JP5357051B2 - パケットペイロードの長さに基づいて、パケットのヘッダ内のフィールドに割り当てられるサイズを決定する方法および無線通信システム - Google Patents

パケットペイロードの長さに基づいて、パケットのヘッダ内のフィールドに割り当てられるサイズを決定する方法および無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、全般的に、無線通信システム内において、一次局から二次局へデータ信号を送信する方法に関するものである。
本発明はまた、二次局にデータ信号を送信する一次局であって、それら一次局および二次局が上記のような無線通信システムの一部である、一次局にも関するものである。
本発明は、たとえば移動体通信の分野、とりわけユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunications System;UMTS)移動体通信の分野において、用途を有するものである。
図1は、UMTSのためのプロトコルスタックを示した図表である。無線インターフェースは、以下の3層のプロトコルレイヤーに分かれた層構造とされている。
− 物理レイヤー(L1)
− データリンクレイヤー(L2)
− ネットワークレイヤー(L3)
より詳細な説明は、3GPP規格書TS25.301に記載されている。
レイヤー2は、媒体アクセス制御(Medium Access Control;MAC)、無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)、パケットデータ収斂プロトコル(Packet Data Convergence Protocol;PDCP)、および同報通信/マルチキャスト制御(Broadcast/Multicast Control;BMC)という、サブレイヤーに分けられている。レイヤー3およびRLCは、制御(C−)プレーンとユーザー(U−)プレーンとに分けられている。PDCPおよびBMCは、U−プレーン上のみに存在する。C−プレーン内において、レイヤー3はサブレイヤーに区分されており、無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)と呼ばれる最下層のサブレイヤーは、レイヤー2と接続しており、UTRAN内において終端する。サブレイヤー間のインターフェースにおいて、ピア・ツー・ピア通信のためのサービスアクセスポイント(Service Access Point;SAP)は、円印によって記されている。MACと物理レイヤーとの間のSAPは、トランスポートチャネルを提供する。RLCとMACサブレイヤーとの間のSAPは、論理チャネルを提供する。
さらに、ローカルにおけるレイヤー間制御サービスを提供するものとして、RRCとMACとの間の接続、およびRRCとL1との間の接続も図示されている。これらのインターフェースは、RRCが、より低位のレイヤーの設定を制御することを可能とする。この目的のため、RRCとより低位の各層(PDCP、RLC、MACおよびL1)との間に、別個の制御SAPが規定されている。RLCサブレイヤーは、セグメント化/再アセンブリ機能に加えて、再送信機能も提供することができる。MACサブレイヤーは、適切なトランスポートチャネルへの論理チャネルのマッピング、適切なトランポートフォーマットの組合せ(Transport Format Combination)の選択、およびより高位層のプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit;PDU)をトランスポートチャネルのPDU(トランスポートブロックと呼ばれる)に多重化する処理ならびにトランスポートチャネルのPDUからより高位層のPDUを多重分離する処理を、提供する。これは、MAC PDUが、RLC PDU+MACヘッダとして定義されることを意味する。
RLCは、より高位の層に対して、以下の3つの主たる伝達サービスを提供する。
− TM(Transport Mode;トランスポートモード):より高位の層のPDUに対して、ヘッダ情報を追加しない。ただし、必要であれば情報をセグメント化し、その際、セグメントのサイズは、トランスポートフォーマットから決められる。
− UM(Unacknowledged Mode;否定応答モード):上記のTMと同様だが、より高位の層のPDUの連結も可能とする。したがって、ヘッダが必要とされる。
− AM(Acknowledged Mode;肯定応答モード):セグメント化ならびに再アセンブリ、連結、エラー訂正、より高位の層のPDUをシーケンスで伝達する処理、複製(duplicate)の検出、フローの制御、および暗号化を提供する。
図2は、ダウンリンクに関しUMTSのリリース6につき現在規定されている(すなわち高速ダウンリンクパケットアクセスHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)につき現在規定されている)、MACヘッダおよびデータペイロードを示している。このMACヘッダは、以下のものを含んでいる。
− 拡張機能のためのVF(Version Flag;バージョンフラグ)
− UE(User Equipment;ユーザー装置)側における再順序付けのキューを識別するための、キューID
− 再順序付けの目的のために使用されるTSN(Transmission Sequence Number;送信シーケンス番号)(すなわち、受信されたMAC PDUは、対応のTSNに従って、再順序付けされる)
− 連続する同一の長さのPDUの組の、サイズを示すSID(Size Index IDentifier;サイズ指標識別子)
− 連続するPDUの数を表すN
− SIDまたはPDUが後続しているか否かを示すフラグであるF(0=SIDが後続している、1=PDUが後続している)
UMTSのリリース7においては、MACおよびRLCを以下のように設計しようという提案がなされている。RLC−AM(Radio Link Control Acknowledged mode;無線リンク制御肯定応答モード)が強化され、フレキシブルなPDUサイズをサポートするものとされる(1つのPDUは、プロトコルスタック中のレイヤー間において受け渡される、データおよび制御情報を含んでいる)。MAC−hs(すなわち、高速ダウンリンク共有チャネルHS−DSCH(High Speed Downlink Shared CHannel)を制御する基地局内のMACエンティティ)が強化され、RLC PDUのセグメント化をサポートするものとされる。SIDおよびNフィールドは、RLC PDUのサイズを指示できるように、アップデートされる必要がある(SIDは、論理チャネルとN個の連続するRLC PDUのサイズとを識別し、Nは、連続するRLC PDUの数である)。MAC−hsヘッダ中においてVFフラグを用いることにより、後方互換性が維持される可能性が極めて高いと見られている。
RLCの設計は、所与の実装形態においてレイヤー2データの処理に利用可能なメモリ、サポートされる最大のRLCウインドウサイズ(具体的には、受信先にとって現在許容可能なシーケンス番号の範囲)、およびRLCのラウンドトリップ時間を考慮に入れるべきである。ある所与のデータ量に対するRLC PDUの数が増大させられると、RLC送信ウインドウはより速く進み、受信先は、ステータスレポート中においてより多くのACK/NACK(ACKnowledgement/Negative ACKnowledgement;肯定応答/否定応答)を生成する。RLCウインドウがストール状態になることを回避するため、L2 RLC RTTを減らしたいという動機づけが存在する。RLCウインドウのストール状態とは、RLCエンティティが、再送信およびPDUの肯定応答を待たなくてはならない(すなわちウインドウが進めない)状態を指す。最大の持続可能レートは、(ゼロRLCレベルの再送信を想定して、)レート=ウインドウのサイズ × PDUのサイズ / RTTにより見積もることができる。
RLCウインドウのサイズとして2047(最大サイズは4095)、RLCとUEとの間のラウンドトリップ遅延として100ミリ秒、およびRLC PDUのサイズとして320ビットを有する典型的な例を仮定すると、エラーのないフローは、2047×320/0.1=6.55Mbpsの最大データレートを持続させる(640ビットのPDUに対しては13.1Mbps)。
上記の説明から分かるように、RLCの最大の持続可能データレートは、UMTSのリリース7においてMIMOまたはより高次の変調(64QAM)が使用される際に予期されるデータレート(14Mbpsよりも大)をサポートするのに十分なほど高くはない。したがって、レイヤー2に対し、何らかの改善を行う必要がある。
本発明の1つの目的は、無線通信システム内において、一次局から二次局にデータ信号を送信するための、改善された方法を提供することである。
本発明の第1の側面によれば、無線通信システム内において一次局から二次局にデータ信号を送信する方法であって、上記のデータ信号が、ヘッダと、そのヘッダと組み合わされたプロトコルデータユニットとを含むものであり、上記のヘッダが、フィールドの組を含むものであり、当該方法が、上記の組に含まれる少なくとも1つのフィールドに割り当てられるサイズを、プロトコルデータユニットの長さに基づいて決定する工程を含むことを特徴とする方法が提供される。
かかる方法は、ヘッダ内に含まれるフィールドを、プロトコルデータユニットの長さの関数として最適化することにより、ヘッダ内のオーバーヘッド量を低減する。
より具体的には、この方法は、RLC PDUのサイズ、多重化およびセグメント化の可能な範囲に亘る最適化を可能とする、フレキシブルなMACヘッダフォーマットを提案するものである。本発明は、MACヘッダ内でシグナリングされ得るフィールドコンテンツのすべての組合せが、必ずしもすべてのシナリオで有用であるというわけではなく、したがってフィールドのうちの少なくとも1つのサイズを減らすことによって、MACヘッダのサイズを減らすことができるという認識に基づき、MACヘッダのサイズの低減を許容するものである。いくつかのケースでは、この低減は、ヘッダの異なる複数のフィールド間の依存性を認識することから生じるものである。たとえば、第1のフィールドが、広範な値をシグナリングできることを要求される(大きなフィールドサイズを要求される)フィールドであるような特定のシナリオにおいては、第2のフィールドにおいて要求される値の範囲は低減させられ得ると特定されるかもしれず、したがって第2のフィールドのサイズは低減させられ得ると特定されるかもしれない。
本発明の1つの実施形態によれば、プロトコルデータユニットの第1の長さに対して決定される、セグメント化指示フィールドに割り当てられるサイズが、上記の第1の長さよりも長いプロトコルデータユニットの第2の長さに対して決定されるサイズよりも小さくされ、上記のセグメント化指示フィールドは、上記のプロトコルデータユニットが何個のセグメントにサブ分割されるかを示すものとされる。
本発明の別の実施形態によれば、プロトコルデータユニットの第1の長さに対して決定される、送信シーケンス番号フィールドに割り当てられるサイズが、上記の第1の長さよりも長いプロトコルデータユニットの第2の長さに対して決定されるサイズよりも大きくされ、上記の送信シーケンス番号フィールドは、上記のプロトコルデータユニットを再順序付けするために用いられる。
本発明は、小さなプロトコルデータユニットが、より広い範囲の送信シーケンス番号を伴い、かつセグメント化をほとんどもしくは全く伴わないのに対し、プロトコルデータユニットが大きいときは、典型的には、より多くのセグメント化を伴って、より小さな範囲の送信シーケンス番号が必要とされるという認識に基づいている。
本発明の別の実施形態によれば、プロトコルデータユニットの長さに基づいて、フォーマットフィールドの値が決定され、そのフォーマットフィールドの値は、上記の組に含まれる上記の少なくとも1つのフィールドに割り当てられるサイズを示すものとされる。
有利な形態では、上記の無線通信システムは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)とされる。
本発明の第2の側面によれば、二次局にデータ信号を送信する一次局であって、当該一次局および二次局は無線通信システムの一部をなし、上記のデータ信号が、ヘッダと、そのヘッダと組み合わされたプロトコルデータユニットとを含むものであり、上記のヘッダが、フィールドの組を含むものであり、当該一次局が、上記の組に含まれる少なくとも1つのフィールドに割り当てられるサイズを、プロトコルデータユニットの長さに基づいて決定する手段を含むことを特徴とする一次局が提供される。
かかる一次局は、携帯電話または基地局であってもよい。上記の決定する手段は、たとえばコントローラまたはプロセッサとされる。
本発明の第3の側面によれば、無線通信システム内において使用する、ヘッダと、そのヘッダと組み合わされたプロトコルデータユニットとを含むデータ信号であって、上記のヘッダが、
− 上記のプロトコルデータユニットの長さを示す長さ指標と、
− 上記のプロトコルデータユニットを再順序付けするために用いられる送信シーケンス番号、および/または上記のプロトコルデータユニットが何個のセグメントにサブ分割されるかを示すセグメント化指標とを含み、
上記の長さ指標、送信シーケンス番号およびセグメント化指標の1つに割り当てられるサイズが、上記の長さ指標に基づいて決定されることを特徴とするデータ信号が提供される。
最後に、本発明は、一次局の内部メモリに直接ローディング可能なコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムが前記一次局上で実行された際に、上記の方法のすべての工程を実行するためのソフトウェアコード部分を含むことを特徴とするコンピュータプログラムにも関するものである。
本発明の上記およびその他の側面は、以下で説明される実施形態を参照することにより、明らかとなる。
UMTSのためのプロトコルスタックを示したブロック図 UMTSのリリース6に従う、MACヘッダの構造を示した図 本発明の種々の実施形態のうちの1つに係るMACヘッダの構造を示した図 本発明の種々の実施形態のうちの1つに係るMACヘッダの構造を示した図 本発明の種々の実施形態のうちの1つに係るMACヘッダの構造を示した図 本発明の種々の実施形態のうちの1つに係るMACヘッダの構造を示した図
以下、添付の図面を参照しながら、単なる一例としての本発明の実施形態を説明する。
UMTSのリリース7では、より高いデータレートをサポートするため、RLC−AMが、フレキシブルなRLC PDUのサイズを使用できるように設計し直されている。この設計変更は、新たなMACヘッダに対し、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request;ハイブリッド自動反復要求)プロセス中に亘って、RLC PDUの送信をサポートすることを要求する。
本発明は、送信されるべきデータのパケットサイズおよび/またはデータのクラスに依存するRLC PDUの可能なサイズ範囲に対して、最適化を可能とするような、フレキシブルなMACヘッダフォーマットを提案するものである。これにはたとえば、RLC PDUのサイズ、および/または利用可能なトランスポートブロックのサイズ、および/または送信されるべき論理チャネルが包含される。
本発明は、以下の側面を考慮に入れたものである。シグナリングすることのできる送信シーケンス番号TSN(Transmission Sequence Number)の範囲が小さすぎる場合(すなわち、MACヘッダ中のシーケンス番号フィールドが短すぎる場合)には、多くのRLC PDUが送信される際に、TSNがラップアラウンドし、したがって受信を行うMACエンティティがRLC PDUの正しい順序を再構成できない事態が生じ得る。一方、シグナリングすることのできるTSNの範囲が大きすぎる場合には、必要な分よりも多くのビットが使用され、このことが、シグナリングのオーバーヘッド量を増大させ、したがって全体的なデータ送信の効率を低下させてしまう。同様に、セグメント化ビットの数が少なすぎる場合には、大きなパケットに対し、RLC PDUを分割することのできるセグメント数が限定されすぎることとなるかもしれないし、一方でセグメント化ビットの数が多いと、セグメント化されない小さなRLC PDUに対し、MACヘッダのオーバーヘッドが不必要に増大させられてしまうかもしれない。したがって、本発明の1つの目的は、MACヘッダのオーバーヘッドを低減しながら、依然としてフレキシブルなセグメント化およびシーケンスの番号付けを提供することである。
本発明は、RLC PDUが大きいときは、典型的には、より多くのセグメント化を伴うより小さなTSN範囲が必要とされ、一方、小さなRLC PDUは、典型的には、大きなTSN範囲を必要とし、かつセグメント化をほとんどもしくは全く必要としないという事実に基づいたものである。
図3は、本発明に従うMACヘッダ構造を示している。
リリース6のフィールドN(連続するMAD−d PDUの数を表す)に代えて、長さインジケータLI(Length Indicator)が用いられる。この長さインジケータは、たとえばバイト整列の態様で作用し、MAC−hsのセグメント化において、バイト単位の精度を可能とする。長さインジケータは、(セグメント化が、等しいサイズのセグメントに分割するものとして予め決められている場合には、)RLC PDU全体の長さを示すものであってもよいし、現在のMAC PDUに含まれているRLC PDUのセグメントの長さを示すものであってもよい。加えて、一例として2ビットから構成されているセグメント化フィールドが示されている。このセグメント化フィールドは、リリース6のRLCと同じように、MAC−hs SDUの「最初のセグメント」、「第1の中間セグメント」、「第2の中間セグメント」および「最後のセグメント」という、最大4つのセグメントを示すことができる。あるいは、セグメント化が、RLC PDUを3つのみのセグメントにサブ分割するものとして予め決められている場合には、上記の利用可能な4つの値のうち、3つのみが使用されてもよい。
図3の下半分には、MACレイヤーに追加の2ビットのフォーマット(FMT)フィールドが追加された様子が示されている。このフォーマットは、TSNおよびセグメント化の指標の、4とおりの可能な組合せを指示するために使用される。上記の例では、以下の4つのケースが示されている。
− フォーマット0(たとえば00)は、セグメント化が実行されず、したがって小さなRLC PDUが想定されるケースに対する、5ビットのTSNに対応する。したがって、ウインドウのラップアラウンドを回避するように、TSNのシグナリングに最大数のビットが必要とされる。
− フォーマット1(たとえば01)は、RLC PDUのセグメント化のシグナリングに、2ビットが割り当てられるフォーマットである。この場合、RLC PDUはより大きいと想定されるので、TSNのために必要とされるシグナリングの量はより小さくされる。
− フォーマット2(たとえば10)は、より多くのセグメント化がシグナリングされ、したがってRLC PDU送信シーケンス番号の範囲が、フォーマット1よりもさらに小さくされたフォーマットを示している。
− フォーマット3(たとえば11)は、シーケンス番号が規定されず、残りのビットすべてがセグメント化指標に利用される、極端なケースを示している。しかしながらこのケースでは、典型的には、MACヘッダも短くして、全体的なシグナリングの負荷を軽減すると、さらに効率的である。このフォーマットは、再順序付けを必要としない特定のデータフロー、たとえば極度に遅延に敏感なトラフィックに適しているかもしれない。
FMTフィールドを利用するのに代えて、RRCシグナリングによってMACヘッダのフォーマットを有利に構成することも可能である。これにより、FMTフィールドを追加することによる、MACヘッダのオーバーヘッドの増大が回避される。より具体的にいうと、RRCシグナリングの代替形態は、半静的な方法でフォーマットを予め規定する点にある。たとえば、UEとネットワークとの間で最初の接続が確立される際の手続きは、ユーザープレーンまたは制御プレーン内でデータを送信するための、無線ベアラのセットアップを必然的に伴う。この無線ベアラがセットアップされると、その無線ベアラ内で搬送されるデータに対するMACヘッダのフォーマットも、同時にセットアップされる。その後、このヘッダフォーマットが、その無線ベアラの寿命の持続時間に亘って、典型的にはその無線ベアラが使用されている限りにおいて利用される。
FMTフィールドの利用とRRCシグナリングの利用との何らかの組合せであって、RRCシグナリングがフォーマットの範囲を指示し、フォーマットインジケータがその特定された範囲のサブ範囲を指示するような組合せを、用いることも可能かもしれない。
本発明の1つの実施形態によれば、RLC PDUのサイズと、必要とされるセグメント化の量SEGと間の、依存関係が利用される。RLC PDUが多くの部分にセグメント化される場合には、典型的にはより大きなRLC PDUが使用されており、可能性のある長さの範囲をシグナリングするのにより多くのビットが必要とされる。一方、より少ないセグメント化が行われる場合には、典型的にはRLC PDUはより小さく、シグナリングが必要とされる長さ範囲はより小さい。要約すると、
− 大きなRLC PDU → 大きなLI、大きなSEG
− 小さなRLC PDU → 小さなLI、小さなSEG
となる。
したがって、SEGフィールドの長さを、LIフィールドの長さから独立に設定することは必要でないかもしれず、一方の長さを、他方の長さから推測される長さとしてもよい。
この実施形態の1つの拡張形態では、図4の例に示されるように、論理チャネルID(Logical Channel ID;LCid)を用いて、LIのサイズが指示される。たとえば、あるLCidの範囲が規定され、その範囲の一部が、より小さなサイズのLIが使用されることを示すようになしてもよい。ここで、より小さなサイズのLIは、典型的には、より小さなPDUが送信される際に使用される。要約すると、
− 大きなRLC PDU → LCidの第1の組を使用 → 大きなLI、大きなSEG
− 小さなRLC PDU → LCidの第2の組を使用 → 小さなLI、小さなSEG
となる。
図4に示した例では、32個の論理チャネルの範囲をシグナリングできるように、5ビットが論理チャネルIDに使用されている。たとえばこれら32個の論理チャネルのうちいくつかが、典型的にはより小さなPDUしか担持していないものである場合には、そのPDUの長さに必要なシグナリングの量は典型的にはずっと小さく、したがって長さを指示するのに用いられるフィールド(LIフィールド)のサイズも、同様にずっと小さくなる。図示されている例では、LCidの別の範囲3が利用される場合には、セグメント化の指標を伴わずに、長さインジケータのみが送信され得る。
別の実施形態では、LIフィールドの長さが、SEGフィールドの判読を決定することができる。たとえば、1つのMAC−hs PDUに入りきらない可能性のある大きなPDUに対しては、セグメント化が必要な可能性がより高い。より小さなRLC PDUに対しては、一般的に、セグメント化が必要な可能性はより低い。しかしながら、小さな複数のRLCが1つのMAC−hs PDU内に組み合わされているときには、これらのRLC PDUのうち1つより多くのRLC PDUに対して、同一のMAC−hs PDUで送信されるべく利用可能なスペースがあるかもしれない。その場合、MAC−hs PDU内に連結されて含まれている、同一のLCidを有する連続したRLC PDUの数を示す指標として、SEGフィールドを再利用することができる。このケースの例として、図5は、セグメント化フィールドの利用形態の、2つの可能なケースを示している。第1の例では、RLC PDUが、MAC−hs PDU1とMAC−hs PDU2とにセグメント化され、SEGフィールドが、セグメント識別子として働く。一方、第2の例では、より小さな3つのRLC PDU(1、2、3と番号付けされている)が、1つのMAC−hs PDU内に連結されて含まれている。第2の例では、SEGフィールドは、もはやセグメント化の指標ではなく、(どちらかというと多重化識別子のように、)そのMAC−hs PDU内に含まれているRLC PDUの厳密な数を示すために用いられるものとなっている。これを要約すると、
− LIの長さ(または所与のLIの長さを示すLCid) > 閾値である場合には、SEG = セグメント化の指標
− LIの長さ(または所与のLIの長さを示すLCid) < 閾値である場合には、SEG =連続して連結されているRLC PDUの数の指標
となる。ここで、閾値は予め規定されたLIの尺度であり、この閾値を超えると、RLC PDUのサイズは、一般的に連結よりもむしろセグメント化が必要とされる程度に十分に大きい、ということになる。
図6は、本発明の実施形態の別の側面を示しており、この側面によれば、追加の2ビットのフォーマット(FMT)フィールドが、長さおよびセグメント化の指標の4つの可能な組合せを示すものとして、MACヘッダ内に導入される。上記の例では、以下の4つのケースが規定されている。
フォーマット0:最大3ビット分のセグメント化が実行されるケースに対し、10ビットのLIが存在する。したがって、可能性のあるRLC PDUのサイズ範囲として、広範な範囲が可能であり、長さの指標および可能性のあるMACセグメント化をシグナリングするのに、最大限のビットの数が必要とされる。
フォーマット1では、MACレベルのセグメント化をシグナリングするのに、2ビットが割り当てられている。このケースでは、長さの指標に必要とされるシグナリング量は、より少ない(9ビット)。
フォーマット2は、何らセグメント化がシグナリングされない状態を示しており、したがって、シグナリングが必要とされるRLC PDUサイズの長さの範囲は、さらに小さい(5ビット)。
フォーマット3は、全体で1種類のみのRLC PDUの長さが規定されており、長さまたはセグメント化の指標に使われるビットがない、極端なケースを示している。このケースでは、MACヘッダのサイズは低減させられ、したがって全体的なシグナリング負荷も低減される。このフォーマットは、常に固定された長さの送信パケットサイズを有し、セグメント化が必要とされないような特定のデータフローに適し得る。
あるいは、前述したように、FMTフィールドを利用するのではなく、RRCシグナリングによってMACヘッダのフォーマットを設定してもよい。
また、上記で既に説明した実施形態に対する1つの代替実施形態として、MACヘッダ内において何らセグメント化フィールドが規定されず、LIフィールドのサイズのみが変化するケースもある点に留意されたい。
以下の要素のうちの1つまたは複数が、新規な最適化されたMACヘッダのフォーマットの選択肢を決定し得る。
− 送信される最大のRLC PDUのサイズ
− 無線ベアラのセットアップ時において論理チャネルが規定される際にRRCによって設定され得る、送信されるべき論理チャネル
− 利用可能なトランスポートブロックサイズ(これが小さい場合、RLC PDUを効率的に送信するため、より多くのセグメント化を実行することが必要とされ得る)
上記の説明は「ダウンリンク」(すなわち基地局から移動局への送信)に関連した説明であったが、本発明は、アップリンク(すなわち移動局から基地局への送信)にも同様に適用可能である点に留意されたい。
上記で述べた実施形態は、本発明を限定するものではなく説明するためのものであり、当業者においては、特許請求の範囲において規定される本発明の技術的範囲から逸脱することなく、多くの変更実施形態を設計することが可能である点に留意されたい。たとえば、本発明の1つの実施形態は、無線通信システム内において一次局から二次局にデータ信号を送信する方法であって、上記のデータ信号が、ヘッダと、少なくとも1つのプロトコルデータユニットおよび/または1つのプロトコルデータユニットの少なくとも1つの部分とを含む、データパケットを含むものであり、上記のヘッダが、パラメータの組を含むものであり、当該方法が、上記の組に含まれる少なくとも1つのパラメータを送信するためのフィールドに割り当てられるサイズを、少なくとも1つの他のフィールドのサイズおよび/または上記のパラメータのうちの少なくとも1つの値に基づいて、決定する工程を含んでいる方法に関するものである。上記のパラメータの組は、送信シーケンス番号フィールド、セグメント化指示フィールド、長さ指示フィールドおよび論理チャネルIDフィールドのうちの、1つまたは複数を含む。
特許請求の範囲においては、括弧内に配されたいずれの参照符号も、特許請求の範囲を限定するものと捉えられるべきではない。「含む」および「備える」等の語は、いずれの請求項または明細書全体においても、列挙されたもの以外の他の要素または工程の存在を排除するものではない。ある要素を単数のものとして言及することは、かかる要素が複数存在することを排除するものではなく、またその逆もいえる。
本発明は、いくつかの別個の要素を含むハードウェアによって実装されてもよいし、適切にプログラミングされたコンピュータによって実装されてもよい。いくつかの手段を列挙した装置のクレームでは、それらの手段のうちのいくつかが、1つの同一のハードウェア要素によって実現されてもよい。単に特定の施策が互いに異なる従属請求項に記載されていることは、それらの施策の組合せは有利に用いることができないということを示すものではない。

Claims (8)

  1. 無線通信システム内において一次局から二次局にデータ信号を送信する方法であって、前記データ信号が、ヘッダと、該ヘッダと組み合わされたプロトコルデータユニットとを含むものであり、前記ヘッダが、前記プロトコルデータユニットが何個のセグメントにサブ分割されるかを示すセグメント化指示フィールド、及び、前記プロトコルデータユニットを再順序付けするために用いられる送信シーケンス番号フィールドの組を含むものであり、当該方法が、少なくとも1つの前記フィールドに割り当てられるサイズを、前記プロトコルデータユニットの長さに基づいて決定する工程を含むことを特徴とし、前記プロトコルデータユニットの第1の長さに対して決定される、セグメント化指示フィールドに割り当てられるサイズが、前記第1の長さよりも長い前記プロトコルデータユニットの第2の長さに対して決定されるサイズよりも小さく、前記プロトコルデータユニットの第1の長さに対して決定される、送信シーケンス番号フィールドに割り当てられるサイズが、前記第1の長さよりも長い前記プロトコルデータユニットの第2の長さに対して決定されるサイズよりも大きい、方法。
  2. 前記プロトコルデータユニットの前記長さに基づいて、フォーマットフィールドの値が決定され、該フォーマットフィールドの値は、前記組に含まれる少なくとも1つのフィールドに割り当てられる前記サイズを示すものであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記プロトコルデータユニットの第1の長さに対して決定される、長さ指示フィールドに割り当てられるサイズが、前記第1の長さよりも長い前記プロトコルデータユニットの第2の長さに対して決定されるサイズよりも小さく、前記長さ指示フィールドは、前記プロトコルデータユニットの長さを示すものであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記長さ指示フィールドに割り当てられる前記サイズを示すために、論理チャネル識別子フィールドが使用されることを特徴とする請求項記載の方法。
  5. 前記無線通信システムが、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システムであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 二次局にデータ信号を送信する一次局であって、当該一次局および前記二次局は無線通信システムの一部をなし、前記データ信号が、ヘッダと、該ヘッダと組み合わされたプロトコルデータユニットとを含むものであり、前記ヘッダが、前記プロトコルデータユニットが何個のセグメントにサブ分割されるかを示すセグメント化指示フィールド、及び、前記プロトコルデータユニットを再順序付けするために用いられる送信シーケンス番号フィールドの組を含むものであり、当該一次局が、前記組に含まれる少なくとも1つのフィールドに割り当てられるサイズを、前記プロトコルデータユニットの長さに基づいて決定する手段を含むことを特徴とし、前記プロトコルデータユニットの第1の長さに対して決定される、セグメント化指示フィールドに割り当てられるサイズが、前記第1の長さよりも長い前記プロトコルデータユニットの第2の長さに対して決定されるサイズよりも小さく、前記プロトコルデータユニットの第1の長さに対して決定される、送信シーケンス番号フィールドに割り当てられるサイズが、前記第1の長さよりも長い前記プロトコルデータユニットの第2の長さに対して決定されるサイズよりも大きい、一次局。
  7. 携帯電話であることを特徴とする請求項記載の一次局。
  8. 一次局の内部メモリに直接ローディング可能なコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムが前記一次局が有するコンピュータ上で実行された際に、請求項1記載の方法のすべての工程を前記コンピュータに実行させるためのソフトウェアコード部分を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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