JP5388257B1 - 団扇 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の団扇には、しなりが少ないという欠点がある。
また、しなりを生じさせる構成に進化がなく、新規性にかけるという欠点がある。
本願発明は、上記実情に鑑み、しなりを生じさせる新規な構成を創案し、新規性のある、しなりの大きな扇ぎやすい団扇を提供しようとするものである。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明の団扇は、両端部が上方に反るよう形成した弓部の、中間部下方に柄部を形成した合成樹脂製の団扇において、前記弓部の両端部方向への延長線上内に、前記弓部の両端部に連接した扇面部を形成し、実質的に該扇面部が前記弓部の両端部のみによって支持されるよう構成することによって、該扇面部が前記弓部の両端部のみによって支持される部位がしなり部として機能するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、しなりの大きな扇ぎやすい合成樹脂製の団扇に関するものである。
扇ぎやすい団扇に関する先行技術として、扇面に透かし織りの織布を貼り付けた「団扇」がある(例えば、特許文献1参照)。
また、扇面を薄肉に形成するとともに、骨体と柄を厚肉に形成した合成樹脂製の扇ぎやすい団扇の先行技術として「団扇」がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−127326号公報(請求項1〜2,図1〜2) 特開2005−287674号公報(請求項1〜5,図1〜2)
従来の団扇には、しなりが少ないという欠点がある。
また、しなりを生じさせる構成に進化がなく、新規性にかけるという欠点がある。
本願発明は、上記実情に鑑み、しなりを生じさせる新規な構成を創案し、新規性のある、しなりの大きな扇ぎやすい団扇を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明の団扇は、両端部が上方に反るよう形成した弓部の、中間部下方に柄部を形成した合成樹脂製の団扇において、前記弓部の両端部方向への延長線上内に、前記弓部の両端部に連接した扇面部を形成し、実質的に該扇面部が前記弓部の両端部のみによって支持されるよう構成することによって、該扇面部が前記弓部の両端部のみによって支持される部位がしなり部として機能するよう構成する。
本発明では、実質的に扇面部が弓部の両端部のみによって支持されるよう構成することによって、扇面部が弓部の両端部のみによって支持される部位が、従来の団扇にはなかった、新規なしなり部として機能し、しなりが大きく扇ぎやすい団扇を得ることができる。
また、合成樹脂で形成するとともに、弓部の両端部方向への延長線上内に、弓部の両端部に連接した扇面部を形成しているので、弓部の両端部のみによって支持される部位がしなり部として機能する際に、そのしなり部に破損が生じにくい。
また、本発明では、しなり部の肉厚や大きさを調整することによって、しなり具合の調整やしなり部の強度を調整することができる。
また、本発明による団扇では、弓部又は柄部から扇面部方向に突出させた任意形状の装飾体を設ける方法で、デザインの多様化を図ることができる。
さらに、上記の装飾体を、扇面部下端周辺部に接触させる形に形成し、扇ぐ際に、扇面部と弓部との空間内で音声を発生させる新たな構成を提供することができる。
この場合、装飾体を、扇面部下端周辺部に直接接触させないで、装飾体に音声発生体を装着して接触させ、良好な音声を発生させることもできる。
また、弓部又は柄部から扇面部方向に突出させる装飾体の、弓部又は柄部との連結部分を薄肉部としたり、細い骨体などの連結材で連結したりして、扇ぐ際に、扇面部下端周辺部と弓部との空間内で装飾体を搖動させることができる。
本発明の団扇は、柄部、弓部、扇面部を、合成樹脂によって一体に形成される。
扇面部は、扇面部に柄部や弓部と連接しない骨体を設ける実施形態と、骨体を設けない実施形態がある。
上記のいずれの扇面部にも、扇面部の表面及び/又は裏面に、宣伝や装飾のためのプリントを施す実施形態やプリントシートなどを貼着する実施形態を任意に選択することができる。
両端部が上方に反るよう形成した弓部は、中央部から両端部に向かって徐々に細くなるよう形成することが、効率的に強度を保持する観点やデザイン的見地から望ましい。
弓部の中間部下方に形成する柄部は、適宜な太さと適宜な肉厚に形成する。
従来の団扇では、多くの場合、柄部の先端部から放射状に延出させた複数の骨体を扇面全体に均等に設けることによって、弓部と協働させて、扇面部を支持するよう構成されていた。
また、柄部の先端部から放射状に延出させた骨体を設けない従来例では、扇面部下端周辺部の全体を弓部全体と連接する形に形成し、扇面部を支持するよう構成されていた。
本発明の団扇では、弓部の両端部方向への延長線上内に、弓部の両端部に連接した扇面部を形成し、実質的に扇面部が弓部の両端部のみによって支持されるよう構成する。
従って、従来の団扇のように、扇面部を骨体と弓部が協働して支持したり、弓部全体によって支持したりしない構成となる。
本発明の団扇では、実質的に扇面部が弓部の両端部のみによって支持されるので、その部位が従来の団扇にはなかった、新規なしなり部として機能する。
なお、実質的に扇面部が弓部の両端部のみによって支持される構成には、柄部や弓部から扇面部下端周辺部に繋がるよう設けられた、扇面部を支持する能力のない装飾的連接物によって、擬似的に扇面部を支持するよう形成した構成を含む。
また、上記のしなり部の肉厚や大きさを調整し、しなり具合の調整やしなり部の強度を調整する実施形態を任意に選択することができる。
弓部の両端部方向への延長線上内に、弓部の両端部に連接した扇面部を形成する実施形態には、扇面部の下端周辺部を上方に湾曲する弓形に形成する形態、扇面部の下端周辺部を水平に形成する形態、扇面部の下端周辺部を下方に湾曲する弓形に形成する形態などがあり、任意に選択することができる。
弓部の両端部方向への延長線上内に、弓部の両端部に連接した扇面部を形成した場合、扇面部の外周を弓部の両端部方向への延長線上の外方にはみ出して形成する場合に比べて、しなり部に破損が生じにくくなる構成が得られる。
また、本発明の団扇では、弓部と扇面部の下端周辺部との間に空間部が形成されるので、該空間部に任意形状の装飾体を形成する実施形態を任意に選択することができる。
さらに、本発明の団扇では、弓部と扇面部の下端周辺部との間に形成する装飾体を、扇面部下端周辺部に接触するよう形成して、団扇を扇ぐと音声が発生するように形成する実施形態がある。
この場合、装飾体を扇面部下端周辺部に直接接触させないで、装飾体に音声発生体を装着して接触させ、良好な音声を発生させる実施形態も任意に選択することもできる。
また、上記の装飾体を形成する際に、弓部又は柄部との連結部分を薄肉部としたり、細い骨体などの連結材で連結したりして形成し、扇ぐ際に、扇面部下端周辺部と弓部との空間内で装飾体を搖動させる構成とする実施形態も任意に選択することができる。
以下図面に基づいて実施例を説明する。
図1は、本発明の団扇の一実施例を示す平面図である。
実施例では、両端部が上方に反るよう形成した弓部(1)の、中間部下方に柄部(2)を形成するとともに、弓部(1)の両端部方向への延長線上内に、弓部(1)の両端部に連接した扇面部(3)を、熱可塑性樹脂により一体に形成して団扇(4)を得ている。
扇面部(3)は、骨体を設けない形で形成し、その扇面部(3)が弓部(1)の両端部のみによって支持されるよう構成している。
上記により、扇面部(3)が弓部(1)の両端部のみによって支持される部位がしなり部(5)として機能するよう構成されている。
また、任意に選択できる実施形態の一例として、しなり部(5)の肉厚を厚肉部(A)として形成し、しなり具合の調整としなり部の強度調整(B)をしている。
また、弓部(1)の両端部方向への延長線上内に、弓部(1)の両端部に連接した扇面部(3)を形成する実施形態の一例として、扇面部(3)の下端周辺部(C)を、上方に湾曲する弓形に形成(D)する形態が用いられている。
また、任意に選択できる実施形態の一例として、弓部(1)と扇面部(3)の下端周辺部(C)との間に形成される空間部(E)内に、弓部(1)から、扇面部(3)の下端周辺部(C)に向けて突出させた装飾体(F)を富士山形に形成するとともに、その富士山形の装飾体(F)に、細い骨体を用いた連結材(G)で連結した雲形の副装飾体(H)を形成し、その副装飾体(H)が装飾体(F)に対して搖動するよう構成されている。
また、扇面部(3)の表面には、任意に選択できる実施形態の一例として、プリントシート(I)が貼着されている。
本発明による団扇の一実施例を示す平面図である。
1 弓部
2 柄部
3 扇面部
4 団扇
5 しなり部
A 厚肉部
B しなり具合の調整としなり部の強度調整
C 扇面部の下端周辺部
D 上方に湾曲する弓形に形成
E 弓部と扇面部の下端周辺部との間に形成される空間部
F 富士山形の装飾体
G 細い骨体を用いた連結材
H 雲形の副装飾体
I プリントシート

Claims (1)

  1. 両端部が上方に反るよう形成した弓部の、中間部下方に柄部を形成した合成樹脂製の団扇であって、前記弓部の両端部方向への延長線上内に、前記弓部の両端部に連接した扇面部を形成し、実質的に該扇面部が前記弓部の両端部のみによって支持されるよう構成することによって、該扇面部が前記弓部の両端部のみによって支持される部位がしなり部として機能するよう構成したことを特徴とする団扇。
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