JP5371369B2 - Bulletin board - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、掲示板に関するもので、被掲示物を固定するのに、押しピンとマグネット片のいずれの使用も可能な掲示板に関する。 The present invention relates to a bulletin board, and more particularly to a bulletin board in which either a push pin or a magnet piece can be used to fix a posting object.
従来使用されている掲示板としては、コルク板や不織布等からなる表面材上に被掲示物を押しピンにより止め付けるようにした押しピン専用の掲示板、あるいは表面材に鋼板を使用し、この上に被掲示物をマグネット片で押さえて固定するようにしたマグネット式掲示板が知られている。 As a bulletin board conventionally used, a bulletin board dedicated to a push pin in which a posting object is fastened with a push pin on a surface material made of cork board or nonwoven fabric, or a steel plate is used for the surface material. 2. Description of the Related Art There is known a magnetic bulletin board in which a posting object is pressed and fixed with a magnet piece.
しかし、この種の従来の掲示板は、被掲示物によって、押しピン、マグネット片又は両方を併用したい時に、押しピン専用またはマグネット専用の掲示板であるから、押しピンを使用する場合は押しピン専用の掲示板を使用しなければならず、また、マグネットを使用する場合はマグネット専用の掲示板を使用しなければならず、さらには、両方使用したい場合は従来の掲示板は使用することができないという問題があった。 However, this type of conventional bulletin board is a bulletin board dedicated to a push pin or a magnet when it is desired to use both a push pin, a magnet piece, or both depending on the posting object. There is a problem that a bulletin board must be used, a magnet-specific bulletin board must be used when using a magnet, and a conventional bulletin board cannot be used when using both. It was.
そこで、特許文献1には、このような問題点を解決する掲示板の技術が提案されている。この掲示板は、芯材の表面側に押しピンが刺し通し可能なピン支持材を接着剤により接着し、このピン支持材の表面には、多数の押しピン挿入孔が全域にわたって穿設された磁性材からなる表面材が接着剤によって接着されてなるものである。そのため、被掲示物をマグネット片で固定したいときは、表面材に張り付けた被掲示物上の所望位置にマグネット片を当て置けば、各マグネット片が、磁性材からなる表面材に吸着して被掲示物を固定することができる。また、押しピンを使用したいときは、多数の押しピン挿入孔が表面材全域に設けてあるから、表面材に張り付けた被掲示物上の所望位置で押しピンを押しピン挿入孔からピン支持材に刺し通すことによって、被掲示物を固定することができる。さらに、押しピンとマグネット片を併用するときも、上記のような要領で、表面材に張り付けた被掲示物を押しピンとマグネット片とによって適宜に固定することができる。
特許文献1の掲示板は、押しピン及びマグネット片のいずれの使用も可能なもので、前記課題を解決するものとしてかなり有用なものであった。しかしながら、ピン支持材の表面に表面材を接着剤によって接着しているため、表面材の分別廃棄をすることができず、又、傷、折れ、打痕等により表面材を取替える必要が生じた場合に、簡単容易に表面材を取替えることができないということがあり、さらに有用な掲示板の開発が望まれていた。
The bulletin board disclosed in
また上述のように、多数の押しピン挿入孔が全域にわたって設けられてなる磁性材からなる表面材をピン支持材の表面に貼着したのものにあっては、押しピンを押しピン挿入孔からピン支持材に刺し込む際に、誤ってピン挿入孔から反れて表面材の表面に押しピンを衝突させて押しピンを折損したり、被掲示物を汚損したり、あるいは押しピンが手にあたって手を傷つけたりする場合が多々あった。 In addition, as described above, in the case where a surface material made of a magnetic material in which a large number of push pin insertion holes are provided over the entire region is adhered to the surface of the pin support material, the push pin is removed from the push pin insertion hole. When inserting into the pin support material, the push pin may accidentally bend from the pin insertion hole and collide with the surface of the surface material to break the push pin, soil the display object, or handle the push pin. There were many cases of hurting.
本発明は、このような観点から、押しピンを掲示板本体に刺し込む際に、このような事態の発生が生じないような掲示板を提案することも目的とするものである。 In view of the above, it is an object of the present invention to propose a bulletin board in which such a situation does not occur when the push pin is inserted into the bulletin board body.
なおまた、特許文献1の掲示板は、多数の押しピン挿入孔から、意匠的処理が何ら施されていないピン支持材が直接外部に露呈していて外観上の体裁があまり良くないため、外観上の体裁が良い掲示板の開発が望まれていた。本発明は、このような観点も加味してなされたもので、外観上の体裁がよい掲示板を提供することも目的としている。
In addition, the bulletin board of
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の発明に係る掲示板によれば、押しピンが刺通可能な程度に柔軟性を有するマグネットシート1を備え、該マグネットシート1の表面側に植毛加工によって幾何学模様等の意匠模様からなる化粧仕上げ層2aが一体形成され、該マグネットシート1の裏面側に芯材3が接着され、該芯材3の裏面に裏面板6が接着され、上記マグネットシート1と芯材3と裏面板6の周縁に周枠Bをビス11によって固定し、該マグネットシート1の表面側の前記化粧仕上げ層2aの化粧仕上げ面2a1を被掲示物Sの取付面4としてなることを特徴とする。
If means for achieving the above object is shown with reference numerals in the drawings, the bulletin board according to the invention of
請求項2の発明に係る掲示板は、押しピンが刺通可能な程度に柔軟性を有するマグネットシート1を備え、該マグネットシートの表面側に植毛加工によって幾何学模様等の意匠模様からなる化粧仕上げ層2aが一体形成され、該マグネットシート1の裏面側に芯材3が接着され、該芯材3の裏側の上下左右の周縁に補強桟7を当て、上記マグネットシート1と芯材3と補強桟7に周枠Bをビス11によって固定し、該マグネットシート1の表面側の前記化粧仕上げ層2aの化粧仕上げ面2a1を被掲示物Sの取付面4としてなることを特徴とする。
The bulletin board according to the invention of
請求項3の発明に係る掲示板は、前記化粧仕上げ面2a1である取付面4に発生する磁気吸着力によって、磁性体からなる押さえ具5が取付面4に磁気吸着され、これによって、取付面4と押さえ具5との間で被掲示物Sが挟持されるようになっている請求項1又は2に記載の構成からなることを特徴とするものである。
In the bulletin board according to a third aspect of the present invention, the
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1又は2の発明に係る掲示板によれば、この掲示板の使用において、被掲示物Sを押さえ具Mで固定したいときは、磁気吸引力を有するマグネットシート1の表面側の取付面4の磁気吸引力によって、該取付面4に当接させた押さえ具5が吸着されるから、取付面4に当接させた被掲示物S上の所望位置に押さえ具5を当て付ければ、各押さえ具5が、取付面4に吸着して被掲示物Sを固定することができる。また、押しピンPを使用したいときは、マグネットシート1は押しピンPを刺し込むことができる程度に柔軟性を有し軟質であるから、取付面4に当接させた被掲示物S上の所望位置で押しピンPを取付面4でマグネットシート1に刺し通すことによって、被掲示物Sを容易に固定することができる。また、押しピンPとマグネット片5を併用するときも、上記のような要領で、取付面4上の被掲示物Sを押しピンPと押さえ具5とによって適宜に固定させることができる。
The effect of the invention by the above-described solution means will be described with reference numerals in the embodiments described later. According to the bulletin board according to the first or second aspect of the present invention, the use of the bulletin board suppresses the posting object S. When it is desired to fix with M, the
また本発明によれば、マグネットシート1の表面側に植毛加工によって化粧仕上げ層2aが一体形成され、該化粧仕上げ層2aの化粧仕上げ面2a1を被掲示物Sの取付面4としてなるため、取付面4のどのような位置でも何ら制約されることなく、被掲示物Sを押さえ具5や押しピンPによって取り付けることができるから、被掲示物Sの取付作業を容易に且つ確実に行うことができる。この点、従来にあっては、前述のように、多数の押しピン挿入孔が全域にわたって設けられてなる磁性材からなる表面材をピン支持材の表面に貼着したものにあっては、押しピンを押しピン挿入孔からピン支持材に刺し込む際に、誤ってピン挿入孔から反れて表面材の表面に押しピンを衝突させて押しピンを折損したり、被掲示物を汚損したり、あるいは押しピンが手にあたって手を傷つけたりする場合が多々あったが、本発明では、このような難点を確実に払拭するものである。
According to the present invention, flocking to intoxicated of粧finishing layer 2a on the surface side of the
また本発明にあっては、掲示板本体Aは、裏面側に芯材3を貼着したマグネットシート1と、マグネットシート1の表面側に植毛加工によって一体形成された化粧仕上げ層2aとからなるのみで、マグネットシート1の表面側には、それ以上に何ら表面板等の部材を必要としないから、部品点数が少なく、それだけ安価に製造することができる。
Also in the present invention may contain bulletin board main body A, a
さらに本発明にあっては、マグネットシート1の表面側は、植毛加工によって一体形成された幾何学模様等の意匠模様からなる化粧仕上げ層2aからなり、マグネットシート1の表面側全域にわたって、化粧仕上げ層2aの意匠模様の施された化粧仕上げ面2a1が隈なく露呈するため、意匠性、視認性及び体裁の優れた外観を有する掲示板を提供することができる。
また本発明にあっては、押しピンPを取付面4から化粧仕上げ層2aに差し込むことによって取付面4である化粧仕上げ面2a1にピン挿入跡が残るが、化粧仕上げ層2aを形成しないでマグネットシート1の表面が直接に露出する場合に比べて、ピン挿入跡は化粧仕上げ面2a1の意匠模様内に埋没してその露呈程度が少なく長期間にわたって体裁よく使用することができる。この場合、化粧仕上げ面2a1の化粧仕上げ層2aが植毛加工によって形成されることによって、ピン挿入跡が植毛中に効果的に埋没し一層体裁よく使用することができる。
Furthermore, in the present invention, the surface side of the
In the present invention, the insertion of the push pin P from the
請求項3の発明に係る掲示板によれば、前記化粧仕上げ面2a1である取付面4に発生する磁気吸着力によって、磁性体からなる押さえ具5が取付面4に磁気吸着され、これによって、取付面4と押さえ具5との間で被掲示物Sが挟持されるようになっているから、押さえ具Mは、単に磁性体、例えば鉄材や鋼材によって形成すればよく、従来のように永久磁石(マグネット片)を用いる必要がないから、この面でも安価に製作することができる。
According to the bulletin board according to the invention of
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る掲示板の正面図、図2は本発明の要部であるマグネットシートのを示すもので、そのうち(a)は正面図、(b)は縦断面図、図3は背面図、図4は図1のX−X線拡大詳細縦断面図である。 A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a bulletin board according to the present invention, and FIG. 2 shows a magnet sheet which is a main part of the present invention. a) is a front view, (b) is a longitudinal sectional view, FIG. 3 is a rear view, and FIG. 4 is an enlarged longitudinal sectional view taken along line XX of FIG.
この掲示板は、正面視矩形状の掲示板本体Aと、この本体Aの周縁に取り付けられる周枠Bとから構成される。掲示板本体Aは、図4に示すように、芯材3の表面側に、柔軟性を有し押しピンPを刺通可能な程度に柔軟性を有するマグネットシート1を接着剤によって接着してなるものである。
This bulletin board is composed of a bulletin board main body A having a rectangular shape in front view and a peripheral frame B attached to the periphery of the main body A. Boards body A, as shown in FIG. 4, on the surface side of the
マグネットシート1は、フェライト粉等の磁性粉末を天然又は合成ゴムあるいは合成樹脂等のバインダーに混合し混練してシート状に成形し、これを周知の着磁装置によって片面着磁させて、押しピンが刺通可能な程度に柔軟性を有し、片面側に磁気吸引力を有するシート材からなるものである。
The
このマグネットシート1の裏面側、即ち非着磁面側に上述のように前記芯材3が接着され、マグネットシート1の表面側、即ち着磁面側に、図2(a)および(b)に示すような表面側に化粧仕上げ面2a1の表れた化粧仕上げ層2aが形成される。なお、マグネットシートの磁気吸引力はフェライト粉等の磁石粉末の混合比率や、各種磁石粉末の磁気吸引力の強弱によって決定される。
As described above, the
前記化粧仕上げ層2aは、マグネットシート1の表面側に植毛加工を施すことによって形成される。植毛加工は、ナイロンやレーヨン等でその太さが直径11〜90μm、長さが0.3〜5mm、好ましくは直径が19μm、長さが0.8mm、あるいは直径が14μm、長さが0.6mmの短繊維を用い、これらの短繊維を植毛対象物であるマグネットシート1の表面に形成した接着層に静電気力によって垂直に植毛されることによって形成されるのであるが、この際、接着層を表面側から見て、図2(a)、図1に示すように美観のよい幾何学模様等の意匠模様に形成されることによって、この接着層に植毛される短繊維の分布も幾何学模様等の意匠模様からなる化粧仕上げ面2a1を呈することになる。
The decorative finish layer 2 a is formed by applying a flocking process to the surface side of the
そして、本発明にあっては、上記化粧仕上げ面2a1の全域を直接に被掲示物Sの取付面4としてなることを特徴とするものである。なお、芯材3の裏面に、図4に示すように裏面材6を接着剤で貼着することによって形成される。この掲示板本体Aの縦横のサイズを参考までに例示すれば、縦が約890mm、横が約1790mmである。
And in this invention, the whole region of the said makeup | decoration finishing surface 2a1 becomes the
芯材3は、パーティクルボードからなるもので、その厚みを参考までに例示すれば、約12mmである。尚、パーティクルボードとは、所要の木材を破砕して粒状にしたものに接着剤を加えて熱圧縮成形した板材料のことであり、軽量で十分な強度もあり、しかも安価である。
The
芯材3として、パーティクルボード以外に発砲スチロール、段ボール、合板または繊維板(繊維成形板)を使用することができ、これらは特に軽量で、安価に入手できるものである。また、前記パーティクルボード、発砲スチロール、段ボール、合板または繊維板は押しピンPが刺し通し可能であるから、マグネットシート1が十分に厚く形成されていなくても、マグネットシート1に刺した押しピンPを芯材3まで通し入れることができる。
As the
このように形成されてなるマグネットシート1は、刺し通された押しピンPを確実に支持し得るもので、厚みを参考までに例示すれば、約0.5mmである。
The
裏面材6は、鋼板あるいはアルミニウム板等の金属板からなり、この金属板6には所望の色のカラー塗装が施されている。厚みを参考までに例示すれば、金属板6の厚みは約0.5mmである。この裏面材である金属板6を有することにより、芯材3が補強され掲示板全体として十分な強度が確保され、外観上の体裁も良くなる。
Back
また、周枠Bは、図1及び図3より分かるように、上下の横枠8,8と左右の縦枠9,9と、これら上下横枠8,8と左右の縦枠9,9との各コーナー部を接続するコーナー枠10とから構成され、これらの各枠8,9,10は、それぞれアルミニウム又は硬質合成樹脂によって一体形成される。
As can be seen from FIGS. 1 and 3, the peripheral frame B includes upper and lower
図5は、本発明の他の実施形態を示すもので、柔軟性を有する合成ゴム又は軟質合成樹脂に磁石粉末を混練し着磁させてなるマグネットシート1を備え、該マグネットシート1の表面側に植毛加工によって幾何学模様等の意匠模様からなる化粧仕上げ層2aが一体形成され、該マグネットシート1の裏面側に芯材3が接着剤で貼着され、該マグネットシート1の表面側に植毛加工によって化粧仕上げ層2aが形成され、これら化粧仕上げ層2aの表面側の化粧仕上げ面2a1を被掲示物Sの取付面4とする点は、同一符号を付して示すように前記実施形態と同じであるが、さらに前記実施形態にあっては、さらに鋼板あるいはアルミニウム板等の金属板かなる裏面材6を設けているが、この実施形態にあっては、合板または樹脂板(樹脂成形板)からなる芯材3の裏側の上下左右の周縁に補強桟7を当て、アルミ型材製の周枠Bを補強桟7にビス11によって固定することによって、化粧仕上げ層2aを有するマグネットシート1と芯材3とを一体的に固定するようにしたものである。この実施形態によれば、前記実施形態のように金属板からなる裏面材6を取り付ける必要がなく、その前後左右の周縁を補強桟7と周枠Bとで固定するだけであるから構造簡単になり、この面で一層安価に掲示板を製作することができる。
FIG. 5 shows another embodiment of the present invention, which includes a
上記のような構成よりなる掲示板を組み立てるには、先ず、掲示板本体Aを組み立てる。この掲示板本体Aを組み立てるには、芯材3の表面側にマグネットシート1の裏面側を両面テープ又は接着剤により接着し、芯材3の裏面側に裏面材である金属板6を接着剤によって接着する。そして、前記マグネットシート1の表面側、即ち着磁面側に形成した前述の化粧仕上げ層2aの化粧仕上げ面2a1を取付面4とするだけで掲示示板本体Aを組み立てることができる。
In order to assemble the bulletin board having the above configuration, first, the bulletin board main body A is assembled. In order to assemble this bulletin board main body A, the back surface side of the
掲示板本体Aを組み立てた後、その掲示板本体Aの周縁に、図1、図3及び図4に示すように、上下横枠8,8、左右縦枠9,9及び各コーナー枠10からなる周枠Bを嵌合して、夫々裏側からビス11(図4)で固着すれば、図4に示すように、化粧仕上げ層2aを有するマグネットシート1、芯材3及び裏面材である金属板6が一体的に重合された状態で周枠Bに固定されて掲示板が組み立てられる。
After assembling the bulletin board body A, as shown in FIGS. 1, 3, and 4, the periphery of the bulletin board body A is composed of upper and lower
以上説明した本発明の一実施形態に係る掲示板によれば、被掲示物Sを押さえ具5で固定したいときは、磁気吸引力を有するマグネットシート1の表面側の取付面4の磁気吸引力によって、該取付面4に当接させた押さえ具5が吸着されるから、取付面4に当接させた被掲示物S上の所望位置に押さえ具5を当て付ければ、各押さえ具5が、取付面4に吸着して被掲示物Sを固定することができる。また、押しピンPを使用したいときは、マグネットシート1は押しピンPを刺し込むことができる程度に柔軟性を有し軟質であるから、取付面4に当接させた被掲示物S上の所望位置で押しピンPを取付面4でマグネットシート1に刺し通すことによって、被掲示物Sを容易に固定することができる。
According to the bulletin board according to the embodiment of the present invention described above, when it is desired to fix the posting object S with the
図6の(a)は、押しピンPを示し、(b)は押さえ具5が示されている。このうち押さえ具5は、(c)の縦断面図にも示すように、全体がボタン形状に形成され、合成樹脂製の外カバー5aとこれに内蔵された鉄材や鋼材からなる磁性片5bとからなる。このように、化粧仕上げ面2a1である取付面4に発生する磁気吸着力によって押さえ具5が磁気吸着されるようになっているのであるから、押さえ具5は、単に磁性体、例えば鉄材や鋼材からなる磁性片5bによって形成すればよく、従来のように永久磁石(マグネット片)を用いる必要がないから、この面でも安価に製作することができる。
6A shows the push pin P, and FIG. 6B shows the
また押しピンPを取付面4から化粧仕上げ層2aに差し込むことによって取付面4である化粧仕上げ面2a1にピン挿入跡が残るが、化粧仕上げ層2aを形成しないでマグネットシート1の表面が直接に露出する場合に比べて、ピン挿入跡は化粧仕上げ面2a1の意匠模様内に埋没してその露呈程度が少なく長期間にわたって体裁よく使用することができる。この場合、化粧仕上げ面2a1の化粧仕上げ層2aが植毛加工によって形成されることによって、ピン挿入跡が植毛中に効果的に埋没し一層体裁よく使用することができる。
Although pin insertion marks on the decorative
1 マグネットシート
2a 化粧仕上げ層
2a1 化粧仕上げ面
3 芯材
4 取付面
5 押さえ具
6 裏面板
7 補強桟
11 ビス
A 掲示板本体
B 周枠
P 押しピン
S 被掲示物
DESCRIPTION OF
11 screw A bulletin board main body B perimeter frame P push pin S
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