝送される特定のユーザデータ、もしくはネットワーク104あるいはUE102のいずれかによって伝送される任意の他のメッセージに応答して、監視されるタイムスロットの数を増加させ得る。UE102およびネットワーク104の両方は、上述のタイムスロット削減アルゴリズムの逆の用途において、タイムスロット監視数を増加させ得る。例えば、ダウンリンク二重キャリア割当では、1つのチャネル上で送信されるデータは、そのチャネル上でのみ、全タイムスロットが監視され得、または全タイムスロットが(両チャネル上で)監視され得る。代替として、タイムスロット監視の再開を示す所定の伝送を受信すると、UE102およびネットワーク104の両方は、すべての割り当てられたタイムスロットの監視を単純に再開し得る。他の実装では、他のアルゴリズムが、適用され、UE102およびネットワーク104の両方が特定の割り当てられたタイムスロットの監視を再開する速度および進度を決定し得る。
特定の割り当てられたタイムスロットの監視を再開するための指示は、既存のダミーブロックフォーマットによって、または別の指定されたブロックフォーマットによって、タイムスロット削減がアクティブである時、UE102がUSFに応答することによって、行なわれ得る。これは、UE102が、現在、送信するためのデータを有していないが、送信または受信するためのデータが差し迫っていることを認識または予測する場合、UE102に、ネットワーク104によるタイムスロット監視を増加させることを可能にする。UE102に、タイムスロット監視を増加させることを可能にすることによって、UE102とネットワーク104との間のデータのより高い帯域幅伝送が、直ぐに、かつ改善された帯域幅によって、開始可能となる。当業者によって理解されるように、UE102は、タイムスロット監視を増加させ、削減されたタイムスロット監視を遅延させるためのものと同一または実質的に類似プロセスを使用し得る。すなわち、例えば、UE102は、ネットワーク104との予測または予期される通信を監視し得、タイムスロット監視の削減を生じさせるであろうUE102および/またはネットワーク104のためのトリガを識別すると、ダミーブロックまたは他の指定されたブロックフォーマットを通信し、差し迫ったタイムスロット監視の削減を遅延させ得る。再び、これは、ネットワーク104がUE102に指示する、従来の理論的枠組みからの離脱の例証である。
一実装では、UE102は、新しい割当メッセージに反応するためのものより短い時間フレーム内において、それが監視するタイムスロット数を増加させる。本より短い反応時間のための最大値は、ネットワーク104が、UE102が増加されたタイムスロットの組を監視している時を把握するように、ネットワーク104およびUE102の両方に既知である。例えば、監視されるタイムスロットの数の増加(最大、タイムスロット削減アルゴリズムの始動前に使用されるタイムスロットの完全割当であり得る)は、ある情報またはデータブロックあるいは他の伝送が、UE102とネットワーク104との間において、いずれかの方向において(または、アルゴリズムが、各方向において、独立して動作される場合、指定方向において)送信もしくは受信された後、所定の数の無線ブロック期間内で生じ得る。情報は、ユーザデータ、制御メッセージ、制御情報のためのポーリング、またはそれらの特定のコンテンツの任意の組み合わせであり得、UE102およびネットワーク104の両方に既知であり得る。情報が、アルゴリズムの適用の際に信号伝達されることは必要ない。しかしながら、一実装では、監視されるタイムスロットの増加を始動するための所定の情報は、UE102によって送信される割当メッセージの一部として、信号伝達される。
ネットワーク104が、データをUE102に伝送している場合、データは、完全割当が使用される前に、確認応答され得る。しかしながら、その場合、ネットワーク104は、確認応答が受信される前に、タイムスロットの完全割当上で先制的に伝送し得る。代替として、UE102またはネットワーク104が、データを検出し、ユーザデータが送信されたことを識別するために十分にデコード可能であることが十分であり得る(例えば、これらが、USFに応答して、UEによって伝送されるべき場合、ダミーブロックと比較して)。すなわち、受信機がデータ全体を正確にデコードすることが可能であることは要求されなくてもよい。
いくつかの実施形態が本開示で提供されているが、開示されたシステムおよび方法が、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、多くの他の特定の形態で具現化され得ることを理解されたい。本実施例は、制限的ではなく例証的と見なされ、本明細書で提供される詳細に限定されることを意図しない。例えば、種々の要素または構成要素を、別のシステムに組み入れるか、または一体化しても、ある特徴を省略するか、または実装しなくてもよい。
また、別のものまたは別個のものとして種々の実施形態の中で説明および例証される技術、システム、サブシステム、および方法は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のシステム、モジュール、技術、または方法と組み合わせても、または一体化し得る。連結もしくは直接連結または相互に通信するように図示または説明される他のアイテムは、電気的、機械的、またはその他の方法かどうかにかかわらず、何らかのインターフェース、デバイス、または中間構成要素を通して、間接的に連結または通信し得る。変更、置換、および改変の他の例は、当業者により解明可能であり、本明細書で開示される精神および範囲から逸脱することなく行うことが可能である。

Claims (13)

  1. ユーザ機器と基地局との間の通信を調整する方法であって、
    該ユーザ機器において、該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信することであって、該割当は、拡張された動的配分(EDA)の使用を示す、ことと、
    EDAを使用するリソース配分アルゴリズムを使用して、該基地局と通信することと、
    該ユーザ機器と該基地局との間の通信活動が使用基準値を満たした後に、かつ、EDAの使用を示す該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信した後に、
    該ユーザ機器によって監視されるタイムスロット数を、該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当に従って監視されるべき数未満に削減することと、
    EDAを使用しない第二のリソース配分アルゴリズムを使用して、アップリンクデータを該基地局に伝送することと
    を含む、方法。
  2. メッセージを前記基地局から受信することをさらに含み、該メッセージはEDAを使用しない前記第二のリソース配分アルゴリズムを使用して、前記ユーザ機器がアップリンクデータを伝送することを要求する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ機器によって監視されるタイムスロット数を削減した後に、該ユーザ機器によって監視されている1つ以上のタイムスロットを識別する制御ブロックを伝送することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第一のタイムスロットの組の割当を受信することが、前記基地局から割当メッセージを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. アップリンク通信が使用基準値と一致する場合に、前記監視されるタイムスロット数を削減することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記使用基準値は、割当メッセージにおいて、およびパケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト確立プロシージャを介してのうちの少なくとも一つにより受信される、請求項5に記載の方法。
  7. ユーザ機器と基地局との間の通信を調整する方法であって、
    該基地局により、該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送することであって、該割当は、拡張された動的配分(EDAの使用を示す、ことと、
    EDAを使用する第一のリソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と通信することと、
    該ユーザ機器と該基地局との間の通信活動が使用基準値を満たした後に、かつ、EDAの使用を示す該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送した後に、
    該ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定することと、
    DAを使用しない第二のリソース配分アルゴリズム使用して、該ユーザ機器と通信すること
    を含む、方法。
  8. 前記ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定した後に、メッセージを該ユーザ機器に伝送することをさらに含み、該メッセージはEDAを使用しない前記第二のリソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器がアップリンクデータを伝送することを要求する請求項7に記載の方法。
  9. 前記ユーザ機器から制御ブロックを受信することをさらに含み、該制御ブロックは、該ユーザ機器によって監視されている1つ以上のタイムスロットを識別する、請求項7に記載の方法。
  10. 前記第一のタイムスロットの組の割当を伝送することが、前記ユーザ機器に割当メッセージを伝送することを含む、請求項7に記載の方法。
  11. アップリンク通信が使用基準値と一致する場合に、前記ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  12. 基地局を含む通信ネットワークとの使用のためのユーザ機器であって、
    該ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信することであって、該割当は、拡張された動的配分(EDA)の使用を示す、ことと、
    EDAを使用する第一のリソース配分アルゴリズムを使用して、該基地局と通信することと、
    該ユーザ機器と該基地局との間の通信活動が使用基準値を満たした後に、かつ、EDAの使用を示す該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を受信した後に、
    該ユーザ機器によって監視されるタイムスロット数を、該通信のための第一のタイムスロットの組の割当に従って監視されるべき数未満に削減することと、
    EDAを使用しない第二のリソース配分アルゴリズムを使用して、アップリンクデータを該基地局に伝送することと
    を行うように構成されたプロセッサを備えている、ユーザ機器。
  13. 通信ネットワークとの使用のための基地局であって、
    ユーザ機器と該基地局との間のアップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送することであって、該割当は、拡張された動的配分(EDA)の使用を示す、ことと、
    EDAを使用する第一のリソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と通信することと、
    該ユーザ機器と該基地局との間の通信活動が使用基準値を満たした後に、かつ、拡張された動的配分(EDA)の使用を示す該アップリンク通信のための第一のタイムスロットの組の割当を伝送した後に、
    該ユーザ機器が削減された数のタイムスロットを監視していると決定することと、
    EDAを使用しない第二のリソース配分アルゴリズムを使用して、該ユーザ機器と通信すること
    を行うように構成されたプロセッサを備えている、基地局。
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