JP5263601B2 - イオン注入を補助する装置、イオン注入システム、及びイオンビームと加工物との相対的方位を確定するための方法 - Google Patents

イオン注入を補助する装置、イオン注入システム、及びイオンビームと加工物との相対的方位を確定するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、イオン注入システムに関し、特に、加工物に対するイオンビームの方位を確定しかつ角度誤差を補正するように構成された機構に関する。
イオン注入システムは、集積回路の製造において、ドーパント又は不純物を用いて、半導体基板にドーピングするために利用される機構である。このようなシステムにおいて、ドーパント材料はイオン化され、そこからイオンビームが生成される。イオンビームは、ドーパント元素をウエハに注入するために、半導体ウエハの表面に向かう。イオンビームのイオンは、ウエハの表面を貫き、所望の導電率の領域を形成する。一般的なイオン注入装置は、イオンビームを発生させるイオン源、磁界を用いてイオンビーム内のイオンを方向付けおよび/またはフィルタ処理(たとえば、質量分析)するための質量分析器を含むビームラインアセンブリ、及びイオンビームによって注入される1つ以上の半導体ウエハ又は加工物を収容するターゲットチャンバを含んでいる。
イオン注入装置は、シリコン基板内に注入されるドーパントの量または濃度を調整できるので利点がある。特に、所定の利用に対する所望の注入を達成するために、注入されるイオンの線量及びエネルギーを変えることができる。イオン線量は、所定の半導体材料に対する所望の注入濃度を制御する。一般的に、高電流イオン注入機は、高い線量の注入に用いられ、一方、中電流イオン注入機は、低い線量の利用のために用いられる。イオンエネルギーは、半導体素子の接合深さを制御するのに用いられ、ここで、ビームイオンのエネルギーレベルにより、イオンが注入される度合いまたは注入されたイオンの深さを決定する。
商業的に利用されるイオン注入装置は、注入室から離れたイオン源室を含むイオン源を用い、ここで、1つ以上の加工物がイオン源からのイオンによって処理される。イオン源室に設けた出口開口は、イオンがイオン源から排出することができ、その結果、これらのイオンが整形され、分析され、そして、加速されて、イオンビーイオンビームを形成する。
イオンビームは、排気されたビーム経路に沿ってイオン注入室に向かい、この注入室で、イオンビームが1つ以上の加工物、一般的に円形ウエハに衝突する。このイオンビームは、イオンが注入室内でウエハに衝突して、ウエハを貫通するのに十分なエネルギーを有する。このように選択的なイオン注入により、集積回路を製造することができる。
電子産業において、より小さく、より高いデバイス性能(例えば、携帯電話、デジタルカメラ等)を得るために、電子デバイスの縮小化傾向があり、これらの電子デバイスに用いられる集積回路(例えば、トランジスタ)は絶えず小型化されている。さらに、半導体基板、すなわち素子が形成される加工物は、より多くの素子を同時に製造するべき、その寸法が大きくなっている。単一の半導体基板またはその一部分(ダイとして知られている)により多くの素子を収納できる能力は、製造効率及び生産量を改善する。パック密度を増加させるために、半導体製造処理の一部分としてウエハ上またはウエハ内部に形成される素子の寸法を減少させることができる。そして、半導体基板のどの位置にドーパントを正確に付加できるかは、パック密度をうまく増加させるのに重要な役割を演ずる。例えば、与えられた縮小構造の寸法における半導体基板の選択された位置に、ドーパントイオンを注入することに関して、誤差のマージンをより小さくすることができる。従って、より正確なイオン注入を容易にする機構及び技術が望まれる。
本発明の基本的ないくつかの構成を理解するために、本発明の単純化した要約を以下に示す。この要約は、本発明の拡張された全体の概要を示すものではない。また、本発明の主要部、即ち、重要な部分を識別するためのものでもなく、本発明の範囲を正確に概説するためのものでもない。むしろ、第1の目的は、後で説明する詳細な説明の序文として単純化した形式で本発明の1つまたはそれ以上の概念を単に示すことである。
本発明の1つ以上の構成は、イオンビームと、このイオンビームによってイオンが注入される加工物との相対的角度を決定する測定コンポーネントに関する。この測定コンポーネントは、イオン放射に敏感であり、この測定コンポーネントをイオンビームに対して移動することによって、測定コンポーネントとイオンビームとの相対的方位を正確に決定できるようにする。測定コンポーネントは、加工物に対して既知の関係で指向され、その結果、加工物とイオンビームとの相対的方位が確定できる。このイオンビームと加工物との相対的方位を知ることによって、加工物のより正確なドーピングを可能にし、半導体製造を向上させる。
本発明の1つ以上の構成によれば、イオン注入を補助する装置が開示される。この装置は、イオンが選択された位置で加工物に衝突するように走行するイオンビームに対して、加工物の位置を決めるエンドステーションに関連して作動する。測定コンポーネントは、特に、イオンビームが特定の方位で測定コンポーネントに衝突するとき、加工物への既知の方位と検出とを有することにより、イオンビームと加工物との相対的方位の決定を容易にする。
上記および関連する目的を達成するために、以下の記載及び添付の図面により、本発明の詳細な例示的な構成及び本発明を実現するために説明される。これらは、本発明の1つ以上の構成を用いる種々の方法を例示しているにすぎない。
本発明の他の構成、利点、および新規な特徴は、添付する図面にとともに以下で詳細に説明される。
本発明の1つ以上の構成は、図面を参照して説明される。ここで、同等の参照番号は、同等の要素を指すために用いられるが、種々の構造が必ずしも寸法を同じにするものではない。説明の目的で、以下の記載では、本発明の1つ以上の構成を理解するために、多くの特定の構成例が説明されている。しかし、本発明の1つ以上の構成は、これらの特定の詳細をより少ない程度で示されていることが、当業者には明らかであろう。他の例において、良く知られた構造及び装置は、本発明の構成における説明を容易にするためにブロック図の形式で示されている。
上記で触れたように、半導体製造処理において、半導体ウエハ又は加工物は、荷電された粒子またはイオンで注入される。これらのイオンは、正電荷または負電荷による電気的特性を示す。これらの半導体処理に関連して用いられるとき、このようなイオン化された材料は、ドーピング用、またはイオン注入されるベースまたは他の層の電気的特徴を変えるためのドーパントと呼ばれ、所望の及び予想できる電気的振る舞いを有する層を生じさせる。
ベース層又は基板は、シリコンの結晶構造で構成されている。原子が結晶格子として知られている正規の形の3次元で配置されているとき、これらの材料は、結晶構造であると言われる。例としては、図1は、一般的に立方体を有する結晶格子構造100の一部分を示す。特に、図示する例では、格子構造100は、一般的に立方体の27個(3×3×3)のセル102を有する。結晶の格子構造は、平面110内に存在し、これらの平面は、図示した例(x、y、z方向)において互いに垂直である。しかし、この結晶構造は、ダイヤモンド形、ピラミッド形、六角形等の種々の異なる形状が可能である。
半導体製造において用いられるシリコンベース層は、ウエハ又は基板と呼ばれ、少なくとも部分的に生のシリコンからカットされる。特に、シリコンの単結晶の特別の形では、ブール(boules)として知られており、長く成長し、これをカットして薄いスライス(例えば、ウエハ)にする。半導体のドーピング処理の重要なパラメータは、基板内にドーパントイオンを注入するのに利用されるイオンビームと半導体材料の内部結晶格子構造との間の入射角度である。この入射角度は、他のものとの間のチャネリングとして知られる現象において役割を果たす。特に、図1に示すように、ドーパントイオン104のビームの方向が、結晶格子構造の(垂直)平面110に対して略平行である場合、平面間の空間を移動するイオンは、結晶原子に対する衝突がわずかであるので、ビームは、単位長さ当たりのエネルギー損失を減少させて結晶格子を通過できる。
このように、イオンは、特に、基板内(例えば、図1内の中央チャネル内)に深く注入される。また、他の面において、例えば、基板の非晶質(amorphization)の度合い、基板の原子量、及びイオンビーム内のイオンの質量および/またはエネルギー等によって、チャネリングが影響されることが理解できる。例えば、イオンビーム104内のイオンのエネルギーが大きければ大きいほど、イオンは、基板内に深く注入される。
図2において、例えば、イオンビーム104の方向は、結晶格子構造100の(垂直)平面110に対して実質的に平行ではない。一方で、イオンビーム104内のいくつかのイオンは、結晶格子構造の一部分に衝突し、この格子構造を変化(損傷)させることがありえるであろう。その場合、イオンは、エネルギーを失い、矢印108で示すように、元の方向から速度を弱めて外れることになる。これにより、イオンが加工物のより浅い部分にとどまる。従って、チャネリングの緩和および/またはドーピングの局所化に対して、結晶格子構造に対して特定の方向にイオンビームを指向させることが望ましい。
チャネリングに加えて、シャドーイング(shadowing)は、公知のイオン注入の方位を発展させるために重要である。一般的に、サイズをより小さく、より強力な半導体素子を製造するために、シャドーイングは、電子産業界では、形状を絶えず縮小する傾向から生じている。しかし、ある例では、素子間の間隔が縮小されても、一方で、素子間の間隔縮小しても、その寸法高さを縮小させることはできない。一般的に、素子間の間隔縮小に加えて固定された寸法高さは、シャドーイングを増加させ、これにより、ドープされるウエハの一部分にドーパントイオンがないということはほとんどない。このようなシャドーイングは、ますます大きくなり、例えば、チャネリングを減少させるために、イオン注入角度が増加する。
図3を見ると、例えば、半導体基板、即ちウエハ300の一部分の断面には、複数の特徴部302,304,306,308が形成され、そして、その間に各間隔310,312,314が形成されている。特徴部302,304,306,308は、抵抗材料から形成されて、ほぼ同一高さとなっている。
間隔310,312,314によって露出した基板300の面積320,322,324は、イオン注入によりドープされることになる。従って、1つ以上のイオンビーム330がドーピングを実行するために基板300に向けられる。しかし、イオンビーム330は、チャネリング効果を軽減するために基板300の表面340に対してある角度に方向付けられている。いくつかのイオンビーム330は、特徴部302,304,306,308の一部分(例えば、角部)によって、いくつかのイオンがブロックされる。このため、基板面積320,322,324内の領域350,352,354は、ドーパントイオンを意図した量より少なく受け入れる。このようなシャドーイングは、不適当にドープされた素子のある領域を残す。従って、シャドーイングに関連した逆の作用が注入角度によって誇張されることになる。シャドーイング効果及びチャネリングを調整できるように、イオン注入の方位を知ることが望ましい。
チャネリング及びシャドーイングの上述の議論は、ウエハ表面および結晶表面に対するイオンビームの角度制御が、良い処理制御にとって重要であるという考えに役立つ。それゆえ、入射イオンの角度を測定するための方法があり、また、もし可能であれば、ウエハの結晶平面に対して測定技術が較正されるべきであることが重要である。シリコンウエハ上の注入への効果が、ウエハの多くの点で抵抗またはシード抵抗を測定するプローブを用いて電気的に測定される。また、マサチューセッツ州、ビレリカに在所するキューシー ソリューションズ社(QC Solutions,Inc.)によって提供される表面フォト電圧技術を介して電気的に測定される。
代わりに、カリフォルニア州、94539 フレモントに在所するサーマ−ウエイブ社(Therma -Wave,Inc.)によって作られたサーモプローブを用いて測定することもできる。これらのものは、チャネリングが強力であり、後の測定技術は、特に結晶格子の損傷に対して敏感であり、ウエハ上でイオンが結晶平面にほぼ平行に移動することを決めるのに有効である。
図4は、本発明の1つ以上の構造に対してイオン注入が可能な注入システム400を図示している。このシステム400は、モジュラーガスボックス404、補助ガスボックス406、及びガスボックスの遠隔浄化用制御パネル410を含む。ガスボックス404,406は、特に、1つ以上のドーパント材料のガスを含み、このガスボックス404,406は、システム400内の寿命延長イオン源412内にガスの選択的に配給することを容易にし、これにより、システム400内に選択的に配置されるウエハまたは加工物にイオンを注入するために、ガスは、適切なイオンを発生するようにイオン化される。ガスボックスを遠隔操作する制御パネル410は、必要とされる又は所望の基準で、システム400からガスまたは他の物質の換気または排出を行う。
また、高電圧の電力供給ターミナル416及び高電圧の絶縁変圧器418が設けられ、特に、ガスからイオンを発生するためにドーパントガスにエネルギーを電気的に与える。イオンビーム引出アセンブリ420は、イオン源412からイオンを引出し、質量分析磁石426を有するビームラインアセンブリ424内でイオンを加速することを含んでいる。質量分析磁石426は、不適当な電荷質量比のイオンを分離または排除するように作動する。特に、質量分析磁石426は、側壁を有するビームガイド428を含み、質量分析磁石426の磁石によって発生した1つ以上の磁界によってビームガイド428の中を通って伝播させるとき、このビームガイドの側壁に不適当な電荷質量比のイオンを衝突させる。
わずかな角度で左右にビームを偏向させるスキャナー429は、ビームが大径のターゲットに拡がるようにする。スキャン角度補正レンズ430は、固定のファクターでビームを加速し、そして、ビーム速度の発散成分を除く。その結果、イオンは、このレンズを通過後、ほぼ平行に移動する。加速/減速段432は、イオンビーム内のイオンの速度を制御及び調整および/または集束を補助することを含む。コンポーネント434は、最終のエネルギーフィルタ等の汚染粒子をろ過するように動作可能である。
ウエハまたは加工物440は、イオンを選択的にイオン注入のためのエンドステーション室442に載置される。機械的なスキャン駆動部444は、ビームが選択的に衝突するようにエンドステーション室内のウエハを操作する。このスキャン駆動部は、制限されていない多数の注入角度を容易にするために、例えば、1つ以上の軸回りに1つ以上のウエハ440(例えば、シリアル注入)を保持する加工物ホルダー446を操作する。ウエハまたは加工物440は、ウエハ取扱システム448によってエンドステーション室442内に移動される。このウエハ取扱システムは、例えば、1つ以上の機械的アームまたはロボットアーム450に含む。
オペレータ操作盤452は、システム400の1つ以上のコンポーネントを選択的に制御することによって、オペレータがイオン注入処理を調整できるようにする。最終的に、電力供給ボックス454は、電力をシステム400全体に供給することを含む。レイ(Ray)に付与された米国特許第4,975,586号の明細書には、例示的なエンドステーション442及びそのコンポーネントがわずかではあるが詳細に開示され、エンドステーションは、多数軸回りに操作可能なウエハ支持体またはホルダーを有する。この特許の全体は、参考としてここに包含される。
本発明の1つ以上の構成によれば、測定コンポーネント460は、システム400に関連して作動し、イオンビームと加工物440との間の相対的方位を決定することを容易にし、イオンビームのイオンが加工物に注入される。特に、測定コンポーネント460は、スキャンアーム等のエンドステーション442内のコンポーネントに関連し、エンドステーション上で、加工物はイオン注入される。測定コンポーネント460は、加工物に対して既知の方位で取付られ、その結果、イオンビームと測定コンポーネントとの間の方位が確定すると、イオンビームと加工物との間の方位も確定することができる。
図5,6,7をみると、本発明の1つ以上の構成に従う測定コンポーネントの作動及び形状の例示が示されている。図5は、例示的なエンドステーション500の断面図であり、ここで、測定コンポーネント502は、本発明の1つ以上の構成に従って配置することができる。図6は、エンドステーション500の同様な断面図であり、このエンドステーションの各部品は、本発明の1つ以上の構成にとって重要であるが、単に図示されているにすぎない。図7は、例示的な測定コンポーネント502を概略説明するもので、本発明の1つ以上の構成に従うエンドステーション500内に取り付けることができる。
図5,6に示すように、平行化されたイオンビーム504は、一般的に曲げられ、例えば、イオンビームは加工物に注入される前に、垂直方向に対して約15°の曲げ角度506となる。特に、イオンビームは、水平なリボン形状であり、またはスキャンされるリボン状のビームである。これらのビームは、曲げることができ、その結果、例えば、曲げられたエネルギー汚染物質は、加工物に衝突しない。静電および/または磁気的技術が用いられてイオンビームを曲げる。しかし、ビームが実際に曲げられる量は、意図する以上にごくわずかである。ここに記載するように測定コンポーネント502を用いると、イオンビーム504の軌道に関して正確に確かめられるイオンビームに対して、ウエハの方位を可能にすることによって、これらの変動の影響を取り除く。
測定コンポーネント502は、スキャンアーム510等のエンドステーション内のコンポーネントに取り付けられる。このアーム上に、加工物512はイオン注入のために載置される。このように、測定コンポーネント502は、加工物512に対して既知の方位に位置付けられる。例えば、測定コンポーネント502の表面514は、加工物512の表面518に対してある角度516に配置することができる。同様に、測定コンポーネント502は、このコンポーネント502の表面514に直交する方向520が加工物512の表面518に対して既知の角度522である。いずれにせよ、加工物に対する測定コンポーネント502の方位は、既知であり、このため、測定コンポーネント502に対するビーム504の方位が決定されると、加工物512に対するビーム504の方位が決定される。
測定コンポーネント502は、加工物512に対する方位が変更されないように、特にスキャンアーム510に取り付けられ、加工物512および/または測定コンポーネント502が操作される。測定コンポーネント502は、例えば、スキャンアーム510に対して1つ以上の強固なブラケット526に取り付けることができる。しかし、加工物512に対する測定コンポーネントの方位は、例えば、ねじ、ナット、ボルトまたはその他の締結機構(図示略)により調整可能であり、そして、一旦、測定コンポーネント502が調整されると、同一の締結機構を再固定する。
ビーム504に対する測定コンポーネント502の方位を決定するために、測定コンポーネント502は、スキャンアーム510を旋回させるなどにより、ビームに対して操作され、スキャンアームに対して測定コンポーネント502が、水平軸回りに取り付けられる。これにより、アームの上方端532及び下方端534が、対向する方向536,538において、後方及び前後に傾斜させる。そして、測定コンポーネント502がスキャンアーム510に固定されているので、測定コンポーネント502に、イオンビーム504を通過させる。この測定コンポーネント502は、イオン放射に敏感であり、イオンビームと測定コンポーネントとの方位に基づき、イオン放射の変化量を検出する。
図7おいて見られるように、測定コンポーネント502は、グラファイトで作られたマスク540を含み、このマスクは、スロット544によって離間した複数の刃先(歯状体又は櫛歯)(tines)542を有する。このようなイオン検出部546は、例えば、ファラデーカップからなり、マスク540の後方、即ち下流に配置される。複数の刃先542は、長さL550を有し、間隔D552によって分離されている。このため、イオンビーム504がスロット544と共軸ではなく、即ち、測定コンポーネント502の表面に対して直交520でないとき、いくつかのイオンビームは、刃先542によって阻止され、それゆえ、測定コンポーネント502の放射検出部546に到達できない。1つの例では、刃先542は、約5〜50mmの長さL550を有し、スロット544は、約1〜15mmの間隔D552によって刃先542を分離する。
測定コンポーネント502の放射検出部546は、これに衝突するイオンビームの量を示す電流を出力する。従って、イオンビーム504の変化する量は、マスク540とイオンビーム(固定の)504との相対的方位によってマスク540を通過することができるので、上記電流は、測定コンポーネント502によって出力され、特に、放射検出部546が、測定コンポーネント502に対するイオンビーム504の配列(例えば、ビーム角度)に応じて変化する。ピーク電流は、このイオンビームが、マスク540に整合または測定コンポーネント502に対して直交する方向520に平行となっていることを示す。加工物512に対する測定コンポーネント502の方位(角度)は、既知であるので、加工物512に対するイオンビーム504の方位は、例えば、オフセット角度516を単に加算または減算することによって容易に決定することができる。質量中心の計算および/またはカーブ設定は、ビームが測定コンポーネント502に直接衝突するときに決定するように、イオンビーム504が通過する測定コンポーネント502を移動させながら、多数の電流値を読み取ることによって実行される。
加工物512に対するイオンビーム504の既知の方位に従って、加工物512は、例えば、チャネリングおよび/またはシャドーイングを考慮して、所望のドーピングを達成するように調整することができる。加工物512は、例えば、スキャンアーム510をスライド560または下降562させることができ、また、軸心530の回りに方向536及び538の方向へ、水平軸回りに旋回又は傾斜することもできる。これにより、加工物512をイオンビーム504に対して望ましい方向に整合させることおよび/または加工物上の種々の位置に選択的にイオン注入を行うための望ましい1つ以上の注入角度を取ることができる。さらに、イオンビームに対する加工物の所望の方位を達成するために、加工物は、加工物の中心566で表面に対して直交する軸回りにねじ曲げることができる。このような加工物512の動きは、微調整可能な機構を用いて正確に実行することができる。
本発明を1つ以上の実施例に関して図示しかつ記載してきたが、この明細書と添付された図面とを読んで理解すると、他の同業者にも同等の変更や修正を見出すことができるであろう。本発明は、このような修正例及び変形例の全てを含み、また、特許請求の範囲によってのみ制限される。特に上述の構成要素(アセンブリ、装置、回路、システム等)によって実行される種々の機能に関して、そのような構成要素を説明するために使用される用語(「手段」に対する参照を含めて)は、他に表示されていなければ、たとえ開示された構成に構造的に同等でなくても、本発明のここで図示された例示的実施においてその機能を果たすものであれば、説明された構成要素の特定された機能を実行する(即ち、機能的に同等である)いずれかの構成要素に相当するものと意図されている。
更に、本発明の特定の特徴が幾つかの実施の内のただ一つに対して開示されてきたものであるが、そのような特徴は、いずれかの或る又は特定の用途にとって望ましくかつ有利な他の実施形態における一つ以上の特徴と組み合わせられるものである。更に、「含む」、「含んでいる」、「有する」、「有している」及びそれらの変形が詳細な説明か特許請求の範囲のいずれかで使用されている限り、これらの用語は、用語の『構成されている』と同様に包含されるものであると理解すべきである。
また、ここで用いられる「典型的」は、最善のものというよりも、単に一例であることを意味する。
イオンビームが格子構造の平面にほぼ平行な格子構造に向けられる結晶格子の一部を例示する斜視図である。 イオンビームが格子構造の平面に平行でない格子構造に向けられる、図1と同様な結晶格子の一部を例示する斜視図である。 距離を変えることによって分離され、かつイオン注入中に角度を変えることでシャドー効果を与えるように形成された特徴を有する半導体基板の一部分を示す断面図である。 本発明の1つ以上の構成において、イオン注入が実行される基本的なイオン注入システムを示す図である。 本発明の1つ以上の構成において、イオン注入が実行されるエンドステーションを図示する概略図である。 本発明の1つ以上の構成に従って、より重要な構成である、図5に図示したエンドステーションを示す概略図である。 本発明の1つ以上の構成に従う測定コンポーネントを図示する概略図である。

Claims (20)

  1. イオンビーム内を走行するイオンが、選択された位置で加工物に衝突するように、前記加工物を前記イオンビームに対して位置決めするために構成されたエンドステーションに連動する測定コンポーネントを含み、
    該測定コンポーネントは、前記イオンビームと前記加工物との相対的方位を容易に決定し、前記測定コンポーネントは、イオン注入するために前記加工物が載置されるスキャンアーム上に取り付けられ、前記測定コンポーネントの表面またはこの表面に直交する方向が、前記加工物の表面に対して既知の角度に位置していることを特徴するイオン注入を補助する装置。
  2. 前記測定コンポーネントは、
    イオンビームとの相対的方位によって前記イオンビームが通過する量を変えることができるマスクと、
    該マスクの後方に位置するイオン検出部とからなり、
    前記イオンビームが前記マスクを通過した後に、変化した量のイオンビームが前記イオン検出部に衝突することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記マスクは、イオンビームが通過する量を変えることができるそれぞれのスロットによって分離された複数の刃先を含み、前記イオンビームの変化する量は、これらの刃先と前記イオンビームとの間の相対的方位によることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記イオンビームは水平リボンビームまたはスキャンされたリボン状ビームであり、これらのリボンビームの垂直曲げ角度を測定するために用いられることを特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのスロットは、1〜10mmの間隔で複数の刃先を分離し、前記刃先は、5〜50mmの長さを有することを特徴とする請求項記載の装置。
  6. 前記測定コンポーネントと加工物との既知の関係に基づいて、垂直方向に曲げられるリボン状イオンビームに対する前記加工物の所望の方位を確定するために、前記加工物を水平軸の回りに傾斜すること、
    さらに、垂直方向に曲げられる前記リボン状イオンビームに対する加工物の所望の方位を確定するために、前記加工物の表面に直交する軸回りに前記加工物をねじ曲げること、
    前記測定コンポーネントと前記加工物との既知の関係に基づいて、イオンビームに対する加工物の所望の方位を確定するために、前記リボン状イオンビームの垂直曲げ角度調整すること、の少なくとも1つを容易にすることを特徴とする請求項4記載の装置。
  7. 前記測定コンポーネントと加工物との既知の関係に基づいて、垂直方向に曲げられるリボン状イオンビームに対する前記加工物の所望の方位を確定するために、前記加工物を水平軸の回りに傾斜すること、
    さらに、垂直方向に曲げられる前記リボン状イオンビームに対する加工物の所望の方位を確定するために、前記加工物の表面に直交する軸回りに前記加工物をねじ曲げること、
    前記測定コンポーネントと前記加工物との既知の関係に基づいて、イオンビームに対する加工物の所望の方位を確定するために、前記リボン状イオンビームの垂直曲げ角度調整すること、の少なくとも1つを容易にすることを特徴とする請求項5記載の装置。
  8. イオンを発生するためのイオン源と、
    このイオン源によって発生したイオンからイオンビームを生じさせ、そして、走行経路に沿ってイオンを方向付けるためのビームラインアセンブリと、
    イオンビーム内で走行するイオンが選択した位置で加工物に衝突するように、前記走行経路に対して加工物を位置付けるためのエンドステーションと、
    前記エンドステーション内のスキャンアーム上に取り付けられた測定コンポーネントとを含み、
    イオン注入中、前記加工物が前記スキャンアーム上に載置されており、前記測定コンポーネントの表面またはこの表面に直交する方向が、前記イオンビームと前記加工物との間の相対的方位を決定することを容易にするように、前記加工物の表面に対して既知の角度に位置していることを特徴とするイオン注入システム。
  9. 前記測定コンポーネントは、イオンビームとの方位に応じて、加工物に衝突するイオンビームの強さを測定し、前記測定コンポーネントと前記イオンビームとの間の特定の方位が衝突する前記イオンビームに対する測定ツールを移動させることによって確定することを特徴とする請求項8記載のシステム。
  10. 前記測定コンポーネントは、加工物に対する既知の関係で方向付けられ、これにより、前記加工物とイオンビームとの間の相対的方位が、確定されることを特徴とする請求項9記載のシステム。
  11. 前記測定コンポーネントは、エンドステーションのコンポーネントに固定して関連付けられ、加工物が、前記エンドステーションに関連して作動することを特徴とする請求項10記載のシステム。
  12. 前記測定コンポーネントは、
    イオンビームとの相対的方位によってイオンビームの通過する量を変えることができるマスクと、
    該マスクの後方に位置するイオン検出部とからなり、
    前記イオンビームが前記マスクを通過した後に、前記イオンビームの変化量が前記イオン検出部上に衝突することを特徴とする請求項11記載のシステム。
  13. 前記マスクは、イオンビームの通過する量を変えることができるそれぞれのスロットによって分離された複数の刃先を含み、前記イオンビームの変化する量は、これらの刃先と前記イオンビームとの相対的方位によることを特徴とする請求項12記載のシステム。
  14. 前記イオン検出部は、イオンビームが衝突する量を示す電流を出力することを特徴とする請求項13記載のシステム。
  15. 少なくとも1つの刃先は、グラファイトからなり、前記スロットは、〜10mmの間隔で複数の刃先を分離し、前記刃先は、〜50mmの長さを有することを特徴とする請求項14記載のシステム。
  16. 加工物が、測定コンポーネントと加工物との既知の関係に基づいて、垂直方向に曲げられるリボン状イオンビームに対する加工物の所望の方位を確定するために、水平軸の回りに傾斜されること、
    さらに、前記加工物が、垂直方向に曲げられる前記リボン状イオンビームに対する前記加工物の所望の方位を確定するために、1つの軸回りにねじ曲げられること、
    前記測定コンポーネントと前記加工物との既知の関係に基づいて、イオンビームに対する加工物の所望の方位を確定するために、リボン状ビームの垂直曲げ角度が調整されること、の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項9記載のシステム。
  17. イオンビームによってイオンが加工物内に注入され、前記加工物へのより正確なドーピングを行うために、前記イオンビームと前記加工物との相対的方位を確定するための方法であって、
    スキャンアーム上に取り付けられかつ前記加工物に対する既知の関係を有する測定コンポーネントに前記イオンビームを指向させ、
    衝突するイオンビームに対して測定ツールを移動し、
    前記イオンビームが前記測定コンポーネントに対する特定方位を有するときに、前記イオンビームと前記加工物の相対的方位を確定することを特徴とする方法。
  18. さらに、前記加工物と前記測定コンポーネントとの既知の関係と、前記測定コンポーネントと前記イオンビームとの前記決められた方位とが与えられて、前記加工物をイオンビームに対して指向させることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 水平軸の回りに加工物を傾斜させること、
    垂直軸回りに前記加工物をねじり曲げること、
    前記イオンビームの垂直曲げ角度を調整すること、の少なくとも1つによって、前記加工物を前記イオンビームに対して指向させることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 前記イオンビームが前記加工物に直接衝突する方向に、前記加工物と前記イオンビームが配置されるように、イオン注入システムのゼロ角度を設定することを特徴とする請求項19記載の方法。
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