JP5228794B2 - モデル検査実施のための環境生成支援装置、環境生成支援方法、環境生成支援プログラム - Google Patents
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Description
CTL用のプロパティ変換は、メモリに記録された前記プロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>AF(bk))がこれから先どんなパスをとっても常に成立することを示す時相演算子AGと、性質を示す述語(bk)がこれから先どんなパスをとってもいずれ論理式が成立ことを示す時相演算子AFを用いて、分岐時相論理式AG(ak−>AF(bk))で記述されたプロパティを取得する。そして、前記AG(ak−>AF(bk))から前記akを抽出し、あるパスをとるといずれ論理式が成立することを示す時相演算子EFによりEF akと変換するとともに、前記事前条件として前記akと、前記プレモデル検査用プロパティとして前記EF akを前記プロパティテーブルに記録するする。
(実施例1)
図1は、モデル検査を行うための環境生成支援装置1とモデル検査器2の構成を示す図である。
「購入金額が5000円未満の場合割引は無し」は、「G(sum<5000−>F discount=0)」のように記述する。
「購入個数が5個以上の場合送料が無料になる」は、「G(num>=5−>F postage=0)」のように記述する。
なお、図2に示す「p1」「p2」「p3」・・・は各プロパティの識別番号を示している。
k=1・・・n
not(F a1),・・・,not(Fan) 式2
「G(sum>=5000−>F discount=0.1)」を、「not(F sum>=5000)」に変換する。
「G(sum<5000−>F discount=0)」を、「not(F sum<5000)」に変換する。
「G(num>=5−>F postage=0)」を、「not(F num>=5)」に変換する。なお、「not」は反転論理を示す。
モデル検査器インタフェース部5は、プレモデル検査用プロパティとともに入力データ10とプログラム11をモデル検査器2に転送する。
図6はプロパティ解析の動作を示すフローチャートである。
ステップS61では、仕様書/設計書に基づいて作成したプロパティの総数mをメモリに設定する。また、予め決められた論理式(例えばLTL:線形時相論理式)で記載されているプロパティの総数をカウントするプロパティ総数カウンタに「1」を設定する(k=1)。
ステップS66では、プロパティ総数カウンタ値kとプロパティの総数mを比較し、k>mであればステップS67に移行し、k>mでない場合はステップS62に移行する。
図7はプロパティ変換の動作を示すフローチャートである。
ステップS73では、プロパティの内容として記載されているG(r1−>F(r2))からr1を抽出する。例えば、プロパティ識別番号「p1」に対応する「G(sum>=5000−>F discount=0.1)」であれば、「sum>=5000」を抽出する。
ステップS75では、r1をnot(F r1)に変換する。例えば、「事前条件」が「sum>=5000」であれば、「not(F sum>=5000)」のように変換する。
ステップS77ではプロパティ行数カウンタkkの値に「1」を加算する。
ステップS81では、プロパティテーブル7から変換後プロパティを読み込む。プレモデル検査用プロパティ12を作成する。例えば、上記説明した「not(F sum>=5000) and not(F sum<5000) and not (F num>=5)」を作成する。
ステップS83はモデル検査器2がモデル検査を実施していることを示している。
ステップS86では、モデル検査結果格納テーブル8に固有の「エラーID」と「状態S」を記録する。例えば、図5に示す実行結果の「error1」に示される「sum=4000,num=4」を、モデル検査結果格納テーブル8の識別番号を示す「エラーID」の「e1」に対応する「状態S」に記録する。その後、データ真偽判定処理を行う。
ステップS91では、モデル検査結果格納テーブル8の中身が空であるかを判定する。空であればステップS912に移行する。空でない場合はステップS92に移行する。
ステップS93では、モデル検査結果格納テーブル8のj行目の「状態S」を取得する。
ステップS96では、「状態S」が「事前条件」を満たしているかどうかを調べる。
ステップS97では、「状態S」が「事前条件」を満たしている場合はステップS98に移行する。満たしていない場合にはステップS99に移行する。
ステップS99(ループ終了)では、現在の「状態S」とプロパティテーブル7内の全ての「事前条件」を比べ終わったかを判定し、判定が終わっていればステップS95に移行する。
ステップS911では、モデル検査結果格納テーブル8の行数nとモデル検査結果カウンタjを比較してj>nであれば全ての「状態S」に対して判定が完了したとしてステップS912に移行する。j>nを満たさない場合にはステップS93に移行する。図5の例で「e1」に対する判定が完了していれば、「e2」に対応する「状態S」を取得してステップS94に移行する。
ステップS913では、プロパティテーブル7の内容を利用者に分かるように出力する。
さらに、用いるデータセットの数が少ないとモデル検査時に生成される状態空間が小さくなり、モデル検査の計算量削減に効果がある。
実施例2ではプロパティをCTL(分岐時相論理式)で記載した場合について説明する。
図10は、設計書の破線範囲に記載されている内容をCTLで記述したときの図である。ここで、AGはこれから先どんなパスをとっても常に論理式が成立することを示している。AFはこれから先どんなパスをとってもいずれ論理式が成立することを示している。
「購入金額が5000円未満の場合割引は無し」は、「AG(sum<5000−>AF discount=0)」のように記述する。
なお、図10に示す「p1」「p2」「p3」・・・は各プロパティの識別番号を示している。
k=1・・・n
EF a1,・・・,EF an 式4
「AG(sum>=5000−>AF discount=0.1)」を、「EF sum>=5000」に変換する。
「AG(sum<5000−>AF discount=0)」を、「EF sum<5000」に変換する。
「AG(num>=5−>AF postage=0)」を、「EF num>=5」に変換する。ここで、EFはあるパスをとるといずれ論理式が成立することを示している。
変換後、「EF sum>=5000 and EF sum<5000 and EF num>=5」のように各変換したプロパティを「and」する。なお、複数のプロパティを取り扱うことができるモデル検査器であれば必ずしも「and」する必要はない。
モデル検査器インタフェース部5は、プレモデル検査用プロパティとともに入力データ10とプログラム11をモデル検査器2に転送する。
図12は、モデル検査器インタフェース部5が入力データ10、プログラム11、プレモデル検査用プロパティ12などのデータをモデル検査器2に入力する。そして、モデル検査器2が入力データに基いて検査を実行し、実行した結果をモデル検査器インタフェース部5に出力することを示す図である。図12に示す例では、1000円のメロンと300円のバナナを購入するときの合計金額を示すプログラム11を「sum=1000*melon+300*banana」として示し、メロン4個とバナナ0個を購入したときのデータを「melon=4」「banana=0」として示している。また、プレモデル検査用プロパティ12は図11で生成したものを使用している。
「sum=4000」「num=4」がモデル検査器2に入力されたとき、プレモデル検査用プロパティ12「EF sum>=5000 and EF sum<5000 and EF num>=5」の条件に合わない結果が検出されたためエラーが出力される。つまり、「sum=4000」「num=4」という結果をプログラムのどこかで算出したためプレモデル検査用プロパティ12の記述に沿わない結果を得たため「error1」の内容として出力されている。
ステップS141では、仕様書/設計書に基づいて作成したプロパティの総数mをメモリに設定する。また、CTLで記載されているプロパティの総数をカウントするプロパティ総数カウンタに「1」を設定する(k=1)。
ステップS146では、プロパティ総数カウンタ値kとプロパティの総数mを比較し、k>mであればステップS147に移行し、k>mでない場合はステップS142に移行する。
図15はプロパティ変換の動作を示すフローチャートである。
ステップS153では、プロパティ記述内容AG(r1−>AF(r2))からr1を抽出する。例えば、プロパティ識別番号「p1」に対応する「AG(sum>=5000−>AF discount=0.1)」であれば、「sum>=5000」を抽出する。
ステップS155では、r1をnot(EF r1)に変換する。例えば、「事前条件」が「sum>=5000」であれば、「EF sum>=5000」のように変換する。
ステップS157ではプロパティ行数カウンタkkの値に「1」を加算する。
ステップS161では、プロパティテーブル7から変換後プロパティを読み込む。プレモデル検査用プロパティ12を作成する。例えば、上記説明した「EF sum>=5000 and EF sum<5000 and EF num>=5」を作成する。
ステップS163ではモデル検査器2がモデル検査を実施する。
ステップS166では、モデル検査結果格納テーブル8に固有の「エラーID」と「状態S」を記録する。例えば、図13に示す実行結果の「error1」に示される「sum=4000,num=4」を、モデル検査結果格納テーブル8の識別番号を示す「エラーID」に「e1」として記録し、「状態S」に「sum=4000,num=4」を記録する。その後、データ真偽判定処理を行う。データ真偽判定は図9に示したフローチャートと同じ動作をする。
図17は、上記本発明の実施形態の装置を実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。図17において、環境生成支援する装置170は、CPU171、ROM172、RAM173、ハードディスクドライブ(HDD)174、フレキシブルディスクドライブ(FDD)175、入力インタフェース(入力I/F)176、通信インタフェース(通信I/F)177、出力インタフェース(出力I/F)179、グラッフィック処理部1710などを備えている。また、上記各構成部はバス1711によってそれぞれ接続されている。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(付記1)
コンピュータに、
メモリに記録されたプロパティテーブルから、線形時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式から事前条件を抽出して時相演算子と反転論理に基づいて前記事前条件に変換してプレモデル検査用プロパティと前記事前条件を前記プロパティテーブルに記録するプロパティ変換処理と、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録するモデル検査器インタフェース処理と、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する入力データ真偽判定処理と、
を実行させることを特徴とする環境生成支援プログラム。
(付記2)
コンピュータに、
メモリに記録されたプロパティテーブルから、分岐時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記分岐時相論理式から事前条件を抽出し、時相演算子により前記事前条件を変換して前記プレモデル検査用プロパティと前記事前条件を前記プロパティテーブルに記録するCTL用のプロパティ変換処理と、
前記モデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査を実施した実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録するCTL用のモデル検査器インタフェース処理と、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する入力データ真偽判定処理と、
を実行させることを特徴とする環境生成支援プログラム。
(付記3)
前記プロパティ変換処理は、
メモリに記録された前記プロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>F(bk))が「いつでも」成り立つことを示す時相演算子Gと、性質を示す述語(bk)が「いつか」成り立つことを示す時相演算子Fを用いて、線形時相論理式G(ak−>F(bk))で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式G(ak−>F(bk))から前記akを抽出して前記時相演算子Fと反転論理notにより前記akをnot(F ak)に変換するとともに、事前条件として前記akと、プレモデル検査用プロパティとして前記not(F ak)を前記プロパティテーブルに記録し、
前記モデル検査器インタフェース処理は、
入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、プロパティとして前記not(F ak)で示された前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリの前記モデル検査結果格納テーブルに記録する、
ことを特徴とする付記1に記載の環境生成支援プログラム。
(付記4)
前記CTL用のプロパティ変換処理は、
メモリに記録された前記プロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>AF(bk))がこれから先どんなパスをとっても常に成立することを示す時相演算子AGと、性質を示す述語(bk)がこれから先どんなパスをとってもいずれ論理式が成立ことを示す時相演算子AFを用いて、分岐時相論理式AG(ak−>AF(bk))で記述されたプロパティを取得し、前記AG(ak−>AF(bk))から前記akを抽出し、あるパスをとるといずれ論理式が成立することを示す時相演算子EFによりEF akに変換するとともに、前記事前条件として前記akと、前記プレモデル検査用プロパティとして前記EF akを前記プロパティテーブルに記録し、
前記CTL用のモデル検査器インタフェース処理は、
前記モデル検査器に、前記プロパティとして前記EF akで示されたプレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査を実施した実行結果を取得してメモリの前記モデル検査結果格納テーブルに記録する、
ことを特徴とする付記2に記載の環境生成支援プログラム。
(付記5)
メモリに記録されたプロパティテーブルから、線形時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式から事前条件を抽出して時相演算子と反転論理に基づいて前記事前条件に変換してプレモデル検査用プロパティと前記事前条件を前記プロパティテーブルに記録するプロパティ変換部と、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録するモデル検査器インタフェース部と、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する入力データ真偽判定部と、
を備えることを特徴とする環境生成支援装置。
(付記6)
メモリに記録されたプロパティテーブルから、分岐時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記分岐時相論理式から事前条件を抽出し、時相演算子により前記事前条件を変換して前記プレモデル検査用プロパティと前記事前条件を前記プロパティテーブルに記録するCTL用のプロパティ変換部と、
前記モデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査を実施した実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録するCTL用のモデル検査器インタフェース部と、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する入力データ真偽判定部と、を備えことを特徴とする環境生成支援装置。
(付記7)
メモリに記録されたプロパティテーブルから、線形時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式から事前条件を抽出して時相演算子と反転論理に基づいて前記事前条件に変換してプレモデル検査用プロパティと前記事前条件を前記プロパティテーブルに記録するプロパティ変換し、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録し、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する、
ことを特徴とする環境生成支援方法。
(付記8)
メモリに記録されたプロパティテーブルから、分岐時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記分岐時相論理式から事前条件を抽出し、時相演算子により前記事前条件を変換して前記プレモデル検査用プロパティと前記事前条件を前記プロパティテーブルに記録するCTL用のプロパティ変換をし、
前記モデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査を実施した実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録し、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する、
ことを特徴とする環境生成支援方法。
(付記9)
前記プロパティ変換部は、
メモリに記録されたプロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>F(bk))が「いつでも」成り立つことを示す時相演算子Gと、性質を示す述語(bk)が「いつか」成り立つことを示す時相演算子Fを用いて、線形時相論理式G(ak−>F(bk))で記述されたプロパティを取得し、前記G(ak−>F(bk))から前記akを抽出して前記時相演算子Fと反転論理notにより前記akをnot(F ak)に変換するとともに、事前条件として前記akと、プレモデル検査用プロパティとして前記not(F ak)を前記プロパティテーブルに記録し、
前記モデル検査器インタフェース部は、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、プロパティとして前記not(F ak)で示された前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリの前記モデル検査結果格納テーブルに記録する、
ことを特徴とする付記5に記載の環境生成支援装置。
(付記10)
前記CTL用のプロパティ変換部は、
メモリに記録された前記プロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>AF(bk))がこれから先どんなパスをとっても常に成立することを示す時相演算子AGと、性質を示す述語(bk)がこれから先どんなパスをとってもいずれ論理式が成立ことを示す時相演算子AFを用いて、分岐時相論理式AG(ak−>AF(bk))で記述されたプロパティを取得し、前記AG(ak−>AF(bk))から前記akを抽出し、あるパスをとるといずれ論理式が成立することを示す時相演算子EFによりEF akに変換するとともに、前記事前条件として前記akと、前記プレモデル検査用プロパティとして前記EF akを前記プロパティテーブルに記録し、
前記CTL用のモデル検査器インタフェース部は、
前記モデル検査器に、前記プロパティとして前記EF akで示されたプレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査を実施した実行結果を取得してメモリの前記モデル検査結果格納テーブルに記録する、
ことを特徴とする付記6に記載の環境生成支援装置。
(付記11)
前記プロパティ変換は、
メモリに記録されたプロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>F(bk))が「いつでも」成り立つことを示す時相演算子Gと、性質を示す述語(bk)が「いつか」成り立つことを示す時相演算子Fを用いて、線形時相論理式G(ak−>F(bk))で記述されたプロパティを取得し、前記G(ak−>F(bk))から前記akを抽出して前記時相演算子Fと反転論理notにより前記akをnot(F ak)に変換するとともに、事前条件として前記akと、プレモデル検査用プロパティとして前記not(F ak)を前記プロパティテーブルに記録し、
前記モデル検査器インタフェース処理は、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、プロパティとして前記not(F ak)で示された前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリの前記モデル検査結果格納テーブルに記録する、
ことを特徴とする付記7に記載の環境生成支援方法。
(付記12)
前記CTL用のプロパティ変換は、
メモリに記録されたプロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>AF(bk))がこれから先どんなパスをとっても常に成立することを示す時相演算子AGと、性質を示す述語(bk)がこれから先どんなパスをとってもいずれ論理式が成立ことを示す時相演算子AFを用いて、分岐時相論理式AG(ak−>AF(bk))で記述されたプロパティを取得し、前記AG(ak−>AF(bk))から前記akを抽出し、あるパスをとるといずれ論理式が成立することを示す時相演算子EFによりEF akに変換するとともに、前記事前条件として前記akと、前記プレモデル検査用プロパティとして前記EF akを前記プロパティテーブルに記録し、
前記CTL用のモデル検査器インタフェース処理は、
前記モデル検査器に、プロパティとして前記EF akで示されたプレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査を実施した実行結果を取得してメモリの前記モデル検査結果格納テーブルに記録する、
ことを特徴とする付記8に記載の環境生成支援方法。
(付記13)
前記プロパティ変換処理は、
複数の前記not(F ak)を論理積することを特徴とする付記3に記載の環境生成支援プログラム。
(付記14)
前記CTL用のプロパティ変換処理は、
複数の前記EF akを論理積することを特徴とする付記4に記載の環境生成支援プログラム。
(付記15)
前記プロパティ変換部は、
複数の前記not(F ak)を論理積することを特徴とする付記9に記載の環境生成支援装置。
(付記16)
前記CTL用のプロパティ変換部は、
複数の前記EF akを論理積することを特徴とする付記10に記載の環境生成支援装置。
(付記17)
前記プロパティ変換は、
複数の前記not(F ak)を論理積することを特徴とする付記11に記載の環境生成支援方法。
(付記18)
前記CTL用のプロパティ変換は、
複数の前記EF akを論理積することを特徴とする付記12に記載の環境生成支援方法。
2 モデル検査器
3 プロパティ解析部
4 プロパティ変換部
5 モデル検査器インタフェース部
6 入力データ真偽判定部
7 プロパティテーブル
8 モデル検査結果格納テーブル
9 プロパティ
10 入力データ
11 プログラム
12 プレモデル検査用プロパティ
13 実行結果
170 装置
171 CPU
172 ROM
173 RAM
174 ハードディスクドライブ(HDD)
175 フレキシブルディスクドライブ(FDD)
175a 記録媒体(FD)
176 入力インタフェース(入力I/F)
177 通信インタフェース(通信I/F)
178 ネットワーク
179 出力インタフェース(出力I/F)
1710 グラッフィック処理部
1710a 表示装置
Claims (4)
- コンピュータに、
メモリに記録されたプロパティテーブルから、線形時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式から事前条件を抽出して時相演算子と反転論理に基づいて前記事前条件を変換してプレモデル検査用プロパティを生成し、前記事前条件と前記プレモデル検査用プロパティを前記プロパティテーブルに記録するプロパティ変換処理と、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録するモデル検査器インタフェース処理と、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する入力データ真偽判定処理と、
を実行させることを特徴とする環境生成支援プログラム。 - 前記プロパティ変換処理は、
メモリに記録された前記プロパティテーブルから、性質を示す述語(ak−>F(bk))が「いつでも」成り立つことを示す時相演算子Gと、性質を示す述語(bk)が「いつか」成り立つことを示す時相演算子Fを用いて、線形時相論理式G(ak−>F(bk))で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式G(ak−>F(bk))から前記akを抽出して前記時相演算子Fと反転論理notにより前記akをnot(F ak)に変換するとともに、事前条件として前記akと、プレモデル検査用プロパティとして前記not(F ak)を前記プロパティテーブルに記録し、
前記モデル検査器インタフェース処理は、
入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、プロパティとして前記not(F ak)で示された前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリの前記モデル検査結果格納テーブルに記録する、
ことを特徴とする請求項1に記載の環境生成支援プログラム。 - メモリに記録されたプロパティテーブルから、線形時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式から事前条件を抽出して時相演算子と反転論理に基づいて前記事前条件を変換してプレモデル検査用プロパティを生成し、前記事前条件と前記プレモデル検査用プロパティを前記プロパティテーブルに記録するプロパティ変換部と、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録するモデル検査器インタフェース部と、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する入力データ真偽判定部と、
を備えることを特徴とする環境生成支援装置。 - メモリに記録されたプロパティテーブルから、線形時相論理式で記述されたプロパティを取得し、前記線形時相論理式から事前条件を抽出して時相演算子と反転論理に基づいて前記事前条件を変換してプレモデル検査用プロパティを生成し、前記事前条件と前記プレモデル検査用プロパティを前記プロパティテーブルに記録するプロパティ変換し、
プログラム、入力データ、プロパティを入力してモデル検査を実施するモデル検査器に、前記プレモデル検査用プロパティを入力し、前記モデル検査器が前記モデル検査を実施したのち実行結果を取得してメモリのモデル検査結果格納テーブルに記録し、
前記実行結果に示される前記プレモデル検査用プロパティに沿わない結果が前記事前条件を満たしているかを判定し、判定結果を出力装置に出力する、
ことを特徴とする環境生成支援方法。
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