JP5329561B2 - 掘削システム - Google Patents

掘削システム Download PDF

Info

Publication number
JP5329561B2
JP5329561B2 JP2010536968A JP2010536968A JP5329561B2 JP 5329561 B2 JP5329561 B2 JP 5329561B2 JP 2010536968 A JP2010536968 A JP 2010536968A JP 2010536968 A JP2010536968 A JP 2010536968A JP 5329561 B2 JP5329561 B2 JP 5329561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tractor unit
drill pipe
drilling system
excavation
borehole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010536968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011504212A (ja
Inventor
ジョフリー、シー.ダウントン
サミー、イスカンダー
ロバート、アッター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schlumberger Holdings Ltd
Original Assignee
Schlumberger Holdings Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schlumberger Holdings Ltd filed Critical Schlumberger Holdings Ltd
Publication of JP2011504212A publication Critical patent/JP2011504212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5329561B2 publication Critical patent/JP5329561B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B4/00Drives for drilling, used in the borehole
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B4/00Drives for drilling, used in the borehole
    • E21B4/18Anchoring or feeding in the borehole
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B7/00Special methods or apparatus for drilling
    • E21B7/04Directional drilling
    • E21B7/06Deflecting the direction of boreholes
    • E21B7/068Deflecting the direction of boreholes drilled by a down-hole drilling motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

本発明は、掘削システムに係り、とりわけ、その後に炭化水素を抽出するためのボアホール(bore hole)の形成において使用するための掘削システムに関する。
ボアホールの形成において典型的に使用される、操縦可能な掘削システムの一形態は、バイアスユニットを搬送するドリルストリング(drill string)すなわちドリルパイプ(drill pipe)を備えている。バイアスユニットは、ボアホールの隣接部分に対して所望の偏位でドリルパイプを保持するよう動作可能なものである。ドリルパイプは、さらに典型的には、回転のためのドリルビット(drill bit)を駆動するよう構成されたダウンホールモーター(down hole motor)を搬送する。バイアスユニットおよびモーターは、典型的には、ドリルパイプに沿った圧力下で供給される掘削流体(drilling fluid)すなわちマッド(mud)を利用して、油圧式に駆動される。
使用中、ビット荷重(WOB)負荷が、ドリルパイプを介してビットに加えられる。ビット荷重(WOB)負荷は、ビットの回転との組合せにより、ボアホールの端部からビットが物質を掘り、掻き出し、または侵食し、これによってボアホールの長さを増大させるのに役立つ。
バイアスユニットの作用は、ボアホールが所望の経路に沿って掘削されるようドリルビットを操縦するために利用され得る。
本発明の目的は、掘削システムのその他の形態を提供することである。
発明を解決するための手段
本発明によれば、トラクターユニットに連結される、回転可能なドリルパイプと、トラクターユニットに連結されるとともに、トラクターユニットによって移動可能な操縦可能掘削システムと、を備えた掘削システムが提供される。
そのような構成は、使用中、望まれれば、ドリルパイプが連続的に回転され得るようになっており、これによって、ドリルパイプが動けなくなるリスクを低減し、一方、トラクターユニットが、操縦可能掘削システムのための安定なプラットフォームを提供する。
操縦可能掘削システムは、好都合には、ダウンホールモーターを含んでいる。
トラクターユニットを備えることは、ドリルパイプと操縦可能掘削システムとの間における運動および力の伝達を制限または制御するのに役立つ。とりわけ、トラクターユニットは、負荷をドリルパイプに伝達するよりもむしろ、モーターの作動により生成されるトルクに反発する。同様に、ビットにより誘起される反作用のトルクは、ドリルパイプに伝達されず、その振動を低減させる。
トラクターユニットおよび操縦可能掘削システムは、例えばドリルパイプを介して供給される流体を用いることにより、油圧式に動力が供給されてもよい。若しくは、または付加的に、ドリルパイプの回転および/またはドリルパイプで伝達されるWOB負荷が、これらの構成要素に動力を供給するのに用いられてもよい。さらに、それらは、電気的に動力が供給されてもよい。トラクターユニットおよび操縦可能掘削システムが、同一の動力源を用いる必要はない。
トラクターユニットは、エネルギー変換装置、例えば、その運動を油圧エネルギーに変換する、またはその逆の変換を行う装置を含んでいてもよい。そのような装置は、地表またはダウンホールに配置される制御ユニットにより自動で制御されてもよく、または、手動で制御されてもよい。
掘削中の計測を可能にするため、センサーが、トラクターユニット、または、ドリルパイプとドリルビットの間のその他の位置に設けられてもよい。例えば、ボアホールの形状および直径、ボアホールの安定性パラメータを表示するため、および、掘削の計測の間の圧力を提供するため、トラクターユニットとボアホール壁との間の係合部が使用されてもよい。
図1は、本発明の形態による掘削システムの一部の概略図である。 図2は、その他の形態を示す、図1と同様の図である。
本発明は、付随する図を参照することにより、例示的な方法で、さらに説明される。
図1に示される掘削システムは、ドリルパイプ12の下端部に連結されるトラクターユニット10を備えている。ドリルパイプ12は、ボアホール14の長さに沿って地表まで延びている。ドリルパイプ12は、使用中に地表から回転されるように構成されている。またドリルパイプ12は、圧力下で掘削流体すなわちマッドが供給されるように構成されている。典型的には、ドリルパイプ12は、動けなくなるのを避けるため、ゆっくりと回転される。
ドリルパイプ12は、所定の範囲の形態をとることができる。例えば、ドリルパイプ12は、らせん状の管形材料またはその他の配管器具を含むことができる。
トラクターユニット10は、連結用装置16を有しており、これによって、ドリルパイプ12がトラクターユニット10へ案内される。連結用装置16は、ドリルパイプ12を介してトラクターユニット10にマッドが供給されるのを可能にするよう構成される。連結用装置16は、さらに、通常使用中にはドリルパイプ12の回転がトラクターユニット10には伝達されず、しかし望まれる場合には、その動作モードが、トラクターユニット10をドリルパイプ12とともに回転させ、または、ドリルパイプ12よりも低い速度で回転させるよう切り替えられるよう、構成されている。好都合には、ドリルパイプとトラクターユニットとの間の相対的な動きをモニターするとともに、この情報を蓄積して、そしてこの情報を制御ユニットに伝達するセンサーが動作可能となっている。この場合、制御ユニットは、例えば、望まれない運動または振動を減衰させるようシステムの動作を制御するために使用され得る。
ドリルパイプ12がトラクターユニット10から独立して回転するのを可能にすることにより、ドリルパイプ12は、望まれるのであれば、連続的に回転され得る。このことは、ドリルパイプ12が動かなくなるリスクを低減する。さらに、ドリルパイプ12の回転は、ボアホールに沿って通る流体を撹拌するよう使用され得る。これによって、ボアホール内において、掘削されたものの蓄積を低減することができる。連結用装置16は、独立した回転を可能にするが、しかしながら、例えば、トラクターユニット10が所定位置で渋滞し、またはトラップされるようになった場合にトラクターユニット10の開放を手助けするため、ドリルパイプ12がトラクター10へトルクを加えるべく使用され得るよう、連結用装置16がロック可能であることが好ましい。システムは、好ましくは、電源異常のイベントのときにこの設定に戻るよう構成される。
トラクターユニット10は、好都合にはマッドで動力が供給されるモーターの形態によるダウンホールモーター18を支持する。マッドで動力が供給されるモーター18の出力は、操縦制御ユニット20に伝達される。この操縦制御ユニット20は、ドリルビット22に連結されている。使用中、モーター18の作動が、ドリルビット22を回転させ、操縦制御ユニット20が、ドリルビット22によりとられている向きまたは姿勢を制御し、これによって、使用中に、ボアホールが伸ばされる方向を制御することが理解されるであろう。
ドリルパイプ12を、モーター18、操縦制御ユニット20およびドリルビット22を支持し、またこれらに負荷を加えるために使用するよりもむしろ、トラクターユニット10が、モーター18、操縦制御ユニット20およびドリルビット22を支持するとともに、以下に説明されるように、ドリルビット22にビット荷重(WOB)負荷を加えるために使用され得る。このため、ドリルパイプ12は、その自重を支持し、加えられた流体圧力に耐え、そして、トラクターユニット10を引っ張るのに使用される場合に加えられた負荷を運搬するよう、十分に強くなっている通常のドリルパイプに比べて、より薄い壁で仕切られていてもよく、また、より増大された直径からなっていてもよい。
ビット22の回転速度を増大させるため、ギヤボックスが設けられていてもよい。流体連結または遊星ギヤボックスまたは等速ギヤボックスが、トルクおよび回転速度、従ってビット22へのパワーを調整するために設けられていてもよい。
トラクターユニット10は、ボアホール14の壁をとらえ、そして、内部の牽引システムによってボアホール14の長さに沿って移動可能となっている。牽引システムは、しゃくとり虫に基づいており、若しくは、軌道(track)、ホイール、差動ピストン、回転する環状面(rolling toroid)またはスクリュー式に作動される装置を備えていてもよい。さらに、これらの技術の任意の組合せが、ボアホール14に対する移動のためにトラクターユニット10を駆動するのに使用され得る。トラクターユニット10の牽引システムの動作は、使用中、WOB負荷をドリルビット22に加えるのに使用され得るということ、および、ドリルビット22の回転と組み合わせてのWOB負荷の適用は、ドリルビット22がボアホール14の端部から物質を掻き出し、侵食し、または掘ることを引き起こし、これによって、操縦ユニット20により制御される方向におけるボアホール14の軸方向の長さを増大させるまたは伸ばすということが理解されるであろう。トラクターユニット10は、制御システムに含まれるルールに従って、ビットの前進を制御する。ルールは、ビットのタイプ、地質の特徴、掘削およびボアホールの状態、およびマッドシステムを考慮して選択され得る。またルールは、適切なセンサーから導かれる情報に応じて働くよう選択され得る。ユニット10は、さらに、ビット22の侵入速度を制御し、また、モーター18の動作を制御することにより回転速度を制御する。ドリルビット22により取り除かれる物質は、典型的には、ドリルパイプ12とボアホール14の壁との間に画定される環状の通路に沿って地表に向かって移動する掘削流体すなわちマッドの戻り流によってボアホール14の下端から押し流される。
トラクターユニット10の牽引システムと組み合わせて連結装置16を備えることは、ドリルパイプ12よりもむしろ地質に対して伝達される、モーターおよびビットにより誘起される反作用力を生じさせ、ドリルパイプ12の振動を低減させる。
マッドで活性化され、軸方向に延びるピストン24(図2参照)は、WOB負荷を制御し、および、WOB負荷をビット22に加えるため、および/または、モーター18、操縦制御ユニット20およびドリルビット22を軸方向の振動から切り離すため、トラクターユニット10上に設けられてもよい。軸方向の振動は、例えば、ドリルパイプ12において生じうるものであり、WOB負荷を加えるため利用されるものである。ピストン24は、ダウンホールまたは地表に配置されたコンピュータにより適切なセンサーの出力を用いて制御される、ダウンホールに配置された釣り合いバルブを用いて制御されてもよい。そのような構成において、トラクターユニット10の牽引システムは、ピストン24により加えられる負荷に反発する。
トラクターユニット10により全体的に、または、ピストン24などにより、または、これらの影響の組合せとしてWOB負荷が加えられる場合、加えられるWOB負荷の大きさは、好都合には、全体的な掘削速度、石盤のタイプ、ビットの設計、支配的な衝撃および振動の状態、およびビットの振動などの要因を考慮する制御アルゴリズムからの出力に応じて制御される。
モーター18および操縦制御ユニット20を備えるトラクターユニット10および操縦可能な掘削システムのための主要な動力源は、ドリルパイプ12を介して運ばれるマッドの供給を用いて油圧式に得られる、ということが考えられる。電気的な動力が、タービンを駆動し、また電気発電機を駆動するためのマッドの供給を利用することにより生成されてもよい。しかしながら、その他の駆動技術が利用されてもよいことが理解されるであろう。例えば、トラクターユニット10に対するドリルパイプ12の回転は、電気発電機を駆動するための、または油圧式の動力を加えるダウンホール流体を加圧するマッドモーターを駆動するための相対的な回転を利用することにより、電気的なエネルギーまたは油圧式のエネルギーに変換され得る。発電機の動作を制御することにより、ドリルパイプのねじり荷重が、制御され、また望まれるのであれば地表へ信号を伝達するために使用され得る。望まれるのであれば、この効果を高めるため、ドリルパイプの下端を積極的に駆動することも可能である。若しくは、ドリルパイプ12により加えられるビット荷重負荷が、動力を供給するために利用されてもよい。さらなる変形は、電気ケーブルでつながれたドリルパイプ、または、高電流伝導体を運搬することができる複合管材を介して、電気的な動力を供給することである。もちろん、これらの技術の組合せも利用され得る。エネルギー変換システムが設けられている場合、変換システムは、ダウンホールに配置されたコントローラー、または地表に配置されたコントローラーを介して自動的に制御され得る。さらに、変換システムは、地表に位置するオペレータにより、部分的にまたは全体的に手動で制御されてもよい。
前述のように、トラクターユニット10は、ボアホール14の長さに沿って駆動され得る。またトラクターユニット10は、ボアホール14の内側の所望の位置における運動に対して保持され得る。また、トラクターユニット10は、WOB負荷をドリルビット22に加えるよう利用され得る。トラクターユニット10の牽引システムは、さらに、ボアホール14に対する回転運動に対してトラクターユニット10を固定するよう利用されてもよい。ボアホール14に対するトラクターユニット10の軸方向位置をモニターすることは、ドリルビット22の位置の表示を提供するよう利用され得る、ということが理解されるであろう。さらに、ボアホール14の壁にトラクターユニット20が係合するのをモニターすることにより、ボアホール14の直径および形状がモニターされ、また、掘削測定の間の圧力が形成され得る。マッドの固まり(mud cake)のひずみが、ボアホール14のための安定性パラメータを決定するために利用され得る。
上述のように、掘削流体すなわちマッドの戻り流は、ドリルビット22により取り除かれた物質を洗い流すために利用され得る。望まれるのであれば、トラクターユニット10が、ボアホール14の壁とともに圧力シールを形成し、戻り流を遮蔽してもよい。そのような環境における戻り流を制御するため、トラクターユニット10において、通路およびバルブが設けられてもよい。
操縦可能掘削システムは、形態における所定の範囲をとることができる。例えば、操縦制御ユニット20は、所望の方向で横向きに作用する負荷をドリルビット22に対して加えて、それを所望の方向へと駆り立てるよう動作可能なバイアスユニットを備えていてもよい。また、操縦制御ユニット22は、曲げられたハウジング(bent housing)と、ドリルビット22を所望の方向に向けるため、曲げられたハウジングを所望の方向に配向させるよう動作可能な機械と、を含むことができる。その他のシステムも可能である。例えば、非回転の摺動スリーブの回転操縦可能なシステムが用いられてもよく、または、プッシュザビット(push the bit), ポイントザビット(point the bit), または組合せの操縦原理を含む操縦掘削システムが利用され得る。
ドリルビット22は、形態における所定の範囲をとることができる。例えば、ドリルビット22は、従来の回転ドラッグタイプのドリルビットを備えていてもよい。しかしながら、その他の形態のビットも利用され得る。
ワイヤで接続されたドリルパイプシステムが、地表とトラクターユニット10との間でのデータ通信を可能とするよう利用されてもよい。そのようなシステムはまた、若しくは代替として、上述のように電気的なパワーをトラクターユニット10に供給するために利用され得る。
拡張された範囲での応用における制御をアシストするためのドリルパイプ(図2参照)の長さに沿って、1つまたはそれ以上のさらなる類似のトラクターユニットを含むことが望まれてもよい。トラクターユニットは、好ましくは所要の通信速度を実現するようワイヤで接続されたドリルパイプを用いて、好ましくは一斉に制御される。これによって、先に概説された利点を実現することができる。
要約すれば、トラクターユニット10は、掘削および操縦のための安定なベースを提供する。従って、より高いレベルのROPが達成され、また、操縦がより正確に制御され得る。ROPの改善は、ビット22のWOB、トルクおよび回転速度に関する改善された制御から生じる増大された即座のスピードの結果として、直接的なものであり、また、より安定でないプラットフォームからの掘削により引き起こされる問題から回復するときの中断時間を、避けるまたは低減することによる。
本発明の範囲から逸脱することなく、ここに記載された構成に対する、広い範囲における修正および変形がなされ得ることが理解されるであろう。

Claims (15)

  1. (1)連結具によってトラクターユニットに連結される、回転可能なドリルパイプであって、前記連結具は、回転可能なドリルパイプとトラクターユニットとの間の相対的な回転を、
    (a)トラクターユニットが回転に関して静止している間に回転可能なドリルパイプが回転することを可能にするモード、
    (b)トラクターユニットを、回転可能なドリルパイプとともに同一の回転速度で回転させるモード、および、
    (c)トラクターユニットの回転を、回転可能なドリルパイプとは異なる回転速度で生じさせるモード
    という(a)〜(c)を含む相対的な回転の様々なモードが可能となる態様で制御するよう、選択的に調整可能となっている、回転可能なドリルパイプと、
    (2)回転可能なドリルパイプとトラクターユニットとの間の相対的な回転をモニターし、かつ、相対的な回転に関するデータを制御ユニットに提供するセンサーと、
    (3)トラクターユニットに連結されるとともに、トラクターユニットにより移動可能な操縦可能掘削装置と、
    を備えたことを特徴とする掘削システム。
  2. 回転するドリルパイプによって動力が生成されることを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  3. トラクターユニットのために動力が生成されることを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  4. 操縦可能掘削装置のために動力が生成されることを特徴とする請求項3に記載の掘削システム。
  5. ダウンホールモーターをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  6. トラクターユニットおよび操縦可能掘削装置のうちの少なくとも1つが、少なくとも部分的に油圧式に動力を供給されることを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  7. 油圧式の動力が、ドリルパイプを介して供給される流体を使用して供給されることを特徴とする請求項6に記載の掘削システム。
  8. トラクターユニットおよび操縦可能掘削装置のうちの少なくとも1つが、電気的に動力を供給されることを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  9. 電気的なエネルギーが、ケーブル、配線されたドリルパイプ装置、および複合ドリルパイプに設けられた伝導体のうちの少なくとも1つを介して供給されることを特徴とする請求項8に記載の掘削システム。
  10. 掘削中の測定を可能とするため、トラクターユニット上、または、ドリルパイプとドリルビットとの間のその他の位置に設けられた複数のセンサーをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  11. 複数のセンサーは、ボアホールの直径および形状のうちの少なくとも1つ、並びにボアホールの安定化パラメータをモニターすることを可能とすることを特徴とする請求項10に記載の掘削システム。
  12. トラクターユニットは、ボアホールに係合する牽引手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  13. 牽引手段は、しゃくとり虫装置、軌道、ホイール、スクリューまたは圧力差動ピストン手段を備えたことを特徴とする請求項12に記載の掘削システム。
  14. トラクターユニット上に設けられ、操縦可能掘削装置を移動させるよう作動可能なピストンをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
  15. ドリルパイプに沿った一部分に位置する少なくとも1つのさらなるトラクターユニットをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の掘削システム。
JP2010536968A 2007-11-21 2008-11-19 掘削システム Expired - Fee Related JP5329561B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0722755.6A GB2454880B (en) 2007-11-21 2007-11-21 Drilling system
GB0722755.6 2007-11-21
PCT/US2008/083957 WO2009067468A1 (en) 2007-11-21 2008-11-19 Drilling system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011504212A JP2011504212A (ja) 2011-02-03
JP5329561B2 true JP5329561B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=38925759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010536968A Expired - Fee Related JP5329561B2 (ja) 2007-11-21 2008-11-19 掘削システム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8695731B2 (ja)
EP (1) EP2229497B1 (ja)
JP (1) JP5329561B2 (ja)
CN (1) CN101918672B (ja)
CA (1) CA2706590C (ja)
GB (1) GB2454880B (ja)
RU (1) RU2479706C2 (ja)
WO (1) WO2009067468A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104136707B (zh) * 2012-02-13 2017-06-27 哈利伯顿能源服务公司 用于地下井中的活塞牵引机系统
US9057223B2 (en) * 2012-06-21 2015-06-16 Schlumberger Technology Corporation Directional drilling system
CN102966342B (zh) * 2012-11-23 2015-07-29 浙江盾安精工集团有限公司 全回转钻机套管自动上下蠕动控制装置
EP2935753A4 (en) 2012-12-19 2016-11-02 Services Petroliers Schlumberger ENGINE CONTROL SYSTEM
RU2617759C2 (ru) 2012-12-19 2017-04-26 Шлюмбергер Текнолоджи Б.В. Система управления на основе винтового забойного механизма
US9663992B2 (en) * 2014-08-26 2017-05-30 Baker Hughes Incorporated Downhole motor for extended reach applications
CN109763781B (zh) * 2018-12-28 2021-04-27 西南石油大学 一种用于复杂难钻地层的高效增压提速钻井系统
CN110821479B (zh) * 2019-11-14 2022-04-22 西南石油大学 一种用于电缆测井避免压差遇卡的井下牵引装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1388713A (en) * 1972-03-24 1975-03-26 Russell M K Directional drilling of boreholes
AR004469A1 (es) * 1994-12-21 1998-12-16 Shell Int Research Un metodo y un conjunto pra crear un agujero de perforacion en una formacion de tierra
US6607044B1 (en) * 1997-10-27 2003-08-19 Halliburton Energy Services, Inc. Three dimensional steerable system and method for steering bit to drill borehole
US6923273B2 (en) * 1997-10-27 2005-08-02 Halliburton Energy Services, Inc. Well system
US6296066B1 (en) * 1997-10-27 2001-10-02 Halliburton Energy Services, Inc. Well system
US6347674B1 (en) 1998-12-18 2002-02-19 Western Well Tool, Inc. Electrically sequenced tractor
US6467557B1 (en) * 1998-12-18 2002-10-22 Western Well Tool, Inc. Long reach rotary drilling assembly
CA2380034C (en) * 1999-07-30 2006-04-18 Western Well Tool, Inc. Long reach rotary drilling assembly
GB2370304B (en) 1999-08-05 2003-10-01 Baker Hughes Inc Continuous wellbore drilling system with stationary sensor measurements
GB2388132B (en) * 1999-08-05 2003-12-31 Baker Hughes Inc Continuous wellbore drilling system with stationary sensor measurements
US6318470B1 (en) * 2000-02-15 2001-11-20 Halliburton Energy Services, Inc. Recirculatable ball-drop release device for lateral oilwell drilling applications
ATE267948T1 (de) * 2001-01-10 2004-06-15 Shell Int Research Vorrichtung zur verankerung eines bohrgestänges in einem bohrloch
US7311151B2 (en) 2002-08-15 2007-12-25 Smart Drilling And Completion, Inc. Substantially neutrally buoyant and positively buoyant electrically heated flowlines for production of subsea hydrocarbons
US7401665B2 (en) * 2004-09-01 2008-07-22 Schlumberger Technology Corporation Apparatus and method for drilling a branch borehole from an oil well
EP1640556B8 (en) * 2004-09-20 2008-10-15 Services Petroliers Schlumberger Dual tractor drilling system
BRPI0617837A2 (pt) * 2005-10-27 2016-08-23 Shell Int Research aparelho e método para perfurar um poço em uma formação
US8408333B2 (en) * 2006-05-11 2013-04-02 Schlumberger Technology Corporation Steer systems for coiled tubing drilling and method of use
JP2010538187A (ja) * 2007-08-30 2010-12-09 シュルンベルジェ ホールディングス リミテッド 2つのボトムホールアセンブリを有する掘削システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011504212A (ja) 2011-02-03
GB2454880B (en) 2012-02-15
GB0722755D0 (en) 2008-01-02
CA2706590A1 (en) 2009-05-28
GB2454880A (en) 2009-05-27
US20110308862A1 (en) 2011-12-22
CN101918672A (zh) 2010-12-15
EP2229497B1 (en) 2014-07-16
US8695731B2 (en) 2014-04-15
RU2010125137A (ru) 2011-12-27
CN101918672B (zh) 2013-08-14
EP2229497A1 (en) 2010-09-22
CA2706590C (en) 2013-09-17
RU2479706C2 (ru) 2013-04-20
WO2009067468A1 (en) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5329561B2 (ja) 掘削システム
US5960895A (en) Apparatus for providing a thrust force to an elongate body in a borehole
US9016401B2 (en) Modular rotary steerable actuators, steering tools, and rotary steerable drilling systems with modular actuators
US8360172B2 (en) Steering device for downhole tools
US9631430B2 (en) Drilling assembly with high-speed motor gear system
NO345770B1 (no) Hullutvidelses-boreanordning og fremgangsmåter for anvendelse av denne
AU5448601A (en) Drilling apparatus with motor-driven pump steering control
JP2010531941A (ja) 操縦可能な回転掘削装置
NO324447B1 (no) Lukket sloyfe-boringsenhet med elektronikk utenfor en ikke-roterende hylse
WO2018212776A1 (en) Rotary steerable drilling - push-the-point-the-bit
CA3039489C (en) Flexible collar for a rotary steerable system
EP3186465B1 (en) Downhole motor for extended reach applications
US20110083900A1 (en) Downhole drilling system
CA3106350C (en) Propulsion unit for wellbore tractor tool
WO2016028160A1 (en) Complementing drilling system and method
MXPA97006335A (en) Tool located in the fund of the perforac

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120427

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120727

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120803

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120827

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees