JP5300817B2 - Illumination light source and illumination device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、照明用光源及び照明装置に関するものである。 The present invention relates to an illumination light source and an illumination device.
従来、文字盤の裏面側に配置された平面視円弧状の導光板の一端の光入射面に1つのLEDからの光を入射する表示装置において、入射した光を導光板の裏面に形成された複数の光反射用溝部の反射面により文字盤の側に向けて反射するものがある(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, in a display device in which light from one LED is incident on a light incident surface at one end of an arc-shaped light guide plate arranged on the back side of the dial, the incident light is formed on the back surface of the light guide plate. There is one that reflects toward the dial side by the reflection surfaces of the plurality of light reflecting grooves (see, for example, Patent Document 1).
従来の表示装置では、各反射面の反射光の輝度の均一性を図るべく、LEDの光の進行に伴って各反射面の反射量を変化させて均一性に優れた発光照度が得られるように各光反射用溝部の形状が変化している。しかし、車両用の速度計等の計器に用いられる表示装置と比べて、特定の場所を明るくするために用いられる照明器具では、出射光の均一性だけでなく、円弧状導光板の作りやすさや、効率が要求されるという課題があった。 In the conventional display device, in order to achieve uniformity in the brightness of the reflected light on each reflecting surface, the amount of reflection on each reflecting surface is changed as the light from the LED progresses so that light emission illuminance with excellent uniformity can be obtained. In addition, the shape of each light reflecting groove is changed. However, in comparison with a display device used for an instrument such as a speedometer for a vehicle, in a lighting fixture used to brighten a specific place, not only the uniformity of emitted light but also the ease of making an arc-shaped light guide plate There was a problem that efficiency was required.
本発明は、例えば、LEDと導光体とを用いた照明用光源として、作りやすく、効率、出射光の均一性が優れたものを提供することを目的とする。 An object of the present invention is, for example, to provide an illumination light source using an LED and a light guide that is easy to make and has excellent efficiency and uniformity of emitted light.
本発明の一の態様に係る照明用光源は、
光を発するLEDと、
長手方向の一端にある入射面と長手方向に延在する出射面とを有し、光を拡散させる処理が内部に施され、光を反射する処理が長手方向の他端にある端面の内側に施されている長手状の導光体であって、前記LEDが発する光を前記入射面から入射し、入射した光を内部で拡散させて前記出射面から出射する導光体とを備える。
An illumination light source according to an aspect of the present invention includes:
An LED that emits light;
It has an entrance surface at one end in the longitudinal direction and an exit surface extending in the longitudinal direction, and a process for diffusing the light is performed inside, and a process for reflecting the light is inside the end surface at the other end in the longitudinal direction. The light guide is a longitudinal light guide that is applied, and the light emitted from the LED is incident from the incident surface, and the incident light is diffused inside and emitted from the light exit surface.
本発明の一の態様では、照明用光源が、LEDと、光を拡散させる処理が内部に施され、光を反射する処理が長手方向の端面の内側に施されている長手状の導光体とを備えている。そして、この導光体は、LEDが発する光を上記端面の逆側の端にある入射面から入射し、入射した光を内部で拡散させて長手方向に延在する出射面から出射する。そのため、本発明の一の態様によれば、LEDと導光体とを用いた照明用光源として、出射光の均一性に優れ、作りやすく、効率が優れたものを提供することが可能となる。 In one aspect of the present invention, an illumination light source is an LED, and a longitudinal light guide body in which a process for diffusing light is performed inside, and a process for reflecting light is performed on the inner side of the end face in the longitudinal direction. And. And this light guide body injects the light which LED emits from the incident surface in the edge on the opposite side of the said end surface, diffuses incident light inside, and radiate | emits it from the output surface extended in a longitudinal direction. Therefore, according to one aspect of the present invention, it is possible to provide an illumination light source using an LED and a light guide that has excellent uniformity of emitted light, is easy to make, and has high efficiency. .
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
実施の形態1.
図1(a)は、本実施の形態に係る照明装置10の斜視図である。図2(a)は、照明装置10の部分断面側面図である。
Fig.1 (a) is a perspective view of the
図1(a)、図2(a)において、照明装置10は、LEDモジュール20と導光体30とを備えた照明用光源11を少なくとも1つ具備する。なお、図2(a)では、照明装置10が複数組(具体的には、2組)の照明用光源11を具備する例を示しているが、図1(a)では、簡単のため、照明装置10が1組のみの照明用光源11を具備する例を示している。ここで、1組の照明用光源11とは、1つ又は複数の照明用光源11を組み合わせ、全体として略円形状のランプとなったものをいう。照明用光源11の詳細な構成については後述する。
In FIG. 1A and FIG. 2A, the
照明装置10は、照明用光源11に加えて、本体12、ホルダー13、LED電源14(電源装置)、配線15、引き紐16、反射カバー17(セード)、固定具18を具備する。
In addition to the
照明用光源11は着脱自在であり、照明装置10に取り付けられる場合には、本体12から下方に延びるホルダー13によって固定される。LED電源14も着脱自在であり、照明装置10に取り付けられる場合には、本体12内部に収容される。照明用光源11のLEDモジュール20とLED電源14とは配線15で接続される。LED電源14は、配線15を介してLEDモジュール20に電力を供給する。また、LED電源14は、引き紐16が引っ張られたとき、あるいは、不図示のボリュームダイヤルやスイッチやリモコン(ワイヤレス)等から所定の信号が送信されたときに、配線15を介してLEDモジュール20に点灯制御信号や調光制御信号等の各種信号を伝送する。LEDモジュール20が点灯すると、LEDモジュール20から発せられた光が照明用光源11の導光体30によって拡散され、周囲に放射される。このとき、上方や側方に放射された光は、照明用光源11を上から覆う反射カバー17によって下方に反射されるため、器具効率が高まる。照明装置10は、例えば天井面に設置され、固定具18によって固定される。
The
照明装置10を構成する部品のうち、照明用光源11及びLED電源14以外については、例えば従来の丸管蛍光ランプ用の部品を用いることができる。したがって、従来の丸管蛍光ランプを用いた照明器具に、本実施の形態に係る照明用光源11及びLED電源14を取り付けることで、光源の長寿命化、省エネが図れる。例えば、照明用光源11の導光体30の外径(平面視での縦幅及び横幅)を205mm(ミリメートル)程度、断面の縦幅及び横幅を29mm程度とすれば、照明用光源11により従来の20形の丸管蛍光ランプを置き換え可能である。同様に、導光体30の外径を225mm程度、断面の縦幅及び横幅を29mm程度とすれば、従来の30形の丸管蛍光ランプを置き換え可能である。
Of the components constituting the
ここで、図2(a)に対応する図として、図2(b)に本実施の形態の変形例を示す。図2(b)に示すように、照明装置10は、反射カバー17に代えて、照明用光源11からの光を拡散させる拡散カバー19を具備してもよい。前述したように、LEDモジュール20が点灯すると、LEDモジュール20から発せられた光が照明用光源11の導光体30によって拡散され、周囲に放射される。このとき、本例では、導光体30から放射された光が、照明用光源11を下から覆う(照明用光源11の前面に取り付けられた)拡散カバー19によってさらに拡散するため、明るさのムラを低減することができる。
Here, as a diagram corresponding to FIG. 2A, FIG. 2B shows a modification of the present embodiment. As illustrated in FIG. 2B, the
図3は、LED電源14の構成を示すブロック図である。
FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of the
図3において、LED電源14は、固定具18の内部を通る電線により商用電源40と接続される。また、前述したように、LED電源14は、配線15により照明用光源11のLEDモジュール20と接続される。
In FIG. 3, the
LED電源14は、交流−直流変換回路41、調光部42、制御部43を備える。ここで、後述するように、照明用光源11は、2つのLEDモジュール20を備えており、LED電源14は、LEDモジュール20ごとに、調光部42を備える。
The
交流−直流変換回路41は、商用電源40から入力される交流電流を直流電流に変換して調光部42に入力することにより、調光部42に光源電力を供給する。調光部42は、LEDモジュール20を点灯/消灯させる機能を有している。また、調光部42は、LEDモジュール20に対し、順電流制御(電流値を調整することにより光源の明るさを調節する制御)やデューティ制御(光源を高速で点滅させ、その点灯時間の割合を調整することにより光源の明るさを調節する制御)等により発光強度を変化させる機能を有している。制御部43は、LEDモジュール20(LEDモジュール20が複数ある場合は、個別のLEDモジュール20、又は、照明用光源11)を所望の発光強度に調節するための入力を外部から受け付ける機能を有している。また、制御部43は、その入力に従った信号を調光部42に与える機能を有している。入力手段としては、前述したように、引き紐16、あるいは、ボリュームダイヤルやスイッチやリモコン等を用いることができる。
The AC-
図4(a)は、照明用光源11の斜視図である。
FIG. 4A is a perspective view of the
図4(a)において、照明用光源11は、LED21が少なくとも1つ基板上に実装されたLEDモジュール20を長手方向の一端に備える。また、照明用光源11は、板状に形成され、長手方向に湾曲した長手状の導光体30(導光板)を備える。図示していないが、LEDモジュール20と導光体30とは、例えば枠材によって連結されている。図4(a)では、LEDモジュール20の基板上に3つのLED21が直線状に配置された例を示しているが、LED21の数や配置はこれに限るものではない。例えば、2つ以下あるいは4つ以上のLED21が直線状に配置されてもよいし、複数のLED21がリング状、放射状、複数列の直線状、あるいは、ランダムに配置されてもよい。図1(a)に示したように、導光体30は、全体が略円弧状に湾曲しており、LEDモジュール20を含めた照明用光源11全体が平面視で略四半円形状になるように形成されている。即ち、導光体30が略1/4円形となっている。そのため、4つの照明用光源11の端部を順番に連結することで(近接するように位置を固定するだけでもよい)、1組の照明用光源11を構成し、全体として略円形状のランプとすることができる。
In FIG. 4A, the
ここで、図1(a)に対応する図として、図1(b)〜(d)に本実施の形態の変形例を示す。図1(b)に示すように、導光体30は、照明用光源11全体が平面視で略半円形状になるように形成されてもよい。即ち、導光体30が略半円形となってもよい。この場合、2つの照明用光源11の端部同士を連結することで(近接するように位置を固定するだけでもよい)、1組の照明用光源11を構成し、全体として略円形状のランプとすることができる。また、図1(c)に示すように、導光体30は、照明用光源11全体が平面視で略円形状になるように形成されてもよい。即ち、導光体30が略円形となってもよい。この場合、1つの照明用光源11のみで1組の照明用光源11を構成し、全体として略円形状のランプとすることができる。また、図1(d)に示すように、導光体30は、略1/3円形状となるように形成されてもよい。この場合、3つの照明用光源11の端部を順番に連結することで(近接するように位置を固定するだけでもよい)、1組の照明用光源11を構成し、全体として略円形状のランプとすることができる。
Here, as a diagram corresponding to FIG. 1A, FIGS. 1B to 1D show modifications of the present embodiment. As shown in FIG. 1B, the
なお、導光体30の形状は、全体が略円弧状に湾曲したものに限らず、例えば平面視で略S字状や略U字状であってもよい。また、下記のように、導光体30の形状は、湾曲したものでなくてもよいし、導光体30の断面も、矩形状以外の形状を有していてよい。
In addition, the shape of the
ここで、図4(a)に対応する図として、図4(b)、図5(a)及び(b)に本実施の形態の変形例を示す。図4(b)に示すように、導光体30の形状は、平面視で略矩形状(角柱状)であってもよい。また、図5(a)に示すように、導光体30の形状は、円柱状であってもよい。即ち、導光体30の断面が円形状であってもよい。また、図5(b)に示すように、導光体30の形状は、円筒状であってもよい。即ち、導光体30の断面が環形状であってもよい。また、図示していないが、導光体30の形状は、多角柱状、蒲鉾状等であってもよく、導光体30の断面は、楕円形状、半円形状、ドーム形状、台形状、馬蹄形状等であってもよい。
Here, as a diagram corresponding to FIG. 4A, FIGS. 4B, 5 </ b> A, and 5 </ b> B show modifications of the present embodiment. As shown in FIG. 4B, the shape of the
図4(a)において、LED21は、表面(発光面)から光を発する。導光体30は、長手方向の一端にある入射面31(長手方向の一端面)と、長手方向の他端にある反射面36(長手方向の他端面)と、長手方向に延在する出射面32(例えば、底面、側面、上面)とを有する。導光体30の内部には、光を拡散させる処理が施されている。反射面36の内側には、光を反射する処理として、反射コーティングが施されている。導光体30は、LED21が発する光を入射面31から入射する。そして、導光体30は、入射面31から入射した光を内部で拡散させて出射面32から出射する。このとき、入射面31から入射した光の一部は出射面32から出射されずに反射面36に到達するが、そのような光は反射面36で導光体30の内側に反射され、内部で拡散して出射面32から出射される。
In FIG. 4A, the
なお、反射面36の内側に反射処理を施す方法としては、反射面36に反射コーティングを施す方法以外にも、図4(b)の例のように反射面36に白色塗装を施したり、図5(a)の例のように反射面36を白色板で覆ったり、図5(b)の例のように反射面36を反射ミラー(反射板)で覆ったりする方法を用いることができる。
In addition to the method of applying a reflective coating to the
ここで、図6(a)及び(b)に本実施の形態の変形例を示す。図6(a)及び(b)(いずれも照明用光源11の側面図)に示すように、導光体30の出射面32には、入射面31から入射した光を拡散させる拡散パターン33が形成されてもよい。これにより、出射光の出射効率が向上する。図6(a)の例では、導光体30の出射面32に、拡散パターン33として凹凸加工が施されている(具体的には、断面略V字形の溝が多数形成されているが、他の形状の溝でもよい)。一方、図6(b)の例では、導光体30の出射面32に、拡散パターン33としてドット印刷が施されている。
Here, FIGS. 6A and 6B show a modification of the present embodiment. As shown in FIGS. 6A and 6B (both are side views of the illumination light source 11), a
図4(a)において、導光体30は、透光性を有するプラスチック材料(透明樹脂)からなるものが望ましいが、ガラス材料からなるものでもよい。プラスチック材料を用いた場合、曲げ加工をしたり、光を拡散させる処理を施したりすることが容易となる。プラスチック材料としては、例えば、半透明の部分結晶プラスチックや半透明のポリマーアロイを用い、導光体30が、その内部において光を長手方向で略一様に拡散させるように構成されている(具体的には、結晶化度やアロイ構造(アロイ配合量)が略均一である)ことが、製造上、望ましい。即ち、導光体30の内部には、光を拡散させる処理が長手方向で略一様であってよい。
In FIG. 4A, the
部分結晶プラスチックでは、プラスチック中の結晶/非結晶界面で屈折が生じるため、半透明となる。透過率を上げたいときは、結晶化度を下げればよい。部分結晶プラスチックとしては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアセタール樹脂を用いることができる。 Partially crystalline plastics are translucent because refraction occurs at the crystalline / amorphous interface in the plastic. In order to increase the transmittance, the crystallinity should be decreased. As the partially crystalline plastic, for example, polyethylene resin, polypropylene resin, and polyacetal resin can be used.
なお、プラスチック材料として、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリアリレート(PAR)樹脂、ポリサルフォン(PSF)樹脂、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、アクリル(PMMA)樹脂、アクリロニトリル・スチレン共重合体(AS)樹脂、塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリメチルペンテン(PMP)樹脂のいずれか、あるいは、これらのうち複数を組み合わせたものを用いることもできる。 Plastic materials include polycarbonate (PC) resin, polyarylate (PAR) resin, polysulfone (PSF) resin, polyetherimide (PEI) resin, polyphenylene sulfide (PPS) resin, acrylic (PMMA) resin, acrylonitrile and styrene. Polymer (AS) resin, vinyl chloride (PVC) resin, polystyrene (PS) resin, polyethylene terephthalate (PET) resin, polymethylpentene (PMP) resin, or a combination of these is used. You can also.
ここで、図6(c)に本実施の形態の変形例を示す。図6(c)(照明用光源11の側面図)に示すように、導光体30は、上記のようなプラスチック材料中に、当該プラスチック材料とは異なる屈折率の微粒子34を分散させてなるものであってもよい。この場合、屈折率差を利用して微粒子34の表面で光を拡散させることが可能となる。微粒子34は、導光体30の内部において略一様に分散していることが、製造上、望ましい。即ち、前述したように、導光体30の内部には、光を拡散させる処理が長手方向で略一様であってよい。微粒子34としては、例えば、透明なガラス材料を用いることができる。
Here, FIG. 6C shows a modification of the present embodiment. As shown in FIG. 6C (side view of the illumination light source 11), the
図示していないが、導光体30は、上記のようなプラスチック材料中に、白色のセラミック粉末を分散させてなるものであってもよい。この場合、粉体と光の衝突により光を拡散させることが可能となる(粉体が白色であるため光吸収は少ない)。セラミック粉末は、導光体30の内部において略一様に分散していることが、製造上、望ましい。即ち、前述したように、導光体30の内部には、光を拡散させる処理が長手方向で略一様であってよい。セラミック粉末としては、例えば、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタニア、カルシア、セリア、イットリア、ジルコニア等の金属酸化物や、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム等を用いることができる。
Although not shown, the
なお、異なる屈折率の微粒子や白色のセラミック粉末を分散させる透明なプラスチック材料として、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリアリレート(PAR)樹脂、ポリサルフォン(PSF)樹脂、ポリエーテルイミド(PEI)樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、アクリル(PMMA)樹脂、アクリロニトリル・スチレン共重合体(AS)樹脂、塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリメチルペンテン(PMP)樹脂のいずれかを用いることができる。 In addition, polycarbonate (PC) resin, polyarylate (PAR) resin, polysulfone (PSF) resin, polyetherimide (PEI) resin, polyphenylene sulfide are used as transparent plastic materials for dispersing fine particles of different refractive index and white ceramic powder. (PPS) resin, acrylic (PMMA) resin, acrylonitrile / styrene copolymer (AS) resin, vinyl chloride (PVC) resin, polystyrene (PS) resin, polyethylene terephthalate (PET) resin, polymethylpentene (PMP) resin Either can be used.
プラスチック材料を曲げ加工することで、長手方向に湾曲した長手状の導光体30を得る場合、例えば、図4(b)に示した導光体30を曲げ加工して、図4(a)に示した導光体30を得ることができる。即ち、光を拡散させる処理が内部に施されている平面視で略矩形状の導光体30を、長手方向に湾曲加工することにより、平面視で略円弧状の導光体30を得ることができる。このとき、湾曲加工する前の導光体30(平面視で略矩形状の導光体30)の内部に、光を拡散させる処理が略一様に施されていれば、湾曲加工した後の導光体30(平面視で略円弧状の導光体30)の内部では、光を拡散させる処理が導光体30の湾曲方向の外側から内側に向かって密になるように施されている状態となる。即ち、拡散処理が任意の曲率で曲がった導光体30の内周側で密となり、外周側で粗となる。これにより、出射面32全体において導光体30の湾曲方向の相対位置によって生じる輝度の差を小さくすることができる。したがって、加工前の導光板に略一様の拡散処理が施されていればよく、製造が容易となる。
When the longitudinal
図7(a)は、導光体30の光透過率と反射によるロスとの関係を示すグラフである。図7(b)は、導光体30の光透過率と位置による拡散光の強度の変化との関係を示すグラフである。これらのグラフは、図6(c)の例のように、アクリル樹脂にガラス微粒子を一様に分散させた導光体30を用いて得たものである。
FIG. 7A is a graph showing the relationship between the light transmittance of the
図7(a)及び(b)において、導光体30の光透過率とは、導光体30の入射面31から入射した光が導光体30の反射面36へ到達する透過率をいう。導光体30の光透過率は、ガラス微粒子の分散量を調整して変化させることができる。また、反射によるロスとは、導光体30の入射面31から入射した光が導光体30の反射面36で反射されることによる光の損失率をいう。
7A and 7B, the light transmittance of the
図7(a)に示すように、導光体30の光透過率が50%以下であれば、反射によるロスが10%以下に抑えられるため、高い発光効率(器具効率)が得られる。一方、導光体30の光透過率が70%を超えると、導光体30に入射した光の端面間での反射回数が多くなり、端面での反射によるロスが20%を超えてしまうため、高い発光効率が得にくくなる。また、図7(b)に示すように、導光体30の光透過率が25%以上であれば、導光体30の反射面36(反射処理側端面)においても導光体30の入射面31(LED21側端面)における光の5割程度を確保できるため、略均一な出射光が得られる。即ち、導光体30の拡散処理は、一方の端面から入射した光の25〜70%が、他方の端面に到達するように調整することが望ましい。
As shown to Fig.7 (a), if the light transmittance of the
このように、本実施の形態は、作りやすさも重視するために、「略一様の光拡散処理でよいが、均一性や効率も考慮すると透過率はある範囲に限定される」ということを見出した点に意義がある。例えば、部分結晶プラスチックやポリマーアロイは、通常の作り方をすると、略均一の結晶化度やアロイ構造となる。また、微粒子やセラミック粉末を透明なプラスチック中に略一様に分散させることも容易である。逆に、導光板の長手方向の光の均一性を上げるために、例えば光源から離れるにしたがって、結晶化度やアロイ配合量、微粒子の分散量を変えることは原理的に望ましいことであるが、製造法を考えると大変作り難いものになる。これに対し、本実施の形態では、例えば、部分結晶プラスチックやポリマーアロイは通常の作り方で製造してよいため、作りやすく、効率、出射光の均一性が優れた照明用光源11を提供することが可能となる。
As described above, since the present embodiment also emphasizes ease of production, “almost uniform light diffusion processing may be used, but the transmittance is limited to a certain range in consideration of uniformity and efficiency”. The point found is significant. For example, a partially crystallized plastic or a polymer alloy has a substantially uniform crystallinity and an alloy structure in a normal way. It is also easy to disperse the fine particles and ceramic powder substantially uniformly in a transparent plastic. Conversely, in order to increase the light uniformity in the longitudinal direction of the light guide plate, for example, it is desirable in principle to change the crystallinity, the alloy blending amount, and the fine particle dispersion amount as the distance from the light source increases. Considering the manufacturing method, it is very difficult to make. On the other hand, in the present embodiment, for example, partial crystal plastics and polymer alloys may be manufactured by a normal manufacturing method, and therefore, an
本実施の形態において、LEDモジュール20の基板上に複数のLED21が実装される場合、前述したように、LED21は1列又は複数列に直線状に配置されてもよいし、リング状、放射状、あるいは、ランダムに配置されてもよい。例えば、LED21を、導光体30の湾曲方向の外側から内側に向かって密になるように配置してもよい。この場合、導光体30の出射面32全体において導光体30の湾曲方向の相対位置によって生じる輝度の差を小さくすることができる。なお、LED21が一様に(互いに等間隔に)配置されている場合であっても、導光体30の湾曲方向の外側から内側に向かって光束が少なくなるようにそれぞれのLED21を調光することで同様の効果を得ることができる。
In the present embodiment, when a plurality of
また、本実施の形態において、LEDモジュール20の基板上に複数のLED21が実装される場合、全てのLED21に同じ色温度の光を発するものを用いてもよいし、下記のように、互いに異なる色温度の光を発する少なくとも2種類のLED21を組み合わせて用いてもよい。
Moreover, in this Embodiment, when several LED21 is mounted on the board | substrate of the
ここで、図8(a)〜(c)に本実施の形態の変形例を示す。図8(a)(照明用光源11の斜視図)に示すように、2種類のLED21として、色温度が3000K(ケルビン)のLED21と色温度が6000KのLED21aとを組み合わせることができる。このとき、LED電源14の制御部43は、前述した機能に加えて、LEDモジュール20(LEDモジュール20が複数ある場合は、個別のLEDモジュール20、又は、照明用光源11)を所望の色温度に調節するための入力を外部から受け付ける機能を有する。そして、制御部43は、その入力に従った信号を調光部42に与える機能を有する。LED電源14の調光部42は、LED21とLED21aとをそれぞれ独立して調光するように構成されることが望ましい。これにより、照明用光源11全体の色温度を3000〜6000Kの間で可変とすることができる。また、LED21とLED21aとを、それぞれ1個又は複数個ずつ交互に配置する(即ち、周期的に入れ替えて配列する)ことにより、光の混色性を高めることができる。また、図8(b)(照明用光源11の斜視図)に示すように、LED21とLED21aとを、同じ色温度のものが隣り合わないように複数列の直線状に配置してもよい。これにより、光の混色性をさらに高めることができる。また、図8(c)(照明用光源11の斜視図)に示すように、例えばLED21とLED21aとを、一方が他方の周りを取り囲むように放射状に配置してもよい。これにより、光の混色性をさらに高めることができる。この例では、円柱状(又は円筒状)の導光体30を使用しているため、LED21,21aを放射状に配置したことにより、周方向の光出射の均一性が高まるという効果も得られる。
Here, FIGS. 8A to 8C show a modification of the present embodiment. As shown in FIG. 8A (a perspective view of the illumination light source 11), as two types of
なお、図1(a)又は(b)に示すように、複数の照明用光源11を連結したり、近接するように位置を固定したりする場合、全ての照明用光源11に同じ色温度の光を発するものを用いてもよいし、互いに異なる色温度の光を発する少なくとも2種類の照明用光源11を組み合わせて用いてもよい。例えば、2種類の照明用光源11として、色温度が3000KのLEDモジュール20を備えた照明用光源11と色温度が6000KのLEDモジュール20を備えた照明用光源11とを組み合わせることができる。この場合、2種類の照明用光源11を、それぞれ1個又は複数個ずつ交互に配置したり、同じものを対角線上に配置したりすることにより、意匠性に優れた照明装置10を提供することができる。
As shown in FIG. 1 (a) or (b), when connecting a plurality of
上記のように、本実施の形態では、長手方向に対して略一様に光が拡散する処理が施され、長手方向の一方の端面に反射処理が施されている平面視で略円弧状の導光体30が、長手方向の他方の端面にLED21からの光を入射し、入射した光を、端面を除く導光体30の表面から拡散させて出射する。略一様に拡散処理することで導光体30の加工が容易となり、かつ、一方の端面に反射処理を施すことで、導光体30の表面から略均一な光出射が可能となる。即ち、出射光の均一性が優れた照明用光源11を提供することができる。また、導光体30の表面に拡散処理することで、出射効率を向上することができる。この効果は、導光体30が、平面視で円弧状でなく、平面視で矩形状等であっても得られる。
As described above, in the present embodiment, a process in which light is diffused substantially uniformly in the longitudinal direction is performed, and a reflection process is performed on one end surface in the longitudinal direction. The
また、本実施の形態によれば、1つ又は複数の照明用光源11によって環状や曲線状の発光面(出射面32)を形成し、グレア(眩しさ)のない照明器具を提供することができる。これにより、LED21の長寿命、高効率といった特徴を活かした円形照明装置が得られるだけでなく、円形照明装置で使われる丸形蛍光管を本実施の形態に係る照明用光源11により置き換え(リプレース)可能となる。また、本実施の形態によれば、LED21を配列する基板を環状に形成したり、LED21を環状に配置したりする必要がないため、製造しやすい照明器具を提供することができる。
In addition, according to the present embodiment, an annular or curved light emitting surface (exit surface 32) is formed by one or a plurality of
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
Embodiment 2. FIG.
In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described.
図9(a)は、本実施の形態に係る照明用光源11の斜視図である。
FIG. 9A is a perspective view of the
図9(a)において、照明用光源11は、図1(a)や図4(a)に示したものと同様に、全体が略四半円形状に形成されている。この照明用光源11の導光体30の出射面32には、入射面31から入射した光を拡散させる拡散パターン33が、LEDモジュール20に近い側から遠い側に向かって密になるように形成されている。即ち、拡散パターン33が、導光体30の長手方向の一端にあるLED21から離れるにしたがって密となり、LED21に近づくにしたがって粗となっている(導光体30の長手方向の一端から他端に向かって拡散パターン33の密度が滑らかに変化することが望ましい)。これにより、出射面32全体においてLEDモジュール20からの距離によって生じる輝度の差を小さくすることができる。拡散パターン33は導光体30の端面以外の面全てに形成されているが、側面や底面に反射処理を施すときは、(反射処理していない)出射面32のみに拡散パターン33を施せばよい。拡散パターン33としては、前述した図6(a)の例のように、凹凸加工が施される(例えば、断面略V字形の溝がLED21から離れるにしたがって互いの間隔が狭くなるように形成される)。あるいは、前述した図6(b)の例のように、ドット印刷が施される(例えば、ドットがLED21から離れるにしたがって互いの間隔が狭くなるように印刷される)。なお、導光体30が長手状であれば、同様の構成にすることで、同様の効果を得ることができるため、照明用光源11は、例えば図1(b)又は(c)に示したような形状であってもよいし、下記のように、他の形状であってもよい。
In FIG. 9A, the
ここで、図9(a)に対応する図として、図9(b)及び(c)に本実施の形態の変形例を示す。図9(b)に示すように、導光体30の形状は、平面視で略矩形状(角柱状)であってもよい。また、図9(c)に示すように、導光体30の形状は、円柱状であってもよい。即ち、導光体30の断面が円形状であってもよい。また、図示していないが、導光体30の形状は、円筒状、多角柱状、蒲鉾状等であってもよく、導光体30の断面は、環形状、楕円形状、半円形状、ドーム形状、台形状、馬蹄形状等であってもよい。
Here, as a diagram corresponding to FIG. 9A, FIGS. 9B and 9C show a modification of the present embodiment. As shown in FIG. 9B, the shape of the
プラスチック材料を曲げ加工することで、長手方向に湾曲した長手状の導光体30を得る場合、加工前の材料としては、例えば、図9(b)に示した導光体30を用いることができる。即ち、光を拡散させる処理が内部に施され、拡散パターン33が表面に形成されている平面視で略矩形状の導光体30を、長手方向に湾曲加工することにより、例えば平面視で略円弧状の導光体30を容易に得ることができる。このとき、湾曲加工する前の導光体30(平面視で略矩形状の導光体30)の内部に、光を拡散させる処理が略一様に施されていれば、湾曲加工した後の導光体30(平面視で略円弧状の導光体30)の内部では、光を拡散させる処理が導光体30の湾曲方向の外側から内側に向かって密になるように施されている状態となる。即ち、拡散処理が任意の曲率で曲がった導光体30の内周側で密となり、外周側で粗となる。これにより、出射面32全体において導光体30の湾曲方向の相対位置によって生じる輝度の差を小さくすることができる。また、湾曲加工する前の導光体30(平面視で略矩形状の導光体30)の表面に、拡散パターン33が略一様に形成されていれば、湾曲加工した後の導光体30(平面視で略円弧状の導光体30)の表面では、拡散パターン33が導光体30の湾曲方向の外側から内側に向かって密になるように形成されている状態となる。即ち、拡散パターン33が任意の曲率で曲がった導光体30の内周側で密となり、外周側で粗となる。これにより、出射面32全体において導光体30の湾曲方向の相対位置によって生じる輝度の差をさらに小さくすることができる。
When a longitudinal
上記のように、本実施の形態では、長手方向に対して略一様に光が拡散する処理が内部に施され、長手方向の一方の端面に反射処理が施され、さらに、光源に近い側から遠い側に向かって密となるように拡散パターン33が表面に形成されている平面視で略円弧状の導光体30が、長手方向の他方の端面にLED21からの光を入射し、入射した光を、端面を除く導光体30の表面から拡散させて出射する。光源から遠い側に向かって密となるように拡散パターン33を形成することで、導光体30の長手方向に対してより均一な光出射が可能となる。この効果は、導光体30が、平面視で円弧状でなく、平面視で矩形状等であっても得られる。
As described above, in the present embodiment, a process in which light is diffused substantially uniformly in the longitudinal direction is applied to the inside, a reflection process is applied to one end surface in the longitudinal direction, and the side closer to the light source The
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
Embodiment 3 FIG.
In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described.
図10(a)は、本実施の形態に係る照明用光源11の斜視図である。
FIG. 10A is a perspective view of the
図10(a)では、導光体30の一端にある端面のうち、LED21の光軸方向に位置する一定の領域のみが入射面31(LED21からの光を入射する入射窓)になっており、入射面31以外の領域は反射面36になっている。本実施の形態において、入射面31の形状は矩形状であるが、円形状又はその他の形状でも構わない。また、本実施の形態において、入射面31は導光体30の一端にあるLED21ごとに設けられているが、導光体30の一端にあるLED21の一部(2つ以上)又は全てに対して1つ設けられてもよい。入射面31と同じ側の端にある(即ち、入射面31の周囲にある)反射面36には、入射面31と逆側の端にある反射面36と同様に、光を導光体30の内側に反射する処理が施されている。これにより、導光体30の一端にある端面から漏れる光の量を最小限に抑えることができるため、より高い発光効率が得られる。光を内側に反射する処理としては、例えば、白色塗装、白色板貼付、金属コーティングを施すことができる。
In FIG. 10A, only a certain region located in the optical axis direction of the
実施の形態4.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
Embodiment 4 FIG.
In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described.
図10(b)は、本実施の形態に係る照明用光源11の側面視断面図である。
FIG. 10B is a side sectional view of the
図10(b)において、照明用光源11には、導光体30の一端にあるLEDモジュール20の基板を導光体30の長手方向の一端部に固定するスリーブ37が備えられている。スリーブ37は、その基板と導光体30の長手方向の一端部との隙間を囲んでいる。このため、光の漏れを防止することができる。しかも、導光体30の光源から最も近い箇所はスリーブ37で覆われることになるため、当該箇所から光が出射されなくなり、眩しさが低減されるとともに、全体の出射光の均一性も向上する。
In FIG. 10B, the
スリーブ37の内周面には、光を反射する処理として、例えば白色塗装38が施されている。また、LEDモジュール20の基板の表面にも、同様の処理として、例えば白色塗装38が施されている。これにより、導光体30の一端にあるLED21から発せられる光の略全てを導光体30の入射面31に入射させることができるため、高い発光効率が得られる。
For example,
上記のように、本実施の形態では、LED21を実装した基板がスリーブ37を介して導光体30の端面に配置され、基板表面及びスリーブ37の内部に反射処理が施されている。そのため、端面から出射した光を反射して導光体30に戻すことができるので、高い発光効率が得られる。
As described above, in the present embodiment, the substrate on which the
実施の形態5.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
Embodiment 5 FIG.
In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described.
図11(a)は、本実施の形態に係る照明用光源11の斜視図である。
FIG. 11A is a perspective view of the
図11(a)では、導光体30の長手方向に延在する面のうち、一部のみが出射面32になっており、出射面32以外の領域は、光を導光体30の内側に反射する反射体35(反射板)で覆われている。例えば、導光体30の上面(あるいは、光を出射しても本体12で遮られる面又は領域)から光を出射する必要がなければ、それ以外の面、即ち、導光体30の側面及び底面のみを出射面32とし、導光体30の上面全体を反射体35で覆うことにより、不要な方向の光を反射させて、必要な方向の光の照度を上げることができる。なお、光の出射が不要な面に、反射体35として、アルミニウム等の反射コーティングを施してもよい。
In FIG. 11A, only a part of the surface extending in the longitudinal direction of the
ここで、図11(a)に対応する図として、図11(b)に本実施の形態の変形例を示す。図11(b)に示すように、導光体30の形状を円柱状とし、導光体30の上半分(あるいは、光を出射しても本体12で遮られる面又は領域)を反射体35で覆ってもよい。また、図示していないが、導光体30の形状を円筒状とし、導光体30の上半分(あるいは、光を出射しても本体12で遮られる面又は領域)を反射体35で覆ってもよい。
Here, as a diagram corresponding to FIG. 11A, FIG. 11B shows a modification of the present embodiment. As shown in FIG. 11B, the shape of the
実施の形態6.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
Embodiment 6 FIG.
In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described.
図12は、本実施の形態に係る照明用光源11の底面図である。
FIG. 12 is a bottom view of the
図12において、LEDモジュール20の基板は両面実装基板であり、1つの基板の表面には1つの照明用光源11のLED21が実装され、同じ基板の裏面には他の照明用光源11のLED21が実装されている。本実施の形態では、図1(b)の例と同様に、照明装置10が2つの照明用光源11を具備し、これらの照明用光源11が全体として略円形状のランプを構成するが、2つの照明用光源11は、LEDモジュール20が配置されている側の端部同士が隣り合うように連結(近接するように位置を固定するだけでもよい)されている。このように、LED21を、両面に回路形成できる基板の両面に実装することで、LEDモジュール20のサイズを小さくして、その分導光体30のサイズを大きくすることができる。なお、両面実装基板は、その中心部に放熱のための金属板が挟まれている等、何らかの放熱手段を具備しても構わない。
In FIG. 12, the substrate of the
本実施の形態では、さらに、隣り合う照明用光源11の導光体30のLEDモジュール20がある側の端部間に、実施の形態4と同様のスリーブ37が設置される。スリーブ37は、2つの導光体30の隣り合う端部同士を連結するように、1つの導光体30の端部と他の導光体30の端部とに取り付けられている。そして、スリーブ37は、2つの導光体30の隣り合う端部の間にできる隙間を、その隙間に設置されたLEDモジュール20ごと囲んでいる。このため、照明用光源11の連結部分における光の漏れを防止することができる。また、隣り合う照明用光源11の導光体30のLEDモジュール20がない側の端部同士は、反射体35(例えば、反射板)を介して連結されている。反射体35は、両方の導光体30の反射面36を形成している。このように、LEDモジュール20がない側は、反射体35のみで2つの導光体30を連結することができるため、その分導光体30のサイズを大きくすることができる。
In the present embodiment, a
また、ここで、図13(a)に本実施の形態の変形例を示す。図13(a)(照明用光源11の平面視断面図)に示すように、導光体30の形状は、平面視で略矩形状であってもよく、そのような導光体30を備えた照明用光源11に、実施の形態4と同様のスリーブ37が備えられてもよい。本例では、照明装置10が2つの照明用光源11を具備し、これらの照明用光源11が直列に配置されている。そして、隣り合う照明用光源11の導光体30の端部間(1箇所のみ)にLEDモジュール20及びスリーブ37が各1つ設置される。このスリーブ37は、2つの導光体30の隣り合う端部同士を連結するように、1つの導光体30の端部と他の導光体30の端部とに取り付けられている。そして、このスリーブ37は、2つの導光体30の隣り合う端部の間にできる隙間を、その隙間に設置されたLEDモジュール20ごと囲んでいる。このため、照明用光源11の連結部分における光の漏れを防止することができる。一方、2つの導光体30の逆端には、反射コーティング(又は白色塗装等)が施された(あるいは、白色板や反射ミラー等で覆われた)反射面36が形成されている。
FIG. 13A shows a modification of the present embodiment. As shown in FIG. 13A (plan view sectional view of the illumination light source 11), the shape of the
実施の形態7.
本実施の形態について、主に実施の形態6との差異を説明する。
Embodiment 7 FIG.
In the present embodiment, differences from the sixth embodiment will be mainly described.
図13(b)は、本実施の形態に係る照明用光源11のLED21及びヒートシンク50の側面図である。
FIG. 13B is a side view of the
図13(b)において、LEDモジュール20の基板は両面実装基板ではなく、片面実装基板である。1つの照明用光源11のLEDモジュール20と他の照明用光源11のLEDモジュール20との間には、ヒートシンク50が取り付けられている。ヒートシンク50は、2つのステージ51と、これらのステージ51の間にある放熱フィン52とを有する。一方のLEDモジュール20の基板は、表面にLED21(第1LED)が実装され、裏面にヒートシンク50の一方のステージ51が接触している。他方のLEDモジュール20の基板は、表面にLED21(第2LED)が実装され、裏面にヒートシンク50の他方のステージ51が接触している。このように、本実施の形態では、並行に配置された2つのステージ51が、それぞれ1つのLEDモジュール20の基板を搭載し、それぞれが共通する放熱フィン52により結合されているため、LED21の放熱性が高くなり、より高出力のLED21の実装が可能となる。
In FIG.13 (b), the board | substrate of the
実施の形態8.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
Embodiment 8 FIG.
In the present embodiment, differences from the first embodiment will be mainly described.
図14は、本実施の形態に係る照明用光源11の斜視図である。
FIG. 14 is a perspective view of the
図14において、照明用光源11には、導光体30を覆い、光を拡散させる乳白色のシート39が備えられている。このため、光の拡散が促進され、より均一性の高い照明が得られる。なお、導光体30の表面に、光を拡散させる乳白色の塗装が施されている場合も、同様の効果が得られる。
In FIG. 14, the
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, you may implement combining 2 or more embodiment among these. Alternatively, one of these embodiments may be partially implemented. Or you may implement combining two or more embodiment among these partially.
10 照明装置、11 照明用光源、12 本体、13 ホルダー、14 LED電源、15 配線、16 引き紐、17 反射カバー、18 固定具、19 拡散カバー、20 LEDモジュール、21,21a LED、30 導光体、31 入射面、32 出射面、33 拡散パターン、34 微粒子、35 反射体、36 反射面、37 スリーブ、38 白色塗装、39 シート、40 商用電源、41 交流−直流変換回路、42 調光部、43 制御部、50 ヒートシンク、51 ステージ、52 放熱フィン。
DESCRIPTION OF
Claims (23)
長手方向の一端にある入射面と長手方向に延在する出射面とを有し、光を拡散させる処理が長手方向で略一様に内部に施され、光を内側に反射する処理が長手方向の他端にある端面に施され、長手方向に湾曲し、平面視で略円弧状に形成されている長手状の導光体であって、前記LEDが発する光を前記入射面から入射し、入射した光を内部で拡散させて前記出射面から出射する導光体と、
前記LEDが実装された基板と
を備え、
前記LEDは、前記基板上で、前記導光体の湾曲方向の外側から内側に向かって配列され、前記導光体の湾曲方向の外側から内側に向かって光束が少なくなるように調光される複数のLEDからなることを特徴とする照明用光源。 An LED that emits light;
It has an entrance surface at one end in the longitudinal direction and an exit surface extending in the longitudinal direction, and the process of diffusing light is performed substantially uniformly in the longitudinal direction, and the process of reflecting the light inward is performed in the longitudinal direction. Is a longitudinal light guide that is applied to the end surface at the other end of the light source, is curved in the longitudinal direction, and is formed in a substantially arc shape in plan view, and the light emitted from the LED is incident from the incident surface, A light guide that diffuses incident light inside and emits it from the exit surface;
A board on which the LED is mounted,
The LEDs are arranged on the substrate from the outside in the bending direction of the light guide to the inside, and are dimmed so that the light flux decreases from the outside to the inside in the bending direction of the light guide. An illumination light source comprising a plurality of LEDs.
前記照明用光源は、さらに、
前記導光体の長手方向に延在する面のうち、前記出射面以外の領域を覆い、光を前記導光体の内側に反射する反射体
を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかの照明用光源。 The exit surface of the light guide is a part of the surface extending in the longitudinal direction of the light guide,
The illumination light source further includes:
Wherein among surfaces which extend in the longitudinal direction of the light guide covers the region other than the exit surface, the light from claim 1, characterized in that it comprises a reflector for reflecting the inside of the light guide 4 Either illumination light source.
前記導光体は、光を内側に反射する処理が、長手方向の一端にある端面のうち、前記入射面以外の領域に施されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかの照明用光源。 The incident surface of the light guide is a certain region located in the optical axis direction of the LED among the end surfaces at one end of the light guide,
The light guide, the process for reflecting light inwardly, out of the end face at the one longitudinal end, any one of claims 1 to 5, characterized in that it applied to a region other than the incident surface Light source for illumination.
前記導光体を覆い、光を拡散させる乳白色のシート
を備えることを特徴とする請求項1から18のいずれかの照明用光源。 The illumination light source further includes:
The light guide covers the body, either illumination light source of claims 1 to 18, characterized in that it comprises a milky sheet for diffusing light.
長手方向の一端にある入射面と長手方向に延在する出射面とを有し、光を拡散させる処理が長手方向で略一様に内部に施され、光を内側に反射する処理が長手方向の他端にある端面に施されている長手状の導光体であって、前記LEDが発する光を前記入射面から入射し、入射した光を内部で拡散させて前記出射面から出射する導光体と
を備える照明用光源を複数具備するとともに、
1つの照明用光源と他の照明用光源との間に取り付けられるヒートシンクを具備し、
前記1つの照明用光源のLEDは、1つの基板の表面に実装され、前記他の照明用光源のLEDは、他の基板の表面に実装され、
前記ヒートシンクは、前記1つの基板の裏面と前記他の基板の裏面とに接触していることを特徴とする照明装置。 An LED that emits light;
It has an entrance surface at one end in the longitudinal direction and an exit surface extending in the longitudinal direction, and the process of diffusing light is performed substantially uniformly in the longitudinal direction, and the process of reflecting the light inward is performed in the longitudinal direction. A light guide which is formed on the end surface of the other end of the light guide, and which emits light emitted from the LED from the incident surface, diffuses the incident light inside, and exits from the output surface. A plurality of illumination light sources including a light body,
Comprising a heat sink attached between one illumination light source and another illumination light source;
The LED of the one illumination light source is mounted on the surface of one substrate, and the LED of the other illumination light source is mounted on the surface of the other substrate,
The lighting device, wherein the heat sink is in contact with a back surface of the one substrate and a back surface of the other substrate.
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