JP5341651B2 - Long object holding structure - Google Patents
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Description
本発明は、杖や傘などの長物を保持するための長物保持構造に関する。 The present invention relates to a long object holding structure for holding a long object such as a cane or an umbrella.
従来、図11に示すように、長物である杖801を保持する際には、杖ホルダー802が用いられていた(例えば、特許文献1参照。)。
Conventionally, as shown in FIG. 11, a
この杖ホルダー802は、対象箇所に固定されるコ字状の支持部材811を備えて成り、該支持部材811の各支持腕812,812の先端部には、回転軸813,813が設けられている。各回転軸813,813には、回転部材814,814が回転自在に支持されており、両回転部材814,814間には、ホルダーベルト815が架橋されている。
The
これにより、保持する杖801を前記ホルダーベルト815に当接して前記支持部材811の支持腕812,812間に押し込むと、前記各回転部材814,814が前記回転軸813,813を中心に回転し、両回転部材814,814に架橋された前記ホルダーベルト815が前記杖801と共に前記支持部材811の二股部内に後退するように構成されており、この状態で当該ホルダーベルト815を前記杖801に巻き付けて保持できるように構成されている。
Accordingly, when the
しかしながら、このような従来の長物保持構造にあっては、前記ホルダーベルト815を前記杖801に巻き付けるために当該ホルダーベルト815の支持点を前記杖801の保持位置より先端側に維持する必要がある。このため、前記支持部材811を、硬質なプラスチック等で形成しなければならなかった。
However, in such a conventional long object holding structure, in order to wrap the
この場合、硬質な前記支持部材811が設置場所から常時突出することとなり、邪魔であるとともに利便性の悪化を招いていた。
In this case, the
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、利便性の高い長物保持構造を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a long object holding structure with high convenience.
前記課題を解決するために本発明の請求項1の長物保持構造にあっては、長物を保持するホルダを備えた長物保持構造において、前記ホルダを、折り曲げ自在な帯体がU字状に曲げられてなるホルダ本体で構成し、基端側を構成する湾曲部と、該湾曲部の一端より延出した第一延出部と、前記湾曲部の他端より延出した第二延出部とを形成するとともに、前記湾曲部の両端を折り曲げ自在な連結部で連結して当該ホルダ本体をU字状に保持し、前記湾曲部と前記連結部との間に当該連結部の前記湾曲部側への後退を許容する後退許容空間を形成する一方、前記第一延出部の先端部と前記第二延出部の先端部とを面接した状態で互いに係合する係合手段を前記第一延出部の先端部及び前記第二延出部の先端部に設定した。
In order to solve the above problems, in the long object holding structure according to
すなわち、前記ホルダを使用する際には、前記ホルダ本体の湾曲部を所定箇所に固定する。このとき、前記ホルダ本体は、U字状に曲げられた状態において、基端側を構成する湾曲部の両端が連結部で連結されており、U字状に保持されている。これにより、前記湾曲部の一端より延出した第一延出部と、前記湾曲部の他端より延出した第二延出部とが離反した先端開口状態が形成される。 That is, when using the holder, the bending portion of the holder body is fixed at a predetermined location. At this time, in the state where the holder body is bent in a U shape, both ends of the bending portion constituting the base end side are connected by a connecting portion and are held in a U shape. As a result, a tip open state is formed in which the first extending portion extending from one end of the bending portion and the second extending portion extending from the other end of the bending portion are separated from each other.
そして、このホルダに杖や傘などの長物を保持する際には、前記ホルダ本体の先端開口部から当該長物を挿入して前記連結部に当接するとともに、当該長物をさらに押し込むことによって、前記連結部を湾曲させながら前記湾曲部側へ後退させる。 Then, when holding a long object such as a cane or an umbrella in the holder, the long object is inserted from the front end opening of the holder main body to come into contact with the connecting part, and the long object is further pushed in, thereby Retracting toward the bending portion while bending the portion.
すると、前記連結部で連結された前記湾曲部の両端部が前記連結部によって内側へ引張られることにより、前記湾曲部の端部より延出した前記第一延出部の先端部と第二延出部の先端部が近接し、前記長物を挿入した前記先端開口部が閉じられる。 Then, both end portions of the bending portion connected by the connecting portion are pulled inward by the connecting portion, so that the distal end portion and the second extension portion of the first extending portion that extend from the end portion of the bending portion are extended. The leading end of the projecting portion comes close, and the leading end opening into which the long object is inserted is closed.
このとき、前記第一延出部の先端部と前記第二延出部の先端部とには、面接した状態で互いに係合する係合手段が設定されており、この係合手段で前記第一延出部の先端部と前記第二延出部の先端部とが接合されることによって、前記長物を挿入した前記先端開口部の閉鎖状態が維持され、前記長物は、前記ホルダ本体内に保持される。 At this time, an engaging means that engages with each other in a face-contact state is set at the distal end portion of the first extending portion and the distal end portion of the second extending portion. The front end of the one extension part and the front end of the second extension part are joined to maintain the closed state of the front end opening into which the long object has been inserted. Retained.
このように、前記長物を保持する前記ホルダ本体は、折り曲げ自在な帯体によって構成される。 Thus, the holder main body for holding the long object is constituted by a bendable band.
また、請求項2の長物保持構造においては、前記係合手段を、互いに面接した状態で剥離可能に接合する面ファスナーで構成した。
Further, in the long object holding structure according to
すなわち、前記先端開口部を閉鎖する前記係合手段は、互いに面接した状態で剥離可能に接合する面ファスナーで構成されており、前記長物を押し込んで前記連結部を変形し、前記湾曲部より延出した前記第一延出部の先端部と第二延出部の先端部とを近接することで、前記長物が挿入された前記先端開口部の閉鎖状態を維持することができる。 That is, the engaging means for closing the tip opening is formed of a hook-and-loop fastener that is detachably joined in a state of being in contact with each other. The long member is pushed in to deform the connecting portion and extend from the curved portion. By closing the leading end of the first extending part and the leading end of the second extending part, it is possible to maintain the closed state of the leading end opening into which the long object is inserted.
さらに、請求項3の長物保持構造では、前記ホルダの前記後退許容空間を挿通した状態で車両用シートのシートバックに取り付けられるベースベルトを備えている。
Furthermore, the long object holding structure according to
すなわち、前記ホルダの前記後退許容空間に前記ベースベルトを挿通するとともに、当該ベースベルトを車両用シートのシートバックに取り付けることによって、前記ホルダを車両に取り付けることができる。 That is, the holder can be attached to the vehicle by inserting the base belt into the retreat allowance space of the holder and attaching the base belt to a seat back of a vehicle seat.
以上説明したように本発明の請求項1の長物保持構造にあっては、長物を保持するホルダを折り曲げ自在な帯体で構成できるため、非使用時には変形自在となる。これにより、邪魔にならず、利便性を向上することができる。 As described above, in the long object holding structure according to the first aspect of the present invention, the holder for holding the long object can be formed of a foldable belt, and therefore can be deformed when not in use. Thereby, it does not get in the way and the convenience can be improved.
また、硬質な支持部材が設置場所から常時突出してしまう従来と比較して、他の物と干渉した場合であっても、折れ曲がるなど変形が可能であり、干渉などに起因した不具合を確実に防止することができる。 In addition, compared to the conventional case where a hard support member always protrudes from the installation location, even if it interferes with other objects, it can be bent and deformed, and defects caused by interference etc. can be reliably prevented. can do.
また、請求項2の長物保持構造においては、ホルダ本体の先端開口部を閉鎖する係合手段は、互いに面接した状態で剥離可能に接合する面ファスナーで構成されており、前記長物を押し込んで前記連結部を変形し、前記湾曲部より延出した前記第一延出部の先端部と第二延出部の先端部とを近接することで、前記長物が挿入された前記先端開口部を閉鎖することができる。
Further, in the long object holding structure according to
このため、前記係合手段がボタンやホック等で構成された場合と比較して、特別な係合作業を行うことなく、前記先端開口部を自動的に閉鎖することができる。これにより、前記長物を保持した片方の手だけで、当該長物をホルダに保持することができ、利便性が向上する。 For this reason, compared with the case where the engagement means is constituted by a button, a hook or the like, the tip opening can be automatically closed without performing a special engagement operation. Thereby, the said long thing can be hold | maintained to a holder only with one hand holding the said long thing, and the convenience improves.
さらに、請求項3の長物保持構造では、前記ホルダの前記後退許容空間に前記ベースベルトを挿通するとともに、当該ベースベルトを車両用シートのシートバックに取り付けることによって、前記ホルダを車両に取り付けることができる。
Furthermore, in the long object holding structure according to
これにより、前記ホルダを車室内で使用することができる。 Thereby, the said holder can be used in a vehicle interior.
また、前記ホルダを前記シートバックの背面に配置することで、当該ホルダを後部席で使用することができる。このとき、前記ホルダは、変形自在なため、硬質のホルダを設けた場合と比較して、乗降の障害にならず、後席乗員との干渉に起因した不具合を未然に防止することができる。 Moreover, the said holder can be used in a backseat by arrange | positioning the said holder in the back surface of the said seat back. At this time, since the holder is freely deformable, it does not become an obstacle to getting on and off as compared with the case where a hard holder is provided, and it is possible to prevent problems caused by interference with the rear seat passenger.
(第一の実施の形態) (First embodiment)
以下、本発明の第一の実施の形態を図に従って説明する。 Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1から図5は、本実施の形態にかかる長物保持構造を示す図であり、車両に採用した例が示されている。 FIG. 1 to FIG. 5 are diagrams showing a long object holding structure according to the present embodiment, and an example adopted in a vehicle is shown.
すなわち、図1に示したように、車両には車両用シート1が設けられており、該車両シート1は、座面を構成するシートクッション2と、背もたれを構成するシートバック3とを備えている。該シートバック3は、リクライニングデバイス4を介して、前記シートクッション2に対して傾倒可能に支持されており、前記シートバック3と前記シートクッション2との間には、僅かな隙間5が形成されている。
That is, as shown in FIG. 1, the vehicle is provided with a
前記シートバック3には、ヘッドレスト11が支柱12,12によって支持されており、一方の支柱12には、ベルトがリング状に形成されてなるヘッドレスト用フック13が掛けられている。
A
このヘッドレスト用フック13の中途部には、ベースベルト21の中途部が縫製されており、当該ベースベルト21は、この縫製位置22より一端側を前記シートバック3の前面23に沿って高さ方向に延設した状態で、当該シートバック3下端の前記隙間5を介して該シートバック3の後面24側へ延出できる長さに設定されている。
A midway portion of the
また、前記ベースベルト21の前記縫製位置22より他端側は、前記シートバック3の前記後面24に沿って高さ方向に延設した状態で、前記前面23より延出した当該ベースベルト21の一端に届く長さに設定されており、該ベースベルト21の両端には、互いに係脱可能に係合するバックル25,26が設けられている。
Further, the other end side of the
なお、前記ベースベルト21の両端に、図7に示すように、互いに係脱可能に係合する面ファスナー25b,26bを設けて連結可能に構成しても良い。
As shown in FIG. 7, hook and
これにより、前記シートバック3の前記前面23より前記後面24側へ延出した前記ベースベルト21の一端と、当該ベースベルト21の他端とを前記バックル25,26によって係脱自在に係合できるように構成されており、この係合状態において、当該ベースベルト21を前記シートバック3に対して高さ方向へ延在させた状態で固定できるように構成されている。
As a result, one end of the
前記シートバック3の前記後面24側に延設された前記ベースベルト21の他端側における前記ヘッドレスト用フック13の近傍位置には、図1及び図5に示したように、長物を保持する為のホルダ31が取り付けられている。
As shown in FIGS. 1 and 5, a long object is held at a position near the
該ホルダ31は、図2に示したように、ホルダ本体41が幅広の帯状に形成された折り曲げ自在な柔軟性を有した帯体としてのベルト、その一例としてナイロンベルトによって形成されており、折り曲げ自在な柔軟性を有している。このホルダ本体41は、中央部で屈曲されており、図2の(b)に示したように、基端側を構成する湾曲部42と、該湾曲部42の一端より直線状に延出した第一延出部43と、前記湾曲部42の他端より直線状に延出した第二延出部44とによってU字状に形成されている。
As shown in FIG. 2, the
このホルダ本体41には、形状保持部材51が当該ホルダ本体41の内側面に沿って延設されており、該形状保持部材51は、前記ホルダ本体41より幅狭の帯状に形成された折り曲げ自在な柔軟性を有した帯体としてのベルト、その一例としてナイロンベルトによって構成されている。
The holder
この形状保持部材51は、前記ホルダ本体41の前記湾曲部42の両端部に対面した部位が縫製され接合されており、この第一縫製部61及び第二縫製部62において前記形状保持部材51と前記ホルダ本体41とが結合されている。
The
前記各縫製部61,62が設定された前記湾曲部42の一端と他端とは、折り曲げ自在な前記形状保持部材51の連結部71によって連結されており、当該湾曲部42一端の第一縫製部61と他端の第二縫製部62とを前記連結部71で短絡することで、U字状に曲げられた前記ホルダ本体41を、そのU字形状に保持できるように構成されている。
One end and the other end of the bending
この結合状態において、前記ホルダ本体41の前記湾曲部42と前記形状保持部材51の前記連結部71との間には、間隙が形成されており、この間隙によって前記連結部71の前記湾曲部42側への後退を許容する後退許容空間81が形成されている。
In this coupled state, a gap is formed between the bending
この後退許容空間81は、前記ベースベルト21より大きな幅に設定されており、図1に示したように、当該後退許容空間81内に前記ベースベルト21を挿通できるように構成されている。この後退許容空間81を構成する前記湾曲部42の内側面には、面ファスナー91が縫製され固定されており、該面ファスナー91は、前記ベースベルト21の裏面に設けられた面ファスナーに面接した状態で剥離可能に接合されるように構成されている。
The retreat
これにより、前記シートバック3に固定される前記ベースベルト21を前記ホルダ31の前記後退許容空間81内に挿通し、前記ベースベルト21の所定に前記面ファスナー91を圧接して固定することで、当該ホルダ31を前記ベースベルト21を介して前記車両用シート1に取り付けられるように構成されている。
Thereby, the
前記ホルダ本体41の前記第一延出部43の先端部は、図2及び図3に示したように、内側に折り返されており、前記形状保持部材51の一端は、図3の(a)に示したように、折り返された前記第一延出部43の先端近傍に達するように構成されている。また、前記ホルダ本体41の前記第二延出部44の先端部も、内側に折り返されており、前記形状保持部材51の他端は、折り返された前記第二延出部44の先端近傍に達するように構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the tip end portion of the
前記第一延出部43先端の折返し部分と前記形状保持部材51の一端部とには、図2及び図3の(a)に示したように、第一面ファスナー101が内側面に沿って設けられており、当該第一面ファスナー101は、前記第一延出部43の先端部と前記形状保持部材51の一端部とに縫製され固定されている。また、前記第二延出部44先端の折返し部分と前記形状保持部材51の他端部とには、第二面ファスナー102が内側面に沿って設けられており、当該第二面ファスナー102は、前記第二延出部44の先端部と前記形状保持部材51の他端部とに縫製され固定されている。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3A, the first hook-and-
ここで、本実施の形態では、図3の(a)に示したように、前記形状保持部材51の端部と、前記第一及び第二延出部43,44先端の折返し部分とが重ならないように構成することによって、前記各延出部43,44の先端部に、前記形状保持部材51の端部と前記各延出部43,44の折返し部分とからなるT字状の凸部105を形成することができる。
Here, in the present embodiment, as shown in FIG. 3A, the end of the
このため、図3の(b)に示したように、前記形状保持部材51の端部上に前記第一及び第二延出部43,44の折返し部分を重ね、この重合部分のみが凸部106となってしまう場合と比較して、前記各延出部43,44に設けられた前記各面ファスナー101,102による係合面積を広げ、係合力を高めることができる。
For this reason, as shown in FIG. 3B, the folded portions of the first and second extending
さらに、図4は、その変形例(バリエーション)を示す図であり、前記第一及び第二延出部43,44先端の折返し部分に矩形状の切り込み45,45が入れられており、各切り込み45,45内に前記形状保持部材51の先端部を挿入した状態で、当該形状保持部材51,51の先端部と前記各延出部43,44先端の折返し部分とが面一になるように構成されている。
Further, FIG. 4 is a diagram showing a modification (variation) thereof, in which
このように構成することで、前記各延出部43,44の折返し部分と、該折返し部分の前記切り込み45,45内に配置された前記形状保持部材51の先端部とによって矩形状の平坦部分を形成できるので、前記各延出部43,44に設けられた前記各面ファスナー101,102による係合面積をさらに広げることができ、係合力をより強力にすることができる。
With such a configuration, a rectangular flat portion is formed by the folded portions of the extending
前記第一面ファスナー101と前記第二面ファスナー102とは、互いに面接した状態で剥離可能に接合されるように構成されており、前記第一面ファスナー101が設けられた前記第一延出部43の先端部と、前記第二面ファスナー102が設けられた前記第二延出部44の先端部とを面接した状態で互いに係合する係合手段として、前記第一延出部43の先端部及び前記第二延出部44の先端部に設定されている。
The first hook-and-
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記ホルダ31を車両で使用する際には、図1に示したように、該ホルダ31に設けられた前記後退許容空間81に前記ベースベルト21を挿通するとともに、前記ホルダ本体41の湾曲部42の内側面に設けられた面ファスナー91を前記ベースベルト21に設けられた面ファスナーの所定箇所に圧接して固定する。
In the present embodiment according to the above configuration, when the
この状態において、前記ベースベルト21を車両用シート1のシートバック3に取り付けることによって、前記ホルダ31を、前記ベースベルト21を介して前記車両用シート1に取り付ける。これにより、前記ホルダ31を車室内で使用することができる。
In this state, the
また、このホルダ31を、前席を構成する車両用シート1の前記シートバック3後面24に配置することで、当該ホルダ31を後部席で使用することができる。
Further, by arranging the
このとき、前記ホルダ31は、変形自在なホルダ本体41で構成されている。このため、硬質のホルダをシートバック3に設けた場合と比較して、乗降の障害にならず、後席乗員との干渉に起因した不具合を未然に防止することができる。
At this time, the
このホルダを使用する際には、図5に示したように、前記ホルダ本体41の前記湾曲部42が前記シートバック3の上部に位置するように位置決めする。このとき、前記ホルダ本体41は、U字状に曲げられた状態において、基端側を構成する前記湾曲部42の両端が前記形状保持部材51の連結部71によって連結されており、U字状に保持されている。
When using this holder, as shown in FIG. 5, the
これにより、前記湾曲部42の一端より延出した第一延出部43と、前記湾曲部42の他端より延出した第二延出部44とが離反した先端開口状態を形成することができる。
As a result, a first
そして、このホルダ31に長物としての杖121を保持する際には、前記ホルダ本体41の先端開口部122から当該杖121を挿入して前記連結部71に当接するとともに、当該杖121をさらに押し込むことによって、前記連結部71を湾曲させながら前記湾曲部42側へ後退させる。
When holding the
すると、前記連結部71で短絡された前記湾曲部42の両端部が前記連結部71によって内側へ引張られ、前記湾曲部42の端部より延出した前記第一延出部43の先端部と第二延出部44の先端部が近接し、前記杖121を挿入した前記先端開口部122が閉じられる。
Then, both end portions of the bending
このとき、前記第一延出部43の先端部と前記第二延出部44の先端部とには、面接した状態で互いに係合する係合手段が設定されており、この係合手段で前記第一延出部43の先端部と前記第二延出部44の先端部とが接合されることによって、前記杖121を挿入した前記先端開口部122の閉鎖状態が維持され、前記杖121は、前記ホルダ本体41内に保持される。
At this time, an engaging means that engages with each other in a face-contact state is set at the distal end portion of the first extending
このように、長物として杖121の保持を可能とする前記ホルダ31を、折り曲げ自在な帯体で構成できるため、非使用時には変形自在とすることができる。これにより、邪魔にならず、利便性の向上を図ることができる。
Thus, since the
また、硬質な支持部材が設置場所から常時突出してしまう従来と比較して、他の物と干渉した場合には、折れ曲がるなど変形が可能であり、干渉などに起因した不具合を確実に防止することができる。 Also, compared to the conventional case where a hard support member always protrudes from the installation location, when it interferes with other objects, it can be bent and deformed, and defects caused by interference can be reliably prevented. Can do.
また、構造が簡単であるとともに、手の挟み込みなどの不具合を確実に防止することができる。 In addition, the structure is simple and problems such as pinching of hands can be reliably prevented.
このとき、前記ホルダ本体41の前記先端開口部122を閉鎖する係合手段は、互いに面接した状態で剥離可能に接合する第一及び第二面ファスナー101,102で構成されており、前記杖121を押し込んで前記連結部71を変形し、前記湾曲部42より延出した前記第一延出部43の先端部と第二延出部44の先端部とを近接することで、前記杖121が挿通した後の前記先端開口部122を閉鎖することができる。
At this time, the engaging means for closing the tip opening 122 of the holder
このため、前記係合手段がボタンやホック等で構成された場合と比較して、特別な係合作業を行うことなく、前記先端開口部122を自動的に閉鎖することができる。これにより、前記杖121を保持した片方の手だけで、当該杖をホルダ31にワンタッチで保持することができ、利便性が向上する。
For this reason, compared with the case where the engaging means is constituted by a button, a hook or the like, the
また、前記係合手段を前記各面ファスナー101,102で構成したため、適度な固定力を得ることができる。このため、人などが強く干渉した際には、前記各面ファスナー101,102が剥離することによって、前記杖121等の保持物を固定状態を解除することができる。これにより、安全性のさらなる向上を図ることができる。
Further, since the engaging means is constituted by the
なお、本実施の形態では、前記係合手段を前記第一及び第二面ファスナー101,102で構成した場合付いて説明したが、これに限定されるものではなく、例えばボタンやホックや磁石等で構成しても良い。
In the present embodiment, the case where the engaging means is constituted by the first and
また、前記長物として杖121を保持する場合を例に挙げて説明したが、例えば傘などの長物を保持することもできる。
Moreover, although the case where the
そして、前記ベースベルト21を前記シートバック3の左側部側にセットした場合に付いて説明したが、これに限定されるものではない。
And although it demonstrated about the case where the said
(第二の実施の形態) (Second embodiment)
例えば、図6に示すように、前記シートバック3の左側部側のみならず、右側部側にセットしても良い。 For example, as shown in FIG. 6, the seat back 3 may be set not only on the left side but also on the right side.
この場合、前記シートバック3の左側部側にセットされた前記ベースベルト21に前記ホルダ31を設けるとともに、前記シートバック3の右側部側にセットされた前記ベースベルト21に前記ホルダ31を設けることによって、利用形態を広げることができる。
In this case, the
(第三の実施の形態) (Third embodiment)
図7及び図8は、第三の実施の形態を示す図であり、前述した実施の形態と同一又は同等部分に付いては、同符号を付して説明を割愛するとともに異なる部分に付いてのみ説明する。 FIG. 7 and FIG. 8 are views showing the third embodiment. The same or equivalent parts as those of the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals and the explanation thereof is omitted and different parts are attached. Only explained.
すなわち、前記シートバック3の左側部側にセットされるベースベルト21と、前記シートバック3の右側部側にセットされるベースベルト21とは、連結ベルト151で連結されており、該連結ベルト151の中途部には、前記ヘッドレスト11の支柱12,12に掛けられるリング部152,152が二箇所に設けられている。
That is, the
これにより、各リング部152,152を前記支柱12,12に通すことによって、左右のベースベルト21,21を前記シートバック3に取り付けられるように構成されている。
Accordingly, the left and
この実施形態の場合においても、図8に示したように、前記シートバック3の左側部及び右側部に前記ホルダ31,31を取り付けることができるので、利便性が向上するとともに、利用形態を広げることができる。
Also in the case of this embodiment, as shown in FIG. 8, the
(第四の実施の形態) (Fourth embodiment)
そして、図9に示すように、前記シートバック3の左側部側にセットされた前記ベースベルト21に、長物としての傘201を保持する傘ホルダ202を取り付けることもできる。
Then, as shown in FIG. 9, an
この傘ホルダ202のホルダ本体211に付いて説明すると、長方形状の防水布がコ字状に折り返されその底部212が縫製され閉鎖されており、左方開口部213の縁部からは、前記ベースベルト21に取り付ける為の取付片214が延出している。また、前記左方開口部213の縁部上方からは、閉鎖片215が延出しており、該閉鎖片215に設けられた面ファスナー216を前記ホルダ本体211に設けられた面ファスナー217に接合することで、前記左方開口部213の不用意な開放を防止できる。
The
このホルダ本体211の上縁部からは、係止ベルト221が延出しており、該係止ベルト221を前記ヘッドレスト11の支柱12,12に掛けてバックル222,223で連結することにより、当該傘ホルダ202を前記車両用シート1に取り付けることができる。
A locking
この傘ホルダ202は、前記シートバック3の右側部側にセット出来るように、形状を左側部側に取り付けるホルダに対して勝手違いに製作しても良い。
The
なお、この傘ホルダ202は、さらに他のアタッチメントに変更することも可能である。
The
(第五の実施の形態) (Fifth embodiment)
すなわち、図10に示すように、前記シートバック3にセットされた前記両ベースベルト21,21間に、ティッシュボックスホルダ301を取り付けることもできる。
That is, as shown in FIG. 10, a
このティッシュボックスホルダ301に付いて説明すると、当該ティッシュボックスホルダ301のホルダ本体311は、布生地によって横長の直方体形状に形成されており、上部開口部312から市販のティッシュボックを収容できる大きさに形成されている。当該ホルダ本体311の後壁313上縁には、ティッシュボックスを収容した状態で前記上部開口部312を開放可能に閉鎖する蓋部314が設けられおり、当該蓋部314の縁部と、前記ホルダ本体311の上縁とには、互いに係脱自在に係合するチャック式ファスナー315が設けられている。
The
この蓋部314の中央には、スリット321が設けられており、当該ティッシュボックスホルダ301に収容したティッシュボックスのティッシュ322を引き出せるように構成されている。
A
前記ホルダ本体311の前記後壁313の左側縁331からは、左面ファスナー332が延出しており、前記ホルダ本体311の前記後壁313の右側縁333からは、右面ファスナー334が延出している。
A
これにより、前記左面ファスナー332を前記シートバック3の左側部に延設された前記ベースベルト21の裏面側を通して当該ホルダ本体311の前記後壁313に剥離可能に係合できるとともに、前記右面ファスナー334を前記シートバック3の右側部に延設された前記ベースベルト21の裏面側を通して当該ホルダ本体311の前記後壁313に剥離可能に係合できるように構成されており、当該ティッシュボックスホルダ301を前記シートバック3の背面に取り付けられるように構成されている。
Accordingly, the
1 車両用シート
3 シートバック
21 ベースベルト
31 ホルダ
41 ホルダ本体
42 湾曲部
43 第一延出部
44 第二延出部
71 連結部
81 後退許容空間
101 第一面ファスナー
102 第二面ファスナー
121 杖
201 傘
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ホルダを、折り曲げ自在な帯体がU字状に曲げられてなるホルダ本体で構成し、基端側を構成する湾曲部と、該湾曲部の一端より延出した第一延出部と、前記湾曲部の他端より延出した第二延出部とを形成するとともに、
前記湾曲部の両端を折り曲げ自在な連結部で連結して当該ホルダ本体をU字状に保持し、前記湾曲部と前記連結部との間に当該連結部の前記湾曲部側への後退を許容する後退許容空間を形成する一方、
前記第一延出部の先端部と前記第二延出部の先端部とを面接した状態で互いに係合する係合手段を前記第一延出部の先端部及び前記第二延出部の先端部に設定したことを特徴とする長物保持構造。 In a long object holding structure provided with a holder for holding a long object,
The holder is composed of a holder main body in which a foldable belt is bent in a U shape, a curved portion constituting a proximal end side, a first extending portion extending from one end of the curved portion, Forming a second extending portion extending from the other end of the curved portion;
Both ends of the bending portion are connected by a foldable connecting portion to hold the holder main body in a U shape, and the connecting portion can be retracted to the bending portion side between the bending portion and the connecting portion. While forming a retreat allowance space to
Engagement means for engaging each other in a state where the front end portion of the first extension portion and the front end portion of the second extension portion are in contact with each other is provided on the front end portion of the first extension portion and the second extension portion. A long object holding structure characterized by being set at the tip.
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