JP5243769B2 - Dimming control system - Google Patents
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Description
本発明は、交流動作電圧と矩形波の制御電圧を重畳してなる電力により、光源を点灯制御する調光制御システムに関する。 The present invention relates to a dimming control system that controls lighting of a light source with electric power obtained by superimposing an AC operating voltage and a rectangular wave control voltage.
従来、光源を調光する調光器において、交流電源を矩形波にてオン/オフし、矩形波のパルスデューティを制御することにより、光源に印加する交流電源のオン時間を制御して調光制御するものが知られている。例えば、特許文献1には、交流電源と光源との間に設けたスイッチング素子にトリガ信号を与え、予め設定された時分割期間においてスイッチングさせることにより、光源と交流電源との接続を矩形波にてオン、オフして調光制御する調光器が示されている。
Conventionally, in a dimmer for dimming a light source, the AC power source is turned on / off with a rectangular wave, and the pulse duty of the rectangular wave is controlled to control the on-time of the AC power source applied to the light source for dimming What is controlled is known. For example, in
しかしながら、このような調光器においては、複数の光源に対して点灯電力をそれぞれ供給する複数の電源回路を備えていると、各電源回路における矩形波のオンデューティの立上りのタイミングが略同じとなるため、各電源回路に電力を供給する商用電源施設には、突入電流が集中することになる。従って、電力供給能力を高める必要があり、電源効率が低下し易い。また、矩形波の立上り時に、電波ノイズが発生し易い。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、複数の光源に対し、それぞれ交流電源を矩形波でオン、オフして点灯制御する商用電源から電力供給される複数の電源回路を設けた調光制御システムにおいて、各電源回路の矩形波に基く突入電流が集中しないようにして、電源効率を向上することができる調光制御システムを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problem, and a plurality of power supply circuits that are supplied with power from a commercial power source that controls lighting by turning on and off an alternating current power supply with a rectangular wave to a plurality of light sources, respectively. It is an object of the present invention to provide a dimming control system capable of improving power supply efficiency by preventing inrush currents based on rectangular waves of each power supply circuit from being concentrated.
上記目的を達成するために請求項1の発明は、複数の光源と、これら光源の各々に対し、正弦波の動作電圧と矩形波の制御電圧とを重畳してなる点灯電力をそれぞれ供給する、商用電源から電力供給される複数の電源回路と、を備えた調光制御システムであって、少なくとも隣接する前記複数の電源回路の相互間で、1つの電源回路における制御電圧の矩形波の立上りのタイミングが、他の電源回路のそれと相違するように複数の電源回路を制御する制御手段を備えたものである。
In order to achieve the above object, the invention of
また、当該請求項1に記載の調光制御システムにおいて、前記制御手段は、オフデューティを有する矩形波の立上りのタイミングが相違する2つの電源回路のうち、一方の電源回路における前記矩形波の立上りのタイミングが、動作電圧の交流波形のゼロクロスの時点となり、他方の電源回路における前記矩形波の立上りのタイミングが、前記ゼロクロス点から前記矩形波のオフデューティに相当する期間が経過した時点となるように制御するものである。
Further, in the
請求項1の発明によれば、複数の電源回路における制御電圧の矩形波が全て同じタイミングで立上ることがなく、矩形波による突入電流が分散されるので、商用電源の最大供給電流を低下することができると共に、電力の使用が時間的に平準化され、電源効率が向上する。 According to the first aspect of the present invention, the rectangular waves of the control voltages in the plurality of power supply circuits do not rise at the same timing, and the inrush current due to the rectangular waves is dispersed, so that the maximum supply current of the commercial power supply is reduced. In addition, the use of power is leveled in time, and power supply efficiency is improved.
また、請求項1の発明によれば、さらに、2つの電源回路の矩形波による突入電流の集中がより低減され、電源効率がより向上する。
Further, according to the invention of
以下、本発明の第1の実施形態に係る調光制御システム(以下、本システムという)について、図1乃至図7を参照して説明する。本システムは、図1に示すように、複数の光源10と、この光源10に対し、点灯電力を供給する複数の電源回路20と、本システム全体を制御するシステム制御部(制御手段)30と、システム制御部30と複数の電源回路20とを無線で結ぶ通信路40と、を備える。また、各電源回路20には、家屋等内の商用電源の電力供給を行う主電源部50から電力給電線51を介して動作電力が供給される。なお、通信路40は、有線の伝送路でもよい。
Hereinafter, a dimming control system (hereinafter referred to as the present system) according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the present system includes a plurality of
光源10は、電源回路20により点灯される照明灯であり、システム制御部30により調光制御される。また、この光源10には、白熱球、蛍光灯、LED等を使用することができる。
The
電源回路20は、交流電源部21、設定部22、電圧制御部23、電圧重畳部24、及びフィルタ部25を備える。交流電源部21は、正負の値を交互に示す波形パターンを成す正弦波の動作電圧V1を電圧重畳部24に供給する交流電源である。設定部22は、システム制御部30からの調光制御信号に基き、光源10の調光率を設定すると共に、電圧制御部23の制御電圧V2の矩形波の立上り時間を設定する。電圧制御部23は、設定部22で設定された調光率と立上り時間を基に、周波数fの矩形波の制御電圧V2を発生し、この制御電圧V2により光源10を点灯制御する。この電圧制御部23による点灯制御は、設定部22で設定された調光率に基いて、制御電圧V2の矩形波のパルス幅を制御して行われる。電圧重畳部24は、動作電圧V1と制御電圧V2を重畳して、重畳出力電圧V3を出力する。フィルタ部25は、電圧重畳部24からの重畳出力電圧V3を平滑し、光源10を点灯する点灯電圧V4を出力する。また、交流電源部21には、主電源部50から動作電力が供給される。
The
システム制御部30は、操作部31と、無線通信部32とを有する。操作部31は、ユーザが操作して各光源10の調光率と、各電源回路20における矩形波の立上りのタイミングを決めるための立上り時間を指定するためのものであり、これらの指定のために、予め各電源回路20の調光システム番号を記憶している。この操作部31の指示により、システム制御部30は、少なくとも1つの電源回路20における制御電圧の矩形波の立上りのタイミングが、他の電源回路20のそれと相違するように複数の電源回路20を制御する。無線通信部32は、操作部31で指定された調光率と各調光システム番号に対応する電源回路20の矩形波の立上り時間とに基いて、光源10を調光制御するための調光率信号と、立上り時間信号と、調光システム番号と含む調光制御信号を形成し、この調光制御信号を各調光システム番号に対応する電源回路20に送信する。なお、システム制御部30が行う各種制御処理は、CPU等により具体化される。また、システム制御部30からの調光制御信号の送信には、照明機材間のデータ通信を行うためのプロトコルであるDMX(Digital Multiplex)を用いる。このため、システム制御部30は、操作部31で指定された調光率と立上り時間とを含む調光制御信号をDMXデータに変換し、このDMXデータを無線通信部32より送信する。
The
図2に示すように、電源回路20内の電圧重畳部24は、半導体のスイッチング素子として、トランジスタQ1、Q2を備える。なお、スイッチング素子としては、MOSFET、バイポーラトランジスタ、及びダイオード等を使用できる。フィルタ部25は、同じチョークコイルL1、L2と電解コンデンサC1を備えた低域通過フィルタからなる平滑フィルタであり、チョークコイルL1、L2は、それぞれトランジスタQ1、Q2の各エミッタに接続され、チョークコイルL1、L2の出力側の端子は、コンデンサC1で終端されている。このフィルタ部25は、電圧重畳部24の重畳出力電圧V3を平滑して点灯電圧V4を出力する。
As shown in FIG. 2, the voltage
電圧重畳部24のトランジスタQ1、Q2のコレクタには、図3(a)に示される正弦波の動作電圧V1が印加され、それらの各ベースには、電圧制御部23で形成された図3(b)に示される矩形波の制御電圧V2が入力される。この結果、図3(c)に示されるように、トランジスタQ1、Q2の各エミッタの出力電圧は、正弦波の動作電圧V1が制御電圧V2の矩形波によりオン、オフされた波形となり、正弦波の動作電圧V1と制御電圧V2の矩形波が重畳された重畳出力電圧V3が出力される。ここで、動作電圧V1と制御電圧V2との重畳とは、制御電圧V2の矩形波により動作電圧V1をスイッチングしてオン、オフさせることを言い、そのオン、オフされた出力が重畳出力電圧V3となる。この重畳出力電圧V3は、フィルタ部25に入力される。
The sine wave operating voltage V1 shown in FIG. 3A is applied to the collectors of the transistors Q1 and Q2 of the voltage
フィルタ部25に入力された重畳出力電圧V3は、重畳された矩形波がフィルタ部25により平滑され、このフィルタ部25の出力は、図3(d)に示されるように、動作電圧V1より電圧レベルが低下する点灯電圧V4となる。この平滑された点灯電圧V4は、光源10に印加され、光源10を点灯する。また、重畳出力電圧V3がフィルタ部25によって平滑される際、点灯電圧V4に重畳されている矩形波の周波数成分がフィルタ部25の低域通過フィルタの特性により濾過されて低減される。
The superimposed output voltage V3 input to the
図4に示すように、設定部22は、無線通信部26、立上り設定部27及び制御電圧決定部28を備える。また、設定部22には、予め電源回路20毎のアドレス等で割り当てられた調光システム番号が設定されている。この調光システム番号は、システム制御部30から各電源回路20に送信される調光制御信号の中に含まれる調光システム番号を検出して設定することができ、また、各設定部22に設けられたディップスイッチにより予めユーザが設定することができる。無線通信部26は、システム制御部30から送信されたDMXデータを無線の通信路40を介して受信して、この受信したDMXデータを基に、調光制御信号を復調する。また、無線通信部26は、復調した調光制御信号に含まれる調光率信号、調光システム番号及び立上り時間信号から操作部31で指定された調光率を設定すると共に、自電源回路20に対応する立上り時間を検出し、この立上り時間を立上り設定部27に入力する。
As illustrated in FIG. 4, the
立上り設定部27は、無線通信部26で検出された立上り時間に基き、制御電圧V2の周波数fの矩形波の立上りのタイミングである立上り時間を設定する。なお、この立上り時間の設定は、例えば、立上り設定部27で正弦波の動作電圧V1のレベルを検出し、この正弦波の動作電圧V1のある一定の値を基準点(例えば、ゼロクロス点(図8(a)参照))とし、この基準点に基いて立上り時間を決めることにより行うことができる。このとき、立上り設定部27にボリュウムなどを設けて、ユーザが予め立上り時間を個々に設定することもできる。
Based on the rise time detected by the
制御電圧決定部28は、無線通信部で設定された調光率と、立上り設定部27で設定された立上り時間とを基に、制御電圧V2の周波数fの矩形波の調光率と立上り時間を決定し、この決定された調光率と立上り時間の設定値を電圧制御部23に入力して電圧制御部23を制御する。
Based on the dimming rate set by the radio communication unit and the rise time set by the
電圧制御部23は、制御電圧決定部28で決定された立上り時間及び調光率の各設定値を基に、設定された立上り時間の矩形波を発生し、この矩形波を基に形成される制御電圧V2を生成する。また、電圧制御部23は、制御電圧決定部28で決定された調光率の設定値を基に、制御電圧V2の矩形波のパルスデューティを決定する。この矩形波のパルスデューティの決定は、図5に示すように、周期T(周波数f=1/T)の矩形波のオンデューティの幅wを調整することにより行われる。即ち、電圧制御部23は、設定された調光率に対応して、矩形波のオンデューティ幅wを替えることにより、制御電圧V2を制御し、光源10を調光制御する。
The
上記のように構成された本システムにおいて、ユーザがシステム制御部30における操作部31の操作により、各調光システム番号の電源回路20に対して、調光率及び矩形波の立上りのタイミングを決める立上り時間の各設定値を指示すると、この指示に基く調光率信号と矩形波の立上り時間信号、及び調光システム番号を含む調光制御信号が、通信路40を介して無線通信部32から各電源回路20の設定部22の無線通信部26に伝送される。各電源回路20の設定部22は、無線通信部26で受信した調光制御信号を基に、調光システム番号を検出して自電源回路20に指定された調光率と立上り時間を設定する。
In the present system configured as described above, the user determines the dimming rate and the rising timing of the rectangular wave for the
ここで、操作部31により各電源回路20における矩形波の立上り時間を互いに相違するように設定した場合と、従来の各電源回路20における矩形波の立上り時間を同じに設定した場合とについて、図6、図7を参照して説明する。ここでは、操作部31で指定される各電源回路20の調光率は一定としている。
Here, there are shown a case where the rising time of the rectangular wave in each
図6(a)(b)(c)に示すように、本システムの電源回路20においては、第1電源回路と第2電源回路乃至第n電源回路までの各制御電圧V2は、それぞれの矩形波の立上り時間t1、t2、乃至tnが互いに相違するように設定されている。このとき、各電源回路20における突入電流は、図6(d)(e)(f)に示すように、矩形波の立上り時間t1、t2、乃至tnに対応して分散されて流れ、それぞれ略同じピーク電流値iaを持つ。ここで、各電源回路20の突入電流の和を主電源部50の動作電流Iとすると、この動作電流Iは、図6(g)に示すように、時間的に分散された突入電流の和となる。この動作電流Iのピーク電流値をIaとすると、このピーク電流値をIaは、立上りのタイミングが同じである場合のピーク電流値Ib(図7参照)に比べて低くなる。従って、主電源部50は、このピーク電流値が低くなることにより、供給できる最大供給電流を低下することができる。また、主電源部50における電流の流れが分散され、電流の流れない時間帯が減少するので、電流の流れを時間的に平準化することができる。これにより、主電源部50の電源効率が向上する。また、動作電流Iのピーク電流値を低下することができるので、動作電流Iに含まれる矩形波の周波数成分の電流に基いて電源ラインなどから放射されるノイズが低減され、周辺の電子機器等に電波ノイズの妨害を与えることを抑制することができる。
As shown in FIGS. 6A, 6B, and 6C, in the
これに対し、各電源回路20における矩形波の立上り時間を同じに設定した場合は、図7(a)(b)(c)に示すように、第1電源回路と第2電源回路から第n電源回路までの各制御電圧V2は、各矩形波の立上り時間が同じとなるので、全電源回路20における矩形波による突入電流のタイミングが一致する。このため、図7(d)に示すように、主電源部50に流れる各電源回路20の電流の合計の動作電流Iは、各電源回路20における矩形波のオンデューティの時間帯に集中する突入電流よりなり、その電流のピーク電流値Ibは、同じタイミングの各電源回路20の突入電流のピーク電流値iaの略n倍(nは電源回路20の数)に増大する。即ち、主電源部50においては、同じ立上りのオンデューティの時間帯においてのみ電力が消費されるので、ピーク電流値がIaに比べてIbのように大きくなる。このため、主電源部50の最大供給電流を増大する必要があると共に、オフデューティも全て同じ時間帯のため、電流が流れない時間帯が集中して、主電源部50における電力消費が時間的に平準化されず、電源効率が低下する。また、動作電流Iのピーク電流値の増大により、電波ノイズのレベルが大きくなり、周辺の電子機器等に対する電波ノイズの影響も大きくなる。
On the other hand, when the rise time of the rectangular wave in each
このように、本実施形態の調光制御システムによれば、複数の電源回路における制御電圧V2の矩形波が全て同じタイミングで立上がることがなくなるので、各電源回路20の突入電流の集中を避けて分散することができ、立上りのタイミングが同じである場合に比較して、商用電源の電力供給側における主電源部50の動作電流Iのピーク電流値を低下できる。これにより、主電源部50の最大供給電流を低下することができると共に、電流が流れない時間帯の集中が低減されることにより、電力の使用が時間的に平準化され、主電源部50の電源効率が向上する。また、主電源部50側に設けられる、例えば、ブレーカやヒューズ等の電気部品等の最大仕様定格等(電力値、電流値など)を低下することができる。
As described above, according to the dimming control system of the present embodiment, the rectangular waves of the control voltage V2 in the plurality of power supply circuits do not rise at the same timing, so that the inrush current of each
また、突入電流の分散により、主電源部50に流れる矩形波の周波数に基く高周波電流成分も分散され、その電流値も低減される。これにより、主電源部50と各電源回路20を接続する電力給電線51の配線等から放射される矩形波の周波数のノイズを低下することができ、各電源回路20の近くに存在する他の電子機器や無線機器等への電波ノイズの妨害を軽減することができる。
Further, due to the dispersion of the inrush current, the high-frequency current component based on the frequency of the rectangular wave flowing through the main
次に、本発明における第2の実施形態に係る調光制御システムについて、図8乃至図12を参照して説明する。本システムは、矩形波の立上りのタイミングが相違する2つの電源回路のうち、一方が動作電圧の交流波形のゼロクロスの時点であり、他方がゼロクロス点から矩形波のオフデューティに相当する期間が経過した時点となるように制御する。他の構成は、前記実施形態と同様である。 Next, a dimming control system according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In this system, one of the two power supply circuits with different rectangular wave rising timings is at the time of zero crossing of the AC waveform of the operating voltage, and the other is a period corresponding to the off-duty of the rectangular wave from the zero crossing point. Control to be at the point of time. Other configurations are the same as those in the above embodiment.
システム制御部30は、操作部31からの指定により、本システムにおける電源回路20を、その調光システム番号が奇数番号の場合と、偶数番号の場合で分けて、奇数番号と偶数番号との電源回路20の各矩形波の立上りのタイミングが互いに相違するように設定すると共に、一方が動作電圧V1の交流波形のゼロクロスの時点であり、他方がゼロクロス点から矩形波のオフデューティに相当する期間が経過した時点となるように各電源回路20を制御する。ここでは、奇数番号と偶数番号の電源回路20の矩形波は、ともに周波数を32kHzとし、オンデューティ幅wを1/64kHzの時間期間としている。図8(a)に示すように、動作電圧V1の波形において、正弦波の交流波形の値が正から負、又は負から正に変わる点をゼロクロス点pとし、図8(b)に示すように、奇数番号の電源回路20の制御電圧V2の矩形波は、ゼロクロス点pで立上るように設定され、図8(c)に示すように、偶数番号の電源回路20の制御電圧V2の矩形波は、ゼロクロス点pから矩形波のオフデューティに相当する期間(ここでは、オフデューティ期間を1/64kHzの時間とする)が経過した時点で立ち上がるように設定される。即ち、偶数番号の電源回路20においては、矩形波の1周期の前半部分をオフデューティとし、その後半部分をオンデューティとする。これにより、奇数番号と偶数番号の各電源回路20は、それらの矩形波の立上りが1/64kHzの時間だけずれるので、互いのオンデューティ期間をほぼ重ならないようにして、少なくとも奇数番号と偶数番号に分けた各電源回路20において、それらの突入電流及び使用電力が集中せず、分散するようにしている。
The
ここで、制御電圧V2の矩形波のオンデューティの設定について説明する。操作部31で設定された調光率に対応するオンデューティの割合は、予め下記の表1に示すようにテーブル化され、電圧制御部23に記憶されている。従って、電圧制御部23は、制御電圧決定部28で決定された調光率を基に、この表1のテーブルから自動的にオンデューティの割合(%)を選択して、設定された調光率に一致するようにオンデューティ幅を制御する。なお、電源回路20がシステム制御部30と通信路40を介して接続されていない場合は、設定部22に調光率調整用のボリュウム等を設けて、個々に調光率を調整してもよい。
Here, the setting of the on-duty of the rectangular wave of the control voltage V2 will be described. The on-duty ratio corresponding to the dimming rate set by the
ここで、ユーザが、例えば、操作部31で調光率を5%とし、奇数の調光システム番号に指示したとき、表1より調光率5%におけるオンデューティの割合が14%になることから、電源回路20における制御電圧V2の周波数を32kHzとする矩形波の波形は、図9に示されるように、1つの矩形波の幅(周期T1)が1/32000(s)、オンデューティ幅w1が1/32000×0.14(s)となる。このように、オンデューティ幅は、ユーザの指示した調光率に基いて表1から容易に計算され、このオンデューティ幅の制御により光源10が調光制御される。また、調光システム番号が偶数の場合も、表1と同様のテーブルを利用し、計算によりオンデューティ幅を求めることができる。
Here, for example, when the user sets the dimming rate to 5% using the
上記のように矩形波のオンデューティの割合を14%としたとき、調光システム番号が奇数番号と偶数番号の各電源回路20における矩形波の立上りのタイミングをオフデューティだけ互いにずらした場合と、両者の矩形波の立上りのタイミングが同じである場合とについて、図10と図11を参照して説明する。ここでは、オンデューティの割合が50%より小さい14%に設定されているので、図10(a)(b)に示すように、奇数番号の電源回路20における矩形波の立上りのタイミングと、偶数番号の矩形波の立上りのタイミングをオフデューティ時間だけずらしている。従って、図10(c)に示すように、主電源部50の動作電流Iは、奇数番号と偶数番号の電源回路20における制御電圧V2の矩形波のオンデューティ期間が互いに重ならないことにより、そのピーク電流値Icが、全電源回路20の矩形波の立上りのタイミングが同じである場合のピーク電流値Id(図11参照)と比較して、約半部(奇数番号と偶数番号の電源回路数がそれぞれ同数として)になるので、主電源部50の電源効率が良くなる。
When the ratio of the on-duty of the rectangular wave is 14% as described above, the timing of the rising of the rectangular wave in each of the
これに対し、図11(a)(b)(c)に示すように、奇数番号と偶数番号の電源回路20の各立上りのタイミングが同じである場合は、動作電流Iのピーク電流値Idは、個々の電源回路20の各ピーク電流値の和となるので、前記の立ち上がりのタイミングをずらした場合と比較して略2倍となり、かつ、電力供給のオフ時間が長いので電源効率が悪くなる。
In contrast, as shown in FIGS. 11A, 11B, and 11C, when the rising timings of the odd-numbered
また、調光システム番号の奇数番号と偶数番号の電源回路20の調光率をより大きくして、それぞれオンデューティ比を50%以上とした場合の奇数番号と偶数番号との電源回路20における制御電圧V2の波形を図12(a)(b)に示す。これらの奇数番号と偶数番号との電源回路20において、矩形波の立上りをオフデューティ時間だけ互いにずらすことにより、図12(c)に示すように、突入電流が分散される。これにより、前記と同様に、主電源部50の動作電流Iは、奇数番号と偶数番号の電源回路20の矩形波の立上りのタイミングが同じである場合に比較して、そのピーク電流値Ieが低くなると共に、電流が流れない時間帯がなくなるので、電源部50の電源効率が向上する。
Further, the odd number and even number control in the
このように、上記第2の実施形態の調光制御システムによれば、矩形波の立上りのタイミングが相違する2つの電源回路20において、互いの矩形波の立上りのタイミングがオフデューティに相当する期間だけずらすことができるので、電源回路20の矩形波による突入電流の集中がさらに低減される。これにより、それらの突入電流が確実に分散されて電源部50に流れるピーク電流値がより低下すると共に、電流が流れない時間帯が減少して電力の使用がより平準化されるので、電源部50の電源効率がさらに向上する。
As described above, according to the dimming control system of the second embodiment, in the two
なお、本発明は上記各種の実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。上記実施形態では、矩形波の周波数が32kHzの場合について説明したが、この矩形波の周波数は、これらに限定されることなく自由に選択される。また、矩形波の立上りを、調光システム番号が奇数と偶数の2つの場合に分けて立上り時間をオフデューティ時間だけずらしたが、奇数、偶数に限らず、より細かく区分して立ち上がりのタイミングをずらすこともでき、また、調光システム番号毎にずらすこともできる。また、少なくとも隣接する電源回路の矩形波の立上りのタイミングを互いに相違するように設定することにより、スイッチング素子の非線形特性により、矩形波の立上りのエッジ部等で発生する高周波ノイズや矩形波の周波数の高調波ノイズも時間的に分散されるので、これら高周波ノイズ、高調波ノイズが隣接間で相乗されて、電波ノイズが増大することを抑制することもできる。また、各電源回路とシステム制御部との通信路に無線通信を用いたが、伝送線による有線を用いることや、各電源回路に共通に電力を供給する交流電力配線を利用する電力線搬送通信(PLC)を用いることもできる。 In addition, this invention is not limited to the structure of said various embodiment, A various deformation | transformation is possible suitably in the range which does not change the meaning of invention. Although the case where the frequency of the rectangular wave is 32 kHz has been described in the above embodiment, the frequency of the rectangular wave is freely selected without being limited thereto. In addition, the rise time of the rectangular wave is divided into two cases where the dimming system number is odd and even, and the rise time is shifted by the off-duty time. It can also be shifted, and can also be shifted for each dimming system number. In addition, by setting the rising timing of the rectangular wave of adjacent power supply circuits to be different from each other, high-frequency noise or rectangular wave frequency generated at the rising edge of the rectangular wave due to the nonlinear characteristics of the switching element Therefore, it is possible to suppress the increase in radio noise by synergizing these high frequency noises and harmonic noises between adjacent ones. Moreover, although wireless communication was used for the communication path between each power supply circuit and the system control unit, power line carrier communication using a wired transmission line or AC power wiring that supplies power to each power supply circuit in common ( PLC) can also be used.
10 光源
20 電源回路
30 システム制御部(制御手段)
40 通信路
p ゼロクロス点
V1 動作電圧
V2 制御電圧
DESCRIPTION OF
40 Communication path p Zero cross point V1 Operating voltage V2 Control voltage
Claims (1)
少なくとも隣接する前記複数の電源回路の相互間で、1つの電源回路における制御電圧の矩形波の立上りのタイミングが、他の電源回路のそれと相違するように複数の電源回路を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、オフデューティを有する矩形波の立上りのタイミングが相違する2つの電源回路のうち、一方の電源回路における前記矩形波の立上りのタイミングが、動作電圧の交流波形のゼロクロスの時点となり、他方の電源回路における前記矩形波の立上りのタイミングが、前記ゼロクロス点から前記矩形波のオフデューティに相当する期間が経過した時点となるように制御することを特徴とする調光制御システム。 A plurality of light sources, and a plurality of power supply circuits supplied with power from a commercial power source, each of which supplies lighting power obtained by superimposing a sine wave operating voltage and a rectangular wave control voltage to each of the light sources. A dimming control system comprising:
Control means for controlling the plurality of power supply circuits so that the rising timing of the rectangular wave of the control voltage in one power supply circuit differs from that of the other power supply circuit between at least the plurality of adjacent power supply circuits. ,
The control means, among the two power supply circuits, the rising timing of the rectangular wave having an off duty is different, the rising timing of the rectangular wave in one power supply circuit is the time of zero crossing of the AC waveform of the operating voltage, A dimming control system , wherein the timing of rising of the rectangular wave in the other power supply circuit is controlled to be a point in time when a period corresponding to the off-duty of the rectangular wave has elapsed from the zero cross point .
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