JP5223297B2 - 位置表現特定装置、プログラム、及び、記憶媒体 - Google Patents
位置表現特定装置、プログラム、及び、記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5223297B2 JP5223297B2 JP2007280326A JP2007280326A JP5223297B2 JP 5223297 B2 JP5223297 B2 JP 5223297B2 JP 2007280326 A JP2007280326 A JP 2007280326A JP 2007280326 A JP2007280326 A JP 2007280326A JP 5223297 B2 JP5223297 B2 JP 5223297B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expression
- position expression
- specificity
- degree
- text document
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Machine Translation (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
以下、本発明による位置表現特定装置、プログラム、及び、記憶媒体の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
図1は、実施形態の位置表現特定装置10の機能的構成を示すブロック図である。位置表現特定装置10は、例えば、テキスト文書処理用の専用装置の一部として構築されたものであっても良く、また、PC(パソコン)やサーバ等の汎用的な情報処理装置に位置表現特定プログラム(固定データ等を含む)をインストールすることにより構築されたものであっても良いが、機能的には、図1の構成で表すことができる。位置表現特定プログラムのインストールは、通信網を介したダウンロードによる方法に限らず、コンピュータが読取可能な記録媒体を介する方法であっても良い。
(13e−2)住所表記にはない、九州地方、近畿地方、四国地方などは、都道府県よりも低い値(図2では、値1)を割り当てる。
次に、実施形態の位置表現特定装置10の動作を、図面を参照しながら説明する。図3は、位置表現特定装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
位置表現抽出部11において、テキスト文書14から位置表現を抽出すると共に、位置表現判定部12で利用するバイアス値を、以下のように算出する。このステップS1は、図4に示すような、3個のサブステップS1−1〜S1−3でなる。
(イ)白山スーパー林道「の入り口付近」で、…
(ウ)信州「の真ん中あたり」に位置する…
これらの文章部分は、位置表現+「の」+「位置をより特定する修飾語」でなっており、このように説明を加えていることは、そのテキスト文書14の中心的話題の場所を示している可能性が高いため、バイアス値を増大させることとした。例えば、「の」+「位置をより特定する修飾語」の部分をパターン化して予めルールとして用意しておき、当該ルールに該当するか否かを確認することによって、「位置をより特定する修飾語」の存在を認識する。なお、バイアス値を増大させる位置表現を修飾する文字列の抽出方法は、上記(ア)〜(ウ)に係るルール以外のルールを適用するようにしても良い。各ルールには、乗算するバイアス係数も規定されている。例えば、(ア)の場合、そのルールでのバイアス係数を1.2とすると、「大阪」のバイアス係数は、1.0×1.2=1.2となる。
(オ)途中、名古屋「を通って」静岡へ…
基点を表す「から」が位置表現のすぐ後ろにつく場合や、位置表現の後の表現が「を」+「通過を意味する修飾語」に当てはまる場合には、その位置表現の位置はテキスト文書14の話題の中心ではないと判断する。(エ)や(オ)の部分をパターン化して予めルールとして用意しておき、当該ルールに該当するか否かを確認することによって、「出発地や経由地を表す文字列」の存在を認識する。なお、バイアス値を低減させる位置表現を修飾する文字列の抽出方法は、上記(エ)や(オ)に係るルール以外のルールを適用するようにしても良い。各ルールには、乗算するバイアス係数も規定されている。例えば、(エ)の場合、そのルールでのバイアス係数を0.8とすると、「大阪」のバイアス係数は、1.0×0.8=0.8となる。
バイアス値を持った位置表現リストが作成された以降に実行されるステップS2〜S6の処理は、位置表現判定部12によって実行される。
ここで、「日本橋」のように、大阪と東京に同じ名前が存在する場合がある。このように、1つの位置表現に対して複数の場所が存在する場合には、位置表現・位置座標対応情報テーブル13内に、位置座標情報が複数登録されている。複数の位置座標情報が割り当てられている位置表現に対しては、全ての位置座標情報についてそれぞれ、対応する特定度を取得してバイアス調整特定度を算出する。
各位置表現に対して算出された特定度の中に、最大の特定度を持つ位置表現が一つだけか否かを判別する。最大の特定度を持つ位置表現が一つだけの場合には、その位置表現を、テキスト文書14が注目している位置としてステップS6へ処理を移す。最大の特定度を持つ値が複数あれば、ステップS4に処理を移す。
各位置表現に対して、お互いの包含関係を確認する。包含関係があれば、ステップS5に移行し、なければ、ステップS6に移行する。
各位置表現に対して、互いの包含関係に基づいて、特定度をさらに調整する。例えば、包含関係を有する一対の位置表現があると、包含している方の位置表現の特定度を、包含されている方の位置表現の特定度に加算することにより、包含されている方の位置表現の特定度を調整する(なお、この調整方法には、加算による方法以外の増大方法を適用しても良い)。なお、包含関係が多段に渡る場合には、包含されている最も面積が小さな位置表現の特定度には、包含している全ての位置表現の特定度が加算されるようになされている。なお、包含関係は、最大の特定度を有する複数の位置表現に関してのみ確認するようにしても良く、最大の特定度を有さない位置表現に関しても確認するようにしても良い。
調整後の河原町の特定度=河原町の特定度9+中京区の特定度8+京都の特定度4=21
調整後の中京区の特定度=中京区の特定度8+京都の特定度4=12
(A−2−6)ステップS6
各位置表現の特定度を比較し、最も値の大きい特定度を持つ位置表現を、このテキスト文書14の代表位置表現としてリスト15を出力する。上述した図6の例では「丸太町駅」が代表位置表現となり、図7の例では「河原町」が代表位置表現となる。上述したように、代表位置表現が複数存在していても構わない。
上記実施形態によれば、テキスト文書内に複数の位置表現が含まれている場合であっても、それらの位置表現が示している実際の面積の大小関係と、それらが示す実空間での位置の包含関係から、そのテキスト文書が注目している位置表現をより的確に捉えることができる。
上記実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記実施形態では、位置表現・位置座標対応情報テーブル13に、予め特定度が算出されて記録されているものを示したが、位置表現・位置座標対応情報テーブル13に特定度を記録せず、行政区画などの情報を記録しておき、行政区画などの情報に基づき、特定度が求められる都度、特定度を算出するようにしても良い。
Claims (7)
- ある位置表現に対して、その位置表現に係る領域の大小を反映させた特定度を対応付けて記憶し、又は、上記特定度を算出する元情報を記憶する位置表現・特定度対応記憶部と、
入力されたテキスト文書から位置表現を抽出する位置表現抽出部と、
上記位置表現抽出部によって抽出された各位置表現をキーに、上記位置表現・特定度対応記憶部をアクセスして、各位置表現に係る特定度を得、各位置表現の特定度の大小に応じ、上記テキスト文書を代表する位置表現を検出する位置表現判定部とを有し、
上記位置表現抽出部は、抽出した各位置表現に基準バイアス値を割り当てると共に、抽出した位置表現の前後に、その位置表現が示す位置をより特定する修飾語が存在する場合に、その位置情報に割り当てた基準バイアス値を、修飾の意味に応じて調整し、
上記位置表現判定部は、上記位置表現・特定度対応記憶部をアクセスすることにより得た特定度を、少なくとも調整されたバイアス値を利用して調整した後、上記テキスト文書を代表する位置表現を検出する
ことを特徴とする位置表現特定装置。 - 上記位置表現の特定度は、位置表現の行政区画毎の階層に応じて定義されるものであることを特徴とする請求項1に記載の位置表現特定装置。
- 上記位置表現の特定度は、同一階層の行政区画に係る位置表現間では、面積が大きいほど小さくなるように定められるものであることを特徴とする請求項2に記載の位置表現特定装置。
- 位置表現間の包含関係を判定できる情報を記憶する包含関係判定情報記憶部と、
上記位置表現判定部は、複数の位置表現が抽出された場合には、上記包含関係判定情報記憶部をアクセスして、包含関係の有無を確認し、包含関係があれば、包含されている位置表現の特定度は、包含している位置表現の特定度に応じて増大させた後、上記テキスト文書を代表する位置表現を検出する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の位置表現特定装置。 - 上記位置表現抽出部は、同じ位置表現が複数回抽出された場合には、その位置表現の特定度を存在回数に応じて増大させると共に、複数回存在する位置表現を一つにまとめて上記位置表現判定部に引き渡すことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の位置表現特定装置。
- コンピュータを、
ある位置表現に対して、その位置表現に係る領域の大小を反映させた特定度を対応付けて記憶し、又は、上記特定度を算出する元情報を記憶する位置表現・特定度対応記憶部と、
入力されたテキスト文書から位置表現を抽出し、抽出した各位置表現に基準バイアス値を割り当てると共に、抽出した位置表現の前後に、その位置表現が示す位置をより特定する修飾語が存在する場合に、その位置情報に割り当てた基準バイアス値を、修飾の意味に応じて調整する位置表現抽出部と、
上記位置表現抽出部によって抽出された各位置表現をキーに、上記位置表現・特定度対応記憶部をアクセスして、各位置表現に係る特定度を得、各位置表現の特定度の大小に応じ、上記テキスト文書を代表する位置表現を検出するものであって、上記位置表現・特定度対応記憶部をアクセスすることにより得た特定度を、少なくとも調整されたバイアス値を利用して調整した後、上記テキスト文書を代表する位置表現を検出する位置表現判定部と
して機能させることを特徴とする位置表現特定プログラム。 - 請求項6に記載の位置表現特定プログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007280326A JP5223297B2 (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | 位置表現特定装置、プログラム、及び、記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007280326A JP5223297B2 (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | 位置表現特定装置、プログラム、及び、記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009110161A JP2009110161A (ja) | 2009-05-21 |
JP5223297B2 true JP5223297B2 (ja) | 2013-06-26 |
Family
ID=40778613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007280326A Expired - Fee Related JP5223297B2 (ja) | 2007-10-29 | 2007-10-29 | 位置表現特定装置、プログラム、及び、記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5223297B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5670944B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2015-02-18 | 日本電信電話株式会社 | 文書要約装置及び方法及びプログラム |
JP6271617B2 (ja) * | 2016-02-25 | 2018-01-31 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
-
2007
- 2007-10-29 JP JP2007280326A patent/JP5223297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009110161A (ja) | 2009-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8490025B2 (en) | Displaying content associated with electronic mapping systems | |
US20230199013A1 (en) | Attack situation visualization device, attack situation visualization method and recording medium | |
TWI393017B (zh) | 用於回應使用者地圖互動之更新搜尋結果網頁系統及方法 | |
US20140359537A1 (en) | Online advertising associated with electronic mapping systems | |
JP6662119B2 (ja) | ソーシャルメディア投稿のキャプションを生成する方法、プログラム及びサーバ装置 | |
JP2008515107A (ja) | テキスト分割のために言語を選択する方法およびシステム | |
US20100138228A1 (en) | Regional attribute determination method, regional attribute determination device, and regional attribute determination program | |
KR20140064100A (ko) | 위치 기반의 타깃 컨텐츠를 제공하는 지도 서비스 방법 및 시스템 | |
CN109074378B (zh) | 模块化电子数据分析计算系统 | |
JP2019153271A5 (ja) | ||
JP2012515994A (ja) | 密度に基づいて検索結果を表示するシステム及び方法 | |
JP6162134B2 (ja) | ソーシャルページのトリガー | |
JP6662689B2 (ja) | 単語判定装置 | |
CN110929185A (zh) | 网站目录检测方法、装置、计算机设备及计算机存储介质 | |
JP6839360B2 (ja) | 表示プログラム、表示方法および表示装置 | |
JP5223297B2 (ja) | 位置表現特定装置、プログラム、及び、記憶媒体 | |
JP2002132791A (ja) | 地名情報抽出装置、その抽出方法及び抽出プログラムを記録した記録媒体、地図情報検索装置 | |
JP5767413B1 (ja) | 情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラム | |
KR100997874B1 (ko) | 가상 poi를 이용한 맵을 제공하는 방법 및 시스템 | |
CN100553250C (zh) | 标记网页的方法和设备 | |
US6757724B1 (en) | Method and apparatus for creating and displaying user specific and site specific guidance and navigation information | |
WO2018147150A1 (ja) | 推論用知識生成装置、推論用知識生成方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
KR101421819B1 (ko) | 온라인 환경에서의 벌룬을 이용한 키워드 검색 결과 제공 방법 | |
JP2006309631A (ja) | ウェブページデータの検索 | |
JP5223293B2 (ja) | 位置表現抽出装置、方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5223297 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |