JP5229676B1 - A kite belt and a kite with the kite belt - Google Patents
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Abstract
【課題】盗難に遭いにくく、ポシェット、ショルダーバック、ウエストポーチなどの用途に容易に変えられる鞄用ベルト及びその鞄用ベルトを備えた鞄を提供することである。
【解決手段】ベルトの中央部を被包する表皮を縫着して把持部を形成し、前記ベルトの両端部を前記中央部には重ならないようにそれぞれ折り返して、重ね合せたベルトの先端部をさらに折り返して縫着して形成した小環形部に、ベルトの折り返し部の長さを調節可能とする移動カンを装着するとともに中間環状体を回動可能に装着し、移動カン装着により前記ベルトの両端部にできた大環形部には鞄接続用環状体をそれぞれ回動可能に装着し、前記ベルトの把持部の両端部にカバー用留め具を縫着した鞄用ベルトと、把持部を被包する外装カバーと、鞄本体と、風呂敷状のシートとからなる鞄によって課題を実現できた。
【選択図】 図1An object of the present invention is to provide a bag for a bag and a bag including the bag for the bag that are not easily stolen and can be easily changed to uses such as a pochette, a shoulder bag, and a waist pouch.
A belt is formed by sewing a cover covering the central portion of the belt to form a gripping portion, and folding both ends of the belt so as not to overlap the central portion, and overlapping the leading ends of the belts. A movable can that allows the length of the folded portion of the belt to be adjusted is attached to a small ring-shaped portion that is formed by further folding and sewing the belt, and an intermediate annular body is rotatably attached to the belt. A large ring-shaped portion formed at both ends of the belt is rotatably mounted with a collar for connecting the collar, and a gripping belt having sewn cover fasteners at both ends of the gripping section of the belt, and a gripping portion. The problem was realized by the bag made of the outer cover to be encapsulated, the bag body, and the furoshiki-shaped sheet.
[Selection] Figure 1
Description
本発明は、複数の用途を有する鞄用ベルト、及びその鞄用ベルトを備えた鞄に関する。 The present invention relates to a kite belt having a plurality of uses, and a kite including the kite belt.
複数の用途を有する鞄に関する技術としては、一つの鞄用ベルトで、手提げ状態、肘掛け状態、肩掛け状態、そして腕を通しての斜め掛け状態、前抱え状態、背負い状態での使い分けができることを目的として、腕径よりも大径かつ柔軟な輪形に形成された第一紐部と、腕径よりも大径かつ柔軟な輪形に形成された第二紐部とを備え、前記第一紐部及び前記第二紐部が互いに相対移動可能に接続された鞄紐と、前記第一紐部及び前記第二紐部とそれぞれ接続された鞄本体とを備えた鞄の技術が開示されている(特許文献1参照)。 As a technique related to heels with multiple uses, with one heel belt, it is possible to use it separately in a hand held state, an armrest state, a shoulder state, a slanted state through an arm, a front holding state, a backpack state, A first string portion formed in a flexible ring shape having a diameter larger than the arm diameter and a second string portion formed in a ring shape larger in diameter and flexible than the arm diameter, the first string portion and the first string portion A technique of a scissor comprising a scissor string in which two string parts are connected to each other so as to be relatively movable, and a scissor body connected to each of the first string part and the second string part is disclosed (Patent Document 1). reference).
しかし、特許文献1に記載の発明は、第一紐部、第二紐部及び第三ナスカンを装着した輪形の結合部である第三の紐部の三つの輪から成り立った鞄紐であるので、第一と第二の紐部との中間に位置する第三の紐部が、鞄を肩掛け状態で使用するときには、肩に接することになる。すると、第一紐部、第二紐部及びそれらの中間に位置する第三の紐部は、段落[0027]第1行目及び段落[0028]第1行目に記載されているように、いずれの紐部は帯状であるので、肩に掛けたときに第一紐部と第三の紐部、第二紐部と第三の紐部とが同一平面で真っ直ぐにならないため、真っ直ぐにしようとしたら捩れが生じることから肩に掛けにくく身体にフィットしにくいという問題があった。
However, the invention described in
また、紐部を手提げ状態で使用するときは、段落[0033]第4行目に「第一紐部6Aは、鞄本体2内に収納しておく」と記載されているように、紐部を短くする場合は帯状の紐を鞄内に収納するので鞄内の収容可能な容積が縮小化される。このために、物が鞄本来の容積まで収納できないという問題があった。
Further, when the strap portion is used in a hand-held state, as described in the paragraph [0033] fourth line, “the first strap portion 6A is stored in the
そして、鞄を身につけるときの形態としては、ハンドバックのように手に持つ形態、ショルダーバックのように肩にかける形態、ポシェットのようにたすき掛けする形態、ウエストポーチのように腰につける形態などの形態があり、鞄を携帯する目的によって又は鞄に収納する物の量や大きさによって適した使用形態をしたいのに、同じ鞄で多目的に変化させることができないという問題があった。 And when wearing a bag, it can be held in your hand like a handbag, like a shoulder bag, like a pochette, like a pouch, or like a waist pouch However, there is a problem that it is not possible to change the shape of the bag in a multipurpose for the purpose of carrying the bag or the amount of the item stored in the bag.
また、鞄に収納する物が重たい場合には、肩に載せる鞄用ベルトの幅が狭いほど鞄用ベルトが肩に食い込み、長時間は肩に掛けられないという問題があった。 In addition, when the items stored in the bag are heavy, there is a problem that the bag belt bites into the shoulder as the width of the bag on the shoulder is narrower and cannot be hung on the shoulder for a long time.
さらに、海外旅行中などで人ごみが多い中を歩行するときに、購入した直後の高級ブランド品の包装袋を鞄で隠すことができないので、高級ブランド品がスリに遭いやすいという問題があった。 Furthermore, when walking in a crowded area, such as when traveling abroad, there is a problem in that the luxury brand product is easily picked up because the packaging bag of the luxury brand product immediately after purchase cannot be covered with a broom.
さらに、例えば、海外旅行で列車に乗車しているときでスーツケースを座席より離れた場所に置かなければならないときには、座っている座席から自分のスーツケースが見えないので、盗難に遭うのではないかという心配をぬぐい去ることができないという問題があった。また、一人で旅行をしているときにスーツケースなどの鞄を一時的に床や椅子などの上に置く状況になった場合で、第三者から話しかけられてついよそ見をしたとき、又は短時間であるが鞄を置いて離れたときなどに、簡単に持ち逃げされ盗難に遭う危険性が高いという問題があった。 In addition, for example, when traveling on a train abroad and you have to place your suitcase away from your seat, you will not be stolen because you cannot see your suitcase from the seat you are sitting on. There was a problem that I couldn't wipe out the worry. Also, when traveling alone, a suitcase or other bag is temporarily placed on the floor or chair, etc., when a third party talks and looks away, or for a short time However, there was a problem of high risk of being stolen and stolen easily when leaving a bag.
したがって、本発明の目的は、肩にかける鞄、手に持つ鞄、腹部につける鞄に容易に変えて使用することができ、鞄に収納する物が増えたときや鞄より大きな物を収納しなければならないときに同じ鞄用ベルトや鞄を利用することができ、鞄用ベルトを短縮するときでもベルトの一部を鞄内に入れ込むことがなく、第三者に鞄で高級ブランド品の包装袋を隠すことができ、離れた箇所に保管するスーツケース等の大きい鞄と構造物とを緊縛できる鞄用ベルト及びその鞄用ベルトを備えた鞄を提供することである。 Therefore, the object of the present invention can be easily changed to a bag to be worn on the shoulder, a bag to be held on the hand, or a bag to be worn on the abdomen. You can use the same kite belt or kite when you need to, and even when shortening the kite belt, do not put a part of the belt in the kite, It is an object of the present invention to provide a bag for a bag that can conceal a packaging bag and can bind a large bag such as a suitcase stored in a remote place and a structure, and a bag including the bag for the bag.
本発明において、「環状体」とは、Dカン、丸カン又は四角形状カンなどの輪状カンを意味する。 In the present invention, the “annular body” means a ring-shaped can such as a D can, a round can or a quadrangular can.
「発明が解決しようとする課題」に記載した課題を解決するために、請求項1に記載の鞄用ベルト1は、ベルト3の中央部を被包する表皮12を縫着して把持部11を形成し、前記ベルト3の両端部を前記中央部には重ならないようにそれぞれ折り返して、重ね合せたベルト3の先端部をさらに折り返して縫着して形成した小環形部13に、ベルト3の折り返し部の長さを調節可能とする移動カン20を装着するとともに中間環状体21を回動可能に装着し、移動カン20装着により前記ベルト3の両端部にできた大環形部14には鞄接続用環状体22をそれぞれ回動可能に装着し、前記ベルト3の把持部11の両端部に外装カバー用留め具25を配設した鞄用ベルト1であって、鞄用ベルト1は外装カバー5を含み、左右方向両端部中央部に鞄用ベルト用留め具29を配設し、上端部又は下端部の両端部に鞄接続用環状体拘束手段28を配設し、上下方向で折り畳んで筒状態にしたときの状態維持のための筒状維持用留め具26を上下端に配設した、平面状の可撓性を有するシートを構成要素とする外装カバー5で、鞄用ベルト1に装着した中間環状体21を前記把持部11の左右方向の範囲からはみ出させるようにして、かつ鞄接続用環状体22が把持部11に重なるようにして折り畳んだ鞄用ベルト1を、前記把持部11とともに前記外装カバー5が筒状になるように被包して、被包して筒状になった外装カバー5の上下端の筒状維持用留め具26を係着又は掛着するとともに、前記外装カバー5の両端部の鞄用ベルト用留め具29と把持部11の両端部の外装カバー用留め具25とを係着又は掛着させ、鞄用ベルト1の鞄接続用環状体22を前記外装カバー5の鞄接続用環状体拘束手段28に係着又は掛着したことを特徴とする。
In order to solve the problem described in “Problems to be Solved by the Invention”, the
請求項2に記載の鞄用ベルト1は、請求項1において、前記表皮12が、前記ベルト3よりも幅広の形態を有し、かつ可撓性を有することを特徴とする。
The
請求項3に記載の鞄用ベルト1は、請求項1又は2において、前記ベルト3がアラミド繊維を含む繊維からなることを特徴とする。
The
請求項4に記載の鞄2は、請求項1乃至3のいずれかに記載の外装カバーを含む鞄用ベルト1、並びに、上部両端に突設させて配設した断面逆U字型の取付部23及び前記取付部23に回動可能に装着させたナスカン24を備えた鞄本体4、及び/又は、風呂敷状のシート10と、からなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、鞄本体4を係着又は掛着させる環状体21、22を鞄用ベルト1の端部と中間部の2箇所に装備したことによって、鞄用ベルト1の長さを移動カン20で調整できるだけでなく、折り曲げてほぼ把持部11の長さにまで短縮させることができ、鞄用ベルト1を折り曲げない状態又は折り曲げた状態であっても、鞄本体4を吊り下げることができる。これによって、鞄用ベルト1を長く調整した場合には、肩にかける鞄として、例えば把持部11を肩にかけて鞄本体4を腰当りまで吊り下げてポシェットとして使用することができ、把持部11の長さ程度に折りたたんで短く調整した場合には、手に持つ鞄として、例えば手提げバッグのようにして手提げ状態で使用でき、又は肩にかける鞄として、例えばショルダーバッグのように鞄本体4を肩にかけ鞄を脇に入れ上腕で挟んで使用することができる。
According to the first aspect of the present invention, the length of the
鞄用ベルト1の移動カン20装着した個所に中間環状体21を装着させており、鞄用ベルト1を長くした状態にしたときに鞄用ベルト1の中間に位置する中間環状体21に風呂敷状のシート10、ハンカチ、スカーフ又は携帯電話を結びつけることができる。したがって、2つの中間環状体21に風呂敷状のシート10の対角線上の角をそれぞれ結べば、鞄接続用環状体22に係着又は掛着した鞄本体4の全体を風呂敷状のシート10で覆うことができ、風呂敷状のシート10でファッショナブルに見せることもできる。
An intermediate
また、鞄本体4を風呂敷状のシート10で包むことから、バック・イン・バッグとして使用することができ、内側の鞄本体4への収納品と鞄本体4には収納しないが風呂敷状の袋体の内側に収納する物とを使い分けて使用することができ、大きい物を取り扱うときや、種類が多いので整理して収納したいときに利便性が高い。
In addition, since the
また高級ブランド品の包装袋を隠すことができるので、混雑した人ごみの中を歩行するときなどで高級ブランド品がスリ等に狙われる危険性を軽減させることができ、安心して旅行や移動ができるという効果を奏する。 In addition, since the packaging bags for luxury brand products can be hidden, it is possible to reduce the risk of luxury brand products being picked up by picking them up when walking in crowded crowds, etc., so you can travel and move with peace of mind. There is an effect.
さらに、鞄用ベルト1に鞄本体4を使用せず風呂敷状のシート10の対角線上の角をそれぞれ結べば、鞄本体4よりも収納量が多い場合や鞄本体4よりも収納物の大きさが大きい場合に大物入れ用のバッグとして使用することができる。
Furthermore, if the corners on the diagonal line of the furoshiki-
また、鞄用ベルト1の把持部11と、折り返して2重に重ねた鞄用ベルト1とを、外装カバー5で被包することによって、鞄用ベルト1を折り曲げて重ねた把持部11を一括りにして一体化することができ、把持部11として肩にかけやすくし、手に持ちやすくすることができ、かつ把持部11の外観を美しくさせることができる。Further, the
請求項2に記載の発明は、請求項1の効果を奏するとともに、鞄用ベルト1の把持部11を被包する表皮12を備えたことによって、鞄2を肩にかける場合には広い範囲で肩に当接するので肩が痛くなる心配を減少させることができ、またクッション性を具備して可撓性を有する材料であるので、鞄2を手に持つ場合には表皮12を手で握れば容易に平面状の表皮12が丸まって把持部11を握りやすく持ちやすくすることができる。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の効果を奏するとともに、一人で旅行をしているときにロック可能なスーツケース等の大きな鞄を、海外旅行中に列車に乗車するなどしてスーツケースを座席から見えない離れた場所に置かざるを得ないとき、一時的に床や椅子などの上に置く状況になった場合で、第三者から話しかけられてついよそ見をしたとき、又は短時間であるが大きな鞄を置いて離れたときなどに、鞄の取手と列車内の手すり等の固定物とを一本の鞄用ベルト1を通して輪状にして、前記鞄用ベルト1の両端部の鞄接続用環状体22同士をカギ30で拘束しておけば、鞄用ベルト1がナイフやハサミ等で容易には切断されない材質からできているので、簡単に持ち逃げされないし盗難に遭いにくいという効果を奏する。このように鞄用ベルトを鞄本体4から取り外したときは、鞄本体4はズボン、パンツ、スカート等のベルト通しに引っ掛けるウエストポーチとして使用するか、スーツケースに収納しておく。
The invention according to
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかの効果を奏するとともに、鞄用ベルト1、鞄本体4、外装カバー5、風呂敷状のシート10からなる鞄2として使用することができ、鞄用ベルト1、外装カバー5及び風呂敷状のシート10を鞄本体4に収納することができる。
The invention according to
使用態様としては、第一に鞄用ベルト1のみで盗難防止用として使用でき、第二に鞄本体4のみでズボン、パンツ、スカート等のベルト通しに引っ掛けるウエストポーチとして使用でき、第三に長い状態の鞄用ベルト1と鞄本体4との組み合わせで肩にかける鞄としてポシェットとして使用でき、第四に長い状態の鞄用ベルト1と鞄本体4と風呂敷状のシート10との組み合わせで鞄本体4を覆い隠したポシェットとして使用でき、第五に短い状態の鞄用ベルト1と外装カバー5と鞄本体4とで肩にかける鞄としてショルダーバッグとして使用でき、第六に短い状態の鞄用ベルト1と外装カバー5と鞄本体4とで手提げ鞄として使用でき、第七に鞄用ベルト1と風呂敷状のシート10とでたすき掛けできるバッグとして使用でき、第八に短い状態の鞄用ベルト1と風呂敷状のシート10とで手提げバッグとして使用できる。
As a mode of use, first, it can be used only for the
鞄本体4のみにしたときの使用方法は、鞄本体4の左右上部に取り付けたナスカン24をズボン、パンツ、スカート等のベルト通しに直接に吊着すれば、腹部につけたウエストポーチとして使用することができる。このような使用の場合は、自分の目で監視しやすく、さらに上着で前記ウエストポーチを覆えば第三者からウエストポーチが見えにくく直接にウエストポーチに第三者の手指が触れにくいことから、貴重品を収納するとき、又は人ごみが多い中を歩行するときに、スリに遭いにくいという効果を奏する。
When using only the
身体に鞄用ベルト1を、たすき掛けした状態で使用して上着を羽織れば、鞄2を、胸部の内ポケットとしての役目を果たすことができ、貴重品を収納するバッグとしての役目を果たすことができる。
If you wear a
鞄用ベルト1、外装カバー5及び風呂敷状のシート10を鞄本体4に収納することができるので、使用したい方法を、旅行中や外出中でおいていつでもどこにいても変えることができるという効果を奏する。
The
本発明を図1乃至図17で説明する。本発明である鞄用ベルト1は、ベルト3の中央部を被包する表皮12を縫着して把持部11を形成し、前記ベルト3の両端部を前記中央部には重ならないようにそれぞれ折り返して、重ね合せたベルト3の先端部をさらに折り返して縫着して形成した小環形部13に、ベルト3の折り返し部の長さを調節可能とする移動カン20を装着するとともに中間環状体21を回動可能に装着し、移動カン20装着により前記ベルト3の両端部にできた大環形部14には鞄接続用環状体22をそれぞれ回動可能に装着し、前記ベルト3の把持部11の両端部に外装カバー用留め具25を縫着している。
The present invention will be described with reference to FIGS. The
また、本発明である鞄2は、外装カバーを含む鞄用ベルト1、並びに、上部両端に突設させて縫着した断面逆U字型の取付部23及び前記取付部23に回動可能に装着させたナスカン24を備えた鞄本体4、及び/又は、風呂敷状のシート10とからなる。
Further, the
次に、本発明である鞄用ベルト1及びその鞄用ベルト1を備えた鞄2の構成要素について説明する。
Next, the components of the
鞄用ベルト1について説明する。鞄用ベルト1の構成は、図1又は図2に示すように、ベルト3と、中央部に設けた把持部11と、左右両端部の大環形部14にそれぞれ回動可能に装着した鞄接続用環状体22と、長手方向である左右方向の中間部の小環形部13に装着した移動カン20及び中間環状体21とからなる。
The
前記把持部11は、図1におけるA−A断面を表す図3に示すように、ベルト3と、ベルト3を被包する表皮12と、前記表皮12の外側近傍に縫着された外装カバー用留め具25とからなる。前記外装カバー用留め具25は、ホック、面ファスナー、線ファスナー、ボタン、紐、ベルト等の係着又は掛着できる物であればよい。
As shown in FIG. 3 showing an AA cross section in FIG. 1, the
ベルト3の材質は、デニムや帆布などの布、皮、合成繊維、合成ゴム、又はアラミド繊維を含んだ繊維などの可撓性を有する材質から縫製されている。アラミド繊維は、全芳香族ポリアミドのことで耐破断強度、耐疲労性、寸法安定性、引張強さ、強靭性、耐熱性、耐化学薬品性において従来の繊維に比較してはるかに高い性能を有し、クレーンのワイヤーの代替品として使用されている。鞄用ベルト1に、アラミド繊維を含有させた場合には、ナイフやハサミ等で容易には切断されないという効果を有する。したがって、図4に示すように、鞄用ベルト1とカギ30とを使用すれば、スーツケース等の大きな鞄と建物や電車などに備えられた固定物とを鞄用ベルト1で通してカギ30をかけておけば、鞄用ベルト1が切断されないので盗難に遭いにくいという効果がある。
The material of the
前記表皮12は、ベルト3よりも幅広で平面状の形態を有し、クッション性を具備して可撓性を有する材質からなる。これにより、肩にかける場合には広い範囲で肩に当接するので肩が痛くなりにくく、鞄2を手に持つ場合には表皮12を手で握れば容易に平面状の表皮12が丸まって把持部11を握りやすく持ちやすくすることができる。
The
表皮12の材質としては、布、皮、合成繊維、合成ゴム等の可撓性を有する材質であり、布であればデニムや帆布などの種々の布を使用する。前記表皮12の表面の模様や、前記表皮12のコーティング等の表面処理によって、ファッショナブルな把持部11を創り出すことができる。
The material of the
前記外装カバー用留め具25は、鞄用ベルト1の把持部11を被包する外装カバー5を係着又は掛着するためのものであり、鞄用ベルト1に縫着させた外装カバー用留め具25と外装カバー5に縫着させた鞄用ベルト用留め具29とで、鞄用ベルト1に外装カバー5を係着又は掛着する。
The
鞄用ベルト1と鞄本体4とを組み合わせれば、図5に示すように、ポシェットとして使用することができ、鞄用ベルト1の片側の略中間部に形成した小環形部13に装着した移動カン20を操作することによって、鞄本体4の位置を腰に対して高めにするか低めにするか、使用者の好みに合わせて鞄用ベルト1の長さを長くしたり短くしたり調整することができる。
When the
また、図12に示すように、前記小環形部13に装着した中間環状体21には、風呂敷状のシート10の角部を結びつけることができ、この場合には高級ブランド品の包装袋を隠すことができるので、高級ブランド品に対するスリによる盗難の危険性が低下するという効果があり、バック・イン・バックとして鞄2内に収納された貴重品を二重に守るという効果がある。また、中間環状体21にハンカチ、スカーフ又は携帯電話等を吊着することによって、自分の好みの形態で使用することができる。
In addition, as shown in FIG. 12, the intermediate
次に、鞄用ベルト1は折り畳んで全体の長さを短くし、その折りたたんだ範囲を外装カバー5で被包することができる。その方法を説明する。
Next, the
まず、図7又は図8に示す外装カバー5を説明する。外装カバー5は、平面状の可撓性を有するシートであって、鞄用ベルト1を折りたたんだ後の把持部11全体を被包する大きさを有し、材質が、布、皮、合成繊維、合成ゴム等の可撓性を有する材質であり、布であればデニムや帆布などが含まれる。
First, the
そして、外装カバー5には縦方向の中央部で両端部には鞄用ベルト用留め具29を縫着しており、前記鞄用ベルト用留め具29を、鞄用ベルト1の把持部11の表皮12の両側外側に表皮12に近接させて縫着させた外装カバー用留め具25に係着又は掛着させることによって、鞄用ベルト1と外装カバー5とを固定させることができる。鞄用ベルト用留め具29としては、ホック、面ファスナー、線ファスナー、ボタン、紐、ベルト等の係着又は掛着できる物が考えられいずれでもよい。
Then, the
また、外装カバー5には鞄接続用環状体22を拘束する鞄接続用環状体拘束手段28を備えており、この鞄接続用環状体拘束手段28に鞄用ベルト1に装着した鞄接続用環状体22を拘束することによって、折りたたんだ鞄用ベルト1を外装カバー5からはみ出さないようにすることができる。鞄接続用環状体拘束手段28は、図8及び図9に示すような紐状の形態のものでホック使用のもの、紐状の形態のもので面ファスナー使用のもの、紐で結びつけるもの又は鍵フックで引っ掛けるもの等が考えられるがいずれでもよい。
Further, the
そして、外装カバー5の上下端部には外装カバー5を筒状に丸めたときに筒状態が崩れて開くのを防ぐために筒状維持用留め具26を縫着している。図7乃至図10には筒状維持用留め具26として、ホックが記載されているが、ホック、面ファスナー、線ファスナー、ボタン、紐、ベルト等の係着又は掛着できる物であればいずれでもよい。
And the
まず、図9に示すように、裏面を上にして拡げた状態で置いた外装カバー5の上に、移動カン20及び中間環状体21が把持部11の近傍に位置するように移動カン20を調整させた鞄用ベルト1を横方向に伸ばして載置し、縦方向の中央部で両端部に縫着した鞄用ベルト用留め具29と、鞄用ベルト1の把持部11の表皮12の両側外側に表皮12に近接させて縫着させた外装カバー用留め具25と係着又は掛着させて外装カバー5と鞄用ベルト1とを固定する。
First, as shown in FIG. 9, the
次に、図10に示すように、鞄用ベルト1の片側を移動カン20及び中間環状体21のところで折り返し、鞄用ベルト1の先端部である鞄接続用環状体22を外装カバー5に取り付けられた鞄接続用環状体拘束手段28に係着又は掛着する。鞄接続用環状体拘束手段28が、例えば図10に示すような紐状の布にホックを縫着させた長方形状の紐である場合には、前記紐を鞄接続用環状体22の輪の中を通してホック等の鞄接続用環状体拘束手段28で係着又は掛着させている。
Next, as shown in FIG. 10, one side of the
鞄用ベルト1の反対側も同じように折り返して鞄接続用環状体22を係着又は掛着させる。
The other side of the
次に、図11に示すように、外装カバー5で折り返した鞄用ベルト1及び把持部11を一括りにして被包して、外装カバー5の上下両端部の筒状維持用留め具26で係着又は掛着して外装カバー5が開かないようにして、折り返した鞄用ベルト1及び把持部11を一体化した把持部11を作り出す。
Next, as shown in FIG. 11, the
次に、鞄用ベルト1を折りたたんで外装カバー5で被包した場合には、図6に示すように、ショルダーバッグ又は手提げバックとして使用することができ、このときには、中間環状体21は、鞄本体4のナスカン24との接続部位としての機能を有する。この中間環状体21を設けることによって、鞄用ベルト1の長さの調整をする場合に、従来は移動カン20のみによる長さの調整しかできなかったが、本発明の鞄用ベルト1では前記移動カン20による長さ調整に加えて鞄用ベルト1自体を折り返して全体の長さを大幅に短縮することができるようになった。これは、鞄用ベルト1自体を折り返した場合には従来の鞄用ベルト1端部に装着していた鞄接続用環状体22が使用できなくなり鞄本体4のナスカン24に鞄1を係着又は掛着させることができないが、本発明では鞄用ベルト1を折り返した場合には新たに設けた中間環状体21を鞄本体4のナスカン24と接続させることができることによって初めて実現できた。これによって、一本の鞄用ベルト1を鞄用ベルトが長いポシェット用と、鞄用ベルトが短いショルダーバッグ用や手提げバッグ用に、長さを自由に変えられるようになり一つの鞄用ベルト1を使用した鞄の用途を拡げることができた。
Next, when the
図13に示すように、風呂敷状のシート10は、四角形状を有しており、布、皮、合成繊維、合成ゴム等の可撓性を有する材質からなり、布であればデニムや帆布などの種々の布から縫製する。
As shown in FIG. 13, the furoshiki-shaped
鞄用ベルト1と風呂敷状のシート10とを組み合せば、図14に示すように、たすき掛けできるバックとして使用することができる。風呂敷状のシート10であるので、使用しないときは小さくすることができ、大物を収納しなければならないときに風呂敷状のシート10を拡げて結びつければよい。重たい荷物をたすき掛けすることにより身体全体で荷物を保持でき、身体にかかる負担を軽減できる。さらに、両手が空くため運動機能を確保できる。
When the
また、長さを短くした鞄用ベルト1と風呂敷状のシート10とを組み合せば、図15に示すように、ショッピングバッグ等として使用することができる。
Moreover, if the
次ぎに、鞄本体4について説明する。鞄本体4の上部両端に断面逆U字型のナスカン取付部23を縫着し、前記ナスカン取付部23に回動可能にナスカン24を装着している。鞄本体4側にナスカン24を備えていることにより、図16に示すように、鞄本体4から鞄用ベルト1を取り外した後に、鞄本体4のみをズボン、パンツ、スカート等のベルト通しに引っ掛けるウエストポーチとして使用することができる。
Next, the
鞄本体4の大きさとしては、縦約10cmで横約27cmが望ましい。この大きさであると、腹部に吊り下げるウエストポーチとして使用する場合にズボンなどのベルト通しに鞄本体4に装着したナスカン24を引っ掛けやすい大きさであり、貴重品を収納するのに適した大きさであり、鞄用ベルト1、外装カバー5及び風呂敷状のシート10等をコンパクトに収納するのに適した大きさであるからである。
The size of the
図17に本発明である鞄用ベルト1の3つの状態を示している。(a)が鞄用ベルト1を折り返して重ねて外装カバー5で被包した状態を示した図で、前記(a)に示した鞄用ベルト1に鞄本体4を取り付ければショルダーバッグ又は手提げバッグとして使用でき、前記鞄用ベルト1に風呂敷状のシート10を結びつけばショッピングバッグとして使用できる。
FIG. 17 shows three states of the
図17(b)は、移動カン20が鞄用ベルト1の中間位置にある場合の状態を示した図で、前記(b)に示した鞄用ベルト1のみでスーツケースなどの大型鞄の盗難防止用ベルトとして使用でき、又はポシェットなどの鞄として使用することができる。
FIG. 17B is a view showing a state in which the
図17(c)は、移動カン20を鞄用ベルト1の端部に移動させて鞄用ベルト1を最も長くした状態を示す図で、カバン用としてではなく、鞄用ベルト1のみでスーツケースなどの大型鞄の盗難防止用ベルトとして使用できる。
FIG. 17C is a diagram showing a state in which the
1 鞄用ベルト
2 鞄
3 ベルト
4 鞄本体
5 外装カバー
10 風呂敷状のシート
11 把持部
12 表皮
13 小環形部
14 大環形部
20 移動カン
21 中間環状体
22 鞄接続用環状体
23 取付部
24 ナスカン
25 外装カバー用留め具
26 筒状維持用留め具
28 拘束手段
29 鞄用ベルト用留め具
30 カギ
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ベルトの両端部を前記中央部には重ならないようにそれぞれ折り返して、重ね合せたベルトの先端部をさらに折り返して縫着して形成した小環形部に、ベルトの折り返し部の長さを調節可能とする移動カンを装着するとともに中間環状体を回動可能に装着し、移動カン装着により前記ベルトの両端部にできた大環形部には鞄接続用環状体をそれぞれ回動可能に装着し、前記ベルトの把持部の両端部に外装カバー用留め具を配設した鞄用ベルトであって、
鞄用ベルトは外装カバーを含み、左右方向両端部中央部に鞄用ベルト用留め具を配設し、上端部又は下端部の両端部に鞄接続用環状体拘束手段を配設し、上下方向で折り畳んで筒状態にしたときの状態維持のための筒状維持用留め具を上下端に配設した、平面状の可撓性を有するシートを構成要素とする外装カバーで、
鞄用ベルトに装着した中間環状体を前記把持部の左右方向の範囲からはみ出させるようにして、かつ鞄接続用環状体が把持部に重なるようにして折り畳んだ鞄用ベルトを、前記把持部とともに前記外装カバーが筒状になるように被包して、
被包して筒状になった外装カバーの上下端の筒状維持用留め具を係着又は掛着するとともに、
前記外装カバーの両端部の鞄用ベルト用留め具と把持部の両端部の外装カバー用留め具とを係着又は掛着させ、鞄用ベルトの鞄接続用環状体を前記外装カバーの鞄接続用環状体拘束手段に係着又は掛着したことを特徴とする鞄用ベルト。 Sewing the skin covering the center of the belt to form a gripping part,
Fold both ends of the belt so that they do not overlap the central part, and adjust the length of the folded part of the belt to the small ring-shaped part formed by further folding and sewing the tip of the overlapped belt A movable can is mounted and an intermediate annular body is rotatably mounted, and a collar connecting ring body is rotatably mounted on each of the large ring portions formed at both ends of the belt by mounting the movable can. , A heel belt having outer cover fasteners disposed at both ends of the gripping portion of the belt,
The scissor belt includes an exterior cover, a scissor belt fastener is disposed at the center of both ends in the left-right direction, and a scissor-connecting annular body restraining means is disposed at both ends of the upper end or the lower end. With an exterior cover having a planar flexible sheet as a constituent element, the cylindrical maintenance fasteners for maintaining the state when folded into a cylindrical state at the upper and lower ends,
A saddle belt that is folded so that the intermediate annular body attached to the scissor belt protrudes from the lateral range of the gripping part and the scissor connection annular body overlaps the gripping part, together with the gripping part. Encapsulate the outer cover into a cylindrical shape,
Enclose or hook the cylindrical maintenance fasteners at the upper and lower ends of the outer cover that is encapsulated into a cylindrical shape,
A hook belt fastener at both ends of the outer cover and an outer cover fastener at both ends of the gripping part are engaged or hooked, and the hook connecting ring of the bag belt is connected to the hook of the outer cover. A saddle belt characterized in that it is engaged or hooked to an annular body restraining means .
からなることを特徴とする鞄。 A bag for a bag including the exterior cover according to any one of claims 1 to 3 , an inverted U-shaped mounting portion provided so as to protrude from both ends of the upper portion, and the mounting portion to be rotatably mounted. A cocoon body and / or a furoshiki-shaped sheet with a fresh eggplant
A spear characterized by consisting of
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