JP5361828B2 - 移動通信システムにおけるパケット再送方法及びそのプログラムが記録されたコンピュータで読取り可能な記録媒体 - Google Patents

移動通信システムにおけるパケット再送方法及びそのプログラムが記録されたコンピュータで読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は移動無線環境で運営される移動通信システムで効率的なパケット再送方法に関するものである。
より詳しくは、効率的なバッファー管理及び効率的なスケジューリング方法を提供できる自動再送要求(Automatic Repeat Request;ARQ)方法に関するものである。
移動無線環境、特に無線インターネットシステムではエラー率の最少化とエラー訂正能力の向上のためにARQアルゴリズムが提案されている。
ARQは伝送された各々のパケットに対してACKまたはNACKメッセージを参照したり、受信されなかった場合にはタイムアウト時間の経過を考慮して失われたパケットを再送する方法である。
図1はARQ送信機及び受信機を示したブロック図である。
送信部10はデータPDU(Protocol Data Unit)を受信部に伝送する。前記PDUは上位階層11からのバッファー12に貯蔵されたSDU(Service Data Unit)から生成され、ARQメカニズムによって送信される。前記PDUはパケット形態のデータを含むことができる。
前記PDUの送信成功及び失敗の結果により、ARQ受信機23はACKまたはNACKの情報が含まれているARQフィードバックメッセージを伝送する。
無線携帯インターネットシステムの自動再送を利用したエラー訂正のためにARQフィードバックメッセージを利用する。前記ARQフィードバックメッセージは受信成功または失敗によってACKまたはNACKメッセージが利用される。
前記ACKまたはNACKメッセージによって、ARQ送信機13はPDUを再送したり、廃棄メッセージをARQ受信機23に伝送する。
上述したように、受信成功率または失敗率の自動再送の結果は、送信部10が受信部またはチャンネルによるデータ伝送の効率性を分析する基礎となって、その後QoS分析及びスケジューリングに利用する。
図2は従来のARQ方法を説明するための信号流れ図である。
上述した送信部10がパケットなどを利用してデータを伝送すると、受信部はこれに対するARQフィードバックメッセージとしてACKメッセージを伝送する。前記ACKメッセージは累積型ACKメッセージと、選択型ACKメッセージが存在する。前記ACKメッセージの詳しい説明は後述する。
ARQ受信機はデータパケットの受信によって適切なACKメッセージを回答するが、通信チャンネルの状態が不良な場合には、データパケットが途中で消失してデータ受信自体ができなくなる場合が発生する。
また、上述した環境に起因して、ACKメッセージが消失して送信部がACKメッセージを受けられない場合が発生する。データパケットまたはACKメッセージが消失した場合には、ARQ送信機またはARQ受信機は無制限に待機したり、データを再送することでなく、所定のライフタイム(寿命時間)が経過すれば当該データパケットを廃棄することが好ましい。
従来には、データパケットまたはACKメッセージが消失して送信部でACKメッセージを所定のライフタイムの間に受けられなかった場合には、ARQ送信機は廃棄メッセージ(discard message)を伝送する(S1)。
前記廃棄メッセージに対してARQ受信機は廃棄応答メッセージを発送し、これをARQ送信機が受信した場合には伝送したデータパケットについては廃棄処理が完了する(S2)。
図3乃至図4は無線携帯インターネットシステムでARQフィードバックメッセージの形態を各々示している。
図3は選択的ACKメッセージを示している。
図3において、無線携帯インターネットシステムにおけるMAC階層で12個のPDUが受信部に伝送され、ここで、第4、7、8、12番目のシークエンス番号に対応するPDUにエラーが発生すると仮定する。これに対して受信部のARQ受信機はARQフィードバックメッセージとしてACK MAPを伝送する。前記ACK MAPは受信成功を‘1’で、受信エラーや失敗を‘0’でマッピングする。前記ACK MAPはARQ送信機が受信して、0でマッピングされたシークエンス番号のPDUを再送する。
図4は累積的ACKメッセージを示している。
図3のように、第4、7、8、12番目のシークエンス番号に対応するPDUにエラーが発生した場合には、ARQ受信機は成功的に受信されたPDUのシークエンス番号まで記録してARQフィードバックメッセージを作成する。
したがって、図4では第3番目のシークエンス番号に相当するPDUが成功的に受信したことを知らせ、ARQ送信機は第4番目のシークエンス番号に対応するPDUから第12番目に対応するPDUを再送する。
図5は選択的−累積的混合型ACKメッセージを示している。
図3に示された選択的ACKメッセージは受信エラーがあるPDUに対してのみ再送を行うため効率的ではあるが、データ処理時間とACK MAPのメッセージが大きくなる問題点がある。図4に示された累積的ACKメッセージはフィードバックメッセージの容量が少なくて処理速度が速いが、再送しなければならないデータが大きくなる問題点が存在する。
図5は上述した選択的ACKメッセージと累積的ACKメッセージの長所を組み合わせて、成功的に受信したPDUのシークエンス番号と、それ以後のACKマップを作成して再送を要求する方式である。
一方、上述したように、従来技術においてデータを伝送した後に所定のライフタイムが経過した場合には廃棄メッセージを伝送し、これに対する廃棄応答メッセージを受信した場合にのみ廃棄処理が完了する。このような従来技術では上述したACKメッセージの他にも廃棄のための別途のフィードバックメッセージを必要とする負担が発生する。
また、上述したように所定のライフタイムが経過して廃棄状態に進入した場合と、伝送失敗(NACK)によって廃棄状態に進入する場合を同一に取り扱う場合には、公正なスケジューリングが不可能である。このような廃棄情報はQoSに関する虚偽統計量になって、当該セッションに関するブロック損失率を正確に提供できない問題点が存在する。
特開2003−273844号公報 特開平11−32077号公報 特開2003−258938号公報
本発明は任意のブロックに対する損失処理を効率的に行うパケット再送方法を提供する。
また、本発明はメッセージのオーバーヘッドを減少させ、バッファー管理が効率的なパケット再送方法を提供する。
また、本発明はセッション間のQoSを正確に計算して、公正な再送機会を提供するパケット再送方法を提供する。
このような技術的課題を達成するために、本発明の一つの特徴によるパケット再送方法は、a)送信部から受信部に伝送されたパケットに対してACKメッセージがない場合には再送のための待機時間を設定する段階と、b)再送のための待機時間が超過した場合、ARQ送信機がパケットの再送を行う段階と、c)ARQ送信機がARQブロックの最大管理時間を超過したかどうかを判断し、前記ARQブロックの最大管理時間を超過した場合、前記パケットを送信部のバッファーから廃棄するために廃棄状態に遷移してACKメッセージを待機する段階を含み、前記廃棄状態では送信部は前記パケットの廃棄メッセージを前記受信部に伝送し、前記ACKメッセージを受信する場合、前記廃棄メッセージの伝送可否に関係なく前記パケットを前記送信部のバッファーから廃棄する。
ここで、前記廃棄状態で待機する前記ACKメッセージは、前記パケットに対するACKメッセージと廃棄メッセージに対するACKメッセージを全て含む。
また、本発明の特徴によるパケット再送方法は、d)前記受信部にパケットを再送する最大回数を設定する段階と、f)前記受信部からパケット伝送のエラーを意味するNACKメッセージが受信されたかどうかを判断し、前記NACKメッセージが受信された場合にはパケットの再送を行う段階と、g)前記段階(f)以後、最大再送回数を超過した場合には前記廃棄状態に遷移する段階をさらに含む。
また、本発明の特徴によるプログラムが記録された媒体は、a)送信部から受信部に伝送されたパケットに対してACKメッセージがない場合には再送のための待機時間を設定する機能と、b)前記再送のための待機時間を超過した場合にはARQ送信機がパケットの再送を行う機能と、c)ARQ送信機がARQブロックの最大管理時間を超過したかどうかを判断し、前記ARQブロックの最大管理時間を超過した場合、前記パケットを送信部のバッファーから廃棄するために廃棄状態に遷移してACKメッセージを待機する機能を含み、前記廃棄状態では送信部は前記パケットの廃棄メッセージを前記受信部に伝送し、前記ACKメッセージを受信する場合、前記廃棄メッセージの伝送可否に関係なく前記パケットを前記送信部のバッファーから廃棄するプログラムが記録される。
また、前記記録媒体に記録されたプログラムは、d)前記受信部にパケットの最大再送回数を設定する機能と、f)前記受信部からパケット伝送のエラーを意味するNACKメッセージが受信されたかどうかを判断し、前記NACKメッセージが受信された場合にはパケットの再送を行う機能と、g)前記段階(f)以後、最大再送回数を超過した場合には前記廃棄状態に遷移する機能をさらに含むことができる。
本発明のパケット再送方法によれば、伝送したデータパケットが廃棄状態になった場合、別途の廃棄メッセージの伝送可否を判断せず、ACKを受けただけでバッファーからパケットを廃棄すればよいので、効率的なバッファー管理が可能である。さらに、別途の廃棄メッセージに対する応答が必要でないため、ARQフィードバックメッセージのオーバーヘッドを節約できる。
また、パケットの廃棄条件において、ARQブロックの最大管理時間を超えた場合の他にもNACKを受信した後、最大再送回数を超えた場合にもパケットを廃棄状態に遷移させることによって公正な再送動作を行って、効率的なスケジューリングを提供できる。
ARQ送信機及び受信機を示したブロック図である。 従来のARQ方法を説明するための信号流れ図である。 選択的ACKメッセージを示している。 累積的ACKメッセージを示している。 選択的−累積的混合型ACKメッセージを示している。 本発明の実施形態が実現される無線携帯インターネットの網構造を概略的に示した図面である。 本発明の実施形態による無線携帯インターネットシステムの階層構造を示した階層図である。 本発明の実施形態が適用できる無線携帯インターネットシステムにおける基地局と加入者端末器の連結構造を示した概略図である。 本発明の実施形態によるARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。 本発明の他の実施形態によるARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。 本発明の他の実施形態によるARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。 本発明の他の実施形態によるARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。 本発明の実施形態によるパケット再送方法を示した流れ図である。 本発明の実施形態によるARQ受信機の動作を示した流れ図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態について本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明する。しかし、本発明は多様で相異なる形態に実現でき、ここで説明する実施形態に限られない。
図面で本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略した。明細書全体にわたって類似な部分については同一図面符号を付けた。
次に、本発明の実施形態によるパケット再送方法について図面を参照して詳細に説明する。
図6は本発明の実施形態が実現される無線携帯インターネットの網構造を概略的に示した図面である。
無線携帯インターネットシステムは基本的に加入者端末器100、前記加入者端末機器と無線通信を行う基地局200、210、前記基地局とゲートウェイを通じて接続されたルーター300、310、インターネット網を含む。
無線携帯インターネットシステムでは、図6に示された加入者端末器100が一つの基地局200が担当するセルから他の基地局210が担当するセルに移動する場合にも、その移動性を保障して途絶えないデータ通信サービスを提供し、移動通信サービスのように加入者端末器100のハンドオーバーを支援し、加入者端末器の移動によって動的なIPアドレス割当などを行う。
ここで、無線携帯インターネット加入者端末器100と基地局200、210は、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;以下、OFDMAと言う)方式で通信を行うことができ、この方式に限定されるわけではない。OFDMA方式は本質的に多重経路で発生するフェーディング(fading)に強く、データ伝送率が高い。
IEEE802.16e規格の無線携帯インターネットシステムは、加入者端末器100と基地局200、210間に要求/受諾によって適応的に変調とコーディング方式が選択される適応型変調符号化方式(Adaptive modulation and coding;AMC)を採用する。
図7は本発明の実施形態による無線携帯インターネットシステムの階層構造を示した階層図である。
IEEE802.16eの無線携帯インターネットシステムの階層構造は大きく物理階層L10と媒体アクセス制御(Media Access Control;以下、MACと言う)階層L21、L22、L23に区分される。物理階層L10は変復調及びコーディングなど、通常の物理階層で行う無線通信機能を担当している。
一方、無線携帯インターネットシステムは有線インターネットシステムのようにその機能別に細分化された階層を有さず、一つのMAC階層で多様な機能を担当する。その機能別にサブ階層を見てみると、MAC階層はプライバシーサブ階層L21、MAC共通部サブ階層L22、サービス特定集合サブ階層L23を含むことができる。
サービス特定集合サブ階層(Service Specific Convergence Sublayer)L23は連続的なデータ通信においてペイロードヘッダサプレション(suppression)及びQoSマッピング機能を担当する。
MAC共通部サブ階層L22はMAC階層の核心的な部分で、システムアクセス、帯域幅割り当て、コネクション設定及び維持、QoS管理に関する機能を担当する。
プライバシーサブ階層L21は装置認証及び保安キー交換、暗号化機能を行う。プライバシーサブ階層L21で装置の認証のみが行われ、使用者認証はMACの上位階層(図示せず)で行われる。
図8は本発明の実施形態が適用できる無線携帯インターネットシステムで基地局と加入者端末器の連結構造を示した概略図である。
加入者端末器SSのMAC階層と基地局BSのMAC階層はコネクションという連結関係が存在する。ここで、使用される前記“コネクションC1”という用語は、物理的連結関係でなく論理的連結関係を意味し、一つのサービスフローのトラフィックを伝送するために加入者端末器SSと基地局BSのMAC同位階層(peer)の間のマッピング関係として定義できる。
したがって、前記コネクションC1上で定義されるパラメータまたはメッセージはMAC同位階層間の機能を定義したものであり、実際にはそのパラメータまたはメッセージが加工及びフレーム化されて物理階層を経て伝送され、前記フレームを分析してMAC階層でそのパラメータまたはメッセージに対応する機能を行う。MACメッセージは各種動作に対する要求REQ、応答RSP、確認ACK機能を行う多様なメッセージを含む。
本発明の実施形態によるパケット再送方法が無線携帯インターネットシステムに適用される場合には、パケット伝送に関するACKはMACメッセージを利用して行われてもよい。
図9は本発明の実施形態によるARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。
以下では図9に示された実施形態のARQ送信機及び受信機で使用されるパラメータを定義する。以下で説明するパラメータは送信部のARQ送信機の状態を遷移させるのに考慮する値に相当する。
ARQ_BSN_MODULUS:固有ブロックシークエンス番号の個数
ARQ_BLOCK_LIFETIME:最初の伝送発生時、ARQ送信機によって管理されるARQブロックの最大時間
ARQ_RETRY_TIMEOUT:ACKされなかったブロックの再送前に待機される時間
次に、図9に示された実施形態のARQ送信機状態ダイヤグラムにおける各々の状態を定義する。
Not−sent(ST1):パケットが1度も伝送されていない状態を意味する
Outstanding(ST2):パケット伝送中である状態(再送を含む)
Done(ST3):ACKを受けた状態
Waiting−for−retransmission(ST4):NACKメッセージを受けたり、伝送後ACKメッセージを受ける前の経過時間がARQ_RETRY_TIMEOUTを超えた場合
Discarded(ST5):初期伝送後、ACKを受ける前の経過時間がARQ_BLOCK_LIFETIMEを超過した状態
以下、説明を簡単にするために、各々の状態を状態(ST1)乃至状態(ST5)と称する。
本発明の実施形態で送信端から受信端にパケットが伝送されれば、成功的なパケット受信を示すACKメッセージを待機する。ACKメッセージを受信すると、ARQ送信機は状態(ST3)に遷移する。
一方、伝送中であるパケットに対してNACKメッセージを受けた場合または待機時間(ARQ_RETRY_TIMEOUT)を超えた場合には状態(ST4)に進入して再送を要求する。状態(ST4)で再送によってパケットを成功的に受信した場合には、ACKメッセージを受信してARQ送信機は状態(ST3)に遷移する。
しかし、再送状態(ST2)または再送待機のための状態(ST4)で既に定められた時間(ARQ_BLOCK_LIFETIME)が超過する場合には、ARQ送信機は状態(ST5)に遷移する。
本発明の実施形態は状態(ST5)では伝送したパケットに対して廃棄状態に進入したためARQ廃棄メッセージの伝送可否に関係なくACKメッセージのみ受信する場合には状態(ST3)に遷移し、伝送したパケットを廃棄処理する。つまり、本発明の実施形態ではARQ_BLOCK_LIFETIMEが超過した場合には廃棄メッセージに対するACKであるか、伝送したパケットに対するACKメッセージであるかに関係なくARQフィードバックメッセージとしてACKのみを受信した場合には状態(ST3)に遷移され、バッファー内の伝送しようしたパケットは廃棄される。つまり、伝送したデータパケットが成功的に受信されてACKを受けたり、所定の廃棄条件によってバッファーで廃棄する場合、全てバッファー内のパケットは廃棄させることがバッファーの管理面で効率的であるためである。
したがって、本発明の実施形態では廃棄メッセージに対する応答が一般的なARQフィードバックメッセージを通じて行われ、廃棄メッセージの伝送可否に関係なくACKを受信した場合には状態(ST3)に遷移するようにために効率的なバッファー管理が可能であり、廃棄メッセージ応答のためのARQフィードバックメッセージのオーバーヘッドを節減できる。
図10は本発明の他の実施形態によるARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。
以下、図10に示されたARQ送信機及び受信機で使用されるパラメータを定義する。
ARQ_BSN_MODULUS:固有ブロックシークエンス番号の個数
ARQ_BLOCK_LIFETIME:最初の伝送発生時、ARQ送信機によって管理されるARQブロックの最大時間
ARQ_RETRY_TIMEOUT:ACKがされていないブロックの再送前に待機する時間
ARQ_MAX_RETRANSMIT:再送の最大回数
以下、図10に示された実施形態のARQ送信機状態ダイヤグラムで各々の状態を定義する。
Not−sent(ST1):パケットが1度も伝送されていない状態を意味する
Outstanding(ST2):パケット伝送中である状態(再送を含む)
Done(ST3):ACKを受けた状態
Waiting−for−retransmission(ST4):NACKメッセージを受けたり、伝送後ACKメッセージを受ける前の経過時間がARQ_RETRY_TIMEOUTを超えた場合
Discarded(ST5a):初期伝送後、ACKを受ける前の経過時間がARQ_BLOCK_LIFETIMEを超過した状態または“Outstanding”状態でNACKを受けた後、再送回数が最大再送回数を超えた状態
図10に示された実施形態では送信端から受信端にパケットが伝送されれば、成功的なパケット受信を示すACKメッセージを待機する。ACKメッセージを受信するとARQ送信機は状態(ST3)に遷移する。
一方、伝送中であるパケットに対してNACKメッセージを受けた場合または待機時間を超えた場合には、状態(ST4)に進入して再送を要求する。状態(ST4)で再送によってパケットを成功的に受信した場合にはACKメッセージを受信して、ARQ送信機は状態(ST3)に遷移する。
しかし、再送状態(ST2)または再送待機のための状態(ST4)で既に定められたARQ_BLOCK_LIFETIMEが超過する場合には、ARQ送信機は状態(ST5a)に遷移する。また、図10で示された実施形態では状態(ST4)でNACKを受信した場合には再送を行うが、前記再送の回数が既に定められた最大再送回数(ARQ_MAX_RETRANSMIT)を超過する場合にも状態(ST5a)に遷移する。
つまり、図10に示された実施形態ではNACKを受信した場合にはARQ_BLOCK_LIFETIMEが全て経過しなくても、既に定められた最大再送回数を超過した場合には状態(ST5a)に進入してパケット廃棄のための動作を行う。したがって、NACKを受けた場合とNACKを受けていない場合の廃棄メッセージ伝送のタイミングを異ならせて管理できる。
NACKを受けた場合とNACKを受けていない場合を区分する理由は、再送回数において公正性を確保するためである。例えば、あるパケットは1度再送されて廃棄され、あるパケットは何度も再送されて廃棄されると、パケット間の再送機会が同等であると見られない。つまり、ARQ_BLOCK_LIFETIMEのみを考慮して当該セッションQoS統計量を計算すれば、実際に多くの再送が行われたセッションとそれより少ない再送が行われたセッションが同一な虚偽統計値を有する。
したがって、図10に示された実施形態では、このような虚偽統計量が発生することを防止して、今後効率的なスケジューリングを提供できる。
図10に示された実施形態でも状態(ST5a)では伝送したパケットに対して廃棄状態で進入したため廃棄メッセージの伝送可否に関係なくARQフィードバックメッセージとしてACKメッセージのみ受信する場合には状態(ST3)に遷移し、伝送したパケットをバッファーで廃棄処理する。つまり、本発明の実施形態ではARQ_BLOCK_LIFETIMEが超過したり、NACKを受けた状態で最大再送回数が超えた場合には、ARQ廃棄メッセージに対するACKであるか伝送したパケットに対するACKメッセージであるかに関係なくACKメッセージだけ受信した場合には状態(ST3)に遷移されてバッファー内に伝送しようとしたパケットは廃棄される。
したがって、図10に示された実施形態でも廃棄メッセージに対する応答が一般的なARQフィードバックメッセージを通じて行われるので、ARQ送信機の効率的なバッファー管理が可能である。
図11は本発明の他の実施形態にARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。
図9及び図10に示された実施形態と比較してみれば、図11に示された実施形態は以下の状態をさらに定義する。以下で繰り返される説明は省略する。
Retry−timeout(ST6):伝送後ACKを受ける前の経過時間がARQ_RETRY_TIMEOUTを超過した状態
NACKed(ST7):NACKを受けた状態
Discarded(ST5b):初期伝送後、ACKを受ける前の経過時間がARQ_BLOCK_LIFETIMEを超過した状態
図11に示された実施形態では再送を要求する場合、状態(ST6)と状態(ST7)に区分して処理する。
状態(ST6)の場合、ARQ送信機がNACKを受けた場合には状態(ST7)に遷移する。
一方、状態(ST2)、状態(ST6)及び状態(ST7)の全てにおいてARQ_BLOCK_LIFETIMEが経過した場合には状態(ST5b)に遷移する。
状態(ST5b)に遷移した場合には、廃棄メッセージの伝送可否に関係なくARQフィードバックメッセージとしてACKメッセージを受けると状態(ST3)に遷移する。
図12は本発明の他の実施形態によるARQ送信機の動作状態を示した状態ダイヤグラムである。
図12に示された実施形態は状態(ST5c)が以下のように定義され、他の構成は図11に示された実施形態と同様である。
Discarded(ST5c):初期伝送後、ACKを受ける前の経過時間がARQ_BLOCK_LIFETIMEを超過した状態または“Outstanding”状態でNACKを受けた後の再送回数が最大再送回数を超えた状態
図12に示された実施形態でも状態(ST6)の場合、NACKを受けた場合には状態(ST7)に遷移し、状態(ST2)、状態(ST6)及び状態(ST7)の全てにおいてARQ_BLOCK_LIFETIMEが経過した場合には状態(ST5c)に遷移する。
ここで、状態(ST2)ではARQ_BLOCK_LIFETIMEが超過する場合だけでなく、状態(ST2)がNACKを受けた状態で再送を行う場合、既に定められた最大再送回数(ARQ_MAX_RETRANSMIT)が超過する場合にも状態(ST5c)に遷移する。
つまり、図12に示された実施形態ではNACKを受信して再送を行う状態(ST2)にはARQ_BLOCK_LIFETIMEが全て経過しなくても、既に定められた最大再送回数を超過した場合には状態(ST5c)に進入してパケット廃棄のための動作を行う。したがって、NACKを受けた場合とNACKを受けていない場合の廃棄メッセージ伝送のタイミングを異ならせて管理できる。
NACKを受けた場合とNACKを受けていない場合を区分する理由は、上述したように再送回数において公正性を確保するためである。したがって、図12に示された実施形態では虚偽統計量を発生することを防止して、今後効率的なスケジューリングを提供できる。
図13は本発明の実施形態によるパケット再送方法を示した流れ図である。
送信部でデータパケットが送信されると(S110)、受信部では受信されたデータパケットが成功的に受信されたかどうかを判断する(S210)。
受信部でパケットが成功的に受信された場合には、ARQフィードバックメッセージとしてACKメッセージを送信する(S230)。ACKメッセージを受けた送信部は当該データパケットをバッファーで除去して、次の他のデータパケットの伝送を準備する。
もし受信部で受信したパケットに受信エラーが発生した場合には、データパケット受信に失敗したという意味のNACKメッセージを回送する。
前記NACKメッセージを受けた場合だけでなく、送信部でデータパケットを伝送した後、再送待機時間が超えるまでACKまたはNACKメッセージを受信しない場合、送信部はデータパケットの再送を決めて、同一なデータパケットの再送を行う(S120)。データ再送が決定されれば、段階(S110)に戻って通常のデータ伝送の動作を行う。
一方、段階(S130)はARQ送信機で定めたデータパケット伝送のための最大時間が経過したかどうかを判断する。もし、段階(S130)でデータパケット伝送のために割り当てられた最大時間が経過した場合には、送信部はそれ以上データパケットの再送を行わず、受信部からACKメッセージが受信されたかどうかを確認する(S150)。ここで、前記ACKメッセージは伝送したデータパケットに対する確認であるかまたはデータ廃棄命令に対する確認であるかは区別する必要はなく、単にARQフィードバックメッセージとしてACKメッセージが受信された場合にはデータパケット伝送を中止し、バッファーでデータパケットを廃棄する(S170)。
また、段階130と共に段階140では、ARQ送信機でNACKを受けた場合に設定した最大再送回数が超過したかどうかを判断できる。もし、ARQ送信機に設定された最大時間が経過していなくても、データパケットの再送を行った回数が最大値を超えた場合にもそれ以上データパケットの再送を行わず、ARQフィードバックメッセージとしてACKの受信を確認する(S150)。ここで、ACKメッセージを受信した場合には廃棄メッセージ伝送可否に関係なくデータパケットはバッファーで廃棄される(S170)。
一方、ACKが受信されていない場合には、別途のARQ送信機は廃棄メッセージを伝送しACKメッセージを確認できる(S160)。この場合にも、ACKメッセージが到達すれば、これが伝送データに対するACK認知廃棄メッセージに対するACKであるかどうかを区分する必要なく、データパケットはバッファーで廃棄される(S170)。
したがって、本願発明の実施形態による場合、廃棄状態で単にACKのみを受信する場合、全て同一な状態で送信バッファーを管理するためバッファーの管理が簡単になり、効率的でもある。
また、ARQに使用される最大時間だけでなく、NACKによる再送回数を考慮して廃棄条件を導き出すためにQoSの虚偽統計量を防止でき、再送の公正性を確保することもできる。
図14は本発明の実施形態によるARQ受信機動作を示した流れ図である。
図14に示された流れ図は上述したARQ送信機の動作に対応して動作するARQ受信機の動作を示した図面である。
ARQブロックがARQ受信機に到着すれば、ARQ受信機は送信されたブロックのブロックシークエンス番号がARQ受信機が設定したARQウィンドウの範囲内であるかどうかを判断する(S300)。
ARQ受信機はACKされた最後のブロックシークエンス番号以後に所定の個数のブロックをウィンドウで設定し、受信されたARQブロックのブロックシークエンス番号が前記ウィンドウ範囲に属するかどうかを判断する。もし、前記ウィンドウに属しない場合には、前記ブロックは廃棄される(S330)。
受信されたARQブロックがARQウィンドウ範囲内である場合には、ARQ受信機は受信されたブロックがデュプリケートされたものであるかどうかを判断する(S340)。ここで、ブロックデュプリケートは送信部と受信部との間に無線環境状態が不良であるため既にACKされたブロックがNACK状態に歪曲通知されて、ACKされたブロックが再送された場合を意味する。
ブロックがデュプリケートされた場合には段階(S372)に移動して、所定のタイマーを設定し、このブロックシークエンス番号に対応するARQブロックを廃棄する。ここで、タイマーが待機する時間は受信ウィンドウの開始ブロック(ARQ_RX_WINDOW_START)の進行(Advancement)に起因しないブロックの受信後待機時間として定義されるパラメータ(ARQ_RX_PURGE_TIMEOUT)になり得る。
デュプリケートされたブロックでない場合には、受信されたARQブロックに対応するブロックシークエンス番号(BSN)をACKするリストに追加し、前記ARQブロックをバッファーに貯蔵する(S350)。
段階(S360)では、前記貯蔵したブロックのブロックシークエンス番号が受信ウィンドウの開始ブロック(ARQ_RX_WINDOW_START)であるかどうかを判断する(S360)。
例えば、受信ウィンドウのBSNが6から10までに設定された場合には、受信されたブロックのBSNが6であるかどうかを判断する。
もし、受信ウィンドウの開始ブロックに相当する場合には、前記受信ウィンドウの開始ブロックが既に受信されたBSNの次のBSN値(ARQ_RX_HIGHEST_BSN)と等しいかどうかを判断する(S380)。
もし、ARQ_RX_WINDOW_STARTとARQ_RX_HIGHEST_BSNが等しい値である場合には、ARQ_RX_WINDOW_STARTとARQ_RX_HIGHEST_BSNとも1ずつ増加させる(S382)。
もし、ARQ_RX_WINDOW_STARTとARQ_RX_HIGHEST_BSNが異なる場合には、ARQ_RX_WINDOW_STARTの値のみを更新する(S381)。
ARQ_RX_WINDOW_STARTまたはARQ_RX_HIGHEST_BSNが更新された場合には、所定のタイマーを設定してARQ受信機はDONE状態に遷移する(S383、S390)。
一方、受信されたブロックのBSNがARQ受信ウィンドウの開始ブロックでない場合には、前記BSNがARQ_RX_HIGHEST_BSNより大きいかどうかを判断する(S370)。
もし、前記受信BSNがARQ_RX_HIGHEST_BSNより大きい場合には前記ARQ_RX_HIGHEST_BSNを増加させて更新する(S371)。
しかし、前記受信BSNがARQ_RX_HIGHEST_BSNより大きくない場合には、既にACKされたブロックが受信されたことであるため段階(S372)に移動して所定時間以後にDONE状態に遷移される(S390)。
上述した動作によって、ARQ受信機はARQ送信機の状態に適したACKメッセージ伝送と受信ウィンドウの適切な更新が可能になる。
上述した機能を含むプログラムはコンピュータが読取り可能な記録媒体に記録されて、送信部のARQ送信機または受信機のARQ受信機を制御することもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多様な変形及び改良形態もまた本発明の権利範囲に属する。
100 加入者端末器
200、210 基地局
300、310 ルーター

Claims (10)

  1. 受信装置に自動再送要求ブロックを再送する方法において、
    前記自動再送要求ブロックの未伝送状態で前記自動再送要求ブロックを前記受信装置に伝送する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を未決状態に遷移させる段階;
    前記未決状態で待機時間中に前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信しなかったり前記自動再送要求ブロックに対する受信失敗確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を再送待機状態に遷移させる段階;
    前記再送待機状態で前記自動再送要求ブロックを前記受信装置に伝送する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記未決状態に遷移させる段階;
    前記未決状態で前記自動再送要求ブロックの有効期間が満了する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を廃棄しようとする廃棄状態に遷移させる段階;
    前記再送待機状態で前記自動再送要求ブロックの有効期間が満了する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記廃棄状態に遷移させる段階;及び
    前記廃棄状態で受信成功確認メッセージを受信する場合、前記受信成功確認メッセージが廃棄メッセージに対する受信成功確認メッセージであるか前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージであるかに拘わらず、前記自動再送要求ブロックの状態を廃棄が完了した完了状態に遷移させる段階を含む
    ことを特徴とする、自動再送要求ブロック再送方法。
  2. 前記廃棄状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記完了状態に遷移させる段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
  3. 前記完了状態に遷移させる段階は、
    前記廃棄状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックを送信バッファーから廃棄し前記自動再送要求ブロックの状態を前記完了状態に遷移させる段階を含む
    ことを特徴とする、請求項2に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
  4. 前記再送待機状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記完了状態に遷移させる段階をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
  5. 前記未決状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記完了状態に遷移させる段階をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
  6. 前記未決状態で前記自動再送要求ブロックの有効期間が満了する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記廃棄状態に遷移させる段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1または請求項5に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
  7. 前記未決状態で前記自動再送要求ブロックの再送回数が最大再送回数を超過する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記廃棄状態に遷移させる段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1または請求項5に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
  8. 受信装置に自動再送要求ブロックを再送する方法において、
    前記自動再送要求ブロックの未伝送状態で前記自動再送要求ブロックを前記受信装置に伝送する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を未決状態に遷移させる段階;
    前記未決状態で待機時間中に前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信しない場合、前記自動再送要求ブロックの状態を待機時間満了状態に遷移させる段階;
    前記未決状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信失敗確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を受信失敗確認メッセージ受信状態に遷移させる段階;
    前記待機時間満了状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信失敗確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記受信失敗確認メッセージ受信状態に遷移させる段階;
    前記待機時間満了状態で前記自動再送要求ブロックを前記受信装置に伝送した場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記未決状態に遷移させる段階;
    前記受信失敗確認メッセージ受信状態で前記自動再送要求ブロックを前記受信装置に伝送した場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記未決状態に遷移させる段階;
    前記未決状態で前記自動再送要求ブロックの有効期間が満了する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を廃棄しようとする廃棄状態に遷移させる段階;
    前記待機時間満了状態で前記自動再送要求ブロックの有効期間が満了する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を廃棄状態に遷移させて前記自動再送要求ブロックを廃棄する段階;
    前記受信失敗確認メッセージ受信状態で前記自動再送要求ブロックの有効期間が満了する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を廃棄状態に遷移させて前記自動再送要求ブロックを廃棄する段階;及び
    前記廃棄状態で受信成功確認メッセージを受信する場合、前記受信成功確認メッセージが廃棄メッセージに対する受信成功確認メッセージであるか前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージであるかに拘わらず、前記自動再送要求ブロックの状態を廃棄が完了した完了状態に遷移させる段階を含む
    ことを特徴とする、自動再送要求ブロック再送方法。
  9. 前記待機時間満了状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を完了状態に遷移させる段階;
    前記未決状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を完了状態に遷移させる段階;及び
    前記受信失敗確認メッセージ受信状態で前記自動再送要求ブロックに対する受信成功確認メッセージを受信する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を完了状態に遷移させる段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項8に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
  10. 前記未決状態で前記自動再送要求ブロックの再送回数が最大再送回数を超過する場合、前記自動再送要求ブロックの状態を前記廃棄状態に遷移させる段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項8または請求項9に記載の自動再送要求ブロック再送方法。
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