JP5208845B2 - 携帯電子機器 - Google Patents
携帯電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5208845B2 JP5208845B2 JP2009107177A JP2009107177A JP5208845B2 JP 5208845 B2 JP5208845 B2 JP 5208845B2 JP 2009107177 A JP2009107177 A JP 2009107177A JP 2009107177 A JP2009107177 A JP 2009107177A JP 5208845 B2 JP5208845 B2 JP 5208845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- battery
- card
- housing
- power receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 38
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 22
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 13
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 11
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 4
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
また、現在の携帯電子機器は、非接触式ICカードを内蔵しているものも多くなっている。
特許文献1には、ワイヤレスマイクにおいて、充電用の配線がアンテナの配線と兼用になっているものが記載されている。
それゆえ、特許文献1におけるアンテナはワイヤレスマイクの任意の位置に配置することが可能であるが、現在携帯電子機器に搭載される非接触式ICカードは、数センチ単位での通信を行うためにアンテナを設ける位置は限られてしまう。
そして、非接触式ICカード用のアンテナを設ける位置として、携帯電子機器のバッテリ部分がその使用状況を勘案すると最も適当であるが、かかる場合には、非接触式ICカード用のアンテナの配線と充電用の配線をどのように配置するか問題となる。
第1筐体2は、第2筐体3と対向する部分を構成する第1筐体フロントケース4と、第2筐体3とは反対側部分を構成する第1筐体リアケース5とを有している。
第2筐体3は、第1筐体2と対向する部分を構成する第2筐体フロントケース6と、第1筐体2とは反対側部分を構成する第2筐体リアケース7とを有している。
第2筐体フロントケース6及び第2筐体リアケース7もネジ等により互いに固定され、第2筐体フロントケース6及び第2筐体リアケース7の間に形成された空間に種々の電子部材を収容する収容空間を構成する。
これらの第1筐体フロントケース4、第1筐体リアケース5、第2筐体フロントケース6及び第2筐体リアケース7は、例えば、樹脂により形成されている。
同様に第2筐体リアケース7から第2筐体フロントケース6に向かう方向を表面方向(図1においては、紙面手前の方向)といい、第2筐体フロントケース6から第2筐体リアケース7に向かう方向を裏面方向(図1においては、紙面奥手の方向)という。
同様に、第2筐体3においても、ヒンジ部9に向かう方向を連結部方向(図1の第2筐体3においては、紙面上の方向)といい、その逆を連結部反対方向(図1の第2筐体3においては、紙面下の方向)という。
そして、右側面11側に向かう方向を右側面方向(図1においては、紙面右の方向)といい、左側面12面に向かう方向を左側面方向(図1においては、紙面左の方向)という。
この表示部8は、携帯電話機1の状態、ユーザの操作内容、発信先電話番号、電子メールの内容の表示、ゲーム画面等の様々な情報を表示するためのものである。
また、表示部8はLCD(液晶ディスプレイ)、OLED(Organic light-emitting diode:有機EL)等によって構成されている。
このバッテリ収納部17は、第2筐体リアケース7の他の部分の外表面よりも凹んだ、空洞部となっている。
バッテリ収納部17の形状はほぼ、バッテリ26と同じ形状を有している。本実施形態においてはバッテリ26の形状は平たい直方体であるから、バッテリ収納部17も直方体形状を有している。
もっとも、本実施例においてはバッテリ収納部17には、充電するための電力を後述する回路基板23を介してバッテリ26に供給するためのアダプタ16が配置されているために、バッテリ収納部17の形状はバッテリ26と同一の形状とはなっていない。
図2のように、バッテリ収納部17の連結部反対方向の位置にアダプタ16が配置されている。
また、バッテリ収納部17の連結部方向の位置にバッテリ側受電端子67が配置されている。さらに、バッテリ収納部17の連結部反対方向の位置には、スライド移動可能な固定装置34が配置されている。
そして、バッテリ26には2つの給電端子66が配置されている。充電時には、この給電端子66に直流電流が供給されることによって、バッテリ26は充電される。
また、携帯電子機器が携帯状態で使用される場合である非充電時には、バッテリ26に充電されていた電力が給電端子66から供給される。
非充電時には、バッテリ26から供給される電力が携帯電話機1の表示部8、後述する回路基板23等の各種の電気部品に供給されて、携帯電話機1が使用可能となっている。
これによって、後述する非接触式ICカード用のアンテナ38の感度を向上させることができる。
バッテリカバー27は固定爪35を第2筐体リアケース7内に形成された隙間に挿入して連結部方向において固定され、連結部反対方向においては、スライド移動してバッテリカバー27を固定可能な固定装置34によって固定される。
この外部側受電端子面28は、後述するが充電用受電端子14の外部側に露出した面である。
この2つの外部側受電端子に対応する位置に、アダプタ16のアダプタ端子15も2つ配置されている。
そして、それによって形成される内部空間に、内部筐体24が配置されている。内部筐体24の裏面方向には、バッテリ収納部17が形成されている。
そして、このバッテリ収納部17に着脱可能なバッテリ26が配置されている。このバッテリ26は携帯電話機1に電力を供給している。
さらに、裏面方向には、バッテリ26を交換可能とするためにバッテリカバー27が配置されている。
発光部47は、例えば、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)によって構成されている。
ユーザがキートップ13を押圧すると、それにともないラバーシート31が弾性変形する。さらに、そのラバーシート31の弾性変形によって、ラバーシート31がメタルドーム29の頭頂部を押圧する。。
それによって、メタルドーム29も弾性変形をおこす、その変形量が一定程度を超えると、メタルドーム29の一部が凹んで反対側に凸となる。
これによって、メタルドーム29はクリック感を生じつつ固定接点30に当接する。
メタルドーム29と固定接点30が当接することによって電流が流れ、この電流の流れを制御部57が検出する。そして、このことによって、ユーザによるキートップ13の押しこみ、つまり、ユーザによるキー入力操作を検出する。
ラバーベース31は、例えば、透明又は半透明で容易に撓むシリコン樹脂等で構成する。
一方、キートップ13は、透明又は半透明で比較的強度の高いプラスチック等で構成する。
なお、キートップ13とラバーベース31とは必ずしも別体で構成する必要はなく、一体的に構成してもよい。
このアダプタ端子15は、表面方向にスライド移動可能であり、裏面方向に向かってバネ等によって付勢力が加えられている。
そして、バッテリカバー27が装着されている状態において、アダプタ端子15は充電用受電端子14と当接する。それゆえ、アダプタ端子15は充電用受電端子14と圧接状態となる。
したがって、アダプタ端子15と当設しているのは、充電用受電端子14の内部側受電端子面37となる。
そして、充電用受電端子14の外部側受電端子面28は外部電源から供給される電力を充電する役割を有している。
なお、充電箱62に配置されている充電用給電端子63は、外部側受電端子面28に対応する位置に配置されていることは言うまでもない。
さらに、バッテリカバー27には、固定爪35が配置されている。
アンテナ収納部41内部には、非接触式ICカード用のアンテナ38が配設されている。
また、バッテリカバー27が第2筐体リアケース7に装着されている状態において、連結部反対方向の位置にカバー側回路基板42が配置されている。
なお、以下において、バッテリカバー27において方向をいうときは、バッテリカバー27が第2筐体リアケース7に装着されている状態における方向で示すこととする。
もっとも、必ずしも3回である必要はなく、必要に応じてこれよりも多い回数の巻数であってよいし、逆に少ない巻数であってもよい。
また、非接触式ICカード用のアンテナ38は、3回巻いた線の両端が後述する非接触式ICカード用信号処理部71と電気的に結合する2点結合式となっている。
また、カバー側回路基板42において、非接触式ICカード用のアンテナ38は充電用受電端子14と電気的に連結されている。
さらに、カバー側回路基板42は、直流成分除去部40を有している。
この直流成分除去部40は、充電用受電端子14内を流れてくる直流成分が非接触式ICカード用のアンテナ38を通過して、非接触式ICカード用のアンテナ38が過熱し焼切れることを防止する役割を有する。
そのような機能を有する直流成分除去部40としては、例えば、コンデンサ(C)があり得る。
なお、充電用受電端子14が受電する電流が前述のように直流ではない場合(例えば、交流)であっても、この電流が非接触式ICカード用のアンテナ38に流入すると、同様に、加熱及び焼切れることが起こりうる。その場合においては、そのような充電用受電端子14が受電する電流成分を除去する各種の除去部が形成される。
さらに、弾性を有する(例えば、エラストマー(ゴム))材料から形成されておりアンテナ収納部41の断面よりも大きい形状を有するアンテナ固定部材39が、アンテナ収納部41に圧入される。
このように、アンテナ固定部材39がアンテナ収納部41よりも大きいことから、アンテナ固定部材39はアンテナ収納部41内に固定される。そして、アンテナ収納部41とアンテナ固定部材39の間にある非接触式ICカード用のアンテナ38もアンテナ収納部41に固定されることとなる。
そしてこの肉厚に構成されている部分にアンテナ収納用溝部41aが形成されている。
この溝形状のアンテナ収納用溝部41aに、非接触式ICカード用のアンテナ38の3巻きの導線が挿入される。
その状態において、弾性体によって形成されているアンテナ固定部材39を、アンテナ収納用溝部41aに挿入する。
このとき、アンテナ固定部材39の幅はアンテナ収納用溝部41aの幅よりも大となっていることから、アンテナ固定部材39はアンテナ収納用溝部41aに圧入される。
また、アンテナ固定部材39は図6のように、アンテナ収納部41の裏面方向の面よりも、突出している。
この突出した部分は、バッテリカバー27が第2筐体リアケース7に装着されている状態において、第2筐体リアケース7と圧接して、防水効果を発揮する。
また、カバー側回路基板42は、非接触式ICカード用のアンテナ38のアンテナ端子45a〜45fが接続されている。
ここで、2個ある充電用受電端子14の内部側受電端子面37の、右側面方向の位置にある内部側受電端子面37を右側面内部側受電端子面37aとし、左側面方向の位置にある
内部側受電端子面37を左側面内部側受電端子面37bとして区別する。
右側面内部側受電端子面37a側にあるアンテナ端子45を、右側面内部側受電端子面37aの側から順に、第1アンテナ端子45a、第2アンテナ端子45b及び第3アンテナ端子45cとする。
同様に、左側面内部側受電端子面37b側にあるアンテナ端子45を、左側面内部側受電端子面37bの側から順に、第4アンテナ端子45d、第5アンテナ端子45e及び第3アンテナ端子45cとする。
第1アンテナ端子45aは非接触式ICカード用のアンテナ38によって一周して第4アンテナ端子45dと電気的に接合している。
第4アンテナ端子45dは、第2アンテナ端子45bと電気的に接合されている。
第2アンテナ端子45bは非接触式ICカード用のアンテナ38によって一周して第5アンテナ端子45eと電気的に接合している。
第5アンテナ端子45e、第3アンテナ端子45cと電気的に接合されている。
第3アンテナ端子45cは非接触式ICカード用のアンテナ38によって一周して第6アンテナ端子45fと電気的に接合している。
第6アンテナ端子45fは、途中で直流成分除去部40を介して左側面内部側受電端子面37bと電気的に接合されている。
このアンテナアダプタ44は、3つの非接触式ICカード用のアンテナ38を一つにまとめてアンテナ収納部41から引き出す役割を有している。
また、非接触式ICカード用のアンテナ38が、アンテナ収納部41から引き出す部分において傷つくのを防ぐ役割を有している。
また、アダプタ16のアダプタ端子15は裏面方向に付勢されており、アダプタ端子15はバッテリカバー27の充電用受電端子14と圧接している。
アダプタ16は、アダプタ端子15によって、充電用受電端子14と、回路基板23とを電気的に接合する機能を有している。
接続線46は、回路基板23とアダプタ46とを電気的に結合させている。
同時に、アダプタ16は非接触式ICカード用のアンテナ38と、回路基板23とを電気的に接合する役割をも有している。
このような構成とすることによって、バッテリカバー27を所定の位置に装着するだけで、充電用受電端子14とアダプタ端子15を電気的に結合させることができる。
充電箱62には、充電用受電端子14の外部側受電端子面28と圧接する充電用給電端子63が配置されている。
充電用給電端子63と家庭用電源60との間には、AC/DC変換部61が配置されている。このAC/DC変換部61は家庭用電源60から供給される交流電流を直流電流に変えて、充電用給電端子63に供給するためのものである。
非接触式ICカードのアンテナ38は、直流成分除去部40を介して充電用受電端子14と電気的に結合されている。
非接触式ICカードのアンテナ38は、2つの端子を有しており、3巻きのループアンテナである。もっとも、これに限定する趣旨ではない。
充電制御部70は、後述する電源制御部55によって制御されており、充電の開始・停止・充電スピード等を制御しつつバッテリ26に充電を行っている。
バッテリ26は給電端子66を有しており、この給電端子66がバッテリ側受電端子67と圧接している。
バッテリ26に蓄えられた電力は、携帯電話機1の回路基板23、表示部8等の各種の電子部品に供給される。
また、携帯電話機1が充電箱62にセットされている時には、バッテリ26に蓄えられた電力ではなく、家庭用電源60から供給される電力が前述した各種の電子部品に供給される。
この連結線65に、非接触式ICカード用信号処理部71が配置される。
非接触式ICカード用信号処理部71は、非接触式ICカードに関する処理を行う部分である。
非接触式ICカード用信号処理部71は非接触式ICカード用のアンテナ38と連結線65、充電用受電端子14を介して接続されている。
非接触式ICカード用のアンテナ38は外部からの電波信号を受けるためのものである。
電波信号を受けた時には、非接触式ICカード用のアンテナ38はこの電波信号を電気信号に変換して非接触式ICカード用信号処理部71に入力する。
そして、この電波信号を契機として非接触式ICカード用信号処理部71は必要な内部処理を行い、その結果を電気信号として非接触式ICカード用のアンテナ38に出力する。
この電気信号は非接触式ICカード用のアンテナ38によって電波信号に変換される。
非接触式ICカードによって達成される目的・用途は複数ありうるが、例えば、駅における自動改札、店における料金の支払い、会社内等への入室カード等がある。それに応じて、非接触式ICカード用信号処理部71の内部処理も複数の処理がなされる。
なお、この非接触式ICカード用信号処理部71にも、バッテリ26によって駆動のための電力が供給される。
そして、配線が一つでよいということは、携帯電話機1の内部構造の単純化を行うことができるし、製造及び組立が容易となるという効果もある。さらに、構造が単純であり製造及び組立が容易であるということは、コストの削減にも効果を有する。
また、非接触式ICカード用のアンテナ38をバッテリカバー27に配置することができるので、携帯電話機1を非接触式ICカードのリーダに接近させる時に、リーダに近接させやすい部分であるバッテリカバー27部に非接触式ICカード用のアンテナ38を配置することができる。
また、アンテナ固定部材39に、非接触式ICカード用のアンテナ38を固定する機能に加えて防水機能をも有させることができる。
また、充電時には充電制御部70を制御して、バッテリ26への充電開始及び充電停止、並びに充電の速度等を制御している。
また、電源制御部55は電池残量も算出している。
入力部10には、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キー、ファンクションキーなど、各種の機能が割り当てられたキーが配置されている。
そして、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部57に出力する。
すなわち、音声入出力部53は、マイクロフォンから入力された音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部57に出力する。
また、音声入出力部53は、制御部57から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部8は、例えば、通信部51による無線発信時における発信先の電話番号、着信時における発信元の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面等を表示する。
すなわち、制御部57は、携帯電話機1の各種処理が操作部52の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作(通信部51における信号の送受信、表示部8における画像の表示等)を制御する。
なお、各種処理とは、例えば、回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb上のサイトの閲覧などである。
さらに、制御部57は、記憶部に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。
本発明では、制御部57は特に、バッテリ26への充電の開始、停止等の命令を行う。
なお、以上の実施態様ではアンテナ収納部41に非接触式ICカード用のアンテナ38を収納していたが、より好適な変形例を以下に記載する。
バッテリカバー27は、プラスチックなどによって形成されているのが通常であるから、射出成型機によって製造される。
そうすると、バッテリカバー27を射出成形機において成形する段階で、非接触式ICカードのアンテナ38をも一体的に形成することが考えられる。
このようにすると、アンテナ収納部41は不要となり組み立て工程が単純化できる。
さらに、一体的に構成することによって、非接触式ICカード用のアンテナ38が取れてしまったりする恐れがなくなる。
また、バッテリ26をバッテリ収納部17に出し入れ可能とするために、第2筐体3に対して着脱自在に設けられたバッテリカバー27と、バッテリカバー27に配設され、第2筐体3の外部に露出している充電用受電端子14と、を有している。
そして、バッテリカバー27に配設される非接触式のICカード用のアンテナ38と、第2筐体3内部に配設される非接触式ICカード用のアンテナ38からの信号を処理する非接触式ICカード用信号処理部71と、を有している。
さらに、充電用受電端子14とバッテリ側受電端子67とを電気的に結合する連結線65とを有している。
加えて、連結線65は、非接触式ICカード用信号処理部71と電気的に結合して非接触式ICカード用信号処理部71と前記非接触式ICカード用のアンテナ38への配線を兼ねている。
このような構成によって、非接触式ICカード用のアンテナ38への配線と、バッテリ26への充電用の配線とを兼用させたことによって、配線が1つで済むという効果がある。
そして、配線が一つでよいということは、携帯電話機1の内部構造の単純化を行うことができるし、製造及び組立が容易となるという効果もある。さらに、構造が単純であり製造及び組立が容易であるということは、コストの削減にも効果を奏する。
また、非接触式ICカード用のアンテナ38をバッテリカバー27に配置することができるので、携帯電話機1を非接触式ICカードのリーダに接近させる時に、リーダに近接させやすい部分であるバッテリカバー27部に非接触式ICカード用のアンテナ38を配置することができる。
そして、カバー側回路基板42には、前記充電用受電端子14を流れる直流成分を非接触式ICカード用のアンテナ38に供給しないための直流成分除去部40が配置されている。
このような構成によって、充電用受電端子14内を流れてくる直流成分が非接触式ICカード用のアンテナ38を通過して、非接触式ICカード用のアンテナ38が過熱し焼切れることを防止する役割を有する。
また、充電用受電端子14に非接触式ICカード用のアンテナ38への配線機能を離させることもできる。
そして、アンテナ収納用溝部41aに非接触式ICカード用のアンテナ38が収容され、その外部側の位置に弾性を有するアンテナ固定部材39が圧入されている。
このような構成によって、アンテナ固定部材39は非接触式ICカード用のアンテナ38を固定する機能を有する。
さらに、このような構成によって、アンテナ固定部材39は、非接触式ICカード用のアンテナ38を固定する機能を発揮することができる。
このような構成によって、アンテナ固定部材39は、非接触式ICカード用のアンテナ38を固定する機能を発揮しつつ、バッテリカバー27部分の防水機能をも果たすことができる。
このように一つの部材に、複数の機能を持たせることによって、携帯電話機1をより小型化することが可能となる。
そして、アダプタ16は、バッテリカバー27が装着された場合に、充電用受電端子14と付勢力を有して接合するアダプタ端子15を有している。
このような構成によって、バッテリカバー27を所定の位置に装着するだけで、充電用受電端子14とアダプタ端子15を電気的に結合させることができる。
このような構成とすることによって、非接触式ICカード用のアンテナ38の感度を上げることができる。
このような構成とすることによって、アンテナ収納部41は不要となり組み立て工程が単純化できる。
さらに、一体的に構成することによって、非接触式ICカード用のアンテナ38が取れてしまったりする恐れがなくなる。
A…バッテリカバー受電部、B…アンテナアダプタ部
Claims (7)
- 筐体と、
前記筐体内部に形成されたバッテリ収納部と、
前記バッテリ収納部にバッテリが収納された状態においてバッテリの給電端子と接合可能なバッテリ側受電端子と、
前記バッテリを前記バッテリ収納部に出し入れ可能とするために、前記筐体に対して着脱自在に設けられたバッテリカバーと、
前記バッテリカバーに配設され、前記筐体の外部に露出している充電用受電端子と、
前記バッテリカバーに配設される非接触式のICカード用のアンテナと、
前記筐体内部に配設される前記非接触式ICカード用のアンテナからの信号を処理する信号処理部と、
前記充電用受電端子と前記バッテリ側受電端子とを電気的に結合する連結線と、を有し、
前記連結線は、前記信号処理部と電気的に結合して当該信号処理部と前記非接触式ICカード用のアンテナへの配線を兼ねている
携帯電子機器。 - 前記非接触式ICカード用のアンテナはループアンテナであり、
前記バッテリカバーは、前記充電用受電端子と前記非接触式ICカード用のアンテナとを電気的に接合するカバー側回路基板を有し、
前記カバー側回路基板には、前記充電用受電端子を流れる直流成分を前記非接触式ICカード用のアンテナに供給しないための直流成分除去部が配置されている
請求項1に記載の携帯電子機器。 - 前記バッテリカバーには、前記非接触式ICカード用のアンテナを収納するためのアンテナ収納用溝部が形成され、
前記アンテナ収納用溝部に前記非接触式ICカード用のアンテナが収容され、その外部側の位置に弾性を有するアンテナ固定部材が圧入されている
請求項1又は2に記載の携帯電子機器。 - 前記アンテナ固定部材は、前記バッテリカバーが装着されている状態で、前記筐体と圧着している
請求項3に記載の携帯電子機器。 - 前記連結線は、
前記信号処理部及び前記バッテリへの充電を制御する充電制御部が実装され、前記筐体の内部に配置された回路基板と、
前記回路基板と前記バッテリカバーの前記充電用受電端子とを結合するアダプタと、を有し、
前記アダプタは、前記バッテリカバーが装着された場合に、前記充電用受電端子と付勢力を有して接合するアダプタ端子を有している
請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記充電用受電端子は一対に構成され、
前記非接触式ICカード用のアンテナは3巻きのループアンテナであり、そのアンテナ端子は前記一対の充電用受電端子のそれぞれに接合されている
請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記非接触式ICカード用のアンテナは、前記バッテリカバーと一体的に形成されている
請求項1、2、5、6のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009107177A JP5208845B2 (ja) | 2009-04-24 | 2009-04-24 | 携帯電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009107177A JP5208845B2 (ja) | 2009-04-24 | 2009-04-24 | 携帯電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010258834A JP2010258834A (ja) | 2010-11-11 |
JP5208845B2 true JP5208845B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=43319236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009107177A Expired - Fee Related JP5208845B2 (ja) | 2009-04-24 | 2009-04-24 | 携帯電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5208845B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10148321B2 (en) | 2016-03-21 | 2018-12-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna for near field communication, accessory and electronic device including the same |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2598460Y2 (ja) * | 1993-11-16 | 1999-08-09 | 美和ロック株式会社 | キー収納用非接触アクセスカードの構造 |
JP2990083B2 (ja) * | 1996-12-27 | 1999-12-13 | 静岡日本電気株式会社 | 移動通信用アンテナ装置 |
JP3691727B2 (ja) * | 2000-05-31 | 2005-09-07 | シャープ株式会社 | 携帯形電子機器 |
JPWO2005004342A1 (ja) * | 2003-07-08 | 2006-08-17 | 富士通株式会社 | 通信端末装置および電力供給方法 |
JP4722774B2 (ja) * | 2006-06-19 | 2011-07-13 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
JP5031458B2 (ja) * | 2007-06-26 | 2012-09-19 | 京セラ株式会社 | 携帯電子機器 |
-
2009
- 2009-04-24 JP JP2009107177A patent/JP5208845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10148321B2 (en) | 2016-03-21 | 2018-12-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antenna for near field communication, accessory and electronic device including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010258834A (ja) | 2010-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9591913B2 (en) | Protection case | |
KR101991524B1 (ko) | 휴대용 전자 장치들을 위한 케이스들 | |
KR101529921B1 (ko) | 와치형 단말기 | |
EP2388886B1 (en) | Wireless charging jacket combined with a battery and wireless charging system thereof | |
KR20090007166A (ko) | 카메라를 구비한 휴대 단말기 | |
US9331519B2 (en) | Protecting device for electronic device | |
TWM513505U (zh) | 行動電源及其保護殼 | |
US8277246B2 (en) | Battery terminal adapter | |
KR200442993Y1 (ko) | 휴대용 비상 배터리 | |
JP5208845B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
US20140077753A1 (en) | Suction-fit separable mobile backup power supply | |
EP1532699B1 (en) | Battery holder | |
KR101418284B1 (ko) | 심-카드 소켓용 단자유닛 및 이를 구비한 휴대 단말기 | |
CN204809934U (zh) | 一种扩充装置、保护壳及手机保护壳 | |
CN102856608A (zh) | 吸合式可分离手机后备电源 | |
JP2009182621A (ja) | 携帯端末の収納ケース | |
CN220022383U (zh) | 充电宝 | |
KR101376610B1 (ko) | 휴대 단말기 | |
JP2007124374A (ja) | 補助電源装置 | |
JP5134099B2 (ja) | 充電システム | |
KR101520935B1 (ko) | 무선충전 기능을 구비한 다이어리 설치용 다용도 충전장치 | |
CN211493401U (zh) | 一种多功能笔记本 | |
WO2014067026A1 (zh) | 滑轨式后背电源 | |
KR101101233B1 (ko) | 교통카드 기능을 구비한 휴대폰 충전용 젠더 | |
KR101604749B1 (ko) | 휴대 단말기 및 휴대 단말기용 케이스의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130220 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5208845 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |