JP5236589B2 - Date stamp with lock - Google Patents
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Description
本発明は、複数本の印字ベルトを備えた印字ユニットが本体ケース内に収容してある日付印に関する。本体ケースには、日付の変更を防ぐための錠構造が組み込んである。 The present invention relates to a date stamp in which a printing unit including a plurality of printing belts is housed in a main body case. The main body case incorporates a lock structure for preventing date changes.
本発明の日付印の基本構造は特許文献1に公知である。そこでは、年、月、日を印字するための複数本の印字ベルトを備えた印字ユニットと、印字ユニットを収容する本体ケースと、本体ケースの下端面に配置される固定印字体などで日付印を構成している。印字ユニットは、金属製のフレームと、同フレームに設けた支軸で回転自在に支持される調整ダイヤルと、フレーム下端に配置されるブリッジと、調整ダイヤルおよびブリッジに巻き掛けられる印字ベルトなどで構成してある。本体ケースは、主ケースと、主ケースの外面を覆うカバー筒とで構成してあり、カバー筒を開放することにより、調整ダイヤルを主ケースの調整窓から露出させて、印字ユニットの日付を変更できる。カバー筒が不用意に開放するのを防ぐために、本体ケースにはカバー筒の開放を規制するロック構造が設けてある。 The basic structure of the date stamp of the present invention is known from Patent Document 1. There, a date stamp is printed on a printing unit having a plurality of printing belts for printing the year, month, and day, a main body case that accommodates the printing unit, and a fixed printing body arranged on the lower end surface of the main body case. Is configured. The printing unit is composed of a metal frame, an adjustment dial that is rotatably supported by a spindle provided on the frame, a bridge disposed at the lower end of the frame, a printing belt that is wound around the adjustment dial and the bridge, and the like. It is. The main body case is composed of a main case and a cover cylinder that covers the outer surface of the main case. By opening the cover cylinder, the adjustment dial is exposed from the adjustment window of the main case, and the date of the printing unit is changed. it can. In order to prevent the cover cylinder from being inadvertently opened, the main body case is provided with a lock structure for restricting the opening of the cover cylinder.
例えば銀行などの金融機関においては、捺印日付の間違いや不正を防ぐために、特許文献2のような差込印を使用することが多い。差込印は、印判本体の下面にゴム印字体を備えており、ゴム印字体の中央部分に差換えコマを装填するための装着凹部が形成してある。年数字、月数字、日数字を印字する差換えコマは、捺印日付の変更を防ぐために、金庫などに保管して厳重に管理されており、始業時に管理責任者が差換えコマを差し換えたうえで、差込印を窓口の捺印担当者に渡している。
For example, a financial institution such as a bank often uses an insertion stamp as in
本発明の日付印においては、本体ケースに日付の変更を防ぐ錠構造を組み込むが、錠構造を備えた印鑑は例えば特許文献3に公知である。そこでは、本体ケースの内部にダイヤル錠を設け、さらに、印面より突出する丸筒状の捺印阻止体を本体ケースに設けている。不使用状態においては、捺印阻止体をダイヤル錠でロックして、その突端面を印面より突出させて捺印を防止する。また、ダイヤル錠によるロックを解除して捺印阻止体をスライド操作すると、印面を開放して自由に捺印できる。
In the date stamp of the present invention, a lock structure that prevents the date from being changed is incorporated in the main body case. However, a seal stamp provided with a lock structure is known, for example, in
特許文献4には、印鑑を専用のスタンドに起立姿勢で収容し、スタンドに設けた錠で印鑑を取り出し不能にロックできるようにした印鑑スタンドが開示してある。因みに、この印鑑スタンドは、特許文献3の印鑑と同様に、第三者による印鑑の不正捺印を防ぐことを目的としており、捺印日付の変更を防ぐものではない。
差換印は、捺印日付の間違いや不正を防ぐのに有効であるが、始業時の差換えコマの差し換え作業や、差換えコマの金庫からの出し入れなどに多くの手間が掛かり、管理が煩わしい。また、差換えコマの外形が小さいため紛失しやすく、さらに破損しやすい点に問題がある。 The replacement stamp is effective in preventing mistakes and frauds in the stamping date, but it takes a lot of time and labor to replace the replacement frame at the start of work and to put in and out the replacement frame from the safe. Moreover, since the outer shape of the replacement frame is small, there is a problem in that it is easily lost and easily damaged.
上記のような差換印の管理の煩わしさや、差換えコマの紛失などを解消するために、本発明者は印字ベルト式の日付印を、差換印の代わりに使用することを考えた。また、窓口の捺印担当者によって日付が意図的に変更されるのを防ぐために、本体ケースに組み込んだ錠構造を常に施錠状態にして、日付の変更を阻止することを考えた。 In order to solve the troublesome management of the replacement mark and the loss of the replacement frame as described above, the present inventor considered using a print belt type date stamp instead of the replacement mark. In addition, in order to prevent the date from being changed intentionally by the person in charge of stamping at the counter, the lock structure incorporated in the main body case was always locked to prevent the date from being changed.
因みに、特許文献3の錠構造は、本体ケースの内部空間の殆どをダイヤル錠が占めている。そのため、印字ベルト式の日付印において、本体ケースの内部に特許文献3のような錠構造を収容することは難しく、仮に本体ケース内に錠構造を収容できたとしても、日付印の外形が異常に大きくなり実用性に欠ける。
Incidentally, in the lock structure of
本発明の目的は、日付の変更を阻止する錠構造(ロック)が組み込んであって、錠構造を解錠しない限りは調整ダイヤルを回転操作して日付を変更できないロック付日付印を提供することにある。本発明の目的は、差換印に比べて保管および管理の手間を大幅に軽減でき、しかも差換えコマなどの印字要素の紛失などを一掃できるロック付日付印を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a date stamp with a lock that incorporates a lock structure (lock) that prevents the date from being changed and cannot be changed by rotating the adjustment dial unless the lock structure is unlocked. It is in. An object of the present invention is to provide a date stamp with a lock that can greatly reduce the labor of storage and management as compared with a replacement stamp, and that can eliminate the loss of printing elements such as replacement frames.
本発明に係るロック付日付印は、複数本の印字ベルト24と調整ダイヤル22を備えた印字ユニット2が本体ケース1に収容してある。本体ケース1は、印字ユニット2を収容する主ケース4と、主ケース4の外面を覆うカバー筒5とで構成する。カバー筒5は、主ケース4の外面を覆う閉じ姿勢と、主ケース4の外面を開放する開放姿勢とに姿勢変更できるよう構成してあり、カバー筒5を開放姿勢にした状態において、調整ダイヤル22を操作して印字ユニット2の日付を変更できる。カバー筒5が開放姿勢に切り換わるのを規制する錠構造を本体ケース1に設ける。
In the date stamp with lock according to the present invention, a
カバー筒5の開放を規制するロックリング30を設ける。ロックリング30は、ロック位置とロック解除位置とに変位できるよう本体ケース1で支持する。本体ケース1とロックリング30との間に、ロックリング30がロック解除状態に切り換わるのを防ぐ錠構造を設ける。
A
ロックリング30の周囲に収容部33を設ける。錠構造は、収容部33の内部に収容されて、ロック位置におけるロックリング30の切り換え操作を規制する錠止片35と、錠止片35を錠止位置へ向かって移動付勢する錠止ばね36と、収容部33に臨む本体ケース1の周面に設けられる解錠ガイド38とを含む。錠止片35は、解錠ガイド38で係合案内される錠体40を備えていて、収容部33で錠止位置と解錠位置とに変位可能に案内してある。錠止片35を鍵体45で解錠位置へ変位させた状態において、錠体40が解錠ガイド38と係合可能な状態になって、ロックリング30をロック解除位置へ変位操作できるようにする。
An
ロックリング30の周囲複数箇所に収容部33を設けて、各収容部33に錠構造を配置する。各収容部33に臨む解錠溝38の形成高さ位置を異ならせる。鍵体45は、鍵本体46と、鍵本体46の端面に突設される複数個の鍵片47とを備えている。鍵片47の突出寸法を、各収容部33に臨む解錠溝38の形成高さ位置の違いに応じて大小に異ならせる。
The
錠止片35の下面に、鍵片47と係合する鍵穴50を形成し、各錠止片35における鍵穴50の形状と穴深さとの少なくともいずれか一方を異ならせる。
A
錠止ばね36をつづら折り状に形成する。錠止片35と錠止ばね36とは、プラスチック材を素材にして一体に成形する。
The
錠構造は、鍵穴がカバー筒5の外面に露出する状態で、カバー筒5に組み付けられる錠ユニット51と、錠ユニット錠51の出力軸54に固定される錠止体52と、錠止体52が係脱するロックピース53とを含んで構成することができる。ロックピース53は、錠ユニット51に臨む主ケース4の上部に設ける。錠止体52をロックピース53に係合させて、カバー筒5が開放姿勢に切り換わるのを規制する。
The lock structure includes a
錠構造は、以下のように構成することができる。カバー筒5の周壁の一部を構成する窓板60を、カバー筒5で揺動開閉可能に支持する。窓板60の内面に、下方の解錠位置と上方の錠止位置とにスライド変位して、錠止位置において主ケース4の調整窓7の上開口縁に下方から係合する錠止片62を設ける。窓板60の外面に、錠止片62をスライド操作する操作つまみ63と、錠止片62の解錠スライド動作を規制する錠ユニット65とを設ける。錠止片62の解錠スライド動作を錠ユニット65で規制して、カバー筒5が開放姿勢に切り換わるのを規制する。
The lock structure can be configured as follows. A window plate 60 constituting a part of the peripheral wall of the
本発明においては、複数本の印字ベルト24を備えた印字ユニット2が本体ケース1内に収容してある日付印において、錠構造を本体ケース1に設けて、カバー筒5が開放姿勢に切り換わるのを規制できるようにした。このように、カバー筒5が開放姿勢に切り換えられるのを錠構造で規制すると、錠構造を鍵体45で解錠しない限りはカバー筒5を開放できないので、調整ダイヤル22を回転操作して日付を変更することができない。
In the present invention, the lock structure is provided in the main body case 1 and the
したがって、本発明のロック付日付印によれば、印字ベルト24を印字要素とする日付印であるにもかかわらず、管理責任者ではない使用者が日付を変更するのを確実に防止できる。管理責任者は、鍵体45のみを管理すればよいので、従来の差換印に比べて保管および管理の手間を大幅に軽減できる。また、調整ダイヤル22を回転して日付の変更を行なえるので、従来の差換印において不可欠であった差換えコマなどの印字要素を取り扱う必要がなく、日付の変更をより少ない手間で簡便に行なえる。さらに、差換えコマの紛失などを一掃できる。
Therefore, according to the date stamp with a lock of the present invention, it is possible to reliably prevent a user who is not a manager from changing the date even though the date stamp has the
ロックリング30と本体ケース1との間に錠構造を設けるロック付日付印によれば、ロックリング30のロック機能を利用してカバー筒5の開放を規制できるので、ロックリング30が回転するか否かによって、錠構造が施錠状態にあるか否かを確認できる。これにより、捺印日付を変更したのち錠構造が施錠されていることを確認したうえで、ロック付日付印を捺印担当者に手渡すことができるので、勘違いによるロック付日付印の管理ミスを避けることができる。また、錠構造は、ロックリング30の回転を阻止できる構造であればよいので、他の部位に設ける場合に比べて錠構造を簡素化できる利点もある。
According to the date stamp with a lock that provides a lock structure between the
錠止片35と、錠止ばね36と、解錠ガイド38などで錠構造を構成したロック付日付印においては、錠止片35を鍵体45で操作して、錠体40と解錠ガイド38とが係合可能な状態にならない限りは、ロックリング30をロック解除できない。また、錠止片35は収容部33に配置されていて、解錠ガイド38と錠止片35との位置関係を外部から確認することは極めて困難である。したがって、正規の鍵体45を使用しない限りはロックリング30をロック解除できず、不正な鍵や工具等による錠構造の解錠の試みを困難化して、ロック付日付印の防犯上の信頼性を向上できる。また、ロックリング30を利用して、その周囲に設けた収容部33に錠止片35と錠止ばね36を配置するので、錠構造を付加しているにもかかわらず、ロック付日付印が大形化するのを避けてコンパクト化できる。
In the date stamp with a lock having a locking structure constituted by the locking
ロックリング30の周囲複数箇所に収容部33を設けて、各収容部33に錠構造を配置する日付印によれば、各収容部33に臨む解錠溝38の形成高さ位置を異ならせておくことにより、鍵体45の鍵違い数を増加できる。したがって、1個の鍵体45で複数の日付印の錠構造が開錠されるのを防いで、捺印日付が不正に変更されるのをさらに確実に防止できる。鍵体45の鍵違い数が多い分だけ、錠止片35の不正解錠を困難化できる。
According to the date stamp which provides the
錠止片35の下面に鍵片47と係合する鍵穴50を形成し、その形状と穴深さとの少なくともいずれか一方を異ならせる日付印によれば、上記の鍵違いに加えて、さらに多くの鍵違い数を実現して、不正な鍵の使用や、不正な解錠の試みを困難化できる。したがって、ロック付日付印の防犯性を向上して、捺印日付の信頼性をさらに向上できる。
According to the date stamp which forms the
錠止ばね36をつづら折り状に形成すると、ロックリング30の収容部33の膨出寸法を小さくできる、したがって、錠止ばね36がコイルばねで形成してある場合に比べて、ロック付日付印の外形寸法をより小さなものにしてコンパクト化でき、その保管スペースを小さくできる。また、突出寸法が小さい分だけ収容部33が捺印の邪魔になるのを軽減して、ロック付日付印の扱いやすさを向上できる。
When the
つづら折り状に形成した錠止ばね36を錠止片35と一体に成形すると、錠構造の構成部品点数を減すことができ、さらに組立の手間を省いて、ロック付日付印の製造に要するコストを削減できる。
When the
錠ユニット51と、錠止体52と、ロックピース53などで構成した錠構造によれば、錠ユニット51を施錠し、あるいは解錠するだけで、カバー筒5の不正な開放を阻止し、あるいは開放できるので、捺印日付の変更をより少ない手間で迅速に行なえる。また、ロックリング30を備えていない日付印であっても、カバー筒5が開放操作されるのを錠構造で確実に阻止できる。施錠状態においては、錠止体52を主ケース4に固定したロックピース53に係合して、カバー筒5が開放姿勢に切り換わるのを規制するので、錠構造を付加することに伴なう日付印の構造変更が僅かで済み、より多くの既存部品を利用してロック付日付印を低コストで製造できる。
According to the lock structure composed of the
揺動開閉可能な窓板60に錠止片62と操作つまみ63と錠ユニット65を組み付けた錠構造によれば、錠ユニット65を施錠し、あるいは解錠するだけで、カバー筒5の不正な開放を阻止し、あるいは開放できるので、捺印日付の変更をより少ない手間で迅速に行なえる。また、上記の錠構造と同様に、ロックリング30を備えていない日付印であっても、カバー筒5が開放操作されるのを錠構造で確実に阻止できる。さらに、窓板60に錠構造の全ての構成部品を組み付け、錠止片62を主ケース4の調整窓7の上開口縁に係合してカバー筒5の不正開放を規制するので、ロック付日付印の構造変更をカバー筒5のみに限定できる利点もある。
According to the lock structure in which the
図1ないし図9は本発明に係るロック付日付印の実施例を示す。図2および図3においてロック付日付印は、本体ケース1と、本体ケース1の内部に収容される印字ユニット2と、本体ケース1の下端面に配置される固定印字体3と、図示していない印面キャップなどで構成する。
1 to 9 show an embodiment of a date stamp with a lock according to the present invention. 2 and 3, the date stamp with a lock is illustrated with a main body case 1, a
本体ケース1は、印字ユニット2を収容する主ケース4と、主ケース4の外面を覆うカバー筒5とで構成してある。主ケース4は、有底筒状のプラスチック成形品からなり、その筒壁の上下中途部に、印字ユニット2の調整ダイヤル22を露出させるための一対の調整窓7が開口され、両調整窓7の間の筒壁外面に、カバー筒5を開閉案内する平坦なガイド部8が設けてある。ガイド部8には断面T字状のガイドリブ9が一体に形成してある。また、主ケース4の底壁には、印字ベルト24を、固定印字体3から出し入れするための出退口10が開口してある。調整窓7より下側には、後述するロックリング30を組み付けるためのベース筒11と、印面キャップを圧嵌係合するための連結筒12とが設けてある。
The main body case 1 includes a
カバー筒5は、下向きに開口する有底筒状のプラスチック成形品からなり、その筒壁の前後に先のガイドリブ9で案内されるスライド溝14が筒下端から上向きに形成され、スライド溝14の下端両側にロック爪15が形成してある。カバー筒5の上端壁には、印字ユニット2の印面高さを調整する調整ねじ16がねじ込んである。
The
カバー筒5を主ケース4に外嵌して、そのスライド溝14をガイドリブ9でスライド案内することにより、カバー筒5は、主ケース4の外面を覆う閉じ姿勢(図2に示す状態)と、主ケース4の調整窓7の外面を開放する開放姿勢(図4に示す状態)とに姿勢変更できる。カバー筒5を開放姿勢にした状態においては、印字ユニット2の調整ダイヤル22を調整窓7から露出させることができ、この状態で印字ベルト24を回転操作することにより印字ユニット2の日付を変更できる。
The
印字ユニット2は、門形のフレーム20と、その対向壁で支持したダイヤル軸21と、ダイヤル軸21で支持した6個の調整ダイヤル22と、フレーム20の下端に装着されるブリッジ23と、調整ダイヤル22およびブリッジ23に巻き掛けられる6個の無端状の印字ベルト24などで構成する。印字ユニット2は、主ケース4とブリッジ23との間に配置したばね25で押し上げ付勢してあり、カバー筒5を開放姿勢にすると、全体がばね25で押し上げられて調整ダイヤル22を調整窓7から露出させることができる。印字ベルト24には、年号数字と、月数字と、日数字を印字する字母ブロックが一定間隔おきに設けてある。固定印字体3は、印面ホルダー26と、印面ホルダー26に接着固定したゴム印字体27とで構成してあり、その中央に印字ベルト24の字母ブロックを出し入れするための印字窓28が開口してある。
The
カバー筒5を下方の閉じ姿勢においてロック保持するために、ベース筒11の外面にロックリング30を組み付けて、カバー筒5の開放操作を規制している。ロックリング30は、上下面が開口する円形のリングからなり、その内面の対向位置に一対のリング支持爪31と、ロック爪15と係合する一対のロック片32が形成してある(図6参照)。また、ロックリング30の周面の対向位置に下向きに開口する収容部33が膨出形成してある。ロックリング30をベース筒11の下面側から装着し、そのリング支持爪31をベース筒11の外面に設けた支持溝34に係合することにより、ロックリング30の全体が、ロック位置とロック解除位置との間を回転できるように主ケース4で支持される。
In order to lock and hold the
図5に示すように、ロックリング30をロック位置に位置させた状態では、ロック片32がカバー筒5のロック爪15の上面を受け止めている。そのため、カバー筒5を開放姿勢にスライド操作することはできず、閉じ姿勢に位置保持できる。また、図6に示すように、ロックリング30を想像線で示すロック位置から、実線で示すロック解除位置へ回転操作すると、ロック片32がカバー筒5のロック爪15の上面から周方向へ離脱するので、カバー筒5を上方へスライド操作して開放姿勢に変位することができる。カバー筒5を閉じ姿勢に戻したのち、ロックリング30をロック位置へ戻すと、再びカバー筒5を開放不能にロック保持できる。
As shown in FIG. 5, in a state where the
この実施例では、本体ケース1とロックリング30との間に、ロックリング30がロック解除位置に切り換えられるのを防ぐ錠構造を設けて、印字ユニット2の日付が管理者以外の使用者によって変更されるのを防止できるようにした。図8において錠構造は、ロックリング30の収容部33に収容される錠止片35、および錠止片35を押し下げ付勢する錠止ばね36と、収容部33と対向するベース筒11に凹み形成される受凹部37、および受凹部37に連続して周方向へ延びる解錠溝(解錠ガイド)38などで構成する。錠止ばね36は、ばね線材で形成した圧縮コイルばねからなる。各収容部33の外面には固有の合マーク39a・39bが凹み形成してある(図7参照)。
In this embodiment, a lock structure is provided between the main body case 1 and the
錠止片35は内外周面が部分円弧状に湾曲する四辺形のプラスチック成形品からなり、その内側面に先の解錠溝38で移行案内される湾曲リブ状の錠突起(錠体)40を有し、上面に錠止ばね36用のばね受ボス41が形成してある。錠止片35は収容部33の内面で案内されて、下方の錠止位置(図8に示す状態)と、上方の解錠位置(図1に示す状態)との間を変位でき、常態においては、錠止ばね36で錠止位置に押し下げ付勢されて収容部33の底壁42で受け止められている。この状態でロックリング30を回転操作すると、錠止片35がロックリング30に同行して移動しようとするが、すぐに錠突起40の周方向側端が収容部33の内側面で受け止められるので、ロックリング30を回転操作することはできない。先の底壁42の中央には、後述する鍵片46の出し入れを許す鍵開口43が形成してある。
The locking
図9に示すように、受凹部37は、錠止片35の周方向の幅寸法より僅かに広幅に形成してあり、その凹部上壁より下側に解錠溝38が形成してある。各収容部33における解錠溝38の高さ位置はそれぞれ異ならせてある。具体的には、図8に向かって左側の解錠溝38は、受凹部37の上端近くに形成し、図8に向かって右側の解錠溝38は、受凹部37の中途部に形成してある。このように、各解錠溝38の形成位置を上下にずらすことにより、鍵体45の鍵違い数をより多くすることができる。
As shown in FIG. 9, the receiving
一対の錠止片35を同時に開錠操作するために鍵体45が設けてある。図7に示すように、鍵体45は、ベース筒11の下方の連結筒12に外嵌できるリング状の鍵本体46と、鍵本体46の上面(端面)に突設される2個の鍵片47とで構成してある。鍵本体46は金属性のリングで構成する。鍵片47は金属製の矩形軸からなり、鍵本体46の上面の装着穴に鍵片47の下面の軸部49を打ち込んで鍵本体46と一体化してある。このように、鍵片47を鍵本体46とは別体に形成すると、複数種の鍵片47を用意しておき、その組み合わせを変更することにより、容易に鍵違いを構成できる。
A
鍵片47の周方向の配置位置は、錠止片35の周方向の配置位置に合致させてあり、鍵本体46の上面から各鍵片47の突端までの高さ(突出寸法)は、各解錠溝38の高さに対応させてある。鍵本体46の周面には、先の合マーク39a・39bに対応する合マーク48a・48bが形成してある。
The circumferential arrangement position of the
鍵体45は、管理責任者が所定の場所に保管して、その使用状況を管理する。始業時には、定置した鍵体45のリング内面に日付印の下端の連結筒12を差し込み、ロックリング30の合マーク48a・48bと日付印側の合マーク39a・39bとが一致する状態で、日付印の全体を錠止ばね36の付勢力に逆らって押し下げ操作する。あるいは、鍵体45を押し上げ操作する。この状態では、鍵片47が鍵開口43から収容部33内に入り込んで、各錠止片35を受け止めている。そのため、図1に示すように、本体ケース1と各錠止片35とは、互いに相対スライド変位して、収容部33の底壁42が鍵本体46の上端で受け止められる。その結果、各錠止片35の錠突起40の高さが各解錠溝38の高さに一致して、各解錠溝38に対して出し入れ可能となる。
The
上記の状態を保持した状態のままで、カバー筒5および主ケース4を反時計回転方向へ回転操作することにより、図5に示すように、ロック片32とロック爪15との係合を解除して、ロックリング30をロック解除状態に切り換えることができる。なお、カバー筒5および主ケース4を固定した状態で鍵体45を時計回転方向へ回転操作する場合にも、同様にロックリング30をロック解除状態に切り換えることができる。以後は、鍵体45を日付印から分離することができ、鍵体45を分離しても錠止片35が錠止位置へ戻ることはない。
While maintaining the above state, the
ロックリング30をロック解除操作したのち、図4に示すようにカバー筒5を開放位置へスライド操作すると、印字ユニット2の調整ダイヤル22を調整窓7に臨ませることができる。この状態で、調整ダイヤル22を回転操作して、日付に適合した印字ベルト24の字母ブロックを選定する。カバー筒5を閉じ姿勢に戻して、ロックリング30をロック位置へ戻すと、ロック片32がロック爪15と係合して、再びカバー筒5の開放移動を阻止する。
After the
ロックリング30がロック位置へ戻るのに同行して、錠止片35が解錠溝38から受凹部37へと変位操作される。さらに、錠止片35が受凹部37の内部に入り込むのと同時に、錠止ばね36の付勢力によって錠止片35が押し下げられ、下方の錠止位置へと復帰する。以後、鍵体45を使用して錠止片35を開錠しない限りは、ロックリング30をロック解除位置へ回転することはできない。
Accompanying the return of the
一連の日付変更作業は管理責任者が行なってもよく、管理責任者が立ち会う状況下で捺印担当者が行なってもよい。因みに、鍵体45が正規の鍵体でない場合には、錠止片35と解錠溝38の高さを一致させることができないので、ロックリング30をロック解除位置へ回転することはできない。また、錠止片35をドライバーなどで錠止ばね36の付勢力に抗して単に押し込んだだけでは、錠止片35が受凹部37の上壁に受け止められるので、その場合にも錠止片35と解錠溝38の高さは一致せず、ロックリング30をロック解除位置へ回転することはできない。このように、錠止片35が解錠位置へ不正に操作されるのを防ぐために、解錠溝38を受凹部37の上壁より下方に位置させている。
A series of date changing operations may be performed by the manager in charge, or may be performed by the person in charge of stamping in a situation where the manager is present. Incidentally, when the
以上のように本発明の日付印によれば、錠止片35を正規の鍵体45で解錠操作しない限りは、ロックリング30をロック解除操作してカバー筒5を開放操作できないので、印字ベルト式の日付印であるにもかかわらず、管理責任者ではない使用者が日付印の日付を変更するのを確実に防止できる。また、印字ベルト24の字母ブロックを選定することで日付の変更を行なえるので、従来の差換印に比べて、日付の変更をより少ない手間で簡便に行なえる。さらに、管理責任者は鍵体45のみを管理すればよいので、差換えコマを管理する必要があった差換印に比べて、管理の手間を大幅に省くことができる。印字要素を紛失したり、破損するおそれもない。
As described above, according to the date stamp of the present invention, unless the locking
図10は、錠止体35の別の実施例を示す。そこでは、錠止ばね36をつづら折り状の板ばねで形成した。さらに、錠止ばね36を錠止片35と一体に成形して、錠構造の部品点数を減らすようにした。このように、錠止ばね36をつづら折り状の樹脂ばねで形成すると、錠止ばねを圧縮コイルばねで構成する場合に比べて、錠止ばね36が占めるスペース、とくにロックリング30の径方向の占有スペースを小さくできる。これに伴ない、収容部33の径方向の張り出し量を小さくして、その分だけロック付日付印の外形寸法を小さくしてコンパクト化できる。また、錠止ばね36を錠止片35と一体に形成することにより、組立の手間を省くことができるので、部品点数を削減することと相俟って、ロック付日付印の製造コストを削減できる。なお、上記以外の構造は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同じとする。
FIG. 10 shows another embodiment of the locking
図11は、錠止片35の別の実施例を示す。そこでは、錠止片35の下面に、鍵片47と係合する鍵穴50を形成する点が、先に説明した錠止片35と異なる。この場合には、鍵片47の断面形と鍵穴50の断面形が一致し、さらに、鍵片47の突出寸法が鍵穴50の深さに適合した場合に限って、錠止片35の錠突起40の位置を解錠溝38の形成位置に一致させることができる。したがって、個々の錠止片35における鍵穴50の断面形状と穴深さとの、少なくともいずれか一方を異ならせておくと、先に説明した鍵違い構造に加えて、さらに多様な鍵違い数を実現できる。なお、鍵穴50の断面形状としては、円形、多角形、楕円形、D字形、鍵穴形など自由に選定できる。
FIG. 11 shows another embodiment of the locking
図12および図13は錠構造の別の実施例を示す。そこでは、錠構造を小形のシリンダー錠(錠ユニット)51と、錠止体52と、ロックピース53などで構成して、カバー筒5が開放姿勢に切り換えられるのを防止できるようにした。シリンダー錠51は市販品からなり、そのケース部分をカバー筒5の上部に水平に固定して、鍵穴をカバー筒5の外面に露出させるようにした。錠止体52はL字状の金具からなり、シリンダー錠51の出力軸54に対して同行回転可能に固定してある。ロックピース53はプラスチック成形品からなり、主ケース4の上端の筒壁55に固定してある。なお、この実施例における錠構造の鍵違いはシリンダー錠に依存する。
12 and 13 show another embodiment of the lock structure. In this case, the lock structure is composed of a small cylinder lock (lock unit) 51, a
シリンダー錠51の鍵穴に差し込んだ鍵体45を施錠位置へ回転すると、図12に示すように、錠止体52の係合片56がロックピース53の係合腕57の下面に係合して、閉じ姿勢にしたカバー筒5の開放移動を阻止できる。また、鍵体45を解錠位置へ回転すると、図13に想像線で示すように、錠止体52の係合片56がロックピース53の係合腕57から分離するので、カバー筒5を閉じ姿勢から開放姿勢へ上方スライドできる。この状態で調整ダイヤル22を操作して日付を変更する。このように、本発明に係る錠構造は、カバー筒5の開放を直接防止する形態を採用することができ、とくに、図12および図13で説明した錠構造は、ロックリング30を備えていない日付印においてカバー筒5の開放を確実に規制できる。
When the
図14は錠構造のさらに別の実施例を示す。そこでは、カバー筒5の周壁の一部に窓板60を設け、窓板60を軸61の周りに揺動開閉可能にカバー筒5で支持した。窓板60の内面上部には上下にスライドする錠止片62を設け、これを窓板60の外面に設けた操作つまみ63で、下方の解錠位置と上方の錠止位置とにスライド操作できるようにした。窓板60の外面にはケース64が固定してあり、ケース64で操作つまみ63を上下スライド自在に案内支持している。ケース64には、操作つまみ63を介して錠止片62の解錠スライド動作を規制する市販品の尾錠(錠ユニット)65が設けてある。尾錠65には、同錠の施錠動作および解錠動作に連動して部分回動する規制腕66が設けてある。
FIG. 14 shows still another embodiment of the lock structure. In this case, a window plate 60 is provided on a part of the peripheral wall of the
尾錠65を施錠した状態においては規制腕66の上端で操作つまみ63の下面を受け止めて、錠止片62の下方へのスライド(解錠スライド動作)を規制できる。また、尾錠65を解錠した状態においては、規制腕66の上部が操作つまみ63の下方スライド領域から退避するので、操作つまみ63および錠止片62を自由に下方スライドできる。
In a state where the
窓板60を閉じ姿勢にし、さらに操作つまみ63で錠止片62を錠止位置へスライド操作すると、錠止片62の上端に設けた係合爪67が、主ケース4の調整窓7の上開口縁7aの内面に下方から係合して、カバー筒5の開放方向への移動を阻止できる。この状態で鍵体45を尾錠65の鍵穴に差し込んで施錠位置に回転することにより、規制腕66が操作つまみ63の下面を受け止めるので、錠止片62の下方へのスライドを規制できる。また、鍵体45を解錠位置へ回転操作すると、規制腕66が尾錠65に連動して部分回動し、操作つまみ63の下方スライド領域から退避する。
When the window plate 60 is closed, and the
したがって、操作つまみ63および錠止片62を下方へスライドして、係合爪67と筒壁55との係合を解除でき、さらに窓板60を開放操作することにより、カバー筒5を閉じ姿勢から開放姿勢に切り換えることができる。この状態で調整ダイヤル22を操作して日付を変更する。この実施例における錠構造も、ロックリング30を備えていない日付印においてカバー筒5の開放を確実に規制できる。
Accordingly, the
上記の各実施例では、錠構造をロックリング30と主ケース4との間、あるいはカバー筒5と主ケース4との間に設けたが、その必要はなく、図15に示すようにカバー筒5とロックリング30との間に錠構造を設けることができる。そこでは、カバー筒5の外面に錠室70を設け、その内部に市販品の尾錠(錠ユニット)71と、ロックピン(錠体)72と、尾錠71の部分回転動作を上下動作に変換してロックピン72に伝動する第1アーム73および第2アーム74を収容した。また、ロックリング30の上面にはロック穴(解錠ガイド)75を設け、このロック穴75にロックピン72を係脱できるようにした。
In each of the above embodiments, the lock structure is provided between the
尾錠71を施錠した状態においては、ロックピン72がロック穴75に係合して、ロックリング30がロック解除方向へ回転操作されるのを阻止する。また、尾錠71を解錠した状態においては、ロックピン72がロック穴75から離脱するので、ロックリング30をロック解除操作してカバー筒5を開放姿勢にスライドできる。
When the
図1から図9で説明した実施例では、錠止片35が、下方の錠止位置と上方の解錠位置とに変位できるようにしたが、その必要はなく、錠止片35は上方の錠止位置と下方の解錠位置とに変位するように錠構造を変更できる。その場合には、鍵体45を収容部33の上面側から日付印に外嵌して、錠止片35の解錠操作を行なう。錠止ばね36はつづら折り状に折り曲げた金属製の板ばね、あるいは線ばねで形成することができる。
In the embodiment described with reference to FIGS. 1 to 9, the locking
べース筒11の側に解錠溝38に相当するガイドリブ(解錠ガイド)を設けておき、錠止片35の内面に先のガイドリブでスライド案内される錠溝(錠体)を設けることができる。その場合には、錠止片35を鍵体45で押し上げて、錠溝とガイドリブの高さを一致させた状態においてのみ、ロックリング30をロック解除できる。錠突起40はピン状に形成することができる。錠構造は、カバー筒5と印字ユニット2との間に設けることができる。また、調整ダイヤルが本体ケースの外面に露出している日付印があるが、この種の日付印においては、四角柱状の金属製の本体ケースと調整ダイヤルとの間に錠構造を設け、調整ダイヤルの回転を錠構造で阻止して、日付の変更を規制することができる。
A guide rib (unlocking guide) corresponding to the unlocking
鍵体45の鍵片47は鍵本体46と一体に形成することができる。鍵本体46はリング状に形成する必要はなく、少なくとも鍵片47を支持できるものであればよい。例えば、鍵本体46をドーナツ円盤状に形成して、その片面に鍵片47を固定して鍵体45とすることができる。あるいは、C字状やコ字状の板状枠、あるいはC字状やコ字状に折り曲げた棒状体で鍵本体46を形成し、その片面に鍵片47を固定して鍵体45とすることができる。鍵片47はピン状に形成することができる。
The
1 本体ケース
2 印字ユニット
4 主ケース
5 カバー筒
7 調整窓
22 調整ダイヤル
24 印字ベルト
30 ロックリング
33 収容部
35 錠止片
36 錠止ばね
38 解錠溝
40 錠突起
45 鍵体
47 鍵片
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (7)
本体ケース(1)は、印字ユニット(2)を収容する主ケース(4)と、主ケース(4)の外面を覆うカバー筒(5)とで構成されており、
カバー筒(5)は、主ケース(4)の外面を覆う閉じ姿勢と、主ケース(4)の外面を開放する開放姿勢とに姿勢変更できるよう構成されており、
カバー筒(5)を開放姿勢にした状態において、調整ダイヤル(22)を操作して印字ユニット(2)の日付を変更できる日付印であって、
カバー筒(5)が開放姿勢に切り換え操作されるのを規制する錠構造が、本体ケース(1)に設けてあり、
カバー筒(5)の開放を規制するロックリング(30)が、ロック位置とロック解除位置とに切り換え可能に本体ケース(1)で支持されており、
本体ケース(1)とロックリング(30)との間に、ロックリング(30)がロック解除状態に切り換え操作されるのを防ぐ錠構造が設けてあり、
ロックリング(30)の周囲に収容部(33)が設けられており、
錠構造が、収容部(33)の内部に収容されて、ロック位置におけるロックリング(30)の切り換え操作を規制する錠止片(35)と、錠止片(35)を錠止位置へ向かって移動付勢する錠止ばね(36)と、収容部(33)に臨む本体ケース(1)の周面に設けられる解錠ガイド(38)とを含み、
錠止片(35)は、前記解錠ガイド(38)で係合案内される錠体(40)を備えていて、収容部(33)で錠止位置と解錠位置とに変位可能に案内されており、
錠止片(35)を鍵体(45)で解錠位置へ変位させた状態において、錠体(40)が解錠ガイド(38)と係合可能な状態になって、ロックリング(30)をロック解除位置へ変位操作できることを特徴とするロック付日付印。 A printing unit (2) having a plurality of printing belts (24) and an adjustment dial (22) is accommodated in the main body case (1).
The main body case (1) includes a main case (4) that houses the printing unit (2), and a cover cylinder (5) that covers the outer surface of the main case (4).
The cover cylinder (5) is configured so that the posture can be changed between a closed posture that covers the outer surface of the main case (4) and an open posture that opens the outer surface of the main case (4).
A date mark that can change the date of the printing unit (2) by operating the adjustment dial (22) in a state in which the cover cylinder (5) is in an open position,
Tablets structure cover cylinder (5) to restrict the manipulated switched to the open posture, Ri Oh provided in the main body case (1),
A lock ring (30) for restricting the opening of the cover cylinder (5) is supported by the body case (1) so as to be switchable between a locked position and an unlocked position.
A lock structure is provided between the body case (1) and the lock ring (30) to prevent the lock ring (30) from being switched to the unlocked state.
An accommodating portion (33) is provided around the lock ring (30),
The lock structure is housed inside the housing portion (33), and the lock piece (35) for restricting the switching operation of the lock ring (30) in the lock position, and the lock piece (35) toward the lock position. A locking spring (36) that moves and urges, and an unlocking guide (38) provided on the peripheral surface of the main body case (1) facing the housing portion (33),
The locking piece (35) includes a lock body (40) that is engaged and guided by the unlocking guide (38), and is guided so as to be displaceable between a locking position and an unlocking position by the housing portion (33). Has been
When the locking piece (35) is displaced to the unlocking position by the key body (45), the locking body (40) becomes engageable with the unlocking guide (38), and the lock ring (30) the displacement operation the to the unlocked position can be locked with a date stamp that characterized the Rukoto.
各収容部(33)に臨む解錠ガイド(38)の形成高さ位置が異ならせてあり、
鍵体(45)は、鍵本体(46)と、鍵本体(46)の端面に突設される複数個の鍵片(47)とを備えており、
鍵片(47)の突出寸法が、各解錠ガイド(38)の形成高さ位置の違いに応じて大小に異ならせてある請求項1に記載のロック付日付印。 The housing portions (33) are provided at a plurality of locations around the lock ring (30), and each housing portion (33) is provided with a lock structure.
The formation height position of the unlocking guide (38) facing each housing part (33) is different,
The key body (45) includes a key body (46) and a plurality of key pieces (47) protruding from the end face of the key body (46).
The date stamp with a lock according to claim 1 , wherein the protruding dimension of the key piece (47) is varied depending on the difference in the height position of each unlocking guide (38) .
各錠止片(35)における鍵穴(50)の形状と穴深さとの少なくともいずれか一方が異ならせてある請求項2に記載のロック付日付印。 A key hole (50) that engages with the key piece (47) is formed on the lower surface of the locking piece (35),
The date stamp with a lock according to claim 2, wherein at least one of the shape and the hole depth of the key hole (50) in each locking piece (35) is different .
本体ケース(1)は、印字ユニット(2)を収容する主ケース(4)と、主ケース(4)の外面を覆うカバー筒(5)とで構成されており、
カバー筒(5)は、主ケース(4)の外面を覆う閉じ姿勢と、主ケース(4)の外面を開放する開放姿勢とに姿勢変更できるよう構成されており、
カバー筒(5)を開放姿勢にした状態において、調整ダイヤル(22)を操作して印字ユニット(2)の日付を変更できる日付印であって、
カバー筒(5)が開放姿勢に切り換え操作されるのを規制する錠構造が、本体ケース(1)に設けてあり、
鍵穴がカバー筒(5)の外面に露出する状態で、カバー筒(5)に組み付けられる錠ユニット(51)と、錠ユニット(51)の出力軸(54)に固定される錠止体(52)と、錠止体(52)が係脱するロックピース(53)とを含んで錠構造が構成されており、
ロックピース(53)が、錠ユニット(51)に臨む主ケース(4)の上部に設けられており、
錠止体(52)がロックピース(53)と係合して、カバー筒(5)が開放姿勢に切り換わるのを規制することを特徴とするロック付日付印。 A printing unit (2) having a plurality of printing belts (24) and an adjustment dial (22) is accommodated in the main body case (1).
The main body case (1) includes a main case (4) that houses the printing unit (2), and a cover cylinder (5) that covers the outer surface of the main case (4).
The cover cylinder (5) is configured so that the posture can be changed between a closed posture that covers the outer surface of the main case (4) and an open posture that opens the outer surface of the main case (4).
A date mark that can change the date of the printing unit (2) by operating the adjustment dial (22) in a state in which the cover cylinder (5) is in an open position,
A lock structure for restricting the cover cylinder (5) from being switched to the open position is provided in the main body case (1),
With the keyhole exposed on the outer surface of the cover cylinder (5), the lock unit (51) assembled to the cover cylinder (5) and the lock body (52) fixed to the output shaft (54) of the lock unit (51) ) And a lock piece (53) with which the locking body (52) is engaged and disengaged, and the lock structure is configured,
A lock piece (53) is provided on the upper part of the main case (4) facing the lock unit (51),
The date stamp with a lock | rock characterized by restrict | limiting that a locking body (52) engages with a lock piece (53), and a cover cylinder (5) switches to an open position .
本体ケース(1)は、印字ユニット(2)を収容する主ケース(4)と、主ケース(4)の外面を覆うカバー筒(5)とで構成されており、
カバー筒(5)は、主ケース(4)の外面を覆う閉じ姿勢と、主ケース(4)の外面を開放する開放姿勢とに姿勢変更できるよう構成されており、
カバー筒(5)を開放姿勢にした状態において、調整ダイヤル(22)を操作して印字ユニット(2)の日付を変更できる日付印であって、
カバー筒(5)が開放姿勢に切り換え操作されるのを規制する錠構造が、本体ケース(1)に設けてあり、
カバー筒(5)の周壁の一部を構成する窓板(60)が、カバー筒(5)で揺動開閉可能に支持されており、
窓板(60)の内面には、下方の解錠位置と上方の錠止位置とにスライド変位して、錠止位置において主ケース(4)の調整窓(7)の上開口縁に下方から係合する錠止片(62)が設けられており、
窓板(60)の外面には、錠止片(62)をスライド操作する操作つまみ(63)と、錠止片(62)の解錠スライド動作を規制する錠ユニット(65)とが設けられており、
錠止片(62)の解錠スライド動作を錠ユニット(65)で規制して、カバー筒(5)が開放姿勢に切り換わるのを規制することを特徴とするロック付日付印。 A printing unit (2) having a plurality of printing belts (24) and an adjustment dial (22) is accommodated in the main body case (1).
The main body case (1) includes a main case (4) that houses the printing unit (2), and a cover cylinder (5) that covers the outer surface of the main case (4).
The cover cylinder (5) is configured so that the posture can be changed between a closed posture that covers the outer surface of the main case (4) and an open posture that opens the outer surface of the main case (4).
A date mark that can change the date of the printing unit (2) by operating the adjustment dial (22) in a state in which the cover cylinder (5) is in an open position,
A lock structure for restricting the cover cylinder (5) from being switched to the open position is provided in the main body case (1),
A window plate (60) constituting a part of the peripheral wall of the cover tube (5) is supported by the cover tube (5) so as to be swingable and openable.
On the inner surface of the window plate (60), it slides and displaces to a lower unlocking position and an upper locking position, and from the lower side to the upper opening edge of the adjustment window (7) of the main case (4) in the locking position. An engaging locking piece (62) is provided,
On the outer surface of the window plate (60), there are provided an operation knob (63) for slidingly operating the locking piece (62) and a locking unit (65) for regulating the unlocking and sliding operation of the locking piece (62). And
A date stamp with a lock, characterized in that the unlocking slide operation of the locking piece (62) is regulated by the locking unit (65) to regulate the switching of the cover tube (5) to the open position .
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