JP5282473B2 - Vehicle deceleration control apparatus and method - Google Patents
Vehicle deceleration control apparatus and method Download PDFInfo
- Publication number
- JP5282473B2 JP5282473B2 JP2008194861A JP2008194861A JP5282473B2 JP 5282473 B2 JP5282473 B2 JP 5282473B2 JP 2008194861 A JP2008194861 A JP 2008194861A JP 2008194861 A JP2008194861 A JP 2008194861A JP 5282473 B2 JP5282473 B2 JP 5282473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- road
- deceleration
- target
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
Description
本発明は、運転者にカーブの存在を知らせたり、カーブ内を最適速度で走行させたりするための車両用減速制御装置及びその方法に関する。 The present invention relates to a vehicle deceleration control apparatus and method for informing a driver of the existence of a curve or for traveling within an curve at an optimum speed.
ナビゲーション装置や交通インフラ(例えば路車間通信)からの情報を基に自車両前方のカーブを検出し、そのカーブに進入する前に自車両を減速制御するシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、ナビゲーション装置が、実際に走行する道路ではない道路上を車両が走行している情報を出力する場合、ナビゲーション装置から実際の走行路ではない走行路でカーブの情報を得ると、そのカーブを制御対象として通常通り制動制御が作動することになり、不必要に大きく車両が減速することになる。
本発明は、カーブに対する車両の減速制御を適切に行うことである。
By the way, when the navigation device outputs information that the vehicle is traveling on a road that is not an actual traveling road, if the navigation device obtains information on a curve on a traveling path that is not an actual traveling path, the curve is displayed. As a control object, the braking control is operated as usual, and the vehicle decelerates unnecessarily greatly.
The present invention is to appropriately perform vehicle deceleration control with respect to a curve.
前記課題を解決するために、本発明は、ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上の車両位置と車両位置検出手段が検出した実際に走行している車両の車両位置との距離を得て、その距離が大きくなるほど、減速制御の目標減速度を小さくする。 In order to solve the above problems, the present invention obtains the distance between the vehicle position on the road output by the navigation device on the map and the vehicle position of the actually traveling vehicle detected by the vehicle position detection means, As the distance increases, the target deceleration for deceleration control is reduced.
本発明によれば、そのような距離を基に、ナビゲーション装置が地図上に出力する車両が走行する道路が、該車両が実際に走行している道路である可能性を判断できる。そして、距離が大きくなるほど、その可能性が低くなるとして、目標減速度を小さくし、減速制御を抑制できる。これにより、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御が不必要に作動して、不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制でき、カーブに対する減速制御を適切に行うことができる。 According to the present invention, based on such a distance, it is possible to determine the possibility that the road on which the vehicle output by the navigation device on the map travels is the road on which the vehicle actually travels. And the possibility that the possibility becomes low, so that distance becomes large, a target deceleration can be made small and deceleration control can be suppressed. As a result, it is possible to prevent the vehicle from decelerating to an unnecessarily large amount by decelerating control with respect to the curve from information on the travel path that is not actually traveling, and appropriately performing the deceleration control with respect to the curve. be able to.
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
第1の実施形態は、本発明に係る車両用減速制御装置を搭載した後輪駆動車両である。この後輪駆動車両は、自動変速機とコンベンショナルディファレンシャルギヤとを搭載し、前後輪とも左右輪の制動力を独立制御可能な制動装置を搭載している。
図1は、第1の実施形態を示す概略構成図である。同図中の符号1はブレーキペダル、2はブースタ、3はマスタシリンダ、4はリザーバである。通常、運転者によるブレーキペダル1の踏込み量に応じて、マスタシリンダ3で制動流体圧を昇圧し、昇圧した制動流体圧を各車輪5FL〜5RRの各ホイールシリンダ6FL〜6RRに供給する。また、マスタシリンダ3と各ホイールシリンダ6FL〜6RRとの間には制動流体圧制御部7を介装している。
The best mode for carrying out the present invention (hereinafter referred to as an embodiment) will be described in detail with reference to the drawings.
(First embodiment)
(Constitution)
1st Embodiment is a rear-wheel drive vehicle carrying the vehicle deceleration control apparatus which concerns on this invention. This rear-wheel drive vehicle is equipped with an automatic transmission and a conventional differential gear, and a braking device capable of independently controlling the braking force of the left and right wheels for both the front and rear wheels.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing the first embodiment. In the figure,
制動流体圧制御部7は、例えばアンチスキッド制御やトラクション制御に用いられる制動流体圧制御部を利用したものである。制動流体圧制御部7は、各ホイールシリンダ6FL〜6RRの制動流体圧を個別に制御する。そして、制動流体圧制御部7は、単独でその制動流体圧を制御できる。また、制動流体圧制御部7は、後述する制駆動力コントロールユニット8から制動流体圧指令値が入力された場合には、その制動流体圧指令値に応じて制動流体圧を制御することもできる。例えば、液圧供給系にアクチュエータを含んで制動流体圧制御部7を構成している。アクチュエータとしては、各ホイールシリンダ液圧を任意の制動液圧に制御可能な比例ソレノイド弁が挙げられる。
The braking fluid
また、この車両は、駆動トルクコントロールユニット12を搭載している。駆動トルクコントロールユニット12は、エンジン9の運転状態、自動変速機10の選択変速比及びスロットルバルブ11のスロットル開度を制御することにより、駆動輪である後輪5RL,5RRへの駆動トルクを制御する。駆動トルクコントロールユニット12は、燃料噴射量や点火時期を制御したり、同時にスロットル開度を制御したりすることで、エンジン9の運転状態を制御する。駆動トルクコントロールユニット12は、単独で後輪5RL,5RRの駆動トルクを制御することもできる。また、駆動トルクコントロールユニット12は、制駆動力コントロールユニット8から駆動トルク指令値が入力された場合には、その駆動トルク指令値に応じて駆動輪トルクを制御することもできる。駆動トルクコントロールユニット12は、制御に使用した駆動トルクTwの値を制駆動力コントロールユニット8に出力する。
Further, this vehicle is equipped with a drive
また、この車両は、先行車検知用の外界認識センサ13を搭載している。外界認識センサ13は、ミリ波レーダ13a及びミリ波レーダコントローラ13bを備える。外界認識センサ13は、ミリ波レーダコントローラ13bがミリ波レーダ13aの検出結果を基に、先行車両までの車間距離Lxを検出する。外界認識センサ13は、車間距離Lxを制駆動力コントロールユニット8に出力する。
In addition, this vehicle is equipped with an
また、この車両は、ナビゲーション装置14を搭載している。ナビゲーション装置14は、GPS(Global Positioning System)で計測した自車両位置(X0,Y0)と地図情報(電子地図)とに基づいて自車両の前方道路情報を検索する。ここで、自車両の前方道路情報は、いわゆるノード情報(ノード点情報)である。ノード情報は、Xj、Yj、Lj(j=1〜n、nは整数)とからなる。Xj、Yjは、ノード点Njの位置情報である。Ljは、自車両位置(X0,Y0)からノード点Njの位置(Xj,Yj)までの距離である。ナビゲーション装置14は、このようなノード情報等を基に、モニタ等の出力部に地図表示と現在の自車両位置等を出力している。なお、カーブ手前に設置したインフラ施設から路車間通信により同様の情報を取得することもできる。
The vehicle is equipped with a
また、この車両は、警告用モニタ15を搭載している。警告用モニタ15は、音声やブザー音を発生するためのスピーカを内蔵している。制駆動力コントロールユニット8が、警告用モニタ15の動作を制御する。
また、この車両は、前後加速度Yg及び横加速度Xgを検出する加速度センサ16、ヨーレイトφ´を検出するヨーレイトセンサ17、アクセルペダルの踏込み量、すなわちアクセル開度θtを検出するアクセル開度センサ18、ステアリングホイール21の操舵角δを検出する操舵角センサ19、マスタシリンダ3の出力圧、すなわちマスタシリンダ液圧Pmを検出するマスタシリンダ圧センサ20、各車輪5FL〜5RRの回転速度、所謂車輪速度Vwi(i=fl,fr,rl,rr)を検出する車輪速度センサ22FL〜22RR、設定旋回横加速度(旋回横加速度設定値Xgsselect)を選択するための選択スイッチ23を搭載している。例えば、選択スイッチ23をステアリングホイール21に設置している。これらセンサ等は、検出した検出信号、旋回横加速度設定値Xgsselect等を制駆動力コントロールユニット8に出力する。
This vehicle is equipped with a
Further, the vehicle includes an
次に、制駆動力コントロールユニット8で行う演算処理を説明する。図2は、制駆動力コントロールユニット8で行う演算処理手順を示す。例えば10msec.毎の所定サンプリング時間ΔT毎にタイマ割込によって演算処理を実行する。なお、演算処理によって得た情報を随時記憶装置に更新記憶すると共に、必要な情報を随時記憶装置から読み出す。
同図に示すように、処理を開始すると、先ずステップS1において、前記各センサやコントローラ、コントロールユニット等から各種データを読み込む。具体的には、ナビゲーション装置14が得た自車両位置(X0,Y0)、前方道路のノード情報(Xj,Yj,Lj)を読み込む。また、各センサ等が検出した、各車輪速度Vwi、操舵角δ、アクセル開度θt、マスタシリンダ液圧Pm、旋回横加速度設定値Xgsselect、及び駆動トルクコントロールユニット12からの駆動トルクTwを読み込む。
Next, calculation processing performed by the braking / driving force control unit 8 will be described. FIG. 2 shows a calculation processing procedure performed by the braking / driving force control unit 8. For example, the arithmetic processing is executed by timer interruption every predetermined sampling time ΔT every 10 msec. Information obtained by the arithmetic processing is updated and stored in the storage device as needed, and necessary information is read from the storage device as needed.
As shown in the figure, when the process is started, first, in step S1, various data are read from each sensor, controller, control unit, and the like. Specifically, the host vehicle position (X 0 , Y 0 ) obtained by the
続いてステップS2において、車速Vを算出する。具体的には、前記ステップS1で読み込んだ車輪速度Vwiを基に、下記(1)式により車速Vを算出する。
前輪駆動の場合
V=(Vwrl+Vwrr)/2
後輪駆動の場合
V=(Vwfl+Vwfr)/2
・・・(1)
ここで、Vwfl,Vwfrは左右前輪それぞれの車輪速度である。また、Vwrl,Vwrrは左右後輪それぞれの車輪速度である。この(1)式では、従動輪の車輪速の平均値として車速Vを算出している。本実施形態では、後輪駆動の車両であるので、後者の式、すなわち前輪の車輪速度により車速Vを算出する。
Subsequently, in step S2, the vehicle speed V is calculated. Specifically, the vehicle speed V is calculated by the following equation (1) based on the wheel speed Vwi read in step S1.
For front wheel drive V = (Vwr1 + Vwrr) / 2
For rear wheel drive V = (Vwfl + Vwfr) / 2
... (1)
Here, Vwfl and Vwfr are the wheel speeds of the left and right front wheels. Vwrl and Vwrr are the wheel speeds of the left and right rear wheels, respectively. In the equation (1), the vehicle speed V is calculated as an average value of the wheel speeds of the driven wheels. In this embodiment, since the vehicle is a rear-wheel drive vehicle, the vehicle speed V is calculated from the latter equation, that is, the wheel speed of the front wheels.
また、このように算出した車速Vは好ましくは通常走行時に用いる。また、ABS(Anti-lock Brake System)制御等が作動している場合には、そのABS制御内で推定している推定車体速度を前記車速Vとして用いることもできる。また、ナビゲーション装置14でナビゲーション情報に利用している値を前記車速Vとして用いることもできる。
続いてステップS3において、自車両前方の各ノード点の旋回半径を算出する。具体的には、前記ステップS1で読み込んだ前方道路のノード情報である各ノード点の座標(Xj,Yj)を基に、各ノード点の旋回半径を算出する。旋回半径の算出方法についてはいくつか挙げることができる。本実施形態では、下記(2)式により、連続する3つのノード点の座標(Xj−1,Yj−1)、(Xj,Yj)、(Xj+1,Yj+1)から、旋回半径Rjを算出する。
Rj=f1(Xj−1,Yj−1,Xj,Yj,Xj+1,Yj+1) ・・・(2)
The vehicle speed V calculated in this way is preferably used during normal travel. Further, when an ABS (Anti-lock Brake System) control or the like is operating, an estimated vehicle speed estimated in the ABS control can be used as the vehicle speed V. A value used for navigation information in the
Subsequently, in step S3, the turning radius of each node point ahead of the host vehicle is calculated. Specifically, the turning radius of each node point is calculated based on the coordinates (X j , Y j ) of each node point that is the node information of the road ahead read in step S1. There are several methods for calculating the turning radius. In the present embodiment, a turn is made from the coordinates (X j−1 , Y j−1 ), (X j , Y j ), (X j + 1 , Y j + 1 ) of three consecutive node points according to the following equation (2). The radius R j is calculated.
R j = f 1 (X j−1 , Y j−1 , X j , Y j , X j + 1 , Y j + 1 ) (2)
ここで、関数f1は、3つのノード点の座標から旋回半径を算出するための関数である。旋回半径Rjが負値の場合、左旋回を示し、旋回半径Rjが正値の場合、右旋回を示す。
ここでは、3点の座標(Xj−1,Yj−1)、(Xj,Yj)、(Xj+1,Yj+1)から旋回半径を算出する方法を示した。しかし、前後するノード点を結ぶ直線のなす角度を用いて、旋回半径を算出することもできる。また、ここでは、各ノード点の座標に基づいて旋回半径を算出している。しかし、地図データ内のノード情報として各ノード点の旋回半径を記憶させておいて、このステップS3でその値を検索するようにすることもできる。
Here, the function f1 is a function for calculating the turning radius from the coordinates of the three node points. When the turning radius R j is a negative value, it indicates a left turn, and when the turning radius R j is a positive value, it indicates a right turn.
Here, the method of calculating the turning radius from the coordinates (X j−1 , Y j−1 ), (X j , Y j ), and (X j + 1 , Y j + 1 ) of the three points is shown. However, the turning radius can also be calculated using an angle formed by a straight line connecting the preceding and following node points. Here, the turning radius is calculated based on the coordinates of each node point. However, it is also possible to store the turning radius of each node point as node information in the map data and retrieve the value in this step S3.
続いてステップS4において、目標ノード点を算出する。具体的には、自車両前方に存在する複数のノード点の中から、前記ステップS3で算出した旋回半径Rjを基に制御の対象となる目標ノード点を算出する。
ここで、本実施形態では、実際のカーブの旋回半径から設定される安全な車速以上の車速で該カーブを運転者が車両を走行させようとするのを防止することを目的としている。例えば、運転者の推測ミスにより、実際のカーブの旋回半径から設定される安全な車速以上の車速カーブを走行させようとしてしまう場合がある。このような目的から、目標ノード点は、自車両から直近で旋回半径Rjが極小値となるノード点にする。
Subsequently, in step S4, a target node point is calculated. Specifically, from among a plurality of nodes points existing ahead of the vehicle, it calculates a target node points to be controlled on the basis of the turning radius R j calculated at step S3.
Here, an object of the present embodiment is to prevent the driver from driving the vehicle on the curve at a vehicle speed higher than the safe vehicle speed set from the actual turning radius of the curve. For example, a driver's guess error may cause the vehicle to run on a vehicle speed curve that is higher than the safe vehicle speed set from the actual turning radius of the curve. For this purpose, the target node point is set to a node point at which the turning radius Rj is the minimum value closest to the host vehicle.
図3は、各ノード点(ノード点番号)の旋回半径Rj(図中●印)を示す。同図に示すように、目標ノード点は、自車両前方の旋回半径Rjで最初に極小値となるノード点Rmになる。
続いてステップS5において、路面μ推定値を算出する。具体的には、下記(3)式に示すように、各輪に作用する制駆動力と各輪に発生するスリップ率との関係を基に、路面μ値Kμを算出する。
Kμ=f2(各輪の制駆動力,各輪のスリップ率) ・・・(3)
ここで、関数f2は、各輪に作用する制駆動力と各輪に発生するスリップ率との関係を基に、路面μ値Kμを算出するための関数である。例えば、実験値、理論値又は経験値を基に構築した関数である。
FIG. 3 shows the turning radius R j (marked with ● in the figure) of each node point (node point number). As shown in the figure, the target node point will initially becomes the minimum value node point R m in front of the vehicle turning radius R j.
Subsequently, in step S5, an estimated road surface μ value is calculated. Specifically, as shown in the following formula (3), the road surface μ value Kμ is calculated based on the relationship between the braking / driving force acting on each wheel and the slip ratio generated on each wheel.
Kμ = f2 (braking / driving force of each wheel, slip ratio of each wheel) (3)
Here, the function f2 is a function for calculating the road surface μ value Kμ based on the relationship between the braking / driving force acting on each wheel and the slip ratio generated on each wheel. For example, a function constructed based on experimental values, theoretical values, or empirical values.
なお、カーブ手前のインフラからカーブ情報として、路面μ値情報を入手することもできる。また、運転者が選択切り替えスイッチにより路面μ値を選択することもできる。この場合は、例えば、高g=0.8g相当、中g=0.6g相当、低g=0.4g相当等の大まかな値を選択可能にする等、運転者が路面μ値を選択し易くする工夫をする。
続いてステップS6において、許容横加速度Yglmitを設定する。具体的には、ステップS5で算出した路面μ値Kμを用いて、下記(4)式により許容横加速度Yglimtを算出する。
Yglimt=Ks・Kμ ・・・(4)
The road surface μ value information can also be obtained as curve information from the infrastructure before the curve. The driver can also select the road surface μ value with the selection changeover switch. In this case, the driver selects the road surface μ value, for example, by making it possible to select rough values such as high g = 0.8 g, medium g = 0.6 g, low g = 0.4 g, etc. Try to make it easier.
Subsequently, in step S6, an allowable lateral acceleration Yglmit is set. Specifically, the allowable lateral acceleration Yglimt is calculated by the following equation (4) using the road surface μ value Kμ calculated in step S5.
Yglimt = Ks · Kμ (4)
ここで、Ksは許容横加速度算出係数である。例えば、Ksは0.8等で固定値である。また、例えば、図4に示すように、車速を基に許容横加速度算出係数Ksを設定することもできる。ここでは、低速域で、許容横加速度算出係数Ksは大きい値になる。さらに、車速がある値になると、車速Vが増加するのに対して許容横加速度算出係数Ksは減少する。その後、ある車速に達すると、許容横加速度算出係数Ksは小さい値で一定値となる。すなわち、概略として、高速になるほど許容横加速度算出係数Ksは小さくなる。 Here, Ks is an allowable lateral acceleration calculation coefficient. For example, Ks is a fixed value such as 0.8. For example, as shown in FIG. 4, the allowable lateral acceleration calculation coefficient Ks may be set based on the vehicle speed. Here, the allowable lateral acceleration calculation coefficient Ks becomes a large value in the low speed range. Further, when the vehicle speed reaches a certain value, the allowable lateral acceleration calculation coefficient Ks decreases while the vehicle speed V increases. Thereafter, when a certain vehicle speed is reached, the allowable lateral acceleration calculation coefficient Ks becomes a small value and a constant value. That is, as a rule, the allowable lateral acceleration calculation coefficient Ks decreases as the speed increases.
続いてステップS7において、前記ステップS6で算出した許容横加速度の補正処理を行う。図5は、その補正処理の処理手順を示す。
同図に示すように、先ず、ステップS21において、ナビゲーション装置14においてマッチング状態(マッチングしている状態)にあるか否かを判定する。マッチング状態とは、ナビゲーション装置14(そのモニタ)上の地図上で、その表示される道路上に自車両が位置されている表示状態である。また、マッチング状態には、実際に走行している道路と一致する地図上の道路上に自車両が位置されている状態の他、実際に走行している道路と異なる地図上の道路上に自車両が位置されている状態を含んでいる。なお、マッチング状態とは反対の表示状態を意味するものとしてマッチングフリー状態(マッチングしていない状態、マッチングオフ状態)がある。マッチングフリー状態とは、ナビゲーション装置14(そのモニタ)上の地図上で、どの道路上にも自車両が位置されていない表示状態である。このステップS21の判定処理で、マッチング状態にある場合、ステップS27に進む。また、マッチングフリー状態にある場合、該図5に示す処理(ステップS7の処理)を終了する。
In step S7, the allowable lateral acceleration calculated in step S6 is corrected. FIG. 5 shows the procedure of the correction process.
As shown in the figure, first, in step S21, it is determined whether or not the
本実施形態の警報や自動減速制御では、ナビゲーション装置14で自車両が走行する走行路のカーブを対象としている。すなわち、前述のようにマッチング状態があることを前提として、警報や自動減速制御が作動するようになっている。このようなことから、マッチング状態になければ警報や自動減速制御が行わないから、警報や自動減速制御に関わる該補正処理を行う必要がないとして、該図5に示す処理(ステップS7の処理)を終了している。
続いてステップS22において、GPS情報から得た自車位置と、ナビゲーション装置14(ナビゲーション画面)上の自車位置との間の距離として、自車の進行方向(X方向)に対し直交方向(Y方向)の距離(以下、Y方向距離という。)を算出する。
In the alarm and the automatic deceleration control according to the present embodiment, the
Subsequently, in step S22, the distance between the own vehicle position obtained from the GPS information and the own vehicle position on the navigation device 14 (navigation screen) is orthogonal to the traveling direction (X direction) of the own vehicle (Y Direction) distance (hereinafter referred to as Y direction distance).
ここで、直近のノード点とナビゲーション装置14上の自車位置とを結ぶ単位方向ベクトルをe*とすると、単位方向ベクトルe*は、自車両の進行方向とほぼ平行になる。このようなことから、本実施形態では、単位方向ベクトルe*を自車両の進行方向としている。また、ナビゲーション装置14上の自車位置とGPS情報による自車位置とを結ぶ方向ベクトル(以下、誤差方向ベクトルという。)をS*とする。そのようにした場合、誤差方向ベクトルS*のノルムである測地線長Sを、平面直角座標系の距離算出方法を用いて、下記(5)式により算出できる。
S=√((x2−x1)2+(y2−y1)2)/(s/S)
s/S=m0(1+(y1 2+y1・y2+y2 2)/(6・R0 2・m0 2))
R0=α・√(1−e2)/(1−e2・sin2・φ0)
・・・(5)
Here, assuming that a unit direction vector connecting the nearest node point and the own vehicle position on the
S = √ ((x 2 −x 1 ) 2 + (y 2 −y 1 ) 2 ) / (s / S)
s / S = m 0 (1+ (y 1 2 + y 1 · y 2 + y 2 2 ) / (6 · R 0 2 · m 0 2 ))
R 0 = α · √ (1-e 2 ) / (1-e 2 · sin 2 · φ 0 )
... (5)
ここで、(x1,y1)は、ある一の測点の座標であり、(x2,y2)は、他の測点の座標である。例えば、測点(x1,y1)が測位位置となり、測点(x2,y2)が表示位置となる。m0は、座標系の原点における縮尺係数を意味する(例えば、m0=0.9999)。R0は、平均曲率半径である。αは、長半径である(日本測地系によりα=6377397m)。eは、第1離心率である(日本測地系によりe=0.081697)。φ0は、座標系の原点の緯度である(国土交通省告示第九号 表参照)。例えば、神奈川県の場合、φ0=9であり、自車両のGPS座標(測位位置)(x1,y1)=(10,30)とし、自車位置表示地図座標(表示位置)(x2,y2)=(20,50)とした場合、測地線長Sは、22.363mになる。なお、以上のように、平面直角座標系を用いることに限定されるものではなく、他の算出方法を用いることもできる。 Here, (x 1 , y 1 ) is the coordinates of one station, and (x 2 , y 2 ) is the coordinates of another station. For example, the measurement point (x 1 , y 1 ) is the positioning position, and the measurement point (x 2 , y 2 ) is the display position. m 0 means a scale factor at the origin of the coordinate system (for example, m 0 = 0.9999). R 0 is the average radius of curvature. α is the long radius (α = 6377397m according to the Japanese geodetic system). e is the first eccentricity (e = 0.081697 according to the Japanese geodetic system). φ 0 is the latitude of the origin of the coordinate system (see the MLIT Notification No. 9 table). For example, in Kanagawa Prefecture, φ 0 = 9, and the vehicle's GPS coordinates (positioning position) (x 1 , y 1 ) = (10, 30) and the vehicle position display map coordinates (display position) (x 2 , y 2 ) = (20, 50), the geodesic length S is 22.363 m. As described above, the present invention is not limited to using the planar rectangular coordinate system, and other calculation methods can be used.
そして、自車進行方向の単位方向ベクトルe*と、ナビゲーション情報(その自車位置)とGPS情報(その自車位置)との差を示す誤差方向ベクトルS*とがなす角度をθとすると、Y方向距離LYを、下記(6)式により算出できる。
LY=S×sinθ ・・・(6)
一方、単位方向ベクトルe*と誤差方向ベクトルS*との内積として、下記(7)式を得ることができる。
e*・S*=S×cosθ ・・・(7)
そして、前記(6)式及び(7)式から下記(8)式のように、Y方向距離LYを表すことができる。
LY=S×√(1−(e*・S*/S)2) ・・・(8)
If the angle formed by the unit direction vector e * in the traveling direction of the vehicle and the error direction vector S * indicating the difference between the navigation information (the vehicle position) and the GPS information (the vehicle position) is θ, The Y-direction distance L Y can be calculated by the following equation (6).
L Y = S × sin θ (6)
On the other hand, the following equation (7) can be obtained as the inner product of the unit direction vector e * and the error direction vector S * .
e * · S * = S × cos θ (7)
Then, the Y-direction distance L Y can be expressed from the equations (6) and (7) as in the following equation (8).
L Y = S × √ (1− (e * · S * / S) 2 ) (8)
続いてステップS23において、前記ステップS22で算出したY方向距離LYを基に、GPS情報から得た自車位置とナビゲーション装置14上の自車位置とが一致している可能性を判定する。すなわち、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定する。具体的には、Y方向距離LYと所定のしきい値Ythとを比較する。これにより、Y方向距離LYが所定のしきい値Ythよりも大きい場合(Y>Yth)、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。
Then at step S23, based on the Y-direction distance L Y calculated in step S22, the possibility that the own vehicle position on the vehicle position and the
また、Y方向距離LYの微分値dY(Y方向距離LYの変化割合)と所定のしきい値dYthとを比較することもできる。この場合、Y方向距離LYの微分値dYが所定のしきい値dYthよりも大きい場合(dY>dYth)、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。また、これらY方向距離LY及びその微分値dYを用いた比較結果から、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定することもできる。例えば、Y方向距離LY及びその微分値dYに所定の重み付けをして判定をすることができる。
ここで、所定のしきい値Yth,dYthは、実験値、経験値又は理論値として得られる。例えば、所定のしきい値Yth,dYthは適合パラメータである。
It is also possible to compare the differential value of Y-direction distance L Y dY (the rate of change of Y-direction distance L Y) with a predetermined threshold value DYth. In this case, if the differential value dY in the Y-direction distance L Y is greater than a predetermined threshold dYth (dY> dYth), on a road where the vehicle position on the
Here, the predetermined threshold values Yth and dYth are obtained as experimental values, empirical values, or theoretical values. For example, the predetermined threshold values Yth and dYth are conforming parameters.
続いてステップS24において、過去の進行路上(通過した走行路)のノード情報を基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定する。具体的には、ナビゲーション装置14から得たノード情報を記憶する。そして、その記憶したノード情報を基に、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内に分岐点が存在(分岐点を通過)したか否かを判定する。例えば、ノード情報には、各ノード点の情報として分岐路や合流路等の道路種別の情報が含まれている。この情報を基に判定をする。また、所定の距離Lpassは、現在位置である自動減速制御の作動位置(より詳しくは作動判定位置)を基準とした距離である。例えば、所定の距離Lpassは、実験値、経験値又は理論値として得られる。
そして、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内に分岐点が存在した場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。
Subsequently, in step S24, based on the node information on the past travel path (the travel path that has passed), it is determined whether the host vehicle position on the
Then, when a branch point exists within a predetermined distance L pass that has already passed from the current position, it is determined that the possibility that the own vehicle position on the
続いてステップS25において、最終判定を行う。具体的には、前記ステップS23の判定結果と、前記ステップS24の判定結果とを基に、最終的にナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定する。例えば、前記ステップS23で得たY方向距離LYに基づく判定結果を、前記ステップS24で得た分岐点の通過情報に基づく判定結果により補正する。又は、Y方向距離LYに基づく判定結果と分岐点の通過情報に基づく判定結果とに所定の重み付けをして、最終的な判定結果を得る。例えば、Y方向距離LYに基づく判定結果の方の重み付けを大きくする。
Subsequently, in step S25, a final determination is performed. Specifically, based on the determination result of step S23 and the determination result of step S24, the vehicle position on the
続いてステップS26において、前記ステップS25で得た判定結果が、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低い判定結果であるか否かを判定する。ここで、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低い判定結果を得ている場合、ステップS27に進む。また、そうでない場合、ステップS29に進む。
Subsequently, in step S26, it is determined whether or not the determination result obtained in step S25 is a determination result with a low possibility that the own vehicle position on the
ステップS27では、自車両位置判定用角度を基に、補正実行の判定をする。具体的には、先ず、自車進行方向の単位方向ベクトルe*、誤差方向ベクトルS*及び測地線長Sを用いて、下記(9)式により自車両位置判定用角度θを算出する。
θ=cos−1((e*・S*)/S) ・・・(9)
そして、このように算出した自車両位置判定用角度θが所定のしきい値θth以上の場合(θ≧θth)、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定して、ステップS28に進む。また、自車両位置判定用角度θが所定のしきい値θth未満の場合(θ<θth)、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が高いと判定して、ステップS29に進む。
In step S27, the execution of correction is determined based on the vehicle position determination angle. Specifically, first, the vehicle position determination angle θ is calculated by the following equation (9) using the unit direction vector e * of the host vehicle traveling direction, the error direction vector S *, and the geodesic length S.
θ = cos −1 ((e * · S * ) / S) (9)
When the vehicle position determination angle θ calculated in this way is equal to or greater than a predetermined threshold value θth (θ ≧ θth), the vehicle position on the
ステップS28では、前記ステップS6で算出した許容横加速度Yglmitの補正値を許容横加速度(以下、補正許容横加速度という。)Yghoに設定する。具体的には、許容横加速度Yglmitを大きくする補正をした補正許容横加速度Yghoを設定する。より詳しくは、ナビゲーション装置14上の自車両位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低くなるほど、許容横加速度Yglmitを大きくする補正をした補正許容横加速度Yghoを設定する。すなわち、Y方向距離LYとの関係では、Y方向距離LYが大きくなるほど、補正許容横加速度Yghoを大きくする。
In step S28, the correction value of the allowable lateral acceleration Yglmit calculated in step S6 is set to an allowable lateral acceleration (hereinafter referred to as corrected allowable lateral acceleration) Ygho. Specifically, a corrected allowable lateral acceleration Ygho that is corrected to increase the allowable lateral acceleration Yglmit is set. More specifically, the corrected allowable lateral acceleration Ygho that is corrected to increase the allowable lateral acceleration Yglmit is set as the possibility that the own vehicle position on the
図6は、Y方向距離LY(ずれ量)と補正許容横加速度Yghoとの関係の一例を示す。同図に示すように、Y方向距離LYが小さい領域では、Y方向距離LYの増加に対して、補正許容横加速度Yghoは漸増する(同図中A領域)。そして、Y方向距離LYが大きい領域では、Y方向距離LYの増加に対して、補正許容横加速度Yghoは大きい増加割合をもって増加する(同図中B、C領域)。 FIG. 6 shows an example of the relationship between the Y-direction distance L Y (deviation amount) and the corrected allowable lateral acceleration Ygho. As shown in the figure, the Y-direction distance L Y is small regions, with an increase in Y-direction distance L Y, corrected allowable lateral acceleration Ygho gradually increases (Fig. In area A). Then, in the Y-direction distance L Y is large area, with an increase in Y-direction distance L Y, corrected allowable lateral acceleration Ygho increases with larger percentage increase (in the figure B, C region).
ステップS29では、前記ステップS6で算出した許容横加速度Yglmitをそのまま補正許容横加速度Yghoに設定する。すなわち、許容横加速度Yglmitを維持した補正許容横加速度Yghoに設定する。また、前記ステップS28(前回の処理ステップ等のステップS28)で既に許容横加速度Yglmitの補正値を補正許容横加速度Yghoに設定している場合には、補正許容横加速度Yghoを基に戻す(許容横加速度Yglmitを設定する)。 In step S29, the allowable lateral acceleration Yglmit calculated in step S6 is set as the corrected allowable lateral acceleration Ygho as it is. That is, it is set to the corrected allowable lateral acceleration Ygho maintaining the allowable lateral acceleration Yglmit. If the correction value of the allowable lateral acceleration Yglmit has already been set to the corrected allowable lateral acceleration Ygho in step S28 (step S28 of the previous processing step, etc.), the correction allowable lateral acceleration Ygho is returned to the base (allowable). Set the lateral acceleration Yglmit).
続いてステップS8において、目標車速を算出する。具体的には、前記ステップS4で算出した目標ノード点の旋回半径Rj及び前記ステップS7で得た補正許容横加速度Yghoを用いて、下記(10)式により目標車速Vrを算出する。
Vr=√(Ygho・|Rj|) ・・・(10)
この(10)式によれば、補正許容横加速度Yghoが大きくなるほど、目標車速Vrは大きくなる。
Subsequently, in step S8, a target vehicle speed is calculated. Specifically, using the correction allowable lateral acceleration Ygho obtained in turning radius R j and the step S7 of the target node point calculated in step S4, and calculates the target vehicle speed Vr by the following equation (10).
Vr = √ (Ygho · | R j |) (10)
According to the equation (10), the target vehicle speed Vr increases as the corrected allowable lateral acceleration Ygho increases.
続いてステップS9において、目標減速度を算出する。具体的には、前記ステップS2で算出した車速V、前記ステップS8で算出した目標車速Vr及びナビゲーション装置14で得た現在位置から目標ノード点までの距離Ljを用いて、下記(11)式により目標減速度Xgsを算出する。
Xgs=(V2−Vr2)/(2・Lj)
=(V2−Yglmit・|Rj|)/(2・Lj) ・・・(11)
ここで、距離Ljは、目標車速Vrを算出した目標ノード点までの距離になる。また、目標減速度Xgsは減速側で正値となる。この(11)式によれば、目標車速Vrが大きくなるほど、又は補正許容横加速度Yghoが大きくなるほど、目標減速度Xgsは小さくなる。
Subsequently, in step S9, a target deceleration is calculated. Specifically, using the vehicle speed V calculated in step S2, the target vehicle speed Vr calculated in step S8, and the distance L j from the current position obtained by the
Xgs = (V 2 −Vr 2 ) / (2 · L j )
= (V 2 −Yglmit · | R j |) / (2 · L j ) (11)
Here, the distance L j is a distance to the target node point where the target vehicle speed Vr is calculated. The target deceleration Xgs is a positive value on the deceleration side. According to the equation (11), the target deceleration Xgs decreases as the target vehicle speed Vr increases or the corrected allowable lateral acceleration Ygho increases.
続いてステップS10において、警報作動開始判断を行う。具体的には、前記ステップS9で算出した目標減速度Xgsを用いて、下記(12)式及び(13)式により警報作動開始の判断を行う。
警報非作動状態(Fwarn=OFF)
Xgs≧Xgswarn ・・・(12)
警報作動状態(Fwarn=ON)
Xgs≧Xgswarn−Khwarn ・・・(13)
Subsequently, in step S10, an alarm activation start determination is performed. Specifically, using the target deceleration Xgs calculated in step S9, the alarm activation start is determined by the following equations (12) and (13).
Alarm inactive state (Fwarn = OFF)
Xgs ≧ Xgswarn (12)
Alarm activated state (Fwarn = ON)
Xgs ≧ Xgswarn−Khwarn (13)
ここで、Fwarnは、警報の作動状態を示すフラグである。フラグFwarnは、(12)式又は(13)式の成立時にONになる。また、フラグFwarnは、(12)式及び(13)式の両式が共に不成立になる時にOFFになる。Khwarnは、警報のON/OFFのハンチングを防ぐためのヒステリシスである。Khwarnは、例えば0.03g等で、固定値である。Xgswarnは警報開始判断設定値である。具体的には、下記(14)式により警報開始判断設定値Xgswarnを算出する。
Xgswarn=Xgswarn0 ・・・(14)
ここで、Xgswarn0は、警報開始判断設定値である。なお、警報として、警報用モニタ15により、表示及び音声又はブザー音を出力する。
Here, Fwarn is a flag indicating the operating state of the alarm. The flag Fwarn is turned on when the expression (12) or (13) is established. The flag Fwarn is turned OFF when both the expressions (12) and (13) are not established. Khwarn is a hysteresis for preventing alarm ON / OFF hunting. Khwarn is a fixed value, for example, 0.03 g. Xgswarn is an alarm start determination set value. Specifically, the alarm start determination set value Xgswarn is calculated by the following equation (14).
Xgswarn = Xgswarn0 (14)
Here, Xgswarn0 is an alarm start determination set value. As an alarm, the alarm monitor 15 outputs a display and sound or a buzzer sound.
続いてステップS11において、制御作動開始判断(自動減速制御開始判断)を行う。具体的には、前記ステップS9で算出した目標減速度Xgsを用いて、下記(15)式及び(16)式により制御作動開始判断を行う。
制御非作動時(Fgensoku=OFF)
Xgs≧Xgsstart ・・・(15)
制御作動時(Fgensoku=ON)
Xgs≧Xgsstart−Khstart ・・・(16)
Subsequently, in step S11, a control operation start determination (automatic deceleration control start determination) is performed. Specifically, using the target deceleration Xgs calculated in step S9, the control operation start determination is performed by the following equations (15) and (16).
When control is not activated (Fgensoku = OFF)
Xgs ≧ Xgsstart (15)
During control operation (Fgensoku = ON)
Xgs ≧ Xgsstart−Khstart (16)
ここで、Fgensokuは、自動減速制御の作動状態を示すフラグである。フラグFgensokuは、(15)式又は(16)式が成立時にONになる。また、フラグFgensokuは、(15)式及び(16)式の両式が共に不成立時にOFFになる。Khstartは、自動減速制御のON/OFFのハンチングを防ぐためのヒステリシスである。Khstartは、例えば0.05g等で、固定値である。Xgsstartは、制御判断設定値である。制御判断設定値Xgsstartは、警報開始判断設定値Xgswarn(Xgswarn0)と連動する値である。例えば、目標減速度Xgsが大きくなっていく場合に、自動減速制御の作動開始前に警報を作動させるためには、警報開始判断設定値Xgswarnよりも大きい値に制御判断設定値Xgsstartを設定する。 Here, Fgensoku is a flag indicating the operating state of the automatic deceleration control. The flag Fgensoku is turned on when the expression (15) or the expression (16) is established. Further, the flag Fgensoku is turned OFF when both the expressions (15) and (16) are not established. Khstart is a hysteresis for preventing the ON / OFF hunting of the automatic deceleration control. Khstart is a fixed value such as 0.05 g. Xgsstart is a control determination setting value. The control determination set value Xgsstart is a value that works in conjunction with the alarm start determination set value Xgswarn (Xgswarn0). For example, when the target deceleration Xgs increases, the control determination set value Xgsstart is set to a value larger than the alarm start determination set value Xgswarn in order to activate the alarm before the start of the automatic deceleration control.
また、フラグFgensokuをONにする設定は、マッチング状態であることを前提にしている。すなわち、前記(15)式又は(16)式が成立している場合でも、マッチングフリー状態であれば、フラグFgensokuをONにすることなく、OFFに設定する。なお、警報作動開始判断のためのフラグFwarnもこのようにマッチング状態を基に設定することもできる。
続いてステップS12において、各輪の目標制動液圧を算出する。具体的には、自動減速制御の開始判断をした場合(Fgensoku=ON)に、前記ステップS9で算出した目標減速度Xgsを用いて目標制御液圧を算出する。本実施形態では、運転者のブレーキ操作を考慮して目標制動液圧を算出する例を示す。
The setting for turning on the flag Fgensoku is premised on the matching state. In other words, even if the expression (15) or the expression (16) is established, the flag Fgensoku is set to OFF without being turned ON if it is in a matching free state. Note that the flag Fwarn for determining whether to start the alarm can also be set based on the matching state in this way.
Subsequently, in step S12, a target brake hydraulic pressure for each wheel is calculated. Specifically, when it is determined to start the automatic deceleration control (Fgensoku = ON), the target control hydraulic pressure is calculated using the target deceleration Xgs calculated in step S9. In the present embodiment, an example is shown in which the target braking fluid pressure is calculated in consideration of the driver's braking operation.
先ず、自動減速制御を開始する判断をした場合(Fgensoku=ON)、前記ステップS9で算出した目標減速度Xgsを用いて、下記(17)式により制御目標液圧Pcを算出する。
Pc=Kb・Xgs ・・・(17)
ここで、Kbはブレーキ諸元等より定まる定数である。この(17)式によれば、目標減速度Xgsが大きくなるほど、制御目標液圧Pcが大きくなる。そして、このように算出した制御目標液圧Pcに、運転者のブレーキ操作を加味して、各輪の目標制動液圧を算出する。具体的には、先ず、前輪用目標制動液圧Psfrを下記(18)式により算出する。
Psfr=max(Pm,Pc) ・・・(18)
First, when it is determined to start the automatic deceleration control (Fgensoku = ON), the control target hydraulic pressure Pc is calculated by the following equation (17) using the target deceleration Xgs calculated in step S9.
Pc = Kb · Xgs (17)
Here, Kb is a constant determined from brake specifications and the like. According to the equation (17), the control target hydraulic pressure Pc increases as the target deceleration Xgs increases. Then, the target brake hydraulic pressure of each wheel is calculated by adding the brake operation of the driver to the control target hydraulic pressure Pc thus calculated. Specifically, first, the front wheel target braking fluid pressure Psfr is calculated by the following equation (18).
Psfr = max (Pm, Pc) (18)
ここで、関数max(m1,m2)は、m1及びm2のうちの大きい方の値を選択するための関数である。すなわち、制御目標液圧と運転者の制動による液圧とからセレクトハイにより前輪用目標制動液圧Psfrを決定する。そして、この(18)式により算出した前輪用目標制動液圧Psfrを用いて、下記(19)式により後輪用目標制動液圧Psrrを算出する。
Psrr=f3(Psfr) ・・・(19)
ここで関数f3(Psfr)は、最適な前後制動力配分となるように前輪の制動液圧Psfrから後輪の目標制動液圧Psrrを算出するための関数である。
Here, the function max (m1, m2) is a function for selecting the larger value of m1 and m2. That is, the front-wheel target brake fluid pressure Psfr is determined by the select high from the control target fluid pressure and the fluid pressure generated by the driver's braking. Then, using the front-wheel target braking fluid pressure Psfr calculated by the equation (18), the rear-wheel target braking fluid pressure Psrr is calculated by the following equation (19).
Psrr = f3 (Psfr) (19)
Here, the function f3 (Psfr) is a function for calculating the target braking fluid pressure Psrr for the rear wheels from the braking fluid pressure Psfr for the front wheels so that the optimal front / rear braking force distribution is achieved.
以上のようにして、前後輪の目標制動液圧Psfr,Psrrを算出する。
続いてステップS13において、駆動輪の駆動力を算出する。具体的には、前記ステップS12で算出した制御目標液圧Pc及びアクセル開度Accを用いて、下記(20)式及び(21)式により目標駆動トルクTrqdsを算出する。
制御作動時(Fgensoku=ON)
Trqds=f4(Acc)−f5(Pc) ・・・(20)
制御非作動時(Fgensoku=OFF)
Trqds=f4(Acc) ・・・(21)
As described above, the target braking hydraulic pressures Psfr and Psrr for the front and rear wheels are calculated.
Subsequently, in step S13, the driving force of the driving wheel is calculated. Specifically, the target drive torque Trqds is calculated by the following equations (20) and (21) using the control target hydraulic pressure Pc and the accelerator opening Acc calculated in step S12.
During control operation (Fgensoku = ON)
Trqds = f4 (Acc) −f5 (Pc) (20)
When control is not activated (Fgensoku = OFF)
Trqds = f4 (Acc) (21)
ここで、関数f4(Acc)は、アクセル開度Accに応じて目標駆動トルクTrqdsを算出するための関数である。f5(Pc)は、制御目標液圧Pcにより発生が予想させる制動トルクを算出するための関数である。(20)式により、自動減速制御が作動している場合、アクセル開度Accと自動減速制御の制御量g(Pc)に応じて、目標駆動トルクTrqdsを算出する。これにより、自動減速制御の作動中に運転者がアクセル操作してもエンジン出力を絞って加速をできなくしている。また、(21)式により、自動減速制御が作動していない場合、アクセル開度Accに応じて目標駆動トルクTrqdsを算出する。 Here, the function f4 (Acc) is a function for calculating the target drive torque Trqds according to the accelerator opening Acc. f5 (Pc) is a function for calculating a braking torque that is predicted to be generated by the control target hydraulic pressure Pc. When the automatic deceleration control is operating according to the equation (20), the target drive torque Trqds is calculated according to the accelerator opening Acc and the control amount g (Pc) of the automatic deceleration control. As a result, even if the driver performs an accelerator operation during the operation of the automatic deceleration control, the engine output is reduced to prevent acceleration. Further, according to the equation (21), when the automatic deceleration control is not operating, the target drive torque Trqds is calculated according to the accelerator opening Acc.
続いてステップS14において、前記ステップS12で算出した目標制動液圧Psi(Psfr、Psrr)及び前記ステップS13で算出した目標駆動トルクTrqdsを基に、制動流体圧制御部7及び駆動トルクコントロールユニット12に制御信号を出力する。これにより、制動力及び駆動力を制御する。また、警報は警告用モニタ15により表示及び音声又はブザーで運転者に警報するための出力を行う。
Subsequently, in step S14, based on the target brake fluid pressure Psi (Psfr, Psrr) calculated in step S12 and the target drive torque Trqds calculated in step S13, the brake fluid
(動作及び作用)
車両走行中、車両用減速制御装置は、各センサ等から各種データを読み込みつつ、その各種データを基に、車速V、自車両前方の各ノード点の旋回半径Rj及び目標ノード点を算出する(前記ステップS1〜ステップS4)。また、車両用減速制御装置は、路面μ推定値Kμを算出し、その算出した路面μ推定値Kμを基に、許容横加速度Yglmitを設定する(前記ステップS5、ステップS6)。そして、車両用減速制御装置は、許容横加速度Yglmitそのもの又は許容横加速度Yglmitの補正値として、補正許容横加速度Yghoを算出する(前記ステップS7)。
(Operation and action)
While the vehicle is running, the vehicle deceleration control device reads various data from each sensor, etc., and calculates the vehicle speed V, the turning radius R j of each node point in front of the host vehicle, and the target node point based on the various data. (Steps S1 to S4). Further, the vehicle deceleration control device calculates the road surface μ estimated value Kμ, and sets the allowable lateral acceleration Yglmit based on the calculated road surface μ estimated value Kμ (steps S5 and S6). Then, the vehicle deceleration control device calculates the corrected allowable lateral acceleration Ygho as the allowable lateral acceleration Yglmit itself or the correction value of the allowable lateral acceleration Yglmit (step S7).
そして、車両用減速制御装置は、その算出した補正許容横加速度Yghoを基に、目標車速Vrを算出し、目標減速度Xgsを算出する(前記ステップS8、ステップS9)。さらに、車両用減速制御装置は、その算出した目標減速度Xgsを基に、警報作動開始判断及び制御作動開始判断をする(前記ステップS10、ステップS11)。このとき、車両用減速制御装置は、制御作動開始判断に基づいて目標制動液圧を算出する(前記ステップS12)。また、車両用減速制御装置は、駆動輪の駆動力を算出する(前記ステップS13)。そして、車両用減速制御装置は、警報作動開始判断に基づいて警報出力をする。また、車両用減速制御装置は、制動作動開始判断に基づいて制動力及び駆動力を制御する(前記ステップS14)。これにより、カーブの手前で警報出力がなされ、また、自動減速制御が作動し、自車両が減速するようになる。 Then, the vehicle deceleration control device calculates the target vehicle speed Vr based on the calculated corrected allowable lateral acceleration Ygho and calculates the target deceleration Xgs (steps S8 and S9). Further, the vehicle deceleration control device makes an alarm activation start determination and a control activation start determination based on the calculated target deceleration Xgs (steps S10 and S11). At this time, the vehicle deceleration control device calculates the target braking hydraulic pressure based on the determination of the control operation start (step S12). Further, the vehicle deceleration control device calculates the driving force of the driving wheels (step S13). Then, the vehicle deceleration control device outputs an alarm based on the alarm activation start determination. Further, the vehicle deceleration control device controls the braking force and the driving force based on the braking operation start determination (Step S14). As a result, an alarm is output before the curve, the automatic deceleration control is activated, and the host vehicle is decelerated.
なお、前述のように警報や自動減速制御は、マッチングフリー状態では作動しない。すなわち、実際に走行している道路と一致する地図上の道路上に自車両が位置されている状態の他、実際に走行している道路と異なる地図上の道路上に自車両が位置されている状態であれば、その作動条件を満たす限り警報や自動減速制御が作動する。しかし、それ以外の場合には、警報や自動減速制御は作動しない。 As described above, the alarm and automatic deceleration control do not operate in the matching free state. That is, in addition to the state where the host vehicle is located on a road on the map that matches the road that is actually traveling, the host vehicle is positioned on a road on a different map from the road that is actually traveling If it is, the alarm and automatic deceleration control are activated as long as the operation condition is satisfied. However, in other cases, the alarm and automatic deceleration control do not operate.
以上のような車両用減速制御装置における制御を、特に次のような処理により実現している。
警報作動開始判断では、目標減速度Xgsが所定のしきい値Xgswarn、Xgswarn−Khwarnに達したとき、警報を作動させるようにしている(前記ステップS11)。また、制動作動開始判断では、目標減速度Xgsが所定のしきい値Xgsstart、Xgsstart−Khstartに達したとき、自動減速制御を作動させるようにしている(前記ステップS12)。そして、それら警報作動開始判断及び制動作動開始判断で用いる目標減速度Xgsを、目標車速Vrを基に得ている(前記ステップS9)。そして、その目標車速Vrを、補正許容横加速度Yghoを基に得ている(前記ステップS8)。目標減速度Xgsとの関係では、補正許容横加速度Yghoが大きくなるほど、目標減速度Xgsは小さくなる。
The control in the vehicle deceleration control device as described above is realized by the following processing.
In the alarm activation start determination, an alarm is activated when the target deceleration Xgs reaches a predetermined threshold value Xgswarn, Xgswarn−Khwarn (step S11). In the brake operation start determination, when the target deceleration Xgs reaches predetermined threshold values Xgsstart and Xgsstart−Khstart, automatic deceleration control is activated (step S12). Then, the target deceleration Xgs used in the warning operation start determination and the braking operation start determination is obtained based on the target vehicle speed Vr (step S9). Then, the target vehicle speed Vr is obtained based on the corrected allowable lateral acceleration Ygho (step S8). In relation to the target deceleration Xgs, the target deceleration Xgs decreases as the correction allowable lateral acceleration Ygho increases.
その補正許容横加速度Yghoについては、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が高い場合、許容横加速度Yglmitそのものとなる(前記ステップS26→ステップS29)。一方、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低い場合、補正許容横加速度Yghoは、許容横加速度Yglmitを大きく補正して得た値となる(前記ステップS26、ステップS28)。すなわち、Y方向距離LYが所定のしきい値Ythよりも大きい場合(Y>Yth)、補正許容横加速度Yghoが大きくなる(前記ステップS23、ステップS28)。そして、そのY方向距離LYが大きくなるほど、補正許容横加速度Yghoを大きくなる(前記ステップS28)。
The corrected allowable lateral acceleration Ygho is the allowable lateral acceleration Yglmit itself when there is a high possibility that the vehicle position on the
よって、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低い場合には、Y方向距離LYが大きくなるほど、目標減速度Xgsが小さくなるから、警報や自動減速制御が作動し難くなる。
また、Y方向距離LYの微分値dYが所定のしきい値Ythよりも大きい場合(Y>Yth)、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定している(前記ステップS23)。これにより、補正許容横加速度Yghoを大きくしている(前記ステップS28)。このようなことから、Y方向距離LYの微分値dYが大きいときには、目標減速度Xgsが小さくなるから、警報や自動減速制御が作動し難くなる。
Therefore, when the possibility that the own vehicle position on the
Further, the differential value dY in the Y-direction distance L Y is on the road is greater than a predetermined threshold Yth that (Y> Yth), vehicle position actually vehicle on the
また、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内に分岐点が存在した場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定している(前記ステップS24)。これにより、補正許容横加速度Yghoを大きくしている(前記ステップS28)。このようなことから、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内に分岐点が存在するときには、目標減速度Xgsが小さくなるから、警報や自動減速制御が作動し難くなる。
Further, when a branch point exists within a predetermined distance L pass that has already passed from the current position, it is determined that the possibility that the own vehicle position on the
また、自車両位置判定用角度θが所定のしきい値θth以上になっていることを条件に(θ≧θth)、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定し、補正許容横加速度Yghoを大きくしている(前記ステップS27、ステップS28)。このようなことから、自車両位置判定用角度θが所定のしきい値θth以上であるときには、目標減速度Xgsが小さくなるから、警報や自動減速制御が作動し難くなる。
Further, on the condition that the vehicle position determination angle θ is equal to or greater than a predetermined threshold value θth (θ ≧ θth), the vehicle position on the
(第1の実施形態の変形例)
(1)この第1の実施形態では、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低くなるほど、警報や自動減速制御を作動し難くしている。すなわち、Y方向距離LYが大きくなるほど、警報や自動減速制御を作動し難くしている。つまり、警報や自動減速制御の作動タイミングが遅くなるようにしている。これに対して、そのようにして作動した自動減速制御において、その制御量を、Y方向距離LYが大きくなるほど小さくすることもできる。例えば、制御ゲインを小さくすることで、自動減速制御の制御量を小さくする。このような処理は、Y方向距離LYが大きくなるほど目標減速度Xgsを小さくする処理と等価である。
(Modification of the first embodiment)
(1) In the first embodiment, the lower the possibility that the own vehicle position on the
図7は、Y方向距離LYと制御量(目標減速度又は制御ゲイン)との関係を示す。同図に示すように、Y方向距離LYが小さい領域では、Y方向距離LYの増加に対して、制御量は漸減する(同図中A領域)。そして、Y方向距離LYが大きくなると、Y方向距離LYが増加するのに対して、制御量は減少するようになる(同図中B領域)。このとき、減少割合が大きくなっている。そして、Y方向距離LY(ずれ量)がある値になると、制御量は小さい値で一定値(例えば零)になる(同図中C領域)。 FIG. 7 shows the relationship between the Y-direction distance L Y and the control amount (target deceleration or control gain). As shown in the figure, in the region Y direction distance L Y is small, with an increase in the Y direction by a distance L Y, the control amount is gradually decreased (Fig. In area A). As the Y-direction distance L Y increases, the Y-direction distance L Y increases while the control amount decreases (B area in the figure). At this time, the decreasing rate is large. When the Y-direction distance L Y (deviation amount) becomes a certain value, the control amount becomes a small value and a constant value (for example, zero) (C region in the figure).
(2)この第1の実施形態では、Y方向距離LY、Y方向距離LYの微分値dY、分岐点の通過情報及び自車両位置判定用角度θを基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定している。これに対して、少なくともY方向距離LYを基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定することができる。そして、その判定結果を基に、補正許容横加速度Yghoを算出することができる。
(2) In the first embodiment, based on the Y-direction distance L Y , the differential value dY of the Y-direction distance L Y , the passage information of the branch point, and the vehicle position determination angle θ, The possibility that the vehicle position is on the road on which the vehicle is actually traveling is determined. On the other hand, based on at least the Y-direction distance L Y , it is possible to determine the possibility that the vehicle position on the
(3)この第1の実施形態では、ナビゲーション装置14が地図上に出力する道路上の車両位置とGPS情報から得た車両位置との距離について、該車両の走行方向と直交する方向における距離を得ている。これに対して、そのような車両の走行方向と直交する方向における距離に限らず、ナビゲーション装置14が地図上に出力する道路上の車両位置とGPS情報から得た車両位置との距離そのものを基に、目標減速度Xgsを補正することもできる。
(4)この第1の実施形態では、GPS情報から得た車両位置を、実際に走行している車両の位置情報としている。これに対して、他の手段により、実際に走行している車両の位置情報を得ることができる。
(3) In the first embodiment, the distance between the vehicle position on the road output by the
(4) In the first embodiment, the vehicle position obtained from the GPS information is used as the position information of the actually traveling vehicle. On the other hand, the position information of the actually traveling vehicle can be obtained by other means.
(5)この第1の実施形態では、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を基に、許容横加速度Yglmitを補正している(補正許容横加速度Yghoを算出している)。これにより、結果として、目標減速度Xgsを補正している。これに対して、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を基に、目標減速度Xgsそのものを補正することもできる。さらに、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を基に、目標減速度Xgsに影響する他の値を補正することもできる。すなわち、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を基に目標減速度Xgsを補正することになれば、どのような値を補正することもできる。
(5) In the first embodiment, the allowable lateral acceleration Yglmit is corrected based on the possibility that the vehicle position on the
(6)変速機のギヤ比を変更することで、自動減速制御を行うこともできる。
なお、この第1の実施形態では、ナビゲーション装置14並びに制駆動力コントロールユニット8のステップS3及びステップS4の処理は、ナビゲーション装置が地図上に出力する道路形状を基に、車両が走行する道路前方のカーブを検出する前方カーブ検出手段を実現している。また、制駆動力コントロールユニット8のステップS2の処理は、車速(自車両の車速)を検出する車速検出手段を実現している。また、制駆動力コントロールユニット8のステップS8の処理は、前記前方カーブ検出手段が検出したカーブの大きさを基に、目標車速を算出する目標車速算出手段を実現している。また、制駆動力コントロールユニット8のステップS9の処理は、前記車速検出手段が検出した自車速と前記目標車速算出手段が算出した目標車速とを基に、目標減速度を算出する目標減速度算出手段を実現している。また、制駆動力コントロールユニット8のステップS12〜ステップS14の処理は、前記目標減速度算出手段が算出した目標減速度に応じて前記車両を減速制御する車速制御手段を実現している。また、GPS(GlobalPositioning System)による車両位置計測は、実際に走行している車両の位置情報を検出する車両位置検出手段を実現している。また、制駆動力コントロールユニット8のステップS22の処理は、前記ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上の第1の車両位置と、前記車両位置検出手段が検出した第2の車両位置との距離を得る距離取得手段を実現している。また、制駆動力コントロールユニット8のステップS28の処理は、前記距離取得手段が取得した距離が大きくなるほど、前記車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をする補正手段を実現している。
(6) Automatic deceleration control can also be performed by changing the gear ratio of the transmission.
In the first embodiment, the
また、この第1の実施形態では、ナビゲーション装置が地図上に出力する道路形状を基に、車両が走行する道路前方のカーブを検出し、検出した自車速と検出したカーブの大きさを基に算出した目標車速とから目標減速度を算出するとともに、前記ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上の車両位置と、実際に走行している車両の位置情報検出する車両位置検出手段が検出した車両位置との距離が大きくなるほど、前記目標減速度を小さくする補正をし、前記目標減速度に応じて前記車両を減速制御する車両用減速制御方法を実現している。 In the first embodiment, a curve ahead of the road on which the vehicle travels is detected based on the road shape output on the map by the navigation device, and the detected vehicle speed and the detected curve size are used. The vehicle detected by the vehicle position detecting means for calculating the target deceleration from the calculated target vehicle speed and detecting the vehicle position on the road output by the navigation device on the map and the position information of the actually running vehicle As the distance to the position increases, correction for reducing the target deceleration is performed, and a vehicle deceleration control method is implemented in which the vehicle is decelerated according to the target deceleration.
(第1の実施形態における効果)
(1)車両位置検出手段が、実際に走行している車両の位置情報を検出している。また、距離取得手段が、ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上の第1の車両位置と、車両位置検出手段が検出した第2の車両位置との距離(Y方向距離LY)を得ている。そして、補正手段が、距離取得手段が取得した距離が大きくなるほど、車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしている。これにより、そのような距離に応じて自動減速制御を作動し難くしたり、自動減速制御の制御量を小さくしたりすることができる。
(Effect in the first embodiment)
(1) The vehicle position detecting means detects the position information of the actually traveling vehicle. The distance acquisition means obtains a distance (Y-direction distance L Y ) between the first vehicle position on the road output by the navigation device on the map and the second vehicle position detected by the vehicle position detection means. Yes. And the correction | amendment means correct | amends so that the target deceleration used by a vehicle speed control means may become small, so that the distance which the distance acquisition means acquired becomes large. Thereby, it is possible to make it difficult to operate the automatic deceleration control according to such a distance, or to reduce the control amount of the automatic deceleration control.
このように、距離(Y方向距離LY)を基に、ナビゲーション装置が地図上に出力する車両が走行する道路が、該車両が実際に走行している道路である可能性を判断できる。そして、その距離が大きくなるほど、その可能性が低くなるとして、目標減速度を小さくし、自動減速制御を抑制できる。これにより、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。よって、カーブに対する自動減速制御を適切に行うことができる。 Thus, based on the distance (Y-direction distance L Y ), it is possible to determine the possibility that the road on which the vehicle output by the navigation device on the map is the road on which the vehicle is actually traveling. Then, as the distance increases, the possibility decreases, and the target deceleration can be reduced and the automatic deceleration control can be suppressed. Accordingly, it is possible to suppress the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve from the information on the travel road that is not actually traveling. Therefore, automatic deceleration control for the curve can be appropriately performed.
また、距離(Y方向距離LY)が大きくなるほど、作動している自動減速制御の制御量(目標減速度又は制御ゲイン)を小さくしている(前記図7参照)。具体的には、距離が小さい場合には、制御量を100%付近で維持(漸減)している(図7のA領域)。これにより、必要以上に自動減速制御を抑制してしまうのを防止できる。また、距離がある程度大きくなった場合には、制御量を徐々に小さくしている(図7のB領域)。これにより、距離の変動に対して自動減速制御が急変するのを防止しつつも確実に自動減速制御を抑制することができる。そして、距離が一定の値を超えた場合には、制御量を零にしている(図7のC領域)。これにより、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。 Further, as the distance (Y-direction distance L Y ) increases, the control amount (target deceleration or control gain) of the active automatic deceleration control is reduced (see FIG. 7). Specifically, when the distance is small, the control amount is maintained (gradually reduced) near 100% (A region in FIG. 7). Thereby, it can prevent suppressing automatic deceleration control more than necessary. Further, when the distance increases to some extent, the control amount is gradually reduced (B area in FIG. 7). Thereby, it is possible to reliably suppress the automatic deceleration control while preventing the automatic deceleration control from changing suddenly with respect to the change in distance. When the distance exceeds a certain value, the control amount is set to zero (C region in FIG. 7). Accordingly, it is possible to suppress the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve from the information on the travel road that is not actually traveling.
(2)距離取得手段が、第1の車両位置と、第2の車両位置との該車両の走行方向と直交する方向における距離を得ている。これにより、そのような車両の走行方向と直交する方向における距離に応じて自動減速制御を作動し難くしたり、自動減速制御の制御量を小さくしたりすることができる。 (2) The distance acquisition means obtains the distance between the first vehicle position and the second vehicle position in a direction orthogonal to the traveling direction of the vehicle. Accordingly, it is possible to make it difficult to operate the automatic deceleration control according to the distance in the direction orthogonal to the traveling direction of the vehicle, or to reduce the control amount of the automatic deceleration control.
(3)補正手段が、距離の増加割合を基に、車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしている。これにより、自動減速制御を作動し難くしたり、自動減速制御の制御量を小さくしたりしている。距離の増加割合が大きくなるほど、ナビゲーション装置が地図上に出力する車両が走行する道路が、該車両が実際に走行している道路である可能性が低いと考えられる。このようなことから、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。 (3) The correction means corrects the target deceleration used by the vehicle speed control means to be small based on the distance increase rate. This makes it difficult to operate the automatic deceleration control or reduces the control amount of the automatic deceleration control. It is considered that the higher the distance increase rate, the lower the possibility that the road on which the vehicle that the navigation device outputs on the map travels is the road on which the vehicle actually travels. For this reason, it is possible to suppress the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve based on the information on the traveling road that is not actually traveling.
(4)補正手段が、車両の走行方向と、ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上の車両位置からみたGPS情報から得た車両位置の方向とがなす角度を基に、車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしている。これにより、自動減速制御を作動し難くしたり、自動減速制御の制御量を小さくしたりしている。前記角度が大きくなるほど、ナビゲーション装置が地図上に出力する車両が走行する道路が、該車両が実際に走行している道路である可能性が低いと考えられる。このようなことから、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。 (4) The correction means is used by the vehicle speed control means based on the angle formed by the traveling direction of the vehicle and the direction of the vehicle position obtained from the GPS information viewed from the vehicle position on the road output by the navigation device on the map. Corrections are made to reduce the target deceleration. This makes it difficult to operate the automatic deceleration control or reduces the control amount of the automatic deceleration control. As the angle increases, the road on which the vehicle output by the navigation device on the map travels is less likely to be the road on which the vehicle actually travels. For this reason, it is possible to suppress the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve based on the information on the traveling road that is not actually traveling.
(5)補正手段が、車両が分岐点を通過してから所定の距離範囲内にある場合、車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしている。これにより、自動減速制御を作動し難くしたり、自動減速制御の制御量を小さくしたりしている。過去に分岐点を通過している場合、ナビゲーション装置が地図上に出力する車両が走行する道路が、該車両が実際に走行している道路である可能性が低いと考えられる。例えば、車両が分岐路を実際に走行しているのにもかかわらず、ナビゲーション装置が未だ本線を車両が走行している出力をする場合がある。このような場合でも、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。 (5) The correction means corrects the target deceleration used by the vehicle speed control means to be small when the vehicle is within a predetermined distance range after passing the branch point. This makes it difficult to operate the automatic deceleration control or reduces the control amount of the automatic deceleration control. When the vehicle has passed a branch point in the past, it is considered that the road on which the vehicle output by the navigation device on the map travels is unlikely to be the road on which the vehicle actually travels. For example, there is a case where the navigation device still outputs the vehicle traveling on the main line even though the vehicle is actually traveling on a branch road. Even in such a case, it is possible to prevent the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve from the information on the traveling road that is not actually traveling.
(6)車速制御手段が、目標減速度が所定のしきい値以上になったとき、減速制御を作動させている。これにより、補正手段が、距離取得手段が取得した距離に応じて車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしていることから、その距離に応じて自動減速制御が作動し難くなる。このように自動減速制御の作動を遅らせて、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。 (6) The vehicle speed control means operates the deceleration control when the target deceleration exceeds a predetermined threshold value. Thereby, since the correction means corrects the target deceleration used by the vehicle speed control means to be small according to the distance acquired by the distance acquisition means, the automatic deceleration control becomes difficult to operate according to the distance. Thus, the operation of the automatic deceleration control can be delayed to prevent the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve.
(第2の実施形態)
(構成)
第2の実施形態は、本発明に係る車両用減速制御装置を搭載した後輪駆動車両である。第2の実施形態では、国道又は一般道等の道路種別情報(道路属性)を基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定している。
図8は、第2の実施形態における許容横加速度の補正処理(前記ステップS7)の処理手順を示す。同図に示すように、ステップS31において、過去の進行路上(通過した走行路)のノード情報を基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定する。このとき、第2の実施形態では、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内で道路種別が変化しているか否か判定する。ここで、所定の距離Lpassは、前記第1の実施形態の所定の距離Lpassと同じ値としたり、異なる値としたりすることができる。そして、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内で道路種別が変化している場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。すなわち例えば、現在位置のノード情報の道路種別が、所定の距離Lpass内のノード情報の道路種別と異なる場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。
(Second Embodiment)
(Constitution)
2nd Embodiment is a rear-wheel drive vehicle carrying the vehicle deceleration control apparatus which concerns on this invention. In the second embodiment, based on road type information (road attribute) such as a national road or a general road, it is determined whether the own vehicle position on the
FIG. 8 shows the procedure of the allowable lateral acceleration correction process (step S7) in the second embodiment. As shown in the figure, in step S31, the position of the vehicle on the
そして、前記第1の実施形態と同様に、この判定結果と、Y方向距離LYに基づく判定結果(前記ステップS23)とを基に、最終的にナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定する(前記ステップS25)。例えば、Y方向距離LYに基づく判定結果を、道路種別変化に基づく判定結果により補正する。又は、Y方向距離LYに基づく判定結果と道路種別変化に基づく判定結果とに所定の重み付けをして、最終的な判定結果を得る。例えば、Y方向距離LYに基づく判定結果の方の重み付けを大きくする。
Then, as in the first embodiment, and the determination result based on the determination result (step S23) based on the Y-direction distance L Y, finally actually vehicle position on the
また、道路種別(道路属性)の差異の大きさに基づいて判定をすることもできる。図9は、道路種別と数値とを対応付けしたものを示す。同図に示すように、各道路に、0〜7の値(以下、道路種別対応値という。)を対応付けている。この対応付けによれば、ある道路間で道路種別対応値の差分が大きくなるほど、該道路間で道路の種別(属性)が大きく異なることを示す。このような道路種別対応値に基づいて判定をする。具体的には、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内で道路種別対応値の差分が所定のしきい値以上となった場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。すなわち例えば、現在位置の道路種別に対応する道路種別対応値と、所定の距離Lpass内の道路種別に対応する道路種別対応値との差分が所定のしきい値以上となった場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。
The determination can also be made based on the difference in road type (road attribute). FIG. 9 shows a correspondence between road types and numerical values. As shown in the figure, each road is associated with a value of 0 to 7 (hereinafter referred to as a road type corresponding value). According to this association, the greater the difference in the road type correspondence value between certain roads, the greater the road type (attribute) between the roads. The determination is made based on such road type correspondence values. Specifically, when the difference between the road type corresponding values is equal to or greater than a predetermined threshold value within a predetermined distance L pass that has already passed from the current position, the vehicle position on the
(動作及び作用)
この第2の実施形態では、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内で道路種別が変化している場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定している(前記ステップS31)。これにより、補正許容横加速度Yghoを大きくしている(前記ステップS28)。このようなことから、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内で道路種別が変化しているときには、目標減速度Xgsが小さくなるから、警報や自動減速制御が作動し難くなる。
(Operation and action)
In this second embodiment, when the road type has changed within a predetermined distance L pass that has already passed from the current position, the position of the vehicle on the
(第2の実施形態における効果)
(1)補正手段が、ナビゲーション装置が出力する道路種別情報が変化した位置を基準として所定の距離範囲内に車両が位置する場合、車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしている。これにより、自動減速制御を作動し難くしたり、自動減速制御の制御量を小さくしたりしている。過去にナビゲーション装置が出力する道路種別情報が変化している場合、ナビゲーション装置が地図上に出力する車両が走行する道路が、該車両が実際に走行している道路である可能性が低いと考えられる。例えば、車両が同一の一般道路を走行し続けているのにもかかわらず、ナビゲーション装置が隣接する新設の高速道路を車両が走行している出力をする場合がある。このような場合でも、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。
(Effect in 2nd Embodiment)
(1) The correction means corrects the target deceleration used by the vehicle speed control means to be small when the vehicle is located within a predetermined distance range with reference to the position where the road type information output from the navigation device has changed. . This makes it difficult to operate the automatic deceleration control or reduces the control amount of the automatic deceleration control. When the road type information output by the navigation device has changed in the past, the road on which the vehicle output by the navigation device on the map is unlikely to be the road on which the vehicle actually travels It is done. For example, there is a case where the vehicle is traveling on a new highway adjacent to the navigation device even though the vehicle continues to travel on the same general road. Even in such a case, it is possible to prevent the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve from the information on the traveling road that is not actually traveling.
(第3の実施形態)
(構成)
第3の実施形態は、本発明に係る車両用減速制御装置を搭載した後輪駆動車両である。第3の実施形態では、ナビゲーション装置におけるマッチング状態を基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定している。
図10は、第3の実施形態における許容横加速度の補正処理(前記ステップS7)の処理手順を示す。同図に示すように、ステップS32において、過去の進行路上(通過した走行路)のノード情報を基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定する。このとき、第3の実施形態では、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内でマッチングフリー状態があったか否かを判定する。ここで、所定の距離Lpassは、前記第1の実施形態や第2の実施形態の所定の距離Lpassと同じ値としたり、異なる値としたりすることができる。例えば、マッチングフリー状態があった場合、その情報をノード情報に対応させて記憶させている。
(Third embodiment)
(Constitution)
The third embodiment is a rear wheel drive vehicle equipped with the vehicle deceleration control device according to the present invention. In the third embodiment, the possibility that the own vehicle position on the
FIG. 10 shows a processing procedure for the correction process of the allowable lateral acceleration (step S7) in the third embodiment. As shown in the figure, in step S32, based on the node information on the past traveling path (passing traveling path), the own vehicle position on the
そして、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内でマッチングフリー状態があった場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定する。なお、ここでは、過去にマッチングフリー状態からマッチング状態に変化し、現在に至っている場合を判定の対象としている。これは、前述のように、警報や自動減速制御が、現時点でマッチング状態であることが作動条件の一つになるからである。
If there is a matching free state within a predetermined distance L pass that has already passed from the current position, it is unlikely that the vehicle position on the
そして、前記第1の実施形態と同様に、この判定結果と、Y方向距離LYに基づく判定結果(前記ステップS23)とを基に、最終的にナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定する(前記ステップS25)。例えば、Y方向距離LYに基づく判定結果を、マッチングフリー状態の有無に基づく判定結果により補正する。又は、Y方向距離LYに基づく判定結果とマッチングフリー状態の有無に基づく判定結果とに所定の重み付けをして、最終的な判定結果を得る。例えば、Y方向距離LYに基づく判定結果の方の重み付けを大きくする。
Then, as in the first embodiment, and the determination result based on the determination result (step S23) based on the Y-direction distance L Y, finally actually vehicle position on the
(動作及び作用)
この第3の実施形態では、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内でマッチングフリー状態があった場合、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定している(前記ステップS32)。これにより、補正許容横加速度Yghoを大きくしている(前記ステップS28)。このようなことから、現在位置から既に通過した所定の距離Lpass内でマッチングフリー状態があったときには、目標減速度Xgsが小さくなるから、警報や自動減速制御が作動し難くなる。
(Operation and action)
In the third embodiment, when there is a matching free state within a predetermined distance L pass that has already passed from the current position, the own vehicle position on the
(第3の実施形態における効果)
(1)補正手段が、ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上に、該地図上に出力する車両が位置しないマッチングフリーの状態から、ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上に、該地図上に出力する車両が位置するマッチングしている状態に変化した位置を基準として所定の距離範囲内にある場合、車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしている。これにより、自動減速制御を作動し難くしたり、自動減速制御の制御量を小さくしたりしている。過去にナビゲーション装置が地図上に出力する道路上に、該地図上に出力する車両が位置しないマッチングフリーの状態があった場合、ナビゲーション装置が地図上に出力する車両が走行する道路が、該車両が実際に走行している道路である可能性は低いと考えられる。例えば、ナビゲーション装置の地図上でマッチングフリーの状態からマッチング状態になった場合、そのマッチング状態にある道路が実際に車両が走行している道路ではない場合がある。このような場合でも、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。
(Effect in the third embodiment)
(1) The correction means applies the map on the road that the navigation device outputs on the map from the matching-free state where the vehicle that is output on the map is not located on the road that the navigation device outputs on the map. When the vehicle output to the position is within a predetermined distance range based on the position changed to the matching state where the vehicle is positioned, correction is made to reduce the target deceleration used by the vehicle speed control means. This makes it difficult to operate the automatic deceleration control or reduces the control amount of the automatic deceleration control. In the past, when there is a matching-free state in which the vehicle to be output on the map is not located on the road that the navigation device outputs on the map, the road on which the vehicle that the navigation device outputs on the map travels is the vehicle It is unlikely that the road is actually running. For example, when a matching state is changed from a matching-free state on the map of the navigation device, the road in the matching state may not be a road on which the vehicle is actually traveling. Even in such a case, it is possible to prevent the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve from the information on the traveling road that is not actually traveling.
(第4の実施形態)
(構成)
第4の実施形態は、本発明に係る車両用減速制御装置を搭載した後輪駆動車両である。第4の実施形態では、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性の過去の判定結果を基に、補正許容横加速度Yghoを算出している。
具体的には、前記ステップS7において、許容横加速度Yglmitの過去の補正履歴を基に、補正許容横加速度Yghoを算出している。すなわち、第1〜第3の実施形態では、Y方向距離LY等を基に、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定している。そして、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いと判定した場合、許容横加速度Yglmitの補正値等として補正許容横加速度Yghoを算出している。
(Fourth embodiment)
(Constitution)
The fourth embodiment is a rear wheel drive vehicle equipped with the vehicle deceleration control device according to the present invention. In the fourth embodiment, the corrected allowable lateral acceleration Ygho is calculated based on the past determination result that the vehicle position on the
Specifically, in step S7, the corrected allowable lateral acceleration Ygho is calculated based on the past correction history of the allowable lateral acceleration Yglmit. That is, in the first to third embodiments, the possibility that the vehicle position on the
この第4の実施形態では、そのような許容横加速度Yglmitの補正結果(補正許容横加速度Yghoの算出結果)をその補正を行った走行路位置(例えばカーブ位置)に対応させて記憶している。すなわち、制駆動力コントロールユニット8によるメモリ等への補正履歴記憶処理として、補正履歴を、その補正をした走行位置に対応させて記憶している。そして、その補正履歴を基に、今回の補正許容横加速度Yghoを算出している。 In the fourth embodiment, the correction result of the allowable lateral acceleration Yglmit (calculation result of the corrected allowable lateral acceleration Ygho) is stored in association with the traveled road position (for example, the curve position) where the correction is performed. . That is, as a correction history storing process to the memory or the like by the braking / driving force control unit 8, the correction history is stored in association with the corrected travel position. Based on the correction history, the current correction allowable lateral acceleration Ygho is calculated.
図11は、その処理手順を示す。同図に示すように、処理を開始すると、先ずステップS41において、補正履歴の有無を判定する。ここで、補正履歴がある場合、すなわち、現在の走行位置において、過去に許容横加速度Yglmitの補正値として補正許容横加速度Yghoを算出している場合、ステップS42に進む。そうでない場合、すなわち、現在の走行位置において、過去に許容横加速度Yglmitを維持した補正許容横加速度Yghoに設定しているような場合、ステップS43に進む。 FIG. 11 shows the processing procedure. As shown in the figure, when the process is started, first, in step S41, it is determined whether or not there is a correction history. If there is a correction history, that is, if the corrected allowable lateral acceleration Ygho has been calculated as a correction value of the allowable lateral acceleration Yglmit in the past at the current travel position, the process proceeds to step S42. If not, that is, if the corrected allowable lateral acceleration Ygho that has maintained the allowable lateral acceleration Yglmit is set in the past at the current traveling position, the process proceeds to step S43.
ステップS42では、許容横加速度Yglmitを補正する。すなわち、補正履歴の補正許容横加速度Yghoに設定する。つまり、ナビゲーション装置14上の自車両位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性が低いとして、許容横加速度Yglmitを大きくする補正をした補正許容横加速度Yghoを得る。
ステップS43では、許容横加速度Yglmitを維持する。すなわち、許容横加速度Yglmitを維持した補正許容横加速度Yghoに設定する。
In step S42, the allowable lateral acceleration Yglmit is corrected. That is, the correction history is set to the correction allowable lateral acceleration Ygho. That is, the corrected allowable lateral acceleration Ygho corrected to increase the allowable lateral acceleration Yglmit is obtained on the assumption that the position of the own vehicle on the
In step S43, the allowable lateral acceleration Yglmit is maintained. That is, it is set to the corrected allowable lateral acceleration Ygho maintaining the allowable lateral acceleration Yglmit.
以上のように、許容横加速度Yglmitの補正履歴を基に、今回の補正許容横加速度Yghoを算出している。なお、このような算出処理を、所定の条件を満たす場合にのみ実施することができる。例えば、ナビゲーション装置14上の自車位置が実際に自車両が走行している道路上にある可能性を判定するための情報を得ることができないような条件である。すなわち、Y方向距離LY等が得られないような条件である。
As described above, the current corrected allowable lateral acceleration Ygho is calculated based on the correction history of the allowable lateral acceleration Yglmit. Such a calculation process can be performed only when a predetermined condition is satisfied. For example, the conditions are such that information for determining the possibility that the vehicle position on the
(第4の実施形態における効果)
(1)補正履歴記憶手段が、補正手段による補正履歴を補正した走行位置に対応させて記憶している。そして、補正手段が、補正履歴を基に、車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をしている。これにより、目標減速度を補正するための情報を得ることができないような場合でも、補正履歴により適切に目標減速度を補正できる。結果として、実際に走行していない走行路の情報から、カーブに対する減速制御で不必要に大きく車両が減速してしまうことを抑制できる。
(Effect in 4th Embodiment)
(1) The correction history storage means stores the correction history corresponding to the travel position corrected by the correction means. And the correction | amendment means is correct | amended to make small the target deceleration used by a vehicle speed control means based on correction | amendment log | history. Thereby, even when the information for correcting the target deceleration cannot be obtained, the target deceleration can be appropriately corrected based on the correction history. As a result, it is possible to suppress the vehicle from decelerating unnecessarily large by the deceleration control for the curve based on the information on the traveling road that is not actually traveling.
6FL〜6RR ホイールシリンダ、7 制動流体圧制御部、8 制駆動力コントロールユニット、8a マッチングカウンタ、9 エンジン、12 駆動トルクコントロールユニット、13 外界認識センサ、14 ナビゲーション装置、15 警告用モニタ、16 加速度センサ、17 ヨーレイトセンサ、18 アクセル開度センサ、19 操舵角センサ、20 マスタシリンダ圧センサ、22FL〜22RR 車輪速度センサ 6FL to 6RR wheel cylinder, 7 braking fluid pressure control unit, 8 braking / driving force control unit, 8a matching counter, 9 engine, 12 driving torque control unit, 13 external recognition sensor, 14 navigation device, 15 warning monitor, 16 acceleration sensor , 17 Yaw rate sensor, 18 Accelerator opening sensor, 19 Steering angle sensor, 20 Master cylinder pressure sensor, 22FL-22RR Wheel speed sensor
Claims (10)
車速を検出する車速検出手段と、
前記前方カーブ検出手段が検出したカーブの大きさを基に、目標車速を算出する目標車速算出手段と、
前記車速検出手段が検出した自車速と前記目標車速算出手段が算出した目標車速とを基に、目標減速度を算出する目標減速度算出手段と、
前記目標減速度算出手段が算出した目標減速度に応じて前記車両を減速制御する車速制御手段と、
を備える車両用減速制御装置において、
実際に走行している車両の位置情報を検出する車両位置検出手段と、
前記ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上の第1の車両位置と、前記車両位置検出手段が検出した第2の車両位置との距離を得る距離取得手段と、
前記距離取得手段が取得した距離が大きくなるほど、前記車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をする補正手段と、
を備えることを特徴とする車両用減速制御装置。 Forward curve detection means for detecting a curve ahead of the road on which the vehicle travels, based on the road shape output by the navigation device on the map;
Vehicle speed detection means for detecting the vehicle speed;
Target vehicle speed calculating means for calculating a target vehicle speed based on the magnitude of the curve detected by the forward curve detecting means;
Target deceleration calculation means for calculating a target deceleration based on the host vehicle speed detected by the vehicle speed detection means and the target vehicle speed calculated by the target vehicle speed calculation means;
Vehicle speed control means for controlling the deceleration of the vehicle according to the target deceleration calculated by the target deceleration calculation means;
In a vehicle deceleration control device comprising:
Vehicle position detecting means for detecting position information of the actually traveling vehicle;
Distance acquisition means for obtaining a distance between a first vehicle position on a road output by the navigation device on a map and a second vehicle position detected by the vehicle position detection means;
Correction means for correcting to reduce the target deceleration used by the vehicle speed control means as the distance acquired by the distance acquisition means increases;
A vehicle deceleration control device comprising:
前記補正手段は、前記補正履歴を基に、前記車速制御手段で用いる目標減速度を小さくする補正をすることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の車両用減速制御装置。 Correction history storage means for storing the correction history by the correction means in correspondence with the travel position at the first vehicle position where the correction is made,
The vehicular deceleration control device according to any one of claims 1 to 7, wherein the correction unit performs correction to reduce a target deceleration used by the vehicle speed control unit based on the correction history. .
検出した自車速と検出したカーブの大きさを基に算出した目標車速とから目標減速度を算出するとともに、前記ナビゲーション装置が地図上に出力する道路上の車両位置と、実際に走行している車両の位置情報を検出する車両位置検出手段が検出した車両位置との距離が大きくなるほど、前記目標減速度を小さくする補正をし、
前記目標減速度に応じて前記車両を減速制御することを特徴とする車両用減速制御方法。 Based on the road shape that the navigation device outputs on the map, it detects the curve ahead of the road on which the vehicle travels,
The target deceleration is calculated from the detected own vehicle speed and the target vehicle speed calculated based on the detected curve size, and the vehicle position on the road that the navigation device outputs on the map and the vehicle is actually traveling Correction that decreases the target deceleration as the distance from the vehicle position detected by the vehicle position detection means that detects vehicle position information increases,
A vehicle deceleration control method, wherein the vehicle is subjected to deceleration control according to the target deceleration.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008194861A JP5282473B2 (en) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | Vehicle deceleration control apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008194861A JP5282473B2 (en) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | Vehicle deceleration control apparatus and method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010030443A JP2010030443A (en) | 2010-02-12 |
JP5282473B2 true JP5282473B2 (en) | 2013-09-04 |
Family
ID=41735473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008194861A Active JP5282473B2 (en) | 2008-07-29 | 2008-07-29 | Vehicle deceleration control apparatus and method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5282473B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017144776A (en) | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社Subaru | Vehicle traveling control device |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3548009B2 (en) * | 1998-07-10 | 2004-07-28 | 本田技研工業株式会社 | Travel control device for vehicles |
JP4648175B2 (en) * | 2005-05-16 | 2011-03-09 | クラリオン株式会社 | Driving control apparatus and method for automobile |
JP5056220B2 (en) * | 2006-09-29 | 2012-10-24 | 日産自動車株式会社 | Travel control device |
-
2008
- 2008-07-29 JP JP2008194861A patent/JP5282473B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010030443A (en) | 2010-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7269493B2 (en) | Lane departure prevention apparatus | |
JP6338614B2 (en) | Vehicle travel control device | |
US6868324B2 (en) | Travel control system for vehicle | |
JP3979400B2 (en) | Front road control system | |
JP3823924B2 (en) | Vehicle behavior control device | |
JP4534754B2 (en) | Lane departure prevention device | |
JP4665622B2 (en) | Own vehicle position detection device, navigation device, and deceleration control device | |
JP4391304B2 (en) | Deceleration control device | |
US7433769B2 (en) | System and method for preventing lane deviation of vehicle | |
JP4425549B2 (en) | Deceleration control device | |
JP2006178675A (en) | Controller for preventing lane deviation | |
JP4678121B2 (en) | Lane departure prevention device | |
JP5206138B2 (en) | Vehicle deceleration control device | |
JP5282473B2 (en) | Vehicle deceleration control apparatus and method | |
JP5476836B2 (en) | Vehicle deceleration control device and vehicle deceleration control method | |
JP2009179248A (en) | Vehicle traveling control device and method | |
JP4039241B2 (en) | Vehicle travel control device | |
JP5262292B2 (en) | Vehicle deceleration control apparatus and method | |
JP5407326B2 (en) | Vehicular acceleration / deceleration control apparatus and method | |
JP5135062B2 (en) | Road shape learning device | |
JP2009202711A (en) | Traveling control device and method for vehicle | |
JP4466365B2 (en) | Lane departure prevention device | |
JP2011025867A (en) | Apparatus and method for supporting vehicle operation | |
JP4760008B2 (en) | Vehicle deceleration control and warning device | |
JP4492321B2 (en) | Lane departure prevention device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100917 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130430 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130513 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5282473 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |