JP5327132B2 - Wear test apparatus and wear test method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は,摩耗試験装置及び摩耗試験方法を提供するものであり、特に安価な量産品が流通する鋼球を交換部品として用いることが可能であり、かつ、試験装置の操作に熟練を必要とせず再現性の高い摩耗試験を行うことが可能である摩耗試験装置及び摩耗試験方法を提供するものである。 The present invention provides a wear test apparatus and a wear test method. Particularly, it is possible to use, as a replacement part, a steel ball in which an inexpensive mass-produced product circulates, and it requires skill to operate the test apparatus. A wear test apparatus and a wear test method capable of performing a wear test with high reproducibility are provided.
多くの工業製品で、開発段階または製造工程における品質検査のために、摩耗試験が行われている。摩耗試験の接触形態としては、高面圧になりやすい点接触や線接触の試験が多く行われ、例えば、従来技術として潤滑摩耗試験やマイクロアブレシブ摩耗試験等が行われている。 Many industrial products are subjected to wear testing for quality inspection in the development stage or in the manufacturing process. As the contact form of the wear test, many point contact and line contact tests that are likely to have a high surface pressure are performed. For example, a lubrication wear test and a micro abrasive wear test are performed as conventional techniques.
例えば、特許文献1には、潤滑摩耗試験装置として、回転駆動装置に設置された回転軸の先端に固定されているロール状の回転体に、下部から試験片を押付け、回転体を回転させることで試験片の摩耗を検査する摩耗試験装置が記載されている。
For example, in
また、非特許文献1には、マイクロアブレシブ摩耗試験装置として、図1に示すように、傾斜を持たせて設置された試験片(Specimen)と、回転駆動装置に設置された駆動軸(Drive Shaft)によって鋼球(Rotating sphere)が保持され、それら駆動軸と鋼球の間の摩擦によって、駆動軸の回転が鋼球に伝わり、鋼球を回転させることで、試験片を摩耗させる摩耗試験装置が記載されている。
Further, as shown in FIG. 1, Non-Patent
しかしながら、特許文献1に記載された潤滑摩耗試験装置は、回転体の片側のみが回転軸によって支持される状態であるため、荷重が大きいほど、回転軸がたわみ、接触位置が移動してしまう恐れがある。一方、回転体の表面を平坦にし、線接触とした場合、点接触に比べ、接触面積が増加するため、面圧が低下し、試験が長時間になる可能性がある。また、特許文献1に記載のものは、回転体がリング状の特殊形状を有するため、消耗部品である回転体の製造/調達コストが高いといった問題もある。
However, since the lubricating wear test apparatus described in
また、非特許文献1に記載されたマイクロアブレシブ摩耗試験装置は、消耗部品として鋼球を利用可能であるが、鋼球を傾斜を持たせて設置された試験片に載せているだけであるため、鋼球と駆動軸または鋼球と試験片との摩擦によって鋼球の回転数が変動しやすい。例えば、試験片の摩耗中に試験片と鋼球との摩擦係数が変動することによって、鋼球の回転数が変動することが考えられ、試験装置の操作に熟練したものであっても、再現性の高い摩耗試験を行うことが困難であった。
Moreover, although the micro abrasive wear test apparatus described in Non-Patent
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、試験片の材質、表面状態、または試験条件等に影響されず、点接触状態において、常に安定した回転数及び接触位置で摩耗試験を行い、再現性の高い耐摩耗性評価が可能な摩耗試験装置及び摩耗試験方法を提供する。また、操作が簡易であり、交換部品に安価な鋼球を用いることが可能である摩耗試験装置及び摩耗試験方法を得ることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, and is not affected by the material, surface state, or test conditions of the test piece, and is always subjected to a wear test at a stable rotational speed and contact position in a point contact state. A wear test apparatus and a wear test method capable of performing wear resistance evaluation with high reproducibility are provided. It is another object of the present invention to provide a wear test apparatus and a wear test method that are simple in operation and that can use inexpensive steel balls for replacement parts.
本発明による摩耗試験装置は、モータにより回転駆動される第1の回転軸と、前記第1の回転軸と協働して球形部材を着脱可能に挟持する第2の回転軸と、試験片を保持する試験片ホルダと、前記試験片ホルダを前記球形部材に向けて付勢することにより、前記試験片を前記球形部材に対して押圧する試験片ホルダ付勢部と、前記モータを設定された試験時間に応じて駆動する時間制御手段とを備え、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸は前記試験片が前記球形部材を押圧する荷重よりも大きな荷重にて前記球形部材を挟持して該球形部材を回転させて前記試験片の表面を摩耗させる。 A wear test apparatus according to the present invention includes a first rotating shaft that is rotationally driven by a motor, a second rotating shaft that detachably holds a spherical member in cooperation with the first rotating shaft, and a test piece. A test piece holder to be held, a test piece holder urging portion that presses the test piece against the spherical member by urging the test piece holder toward the spherical member, and the motor is set. Time control means for driving according to a test time, and the first rotating shaft and the second rotating shaft sandwich the spherical member with a load larger than a load with which the test piece presses the spherical member. Then, the spherical member is rotated to wear the surface of the test piece.
本発明による摩耗試験装置は、試験片の材質、表面状態、または試験条件等に影響され難く、安定した回転数及び接触位置で摺動し、再現性の高い摩耗試験を行うことができる。 The wear test apparatus according to the present invention is hardly affected by the material, surface condition, test conditions, or the like of the test piece, and can slide at a stable rotational speed and contact position to perform a highly reproducible wear test.
実施の形態1.
図2は本発明の実施の形態1による摩耗試験装置の断面図である。本実施の形態における摩耗試験装置では、球形部材である鋼球9を第1の回転軸11及び第2の回転軸12により着脱可能に挟持し、回転中の鋼球9に試験片1を押し当てて、試験片表面に円形の摩耗痕を生じさせることにより、試験片1の耐摩耗性を評価する。
FIG. 2 is a cross-sectional view of the wear test apparatus according to
図2に示した摩耗試験装置の構成について説明する。試験片1は試験片ホルダ2にて保持され、試験片ホルダ2の下部には、試験片1と鋼球9との間の荷重を計測するためのロードセル3が設けられる。ロードセル3はロードセル受け4により保持され、ロードセル受け4の下側端部は外筒6の貫通穴内に挿入される。当該貫通穴の上側開口部からは、ロードセル受け4の下側端部が挿入され、下側開口部は雌ねじ部となっており,ねじ5が挿入され,ナット8により外筒6に固定される。外筒6の貫通穴の内部において、ロードセル受け4とねじ5との間には、コイルばね7(試験片ホルダ付勢部)が圧縮された状態で挿入され、コイルばね7の反発力によって、ロードセル受け4が上方、即ち、鋼球9に向かって付勢される。試験片ホルダ2は、ロードセル3を介してロードセル受け4により上方へ付勢され、試験片ホルダ2上に載置された試験片1を鋼球9に対して押し付ける。
The configuration of the wear test apparatus shown in FIG. 2 will be described. The
鋼球9は試験片1の上部に配置され、第1の回転軸11及び第2の回転軸12により着脱可能に挟持される。更に詳しくは、第1の回転軸11と第2の回転軸のそれぞれの対向する端部には、鋼球9と同等の曲率を有し鋼球9と勘合する凹部が鋼球9の受け皿として形成されており、鋼球9はこれら回転軸11と回転軸12の受け皿により、それら回転軸の軸芯を合わせた状態で挟み込まれる。回転軸11はモータ10により回転され、回転軸12は鋼球9を介して回転軸11から伝わる回転力により、回転軸11と同様に回転する。回転軸11と回転軸12は、軸受14と軸受15によってそれぞれ支承される。
The
回転軸12は、軸周りにコイルばね13が巻かれており、このコイルばね13による軸方向のばね荷重を利用して鋼球9を回転軸11に押し付ける。このとき、コイルばね13によるばね荷重は、試験片1が鋼球9を押し付けるときの荷重よりも大きな荷重としている。これにより、試験片1の材質及び摩耗の進行による表面状態の変化により、試験片1と鋼球9の摩擦係数が変化した場合でも、回転軸11,12の鋼球9に対する保持力が試験片1と鋼球9との間の摩擦力よりも大きいため、変動する摩擦力に影響されることなく、常に安定した回転数での摩耗試験が可能となる。
A
鋼球9に比べ、試験片1の表面の硬度が高く、鋼球9と試験片1の硬度差が大きい場合は、試験片1の表面が摩耗し難いため、試験片1と鋼球9の摺動面に研磨剤18を塗布することで、試験片1の摩耗を早めることができる。
When the hardness of the surface of the
ロードセル3が計測した荷重は不図示の表示装置に表示される。試験装置の操作者は、この計測値に基づいて、ねじ5の外筒6の貫通穴への挿入量を調整することにより、試験片1が鋼球9を押し付ける荷重を調整することができる。また、モータ10は回転数制御装置16、時間制御装置17によってその回転数および回転時間が制御される。モータ10の目標回転数および目標回転時間は不図示の入力装置を用いて操作者が回転数制御装置16、時間制御装置17に対して入力する。
The load measured by the
次に図2に示した摩耗試験装置を用いた摩耗試験方法について説明する。まず、コイルばね13を有する回転軸12をばね荷重に逆らう方向(図2の紙面右方)へ引くことで、2本の回転軸11と回転軸12との間隔を広げる。次に、モータ10の回転中心に軸芯を合わせた状態で回転軸11と回転軸12との間に鋼球9を挿入することで、回転軸11及び回転軸12で鋼球9を挟持する。次に、研磨剤18を鋼球9に塗布すると共に、試験片1を試験片ホルダ2に固定し、ねじ5によって試験片ホルダ2を押し上げ、試験片1を鋼球9の下部に任意の荷重で押付け、ナット8を用いてねじ5を固定する。このときの荷重はロードセル3によって測定される。
Next, a wear test method using the wear test apparatus shown in FIG. 2 will be described. First, the interval between the two rotating shafts 11 and the
このように試験片1と鋼球9を接触させた状態で、モータに接続された回転数制御装置16と時間制御装置17を用いて、鋼球9の回転数と試験時間を任意の条件に設定し、試験を開始する。試験後、試験片1の表面に生じた円形の摩耗痕の大きさを測定することで、試験片1の耐摩耗性を定量的に評価することができる。
Thus, with the
評価対象の試験片1としては、本発明に係る評価方法を適用できるのであれば特別の制限はないが、例えば、家電製品の部品、自動車等の車輌の部品、車輌以外の機械の部品、成形用金型等の成形型、切削工具、冶具等の部品や、耐摩耗性評価において係る部品に相当し得る供試品を挙げることができる。これら試験片1の材料としては、浸炭焼入鋼、高速度工具鋼及びダイス鋼等を挙げることができる。
The
また、試験片1は表面の少なくとも一部に被膜を形成していても、本発明に係る評価方法を適用できるものであれば特別の制限はない。例えば、膜厚さ1〜3μm程度で、基材の耐摩耗性を向上させる耐摩耗性膜として基材よりも高硬度な膜が施されていてもよい。耐摩耗性膜としては、例えば、チタン、クロム、アルミニウム、タングステンを含んだ炭化物、窒化物及び炭窒化物や、硬質炭素膜(DLC膜:Diamond-Like-Carbon膜)を挙げることができる。
Moreover, even if the
前記炭化物としては、炭化チタン(TiC)、炭化タングステン(WC)を挙げることができる。前記窒化物としては、窒化チタン(TiN)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化クロム(CrN)を挙げることができる。炭窒化物の具体例としては炭窒化チタン(TiCN)を挙げることができる。また、これら炭化物、窒化物及び炭窒化物を2以上重ねた被膜であってもよい。多層膜の具体例として、TiC/TiN、AlN/CrN、TiCN/TiCなど、硬質膜を組み合わせたものを挙げることができる。 Examples of the carbide include titanium carbide (TiC) and tungsten carbide (WC). Examples of the nitride include titanium nitride (TiN), aluminum nitride (AlN), and chromium nitride (CrN). Specific examples of the carbonitride include titanium carbonitride (TiCN). Further, a film in which two or more of these carbides, nitrides, and carbonitrides are stacked may be used. Specific examples of the multilayer film include a combination of hard films such as TiC / TiN, AlN / CrN, and TiCN / TiC.
鋼球9の材質としては、試験片1の耐摩耗性評価が行えるもの(代表的には金属材料)であればよく、具体的には例としてSUJ2(高炭素クロム鋼)の軸受鋼球を挙げることができる。軸受鋼球は直径、等級等がJISによって定められているため、精度の高い軸受鋼球を使用することで、軸受鋼球による摩耗支援のバラつきを抑制することができる。例えば、60等級より精度の高い軸受鋼球を使用することが好ましい。また、鋼球の直径に対しても特別の制限はないが、同じ摺動距離で試験を行う際、直径が小さいほど鋼球の摺動面の摩耗が速く進むので、直径は大きい方が好ましい。
The material of the
試験片1の鋼球9への押し付け荷重、鋼球9の回転数及び試験時間は試験片1の表面に被膜を形成させてなければ、特別の制限はない。一方、被膜を形成させ、被膜の耐摩耗性を評価する場合、基材まで摩耗しないよう、条件を設定する必要がある。
試験片1と鋼球9の摺動面に塗布する研磨剤18については本発明に係る評価方法を適用できるのであれば特別の制限はないが、例えば、ダイアモンドペーストや、ダイアモンド、立方晶窒化ホウ素及び炭化珪素の粒子を含んだスラリーを挙げることができる。これらの粒径としては、試験片1の耐摩耗性評価に適用できるのであれば特別な制限はないが、例えば、粒径が小さいほど安価で入手できる1μm、3μmを挙げることができる。また、研磨剤18を塗布する場所は、1ヶ所でも、複数ヶ所でもよい。摺動面に一定間隔で複数ヶ所研磨剤18を塗布すると、研磨剤18が摺動面全体に広がりやすくなる。
The pressing load of the
The abrasive 18 applied to the sliding surface of the
以上のように、本実施の形態における摩耗試験装置では、モータ10に設置され、端部に受け皿を有する回転軸11と、回転軸11と同様の受け皿を有し、コイルばね13を巻き付けてある回転軸12を軸受で支承し、それら回転軸11、12を用いて、モータ10の回転中心に軸芯を合わせつつ、コイルばね13による試験荷重よりも大きいばね荷重を利用して挟むことによって固定されている鋼球9に、試験片1を押付けつつ、鋼球9を予め定めた回転数で回転させて試験片1表面の1点をすべり摩耗させる。このため、安価な量産品が流通する鋼球9を交換部品として用いることが可能であり、かつ、試験装置の操作に熟練を必要とせずに再現性の高い摩耗試験を行うことが可能である。
As described above, in the wear test apparatus according to the present embodiment, the rotating shaft 11 that is installed in the
特に、この構成により、鋼球9の回転数は、試験片1の材質や、摩耗の進行による表面状態の変化によって、試験片1と鋼球9との摩擦係数が変化した場合でも、回転軸11,12による鋼球9を保持する力が試験片1と鋼球9の間の摩擦力よりも大きくなるため、試験片1と鋼球9の摩擦係数の変化に影響されることなく、常に安定した回転数での摩耗試験を行うことが可能となる。さらに、鋼球9は両端で支持されているため、回転軸の曲げ剛性が強くなり、試験中に試験片1と鋼球9の接触位置がずれることなく、安定した接触位置での摩耗試験が可能となる。このように、安定した回転数及び接触位置で摩耗試験を行うことができるため、再現性の高い摩耗評価が可能となる。
In particular, with this configuration, the rotational speed of the
また、本実施の形態における摩耗試験装置では、モータ10の回転時間を制御する時間制御装置17を備え、予め設定した時間試験を行うと自動的にモータ10が止まるので、試験時間を正確に制御できるため、試験時間による摩耗試験の結果のばらつきが抑制され、より再現性の高い摩耗評価を行うことが可能となる。
In addition, the wear test apparatus according to the present embodiment includes a
また、本実施の形態における摩耗試験方法においては、コイルばね13を有した回転軸12を引くことで、2本の回転軸11,12の間隔を広げ、モータ10の回転中心に軸芯を合わせた状態で、回転軸11と12の間に鋼球9を挿入し、コイルばね13のばね荷重によって鋼球9を回転軸11と12で挟み込むことで、鋼球9を回転軸11,12に対して固定する。そのため、比較的に簡易な操作で、摩耗した鋼球9の交換が可能となる。
Further, in the wear test method according to the present embodiment, by pulling the rotating
特に、上述の手順で評価を行うことによって、常に安定した回転数及び接触位置で、予め定めた距離を正確にすべり摩耗させることができため、同条件で作製した異なる試験片で、良好な感度が求められる場合に対しても、耐摩耗性の評価を行うことが可能となる。また、試験片1と鋼球9の摺動面に塗布される研磨剤18により、試験片1の硬度が鋼球9よりも高い場合でも、短時間での評価が可能となる。
In particular, by performing the evaluation according to the above-described procedure, it is possible to accurately slide and wear a predetermined distance at a stable rotational speed and contact position at all times. It is possible to evaluate the wear resistance even in the case where is required. Moreover, even when the hardness of the
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2による摩耗試験装置の部分断面図である。本実施の形態における摩耗試験装置では、鋼球9と回転軸12の間にゴム19を介在させており、その他の点は実施の形態1と同様である。
FIG. 3 is a partial cross-sectional view of a wear test apparatus according to
図2の回転軸11及び12による鋼球9の保持力は、試験荷重よりも大きいため、鋼球9の回転数は試験片1と鋼球9の間の摩擦力の影響を受けにくくなっている。図3のように回転軸12と鋼球9の間にゴム19を介在させることで、鋼球9と回転軸11、12との間の摩擦力がより大きくなるため、鋼球9の保持力が大きくなり、より試験片1と鋼球9の間の摩擦力に影響されなくなる。
Since the holding force of the
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3による摩耗試験装置の部分断面図である。本実施の形態における摩耗試験装置では、実施の形態1において試験片1と鋼球9との摺動部に塗布した研磨剤18を塗布していない。評価対象の試験片1の硬度が鋼球9と同等程度,もしくは同等以下であれば、時間は要するが研磨剤18を塗布しなくとも試験片1を摩耗させ、摩耗試験をすることが可能である。
FIG. 4 is a partial cross-sectional view of a wear test apparatus according to
1 試験片、2 試験片ホルダ、3 ロードセル、4 ロードセル受け、5 ねじ、6 外筒、7 コイルばね、8 ナット、9 鋼球、10 モータ、11 回転軸、12 回転軸、13 コイルばね、14 軸受、15 軸受、16 回転数制御装置、17 時間制御装置、18 研磨剤、19 ゴム。 1 Test piece, 2 Test piece holder, 3 Load cell, 4 Load cell receiver, 5 Screw, 6 Outer cylinder, 7 Coil spring, 8 Nut, 9 Steel ball, 10 Motor, 11 Rotating shaft, 12 Rotating shaft, 13 Coil spring, 14 Bearing, 15 Bearing, 16 Speed controller, 17 hour controller, 18 Abrasive, 19 Rubber.
Claims (7)
前記第1の回転軸と協働して球形部材を着脱可能に挟持する第2の回転軸と、
試験片を保持する試験片ホルダと、
前記試験片ホルダを前記球形部材に向けて付勢することにより、前記試験片を前記球形部材に対して押圧する試験片ホルダ付勢部と、
前記モータを設定された試験時間に応じて駆動する時間制御手段とを備え、
前記第1の回転軸と前記第2の回転軸は前記試験片が前記球形部材を押圧する荷重よりも大きな荷重にて前記球形部材を挟持して該球形部材を回転させて前記試験片の表面を摩耗させることを特徴とする摩耗試験装置。 A first rotating shaft that is rotationally driven by a motor;
A second rotating shaft for removably holding the spherical member in cooperation with the first rotating shaft;
A specimen holder for holding the specimen;
A test piece holder urging portion that presses the test piece against the spherical member by urging the test piece holder toward the spherical member;
A time control means for driving the motor according to a set test time,
The first rotating shaft and the second rotating shaft sandwich the spherical member with a load larger than the load with which the test piece presses the spherical member, and rotate the spherical member to rotate the surface of the test piece. A wear test apparatus characterized in that a wear is made.
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