JP5269821B2 - hinge - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、扉などを開閉自在に支持する蝶番に関する。 The present invention relates to a hinge that supports a door or the like so as to be freely opened and closed.
従来より、開き扉、開き窓などの建具を開閉自在に支持する部品として様々な構造の蝶番が知られている。
例えば下記特許文献1には、ドア枠に取着されるドア枠取付半体と、ドアに取着されるドア取付半体とを備え、これらの端部に設けられた連結筒内に挿通される軸体(連結軸)によって相互に軸着することでドアを水平回動自在としたものが開示されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, hinges having various structures are known as components that support opening and closing fittings such as an opening door and an opening window.
For example,
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような蝶番は、扉の吊り込みを行なう際に軸体の上げ下げを手動でしなければならない。また扉の上側に取り付けた蝶番の連結筒同士を嵌め合わせるときには、扉を持ち上げた状態で嵌め合わせ、その後に上方に上げておいた軸体を下げる必要がある。すなわち、扉を持ち上げながら、連結筒の嵌め合わせの微調整を行う必要があり、例えば重たい扉などの場合は一人で扉の吊り込み施工を行なうのは容易ではない。さらにこのとき、扉を上へ持ち上げすぎると下側で嵌め合わせた蝶番が外れてしまうため、下側の蝶番が外れない程度に持ち上げなければならないという問題もある。
However, the hinge as described in
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、扉などの吊り込み施工の簡易性及び安全性を向上し得る蝶番を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the said situation, and it aims at providing the hinge which can improve the simplicity and safety | security of hanging construction, such as a door.
本発明は、一対の羽根部の夫々に設けられた筒状部を軸方向に連ね、これら筒状部に円柱状の軸体を挿通させて回動自在に連結される蝶番であって、前記軸体には、その側面に係止突起が設けられ、上側に連ねられる前記筒状部には、前記軸体が持ち上げられたときに前記係止突起の上端部と接触して、前記軸体を一方向に回転移動させる上側規制部材と、前記係止突起の下端部と接触して、前記軸体を上下の異なる位置で保持する下側規制部材とが内装され、前記軸体を前記筒状部の一方から出没させるように構成されていることを特徴とする。 The present invention is a hinge that is connected to the cylindrical portions provided in each of the pair of blade portions in the axial direction, and is rotatably connected by inserting a cylindrical shaft body into the cylindrical portions, The shaft body is provided with a locking projection on a side surface thereof, and the cylindrical portion connected to the upper side comes into contact with an upper end portion of the locking projection when the shaft body is lifted, and the shaft body An upper restriction member that rotates and moves the shaft body in one direction, and a lower restriction member that comes into contact with the lower end portion of the locking projection and holds the shaft body at different positions in the up and down directions. It is comprised so that it may be made to appear and disappear from one side of a shape part.
本発明において、前記下側規制部材は、前記軸体が上位置で保持された状態において、前記軸体の下端部が前記筒状部の下方から僅かに突出するように、且つ前記上側規制部材は、上位置で保持された前記軸体が更に持ち上げられたときに、前記係止突起の前記上端部と接触するように、夫々の位置関係が設定されているものしてもよい。
また本発明において、軸体の下端部には、漸次先細形状の先細部が形成されているものとしてもよい。
さらに本発明において、前記軸体は、前記筒状部から突出する方向に付勢される付勢手段を備えており、この付勢力によって、前記係止突起の前記下端部が前記下側規制部材と接触するようにしてもよい。
In the present invention, the lower regulating member is configured so that a lower end portion of the shaft body slightly protrudes from below the cylindrical portion in a state where the shaft body is held at an upper position, and the upper regulating member. Each of the positional relations may be set so that the shaft body held in the upper position is further lifted to come into contact with the upper end portion of the locking projection.
Further, in the present invention, the taper may be formed with a tapered shape at the lower end of the shaft.
Furthermore, in this invention, the said shaft body is equipped with the urging means urged | biased in the direction which protrudes from the said cylindrical part, By this urging | biasing force, the said lower end part of the said latching protrusion is the said lower side regulation member. You may make it contact.
本発明に係る蝶番によれば、扉などの吊り込み施工の簡易性及び安全性を向上させることができる。 According to the hinge which concerns on this invention, the simplicity and safety | security of suspension construction, such as a door, can be improved.
以下に本発明における実施の形態の一例について、図1〜図6に基づいて説明する。
本実施形態における蝶番1は、リビングなどの居室空間に設置される室内用の扉7を開閉自在に支持するために用いられた例を示している。
蝶番1は、一対の羽根部2a,2bの夫々に設けられた筒状部3a,3bを軸方向に連ね、これら筒状部3a,3bに円柱状の軸体4を挿通させて回動自在に連結される蝶番1であって、軸体4には、その側面に係止突起40が設けられ、上側に連ねられる筒状部3aには、軸体4が持ち上げられたときに係止突起40の上端部40aと接触して、軸体4を一方向に回転移動させる上側規制部材5と、係止突起40の下端部40bと接触して、軸体4を上下の異なる位置で保持する下側規制部材6とが内装され、軸体4を筒状部3aの一方から出没させるように構成されている。
Hereinafter, an exemplary embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The
The
図2に示すように居室空間を仕切る仕切壁9に設けられた開口部90には、天井側に配設される上枠80と、上枠80の左右に配設される一対の縦枠81,81とを備えた戸枠8が組み付けられている。
図例の戸枠8は、床側に配設される下枠を備えていない例を示しているが、これに限定されず、下枠を備えたものであってもよい。
一対の縦枠81のいずれか一方の縦枠81には上下に離間させて蝶番1が複数設けられており、図に示すように蝶番1は、扉7側に設けられる扉側蝶番1aと、戸枠8に設けられる戸枠側蝶番1bとで構成されている。
As shown in FIG. 2, the
The
A plurality of
以下、図1(a)〜(d)に示すように扉側蝶番1aと戸枠側蝶番1bとは、扉側蝶番1aの筒状部3aが、戸枠側蝶番1bの筒状部3bの上側になるように設けられ、この上側に設けられる扉側蝶番1aの筒状部3aに上下動自在とされた軸体4が内装された構成に基づいて説明する。
扉側蝶番1aと戸枠側蝶番1bとは、方形平板状の羽根部2a,2bと、有底の中空円筒体からなる筒状部3a,3bとを備え、羽根部2a,2bと筒状部3a,3bとは一体的に構成されており、一体形成されたものであってもよいし、それぞれ別体に形成し嵌め合わせて一体にしたものであってもよい。
扉側蝶番1aの羽根部2aには、挿通孔20aが複数形成されており、この挿通孔20aに固定具(不図示)を挿通させて羽根部2aを扉7の端面に強固に固着する。また戸枠側蝶番1bの羽根部2bにも、挿通孔20bが複数形成されており、この挿通孔20bに固定具(不図示)を挿通させて羽根部2bを縦枠81に強固に固着する。
ここで、これら挿通孔20a,20bの数や配列などは図例に限定されるものではなく、扉側蝶番1aの羽根部2a及び戸枠側蝶番1bの羽根部2bが安定して扉7の端面或いは縦枠81に固着されるように構成されていればよい。
Hereinafter, as shown in FIGS. 1A to 1D, the door-
The door-
A plurality of
Here, the number and arrangement of the
図3(a)〜(c)を参照しながら、扉側蝶番1aについて説明する。
扉側蝶番1aは、上述したように羽根部2aと筒状部3aとを備え、筒状部3aは有底面30aが上方になるように設けられ、筒状部3a内には、上側規制部材5及び下側規制部材6が設けられている。
この上側規制部材5と下側規制部材6とは、筒状部3aの内壁に沿って内装されるように筒状に形成されており、軸体4の長さ及び軸体4の下方へ突出量に応じて離間させて設けられている。
すなわち、下側規制部材6は、軸体4が上位置で保持された状態において、軸体4の下端部4bが筒状部3aの下方から僅かに突出するように、且つ上側規制部材5は、上位置で保持された軸体4が更に持ち上げられたときに、係止突起40の上端部40aと接触するように、夫々の位置関係が設定されて筒状体3aに内装されることが望ましい。
また上側規制部材5は、軸体4を上方に持ち上げたときに筒状部3aの有底面30aに軸体4の上端部4aが当接しないように筒状部3aの有底面30aと軸体4の上端部4aとの間に隙間を設定し筒状部3内に内装されているものが望ましい。この場合は、軸体4を最も上方に持ち上げた場合でも、筒状部3aの有底面30aと軸体4の上端部4aとが接触することがなく、接触音の発生や破損等を軽減することができる。
The
As described above, the door-
The upper restricting
That is, the lower regulating
Further, the upper regulating
軸体4は、円柱状からなり、好ましくはその下端部4bには、漸次先細形状の先細部41が形成されたものとしてもよい。このように下端部4bを先細部41とすることにより、例えば軸体4の下端部4bに戸枠側蝶番1bの筒状部3b端部が軸体4の側面側から横方向にスライドさせたときに(図6(a)参照)、先細部41が筒状部3bの端部にスムーズに当接するので、作用を受けやすいものとすることができる。
係止突起40の上端部40aは、斜め上向きに傾斜して形成され、係止突起40の下端部40bは、斜め下向きに傾斜して形成されており、係止突起40は台形状の係止突起40の上辺と下辺とに相当する部分が軸体4の軸芯方向に平行になるように設けられているものが望ましい。
図では台形状の係止突起40の上辺に相当する部分を上辺部40c、下辺に相当する部分を下辺部40dとして図示している。
The
The
In the drawing, a portion corresponding to the upper side of the
ここで、軸体4はその自重によって下方へ移動するものに限定されず、筒状部3aから突出する方向に付勢される付勢手段10(図3参照)を備え、この付勢力によって、係止突起40の下端部40bが下側規制部材6と接触するようにしてもよい。付勢手段10としては、特に限定されるものではなく、軸体4を筒状部3aから突出する方向に付勢するものであればよいが、例えば押圧力を加えると縮み、押圧力を解除すると復元力が働いて元に戻るばね材やスポンジ材などの弾性体を採用することができる。
これによれば、蝶番1の設置方向が例えば横向きや図例とは逆さ向き(軸体4が下から上へ突出するパターン)であっても、軸体4を筒状部3aから出没させることができる。また付勢手段10を備えた場合は、軸体4を上方に持ち上げたときに付勢手段10の突出方向に働く反力を感じ、クリック感のよいものとすることができる。
Here, the
According to this, even if the installation direction of the
上側規制部材5は、軸体4の係止突起40の上端部40aが接触して、軸体4を一方向に回転移動させるため、凹凸が周方向に連続した回転誘導機構50を備えている。
回転誘導機構50の構成は図例に限定されるものではないが、軸体4が上方に持ち上げられたときに、係止突起40の上端部40aが接触した状態でスライドするように斜め上方に切り込まれて形成された傾斜ガイド部50aと、傾斜ガイド部50aに誘導されて所定位置まで回転移動してきた軸体4の移動を停止させ軸体4を自重または付勢手段10による付勢力で下方へ移動するように誘導するストッパー部50bとを備えているものとしてもよい。
The upper restricting
The configuration of the
下側規制部材6は、軸体4の係止突起40の下端部40bが接触して軸体4を一方向に回転移動させるとともに、軸体4を上下異なる位置で係止して保持する係止誘導機構60を備えている。
係止誘導機構60の構成は図例に限定されるものでないが、ストッパー部50bの位置まで回転移動し、自重または付勢手段10による付勢力によって下方へ移動してきた軸体4を第1係止溝60bに誘導するように斜め下方に切込み形成された第1傾斜ガイド部60aと、第1傾斜ガイド部60aによって誘導され移動した軸体4の係止突起40の下端部40bを係止する第1係止溝60bと、上方に持ち上げられた軸体4を第2係止溝60dに誘導するように斜め下方に切り込まれた第2傾斜ガイド部60cと、第2傾斜ガイド部60cによって誘導され移動した軸体4の係止突起40の下端部40bを係止する第2係止溝60dとを備えているものとしてもよい。
図例のものは、軸体4の下端部4bが筒状部3の下方から略半分弱程度突出(図1(b)及び図5(c)参照)するように係止する溝を第1係止溝60bとして設定し、軸体4の下端部4bが筒状部3の下方から最も突出するように係止する溝を第2係止溝60dとして設定した場合を示している。この場合は、第1係止溝60bより、第2係止溝60dを深く切込み形成している。
The
The configuration of the locking
In the example shown in the figure, the first groove is to be locked so that the
図3及び図4を参照しながら、さらに詳しく蝶番1に設けられた軸体4の出没構造の一例について説明する。図4は、扉側蝶番1aの軸体4の動きを説明するための上側規制部材5及び下側規制部材6を模式的に展開図で示している。
係止突起40の上端部40aが接触する傾斜ガイド部50aは、その斜め上方への傾斜角度が、係止突起40の上端部40aの形状と対応するように形成されている。そのため、係止突起40(軸体4)が上へ持ち上がると、上端部40aがその傾斜ガイド部50aに沿って接触した状態でスライドするようにすることができる。またこのように傾斜ガイド部50aと上端部40aの傾斜角度が略同一に形成されているので、軸体4が逆回転しないように規制することができる。
一方、係止突起40の下端部40bが接触する第1傾斜ガイド部60aは、円弧状に湾曲しながら第1係止溝60bに向かって下方へ傾斜して形成されている。また係止突起40の下端部40bが接触する第2傾斜ガイド部60cは、その斜め下方への傾斜角度が、係止突起40の下端部40bの形状と対応するように形成されている。そのため、係止突起40(軸体4)が自重または付勢手段10による付勢力で下方へ動くと、下端部40bが第1傾斜ガイド部60a或いは第2の傾斜ガイド60cに沿って接触した状態でスライドするようにすることができる。
なお、第1傾斜ガイド部60aの形状は湾曲形状ではなく、単に傾斜形状としてもよい。ここでは短い距離でスムーズに第1係止溝60bに係止突起40を移動させるため、湾曲形状としている。
With reference to FIG. 3 and FIG. 4, an example of the projecting structure of the
The
On the other hand, the 1st inclination guide
Note that the shape of the first
ストッパー部50bは、傾斜ガイド部50aに沿って回転移動してきた軸体4を一旦停止させ、軸体4の自重または付勢手段10による付勢力によって下方に移動したときに下側規制部材6に形成された第1係止溝60bまたは第2係止溝60dに係止突起40が係止させるよう案内できる位置を設定して形成される。そしてストッパー部50bは軸体4の軸芯方向に平行に形成された係止突起40の下辺部40dと平行に形成されている。これにより、ストッパー部50bに係止突起40の下辺部40dが沿って下方へと案内される。
図3及び図4には、ストッパー部50bと係止案内部60の形成位置の関係がわかるようにストッパー部50bの形成位置の延長線を2点鎖線61で示している。
このように2点鎖線61は、第1係止溝60bの近傍、及び第2係止溝60dの中央位置に設定され、これにより、軸体4は係止される係止溝60b,60dによってその突出量を変えて筒状部3から出没自在とすることができる。
The
3 and 4, an extension line of the formation position of the
In this way, the two-
続いて図1、図4〜図6を参照しながら、蝶番1に設けられた軸体4の出没動作を扉7の吊り込み施工の手順とともに説明する。なお、以下の説明は、扉7の吊り込み手順の一例であって、これに限定するものではない。
蝶番1は、戸枠8の上下に離間して2つ設けられ、扉側蝶番1aを扉7に、戸枠側蝶番1bを戸枠8にそれぞれ取り付けておく(図2参照)。
図1(a)及び図5(a)は軸体4が筒状部3aが最も突出した状態を示しており、このとき係止突起40は深く切り込まれた第2係止溝60dに係止されている(図4の実線で示した係止突起40参照)。
Next, with reference to FIGS. 1 and 4 to 6, the projecting and retracting operation of the
Two hinges 1 are provided separately above and below the
FIGS. 1A and 5A show a state in which the
この状態から、まず扉7の上側に取り付けられた扉側蝶番1aの軸体4を手指などで押し上げる。
図5(b)に示すようにこのように軸体4を押し上げていくと、係止突起40の上端部40aが上側規制部材5の傾斜ガイド部50aに接触するところまで上方へ持ち上げることができる。このとき、軸体4に対して上方へ力をかけていれば、傾斜ガイド部50aに係止突起40が接触し、この状態で傾斜ガイド部50aに沿ってストッパー部50bへと移動する。
なお、ここで、扉7の下側に取り付けられた扉側蝶番1aの軸体4も同様に押し上げておいてもよいが、下側の扉側蝶番1aと戸枠側蝶番1bとを嵌め合わせるのはさほど難しい作業ではないので、軸体4を最も突出させた状態のままでもよい。ここでは、上側の扉側蝶番1aの軸体4のみ押し上げ、下側の扉側蝶番1aの軸体4は最も突出させた状態のまま作業する例について説明する。
From this state, first, the
As shown in FIG. 5 (b), when the
Here, the
施工者は上方へ持ち上げた軸体4の回転移動が止まった時点で軸体4から手を離してもよい。すると自動的に軸体4の自重または付勢手段10による付勢力で軸体4が下方へ移動し、直下にある下側規制部材6の第1傾斜ガイド部60aに沿って第1係止溝60bへと誘導される。この状態を図1(b)及び図5(c)に示している。
このように上側に取り付けられた扉側蝶番1aの軸体4を略半分弱程度、突出させた半係止状態としたら、扉7を持ち上げてまずは戸枠8の下側に取り付けられた戸枠側蝶番1bに扉7の下側に取り付けられた扉側蝶番1aを嵌め込む。
The installer may release the hand from the
When the
そしてそのまま扉7を上側に取り付けられた戸枠側蝶番1bとの嵌め込み位置へ動かす。
すると、戸枠側蝶番1bの筒状部3bの端部が半係止状態の軸体4の側面側から当たり、先細部41が作用して軸体4が上方へ押し上げられ、第1係止溝60bでの係止が解除される。ここで軸体4の先側が漸次先細形状の先細部41とされているので、円筒体の軸体4がどの回転位置にあっても、常に先細部41の位置が変わらず、筒状部3bの端部に当接し、軸体4をスムーズに押し上げるように作用させることができる。
この状態を図1(c)及び図6(a)に示している。
このように再び持ち上げられた軸体4の係止突起40の上端部40aは、上側規制部材5の傾斜ガイド部50aに沿ってストッパー部50bまで移動し、その後、軸体4の自重または付勢手段10による付勢力によって軸体4は下方へ移動し、下側規制部材6の第2傾斜ガイド部60cに沿って第2係止溝60dへと誘導される。
第2係止溝60dに係止された状態の軸体4は、戸枠側蝶番1bの筒状部3bに挿通され、筒状部3a,3bが軸方向に連ねられた状態になるとともに、扉7の吊り込みが完了する。この状態を図1(d)及び図6(b)に示している。
And the
Then, the end of the
This state is shown in FIG. 1 (c) and FIG. 6 (a).
The
The
この構成によれば、扉7を吊り込む際に扉側蝶番1aの軸体4を半係止状態としておき、扉7を上側に取り付けられた戸枠側蝶番1bの嵌め合わせ位置へ傾けるように動せば、軸体4が自動的に下方へ動き、扉側蝶番1aと戸枠側蝶番1bとに軸体4を連通させることができる。すなわち、軸体4の上げ下げを手動でする必要がないので、扉7を両手で掴んだ状態のままで、扉7の吊り込みを行なうことができ、例えば重たい扉7であってもまた一人であっても扉7の吊り込みを簡易に且つ安全に行なうことができる。
According to this configuration, when the
なお、本実施形態における蝶番1は、図例の室内用の扉7だけに限らず、家具の前面開口に取り付けられる扉や開き窓などに用いられる蝶番1とすることもでき、蝶番1の形状、大きさ、構造などは図例に限定されるものではない。
また上述したように付勢手段10を備えたものとした場合は、蝶番1の設置方向も図例のパターンに限定されず、例えば筒状部3aから横方向に出没自在として設けることもできる。
さらに係止誘導機構60の構成も図例のように第1傾斜ガイド部60a、第1係止溝60b、第2傾斜ガイド部60c、第2係止溝60dが4組構成された例に限定されず、1組、2組などその他の数でもよい。
The
Further, when the biasing means 10 is provided as described above, the installation direction of the
Furthermore, the configuration of the locking
1 蝶番
1a 扉側蝶番
1b 戸枠側蝶番
2a,2b 羽根部
3a,3b 筒状部
4 軸体
40 係止突起
40a 上端部
40b 下端部
5 上側規制部材
6 下側規制部材
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記軸体には、その側面に係止突起が設けられ、
上側に連ねられる前記筒状部には、前記軸体が持ち上げられたときに前記係止突起の上端部と接触して、前記軸体を一方向に回転移動させる上側規制部材と、前記係止突起の下端部と接触して、前記軸体を上下の異なる位置で保持する下側規制部材とが内装され、
前記軸体を前記筒状部の一方から出没させるように構成されていることを特徴とする蝶番。 A hinge connected to each of the pair of blade portions in the axial direction, and is rotatably connected by inserting a cylindrical shaft body into these cylindrical portions,
The shaft body is provided with a locking projection on its side surface,
The cylindrical portion connected to the upper side is in contact with the upper end portion of the locking projection when the shaft body is lifted, and the upper regulating member that rotates the shaft body in one direction, and the locking A lower regulating member that is in contact with the lower end of the protrusion and holds the shaft body at different positions above and below,
A hinge configured to cause the shaft to protrude from one of the cylindrical portions.
前記下側規制部材は、前記軸体が上位置で保持された状態において、前記軸体の下端部が前記筒状部の下方から僅かに突出するように、且つ前記上側規制部材は、上位置で保持された前記軸体が更に持ち上げられたときに、前記係止突起の上端部と接触するように、夫々の位置関係が設定されていることを特徴とする蝶番。 In claim 1,
In the state where the shaft body is held at the upper position, the lower regulating member is configured such that the lower end portion of the shaft body slightly protrudes from below the cylindrical portion, and the upper regulating member is located at the upper position. The hinge is characterized in that the positional relationship is set so that when the shaft body held in (2) is further lifted, it comes into contact with the upper end of the locking projection.
前記軸体の下端部には、漸次先細形状の先細部が形成されていることを特徴とする蝶番。 In claim 1 or claim 2,
A hinge having a gradually tapered shape formed at a lower end portion of the shaft body.
前記軸体は、前記筒状部から突出する方向に付勢される付勢手段を備えており、この付勢力によって、前記係止突起の前記下端部が前記下側規制部材と接触することを特徴とする蝶番。 In any one of Claims 1-3,
The shaft body includes urging means that is urged in a direction protruding from the cylindrical portion, and the urging force causes the lower end portion of the locking projection to come into contact with the lower regulating member. Characteristic hinge.
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