JP5374853B2 - Plasma processing equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、基板が載置された処理容器の内部に天板を介してマイクロ波を供給することによりプラズマを生成し、前記基板に対してプラズマ処理を行う装置に関する。 The present invention relates to an apparatus for generating plasma by supplying a microwave to a processing container on which a substrate is placed via a top plate and performing plasma processing on the substrate.
半導体デバイスの製造工程においてエッチング処理や成膜処理等を行うプラズマ処理装置としては、プラズマ密度が高く、低電子温度のプラズマを作成することができることから、平面アンテナを用いてプラズマを発生させる方式の装置が開発されている。このプラズマ処理装置の一例として、例えば特許文献1に記載された装置を例にして図15を用いて説明すると、図中1はその内部に基板Sを載置する載置台11を備え、上部側が開口すると共に、真空ポンプ10に接続されたチャンバであり、前記上部側開口は誘電体により構成された天板12により塞がれている。この天板12の上には、アンテナ部13が設けられており、このアンテナ部13は、マイクロ波をチャンバ1内に向けて放射するための多数のスロット対が形成されたスロット板13aと、遅波板13bと、アンテナカバー13cとを備えている。図中14は高周波電源、15は導波管である。
As a plasma processing apparatus for performing an etching process or a film forming process in a manufacturing process of a semiconductor device, a plasma with a high plasma density and a low electron temperature can be created. Equipment has been developed. As an example of the plasma processing apparatus, for example, an apparatus described in
このようなプラズマ処理装置では、高周波電源14から導波管15を介してアンテナ部13へと送られたマイクロ波は、アンテナ部13を介して天板12に輻射される。そして前記天板12はマイクロ波を透過する誘電体により構成されているので、マイクロ波は天板12内を、面方向に振動を生じさせながら中心部から外縁部へ向けて伝播し、チャンバ1内に電磁界を発生させ、プラズマを生成させる。一方チャンバ1内に図示しないガス導入路から処理ガスを導入すると、前記プラズマによって前記ガスが活性化され、これにより載置台11上のウエハWに対して所定の処理が行われるようになっている。
In such a plasma processing apparatus, the microwave transmitted from the high
ところでこのプラズマ処理装置において、ウエハWに対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うためには、ウエハWに均一にプラズマを照射することが要求される。しかしながらプラズマの電子密度は、天板12直下においては、中心部の方が外縁部に比べて大きくなる傾向がある。また天板12直下にて生成されたプラズマは、そこから載置台11側に向けて降下していくが、この際プラズマは外方に拡散しながら降下していくので、仮にアンテナ部13直下において電子密度の面内均一性が良好なプラズマを形成したとしても、載置台11上のウエハWに到達するときには、前記電子密度は中心部よりも外縁部にて小さくなってしまう。
By the way, in this plasma processing apparatus, in order to perform plasma processing with high in-plane uniformity on the wafer W, it is required to uniformly irradiate the wafer W with plasma. However, the electron density of the plasma tends to be greater at the center than at the outer edge just below the
そのため本発明者らは、天板12の形状を工夫することにより、ウエハWに対して電子密度の均一性が高いプラズマを照射し、ウエハWに対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことを検討している。つまり天板12は誘電体により構成されており、既述のようにマイクロ波が供給されると、このマイクロ波により共振領域が形成されてその内部に強い電界が発生して定在波が形成される。この定在波は、チャンバ1内に電磁界を発生させ、チャンバ1内のプラズマの電子密度に影響を与えるので、天板12の形状を変化させることによって、チャンバ1内のプラズマの電子密度分布を調整することができる。
For this reason, the present inventors devise the shape of the
特許文献1の構成では、天板12の下面側にリング状の突条12aを設けることにより、天板12の径方向の厚さをテーパ状に連続的に変化させる構成が記載されている。しかしながらこの例は、チャンバ1内の圧力やマイクロ波の電力などのプラズマ条件が変化した場合であっても、天板12の厚さを変えずに、いずれかの場所で共振を発生させることを狙ったものであり、特許文献1の技術によっても本発明の課題を解決することはできない。
The configuration of
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板に対して電子密度の面内均一性の高いプラズマを照射することのできる技術を提供することにある。 This invention is made | formed in view of such a situation, The objective is to provide the technique which can irradiate the plasma with a high in-plane uniformity of an electron density with respect to a board | substrate.
このため本発明のプラズマ処理装置は、基板が載置される載置部が内部に設けられ、上部側が開口する気密な処理容器と、
この処理容器内にガスを供給するためのガス供給部と、
この処理容器内の雰囲気を真空排気するための真空排気手段と、
前記処理容器の上部側開口を塞いで、前記載置台表面と対向して設けられ、マイクロ波を透過する材料により構成された天板と、
この天板の上部に設けられ、当該天板を介して前記処理容器内にマイクロ波を供給し、前記ガスをプラズマ化してプラズマを生成させるためのマイクロ波供給手段と、
前記天板の下面に、前記処理容器の周方向に沿って環状に設けられ、その側周面が傾斜した凹部と、を備え、
前記マイクロ波供給手段は、前記天板の上部に設けられ、周方向に沿って多数のスリットが形成された平面アンテナ部材と、
この平面アンテナ部材に接続され マイクロ波を前記処理容器内に導くための導波管と、を備え、
前記凹部の側周面は上に向かうにつれて互いに対向する面同士の間隔が狭くなるように傾斜し、
前記凹部よりも天板の中心側における天板の下面には、電子密度を閉じ込めるための凹部が存在せず、
天板の中心から天板の外縁までの距離をD、天板の中心から前記凹部の外縁までの距離をD1、天板の中心から前記凹部の内縁までの距離をD2とすると、D1及びD2は夫々
0.88≦D1/D≦0.96 及び 0.2≦D2/D≦0.64で表される範囲に設定されることを特徴とする。
For this reason, the plasma processing apparatus of the present invention includes an airtight processing container in which a mounting portion on which a substrate is mounted is provided, and an upper side is opened,
A gas supply unit for supplying gas into the processing container;
Evacuation means for evacuating the atmosphere in the processing vessel;
A top plate made of a material that closes the upper side opening of the processing vessel and is opposed to the mounting table surface and that transmits microwaves;
Microwave supply means provided on the top plate, supplying microwaves into the processing vessel through the top plate, and generating plasma by converting the gas into plasma,
A recess provided on the lower surface of the top plate in an annular shape along the circumferential direction of the processing vessel, and the side peripheral surface of which is inclined ;
The microwave supply means is provided on the top of the top plate, a planar antenna member formed with a number of slits along the circumferential direction,
A waveguide connected to the planar antenna member for guiding microwaves into the processing vessel,
As the side peripheral surface of the concave portion is directed upward, it is inclined so that the interval between the surfaces facing each other is narrowed,
There is no recess for confining the electron density on the lower surface of the top plate at the center side of the top plate than the recess,
If the distance from the center of the top plate to the outer edge of the top plate is D, the distance from the center of the top plate to the outer edge of the recess is D1, and the distance from the center of the top plate to the inner edge of the recess is D2, D1 and D2 Each
It is set in the range represented by 0.88 ≦ D1 / D ≦ 0.96 and 0.2 ≦ D2 / D ≦ 0.64 .
本発明によれば、天板の下面に処理容器の周方向に沿って、その側周面が傾斜した凹部を形成しているため、凹部内に電子密度の高いプラズマが閉じ込められる。その理由は、概略的な言い方をすれば、誘電体である天板内にてマイクロ波が反射を繰り返すことから種々の光路が形成されて、各光路に応じた定在波が立つが、凹部の側周面が傾斜していると、この傾斜面を含めた前記光路が多くなって、当該傾斜面における定在波全体のエネルギーが大きくなり、傾斜面における天板と真空雰囲気との界面におけるガスの電界吸収が大きくなることに基づく。このように電子密度の高いプラズマを天板の中心から離れたところに閉じ込めるという発想を取り入れることにより、天板の下面にて中央よりも周縁側の電子密度の高いプラズマを生成することができ、従って天板と基板との距離などに応じて適切な電子密度分布パターンを調整することにより、基板表面上に面内均一性の高いプラズマを生成することができるので、その結果基板に対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる。 According to the present invention, since the concave portion whose side peripheral surface is inclined is formed in the lower surface of the top plate along the circumferential direction of the processing container, plasma having a high electron density is confined in the concave portion. The reason for this is that, roughly speaking, microwaves are repeatedly reflected in the top plate, which is a dielectric, so that various optical paths are formed, and standing waves corresponding to the respective optical paths are formed. When the side peripheral surface of the inclined surface is inclined, the optical path including the inclined surface is increased, and the energy of the standing wave on the inclined surface is increased, and at the interface between the top plate and the vacuum atmosphere on the inclined surface. This is based on the fact that the electric field absorption of gas increases. By incorporating the idea of confining plasma with a high electron density away from the center of the top plate in this way, it is possible to generate a plasma with a higher electron density on the lower side than the center on the lower surface of the top plate, Therefore, by adjusting an appropriate electron density distribution pattern according to the distance between the top plate and the substrate, plasma with high in-plane uniformity can be generated on the substrate surface. Plasma processing with high internal uniformity can be performed.
以下、本発明の実施の形態について、基板例えば半導体ウエハW(以下「ウエハ」という)に対してエッチング処理を行うためのエッチング処理装置に本発明のプラズマ処理装置を適用した場合を例にして説明する。図1は前記エッチング処理装置の縦断断面図である。このエッチング処理装置は、平面アンテナを用いてプラズマを発生させる方式の装置である。図中2は例えば全体が筒体状に気密に構成されると共に接地された処理容器(真空チャンバ)であり、この処理容器2の側壁や底部は、導体例えばアルミニウム添加ステンレススチール等により構成され、内壁面には酸化アルミニウムよりなる保護膜が形成されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to an example in which the plasma processing apparatus of the present invention is applied to an etching processing apparatus for performing etching processing on a substrate, for example, a semiconductor wafer W (hereinafter referred to as “wafer”). To do. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of the etching processing apparatus. This etching apparatus is an apparatus that generates plasma using a planar antenna. In the figure, for example, 2 is a processing vessel (vacuum chamber) that is hermetically structured and grounded as a whole, and the side wall and the bottom of the
処理容器2の内部には、ウエハWを載置するための載置部である載置台31が支持部材32を介して設けられている。この載置台31は例えば窒化アルミニウム(AlN)もしくは酸化アルミニウム(Al2O3)より構成され、支持部材32は窒化アルミニウム等のセラミックスにより構成されている。載置台31の内部には温調部(図示せず)が設けられていて、この温調部は、例えば冷却媒体を通流させる冷却ジャケットとヒータとの組み合わせにより構成されている。また載置台31には、ウエハWを支持して昇降させるための図示しない昇降ピンが載置台31の表面に対して突没自在に設けられている。
Inside the
前記処理容器2の側壁にはガス導入管21が例えば環状に設けられており、このガス導入管21の他端側にはガス供給系22が接続されている。この例ではガス導入管21とガス供給系22とによりガス供給部が構成されている。また処理容器2の底部は排気室23として構成されており、この排気室23には排気路24を介して真空排気手段25が接続されている。また前記処理容器2の側壁には、ウエハWの搬入出を行うための搬入出口26が設けられており、この搬入出口26はゲートバルブ27により開閉自在に構成されている。
A
前記処理容器2の天井部は例えば円形状に開口しており、この開口部20には、当該開口部20の周縁に沿って設けられたリング状の支持部材41及びOリング等のシール部材42を介して、前記載置台31と対向するように、例えば平面形状が略円形状に構成された天板5が気密に設けられていて、こうして処理容器2は気密に保持されている。前記天板5は、マイクロ波を透過する誘電体材料、例えば石英等により構成されている。この天板5の形状については後述する。
The ceiling of the
またこの天板5の上部側には、当該天板5と密接するようにアンテナ部6が設けられている。このアンテナ部6は、平面形状が円形であって下面側が開口する扁平な蓋体61と、この蓋体61の前記下面側の開口部に設けられ、多数のスロットが形成された円板状の平面アンテナ部材(スロット板)62とを備えており、これら蓋体61と平面アンテナ部材62とは導体により構成されている。そして前記平面アンテナ部材62の下面が前記天板5に接続されている。
Further, an
また前記平面アンテナ部材62と蓋体61との間には、例えば酸化アルミニウムや窒化ケイ素(Si3N4)等の低損失誘電体材料により構成された遅波板63が設けられている。この遅波板63はマイクロ波の波長を短くするためのものである。この実施の形態では、これらアンテナ本体61、平面アンテナ部材62、遅波板63により平面アンテナが形成されている。なお前記蓋体61の内部には、図示しない冷却水流路が形成されており、ここに冷却水を通流させることにより、蓋体61、遅波板63、平面アンテナ部材62及び天板5が冷却されるようになっている。また前記蓋体61は接地されている。
A
このように構成されたアンテナ部6は、前記平面アンテナ部材62が天板5に密接するように図示しないシール部材を介して処理容器2に装着されている。そしてこのアンテナ部6は同軸導波管64により、マッチング回路65を介してマイクロ波発生装置66に接続され、例えば周波数が2.45GHzのマイクロ波が供給されるようになっている。この際、同軸導波管64の外側の導波管64Aは蓋体61に接続され、中心導体64Bは遅波板63に形成された開口部を介して平面アンテナ部材62に接続されている。
The
前記平面アンテナ部材62は、例えば厚さ1mm程度の銅板からなり、図2に示すように例えば円偏波を発生させるための多数のスロット67が形成されている。このスロット67は略T字状に僅かに離間させて配置した一対のスロット67a,67bを1組として、周方向に沿って例えば同心円状や渦巻き状に形成されている。このようにスロット67aとスロット67bとを相互に略直交するような関係で配列しているので、2つの直交する偏波成分を含む円偏波が放射されることになる。この際スロット対67a,67bを遅波板63により圧縮されたマイクロ波の波長に対応した間隔で配列することにより、マイクロ波が平面アンテナ部材62より略平面波として放射される。本発明では、マイクロ波発生装置66、同軸導波管64及びアンテナ部6によりマイクロ波供給手段が構成されている。
The
ここでこの装置にて実施される本発明のエッチング方法の一例について簡単に説明する。先ずゲートバルブ27を開き、搬入出口26を介して例えば表面に銅配線が形成された基板であるウエハWを処理容器2内に搬入して載置台31上に載置する。続いて処理容器2の内部を所定の圧力まで真空引きし、エッチングガスをガス供給路21を介して所定の流量で供給する。そして処理容器2内を所定のプロセス圧力に維持し、載置台31の表面温度を所定温度に設定する。
Here, an example of the etching method of the present invention performed by this apparatus will be briefly described. First, the
一方マイクロ波発生装置66から2.45GHzの高周波(マイクロ波)を供給すると、このマイクロ波は、TMモード或いはTEモード或いはTEMモードで同軸導波管64内を伝搬してアンテナ部6の平面アンテナ部材62に到達し、同軸導波管の内部導体64Bを介して、平面アンテナ部材62の中心部から周縁領域に向けて放射状に伝搬される間に、スロット対67a,67bからマイクロ波が天板5を介して下方側の処理空間に向けて放出される。
On the other hand, when a high frequency (microwave) of 2.45 GHz is supplied from the
ここで天板5はマイクロ波が透過可能な材質により構成されているので、マイクロ波は天板5を効率よく透過していく。このとき既述のようにスリット対67a,67bを配列したので、円偏波が平面アンテナ部材62の平面に亘って放出される。そしてこのマイクロ波のエネルギーにより、広い処理空間の全域に亘って高密度なプラズマが励起される。そしてこのプラズマにより前記エッチングを活性化させて、つまりプラズマ化して活性種を形成し、この活性種によりウエハW表面に対するエッチング処理が行われる。こうしてエッチング処理が行われたウエハWは、搬入出口26を介して処理容器2から搬出される。
Here, since the
続いて前記天板5の形状について図3に基づいて説明する。この天板5は、既述のように平面形状が円形に構成され、その外縁側が処理容器2の天井部に形成された支持部材41にて支持されるように処理容器2に設けられている。例えば天板5の外縁部には、支持部材41の内側にて下方側に伸び出すように突部51が形成されており、この突部51と前記支持部材41とを接合するように前記処理容器2の開口部20に天板5が装着されるように構成されている。また天板5の中心部分の下面と載置台31上のウエハW表面との間の距離Hは、例えば100mm〜200mm程度に設定される。
Next, the shape of the
ここで天板5の外縁とは、その下面が平らな状態の部位の外縁をいい、この例では図3中100で示す前記突部51の内縁が天板5の外縁に相当する。そして天板5の直径方向の大きさL1は、例えば12インチサイズのウエハWに対応する場合には、例えば400mm〜600mm程度に設定される。また天板5はその中央領域の厚さT1が、周縁領域の厚さT2よりも小さくなるように設定され、例えば前記厚さT1は40mm程度、前記厚さT2は50mm程度に夫々設定される。なおその中央領域の厚さT1を、周縁領域の厚さT2よりも小さく設定するのは強度的な問題をクリアするためであり、このように中央領域の厚さT1を周縁領域の厚さT2よりもわずかに小さく設定した場合であっても、これらの厚さT1,T2を揃えたとしても、後述のプラズマの電子密度分布には影響がない。
Here, the outer edge of the
さらに天板5の下面には、処理容器2の周方向に沿って環状の凹部7が形成されている。この凹部7は、上に向かうにつれて、互いに対向する面同士の間隔が次第に狭くなるように傾斜する側周面を備えており、前記凹部7の外縁72は、天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に設けられている。また前記凹部7の内縁71は、天板5の中心Oと外縁100との間に位置すればよいが、前記凹部7の内縁71と外縁72との間の中間位置Aが、前記天板5の中心Oよりも外縁100に近いことが望ましい(図4(a)参照)。
Further, an
このように天板5の下面に周方向に沿って、その外縁72が、天板5の中心よりも外縁100に近い位置になるように、その側周面が傾斜した凹部7を形成することにより、天板5直下において、中心よりも外縁側に寄ったところの電界密度が高いプラズマを生成することができる。つまり凹部7の傾斜面により囲まれた真空領域の電子密度が大きくなり、凹部内に電子密度の高いプラズマが閉じ込められ、天板5直下におけるプラズマは、図5に点線にて示すような電子密度分布を有するものとなる。
In this way, the
この理由について概略的に述べると、アンテナ部6のスロット67から放射されたマイクロ波は、誘電体である天板5内において反射を繰り返すことから種々の光路が形成されて、各光路に応じた定在波が立つ。この際凹部7の側周面が既述のように、上に向かうにつれて互いに対向する面同士の間隔が狭くなるように傾斜していると、この傾斜面を含めた前記光路が多くなって、当該傾斜面における定在波全体のエネルギーが大きくなり、傾斜面における天板5と、天板5直下の真空雰囲気との界面におけるプラズマの電界吸収が大きくなる。
The reason for this will be described briefly. The microwave radiated from the
つまり既述のような側周面(傾斜面)を備えた凹部7を形成すると、図6(a)に示すように、この側周面では前記面方向のみならず、面方向に垂直な方向においてもマイクロ波の光路が形成されるため、種々の方向からこの側周面に至る光路が多く、これら光路に基づく種々の定在波が形成される。一方、図6(b)に示すように、凹部7の側周面を傾斜面ではなく垂直面により構成すると、この側周面では、面方向に垂直な方向からはマイクロ波の光路を形成することができない。このため、側周面が傾斜している場合に比べて、当該側周面に至る光路が少なくなってしまう。
That is, when the
従って凹部7の側周面を傾斜面により形成した場合には、定在波全体のエネルギーが大きくなり、結果として凹部7内にプラズマを閉じ込めることができるが、凹部の側周面を垂直面により形成した場合には、定在波全体のエネルギーが小さいので、凹部を形成したとしても、当該凹部内にプラズマを閉じ込めることができない。
Therefore, when the side surface of the
本発明では、天板5の下面に凹部7を形成して、ここに電子密度の高いプラズマを閉じ込めるという発想を取り入れているので、前記凹部7の外縁を天板5の中心Oよりも外縁100に近いところに位置させることにより、天板5の直下にて中央よりも周縁側の電子密度の高いプラズマを生成することができる。そしてプラズマは外縁から外方側に拡散しながら処理容器2内を降下していくので、予め天板5と載置台31上のウエハWとの距離や、天板5とウエハWの大きさとの関係等の、装置に見合った凹部7の形状や位置、寸法等を調整し、これにより適切な電子密度分布パターンを調整しておくことにより、載置台31上のウエハWに至るときのプラズマの電子密度をウエハWの面内において揃えられることができる。このようにウエハWに対して、電子密度の均一なプラズマを照射することができるので、ウエハWに対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる。
In the present invention, the idea of forming the
このように凹部7の形状や位置により、天板5直下におけるプラズマの電界密度分布が異なり、天板5と載置台31との距離によっても凹部7の最適な形状や位置が異なるが、このような凹部71の大きさの好適な一例を挙げると、図4(b)に示すように、天板5の中心Oと外縁100との間の距離を距離Dとすると、例えば12インチサイズのウエハWに対しては、前記天板5の大きさは、その直径(2D)が500mm、前記天板5中心の下面と載置台表面との距離Hが150mm、前記天板5の中心Oと凹部7の外縁72との間の距離D1が220mm、前記天板5の中心Oと凹部7の内縁71との間の距離D2が160mm、凹部7の上端側の距離D3が50mm、凹部7の深さT3が20mmである。
As described above, the electric field density distribution of the plasma immediately below the
またこのような凹部7は天板5の下面に周方向に沿って設けられていれば良く、図2に示すように、全周に亘って環状に繋がっている形状であっても、円弧状又は円形状に形成された凹部7を所定の間隔を空けて周方向に配列したものであってもよい。
Moreover, such a recessed
また図7に示すように、凹部7の内縁71と外縁72との間の中間位置Aが、前記天板5の中心Cよりも中心に近い場合であって、凹部7の開口部73が大きい場合であっても、後述の実施例により明らかなように、凹部7内にプラズマを閉じ込めることができ、天板5直下では、天板5の中心Oから外縁側に寄った部分において電子密度の高いプラズマを生成することができる。このため既述のように、電子密度分布を調整することによってウエハWに対して電子密度の均一なプラズマを照射することができ、面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる。
Further, as shown in FIG. 7, the intermediate position A between the
以上において凹部7としては、図8(a)に示すように、上に向かうにつれて凹部の幅が広くなる側周面(傾斜面)を備えた凹部81や、図8(b)に示すように、球面状の凹部82や、図8(c)に示すように縦断面形状が三角形状に形成された凹部83であってもよい。これらのような凹部81〜83であっても、側周面が傾斜しているので、図6(b)に示す側周面が傾斜していない場合に比べて側周面の表面積が大きいため、形成される光路が多く、これら光路に基づく定在波を形成することができ、凹部81〜83内にプラズマを閉じ込めることができるからである。
As shown in FIG. 8A, the
(実施例I)
図1のプラズマ処理装置を用い、図9(a)〜図9(e)に示すように、その下面に形状の異なる環状の凹部が形成された5種類の天板5を用意し、処理容器2内にアルゴン(Ar)ガスを供給した場合の、ウエハW上のAr+フラックス量のウエハWの面内分布についてシミュレーションを行った。
Example I
Using the plasma processing apparatus of FIG. 1, as shown in FIGS. 9A to 9E, five types of
このときの解析条件は、処理圧力を1.33Pa(10mTorr)、処理温度を400K、天板5下面とウエハW表面との距離Hを150mm、Arガス流量を200sccmとした。
The analysis conditions at this time were a processing pressure of 1.33 Pa (10 mTorr), a processing temperature of 400 K, a distance H between the lower surface of the
また図9(a)に示す天板5を実施例1とし、この天板5は、直径L1を500mm、天板5の厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、天板5の中心Oから凹部7の外縁72までの距離D1を220mm、天板5の中心Oから凹部7の内縁71までの距離D2を160mm、凹部7の上面の距離D3を40mm、凹部7の深さT3を20mmに夫々設定した。
Further, the
さらに図9(b)に示す天板5を実施例2とし、この天板5は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、前記距離D1を240mm、前記距離D2を50mm、前記距離D3を150mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
Furthermore, the
さらにまた図9(c)に示す天板5を比較例1とし、この天板5は、当該天板5の中心側に1つの凹部91を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT2を50mm、前記距離D1を125mm、前記距離D3を110mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
Furthermore, the
さらにまた図9(d)に示す天板5を比較例2とし、この天板5は、当該天板5の下面のほぼ全体に1つの凹部92を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT2を50mm、前記距離D1を240mm、前記距離D3を230mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
Furthermore, the
さらにまた図9(e)に示す天板5を比較例3とし、この天板5は、天板5の中心側に凹部93を設けると共に、外縁側に凹部7を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1、T2を夫々40mm、50mm、前記外側の凹部7において距離D1を240mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定し、前記内側の凹部93において距離D1を125mm、前記距離D3を110mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
Furthermore, the
この結果を図10に示す。図中縦軸は、ウエハ面内におけるAr+フラックス量を示し、横軸はウエハWの中心からの位置を示している。またこの結果に基づいて、Ar+フラックス量のウエハ面内における均一性を求めたところ、図11に示す結果が得られた。ここで前記均一性は、標準偏差/平均値×100の計算式により求め、値が小さい程面内均一性が良好であることを示している。 The result is shown in FIG. In the figure, the vertical axis indicates the amount of Ar + flux in the wafer plane, and the horizontal axis indicates the position from the center of the wafer W. Based on this result, the uniformity of the Ar + flux amount in the wafer surface was obtained, and the result shown in FIG. 11 was obtained. Here, the uniformity is obtained by a calculation formula of standard deviation / average value × 100, and the smaller the value is, the better the in-plane uniformity is.
ここでウエハW上のAr+フラックス量の面内均一性は、ウエハWに照射されるプラズマの電子密度の面内均一性とほぼ等しいことから、この結果より、本発明の天板5を用いた実施例1及び実施例2は、Ar+フラックス量の面内均一性が夫々0.9%、3.1%と、比較例1〜比較例3の天板に比べて高く、このような天板5を用いることによりウエハWに到達したときのプラズマの電子密度の高い面内均一性を確保できることが認められる。
Here, since the in-plane uniformity of the Ar + flux amount on the wafer W is substantially equal to the in-plane uniformity of the electron density of the plasma irradiated on the wafer W, the
ここで実施例1,2に共通していることは、凹部7の外縁72を天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に形成することと、凹部7の内縁71を天板5の中心Oと外縁100との間に形成することであり、これらの条件がプラズマの電子密度の均一性を高めるために重要であることが理解される。また実施例1と実施例2とを比較すると、面内均一性は実施例1の方が良好であることから、凹部7の内縁71と外縁72との中心位置Aが天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に形成することがプラズマの電子密度の均一性をさらに高めるために重要であることが理解される。
What is common to
つまり比較例2の天板では均一性が4.7%と悪いことから、凹部の外縁を天板5の外縁側に形成しても、凹部の内縁側を天板5の中心Oと外縁100との間に形成しない場合には、プラズマが天板5の中心側に引き寄せられてしまい、プラズマの電子密度の均一性が低下しまうことが理解される。また先行技術文献1に記載された天板においても、天板の外縁側にリング状の突条が形成されているので、比較例2のシミュレーション結果とほぼ同じになるものと推察される。
That is, the uniformity of the top plate of Comparative Example 2 is 4.7%, so even if the outer edge of the recess is formed on the outer edge side of the
さらに比較例3のように、一つの凹部7を実施例1と同様の条件にて形成しても、その外縁が天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置にあり、その内縁が天板5の中心Oと外縁100との間に形成するという条件を満たさない凹部94を形成することによって、面内均一性が6.6%と低下しまうことが認められた。
(実施例II)
図1のプラズマ処理装置を用い、図12(a)〜図12(c)に示すように、その下面に形状の異なる環状の凹部が形成された3種類の天板5を用意し、処理容器2内にアルゴン(Ar)ガスを供給した場合の、ウエハW上のAr+フラックス量のウエハWの面内分布についてシミュレーションを行った。
Further, even if one
Example II
Using the plasma processing apparatus of FIG. 1, as shown in FIGS. 12 (a) to 12 (c), three types of
このときの解析条件は、処理圧力を1.33Pa(10mTorr)、処理温度を127℃、Arガス流量を200sccmとした。 The analysis conditions at this time were a processing pressure of 1.33 Pa (10 mTorr), a processing temperature of 127 ° C., and an Ar gas flow rate of 200 sccm.
また図12(a)に示す天板5を実施例11とし、この天板5は、直径L1を500mm、前記厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、前記距離D1を220mm、前記距離D2を160mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
Further, the
さらに図12(b)に示す天板5を実施例12とし、この天板5は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1及びT2を夫々40mm、50mm、前記距離D1を200mm、前記距離D2を140mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
Furthermore the
さらにまた図12(c)に示す天板5を比較例11とし、この天板5は、天板5の中心側に凹部94を設けると共に、外縁側に凹部7を形成した例であり、天板5の形状は、前記直径L1を500mm、前記厚さT1、T2を夫々40mm、50mm、前記外側の凹部7において距離D1を240mm、前記距離D3を40mm、前記深さT3を20mmに夫々設定し、前記内側の凹部94において距離D1を125mm、前記距離D3を80mm、前記深さT3を20mmに夫々設定した。
Furthermore, the
この結果を図13に示す。図中縦軸は、ウエハ面内におけるAr+フラックス量を示し、横軸はウエハWの中心からの位置を示している。またこの結果に基づいて、Ar+フラックス量のウエハ面内における均一性を求めたところ、図14に示す結果が得られた。ここで前記均一性は、実施例1と同様の手法にて求めた。 The result is shown in FIG. In the figure, the vertical axis indicates the amount of Ar + flux in the wafer plane, and the horizontal axis indicates the position from the center of the wafer W. Further, based on this result, the uniformity of the Ar + flux amount in the wafer surface was obtained, and the result shown in FIG. 14 was obtained. Here, the uniformity was obtained by the same method as in Example 1.
ここで実施例11及び実施例12の天板は、実施例1の天板に近い形状であり、比較例11の天板は比較例3の天板に近い形状であるが、実施例11、実施例12におけるAr+フラックス量の面内均一性が夫々4.3%、4.5%と、比較例11(面内均一性14%)に比べて高いことから、実施例Iの結果と同じ傾向が得られることが認められ、本発明の条件を満たす天板を用いることによりウエハWに到達したときのプラズマの電子密度の高い面内均一性を確保できることが理解される。
Here, the top plate of Example 11 and Example 12 has a shape close to the top plate of Example 1, and the top plate of Comparative Example 11 has a shape close to the top plate of Comparative Example 3, The in-plane uniformity of the Ar + flux amount in Example 12 is 4.3% and 4.5%, respectively, which is higher than that of Comparative Example 11 (in-
またここで実施例IIは実施例Iに比べて面内均一性の値が低いが、これは実施例IIでは、実施例Iよりも天板5と載置台31上のウエハWと距離Hが小さく設定されているからである。
In addition, in Example II, the value of in-plane uniformity is lower than that in Example I. In Example II, however, the
以上の結果から、実施例1、実施例2、実施例11、実施例12の天板において良好な面内均一性を確保できたことから、本発明者らは、天板の下面に周方向に沿って形成される凹部は、その側周面が傾斜すると共に、その外縁が天板5の中心Oよりも外縁100に近い位置に位置するという条件を満たすものであればよく、個数や形状については限定されるものではないと捉えている。
本発明のプラズマ処理装置はエッチング処理のみならず、アッシングやCVD等、他の処理ガスを用いて基板に対して処理を行う処理に適用することができる。また本発明のマイクロ波供給手段は、必ずしも平面アンテナ部材を用いたものに限定されるものではなく、他の手段であってもよい。さらにまた基板としては半導体ウエハWには限られず、FPD基板等であってもよい。
From the above results, since the in-plane uniformity was ensured in the top plates of Example 1, Example 2, Example 11, and Example 12, the present inventors made a circumferential direction on the bottom surface of the top plate. As long as the concave portion formed along the side is inclined, the outer peripheral edge thereof is positioned closer to the
The plasma processing apparatus of the present invention can be applied not only to etching processing but also to processing for processing a substrate using other processing gases such as ashing and CVD. Further, the microwave supply means of the present invention is not necessarily limited to the one using a planar antenna member, and may be other means. Furthermore, the substrate is not limited to the semiconductor wafer W, and may be an FPD substrate or the like.
2 処理容器
25 真空排気手段
5 天板
6 アンテナ部
61 蓋体
62 平面アンテナ部材
63 遅波板
64 同軸導波管
66 マイクロ波発生装置
67 スリット
7 凹部
W 半導体ウエハ
2 Processing vessel 25 Vacuum exhaust means 5
Claims (3)
この処理容器内にガスを供給するためのガス供給部と、
この処理容器内の雰囲気を真空排気するための真空排気手段と、
前記処理容器の上部側開口を塞いで、前記載置台表面と対向して設けられ、マイクロ波を透過する材料により構成された天板と、
この天板の上部に設けられ、当該天板を介して前記処理容器内にマイクロ波を供給し、前記ガスをプラズマ化してプラズマを生成させるためのマイクロ波供給手段と、
前記天板の下面に、前記処理容器の周方向に沿って環状に設けられ、その側周面が傾斜した凹部と、を備え、
前記マイクロ波供給手段は、前記天板の上部に設けられ、周方向に沿って多数のスリットが形成された平面アンテナ部材と、
この平面アンテナ部材に接続され マイクロ波を前記処理容器内に導くための導波管と、を備え、
前記凹部の側周面は上に向かうにつれて互いに対向する面同士の間隔が狭くなるように傾斜し、
前記凹部よりも天板の中心側における天板の下面には、電子密度を閉じ込めるための凹部が存在せず、
天板の中心から天板の外縁までの距離をD、天板の中心から前記凹部の外縁までの距離をD1、天板の中心から前記凹部の内縁までの距離をD2とすると、D1及びD2は夫々
0.88≦D1/D≦0.96 及び 0.2≦D2/D≦0.64で表される範囲に設定されることを特徴とするプラズマ処理装置。 An airtight processing container in which a placement part on which a substrate is placed is provided and an upper side is opened;
A gas supply unit for supplying gas into the processing container;
Evacuation means for evacuating the atmosphere in the processing vessel;
A top plate made of a material that closes the upper side opening of the processing vessel and is opposed to the mounting table surface and that transmits microwaves;
Microwave supply means provided on the top plate, supplying microwaves into the processing vessel through the top plate, and generating plasma by converting the gas into plasma,
A recess provided on the lower surface of the top plate in an annular shape along the circumferential direction of the processing vessel, and the side peripheral surface of which is inclined ;
The microwave supply means is provided on the top of the top plate, a planar antenna member formed with a number of slits along the circumferential direction,
A waveguide connected to the planar antenna member for guiding microwaves into the processing vessel,
As the side peripheral surface of the concave portion is directed upward, it is inclined so that the interval between the surfaces facing each other is narrowed,
There is no recess for confining the electron density on the lower surface of the top plate at the center side of the top plate than the recess,
If the distance from the center of the top plate to the outer edge of the top plate is D, the distance from the center of the top plate to the outer edge of the recess is D1, and the distance from the center of the top plate to the inner edge of the recess is D2, D1 and D2 Each
The plasma processing apparatus is set to a range represented by 0.88 ≦ D1 / D ≦ 0.96 and 0.2 ≦ D2 / D ≦ 0.64 .
0.16≦D3/D≦0.6で表される範囲に設定されることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。 When the dimension in the radial direction of the top plate on the upper surface of the recess is D3, D3
The plasma processing apparatus according to claim 1, wherein the plasma processing apparatus is set in a range represented by 0.16 ≦ D3 / D ≦ 0.6 .
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