JP5375590B2 - Quantization control circuit, quantization parameter changing method, and encoding apparatus - Google Patents
Quantization control circuit, quantization parameter changing method, and encoding apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP5375590B2 JP5375590B2 JP2009292234A JP2009292234A JP5375590B2 JP 5375590 B2 JP5375590 B2 JP 5375590B2 JP 2009292234 A JP2009292234 A JP 2009292234A JP 2009292234 A JP2009292234 A JP 2009292234A JP 5375590 B2 JP5375590 B2 JP 5375590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- quantization
- pixel
- block
- linear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
Description
量子化制御回路、量子化パラメータ変更方法、及び符号化装置に関する。 The present invention relates to a quantization control circuit, a quantization parameter changing method, and an encoding device .
従来、画像信号の符号化に、離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)が用いられている。このような装置は、入力画像信号に対してブロック毎にDCT演算を行い、演算結果の値を量子化し、量子化後の値を符号化する。 Conventionally, discrete cosine transform (DCT) is used for encoding an image signal. Such an apparatus performs a DCT operation on the input image signal for each block, quantizes the value of the operation result, and encodes the quantized value.
上記のDCT演算を用いた画像圧縮方法では、色の変化が少ない背景に例えば黒い線等のようにシャープな輪郭が表現された部分では、視覚的に、蚊の大群のような細かいもやもやとしたノイズ、所謂モスキートノイズ(Mosquito Noise)が発生する。これは、DCT演算により、高周波成分の情報が減少することに起因する。 In the image compression method using the above DCT operation, in a portion where a sharp outline such as a black line is expressed on a background with little color change, for example, a fine haze like a large group of mosquitoes is visually observed. Noise, so-called Mosquito Noise, is generated. This is due to the fact that the information of the high frequency component is reduced by the DCT calculation.
したがって、表示された画像の品質低下を抑制するため、画像データを復号する際に、フィルタを用いてモスキートノイズを除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 Therefore, a method for removing mosquito noise using a filter when decoding image data has been proposed in order to suppress deterioration in quality of the displayed image (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、復号時にノイズを除去する方法では、この方法を用いていない装置では表示画像の品質低下が発生する。このため、装置にかかわらず画像の品質低下を抑制することが要求されている。 However, in the method of removing noise at the time of decoding, the quality of the display image is reduced in an apparatus that does not use this method. For this reason, it is required to suppress degradation in image quality regardless of the apparatus.
本発明の一観点によれば、所定数の画素データを有するブロックを分割したサブブロック毎に、前記サブブロックに含まれ所定の方向に連続して隣接する3つの画素の内の隣接する2つの画素の画素値の差に応じて線形予測値を算出し、前記連続する3つの画素の内の前記隣接する2つの画素とは異なる画素の画素値と前記線形予測値との差に基づいた非線形検出値に応じて前記サブブロックを量子化する際の量子化ステップを制御する量子化パラメータを変更する。 According to one aspect of the present invention, a predetermined number of each sub-block obtained by dividing a block having pixel data, the sub-blocks included in the three adjacent consecutively in a predetermined direction of the pixel adjacent the two A linear prediction value is calculated in accordance with a difference between pixel values of pixels, and nonlinearity based on a difference between a pixel value of a pixel different from the adjacent two pixels of the three consecutive pixels and the linear prediction value A quantization parameter for controlling a quantization step when the sub-block is quantized is changed according to the detected value.
本発明の一観点によれば、量子化ノイズが低減される。 According to one aspect of the present invention, quantization noise is reduced.
以下、一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、符号化装置は、画像メモリ11に格納された画像データを符号化する符号化回路12を含む。
Hereinafter, an embodiment will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the encoding device includes an
画像メモリ11は、複数枚の画面の画像データ(画素値)を記憶する容量のメモリである。画像メモリ11には、画像信号Siに応じた画像データを記憶する。画像メモリ11に記憶された画像データは、マクロブロック単位で読み出される。
The
符号化回路12は、直交変換部12a、量子化部12b、符号化部12cを含む。直交変換部12aは、画像メモリ11から読み出されたマクロブロック単位の画像データを離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)し、変換後のデータ(DCT係数値)を出力する。量子化部12bは、直交変換部12aの出力データを量子化し、量子化後のデータ(量子化係数値)を出力する。符号化部12cは、量子化部12bの出力データを可変長符号化変換し、変換後のデータ(符号化データSo)を出力する。
The
また、符号化装置は、量子化制御回路13を含む。量子化制御回路13には、画像信号Siが入力される。量子化制御回路13は、画像信号Siに基づく1画面(1ピクチャ)分の画像データに基づいて、量子化部12bにおける量子化ステップを制御する制御情報を生成する。そして、量子化制御回路13は、その制御情報を出力する。
The encoding device also includes a
量子化部12bは、量子化制御回路13にて生成された制御情報に応じた量子化ステップでDCT係数値を量子化したデータを生成する。
詳しくは、量子化制御回路13は、1つのピクチャに含まれるエッジを検出し、その検出結果に応じて制御情報を生成する。エッジは、複数の画素から構成される画素列において、隣接する2つの画素の画素値の差が大きい部分、即ち画素列において、画素値が線形に変化しない非線形な部分である。このような画素値の非線形は、色の変化が少ない背景に例えば黒い線等のようにシャープな輪郭が表現された部分で発生する。そして、このような輪郭が表現された部分では、量子化ステップが粗いと量子化ノイズ(モスキートノイズ)が発生する。
The
Specifically, the
量子化制御回路13は、1つのピクチャに含まれるエッジを検出し、その検出結果に応じて、輪郭が含まれるピクチャに対する量子化ステップを細かくするように、制御情報を生成する。同じ画像データを用いた場合、量子化部12bにおいて、細かい量子化ステップにて量子化されたデータは、粗い量子化ステップにて量子化されたデータに比べて、高周波成分がより多く保持されている。従って、量子化ステップを細かくすることにより、画質の劣化を抑制することができる。
The
本実施形態では、図2に示すように、16×16個の画素を1つのマクロブロックMBとする。個々の画素を示す場合、二次元配列された画素の配列方向のうち、1つの方向(図において左右方向)をX方向とし、X方向と異なる方向(図において上下方向)をY方向とし、各方向について左上から右下に向って0から15の番号を付し、それぞれの方向における番号を用いて画素ax,yとする。例えば、図面左上の画素は、画素a0,0とし、図面右上の画素は、画素a15,0とし、図面右下の画素は、画素a15,15とする。 In the present embodiment, as shown in FIG. 2, 16 × 16 pixels are defined as one macro block MB. When an individual pixel is shown, one direction (left and right direction in the figure) of the two-dimensionally arranged pixel arrangement direction is an X direction, a direction different from the X direction (up and down direction in the figure) is a Y direction, Numbers from 0 to 15 are assigned to the directions from the upper left to the lower right, and the numbers in the respective directions are used as pixels a x, y . For example, the upper left pixel in the drawing is the pixel a 0,0 , the upper right pixel is the pixel a 15,0, and the lower right pixel is the pixel a 15,15 .
図3に示すように、量子化制御回路13は設定レジスタ21を有している。設定レジスタ21には、量子化制御回路13に含まれる部に供給される各種情報が記憶されている。これらの情報は、例えば図示しないCPUにより設定される。従って、設定レジスタ21は、符号化装置と外部装置(CPU)とを接続するインタフェースの機能を有している、又はインタフェースが設定レジスタを含む構成としてもよい。
As shown in FIG. 3, the
設定レジスタ21に記憶された情報は、しきい値情報、サイズ情報、パラメータセットを含む。
しきい値情報は、垂直用しきい値Vth、水平用しきい値Hth、斜め用しきい値VHth、マクロブロック判定用しきい値MBth、ピクチャ判定用しきい値Qthを含む。しきい値Vth,Hth,VHthは、マクロブロックの非線形性を判定するために用いられる。しきい値MBthは、非線形値に基づいてマクロブロックの短波長性を判定するために用いられる。しきい値Qthは、1つのピクチャに含まれるマクロブロックの短波長性に基づいて、当該ピクチャに対して量子化ステップの制御を行うか否かを判定するために用いられる。垂直用しきい値Vth、水平用しきい値Hth、斜め用しきい値VHthは、非線形値算出部22に供給される。マクロブロック判定用しきい値MBthは、MB短波長検出部30に供給される。ピクチャ判定用しきい値Qthは、細分化判定部32に供給される。
The information stored in the
The threshold information includes a vertical threshold Vth, a horizontal threshold Hth, an oblique threshold VHth, a macroblock determination threshold MBth, and a picture determination threshold Qth. The threshold values Vth, Hth, and VHth are used to determine the nonlinearity of the macroblock. The threshold value MBth is used to determine the short wavelength property of the macroblock based on the nonlinear value. The threshold value Qth is used to determine whether or not to perform quantization step control on the picture based on the short wavelength property of the macroblock included in one picture. The vertical threshold value Vth, the horizontal threshold value Hth, and the oblique threshold value VHth are supplied to the nonlinear
サイズ情報は、画面サイズ設定値Sz、マクロブロック数Pを含む。画面サイズ設定値Szは、入力される画像信号Siに従って符号化回路12及び量子化制御回路13の供給される1つのピクチャに含まれる画素数、つまり画像信号Siを出力する撮像素子(図示略)の画素数に応じた設定値である。画面サイズ設定値Szは、画面終端検出部25に供給される。マクロブロック数Pは、1つのピクチャに含まれるマクロブロックの数である。マクロブロックMBは、16×16個の画素aを含む。従って、マクロブロック数Spは、画面サイズ設定値Szと、マクロブロックに含める画素aの数に基づいて設定される。マクロブロック数Pは、平均値算出部27、細分化判定部32に供給される。
The size information includes a screen size setting value Sz and the number of macroblocks P. The screen size setting value Sz is the number of pixels included in one picture supplied from the
パラメータセットPsは、パラメータQpBdOffsety 、定数k、等を含む。パラメータQpBdOffsetyは、1画素当りのビット幅に対応するパラメータであり、QpBdOffsety=6×bit_depth_luma_minus8 により算出される。なお、bit_depth_luma_minus8は、1画素当りのビット幅から「8」を引いた値である。パラメータセットPsは、差分値算出部33に供給される。
The parameter set Ps includes a parameter QpBdOffsety, a constant k, and the like. The parameter QpBdOffsety is a parameter corresponding to the bit width per pixel, and is calculated by QpBdOffsety = 6 × bit_depth_luma_minus8. Bit_depth_luma_minus8 is a value obtained by subtracting “8” from the bit width per pixel. The parameter set Ps is supplied to the difference
非線形値算出部22は、マクロブロック単位の画素値としきい値Vth,Hth,VHthに基づいて、マクロブロックに対する非線形検出値Gを算出する。非線形検出値Gは、マクロブロックに含まれる画素の値(以下、単に画素値という)が線形的に変化しないポイント、即ち非線形なポイントの数に対応する。つまり、非線形値算出部22は、非線形ポイントをカウントし、そのカウント値を当該マクロブロックMBに対応する非線形検出値Gとして出力する。
The non-linear
詳述すると、非線形値算出部22は、マクロブロックMBに含まれる各画素について、その画素を含む画素列が非線形ポイントを含むか否かを判定する。画素列は、二次元配列された画素a(図2参照)について、所定の方向(縦方向(Y軸方向),横方向(X軸方向),斜め方向)に連続する3つの画素を含む。3つの画素の画素値を、画素の配列方向に従って、第1の画素値、第2の画素値、第3の画素値とする。
More specifically, the nonlinear
非線形値算出部22は、画素列に含まれる3つの画素値のうち、中央の画素値(第2の画素値)と、その画素値に隣接する2つの画素値の内の一方(第1の画素値)に基づいて線形予測値を算出する。つまり、第1の画素値と第2の画素値に基づいて、第2の画素値から線形的に変化した場合の画素値(線形予測値)を算出する。詳しくは、第1の画素値と第2の画素値の差分を算出し、その差分値を第2の画素値に加算して線形予測値を算出する。第2の画素値に隣接する画素値のうち、第1の画素値と異なる方向に隣接する画素値(第3の画素値)は、この画素列の画素値が線形的に変化していれば、算出した線形予測値に基づく予測範囲内の値となる。この予測範囲はしきい値Vth,Hth,VHthにより設定される。従って、非線形値算出部22は、線形予測値と第3の画素値との差分の絶対値を算出し、この絶対値がしきい値より小さい場合には、第1〜第3の画素値が線形であると判定する。一方、非線形値算出部22は、絶対値がしきい値より大きい場合には、第1〜第3の画素値が非線形であると判定し、この画素列に非線形ポイントが含まれるとして、カウント値をカウントアップする。
The non-linear
画素値の第1の例を図4(a)に示す。画素列に含まれ横方向に隣接する3つの画素A,B,Cの画素値を、「5」,「20」,「3」とする。非線形値算出部22は、画素A,Bの画素値に基づいて線形予測値を算出する。図4(b)は、各画素A〜Cの画素値と線形予測値Eが棒グラフとして示す。この時、線形予測値Eは「35」となる。非線形値算出部22は、この線形予測値Eと画素値Cとの差分を算出し、この差分の絶対値としきい値(例えば水平用しきい値Hth)とを比較する。例えば、水平用しきい値Hthを「5」とすると、この場合、差分値(絶対値)は「32」であり、しきい値Hth(=5)よりも大きい。従って、非線形値算出部22は、この画素列に非線形ポイントが含まれると判定し、カウント値をカウントアップする。
A first example of the pixel value is shown in FIG. The pixel values of three pixels A, B, and C that are included in the pixel column and are adjacent in the horizontal direction are “5”, “20”, and “3”. The nonlinear
画素値の第2の例を図5に示す。今、非線形値算出部22は、画素列を斜めに隣接する3つの画素a0,0,a1,1,a2,2とする。これらの画素値は図に示す通りであり、線形予測値は「0」となる。このとき、斜め用しきい値VHthを「5」とすると、線形予測値と画素a2,2の画素値の差分は、しきい値VHthより大きい。従って、非線形値算出部22は、この画素列に非線形ポイントが含まれると判定し、カウント値をカウントアップする。次に、画素列を画素a1,1,a2,2,a3,3とした場合、線形予測値は「197」となり、この線形予測値と画素a3,3の画素値の差分は、しきい値VHthより小さい。従って、非線形値算出部22は、この画素列に非線形ポイントが含まれないと判定し、カウント値を保持する。
A second example of pixel values is shown in FIG. Now, the nonlinear
そして、非線形値算出部22は、上記の判定を、各マクロブロックについて、マクロブロックに含まれる全ての画素値ついて行う。即ち、非線形値算出部22は、次式に従って、マクロブロックに対する非線形検出値Gを算出する。
Then, the non-linear
非線形検出値Gは、隣接する画素値の差がしきい値以上である非線形ポイントの数に対応し、マクロブロックにおける画素値変化の度合いを示す。つまり、大きな非線形検出値Gのマクロブロックは、小さな非線形検出値Gのマクロブロックに比べ、多くのエッジを含む、つまり直交変換したデータに高周波成分が多いことを示す。従って、非線形検出値Gを算出することは、マクロブロック単位で高周波度(画素値変化の激しさ)、つまり短波長度を算出していることと等しい。 The non-linear detection value G corresponds to the number of non-linear points where the difference between adjacent pixel values is equal to or greater than a threshold value, and indicates the degree of change in pixel value in the macroblock. That is, the macro block having a large non-linear detection value G includes more edges than the macro block having a small non-linear detection value G, that is, the high-frequency component is included in the orthogonally transformed data. Therefore, calculating the non-linear detection value G is equivalent to calculating the high frequency degree (the intensity of change in pixel value), that is, the short wavelength degree in units of macroblocks.
尚、上記の式(1)において、右辺第1項は、図2に示すマクロブロックに含まれる画素aについて、縦方向に隣接する3つの画素を含む画素列に対する判定及びカウントを示す。同様に、右辺第2項は、横方向に隣接する3つの画素を含む画素列に対する判定及びカウントを示す。また、右辺第3項は、図2に示すマクロブロックに含まれる画素aについて、左上から右下に向う斜め方向に隣接する3つの画素を含む画素列に対する判定及びカウントを示し、右辺第4項は、右上から左下に向う斜め方向に隣接する3つの画素を含む画素列に対する判定及びカウントを示す。 In the above equation (1), the first term on the right side indicates the determination and count for the pixel row including three pixels adjacent in the vertical direction for the pixel a included in the macroblock shown in FIG. Similarly, the second term on the right side indicates determination and count for a pixel column including three pixels adjacent in the horizontal direction. Further, the third term on the right side indicates determination and count for a pixel column including three pixels adjacent in the oblique direction from the upper left to the lower right with respect to the pixel a included in the macroblock illustrated in FIG. Indicates determination and count for a pixel column including three pixels adjacent in an oblique direction from upper right to lower left.
このように、非線形値算出部22は、4つの方向に隣接する3つの画素値により非線形検出値Gを算出することにより、マクロブロックMBに含まれる任意の方向に沿って延びるエッジを検出することができる。
As described above, the nonlinear
画面先頭検出部23は、画像信号Siに基づいて、各ピクチャにおいて最初の画素データが入力されるタイミング、即ち画素値の入力開始タイミングを検出し、先頭検出信号Ssとクリア信号Sclを出力する。入力開始タイミングは、信号読み出しパルス、垂直同期信号、転送開始パルス信号、等により検出される。先頭検出信号Ssは書き込み制御部24に供給され、クリア信号Scは累積加算部26に供給される。
The screen
書き込み制御部24は、画面先頭検出部23から出力される先頭検出信号Ssに応答して、非線形値算出部22から出力される非線形検出値Gを、その非線形検出値Gを算出したマクロブロックMBに対応するメモリ28の領域(メモリアドレス)に書き込む制御を行う。例えば、書き込み制御部24は、非線形値算出部22から非線形検出値Gが出力される毎に、マクロブロックに対応するアドレス信号を含む書き込み制御信号WCをメモリ28に供給する。メモリ28は、その書き込み制御信号WCに応答し、制御信号WCに含まれるアドレス信号により指定されるメモリアドレスに、非線形値算出部22から出力される非線形検出値Gを記憶する。
The
画面終端検出部25は、画像信号Siに基づいて、各ピクチャにおいて最後の画素データが入力されるタイミング、即ち画素値の入力終了タイミングを検出し、終端検出信号Seを出力する。入力終了タイミングは、画素値のカウント結果、水平同期信号のカウント結果、転送終了パルス信号、等により検出される。終端検出信号Seは、読み出し制御部29、ピクチャ平均値算出部27、細分化判定部32に供給される。
The screen
累積加算部26は、非線形値算出部22から出力される非線形検出値Gを累積加算し、その加算結果の値を出力する。つまり、累積加算部26は、値を記憶するレジスタを有し、そのレジスタに記憶した記憶値に非線形値算出部22から出力される非線形検出値Gを加算し、記憶値(=累積値)を出力する。また、累積加算部26は、画面先頭検出部23から出力されるクリア信号Scに応答して記憶値をクリア(=0)する。クリア信号Scは、ピクチャの先頭に応じて画面先頭検出部23から出力される。従って、累積加算値は、ピクチャの先頭でクリアされる。従って、累積加算部26は、非線形値算出部22から出力される非線形検出値Gを、ピクチャ単位で累積加算する。
The
平均値算出部27は、累積加算部26から出力される累積値SGを1つのピクチャに含まれるマクロブロックの数(総マクロブロック数)Pで除算し、その演算結果を出力する。累積値は、1つのピクチャに含まれるマクロブロックに対応する非線形検出値Gの合計値であり、その合計値を総マクロブロック数で除算した結果は、1つのピクチャに含まれる全てのマクロブロックにおける非線形検出値Gの平均値(EdgeAverage )である。この平均値EAは、差分値算出部33に供給される。
The average
読み出し制御部29は、終端検出信号Seに応答して、メモリ28に記憶された非線形検出値Gを読み出すための読み出し制御信号RCを生成する。終端検出信号Seは、1つのピクチャの最終画素のデータに対応して出力される。読み出し制御部29は、例えば要望か回路12において処理されるマクロブロックMBに対応する非線形検出値Gを読み出すようにアドレス信号を含む読み出し制御信号RCを生成する。従って、メモリ28には1つのピクチャに対応する数の非線形検出値Gが記憶され、それらの非線形検出値Gが読み出し制御部29によって順次読み出される。メモリ28から出力される非線形検出値RGは、差分値算出部33に供給される。尚、各マクロブロックMBの非線形検出値RGを区別する場合に、マクロブロックMBの番号mbを付した符号Gmbを用いるものとする。
In response to the termination detection signal Se, the
短波長検出部30は、非線形値算出部22から出力される非線形検出値Gmbと、設定レジスタ21から供給されるマクロブロック判定用しきい値MBthとを比較し、その比較結果に応じた検出値MMを出力する。短波長検出部30は、非線形検出値Gmbがしきい値MBthより大きい場合に第1の所定値(例えば「1」)の検出値MMを出力し、非線形検出値Gmbがしきい値MBth以下の場合に第2の所定値(例えば「0」)の検出値MMを出力する。
The short
マクロブロック判定用しきい値MBthは、マクロブロックにおける非線形ポイントのカウント値に対するしきい値であり、マクロブロックに対応する画像に含まれる周波数成分について、量子化ステップの変更が必要か否かを判定するための設定値である。短波長成分は、高周波成分であり、非線形ポイントによって生じる。従って、しきい値MBthは、多くの短波長成分を含むマクロブロックについて量子化ステップの変更が必要であると判定するように設定される。従って、検出値MMが第1の所定値「1」の場合、当該検出値MMに対応するマクロブロックMBについて、量子化ステップの変更が必要であることを示し、検出値MMが第2の所定値「0」の場合に量子化ステップの変更が必要ないことを示す。 The macroblock determination threshold MBth is a threshold for the non-linear point count value in the macroblock, and determines whether the quantization step needs to be changed for the frequency component included in the image corresponding to the macroblock. It is a set value for The short wavelength component is a high frequency component and is generated by a non-linear point. Therefore, the threshold value MBth is set so as to determine that the quantization step needs to be changed for a macroblock including many short wavelength components. Therefore, when the detection value MM is the first predetermined value “1”, it indicates that the quantization step needs to be changed for the macroblock MB corresponding to the detection value MM, and the detection value MM is the second predetermined value. A value of “0” indicates that the quantization step need not be changed.
累積加算部31は、短波長検出部30から出力される検出値MMを累積加算し、その加算結果の累積値Hを出力する。つまり、累積加算部31は、値を記憶するレジスタを有し、そのレジスタに記憶した記憶値に、短波長検出部30から出力される検出値MMを加算し、その加算結果をレジスタに記憶する。そして、累積加算部31は、レジスタに記憶した累積値Hを出力する。この累積値Hは、細分化判定部32に供給される。
The
尚、累積加算部31は、画面先頭検出部23から出力されるクリア信号Scに応答して記憶値をクリア(=0)する。従って、累積加算部31は、短波長検出部30から出力される検出値MMを、ピクチャ単位で累積加算する。
The
即ち、短波長検出部30と累積加算部31は、ピクチャ単位、つまり1つのピクチャに含まれるマクロブロックMBのうち、量子化ステップの変更が必要なマクロブロックMBの数を検出する。つまり、短波長検出部30と累積加算部31は、次式に対応する処理を実行し、累積値Hを出力する。
That is, the short
ピクチャ判定用しきい値Qthは、1つのピクチャに対して量子化ステップの変更を行うか否かを判定するためのしきい値であり、1つのピクチャに含まれる総マクロブロック数Pに対する量子化ステップが必要と判定されたマクロブロック数の比率として設定されている。これにより、ピクチャサイズの異なる画像についても、同じしきい値Qthを用いることができる。 The picture determination threshold value Qth is a threshold value for determining whether or not to change the quantization step for one picture, and the quantization for the total number of macroblocks P included in one picture It is set as a ratio of the number of macroblocks determined to require a step. Accordingly, the same threshold value Qth can be used for images having different picture sizes.
即ち、細分化判定部32は、累積加算部31から供給される累積値Hを設定レジスタ21から供給される総マクロブロック数Pで除算し、その演算結果と設定レジスタ21から供給されるしきい値Qthを比較する。そして、細分化判定部32は、演算結果がしきい値Qthより大きい場合に、当該ピクチャに対して量子化ステップの変更が必要と判定し、その旨を示す値(例えば、「1」、)の判定フラグFIを出力する。一方、細分化判定部32は、演算結果がしきい値Qth以下の場合に、当該ピクチャに対して量子化ステップの変更が必要ないと判定し、その旨を示す値(例えば、「0」、)の判定フラグFIを出力する。
That is, the
即ち、図6に示すように、1つのピクチャIpは、量子化ステップの変更を必要とする第1のマクロブロックMBaと、量子化ステップの変更を必要とする第2のマクロブロックMBbを含む。 That is, as shown in FIG. 6, one picture Ip includes a first macroblock MBa that requires a change in the quantization step and a second macroblock MBb that requires a change in the quantization step.
ピクチャIpに対する第2のマクロブロックMBbの比率が小さい場合、その第2のマクロブロックMBbに発生する量子化ノイズは、ピクチャIp全体に対して目立ち難い。つまり、視覚的に、表示された画像の品質低下は少ない。一方、ピクチャIpに対する第2のマクロブロックMBbの比率が大きい場合、その第2のマクロブロックMBbに発生する量子化ノイズは、ピクチャIp全体に対して目立ち易い。つまり、視覚的に、表示された画像の品質が低下する。つまり、細分化判定部32は、量子化ノイズが目立ち易いか否かにより、判定フラグFIを設定するということもできる。この場合、ピクチャIpに対する量子化ノイズの目立ち易いマクロブロックMBの比率によりしきい値Qthが設定されるとすることもできる。
When the ratio of the second macroblock MBb to the picture Ip is small, the quantization noise generated in the second macroblock MBb is not noticeable with respect to the entire picture Ip. In other words, there is little deterioration in the quality of the displayed image visually. On the other hand, when the ratio of the second macroblock MBb to the picture Ip is large, the quantization noise generated in the second macroblock MBb is easily noticeable with respect to the entire picture Ip. That is, the quality of the displayed image is visually deteriorated. That is, the
差分値算出部33は、細分化判定部32から供給されるフラグFIに基づいて、量子化ステップの変更が必要な場合に、平均値算出部27から供給される平均値EAと、メモリ28から読み出された非線形検出値Gと、設定レジスタ21から供給されるパラメータセットPsに基づいて、次式により、差分値mb_qp_delta (以下、差分値MDとする)を算出する。一方、差分値算出部33は、フラグFIに基づいて、量子化ステップの変更が必要ない場合に、演算処理を行うことなく値が「0」の差分値MDを出力する。
Based on the flag FI supplied from the
差分値MDは、符号化回路12の量子化部12b(図1参照)において用いられる量子化パラメータQPに対応する値である。さらに詳しくは、差分値MDは、量子化部12bにおいて処理されるマクロブロックの量子化パラメータQPと、その直前に処理されたマクロブロックの量子化パラメータQPの差分値である。量子化パラメータQP(Quantization Parameter)は量子化ステップと対応する。例えば、H.264/AVC符号化規格では、量子化パラメータQPと量子化ステップの対数が比例する。従って、差分値MDの値を変更することは、量子化パラメータQPを変更すること、即ち量子化ステップを変更することである。そして、差分値MDが「0」の場合、直前のマクロブロックに対する量子化ステップが維持され、差分値MDが「0」以外の場合、量子化ステップが変更される。
The difference value MD is a value corresponding to the quantization parameter QP used in the
上記したように、差分値MDは、1つのピクチャにおける非線形検出値Gの平均値EAと、各マクロブロックの非線形検出値Gに基づいて算出される。従って、量子化制御回路13は、マクロブロックの非線形検出値Gに応じて、そのマクロブロックに対する量子化ステップを制御する。また、量子化制御回路13は、1つのピクチャに含まれる非線形なマクロブロックの数に応じて、量子化ステップの制御/非制御を判定する。
As described above, the difference value MD is calculated based on the average value EA of the non-linear detection values G in one picture and the non-linear detection value G of each macroblock. Therefore, the
各マクロブロックの非線形検出値Gを平均値EAから減算することは、非線形検出値Gと平均値EAから算出する差分値MDを、上記設定範囲内において、非線形検出値Gと反比例するように生成することである。これにより、非線形検出値Gが大きいほど、差分値MDが小さくなり、量子化ステップが細かくなる。即ち、非線形ポイントが多いマクロブロックMB、つまり短波長性(高周波性)の高いマクロブロックMBほど量子化ステップを細かくする。 Subtracting the non-linear detection value G of each macroblock from the average value EA generates a difference value MD calculated from the non-linear detection value G and the average value EA so as to be inversely proportional to the non-linear detection value G within the above setting range. It is to be. Thereby, the larger the nonlinear detection value G, the smaller the difference value MD and the finer the quantization step. That is, the quantization step is made finer for a macroblock MB having many nonlinear points, that is, a macroblock MB having a short wavelength (high frequency).
差分値MDは、非線形検出値Gが平均値EAと等しいときにゼロ(0)になり、量子化部12bにおいて量子化ステップは変更されない。そして、非線形検出値Gが平均値EAより小さいとき、差分値MDは「0」より大きな値となり、量子化部12bにおける量子化ステップは、平均値EAと等しい非線形検出値Gによる量子化ステップよりも粗くなる。
The difference value MD becomes zero (0) when the nonlinear detection value G is equal to the average value EA, and the quantization step is not changed in the
量子化ステップを細かくすることは、可変長符号化変換により生成された符号データのデータ量を多くし、量子化ステップを粗くすることは、可変長符号化変換により生成された符号データのデータ量を少なくする。従って、量子化ステップを粗くすることにより、可変長符号化変換により生成された符号データの量の増加を抑制することができる。 Making the quantization step finer increases the amount of code data generated by variable-length coding conversion, and making the quantization step coarser means that the amount of code data generated by variable-length coding conversion. Reduce. Therefore, by increasing the quantization step, it is possible to suppress an increase in the amount of code data generated by variable length coding conversion.
次に、上記のように構成された符号化装置の動作を説明する。
図7に示すステップ51〜67は、符号化装置が実行する処理を示す。そして、ステップ51〜59は図1に示す量子化制御回路13が実行する処理を示し、ステップ60〜67は図1に示す符号化回路12が実行する処理を示す。従って、各ステップに対応する回路の動作として説明する。
Next, the operation of the encoding apparatus configured as described above will be described.
ステップ51において、量子化制御回路13は、入力画像の受信を開始を検出すると、非線形検出値Gに対する累積値SGと、短波長検出値MMに対する累積値Hをクリアする。
In
ステップ52において、量子化制御回路13は、入力画像のマクロブロックMB毎に、非線形ポイントをカウントし、そのカウント値を非線形検出値Gとする。そして、量子化制御回路13は、非線形検出値Gを累積加算し、加算結果を累積値SGとする。また、量子化制御回路13は、非線形検出値Gとしきい値MBthとを比較してマクロブロックMBの短波長性を検出し、その検出値MMを累積加算し、加算結果を累積値Hとする。
In
そして、ステップ53において、量子化制御回路13は、算出した非線形検出値Gを、メモリ28のマクロブロックMBに対応する領域に格納する。
ステップ54において、量子化制御回路13は、1ピクチャ分の入力画像の受信を終了したか否かを判断し、受信が終了していない場合にステップ52に移行し、受信が終了した場合に次のステップに移行する。
In
In
ステップ55において、量子化制御回路13は、1つのピクチャに対する累積値Hと総マクロブロック数Pに基づいて、1つのピクチャにおいて短波長と判定されたマクロブロックの比率を算出し、その比率値としきい値Qthとを比較して、その比較結果に応じて判定フラグFIを設定する。つまり、量子化制御回路13は、1つのピクチャに対する量子化ステップ変更の要否を判定し、判定フラグFIを設定する。
In
ステップ56において、量子化制御回路13は、判定フラグFIに基づいて、その判定フラグが眞(=true:1)の場合に次のステップ57に移行し、判定フラグFIが偽(=false:0)の場合にステップ60に移行する。即ち、量子化制御回路13は、1つのピクチャに対して量子化ステップの変更が必要と判定した場合にステップ57〜59の処理を実行し、量子化ステップの変更が必要ないと判定した場合にステップ57〜59の処理をスキップする。
In
ステップ57において、量子化制御回路13は、累積値SGに基づいて、1つのピクチャにおける非線形検出値Gの平均値EA(EdgeAverage )を算出する。
ステップ58において、量子化制御回路13は、メモリ28から非線形検出値Gを読み出す。そして、ステップ59において、量子化制御回路13は、読み出した非線形検出値Gに基づいて差分値MDを算出する。
In
In
ステップ60において、符号化回路12は、マクロブロック単位の画像データを直交変換(離散コサイン変換:DCT)し、その変換後のデータを差分値MDに基づく量子化ステップにて量子化する。なお、図7に示すステップの実行開始時において、差分値MDがクリアされている。従って、量子化制御回路13がステップ58〜59をスキップした場合、符号化回路12には、クリアされた差分値MD(=0)が入力される。従って、符号化回路12は、そのクリアされた差分値MDに基づいて、先に処理したのマクロブロックMBに対する量子化ステップにて、今のマクロブロックMBの画像データを量子化する。
In
ステップ61において、符号化回路12は、ステップ60における変換処理により生成された画像データを、可変長符号化変換し、変換後のデータ(符号化データSo)を出力する。
In
ステップ62において、符号化回路12は、ステップ60における変換処理により生成された画像データ(量子化係数)を、逆量子化して変換係数を再生する。更に、符号化回路12は、再生された変換係数を逆直交変換(逆離散コサイン変換:逆DCT)する。つまり、符号化回路12は、量子化により生成した量子化係数を復号する。
In
ステップ63において、符号化回路12は、デブロッキングフィルタによる処理を行い、復号後の画像データ中のブロック歪みを除去する。
ステップ64において、符号化回路12は、画面内予測処理を行い、図示しないフレームメモリに格納されている参照フレームを参照してブロック単位の予測画像を生成する。
In
In
ステップ65において、符号化回路12は、動き補償処理を行い、図示しないフレームメモリに格納されている参照フレームを参照して動きベクトルを生成する。
ステップ66において、符号化回路12は、ステップ64,65の処理結果に基づき、ローカルデコード画(予測フレーム)を生成する。
In
In
ステップ67において、符号化回路12は、ローカルデコード画と入力画像との差分を取得する。符号化回路12は、ステップ60における処理について、ステップ67において取得した差分を含めて直交変換及び量子化を行う。
In
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)量子化制御回路13は、所定サイズのピクチャIpを分割したマクロブロックMB毎に、マクロブロックMBに含まれ隣接する画素値の差に応じて非線形検出値Gを算出し、その非線形検出値Gに応じてマクロブロックMBを量子化する際の量子化ステップを制御する量子化パラメータを変更するようにした。
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The
非線形検出値Gは、マクロブロックに含まれる画素の値(以下、単に画素値という)が線形的に変化しないポイント、即ち非線形なポイントの数に対応する。大きな非線形検出値Gのマクロブロックは、小さな非線形検出値Gのマクロブロックに比べ、多くのエッジを含む、つまり直交変換したデータに高周波成分が多いことを示す。従って、非線形ポイントが多いマクロブロックMB、つまり短波長性(高周波性)の高いマクロブロックMBほど量子化ステップを細かくすることで、量子化ノイズを低減することができる。 The nonlinear detection value G corresponds to the number of points at which the pixel values (hereinafter simply referred to as pixel values) included in the macroblock do not change linearly, that is, the number of nonlinear points. A macroblock having a large non-linear detection value G includes more edges than a macro block having a small non-linear detection value G, that is, it indicates that there are many high-frequency components in orthogonally transformed data. Therefore, the quantization noise can be reduced by making the quantization step finer for the macroblock MB having more nonlinear points, that is, the macroblock MB having a higher short wavelength property (high frequency property).
(2)量子化制御回路13の非線形値算出部22は、マクロブロックMB毎に、マクロブロックMB内の画素列における画素値の差に応じて非線形検出値Gをカウントアップ算出する。差分値算出部33は、非線形検出値に基づいて量子化ステップを制御する差分値を算出する。従って、非線形検出値Gに応じた量子化パラメータ(差分値)を容易に算出することができる。
(2) The non-linear
(3)量子化制御回路13の累積加算部26は、非線形検出値を累積加算する。平均値算出部27は、累積値SGと、ピクチャIpの画面サイズ設定値Szに基づいて、当該ピクチャIpにおける非線形検出値Gの平均値EAを算出する。そして、差分値算出部33は、平均値EAと非線形検出値RGとに基づいて量子化ステップを制御するための差分値MDを算出する。従って、非線形検出値Gが大きいほど、差分値MDが小さくなり、量子化ステップが細かくすることができる。
(3) The
(4)量子化制御回路13は、非線形検出値に応じて短波長のピクチャIpを検出し、その検出結果に基づいて、ピクチャIpに対して量子化ステップを変更するか否かを示すための判定フラグを設定し、判定フラグに応じて、量子化ステップの変更が必要と判定したピクチャに対して算出した差分値を出力し、量子化ステップの変更が不要と判定したピクチャに対して所定値の差分値を出力するようにした。従って、量子化ステップの制御/非制御を容易に判定することができる。
(4) The
(5)短波長検出部30は、非線形検出値Gとしきい値MBthとを比較して短波長のマクロブロックMBを検出した旨の検出値MMを生成する。累積加算部31は検出値MMを累積加算する。細分化判定部32は、累積値HとピクチャIpに含まれるマクロブロックMBの数Pに基づいて、ピクチャIpに含まれる短波長と判定したマクロブロックMBの比率を算出し、その比率としきい値Qthとを比較して判定フラグFIを設定する。従って、各ピクチャIpに対する量子化ステップの制御/非制御を容易に判定することができる。
(5) The short
(6)非線形値算出部22は、3つの画素値のうちの2つから線形予測値を算出し、線形予測値の算出に用いなかった画素値と線形予測値との差を算出し、その差分値としきい値とを比較して非線形検出値Gを算出するようにした。その結果、マクロブロックMBに含まれるエッジなどの非線形なポイントを検出し、マクロブロックMBにおける非線形ポイントの数を容易に算出することができる。
(6) The nonlinear
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・非線形値算出部22において、3つの画素値を含む画素列において、その画素列に含まれる両端の第1の画素値と第3の画素値から線形予測値を算出し、その線形算出値と画素列の中央の第2の画素値との差分値を算出し、その差分値としきい値とを比較して線形ポイントを判定する。
In addition, you may implement the said embodiment in the following aspects.
In the non-linear
・非線形値算出部22における画素列に含まれる画素の数を適宜変更する。例えば、2つの画素を含む画素列について、非線形ポイントの判定を行う。非線形値算出部22は、2つの画素値の差分値の絶対値を算出し、その絶対値と画素列の方向に対応するしきい値とを比較し、絶対値がしきい値より大きい場合に、当該画素列が非線形ポイントを含むと判定する。従って、非線形値算出部22は、以下の式により、マクロブロックMBに対する非線形検出値Gを算出する。
The number of pixels included in the pixel column in the nonlinear
例えば、図8(a)に示すように、3つの画素A,B,Cの画素値を、「5」,「6」,「30」とする。図8(b)は、各画素A〜Cの画素値を棒グラフとして示す。
非線形値算出部22は、画素A,Bの画素値の差分値D(=1)を算出し、その差分値Dとしきい値(例えば水平用しきい値Hth)と比較する。例えば、水平用しきい値Hthを「5」とすると、差分値Dはしきい値Hthより小さいため、非線形値算出部22は、この画素A,B間は、非線形ポイントではない、と判定する。
For example, as shown in FIG. 8A, the pixel values of three pixels A, B, and C are “5”, “6”, and “30”. FIG. 8B shows the pixel values of the pixels A to C as a bar graph.
The
次に、非線形値算出部22は、画素B,Cの画素値の差分値D(=26)を算出し、その差分値Dとしきい値(例えば水平用しきい値Hth)と比較する。この場合、差分値Dはしきい値Hthより大きいため、非線形値算出部22は、この画素B,C間は、非線形ポイントである、と判定する。このように、非線形ポイントをカウントすることにより、マクロブロックMB単位での高周波度(画素値変化の激しさ)を検出することができる。
Next, the nonlinear
・マクロブロックのサイズを16×16画素以外の画素数、例えば、8×8画素,4×4画素などのように、サイズを適宜変更する。また、例えば8×16画素のように、縦の画素数と横の画素数を異なる値に設定したマクロブロック毎に非線形検出値Gを算出する。 Change the size of the macro block as appropriate, such as the number of pixels other than 16 × 16 pixels, for example, 8 × 8 pixels, 4 × 4 pixels, etc. Further, the nonlinear detection value G is calculated for each macroblock in which the number of vertical pixels and the number of horizontal pixels are set to different values, for example, 8 × 16 pixels.
・量子化制御回路13が画像メモリ11に記憶された画像データをマクロブロック単位で読み出して制御情報を生成する、即ち画像メモリ11に記憶されたピクチャについて量子化ステップの細分化を判定する。このように、画像メモリ11に記憶された画像データを読み出す場合、画面先頭検出部23は、画像データの読み出し開始時にクリア信号Scと先頭検出信号Ssを出力し、画面終端検出部25は、読み出し終了時に終端検出信号Seを出力するように変更されればよい。また、読み出し開始を示す信号をクリア信号Scと先頭検出信号Ssとして用い、読み出し終了を示す信号を終端検出信号Seとして用いることで、両検出部23,25を省略してもよい。
The
・図3に示す短波長検出部30、累積加算部31、細分化判定部32を省略し、全てのピクチャについて、差分値MDを算出する。
・図7に示すステップ55,56を省略し、全てのピクチャについて、差分値MDを算出する。
-The short
・画像のコード変換(例えば、規格MPEG2から規格H.264へ)を行う画像処理装置の符号化回路に適用する。
・設定レジスタ21に記憶した各種パラメータのうちの少なくとも1つを固定値としてそのパラメータを用いる処理部に設定する。
The present invention is applied to an encoding circuit of an image processing apparatus that performs image code conversion (for example, from standard MPEG2 to standard H.264).
At least one of various parameters stored in the
・符号化回路12と量子化制御回路13とを1つの回路として実施する。また、符号化回路12と量子化制御回路13のうちの少なくとも一方を、図7に示すステップを含むプログラムを実行するプロセッサ(例えばCPU)とすること。
The
上記各実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
所定サイズのブロックを分割したサブブロック毎に、サブブロックに含まれ隣接する画素値の差に応じて算出した非線形検出値に応じて前記サブブロックを量子化する際の量子化ステップを制御する量子化パラメータを変更する、ことを特徴とする量子化制御回路。
(付記2)
前記サブブロック毎に、前記サブブロック内の画素列における画素値の差に応じて非線形検出値をカウントアップ算出する非線形値算出部と、
前記非線形検出値に基づいて前記量子化ステップを制御する量子化パラメータを算出するパラメータ算出部と、
を有することを特徴とする付記1に記載の量子化制御回路。
(付記3)
前記非線形検出値を累積加算する第1の累積加算部と、
前記第1の累積加算部の累積値と、前記ブロックのサイズに基づいて、当該ブロックにおける非線形検出値の平均値を算出する平均値算出部と、
を含み、
前記パラメータ算出部は、前記平均値と前記非線形検出値とに基づいて前記量子化ステップを制御する量子化パラメータを算出する、
ことを特徴とする付記2に記載の量子化制御回路。
(付記4)
前記非線形検出値に応じて短波長のブロックを検出し、その検出結果に基づいて、前記ブロックに対して量子化ステップを変更するか否かを示すための判定フラグを設定する判定部を有し、
前記判定部の判定結果に応じて、算出値又は所定値を量子化パラメータとして出力する、
ことを特徴とする付記1〜3のうちの何れか一項に記載の量子化制御回路。
(付記5)
前記判定部は、
前記非線形検出値としきい値とを比較して短波長のサブブロックを検出した旨の検出値を生成する短波長検出部と、
前記検出値を累積加算する第2の累積加算部と、
前記第2の累積加算部の累積値とブロックに含まれるサブブロックの数に基づいて、ブロックに含まれる短波長と判定したサブブロックの比率を算出し、その比率としきい値とを比較して前記判定フラグを設定する細分化判定部と、
を含むことを特徴とする付記4に記載の量子化制御回路。
(付記6)
前記非線形値算出部は、3つの画素値のうちの2つから線形予測値を算出し、前記線形予測値の算出に用いなかった画素値と前記線形予測値との差を算出し、その差分値としきい値とを比較し、比較結果に応じて非線形検出値をカウントアップする、ことを特徴とする付記2に記載の量子化制御回路。
(付記7)
前記非線形値算出部は、隣接する2つの画素値の差を算出し、その差分値としきい値とを比較し、比較結果に応じて非線形検出値をカウントアップする、ことを特徴とする付記2に記載の量子化制御回路。
(付記8)
前記ブロックの画像データの先頭を検出して先頭検出信号を生成する先頭検出部と、
前記ブロックの画像の終端を検出して終端検出信号を生成する終端検出部と、
前記先頭検出信号に応答して前記非線形検出値をメモリに書き込む制御を行う書き込み制御部と、
前記終端検出信号に応答して前記メモリから非線形検出値を読み出す制御を行う読み出し制御部と、
を有し、
前記パラメータ算出部は、前記メモリから読み出された非線形検出値に基づき前記量子化パラメータを算出する、
ことを特徴とする付記2又は3に記載の量子化制御回路。
(付記9)
所定サイズのブロックを分割したサブブロック毎に、サブブロックに含まれ隣接する画素値の差に応じて算出した非線形検出値に応じて前記サブブロックを量子化する際の量子化ステップを制御する量子化パラメータを変更する、ことを特徴とする量子化パラメータ変更方法。
(付記10)
所定サイズのブロックを分割したサブブロック毎に、サブブロックに含まれ隣接する画素値の差に応じて算出した非線形検出値に応じて前記サブブロックを量子化する際の量子化ステップを制御する量子化パラメータを変更する量子化制御回路と、
前記量子化パラメータに応じて量子化ステップを設定し、該量子化ステップにて画像データを量子化し、量子化後のデータを符号データに変換する符号化回路と、
を有する符号化回路。
The following notes are disclosed regarding the above embodiments.
(Appendix 1)
For each sub-block obtained by dividing a block of a predetermined size, a quantum for controlling a quantization step when the sub-block is quantized according to a non-linear detection value calculated according to a difference between adjacent pixel values included in the sub-block A quantization control circuit characterized by changing a quantization parameter.
(Appendix 2)
A non-linear value calculation unit that counts up a non-linear detection value according to a difference in pixel values in a pixel column in the sub block for each sub block;
A parameter calculation unit for calculating a quantization parameter for controlling the quantization step based on the non-linear detection value;
The quantization control circuit according to
(Appendix 3)
A first cumulative addition unit that cumulatively adds the nonlinear detection values;
An average value calculation unit that calculates an average value of nonlinear detection values in the block based on the cumulative value of the first cumulative addition unit and the size of the block;
Including
The parameter calculation unit calculates a quantization parameter for controlling the quantization step based on the average value and the nonlinear detection value;
The quantization control circuit according to
(Appendix 4)
A determination unit configured to detect a short wavelength block according to the non-linear detection value and set a determination flag for indicating whether or not to change a quantization step for the block based on the detection result; ,
According to the determination result of the determination unit, a calculated value or a predetermined value is output as a quantization parameter.
The quantization control circuit according to any one of
(Appendix 5)
The determination unit
A short wavelength detection unit that generates a detection value indicating that a short wavelength sub-block has been detected by comparing the nonlinear detection value with a threshold value;
A second cumulative addition unit that cumulatively adds the detection values;
Based on the cumulative value of the second cumulative adder and the number of sub-blocks included in the block, a ratio of sub-blocks determined to be short wavelengths included in the block is calculated, and the ratio is compared with a threshold value. A subdivision determination unit for setting the determination flag;
The quantization control circuit according to
(Appendix 6)
The nonlinear value calculation unit calculates a linear prediction value from two of the three pixel values, calculates a difference between the pixel value not used to calculate the linear prediction value and the linear prediction value, and the difference The quantization control circuit according to
(Appendix 7)
The non-linear value calculation unit calculates a difference between two adjacent pixel values, compares the difference value with a threshold value, and counts up the non-linear detection value according to the comparison result. A quantization control circuit according to 1.
(Appendix 8)
A head detection unit that detects the head of the image data of the block and generates a head detection signal;
An end detection unit that detects the end of the image of the block and generates an end detection signal;
A write control unit for performing control to write the non-linear detection value in a memory in response to the head detection signal;
A read control unit that performs control to read a non-linear detection value from the memory in response to the termination detection signal;
Have
The parameter calculation unit calculates the quantization parameter based on a non-linear detection value read from the memory;
4. The quantization control circuit according to
(Appendix 9)
For each sub-block obtained by dividing a block of a predetermined size, a quantum for controlling a quantization step when the sub-block is quantized according to a non-linear detection value calculated according to a difference between adjacent pixel values included in the sub-block A quantization parameter changing method characterized by changing a quantization parameter.
(Appendix 10)
For each sub-block obtained by dividing a block of a predetermined size, a quantum for controlling a quantization step when the sub-block is quantized according to a non-linear detection value calculated according to a difference between adjacent pixel values included in the sub-block A quantization control circuit for changing the quantization parameter;
An encoding circuit that sets a quantization step according to the quantization parameter, quantizes the image data in the quantization step, and converts the quantized data into code data;
An encoding circuit.
12 符号化回路
12b 量子化部
13 量子化制御回路
22 非線形値算出部
33 差分値算出部(量子化パラメータ算出部)
G,Gmb 非線形検出値
H 累積値
MD 差分値(量子化パラメータ:mb_qp_delta)
Ip ピクチャ(ブロック)
MB マクロブロック(サブブロック)
ax,y 画素,画素値
DESCRIPTION OF
G, Gmb Nonlinear detection value H Cumulative value MD Difference value (quantization parameter: mb_qp_delta)
Ip picture (block)
MB macroblock (sub-block)
a x, y pixel, pixel value
Claims (6)
前記非線形検出値に基づいて前記量子化ステップを制御する量子化パラメータを算出するパラメータ算出部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の量子化制御回路。 A non-linear value calculation unit that counts up a non-linear detection value according to a difference between a pixel value of a pixel different from the two adjacent pixels and the linear prediction value ;
A parameter calculation unit for calculating a quantization parameter for controlling the quantization step based on the non-linear detection value;
The quantization control circuit according to claim 1, comprising:
前記第1の累積加算部の累積値と、前記ブロックのサイズに基づいて、当該ブロックにおける非線形検出値の平均値を算出する平均値算出部と、
を含み、
前記パラメータ算出部は、前記平均値と前記非線形検出値とに基づいて前記量子化ステップを制御する量子化パラメータを算出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の量子化制御回路。 A first cumulative addition unit that cumulatively adds the nonlinear detection values;
An average value calculation unit that calculates an average value of nonlinear detection values in the block based on the cumulative value of the first cumulative addition unit and the size of the block;
Including
The parameter calculation unit calculates a quantization parameter for controlling the quantization step based on the average value and the nonlinear detection value;
The quantization control circuit according to claim 2.
前記判定部の判定結果に応じて、算出値又は所定値を量子化パラメータとして出力する、
ことを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか一項に記載の量子化制御回路。 A determination unit configured to detect a short wavelength block according to the non-linear detection value and set a determination flag for indicating whether or not to change a quantization step for the block based on the detection result; ,
According to the determination result of the determination unit, a calculated value or a predetermined value is output as a quantization parameter.
The quantization control circuit according to any one of claims 1 to 3.
前記量子化パラメータに応じて量子化ステップを設定し、該量子化ステップにて画像データを量子化し、量子化後のデータを符号データに変換する符号化回路と、
を有する符号化装置。 For each sub-block obtained by dividing a block having a predetermined number of pixel data, depending on the difference between the pixel values of two adjacent pixels of the three pixels adjacent in succession in a predetermined direction included in the sub-block A linear prediction value is calculated , and the sub-block is determined according to a non-linear detection value based on a difference between a pixel value of a pixel different from the adjacent two pixels of the three consecutive pixels and the linear prediction value. A quantization control circuit for changing a quantization parameter for controlling a quantization step at the time of quantization;
An encoding circuit that sets a quantization step according to the quantization parameter, quantizes the image data in the quantization step, and converts the quantized data into code data;
An encoding device .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009292234A JP5375590B2 (en) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | Quantization control circuit, quantization parameter changing method, and encoding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009292234A JP5375590B2 (en) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | Quantization control circuit, quantization parameter changing method, and encoding apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011135269A JP2011135269A (en) | 2011-07-07 |
JP5375590B2 true JP5375590B2 (en) | 2013-12-25 |
Family
ID=44347546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009292234A Expired - Fee Related JP5375590B2 (en) | 2009-12-24 | 2009-12-24 | Quantization control circuit, quantization parameter changing method, and encoding apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5375590B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5917117B2 (en) * | 2011-12-07 | 2016-05-11 | 株式会社日立国際電気 | Image coding apparatus and image coding method |
CN109474824B (en) * | 2018-12-04 | 2020-04-10 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | Image compression method |
CN111291876B (en) * | 2020-01-21 | 2023-03-28 | 星宸科技股份有限公司 | Arithmetic device, arithmetic method, and arithmetic chip |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3104803B2 (en) * | 1991-07-31 | 2000-10-30 | ソニー株式会社 | Video signal transmission device |
JPH05227526A (en) * | 1991-10-17 | 1993-09-03 | Sony Corp | Picture processor |
JPH08107502A (en) * | 1994-10-05 | 1996-04-23 | Kawasaki Steel Corp | Quantizing table selecting method |
JP2830855B2 (en) * | 1996-08-22 | 1998-12-02 | 日本電気株式会社 | Adaptive quantization controller |
JP4649355B2 (en) * | 2006-03-27 | 2011-03-09 | 富士通株式会社 | Block noise detection method and apparatus, and block noise reduction method and apparatus |
-
2009
- 2009-12-24 JP JP2009292234A patent/JP5375590B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011135269A (en) | 2011-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9467714B2 (en) | Filtering method for removing block artifacts and/or ringing noise and apparatus therefor | |
JP4455487B2 (en) | Decoding device, decoding method, and program | |
CN110036637B (en) | Method and device for denoising and vocalizing reconstructed image | |
US20130287312A1 (en) | Image encoding device, image decoding device, image encoding method, and image decoding method | |
US20080205788A1 (en) | Image Processing Apparatus and Method, and Computer Program and Computer-Readable Storage Medium | |
CN110024387A (en) | Code device, decoding apparatus, coding method and coding/decoding method | |
KR100846774B1 (en) | Filtering method for removing block artifacts and/or ringing noise and apparatus therefor | |
KR100968027B1 (en) | Variable block-based method and apparatus for filtering of deblocking type, and deblocking filter applied to the same | |
KR102696322B1 (en) | Preprocessing for video compression | |
JP5375590B2 (en) | Quantization control circuit, quantization parameter changing method, and encoding apparatus | |
KR20050099256A (en) | Apparatus and method for processing image data using deblocking | |
JP2017069959A (en) | Image quality detection method and decoding system | |
KR100762578B1 (en) | Aapparatus and method for post-processing filtering of Video signal | |
JP2011004285A (en) | Image data encoding device, image data encoding method, image data code amount control method, and electronic information apparatus | |
JP2007306528A (en) | Motion picture decoding device and motion picture decoding method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130521 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5375590 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |