JP5338893B2 - 制御情報通信方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御情報通信方法及びその装置に関し、互いに独立した複数種類の制御情報を多重し制御チャネルを用いて送信し、受信した制御チャネルから各制御情報を分離する制御情報通信方法及びその装置に関する。
移動通信システムにおける高速データ通信の仕様として、標準化機関である3GPP(3rd Generation Pertnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる標準化が進められている。LTEにおいて、下りの制御チャネルにはUL grant及びDL Scheduling informationの2種類がある。
UL grantは上りデータの送信許可及びパラメータの指定に用いられ、移動局(UE:User Equipment)がUL grantを受信すると上りデータの送信を行う。また、DL Scheduling informationは直後に送信される下りデータのパラメータの指定に用いられ、移動局がDL Scheduling informationを受信すると下りデータの受信を行い、CRC(Cyclic Redundancy Check)チェック結果によってAck又はNack(Ack/Nack)を上りの制御チャネルを用いて送信する。
図1(A)に、Ack/Nackを送信する上り制御チャネルフォーマットの一例を示す。ここで、1サブフレームは例えば1.0msecで2つのスロットからなり、各スロットは7つのブロックからなる。リファレンス信号(RS:reference signal)は既知のパイロット信号である。
また、LTEにおいて、上りの制御チャネルはCQI(Channel Quality Indicator)などを送信するためにも用いられる。CQIは下りリンクの伝搬路状態を表わす指標で、通常は下りリンクのSIR(Signal to Interference Ratio)に依存し、通常ある一定の周期で基地局から送信される。図1(B)に、CQIを送信する上り制御チャネルフォーマットの一例を示す。
Ack/NackとCQIを同時に送信する場合、LTE上りリンクの特徴であるシングルキャリアFDMA(SC−FDMA:Single Carrier Frequency Division Multiple Access)を保持するため、同じチャネルに多重されて送信される(例えば非特許文献1,2,3参照)。
図2は、従来の上り制御チャネルフォーマットの一例を示す。ここでは、Ack/NackとCQIを単純に時分割多重している。
図3は、従来の上り制御チャネルフォーマットの他の一例を示す。図3(A)ではスロット毎にリファレンス信号を{1,1}で変調することでAckを多重し、図3(B)ではスロット毎にリファレンス信号を{1,−1}で変調することでNackを多重している。
図4は、従来の上り制御チャネルフォーマットの別の一例を示す。図4ではAck/NackとCQIをまとめて符号化し、各スロットの5ブロックに収容している。
3GPP TSG RAN1 #49−bis R1−072706 Orland,USA June 25−29,2007 3GPP TSG RAN WG1 #49bis R1−072755 25th−29th June 2007 Orland,USA 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #49bis R1−073003 Orland,USA June 25−29,2007
Ack/Nack信号は基地局(eNB:evolved NodeBとも呼ぶ)において受信し判定される。しかし、下りリンクにおいてDL Scheduling informationを受信できなかった場合、移動局はAck/Nackを送信しない(DTX送信)。このため、基地局においては、Ack/Nack/DTXの3値判定をする必要がある。
図2乃至図4に示す従来の多重方法は、Ack/Nack/DTXの3値判定が容易なフォーマットとなっていなかった。基地局でDTXをAckと誤判定してしまうと、レイヤ1における再送が動作せず、パケットの抜けが生じてしまい、結果としてスループットの大幅な劣化を招いてしまうという問題があった。
開示の制御情報通信方法は、Ack/Nack/DTXの3値判定を容易に行うことができる制御情報通信方法及びその装置を提供することを総括的な目的とする。
開示の一実施形態による制御情報通信方法は、互いに独立した複数種類の制御情報を多重し制御チャネルを用いて送信し、受信した制御チャネルから各制御情報を分離する制御情報通信方法において、
前記複数種類の制御情報と任意の制御情報の多重有無情報をまとめて符号化して多重し、
受信した前記制御チャネルから符号化情報を分離して復号し前記複数種類の制御情報と任意の制御情報の多重有無情報を得て、
前記多重する制御情報の種類の増加に伴い、多重する制御情報の少なくとも1つの精度を低下させる
このような制御情報通信方法によれば、Ack/Nack/DTXの3値判定を容易に行うことができ、DTXをAck/Nackと誤判定してしまうことによるスループットの大幅な劣化を防ぐことができる。
従来のAck/Nack,CQIを送信する上り制御チャネルフォーマットの一例を示す図である。 従来の上り制御チャネルフォーマットの一例を示す図である。 従来の上り制御チャネルフォーマットの他の一例を示す図である。 従来の上り制御チャネルフォーマットの別の一例を示す図である。 LTE上りリンクのチャネル構成を示す図である。 本発明の上り制御チャネルフォーマットの第1実施形態を示す図である。 本発明の第1実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図である。 本発明の第1実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図である。 従来の移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図である。 従来の基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図である。 本発明の上り制御チャネルフォーマットの第1実施形態の変形例を示す図である。 本発明の上り制御チャネルフォーマットの第2実施形態を示す図である。 本発明の第2実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図である。 本発明の第2実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図である。 本発明の上り制御チャネルフォーマットの第3実施形態を示す図である。 本発明の第3実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図である。 本発明の第3実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図である。 本発明の上り制御チャネルフォーマットの第4実施形態を示す図である。 本発明の第4実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図である。 本発明の第4実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
LTE上りリンクではシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)が採用されている。SC−FDMAにおいてはサブフレーム毎に送信周波数帯域は変化するが、一度に送信する周波数帯域は1つであるという制約がある。このため、例えば、データ信号と制御情報を異なる周波数帯域で同時に送信することはできない。そのため、LTEにおいては制御情報を送信する場合にデータ信号も同時に送信する必要があるときには、制御情報をデータ信号と同じ帯域幅に時間多重する。一方でデータと同時送信しない場合は後述するように通常データ信号を送信する帯域とは異なる帯域で送信する。
図5に、LTE上りリンクのチャネル構成を示す。ここで、横軸は時間軸、縦軸は周波数軸である。LTE上りリンクにおける制御チャネルは、例えばシステム帯域の両側に割り当てられる。データチャネルと同様に1サブフレーム(1.0msec)単位で送信されるが、周波数ダイバーシティゲインを得るためにスロット(0.5msec)毎に周波数ホッピングする。
図5に示すようにAck/NackとCQIには別の帯域幅が割り当てられる。CQIは移動局が下りリンクの受信品質(SIRなど)を測定し、それを量子化して、予め決められた固定の周期で定期的に送信される。
Ack/Nackは移動局が下りの受信信号を受信した場合に復号後のCRCチェック結果に応じて送信されるが、予め送信タイミングが決められてはいない。このため、場合によってはCQIを送信するべきタイミングで同時にAck/Nackを送信する必要がある。このとき、CQIを送信する帯域にCQIとAck/Nackを多重して送信する。
<第1実施形態>
図6は、本発明の上り制御チャネルフォーマットの第1実施形態を示す。図6(A),(B)において、1サブフレームは例えば1.0msecで2つのスロットからなり、各スロットは7つのブロックからなる。図6(A)は、CQIのみの場合(つまりCQIにDTXを多重した場合)を示しており、この場合は同一スロット内の2ブロックのリファレンス信号は同じ位相で変調(つまり{1,1}で変調)されている。
図6(B)は、Ack/NackとCQIを時分割多重した場合を示しており、この場合は同一スロット内の2ブロックのリファレンス信号は逆位相で変調(つまり{1,−1}で変調)されている。なお、左右のスロットにはCQIとAck/Nackとが共に割り当て配置されている。
このため、基地局では受信した同一スロット内のリファレンス信号の位相を判定することにより、どちらのフォーマットで送信されているかをまず判定することができ、その結果を受けてAck/NackとDTXを復調することが可能となる。結果として、DTXをAck/Nackと誤判定してしまうことによるスループットの大幅な劣化を防ぐことができる。
図7は、本発明の第1実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図を示す。同図中、例えば1ビット又は2ビットのAck/Nackは符号化部11で例えば繰り返し符号を行われ、変調部12で変調されて切り替え部13に供給される。一方、例えば5ビット又は4ビットのCQIは符号化部14で例えば畳み込み符号等の符号化を行われ、変調部15で変調されて切り替え部13に供給される。更に、端子16から+1又は−1のリファレンス信号が切り替え部13に供給される。
切り替え部13は図6(A)に示すブロック単位で上記CQI,+1,CQI,CQI,CQI,+1,CQIを順に切り替え選択し、また、図6(B)に示すブロック単位で上記CQI,+1,Ack/Nack,CQI,Ack/Nack,−1,CQIを順に切り替え選択して乗算部20に供給する。
ZC系列部18は例えば12シンボルのZC系列を生成し、このZC系列はS/P(シリアル/パラレル変換)部19でパラレルにされて乗算部20に供給される。乗算部20はZC系列に切り替え部13から供給される信号を乗算して、パラレルにサブキャリアマッピング部21に供給する。
サブキャリアマッピング部21は、乗算部20からの信号を図5に示す制御チャネル用のサブキャリアの周波数帯域にマッピングする。ここまでは周波数領域の信号を処理しているため、次に、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部22で逆フーリエ変換処理を行って時間領域の信号に変換し、CP付加部23でCP(Cyclic Prefix)を付加したのち、送信機24から送信する。
図8は、本発明の第1実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図を示す。同図中、受信機31で受信した信号はCP除去部32に供給されCP(Cyclic Prefix)を除去される。次に、FFT(Fast Fourier Transform)部33でブロック毎に周波数領域の信号に変換する。
次に、サブキャリアデマッピング部34でサブキャリアデマッピングを行い、SW(スイッチ)部35で図6(A),(B)に示すフォーマットに従って制御情報(Ack/Nack,CQI)とリファレンス信号に分離する。
制御情報は、ZC系列キャンセル部36でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部37にて周波数軸上で平均を求めて位相補償部38に供給される。
リファレンス信号は、ZC系列キャンセル部41でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部42にて周波数軸上で平均を求めてフォーマット判定部43及びスロット内平均部44に供給される。
フォーマット判定部43は、周波数平均されたリファレンス信号を{+1,+1}のパターンと{+1,−1}のパターンでそれぞれ相関をとり、相関値が大きい方が実際に送信されたリファレンス信号のパターン、すなわち送信されたフォーマットであると判定する。つまり、スロット内でリファレンス信号が同位相であるか逆位相であるかにより、図6(A)のCQIのみ(つまりDTXの多重)のフォーマットであるか、図6(B)のAck/NackとCQIを多重したフォーマットであるかを判定し、その判定結果をスロット内平均部44,SW部45,チャネル復号部46,47に供給すると共に、CQIのみの場合にDTXを出力する。
スロット内平均部44は、スロット内のリファレンス信号をフォーマット判定結果に従って同位相({+1,+1}のパターンの場合)又は逆位相({+1,−1}のパターンの場合)で平均して位相補償部38に供給する。位相補償部38はリファレンス信号の位相情報に応じて制御情報の位相補償を行う。
この後、制御情報はSW部45でフォーマットに従ってAck/NackとCQIに分離され、Ack/Nackはチャネル復号部46にてチャネル復号されて出力され、CQIはチャネル復号部47にてチャネル復号されて出力される。
ところで、CQIのマッピングされるシンボル数が減ると、CQIの受信品質が劣化する懸念がある。このため、Ack/NackとCQIを送信する場合にはCQIの精度を落とす構成としても良い。
例えば、CQIのみを図6(A)のフォーマットで送信するとき、32通りのCQIを送信する場合、32通りを表す5ビットをサブフレーム(5ブロック)当たり20ビット(QPSKの場合)で符号化すると、符号化率は0.25である。
図6(B)のフォーマットでAck/Nack+CQIを送信するとき、32通りのCQIを送信する場合、CQIの送信に割り当てられるビット数は、サブフレーム(3ブロック)当たり12ビットであるため、符号化率は0.42となってしまう。このとき、符号化部14とチャネル復号部47において、CQIを4ビット(16通り)に精度を落とせば、符号化率を0.33とすることができ、特性の劣化を抑えることができる。
なお、比較のために、従来の図2に示すフォーマットを用いた場合の移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成を図9に示し、基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成を図10に示す。図9及び図10で図7及び図8と同一部分には同一符号を付す。図9においては切り替え部13には端子16から+1だけが供給されている。すなわち、Ack/Nackが多重される場合もDTXが多重される場合もリファレンス信号が供給される。図7の切り替え部13は、Ack/Nackが多重される場合とDTXが多重される場合で異なるリファレンス信号が供給される。図10においてはフォーマット判定部43を有していない。
<ZC系列>
シングルキャリア伝送において受信側で周波数等化を行う場合、周波数領域でチャネル推定を精度良く行うためには、リファレンス信号が周波数領域において一定振幅である(つまり、任意の周期的時間シフトの自己相関が0である)ことが望ましい。一方で、PAPR(Peak−to−Average Power Ratio)の観点から時間領域においても一定振幅であることが望ましい。
これらの特性を実現する系列の例として、ZC(Zadoff−Chu)系列が提案されている。その計算式を以下に示す。ここで、kはシンボル番号、nは時間方向のインデックスを表す。整数kとLが互いに素であれば、系列長はLとなる。
Figure 0005338893
<第1実施形態の変形例>
図11は、本発明の上り制御チャネルフォーマットの第1実施形態の変形例を示す。図11(A)は、CQIのみの場合(つまりCQIにDTXを多重した場合)を示しており、この場合は同一スロット内の2ブロックのリファレンス信号は同じ位相で変調(つまり{1,1}で変調)されている。これは図6(A)と同一である。
図11(B)は、Ack/NackとCQIを時分割多重した場合を示しており、この場合は同一スロット内の2ブロックのリファレンス信号は逆位相で変調(つまり{1,−1}で変調)されている。図11(B)では左側のスロットにCQIが割り当て配置され、右側のスロットにAck/Nackが割り当て配置されている。
このように、Ack/Nackのシンボル位置は一例であり、本発明ではAck/Nackやその他のシンボル位置が限定されるものではない。
<第2実施形態>
図12は、本発明の上り制御チャネルフォーマットの第2実施形態を示す。図12(A)は、CQIのみの場合(つまりCQIにDTXを多重した場合)を示しており、この場合は同一スロット内の2ブロックのリファレンス信号は同じ位相で変調(つまり{1,1}で変調)されている。これは図6(A)と同一である。
図12(B)は、AckとCQI、又は、NackとCQIを合わせて符号化し(Ack/NackとCQIを同時符号化)多重した場合を示しており、この場合は同一スロット内の2ブロックのリファレンス信号は逆位相で変調(つまり{1,−1}で変調)されている。
このため、基地局では受信した同一スロット内のリファレンス信号の位相を判定することにより、どちらのフォーマットで送信されているかをまず判定することができ、その結果を受けてAck/NackとDTXを復調することが可能となる。結果として、DTXをAck/Nackと誤判定してしまうことによるスループットの大幅な劣化を防ぐことができる。
図13は、本発明の第2実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図を示す。同図中、例えば1ビット又は2ビットのAck/Nackと例えば5ビットのCQIの合計6ビット又は7ビット(Ack/Nack+CQI)は符号化部51で符号化を行われ、変調部52で変調されて切り替え部13に供給される。更に、端子16から+1又は−1のリファレンス信号が切り替え部13に供給される。
切り替え部13は図12(A)に示すブロック単位で上記CQI,+1,CQI,CQI,CQI,+1,CQIを順に切り替え選択し、また、図12(B)に示すブロック単位で上記Ack/Nack+CQI,+1,Ack/Nack+CQI,Ack/Nack+CQI,Ack/Nack+CQI,−1,Ack/Nack+CQIを順に切り替え選択して乗算部20に供給する。
ZC系列部18は例えば12シンボルのZC系列を生成し、このZC系列はS/P部19でパラレルにされて乗算部20に供給される。乗算部20はZC系列に切り替え部13から供給される信号を乗算してパラレルにサブキャリアマッピング部21に供給する。
サブキャリアマッピング部21は、乗算部20からの信号を図5に示す制御チャネル用のサブキャリアの周波数帯域にマッピングする。ここまでは周波数領域の信号を処理しているため、次に、IFFT部22で時間領域の信号に変換し、CP付加部23でCPを付加したのち、送信機24から送信する。
図14は、本発明の第2実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図を示す。同図中、受信機31で受信した信号はCP除去部32に供給されCPを除去される。次に、FFT部33でブロック毎に周波数領域の信号に変換する。
次に、サブキャリアデマッピング部34でサブキャリアデマッピングを行い、SW部35で図12(A),(B)に示すフォーマットに従って制御情報(Ack/Nack+CQI,CQI)とリファレンス信号に分離する。
制御情報は、ZC系列キャンセル部36でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部37にて周波数軸上で平均を求めて位相補償部38に供給される。
リファレンス信号は、ZC系列キャンセル部41でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部42にて周波数軸上で平均を求めてフォーマット判定部43及びスロット内平均部44に供給される。
フォーマット判定部43は、周波数平均されたリファレンス信号を{+1,+1}のパターンと{+1,−1}のパターンでそれぞれ相関をとり、相関値が大きい方が実際に送信されたリファレンス信号のパターン、すなわち送信されたフォーマットであると判定する。つまり、スロット内でリファレンス信号が同位相であるか逆位相であるかにより、図12(A)のCQIのみ(つまりDTXの多重)のフォーマットであるか、図12(B)のAck/Nack+CQIのフォーマットであるかを判定し、その判定結果をスロット内平均部44,SW部45に供給すると共に、CQIのみの場合にDTXを出力する。
スロット内平均部44は、スロット内のリファレンス信号をフォーマット判定結果に従って同位相({+1,+1}のパターンの場合)又は逆位相({+1,−1}のパターンの場合)で平均して位相補償部38に供給する。位相補償部38はリファレンス信号の位相情報に応じて制御情報の位相補償を行う。
この後、制御情報はSW部45でフォーマットに従ってAck/Nack+CQIとCQIとに分離され、Ack/Nack+CQIはチャネル復号部53にてチャネル復号されてAck/Nack/CQIが出力される。また、CQIはチャネル復号部54にてチャネル復号されて出力される。
<第3実施形態>
図15は、本発明の上り制御チャネルフォーマットの第3実施形態を示す。図15(A)は、Ack+CQIのフォーマットを示しており、この場合は同一スロット内の第2ブロックのリファレンス信号の位相を基準(位相0)として、第6ブロックのリファレンス信号を2π/3だけ移相して変調(つまり{1,exp[2π/3]}で変調)する。
図15(B)は、Nack+CQIのフォーマットを示しており、この場合は同一スロット内の第2ブロックのリファレンス信号の位相を基準(位相0)として、第6ブロックのリファレンス信号を4π/3だけ移相して変調(つまり{1,exp[4π/3]}で変調)する。
図15(C)は、DTX+CQIのフォーマットを示しており、この場合は同一スロット内の第2ブロック及び第6ブロックのリファレンス信号の位相を基準(位相0)として変調(つまり{1,1}で変調)する。
このため、基地局では受信した同一スロット内のリファレンス信号の位相を判定することにより、どのフォーマットで送信されているかをまず判定することができ、その結果を受けてAck/Nack/DTXを復調することが可能となる。結果として、DTXをAck/Nackと誤判定してしまうことによるスループットの大幅な劣化を防ぐことができる。
図16は、本発明の第3実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図を示す。同図中、例えば5ビットのCQIは符号化部14で例えば繰り返し符号等の符号化を行われ、変調部15で変調されて切り替え部13に供給される。
選択部62には、1,exp[2π/3],exp[4π/3]の3種類のリファレンス信号が切り替え部13に供給されると共に、端子61から例えば2ビットのDTX/Ack/Nackが供給される。選択部62は、スロット内の第2ブロックでは1のリファレンス信号を選択する。これと共に、スロット内の第6ブロックではDTXのとき1のリファレンス信号を選択し、Ackのときexp[2π/3]のリファレンス信号を選択し、Nackのときexp[4π/3]のリファレンス信号を選択して切り替え部13に供給する。
切り替え部13はAckのとき図15(A)に示すブロック単位で上記CQI,exp[2π/3],CQI,CQI,CQI,exp[2π/3],CQIを順に切り替え選択し、また、Nackのとき図15(B)に示すブロック単位で上記上記CQI,exp[4π/3],CQI,CQI,CQI,exp[4π/3],CQIを順に切り替え選択して乗算部20に供給し、DTXのとき図15(C)に示すブロック単位で上記上記CQI,+1,CQI,CQI,CQI,+1,CQIを順に切り替え選択して乗算部20に供給する。
ZC系列部18は例えば12シンボルのZC系列を生成し、このZC系列はS/P部19でパラレルにされて乗算部20に供給される。乗算部20はZC系列に切り替え部13から供給される信号を乗算してパラレルにサブキャリアマッピング部21に供給する。
サブキャリアマッピング部21は、乗算部20からの信号を図5に示す制御チャネル用のサブキャリアの周波数帯域にマッピングする。ここまでは周波数領域の信号を処理しているため、次に、IFFT部22で時間領域の信号に変換し、CP付加部23でCPを付加したのち、送信機24から送信する。
図17は、本発明の第3実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図を示す。同図中、受信機31で受信した信号はCP除去部32に供給されCPを除去される。次に、FFT部33でブロック毎に周波数領域の信号に変換する。
次に、サブキャリアデマッピング部34でサブキャリアデマッピングを行い、SW部35で図15(A),(B),(C)に示すフォーマットに従って制御情報(CQI)とリファレンス信号に分離する。
制御情報は、ZC系列キャンセル部36でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部37にて周波数軸上で平均を求めて位相補償部38に供給される。
リファレンス信号は、ZC系列キャンセル部41でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部42にて周波数軸上で平均を求めてフォーマット判定部63及びスロット内平均部44に供給される。
フォーマット判定部63は、周波数平均されたリファレンス信号を{1,1}、{1,exp(2π/3)}及び{1,exp(4π/3)}の3つのパターンでそれぞれ相関をとり、相関値が最も大きいものが実際に送信されたリファレンス信号のパターン、すなわち送信されたフォーマットであると判定する。つまり、スロット内でリファレンス信号が同位相であるか逆位相であるかにより、図15(A)のAck+CQIのフォーマットであるか、図15(B)のNack+CQIのフォーマットであるか、図15(C)のDTX+CQIのフォーマットであるかを判定し、その判定結果(Ack/Nack/DTX)をスロット内平均部44に供給すると共に、外部に出力する。
スロット内平均部44は、スロット内のリファレンス信号をフォーマット判定結果に従って同位相(例えば位相0)としたのち平均して位相補償部38に供給する。位相補償部38はリファレンス信号の位相情報に応じて制御情報の位相補償を行う。この後、制御情報のCQIは図15(A),(B),(C)のフォーマットに拘わらず、チャネル復号部54にて同様の方法でチャネル復号されて出力される。
なお、上記実施形態では、リファレンス信号を{1,1}、{1,exp(2π/3)}及び{1,exp(4π/3)}の3つのパターンとしているが、多重する制御情報が4種類であれば、リファレンス信号を{1,1}、{1,exp(π/4)}、{1,exp(π/2)}及び{1,exp(3π/4)}の4つのパターンとしても良く、同様にして4つのパターンとしても良い。
<第4実施形態>
図18は、本発明の上り制御チャネルフォーマットの第4実施形態を示す。ここで、各スロットの第2,第6ブロックにリファレンス信号が配置され、各スロットの第1,第3〜第5,第7ブロックに、AckとCQI、又は、NackとCQI、又は、DTXとCQIを合わせて符号化した制御情報が配置されている。なお、上記制御情報をAck/Nack/DTX+CQIの同時符号化と表す。また、DTXはAck/Nackの多重有無情報である。
このため、基地局では受信した同一スロット内の第1,第3〜第5,第7ブロックを復号することにより、どちらのフォーマットで送信されているかをまず判定することができ、その結果を受けてAck/Nack/DTXを復調することが可能となる。結果として、DTXをAck/Nackと誤判定してしまうことによるスループットの大幅な劣化を防ぐことができる。
図19は、本発明の第4実施形態における移動局の上り制御チャネル送信部のブロック構成図を示す。同図中、例えば2ビットのAck/Nack/DTXと例えば4ビット又は5ビットのCQIの合計6ビット又は7ビット(Ack/Nack/DTX+CQI)は符号化部71で符号化を行われ、変調部72で変調されて切り替え部13に供給される。更に、端子16から+1のリファレンス信号が切り替え部13に供給される。
切り替え部13は図18に示すブロック単位で上記Ack/Nack/DTX+CQI,+1,Ack/Nack/DTX+CQI,Ack/Nack/DTX+CQI,Ack/Nack/DTX+CQI,+1,Ack/Nack/DTX+CQIを順に切り替え選択して乗算部20に供給する。
ZC系列部18は例えば12シンボルのZC系列を生成し、このZC系列はS/P部19でパラレルにされて乗算部20に供給される。乗算部20はZC系列に切り替え部13から供給される信号を乗算してパラレルにサブキャリアマッピング部21に供給する。
サブキャリアマッピング部21は、乗算部20からの信号を図5に示す制御チャネル用のサブキャリアの周波数帯域にマッピングする。ここまでは周波数領域の信号を処理しているため、次に、IFFT部22で時間領域の信号に変換し、CP付加部23でCPを付加したのち、送信機24から送信する。
図20は、本発明の第4実施形態における基地局の上り制御チャネル受信部のブロック構成図を示す。同図中、受信機31で受信した信号はCP除去部32に供給されCPを除去される。次に、FFT部33でブロック毎に周波数領域の信号に変換する。
次に、サブキャリアデマッピング部34でサブキャリアデマッピングを行い、SW部35で図18に示すフォーマットに従って制御情報(Ack/Nack/DTX+CQI)とリファレンス信号に分離する。
制御情報は、ZC系列キャンセル部36でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部37にて周波数軸上で平均を求めて位相補償部38に供給される。
リファレンス信号は、ZC系列キャンセル部41でZC系列と複素共役な系列を乗算することによりZC系列を除去されたのち、周波数平均部42にて周波数軸上で平均を求めてスロット内平均部44に供給される。
スロット内平均部44は、スロット内のリファレンス信号を同位相で平均して位相補償部38に供給する。位相補償部38はリファレンス信号の位相情報に応じて制御情報の位相補償を行う。
この後、制御情報(Ack/Nack/DTX+CQI)はチャネル復号部73にてチャネル復号されてAck/Nack/DTXとCQIが出力される。
ところで、CQIが5ビット(32通り)あるとすると、Ack+CQI,Nack+CQI,DTX+CQIがそれぞれ32通りなので、合わせて96通りについて符号化を行うこととなる。この96通り(7ビット)をサブフレーム(5ブロック)当たり20ビット(QPSKの場合)で符号化することになる。
このため、Ack/Nackと組み合わせる場合にCQIの精度を1bit下げて16通りにすることも可能である。この場合は、Ack+CQI(16通り)、Nack+CQI(16通り),DTX+CQI(32通り)となるため、合わせて64通りを符号化すれば良いことになる。この64通り(6ビット)をサブフレーム(5ブロック)当たり20ビット(QPSKの場合)で符号化することになり、CQIの受信品質の劣化を抑えることができる。これは、符号化部71とチャネル復号部73の構成を変更することにより実現できる。
上記実施形態では、多重手段の一例として符号化部11,14,変調部12,15,切り替え部13を用い、パターン変更手段の一例として切り替え部13を用い、フォーマット検出手段の一例としてフォーマット判定部43を用い、分離手段の一例としてSW部35,45,チャネル復号部46,47を用い、符号化手段の一例として符号化部71,変調部72を用い、符号化情報多重手段の一例として切り替え部13を用い、符号化情報分離手段の一例としてSW部35を用い、復号手段の一例としてチャネル復号部73を用いている。
11,14,51,71 符号化部
12,15,52,72 変調部
13 切り替え部
18 ZC系列部
19 S/P部
20 乗算部
21 サブキャリアマッピング部
22 IFFT部
23 CP付加部
24 送信機
31 受信機
32 CP除去部
33 FFT部
34 サブキャリアデマッピング部
35,45 SW部
36,41 ZC系列キャンセル部
37,42 周波数平均部
38 位相補償部
43 フォーマット判定部
44 スロット内平均部
46,47,53,54,73 チャネル復号部
62 選択部

Claims (2)

  1. 互いに独立した複数種類の制御情報を多重し制御チャネルを用いて送信し、受信した制御チャネルから各制御情報を分離する制御情報通信方法において、
    前記複数種類の制御情報と任意の制御情報の多重有無情報をまとめて符号化して多重し、
    受信した前記制御チャネルから符号化情報を分離して復号し前記複数種類の制御情報と任意の制御情報の多重有無情報を得て、
    前記多重する制御情報の種類の増加に伴い、多重する制御情報の少なくとも1つの精度を低下させる
    ことを特徴とする制御情報通信方法。
  2. 互いに独立した複数種類の制御情報を多重し制御チャネルを用いて送信し、受信した制御チャネルから各制御情報を分離する制御情報通信システムを構成する送信装置において、
    前記複数種類の制御情報と任意の制御情報の多重有無情報をまとめて符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段で得た符号化情報を多重する符号化情報多重手段を
    し、
    前記符号化手段は、前記多重する制御情報の種類の増加に伴い、多重する制御情報の少なくとも1つの精度を低下させる
    ことを特徴とする送信装置。
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