JP5200022B2 - 無線アドホックネットワークにおけるマルチチャネルmacプロトコルに対する効率的なチャネルアーキテクチャ - Google Patents
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Description
・並列マルチチャネルスーパーフレーム(PMS)100、
・順次マルチチャネルスーパーフレーム(SMS)200、
・非重複マルチチャネルスーパーフレーム(NMS)、
が提供される。
・単一のチャネルMACと同等の複雑さ及び接続性(あるいは間接的接続性)−これは、前記ランデブチャネルの論理的定義により可能である。このチャネルは、装置が互いを見つける合流点として機能する。好適な実施例において、これは、(例えば、図1のアーキテクチャのように)特定の装置が他の装置に関する通知を送信すること、又は(例えば図2のアーキテクチャのように)前記装置が全てのチャネルをスキャンすることのいずれかにより達成される。
・モビリティサポート−このフィーチャが、前記MACプロトコル設計に高度に依存するのに対し、本発明のスーパーフレームに基づく2つのアーキテクチャは、例えば全ての装置が前記制御窓中にビーコンフレームを送信することにより、より良いモビリティサポートを可能にする。
・マルチチャネル隠れ端末問題の処理−前記ランデブチャネル概念と一緒の制御窓を持つスーパーフレームの使用は、前記マルチチャネル隠れ端末が克服されることを可能にする。これは、装置が前記制御窓を監視及び/又はその間に送信し、衝突無しで様々なチャネルの使用をスケジューリングすることにより行われる。
・放送/マルチキャストサポート−放送及びマルチキャストは、前記ランデブチャネル概念の使用により好適な実施例において達成される。装置は、放送/マルチキャストが送信に対する待ち行列にあるときはいつでも前記ランデブチャネルに同調し、したがってパケットが全てのチャネルにわたり複数回送信される必要性を除去する。
・負荷バランシング−これは、これらのチャネルの全てが同じ負荷を受けるように全ての複数のチャネルにわたり装置を分配することにより達成される。この機構が実施される前記MACプロトコルに依存するのに対し、前記ランデブチャネル及び本発明のスーパーフレームは、適切な負荷バランシングを可能にする。
・より良い帯域幅使用−これは、これらのアーキテクチャが、全てのチャネルが(場合により前記MACプロトコルのオーバヘッドによる)最小のアイドル時間で同時に使用されることを可能にするので可能である。適切な負荷バランシングスキームは、全てのチャネルにわたり伝送を一様に分配することにより前記帯域幅使用を更に向上させることができる。
Claims (27)
- IEEE802.11プロトコルであるスーパーフレーム概念に基づいてマルチチャネルMACプロトコルを使用する無線通信システムであって、
固定持続時間の制御窓及び残りの部分を持つスーパーフレームをチャネルごとに含む複数のチャネルを論理的に編成するマルチチャネルPHYスーパーフレーム構造であって、1つの前記スーパーフレームが、装置を前記システムと同期させるのに使用される合流点/ランデブチャネルとして規定される論理チャネルである、当該マルチチャネルPHYスーパーフレーム構造と、
−前記PHYスーパーフレーム構造によってスーパーフレームを送信する送信器、及び
−前記複数のチャネルの所定のチャネルセット上で前記PHYスーパーフレーム構造を監視する受信器、
を含む少なくとも1つの装置と、
を有し、所定の周期性で、前記少なくとも1つの装置が、前記受信器が前記ランデブチャネルを監視することにより前記システムと同期/再同期する、システム。 - 前記PHYスーパーフレーム構造は、スーパーフレームが前記複数のチャネルの各チャネルにおいて並列に送信される並列マルチチャネルスーパーフレーム(PMS)と、前記複数のチャネルの順次的なチャネルにおいて送信されるスーパーフレームが互いに対して時間シフトされる順次マルチチャネルスーパーフレーム(SMS)と、順次的に送信されるスーパーフレームの制御窓が所定の重複許容値より大きく重複しない非重複マルチチャネルスーパーフレーム(NMS)とからなるグループから選択される、請求項1に記載のシステム。
- 前記PHYスーパーフレーム構造がPMSである場合に、
前記少なくとも1つの装置が、前記PMS構造の少なくとも1つの次のスーパーフレームの制御窓のスキャンを実行することにより前記システムと同期/再同期し、前記スキャンが前記合流点/ランデブチャネルのスキャン及び前記複数のチャネルの各チャネルのスキャンからなるセットから選択され、
一度前記少なくとも1つの装置が前記システムと同期/再同期されると、前記同期した少なくとも1つの装置の送信器が、前記PMS構造の前記少なくとも1つのスーパーフレームの前記残りの部分の間に同時に前記複数のチャネルのいずれかのチャネルにおいてデータを送信する、
請求項2に記載のシステム。 - 前記PHYスーパーフレーム構造がSMSである場合に、
前記少なくとも1つの装置が、前記複数のチャネルにわたり前記SMS構造のスーパーフレームのシーケンスの各々の前記制御窓の順次スキャンを実行することにより前記システムと同期/再同期し、前記少なくとも1つの装置の前記受信器が、前記シーケンスの各スーパーフレームの制御窓の固定持続時間を監視して、意図される行き先を発見し、
一度前記少なくとも1つの装置が前記システムと同期/再同期すると、前記少なくとも1つの装置の前記送信器が、前記発見された行き先の前記スーパーフレームの前記残りの部分においてデータを送信する、
請求項2に記載のシステム。 - 前記PHYスーパーフレーム構造がNMSである場合に、
前記少なくとも1つの装置が、前記複数のチャネルにわたり前記NMS構造のスーパーフレームのシーケンスの各々の前記制御窓の順次スキャンを実行することにより前記システムと同期/再同期し、前記少なくとも1つの装置の前記受信器が、前記シーケンスの各スーパーフレームの前記制御窓の少なくとも固定持続時間を監視して、意図される行き先
を発見し、
一度前記少なくとも1つの装置が前記システムと同期/再同期されると、前記少なくとも1つの装置の前記送信器が、前記発見された行き先の前記スーパーフレームの前記残りの部分においてデータを送信する、
請求項2に記載のシステム。 - 前記少なくとも1つの装置の前記送信器が、各制御窓中のビーコンフレームにおいてビーコンを送信する、請求項3、4又は5に記載のシステム。
- 所定の衝突無しのスケジューリング技術を使用して前記複数のチャネルの使用をスケジューリングするように前記制御窓中に、前記少なくとも1つの装置の前記受信器が監視する、及び前記少なくとも1つの装置の前記送信器が送信するの少なくとも一方である、請求項6に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つの装置の前記受信器が、放送/マルチキャストが送信に対してスケジューリングされる場合に前記ランデブチャネルを監視する、請求項7に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つの装置の前記送信器による送信は、前記システムの送信負荷が全てのチャネルにわたり等しくされるように前記複数のチャネルの全てのチャネルにわたり分配される、請求項8に記載のシステム。
- IEEE802.11プロトコルであるスーパーフレーム概念に基づいてマルチチャネルMACプロトコルを使用する少なくとも1つの装置を持つ無線通信システムにおけるPHYに対する方法であって、
複数のチャネルを論理的に編成するマルチチャネルPHYスーパーフレーム構造を備えるステップであって、前記構造が前記複数のチャネルのチャネルごとにPHYスーパーフレームを有し、前記PHYスーパーフレームが固定持続時間の制御窓及び残りの部分を有する、当該備えるステップと、
−前記PHYスーパーフレーム構造によって前記PHYスーパーフレームを前記少なくとも1つの装置の送信器により送信するステップ、
−前記PHYスーパーフレーム構造によって前記複数のチャネルの所定のチャネルセットにおいて前記PHYスーパーフレームを前記少なくとも1つの装置の受信器により監視するステップ、
を実行するように前記少なくとも1つの装置を構成するステップと、
前記システムと同期/再同期するように前記少なくとも1つの装置により前記ランデブチャネルに周期的に同調するステップと、
を有する方法。 - 前記備えるステップが、スーパーフレームが前記複数のチャネルの各チャネルにおいて並列に送信される並列マルチチャネルスーパーフレーム(PMS)と、前記複数のチャネルの順次的なチャネルにおいて送信されるスーパーフレームが互いに対して時間シフトされる順次マルチチャネルスーパーフレーム(SMS)と、順次的に送信されるスーパーフレームの制御窓が所定の重複許容値より大きく重複しない非重複マルチチャネルスーパーフレーム(NMS)とからなるグループから少なくとも1つの構造として前記PHYスーパーフレーム構造を選択するステップを更に含む、請求項10に記載の方法。
- 前記PHYスーパーフレーム構造がPMSである場合に、
前記少なくとも1つの装置が、前記PMS構造の少なくとも1つの次のスーパーフレームの制御窓のスキャンを実行することにより前記システムと同期/再同期し、前記スキャンが前記合流点/ランデブチャネルのスキャン及び前記複数のチャネルの各チャネルのスキャンからなるセットから選択されるステップと、
一度前記少なくとも1つの装置が前記システムと同期/再同期されると、前記同期した少なくとも1つの装置の送信器が、前記PMS構造の前記少なくとも1つのスーパーフレームの前記残りの部分の間に同時に前記複数のチャネルのいずれかのチャネルにおいてデータを送信するステップと、
を更に有する、請求項11に記載の方法。 - 前記PHYスーパーフレーム構造がSMSである場合に、
前記少なくとも1つの装置が、前記複数のチャネルにわたり前記SMS構造のスーパーフレームのシーケンスの各々の前記制御窓の順次スキャンを実行することにより前記システムと同期/再同期し、前記シーケンスの各スーパーフレームの制御窓の固定持続時間を監視して、意図される行き先を発見するステップと、
一度前記少なくとも1つの装置が前記システムと同期/再同期すると、前記少なくとも1つの装置の前記送信器が、前記発見された行き先の前記スーパーフレームの前記残りの部分においてデータを送信するステップと、
を更に有する、請求項11に記載の方法。 - 前記PHYスーパーフレーム構造がNMSである場合に、
前記少なくとも1つの装置が、前記複数のチャネルにわたり前記NMS構造のスーパーフレームのシーケンスの各々の前記制御窓の順次スキャンを実行することにより前記システムと同期/再同期し、前記シーケンスの各スーパーフレームの前記制御窓の少なくとも固定持続時間を監視して、意図される行き先を発見するステップと、
一度前記少なくとも1つの装置が前記システムと同期/再同期されると、前記少なくとも1つの装置の前記送信器が、前記発見された行き先の前記スーパーフレームの前記残りの部分においてデータを送信するステップと、
を更に有する、請求項11に記載の方法。 - 前記少なくとも1つの装置により各制御窓中のビーコンフレームにおいてビーコンを送信するステップを更に有する、請求項12、13又は14に記載の方法。
- 所定の衝突無しのスケジューリング技術によって前記複数のチャネルの使用をスケジューリングするように、前記少なくとも1つの装置が、前記制御窓中に監視及び送信の少なくとも一方を行うステップを更に有する、請求項15に記載の方法。
- 放送/マルチキャストが送信に対してスケジューリングされる場合に、前記少なくとも1つの装置の前記受信器が前記ランデブチャネルを監視するステップを更に有する、請求項16に記載の方法。
- 前記システムの送信負荷が全てのチャネルにわたり等しくされるように前記複数のチャネルの全てのチャネルにわたり前記少なくとも1つの装置の送信を分配するステップを更に有する、請求項17に記載の方法。
- IEEE802.11プロトコルであるスーパーフレーム概念に基づいてマルチチャネルMACプロトコルを使用する無線通信用の装置であって、
固定持続時間の制御窓及び残りの部分を持つスーパーフレームをチャネルごとに含む複数のチャネルを論理的に編成するマルチチャネルPHYスーパーフレーム構造であって、1つの前記スーパーフレームが、前記装置を同様に構成された装置のネットワークと同期させるのに使用される合流点/ランデブチャネルとして規定される論理チャネルである、当該マルチチャネルPHYスーパーフレーム構造と、
前記PHYスーパーフレーム構造によるスーパーフレームを送信する送信器と、
前記複数のチャネルの所定のチャネルセット上で前記PHYスーパーフレーム構造のスーパーフレームを監視する受信器と、
を有し、所定の周期性で、前記装置が、前記ランデブチャネルに同調することにより前記ネットワークと同期/再同期する、装置。 - 前記PHYスーパーフレーム構造は、スーパーフレームが前記複数のチャネルの各チャネルにおいて並列に送信される並列マルチチャネルスーパーフレーム(PMS)と、前記複数のチャネルの順次的なチャネルにおいて送信されるスーパーフレームが互いに対して時間シフトされる順次マルチチャネルスーパーフレーム(SMS)と、前記複数のチャネルの順次的なチャネルにおいて送信されるスーパーフレームが所定の重複値より小さく重複する非重複マルチチャネルスーパーフレーム(NMS)とからなるグループから選択される少なくとも1つの構造である、請求項19に記載の装置。
- 前記PHYスーパーフレーム構造がPMSである場合に、
前記装置が、前記PMS構造の少なくとも1つの次のスーパーフレームの制御窓のスキャンを実行することにより前記ネットワークと同期/再同期し、前記スキャンが前記合流点/ランデブチャネルのスキャン及び前記複数のチャネルの各チャネルのスキャンからなるセットから選択され、
一度前記装置が前記ネットワークと同期/再同期されると、前記同期した装置の送信器が、前記PMS構造の前記少なくとも1つのスーパーフレームの前記残りの部分の間に同時に前記複数のチャネルのいずれかのチャネルにおいてデータを送信する、
請求項20に記載の装置。 - 前記PHYスーパーフレーム構造がSMSである場合に、
前記装置が、前記複数のチャネルにわたり前記SMS構造のスーパーフレームのシーケンスの各々の前記制御窓の順次スキャンを実行することにより前記ネットワークと同期/再同期し、前記受信器が、前記シーケンスの各スーパーフレームの制御窓の固定持続時間を監視して、意図される行き先を発見し、
一度前記装置が前記ネットワークと同期/再同期すると、前記同期/再同期した装置の前記送信器が、前記発見された行き先の前記スーパーフレームの前記残りの部分においてデータを送信する、
請求項20に記載の装置。 - 前記PHYスーパーフレーム構造がNMSである場合に、
前記装置が、前記複数のチャネルにわたり前記NMS構造のスーパーフレームのシーケンスの各々の前記制御窓の順次スキャンを実行することにより前記ネットワークと同期/再同期し、前記受信器が、前記シーケンスの各スーパーフレームの前記制御窓の少なくとも固定持続時間を監視して、意図される行き先を発見し、
一度前記装置が前記ネットワークと同期/再同期されると、前記同期/再同期した装置の前記送信器が、前記発見された行き先の前記スーパーフレームの前記残りの部分においてデータを送信する、
請求項20に記載の装置。 - 前記装置の前記送信器が、各制御窓中のビーコンフレームにおいてビーコンを送信する、請求項21、22又は23に記載の装置。
- 所定の衝突無しのスケジューリング技術を使用して前記複数のチャネルの使用をスケジューリングするように前記制御窓中に、前記装置の前記受信器が監視し、前記装置の前記送信器が送信する、請求項24に記載の装置。
- 前記装置の前記受信器が、放送/マルチキャストが送信に対してスケジューリングされる場合に前記ランデブチャネルを監視する、請求項25に記載の装置。
- 前記装置の前記送信器による送信は、前記システムの送信負荷が全てのチャネルにわたり等しくされるように前記複数のチャネルの全てのチャネルにわたり分配される、請求項26に記載の装置。
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