JP5186659B2 - 医療用握持装置 - Google Patents

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Description

説明
技術分野
この発明は医療用装置に関し、特に医療用握持装置に関する。
発明の背景技術
医学における現在の傾向として、体の内部構造にアクセスし、視覚化し、注入し、処置し、サンプリングし、かつ相互作用するための侵襲性が最小となる器具の開発に付随して、外科手順および介入手順を最小限にすることがある。しばしば、カテーテル、バルーンまたはワイヤなどの装置は、血管、空洞もしくは器官内で、不注意により切断される。切断された装置または破片は、その位置に依存して、回収されなければならない。しばしば、外科的アプローチは危険かつ高価となる。多くの場合、問題となる切断された装置、破片あるいは異物に対しては既にアクセスが確立されており、あとは周囲の組織に害を及ぼすことなく異物を見つけて取除くか、またはさらに遠い範囲外へ押出すだけの問題である。
患者から物体を回収するために人間または獣医学上の患者の管路および脈管内で利用される、一定の医療装置が公知である。たとえば、腎結石または胆石などの結石を患者からの取除くための回収装置が公知であり、尿道または胆管を介してそれぞれ標的部位に送達される。装置の遠位の先端は、その部位で配備されて結石を捉えるためのバスケット形状を形成するよう適合され、その後バスケットが崩れて結石を握持する。次に装置および握持された結石の両方が患者から引出される。
そのような石の回収装置の1つが米国特許番号第5,989,266号に開示される。そこではいくつかのワイヤのループが、前もって患者の腎管系または胆管系を通って石のある部位に送達されたシースの遠位端から出て来るようになっている。石はループ内に捉えられ、その後ループが石をしっかりと掴んで、近位にほぼシース内部へ引っ張られる。その後、シース、ループおよび石が患者から引出される。ループは、シースの遠位の先端から出て来るようにされると自動的にループを形成する、ニチノールなどの超弾性の合金から作られるように開示される。他の同様の石の回収装置が米国特許番号第5,057,114号、第5,064,428号、第5、133,733号および第5,484,384号に開示される。
しかしながら、このような装置の使用は、患者の血管系内でこのような対象物の位置を変えるために対象物を握持したり、患者の血管系内から対象物を取除いたりするためには、十分ではない。たとえば、ある状況では、脈管構造内でステントまたはステントグラフトの位置を変えたり、配置の悪い、もしくは誤って配置された塞栓コイルを回収したり、その位置を変えたりすることが望まれる。さらに、腹部大動脈瘤の部位における分岐型ステントグラフトの送達および配備中に、鼠径部の両側の大腿動脈を通って外科的にアクセスが行なわれていた場合、ステントグラフトの対側性の脚部の延長部の最終的な配置のためには、脈管の大動脈腸骨分岐で同側の腸骨動脈へ引っ張られるように、対側性の腸骨動脈から動脈瘤へと延在するガイドワイヤの遠位の先端を握持することが望ましい。
脈管の使用については、別の公知の装置として、カテーテルの遠位の先端上の縫合ループがある。さらに別の装置として、アメリカ合衆国、インディアナ州ブルーミントンのクック社によるキュリー血管内回収装置セット(Curry Intravascular Retriever Set by C
ook, Incorporated, Bloomington, Indiana, USA)として市販されているガイドワイヤがある。このガイドワイヤは、引出すために対象物を捉えてそれをカテーテル遠位端に対して保持するように近位に引っ張られると、その遠位端が、回収装置として利用するための、カテーテルの遠位端から軸方向に延在するループを形成するように折り返されて、カテーテルを通って延長されている。螺旋形のループを有する石のバスケット装置の1つのバージョンとして、ドッタ血管内回収装置セット(Dotter Intravascular Retriever Set)が同様にクック社によって市販されており、血管内回収のために利用されている。
米国特許番号第5,171,233号には、血管内使用のためのスネア型プローブが開示される。カテーテルが患者の異物のある部位まで脈管系に挿入された後、ループ形の遠位セグメントを有する細長い部材が、ループ形の遠位セグメントがその部位でカテーテルの遠位の先端から出て来るまで、カテーテルの内腔の近位端に挿入される。その後、ループ形のセグメントは、ある角度でこの部材の隣接部分まで延在し、ループへと開く。一旦、異物の自由端が蛍光透視機器によって判断されてループ形の遠位セグメント内で捉えられると、ループ形の遠位セグメントはカテーテル遠位端へと近位に引っ張られ、捉えられた異物破片に対して折り重なって、引出されながらカテーテルの遠位の先端で異物を保持する。細長い部材は好ましくは外シース内に配置され、超弾性のニチノール合金などの形状記憶材料でできた単一のワイヤまたは握り合わされた2つのワイヤであって、2つのワイヤ部分によって規定される遠位セグメントにおいて単一の予備成形されたループ形状を伴うように開示される。ニチノールの使用によって、遠位セグメントを規定するワイヤセグメントが真っすぐになり、かつ互いの上に折り重なって弾力的に変形された構成となってカテーテルの内腔を通り抜けることができ、カテーテルの遠位の先端から出て来る際に、なお自動的にループ状に開き、一定の角度で延在する。この設計の1つの特性は、握持後に引っ込む間にループが素早く変化し、すなわち角度のついた配向とほぼ軸方向の配向とが「入れ替わる(flip)」ことであり、これは結果として握持中の要素に対する制御がさほど保証されないこととなって、通常は結果として要素が抜け落ちることとなるため、次に握持を行おうとするとループを再配備することが必要となる。
米国特許第2002/0107526号は、脈管に使用する医療用握持装置を記載し、この握持装置は、外シースと、外シース内に遠位の先端部分まで延在する細長い制御部材
と、細長い制御部材に連結された作動部分を含む近位制御アセンブリとを含む。外シースから延在し得る握持部分が遠位の先端部分に隣接しており、目標物(T)を脈管系内で位置を変えるために握持するため、または患者から取除くためのループを生成し、このループは外シース内に引っ込めることができて、装置が動く間、目標物を装置に対して保持する。好ましくは細長い制御部材は、既に患者の体内にあるガイドワイヤを伝って配置するためにその中全部を通して延在する内腔を有するカニューレまたはチューブである。
発明の要約
本発明は、ステント、ステントグラフト、塞栓コイル、フィルタ、閉塞装置、カテーテルもしくはガイドワイヤの遠位の先端、ペースメーカーリード、または患者の内部に位置するそのような要素もしくは要素の部分などの、患者の血管系内の対象物を握持し、または取除いたり位置を変えたりするための、握持装置を提供することを目的とする。
この発明の局面によれば医療用握持装置が提供される。この医療用握持装置は、遠位の先端および近位端部分を備えた細長い制御部材を含み、前記細長い制御部材は前記遠位の先端の近位側に握持部材を含み、さらに、細長い制御部材がその中で滑動可能に保持される通路を備えた外シースと、前記外シースの近位端かつ前記制御部材の前記近位端部分に配置される、前記握持部材を前記外シースの遠位端から、およびその遠位端へと付勢するよう動作可能な制御アセンブリとを含み、前記握持部材は、前記外シースの前記遠位端から自己配備する複数の予備成形されたワイヤループを含み、各ワイヤループのそれぞれの端部は細長い制御部材に固定されており、そこで前記ワイヤループの各々は完全に配備されると実質的に半円形であり、前記ワイヤループは配備されると異なる方向に延在し、隣接したワイヤループは、概して丸い握持部材をもたらすように、互いに重複する。
好ましくは、前記ワイヤループの各々は、その両側に、前記ワイヤループのうち隣接したワイヤループの辺部分(side section)と実質的に完全に重複する辺部分を含む。有利には、前記細長い制御部材は、そこを通って延在する内腔を規定する可撓性カニューレであって、ガイドワイヤはここで受取られ、かつこれに対して移動できる。
好ましくは、前記外シースは、可撓性かつ耐もつれ性であり、滑りやすい外面および内面を有する。
前記制御アセンブリは、ハンドルに沿った往復運動のための掴みやすい作動部分を含み、作動部分は前記細長い制御部材を前記外シースに対して作動して、前記握持部材をそれぞれ配備し、引っ込ませるのが好ましい。作動部分は前記細長い制御部材に固定された接続ブロックを含んでもよく、前記ハンドル内の長手のスロット内に配置され、その対向端間で前記スロットに沿って移動可能である。
制御アセンブリはその近位端にさらにピンバイスアセンブリを含むことができ、ピンバイスアセンブリは、係合されると、制御部材と制御アセンブリとの間で作用してその相対的運動を防ぐ。
好ましくは制御部材は、外部剛性チューブおよび内部可撓性チューブを含み、剛性チューブは制御アセンブリを通って外シースへと延在し、そこを通って移動可能である。接続ブロックは外部剛性チューブに固定され得る。
好ましくは、前記ワイヤループの各々は、握持装置が挿入される脈管の配備部位の径にほぼ等しい径を有する弓形の外部部分を含む。
好ましくは、前記握持部材は、前記外シースの前記遠位端から出て来る際に横方向に自己配備する4つの予備成形されたワイヤループを含み、これらは前記細長い制御部材の長手軸のまわりに角をなしてほぼ等しく間隔を置かれ、それによって、握持装置が挿入される脈管の断面積のほぼ全体を占有する。
好ましくは、前記握持部材は、超弾性の合金から各々形成される複数のワイヤループを含む。
好ましくは、前記握持部材は、近位端部分を有する複数のワイヤループを含む。近位端部分は、固定連結部で前記制御部材に連結され、前記ワイヤループが前記外シースの前記遠位端から出て来て握持装置の長手軸に対して横方向に自己配備するときでも、当初は前記細長い制御部材から軸方向に延在する。固定連結部は、細長い制御部材のまわりにワイヤループのワイヤの螺旋を含むことができる。
好ましくは、前記ワイヤループの各々は弓形の辺部分を含み、辺部分は、配備されると、握持装置が挿入される脈管の壁に向かって延在する。
好ましくは、前記ワイヤループはニチノールワイヤセグメントを含み、遠位の先端は非外傷性部分を含み、かつ/または、細長い制御部材は伸張性が小さいように形成される。
好ましくは、前記ワイヤループの各々は、放射線不透過性材料を含むか包含する弓形の外部部分を含む。放射線不透過性材料は、弓形の外部部分の周りに沿って延在するプラチナワイヤのコイルを含むことができる。
装置は、装置が患者の外にある間、細長い制御部材と外シースとの間を無菌食塩水で洗い流すことを可能にして空気をなくすよう適合する、ポートを含むことができる。シースの遠位端の近くで空気シールを利用することができる。好ましくは、前記ワイヤループの各々は、その両側に、前記ワイヤループのうち隣接したワイヤループの辺部分と実質的に完全に重複する辺部分を含む。
この発明の別の局面によれば医療用握持装置が提供される。この医療用握持装置は、非外傷性の遠位の先端部分および近位端部分を備えた細長い制御部材を含み、前記細長い制御部材は前記遠位の先端部分の近位側に握持部材を含み、さらに、前記細長い制御部材を囲んでそこに対して移動可能な、中を通る通路を備えた外シースと、前記外シースの近位端かつ前記制御部材の前記近位端部分に配置される、前記握持部材を前記外シースの遠位端から付勢し、かつそこへ引っ込めるようこれに対して動作可能な関係にある制御アセンブリとを含み、前記握持部材は、前記外シースの前記遠位端から出て来る際に横方向に自己配備する複数の予備成形されたワイヤループを含み、各ワイヤループのそれぞれの端部は細長い制御部材の実質的に両側に固定され、それによって前記ワイヤループの各々は完全に配備されると実質的に半円形であり、各ワイヤループのそれぞれの端部は実質的に反対方向に細長い制御部材から延在し、そこで前記ワイヤループの各々は、その両側に、前記ワイヤループのうち隣接したワイヤループの辺部分と実質的に完全に重複する辺部分を含み、前記細長い制御部材は、そこを通って延在する内腔を規定する可撓性カニューレであって、ガイドワイヤはここで受取られ、かつこれに対して移動でき、前記制御アセンブリは、ハンドルに沿った往復運動のための掴みやすい作動部分を含み、作動部分は前記細長い制御部材を前記外シースに対して作動して、前記握持部材をそれぞれ配備し、引っ込ませ、前記作動部分は前記細長い制御部材に固定された接続ブロックを含み、前記ハンドル内の長手のスロット内に配置され、その対向端間で前記スロットに沿って移動可能であり、前記接続ブロックは細長い制御部材がそこを通って延在する剛性チューブを含み、剛性チューブは外シースへと延在し、それを通って移動可能であって、握持部材は、前記外シースの前記遠位端から出て来る際に横方向に自己配備する超弾性の合金からできた4つの予備成形されたワイヤループを含み、これらは前記細長い制御部材の長手軸のまわりに角をなしてほぼ等しく間隔を置かれ、それによって、握持装置が挿入される脈管の断面積のほぼ全体を占有し、ワイヤループは、固定連結部で前記制御部材に連結される近位端部分を有し、固定連結部は、細長い制御部材のまわりにワイヤループのワイヤの螺旋を含むことができる。
好ましい実施例は、小さい医療用握持装置であって、かなりの引張力を生成する一方で脈管の解剖学に一致した装置を与える。
既にそこに場所にあるガイドワイヤ上を血管系を通って追跡することができるような装置を提供することがさらに望ましい。
好ましくは、装置は患者に対して非外傷性である。
シースの遠位端の近くで空気シールを利用することができる。
握持装置は近位の制御アセンブリを含んでもよく、制御アセンブリは、握持中に作動するよう、また、装置が手動で対象物の位置を変えたりこれを完全に取除いたりするために動かされている間に、制御され、制限された量の力でこの対象物を継続して自動で握持することを保証するよう、容易に操作される。細長い制御部材は、近位端部分から遠位にかけて伸張性が小さく、トルク能力および著しい引張り強度を有するように、好ましくは形成される。外シースは、滑りやすい外面および内面を備えた、可撓性だが耐もつれ性の構造を有することができる。
この発明の実施例は添付の図面を参照して例としてのみ下記に記載される。
詳細な説明
この明細書の全体にわたって、医療用握持装置の部分に関しての「遠位」という用語は、医療用握持装置の端部がユーザからより離れていることを意味し、「近位」という用語は、ユーザにより近い医療用握持装置の部分を意味する。
ここで図面をより注意深く見ると、まず図1から図4で示される実施例に関して、医療用握持器1は制御アセンブリ2と制御アセンブリから延在するシース3とを含むことがわかる。制御アセンブリ2は固定ハンドル5および滑動ハンドル7を含む。制御アセンブリ2は、医師が固定ハンドルを掴むことを可能にするために固定ハンドル5上に掴み突出部6を含む。
図3および図4で特に見ることができる制御部材9は、医療用握持装置1の遠位端11からシース3を通って延在し、制御アセンブリ2の滑動ハンドル7に固定される。その後、制御部材9はロックピンバイス8を介して制御アセンブリ2をさらに通って医療用握持装置の近位端のルアーロックコネクタ13まで延在する。ピンバイスにより、制御部材がセット位置にロックされることができる。これは、医療用握持器が血管構造を通って進み、また引っ込むときに特に有用である。
この実施例の制御部材9の遠位端は非外傷性先端15で終了する。制御部材9は、それを通る長手の内腔12を備えたカニューレ10を含み、それを通ってガイドワイヤが通過することができる。制御部材9の内腔12を通ってガイドワイヤを延在させることにより、ガイドワイヤを伝って医療用握持装置を配備することができる。シース3の遠位端では制御部材9上で外傷性先端15のちょうど近位に放射線不透過性マーカ19がある。非外傷性先端は柔軟なナイロンまたは放射線不透過性ウレタン材料から形成されてもよい。
図2および図4で見ることができるように、滑動ハンドル7は固定ハンドル5の細長いスロット4に沿って制御アセンブリ2の遠位端に向かって動かされ、これが制御部材9を遠位に拡張して握持部材17を露出する。図1では、握持部材はシース3と制御部材9との間に捉えられているが、制御部材が遠位に拡張されると、握持部材17は外に拡大することができる。握持部材は複数の形状記憶材料のワイヤを含み、それは図2で示されるように拡がった形状に形成され、その後、図1で示されるように配備のためにシースに引っ込められる。握持部材のさらなる詳細は図5から図8で示される。
本願明細書に示された医療用握持装置は、対象物、特に人間または動物の体の内腔のガイドワイヤなどを握持するために使用される。医療用握持装置は、図1で示される形でガイドワイヤを伝って体の内腔に配備され、次に、図2で示されるように、握持部材17が拡げられる。その後、ガイドワイヤなどの握持される要素が配備され、その結果、ガイドワイヤが握持部材のループを通って延在し、次に、ガイドワイヤがループによって捉えられて握持部材17のループとシース3との係合によって握持されるまで、滑動ハンドル7
が引っ込められて握持部材ループをシース内に引っ込め、次に装置全体が引出されることによりガイドワイヤを内腔から引出すことができ、一方で滑動ハンドル7上で張力が維持されてガイドワイヤ19の解除を防ぐ。有利には、引っ込める前にピンバイス8が締付けられて、握持された対象物に対する掴みを維持することを助ける。
制御部材9は、図3Aに詳細に示されるように、より剛性のチューブに囲まれた可撓性のチューブからなる複合構造体である。制御部材9のより剛性のチューブは、その近位端において、医療用握持装置の近位端のルアーロックコネクタ13から制御アセンブリ2を通って、部分的にシース3へと延在する。可撓性チューブは4.1のフレンチブレイドのナイロンカテーテル(4.1 French braided nylon catheter)から構築することができ、より剛性のチューブはステンレス鋼カテーテルであり得る。両方のカテーテルにその近位端でひだが入ってルアーロックコネクタ13に留付けられる。図3Cに詳細に示されるように、滑動ハンドルまたはノブが、より剛性のチューブに留付けられる。
医療用握持器のさまざまな部分および特に制御アセンブリの部品が図3Aから図3Dに表わされる。
図3Aはルアーロックコネクタ13およびその制御部材9との接続を示す。制御部材9は、より剛性のチューブ21に囲まれた可撓性チューブ20を含む。可撓性チューブ20はそこを通る長手の内腔12を有し、そこを通ってガイドワイヤが通過することができる。その近位端22でそれら両方にひだが入り、ナット23とルアーロックコネクタ本体24との間に留付けられる。
図3Bはピンバイスアセンブリ8を示す。ピンバイスアセンブリはねじ27を備えたノブ26を含み、それは固定ハンドル5の後部のねじ29と係合し、かつノブ26の回転によってノブがクランプ部材28に対して係合するようになり、これにより、次にクランプ部材が制御部材9の外部剛性チューブ21に対して留付けられるようになる。これは、固定ハンドル5に対する制御部材の移動を防ぐ。
図3Cは、滑動ハンドル7およびその制御部材9との接続の詳細を示す。滑動ハンドル7は、クランプブロック32のまわりに係合する握持ノブ31を有する。クランプブロック32は、制御部材9の外部剛性チューブ21に対して係合する止ねじ33を有する。ピンバイス8が係合解除されていれば、固定ハンドル5のスロット4に沿った滑動ハンドル7の動きによってさらに制御部材が移動する。
図3Dは、制御部材9と固定ハンドル5との間の止血シール配置およびシース3の固定ハンドル5との接続を示す。固定ハンドル5の遠位端35は、アダプタ36と固定ハンドル5との間に係合されるシリコーンワッシャシール37およびOリングシール38の組合わせを備えたアダプタ36を含む。これは、シース3と制御部材9との間の内腔39に止血シールを与える。洗浄ポート40によってシース3と制御部材9との間の内腔39に流すために流体を与えることが可能となり、たとえば、装置が患者の外にある間、細長い制御部材と外シースとの間を無菌食塩溶液で流して空気をなくすことができるようになる。シース3は、シース3の近位端のひだ43に対して係合する留付ナット41によってアダプタ36に留付けられる。
図5Aから図5C、および図6Aから図6Cは、シース3の端部からの握持部材17の配備のさまざまな段階を示す。握持部材17は、制御部材9に固定される、ニチノール(登録商標)ワイヤなどの形状記憶ワイヤの多くのループを含む。ワイヤを制御部材に固定する1つの方法が下記の図8で説明される。この実施例では、制御部材9から延在するワイヤ50、52、54および56の4つのループがある。図5Cで最もよく見ることがで
きるように、各ワイヤループは、第1の部分58で制御部材から実質的に径方向に外向きに延在し、次に、部分60で制御部材9のおよそ直径方向に対向部分まで径方向に内向きに延在する前に、弓形部分59で実質的に円周上に延在する。この配置により、各ループ50、52、54および56は円のほぼ半分の領域を覆い、各ワイヤループは、その両側で、円の合計面積のおよそ4分の1だけその隣接したワイヤループと重なる。
図5Aおよび図6Aは,ワイヤ50、52、54および56のループが、非外傷性先端15の後ろで集まっていたシースからちょうど出て来始めている、配備の初期段階を示す。
図5Bおよび図6Bは、ワイヤ50、52、54および56のループが、その形状記憶の影響下で広がりつつあり、重なろうとしている、配備のさらなる段階を示す。
図5Cおよび図6Cは、ワイヤ50、52、54および56のループが完全に配備され、各ワイヤループが、その両側で円の合計面積のおよそ4分の1だけ隣接したループと重なっている、最終段階を示す。
図7で示されるように、この配置によって握持部材17が脈管60に配備され、握持部材のワイヤループが外に向かってちょうど脈管の壁まで延在し、完全に壁を包囲するので、脈管を通って下りていくいかなる握持される装置も囲まれて、うまく握持される。
握持部材の配備される直径は、握持部材が使用される脈管の予期される直径に合わせて選択されるべきことが認識される。
この発明の1つの実施例による制御部材に握持部材のワイヤループを固定する1つの方法が、図8で示される。
上述のように、握持部材17のワイヤループはニチノール(登録商標)などの形状記憶材料から形成される。制御部材9に配置される前に、隣接したループ62の隣接したワイヤがマンドレルのまわりに一連の螺旋63として巻きつけられて、ワイヤループがマンドレル上で形成され、次に適切に熱処理される。熱処理後にマンドレルが取除かれ、制御部材がワイヤループの螺旋を通って配備されて、その結果ワイヤループの螺旋が制御部材9を握持する。隣接したワイヤの対のまわりに結合装置64が配置されてワイヤを制御部材9に隣接するよう保ち、適切なシーリング材が螺旋63の上に配置され得る。
図9は、この発明による握持部材71の別の実施例を観察した端部を示す。この実施例では、その外部領域72の握持部材71のワイヤループ70の各々が細いプラチナワイヤコイル74をその上に形成し、ワイヤループの放射線不透過性の性質を増強する。
図10は、その上にプラチナワイヤコイル74が形成されたワイヤループの詳細を示す。コイル74の各端に、非毒性の接着剤76の部分が与えられてコイル74からワイヤ72までテーパ状の遷移部をもたらす。
本願明細書に開示された医療握持装置の実施例は、腸骨動脈または鎖骨下動脈などを通る医療用装置の最終位置を調節するための、複数のアクセスのある脈管性の手順において有用である。これらはさらに、握持装置が可撓性で、ガイドワイヤを伝わるよう適合されているので、特にその部位へのアクセスが屈折した経路を含むような、肝臓もしくは腎臓または他の非脈管性の手順においても有用となり得る。
この発明による医療用握持器の第1の実施例を示す図である。 図1で示される医療用握持器の動作を示す図である。 図1で示される医療用握持器の長手の断面図を示す図である。 図3で示される装置のさまざまな部分の断面の詳細を示す図である。 図3で示される装置のさまざまな部分の断面の詳細を示す図である。 図3で示される装置のさまざまな部分の断面の詳細を示す図である。 図3で示される装置のさまざまな部分の断面の詳細を示す図である。 図2で示される医療用握持器の長手の断面図を示す図である。 握持部材の配備のさまざまな段階を示す端面図である。 握持部材の配備のさまざまな段階を示す端面図である。 握持部材の配備のさまざまな段階を示す端面図である。 握持部材の配備のさまざまな段階を示す側面図である。 握持部材の配備のさまざまな段階を示す側面図である。 握持部材の配備のさまざまな段階を示す側面図である。 脈管に拡がった握持部材の概略図である。 握持部材の1つの実施例の詳細および握持部材の制御部材への固定を示す図である。 ワイヤループに対する放射線不透過性マーキングを特に含む握持部材の別の実施例を示す図である。 ワイヤループに対する放射線不透過性マーキングの詳細を示す図である。

Claims (18)

  1. 遠位の先端(15)および近位端部分を備えた細長い制御部材(9)を含み、前記制御部材は前記遠位の先端の近位側に握持部材(17)を含み、さらに
    細長い制御部材がその中で滑動可能に保持される通路を備えた外シース(3)と、
    前記外シースの近位端かつ前記制御部材の前記近位端部分に配置される、前記握持部材を前記外シースの遠位端から、およびその遠位端へと付勢するよう動作可能な制御アセンブリ(2)とを含み、
    前記握持部材(17、71)は、前記外シースの前記遠位端から自己配備する、前記細長い制御部材(9)の長手軸のまわりに角をなしてほぼ等しく間隔を置かれた4つの予備成形されたワイヤループ(50、52、54、56、70)を含み、各ワイヤループのそれぞれの端部は細長い制御部材に固定されており、前記ワイヤループの各々は完全に配備されると実質的に半円形であり、前記ワイヤループのそれぞれの前記端部は配備されると前記細長い制御部材から実質的に反対方向に延在し、それによって、隣接したワイヤループは、概して丸い握持部材をもたらすように、互いに重複する、医療用握持装置(1)。
  2. 前記ワイヤループ(50、52、54、56、70)の各々は、配備されると、握持装置が挿入される脈管(60)の壁の方へ延在するよう配置される弓形の辺部分(59)を含む、請求項1に記載の握持装置(1)。
  3. 少なくとも1対のワイヤループ(50、52、54、56、70)は、配備されると、反対の直径方向に延在する、請求項1または2に記載の握持装置。
  4. 前記細長い制御部材は、そこを通って延在する内腔を与える可撓性カニューレ(9)であって、ガイドワイヤ(19)はそこで滑動活動に受取られ得る、請求項1から3のいずれかに記載の握持装置(1)。
  5. 前記外シース(3)は可撓性かつ耐もつれ性で、滑りやすい外面および/または内面を有する、請求項1から4のいずれかに記載の握持装置(1)。
  6. 前記制御アセンブリは、ハンドル(5)に沿って往復して移動可能な掴むことができる作動要素(7)を含み、前記細長い制御部材(9)を前記外シース(3)に対して作動させて、前記握持部材(17)を配備し、引っ込ませる、請求項1から5のいずれかに記載の握持装置(1)。
  7. 前記作動部分(7)は、前記細長い制御部材(9)に固定された接続ブロック(32)を含み、前記ハンドル(5)の長手のスロット(4)内に配置される、請求項6に記載の握持装置。
  8. 前記制御部材は、外部剛性チューブ(21)および内部可撓性チューブ(20)を含み、剛性チューブは制御アセンブリを通って外シースへと延在し、そこを通って移動可能である、請求項1から7のいずれかに記載の握持装置(1)。
  9. 各ワイヤループは、その両側で、隣接したワイヤループと円の合計面積の約4分の1だけ重複する、請求項1から8のいずれかに記載の握持装置(1)。
  10. 前記ワイヤループ(50、52、54、56、70)は形状記憶または超弾性の金属もしくは合金から形成される、請求項1からのいずれかに記載の握持装置(1)。
  11. 前記ワイヤループ(50、52、54、56、70)はニチノール(登録商標)から形成される、請求項1から10のいずれかに記載の握持装置(1)。
  12. ワイヤループ(50、52、54、56、70)は、前記細長い制御部材(9)に固定点で連結される近位端部分を有し、前記ループは、前記ワイヤループが前記外シース(3)の前記遠位端から出て来て前記握持装置(17、71)に対して横方向に自己配備するときでも、当初は前記細長い制御部材に沿って延在する、請求項1から11のいずれかに記載の握持装置(1)。
  13. 固定点は、細長い制御部材のまわりに巻きつけられた、ワイヤループ(17,71)からのワイヤの螺旋(63)を含む、請求項12に記載の握持装置(1)。
  14. 前記遠位の先端(15)は非外傷性の部分を含む、請求項1から13のいずれかに記載の握持装置(1)。
  15. 前記ワイヤループ(50、52、54、56、70)の少なくとも1つは放射線不透過性材料を含む、請求項1から14のいずれかに記載の握持装置(1)。
  16. 放射線不透過性な材料は、前記ループのうち少なくとも1つの湾曲した外部部分の周りに沿って延在するプラチナワイヤのコイル(74)を含む、請求項15に記載の握持装置(1)。
  17. 細長い制御部材と外シースとの間の制御アセンブリに適合されるポート(40)を含み、空気をなくすように流体で洗い流すことを可能にするよう動作可能である、請求項1から16のいずれかに記載の握持装置(1)。
  18. 制御アセンブリと制御部材との間に止血シール(36,37,38)を含む、請求項17に記載の握持装置(1)。
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