JP5341988B2 - ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供する方法及びシステム - Google Patents

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相互参照
本願は、参照することにより本明細書に包含される２００８年６月１０日に出願されたシリアル番号６１／１３１，５３０号、発明名称「ニアビデオオンデマンドの方法及び装置」の仮出願の利益を主張する。

ニアビデオオンデマンド（ＮＶＯＤ）は、実質的に任意の時間における視聴のためにビデオコンテンツをユーザに配給することを可能とするプロセス及びシステムのクラスである。ＮＯＶＤは、純粋なオンデマンドに代わるものを提供し、様々ある中で、衛星テレビ放送者及びケーブルテレビ放送者にしばしば使用され、顧客にペイパービューサービスが提供される。ＮＯＶＤの根本的な前提は、ビデオコンテンツの複数のコピーが、異なったチャンネルで、通常５分から２０分の開始時間差で送信されることである。放送者は、通常は、電子番組ガイドを使用して、ＮＯＶＤシステムにおける番組及び取得可能な開始時間をユーザに通知する。

現在放送者によって使用されている番組ガイドは、プログラムが放送されているすべてのチャンネルと、それに対応する開始時間を表示する。

ＮＯＶＤに関する現在の番組ガイドの問題点は、開始時間の短い時間間隔が、ユーザが所望の番組を観るために最良のチャンネルを選択することを不便にし得ることである。例えば、共通の番組ガイドは、一時間または３０分の時間間隔バーを表示して、ユーザに番組がいつ始まるかを通知する。ＮＯＶＤシステムにおいては、ＮＯＶＤ番組を送信するいくつかのＮＯＶＤチャンネルは、このような１つの時間間隔バー内に表され得るので、ユーザが番組を観たい時間に一致する開始時間の番組を送信するチャンネルがどれかをユーザが迅速に認識することを困難にする。従って、ＮＶＯＤシステムにおいて所望の番組を送信しているチャンネルを選択することをユーザに可能とさせる番組ガイド表示を提供する効率的な手段が必要とされる。

本発明の原理の様々な実装例による方法及びシステムは、ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイド表示を提供することによって、従来技術の欠点を解決する。本発明の原理の１つの特徴によれば、時間的にオフセットしているビデオストリームが送信されている複数のチャンネルのうちの１つは、番組ガイド内の表示に対して選択され得、その間他のチャンネルの表示が抑制され得る。例えば、表示するために選択されたチャンネルは、現在の時刻と一致する開始時刻の番組を送信するチャンネルに対応し得る。このようにして、ユーザは、所望のコンテンツに関して単に番組ガイドを閲覧し、手軽に所望のチャンネルを選択して、ＮＶＯＤシステム内のどのチャンネルが該コンテンツの最新の開始時刻を有するのかを判断する必要なく該コンテンツを視聴することが可能である。

本発明の原理の１つの実装例において、ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供する方法は、対応する複数のチャンネルにおいて、時間的にオフセットしている複数の複製ビデオストリームを送信するステップと；複数のビデオストリーム内のコンテンツに対するユーザリクエストに先立って番組ガイド内での表示のために該チャンネルのうちの１つを選択するステップと；番組ガイドに選択されたチャンネルのインジケータを提供して非選択チャンネルを表示させない（表示抑制する）ことを可能とするステップと、を含む。

本発明の原理の代替実装例において、ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供する方法は、対応する複数のチャンネルにおいて、時間的にオフセットしている複数の複製ビデオストリームを送信するステップと；複数のビデオストリーム内のコンテンツに対するユーザリクエストに先だって番組ガイド内での表示のために該チャンネルの内の１つを選択するステップと；番組ガイド内に選択されたチャンネルのインジケータを表示して、非選択チャンネルのインジケータの表示を表示抑制するステップと、を含む。

本発明の原理の他の実装例において、ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供するシステムは、対応する複数のチャンネルにおいて、時間的にオフセットしている複数の複製ビデオストリームを送信するように構成されているコンテンツサーバ及びシステムコントローラと；ビデオストリームを受信して、複数のビデオストリーム内のコンテンツに対するユーザリクエストに先立って番組ガイド内での表示のために１つのチャンネルを選択するように構成され、かつ番組ガイド内に選択されたチャンネルのインジケータを表示して非選択チャンネルのインジケータを表示抑制するように構成されている受信器と、含む。

図１は、本発明の原理の１つの実装例による例示のＮＯＶＤシステムのハイレベルブロック図である。 図２は、ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供する例示の方法のハイレベルフロー図である。

これらの図は、本発明の原理の概念を説明するためのものであり、必ずしも本発明の原理の説明に関して可能な唯一の構成ではない。理解を容易にするために、可能ならば、同一の参照符号が図面に共通している同一の要素を指し示すために使用される。

本発明の原理は、ＮＯＶＤシステムにおける番組ガイドインタフェースを提供するシステム及び方法を含む。本発明の原理は、本明細書において以下に、主に航空機マルチメディア配信システムの環境内で主に説明されるが、本発明の原理の特定の実装例は、本発明の範囲を限定するとして理解されるべきではない。本発明の原理の概念が他のタイプのマルチメディアコンテンツ配信システムに有利に適用され得ることが本技術分野の当業者に理解され、かつ本発明の原理の教示によって伝えられるだろう。例えば、本発明の原理の概念は、衛星放送システム、ケーブルテレビ放送システム等において実装されるだろう。

図面内の様々な要素の機能は、専用のハードウェア及び適切なソフトウェアと関連したソフトウェアを実行することが可能なハードウェアの使用によってもたらされ得る。機能は、プロセッサによってもたらされる場合、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、またはいくつかが共有されていても良い複数の個別のプロセッサによってもたらされ得る。さらに、用語「プロセッサ」または「コントローラ」の明示的な使用は、ソフトウェアを実行可能なハードウェアのみをいうと理解されるべきではなく、限定無しに、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ）ハードウェア、ソフトウェアを保存するためのリードオンリーメモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）及び不揮発性記憶装置を非明示的に含み得る。さらに、本発明の原理、特徴及び実装例、並びにこれらの特定の例を示している本明細書の全ての記載は、それらの構造的及び機能的均等例の両方を含むことが意図されている。さらに、これらの均等例は、現在理解される均等例及び将来的に開発される均等例（すなわち、構造にかかわらず同一の機能を発揮する開発される要素の全て）の両方を含むことは意図されている。

従って、例えば、本明細書に提供されているブロック図が、本発明の原理を具体化する例示のシステムコンポーネント及び／または回路の概念を示していることが当業者に理解される。同様に、任意のフローチャート、フロー図、状態遷移図、擬似コード等が、コンピュータ可読媒体内に実質的に表現されて、（コンピュータまたはプロセッサが明示的に示されていてもいなくても）コンピュータまたはプロセッサによって実行され得る様々な処理を示すことが理解されるだろう。

同一の参照符号がいくつかの図を通して同様または同一の要素を特定している図面を、図１から具体的にかつ詳細に参照すると、本発明の原理の１つの実装例に従ったＮＯＶＤコンテンツの番組ガイドを提供する例示のＮＯＶＤビデオコンテンツ配信システム１００のハイレベルブロック図が示されている。システム１００は、デジタル衛星集信装置（ＤＳＣＤ）１０２、コンテンツサーバ及びシステムコントローラ（ＣＳＳＣ）１１０、イーサネットスイッチ１０８、及びデコーダ１２２−１２２Ｎ及びＥＰＧインタープリタ１２４−１２４−Ｎを各々含む一連の受信器１２０−１２０−Ｎを含んでいてもよい。受信器１２０は、例えば、各々の客席の個別のサービスビデオディスプレイであってもよい。

ＤＳＣＤ１０２は、コンテンツ配信システムの衛星ゲートウェイ（satellite gateway）として機能することができる。例えば、ＤＳＣＤ１０２は、ビデオコンテンツデータストリーム及び対応する番組ガイド情報を、衛星受信器１０４を介してライン１１７を通して衛星サービスプロバイダ（図示せず）から受信可能である。ＤＳＣＤ１０２の機能は、ローカルネットワークの存在を示すための受信パケットの変更を含むので、受信器１２０はローカルガイドを取得可能である。さらに、ＤＳＣＤ１０２は、リアルタイムストリーミングプロトコル（ＲＴＳＰ）サーバ１０６を含み、ローカルコンテンツチューニングリクエストを中途取得（intercept）して、リクエストされたビデオストリームが発見され得る対応するローカルマルチキャストグループアドレスを送信して受信器１２０に応答することによって、受信器１２０に情報を提供する。ここで、ＲＴＳＰサーバ１０６は、チューニングリクエストを内部で中途取得して、ローカルコンテンツに対するチューニングリクエストと衛星コンテンツまたは外部コンテンツに対するチューニングリクエストとの区別を行うことが可能である。外部コンテンツチューニングリクエストに対して、ＲＴＳＰサーバ１０６は、該リクエストをＲＴＳＰリクエストに変換することが可能である。さらに、衛星経由で受信されたオーディオ／ビデオコンテンツ及びガイド情報は、ＤＳＣＤ１０２によって、スイッチ１０８を通過するオーディオ／ビデオデジタル衛星サービス（ＤＳＳ）伝送ストリーム（ＴＳ）でＣＳＣＣ１１０に送信され得る。

ＣＳＣＣ１１０は、ローカルコンテンツ挿入に関与する主システムコントローラであり得る。例えば、ローカルコンテンツは、乗客の関税規則を説明するビデオまたは乗客の安全上の注意を説明するビデオを含み得る。しかし、ケーブルテレビシステム等の他の実装例において、ローカルコンテンツ挿入は、コマーシャル及び広告等の他のタイプのコンテンツを、例えばオーディオ／ビデオ（ＡＶ）ストリーム内に挿入することを含み得ることが理解されるべきである。さらに、ローカルコンテンツは、ＣＳＳＣ１１０内に保存されているエンターテイメント番組または映画も含み得る。ＣＳＳＣ１１０のコンポーネントは、様々有る中で特に、ＡＶストリーマまたはデータポンプ１１４、コンテンツスケジューラ１１２、及びローカル電子番組ガイド（ＥＰＧ）生成器１１６を含み得、これらの各々は本明細書で以下に説明される。

ＡＶストリーマ１１４は、ローカルネットワークにおいて適切なレートでＡＶコンテンツを生成して流すように構成され得る。例えば、ＡＶストリーマ１１４は、ＡＶＤＳＳ伝送ストリームからのパケットを統合してリアルタイムプロトコル（ＲＴＰ）／ユーザデータグラムプロトコル（ＵＤＰ）／インターネットプロトコル（ＩＰ）ストリーム内にカプセル化することができる。本発明の原理のいくつかの実装例において、ＡＶストリーマ１１４は、ユーザ入力に対するフロントエンドとして機能し得る。例えば、ＡＶストリーマ１１４は、各々が複数の受信器１２０に対応しているＸＭＬファイルを監視して、任意のチャンネルリクエスト変更を提供するように構成され得る。さらに、ＡＶストリーマ１１４は、ＸＭＬファイルを解析して、ローカルＥＰＧ生成器１１６に対する入力に関連するガイド生成もたらすことができ、これらのことは以下でさらに詳細に説明される。以下に説明するように、全体として、ＡＶストリーマ１１４は、ビデオストリームへのユーザアクセス、ローカルコンテンツの挿入及びＥＰＧ表示を制御可能なコンテンツスケジューラ１１２によって生成されたローカルガイドＸＭＬファイルによって制御され得る。

さらに、ＡＶストリーマ１１４は、現在再生（ＮＰ）ＸＭＬファイルを用いて、あるコンテンツの再生が終了した場合、現在再生されているコンテンツ及びＡＶストリーマ１１４の状態をコンテンツスケジューラ１１２に通知する。コンテンツの再生状態は、コンテンツスケジューラ１１２に関して以下に説明されるような、ローカルに挿入されるコンテンツの表示に関する停止または非停止コンテンツに対して有用であり得る。ＮＰＸＭＬファイルのフォーマットには、ベースタイム、タイムスタンプ、及び全てのチャンネルを参照可能なチャンネルリストが含まれ得る。チャンネルリストは、チャンネル名と、ユーザが認識可能な番号、名前及びロゴを含むチャンネルオブジェクトと、番組情報と、を含み得る。ベースタイムは時刻を示し得、それによって全ての番組開始時刻及び終了時刻または他のイベントが決められ得る。例えば、ベースタイムは、１９８０年１月７日１２：００であり得、全ての番組の開始及び終了時刻は、ベースタイム後の合計秒数に対応し得る。ＡＶストリーマ１１４は、制御のためにローカルガイドＸＭＬファイルを解析するＸＭＬ解析器（図示せず）をさらに含み得る。代替例において、ＸＭＬ解析器は、ＡＶストリーマ１１４から独立していてもよく、ＡＶストリーマ１１４及びローカルＥＰＧ生成器１１６の両方のローカルガイドＸＭＬファイルを解析可能である。ＡＶストリーマ１１４は、チャンネルまたは番組の状態の変化に関してローカルガイドＸＭＬファイルを監視可能である。例えば、チャンネルへのアクセスが受信器に対して拒否または許可される場合、ＡＶストリーマ１１４は、変化に関してローカルガイドＸＭＬファイルを監視し、チャンネルへのアクセスタグが変更されたことを判定し、それによって受信器へのアクセスの拒否または許可を設定する。本発明の原理の１または複数の実装例において、コンテンツスケジューラ１１２が別個の通信チャンネルを使用して受信器１２０のＥＰＧインタープリタを制御することが可能なので、受信器１２０が視聴を許可されたＥＰＧ内の番組のみが表示される。さらに、別個の通信チャンネルがコンテンツスケジューラ１１２によって使用されて、特定の受信器がビデオコンテンツの表示のためにチューニングするのはどのチャンネルかが制御される。さらに、コンテンツスケジューラ１１２は、参照チャンネルを特定する固有のチャンネルオブジェクト識別子を使用することによって、受信器を調整して、受信器において番組ガイド内に表示されるチャンネルがどれかを制御することが可能である。

上述のように、コンテンツスケジューラ１１２は、ビデオストリームへのユーザアクセス、ローカルコンテンツの挿入及びＥＰＧ表示を、ローカルガイドＸＭＬファイルを使用することによって制御することが可能である。ローカルガイドＸＭＬファイルは、ベースタイム、チャンネルリスト、番組リスト及び関連する情報、チャンネルに対する任意的なポーズ機能、ファイルのファイル名、及びベースタイムによってオフセットさせられ得るスケジュールを含む。以下にさらに詳細に説明されているように、ポーズ機能は、強制的なローカルコンテンツ（forced local content）の挿入のためにチャンネルをポーズするため、及び強制的なローカルコンテンツの表示が終了した際にチャンネルのポーズを解除するために使用され得る。上述のように、ＡＶストリーマ１１４、及びローカルＥＰＧ生成器１１６は、変更に関してローカルガイドＸＭＬファイルを監視し、対応する状態変更を導入することが可能である。チャンネルのＸＭＬファイルの部分及び対応するプログラムの一例は、表１において以下に示されている。

上述のように、コンテンツスケジューラ１１２は、ＡＶストリーマ１１４によって生成された現在再生ＸＭＬファイルを介してビデオストリームの状態に後れを取らないようにされることが可能である。例えば、コンテンツスケジューラ１１２は、ライン１１８を通じて現在再生ＸＭＬファイルが変化していることを示す信号を受信して、現在再生ＸＭＬファイルを読み出すことによってローカルに挿入されたコンテンツが流されていることを確認することが可能である。同様に、ＡＶストリーマ１１４は、ライン１１９を通してローカルガイドＸＭＬファイルが変更されていることを示す信号を受信可能である。コンテンツスケジューラ１１２の他の機能は、受信器１２０内のデコーダ１２２の強制チューニング等の制御コマンドを送信することによって、受信器１２０の動作を調整することを含む。強制チューニングは、コンテンツスケジューラ１１２によって実行され得、例えば、ローカルに挿入されたコンテンツを伝送するチャンネルにデコーダ１２２を強制的にチューニングさせ、該ローカルに挿入されたコンテンツの再生が終了した際に、以前にチューニングされていたチャンネルにデコーダ１２２を強制的にチューニングさせることが可能である。

コンテンツスケジューラ１１２によって生成されたローカルＸＭＬファイルは、ローカルＥＰＧ生成器１１６に提供され得る。ローカルＥＰＧ生成器１１６は、ＸＭＬ解析器を使用して、ＸＭＬフォーマットのデータを、チャンネルオフジェクト、プログラミングソースに関するスケジュールの一部を含むスケジュールオブジェクト、プログラムコンテンツに関する情報を含むプログラムオブジェクト、及びストリーム内の最近変更されたかまたはその他重要なオブジェクトの全てを列挙可能なアップデートリストオブジェクトのうちの１または複数を含む１または複数のＥＰＧストリームに変換することが可能である。ＥＰＧストリームは、ローカルガイドＸＭＬファイル内に提供されている情報からリアルタイムに生成され得る。本発明の原理の１つの実装例において、ファストロードＥＰＧストリーム（Fast Load EPG Stream）及びアップデートカラウズル（carousal）ＥＰＧストリームが生成され得る。アップデートカラウズルＥＰＧストリームは、チャンネルオブジェクト、スケジュールオブジェクト、プログラムオブジェクト、及びアップデートリストオブジェクトを含み得る。それに対して、ファストロードＥＰＧストリームは、チャンネルオブジェクト及びアップデートリストオブジェクトを含み得る。プログラムオブジェクト及びスケジュールオブジェクトは、通常は低いレートにおいて変化する故に、帯域は、異なったレートにおける２つのデータストリームの伝送によって節約され得る。例えば、本発明の原理の実装例によれば、ＥＰＧデータグラムは、２秒毎に送信され、３つのファストロードオブジェクトデータグラム毎に１つのカルーセルデータグラムが送信される。

ＡＶストリームに加えて、ＥＰＧストリームが、スイッチ１０８を介して受信器１２０に伝送され得る。受信器１２０は、ＡＶストリーム及びＥＰＧストリームをデコーディングするように構成されたデコーダ１２２を含み得る。受信器１２０は、ＥＰＧインタープリタをさらに含み、ユーザに表示されるＥＰＧ情報を解析可能である。さらに、受信器１２０の状態は、システム１００のネットワーク内の別個の通信チャンネルを介してコンテンツスケジューラ１１２に通知され得る。

本技術分野の当業者が、本明細書に開示されている概念を他の環境に拡張して適用することが可能であることに留意すべきである。例えば、ＤＳＣＤ１０２及びＣＳＳＣ１１０は、衛星またはケーブルテレビ放送者のサービス提供ステーションに設置され得、受信器
１２０−１２０−Ｎは、顧客の家に設置され得る。さらに、スイッチは、衛星トランスミッタ及び受信器、並びに／またはネットワークの同軸ケーブル及びスイッチ等に置き換えられ得る。

図１を引き続き参照しつつ図２を参照すると、本発明の原理の１つの実装例によるニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供する方法２００のハイレベルフロー図が示されている。

方法２００はステップ２０２にて開始し、ステップ２０２において複製であり時間的にオフセットしている複数のビデオストリームが複数のチャンネルにおいて同時に伝送されかつ／または受信される。上述のように、ＮＶＯＤシステムにおいては、ビデオコンテンツの複数のコピーがいくつかの別個のチャンネルを通して同時に伝送され、ユーザは、実質的に任意の時間に番組を最初から視聴することが可能である。例えば、データコンテンツは、番組を伝送するＮＶＯＤチャンネルの各々における番組の開始が例えば５分の時間間隔によって逐次オフセットされるように、各々のチャンネルを通して伝送されることが可能である。例えば、チャンネル１は、開始時間が午後５：００となるように映画Ａを伝送し得、チャンネル２は、開始時間が午後５：０５となるように映画Ａを伝送し得る。他の時間間隔も使用され得ることが理解されるべきである。単一のチャンネル上のコンテンツが繰り返しループされることが可能であることにも留意する。さらに、ＮＶＯＤビデオストリーム内で伝送される特定のコンテンツの開始と一致する時間、例えば上述の午後５：００または午後５：０５は、本明細書において「コンテンツ初期化時間」と称される。従って、時間的にオフセットしている複製ビデオストリームを個別的に送信する複数の異なったチャンネルは、異なった対応するコンテンツ初期化時間を有する。

本発明の原理の１つの実装例においては、複数のビデオストリームが、ＣＳＳＣ１１０によって送信され得、デコーダ１２０によって受信され得る。さらに、ＮＯＶＤチャンネルの数は、リアルタイムマップチャンネル、リアルタイムＡＶ入力、及びライブ映像のためのいくつかのチャンネルに加えて５０の保存されたＡＶチャンネルであり得る。上述の時間的にオフセットしている複製ＮＶＯＤストリームは、様々な方法で送信され得る。例えば、ビデオコンテンツの１つのライブストリームは、ＤＳＣＤ１０２において受信され得、ＣＳＳＣ１１０に送信され得る。ＣＳＳＣ１１０は、デコーダに複数のチャンネルで送信するために、ストリームを複製して時間的にオフセットさせることが可能である。他の例において、ＮＶＯＤストリームは、デコーダＤＳＣＤ１０２に直接送信され得る。時間的にオフセットしている複製ストリームは、異なったチャンネルを通してＤＳＣＤ１０２によって受信され得、ＣＳＳＣ１１０に送信され得、異なったチャンネルを通して受信器１２０に送信され得る。代替的に、時間的にオフセットしている複製ストリームは、ＤＳＣＤ１０２から受信器１２０に送信され得る。さらにＮＶＯＤコンテンツは、ＣＳＳＣ１１０に保存され得、デコーダ１２０への複数のチャンネルでの送信のためにＣＳＳＣ１１０によって複製されて時間的にオフセットさせられ得る。例えば、時間的にオフセットしているストリームは、ＡＶストリーマ１１４に異なった時刻においてＮＶＯＤコンテンツファイルのストリーミングを開始させるようにローカルガイドＸＭＬファイルを使用して生成され得る。
上述のように、現在のＮＶＯＤシステムによって使用されているＥＰＧは、番組がそれらに対応する開始時間で放送されているすべてのチャンネルを表示する。このことによって、同一の番組のＮＯＶＤストリーム間で短時間オフセットしている長い時間のインターバルバーの故に、番組を観るのに最良のチャンネルを選択する事がユーザにとって不便になっている。本発明の原理の１つの態様によれば、ＮＯＶＤシステムは、ユーザ介入無しに、視聴する番組に対して最良のチャンネルを自動的に表示することが可能である。

方法２００において、多くの判定ステップのうちの１つは、視聴する番組のための最良のチャンネルを表示する事を促進するために実行され得る。例えば、ステップ２０４において、複数のチャンネルの１つにおいて送信されているビデオストリームの直近のコンテンツ初期化時間が判定され得る。ステップ２０４において、直近のコンテンツ初期化時間は、現在時刻の少し前の最も近いコンテンツ初期化時間である。代替的に、ステップ２０６が実行され得る。ステップ２０６において、複数のチャンネルの１つにおいて送信されるビデオストリームの次なるコンテンツ初期化時間が判定され得る。ステップ２０６において、次なるコンテンツ初期化時間は、現在時刻よりも後のすぐ次のコンテンツ初期化時間である。ステップ２０４及び２０６は、ＣＳＳＣ１１０内のコンテンツスケジューラ１１２及び／または任意の１または複数の受信器１２０によって実行され得ると理解されるべきである。例えば、本発明の原理の１つの実装例において、ＥＰＧは、ＡＶストリームを用いて並行して送信され得る様々なＮＯＶＤチャンネルの任意の開始時間情報を使用して、受信器１２０においてローカルに生成され得る。

ステップ２０８において、ＮＯＶＤチャンネルのうちの１つが番組ガイド内での表示のために選択され得る。例えば、選択されたチャンネルは、ステップ２０４及び２０６のうちの１つにおいて判定されたビデオストリームを送信するチャンネルであり得る。この選択は、様々な方法で実施され得る。例えば、受信器が判定ステップ２０４−２０６を実行する場合、受信器は、これらのステップにおいて判定されたチャンネルを単純に選択し得る。さらに、本発明の原理の他の実装例において、コンテンツスケジューラ１１２が、ローカルガイドＸＭＬを用いて、ＥＰＧにおける表示のためにＮＯＶＤチャンネルを選択することも可能である。その後、受信器１２０は、ネットワークを介しかつアプリケーションプログラムインタフェースを介したコンテンツスケジューラ１１２からの制御情報の受信に対応して、ＥＰＧにおける表示のために判定されたチャンネルを選択することが可能である。代替的に、ローカルＥＰＧ生成器がＸＭＬファイルを解析することによってＥＰＧストリーム内に選択情報を包含することができ、受信器がＥＰＧインタープリタ１２４を使用してＥＰＧストリームを読み込む事によって判定されたチャンネルを選択することができる。

本発明の原理の１つの態様によれば、ローカルガイドＸＭＬファイル内のオブジェクトが、それらに対応するチャンネルがＥＰＧ内に視認できる状態で現れないようにタグ付けされることが可能である。ガイドタグの一例は、<channel major=1 minor=1 guide=NO>を含み得、ここで、ガイドタグが偽と指定されている場合にはチャンネルはＥＰＧにおいて隠される、すなわち表示されず、ガイドタグが真と指定されている場合にはチャンネルはＥＰＧにおいて表示される。他のタグは、別個の「ガイド包含インジケータ」タグを含み得る。

しかし、上述のタグを使用することがＥＰＧ内にチャンネルが表示されることを防ぐ一方で、従来のいくつかの受信器において、受信器は、タグが更新された際に該チャンネルにチューニングしたままにしておくことができない。例えば、後述されるように、判定ステップ２０４−２０６、選択ステップ２０８及び／または表示ステップは、時間が経過すると共に動的に実行され得る。従って、新しいチャンネルが時間の経過にともなった表示に対して選択される場合、いくつかの受信器は、チャンネルがＥＰＧ内の表示に関して選択解除されるかまたは選択されない場合、該チャンネルにチューニングしたままにしておくことができない。本発明の原理の他の実装例において、既に存在するタグが使用されてＥＰＧにおいてチャンネルを表示すること及び隠すことの両方がなされ、同時に、チャンネルがＥＰＧにおいて隠されていたとしても、許可されたユーザが該チャンネルを視聴することを可能とさせる。このようなタグは、購入状態タグを含み得る。

購入状態タグを使用することによって、仮想チャンネル（virtual channel）がＥＰＧ内で隠され得るが、許可されたユーザにはチューニング可能であり得る。さらに、購入状態タグの使用は、チャンネルがＥＰＧにおいて隠されていても、該チャンネルにチューニングされている場合、チャンネルバナー内の番組関連情報の包含を可能とする。例えば、上述または他の動的選択が偽に設定されているがガイドタグが偽に設定されている場合、ガイドタグが偽指定であってもユーザが番組を視聴することが可能なように購入状態が更新され得る。例えば、購入状態が「購入済み」に設定され得て、ビデオが視聴許可され得る。購入状態が他の値を有している場合、チューニングは不許可にされ得る。本発明の原理の態様によれば、例えば、購入状態タグを「視聴許可ビデオ」に設定することによってユーザに番組視聴を許可することは、任意の１または複数の支払い状態に基づき得る。支払い状態は「視聴無料」、「無料プレビュー期間であるが支払いが要求されている」、「支払いが要求されており、ビデオが視聴不許可である」、「支払いはもはや許可されておらず、ビデオが視聴不許可である」及び「支払いが完了している」を含み得る。

本発明の原理の１または複数の実装例において、「支払い状態」は、別個の通信チャンネルを介してコンテンツスケジューラ１１０から受信器に直接送信され得ることが理解されるべきである。さらに、別個の通信チャンネルを介して送信された支払い状態情報は、ローカルガイドＸＭＬファイルのガイドタグと共に使用され得る。ここで、ローカルガイドＸＭＬファイルのガイドタグは、ＡＶストリーマ１１４によって生成されたストリームのコンテンツ及びローカルＥＰＧ生成器１１６によって生成されたＥＰＧストリームのコンテンツを制御するために使用され得る。支払い状態情報を伴ったローカルガイドＸＭＬファイル内のガイドタグは、チャンネルがＥＰＧ内で隠されていても、経時的なＥＰＧ内の表示のためのＮＯＶＤチャンネルの動的選択を可能とし得かつ該チャンネルで送信されているＮＯＶＤコンテンツの表示を許可することが可能である。

以下に示される表２は、特定のチャンネルのガイドタグ及び支払い情報値の組み合わせのグループの一例、並びに受信器におけるそれらに対応する効果を列挙している。「ＥＰＧ内の表示」列内の「有」表示は、そのチャンネルがＥＰＧ内で表示されることを示し、「無」表示は、そのチャンネルがＥＰＧ内で表示されないことを示す。同様に、「チャンネルへのチューニングのユーザへの許可」列内の「許可」は、例えば、チャンネル「サーフィン」をしている場合に、ユーザが該チャンネルにチューニング可能であることを示し、「不許可」表示は、ユーザが該チャンネルにチューニング不可能であることを示す。「不許可」表示が適用された場合、それに対応するチャンネルは、ユーザの「サーフィン」の間にとばされ得る。ユーザがあるチャンネルにチューニングすることを許可されている場合、該チャンネル上のビデオコンテンツの表示は、購入状態情報に基づき得る。例えば、購入状態が「支払いが要求されている」または「支払いはもはや許可されていない」である場合、ビデオは遮断される。購入状態が「購入済み」「視聴無料」または「無料プレビュー」である場合、ビデオは表示される。

ステップ２１０において、選択されたチャンネルのインジケータがチャンネルのビデオコンテンツの説明とともに番組ガイド内に表示される。例えば、１つのインジケータが選択されたチャンネルのチャンネル番号の表示を構成することが可能でありかつ／またはインジケータは、該選択されたチャンネルにて送信されるビデオストリームコンテンツの表示のためにユーザが選択可能なストリームビデオコンテンツ（streamed video content）を表示するアイコンを構成することが可能である。本発明の原理の１つの実装例において、本明細書内で「仮想番組チャンネル」と称される単一のチャンネル番号またはチャンネルインジケータは、選択されたチャンネルを表し得る。上述のように、選択されるチャンネルは、時間の経過と共に動的に変化する。従って、仮想番組チャンネルが関連付けられているチャンネルは、任意のユーザの認識無しに経時的に変化し得る。さらに、受信器１２０またはローカルＥＰＧ生成器１１６は、電子番組ガイドを表示するようにかつ選択されたチャンネルと仮想番組チャンネルとを関連付けるように構成され得る。

複製であって時間的にオフセットしているプログラムまたはビデオコンテンツが送信されている複数のチャンネルの中で、選択されたチャンネルは、１つのチャンネルのみが該ビデオコンテンツを表示しているように番組ガイド表示内に表される。非選択チャンネルは、番組ガイド内に存在しないという点で表示において隠される。例えば、１つの実装例において、６個のチャンネルがＮＯＶＤ番組に割り当てられ得、各々の番組の開始時間は１０分間隔で順次的に遅らされ得る。例えば、これらは、ローカルガイドＸＭＬファイル内の３から８のスロットに表示される。例えば、最初の１０分の間、チャンネル３の番組はアクティブであり、チャンネル４から８は、終わりまたは中盤に近いビデオコンテンツを含み得る初期設定の（default）番組を放映し得る。チャンネル３は、番組が１０分バウンダリ（boundary）で開始することを示すＮＯＶＤの説明を有する可視ＥＰＧにて表示され得る。ユーザがチャンネルまたは番組を選択した場合、チャンネル３のストリームが表示される。１０分後、システム状態は、チャンネル３が可視番組ガイド内に表示されず、番組ガイド内でチャンネル４に置換されるように変更され得る。チャンネル４に関連付けられているＡＶストリームは、ローカルガイドＸＭＬファイルに示されている時間に開始し得る。この点において、ユーザがチャンネルまたは番組を選択した場合、その後、チャンネル４のストリームが表示される。このプロセスが繰り返されて、６チャンネル全て（３から８チャンネル）が番組ガイド内での表示のために選択され得る。ＥＰＧ内でチャンネルが表示されなくとも、それらに対応するビデオストリームは、該チャンネルを介して送信され続け得ると理解されるべきである。

ステップ２１２において、番組ガイドが更新されるべきかが判定され得る。番組ガイドが更新されるべき場合、判定ステップ２０４、２０６及び選択ステップ２０８が実行され得る。そうでない場合、このプロセスは終了する。例えば、対応するＮＯＶＤチャンネルにて送信されるビデオストリーム間のコンテンツ初期化オフセットに対応し得る時間の後、判定ステップ２０４または２０６、及び選択ステップ２０８が繰り返されて、ＥＰＧ内での表示のために選択されるチャンネルが更新され得る。このようにして、番組ガイドにおける表示チャンネルの判定及び選択は、時間経過と共に動的に実行され得る。例えば、ステップ２０４が実行されると、ステップ２０４及び／またはステップ２０８は、直近のコンテンツ初期化時間が変わるにつれて動的に実行され得る。同様に、ステップ２０６が実行されると、現在時刻の後の次のコンテンツ初期化時間が変わるにつれてステップ２０６及び／またはステップ２０８が動的に実行され得る。方法２００は、ステップ２０４及び２０６の１つだけの実行に限定されないことが理解されるべきである。例えば、ステップ２０４及び２０６は、異なったビデオコンテンツを送信するＮＯＶＤチャンネルの異なったセットに関連して同時に実行され得る。さらに、ステップ２０４及び２０６は、方法２００の異なったパス（pass）や異なった繰り返しにて、ＮＯＶＤチャンネルの同一のセットに対して実行され得る。

方法２００は、プロセスが終了し得る電源オフ命令まで、選択されたチャンネルが更新されることが可能なように実装され得ることに注意すべきである。ステップ２０２は、プロセス２００が実施されている場合に継続的に実行され得ることにも注意すべきである。

さらに、方法２００の任意の１または複数のステップは、自動的かつコンテンツに対するユーザリクエストに先駆けて実行され得ることが理解されるべきである。上述のように、ＮＯＶＤシステムにおける現在の番組ガイドに関する１つの問題は、視聴に最良なチャンネルのユーザ判定がユーザにとって不便であり得ることである。例えば、番組ガイド内の大きな時間インターバルバー及びＮＯＶＤストリーム間の短時間オフセットの故に、ビデオコンテンツが現時点で開始するチャンネルをユーザが判定することが困難になり得る。本発明の原理の１または複数の実装例によれば、ＥＰＧは、コンテンツに対するユーザリクエストに先だって、ビデオコンテンツが現時点で開始するチャンネルを表示するように構成され得る。例えば、ステップ２０４／２０６及びステップ２０８が実行された後、ユーザは番組ガイド表示オプションを選択して、番組ガイドを介して利用可能番組を視聴することが可能である。その後、ユーザに視聴可能番組を知らせるために、番組ガイドは、現在時刻に最も一致したコンテンツ初期化時間のビデオストリームを送信しているチャンネルに対応して自動的に選択されたＮＯＶＤチャンネルのインジケータを表示する。同時に、他の非選択ＮＯＶＤチャンネルのインジケータは、番組ガイド内で隠されるかまたは表示されなくともよい。ユーザは、表示されているインジケータを単に選択して、対応する番組を実質的にその開始から視聴可能である。従って、本発明の原理の態様は、ＮＯＶＤシステム内において所望の番組を送信しているチャンネルを選択することをユーザに可能とさせる番組ガイド表示を表示する効果的な手段を提供する。

ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供するシステム及び方法の好ましい実装例を説明してきたが（これらは例示であって限定する意図は無い）、変更例及び変形例は、上述の教示を踏まえて当業者によって案出され得ることに留意する。従って、開示されている本発明の原理の特定の実装例において変更がなされ得、該変更は、添付の特許請求の範囲によって画定された本発明の範囲及び精神内にある。上述の内容は、本発明の原理の様々な実装例に関しているが、本発明の原理の他の実装例及びさらに他の実装例が、本発明の原理の基本的な範囲から逸脱することなく考案され得るであろう。

Claims (18)

1. ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供する方法であって、
   複数のチャンネルにおいて時間的にオフセットしている、複数の複製のビデオストリームを受信するステップと、
   前記複数のビデオストリーム内のコンテンツの視聴に関するユーザリクエストに応じて、前記番組ガイド内の表示のために、前記チャンネルのうちの１つをコンテンツ初期化時間に基づいて選択するステップと、
   該選択されたチャンネルのインジケータを前記番組ガイドに表示して、非選択チャンネルを表示することを抑制することを可能とするステップと
   を含む、前記方法。
2. 前記複数のビデオストリームの１つの前記コンテンツ初期化時間が前記複数のビデオストリームの直近のコンテンツ初期化時間であることを判定するステップをさらに含み、前記選択されたチャンネルにより前記直近のコンテンツ初期化時間のビデオストリームが送信される、請求項１に記載の方法。
3. 前記選択するステップは、前記直近のコンテンツ初期化時間が変化すると動的に実行される、請求項２に記載の方法。
4. 前記複数のビデオストリームの１つのコンテンツ初期化時間が現在時刻の後の次のコンテンツ初期化時間であることを判定するステップをさらに含み、前記選択されたチャンネルにより前記次のコンテンツ初期化時間のビデオストリームが送信される、請求項１に記載の方法。
5. 前記選択するステップは、現在時刻の後の前記次のコンテンツ初期化時間が変化すると動的に実行される、請求項４に記載の方法。
6. 前記インジケータは、前記選択されたチャンネルで送信されている前記ビデオストリームの表示のためにユーザが選択可能である、請求項１に記載の方法。
7. 前記インジケータはチャンネル識別子である、請求項１に記載の方法。
8. 前記選択するステップは、拡張マークアップ言語ファイルタグに基づく、請求項１に記載の方法。
9. ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供する方法であって、
   対応する複数のチャンネルにおいて時間的にオフセットしている、複製の複数のビデオストリームを受信するステップと、
   前記複数のビデオストリーム内のコンテンツに対するユーザリクエストに先だって番組ガイド内での表示のために前記チャンネルの１つを、コンテンツ初期化時間に基づいて選択するステップと、
   前記選択されたチャンネルのインジケータを前記番組ガイド内に表示して非選択チャンネルのインジケータの表示を抑制するステップと
   を含む、前記方法。
10. 前記複数のビデオストリームの１つの前記コンテンツ初期化時間が前記複数のビデオストリームの直近のコンテンツ初期化時間であることを判定するステップをさらに含み、前記選択されたチャンネルにより前記直近のコンテンツ初期化時間の前記ビデオストリームが送信される、請求項９に記載の方法。
11. 前記選択するステップは、前記直近のコンテンツ初期化時間が変化すると動的に実行される、請求項１０に記載の方法。
12. 前記ビデオストリームの１つのコンテンツ初期化時間が現在時刻の後の次のコンテンツ初期化時間であることを判定するステップをさらに含み、前記選択されたチャンネルにより前記次のコンテンツ初期化時間のビデオストリームが送信される、請求項９に記載の方法。
13. 前記選択するステップは、現在時刻の後の前記次のコンテンツ初期化時間が変化すると動的に実行される、請求項１２に記載の方法。
14. 前記選択するステップは、拡張マークアップ言語ファイルタグに基づく、請求項９に記載の方法。
15. 前記選択するステップは、受信器内のアプリケーションプログラムインタフェースを介して実行される、請求項９に記載の方法。
16. ニアビデオオンデマンドシステムの番組ガイドを提供するシステムであって、
    複数の対応するチャンネルで送信される時間的にオフセットした、複製の複数のビデオストリームを同時に受信し、前記複数のビデオストリーム内のコンテンツに対するユーザリクエストに先だって番組ガイド内での表示のために前記チャンネルの１つを、コンテンツ初期化時間に基づいて選択し、及び前記選択されたチャンネルのインジケータを前記番組ガイド内に表示して非選択チャンネルのインジケータの表示を抑制する受信器を含む、前記システム。
17. 前記受信器がさらに、前記ビデオストリームの１つの前記コンテンツ初期化時間が前記複数のビデオストリームの直近のコンテンツ初期化時間であることを判定し、前記選択されたチャンネルにより前記直近のコンテンツ初期化時間のビデオストリームが送信される、請求項１６に記載のシステム。
18. 前記受信器がさらに、現在時刻の後の次のコンテンツ初期化時間が変化すると前記番組ガイド内での表示のために前記チャンネルの１つを動的に選択する、請求項１７に記載のシステム。

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