JP5384304B2 - Vehicle interior lighting - Google Patents
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Description
本発明は、車両の室内に設けられ、スイッチ操作により点灯・消灯が切り替わる車両室内照明灯に関する。 The present invention relates to a vehicle interior illumination lamp that is provided in a vehicle interior and is switched on / off by a switch operation.
図9及び図10において、下記特許文献1に開示された従来の車両室内照明灯1は、車両の室内側に露出するアウターハウジング2と、このアウターハウジング2の裏側に組み付けられる機能部3とを備えて構成されている。アウターハウジング2には、一対のベゼル用開口4と、この一対のベゼル用開口4の間に位置して開口する一対のスイッチ用開口5とが形成されている。機能部3は、一対のベゼル用開口4にそれぞれ嵌合する一対のベゼル6と、一対のスイッチ用開口5にそれぞれ嵌合する一対のスイッチノブ7と、例えばバルブや、このバルブの前に配置されるレンズや、ワイヤハーネスとの接続部分としてのコネクタ等の機能部品(図示省略)が組み付けられるインナーハウジング8とを備えて構成されている。
9 and 10, a conventional vehicle
図9ないし図12において、インナーハウジング8は、ベゼル6やスイッチノブ7が並ぶ方向に長くなる横長形状に形成されており、長手方向(横方向)の側部9、10には、それぞれ一対のロック12、13が形成されている。図11において、側部9の一対のロック12は、この間隔が広くなるように配置形成されている。一方、側部10の一対のロック13は、上記間隔よりも狭くなるように配置形成されている。一対のロック12、13は、この四つがそれぞれ独立した状態、且つそれぞれ独立して可動するように形成されている。
9 to 12, the
図12(a)において、車両室内照明灯1をルーフパネル14に固定するにあたり、ルーフパネル14に形成された開口部15に対し車両室内照明灯1を真っ直ぐに挿入すると、一対のロック12、13は、それぞれ開口部15に当接してこれを摺動する。この時、一対のロック12、13は、それぞれ内側へ撓み車両室内照明灯1の挿入を許容する。
In FIG. 12A, when the vehicle
そして、図12(b)に示す如く、車両室内照明灯1が所定量挿入されて固定が完了するにあたり、一対のロック12、13は元の状態に弾性復帰し、この時、各嵌合面16が開口部15の周縁に形成される平坦部17に引っ掛かり嵌合する。嵌合状態にある車両室内照明灯1は、ルーフパネル14から脱落することはない。
Then, as shown in FIG. 12 (b), when the vehicle
ところで、上記従来技術にあっては、一対のロック12、13がそれぞれ独立した状態に形成され、且つそれぞれ独立して可動することから、車両室内照明灯1をルーフパネル14の開口部15に対し挿入する際に、挿入方向とは別の方向の力が一対のロック12、13に加わると(例えば挿入角度がズレて横方向の力が加わると)、この一対のロック12、13に捩れが生じてしまうという可能性を有している。仮に捩れが発生した場合には、挿入力が大きくなって作業性に影響を来してしまうという問題点を有している。また、仮に捩れが発生した場合には、一対のロック12、13のうちの一つや二つが平坦部17に嵌合しないことも考えられ、途中嵌合状態(半嵌合状態)では車両室内照明灯1の脱落が起きてしまうという問題点を有している。
By the way, in the above prior art, the pair of
この他、上記従来技術にあっては、バルブ交換等で車両室内照明灯1を取り外す際に、少なくとも二つあるロック12、又は二つあるロック13を一つひとつ撓ませる必要があり、嵌合解除が非常に面倒な作業になってしまうという問題点を有している。また、解除治具を少なくとも二本用意しなくてはならないという問題点も有している。
In addition, in the above prior art, when removing the vehicle
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ロックの捩れを防止することが可能であり、また、着脱に係る作業を容易にすることが可能な車両室内照明灯を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a vehicle interior illumination lamp that can prevent the twisting of the lock and that can facilitate the work related to attachment and detachment. Let it be an issue.
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の車両室内照明灯は、取付対象部材の開口部周縁に形成される平坦部に対し嵌合する可撓性のロックを有するハウジングを構成に含む車両室内照明灯において、前記ロックは間隔をあけて複数並んで存在し、前記ロック同士は前記間隔の方向に延びる連結部により連結されることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the vehicle interior illumination lamp according to
このような特徴を有する本発明によれば、連結部により連結されたロック同士は一体的に動くようになり、また、連結部により連結されることから、ロック自体の捩れは生じ難くなる。 According to the present invention having such a feature, the locks connected by the connecting portion move integrally, and since the locks are connected by the connecting portion, the lock itself is hardly twisted.
請求項2記載の本発明の車両室内照明灯は、請求項1に記載の車両室内照明灯において、前記連結部は前記開口部に対し摺接する側となるロック外側の位置及び形状に合わせて配置形成される、又は前記ロックの撓み方向の側となるロック内側に配置形成されることを特徴とする。 The vehicle interior illumination lamp according to a second aspect of the present invention is the vehicle interior illumination lamp according to the first aspect, wherein the connecting portion is arranged in accordance with the position and shape of the lock outer side on the side in sliding contact with the opening. It is formed or formed inside the lock which is the side in the bending direction of the lock.
このような特徴を有する本発明によれば、連結部がロック内側に配置形成されると、開口部に挿入される際に、挿入の邪魔にならない部分となる。一方、連結部がロック外側の位置及び形状に合わせて配置形成されると、開口部に挿入される際に、この開口部を摺動する部分がロックと連結部とになる。ロックと連結部はスムーズに開口部を摺動する。 According to the present invention having such a feature, when the connecting portion is disposed and formed inside the lock, it becomes a portion that does not interfere with insertion when inserted into the opening. On the other hand, when the connecting portion is arranged and formed according to the position and shape outside the lock, the portion that slides through the opening becomes the lock and the connecting portion when inserted into the opening. The lock and connecting portion slide smoothly through the opening.
請求項3記載の本発明の車両室内照明灯は、請求項1又は請求項2に記載の車両室内照明灯において、前記連結部は前記間隔の方向に延びる端部が前記平坦部に嵌合する連結側嵌合部として形成されることを特徴とする。 A vehicle interior illumination lamp according to a third aspect of the present invention is the vehicle interior illumination lamp according to the first or second aspect, wherein the connecting portion is fitted with the flat portion at an end extending in the direction of the interval. It is formed as a connection side fitting part.
このような特徴を有する本発明によれば、連結側嵌合部が形成されることにより、平坦部に対して引っ掛かり合う範囲が拡大する。 According to the present invention having such a feature, the range in which the flat part is caught is expanded by forming the coupling side fitting part.
請求項4記載の本発明の車両室内照明灯は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の車両室内照明灯において、前記連結部は前記間隔の方向に延びる端部の端部両側に比べ中間が突出するように形成されることを特徴とする。 The vehicle interior illumination lamp according to a fourth aspect of the present invention is the vehicle interior illumination lamp according to any one of the first to third aspects, wherein the connecting portion is intermediate compared to both sides of the end portion of the end portion extending in the interval direction. Is formed so as to protrude.
このような特徴を有する本発明によれば、車両室内照明灯が傾いた状態でも平坦部に対し引っ掛かり合うようになる。 According to the present invention having such a feature, even when the vehicle interior illumination lamp is tilted, it catches on the flat portion.
請求項1に記載された本発明によれば、ロックの捩れを防止することができるという効果を奏する。これにより、車両室内照明灯を取付対象部材の開口部に挿入する際、この挿入力を必要以上に大きくならないようにすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、一体的に動くロック同士になることから、上記挿入の際に半嵌合を防止することができるという効果や、取り外しの際に解除治具の使用回数を減らすことができるという効果を奏する。 According to the first aspect of the present invention, it is possible to prevent the lock from being twisted. Thereby, when inserting a vehicle interior illumination light in the opening part of an attachment object member, there exists an effect that this insertion force can be prevented from becoming large more than necessary. In addition, according to the present invention, since the locks move integrally, the effect that half-fitting can be prevented at the time of the insertion, and the number of times the release jig is used at the time of removal are reduced. There is an effect that can be.
請求項2に記載された本発明によれば、挿入の際の作業性向上に寄与することができるという効果を奏する。また、請求項3に記載された本発明によれば、脱落し難い車両室内照明灯にすることができるという効果を奏する。さらに、請求項4に記載された本発明によれば、車両室内照明灯が傾いた状態でも確実に嵌合させることができるという効果を奏する。
According to the second aspect of the present invention, there is an effect that it is possible to contribute to improvement in workability at the time of insertion. Further, according to the third aspect of the present invention, there is an effect that the vehicle interior illumination lamp that is difficult to drop off can be obtained. Furthermore, according to the present invention described in
樹脂製のインナーハウジングに形成される複数のロックは、間隔をあけて複数並んで存在する。また、ロック同士は、上記間隔の方向に延びる連結部により連結されて一体的に動く。ロック同士は、連結部により連結されて捩れ難い状態になる。 A plurality of locks formed on the resin inner housing are arranged side by side at intervals. Further, the locks are connected to each other by a connecting portion extending in the direction of the interval and move integrally. The locks are connected to each other by the connecting portion and are not easily twisted.
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明の車両室内照明灯を示す斜視図、図2は分解斜視図である。また、図3はインナーハウジングの平面図、図4はルーフパネルに嵌合した状態の車両室内照明灯を示す断面図である。尚、従来例と同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a vehicle interior illumination lamp of the present invention, and FIG. 2 is an exploded perspective view. FIG. 3 is a plan view of the inner housing, and FIG. 4 is a cross-sectional view showing the vehicle interior lighting in a state of being fitted to the roof panel. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same structural member as a prior art example, and detailed description is abbreviate | omitted.
図1及び図2において、本発明の車両室内照明灯21は、車両の室内側に露出するアウターハウジング2と、このアウターハウジング2の裏側に組み付けられる機能部22とを備えて構成されている。機能部22は、一対のベゼル6と、一対のスイッチノブ7と、図示しない機能部品(従来同様であるものとする)が組み付けられるインナーハウジング23とを備えて構成されている。
1 and 2, a vehicle
本発明の車両室内照明灯21は、機能部22を構成するインナーハウジング23に形成される一対のロック24及び一対のロック25の部分に特徴を有している。この他の部分は、従来同様に形成されており、ここでの説明は省略するものとする(説明を省略する部分は、特許文献1に詳細に開示されている)。
The vehicle
図1ないし図3において、樹脂製のインナーハウジング23の側部9に形成される一対のロック24は、従来例のロック12(図11参照)と同じ間隔で並んで配置形成されている。また、図3に示す如くインナーハウジング23の側部10に形成される一対のロック25も、従来例のロック13(図11参照)と同じ間隔で並んで配置形成されている。一対のロック24及び一対のロック25は従来同様に、すなわち図4に示す如く、ルーフパネル14に形成された開口部15(平坦部17)に嵌合し、これにより車両室内照明灯21をルーフパネル14に固定することができるように形成されている。以下、図1ないし図4を参照しながら(主に図4を参照しながら)、特徴部分について説明する。
1 to 3, the pair of
一対のロック24は、これら間隔の方向に延びる連結部26によって連結されており、撓む際には一体的に動くようになっている。また、一対のロック25も、これらの間隔の方向に延びる連結部27によって連結されており、撓む際には一体的に動くようになっている。連結部26により連結された一対のロック24は、捻れの生じ難い状態になっている。また、連結部27により連結された一対のロック25も、捻れの生じ難い状態になっている。
The pair of
ロック24の形状は、次のようになっている。図4において、側部9の切り欠き部分28には、ロック24を構成する可撓性の第一アーム部29が形成されている。この第一アーム部29は、基端部分30を介してインナーハウジング23の本体(符号省略)に連成されている。ここで、図4中の下向きの矢印Pを室内側、上向きの矢印Pをルーフパネル14の裏側とするとともに、矢印Pに直交する矢印Qをルーフパネル14の延在側と定義すると、第一アーム部29は、矢印Pの方向に沿って形成されている。第一アーム部29の基端部分30は、他の部分よりも若干太めに形成されており、撓む部分が調整されている。第一アーム部29は、インナーハウジング23の内側に向けて撓ませることができるように形成されている。このような第一アーム部29の先端部分31には、可撓性の第二アーム部32が連成されている。第二アーム部32は、矢印Qの方向に沿って、また、インナーハウジング23の外側に向けて延びるように形成されている。
The shape of the
第一アーム部29の先端部分31と、第二アーム部32は、これらの部分を撓み易くするために(第一アーム部29の方が撓み易いものとする)、比較的細くなるような形状に形成されている。このため、捩れが生じ易い形状になってしまうと言えるが、本発明では連結部26の存在によって捩れを防止することができるようになっている。
The
第二アーム部32の先端部分33には、この部分から次第に厚みが増すような形状のロック本体部34が連成されている。ロック本体部34は、図示の如く断面略爪状となる形状に形成されている。
The
ロック本体部34の断面形状における外形において、引用符号35はロック内側となる部分を示している。また、引用符号36はロック外側となる部分を示している。ロック内側35は、矢印Pの方向に沿うような外形に形成されている。また、ロック内側35は、第一アーム部29に対して所定の間隔で平行となるような外形に形成されている。一方、ロック外側36は、ロック内側35に対して次第に離れるような外形に形成されている。ロック外側36は、ルーフパネル14の開口部15に当接し、これを摺動する部分として形成されている。ロック外側36が開口部15を摺動すると、ロック24は、インナーハウジング23の内側に撓むようになっている。
In the outer shape of the cross-sectional shape of the lock
ロック本体部34には、嵌合面16が形成されている。嵌合面16は、矢印Q方向に沿う平坦な面として形成されている。嵌合面16は、開口部15の周縁に形成される平坦部17に引っ掛かり嵌合する(係止される)部分として形成されている。嵌合面16よりも内側には、操作部37が形成されている。操作部37は、ロック本体部34に連続するように、また、矢印Pの方向に沿うように形成されている。操作部37は、片持ちのアーム形状に形成されている。
A
引用符号38は図示しない解除治具を挿入するための治具挿入口を示しており、この治具挿入口38に解除治具を挿入して操作部37を内側へ押し込むと、ロック24は主に第二アーム部32やこの先端部分33の位置で撓み、これにより嵌合面16と平坦部17との引っ掛かり合いが解除される。尚、連結部26により一対のロック24は連結されていることから、二つあるロック24のうちの一方の操作部37を解除治具にて押し込むだけで、上記の引っ掛かり合いを解除することが可能になっている。本発明では、解除治具が一つあれば十分であると言える。
連結部26は、帯板状となる形状に形成されている(形状は一例であるものとする。一対のロック24を一体的に動かすことができれば特に形状は限定されないものとする)。連結部26は、ロック外側36の位置及び外形形状に合わせて配置形成されている(ロック内側35に配置形成してもよいものとする)。このような連結部26には、連結側嵌合部39が形成されている。
The connecting
連結側嵌合部39は、連結部26の延びる方向に平行な一対の端部のうち、ルーフパネル14の開口部15に近い側の端部が該当するようになっている。連結側嵌合部39は、ロック24の嵌合面16に連続するように、若しくは嵌合面16の近傍位置となるように配置形成されている。連結側嵌合部39は、平坦部17に嵌合する部分(係止される部分)として形成されている。連結部26は、上記の如く、ロック外側36の位置及び外形形状に合わせて配置形成されていることから、引用符号40で示す面は開口部15に対する摺動面となっている。摺動面40は、平坦で滑らかな面に形成されており、開口部15に対しスムーズに摺動することができるようになっている。
Of the pair of end portions parallel to the extending direction of the connecting
一方、ロック25の形状は、次のようになっている。図4において、側部10のロック形成部41には、ロック25を構成する可撓性の第一アーム部42が形成されている。この第一アーム部42は、基端部分43を介して上記本体に連成されている。第一アーム部42は、矢印Pの方向に対し外側へ傾くように斜めのアーム形状に形成されている。第一アーム部42の基端部分43は、他の部分よりも若干太めに形成されており、撓む部分が調整されている。第一アーム部42は、インナーハウジング23の内側に向けて撓ませることができるように形成されている。このような第一アーム部42の先端部分44には、短い第二アーム部45が連成されている。第二アーム部45は、矢印Qの方向に沿って、また、インナーハウジング23の外側に向けて短く延びるように形成されている。
On the other hand, the shape of the
第一アーム部42の先端部分44と、第二アーム部45は、ロック24と同様に比較的細くなるような形状に形成されている。このため、ロック25側でも捩れが生じ易い形状になってしまうと言えるが、本発明では連結部27の存在によって捩れを防止することができるようになっている。
The
第二アーム部45には、ロック本体部46が連成されている。第二アーム部45は、第一アーム部42とロック本体部46とを短くつなぐ部分として配置形成されている。ロック本体部46は、第二アーム部45の連成部分から次第に厚みが増すような形状に形成されている。ロック本体部46は、図示の如く断面略爪状となる形状に形成されている。
A lock
ロック本体部46の断面形状における外形において、引用符号47はロック内側となる部分を示している。また、引用符号48はロック外側となる部分を示している。ロック内側47は、矢印Pの方向に沿うような外形に形成されている。ロック内側47は、矢印Pの方向に沿うような外形であることから、第一アーム部42に対して非平行となるような外形に形成されている。一方、ロック外側48は、ロック内側47に対して次第に離れるような外形に形成されている。ロック外側48は、ルーフパネル14の開口部15に当接し、これを摺動する部分として形成されている。ロック外側48が開口部15を摺動すると、ロック25は、インナーハウジング23の内側に撓むようになっている。
In the outer shape of the cross-sectional shape of the lock
ロック本体部46には、嵌合面16が形成されている。嵌合面16は、矢印Q方向に沿う平坦な面として形成されている。嵌合面16は、開口部15の周縁に形成される平坦部17に引っ掛かり嵌合する(係止される)部分として形成されている。嵌合面16よりも内側には、操作部49が形成されている。操作部49は、ロック本体部46に連続するように、また、矢印Pの方向に沿うように形成されている。操作部49は、片持ちのアーム形状に形成されている。操作部49はロック24の操作部37と同じ機能を有しており、治具挿入口38に解除治具を挿入して操作部49を内側へ押し込むと、ロック25は主に第一アーム部42で撓み、これにより嵌合面16と平坦部17との引っ掛かり合いが解除される。尚、連結部27により一対のロック25は連結されていることから、二つあるロック25のうちの一方の操作部49を解除治具にて押し込むだけで、上記の引っ掛かり合いを解除することが可能になっている。
A
連結部27は、帯板状となる形状に形成されている(形状は一例であるものとする。一対のロック25を一体的に動かすことができれば特に形状は限定されないものとする)。連結部27は、ロック外側48の位置及び外形形状に合わせて配置形成されている(ロック内側47に配置形成してもよいものとする)。このような連結部27には、連結側嵌合部50が形成されている。
The connecting
連結側嵌合部50は、連結部27の延びる方向に平行な一対の端部のうち、ルーフパネル14の開口部15に近い側の端部が該当するようになっている。連結側嵌合部50は、ロック25の嵌合面16に連続するように、若しくは嵌合面16の近傍位置となるように配置形成されている。連結側嵌合部50は、ロック24の連結側嵌合部39と同様に平坦部17に嵌合する部分(係止される部分)として形成されている。連結部27は、上記の如く、ロック外側48の位置及び外形形状に合わせて配置形成されていることから、引用符号51で示す面は開口部15に対する摺動面となっている。摺動面51は、平坦で滑らかな面に形成されており、開口部15に対しスムーズに摺動することができるようになっている。
Of the pair of end portions parallel to the direction in which the connecting
以上、図1ないし図4を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、連結部26により連結されたロック24同士、及び連結部27により連結されたロック25同士は一体的に動くようになり、また、連結部26、27により連結されることから、ロック24、25自体の捩れは従来例と比べて格段に生じ難くなっている。従って、車両室内照明灯21をルーフパネル14(取付対象部材)の開口部15に挿入する際、この挿入力を必要以上に大きくならないようにすることができるという効果を奏する。また、一体的に動くロック24同士、ロック25同士になることから、上記挿入の際に半嵌合を防止することができるという効果や、取り外しの際に解除治具の使用回数を減らすことができるという効果を奏する。さらに、本発明によれば、上記挿入の際の作業性向上に寄与することができるという効果や、脱落し難い車両室内照明灯21にすることができるという効果を奏する。
As described above with reference to FIGS. 1 to 4, according to the present invention, the
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。上記説明では、ロック24、25はそれぞれ二つずつ形成されていたが、これに限らず三つ以上並んで配置形成してもよいものとする。すなわち、三つ以上のロックに跨るように連結部を形成してもよいものとする。
It goes without saying that the present invention can be variously modified without departing from the spirit of the present invention. In the above description, two
ここで、上記連結部26の変形例について図5ないし図8を参照しながら説明する(変形例は上記連結部27にも適用できるものとする)。尚、車両室内照明灯21とルーフパネル14との嵌合ガタを大きく設定するとともに、この嵌合ガタの範囲内で車両室内照明灯21を角度θだけ傾けて作業した場合を仮定して説明するものとする。
Here, a modified example of the connecting
図5において、車両室内照明灯21を角度θだけ傾けてルーフパネル14に嵌合したとすると、矢印Aの位置での引っ掛かり合いが生じない可能性がある。具体的には、矢印Aの位置で連結部26が開口部15(図4参照)に干渉し、これによって嵌合面16(図4参照)が平坦部17(図4参照)に引っ掛からないという可能性がある。この対策としては、連結部26を図6に示す如くの連結部26′に変更することが考えられる。
In FIG. 5, if the vehicle
図6において、連結部26′は一対のロック24の間隔の方向に延びる端部61が円弧状に形成されている。端部61は、この両側62(矢印Bの位置となる端部両側)に比べて中間63が突出するように形成されている。端部61は、上記の円弧形状の他に、台形形状、一又は複数の山が存在する山形状(波形状)等に形成してもよいものとする。このような連結部26′にて一対のロック24を連結することにより、車両室内照明灯21′の正規の嵌合は図7に示すような状態になる。また、車両室内照明灯21′を角度θだけ傾けて作業した場合には図8に示すような状態になる。図7及び図8のいずれにおいても中間63が平坦部17(図4参照)に対し引っ掛かり合うようになる。
In FIG. 6, the connecting
図8から分かるように、連結部26′は端部61の両側62が中間63と比べて恰も削り取られているような形状になることから、矢印Aの位置で連結部26′が開口部15(図4参照)に干渉することはなく、車両室内照明灯21が角度θだけ傾いていたとしても確実に嵌合する。
As can be seen from FIG. 8, the connecting
9、10…側部
14…ルーフパネル(取付対象部材)
15…開口部
16…嵌合面
17…平坦部
21…車両室内照明灯
22…機能部
23…インナーハウジング(ハウジング)
24、25…ロック
26、27…連結部
28…切り欠き部分
29、42…第一アーム部
30、43…基端部分
31、44…先端部分
32、45…第二アーム部
33…先端部分
34、46…ロック本体部
35、47…ロック内側
36、48…ロック外側
37、49…操作部
38…治具挿入口
39、50…連結側嵌合部
40、51…摺動面
41…ロック形成部
26′…連結部
61…端部
62…両側(端部両側)
63…中間
9, 10 ...
DESCRIPTION OF
24, 25 ...
63 ... Middle
Claims (4)
前記ロックは間隔をあけて複数並んで存在し、前記ロック同士は前記間隔の方向に延びる連結部により連結される
ことを特徴とする車両室内照明灯。 In the vehicle interior illumination lamp that includes a housing having a flexible lock that fits into a flat portion formed on the periphery of the opening of the attachment target member.
A plurality of the locks exist side by side at intervals, and the locks are connected by a connecting portion extending in the direction of the interval.
前記連結部は前記開口部に対し摺接する側となるロック外側の位置及び形状に合わせて配置形成される、又は前記ロックの撓み方向の側となるロック内側に配置形成される
ことを特徴とする車両室内照明灯。 The vehicle interior lighting according to claim 1,
The connecting portion is arranged and formed in accordance with the position and shape of the outer side of the lock, which is on the side in sliding contact with the opening, or is arranged on the inner side of the lock, which is on the side in the bending direction of the lock. Vehicle interior lighting.
前記連結部は前記間隔の方向に延びる端部が前記平坦部に嵌合する連結側嵌合部として形成される
ことを特徴とする車両室内照明灯。 In the vehicle interior illumination lamp according to claim 1 or 2,
The connecting portion is formed as a connecting-side fitting portion in which an end portion extending in the direction of the interval is fitted to the flat portion.
前記連結部は前記間隔の方向に延びる端部の端部両側に比べ中間が突出するように形成される
ことを特徴とする車両室内照明灯。 The vehicle interior lighting according to any one of claims 1 to 3,
The connecting portion is formed so that a middle portion protrudes from both sides of the end portion of the end portion extending in the interval direction.
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