JP5235559B2 - 金融商品取引支援装置 - Google Patents

金融商品取引支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5235559B2
JP5235559B2 JP2008208859A JP2008208859A JP5235559B2 JP 5235559 B2 JP5235559 B2 JP 5235559B2 JP 2008208859 A JP2008208859 A JP 2008208859A JP 2008208859 A JP2008208859 A JP 2008208859A JP 5235559 B2 JP5235559 B2 JP 5235559B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
financial product
customer
product
financial
transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008208859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010044634A (ja
Inventor
英治 末永
鎌造 太谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nomura Research Institute Ltd filed Critical Nomura Research Institute Ltd
Priority to JP2008208859A priority Critical patent/JP5235559B2/ja
Publication of JP2010044634A publication Critical patent/JP2010044634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5235559B2 publication Critical patent/JP5235559B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、金融商品の取引を支援する装置に関する。
金融機関は顧客との金融商品の取引において金融商品取引法を遵守しなければならない
。したがって金融機関にとっては販売担当者のひとりひとりにまでこの法令の遵守を徹底
することが重要である。
金融機関は、金融商品取引法の平成19年の改正前にも、例えば下記の特許文献に示さ
れるシステムの助けを借りるなどして金融商品取引法を遵守していた。
平成19年に改正された金融商品取引法のもと、金融商品の取引において投資家の保護
がより一層強化された。例えば、金融商品の販売時における金融機関の説明義務が強化さ
れ、顧客の知識、経験、財産の状況および目的に照らして不適当と認められる勧誘は禁止
された。また、投資家の投資経験に合わせて金融商品の説明を行う必要があり、例えばプ
ロフェッショナルでないいわゆる一般の投資家に対してはより十分かつ詳細な説明を行わ
なければならない。
特開2005−250809号公報
改正された金融商品取引法では投資家保護の側面が強化されたこともあり、その遵守に
必要なチェックはより煩瑣となる傾向にある。金融機関ではこの煩瑣なチェックに手間が
かかり、取引自体の効率が落ちることも考えられる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、法令を遵守しつつ効
率的に取引を行う支援をする金融商品取引支援装置の提供にある。
本発明のある態様は金融商品取引支援装置に関する。この金融商品取引支援装置は、顧
客と金融商品を取引する際に使用される金融商品取引支援装置であって、金融商品とその
商品属性の値とを関連付ける金融商品テーブルと、顧客とその顧客属性の値とを関連付け
る顧客情報テーブルと、顧客ごとに金融商品の取引の履歴を保持する取引履歴テーブルと
、顧客属性が所定の値を有する顧客との取引に対して警告を伴う金融商品を記憶するルー
ルテーブルと、顧客に金融商品群を表示する商品表示部と、顧客が有する顧客属性の値を
顧客情報テーブルから取得し、ルールテーブルを参照し、取得された顧客属性の値を有す
る顧客との取引に対して警告を伴う金融商品が金融商品群に含まれていれば、その金融商
品に対する警告を商品表示部に表示せしめるルールチェック部と、金融商品テーブルおよ
び取引履歴テーブルを参照し、顧客との過去の取引であって、金融商品群に含まれる金融
商品が持つ商品属性の値と同じ商品属性の値を持つ金融商品の取引の履歴を取得し、その
取引の履歴を商品表示部に表示せしめる取引履歴チェック部と、を備える。
ここで「金融商品」とは、例えば投資信託、生命保険、国債、預金、外貨預金などの「
銀行、証券会社などにより提供される商品」であってもよい。
「商品属性」とは、例えば通貨、リスク、取扱資格、などの「金融商品の取扱条件」で
あってもよい。
「顧客属性」とは、例えば年齢、性別、投資年数、資産などの「顧客の情報」であって
もよい。
「取引」とは、顧客が金融商品を購入することもしくは解約することであってもよい。
この態様によると、ルールテーブルは顧客属性が所定の値を有する顧客との取引に対し
て警告を伴う金融商品を記憶する。したがってルールを変更する際はこのルールテーブル
の内容を書き換えればよく、状況の変化に迅速に対応することができる。また、ルールチ
ェック部はルールテーブルに保持されるルールに則って取引対象の金融商品に警告を表示
せしめるので、法令を遵守しつつ効率的に取引を行う助けとなる。さらに取引履歴チェッ
ク部は、取引の履歴を表示せしめるので、その顧客との過去の取引を基にした助言が可能
となり、またその顧客の投資経験などを判断することも可能となる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を装置、方法、
システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの
間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る金融商品取引支援装置によれば、法令を遵守しつつ効率的に取引を行うこ
とができる。または、ルールの変更などの状況の変化に迅速に対応することができる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示さ
れる同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重
複した説明は省略する。
本発明の実施の形態は、金融商品の販売担当者が顧客と面談を行う際に、金融商品取引
法等の法令を遵守しつつ取引を進めるための支援装置を提供する。またその取引履歴表示
機能によって、過去の取引履歴を参照し、よりその顧客の立場に立った的確な助言を行う
ことを可能とする。
なお以下説明の便宜上、販売担当者が実施の形態に係る金融商品取引支援装置を用いて
顧客と面談をする時点を2008年4月1日とする。
図1は、実施の形態に係る金融商品取引支援装置100およびその周辺装置の機能およ
び構成を示すブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピ
ュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュ
ータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機
能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウ
ェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるとこ
ろである。
金融商品取引支援装置100は、ディスプレイ102および入力装置104と接続され
る。金融商品取引支援装置100からの情報が適宜ディスプレイ102へ送られて表示さ
れる。その表示に対する応答などが入力装置104から入力され、金融商品取引支援装置
100へ送られる。金融商品取引支援装置100は、記憶装置110と、ID取得部12
0と、リスク計算部130と、商品表示部140と、ルールチェック部150と、取引履
歴チェック部160と、を備える。
記憶装置110は、販売担当者情報テーブル111と、顧客情報テーブル112と、質
問及び回答テーブル113と、金融商品テーブル114と、取引履歴テーブル115と、
ルールテーブル116と、履歴チェック対象テーブル118と、を含む。
ID取得部120は、販売担当者ID及びパスワードの入力を要求する画面をディスプ
レイ102に表示し、入力装置104からその入力を受け取る。そして販売担当者情報テ
ーブル111を参照し、受け取った販売担当者IDが登録されているかを確認し、もしさ
れていたら入力されたパスワードは正しいかを確認する。販売担当者IDが登録されてい
ない場合もしくはパスワードが間違っている場合はID取得部120はその処理を中止し
、再び販売担当者ID及びパスワードを要求する画面を102に表示する。
図2は、販売担当者情報テーブル111のデータ構造図である。販売担当者情報テーブ
ル111は、販売担当者IDと、販売担当者名と、パスワードと、保有資格と、を対応付
けて記憶する。保有資格とは、金融商品を取り扱うために必要な資格のうち、その販売担
当者が有している資格である。
図1に戻る。販売担当者IDを取得した後にID取得部120は、顧客IDの入力を要
求する画面をディスプレイ102に表示し、入力装置104からその入力を受け取る。そ
して顧客情報テーブル112を参照し、受け取った顧客IDが登録されているかを確認す
る。顧客IDが登録されていない場合は、既知の方法により新規に顧客IDを顧客情報テ
ーブル112に登録する処理を行う。
図3は、顧客情報テーブル112のデータ構造図である。顧客情報テーブル112は、
顧客IDと、顧客名と、年齢と、性別と、投資年数と、資産と、を対応付けて記憶する。
投資年数は、投資経験を示すパラメータのひとつであり、顧客からの申告によって決めら
れてもよいし、その顧客との取引年数に基づいて決められてもよい。
図1に戻る。ID取得部120は、取得した販売担当者IDおよび顧客IDを後述する
商品表示部140へ渡すと共にリスク計算部130を起動する。
リスク計算部130は、質問及び回答テーブル113を参照し、顧客がリスクを許容す
る度合いを示すリスク許容値を計算するための、少なくともひとつの質問およびそれに対
する選択形式の回答であってそのそれぞれの選択肢にリスクに対する許容の度合いを示す
配点が付された選択形式の回答をディスプレイ102に表示する。この配点は、顧客がリ
スクをとってでも高いリターンを望む(リスクを許容する)傾向にある場合に高く設定さ
れる。
リスク計算部130は、入力装置104を通して質問に対する回答を取得し、その回答
で顧客が選択した選択肢に付された配点を合算して本取引における顧客のリスク許容値と
する。リスク計算部130は、このリスク許容値を商品表示部140へ出力する。
図4は、質問及び回答テーブル113のデータ構造図である。質問及び回答テーブル1
13は、質問事項ごとに、その選択肢と配点とを関連付けて記憶する。
図1に戻る。商品表示部140には上述の通り、ID取得部120から販売担当者ID
および顧客IDが、リスク計算部130からリスク許容値が入力される。商品表示部14
0は、リスク許容値をその中心とし、あらかじめ設定された乖離値の幅を持つリスク値範
囲に、そのリスク値が入る金融商品を金融商品テーブル114から抽出する。以降ここで
抽出される複数の金融商品をまとめて金融商品群と呼ぶ。金融商品のリスク値とは、その
金融商品のリスクの度合いを示す値であり、リスク値が高いとその金融商品のリスクが高
いことを示す。リスク値は例えば元本割れのリスクがある場合を基準に決められてもよい
現実の金融商品の販売現場では、顧客の許容するリスクよりも低いリスクを有する金融
商品であれば何でも勧めて良いわけではない。例えば商品先物取引などのハイリスクハイ
リターンの金融商品を希望する顧客にローリスクローリターンな定期預金を勧めることは
現実的ではなく、非効率的である。ここで前述の商品表示部140は、リスク許容値から
の乖離が小さい金融商品を抽出できるので、顧客が許容するリスクにより近いリスクを持
つ金融商品を顧客に提示することが可能となる。これにより販売担当者はより効率的に取
引を進めることができ、顧客は自己の希望により合致した金融商品の説明を受けることが
できる。
図5は、金融商品テーブル114のデータ構造図である。金融商品テーブル114は、
金融商品IDと、金融商品名と、種別と、リスク値と、取扱通貨と、取扱資格と、最低投
資金額と、を対応付けて記憶する。種別とは金融商品の種類であり、商品先物取引や投資
信託等のハイリスク商品、生命保険等の保険商品、国債や預金等の元本保証商品、外国債
や外貨預金等の外貨建て商品等である。取扱通貨において「JPY」とは日本円、「US
D」とはアメリカドルである。取扱資格は、その金融商品を取り扱うために必要な資格を
示す。ここでは「TS」は投資信託を取り扱うために必要な資格であり、「HK」は生命
保険を取り扱うために必要な資格であるとする。最低投資金額は、その金融商品を購入す
る際の最低購入金額を示す。
図1に戻る。商品表示部140は、資格チェック部142を含む。資格チェック部14
2は、金融商品群に含まれる金融商品を取り扱うために必要な資格を金融商品テーブル1
14から取得する。そして入力された販売担当者IDに対応する保有資格を販売担当者情
報テーブル111から取得し、販売担当者が必要な資格を有していなければ、当該必要な
資格を有する他の販売担当者を表示し、処理をID取得部120へ返す。これにより必要
資格を有しない者による取引行為を抑止できるので、法令遵守の観点から有利である。
商品表示部140は、顧客IDおよび金融商品群をルールチェック部150および取引
履歴チェック部160へ出力する。そしてルールチェック部150および取引履歴チェッ
ク部160からそれぞれ出力される警告および取引履歴と金融商品群とを同一ウインドウ
内に表示する。販売担当者はこの表示画面を見ながら顧客と取引を行う。この場合、一目
でそれぞれの情報が把握できるので便利である。
ルールチェック部150は、まず入力された顧客IDをキーとしてその顧客が有する顧
客属性の値を顧客情報テーブル112から取得する。そしてルールテーブル116を参照
し、取得された顧客属性の値に対応する金融商品および警告があればそれをリストアップ
する。そのリストと金融商品群とを比較し、警告を伴う金融商品が金融商品群に含まれて
いれば、その警告をその金融商品に付して商品表示部140へ出力する。
図6は、ルールテーブル116のデータ構造図である。ルールテーブル116は、顧客
属性の値ごとに、対応する金融商品IDと警告とを保持する。このルールテーブル116
に保持されるルールは、法令を遵守する目的であらかじめ設定される。例えば、いわゆる
高齢者に対してはその販売に注意を要する金融商品を、「顧客属性:年齢」が「値:60
歳以上」の条件に括ってルールテーブル116に登録してもよい。この場合、普段の取引
において常に法令を遵守しているかをチェックできるだけでなく、法令に変更が生じた場
合でも、ルールテーブル116を書き換えるだけで迅速にその変更に対応できる。
本社スタッフ等の管理者は、あらかじめ取引履歴の取得対象となる商品属性の値を履歴
チェック対象テーブル118に登録しておく。そして取引履歴チェック部160は、履歴
チェック対象テーブル118および金融商品テーブル114を参照し、取引履歴の取得対
象となる金融商品リストを作成する。そしてこの金融商品リストに含まれる金融商品の取
引の履歴を取引履歴テーブル115から抽出して商品表示部140へ出力する。
ここで取引の履歴は金融商品の種類によらずに抽出されることに注意する。これにより
取引対象の金融商品とは異なる種類の金融商品の履歴をも一度に確認することができるの
で、顧客に対するより一貫性のある助言が可能となる。
また、取引履歴の取得対象となる商品属性の値は、取引の合理性を高める目的で設定さ
れる。例えば、「商品属性:取扱通貨」が「値:USD」である場合が取引履歴の取得対
象として登録されてもよい。
図7は、取引履歴テーブル115のデータ構造図である。取引履歴テーブル115は、
顧客IDごとに、取引日時と、取引を行った金融商品IDと、取扱種別と、取引金額と、
を対応付けて保持する。取扱種別とは、その金融商品を購入したか解約したかを示す種別
である。この取引履歴テーブル115は取引が成立するごとに更新される。取引履歴テー
ブル115を用いた取引履歴チェックの処理に関しては後述する。
図8は、履歴チェック対象テーブル118のデータ構造図である。履歴チェック対象テ
ーブル118は、取引履歴の取得対象となる商品属性と、その値と、を関連付けて記憶す
る。なお、履歴チェック対象テーブル118は取引履歴の取得対象となる商品種別と商品
属性の値の組を記憶してもよい。この場合、よりカスタマイズされた形での履歴取得が可
能となる。
以上の構成による金融商品取引支援装置100の動作を説明する。金融商品取引支援装
置100は、販売担当者および顧客を認識し、顧客のリスク許容値を算出し、それに合致
する金融商品を抽出する。そして抽出された金融商品が、取引する上で注意を要する金融
商品であるかどうかをチェックする。また、抽出された金融商品と関連のある金融商品の
取引履歴を抽出する。さらに、抽出された金融商品を取り扱う資格を販売担当者が有する
かをチェックする。この資格チェックが終了すると、抽出された金融商品と警告と取引履
歴とを同一ウインドウ内に表示する。
以下フローチャートおよび代表画面図を用いてさらに具体的に金融商品取引支援装置1
00による処理の流れを見ることとする。図9は、金融商品取引支援装置100を用いた
金融商品取引における一連の処理を示すフローチャートである。
金融商品取引支援装置100は販売担当者IDおよびパスワードの入力を受け付ける(
S202)。図10は、販売担当者のログイン画面402を示す代表画面図である。ここ
では販売担当者IDとして「DAI002」、パスワードとして「ghijkl」が入力
される場合を考える。ログイン画面402中パスワードは黒い丸の列で表現される。する
とID取得部120は販売担当者情報テーブル111を参照して「DAI002」という
販売担当者IDが登録されていることを確認し、その販売担当者IDに対応するパスワー
ドは入力されたパスワード「ghijkl」と合致することを確認し、顧客IDの入力を
受け付ける(S204)。図11は、顧客ID入力画面404を示す代表画面図である。
ここでは顧客IDとして「MS0001」が入力される場合を考える。するとID取得部
120は顧客情報テーブル112を参照して「MS0001」という顧客IDが登録され
ていることを確認する。その後ID取得部120は販売担当者ID「DAI002」およ
び顧客ID「MS0001」を商品表示部140へ出力すると共にリスク計算部130を
起動する。
リスク計算部130は、リスク許容値計算のための質問及びそれに対する選択形式の回
答を質問及び回答テーブル113から取得しディスプレイ102に表示する(S206)
。この質問に対する顧客の回答から顧客のリスク許容値を算出する(S208)。図12
は、質問及びそれに対する選択形式の回答を表示する質問画面406を示す代表画面図で
ある。質問事項領域302には、質問及び回答テーブル113に登録されている質問事項
が表示される。選択肢領域304には、質問及び回答テーブル113に登録されている選
択肢が表示される。ここでは図12において選択肢に付されたラジオボタンで示される回
答が得られたとする。するとリスク計算部130は、質問及び回答テーブル113の配点
を参照し、リスク許容値を0+3+4+5=12と算出する。リスク計算部130はこの
リスク許容値=12を商品表示部140へ出力する。
なお、ここでは質問数によるリスク許容値の正規化を考えない例を示しているが、例え
ば質問数で割った平均値をリスク許容値とする方法などによりリスク許容値の正規化を行
ってもよい。この場合、質問数の増減に容易に対応でき、より柔軟な質問設定を可能とす
る。
商品表示部140は、入力されたリスク許容値をその中心とし、設定された乖離値の幅
を持つリスク値範囲を画定する。ここでは設定された乖離値を8とする。すると上記のリ
スク値範囲は8から16となる。商品表示部140は、このリスク値範囲にそのリスク値
が入る金融商品を金融商品テーブル114から抽出する(S210)。ここでは金融商品
ID「TS001」および「FCD001」が抽出される。
商品表示部140は、金融商品ID「TS001」、金融商品ID「FCD001」お
よび顧客ID「MS0001」をルールチェック部150に出力する。するとルールチェ
ック部150はルールチェックを開始する(S212)。まず顧客属性の値として「年齢
:65(歳)」を顧客情報テーブル112から取得する。次にルールテーブル116を参
照して、「年齢」が「60歳以上」の顧客との取引に対して警告を伴う金融商品IDの中
に金融商品ID「TS001」が登録されていることを見出し、その金融商品ID「TS
001」に、警告「高齢者への販売は非推奨です。」を付して商品表示部140へ出力す
る。
商品表示部140はまた、金融商品ID「TS001」、金融商品ID「FCD001
」および顧客ID「MS0001」を取引履歴チェック部160へ出力する。すると取引
履歴チェック部160は取引履歴の抽出を開始する(S214)。取引履歴チェック部1
60はまず履歴チェック対象テーブル118を参照し、入力される金融商品の「取扱通貨
」が「USD」であるか、「リスク値」が「18以上」であれば取引履歴を取得するとい
う設定を読み出す。そして入力された金融商品IDのうち金融商品ID「FCD001」
の商品属性の値が、設定されている「取扱通貨:USD」であることを金融商品テーブル
114から取得する。つづいて同じ金融商品テーブル114から「取扱通貨」が「USD
」である金融商品をリストアップする。この場合リストされる金融商品IDは金融商品I
D「FCD001」および「TSW001」である。次に取引履歴テーブル115を参照
し、顧客ID「MS0001」との過去1年間の取引の中で、金融商品ID「FCD00
1」および「TSW001」を取引した履歴を取得する。この場合2008年2月24日
に金融商品ID「TSW001」を「解約」していることが分かる。従ってこの取引履歴
を商品表示部140へ出力する。
資格チェック部142は、金融商品ID「TS001」および金融商品ID「FCD0
01」の取扱に必要な資格を金融商品テーブル114から取得する。ここでは金融商品I
D「TS001」を取り扱うために必要な資格「TS」を取得する(S216のY)。こ
こでもし抽出された金融商品を取り扱うために必要な資格が存在しない場合は資格チェッ
クを終了する(S216のN)。
そして資格チェック部142は、販売担当者情報テーブル111を参照し、販売担当者
ID「DAI002」が資格「TS」を有していることを確認し資格チェックを終了する
(S218のY)。ここでもし販売担当者が販売担当者ID「EBI003」であれば、
その者は資格「TS」を有していないので(S218のN)、資格チェック部142は資
格「TS」を保有する他の販売担当者を販売担当者情報テーブル111から取得して表示
する(S220)。図13は、資格を保有する販売担当者を表示する資格保有者表示画面
408を示す代表画面図である。ここでは資格「TS」を有する販売担当者「乙」および
「丙」が金融商品ID「TS001」に対応付けられて表示される。資格保有者表示画面
408では「ログインに戻る」というボタン502をクリックする以外の操作は受け付け
ない。販売担当者が交代し、このボタン502がクリックされるとS202の処理に戻る
資格チェックが終了すると、商品表示部140は、金融商品ID「TS001」および
金融商品ID「FCD001」と、金融商品ID「TS001」に付された警告「高齢者
への販売は非推奨です。」と、関連する取引履歴である2008年2月24日の金融商品
ID「TSW001」の「解約」と、を単一画面に表示する(S222)。図14は、商
品表示部140による金融商品表示画面410の代表画面図である。金融商品群表示領域
602には、金融商品ID「TS001」および金融商品ID「FCD001」の情報が
表示される。警告表示領域604には、ルールチェック部150によって出力された警告
が表示される。履歴表示領域606には、取引履歴チェック部160によって出力された
取引履歴が表示される。金融商品群表示領域602、警告表示領域604および履歴表示
領域606は同一ウインドウ内に表示される。それぞれの情報量が多く、ひとつのウイン
ドウに一度に全て表示できない場合は既知のスクロール手段によって表示されてもよい。
このように本実施の形態に係る金融商品取引支援装置100によれば、顧客のリスク許
容値に基づき抽出された金融商品群は、法令を遵守した取引の助けとなる警告と共に表示
される。したがって法令遵守のためのポイントを把握しつつ、より効率的に取引を行うこ
とが可能となる。
また抽出された金融商品群と関連のある金融商品の取引履歴もその金融商品群と共に表
示される。したがってこれから行おうとする取引と過去の関連取引とを把握し比較するこ
とができる。これは例えば、ある通貨の金融商品を解約した直後に同一通貨の他の種類の
金融商品を購入することで、為替手数料を不必要に多く払うといった顧客側の不利益を未
然に防ぐことに貢献する。これはひいては顧客の販売担当者に対する信頼醸成を促し、販
売担当者側にとっても有利である。
加えて、取引履歴の内容及び数などから、顧客の投資経験を判断することも可能であり
、そのような情報は法令を遵守しつつ取引を行うための一助となる。投資経験は時と共に
変動する側面を持つ。例えば過去10年間投資を続けていた人が投資をやめて3年経って
から投資を再開する場合、10年継続して投資を行っていた人と比べて同等の経験がある
とは言い切れない。ここで本実施の形態に係る金融商品取引支援装置100によれば、直
近の取引履歴が表示されるので、取引時点における顧客の投資知識および経験を判断して
金融商品の説明を行うことが可能となる。例えば過去3ヶ月間に投資信託の取引を十数回
繰り返している顧客に対しては、投資信託についての説明は少なくできるであろう。また
一方で過去3ヶ月間に商品先物取引の履歴がなければ、たとえその顧客の投資年数が多く
ても説明は詳しく行うべきであるとの判断も可能となる。
以上、実施の形態に係る金融商品取引支援装置100の構成と動作について説明した。
これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理の組み合わせにいろいろ
な変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解さ
れるところである。
実施の形態では商品表示部140が、抽出された金融商品群、警告および取引履歴を同
一ウインドウ内に表示する場合について説明したが、これに限定されず、それらが一度に
把握される画面に表示されてもよい。図15は、変形例に係る金融商品表示画面412を
示す代表画面図である。金融商品表示画面412では表示は複数のウインドウに分割され
、抽出された金融商品群は第1ウインドウ702、警告は第2ウインドウ704、取引履
歴は第3ウインドウ706に表示される。このように商品表示部140の表示態様はアプ
リケーションに合わせて柔軟に設計可能である。
実施の形態では商品表示部140が、リスク値範囲に入る金融商品IDを金融商品テー
ブル114から抽出したが、例えばあらかじめリスクによって金融商品を複数の群に分割
し、その群ごとに代表的なリスク値を割り当ててもよい。この場合、商品表示部140が
金融商品テーブル114の要素を一つ一つ調べる手間を省くことができ、処理のスピード
が向上する。
実施の形態ではルールテーブル116に保持されるルールは、法令を遵守する目的であ
らかじめ設定される場合について説明したが、これに限定されず、例えば金融商品の設計
に沿って設定されてもよい。この場合、近年金融商品の設計がより複雑になってゆく中で
、経験の浅い販売担当者でもそのような設計の複雑な金融商品をより効率的に取り扱うこ
とが可能となる。図16は、変形例に係るルールテーブル117を示すデータ構造図であ
る。本変形例では、金融商品ID「FCD001」および「TSW001」は、「十分な
投資経験」を有する顧客向けに設計された金融商品であるので、「投資年数」が「10年
以下」の顧客への販売に対しては警告が付されるルールとなっている。また、金融商品I
D「HK002」は、「女性対象商品」なので、「性別」が「男」の顧客への販売に対し
ては警告が付されるルールとなっている。
実施の形態では取引履歴テーブル115は取引が成立するごとに更新される場合につい
て説明したが、例えば、取引の成立不成立にかかわらず顧客との面談があればその内容が
取引履歴テーブルに記録されてもよい。この場合、例えばこの顧客は投資信託を買おうと
している、等の顧客の意図をより正確に把握し、的確な助言を行うことが可能となる。
実施の形態では取引履歴の取得対象となる商品属性の値は、取引の合理性を高める目的
で設定される場合について説明したが、これに限定されず例えば特定の種類の金融商品で
あればすべて履歴取得対象とするなど、顧客の取引回数を把握する目的で設定されてもよ
い。この場合、直近の取引回数からより客観的に顧客の投資経験を測定することができる
以上、実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用
を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定され
た本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であること
はいうまでもない。
実施の形態に係る金融商品取引支援装置およびその周辺装置の機能および構成を示すブロック図である。 販売担当者情報テーブルのデータ構造図である。 顧客情報テーブルのデータ構造図である。 質問及び回答テーブルのデータ構造図である。 金融商品テーブルのデータ構造図である。 ルールテーブルのデータ構造図である。 取引履歴テーブルのデータ構造図である。 履歴チェック対象テーブルのデータ構造図である。 図1の金融商品取引支援装置を用いた金融商品取引における一連の処理を示すフローチャートである。 販売担当者のログイン画面を示す代表画面図である。 顧客ID入力画面を示す代表画面図である。 質問及びそれに対する選択形式の回答を表示する質問画面を示す代表画面図である。 資格を保有する販売担当者を表示する資格保有者表示画面を示す代表画面図である。 金融商品表示画面の代表画面図である。 変形例に係る金融商品表示画面を示す代表画面図である。 変形例に係るルールテーブルを示すデータ構造図である。
符号の説明
100 金融商品取引支援装置、 102 ディスプレイ、 104 入力装置、 1
10 記憶装置、 111 販売担当者情報テーブル、 112 顧客情報テーブル、
113 質問及び回答テーブル、 114 金融商品テーブル、 115 取引履歴テー
ブル、 116 ルールテーブル、 117 ルールテーブル、 120 ID取得部、
130 リスク計算部、 140 商品表示部、 142 資格チェック部、 150
ルールチェック部、 160 取引履歴チェック部、 410 金融商品表示画面。

Claims (5)

  1. 販売担当者が顧客と金融商品を取引する際に使用される金融商品取引支援装置であって、
    金融商品とその商品属性の値とを関連付ける金融商品テーブルと、
    顧客とその顧客属性の値とを関連付ける顧客情報テーブルと、
    顧客ごとに金融商品の取引の履歴を保持する取引履歴テーブルと、
    顧客属性が所定の値を有する顧客との取引に対して警告を伴う金融商品を記憶するルールテーブルと、
    顧客に金融商品群を表示する商品表示部と、
    顧客が有する顧客属性の値を前記顧客情報テーブルから取得し、前記ルールテーブルを参照し、取得された顧客属性の値を有する顧客との取引に対して警告を伴う金融商品が前記金融商品群に含まれていれば、その金融商品に対する警告を前記商品表示部に表示せしめるルールチェック部と、
    前記金融商品テーブルおよび前記取引履歴テーブルを参照し、顧客との過去の取引であって、前記金融商品群に含まれる金融商品が持つ商品属性の値と同じ商品属性の値を持つ金融商品の取引の履歴を取得し、その取引の履歴を前記商品表示部に表示せしめる取引履歴チェック部と
    前記金融商品群に含まれる金融商品を取り扱う資格を販売担当者が有するかをチェックし、有さない場合は販売担当者の交代を促す画面を前記商品表示部に表示せしめる資格チェック部と、を備えることを特徴とする金融商品取引支援装置。
  2. 前記商品表示部は、前記金融商品群と、前記ルールチェック部によって表示を指示された警告と、前記取引履歴チェック部によって表示を指示された取引の履歴と、を単一画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の金融商品取引支援装置。
  3. 前記商品属性の値は、金融商品のリスクの度合いを示すリスク値を含み、
    前記商品表示部は、顧客がリスクを許容する度合いを示すリスク許容値とそのリスク値との差が所定の範囲内である金融商品を前記金融商品テーブルから抽出して表示することを特徴とする請求項1に記載の金融商品取引支援装置。
  4. 少なくともひとつの質問およびそれに対する選択形式の回答であってそのそれぞれの選択肢にリスクに対する許容の度合いを示す配点が付された選択形式の回答を表示し、顧客の回答から配点を合計することで前記リスク許容値を計算するリスク計算部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の金融商品取引支援装置。
  5. 販売担当者が顧客と金融商品を取引する際に使用されるコンピュータプログラムであって、
    金融商品とその商品属性の値とを関連付ける金融商品テーブルを生成する機能と、
    顧客とその顧客属性の値とを関連付ける顧客情報テーブルを生成する機能と、
    顧客ごとに金融商品の取引の履歴を保持する取引履歴テーブルを生成する機能と、
    顧客属性が所定の値を有する顧客との取引に対して警告を伴う金融商品を記憶するルールテーブルを生成する機能と、
    顧客に金融商品群を表示する機能と、
    顧客が有する顧客属性の値を前記顧客情報テーブルから取得し、前記ルールテーブルを参照し、取得された顧客属性の値を有する顧客との取引に対して警告を伴う金融商品が前記金融商品群に含まれていれば、その金融商品に対する警告を表示する機能と、
    前記金融商品テーブルおよび前記取引履歴テーブルを参照し、顧客との過去の取引であって、前記金融商品群に含まれる金融商品が持つ商品属性の値と同じ商品属性の値を持つ金融商品の取引の履歴を取得し、その取引の履歴を表示する機能と、
    前記金融商品群に含まれる金融商品を取り扱う資格を販売担当者が有するかをチェックし、有さない場合は販売担当者の交代を促す画面を表示する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2008208859A 2008-08-14 2008-08-14 金融商品取引支援装置 Expired - Fee Related JP5235559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008208859A JP5235559B2 (ja) 2008-08-14 2008-08-14 金融商品取引支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008208859A JP5235559B2 (ja) 2008-08-14 2008-08-14 金融商品取引支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010044634A JP2010044634A (ja) 2010-02-25
JP5235559B2 true JP5235559B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=42015960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008208859A Expired - Fee Related JP5235559B2 (ja) 2008-08-14 2008-08-14 金融商品取引支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5235559B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6194637B2 (ja) * 2013-05-28 2017-09-13 沖電気工業株式会社 情報処理装置、通信端末、情報処理方法、及びプログラム
KR101662383B1 (ko) * 2013-07-16 2016-10-10 삼성생명보험주식회사 보험상품 판매 정보 제공 방법 및 장치
JP6440351B2 (ja) * 2013-09-25 2018-12-19 株式会社日立国際電気 商品販売支援システム、商品販売支援方法及び商品販売支援装置
WO2016040926A1 (en) * 2014-09-12 2016-03-17 Insamco Holdings, LLC Method and system for generating and distributing optimized life insurance packages and visual representations thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003108775A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Mizuho Bank Ltd 資産運用情報提供方法及び資産運用情報提供プログラム
JP2005032091A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Nri & Ncc Co Ltd 投資信託取引支援システム及び支援プログラム
JP4958512B2 (ja) * 2006-10-13 2012-06-20 株式会社日立製作所 金融商品販売支援システム、金融商品販売支援方法、金融商品販売支援プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010044634A (ja) 2010-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9830663B2 (en) System and method for determination of insurance classification and underwriting determination for entities
Anderson et al. Does customer satisfaction matter to investors? Findings from the bond market
Scopino Do automated trading systems dream of manipulating the price of futures contracts-policing markets for improper trading practices by algorithmic robots
US20040148248A1 (en) Secondary transfers of restricted interests
Kareem Abdul et al. The determinants of customer trust in buyer–seller relationships: An empirical investigation in rural India
Bretten et al. Variance in commercial property valuations for lending purposes: an empirical study
JP5235559B2 (ja) 金融商品取引支援装置
Sharma et al. Concentration of online banking
Horn Policy Watch: The Consumer Financial Protection Bureau's Consumer Research: Mission Accomplished?
US20150081590A1 (en) System and method for analyzing the performance of mortgage-backed securities and identifying potential mortgage borrowers
US20160098771A1 (en) System and method for negotiating terms of sale
Armitage et al. Liquidity measures and cost of trading in an illiquid market
Das et al. E‐commerce sellers' ratings: Is user feedback adequate?
Sutiono et al. Identification of Factors Influencing Physician Prescription Loyalty
JP6932680B2 (ja) 売買審査装置、売買審査方法及び売買審査プログラム
Hu et al. More or less: How information richness affects our decision consistency
Jabeen et al. Macroeconomic News and Exchange Rates: Exploring the Role of Order Flow
Akmal et al. The Analysis of Buying and Selling of Goods Without Price Tags in The Perspective of Fiqh Mu’ amalah at Student Cooperative Stores of PMDG Campus
Padhi Perceived Risk and Consumer Behaviour towards Online Shopping: An Empirical Investigation
Gera et al. Price Analysis on Commercial Item Purchases Within the Department of Defense
Sari The Impact of Perceived Risk, Perceived Benefit, and Trust on Customer Intention To Use Tokopedia Apps
Munka Protection of Consumers from Retailers: An Analysis under Consumer Protection Act
Benbow Mistakes in Quality Statistics
Islam Challenges of e-GP implementation in Public Procurements: A case study on Directorate General of Family Planning (DGFP)
Howlett et al. Paying Taxes: The Introduction of an Additional Index to Measure Post-Filing Processes

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5235559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees