JP5256298B2 - 通信システムにおける方法及び無線基地局 - Google Patents

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Description

本発明は一般に無線通信分野に関し、特に無線受信チェーン又は無線送信チェーンのキャリブレーションに関する情報を伝達するように構成された方法及び無線基地局に関する。
一般的な無線基地局(RBS)は通常、無線機器(RE)部及び無線機器制御部(REC)のような様々な部分を備える。REは1つ以上のアンテナに接続するために用いられる無線送受信部を含み、例えばディジタル・ベースバンド信号と、一つ以上のアンテナへのインタフェースとなるアナログ無線周波数信号との間の変換を実行することを担当する。RECはディジタル・ベースバンド領域内の無線情報の処理から無線リソース制御レイヤ機能までにわたるすべての制御機能を備える。共通パブリック無線インタフェース(CPRI)という名のインタフェースがREC部とRE部との間の通信を扱うために用いられる。CPRIインタフェースは標準化されたインタフェースであり、同相−直交位相(IQ)データの多重化と同期と単一リンク上へのREの制御/管理とのために用いられる。CPRIインタフェースは現在のところWCDMA(広帯域符号分割多元接続)システムとWIMAX(ワールドワイド・インタオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス)システムとについて特定される。CPRIインタフェースを用いることで、システム/ネットワーク設計者は、1つの筐体内にRECとREとを同一配置するか、又は分散トポロジにおいてREをRECから離して配置するかという柔軟性を有する。
CPRIインタフェースの帯域幅の主な部分は受信された無線信号及び送信される無線信号のベースバンド・サンプル、いわゆるIQサンプルを伝達するために用いられる。ユーザデータに関するIQサンプルは位相及び振幅情報を含む。CPRIインタフェースはまたIQサンプルの複数の相異なる独立したストリームを伝達する可能性を有する。ここで、輸送される各双方向ストリームは、1つのアンテナにおける1つの無線キャリアの送信及び受信に関連するディジタル・ベースバンド・データである。これらのIQサンプル・ストリームはCPRI標準においてアンテナキャリア(AxC)と呼ばれる。1つのAxCは1つのアンテナに関する1つのキャリアについてのサンプルを表すため、2つのアンテナそれぞれに関する2つのキャリアは4つのAxCを用いる。AxCのサンプルレートが高いほど、CPRIインタフェースに関するビットレート使用率は高くなる。例えば、LTE(ロングタームエボリューション)システムのような無線インタフェースに関して20MHzキャリアが用いられる場合に、AxCごとに最大30.72Mサンプル/sが用いられる。30ビット・サンプルでは、2.4576GbpsのCPRIインタフェースは2つのこのような20MHzのLTE AxCを伝達する。
RECとREとの間のCPRIインタフェースは基本フレームへと時分割される。基本フレームはCPRIフレーム構造の基本ユニットであり、16語長フレームである。基本フレームの先頭の1/16は同期及び制御シグナリングのための制御語(CW)からなり、基本フレームの続きの15/16はIQフィールド、すなわちIQサンプルが送信されるユーザデータ・ペイロードからなる。各基本フレームは(1/3.84)マイクロ秒長(又は約260.42ns長)である。各AxCは自身のIQサンプルが配置されるだろう規定されたAxCコンテナを有する。AxCコンテナはIQフィールドのどの部分が用いられるかを指し示す。
LTEシステム及び多入力多出力(MIMO)アンテナ又はビーム・フォーミングをサポートする他のシステムでは、上りリンク(UL)方向及び下りリンク(DL)方向の両方において、アンテナ間の位相差を完全に制御することが性能上の利益を与える。制御するためにキャリブレーションが必要になる。1つの良い方法は、送信を測定すること、例えば自身の送信信号を受信してCPRIインタフェースを介してREC内の信号処理へそれをフィードバックすることである。それに応じて、規定された信号が受信機へ供給され、RECにおける信号処理において歪信号が測定されうる。これらの歪み及び変動はしばしばREのアナログ部における温度変動によりもたらされる。従って、UL及びDLの両方のキャリブレーションについて、信号を余分に受信することにより、CPRIインタフェース上の余分な帯域幅が必要になる。
受信アンテナに関する信号を挿入することができ、又はREに接続された送信アンテナから信号を受信することができる個別キャリブレーションREを有することが以前から知られている。前述のように、送信する信号及び受信する信号は、CPRIインタフェース上の個別アンテナキャリア(AxC)として規定され、従って帯域幅を割り当てる。
従って、本発明の目的は、インタフェースの全容量が信号サンプルを伝達するように意図されている場合に、無線機器と無線機器制御装置との間のインタフェースを介してキャリブレーション情報を提供することである。
本発明の実施形態の1つの側面によれば、前述の課題は、CPRIインタフェースのようなリンク・インタフェースを介して接続された無線機器制御装置(REC)と無線機器(RE)とを備える無線基地局を用いる方法であって、リンク・インタフェースを通じてREからRECへ、REにより受信された受信無線信号のサンプルを伝達するフレームのストリームを送信するステップと、REがフレームの部分集合にキャリブレーション情報を含めるステップと、キャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合内の容量を提供するために無線信号サンプルを抑制するステップとを有する方法により解決される。
本発明の実施形態の別の側面によれば、前述の課題は、無線基地局であって、アンテナに接続するためのインタフェースを備えるREと、第1リンク・インタフェース(例えばCPRI)を介してREに接続されるRECと、別のリンク・インタフェース(例えばCPRI)を介してREに接続されるとともに、アンテナに結合するために用いられるインタフェースに接続されるキャリブレーションRE(cRE)とを備える無線基地局により解決される。REは、受信無線信号をサンプリングし、第1リンク・インタフェースを通じてフレームのストリームにおいてRECへ送信するためにそれをベースバンド信号へ変換し、フレームの部分集合にキャリブレーション情報を含め、キャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合内の容量を提供するために信号サンプルを抑制する。
本発明の実施形態の更なる側面によれば、前述の課題は、REの機能とcREの機能とを合成するユニットを備える無線基地局により解決される。無線基地局はまたリンク・インタフェース(例えばCPRI)を介してユニットのREに接続されるRECを備える。REはまたアンテナに接続するためのインタフェースを備える。ユニットは、アンテナに接続するために用いられるインタフェース(少なくとも2つ)に接続されるように構成されるキャリブレーション結合部(CCU)を備える。CCUは、送信無線信号又は信号群をサンプリングしてREへ無線信号サンプルを送信するようにさらに構成される。REは、CCUから受信される無線信号サンプルと、アンテナ又はアンテナ分岐の何れかから受信される1つ以上の無線信号との間で選択するように構成される。無線機器は無線信号サンプルをベースバンド信号へダウンコンバートし、フレームのストリームにおいてRECへダウンコンバートされた信号のサンプルを送信し、フレームの部分集合にキャリブレーション情報を含め、キャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合内の容量を提供するために信号サンプルを抑制するように構成される。
本発明の実施形態が有する利点は、キャリブレーション情報のための容量を提供するために信号サンプルを抑制することによってもたらされる負の影響/効果が低減されることである。
本発明の他の目的及び利点は添付の図面と事実を呼び起こす喚起とを合わせて以下の詳細な説明を参照することにより明らかになるだろうが、以下の図面は例示に過ぎず、記載されて説明される個別の実施形態において添付の請求の範囲内で種々の修正及び変更がなされうる。さらに、図面は縮尺どおりに描かれている必要はなく、特段の記載がない限り、これらは本明細書で説明される構造及び手順を概念的に説明することが意図されることが理解されるべきである。
無線基地局の部分の先行技術のブロック図である。 先行技術のフレーム構造図である。 図1aの部分を含みキャリブレーション機器が付加された例示の無線基地局のブロック図である。 本発明の例示の実施形態に従う零時のフレーム構造図である。 周波数スペクトルの使用法を示す。 本発明の例示の実施形態に従う方法のフローチャートを説明する。 本発明の例示の実施形態に従う無線基地局の例示の無線機器のブロック図である。 本発明の別の例示の実施形態に従う無線基地局の別の例示の無線機器のブロック図である。 本発明の別の例示の実施形態に従う別の例示の無線基地局のブロック図である。
以下の記載において、説明のためであり限定のためではなく、本発明の綿密な理解を提供するために、特定のアーキテクチャ、シナリオ、技術等のような個別の詳細が説明される。しかしながら、本発明及びその実施形態は、これらの個別の詳細から逸脱する他の実施形態において実施されてもよいことが当業者には明らかであろう。
本明細書では本発明の様々な実施形態が特定の例示のシナリオを参照することによって説明される。特に、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)により現在標準化されているeUTRAとも呼ばれる第3世代(3G)ロングタームエボリューション(LTE)に基づく通信ネットワークに関する非限定的で汎用な文脈で説明される。本発明は3GPP LTEに限定されず、WiMAX(ワールドワイド・インタオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス)若しくはHSPA(ハイスピード・パケットアクセス)又はWCDMA(広帯域符号分割多元接続)のような他の無線システムにおいて適用可能であることが留意されるべきである。
図1aを参照すると、前述されたように、無線機器制御(REC)部10と無線機器(RE)部20とを含む先行技術の3G LTEの無線基地局100の単純なブロック図が説明されている。3G LTEの無線基地局はノードB又は発展型ノードB(eNB)としても知られている。図1aに示されるように、REC10とRE20とは、本図ではCPRIリンク・インタフェースに対応するリンク・インタフェースを介して互いに接続される。RE20はANT1及びANT2で示される2つのアンテナを備えるものとして示される。これらのアンテナは3G LTEネットワーク内の移動体端末又は無線端末(不図示)への/からの信号を送受信するために用いられる。端末はユーザ機器(UE)としても知られる。3G LTEシステムでは、無線インタフェースは時間内に無線サブフレームへスケジュールされ、典型的には20MHz周波数キャリアのスペクトル割り当ては時間内にサブフレームの列に分割される。上りリンク(UL)及び下りリンク(DL)の送信方向では、移動体端末は相異なるサブフレームにスケジュールされ、一部の移動体端末は同じサブフレームにスケジュールされうる。図1aに示されるように、REC10とRE20との間のCPRIリンク・インタフェースは、AxC1及びAxC2で示される2つのアンテナキャリア(AxC)を伝達するために用いられる。AxC1はANT1に関する1つのキャリア(又は1つの周波数)についてのサンプルを表し、AxC2はANT2に関する1つのキャリア(又は1つの周波数)についてのサンプルを表す。DL方向では、CPRIインタフェースはREC10から始まり、RE20へ、さらには端末(群)へAxC1及びAxC2を伝達する。(図1aで示される)UL方向では、1つ以上の端末からの信号はANT1及びANT2において受信され、CPRIインタフェースはRE20からREC10へAxC1及びAxC2を伝達する。
図1bを参照すると、制御語(CW)とIQサンプル(ペイロード)とが伝達される複数の連続した基本フレーム(n,n+1,n+2,及びn+3)が説明されている。図1bに示されるフレーム構造では、各AxCは自身のAxCコンテナを自身のそれぞれのIQサンプルで満たすために用いられる。よって、AxC1は自身のIQサンプルでAxCコンテナ1を満たし、AxC2は自身のIQサンプルでAxCコンテナ2を満たす。20MHzのAxCであり30ビット/サンプルである2.4576GbpsのCPRIリンクレートが図1bに従うフレーム構成を用いて達成されうる。
前述のように、LTEシステム及び多入力多出力(MIMO)アンテナ又はビーム・フォーミングをサポートする他のシステムでは、UL方向とDL方向との両方において、アンテナ間の位相差を完全に制御することは性能上の利益を与える。よって、制御するために、キャリブレーションが必要となる。従って、本発明の実施形態によると、例えばアンテナ間の位相及び振幅の差を測定するために、キャリブレーションRE(cRE)がREへ付加される。
図2は本発明の実施形態に従う例示の無線基地局200のブロック図を説明する。示されるように、cRE30が付加される。RE20は第2リンク・インタフェース(例えばCPRIインタフェース)を介してcRE30へ接続される。cRE30はまた、キャリブレーション結合ユニット(CCU)40を介して、RE20に接続されるとともに、アンテナANT1、ANT2に結合するために用いられる2つのインタフェースに接続される。本発明は2つだけのアンテナに限定されないことが留意されるべきである。さらに、各アンテナ(ANT1又はANT2)は、1つが送信(TX)のためであり、もう1つが受信(RX)のためである2つのインタフェースを介してREへ接続されてもよい。CCU40について、受動無線周波数(RF)結合器(coupler)が利用されてもよい。本発明の実施形態によるcRE30はすべての通常のREアンテナに関してRF信号を挿入し、RE20により送信された信号(又は信号の部分)を受信する能力を有する。
本発明の実施形態によると、キャリブレーションの時刻、方向(送信/受信)及び期間に関して決定するREC10によってキャリブレーションが制御される。その代わりにRE20は、受信無線信号のサンプルを含むフレームの部分集合にキャリブレーション情報を含めることを担当し、それによってキャリブレーション情報を伝達するフレームの部分集合内に容量を提供するようにサンプルが抑制される。本発明によれば、RE20によってフレームの部分集合に含められるキャリブレーション情報はDL方向及びUL方向について生成されうる。DLキャリブレーションについて、通常のトラヒック信号のRF部はそれぞれのアンテナで受信される。通常のトラフィック信号とは、RE20に接続されるアンテナを介してREC10から1つ以上の端末へ送信されるDL信号を意味する。送信される通常のトラフィック信号の相異なる部分はCCU40において合計され、cRE30へ供給される。cRE30は合計をRFからベースバンド信号へダウンコンバートし、それを信号処理のためにRE20を介してREC10へ送信して戻す。DLキャリブレーションの場合には、AxC Calと呼ばれる追加のAxCが規定され(図2参照)、AxCはダウンコンバートされた送信信号をRE20を介してcRE30からREC10へ伝達する。
ULキャリブレーションについて、本発明の実施形態によれば、cRE30はテスト信号を生成し、それをRF信号へアップコンバートし、それをCCU40を用いてRE20の多重の受信パスへ挿入するように構成される。続いて、RE20は受信信号をRFからベースバンド信号へダウンコンバートし、次いでそれを信号処理のためにREC10へ送信する。ULキャリブレーションの場合に、AxC1(又はAxCコンテナ1)とAxC2(AxCコンテナ2)とは、ダウンコンバートされたテスト信号をRE20を介してREC10へ送信するために用いられる。
図2はまた、UL方向及びDL方向について用いられる構成と信号フローとを概略的に説明する。前述のように、キャリブレーションが実行される時間を制御するのはREC10である。必要であると考えられる場合に、REC10はULキャリブレーション又はDLキャリブレーションを開始する。さらに、REC10はまた、DLキャリブレーションの場合にキャリブレーション・データ(キャリブレーション情報)がどのAxCコンテナを有するだろうかを決定する。前述のように、RE20はキャリブレーション情報をフレームの部分集合に含めることを担当する。フレームは、個別のアンテナキャリア、例えばAxC1及びAxC2を通じて受信された受信無線信号(群)のIQサンプルを伝達するコンテナを含む。
本発明の実施形態によれば、IQフィールドの1つの部分又は複数の部分は、キャリブレーション期間中に、キャリブレーション情報のサンプル(IQサンプル)へ割り当てられる。DLキャリブレーションについて、RE20はキャリブレーション情報(AxC Cal)をREC10の決定に基づいて例えばAxC2又はAxC1に割り当てる/含める。キャリブレーションはRE20及びそのアンテナシステムの経年劣化及び温度変動を補償するために十分な頻度で行われる必要があるだけなので、REC10は、例えば毎秒1回のオーダにおいてキャリブレーションが行われると推定できる。キャリブレーションの時刻、期間及び方向(UL/DL)は設計パラメータであり本発明はいかなる個別の値にも限定されないことが留意されるべきである。
図3を参照すると、本発明の例示の実施形態に従って、DLキャリブレーションに適応されたCPRIインタフェースに関するフレーム構造の例が説明されている。この例は、cREからREによって受信されたキャリブレーション情報AxC Calを伝達するためにAxCコンテナ2が用いられることを示す。本発明の実施形態によると、AxC Calを含めるためにREが用いるフレームの部分集合は、1つの無線サブフレームを伝達するために必要となる容量に対応する。図3に示されるLTEの場合では、AxC Calを伝達するために用いられる無線サブフレームは1ms長であり、基本フレームn+2から基本フレームn+3841に対応する。よって、インタフェースすなわちCPRIインタフェースを通じて伝えられるAxC Calについて例えば1msのキャリブレーション期間が用いられる。
ULキャリブレーションに関して前述されたように、AxCコンテナ1とAxCコンテナ2との両方が(キャリブレーション情報に対応する)テスト信号を送信するために用いられうる。従って、通常のULトラヒックの無線信号サンプル(IQサンプル)を含むフレームがREに搭載されたアンテナにおいて受信され、REは時間多重によってフレームの部分集合にキャリブレーション情報(又はテスト信号サンプル)を含めうる。本発明の実施形態によると、REはキャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合内のコンテナを解放状態(free)に設定するために、フレーム内の(通常のULトラヒックの)信号サンプルすなわちIQサンプルを破棄する。別の実施形態によれば、REは、サンプルごとに、(通常のULトラヒックの)信号サンプルすなわちIQサンプルにキャリブレーション情報のサンプルを付加する。
両方のキャリブレーションの場合に共通するのは、通常のULトラヒック信号がキャリブレーション情報の包含によって影響を受けることである。言い換えると、どちらのキャリブレーションの場合も、IQサンプルを伝える通常のUL送信に悪影響を与える。従って、本発明のさらなる実施形態はこの悪影響を最小化するため代替の方法を提供する。様々な代替の方法が以下に示される。
本発明の1つの実施形態では、キャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合は、スケジュールされる端末数が非常に少ない、すなわち所定数よりも低い間の無線サブフレームがフレームの部分集合に対応する場合に選択される。例として、RECはキャリブレーション情報を伝達するために用いられる無線部分サブフレームの間に上りリンクにスケジュールされる端末数を最小化する。前述の端末の所定数は設計パラメータとしてみなされる。従って、本発明はいかなる個別のスケジュールされる端末の個数に限定されない。
本発明の別の実施形態によれば、2つ以上のAxC(又はAxCコンテナ)が1つ以上の移動体端末からの無線信号サンプルを伝達する場合に、その他のAxC(コンテナ)の破棄されない無線信号サンプルが信号検出可能な品質を有するときに、複数のAxC(コンテナ)のうちの1つの信号サンプルが選択されて破棄される。よって、この例示の実施形態では、1つの無線サブフレームの間に、1つのAxCが通常のトラヒックを伝達するために選択され、もう1つのAxCがCPRIインタフェースを通じて伝えられるキャリブレーション情報を伝達するために用いられる。従って、この場合に、キャリブレーション情報を時間多重することがすべてのトラヒック信号を破壊するわけではない。これは利用可能なアンテナ(又はAxC)の数を減らすことによって、受信の信号対雑音比を下げるだけである。さらに、キャリブレーション情報は、信号検出を可能にする品質(すなわち良い信号品質又は良い信号対雑音比)を経験する1つ以上の端末と通信する際に1つのAxC(又は1つのAxCコンテナ)内の無線信号サンプルを置き換える。
本発明の別の実施形態よれば、キャリブレーション情報を含めることによる通常のULトラヒック信号に関する負の影響又は効果を減らすことは、一部の無線サブフレームを解放状態にし、それによってキャリブレーション情報を伝達するためのCPRIインタフェース内の基本フレームを解放状態にするように端末を能動的にスケジュールすることによって達成されうる。よって、この場合に、選択される無線サブフレームは移動体端末の送信から解放状態になるように選択され、キャリブレーション情報は、選択された無線サブフレームのサンプルを伝達するための時間内に生じるフレームの部分集合において伝達される。言い換えると、所定のサブフレーム(例えば1ms無線サブフレーム)において端末をスケジュールすることを省くことによって、通常のULトラヒック信号ストリーム(群)が当該サブフレームの間にキャリブレーションストリーム(群)と置き換えられる。LTEはスケジュールされたシステムであるため、明示的にそのように命令されない限り、端末は送信することを認められない。従って、我々が1つ以上の端末へ送信するように命令(スケジュール)しなければ、我々はそのかわりにキャリブレーション情報を伝達するために自由にCPRI AxCコンテナを用いることができる。
本発明のさらに別の実施形態によれば、通常のトラヒック信号に関する影響を減らすことは、cREにおいて生成され、ULキャリブレーションの場合に用いられるテスト信号をRECにおいて削除することによって達成されうる。これは、ULのIQサンプルへ付加されるテスト信号は既知の信号だからである。従って、テスト信号はRECにおいてULのIQサンプルから削除されうる。
通常のULトラヒックのために用いられるULサブフレームは、(スケジュールされるならば)ULトラヒックと、DLトラヒックからのフィードバック情報(例えばHARQ ACK(ハイブリッド自動再送要求確認応答))との両方を含むことが留意されるべきである。フィードバック情報は、UL周波数帯のエッジ上に位置するPUCCH(物理上りリンク制御チャネル)上で送信される。従って、本発明のさらなる実施形態によれば、通常のULトラヒック信号上のキャリブレーション情報による悪影響を最小化することはさらに、以前にサブフレームにおいてDLトラヒックをスケジュールしないか、PUCCHを伝達する周波数帯以外の部分にキャリブレーション情報を制限することによって達成されうる。これは、周波数スペクトラム使用法が示される図4で説明される。よって、この場合に、1つの選択された無線サブフレームが、アンテナキャリアの1つ以上のサブバンド(群)又はサブ周波数(群)を例外として、端末送信から解放状態となるようにスケジュールされ、次いでキャリブレーション情報は1つ以上のサブ周波数(群)の外側の帯域(又は周波数)において、選択された無線サブフレームのサンプルを伝達するための時間内に生じるフレームの部分集合において伝達される。例として、制限された周波数コンテンツのキャリブレーション情報信号を有する場合、例えば20MHzスペクトル内の5HMz信号を送信するだけの場合に、我々は残りの15MHzのスペクトル上で送信するように端末をスケジュールできる。図4に示される例では、18MHzの帯域幅がキャリブレーション情報のために利用可能であり、UL周波数帯のエッジ上に位置するPUCCH上で送信されるフィードバック情報のために、2MHzの帯域幅が割り当てられる。よって、ここでは、キャリブレーション情報はPUCCHを伝達する帯域以外の部分に制限される。
図5を参照すると、本発明の前述された実施形態に従って、無線基地局で用いられるのに適した主なステップを説明する方法のフローチャートが説明されている。図5に示されるように、本方法の主なステップは以下を有する:
(S1)REにおいてキャリブレーション情報を受信するステップ、
(S2)受信無線信号のサンプルを有するフレームの部分集合にキャリブレーション情報を含めるステップ、
(S3)キャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合内の容量を提供するために無線信号サンプルを抑制するステップ、
(S4)キャリブレーション情報を含むフレームのストリームを無線機器制御装置へ送信するステップ。
図6a及び図6bを参照すると、本発明の前述された実施形態に従ってRECへキャリブレーション情報を提供するために用いられうる無線機器RE10A及び10Bの2つの例示の実施形態が説明される。図6a及び図6bに示されるように、RE10A及びRE10Bはそれぞれ、CPRIインタフェースへの自身の無線からのサンプルをRECへマッピングすることを担当するCPRIフレーマを備える。これは、DLキャリブレーションをサポートする可能性を向上させる。
図6aは、CPRIフレーマが、自身の受信機(RX)からのサンプルを選択するか、又はその代わりにキャリブレーションRE(不図示)から来るサンプルを転送するかの可能性を向上させる時間多重アプローチを表す。
図6bは、CPRIフレーマが、自身の受信機(RX)からのサンプルをcREからのサンプルへ付加して合計をRECへ送信する可能性を向上させる合計アプローチを表す。
両方のアプローチ、すなわち時間多重アプローチと合計アプローチとはすべてのオプションを有するULキャリブレーションをサポートする。最初のアプローチは例えばAxCコンテナ2上へのAxC2とAxC Calとの間で時間多重化でき、よってULダイバーシチが用いられないUEだけが用いられるだろう。2番目のアプローチもまた、PUCCH性能に影響を与えることなく、スペクトルの一部のキャリブレーションをPUCCHによって用いさせないことをサポートする。2番目のアプローチをサポートするために、DLキャリブレーションがアクティブでない期間中にAxC2においてゼロのみが送信されるようにcREが構成されてもよく、キャリブレーションREのサンプルを合計に含めないようにREが構成されてもよい。どちらの方法でも、DLキャリブレーションがアクティブな時間に関してRECからREのいずれかを制御する必要がある。
図7を参照すると、本発明に従う無線基地局300の別の例示の実施形態のブロック図が説明されている。示されるように、無線基地局300は、無線機器REとキャリブレーションREであるcREとの組み合わせを表すユニット70にリンク・インタフェース(例えばCPRI)を介して接続された無線機器制御装置REC10を備える。よって、この場合に、RE機能及びcRE機能は同一のユニット70に位置する。示されるように、ユニット70のRE71はキャリブレーション結合ユニット(CCU)72に接続され、CCU72はアンテナ又はアンテナ分岐A、Bに接続するために用いられるインタフェース(例えば図7に示される2つのインタフェース)に接続される。CCU72は送信無線信号又は信号群をサンプリングするように構成され、結合・合成(CC)部73(又はハイブリッド・コンバー)を備え、CC部73は分岐A、Bから受信された送信信号の一部又は少量をCC73へ供給することによってアンテナ分岐A、B上の信号の合計を生成することを担当する。合成信号はさらにRE71へ送信される。図7に示されるように、RE71はCCU72のCC部73に接続されるとともに受信機分岐RXに接続されるスイッチ74を備える。スイッチ74は無線基地局のすべての受信機分岐に接続されてもよく、基地局は図7に示されるような2つのTX分岐及び2つのRX分岐だけに限定されないことが留意されるべきである。無線基地局300とユニット70とCCUとのうちの少なくとも何れかは図7に示されない他の手段も含んでもよい。
本発明の例示の実施形態によれば、スイッチ74に接続されたRE71のRX分岐は通常のULトラヒック無線信号(群)(すなわち、送信UL無線信号(群))と、CCU72(又はCC73)からの合成無線信号サンプルとの間で受信を選択するように構成される。CCU72からの合成信号が選ばれる場合に、スイッチ(SW)74に接続されたRE71のRXは信号(又は信号サンプル)をDL周波数帯からベースバンド信号へダウンコンバートする。よって、合成信号は、リンク・インタフェース(例えばCPRI)を通じてRE71からREC10へ送信されるフレームのストリームのうちのフレームの部分集合に含まれるキャリブレーション情報に対応する。ここで、キャリブレーションの時刻、方向及び期間を決定するのはなおもREC10であることに留意されたい。従って、所定の選択された無線サブフレームがキャリブレーションに用いられることをREC10が決定する場合に、REC10は、通常の無線信号受信の抑制だけでなく、キャリブレーション(すなわちcRE機能)のために用いられるハードウェア・リソース(例えば受信機分岐(群))がどれかに関してユニット70のRE71に命令する。ユニット70のRE71は選択された無線サブフレームに対応するフレームの部分集合内にキャリブレーション情報を運ぶための容量を提供するために無線信号サンプルを抑制する。選択された無線サブフレームが完了した場合に、cRE機能はハードウェア・リソースを解放し、通常の無線信号受信が継続しうる。図7の無線基地局300は、アンテナシステムのRX部が用いられないため、上りリンクのキャリブレーションのために用いるテスト信号を生成するように構成されないことが留意されるべきである。第2のスイッチが他のRX分岐に接続されうるものの、完全なRXアンテナシステムはキャリブレーションに含まれない。
本発明の様々な実施形態がLTEシステムで実装されるとして例示されてきたが、これらはWiMAX、HSPA、WCDMA又は任意の他のシステムのような他のシステムで実装されうる。さらに、同一のアンテナキャリア上の様々なアンテナキャリアからの信号の多重化においてトラヒック損失を最小化するように受信機からの信号を抑制することの概念は他のシステムでも有効である。
本発明はいくつかの好適な実施形態の観点で説明されてきたが、これらの代替、修正、置換及び均等物が明細書の読解及び図面の検討により当業者に明らかになるだろうことが意図される。従って、以下の添付の特許請求の範囲は本発明の範囲内に入るこのような代替、修正、置換及び均等物を含むことが意図される。

Claims (17)

  1. 所定の無線リソース周波数帯域上の無線通信をサポートするように構成された無線基地局で用いるのに適した方法であって、
    前記無線基地局は、
    2つ以上のアンテナに接続される無線機器(20)と、
    前記所定の無線リソース周波数帯域の利用を制御するように構成されるとともに、前記アンテナ間の位相差のキャリブレーションの時刻及び期間を制御するように構成される無線機器制御装置(10)と、
    前記無線機器と前記無線機器制御装置とを接続する第1リンク・インタフェースと
    を備え、
    前記方法は、
    前記第1リンク・インタフェースを通じて前記無線機器(20)から前記無線機器制御装置(10)へ受信無線信号のサンプルを含むフレームのストリームを送信するステップ(S4)であって、前記無線リソース周波数帯域の全体が無線シグナリングに用いられる場合に、前記フレームのストリームは前記第1リンク・インタフェースの容量全体を実質的に占有するステップ(S4)と、
    前記フレームの部分集合に前記アンテナ間の位相差に関するキャリブレーション情報を含めるステップ(S2)と、
    前記受信無線信号の前記サンプルの少なくとも一部を破棄するか、前記無線リソース上の無線フレームにおいて前記無線リソース周波数帯域の一部のみをスケジュールするかの何れかによって、前記キャリブレーション情報を伝達するための前記フレームの部分集合内の容量を提供するステップ(S3)と
    スケジュールされる移動体端末数が所定数よりも小さい期間である無線サブフレームに前記フレームの部分集合が対応する場合にキャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合を選択するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記無線機器(20)は、連続する無線サブフレームへ時間内にスケジュールされた無線インタフェース上の無線信号を受信するように構成され、移動体端末が上りリンク送信のために特定の前記無線サブフレームを用いるようにスケジュールされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. キャリブレーション情報を含む前記フレームの部分集合内のフレーム数は1つの無線サブフレームを伝達するために必要となる容量に対応することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記無線信号サンプルは少なくとも2つの個別のアンテナキャリアを通じて受信され、前記フレームは対応するアンテナキャリアの無線信号サンプルを伝達するために少なくとも2つのコンテナを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記フレームの部分集合の前記コンテナの少なくとも1つは前記キャリブレーション情報を伝達することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記キャリブレーション情報を伝達するために、前記フレームの部分集合内の前記少なくとも1つのコンテナを解放状態にするように無線信号サンプルが破棄されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記少なくとも2つのアンテナキャリアは1つ以上の同一の移動体端末からの無線信号を伝達し、前記アンテナキャリアの1つの信号サンプルは、残りのアンテナキャリアを介して受信される破棄されない無線信号サンプルが信号検出可能な品質を有すると前記無線機器制御装置(10)が推定した後に、選択されて破棄されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 選択された無線サブフレームが移動体端末の送信から解放されるようにスケジュールされ、キャリブレーション情報は前記選択された無線サブフレームのサンプルを伝達するための時間内に生じるフレームの部分集合において伝達されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. 選択された1つのサブフレームが、無線アンテナキャリアの1つ以上のサブ周波数を除いて移動体端末の送信から解放されるようにスケジュールされ、キャリブレーション情報は、前記1つ以上のサブ周波数以外の周波数において、前記選択された無線サブフレームのサンプルを伝達するための時間内に生じるフレームの部分集合において伝達されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  10. 前記含めるステップは、前記無線機器(20)から前記無線機器制御装置(10)へ前記フレームのストリームを送信する前に前記フレームの部分集合に前記キャリブレーション情報を含めるステップを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 所定の無線リソース周波数帯域上の無線通信をサポートするように構成された無線基地局(200)であって、
    少なくとも2つのアンテナに接続するための少なくとも2つのインタフェースを備える無線機器(20)と、
    前記所定の無線リソース周波数帯域の利用を制御するように構成されるとともに、前記2つのアンテナのキャリブレーションの時刻及び期間を制御するように構成される無線機器制御装置(10)と、
    前記無線機器(20)と前記無線機器制御装置(10)とを接続し、第1容量を有する第1リンク・インタフェースと、
    第2リンク・インタフェースを介して前記無線機器(20)に接続されるとともに、前記少なくとも2つのアンテナに接続するために用いられる前記少なくとも2つのインタフェースに接続されるキャリブレーション無線機器(30)と
    を備え、
    前記無線機器(20)は、受信無線信号をサンプリングし、それをベースバンド信号へ変換し、前記第1リンク・インタフェースを通じてフレームのストリームにおいて前記ベースバンド信号サンプルを送信し、前記フレームの部分集合にキャリブレーション情報を含めるように構成され、
    前記無線リソース周波数帯域が完全に利用される場合に、前記フレームのストリームはベースバンド信号サンプルで満たされ、前記第1容量を実質的に占有し、
    前記無線機器制御装置(10)が前記キャリブレーション情報を伝達するための前記フレームの部分集合内の容量を利用可能にするために無線フレーム中に前記無線リソース周波数帯域の全体よりも少ない利用をスケジュールするように構成されるか、前記無線機器(20)が前記キャリブレーション情報を伝達するための前記フレームの部分集合内の容量を提供するために信号サンプルを破棄するように構成されるかの何れかであり、
    スケジュールされる移動体端末数が所定数よりも小さい期間である無線サブフレームに前記フレームの部分集合が対応する場合にキャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合が選択される
    ことを特徴とする無線基地局(200)。
  12. 前記キャリブレーション無線機器(30)は、キャリブレーション結合部(40)を介して前記少なくとも2つのアンテナに接続するために用いられる前記少なくとも2つのインタフェースに接続されることを特徴とする請求項11に記載の無線基地局(200)。
  13. 前記少なくとも2つのアンテナキャリアは1つ以上の同一の移動体端末からの無線信号を伝達し、前記無線機器(20)は、前記アンテナキャリアの1つの無線信号サンプルを、残りのアンテナキャリアを介して受信される破棄されない無線信号サンプルが信号検出可能な品質を有すると前記無線機器制御装置(10)が推定した後に、選択して破棄するように構成されることを特徴とする請求項11に記載の無線基地局(200)。
  14. 無線基地局(300)であって、
    少なくとも2つのアンテナに接続するための少なくとも2つのアンテナ・インタフェースを有する無線機器(71)を備えるユニット(70)と、
    定の無線リソース周波数帯域の利用を制御するように構成されるとともに、前記アンテナ間の位相差のキャリブレーションの時刻及び期間を制御するように構成される無線機器制御装置(10)と、
    前記無線機器(71)と前記無線機器制御装置(10)とを接続し、第1容量を有する第1リンク・インタフェースと
    を備え、
    前記ユニット(70)は、前記少なくとも2つのアンテナ・インタフェースに接続されるように構成されるキャリブレーション結合部(72)をさらに備え、
    前記キャリブレーション結合部(72)は、送信無線信号をサンプリングして前記無線機器(71)へ無線信号サンプルを送信するように構成され、
    前記無線機器(71)は、前記キャリブレーション結合部(72)から受信される前記無線信号サンプルと、前記アンテナの何れかから受信される少なくとも1つの無線信号との間で選択するように構成され、
    前記無線機器(71)は前記無線信号サンプルをベースバンド信号へ変換し、フレームのストリームにおいて前記無線機器制御装置(10)へ前記サンプルを送信し、前記フレームの部分集合にキャリブレーション情報を含むように構成され、
    前記基地局は、
    前記無線機器(71)が無線信号サンプルを破棄するように構成されるか、
    前記無線機器制御装置(10)が前記無線リソースの無線フレーム内の前記無線リソース周波数帯域の一部のみをスケジュールするように構成されるか
    の何れかによって前記キャリブレーション情報のための前記フレームの部分集合内の容量を提供するように構成され
    スケジュールされる移動体端末数が所定数よりも小さい期間である無線サブフレームに前記フレームの部分集合が対応する場合にキャリブレーション情報を伝達するためのフレームの部分集合が選択される
    ことを特徴とする無線基地局(300)。
  15. 前記キャリブレーション結合部(72)から前記無線機器(71)によって受信される無線信号サンプルは前記キャリブレーション結合部(72)の結合及び合成部(73)により生成される合成信号のサンプルに対応し、前記結合及び合成部(73)は前記送信無線信号の一部の合計を実行することによって前記合成信号を生成するように構成されることを特徴とする請求項14に記載の無線基地局(300)。
  16. 前記合成信号は前記キャリブレーション情報を表すことを特徴とする請求項15に記載の無線基地局(300)。
  17. 前記無線機器(71)は、前記アンテナの何れかから受信される前記少なくとも1つの無線信号の受信と前記合成信号の受信との間で選択するためのスイッチ(74)を備えることを特徴とする請求項15又は16に記載の無線基地局(300)。
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