JP5187907B2 - 位置検知入力装置 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯電話やPDAなどの小型の入力デバイスにおける位置検知入力装置に関し、とくに磁石を内蔵した入力媒体と磁気センサを使用して磁界の強さの値から入力媒体の位置を算出し、その位置を表示部に表示し、表示された情報に基づいて入力信号を入力する位置検知入力装置に関するものである。
従来、三次元空間での入力媒体の位置を磁気センサにて検知する三次元位置検知入力装置として特許文献1の発明があった。
この発明の位置検知入力装置は、磁石の回りに磁界が形成され、この磁界を検知手段で検知し、この検知信号から磁界の強さ、方向などによって磁石の位置を入力媒体の位置として三次元的な位置を求めるものである。
特開平8−272528号公報
しかし、上記三次元位置検知入力装置は、磁気センサで検知した磁界の強さからどのような計算をして入力媒体の磁石の位置を算出するのか明確になっていなかった。また、ペンなどの入力媒体の傾きは入力者の癖によって多少変わるため、その傾きの違いによって同じ位置であるにも関わらず、磁界の強さの値が異なって測定され、入力媒体の位置が入力者によって変わるという問題が生じていた。
そこで、本発明者らは、同一平面上に設置された二個の磁気センサで検知した磁界強度関数の座標近似計算から入力媒体の磁石の位置を算出することで、この問題を解決した。また、入力媒体の傾きを定点における磁界の強さの値から決定し、その値を磁界強度関数の座標近似計算式に代入し計算することで、この問題を解決した。
この発明は、磁石の位置を算出する位置検知入力装置であって、磁石を有する入力媒体と、磁石から発生する磁界の強さを検知する、同一平面上に設置された少なくとも2つ以上の磁気センサと、磁石の保持角度(mx,my,mz)を取得する保持角度取得手段と、磁石が所望位置にあるときに、磁気センサのうちの1つの第1磁気センサにより検知して磁界強さ(Hx1,Hy1,Hz1)を取得し、磁気センサのうちの他の1つの第2磁気センサにより検知して磁界強さ(Hx2,Hy2,Hz2)を取得する磁界強さ取得手段と、第1磁気センサに対する所望位置の相対座標を(rx1,ry1,rz1)、第2磁気センサに対する所望位置の相対座標を(rx2,ry2,rz2)として、保持角度取得手段により取得した保持角度(mx,my,mz)と、磁界強さ取得手段により取得した磁界強さ(Hx1,Hy1,Hz1)及び磁界強さ(Hx2,Hy2,Hz2)とを、
Hx1/Hy1=[3P・rx1−mx]/[3P・ry1−my]
Hx2/Hy2=[3Q・rx1−mx]/[3Q・ry2−my]
Hy1/Hz1=[3P・ry1−my]/[3P・rz1−mz]
Hy2/Hz2=[3Q・ry2−my]/[3Q・rz1−mz]
Hz1/Hx1=[3P・rz1−mz]/[3P・rx1−mx]
Hz2/Hx2=[3Q・rz1−mz]/[3Q・rx1−mx]
P=(mx・rx1+my・ry1+mz・rz1)/(rx1+ry1+rz1
Q=(mx・rx1+my・ry2+mz・rz1)/(rx1+ry2+rz1
に代入して、相対座標(rx1,ry1,rz1)又は相対座標(rx2,ry2,rz2)を求め、所望位置を算出する所望位置算出手段とを備えたものである。
又、保持角度取得手段は、磁気センサのうちの1つに対する相対座標が(rx0,ry0,rz0)であり、その磁気センサとの距離がr0である設定位置が予め設定され、その磁気センサにより検知して設定位置における磁石の磁界強さ(Hx0,Hy0,Hz0)を取得して、Cを比例定数として、その取得した磁界強さ(Hx0,Hy0,Hz0)を、
Hx0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)rx0/r0−mx]
Hy0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)ry0/r0−my]
Hz0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)rz0/r0−mz]
に代入して、前記磁石の保持角度(mx,my,mz)を算出して取得するものであってもよい。
又、この位置検知入力装置は、磁気センサを3つ以上備え、異なる組合せからなる1対の磁気センサにより所望位置の相対座標を各々求め、複数求められた相対座標の平均値により所望位置を算出するものであってもよい。
この発明によれば、磁石の保持角度と磁界の強さの値をもとにして、磁界強度関数の座標近似計算から入力媒体の位置を算出することができる効果がある。又、定点での磁界の強さの値をもとにして、磁界強度関数の座標近似計算から磁石の保持角度を算出することができる効果がある。又、複数求められた相対座標の平均値により磁石の所望位置を算出すれば、算出される磁石の位置精度を向上させることができる。
本発明に係る位置検知入力装置の座標近似計算過程の一例を示す工程図である。 本発明に係る位置検知入力装置を示す模式図である。 本発明に係る位置検知入力装置の定点に入力媒体をタッチしたときの一実施例を示す模式図である。 本発明に係る位置検知入力装置のうち、磁石と磁気センサの位置関係を座標軸で表現した概略図である。
次に、図面を参照しながらこの発明の実施形態について説明する。
第1実施形態による位置検知入力装置20は、少なくとも磁石12を内蔵した入力媒体10と、磁気センサモジュール5の外枠部に位置し該入力媒体10の磁石12から発生する磁界の強さを検知する磁気センサ16と、磁気センサ16と接続され磁界の強さから前記入力媒体10の位置を算出する計算部18と、主に長方形などの形態で前記算出された入力媒体10の位置情報を表示するための位置情報表示画面3とからなる(図2参照)。
すなわち、位置情報表示画面3に入力媒体10が近づくと、入力媒体10内蔵された磁石12から発生する磁界を磁気センサモジュール5に設置された磁気センサ16で磁界の強さおよび方向を検知し、その信号は瞬時に計算部18に送られ、計算部18は、その信号である磁界の強さとその方向から磁界が発せられた位置を瞬時に計算し、入力媒体10の位置を三次元的に決定できるしくみになっている(図2,図4参照)。
ただ、磁界には方向性があるため、磁気センサ16と入力媒体10の距離が同じであっても磁界の傾きが異なれば、検知される磁界の強さが異なることになる。つまり、入力媒体10の傾きは入力者の癖によって多少変わるため、磁石12の位置が同じであってもその保持角度mx,my,mzが異なる場合があり、その保持角度mx,my,mzの値が大きく変われば磁気センサ16で検知される磁界の強さHx,Hy,Hzも異なることになる。したがって、磁界の強さHx,Hy,Hzを測定できても、この保持角度mx,my,mzの値がわからなければ磁石12の位置が決定できないことになる。
そこで、本発明では、まず位置座標がわかっている定点での磁石の磁界の強さHx0,Hy0,Hz0を予め測定し、該測定した磁界の強さHx0,Hy0,Hz0の値を計算部に伝え、計算部において該磁界の強さHx0,Hy0,Hz0を磁界強度関数に代入して磁石の保持角度mx,my,mzの値を計算するようにした。そして、所望の位置における磁石12から発生した磁界の強さHx,Hy,Hzを二個の磁気センサ16で検知し、該磁界の強さHx,Hy,Hzの値を計算部に伝えるとともに、計算部により予め計算されていた磁石の保持角度mx,my,mzの値と前記磁界の強さHx,Hy,Hzの値とをHx/Hy,Hy/Hz,Hz/Hxの三元二次方程式に代入し計算することで、磁石12の位置を決定するようにした(図1参照)。
すなわち、まず保持角度mx,my,mzで入力者が磁気センサ16からの相対的な位置座標(rx0、ry0、rz0)および距離r0が予めわかっている定点30(設定位置)に入力媒体10を持って行った際に、その定点での磁石12から発生した磁界の強さを測定し、Hx0,Hy0,Hz0とする(図1、図3参照)。磁界の強さを示す磁界強度関数は各々下式(1)〜(3)であらわされる為、これらの式にrx0、ry0、rz0、r0、Hx0,Hy0,Hz0の値を代入すれば、mx,my,mzの値が計算できる(保持角度取得手段)。なお、Cは比例定数である。
(1)Hx0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)rx0/r0−mx]
(2)Hy0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)ry0/r0−my]
(3)Hz0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)rz0/r0−mz]
次に、所望の位置における磁石12から発生した磁界の強さを同一平面上にある二つの磁気センサ16(第1磁気センサ及び第2磁気センサ)で検知して取得する(磁界強さ取得手段)。それらの各座標方向の値をHx1,Hy1,Hz1(第1磁気センサ)及びHx2,Hy2,Hz2(第2磁気センサ)とすると、各々の磁界の強さを示す磁界強度関数は各々下式(4)〜(9)であらわされる(図2、図4参照)。
(4)Hx1=C/r1[3(mx・rx1+my・ry1+mz・rz1)rx1/r1−mx]
(5)Hy1=C/r1[3(mx・rx1+my・ry1+mz・rz1)ry1/r1−my]
(6)Hz1=C/r1[3(mx・rx1+my・ry1+mz・rz1)rz1/r1−mz]
(7)Hx2=C/r2[3(mx・rx2+my・ry2+mz・rz2)rx2/r2−mx]
(8)Hy2=C/r2[3(mx・rx2+my・ry2+mz・rz2)ry2/r2−my]
(9)Hz2=C/r2[3(mx・rx2+my・ry2+mz・rz2)rz2/r2−mz]
また、磁石12から各磁気センサ16までの距離r1およびr2はr1=(rx1+ry1+rz11/2、r2=(rx2+ry2+rz21/2であり、またこの二つの磁気センサ16は同一平面上にあるため、rz1とrz2の値は同じであり、rx1とrx2あるいはry1とry2のいずれかが同じになる。ここで、
P=(mx・rx1+my・ry1+mz・rz1)/(rx1+ry1+rz1
Q=(mx・rx1+my・ry2+mz・rz1)/(rx1+ry2+rz1
とすると、各磁気センサにおける磁気の方向の比Hx1/Hy1、Hx2/Hy2、Hy1/Hz1、Hy2/Hz2、Hz1/Hx1、Hz2/Hx2(すなわちHx/Hy,Hy/Hz,Hz/Hxの三元二次方程式)は、各々下式(10)〜(15)であらわされることになる。
(10)Hx1/Hy1=[3P・rx1−mx]/[3P・ry1−my]
(11)Hx2/Hy2=[3Q・rx1−mx]/[3Q・ry2−my]
(12)Hy1/Hz1=[3P・ry1−my]/[3P・rz1−mz]
(13)Hy2/Hz2=[3Q・ry2−my]/[3Q・rz1−mz]
(14)Hz1/Hx1=[3P・rz1−mz]/[3P・rx1−mx]
(15)Hz2/Hx2=[3Q・rz1−mz]/[3Q・rx1−mx]
この(10)から(15)の方程式に、前記計算した磁石の保持角度mx,my,mzの値と前記測定した磁界の強さHx,Hy,Hzの値を代入して解けば、相対座標であるrx1(rx2)、rz1(rz2)、ry1、ry2の値が計算され(所望位置算出手段)、磁石12の三次元上での位置が決定できることになる(図1参照)。なお、mx,my,mzの値は、前述のように定点での磁石の磁界の強さHx0,Hy0,Hz0の測定値から計算する場合のほかに、例えばログインする際のパスワードのように入力者がこのmx,my,mzの値を入力することで決定してもかまわない(他の保持角度取得手段)。
磁気センサ16としては、小型で省スペースのMR素子(磁気抵抗効果素子)やホール素子、磁気インピーダンス効果を利用した磁気検出素子などが挙げられる。その中でも、とくに磁気インピーダンス効果を利用した磁気検出素子は、検出感度が高くかつ検出範囲が広いため最も好ましい。磁気インピーダンス効果とは、磁性体にMHz帯域の高周波電流を流すと、磁性体の両端間のインピーダンスが外部磁界により変化して両端間の電圧の振幅が変化する現象であり、数ガウス程度の微小な外部磁界でも数十%も変化する特性がある。
また、磁気センサ16は、設置したときに0.1〜50ガウスの検知範囲を含むような磁気センサを選定するのが好ましい。この検知範囲を含む磁気センサであれば、感度よくかつノイズの発生が少ない状態で位置検知ができるからである。
そして、磁気センサ16の設定位置は、前述したとおり同一平面上に二個設置することが必要となり、磁気センサモジュール5の外枠部の向かい合う辺の中央付近に設けるのが好ましい。なお、互いに向かいあう磁気センサ間の直線が直交していれば、磁気センサ16が例えば合計四個であっても構わない。また、互いに向かいあう磁気センサ間の直線が直交および平行になっていれば、六個以上設置しても構わない。磁気センサ16は、上述した磁石12の位置検出を行うために、最低2つ設置する必要があるが、3つ以上設置してもよい。3つ以上設置された磁気センサ16から異なる組合せからなる1対の磁気センサを複数決定し、磁石12の複数の相対座標を求める。そして、複数求められた相対座標の平均値により磁石の所望位置を算出する。複数求められた相対座標の平均値により磁石の所望位置を算出すれば、所望の位置にある磁石12の位置精度を向上させることができる。例えば、磁気センサ16が3つ設置された場合は、1対の磁気センサ16を2組決定し、あるいは、3組決定して、複数の相対座標を求めることができる。
同一平面上にこのように設置すれば、上記のいずれの各磁気センサのZ軸方向の座標値はすべて同じになり、各磁気センサと磁石とのZ軸方向の距離はすべて同じになるからである。すなわち、rz2・・・znはすべてrz1と同じとすることができるからである。また、同一平面上にこのように設置すれば、その各磁気センサ間を結ぶ直線をY軸とすれば、それに直交する各磁気センサのX軸方向の座標値はすべて同じになり、各磁気センサと磁石とのX軸方向の距離は全く同じになるからである。すなわち、rx2・・・rxnはすべてrx1と同じとすることができるからである。
入力媒体10としては、磁石12を内蔵したタッチペンなどが挙げられるが、磁石12を指輪のように嵌めた人の指など、適度の磁界を発生できるものであればいずれの媒体であっても構わない。また、磁界を発生させる磁石12はできる限り入力媒体10の先端部に取り付けるのが好ましい。
磁石12としては、ネオジム磁石、ネオジウム磁石、サマコバ磁石、フェライト磁石、アルニコ磁石などが挙げられる。磁石12の製造方法としては、磁場成形・焼結法やメルトスピニング法などが挙げられる。その中でもNd−B−Fe系のネオジム焼結磁石は高いエネルギー積をもつので適している。
なお、位置検知入力装置20は、位置情報表示画面3の上面外枠部または下面外枠部に加飾層が形成され、該加飾層によって磁気センサ16が隠蔽される構造になるようにしてもよい。このような構造にすれば、磁気センサ16を多数設置したとしても、加飾層で磁気センサ16を全て覆うことができるので、外観には影響なく意匠性にすぐれた位置検知入力装置20とすることができるからである。
(1)磁石の保持角度mx,my,mzの値の算出
位置検知入力装置のログイン画面に「○の所をペンで押して下さい」という表示がされ、入力者がこれに従って、○の定点(rx0、ry0、rz0、Cが既知の点)をネオジム磁石が内蔵されたペンで押すと、そのネオジム磁石から発せられる磁界の強さHx0,Hy0,Hz0が磁気インピーダンス効果を利用した位置検知入力装置の磁気センサにより検知され、磁界強度関数式(1)〜(3)によりmx,my,mzの値が計算され、位置検知入力装置の初期画面に「ペンの傾斜角度設定完了」と表示され、位置情報表示画面が表示された。
(2)位置情報表示画面上での三次元位置入力
次に前記位置情報表示画面に再びペンを近づけると、同一平面上にある磁気インピーダンス効果を利用した位置検知入力装置の二つの磁気センサで、ネオジム磁石から発せられる磁界の強さHx1,Hy1,Hz1およびHx2,Hy2,Hz2が検知され、磁界強度関数式(10)〜(15)のHx1/Hy1、Hx2/Hy2、Hy1/Hz1、Hy2/Hz2、Hz1/Hx1、Hz2/Hx2の値と既知のmx,my,mzの値により、rx1(=rx2)、rz1(=rz2)、ry1、ry2の値が計算され、ネオジム磁石の三次元上での位置が決定されて画面に点表示がされた。そして、ペンを移動するとそれに応じて、ペンの移動の軌跡が画面に線表示され、三次元入力が可能なことが確認できた。
前記位置検知入力装置のログイン画面において、「mx,my,mzの値を入力して下さい」という表示がされ、入力者がこれに従って各値を入力してペンの傾斜角度を設定した他は、実施例1と同様にした。そして実施例1と同様に三次元入力が可能なことが確認できた。
本願発明は、液晶パネルなどの映像画面を設けるような携帯電話やPDA、小型PC、などの入力デバイスに適用できる位置検知入力装置の発明である。
3 位置情報表示画面
5 磁気センサモジュール
10 入力媒体
12 入力媒体に組み込まれた磁石
16a 磁気センサ1
16b 磁気センサ2
18 入力媒体10の位置を算出する計算部
20 位置検知入力装置
r0 定点から磁石までの距離
rx0 定点から磁石までの距離のX軸成分
ry0 定点から磁石までの距離のY軸成分
rz0 定点から磁石までの距離のZ軸成分
rx1 磁気センサ1から磁石までの距離のX軸成分
ry1 磁気センサ1から磁石までの距離のY軸成分
rz1 磁気センサ1から磁石までの距離のZ軸成分
rx2 磁気センサ2から磁石までの距離のX軸成分
ry2 磁気センサ2から磁石までの距離のY軸成分
rz2 磁気センサ2から磁石までの距離のZ軸成分
mx 磁石の保持角度のX軸成分
my 磁石の保持角度のY軸成分
mz 磁石の保持角度のZ軸成分
Hx0 定点での磁界の強さのX軸成分
Hy0 定点での磁界の強さのY軸成分
Hz0 定点での磁界の強さのZ軸成分
Hx1 磁気センサ1で検知した磁界の強さのX軸成分
Hy1 磁気センサ1で検知した磁界の強さのY軸成分
Hz1 磁気センサ1で検知した磁界の強さのZ軸成分
Hx2 磁気センサ2で検知した磁界の強さのX軸成分
Hy2 磁気センサ2で検知した磁界の強さのY軸成分
Hz2 磁気センサ2で検知した磁界の強さのZ軸成分

Claims (3)

  1. 磁石の位置を算出する位置検知入力装置であって、
    前記磁石を有する入力媒体と、
    前記磁石から発生する磁界の強さを検知する、同一平面上に設置された少なくとも2つ以上の磁気センサと、
    前記磁石の保持角度(mx,my,mz)を取得する保持角度取得手段と、
    前記磁石が所望位置にあるときに、前記磁気センサのうちの1つの第1磁気センサにより検知して磁界強さ(Hx1,Hy1,Hz1)を取得し、前記磁気センサのうちの他の1つの第2磁気センサにより検知して磁界強さ(Hx2,Hy2,Hz2)を取得する磁界強さ取得手段と、
    前記第1磁気センサに対する前記所望位置の相対座標を(rx1,ry1,rz1)、前記第2磁気センサに対する前記所望位置の相対座標を(rx2,ry2,rz2)として、前記保持角度取得手段により取得した保持角度(mx,my,mz)と、前記磁界強さ取得手段により取得した磁界強さ(Hx1,Hy1,Hz1)及び磁界強さ(Hx2,Hy2,Hz2)とを、
    Hx1/Hy1=[3P・rx1−mx]/[3P・ry1−my]
    Hx2/Hy2=[3Q・rx1−mx]/[3Q・ry2−my]
    Hy1/Hz1=[3P・ry1−my]/[3P・rz1−mz]
    Hy2/Hz2=[3Q・ry2−my]/[3Q・rz1−mz]
    Hz1/Hx1=[3P・rz1−mz]/[3P・rx1−mx]
    Hz2/Hx2=[3Q・rz1−mz]/[3Q・rx1−mx]
    P=(mx・rx1+my・ry1+mz・rz1)/(rx1+ry1+rz1
    Q=(mx・rx1+my・ry2+mz・rz1)/(rx1+ry2+rz1
    に代入して、相対座標(rx1,ry1,rz1)又は相対座標(rx2,ry2,rz2)を求め、前記所望位置を算出する所望位置算出手段とを備えた、位置検知入力装置。
  2. 前記保持角度取得手段は、前記磁気センサのうちの1つに対する相対座標が(rx0,ry0,rz0)であり、その磁気センサとの距離がr0である設定位置が予め設定され、その磁気センサにより検知して前記設定位置における前記磁石の磁界強さ(Hx0,Hy0,Hz0)を取得して、Cを比例定数として、その取得した磁界強さ(Hx0,Hy0,Hz0)を、
    Hx0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)rx0/r0−mx]
    Hy0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)ry0/r0−my]
    Hz0=C/r0[3(mx・rx0+my・ry0+mz・rz0)rz0/r0−mz]
    に代入して、前記磁石の保持角度(mx,my,mz)を算出して取得する、請求項1記載の位置検知入力装置。
  3. 前記磁気センサを3つ以上備え、
    異なる組合せからなる1対の前記磁気センサにより前記所望位置の相対座標を各々求め、複数求められた相対座標の平均値により前記所望位置を算出する、請求項1又は請求項2記載の位置検知入力装置。
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