JP5281076B2 - ダウンサンプリングされたリファレンスピクチャによるビュー間予測 - Google Patents

ダウンサンプリングされたリファレンスピクチャによるビュー間予測 Download PDF

Info

Publication number
JP5281076B2
JP5281076B2 JP2010506246A JP2010506246A JP5281076B2 JP 5281076 B2 JP5281076 B2 JP 5281076B2 JP 2010506246 A JP2010506246 A JP 2010506246A JP 2010506246 A JP2010506246 A JP 2010506246A JP 5281076 B2 JP5281076 B2 JP 5281076B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
view
resolution
picture
identifying
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010506246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010525744A5 (ja
JP2010525744A (ja
Inventor
パンディット,パーヴィン,ビバス
イン,ペン
ゴミラ,クリスティーナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=39926266&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5281076(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2010525744A publication Critical patent/JP2010525744A/ja
Publication of JP2010525744A5 publication Critical patent/JP2010525744A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5281076B2 publication Critical patent/JP5281076B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/59Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving spatial sub-sampling or interpolation, e.g. alteration of picture size or resolution
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/103Selection of coding mode or of prediction mode
    • H04N19/105Selection of the reference unit for prediction within a chosen coding or prediction mode, e.g. adaptive choice of position and number of pixels used for prediction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/597Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding specially adapted for multi-view video sequence encoding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/70Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by syntax aspects related to video coding, e.g. related to compression standards

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

本原理は、概して、ビデオの符号化及び復号化に関する。
ビュー間予測は、例えば、複数のビューからのピクチャを符号化する際に使用され、符号化の有効性を提供しうる。符号化ピクチャは、様々な解像度の中の1つで符号化されてよく、また、ピクチャは、解像度を低下させるようダウンサンプリングをなされてよい。
一般的側面に従って、符号化ピクチャの少なくとも一部分がアクセスされる。符号化ピクチャは複数のビューの中の特定のビューからのものであり、前記部分は特定の解像度で符号化されている。その特定の解像度は特定のビューレベルに基づいて決定される。前記部分はその特定の解像度に基づいて復号される。
他の一般的側面に従って、特定のビューレベルは、ピクチャの少なくとも一部分についての特定のビューに基づいて決定される。特定のビューは複数のビューからのものである。特定の解像度は、特定のビューレベルに基づいて前記部分について決定される。前記部分はその特定の解像度に基づいて符号化される。
他の一般的側面に従って、ビデオ信号構造又はフォーマットされたビデオ信号は、ピクチャの少なくとも一部分の符号化表現を含む。ピクチャは、複数のビューの特定のビューからのものである。ビデオ信号構造又はフォーマットされたビデオ信号は、また、特定のビューについてのスケーラビリティ・ヒエラルキにおけるビューレベル位置を示す情報を含む。
他の一般的側面に従って、ピクチャの少なくとも一部分がアクセスされる。ピクチャは、マルチビュー符号化システムにおける複数のビューの特定のビューからのものである。その特定のビューが識別される。前記部分を符号化する解像度が決定される。その解像度は前記特定のビューに対応する。前記部分はその解像度で符号化される。
他の一般的側面に従って、符号化ピクチャの少なくとも一部分がアクセスされる。ピクチャは、マルチビュー符号化システムにおける複数のビューの特定のビューからのものである。その特定のビューが識別される。前記部分を符号化した特定の解像度が識別される。その特定の解像度は前記特定のビューに対応する。前記部分はその特定の解像度で復号される。
1又はそれ以上の実施の詳細が添付の図面及び以下の記載で示される。たとえ1つの特定の方法で記載されているとしても、当然に、斯かる実施は様々な方法で構成され又は具体化されてよい。例えば、実施は、方法として実施されても、あるいは、動作の組を実行するよう構成された装置として具現されても、あるいは、動作の組を実行するための命令を記憶する装置として具現されても、あるいは、信号において具現されてもよい。他の側面及び特徴は、添付の図面及び特許請求の範囲に関連して考慮される以下の詳細な記載から明らかになるであろう。
マルチビュービデオ符号化(MVC(multi-view video coding))のための予測構成の例を示す図である。 より低い空間解像度によりBビューを符号化する場合にリファレンスピクチャのダウンサンプリングを行うエンコーダを示すブロック図である。 本原理の実施例に従う、本原理が適用されうるマルチビュービデオ符号化(MVC)エンコーダの例についてのブロック図である。 本原理の実施例に従う、本原理が適用されうるマルチビュービデオ符号化(MVC)デコーダの例についてのブロック図である。 本原理の実施例に従うピクチャ符号化方法の例についてのフロー図である。 本原理の実施例に従うピクチャ符号化方法の例についてのフロー図である。 本原理の実施例に従うピクチャ復号化方法の例についてのフロー図である。 本原理の実施例に従うピクチャ復号化方法の例についてのフロー図である。 本原理の他の実施例に従うピクチャ符号化方法の例についてのフロー図である。 本原理の他の実施例に従うピクチャ符号化方法の例についてのフロー図である。 本原理の他の実施例に従うピクチャ復号化方法の例についてのフロー図である。 本原理の他の実施例に従うピクチャ復号化方法の例についてのフロー図である。 ピクチャ復号化のための受信装置を示すフロック図である。 ビュー、解像度、及びビューレベルの間の対応の実施を示すテーブルである。
少なくとも1つの実施は、異なる解像度のリファレンスピクチャによるビュー間予測のための方法及び装置を対象とする。よって、当然に、当業者は、たとえ本明細書中で明示的に記載及び図示をされていてないとしても、本願で論じられている1又はそれ以上の実施に係る本原理を具現しながらその適用範囲内に含まれる様々な配置を創作することができる。
ここに挙げられている全ての例及び条件付きの用語は、本発明者が当該技術の発達に寄与する概念及び本原理を読む者が理解する助けとなるよう教育上の目的のためのものであり、このような具体的に挙げられている例及び条件に限定されないと解されるべきである。
更に、本明細書中で本原理の原理、側面、及び実施形態並びにそれらの具体例を挙げている全ての記載は、それらの構造上及び機能上等価なものを包含するよう意図されている。加えて、斯かる等価なものは、現在知られているもの及び将来的に開発されるもの(すなわち、構造とは無関係に同じ機能を実行するよう開発されたあらゆる要素)の両方を含むよう意図されている。
従って、例えば、当業者には当然のことながら、ここに表されているブロック図は、本原理を具現する実例となる回路の概念図を表している。同様に、当然に、あらゆるフローチャート、フロー図、状態遷移図、擬似コード、及びその他は、実質上読取可能な媒体で表され且つコンピュータ又はプロセッサによって(このようなコンピュータ又はプロセッサが明示されているか否かによらず)そのように実行されうる様々な処理を表す。
図中に示されている様々な要素の機能は、適切なソフトウェアに関連して専用のハードウェア及びソフトウェアを実行可能なハードウェアの使用を通して提供されてよい。プロセッサによって提供される場合に、機能は、単一の共有プロセッサによって、又は複数の個々のプロセッサ(それらの一部は共有されてよい。)によって、提供されてよい。更に、用語「プロセッサ」又は「コントローラ」の明示的な使用は、専らソフトウェアを実行可能なハードウェアを参照していると解されるべきではなく、限定なくデジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェアを記憶する読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び不揮発性記憶装置を暗に含みうる。
従来及び/又はカスタムの他のハードウェアも含まれてよい。同様に、図中に示されているあらゆるスイッチは概念にすぎない。それらの機能は、プログラムロジックの動作を通して、専用のロジックを通して、プログラム制御及び専用のロジックの相互作用を通して、又は手動で実行されてよく、また、特定の技術は、より具体的に文脈から理解されるように、実施する者によって選択可能である。
特許請求の範囲で、特定の機能を実行する手段として表現されている如何なる要素も、例えば、a)その機能を実行する回路要素の組み合わせ又はb)あらゆる形態のソフトウェアを含み、従って、機能を実行するようそのソフトウェアを実行するための適切な回路と結合されたファームウェア、マイクロコード、又はその他を含む、その機能を実行するあらゆる方法を包含するよう意図される。斯かる特許請求の範囲によって定義される本原理は、挙げられている様々な手段によって提供される機能が、特許請求の範囲が求めている方法で結合されてまとめられるという事実にある。このようにして、斯かる機能性を提供することができる如何なる手段もここで示される手段と等価であると考えられる。
本原理の「一実施例」又は「実施例」という明細書中の参照は、その実施例に関連して記載される特定の機能、特徴、構造及びその他が、本原理の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。よって、本明細書中の様々な箇所で現れるフレーズ「一実施例で」又は「実施例で」は、必ずしも全てが同じ実施例を参照しているわけではない。
当然に、用語「及び/又は」の使用(例えば、「A及び/又はB」の場合)は、最初に挙げられている選択肢(A)の選択、2番目に挙げられている選択肢(B)の選択、又は両方の選択肢(A及びB)の選択を包含するよう意図される。更なる例として、「A、B及び/又はC」の場合に、斯かる言い回しは、最初に挙げられている選択肢(A)の選択、2番目に挙げられている選択肢(B)の選択、3番目に挙げられている選択肢(C)の選択、最初及び2番目に挙げられている選択肢(A及びB)の選択、最初及び3番目に挙げられている選択肢(A及びC)の選択、2番目及び3番目に挙げられている選択肢(B及びC)の選択、又は3つ全ての選択肢(A及びB及びC)の選択を包含するよう意図される。これは、挙げられている多くの物に関して、当業者には容易に理解されるように、拡張されてよい。
更に、当然に、本原理の1又はそれ以上の実施例はMPEG−4AVC標準に関連してここでは記載されるが、本原理はこの標準に限定されず、如何なる標準規格にも関与せずに適用されてよい。よって、例えば、本願で論じられる概念、特徴及び実施は、本原理の精神を保ちながら、MPEG−4AVC標準の拡張を含む他のビデオ符号化標準、勧告、及びそれらの拡張に対して利用されてよい。
更に、当然に、本原理の1又はそれ以上の実施例はMPEG−4AVC標準のマルチビュービデオ符号化拡張に関してここでは記載されるが、本原理はこの拡張及び/又はこの標準規格に限定されず、従って、本原理の精神を保ちながら、マルチビュービデオ符号化に関連する他のビデオ符号化標準、勧告、及びそれらの拡張に対して利用されてよい。マルチビュービデオ符号化(MVC(multi-view video coding))は、マルチビューシーケンスの符号化のための圧縮フレームワークである。MVCシーケンスは、異なるビューポイントから同じ場面を捕捉する2又はそれ以上のビデオシーケンスの組である。
また、当然に、本原理の1又はそれ以上の実施例は、ビデオコンテンツに関して深さ情報を使用するようここでは記載されるが、本原理はそのような実施例に限定されず、よって、深さ情報を使用しない他の実施例が、本原理の精神を保ちながら、実施されてよい。
加えて、ここで用いられるように、「高レベル構文」は、階層的にマクロブロックレイヤの上にあるビットストリームに存在する構文をいう。例えば、高レベル構文は、ここで用いられるように、スライス・ヘッダレベル、サプリメンタル・エンハンスメント情報(SEI)レベル、ピクチャ・パラメータ・セット(PPS)レベル、シーケンス・パラメータ・セット(SPS)レベル及びネットワーク・アブストラクション・レイヤ(NAL)ユニット・ヘッダレベルでの構文をいうが、これらに限定されない。
更に、ここで用いられるように、「ビュースケーラブルレイヤ」は、符号化ピクチャの組を順次に含むレイヤをいう。ビュースケーラブルレイヤは、自然数で番号付けされてよい。より大きいレイヤ番号を有するレイヤは、より小さい番号を有するレイヤより高位のレイヤである。
[ダウンサンプリングされたリファレンスピクチャによるビュー間予測]
ビュー間予測のための特定の技術が、マルチビューシーケンスに含まれる各ビューが異なる空間解像度を有する場合に適用されてよい。この特定の技術は、より高い解像度のリファレンスピクチャを参照する場合にどのようにビュー間予測が働くかを特定することができる。なお、この特定の技術は、Iビュー及びPビューは(JMVM(Joint Multiview Video Model)で特定される)元の解像度で符号化されるべきであり、Bビューのみがダウンサンプリングされた解像度で符号化されることを認められている場合に厳密である。ダウンサンプリング比は、水平方向及び垂直方向の両方について2であるよう固定される。Bビューについては、Bビューがより低い解像度で符号化される場合は、フル解像度のピクチャはリファレンスピクチャ・バッファからロードされ、ビュー間予測のためにダウンサンプリングされる。
上記の特定の技術に伴って少なくとも2つの制限が存在する。第1に、階層的Bビューを有する場合に、提供される構文により、高解像度で符号化されている一部のBビューが、低解像度で符号化されているリファレンスビューを参照することがある。第2に、構文は、水平及び垂直の両方について2に等しい一定のダウンサンプリング比しか許容しない。しかし、異なるコンテンツ及びアプリケーションにより、水平及び垂直の両方向について異なる解像度を特定する多少の柔軟性が必要とされる。
特定の技術により使用されうる予測構造の1つの例が図1に示されている。図1を参照すると、マルチビュービデオ符号化(MVC)のための例となる予測構造が、概して参照符号100で示されている。図1の構造についてはほぼ一目瞭然であるが、以下に簡単な説明を記載する。構造100は、定義によりビュー間予測を有さないIビューの組を示す。構造100は、また、Bビューの組及びPビューの組を示す。Bビュー及びPビューはいずれもビュー間予測を使用してよい。Iビューの組は時間t1でIフレームを有する。矢印は、ピクチャが他のピクチャのリファレンスピクチャとして使用されることを示している。矢印は、リファレンスピクチャから始まり、このリファレンスピクチャを使用するピクチャに矢印の先を向けられている。よって、例えば、時間t1で、Bビューは、リファレンス画像としてPビュー及びIビューの両方を使用する。他の例として、時間t2で、Bビューは、時間t2のIビュー及びPビューと、時間t1及びt3のBビューとをリファレンスピクチャとして使用する。
図1の予測構造のための例となるエンコーダは図2に示されている。図2を参照すると、より低い空間解像度によりBビューを符号化する場合にリファレンスピクチャのダウンサンプリングを行うエンコーダは、概して参照符号200で示されている。エンコーダ200は、I/Pビュー部291及びBビュー部292を有する。
エンコーダ200は、変換器/量子化器210の入力部と信号通信をするよう接続されている出力部を有する結合器205を有する。変換器/量子化器210の出力部は、逆量子化器/逆変換器215の入力部及びエントロピー符号器220の第2入力部と信号通信をするよう接続されている。
逆量子化器/逆変換器215の出力部は、結合器225の第1非反転入力部と信号通信をするよう接続されている。結合器225の出力部は、デブロッキングフィルタ230の入力部と信号通信をするよう接続されている。デブロッキングフィルタ230の出力部は、復号ピクチャバッファ(DPB)235の入力部と信号通信をするよう接続されている。復号ピクチャバッファ235の出力部は、モーション推定器及び補償器240の第1入力部と信号通信をするよう接続されている。モーション推定器及び補償器240の第1出力部は、結合器205の反転入力部及び結合器225の第2非反転入力部と信号通信をするよう接続されている。モーション推定器及び補償器240の第2出力部は、エントロピー符号器220の第1入力部と信号通信をするよう接続されている。
復号ピクチャバッファ235の第1出力部は、また、ダウンサンプラー270の入力部と信号通信をするよう接続されている。ダウンサンプラー270の出力部は、モーション推定器及び補償器285の第2入力部と信号通信をするよう接続されている。モーション推定器及び補償器285の第1出力部は、結合器245の反転入力部及び結合器265の第2非反転入力部と信号通信をするよう接続されている。結合器245の出力部は、変換器/量子化器250の入力部と信号通信をするよう接続されている。変換器/量子化器250の出力部は、逆量子化器/逆変換器260の入力部及びエントロピー符号器255の第2入力部と信号通信をするよう接続されている。
逆量子化器/逆変換器260の出力部は、結合器265の第1入力部と信号通信をするよう接続されている。結合器265の出力部は、デブロッキングフィルタ275の入力部と信号通信をするよう接続されている。デブロッキングフィルタ275の出力部は、復号ピクチャバッファ280の入力部と信号通信をするよう接続されている。復号ピクチャバッファ280の出力部は、モーション推定器及び補償器285の第1入力部と信号通信をするよう接続されている。モーション推定器及び補償器285の第2出力部は、エントロピー符号器255の第1入力部と信号通信をするよう接続されている。
結合器205の第1入力部並びにモーション推定器及び補償器240の第2入力部は、入力ビデオ信号を受信するためのエンコーダ200の入力部として利用可能である。エントロピー符号器220の出力部は、ビットストリームを出力するためのエンコーダ200の出力部として利用可能である。
結合器245の第1入力部並びにモーション推定器及び補償器285の第2入力部は、入力ビデオ信号を受信するためのエンコーダ200の入力部として利用可能である。エントロピー符号器255の出力部は、ビットストリームを出力するためのエンコーダ200の出力部として利用可能である。
空間解像度を特定する実施の構文が表1に示される。
Figure 0005281076
上記の実施に伴って少なくとも2つの制限が存在する。第1に、階層的Bビューを有する場合に、提供される構文により、高解像度で符号化されている一部のBビューが、低解像度で符号化されているリファレンスビューを参照することがある。第2に、構文は、水平及び垂直の両方について2に等しい一定のダウンサンプリング比しか許容しない。しかし、異なるコンテンツ及びアプリケーションにより、水平及び垂直の両方向について異なる解像度を特定する多少の柔軟性が必要とされる。
[JMVMにおけるビューレベル]
JMVM(Joint Multiview Video Model)では、ビューレベル(ビュースケーラビリティのレベル)は、表2に示されるように、ネットワーク・アブストラクション・レイヤ(NAL)ユニットにおける構文view_levelによって記載される。ビューレベルは、また、表3に示されるように、シーケンスパラメータセット(SPS)におけるビュー依存情報から得られる。JMVM規格で、ビューレベルは次の制約を有する。すなわち、currVIに等しいview_levelを有するいずれかのアクセスユニットの復号化は、currVIより大きいか又はこれに等しいview_levelを有する全てのアクセスユニットと無関係であるべきである。vldをVminより大きいか又はこれに等しい何らかの値であるとする。なお、Vminは、符号化ビデオシーケンスにおけるview_levelの最小値である。vldより大きいview_levelを有する全てのNALユニットを捨てることによって得られるビットストリームは標準規格に適合する。
Figure 0005281076
Figure 0005281076
図3を参照すると、例となるマルチビュービデオ符号化(MVC)エンコーダが、概して参照符号300で示されている。エンコーダ300は、変換器310の入力部と信号通信するよう接続された出力部を有する結合器305を有する。変換器310の出力部は、量子化器315の入力部と信号通信するよう接続されている。量子化器315の出力部は、エントロピー符号器320の入力部及び逆量子化器325の入力部と信号通信するよう接続されている。逆量子化器325の出力部は、逆変換器330の入力部と信号通信するよう接続されている。逆変換器330の出力部は、結合器335の第1の非反転入力部と信号通信するよう接続されている。結合器335の出力部は、イントラ予測器345の入力部及びデブロッキングフィルタ350の入力部と信号通信するよう接続されている。デブロッキングフィルタ350の出力部は、(ビューiのための)リファレンスピクチャ記憶部355の入力部と信号通信するよう接続されている。リファレンスピクチャ記憶部355の出力部は、モーション補償器375の第1入力部及びモーション推定器380の第1入力部と信号通信するよう接続されている。モーション推定器380の出力部は、モーション補償器375の第2入力部と信号通信するよう接続されている。
(他のビューのための)リファレンスピクチャ記憶部360の出力部は、視差(disparity)推定器370の第1入力部及び視差補償器365の第1入力部と信号通信するよう接続されている。視差推定器370の出力部は、視差補償器365の第2入力部と信号通信するよう接続されている。
エントロピー符号器320の出力部は、エンコーダ300の出力部として利用可能である。結合器305の非反転入力部は、エンコーダ300の入力部として利用可能であり、かつ、視差推定器370の第2入力部及びモーション推定器380の第2入力部と信号通信するよう接続されている。スイッチ385の出力部は、結合器335の第2の非反転入力部及び結合器305の反転入力部と信号通信するよう接続されている。スイッチ385は、モーション補償器375の出力部と信号通信するよう接続された第1入力部と、視差補償器365の出力部と信号通信するよう接続された第2入力部と、イントラ予測器345の出力部と信号通信するよう接続された第3入力部とを有する。
モード決定モジュール340は、どの入力部がスイッチ385によって選択されるのかを制御するためにスイッチ385へ接続されている出力部を有する。
図4を参照すると、例となるマルチビュービデオ符号化(MVC)デコーダが、概して参照符号400によって示されている。デコーダ400は、逆量子化器410の入力部と信号通信するよう接続された出力部を有するエントロピー復号器405を有する。逆量子化器410の出力部は、逆変換器415の入力部と信号通信をするよう接続されている。逆変換器415の出力部は、結合器420の第1の非反転入力部と信号通信をするよう接続されている。結合器420の出力部は、デブロッキングフィルタ425の入力部及びイントラ予測器430の入力部と信号通信をするよう接続されている。デブロッキングフィルタ425の出力部は、(ビューiのための)リファレンスピクチャ記憶部440の入力部と信号通信をするよう接続されている。リファレンスピクチャ記憶部440の出力部は、モーション補償器435の第1入力部と信号通信をするよう接続されている。
(他のビューのための)リファレンスピクチャ記憶部445の出力部は、視差補償器450の第1入力部と信号通信をするよう接続されている。
エントロピー復号器405の入力部は、剰余(residue)ビットストリームを受信するための、デコーダ400への入力部として利用可能である。更に、モードモジュール460の入力部は、また、どの入力部がスイッチ455によって選択されるのかを制御する制御構文を受信するための、デコーダ400への入力部として利用可能である。更に、モーション補償器435の第2入力部は、モーションベクトルを受信するための、デコーダ400への入力部として利用可能である。また、視差補償器450の第2入力部は、視差ベクトルを受信するための、デコーダ400への入力部として利用可能である。
スイッチ455の出力部は、結合器420の第2の非反転入力部と信号通信をするよう接続されている。スイッチ455の第1入力部は、視差補償器450の出力部と信号通信するよう接続されている。スイッチ455の第2入力部は、モーション補償器435の出力部と信号通信するよう接続されている。スイッチ455の第3入力部は、イントラ予測器430の出力部と信号通信するよう接続されている。モードモジュール460の出力部は、どの入力がスイッチ455によって選択されるのかを制御するためにスイッチ455と信号通信するよう接続されている。デブロッキングフィルタ425の出力部は、デコーダ400の出力部として利用可能である。
実施例では、動的解像度リファレンスピクチャを用いるビュー間予測に対する改善が提案されている。更に、実施例では、ビュースケーラビリティに基づく空間解像度に対する制約が提案されるとともに、水平方向及び垂直方向についての柔軟なダウンサンプリング比が実現される。更に、実施例では、異なる解像度を用いるビュー間予測がどのように働くかについての改善された構文及びセマンティクスが提案されている。
実施例では、Bビューのみがより小さい解像度を有することを許容されるビュータイプに基づく空間解像度の特定に代えて、ビューレベルに基づいて制約を特定することが提案されている。
実施例では、各ビューの空間解像度について次の制約が定められる。vldをVminより大きいか又はこれに等しい何らかの値とする。なお、Vminは、符号化ビデオシーケンスにおけるビューレベルの最小値である。vldより大きいいずれかのビューレベルについて、その空間解像度はvldの空間解像度に等しいか又はこれより小さい。
他の実施例では、次の更なる制約が加えられる。すなわち、vldに等しいいずれかのビューレベルについて、その空間解像度はvldの空間解像度に等しい。
更なる他の実施例では、次の更なる制約が加えられる。すなわち、最も高いビューレベルのみが最も低い解像度を有することができる。
少なくとも1つの実施では、また、水平方向又は垂直方向について柔軟なダウンサンプリング比が可能にされる。
一実施例で、各ビューを符号化することが可能な空間解像度ダウンサンプリングの数が固定される。表4はこのような例を示す。
Figure 0005281076
view_res[i]は、view_id[i]の空間解像度スケールを示す。view_resの構文要素は表5で定義される。
Figure 0005281076
他の実施例では、水平及び垂直の各解像度についてスケーリング比が特定される。表6はこのような例を示す。
Figure 0005281076
1に等しいdownsampling_flag[i]は、ダウンサンプリングがview_id[i]を有するビューに適用されることを示す。0に等しいdownsampling_flag[i]は、ダウンサンプリングがview_id[i]を有するビューに適用されないことを示す。
horizontal_scale[i]は、view_id[i]を有するビューの水平ダウンサンプリング比を示す。
vertical_scale[i]は、view_id[i]を有するビューの垂直ダウンサンプリング比を示す。
上記の議論の結果として、ビュー間リファレンス選択が影響を及ぼされる。レイヤは、ビュースケーラブル階層レイヤにおける(ビュー“i”に属する)如何なるピクチャも、より高いビュースケーラブル階層レイヤにおける(他のビュー“j”に属する)如何なるピクチャからも予測されるべきでないように、お互いに対する自身の依存性に基づいて階層的に順序付けられている。
図5を参照すると、例となるピクチャ符号化方法が、概して参照符号500で示されている。
方法500は、機能ブロック504へ制御を渡す開始ブロック502を有する。機能ブロック504は、エンコーダについての設定パラメータを読み出し、制御を機能ブロック506に渡す。機能ブロック506は、現在のビューの解像度がスケーラビリティ・ヒエラルキにおける自身の位置に基づくことを確認し、制御を機能ブロック508に渡す。解像度がスケーラビリティ・ヒエラルキにおける位置に基づくことを確認する際に、ブロック506は、現在のビューの解像度がスケーラビリティ・ヒエラルキにおける自身の位置に反しないことを試験する。例えば、典型的な応用で、位置が低いほど解像度は低く、また、位置が高いほど解像度は高い。
機能ブロック508は、高レベル構文(例えば、SPS、PPS、スライスヘッダ、NALユニットヘッダ等のいずれかに含まれる高レベル構文)においてビュー“i”についてのview_resを設定し、制御を機能ブロック510に渡す。機能ブロック510は、ビューの数を変数Nに等しくし、変数i及び変数jをゼロに初期化し、制御を決定ブロック512に渡す。決定ブロック512は、変数iの現在の値が変数Nの現在の値より小さいか否かを決定する。変数iの現在の値が変数Nの現在の値より小さい場合は、制御は決定ブロック514に渡される。そうでない場合は、制御は決定ブロック528に渡される。
決定ブロック514は、変数jの現在の値がビューiにおけるピクチャの数より小さいか否かを決定する。変数jの現在の値がビューiにおけるピクチャの数より小さい場合は、制御は機能ブロック516に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック536に渡される。
機能ブロック516は、時間ピクチャ(temporal pictures)をセットアップし、制御を決定ブロック518に渡す。決定ブロック518は、ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有するか否かを決定する。ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有する場合は、制御は決定ブロック520に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック524に渡される。
決定ブロック520は、ビュー間リファレンスが低解像度を有する場合に、ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にあるか否かを決定する。ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にある場合は、制御は機能ブロック522に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック538に渡される。
様々な他の実施が、より一般的に決定ブロック520で作用する。このような他の実施は、ビュー間リファレンスが、ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおいて現在のピクチャについての位置と同じか又はこれより高い位置を有する(従って、同じか又は高い解像度を有する)かどうかのみを考慮する。ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおける位置が高いほどより高い解像度に相当するが、通常、位置についての値はより低くなる。例えば、レベル0は一般にレベル1より高い解像度を有する。しかし、様々な他の実施は逆の順序でレベルの数を定めてよい。
機能ブロック522は、現在のピクチャについてリファレンスとしてのビュー間ピクチャの使用を禁止し、制御を機能ブロック524に渡す。機能ブロック524は、ピクチャを符号化し、制御を機能ブロック526に渡す。機能ブロック526は、変数iをインクリメントし、制御を決定ブロック512に返す。
機能ブロック536は、変数iをインクリメントし、frame_num及びピクチャ・オーダー・カウント(POC)をリセットし、制御を決定ブロック512に返す。
機能ブロック538は、現在のピクチャについてリファレンスとしてビュー間ピクチャを使用し、制御を機能ブロック524に渡す。
決定ブロック528は、インバンド(in-band)でSPS、PPS、及び/又はVPS(及び/又は目下の原理の目的のために使用されるいずれかの他の構文構造及び/又は構文要素)が送信されるべきか否かを決定する。インバンドでSPS、PPS、及び/又はVPSが送信されるべき場合は、制御は機能ブロック530に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック532に渡される。
機能ブロック530は、インバンドでSPS、PPS、及び/又はVPSを送信し、制御を機能ブロック534に渡す。
機能ブロック534は、ビットストリームをファイルに書き込み、又はビットストリームをネットワーク上でストリーミングし、制御を終了ブロック599に渡す。
機能ブロック532は、アウトオブバンド(out-of-band)でSPS、PPS、及び/又はVPSを送信し、制御を機能ブロック534に渡す。
図6を参照すると、例となるピクチャ復号化方法が、概して参照符号600で示されている。
方法600は、制御を機能ブロック604に渡す開始ブロック602を有する。機能ブロック604は、SPS、PPS、VSP、スライスヘッダ、及び/又はNALユニットヘッダを構文解析し、制御を機能ブロック606に渡す。機能ブロック606は、高レベル構文(例えば、SPS、PPS、VPS、スライスヘッダ、及び/又はNALユニットヘッダのいずれかに含まれる高レベル構文)において各ビュー“i”についてview_resを構文解析し、制御を決定ブロック608に渡す。決定ブロック608は、現在のピクチャが復号化を必要とするか否かを決定する。現在のピクチャが復号化を必要とする場合は、制御は決定ブロック610に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック620に渡される。
決定ブロック610は、ピクチャ・オーダー・カウント(POC)の現在の値がPOCの前の値に等しいか否かを決定する。POCの現在の値がその前の値に等しい場合は、制御は機能ブロック612に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック614に渡される。
機能ブロック612は、構文要素view_numをゼロに等しく設定し、制御を機能ブロック614に渡す。
機能ブロック614は、ビュー符号化順序を決定すべく高レベルでのview_id情報にインデックスを付し、view_numをインクメントし、制御を決定ブロック616に渡す。決定ブロック616は、現在のピクチャが期待される符号化順序にあるか否かを決定する。現在のピクチャが期待される符号化順序にある場合は、制御は機能ブロック624に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック618に渡される。
機能ブロック624はスライスヘッダを構文解析し、制御を機能ブロック626に渡す。機能ブロック626は、時間ピクチャをセットアップし、制御を決定ブロック628に渡す。決定ブロック628は、ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有するか否かを決定する。ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有する場合は、制御は決定ブロック630に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック636に渡される。
決定ブロック630は、ビュー間リファレンスが低解像度を有する場合に、ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にあるか否かを決定する。ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にある場合は、制御は機能ブロック632に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック634に渡される。
様々な他の実施が、より一般的に決定ブロック630で作用する。このような他の実施は、ビュー間リファレンスが、ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおいて現在のピクチャについての位置と同じか又はこれより高い位置を有する(従って、同じか又は高い解像度を有する)かどうかのみを考慮する。ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおける位置が高いほどより高い解像度に相当するが、通常、位置についての値はより低くなる。例えば、レベル0は一般にレベル1より高い解像度を有する。しかし、様々な他の実施は逆の順序でレベルの数を定めてよい。
更に、決定ブロック630は、全ての実施で使用されるわけではない。様々な他の実施は、受信された符号化ストリームを単に復号化し、ビュー間リファレンスピクチャが現在のピクチャと少なくとも同程度の解像度を有すると仮定する。
機能ブロック632は、復号化におけるエラーの存在を示し及び/又は別なふうに確かめ、制御を終了ブロック699に渡す。
機能ブロック620は、次のピクチャを得、制御を決定ブロック608に返す。
機能ブロック618は、現在のピクチャを隠し、制御を機能ブロック620に渡す。
機能ブロック634は、現在のピクチャについてリファレンスとしてビュー間ピクチャを用い、制御を機能ブロック636に渡す。機能ブロック636は、ピクチャを復号し、制御を機能ブロック638に渡す。機能ブロック638は、復号化ピクチャバッファ(DPB)に現在のピクチャを挿入し、制御を決定ブロック640に渡す。決定ブロック640は、全てのピクチャが復号されたか否かを決定する。全てのピクチャが復号されている場合は、制御は終了ブロック699に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック624に返される。
図7を参照すると、例となるピクチャ符号化方法が、概して参照符号700で示されている。
方法700は、制御を機能ブロック704に渡す開始ブロック702を有する。機能ブロック704は、エンコーダについての設定パラメータを読み出し、制御を機能ブロック706に渡す。機能ブロック706は、現在のビューの解像度がスケーラビリティ・ヒエラルキにおける自身の位置に基づくことを確認し、制御を機能ブロック708に渡す。
解像度がスケーラビリティ・ヒエラルキにおける位置に基づくことを確認する際に、ブロック706は、現在のビューの解像度がスケーラビリティ・ヒエラルキにおける自身の位置に反しないことを試験する。例えば、典型的な応用で、位置が低いほど解像度は低く、また、位置が高いほど解像度は高い。
機能ブロック708は、低解像度ビューについてdownsampling_flag[i]を1に等しく設定し、フル解像度ビューについてdownsampling_flag[i]をゼロに等しく設定し、制御を決定ブロック750に渡す。決定ブロック750は、downsampling_flag[i]が1に等しいか否かを決定する。downsampling_flag[i]が1に等しい場合は、制御は機能ブロック752に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック710に渡される。
機能ブロック752は、構文要素horizontal_scale[i]及び構文要素vertical_scale[i]を設定し、制御を機能ブロック710に渡す。
機能ブロック710は、ビューの数を変数Nに等しくし、変数i及び変数jをゼロに初期化し、制御を決定ブロック712に渡す。決定ブロック712は、変数iの現在の値が変数Nの現在の値より小さいか否かを決定する。変数iの現在の値が変数Nの現在の値より小さい場合は、制御は決定ブロック714に渡される。そうでない場合は、制御は決定ブロック728に渡される。
決定ブロック714は、変数jの現在の値がビューiにおけるピクチャの数より小さいか否かを決定する。変数jの現在の値がビューiにおけるピクチャの数より小さい場合は、制御は機能ブロック716に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック736に渡される。
機能ブロック716は、時間ピクチャをセットアップし、制御を決定ブロック718に渡す。決定ブロック718は、ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有するか否かを決定する。ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有する場合は、制御は決定ブロック720に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック724に渡される。
決定ブロック720は、ビュー間リファレンスが低解像度を有する場合に、ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にあるか否かを決定する。ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にある場合は、制御は機能ブロック722に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック738に渡される。
様々な他の実施が、より一般的に決定ブロック720で作用する。このような他の実施は、ビュー間リファレンスが、ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおいて現在のピクチャについての位置と同じか又はこれより高い位置を有する(従って、同じか又は高い解像度を有する)かどうかのみを考慮する。ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおける位置が高いほどより高い解像度に相当するが、通常、位置についての値はより低くなる。例えば、レベル0は一般にレベル1より高い解像度を有する。しかし、様々な他の実施は逆の順序でレベルの数を定めてよい。
機能ブロック722は、現在のピクチャについてリファレンスとしてのビュー間ピクチャの使用を禁止し、制御を機能ブロック724に渡す。機能ブロック724は、ピクチャを符号化し、制御を機能ブロック726に渡す。機能ブロック726は、変数iをインクリメントし、制御を決定ブロック712に返す。
機能ブロック736は、変数iをインクリメントし、frame_num及びピクチャ・オーダー・カウント(POC)をリセットし、制御を決定ブロック712に返す。
機能ブロック738は、現在のピクチャについてリファレンスとしてビュー間ピクチャを使用し、制御を機能ブロック724に渡す。
決定ブロック728は、インバンド(in-band)でSPS、PPS、及び/又はVPS(及び/又は目下の原理の目的のために使用されるいずれかの他の構文構造及び/又は構文要素)が送信されるべきか否かを決定する。インバンドでSPS、PPS、及び/又はVPSが送信されるべき場合は、制御は機能ブロック730に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック732に渡される。
機能ブロック730は、インバンドでSPS、PPS、及び/又はVPSを送信し、制御を機能ブロック734に渡す。
機能ブロック734は、ビットストリームをファイルに書き込み、又はビットストリームをネットワーク上でストリーミングし、制御を終了ブロック799に渡す。
機能ブロック732は、アウトオブバンド(out-of-band)でSPS、PPS、及び/又はVPSを送信し、制御を機能ブロック734に渡す。
図8を参照すると、例となるピクチャ復号化方法が、概して参照符号800で示されている。
方法800は、制御を機能ブロック804に渡す開始ブロック802を有する。機能ブロック804は、SPS、PPS、VSP、スライスヘッダ、及び/又はNALユニットヘッダを構文解析し、制御を機能ブロック805に渡す。機能ブロック805は、各ビュー“i”についてdownsampling_flag[i]を構文解析し、制御を機能ブロック807に渡す。機能ブロック807は、1に等しい各downsampling_flag[i]についてhorizontal_scale[i]及びvertical_scale[i]を構文解析し、制御を決定ブロック808に渡す。決定ブロック808は、現在のピクチャが復号化を必要とするか否かを決定する。現在のピクチャが復号化を必要とする場合は、制御は決定ブロック810に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック820に渡される。
決定ブロック810は、ピクチャ・オーダー・カウント(POC)の現在の値がPOCの前の値に等しいか否かを決定する。POCの現在の値がその前の値に等しい場合は、制御は機能ブロック812に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック814に渡される。
機能ブロック812は、構文要素view_numをゼロに等しく設定し、制御を機能ブロック814に渡す。
機能ブロック814は、ビュー符号化順序を決定すべく高レベルでのview_id情報にインデックスを付し、view_numをインクメントし、制御を決定ブロック816に渡す。決定ブロック816は、現在のピクチャが期待される符号化順序にあるか否かを決定する。現在のピクチャが期待される符号化順序にある場合は、制御は機能ブロック824に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック818に渡される。
機能ブロック824はスライスヘッダを構文解析し、制御を機能ブロック826に渡す。機能ブロック826は、時間ピクチャをセットアップし、制御を決定ブロック828に渡す。決定ブロック828は、ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有するか否かを決定する。ビュー“i”がビュー間リファレンスピクチャを有する場合は、制御は決定ブロック830に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック836に渡される。
決定ブロック830は、ビュー間リファレンスが低解像度を有する場合に、ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にあるか否かを決定する。ビュー間リファレンスのビュースケーラビリティレベルがスケーラビリティ・ヒエラルキにおいて現在のピクチャより低い位置にある場合は、制御は機能ブロック832に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック834に渡される。
様々な他の実施が、より一般的に決定ブロック830で作用する。このような他の実施は、ビュー間リファレンスが、ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおいて現在のピクチャについての位置と同じか又はこれより高い位置を有する(従って、同じか又は高い解像度を有する)かどうかのみを考慮する。ビュースケーラビリティレベルヒエラルキにおける位置が高いほどより高い解像度に相当するが、通常、位置についての値はより低くなる。例えば、レベル0は一般にレベル1より高い解像度を有する。しかし、様々な他の実施は逆の順序でレベルの数を定めてよい。
更に、決定ブロック830は、全ての実施で使用されるわけではない。様々な他の実施は、受信された符号化ストリームを単に復号化し、ビュー間リファレンスピクチャが現在のピクチャと少なくとも同程度の解像度を有すると仮定する。
機能ブロック832は、復号化におけるエラーの存在を示し及び/又は別なふうに確かめ、制御を終了ブロック899に渡す。
機能ブロック820は、次のピクチャを得、制御を決定ブロック808に返す。
機能ブロック818は、現在のピクチャを隠し、制御を機能ブロック820に渡す。
機能ブロック834は、現在のピクチャについてリファレンスとしてビュー間ピクチャを用い、制御を機能ブロック836に渡す。機能ブロック836は、ピクチャを復号し、制御を機能ブロック838に渡す。機能ブロック838は、復号化ピクチャバッファ(DPB)に現在のピクチャを挿入し、制御を決定ブロック840に渡す。決定ブロック840は、全てのピクチャが復号されたか否かを決定する。全てのピクチャが復号されている場合は、制御は終了ブロック899に渡される。そうでない場合は、制御は機能ブロック824に返される。
図9を参照すると、ビデオ処理装置900が示されている。ビデオ処理装置900は、例えば、符号化された映像を受信し、かつ、例えば、復号されたビデオを映像ユーザへの表示若しくは記憶のために提供するセットトップボックス又は他の装置であってよい。このように、装置900は、自身の出力をテレビ受像機、コンピュータモニタ、若しくはコンピュータ又は他の処理装置に提供してよい。
装置900は、フロントエンド装置905及びデコーダ910を有する。フロントエンド装置905は、例えば、符号化ピクチャを表す複数のビットストリームを有するプログラム信号を受信し、かつ、その複数のビットストリームから復号化のためにビットストリームを選択するよう構成される受信器であってよい。典型的な受信器は、例えば、変調及び符号化をなされたデータ信号を受信すること、データ信号を復調すること、データ信号の(例えば、チャネル符号化及び/又はソース符号化のための)1又はそれ以上の符号化を復号すること、及び/又はデータ信号のエラー訂正を行うことのうち1又はそれ以上の機能を実行する。フロントエンド装置905は、例えばアンテナ(図示せず。)から、プログラム信号を受信してよい。フロントエンド装置905は、受信したデータ信号をデコーダ910に供給する。
デコーダ910はデータ信号920を受信する。データ信号920は、例えば、AVC、SVC、又はMVCに準拠したストリームを有してよい。デコーダ910は、受信した信号920の全て又は一部を復号し、復号ビデオ信号930を出力として供給する。復号された映像930はセレクタ950に供給される。装置900は、ユーザ入力970を受信するユーザインターフェース960を更に有する。ユーザインターフェース960は、セレクタ950に、ユーザ入力970に基づいて、ピクチャ選択信号を供給980する。ピクチャ選択信号980及びユーザ入力970は、利用可能な復号データの複数のピクチャ、シーケンス、スケーラブル・バージョン、又は他の選択のうちどれをユーザが表示されることを望んでいるのかを示す。セレクタ950は、選択されたピクチャを出力990として供給する。セレクタ950は、出力990を提供すべく、復号された映像930に含まれるピクチャのうちどれかを選択するためにピクチャ選択情報980を使用する。
種々の実施例で、セレクタ950はユーザインターフェース960を有し、また、他の実施では、別個のインターフェース機能が実行されることなく直接にセレクタ950がユーザ入力970を受信するので、ユーザインターフェース960は必要とされない。セレクタ950は、例えば、ソフトウェアで又は集積回路として実装されてよい。一実施例で、セレクタ950はデコーダ910に併せられ、また、他の実施では、デコーダ910、セレクタ950、及びユーザインターフェース960は全て一体化される。
1つの応用において、フロントエンド装置905は、様々なテレビ番組の放送を受信し、うち1つを処理のために選択する。1番組の選択は、所望の鑑賞チャネルに係るユーザ入力に基づく。フロントエンド装置905へのユーザ入力は図9に示されていないが、フロントエンド装置905はユーザ入力970を受信する。フロントエンド装置905は、放送を受信し、そして、所望の番組を、放送スペクトルの関連部分を復調し、かつ、復調された番組の如何なる外部符号化も復号することによって処理する。フロントエンド装置905は、復号された番組をデコーダ910に供給する。デコーダ910は、装置960及び950を有する集積ユニットである。よって、デコーダ910は、番組の中の観たいビューに係るユーザ供給の指示であるユーザ入力を受信する。デコーダ910は、選択されたビューとともに、他のビューからのあらゆる必要とされるリファレンスピクチャを復号し、復号されたビュー990をテレビ受像機(図示せず。)での表示のために供給する。
上記の応用を続けて、ユーザは、表示されるビューを切り替えたいと望むことがあり、その場合に、新たな入力をデコーダ910に与えてよい。ユーザから“ビュー変更”を受信した後、デコーダ910は、古いビュー及び新しいビューの両方とともに、古いビューと新しいビューとの間にあるあらゆるビューを復号する。すなわち、デコーダ910は、古いビューを撮影したカメラと新しいビューを撮影したカメラとの間に物理的に位置付けられているカメラから撮影された如何なるビューも復号する。フロントエンド装置905は、また、古いビュー、新しいビュー、及びそれらの間にあるビューを識別する情報を受け取る。斯かる情報は、例えば、ビューの配置に関する情報を有するコントローラ(図9に図示せず。)、又はデコーダ910によって、提供されてよい。他の実施は、フロントエンド装置905と一体化されているコントローラを有するフロントエンド装置を使用してよい。
デコーダ910は、これらの復号されたビューの全てを出力990として供給する。ポストプロセッサ(図9に図示せず。)は、古いビューから新しいビューへの滑らかな遷移を提供するようビューの間を補間し、この遷移をユーザに表示する。新しいビューの遷移後、ポストプロセッサは、(1又はそれ以上の通信リンク(図示せず。)を通して)デコーダ910及びフロントエンド装置905に、新しいビューのみが必要とされることを通知する。その後に、デコーダ910は、新しいビューのみを出力990として供給する。
図10を参照すると、1つの実施について、ビューレベル、解像度、及びビュー番号の間の対応を示す表1000が示されている。斯かる実施では、物理的に互いに近接するカメラ位置から撮られた5つのビューが存在する。これらのビューは、左から右へ0、1、2、3、及び4と番号付けされている。ビュー0及び4は、最も重要なものとして指定され、故に、ビューレベル0及び高解像度を割り当てられている。真ん中のビュー2は、次に重要なものとして指定され、故に、ビューレベル1及び中程度の解像度を割り当てられている。残りのビュー1及び3は、最も重要度が低いものとして指定され、故に、ビューレベル2及び低解像度を割り当てられている。指定及び割当の背後にある論拠は、内側の全てのビュー1、2及び3が、例えば、これらのビュー1、2及び3がエラーを有する場合に、外側のビュー0及び4から補間され得ることである。更に、内側のビュー1及び3は、また、ビュー0及び2から並びにビュー2及び4から夫々補間され得る。
エンコーダは、符号化における使用のために、表(例えば、表1000)を提供されうる。例えば、表1000は設定ファイルの中で与えられてよく、エンコーダは、異なるビューについての解像度及びビュー符号化順序を決定するに際して表1000を使用してよい。代替的に、表(例えば、表1000)は、明示的に提供されなくてもよく、むしろ、情報は、例えば、ビュー符号化順序及びビュー解像度等のパラメータについての適切な値の選択によって暗黙のうちに提供されてよい。例えば、エンコーダは、各ビュー番号について解像度を提供されてよい。その解像度情報に基づいて、エンコーダは、次いで、各ビューについて可能なビュー間リファレンスビューを決定してよく、また、次いで、対応するビュー符号化順序を決定してよい。
引き続き図10の例を参照して、斯かるシステムは、例えば、符号化における柔軟性の改善及びビットの節約等の利点を提供することができる。例えば、他の実施は、ビュータイプ(例えば、Iビュー、Pビュー、及びBビュータイプ)に基づいて解像度を決定してよい。斯かるシステムで、例えば、Pビューは高解像度を割り当てられてよく、Bビューは低解像度を割り当てられてよい。斯かるシステムでは、低解像度を有してPビューを符号化する柔軟性はない。然るに、ピクチャのシーケンスが多数のPビューを有する場合に、これらのPビューは全て、より多くのビットを必要とする高解像度で符号化されうる。しかし、Pビューの多数を低解像度を有して符号化することが有利である。対照的に、ヒエラルキに基づいて解像度を割り当てる実施に関しては、一般的に、Pビューの多数を低解像度を有して符号化することが可能である。例えば、図10に示される5つのビューに係る例を用いると、ビュー1及び3はPビューを有してよく、これらのPビューは低解像度を有して符号化されうる。このように、5つのビューに係る例は、例えば、ビット節約を提供することができる。
このように、特定の特徴及び側面を有する1又はそれ以上の実施が提供される。しかし、記載される実施に係る特徴及び側面は他の実施にも適合されてよい。実施は、次に挙げるものの1又はそれ以上を有するがこれらに限定されない様々な技術を用いて情報を信号を介して伝えてよい:SPS構文;他の高レベル構文;非高レベル構文;アウトオブバンド情報;及び潜在的な信号伝達。然るに、ここに記載される実施は特定の事情において記載され得るが、斯かる記載は、特徴及び概念をこのような実施又は事情に限定するよう少しも受け取られるべきではない。
ここに記載される実施は、例えば、方法若しくは処理、装置、又はソフトウェアプログラムで実施されてよい。たとえ単一の実施形態についてしか論じられていないとしても(例えば、方法としてしか論じられていないとしても)、記載される特徴の実施は、また、他の形態(例えば、装置又はプログラム)で実施されてもよい。装置は、例えば、適切なハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアで実施されてよい。方法は、例えば、コンピュータ又は他の演算処理装置等の装置で実施されてよい。更に、方法は、演算処理装置又は他の装置によって実行される命令により実施されてよく、このような命令は、例えば、CD、若しくは他のコンピュータ読取可能な記憶装置、又は集積回路等のコンピュータ読取可能な媒体に記憶されてよい。
当業者には当然のことながら、実施は、また、例えば、記憶又は送信可能な情報を運ぶようフォーマットされた信号を生成してよい。情報には、例えば、方法を実行するための命令、又は記載される実施の1つによって生成されるデータが含まれてよい。例えば、信号は、1又はそれ以上の実施で記載される構文についての値、あるいは、例えば構文が送信中である場合に構文命令自体をデータとして搬送するようフォーマットされてよい。
更に、多数の実施は、プリプロセッサ、エンコーダ、デコーダ又はポストプロセッサの1若しくはそれ以上又は組み合わせで実施されてよい。
更に、他の実施が、本開示によって考えられてよい。例えば、付加的な実施が、開示される実施に係る様々な特徴を組み合わせ、削除し、変更し、又は補うことによって、創作されてよい。
ここに記載される実施は、例えば、方法若しくは処理、装置、又はソフトウェアプログラムで実施されてよい。たとえ単一の実施形態についてしか論じられていないとしても(例えば、方法としてしか論じられていないとしても)、記載される特徴の実施は、また、他の形態(例えば、装置又はプログラム)で実施されてもよい。装置は、例えば、適切なハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアで実施されてよい。方法は、例えば、コンピュータ、マイクロプロセッサ、集積回路、又はプログラマブル論理デバイスを含む、一般に演算処理装置と言われるプロセッサ等の装置で実施されてよい。また、演算処理装置には、エンドユーザ間の情報のやり取りを助ける、例えば、コンピュータ、携帯電話機、ポータブル/パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、及び他の装置等の通信装置が含まれる。
ここに記載される様々な処理及び特徴の実施は、多種多様な機器又はアプリケーション(特に、例えば、データの符号化及び復号化に関連する機器及びアプリケーション)で具現されてよい。機器の例としては、ビデオコーダー、ビデオデコーダ、ビデオコーデック、ウェブサーバ、セットトップボックス、ラップトップ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA、及び他の通信装置がある。当然に、斯かる機器は、持ち運び可能であり、且つ、移動体に組み込まれてよい。
更に、方法は、プロセッサによって実行される命令によって実施されてよく、斯かる命令は、例えば、集積回路、ソフトウェア担体、又はハードディスク、コンパクトディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、若しくは読出専用メモリ(ROM)等の他の記憶デバイスのようなプロセッサ読出可能な媒体に記憶されてよい。命令は、プロセッサ読出可能な媒体に実体的に具現されるアプリケーションプログラムを形成してよい。命令は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は組み合わせであってよい。命令は、例えば、オペレーティングシステム、別個のアプリケーション、又はそれらの組み合わせの中に見つけられてよい。従って、プロセッサは、例えば、処理を実行するよう構成されている装置、及び処理を実行するための命令を有するコンピュータ読取可能な媒体を有する装置の両方として特徴付けられてよい。
当業者には明らかなように、実施は、また、例えば記憶又は送信可能な情報を運ぶようフォーマット化された信号を生成してよい。情報には、例えば、方法を実行するための命令、又は記載される実施の1つによって生成されるデータが含まれてよい。斯かる信号は、例えば、(例えば、スペクトラムの無線周波数部分を用いる)電磁波として、又はベースバンド信号としてフォーマットされてよい。フォーマット化には、例えば、データストリームの符号化、符号化されたストリームのパケット化、及びパケット化されたストリームによる搬送波の変調が含まれる。信号が運ぶ情報は、例えば、アナログ又はデジタルの情報であってよい。信号は、知られているように、多種多様な有線又は無線リンクを介して送信されてよい。
多数の実施について記載してきた。それにも関わらず、様々な変形が行われてよいことは明らかである。例えば、他の実施を生み出すために、異なる実施の要素が組み合わされ、補完され、変更され、又は除去されてよい。更に、当業者には当然のことながら、他の構造又は処理が開示される構造又は処理と置き換えられてよく、結果として現れる実施は、開示される実施と少なくとも実質的に同じ結果を達成するよう少なくとも実質的に同じように少なくとも実質的に同じ機能を実行する。然るに、これらの及び他の実施は特許請求の範囲の適用範囲内にある。
[関連出願の相互参照]
本願は、「Interview Prediction with Different Resolution Reference Picture」と題された、2007年4月24日付けで出願された米国仮出願番号第60/925,956号の優先権を主張するものであり、同米国出願の全内容を本願に参照により援用する。

Claims (20)

  1. エンコーダが行う方法であって、
    ビューを識別する識別情報と、ビューの識別情報に対応するビューレベルと解像度が割り当てられた情報から、あるピクチャの少なくとも一部分について、所定のビューの解像度を特定するステップと、
    特定された解像度に基づいて、前記少なくとも一部分を符号化するステップと、
    を有する方法。
  2. 記エンコーダは、前記所定のビューを複数の解像度の中の対応する解像度に関連付けるよう構成される、
    請求項1記載の方法。
  3. 第1のビューからのピクチャは、該第1のビューが、第2のビューの解像度と少なくとも同程度である解像度に対応する場合にのみ、前記第2のビューからの異なるピクチャについてのビュー間リファレンスとして使用される、
    請求項2記載の方法。
  4. 前記ピクチャの符号化と前記所定のビューの識別子とを含むビットストリームを形成するステップを更に有する、
    請求項1記載の方法。
  5. 前記ビットストリームは、前記所定のビューの前記識別子から分離した前記解像度の識別子を更に含む、
    請求項4記載の方法。
  6. 前記ビットストリームは、前記所定のビューの前記識別子から分離している前記符号化されたピクチャの解像度についての識別子を含まない、
    請求項4記載の方法。
  7. デコーダが行う方法であって、
    複数のビューの中の所定のビューに関連する符号化されたピクチャの少なくとも一部分であって、ある解像度で符号化されている少なくとも一部分にアクセスするステップと、
    ビューを識別する識別情報と、ビューの識別情報に対応するビューレベルと解像度が割り当てられた情報から、前記少なくとも一部分について、前記所定のビューの解像度を特定するステップと、
    特定された解像度に基づいて、前記少なくとも一部分を復号するステップと、
    を有する方法。
  8. 前記符号化されたピクチャと前記所定のビューの識別子とを含むビットストリームを受信するステップを更に有する、
    請求項7記載の方法。
  9. 前記特定するステップは、前記所定のビューの前記識別子を用いて前記解像度を識別するステップを有する、
    請求項8記載の方法。
  10. 前記ビットストリームは、前記所定のビューの前記識別子から分離してい前記解像度の識別子を含み、
    前記特定するステップは、前記解像度の分離した前記識別子から前記解像度を識別するステップを有する、
    請求項8記載の方法。
  11. 前記所定のビューが前記解像度に対応することを復号化の前に確かめる確認ステップを更に有する、
    請求項7記載の方法。
  12. 前記少なくとも一部分についてのリファレンスピクチャとして使用されるビュー間リファレンスピクチャが前記解像度と少なくとも同程度の解像度を有することを復号化の前に確かめる確認ステップを更に有する、
    請求項7記載の方法。
  13. 前記確認ステップは、ビューを識別する識別情報と、ビューの識別情報に対応するビューレベルと解像度が割り当てられた前記情報にアクセスするステップを有する、
    請求項12記載の方法。
  14. ビューを識別する識別情報と、ビューの識別情報に対応するビューレベルと解像度が割り当てられた情報から、あるピクチャの少なくとも一部分について、所定のビューの解像度を特定する手段と、
    特定された解像度に基づいて、前記少なくとも一部分を符号化する手段と、
    を有する装置。
  15. エンコーダを有し、
    前記エンコーダは、特定する手段と、前記符号化する手段とを有する、
    請求項14記載の装置。
  16. プロセッサにより読取り可能なプログラムコードを記憶するプロセッサ読取り可能な記録媒体であって、
    前記プロセッサにより読取り可能なプログラムコードは、装置
    ビューを識別する識別情報と、ビューの識別情報に対応するビューレベルと解像度が割り当てられた情報から、あるピクチャの少なくとも一部分について、所定のビューの解像度を特定するステップと、
    特定された解像度に基づいて、前記少なくとも一部分を符号化するステップと、
    を実行させるプログラムコードを有する、プロセッサ読取り可能な記録媒体。
  17. 複数のビューの中の所定のビューに関連する符号化されたピクチャの少なくとも一部分であって、ある解像度で符号化されている少なくとも一部分にアクセスする手段と、
    ビューを識別する識別情報と、ビューの識別情報に対応するビューレベルと解像度が割り当てられた情報から、前記少なくとも一部分について、前記所定のビューの解像度を特定する手段と、
    特定された解像度に基づいて、前記少なくとも一部分を復号する手段と、
    を有する装置。
  18. デコーダを有し、
    前記デコーダは、前記アクセスする手段と前記特定する手段と、前記復号する手段とを有する、
    請求項17記載の装置。
  19. エンコーダを有し、
    前記エンコーダは、前記アクセスする手段と前記特定する手段と、前記復号する手段とを有する、
    請求項17記載の装置。
  20. プロセッサにより読取り可能なプログラムコードを記憶するプロセッサ読取り可能な記録媒体であって、
    前記プロセッサにより読取り可能なプログラムコードは、装置
    複数のビューの中の所定のビューに関連する符号化されたピクチャの少なくとも一部分であって、ある解像度で符号化されている少なくとも一部分にアクセスするステップと、
    ビューを識別する識別情報と、ビューの識別情報に対応するビューレベルと解像度が割り当てられた情報から、前記少なくとも一部分について、前記所定のビューの解像度を特定するステップと、
    特定された解像度に基づいて、前記少なくとも一部分を復号するステップと、
    を実行させるプログラムコードを有する、プロセッサ読取り可能な記録媒体。
JP2010506246A 2007-04-25 2008-04-23 ダウンサンプリングされたリファレンスピクチャによるビュー間予測 Active JP5281076B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US92595607P 2007-04-25 2007-04-25
US60/925,956 2007-04-25
PCT/US2008/005237 WO2008133910A2 (en) 2007-04-25 2008-04-23 Inter-view prediction with downsampled reference pictures

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010525744A JP2010525744A (ja) 2010-07-22
JP2010525744A5 JP2010525744A5 (ja) 2011-05-12
JP5281076B2 true JP5281076B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=39926266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010506246A Active JP5281076B2 (ja) 2007-04-25 2008-04-23 ダウンサンプリングされたリファレンスピクチャによるビュー間予測

Country Status (7)

Country Link
US (2) US10313702B2 (ja)
EP (1) EP2143278B1 (ja)
JP (1) JP5281076B2 (ja)
KR (1) KR101524146B1 (ja)
CN (1) CN101669370B (ja)
BR (1) BRPI0810584A2 (ja)
WO (1) WO2008133910A2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4826546B2 (ja) * 2007-06-18 2011-11-30 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
RU2504917C2 (ru) * 2008-10-07 2014-01-20 Телефонактиеболагет Лм Эрикссон (Пабл) Файл медиаконтейнера
TWI384887B (zh) * 2009-06-11 2013-02-01 Univ Nat Central 多視點影像編解碼方法
WO2011005624A1 (en) 2009-07-04 2011-01-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation Encoding and decoding architectures for format compatible 3d video delivery
CN102224731A (zh) * 2009-09-22 2011-10-19 松下电器产业株式会社 图像编码装置、图像解码装置、图像编码方法及图像解码方法
US9225961B2 (en) 2010-05-13 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Frame packing for asymmetric stereo video
KR102233820B1 (ko) 2010-05-26 2021-03-29 엘지전자 주식회사 비디오 신호의 처리 방법 및 장치
US9049497B2 (en) 2010-06-29 2015-06-02 Qualcomm Incorporated Signaling random access points for streaming video data
US9185439B2 (en) 2010-07-15 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Signaling data for multiplexing video components
US9596447B2 (en) 2010-07-21 2017-03-14 Qualcomm Incorporated Providing frame packing type information for video coding
KR101781254B1 (ko) * 2010-08-11 2017-09-26 지이 비디오 컴프레션, 엘엘씨 멀티-뷰 신호 코덱
CA2806846A1 (en) 2010-09-03 2012-03-08 Sony Corporation Encoding device, encoding method, decoding device, and decoding method
EP2592839A4 (en) * 2010-09-03 2014-08-06 Sony Corp DEVICE AND ENCODING METHOD, AND DEVICE, AND DECODING METHOD
US20130222539A1 (en) * 2010-10-08 2013-08-29 Dolby Laboratories Licensing Corporation Scalable frame compatible multiview encoding and decoding methods
KR20120118781A (ko) * 2011-04-19 2012-10-29 삼성전자주식회사 다시점 비디오를 위한 단일화된 스케일러블 비디오 부호화 방법 및 그 장치, 다시점 비디오를 위한 단일화된 스케일러블 비디오 복호화 방법 및 그 장치
JP5786478B2 (ja) * 2011-06-15 2015-09-30 富士通株式会社 動画像復号装置、動画像復号方法、及び動画像復号プログラム
KR20140048802A (ko) * 2012-10-08 2014-04-24 삼성전자주식회사 멀티 레이어 비디오 부호화 방법 및 장치, 멀티 레이어 비디오 복호화 방법 및 장치
US9774927B2 (en) * 2012-12-21 2017-09-26 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Multi-layer video stream decoding
CN106416250B (zh) * 2013-12-02 2020-12-04 诺基亚技术有限公司 视频编码和解码
CN110545431B (zh) * 2019-09-27 2023-10-24 腾讯科技(深圳)有限公司 视频解码方法及装置、视频编码方法及装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5270813A (en) * 1992-07-02 1993-12-14 At&T Bell Laboratories Spatially scalable video coding facilitating the derivation of variable-resolution images
US6055012A (en) * 1995-12-29 2000-04-25 Lucent Technologies Inc. Digital multi-view video compression with complexity and compatibility constraints
KR100427423B1 (ko) * 2000-05-25 2004-04-13 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 Cvd용 인너튜브
JP2004072694A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Sony Corp 情報提供システムおよび方法、情報提供装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007532046A (ja) * 2003-12-22 2007-11-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 互換的インターレースsdtvとプログレッシブhdtv
US7352808B2 (en) * 2004-01-29 2008-04-01 International Business Machines Corporation System and method for the dynamic resolution change for video encoding
KR100596705B1 (ko) * 2004-03-04 2006-07-04 삼성전자주식회사 비디오 스트리밍 서비스를 위한 비디오 코딩 방법과 비디오 인코딩 시스템, 및 비디오 디코딩 방법과 비디오 디코딩 시스템
JP2006066845A (ja) * 2004-07-29 2006-03-09 Seiko Epson Corp 面発光型ウエハ及びその製造方法、並びに面発光型ウエハのバーンイン方法
US20060227871A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-12 Madhukar Budagavi Video thumbnail method
KR100732961B1 (ko) * 2005-04-01 2007-06-27 경희대학교 산학협력단 다시점 영상의 스케일러블 부호화, 복호화 방법 및 장치
US20070058713A1 (en) * 2005-09-14 2007-03-15 Microsoft Corporation Arbitrary resolution change downsizing decoder
MY159176A (en) 2005-10-19 2016-12-30 Thomson Licensing Multi-view video coding using scalable video coding
CN104125464A (zh) * 2005-12-08 2014-10-29 维德约股份有限公司 用于视频通信系统中的差错弹性和随机接入的系统和方法
MX2008011652A (es) * 2006-03-29 2008-09-22 Thomson Licensing Metodos y aparatos para usarse en un sistema de codificacion de video de multiples vistas.
BRPI0718206B1 (pt) * 2006-10-16 2020-10-27 Nokia Technologies Oy método para codificar uma pluralidade de visões de uma cena; método de codificação de uma sequência de bits de vídeo codificada e aparelho

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008133910A3 (en) 2009-01-15
EP2143278A2 (en) 2010-01-13
WO2008133910A2 (en) 2008-11-06
EP2143278B1 (en) 2017-03-22
BRPI0810584A2 (pt) 2014-10-29
KR20100015611A (ko) 2010-02-12
US20100142614A1 (en) 2010-06-10
KR101524146B1 (ko) 2015-05-29
CN101669370A (zh) 2010-03-10
JP2010525744A (ja) 2010-07-22
US10313702B2 (en) 2019-06-04
US20190379904A1 (en) 2019-12-12
CN101669370B (zh) 2012-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5281076B2 (ja) ダウンサンプリングされたリファレンスピクチャによるビュー間予測
JP6825155B2 (ja) ビデオ符号化及び復号化におけるタイリング
JP5346076B2 (ja) 奥行きを用いた視点間スキップモード
KR101663819B1 (ko) 정제된 깊이 맵
JP5284982B2 (ja) ハイレベル・シンタックスで伝送されるマルチビュー情報のための方法および装置
JP5614902B2 (ja) 3dvのレイヤ間依存関係情報
AU2016238829B2 (en) Inter-Layer Motion Vector Scaling for Scalable Video Coding
JP2016167828A (ja) ビット深度スケーラビリティにおける平滑参照フレームを用いた動き補償のための方法および装置
TW201246936A (en) Picture indentification for multi-view video coding
CN115668935A (zh) 基于卷绕运动补偿的图像编码/解码方法和设备及存储比特流的记录介质
CN115699755A (zh) 基于卷绕运动补偿的图像编码/解码方法和装置及存储比特流的记录介质
CN114424535A (zh) 使用外部参考对视频编码和解码进行预测
CN118339825A (zh) 使用参考图片重新采样的视频编码和解码

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110324

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5281076

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250