JP5226771B2 - ワイヤレスユーザ端末における節電の方法およびデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、第三世代(3G)タイプのセルラー・ワイヤレス・アクセス・システムにおけるワイヤレスユーザ端末において節電するための方法およびデバイスに関する。
セルラー・ワイヤレス・システムのための3GPPプロジェクトでは、ユーザ端末内で電池の時間を節約することをその目的の1つとして有するメカニズムが導入されることになっており、そのメカニズムを不連続受信、すなわちDRXと呼ぶ。
DRXを使って、ユーザ端末は、設定されたパラメータおよび指定された規則に基づいて無線リソースを一定時間オンにしたりオフにしたりすることができる。
DRXメカニズムの一例として、WCDMAシステムのための、いわゆる継続的パケット接続性確保メカニズムすなわちCPCについて言及が行われるであろうが、この中でDRXスキームが指定されている。このスキームにより、ユーザ端末は、非DRX期間の間にデータを受信するとすぐ、自分の無線リソースの連続使用(連続受信)を開始し、そして、データがまったく受信されない期間に続いて発生する「タイムアウト」に基づいてDRX状態を再開する。
3Gシステムでは、他の多くのワイヤレス・セルラー・システムの場合と同様、eNodeBと呼ばれる制御ノードが存在するが、eNodeBはその目的の1つとして、システム内の一定のエリア、すなわちセルの範囲内に位置するユーザ端末が送信又は受信するトラヒックを制御する。DRXメカニズムが適切に機能するには、システムのeNodeBがDRXに関する「それらの」ユーザ端末の状態、すなわちDRXであるか否かを常に判定できるようにするために、明確なルールが必要である。
LTEシステムでは、主として2種類のトラヒック、すなわちリアルタイムトラヒックと非リアルタイムトラヒックとが存在する可能性があり、後者は通常、いわゆるベストエフォートのトラヒックである。
混合トラヒックの場合、すなわち、非リアルタイム(例えば「ベストエフォート」)のフローおよびリアルタイムのフローの両方が同時にアクティブである可能性のある場合については、本解決策の場合、ユーザ端末がDRX期間を有すること、および、そのような期間に適切な有効時間を与えることは困難である場合があり、それは、ある意味でトラヒックの特性に基づいてユーザ端末をDRX状態にさせる現行の手法がもたらす問題である。
トラヒックの特性またはパターンに基づいてDRX期間を導出する手法は、非リアルタイムのトラヒックには適しているかもしれないが、それが例えばVoIPのようなリアルタイムのトラヒックに、あるいは、両方の組み合わせに、すなわち混合トラヒックにどの程度うまく適用されうるかは明確ではない。DRXスキームがUE毎であり、無線アクセスベアラ、すなわちRAB毎でも、無線ベアラ、すなわちRB毎でもないことから、このことは特に当面の問題と関連性がある。
要するに言えることは、混合トラヒックシステムにおけるDRX期間に対する既存の解決策の場合、問題は、これらの解決策が混合シナリオにおけるサービスの特性を考慮していないということである。言い換えると、現行の解決策は、特性が変化する(リアルタイム/非リアルタイム)トラヒックがまったく同一のUEについて同時にアクティブである場合、十分に機能しないことがある。
可能性のある1つの手法は、非リアルタイムトラヒックに関するものより厳しい、リアルタイムトラヒックの遅延要件を満足するスキームを用いることであろう。そのようなスキームにおいては、eNodeBは、リアルタイムおよび非リアルタイムデータが両方共受信されるまで、DRX状態を変更するかまたは少しの「オンデュレーション(有効)」期間の間「アウェイク(活性化)する」ように、例えばMAC指標を用いてUEに対して明示的に信号を送信することもできるであろうし、それに続いてUEは、明示的なシグナリングを使ってかまたは自律的にDRXを再開することもできよう。
しかし、周期的なDRXパターンの目的は、リアルタイムサービスとベストエフォートサービスとでは大いに異なり、前者にとっては、それはアプリケーションデータの生成(例えば20msの境界線で生成された符号化された音声)に合致することを意味し、後者にとっては、DRXに起因してベストエフォートデータが被る追加の遅延についての上方の境界線を提供することを意味する。
これは、混合トラヒックに関してリアルタイムDRXスキームだけを用いると、例え送信される非リアルタイムデータが非常にわずかであったとしても、UEの周期的な活性化がアプリケーションの送信速度にどの程度よく合致するかということに干渉するかまたは、ほとんどの時間、DRX期間が短くなる可能性がある、ということを意味する。また、リアルタイムフローのジッタの増加の一因となる可能性もあり、それは明らかに、望ましい特性ではない。
従って、前述のとおり、例えばリアルタイムデータおよび非リアルタイムデータのような2種類のデータがありうる、LTEタイプのワイヤレス・セルラー・アクセス・システムにおけるDRX期間の問題の解決策が必要である。解決策は、eNodeBに対して、「その」ユーザ端末がどちらの状態なのか、すなわちDRXなのか非DRXなのかを常に知っている可能性だけでなく、多様な種類のトラヒックによってもたらされたDRXの必要性に対応する可能性も提供すべきである。
また、解決策は、DRX期間と同様の期間、すなわち、UEが自分の制御ノードからのデータをリッスンしない期間がその中にある、LTEシステム以外の種類のシステムにも適用されうるべきである。
特に、システムの一定のエリア、すなわちセルの中のユーザ端末、すなわちUEへ送信される信号やUEが受信する信号を制御するのに役立つ、少なくとも1つの制御ノードが存在する可能性がある、セルラー・ワイヤレス・アクセス・システムの中で用いる方法を本発明が開示するという点で、本発明はそのような解決策を提供するものである。
本発明の方法によると、UEは、少なくとも2つの異なる状態のうちの1つであってもよく、第1のそのような状態とは、UEが自分の制御ノードからデータを受信試行(リッスン)しない状態であり、そして第2のそのような状態とは、リッスンしている状態、すなわち「オンデュレーション(有効)」状態であり、いずれの状態も、一定の時間についてその状態になる。
本発明が適用されうるシステムでは、UEは、少なくとも第1および第2のタイプのデータを自分の制御ノードから受信することができ、そして本発明の方法によれば、第1のタイプのデータが有効期間の間にUEによって受信されると、UEは、有効期間の終了時点で第1の(リッスンしていない)状態となり、そして、第2のタイプのデータが有効期間の間にUEによって受信されると、UEは、現行の有効期間を一定時間だけ延長する。
ここでは「データ」という用語は、広い意味で用いられており、従って、例えば、スケジューリング割当てデータ、承認データ、およびユーザプレーンデータ等のような、いわゆるレイヤ1およびレイヤ2(例えば制御プレーン)シグナリングを含む。
適切ではあるが、必ずしもそうであるとは限らないことだが、第1のタイプのデータが、リアルタイムデータであるかまたはリアルタイムデータの送信に関連するシグナリング、例えばリアルタイムデータにリソースを割り当てる目的のスケジューリング承認またはスケジューリング割当てでありうる。
また、適切ではあるが、必ずしもそうであるとは限らないことだが、第2のタイプのデータが、非リアルタイムデータ、すなわち、いわゆるベストエフォートデータ、であるかまたはベストエフォートデータの送信に関連するシグナリング、例えばスケジューリング承認またはスケジューリング割当ておよび他のタイプのレイヤ1/レイヤ2のシグナリングでありうる。
従って、本発明は、リアルタイムおよび非リアルタイムデータのような2つのタイプのデータによるDRXに類する状態に対する需要に対応できるような方法を開示する。
本発明の特定の一実施形態では、時間として指定される「無活動タイマー」が含まれており、進行中の有効期間の間にUEがベストエフォートデータを受信すると、UEは無活動タイマーに相当する期間について、有効の状態を延長する。従って、制御ノードは、制御ノードがUEにベストエフォートデータを送信するのに続いてUEの中でDRXに類する状態が延長される時間を知るであろう。
本発明の別の実施形態では、UEは、制御情報を自分の制御ノードから受信することができるようになっており、制御ノードは、非リスニング/有効という2つの状態のうちの1つになるように現行の有効期間の終了時点で明示的にUEに命令し、また前記命令には、その状態になるべき時間が含まれる。従って、これは、UEがどちらの状態にあるであろうか、および、UEがどの位の間、その状態になるであろうかということを制御ノードが知る、もう1つのやり方である。
適切なことであるが、制御メッセージは、それによって制御ノードがUEに命令して一定の時間、2つの状態のうちの1つになるようにさせることができる、いわゆるMACシグナリングであってもよい。
これらの本発明の利点およびその他の利点は、下記の本発明の詳細記述から一層明らかになるであろう。
本発明について、添付の図面を参照しながら、以下でより詳しく説明しよう。
本発明が適用されうるシステムの概要を示す図である。 本テキストの中で用いられる定義の一部を示す図である。 本発明による時間グラフを示す図である。 本発明の方法のフローチャートである。 本発明のUEの概略ブロック図である。
図1は、本発明が適用されうるシステムの大まかな概要を示す。前述のとおり、本発明が対象とするシステムは、LTEタイプ(ロング・ターム・エボリューション)のワイヤレス・セルラー・アクセス・システムである。そのようなシステムには、図1に示すように、その役割の1つとして、システム内のいわゆるセルという一定のエリア内のユーザ端末、すなわちUEから送信されるトラヒックやUEに受信されるトラヒックのすべてを制御する、制御ノード110が含まれる。そのようなセルの1つを図1に120として象徴的に示し、セルの中に1つのUE130も示す。
当然、本発明が適用されるシステムの中に存在するセルの数や、そのようなセルの範囲内で用いられうるUEの数は、非常に多様である可能性があり、図1に示すセルおよびUEの数は、本発明の読者の理解を助けることを意図した一例にすぎない。
加えて、本発明が適用されるシステムのタイプは、LTEタイプのシステムである必要はなく、本発明は他のタイプのワイヤレス・セルラー・アクセス・システムにも適用することができる。従って、この用語の記述の中でLTEタイプのシステムから借りた用語を使用することは、単に、本発明を読者が理解しやすいようにするための例と考えるべきである。
また、前述したとおり本発明は、LTEにおいていわゆるDRX期間と呼ばれる、不連続な受信の期間に関わるメカニズムによって引き起こされた問題を主に扱う。本発明について詳細に記述する前に、本文章の中で用いられる基本的な定義の一部をまず図2に関して説明しよう。
図2は時間の関数としてのUEの無線状態を示しており、時間はTTI、すなわち送信時間間隔で示す。図2で用いられる数字は、下記の定義またはイベントに対応する。
1.活性化ポイント、すなわち、UEが活性化され、言い換えると、UEがDRX状態からリスニング状態へ移行する時刻点である。
2.暗示的な休止命令であり、UEが有効期間の間に、新たな有効期間をトリガする(開始される)データをまったく受信しない場合、UEはDRX状態に移行する。
3.暗示的な活性化維持命令であり、UEが有効期間の間に何らかのベスト・エフォート・データを受信する場合、UEは、現行の有効期間を一定の所定の時間だけ延長し、適切なことだが、有効期間のもう1つ分の長さだけ延長する。
4.DRX期間、すなわち、一定のDRXパターンが繰り返される間隔。
5.有効期間、すなわち、UEがDRXから復帰してウエイクアップ化(活性化)された後、データの受信を待機する期間。
6.インアクティビティ(無活動)タイマー、すなわち、UEが最後にデータを受信(PDCCHの復号化)してからデータをうまく受信する(PDCCHを復号する)のを待機する期間であり、それを逃すと、UEは再びDRX状態、すなわち非リッスン状態になる。UEは、一度データを受信(PDCCHの復号化)するのに続いて、アクティビティ(活動)タイマーを再開する。
7.1つのTTI、すなわち送信時間間隔。しかし、「7」で示す期間は、別の時間間隔、例えばTTI毎に1つ以上存在してもよい、いわゆるサブフレームであってもよいであろう。
8.UEの「アウェイク(活性化)」時間。
9.明示的な活性化維持命令であり、eNodeBは、通常はいわゆるMACまたはRRC(無線リソース制御)シグナリングを使って、活性化を維持するようにUEに明示的な命令を送信してもよい。
10.明示的な休止命令であり、eNodeBは、通常はいわゆるMACまたはRRCシグナリングを使って、休止するようにUEに明示的な命令を送信してもよい。
また、図2に示す期間およびイベントに加えて、「DRX期間」、すなわち、UEがアイドル状態になる期間という概念が存在し、すなわち、この期間の間、UEはデータをリッスンしない。この期間は、可変であってもよく、通常は、同一かつ単一のDRX間隔における活性化時間をDRX間隔から減算した値に等しい。
アイドルという用語に関してだが、このテキストの中で「アイドル」という用語は、UEがリッスンしていない状態のことを言う。すなわち、eNodeBからの送信を受信するのに用いられうるUEの中の無線リソースがオフにされているということが指摘されてもよいだろう。
本発明に戻ると、本発明の基本概念は、共通のDRX期間を用いる混合トラヒック(リアルタイムデータおよびベストエフォートデータ)のためにDRXスキームを用いることであり、そのDRX期間の終了時点でUEは活性化されて通常はL1/L2制御チャネル上でデータをリッスンする。
DRX期間と「リッスンしている」期間の間における(UEまたはeNodeBによって制御される)自律的な遷移およびこれらの期間の長さを実現する1つのやり方は、これらの期間の長さを、UEが受信したデータはベストエフォートデータなのかリアルタイムデータなのかについての情報によって、暗示的に導出させることである。これについては、以下でより詳細に記述しよう。
本発明の背景を成すもう1つの基本的な考え方は、トラヒックのタイプにかかわらず、まったく同じDRXメカニズムを用いること、すなわち、混合トラヒックが存在する場合においても、まったく同じDRXメカニズムを用いることであり、他方、eNodeBには、適用可能な場合には、「活性化」の機会を用いて非リアルタイムデータをスケジュール化するようにさせる。
従って、本発明の一実施形態では、非リアルタイムデータがeNodeBによってUEへ送信された場合、UEは、さらなる事前設定された「活性化時間」の間、活性化した状態のままでおり、そして、例えば無活動タイマーを用いて暗示的にDRX状態になるかまたはeNodeBからのシグナリング、例えばMACシグナリングを使って明示的にDRX状態になる。リアルタイムトラヒックは、「有効」期間の間にeNodeBによって送信されてもよい。ベストエフォートデータの送信は、DRX間隔の周期性と矛盾しないであろうし、それが予想されるリアルタイムトラヒックのパターンと一致するか否かと矛盾しないであろう。
ここで、本発明のこれらの基本概念について図3を参照しながらより詳細に説明することにするが、図3は図2で使用かつ説明した概念に基づいている。
第1の有効期間は、3つのTTIの有効期間を有する。この期間のうちの第1のTTIで、UEはリアルタイムデータを受信し、そして、第3かつ最後のTTIで、RTCPデータ(以下を参照)を受信し、その後、UEはDRX状態になることができ、すなわちUEは「スリープ(休止)する」。
上記で用いられた「RTCPデータ」という用語は、リアルタイム・トランスポート・
コントロール・プロトコルの略語であり、例えば送信装置および受信装置の報告(損失、遅延等)のような制御情報を提供する、RTPの制御部分である。通常は、例えばVoIPがアクティブである場合、VoIPフローによって消費される全帯域幅の5%以下に相当するRTCPデータも送信される。RTCPはリアルタイムフローの一部であるとみなすことができるため、UEは、この後直接、DRX状態になることができる。すなわち、VoIPフローと同じベアラ上で送信されるかまたは何らかの他の手段でVoIPフローに関連付けられる。
これは、数字2の付いた矢印で示し、その意味するところは、図2に関連して上記で説明したように、「暗示的な休止」である。
それに続くDRX期間の間、有効期間における第2のTTIでリアルタイムデータが受信され、有効期間の第3かつ最後のTTIでベストエフォートデータが受信される。本発明の方法では、それが原因となってUEは進行中の有効期間を所定のTTIの量だけ延長する。すなわち、通常はそうであるしかつ適切なことだが、通常の有効期間に含まれるTTIと同量のTTI、すなわち本例では3つのTTIだけ延長する。従って、有効期間の間にベストエフォートデータを受信した場合には、付加的な有効期間が、進行中の有効期間の終了時点で追加される。
例として、図3に示すように、ベストエフォートデータが、追加された第1の有効期間における第3かつ最後のTTIにおいて再度受信される。予想されうるように、これによって再び無活動タイマーがトリガされ、言い換えると、UEが、現行の有効期間の終了時点で新たな第2の有効期間が追加されてしまう。
図3に示すように、追加された第2の有効期間の間には、いかなる種類のデータもまったく受信されず、従ってUEは、有効期間の終了時点でDRX状態に、すなわち「暗示的な休止」に移行する。
図3に示す第3のDRX期間の間に、UEは、通常の有効期間における第3のTTIにおいてリアルタイムデータを受信する。それは、有効期間の終了時点でDRX状態となることを意味するであろう。しかし、同じTTIにおいて、UEは、「活性化を維持すること」、すなわち、現行の有効期間を延長するというeNodeBからの明示的な命令を受信する。この命令は、複数のやり方で送信されてもよいが、一つの好適実施形態ではいわゆるMACシグナリングを介して送信される。MAC命令「活性化を維持すること」は、例えば「有効期間の終了時点でさらにX個のTTIの間、活性化を維持すること」あるいは「さらなる命令が受信されるまで活性化を維持すること」というような複数のやり方で表現されてもよい。
図3に示すような「延長期間」の間、UEは2番目のTTIにおいてベストエフォートデータを受信するが、そのデータは通常なら、延長された「活性化を維持する」期間、すなわち追加された有効期間においてUEへと送信されたはずのものである。しかし、同じTTIにおいて、UEは番号9を持つ矢印で示すように、休止することというeNodeBからの明示的な命令を、すなわちDRX状態になるようにという命令を受信する。
また、DRX状態になるようにという明示的な命令が、複数のやり方でeNodeBからからUEへ送信されてもよいが、一つの好適実施形態では、それはMACシグナリングを介して送信される。また命令は、例えば「このTTIの直後にDRXになること」、「もう1つの有効期間の後にDRXになること」など、複数の異なるやり方で表現されてもよい。図3に示す命令は、「このTTIの直後にDRXになること」である。別の実施形態では、DRX状態になることという明示的な命令が、eNodeBからUEへRRCシグナリングで送信されてもよい。
このように、図2は本発明によってこの文章の中で用いられる概念の一部を示し、そして、図3は、上述の図の説明に加えて、本発明で用いられる基本原理の一部を示す。以下で、本発明の2つの特徴的な実施形態について記述しよう。
第1の実施形態
下記は、本発明の1つの詳細な実施形態について記述しており、UEの中で、例えばRRCシグナリングを使って1種類のDRX間隔だけを用いてDRXスキームが構成されるが、その間隔の長さは、システムにおいて予想される最も厳しいリアルタイムサービスの最大遅延要件にしたがって調整されることが望ましい。この長さを持つDRX間隔は、それが再構成されるかまたは作動を停止されるまで維持される。
この第1の実施形態では、UEは、DRX間隔の間の指定された時刻点で1つの「有効」期間に等しい時間、できれば図3に示すように間隔の冒頭で、ウエイクアップ(活性)化し、かつ、送信信号を受信試行(リッスン)する。
LTEのようなシステムでは、eNodeBからUEへのダウンリンクのトラヒック、すなわちDLと、UEからeNodeBへのアップリンクのトラヒック、すなわちULとがありうる。この第1の実施形態では、下記がダウンリンクのトラヒックに適用されてもよい。
UEが活性化している場合、いかなるTTIについても、活性化している時間(すなわち非DRX)は、
・暗示的に「無活動タイマー」が切れるまでか、または、明示的な「スリープ」メッセージが例えばMACシグナリングによって受信されるまで「活性化時間」を延長させる、非リアルタイムデータの受信から延長されるか、または、
・明示的に「無活動タイマー」が切れるまでか、または、明示的な「スリープ」(例えばMAC)インジケータまで(のうちいずれか早い方で)「活性化時間」を延長させる、(例えばMAC)シグナリングの受信から延長されてもよい。
有効(オンデュレーション)期間の間にデータを受信した場合、UEのロジックは、以下のように動作してもよい。
・さらなるデータがある場合、UEが、「DRX有効」期間を超えて自分のリスニング期間を延長する。「無活動タイマー」(暗示的)の後かまたはMAC「スリープ」シグナリング(明示的)からか、いずれか早い方で、UEはスリープ(休止)に戻ってもよい。
UEは、さらなるデータがあるかどうかを、
・eNodeBからのMACシグナリング(明示的)
・非リアルタイムエンティティであることを示す、例えばMAC/RLCコネクションのIDに基づいて、設定された有効期間の中の少なくとも1つのTTIにおいて非リアルタイムデータを検出したこと
に基づいて検出する。
そうではなく、(もしあれば上記で示したように検出されていたであろう)データがそれ以上ない場合、UEは、すみやかにDRX状態に移行してもよい。
留意してもよいことだが、同じDRXスキームをリアルタイムトラヒックに用いてもよい。その場合、ベストエフォートデータは、決して検出されない(送信されない)であろうし、eNodeBは、MACを用いてベストエフォートデータのために「有効」期間を信号で通知しないであろう。
アップリンクの送信のために、同様のスキームが適用されうる。UEは、データユニットをeNodeBへ送信した後、上述したようにダウンリンク送信のためにeNodeBによって使用されたものを用いてさらにデータを送信し続けてもよい。
上記で用いた「ウエイクアップ(活性化)」という用語には、セミ(準)持続的なスケジューリングおよび/またはブラインド検出が用いられる場合が含まれる。すなわち、特定の1つのTTIについてだけ活性化する代わりに、UEは代わりにわずかな間隔の間、データをリッスンしてもよい。
「準持続的スケジューリング」という用語は、eNodeBが、固定的な変調方式および符号化方式、すなわちMCSを、周期的に繰り返し発生する特定のTTI/サブフレーム(すなわち時間/周波数)に割り当てることをいう。「ブラインド検出」という用語は、例えばUEのような無線受信機が、いつ(TTI)送信が行われることになる可能性があるかを認識しているが、どのサブバンド(、すなわち周波数)で、および、どの変調方式および符号化方式(MCS)を使ってデータが送信されてもよいかを認識していない場合のことをいう。MCSという用語は、送信に使われる変調のタイプだけでなくコードレートおよび用いられるビット数にも関連する。
従って、「準持続的スケジューリング」または「ブラインド検出」の場合には、用いられるであろう正確な無線リソースの明示的なシグナリングはないのだから、受信機、すなわちUEは、送信が行われる可能性のある時刻の前後の一定数のTTIの間はリッスンしなければならない。そのような場合、UEは、すべての可能性を試みて失敗するまでか、または、少なくとも1つの試行の成功を確認するまで、受信したデータを別のMCSに変更しながら復号しようとするであろう。送信に使われるサブフレームの数は使われるMCSに依存するのだから、予想されるTTIの前後の複数のTTI(もっと正確にいえばサブフレーム)がリッスンされなければならない。
また指摘されてもよいことだが、アップリンクの場合とダウンリンクの場合の両方について上述したロジックは、UEが活性化している間のいかなる期間(すなわち「有効」期間)にも適用されうる。
本発明の第2の具体的な実施形態について、以下に記述しよう。
第2の実施形態
3GPPによるシステムにおいて見込まれる将来の機能の1つは、データを受信した後でUEがいつDRX状態に復帰すべきかという問題を処理するため、タイマーのメカニズムがDRXの解決策の一部として指定されるであろうということである。言い換えると、有効期間の間にUEがデータを受信する場合、そのような機能があれば、UEは、データを受信した後にUEが「休止」するまで、すなわちDRX状態になるまで、(明示的な休止命令がMACまたはRRCを通して受信されない限り)指定された時刻を待つであろう。
第2の実施形態は、主に、ただ1つのそのようなタイマー値がUEについて指定されている場合を意図しており、前記タイマーは、ベアラ上にどのサービスがマップされているかにかかわらず、すべてのベアラについて有効である。第2の実施形態は、一定の指定されたサービス(例えばVoIP)がマップされるベアラについての単一のタイマー値をオーバライドする機能を示唆する。
従って第2の実施形態には、以下が含まれる。
・休止(「DRXへ復帰」)タイマーを、一定のベアラ、例えばリアルタイムトラヒックのために構成されたベアラ、例えば無線リンク制御未アクノレッジモード、すなわちRLC−UMについて無効にすること。
・タイマーが無効にされたこれらのベアラについて上記の第1の実施形態の中で説明した規則に従ってDRX(「スリープ(休止)」)に移行する。
言い換えると、第2の実施形態は、データが例えば「VoIPベアラ」上で受信された場合には、UEはできるだけ早く休止するが、データが「ベストエフォート」上で受信された場合には、UEは休止する前に単一の休止タイマーによって指定された期間を待つような機能を備える。
図4は、本発明の方法400の概略フローチャートを示す。図4では、オプションまたは選択肢であるステップを点線で示す。従って、本発明の方法400は、前に説明したように、図1のシステム100のようなセルラー・ワイヤレス・アクセス・システムにおいて使用されてもよく、そのシステムには、例えば図1のノード110のような、システムの一定のエリアであるセル120の中で、とりわけユーザ端末、すなわちUE130から送信されたり、受信されたりする通信信号を制御する働きをする、少なくとも1つの制御ノードがありうる。
本発明の方法によると、ステップ410に示すように、UEは、少なくとも2つの異なる状態のうちの1つであってもよい。第1のそのような状態は、UEがデータについてその制御ノードからリッスンしない状態である。第2のそのような状態は、リッスンしている状態、すなわち「有効」の状態であある。これらの状態は、一定の時間だけ継続するように設定されている。
ステップ420および425に示すように、システム内のUEは、自分の制御ノードから少なくとも第1(ステップ420)および第2(ステップ425)のタイプのデータを受信することができる。そして、ステップ415に示すように、有効期間の間にUEが第1のタイプのデータを受信した場合、UEは、有効期間の終了時点で第1の状態になり、そして、有効期間の間にUEが第2のタイプのデータを受信した場合、UEは、現行の有効期間を一定時間延長する。
ステップ435に示すように、第1のタイプのデータはリアルタイムデータか、または、リアルタイムデータの送信に関連するシグナリングであってもよい。また、ステップ440に示すように、第2のタイプのデータは、非リアルタイムデータ、いわゆるベストエフォートデータか、または、ベストエフォートデータの送信に関連するシグナリングである。
ステップ445は、この方法には、時間として指定される無活動タイマーが含まれることを示す。そして、進行中の有効期間の間にUEがベストエフォートデータを受信した場合、UEは、有効の状態を無活動タイマーに相当する期間だけ延長する。
またステップ450に示すように、UEは、自分の制御ノードから制御情報を受信することもできる。前記制御情報は、現行の有効期間の終了時点で前記2つの状態(非リスニング/有効)のうちの1つになるように明示的にUEに命令する。また前記命令には、その状態になるべき時間が含まれる。本発明の一実施形態では、制御情報は、いわゆるMACヘッダまたはレイヤ2RRCシグナリングの中にある。
また、MACヘッダには、現行の有効期間に続く一定の時間について非リスニング状態になるようにというUEへの命令が含まれてもよいし、あるいは、MACヘッダには、現行の有効期間に続く一定の時間について有効の状態になるようにというUEへの命令が含まれてもよい。
適切なことだが、本発明の方法はLTEシステムに適用されてもよく、従って制御ノードはeNodeBであり、第1の非リスニング状態はDRX状態である。
図5は、基本的に上述のように機能するUEとして用いられる、本発明の通信装置500の概略ブロック図を示す。図5で分かるように、本発明のUE500には、eNodeBと通信するためのアンテナ510が含まれ、かつ、送信機530および受信機520も含まれる。加えて、UE500には、例えば例としてマイクロプロセッサ540のような制御手段も含まれ、同時にメモリ550も含まれる。
通信装置500には基本的に、上記の方法に従って機能するための手段が含まれており、従って、第1のそのような状態はアイドル状態、すなわちDRX状態であって第2のそのような状態はリスニング状態、すなわち「有効」状態であって各状態が一定量のTTI、すなわち送信時間間隔になっているような、少なくとも2つの異なる状態のうちの1つになるための、例えば制御装置540およびメモリ550のような手段が含まれる。適切なことだが、制御装置540は、自分がメモリ550から検索できる、時間の長さを制御する。
また本発明のUE500には、eNodeBから第1および第2のタイプのトラヒックを受信するための、例えばアンテナ510、受信機520、制御装置540のような手段も含まれる。加えて、通信装置500は、有効期間の間に第1のタイプのトラヒックが受信された場合に有効期間の終了時点でアイドル(DRX)状態になるために制御装置540とメモリ550とを用いてもよく、そして、有効期間の間にUEが第2のタイプのトラヒックを受信した場合に現行の有効期間を一定の時間だけ延長するために、同じ手段540および550を用いてもよい。適切なことだが、制御装置540は、自分がメモリ550から検索できる、時間の長さを制御する。
通信装置500の一好適実施形態では、第1のタイプのトラヒックはリアルタイムトラヒックであり、第2のタイプのトラヒックは非リアルタイムトラヒックいわゆるベストエフォートトラヒックである。
また、別の実施形態では、通信装置500には、TTIの量かまたは他の送信単位、例えば例としてサブフレーム、として指定される「無活動タイマー」として機能するための、例えば制御装置540およびメモリ550のような手段が含まれてもよい。そしてまた、通信装置は手段540、550を用いて、進行中の有効期間の間にベストエフォートトラヒックが受信された場合、有効の状態を無活動タイマーに相当する期間の間延長する。
また通信装置500は、アンテナ510、受信機520、制御装置540を用いて自分のeNodeBから第3のタイプのトラヒックを受信してもよい。前記第3のタイプのトラヒックは、明示的に通信装置に現行の有効期間の終了時点で前記2つの状態(有効/DRX)のうちの1つになるように命令し、また命令にはその状態になるべきTTIの量が含まれる。第3のタイプのトラヒックはいわゆるMACメッセージであってもよい。
そのようなMACメッセージには、現行の有効期間に続いて一定数のTTIの間DRX状態になるかまたは、現行の有効期間に続いて一定数のTTIの間は有効の状態になるための通信装置への命令が含まれてもよい。
本発明は、図面に示した上記の実施形態の例に限定されるのではなく、添付の請求項の範囲内で自由に変更されうる。例えば、本発明は、主にLTEのシステムからの用語を使って上記で説明してきたが、本発明は、他の種類のワイヤレス・セルラー・アクセス・システムに適用されてもよい。
また指摘されるべきだが、本発明の範囲内で、異なるタイプのベアラが、UEが有効期間になる間隔および「無活動タイマー」についての異なる値を使って構成されうることから、データがどのベアラ上で受信されたかによって、これらの期間の延長時間は異なるであろう。

Claims (20)

  1. セルラー無線アクセスシステム(100)において使用される方法(400)であって、
    前記セルラー無線アクセスシステム(100)は、前記セルラー無線アクセスシステムにおけるセル(120)に位置しているユーザ装置(UE、130)からの信号の送信とユーザ装置への信号の送信との制御を提供する少なくとも1つの制御ノード(110)を備え、前記ユーザ装置は、少なくとも2つの状態をとり(410)、前記少なくとも2つの状態のうち第1の状態は前記制御ノードから送信されるデータの受信試行を前記ユーザ装置が実行しない状態であり、前記少なくとも2つの状態のうち第2の状態は前記ユーザ装置が受信試行を実行するオンデュレーション状態であり、前記少なくとも2つの状態の継続時間はそれぞれ所定の時間間隔に設定されており、前記ユーザ装置(130)は、少なくとも第1タイプのデータ(420)と第2タイプのデータ(425)とを前記制御ノード(110)から受信し、
    前記方法は、
    現在のオンデュレーション期間において前記ユーザ装置が前記第2タイプのデータを受信したかどうかを前記ユーザ装置において検出するステップと
    前記現在のオンデュレーション期間において前記ユーザ装置が前記第2タイプのデータを受信したことを前記ユーザ装置において検出したことに応じて、前記ユーザ装置が前記現在のオンデュレーション期間を所定時間だけ延長するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記方法においてどちらの状態に移行すべきかを決定する際に、前記オンデュレーション期間において前記ユーザ装置が前記第1タイプのデータを受信すると、前記ユーザ装置は該オンデュレーション期間が終了するときに前記第1の状態へ移行するステップ(415)
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1タイプのデータは、リアルタイムデータ、または、リアルタイムデータの送信に関連したシグナリングであることを特徴とする請求項1または2に記載の方法(400、435)。
  4. 前記第2タイプのデータは、ベストエフォートデータ、または、ベストエフォートデータの送信に関連したシグナリングなどの非リアルタイムデータであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法(400、440)。
  5. 時間を指定された無効化タイマーをさらに設け、進行中のオンデュレーション期間においてベースエフォートデータを前記ユーザ装置が受信すると、前記ユーザ装置は、前記無効化タイマーに対応した時間の長さだけ前記オンデュレーション状態に留まる時間を延長することを特徴とする請求項4に記載の方法(400、445)。
  6. 前記ユーザ装置は前記制御ノードから制御情報を受信し、前記制御情報は、現在のデュレーション期間が終わるときに前記少なくとも2つの状態(受信試行を実行しない状態/オンデュレーション状態)のうちのひとつの状態へ前記ユーザ装置を移行させる明示的な命令を含み、該命令は、前記ひとつの状態に留まるべき時間の長さを示す情報を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法(400、450)。
  7. 前記制御情報は、MACヘッダまたはレイヤー2のRRCシグナリングにより送信されることを特徴とする請求項6に記載の方法(400、450)。
  8. MACヘッダには、現在のデュレーション期間に続いて所定時間に渡り受信試行を実行しない状態へ前記ユーザ装置(130)を移行させる命令を搭載しうることを特徴とする請求項6または7に記載の方法(400、450)。
  9. MACヘッダには、現在のデュレーション期間に続いて所定時間に渡りオンデュレーション状態に前記ユーザ装置(130)を留まらせる命令を搭載しうることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の方法(400、450)。
  10. 前記方法は、LTE(ロングタームエボリューション)システムに適用され、前記制御ノードはeNodeBとして機能し、受信試行を実行しない前記第1の状態はDRX状態であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法(400)。
  11. セルラー無線アクセスシステムにおいてユーザ装置(UE)として使用される通信装置(500)であって、
    前記セルラー無線アクセスシステムは、前記セルラー無線アクセスシステムにおけるセル(120)に位置しているユーザ装置(UE、130)からの信号の送信とユーザ装置への信号の送信との制御を提供する少なくとも1つの制御ノードを備え、
    前記ユーザ装置は、少なくとも2つの状態のうちのひとつの状態へ移行させる手段(540、550)であって、前記少なくとも2つの状態のうち第1の状態は前記制御ノードから送信されるデータの受信試行を前記ユーザ装置が実行しない状態であり、前記少なくとも2つの状態のうち第2の状態は前記ユーザ装置が受信試行を実行するオンデュレーション状態であり、前記少なくとも2つの状態の継続時間はそれぞれ所定の時間間隔に設定されている、前記手段(540、550)と、
    少なくとも第1タイプのデータと第2タイプのデータとを前記制御ノードから受信する手段(510、520、540)と
    を備え、
    前記通信装置は、さらに、
    現在のオンデュレーション期間において前記ユーザ装置が前記第2タイプのデータを受信したかどうかを検出する手段(540)と
    前記現在のオンデュレーション期間において前記ユーザ装置が前記第2タイプのデータを受信したことを検出すると、現在のオンデュレーション期間を所定時間だけ延長する手段(540、550)と
    を備えることを特徴とする通信装置(500)。
  12. 前記オンデュレーション期間において前記ユーザ装置が前記第1タイプのデータを受信すると、前記ユーザ装置を該オンデュレーション期間が終了するときに前記第1の状態へ移行させる手段(540、550)
    をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の通信装置(500)。
  13. 前記第1タイプのデータは、リアルタイムデータ、または、リアルタイムデータの送信に関連したシグナリングであることを特徴とする請求項11または12に記載の通信装置(500)。
  14. 前記第2タイプのデータは、ベストエフォートデータ、または、ベストエフォートデータの送信に関連したシグナリングなどの非リアルタイムデータであることを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項に記載の通信装置(500)。
  15. 時間を指定された無効化タイマー手段(540、550)と、
    進行中のオンデュレーション期間においてベースエフォートデータを前記ユーザ装置が受信すると、前記無効化タイマーに対応した時間の長さだけ前記オンデュレーション状態に留まる時間を延長する手段(540、550)と
    をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の通信装置(500)。
  16. 前記ユーザ装置は前記制御ノードから制御情報を受信する手段(510、520、540)をさらに備え、
    前記制御情報は、現在のデュレーション期間が終わるときに前記少なくとも2つの状態(受信試行を実行しない状態/オンデュレーション状態)のうちのひとつの状態へ前記ユーザ装置を移行させる明示的な命令を含み、該命令は、前記ひとつの状態に留まるべき時間の長さを示す情報を含むことを特徴とする請求項11ないし15のいずれか1項に記載の通信装置(500)。
  17. 前記制御情報は、MACヘッダまたはレイヤー2のRRCシグナリングを通じて受信されることを特徴とする請求項16に記載の通信装置(500)。
  18. 現在のデュレーション期間に続いて所定時間に渡り受信試行を実行しない状態へ前記ユーザ装置(130)を移行させる命令を搭載した制御メッセージを受信する手段(510、520、540)をさらに備えることを特徴とする請求項16または17に記載の通信装置(500)。
  19. 現在のデュレーション期間に続いて所定時間に渡りオンデュレーション状態に前記ユーザ装置(130)を留まらせる命令を搭載した制御メッセージを受信する手段(510、520、540)をさらに備えることを特徴とする請求項16ないし18のいずれか1項に記載の通信装置(500)。
  20. 前記ユーザ装置はLTE(ロングタームエボリューション)システムにおける装置であり、前記制御ノードはeNodeBとして機能し、受信試行を実行しない前記第1の状態はDRX状態であることを特徴とする請求項16ないし19のいずれか1項に記載の通信装置(500)。
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