JP5224596B2 - Retainer cotter assembly method - Google Patents
Retainer cotter assembly method Download PDFInfo
- Publication number
- JP5224596B2 JP5224596B2 JP2009045976A JP2009045976A JP5224596B2 JP 5224596 B2 JP5224596 B2 JP 5224596B2 JP 2009045976 A JP2009045976 A JP 2009045976A JP 2009045976 A JP2009045976 A JP 2009045976A JP 5224596 B2 JP5224596 B2 JP 5224596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- cotter
- valve
- cylinder head
- valve spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
本発明は、シリンダヘッドへのバルブの組付工程において、シリンダヘッドに挿入されたバルブステムにリテーナ及びコッタを組み付けるための方法に関する。 The present invention relates to a method for assembling a retainer and a cotter to a valve stem inserted into a cylinder head in a process of assembling the valve to the cylinder head.
エンジンのシリンダヘッドの給排気口には、バルブが開閉自在に組み付けられる。具体的には、図12に示すように、バルブ110のバルブステム111を内周に嵌合挿入したバルブガイド120と、バルブステムの外周に装着されたバルブスプリング140と、バルブスプリング140とシリンダヘッド100との間に装着されたスプリングシート150と、バルブステム111に嵌挿されると共にバルブガイド120の上端部に嵌着されたステムオイルシール121と、バルブガイド120から上方に飛び出したバルブステム111の端部に取り付けられたリテーナ131及びコッタ132とが設けられる。リテーナ131とシリンダヘッド100(スプリングシート150)との間にはバルブスプリング140が圧縮状態で保持され、このバルブスプリング140の弾性力により、バルブ110に図中上向きの力、すなわちシリンダヘッド100の給排気口101を閉じる方向の力が付勢される。
A valve is assembled to an intake / exhaust port of the cylinder head of the engine so as to be freely opened and closed. Specifically, as shown in FIG. 12, a
エンジンの組付ラインでは、図13に示すように、シリンダヘッド加工工程(SH加工工程)で加工されたシリンダヘッド100がシリンダヘッドサブアッシ工程(SHサブアッシ工程)に搬入され、ここでシリンダヘッド100にバルブが組みつけられる。一方、シリンダブロック300は、シリンダブロックサブアッシ工程(SBサブアッシ工程)でクランクシャフトやピストン等が組み付けられる。そして、SHサブアッシ工程を経たシリンダヘッド100とSBサブアッシ工程を経たシリンダブロック300とが組みつけられ(SH/SB組付工程)、その後、カムシャフト組付工程でシリンダヘッド100にカムシャフトが組み付けられる。
In the engine assembly line, as shown in FIG. 13, the
上記工程のうち、SHサブアッシ工程は、図14に示すように、バルブガイドの内周にバルブを挿入する工程と、バルブステムの外周にスプリングシート、ステムオイルシール、及びバルブスプリングを装着する工程と、バルブステムの端部にリテーナ及びコッタを組み付ける工程とを順に経て行われる。このうち、リテーナコッタ組付工程として、例えば特許文献1には、バルブスプリングの上にリテーナ及びコッタを載置した後、リテーナ及びコッタを押下パンチにより押圧することにより、バルブスプリングを圧縮しながらリテーナ及びコッタをバルブステムに装着する方法が示されている。 Of the above steps, the SH sub-assembly step includes a step of inserting a valve into the inner periphery of the valve guide, a step of attaching a spring seat, a stem oil seal, and a valve spring to the outer periphery of the valve stem, as shown in FIG. The process of assembling the retainer and the cotter at the end of the valve stem is performed in order. Among these, as a retainer cotter assembling step, for example, in Patent Document 1, a retainer and a cotter are placed on a valve spring, and then the retainer and the cotter are pressed by a pressing punch to compress the valve spring and compress the retainer. And a method of attaching the cotter to the valve stem.
ところで、SH加工工程では、図15に示すようにシリンダヘッド100にカムキャップ160をボルト161で固定した状態で、カムシャフト案内面170に仕上げ加工が施される。これにより、シリンダヘッド100とカムキャップ160との組付誤差に関わらず、カムシャフト案内面170が高精度に仕上げられる。こうしてカムキャップ160が装着されたシリンダヘッド100が、SHサブアッシ工程に搬入される。
Incidentally, in the SH machining process, the
シリンダヘッド100に取り付けられたカムキャップ160は、図16に示すように、上面視でバルブステム111に近接した位置に配され、これにより、カムシャフトのうち、バルブから負荷を受けるカムの近くをカムキャップで支持するようになっている。この場合、バルブスプリング140とカムキャップ160とが上面視で部分的に重なるため、特許文献1に示されている方法のようにリテーナ及びコッタをバルブスプリングの真上から載置したり押圧しようとすると、リテーナや押圧具がカムキャップと干渉してしまう。このため、SHサブアッシ工程の前で、シリンダヘッドに装着されたカムキャップが一旦取り外される。
As shown in FIG. 16, the
SHサブアッシ工程の前で取り外されたカムキャップ160は、図13に示すように、カムシャフト組付工程まで搬送され、カムシャフトを組み付けたシリンダヘッドに固定される。このため、SHサブアッシ工程からカムシャフト組付工程までカムキャップ160を搬送する搬走装置が必要となる。また、カムキャップ160をシリンダヘッド100から取り外してから再び装着するまでの間、カムキャップ160及びシリンダヘッド100はそれぞれ分離して搬送されるため、カムキャップ及びシリンダヘッドの固定面に異物が付着し、両者の組付に支障を来たす恐れがある。
As shown in FIG. 13, the
このような不具合は、シリンダヘッドにカムキャップを取り付けたままリテーナコッタ組付工程(SHサブアッシ工程)を行えば、解消される。しかし、上記のように、従来の方法では、カムキャップを取り付けたままリテーナ及びコッタをバルブに組み付けることは困難であった。 Such a problem can be solved by performing the retainer cotter assembling process (SH sub-assembly process) with the cam cap attached to the cylinder head. However, as described above, in the conventional method, it is difficult to assemble the retainer and the cotter to the valve with the cam cap attached.
本発明の解決すべき課題は、シリンダヘッドにカムキャップを取り付けたまま、シリンダヘッドに挿入したバルブにリテーナ及びコッタを組み付けることができる方法を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a method in which a retainer and a cotter can be assembled to a valve inserted into a cylinder head while a cam cap is attached to the cylinder head.
前記課題を解決するために、本発明は、カムキャップを装着したシリンダヘッドにバルブを組み付けるに際し、シリンダヘッドに挿入されたバルブステムにリテーナ及びコッタを組み付けるための方法であって、シリンダヘッドにバルブスプリングを装着するステップと、リテーナにコッタを載せるステップと、リテーナの軸心を、カムキャップから離反する方向にバルブスプリングの軸心に対してオフセットさせるステップと、リテーナ及びコッタをバルブスプリングの上方から相対的に降下させ、下方に向けて徐々に縮径したリテーナのテーパ状外周面をバルブスプリングの開口部の内周に当接させることで、リテーナの軸心とバルブスプリングの軸心とが一致する方向にリテーナをガイドしながら、リテーナ及びコッタをバルブスプリングの上に載置するステップと、リテーナ及びコッタを上方から押圧してバルブステムに装着するステップとを経て行われるリテーナコッタ組付方法を提供する。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is a method for assembling a retainer and a cotter to a valve stem inserted into a cylinder head when assembling a valve to a cylinder head equipped with a cam cap, A step of mounting the spring, a step of placing the cotter on the retainer, a step of offsetting the axis of the retainer with respect to the axis of the valve spring in a direction away from the cam cap, and the retainer and the cotter from above the valve spring. The axis of the retainer and the axis of the valve spring coincide with each other by bringing the tapered outer peripheral surface of the retainer, which is relatively lowered and gradually reduced in diameter downward, into contact with the inner periphery of the valve spring opening. Guide the retainer in the direction to Providing a step of placing on the grayed, a method with retainer cotter assembly performed through the steps of pressing the retainer and cotter from above is mounted to the valve stem.
このように、本発明のリテーナコッタ組付方法では、リテーナ及びコッタをバルブスプリングの上方から降下させる際、リテーナの軸心とバルブステムの軸心とをオフセットさせることで、リテーナとカムキャップとの干渉を回避できる。また、リテーナに形成されたテーパ状外周面をバルブスプリングの開口部の内周に当接させることにより、リテーナ及びバルブスプリングの軸心が一致する方向にリテーナがガイドされ、リテーナ及びコッタをバルブスプリングの軸心位置に載置することができる。従って、上記の方法によれば、シリンダヘッドにカムキャップを装着した状態であっても、カムキャップと干渉することなくリテーナ及びコッタをバルブスプリングの軸心位置に載置することができる。 As described above, in the retainer cotter assembling method of the present invention, when the retainer and the cotter are lowered from above the valve spring, the retainer and the cam cap are offset by offsetting the retainer shaft center and the valve stem shaft center. Interference can be avoided. Further, by bringing the tapered outer peripheral surface formed on the retainer into contact with the inner periphery of the opening of the valve spring, the retainer is guided in a direction in which the axes of the retainer and the valve spring coincide with each other, and the retainer and the cotter are connected to the valve spring. It can be placed at the axial center position. Therefore, according to the above method, the retainer and the cotter can be placed at the axial center position of the valve spring without interfering with the cam cap even when the cam cap is attached to the cylinder head.
上記の方法において、リテーナ及びコッタを上方から押圧するにあたり、図17に示すようにリテーナ押圧部材233’とカムキャップ160とが軸方向で干渉すると(P部参照)、リテーナ131を押圧することができない。例えば、図18に示すように、外径寸法の小さいリテーナ押圧部材233’’を用いれば、カムキャップ160との干渉を回避することは可能であるが、リテーナ押圧部材233’’自身の強度が低下すると共に、リテーナ押圧部材233’’によるリテーナ131の押圧面積が小さくなるため、押圧力が不足する恐れがある。そこで、カムキャップ160と干渉する領域を除去したリテーナ押圧部材を用いれば、リテーナ押圧部材の強度の低下や押圧面積の縮小を抑えつつ、押圧具とカムキャップとの干渉を確実に回避できる(図5参照)。
In the above method, when the retainer and the cotter are pressed from above, if the
以上のように、本発明のリテーナコッタ組立方法によれば、シリンダヘッドにカムキャップを取り付けたまま、シリンダヘッドに挿入したバルブにリテーナ及びコッタを装着することができる。 As described above, according to the retainer cotter assembling method of the present invention, the retainer and the cotter can be attached to the valve inserted into the cylinder head while the cam cap is attached to the cylinder head.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、図14に示すシリンダヘッドのサブアッシ工程のうち、リテーナコッタ組付工程を示している。このサブアッシ工程に搬入されるシリンダヘッド100には、カムキャップ160が装着されている。シリンダヘッド100のバルブガイド120の内周にはバルブ110のバルブステム111が挿入され、バルブガイド110から上方に飛び出したバルブステム111の外周にスプリングシート150、ステムオイルシール121、及びバルブスプリング140が装着される。
FIG. 1 shows a retainer cotter assembling step in the cylinder head sub-assembly step shown in FIG. A
以下、本発明の一実施形態に係るリテーナコッタ組付方法を説明する。まず、リテーナ131にコッタ132を載せる。リテーナ131は、図1に示すように、下方へ向けて漸次縮径したテーパ状内周面131aと、同じく下方へ向けて漸次縮径したテーパ状外周面131bと、テーパ状外周面131bの上端部から外径側に水平に延びたスプリング受け面131cとを有する。コッタ132は、略円筒形の部材を中心軸に沿って2分割した一対の部材からなり、円筒状内周面132aと、円筒状内周面から内径向きに突出した環状の凸部132bと、リテーナ131のテーパ状内周面131aと嵌合するテーパ状外周面132cとを有する。コッタ132をリテーナ131の内周に配すると、コッタ132同士が互いに当接すると共に、コッタ132のテーパ状外周面とリテーナ131のテーパ状内周面131aとが嵌合し、これによりコッタ132がリテーナ131の内周に保持される。
Hereinafter, a retainer cotter assembling method according to an embodiment of the present invention will be described. First, the
次に、リテーナ131及びコッタ132をバルブスプリング140の上方から降下させる。このとき、図1に示すように、リテーナ131の軸心Mとバルブステム111の軸心Nとを、リテーナ131がカムキャップ160から離反する方向にオフセットさせることにより、リテーナ131とカムキャップ160との干渉を回避できる。
Next, the
リテーナ131及びコッタ132の降下を進めて、リテーナ131をバルブスプリング140に当接させる。このとき、リテーナ131のテーパ状外周面131bが、バルブスプリング140の上端開口部の内周に当接することにより、リテーナ131がバルブスプリング140の軸心N側にガイドされる(図2参照)。また、リテーナ131及びコッタ132がバルブスプリング140に当接することで、バルブスプリング140に振動が発生する。この振動により、リテーナ131を、途中で引っかかることなくバルブスプリング140の軸心位置まで確実に移動させることができる。そして、リテーナ131がバルブスプリング140の上端開口部に嵌り込んだら、リテーナ131のスプリング受け面131cとバルブスプリング140の上端開口部とが当接し、載置が完了する。このとき、リテーナ131の軸心M及びバルブスプリング140の軸心Nは一致している。
The
上記のようにしてバルブスプリング140の上にリテーナ131及びコッタ132を載置したら、シリンダヘッド100がリテーナコッタ圧入工程に搬送される。
When the
このリテーナコッタ圧入工程で使用されるリテーナコッタ圧入装置200は、図3に示すように、シリンダヘッド100を位置決めする位置決め部220と、リテーナ131及びコッタ132を上方から押圧する押圧具230と、シリンダヘッド100を昇降させる昇降手段(図示省略)とを有する。位置決め手段220は下方に突出した位置決めピン221を有し、本実施形態では、シリンダヘッド100のプラグ穴103に嵌合する位置決めピン221が、プラグ穴103と同数だけ設けられる。
As shown in FIG. 3, a retainer cotter press-fitting
押圧具230は、図4に示すように、バルブステム111と略同径をなしたガイドピン231と、ガイドピン231の外周に配された円筒状のコッタ押圧部材232と、コッタ押圧部材232の外周に配された略円筒状のリテーナ押圧部材233とを有する。押圧具230は、自身の軸心L方向(本実施形態では鉛直方向)で全体が昇降可能であると共に、ガイドピン231、コッタ押圧部材232、及びリテーナ押圧部材233は互いに摺動可能に設けられ、軸心L方向で相対移動可能とされる。
As shown in FIG. 4, the
リテーナ押圧部材233は、図5に示すように、カムキャップ160と干渉する領域を除去した形状を成している。具体的には、全体として略中空円筒形状を成し、図5(b)に示す上面視でカムキャップ160と重なる部分を切り欠いている。リテーナ押圧部材233の切り欠き部233aは、少なくともカムキャップ160と干渉し得る軸方向領域において形成される。このようにリテーナ押圧部材233に切り欠き部233aを設けることにより、リテーナ押圧部材233の強度の低下や、リテーナ131を押圧する面積の縮小を招くが、除去されるのはカムキャップ160との干渉を回避する最小限の領域だけであるため、例えばリテーナ押圧部材の外径を小さくする場合(図18参照)と比べて、リテーナ押圧部材233の強度の低下や押圧面積の縮小を抑えることができる。また、切り欠き部233aを設けることにより、リテーナ押圧部材233の内孔の位置や形状等は変わらない。従って、切り欠き部233aを設けない場合と同様に、リテーナ押圧部材233の内孔に円筒形状のコッタ押圧部材232をバルブ100と同軸上に配することができるため、コッタ押圧部材232によりコッタ132の上端面の全周をバランスよく押圧することができる。
As shown in FIG. 5, the
このリテーナコッタ圧入工程では、まず、パレット210に載置されたシリンダヘッド100がリテーナコッタ圧入装置200内に搬入された後、パレット210及びシリンダヘッド100が昇降手段により持ち上げられ(図3の矢印参照)、シリンダヘッド100のプラグ穴103に位置決めピン221が嵌合挿入される(図6参照)。これにより、シリンダヘッド100がリテーナコッタ圧入装置200内で所定位置に位置決めされる。その後、シリンダヘッド100、パレット210、及び位置決め部220を一体にチルトさせ、押圧具230の軸心Lとバルブ110の軸心Nとを一致させる(図7参照)。図示例では、押圧具230の軸心Lが鉛直方向に設けられており、上記のチルトによりバルブ110の軸心Nが鉛直方向とされる。
In the retainer cotter press-fitting step, first, after the
この状態で、押圧具230を上方から降下させ、リテーナ131及びコッタ132を鉛直方向上方から押圧することで、リテーナ131及びコッタ132をバルブステム111に圧入する。この押圧具230による圧入手順を図8〜図11を用いて説明する。尚、こられの図は、リテーナ押圧部材233のうち、切り欠き部233aを含まない軸方向断面を示している。
In this state, the
まず、押圧具230全体を降下させ、リテーナ押圧部材233の下端部をリテーナ131の上端面に当接させ、バルブスプリング140の弾性力に抗してリテーナ131を押し下げる。さらに押圧具230を降下させ、ガイドピン231をコッタ132の内周に挿入してコッタ132を外径側に押し広げながら、コッタ押圧部材232でコッタ132の上端面を押圧する(図8参照)。さらに押圧具230を降下させてリテーナ131及びコッタ132を押し下げられ、コッタ132の内周面の凸部132bがバルブステム111に設けられた環状溝111aを越えて下方に配される(図9参照)。
First, the entire
その後、押圧具230を上昇させると、リテーナ131がバルブスプリング140の弾性力により持ち上げられる。これに伴って、リテーナ131の内周面とテーパ嵌合したコッタ132が、内径向きの力を受けながら持ち上げられる。コッタ132の凸部132bがバルブステム111の環状溝111aの位置に達したら、両者が嵌合する(図10参照)。さらに押圧具230を上昇させると、コッタ132とバルブステム111とが軸方向に係合した状態でリテーナ131のみが上昇し、リテーナ131のテーパ状内周面131aとコッタ132のテーパ状外周面132cとがテーパ嵌合する(図11参照)。これにより、リテーナ131の上昇が規制され、リテーナ131とシリンダヘッド100(スプリングシート150)との間にバルブスプリング140が圧縮状態で保持される。以上により、リテーナ131及びコッタ132の組付が完了する。
Thereafter, when the
100 シリンダヘッド
110 バルブ
111 バルブステム
131 リテーナ
132 コッタ
140 バルブスプリング
150 スプリングシート
160 カムキャップ
200 リテーナコッタ圧入装置
230 押圧具
231 ガイドピン
232 コッタ押圧部材
233 リテーナ押圧部材
100
Claims (2)
シリンダヘッドにバルブスプリングを装着するステップと、
リテーナにコッタを載せるステップと、
リテーナの軸心を、カムキャップから離反する方向にバルブスプリングの軸心に対してオフセットさせるステップと、
リテーナ及びコッタをバルブスプリングの上方から相対的に降下させ、下方に向けて徐々に縮径したリテーナのテーパ状外周面をバルブスプリングの開口部の内周に当接させることで、リテーナの軸心とバルブスプリングの軸心とが一致する方向にリテーナをガイドしながら、リテーナ及びコッタをバルブスプリングの上に載置するステップと、
リテーナ及びコッタを上方から押圧してバルブステムに装着するステップとを経て行われるリテーナコッタ組付方法。 A method for assembling a retainer and a cotter to a valve stem inserted into a cylinder head when assembling a valve to a cylinder head equipped with a cam cap,
Attaching a valve spring to the cylinder head;
Placing the cotter on the retainer;
Offsetting the retainer shaft center with respect to the valve spring shaft in a direction away from the cam cap;
The retainer and cotter are lowered relative to the upper part of the valve spring, and the tapered outer peripheral surface of the retainer, whose diameter is gradually reduced downward, is brought into contact with the inner periphery of the opening of the valve spring. Placing the retainer and the cotter on the valve spring while guiding the retainer in a direction in which the axis of the valve spring coincides with the axis of the valve spring;
A retainer-cotter assembling method which is performed through a step of pressing the retainer and the cotter from above and mounting the retainer and the cotter on the valve stem.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045976A JP5224596B2 (en) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | Retainer cotter assembly method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045976A JP5224596B2 (en) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | Retainer cotter assembly method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010196686A JP2010196686A (en) | 2010-09-09 |
JP5224596B2 true JP5224596B2 (en) | 2013-07-03 |
Family
ID=42821637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009045976A Expired - Fee Related JP5224596B2 (en) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | Retainer cotter assembly method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5224596B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012091252A (en) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Honda Motor Co Ltd | Device and method of mounting retainer cotter for valve stem |
DE102013106208B4 (en) * | 2013-06-14 | 2022-03-10 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | assembly device |
CN106041827B (en) * | 2016-06-29 | 2018-05-15 | 中国北方发动机研究所(天津) | A kind of valve collet attaching/detaching apparatus |
CN109333040A (en) * | 2018-12-04 | 2019-02-15 | 浙江欧菲石油设备有限公司 | A kind of upper-mounting type ball valve installing and dismounting device |
CN111037501B (en) * | 2019-12-17 | 2021-11-30 | 湖北航天技术研究院总体设计所 | Spring separation device with cam limiting mechanism |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2816373B2 (en) * | 1990-10-18 | 1998-10-27 | 三菱自動車工業株式会社 | Assembling device for retainer cotter |
JPH06320441A (en) * | 1993-05-19 | 1994-11-22 | Suzuki Motor Corp | Cotter installing device |
JP2001009650A (en) * | 1999-06-30 | 2001-01-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | Device and method for assembling suction and exhaust valve part for cylinder head |
-
2009
- 2009-02-27 JP JP2009045976A patent/JP5224596B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010196686A (en) | 2010-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5224596B2 (en) | Retainer cotter assembly method | |
EP2267281B1 (en) | Rocker arm unit and method of assembling rocker arm unit | |
US8061320B2 (en) | Lift transmitting component and method of manufacturing such a component | |
US8646159B2 (en) | Device and method for assembling retainer and cotter | |
EP2295738A1 (en) | Rocker arm unit | |
JP5828540B2 (en) | Press-fitting device | |
US10047640B2 (en) | Roller tappet and method for manufacturing a housing element of a roller tappet | |
KR101626188B1 (en) | Method for producing a lift transfer component | |
KR20060043204A (en) | Hydraulic lash adjuster and improved method of assembly thereof | |
JP6012036B2 (en) | Piston assembly method and guide jig used therefor | |
WO2015194289A1 (en) | Roller lifter | |
US20160138541A1 (en) | Mechanical system forming a cam follower or a rocker arm | |
EP1152127A1 (en) | Hollow poppet valve and its manufacturing method | |
KR20130064718A (en) | Cylinder device | |
KR100536951B1 (en) | Valvecotter construction method and device | |
JP2007023845A (en) | Lash adjuster installation structure and sleeve used for the same | |
EP2034140A2 (en) | Valve train for internal combustion engine | |
JP4117741B2 (en) | Camshaft end piece and camshaft | |
CN109219689B (en) | Follower with sliding inner cup | |
JP7058206B2 (en) | Rush adjuster | |
JP2015044256A (en) | Press-fitting device | |
JP4222270B2 (en) | Caulking device operating mechanism | |
CN116464590A (en) | Push rod for a fuel pump drive of an internal combustion engine | |
JP6287444B2 (en) | Internal combustion engine cotter | |
KR101091332B1 (en) | A valve cottar |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130311 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130311 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5224596 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |