JP5382294B2 - Caulking device for hose fittings - Google Patents
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Description
本発明は、各種の流体流通用ホースに継手金具をカシメにより固定するためのホース用継手金具のカシメ装置に関するものである。 The present invention relates to oak main equipment of hose joint fittings for fixing the joint fitting by caulking to the various fluid flow hose.
従来、気体や液体等の流体を流通するホースは配管接続用の継手を有し、継手を介して任意の配管に接続されるようになっている。即ち、図10に示す継手金具1は、ホース2の径方向内側に配置される管状の継手部材1aと、ホース2の径方向外側に配置される円筒状の固定部材1bとを備え、固定部材1bをカシメにより縮径させてホース2を継手部材1aに固定するようにしている。この場合、図11(a) に示す押し型3を用い、図11(b) に示すように押し型3に設けられた一対の押圧部3a,3bによって固定部材1bの軸方向二箇所のカシメを同時に行うようにしている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a hose that circulates a fluid such as gas or liquid has a joint for connecting a pipe, and is connected to an arbitrary pipe through the joint. That is, the
しかしながら、固定部材1bの軸方向一端と継手部材1aとの間はホース2が介在する分だけ隙間が設けられているが、固定部材1bの軸方向他端は継手部材1aとの間を閉塞されているため、固定部材1bのカシメを軸方向二箇所で同時に行うと、固定部材1bの軸方向一端側からホース2のゴムが押し出され、ホース2にゴムの偏在による膨出部2aが生じたり、ゴムが押し出された分だけ固定部材1b内のゴム量が不足してシール性の低下を来すという問題がある。
However, a gap is provided between the one end of the fixing member 1b in the axial direction and the joint member 1a by an amount corresponding to the
そこで、図12(a) に示すように互いに継手金具1の軸方向に隣接する第1及び第2の押し型4,5を用い、図12(b) に示すように第1の押し型4の押圧部4aによって固定部材1bの軸方向一端側のカシメを行った後、第2の押し型5の押圧部5aによって固定部材1bの軸方向他端側のカシメを行うことにより、固定部材1bの軸方向一端側からホース2のゴムが押し出されないようにカシメを行うカシメ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、前記カシメ装置では、継手金具1の軸方向二列に配置された第1及び第2の押し型4,5をカシメのタイミングがずれるようにそれぞれ別々の駆動機構によって駆動する必要があるため、押し型を駆動する駆動機構を一つしか備えていない既存のカシメ装置を新たな装置に交換しなければならず、設備コストを増大させるという問題点があった。
However, in the caulking device, the first and second pressing
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、継手金具の軸方向一端側のカシメを行った後、継手金具の軸方向他端側のカシメを行うようにした場合でも、一つの駆動機構によってカシメ用の押し型を駆動することのできるホース用継手金具のカシメ装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and the object of the present invention is to perform crimping on one end side in the axial direction of the joint fitting, and then crimping on the other end side in the axial direction of the joint fitting. even when to provide an oak main equipment of hose joint fitting that can drive the push-type for caulking by one driving mechanism.
本発明は前記目的を達成するために、継手金具の径方向に移動自在に設けられ、ホースが挿入された継手金具を径方向外側からカシメにより縮径させるホース用継手金具のカシメ装置において、前記継手金具の軸方向一端側及び他端側のカシメをそれぞれ行う第1及び第2の押圧部を継手金具の軸方向に間隔をおいて有する押し型と、押し型を第1の押圧部のみが継手金具に圧接するように継手金具の径方向内側に向かって移動させた後、押し型を第2の押圧部が継手金具に圧接するように継手金具の軸方向に傾動させる駆動機構とを備え、前記駆動機構に、押し型に当接しながら継手金具の周方向に移動することにより押し型を継手金具の径方向内側に向かって移動させるカム部を設け、カム部には、カム部が継手金具の周方向に移動すると押し型が継手金具の軸方向に傾動するように押し型に係合する係合溝を設けている。 In order to achieve the above object, the present invention provides a caulking device for a joint fitting for a hose, which is provided so as to be movable in the radial direction of the joint fitting and reduces the diameter of the joint fitting into which the hose is inserted from the outside in the radial direction by caulking. A pressing die having first and second pressing portions that are caulked on one end side and the other end side in the axial direction of the fitting, respectively, and an interval in the axial direction of the fitting. And a drive mechanism for tilting the pressing die in the axial direction of the joint fitting so that the second pressing portion is in pressure contact with the joint fitting after being moved inward in the radial direction of the joint fitting so as to be in pressure contact with the fitting. The drive mechanism is provided with a cam portion that moves in the radial direction of the joint fitting by moving in the circumferential direction of the joint fitting while abutting against the push die, and the cam portion is connected to the joint portion. Move in the circumferential direction of the bracket Pressing die is provided with engaging grooves for engaging the push-type to tilt in the axial direction of the joint fittings.
これにより、駆動機構によって押し型を駆動すると、押し型の第1の押圧部のみが継手金具に圧接するように継手金具の径方向内側に向かって移動した後、押し型の第2の押圧部が継手金具に圧接するように継手金具の軸方向に傾動することにより、継手金具の軸方向二箇所がカシメにより縮径されることから、継手金具の軸方向一端側のカシメを行った後、継手金具の軸方向他端側のカシメを行うようにした場合でも、一つの駆動機構によって押し型を駆動することが可能となる。 Accordingly, when the pressing die is driven by the drive mechanism, the second pressing portion of the pressing die moves after moving toward the radially inner side of the fitting so that only the first pressing portion of the pressing die is pressed against the fitting. By tilting in the axial direction of the fitting so that it is pressed against the fitting, the two places in the axial direction of the fitting are reduced by caulking, so after caulking one end in the axial direction of the fitting, Even when caulking is performed on the other end side in the axial direction of the joint fitting, the pressing die can be driven by one drive mechanism.
本発明によれば、継手金具の軸方向一端側のカシメを行った後、継手金具の軸方向他端側のカシメを行うようにした場合でも、一つの駆動機構によって押し型を駆動することができるので、構造の簡素化を図ることができる。これにより、例えば既存のカシメ装置の駆動機構を用いることができるので、設備コストを大幅に増大させることがないという利点がある。 According to the present invention, the push die can be driven by a single drive mechanism even when the axial end of the joint fitting is crimped after the axial end of the joint fitting is axially crimped. As a result, the structure can be simplified. Thereby, for example, the drive mechanism of the existing caulking device can be used, and there is an advantage that the equipment cost is not increased significantly.
図1乃至図9は本発明の一実施形態を示すもので、図1はカシメ装置の正面図、図2は押し型の斜視図、図3は係合溝の平面図、図4乃至図6はカシメ装置の動作を示す部分正面図、図7乃至図9はカシメ装置の動作を示す部分側面断面図である。 1 to 9 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a front view of a caulking device, FIG. 2 is a perspective view of a pressing die, FIG. 3 is a plan view of an engaging groove, and FIGS. Is a partial front view showing the operation of the caulking device, and FIGS. 7 to 9 are partial side sectional views showing the operation of the caulking device.
このカシメ装置は、継手金具1の軸方向二箇所をカシメにより縮径させる複数の押し型10と、各押し型10を継手金具1の径方向に移動自在に支持する支持板20と、各押し型10を継手金具1の径方向内側に向かって移動させる回動板30と、回動板30を回動するシリンダ40とを備え、支持板20、回動板30及びシリンダ40は基台50に設けられている。
This crimping apparatus includes a plurality of pressing
各押し型10は、継手金具1の径方向に延びるブロック状の部材からなり、継手金具1の周方向に等間隔で配置されている。各押し型10の一端には継手金具1の軸方向一端側及び他端側のカシメをそれぞれ行う第1及び第2の押圧部11,12が設けられ、第1及び第2の押圧部11,12は互いに継手金具1の軸方向に間隔をおいて配置されている。押し型10の他端には回動板30に係合する係合部13が設けられ、係合部13は凸状の球面によって形成されている。押し型10の幅方向両側面には、支持板20に係合する係合溝14が設けられ、係合溝14は押し型10の長手方向に延びるように形成されている。
Each
支持板20は中央を開口した円板状の部材からなり、各押し型10の背面側に配置されている。支持板20の前面には各押し型10がそれぞれ径方向に移動自在に係合する複数の溝21が設けられ、各溝21の幅方向両側面には押し型10の係合溝14に係合する係合部22が突設されている。
The
回動板30はリング状の部材からなり、支持板20の背面側に配置されている。回動板30の周縁部には各押し型10の係合部13に径方向外側から当接するカム部31が設けられ、回動板30が周方向一方に回動すると、第2の押圧部材12がカム部31によって回動板30の径方向内側に移動し、回動板30が周方向他方に回動すると、第2の押圧部材12がカム部31に接しながら図示しないスプリングによって回動板30の径方向外側に移動するようになっている。カム部31には押し型10の係合部13が係合する係合溝32が設けられ、回動板30が回動すると、押し型10がカム部31の係合溝32に案内されながら継手金具1の軸方向に傾動するようになっている。この場合、係合溝32は、その長手方向一端から所定位置まで押し型10を回動板30の径方向内側に向かって移動させる第1の溝部32aと、第1の溝部32aから長手方向他端まで押し型10を回動板30の軸方向に傾動させる第2の溝部32bとから形成されている。これにより、回動板30が周方向一方に回動すると、押し型10が第1の溝部32aに案内されて回動板30の径方向内側に向かって移動した後、第2の溝部32bに案内されて回動板30の軸方向に傾動するようになっている。
The rotating
シリンダ40は、基台50に揺動自在に支持され、そのロッド41は回動板30の周縁に回動自在に連結されている。即ち、シリンダ40は、ロッド41を摺動させることにより回動板30を周方向に回動させるようになっている。即ち、回動板30及びシリンダ40は、各押し型10を駆動する駆動機構をなす。
The
以上のように構成されたカシメ装置においては、図4及び図7に示すように各押し型10の中央に継手金具1を配置するとともに、図5及び図8に示すようにシリンダ40によって回動板30を周方向に一方に回動させると、回動板30のカム部31によって各押し型10が径方向内側に移動する。その際、押し型10は、第1の押圧部11が第2の押圧部12よりも継手金具1側に近くなるように継手金具1の軸方向一方に傾斜した状態で継手金具1に向かって移動する。これにより、まず第1の押圧部11が継手金具1に圧接して固定部材1bの軸方向一端側をカシメにより縮径させた後、押し型10の係合部13が係合溝32の第1の溝部32aから第2の溝部32bに移動すると、図6及び図9に示すように押し型10が継手金具1の軸方向他方に向かって傾動し、押し型10の第2の押圧部12が継手金具1に圧接して固定部材1bの軸方向他端側をカシメにより縮径させる。
In the caulking device configured as described above, the
このように、本実施形態によれば、押し型10を第1の押圧部11のみが継手金具1に圧接するように継手金具1の径方向内側に向かって移動させた後、押し型10を第2の押圧部12が継手金具1に圧接するように継手金具1の軸方向に傾動させるようにしたので、回動板30及びシリンダ40からなる一つの駆動機構により、継手金具1の軸方向一端側のカシメを行った後、継手金具1の軸方向他端側のカシメを行うように押し型10を駆動することができ、構造の簡素化を図ることができる。これにより、例えば既存のカシメ装置の駆動機構を用いることができるので、設備コストを大幅に増大させることがないという利点がある。
As described above, according to the present embodiment, after the
また、回動板30に、押し型10に当接しながら継手金具1の周方向に移動することにより押し型10を継手金具1の径方向内側に向かって移動させるカム部31を設け、カム部31には、カム部31が継手金具1の周方向に移動すると押し型10が継手金具1の軸方向に傾動するように押し型10に係合する係合溝32を設けたので、簡単な構成により押し型10を継手金具1の幅方向に確実に傾動させることができる。
Further, the rotating
1…継手金具、10…押し型、11…第1の押圧部、12…第2の押圧部、13…係合部、14…係合溝、30…回動板、31…カム部、32…係合溝、40…シリンダ。
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記継手金具の軸方向一端側及び他端側のカシメをそれぞれ行う第1及び第2の押圧部を継手金具の軸方向に間隔をおいて有する押し型と、
押し型を第1の押圧部のみが継手金具に圧接するように継手金具の径方向内側に向かって移動させた後、押し型を第2の押圧部が継手金具に圧接するように継手金具の軸方向に傾動させる駆動機構とを備え、
前記駆動機構に、押し型に当接しながら継手金具の周方向に移動することにより押し型を継手金具の径方向内側に向かって移動させるカム部を設け、
カム部には、カム部が継手金具の周方向に移動すると押し型が継手金具の軸方向に傾動するように押し型に係合する係合溝を設けた
ことを特徴とするホース用継手金具のカシメ装置。 In a caulking device for a hose fitting, which is provided so as to be movable in the radial direction of the fitting, and reduces the diameter of the fitting with the hose inserted from the outside in the radial direction by caulking.
A pressing die having first and second pressing portions that are respectively crimped on one end side and the other end side in the axial direction of the joint fitting, with an interval in the axial direction of the joint fitting;
After the pressing die is moved radially inward of the fitting so that only the first pressing portion is in pressure contact with the fitting, the pressing die is moved so that the second pressing portion is in pressure contact with the fitting. A drive mechanism that tilts in the axial direction ,
The drive mechanism is provided with a cam part that moves the pressing die toward the inside in the radial direction of the fitting by moving in the circumferential direction of the fitting while contacting the pushing die,
The hose joint fitting is characterized in that the cam portion is provided with an engaging groove that engages the push die so that the push die tilts in the axial direction of the joint fitting when the cam portion moves in the circumferential direction of the joint fitting. Caulking device.
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