JP5288926B2 - Bone extender - Google Patents
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Description
本発明は、骨延長術に用いられる骨延長器に関するものである。 The present invention relates to a bone distracter used for osteotomy.
例えば骨折した骨同士を癒合させたり、先天的に形態異常のある骨を切離して癒合させたりするなどの骨延長術に用いられる器具として、特開2001−37767号に開示される骨延長器(以下、従来例)が提案されている。 For example, as a device used for osteogenesis such as fusion of fractured bones or separation and fusion of bones with abnormal morphologies, a bone extender disclosed in JP-A-2001-37767 ( Hereinafter, a conventional example) has been proposed.
この従来例は、図8に図示したように、対向する一方の骨片51aにビスを介して取り付けられる第一リフトプレート52と、対向する他方の骨片51bにビスを介して取り付けられる第二リフトプレート53と、第一リフトプレート52に螺合され、先端側が第二リフトプレート53に係止される調整シャフト54とを備え、具体的には、第一リフトプレート52には、一方の骨片51aに取り付けられる第一取付板52aと、この第一取付板52aに接続され調節シャフト54と螺合する螺合部52bとが備えられ、第二リフトプレート53には、他方の骨片51bに取り付けられる第二取付板53aと、この第二取付板53aに接続され調整シャフト54の先端を係止する係止部53bとが備えられている(係止部53bに設けた孔に調節シャフト54の先端が嵌入されている。)。
In this conventional example, as shown in FIG. 8, a
従って、従来例は、調整シャフト54を回転させることにより両リフトプレート52,53間の距離が調整されて、対向する骨片51a,51b同士の間隔を調整することができ、当該両リフトプレート52,53同士の対向間隔を適宜可変することで骨片51a,51bの癒合を促しながら骨形成を行うことができる。
Therefore, in the conventional example, the distance between the
ところで、従来例は、螺合部52bは第一取付板52aにヒンジ部52cを介して接続されるとともに、係止部53bは第二取付板53aにヒンジ部53cを介して接続されている。
Incidentally, in the conventional example, the
これは、骨延長術を施す骨が、例えば丸み形状を帯びた頭蓋骨であった場合、単に対向する骨片51a,51bは、互いに癒合しようとして直線方向(左右方向)に延びるだけでなく放射方向(上下方向)にも膨らもうとするが、前述したヒンジ部52c,53cを具備することでこの放射方向に膨らもうとする骨片51a,51bの動きに対応するための構成である。このヒンジ部52c,53cを具備せず、第一取付板52aに対して螺合部52b(第二取付板53aに係止部53b)が擺動しない構造であると、この放射方向へ膨らもうとする力に抵抗する状態となり、自然な状態での骨形成が行われない。
This is because when the bone to be subjected to bone extension is a rounded skull, for example, the
ところが、従来例は、実際に骨延長術を行った場合に次の問題点が生じることを確認した。 However, in the conventional example, it was confirmed that the following problems occur when bone extension is actually performed.
即ち、従来例は、第一リフトプレート52及び第二リフトプレート53を骨片51a,51bにビスで取り付ける際、ヒンジ部52c,53cにより部品(例えば螺合部52bを持った状態にて第一取付板52a)が回動(微動)するため骨片51a,51bへの配設が迅速且つ正確に行うことができず、しかも、例えば頭蓋骨における骨延長術の場合、頭蓋骨を小片に切断した後、左右の骨片51aに対して中央の骨片51bを宙吊り状態で配設する場合があるが、この際、従来例は、ヒンジ部52c,53cが回動することで、宙吊り状態にある中央の骨片51bを最適な位置に配して良好な状態で支持することができないなどの問題点が生じてしまう。仮に予めヒンジ部52c,53cを回動しにくいように設定しても次第に緩んで回動してしまうのである。
That is, in the conventional example, when the
本発明は、上述の問題点を解決するもので、従来にない作用効果を発揮する画期的な骨延長器を提供するものである。 The present invention solves the above-mentioned problems, and provides an epoch-making bone distracter that exhibits an unprecedented effect.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
対向する骨片1a,1bのうち、一方の骨片1aに配設される第一配設体2と、他方の骨片1bに配設される第二配設体3と、前記第一配設体2と前記第二配設体3との間に設けられ該配設体2,3同士の対向間隔を可変操作し得る操作体4とからなる骨延長器であって、前記第一配設体2及び前記第二配設体3は、いずれも前記骨片1a,1bに連設される骨片連設部5,15と前記操作体4に連設される操作体連設部6,16とを有する構成であり、前記第一配設体2及び前記第二配設体3の少なくとも一方の前記骨片連設部5,15と前記操作体連設部6,16とは、肉薄部8,18を介して前記操作体連設部6,16が前記骨片連設部5,15に対して微動可能に連設されており、前記第一配設体2の前記操作体連設部6は螺子棒状の操作体4が螺着せしめられる構造であり、また、前記第二配設体3の操作体連設部16には前記操作体4の先端部が可動自在に保持せしめられる凹部16aが設けられ、また、前記操作体4の先端部は先細り形状に形成され、この操作体4は前記第二配設体3の操作体連設部16の凹部16aに回動自在にして傾動自在に嵌入され突き当たり保持せしめられていることを特徴とする骨延長器に係るものである。
Of the
また、請求項1記載の骨延長器において、前記骨片連設部5,15と前記操作体連設部6,16とは前記肉薄部8,18を介して一体成形により設けられていることを特徴とする骨延長器に係るものである。
The bone distractor according to claim 1, wherein the bone
また、請求項1,2いずれか1項に記載の骨延長器において、前記肉薄部8,18は、前記骨片連設部5,15と前記操作体連設部6,16との連設部にスリット7,17を設けた場合における該スリット7,17が達しない残余部であることを特徴とする骨延長器に係るものである。
The bone extender according to any one of
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の骨延長器において、前記骨片連設部5,15は前記骨片1a,1bの端縁部に被嵌状態で連設する断面コ字状の構成であることを特徴とする骨延長器に係るものである。
The bone distractor according to any one of claims 1 to 3, wherein the bone
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の骨延長器において、前記操作体4の基端部4cは断面多角形状に形成されていることを特徴とする骨延長器に係るものである。The bone extender according to any one of claims 1 to 4, wherein the
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の骨延長器において、前記操作体4の基端は先鋭に形成されていることを特徴とする骨延長器に係るものである。Moreover, the bone distractor of any one of Claims 1-5 WHEREIN: The proximal end of the said operation body 4 is formed sharply, It concerns on the bone distractor characterized by the above-mentioned.
本発明は上述のように構成したから、骨延長術に際して対向する骨片の動きに確実に対応して自然で良好な骨形成が行われることになり、また、前述した従来例と異なり、骨片への配設が迅速且つ正確に行えることになり、しかも、骨片を最適な位置に配して良好な状態で支持することができることになるなど従来にない作用効果を発揮する画期的な骨延長器となる。 Since the present invention is configured as described above, natural and good bone formation is performed in a reliable manner corresponding to the movement of the opposing bone fragments during bone extension, and unlike the above-described conventional example, It will be possible to quickly and accurately place it on the piece, and it will be able to support the bone piece in an optimal position and support it in a good state. Bone extension device.
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて簡単に説明する。 Embodiments of the present invention considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings.
例えば骨延長術を行う際、対向する骨片1a,1bのうち、一方の骨片1aに第一配設体2を配設するとともに、他方の骨片1bに第二配設体3を配設し、この状態で第一配設体2と第二配設体3との間に設けられる操作体4を操作し、当該配設体2,3同士の対向間隔を適宜可変することで骨片1a,1bの癒合を促しながら骨形成を行う。
For example, when performing bone extension, the first disposing
この際、本発明に係る第一配設体2及び第二配設体3は、いずれも骨片1a,1bに連設される骨片連設部5,15と操作体4に連設される操作体連設部6,16とを有する構成であり、第一配設体2及び第二配設体3の少なくとも一方の骨片連設部5,15と操作体連設部6,16とは、肉薄部8,18を介して前記操作体連設部6,16が前記骨片連設部5,15に対して微動可能に連設されており、この構成から極めて良好な骨形成が行われる。
At this time, the first
即ち、前述したように骨延長術を施す骨が、例えば丸み形状を帯びた頭蓋骨であった場合、単に対向する骨片1a,1b同士が癒合しようとして直線方向に延びるだけでなく放射方向にも膨らもうとするが、本発明に係る骨片連設部5,15と操作体連設部6,16とは、肉薄部8,18を介して操作体連設部6,16が骨片連設部5,15に対して微動可能に連設されており、よって、骨片1a,1b同士に放射方向へ膨らもうとする力が作用した際、骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16は肉薄部8,18を起点として擺動することになり、この放射方向へ膨らもうとする力に対して抵抗するのではなく、この力を受けて変形することで確実に対応することになる。
That is, as described above, when the bone to be subjected to the bone extension is a round skull, for example, the
従って、骨延長術に際して対向する骨片1a,1bの直線方向への動きや放射方向への動きなど種々の動きに確実に対応して自然で良好な骨形成が行われることになる。
Therefore, natural and favorable bone formation is performed in a sure manner corresponding to various movements such as movement in the linear direction and movement in the radial direction of the
また、本発明は、この骨片1a,1bの動きに対応すべく骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16が擺動する構造として、前述した従来例のようにヒンジ部を設ける構造でなく、肉薄部8,18を設ける構造の為、つまり、骨片1a,1bが放射方向へ動こうとするような強い力が加わった場合にのみ骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16が擺動する構造であるから、例えば骨片連設部5,15を骨片1a,1bに連設する際、骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16が擺動(微動)することはなく骨片1a,1bへの配設が迅速且つ正確に行えることになり、しかも、例えば頭蓋骨における骨延長術の場合、頭蓋骨を小片に切断した後、左右の骨片1aに対して中央の骨片1bを宙吊り状態で配設する場合があるが、この際、前述した従来例と異なり、図2に図示したように宙吊り状態の中央の骨片1bを最適な位置に配して良好な状態で支持することができる。
Further, according to the present invention, as a structure in which the operating
従って、前述した従来例と異なり、骨片1a,1bへの配設が迅速且つ正確に行えることになり、しかも、骨片1a,1bを確実に最適な位置に配して良好な状態で支持することができることになる。
Therefore, unlike the above-described conventional example, the disposition to the
本発明の具体的な一実施例について図面に基づいて説明する。 A specific embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、対向する骨片1a,1bのうち、一方の骨片1aに配設される第一配設体2と、他方の骨片1bに配設される第二配設体3と、第一配設体2と第二配設体3との間に設けられ該配設体2,3同士の対向間隔を可変操作し得る操作体4とからなるものである。
In the present embodiment, among the
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。 Hereinafter, each component according to the present embodiment will be described in detail.
第一配設体2及び第二配設体3は、図1に図示したように適宜な金属製の部材で一体成形されたものであり、骨片1a,1bに連設される骨片連設部5,15と、操作体4に連設される操作体連設部6,16とを有する構造である。尚、第一配設体2と第二配設体3は後述する操作体連設部6,16以外の部位は同一構造である。
As shown in FIG. 1, the
骨片連設部5,15は、図1〜3に図示したように断面コ字状となる凹条に形成されており、この骨片連設部5,15の溝方向は後述する操作体連設部6,16の筒孔6a,16aと交差する方向に設定されており、骨片1a,1bの端縁部に被嵌状態で連設するように構成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the bone piece
この骨片1a,1bの端縁部に対する連設は、断面コ字状の骨片連設部5,15を被嵌状態で連設するだけの構成であり、よって、骨片1a,1bに対して左右方向へ可動自在に連設し得ることになる。
The continuous arrangement of the bone fragments 1a and 1b with respect to the edge portions is a configuration in which the bone fragment
また、骨片連設部5,15を構成する上面板5a,15aの左右位置に貫通孔5a’,15a’が形成されており、この貫通孔5a’,15a’は骨片1a,1bに対してビス止めする際の止め穴5a’,15a’である。この止め穴5a’,15a’を介して予備にてビス止めする場合もあり、この2つの止め穴5a’,15a’を介してビス止めした際には骨片1a,1bに対する左右方向への可動は不能となる。
Further, through
操作体連設部6,16は、図1〜3に図示したように筒状に形成されており、第一配設体2に係る操作体連設部6の筒孔6a内には螺子溝6a’が形成され、後述する螺子棒状の操作体4を螺着し得るように構成されている。一方、第二配設体3に係る操作体連設部16の筒孔16aは外側端部が貫通しておらず凹湾曲状の凹部16aであり、筒孔16aの内側開口端部から挿入した操作体4の先端部4aを回動自在に突き当たり保持するように構成されている。
The operating
前述した構成の骨片連設部5,15と操作体連設部6,16とは、骨片連設部5,15と操作体連設部6,16との境界部位にスリット7,17を設けることで他の部位に比して肉薄となる肉薄部8,18を介して連設されている。
The bone
この肉薄部8は他の部位に比して肉薄である為、骨片連設部5,15と操作体連設部6,16とに力が加わった際には、骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16が擺動する起点となる。
Since this
尚、本実施例では、この肉薄部8,18を骨片連設部5,15と操作体連設部6,16とを一体成形する際にスリット7,17を設けることで形成しているが、切削によりスリット7,17を形成することで肉薄部8,18を形成するようにしても良い。
In this embodiment, the
操作体4は、図1〜3に図示したように適宜な金属製の部材で形成した棒状体であり、その周面所定位置には螺子溝4bが形成されており、前述した第一配設体2に係る操作体連設部6に螺着し得るように構成されている。
The operating body 4 is a rod-like body formed of an appropriate metal member as shown in FIGS. 1 to 3, and a
また、操作体4の先端部4aは先細り形状に形成されており、第二配設体3に係る操作体連設部16の凹部16aに回動自在にして傾動自在に遊嵌状態で突き当たり保持せしめられるように構成されている。
Further, the
また、操作体4の基端部4cは断面多角形状(断面四角形状)に形成されており、操作体4を螺動させる為の回動工具に回り止め状態で装着し得るように構成されている。
Further, the
尚、操作体4の基端は先鋭に形成されており、操作体4の基端部4cを身体の外部に露出させるべく皮膚を破る際に使用される。
Note that the base end of the operation body 4 is formed to be sharp and is used when the skin is broken to expose the
以上の構成からなる本実施例に係る骨延長器を用いた骨延長術について説明する。ここでは、骨延長器を2組使用して図2〜6に図示したように頭蓋骨1を小片(ブロック状)に切断して行う頭蓋骨1における骨延長術について説明する。尚、勿論、図7に図示したように1組の骨延長器を使用して行う場合もある。 A bone extension operation using the bone extender according to the present embodiment configured as described above will be described. Here, a description will be given of a bone extension operation in the skull 1 performed by cutting the skull 1 into small pieces (blocks) as shown in FIGS. Of course, as shown in FIG. 7, a pair of bone extenders may be used.
先ず、頭蓋骨1をブロック状に切断した左右の骨片1a夫々の端縁部に第一配設体2の骨片連設部5を被嵌状態で連設するとともに、中央の骨片1bの左右端縁部夫々に第二配設体3の骨片連設部15を被嵌状態で連設する。
First, the bone piece
続いて、左右の第一配設体2に係る操作体連設部6に操作体4を螺着せしめるとともに、この操作体4夫々の先端部4aを対向する第二配設体3に係る操作体連設部16に挿入して突合せ状態で保持せしめる。尚、予め第一配設体2に係る操作体連設部6に操作体4を螺着せしめておいても良い。
Subsequently, the operating body 4 is screwed to the operating
この状態で、操作体4を螺動させて第二配設体3に係る操作体連設部16を押込ませることで第一配設体2と第二配設体3との対向間隔を広げることで、骨片1a,1bの癒合を促しながら骨形成を行う。
In this state, the operation body 4 is screwed to push the operation
この際、頭蓋骨1から成る骨片1a,1bは、単に対向する骨片1a,1b同士が癒合しようとして直線方向に延びるだけでなく放射方向にも膨らもうとするが、本実施例に係る骨片連設部5,15と操作体連設部6,16とは、肉薄部8,18を介して連設されており、よって、骨片1a,1b同士に放射方向へ膨らもうとする力が作用した際、骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16は肉薄部8,18を起点として擺動することになり、この放射方向へ膨らもうとする力に対して抵抗するのではなく、この力を受けて変形することで確実に対応することになる(図4参照)。
At this time, the bone fragments 1a and 1b made of the skull 1 not only extend in the linear direction but also swell in the radial direction as the opposing
また、本実施例は、操作体4の先端部4aは先細り形状に形成され、第二配設体3の操作体連設部16に回動自在にして傾動自在に突き当たり保持せしめられている為、操作体4が第二配設体3の操作体連設部16に対して傾動することで骨片1a,1bにおける放射方向への動きに対応し得ることになり、しかも、この構成は、図5に図示したように骨片1a,1bの左右方向への動きにも対応し得ることになる。この骨片1a,1bの左右方向への動きに対しては骨片連設部5,15が骨片1a,1bに被嵌状態で連設していることによっても対応し得ることになる。
Further, in this embodiment, the
尚、骨延長術の終了後、第一配設体2及び第二配設体3を取り除いた際、骨片連設部5,15を被嵌状態としていた為に骨片1a,1bの成長が抑制されることで骨片1a,1bには方形状の穴が形成されるが、この骨片1a,1bに形成される穴は術後において自然に癒合することになる。
When the
本実施例は上述のように構成したから、骨延長術に際して対向する骨片1a,1bの直線方向への動きや放射方向への動きなど種々の動きに確実に対応して自然で良好な骨形成が行われることになる。
Since the present embodiment is configured as described above, the
また、本実施例は、骨片1a,1bが放射方向へ動こうとするような強い力が加わった場合にのみ骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16が擺動する構造であるから、例えば骨片連設部5,15を骨片1a,1bに連設する際、骨片連設部5,15に対して操作体連設部6,16が擺動(微動)することはなく骨片1a,1bへの配設が迅速且つ正確に行えることになり、しかも、例えば頭蓋骨1における骨延長術の場合、頭蓋骨1をブロック状に切断した後、左右の骨片1aに対して中央の骨片1bを宙吊り状態で配設する際、前述した従来例と異なり、宙吊り状態の中央の骨片1bを最適な位置に配して良好な状態で支持することができ、よって、骨片1a,1bへの配設が迅速且つ正確に行えることになり、しかも、骨片1a,1bを確実に最適な位置に配して良好な状態で支持することができることになる。
Further, in this embodiment, the operating
また、本実施例は、骨片連設部5,15と操作体連設部6,16とは肉薄部8,18を介して一体成形により設けられているから、部品点数が多くて製造が厄介な従来例に比し、簡易に製造することができコスト安にして量産性に秀れることになる。
Further, in this embodiment, the bone
また、本実施例は、骨片連設部5,15は骨片1a,1bの端縁部に被嵌状態で連設する断面コ字状に形成されているから、骨片1a,1bの左右方向への動きにも確実に対応し得ることになる。
Further, in the present embodiment, the bone
また、本実施例は、操作体4の先端部は先細り形状に形成され、第二配設体3の操作体連設部16に回動自在にして傾動自在に突き当たり保持せしめられるように構成されているから、骨片1a,1bの種々の方向(上下方向,左右方向及び斜め方向などの3次元方向)への動きに確実に対応し得ることになる。
Further, in this embodiment, the distal end portion of the operation body 4 is formed in a tapered shape, and is configured to be able to rotate and abut against the operation
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 The present invention is not limited to the present embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1a 骨片
1b 骨片
2 第一配設体
3 第二配設体
4 操作体
4c 基端部
5 骨片連設部
6 操作体連設部
7 スリット
8 肉薄部
15 骨片連設部
16 操作体連設部
16a 凹部
17 スリット
18 肉薄部
1a bone fragment
4c
15 Bone fragment continuous section
16 Control unit connection section
16a recess
17 Slit
18 Thin section
Claims (6)
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