JP5180313B2 - 透過的なプロキシエージェントを使用して、無線ローカルエリアネットワーク上でVoIPに呼承認制御を提供する方法および装置 - Google Patents

透過的なプロキシエージェントを使用して、無線ローカルエリアネットワーク上でVoIPに呼承認制御を提供する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)上の呼承認に関する。
WiFi「ホットスポット」は、それによって、ユーザが、データ通信、VoIP呼、および類似のサービスに関して、無線LAN(WLAN)にアクセスすることが可能な無線アクセスポイントを提供する。WiFi「ホットスポット」はさらに一般的になっており、かつより多くのユーザがVoIP呼を行うために、WiFi「ホットスポット」を使用しているため、WiFi「ホットスポット」が過負荷にならないことを確実にするために、呼承認制御は非常に重要になってきている。浸透的なWLAN上での呼承認制御の適用は、非リアルタイムトラフィックよりもリアルタイムトラフィックを単に優先すること、または所定の数の呼を可能にすることよりもさらに複雑である。WLANトラフィックは、非決定論的であり、さらに、チャネルアクセスは、バイナリバックオフアルゴリズム(binary back−off algorithm)に基づき、かつ、本来、ネットワークにアクセスしているクライアントの数に基づいて可変である。
不利なことに、WLANにおける既存の呼承認制御方式は、適切に機能しない。例えば、WiFi「ホットスポット」にアクセスすることが可能な無線ユーザ端末の数に静的制限を設けることは、結果として、WiFi「ホットスポット」において利用可能なリソースの非効率的な使用をもたらす。さらに、WiFi「ホットスポット」に登録することを無線ユーザ端末に要求することは、(すなわち、無線ユーザ端末が、将来、呼に何のリソースが必要であり得るかを決定することを可能にするための)無線ユーザ端末の追加の手数の点から、かつ(すなわち、無線ユーザ端末が予約された帯域幅をいつか使用することになるか否かにかかわらず、WiFi「ホットスポット」は、それぞれの無線ユーザ端末に関して帯域幅を予約しなければならないため)WiFiホットスポットにおいて浪費されるリソースの点からの両方で、費用がかかる。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に呼承認制御を提供する方法および装置の本発明によって先行技術における様々な欠陥が対処される。方法は、音声呼を確立するために、第1のユーザ端末と第2のユーザ端末のとの間で交換された呼シグナリングメッセージから呼シグナリング情報を抽出するステップであって、第2のユーザ端末が、無線アクセスポイントによってサービス提供されている、抽出するステップと、音声呼を受け入れるか否かを決定するために、無線アクセスポイントによって使用され得るサービスの質(quality−of−service)要求を無線アクセスポイントに伝搬するステップとを含む。このサービスの質要求は、抽出された呼シグナリング情報を使用して決定された、少なくとも1つのサービスの質パラメータを含む。この少なくとも1つのサービスの質パラメータは、音声呼を受け入れるか否かを決定するために、無線アクセスポイントによる使用のために適合される。次いで、無線アクセスポイントは、その無線アクセスポイントが音声呼を受け入れたか(その場合、音声呼は完了する)、またはその無線アクセスポイントが音声呼を拒否したか(その場合、いくつかのその他の呼のハンドリングが音声呼に提供され得る)に関して表示を提供する。
本発明の教示は、添付の図面と共に、以下の詳細な説明を考慮することによって、容易に理解され得る。
通信ネットワークアーキテクチャのハイレベルブロック図である。 呼承認制御を提供するためのネットワーク要素同士の間の相互作用を示す、図1の通信ネットワークアーキテクチャを示す図である。 本発明の一実施形態による方法を示す図である。 本明細書で説明される機能を実行する際に使用するのに適した汎用コンピュータのハイレベルブロック図である。
理解を促すために、可能な場合、図面に共通の同じ要素を指定するために、同じ参照番号が使用されている。
本発明は、呼承認制御プロキシを使用して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)において改良型の呼承認制御を提供する。呼承認制御プロキシは、無線アクセスポイントによってサービス提供されている無線ユーザ端末と音声呼をセットアップするための要求に関連する呼シグナリングを監視して、要求された音声呼に関して、無線アクセスポイントによってサポートされることが求められる1つまたは複数のサービスの質パラメータを含むサービスの質情報を決定し、音声呼要求を受け入れるか、または拒否するかを決定する際に、無線アクセスポイントによって使用するためのサービスの質情報を無線アクセスポイントに伝搬する。
本発明は、無線ユーザ端末が、無線ユーザ端末に関する音声呼に関して、無線アクセスポイントによってサポートされることが求められる1つまたは複数のサービスの質パラメータを無線アクセスポイントに知らせるための知能を含む必要を未然に防ぐ。本発明は、コールレッグ(call legs)を静的に構成する必要をさらに未然に防ぐ。本発明は、様々な異なるシグナリングプロトコル(例えば、H.323、メディアゲートウェイ制御プロトコル(MGCP)、セッション開始プロトコル(SIP)など、ならびにそれらの様々な組合せ)と共に使用されることが可能である。
図1は、通信ネットワークアーキテクチャのハイレベルブロック図を示す。詳細には、通信ネットワークアーキテクチャ100は、通信ネットワーク(CN)102と、呼マネージャ(CM)104と、複数の無線ローカルエリアネットワーク110〜110(集合的に、WLAN)とを含む。WLAN110〜110は、それぞれ、無線アクセスポイント111〜111(集合的に、WAP)を含む。通信ネットワークアーキテクチャ100は、本発明の呼承認制御機能(および、関連するサービスの質機能)を提供するように適合された呼承認制御プロキシ(CAC−P)106をさらに含む。
CN102は、ユーザ端末に関するVoIPサービス(ならびに、その他のサービス)をサポートしている、パケットベースのネットワークである。詳細には、CN102は、ユーザ端末101〜101(集合的に、ユーザ端末101)にネットワークアクセスを提供する。ユーザ端末101は、パケットベースのネットワーク上で音声呼に参加することが可能な任意の有線ユーザ端末および/または任意の無線ユーザ端末を含み得る。例えば、ユーザ端末101は、VoIP電話、WiFi電話などを含み得る。CN102は、ユーザ端末101に関する呼シグナリング(例えば、呼セットアップシグナリング、呼変更シグナリング、および呼切断(teardown)シグナリング)の伝搬をサポートする。CN102は、ユーザ端末101に関する音声データの伝搬をサポートする。1つの通信ネットワークとして示されるが、CN102は、ネットワーク(例えば、アクセスネットワーク、コアネットワークなど、ならびにそれらの様々な組合せ)の収集物であり得る。
WLAN110は、無線ユーザ端末に関するVoIPサービス(ならびに、その他のサービス)をサポートしている無線アクセスネットワークとして動作する。詳細には、WLAN110〜110のWAP111〜111は、それぞれの複数の無線ユーザ端末11211〜1121N乃至112N1〜112NN(集合的に、無線ユーザ端末112)に無線ネットワークアクセスを提供する。無線ユーザ端末112は、無線ローカルエリアネットワーク上で音声呼に参加することが可能な任意の無線ユーザ端末を含み得る。例えば、無線ユーザ端末112は、WiFi電話(または、WLANを経由して通信することが可能な任意のその他の無線デバイス)を含み得る。WAP111は、無線ユーザ端末112に関する呼シグナリング(例えば、呼セットアップシグナリング、呼変更シグナリング、および呼切断シグナリング)の伝播をサポートする。WAP111は、無線ユーザ端末112に関する音声データの伝搬をサポートする。
CM104は、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112との間の呼を管理するための呼管理機能を提供する。この呼管理機能は、呼承認制御機能、呼のハンドリング機能などの機能、ならびにそれらの様々な組合せを含み得る。CM104は、音声呼を確立するための呼セットアップシグナリングと、確立された音声呼の特性を折衝および修正するための関連するシグナリングと、音声呼を終了するための呼終了シグナリングとをサポートする。CM104は、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112との間の音声呼に関するかかる機能をサポートする。
通信ネットワークアーキテクチャ100は、パケットベースの音声サービスをサポートし得る様々なタイプのネットワークおよび関連するネットワークプロトコルを使用して実装されることが可能である。例えば、通信ネットワークアーキテクチャ100は、セッション開始プロトコル(SIP)、メディアゲートウェイ制御プロトコル(MGCP)、H.323、スキニークライアント制御プロトコル(Skinny Client Control Protocol)(SCCP)、UA/NOEなどのシグナリングプロトコル、ならびにそれらの様々な組合せ)をサポートすることが可能である。(本発明は、呼承認制御を必要とする任意のタイプの無線ローカルエリアネットワークに関して使用されることが可能であるが)一実施形態では、WLAN110、および関連するWAP111は、IEEE802.11に基づき得る。
無線ユーザ端末は、移動可能であり、したがって、無線アクセスポイント同士の間で移動することが可能であるため、それぞれの無線アクセスポイントによってサポートされなければならないアクティブな無線ユーザ端末の数(ならびに、したがって、帯域幅の量、およびその他の関連するサービスの質パラメータ)は劇的に変化する。本明細書で説明されるように、本発明は、それによって、無線アクセスポイントが、かかる動的な環境において、無線ユーザ端末に対する呼要求を受け入れるか、または拒否するかを決定することが可能な手段を提供する。本発明は、無線アクセスポイントが提供することが可能なサービスの質に基づいて、音声呼を受け入れるか、または拒否するかを決定する際に、無線アクセスポイントによって使用するためのサービスの質情報を無線アクセスポイントに提供するために、呼承認制御プロキシ(例示的に、CAC−P106)を利用する。
CAC−P106は、WAP111が、WAP111によってサービス提供されている無線ユーザ端末112に関する音声呼の承認を制御することを可能にするために、呼承認制御サポート機能を実行する。CAC−P106は、無線ユーザ端末112に関する音声呼についてのコンテキストを維持することが可能であり、それにより、CAC−P106がWAP111に関するサービスの質情報を決定するために使用するシグナリング情報に対するアクセスをCAC−P106に提供する。CAC−P106は、音声呼を受け入れるか、または拒否するかを決定する際にWAP111によって使用するためのサービスの質情報をWAP111に伝搬する。本発明の呼制御機能を提供する際のCAC−P106の動作は、図2の例および図3の方法に関して、よりよく理解され得る。
本明細書では、呼マネージャと無線アクセスポイントとの間に配備された独立型のネットワーク要素として主に示され、かつ説明されるが、呼承認制御プロキシは、既存のネットワーク要素および/または新しいネットワーク要素を含み得る、1つもしくは複数のネットワーク要素上の1つもしくは複数のモジュールとして実装されることが可能である。一実施形態では、CAC−Pモジュールは、CM上で実装されることが可能である。一実施形態では、CAC−Pモジュールは、それぞれのWAP上で実装されることが可能である。CAC−Pモジュールは、ゲートウェイ、ルータ、スイッチ、ファイアウォールなど、ならびにそれらの様々な組合せの上で実装されることも可能である。すなわち、CAC−P106は、CAC−Pが、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112との間の呼シグナリングに対するアクセスを有する限り、いかなるようにも実装され得る。
図2は、呼承認制御を提供するためのネットワーク要素同士の間の相互作用を示す図1の通信ネットワークアーキテクチャを示す。
図2に示されるように、ユーザ端末101(例示的に、ユーザ端末101)のうちの1つは、無線ユーザ端末(例示的に、無線ユーザ端末112N1)のうちの1つに対して音声呼を開始する。音声呼を確立するために、ユーザ端末101および無線ユーザ端末112N1は、(シグナリング201として示される)呼セットアップシグナリングメッセージを交換する。ユーザ端末101は、CM102、CAC−P106、およびAP111を経由して、呼セットアップシグナリングメッセージを無線ユーザ端末112N1に伝搬し、同様に、無線ユーザ端末112N1は、AP111、CAC−P106、およびCM102を経由して、呼セットアップシグナリングメッセージをユーザ端末101に伝搬する。
ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間で交換された呼セットアップシグナリングメッセージは、シグナリング情報を含む。シグナリング情報は、送信元アドレス、宛先アドレスなどの情報、ならびにそれらの様々な組合せを含む。ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間で交換された呼セットアップシグナリングメッセージは、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間で折衝されている(1つまたは複数の)コード(すなわち、音声呼が成功裏に確立された場合、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112とによって使用されることになる(1つまたは複数の)コード)に関連する情報も含む。
本明細書で示されるように、本発明は、SIP、MGCP、H.323、SCCP、UA/NOEなど、任意のシグナリングプロトコル、ならびにそれらの様々な組合せに関して使用されることが可能である。このシグナリング情報は、シグナリングプロトコルを通して、かつ所与のシグナリングプロトコルの異なるメッセージを通して、異なる場合があるが、CAC−P106が、対応するサービスの品質情報を決定するために求められるシグナリング情報を抽出することが可能である限り、CAC−P106は、任意のシグナリングプロトコルをサポートすることが可能である。
図2に示されるように、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間で交換された呼シグナリングメッセージは、CAC−P106を横断する。CAC−P106は、(1)現在、無線ユーザ端末112N1にサービス提供しているWAP111(例示的に、WAP111)を識別する際に、かつ(2)識別されたWAP111から特定のサービスの質(すなわち、音声呼が成功裏に確立された場合、WAP111によってサポートされることが求められるサービスの質パラメータ)を要求する際に、CAC−P106による使用のために適合されたシグナリング情報を抽出する目的で、呼シグナリングメッセージを処理する。CAC−P106は、これらのシグナリング情報を抽出するために、呼セットアップシグナリングメッセージの深いパケット検査を実行する。
CAC−P106によって決定されたQOS情報は、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間の音声呼をサポートするために、WAP111によってサポートされることが求められる1つまた複数のQOSパラメータを指定する。例えば、QOS情報は、データ転送速度パラメータ(例えば、AP111N1によってサポートされることが求められるデータ転送速度)、ジッタパラメータ(例えば、AP111N1によってサポートされることが求められるジッタのレベル)、待ち時間(latency)パラメータ(例えば、WAP111によってサポートされることが求められる待ち時間のレベル)など、1つまたは複数の帯域幅特性、ならびにそれらの様々な組合せを指定することが可能である。このQOS情報は、その他の帯域幅特性、および/またはパケットベースのネットワーク上で音声呼に関して求められる可能性がある、または当該音声呼に関して指定される可能性がある任意のその他の情報を含み得る。
CAC−P106は、抽出されたシグナリング情報からQOSパラメータを決定する。例えば、CAC−P106は、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間で折衝されたコーデックから、(データ転送速度、ジッタ要件、待ち時間要件など、ならびにそれらの様々な組合せなど)帯域幅特性を決定することが可能である。CAC−P106は、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間で要求された音声呼の両方のコールレッグを明らかにする(すなわち、CAC−P106によって決定されたQOS情報は、要求された音声呼の両方のコールレッグをサポートするために、WAP111によってサポートされなければならないQOS要件を指定することになる)。
例えば、音声通信に関して64Kbpsのデータ転送速度を必要とするG.711コーデックの場合、CAC−P106によって決定されたQOS情報は、要求された音声呼の両方のコールレッグをサポートするために、128Kbpsの帯域幅がWAP111において利用可能でなければならないことを指定することになる。同様に、例えば、16Kbps、24Kbps、32Kbps、または40Kbpsのデータ転送速度を使用することが可能なG.726コーデックの場合、CAC−P106が、16Kbpsのデータ転送速度が使用されることになることをシグナリング情報から決定すると仮定すると、CAC−P106によって決定されたQOS情報は、要求された音声呼の両方のコールレッグをサポートするために、32Kbpsの帯域幅がWAP111において利用可能でなければならないことを指定することになる。前述の例は、特定のコーデックに関して説明されているが、パケットベースの音声接続を提供するために、様々なその他のコーデックが使用され得る。
CAC−P106は、QOS要求、すなわち、WAP111が、要求された音声呼に関して、(QOS要求202として示される)QOS情報において特定の(1つまたは複数の)QOSパラメータをサポートすることが可能であるか否かを決定するための要求の形をとるQOS情報をWAP111に伝搬する。このQOS要求は、CAC−P106によって決定されたQOS情報を含む。CAC−P106は、任意の形態でQOS要求をWAP111に伝搬することが可能である。一実施形態では、CAC−P106は、TSPEC標準に従って、QOS要求をWAP111に伝搬する。一実施形態では、CAC−P106は、標準のAPIであってよく、かつ/または独自仕様のAPIであってもよい、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を使用して、QOS要求をWAP111に伝搬する。CAC−P106は、任意のその他の形態で、QOS情報をWAP111に伝搬することが可能である。
WAP111は、CAC−P106からQOS情報を受信する。WAP111は、QOS要求内に含まれたQOS情報に基づいて、要求された音声呼を受け入れるか、または拒否するかを決定する。WAP111は、QOS要求内に含まれたQOS情報に基づいて、要求された音声呼に関して、QOSの要求されたレベルをサポートすることが可能であるか否かを決定することによって、要求された音声呼を受け入れるか、または拒否するかを決定する。例えば、QOS要求が、要求された音声呼をサポートするために求められる帯域幅の特定の量に関する要求を含む場合、WAP111は、要求された帯域幅の量をサポートするために、WAP111において利用可能な十分な帯域幅が存在するかどうかを決定する。WAP111は、QOS要求内で指定され得る(1つまたは複数の)任意のその他のQOSパラメータ(例えば、ジッタ、待ち時間など、ならびにそれらの様々な組合せ)に関して、類似の決定を下すことが可能である。
WAP111が要求された音声呼を受け入れる場合、WAP111は、その帯域幅が、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間の音声通信に関して無線ユーザ端末112N1に利用可能になるように、QOS要求内で要求された帯域幅を予約する。WAP111が要求された音声呼を拒否する場合、WAP111は、QOS要求内で要求された帯域幅を予約しない。いずれの場合も、WAP111は、適切な応答(すなわち、WAP111が、要求された音声呼をサポートすることが可能であるか、可能でないか、したがって、WAP111が、その要求された音声呼を受け入れたか、または拒否したかを示す応答)をCAC−P106に伝搬する。
WAP111は、(QOS応答203として示される)QOS応答をCAC−P106に伝搬する。QOS応答は、AP111が要求された音声呼を受け入れるか、または拒否するかに関して表示を提供する。QOS応答は、任意の形態で、AP111からCAC−P106に伝搬され得る。一実施形態では、WAP111は、CAC−P106が対応するQOS要求をWAP111に伝搬した形態で、QOS応答をCAC−P106に伝搬する。一実施形態では、WAP111は、ユーザ端末101と無線ユーザ端末112N1との間の呼セットアップシグナリングの間に使用された呼シグナリングメッセージの呼シグナリングプロトコルを使用して、QOS応答をCAC−P106に伝搬する。WAP111は、他のいかなる方法でQOS応答をCAC−P106に提供することも可能である。
CAC−P106は、WAP111からのQOS応答を処理する。本明細書で説明されるように、QOS応答の処理は、QOS応答が、WAP111が要求された音声呼を受け入れたことを示すか、または要求された音声呼を拒否したことを示すかに依存する。
QOS応答が、WAP111が要求された音声呼を受け入れたことを示す場合、CAC−P106は、要求された音声呼の完了を開始する。一実施形態では、CAC−P106は、要求された音声呼を完了するためのシグナリングを開始することが可能である。一実施形態では、CAC−Pは、要求された音声呼がWAP111によって受け入れられていること、したがって、要求された音声呼のセットアップを完了するように適合された呼セットアップシグナリングが実行されるべきであることを1つまたは複数のその他のネットワーク要素に知らせることが可能である。1つのかかる実施形態では、例えば、CAC−P106は、要求された音声呼のセットアップを完了するように適合された呼セットアップシグナリングを開始するようにCM104をトリガする(メッセージ205として示される)メッセージをCM104に伝搬することが可能である。
QOS応答が、WAP111が要求された音声呼を拒否したことを示す場合、CAC−P106は、要求された音声呼に関して呼のハンドリング処理を開始する。要求された音声呼に関する呼のハンドリング処理は、CAC−P106によって実行されることが可能であり、またはCAC−P106は、要求された音声呼に関する呼のハンドリング処理を実行するように1つもしくは複数のその他のネットワーク要素をトリガすることが可能である。
一実施形態では、例えば、CAC−P106は、WAP111が音声呼を拒否したという(メッセージング204A1として示される)表示をCM104に提供し、それにより、いくつかの呼のハンドリングを開始するようにCM104をトリガすることが可能である。1つの別の実施形態では、CM104は、(メッセージング204A2として示される)(1つまたは複数の)いくつかの呼のハンドリング規則を適用するように、アプリケーションサーバ(例示的に、AS210)など、1つまたは複数のその他のネットワーク要素に信号で知らせることによって、呼のハンドリングを開始することが可能である。
一実施形態では、例えば、CAC−P106は、WAP111が音声呼を拒否したという(メッセージング204として示される)表示を、アプリケーションサーバ(例示的に、AS210)など、1つまたは複数のその他のネットワーク要素に提供し、それにより、いくつかの呼のハンドリングを開始するように1つまたは複数のその他のネットワーク要素をトリガすることが可能である。
呼のハンドリングは、様々なその他の様式で開始されること、または提供されことが可能である。
かかる実施形態では、WAP111による要求された音声呼の拒否に応答して、任意のタイプの呼のハンドリングが音声呼要求に適用され得る。例えば、呼のハンドリングは、ビジー指示子を発呼ユーザ(例示的に、ユーザ端末101)に提供すること、音声呼を被呼ユーザの音声メール(すなわち、無線ユーザ端末112N1のユーザの音声メール)に転送すること、その音声呼を被呼ユーザのもう1つのユーザ端末に転送することなど、ならびにそれらの組合せを含み得る。要求された音声呼に適用されるこの呼のハンドリングは、任意のその他の呼のハンドリングを含み得る。
かかる実施形態では、所望される呼のハンドリングを提供するために利用されるシグナリング/メッセージングは、(1つまたは複数の)任意のアプリケーション・プログラミング・インターフェースを使用して実装されることが可能である。例えば、呼のハンドリングは、関数呼、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)、拡張可能マークアップ言語(XML)など、ならびにそれらの様々な組合せのうちの1つまたは複数を使用して、提供されることが可能である。
本発明の呼承認制御機能(および、関連するサービスの質機能)を提供する際のCAC−P106およびWAP111の動作は、本明細書で示され、かつ説明される図3に関して、よりよく理解され得る。
図3は、本発明の一実施形態による方法を示す。詳細には、図3の方法300は、無線ローカルエリアネットワークの無線アクセスポイントに呼承認制御機能を提供するための方法を含む。連続的に実行されているとして示され、かつ説明されるが、図3の方法300のステップの少なくとも一部は、同時に、または図3に関して示され、かつ説明されるのと異なる順序で実行されることが可能である。方法300は、ステップ302で始まり、ステップ304に進む。
ステップ304において、呼シグナリングメッセージが監視される。この呼シグナリングメッセージは、(有線または無線)ユーザ端末から無線アクセスポイント(WAP)に関連する無線ユーザ端末に対する音声呼の確立のために交換されるメッセージである。ステップ306において、呼シグナリングメッセージからシグナリング情報が抽出される。ステップ308において、現在、無線ユーザ端末にサービス提供しているWAPが識別される。
ステップ310において、WAPが要求された音声呼をサポートするために求められるQOS要件が決定される。これらのQOS要件は、シグナリング情報から決定される。これらのQOS要件は、帯域幅特性(例えば、求められるデータ転送速度、許容ジッタ、許容待ち時間など)を含み得る。これらのQOS要件は、要求された音声呼に関して指定され得る任意のその他の特性を含むことが可能である。
ステップ312において、QOS要求メッセージが生成される。このQOS要求メッセージは、QOS情報を含む。このQOS要求メッセージは、任意の形態でQOS情報を指定することが可能である。例えば、このQOS要求メッセージは、TSPEC標準を使用して、APIを使用してなど、ならびにそれらの様々な組合せを使用して、QOS情報を指定することが可能である。ステップ314において、このQOS要求メッセージはWAPに送られる。
ステップ316において、このQOS要求メッセージは、WAPにおいて受信される。ステップ318において、WAPは、要求された音声呼がサポートされ得るか否かを決定する。WAPは、QOS要求内に含まれたQOS情報およびWAP状態情報(すなわち、WAP上のリソースの現在の状態に関する情報)を使用して、要求された音声呼がサポートされ得るか否かを決定する。
WAPが要求された音声呼をサポートすることが可能な場合、方法300は、その時点で、WAPが(すなわち、QOS要求内で要求されたQOSに基づいて)音声呼に関するリソースを予約するステップ320に進み、次いで、方法300は、その時点で、WAPがQOS応答をCAC−Pに送り戻すステップ322に進む。WAPが要求された音声呼をサポートすることが可能でない場合、方法300は、その時点で、WAPがQOS応答をCAC−Pに送り戻すステップ322に進む。
ステップ324において、CAC−Pは、WAPからQOS応答を受信する。WAPが、QOS情報に基づいて、音声呼を受け入れた場合、QOS応答は、WAPが音声呼を受け入れたことを示す。WAPが、QOS情報に基づいて音声呼を拒否した場合、QOS応答は、WAPが音声呼を拒否したことを示す。
ステップ325において、要求された音声呼がWAPによって受け入れられているか、または拒否されているかに関して決定が下される。呼が受け入れられている場合、方法300は、その時点で、WAPが音声呼を完了するように呼マネージャに信号で知らせるステップ328に進む。呼が拒否されている場合、方法300は、その時点で、WAPが音声呼に関する適切な呼のハンドリングを決定するステップ330に進む。
ステップ328および330から、方法300は、方法300が終了するステップ332に進む。終了として示され、かつ説明されるが、本明細書で説明されるように、音声呼を完了するため、かつ音声呼に関する関連する音声通信をサポートするため、もしくは指定され得る任意の呼のハンドリング(例えば、ビジー信号を提供すること、呼を音声メールに転送することなど、ならびにそれらの様々な組合せ)を適用するために、CAC−Pおよび/またはWAPによって、追加のシグナリング/メッセージングが実行され得る。
本明細書において、要求された音声呼に応答する呼承認制御に関して主に示され、かつ説明されるが、本発明の呼承認制御プロキシは、呼変更および呼終了に関連する機能を提供することも可能である。
一実施形態では、例えば、CAC−Pは、音声呼がアクティブな間に、2個のユーザ端末の間で交換された呼シグナリングメッセージを監視することが可能である。これらの呼シグナリングメッセージは、既存の音声呼の1つまたは複数の態様を変更するため(例えば、使用されているコーデックを再び折衝するため、または任意のその他の変更のため)に交換されることが可能である。CAC−Pは、これら呼シグナリングメッセージからシグナリング情報を抽出する。CAC−Pは、更新されたQOS情報を決定するために、シグナリング情報を処理して、音声呼に対する(1つまたは複数の)要求された変更を受け入れるか、または拒否するかを決定するために、WAPによって使用され得る、更新されたQOS情報をWAPに伝搬する。
この実施形態では、WAPが更新されたQOS情報から音声呼に対する(1つまたは複数の)要求された変更がサポートされ得ることを決定した場合、WAPは、(1つまたは複数の)要求された変更がサポートされ得るという表示をCAC−Pに提供する。この場合、(1つまたは複数の)要求された変更は、次いで、音声呼に適用されることが可能である。この実施形態では、WAPが、更新されたQOS情報から音声呼に対する(1つまたは複数の)要求された変更がサポートされ得ないことを決定する場合、WAPは、(1つまたは複数の)要求された変更がサポートされ得ないという表示をCAC−Pに提供する。この場合、(1つまたは複数の)要求された変更は、音声呼に適用されないことになる。
一実施形態では、例えば、本発明の原理は、優先順位の高い音声呼に関して、無線アクセスポイントにおいて呼承認制御をサポートする際に利用されることが可能である。1つのかかる実施形態では、WAPが要求された音声呼をサポートすることが可能でないという決定が下された場合、要求された音声呼の優先順位に基づいて、1つまたは複数の既存の音声呼が要求された音声呼によって割り込まれる(preempted)べきであるかどうかに関して、決定が下され得る。次いで、要求された音声呼は、その決定に基づいて、WAPによって受け入れられるか、または拒否される。本発明の原理の適用は、様々な異なる様式で実装されることが可能である。
音声呼の優先順位は、いかなるようにも定義され得る。一実施形態では、例えば、非緊急呼よりも、緊急呼(例えば、911呼または任意のその他の緊急番号に対する呼)に優先順位が与えられることが可能である。もう1つの実施形態では、例えば、企業環境において、優先順位は、任務機能または(1つもしくは複数の)その他の機能に基づき得る。例えば、会社のいずれかのその他の従業員による音声呼よりも、役員および上層部の管理者による音声呼に優先順位が与えられることが可能である。音声呼の優先順位は、様々なその他の様式(例えば、任意の数の優先レベルが使用されてよい、優先レベルは、任意の様式で定義され得るなど、ならびに、それらの様々な組合せ)で定義され得る。
(1つまたは複数の)音声呼の優先順位は、いかなるようにも決定され得る。一実施形態では、要求された音声呼の優先順位は、要求された音声呼を確立するために、ユーザ端末同士の間で交換された呼シグナリングメッセージから呼シグナリング情報を抽出することによって決定され得る。同様に、要求された音声呼の受け入れが、既存の音声呼の優先順位に依存する一実施形態では、既存の音声呼の優先順位は、いかなるようにも(例えば、音声呼が確立されたときに交換されたシグナリングを抽出することによって、必要に応じて、クエリを経由することによってなど、ならびにそれらの様々な組合せによって)決定され得る。
1つまたは複数の既存の音声呼が、優先順位に基づいて、要求された音声呼によって割り込まれるべきか否かに関する決定は、多くの様式(例えば、要求された音声呼の優先順位が1つもしくは複数の条件をみたすかどうかを決定すること、または他のいかなる方法)で実装されることが可能である。一実施形態では、例えば、要求された音声呼がしきい値よりも高い優先順位を有するかどうかに関して決定が下されることが可能であり、当該音声呼がしきい値よりも高い優先順位を有する場合、既存の音声呼のうちの1つまたは複数が割り込まれて、要求された音声呼が受け入れられる。もう1つの実施形態では、例えば、要求された音声呼がWAPによってサポートされた既存の音声呼のうちのいずれかの優先順位よりも高い優先順位を有するかどうかに関して決定が下されることが可能であり、当該音声呼がWAPによってサポートされた既存の音声呼のうちのいずれかの優先順位よりも高い優先順位を有する場合、より低い優先順位の音声呼のうちの1つまたは複数が割り込まれて、要求された音声呼が受け入れられる。
要求された音声呼は、次いで、1つまたは複数の既存の音声呼が要求された音声呼によって割り込まれるべきかどうかに関する決定に基づいて、WAPによって受け入れられるか、または拒否される。1つまたは複数の既存の音声呼が割り込まれるべきであるという決定が下された場合、要求された音声呼は、WAPによって受け入れられることになる。1つまたは複数の既存の音声呼が割り込まれるべきでないという決定が下された場合、要求された音声呼は、WAPによって拒否されることになる。要求された音声呼の受入れ/拒否は、いかなるようにも(例えば、本明細書で示され、かつ説明されたQOS要求およびQOS応答メッセージング、またはそれによって、要求された音声呼が受け入れられる可能性があり、もしくは拒否される可能性がある、他のいかなる方法を使用して)実行され得る。
呼の優先順位に基づく呼承認制御に対する本発明の原理の特定の適用に関して主に示され、かつ説明されるが、本発明の原理は、様々なその他の適用に呼承認制御を提供する様々なその他の様式で適用され得ることが理解されよう。
図4は、本明細書で説明される機能を実行する際に使用するのに適した汎用コンピュータのハイレベルブロック図を示す。図4に示されるように、システム400は、プロセッサ要素402(例えば、CPU)と、メモリ404、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読出し専用メモリ(ROM)と、呼承認制御プロキシモジュール405と、様々な入出力デバイス406(例えば、テープドライブ、フロッピードライブ、ハードディスクドライブ、またはコンパクトディスクドライブを含むが、これらに限定されない記憶装置、受信機、送信機、スピーカ、ディスプレイ、出力ポート、および(キーボード、キーパッド、マウスなど)ユーザ入力デバイス)とを備える。
本発明は、ソフトウェアの形で、かつ/または例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、汎用コンピュータ、または任意のその他のハードウェア均等物を使用して、ソフトウェアとハードウェアの組合せの形で実装されることが可能である点に留意されたい。一実施形態では、本発明の呼承認制御プロキシプロセス405は、メモリ404内にロードされて、上記で議論された機能を実装するために、プロセッサ402によって実行されることが可能である。したがって、本発明の(関連するデータ構造を含む)呼承認制御プロキシプロセス405は、例えば、RAMメモリ、磁気ドライブもしくは光ドライブまたは磁気ディスケットもしくは光ディスケットなど、コンピュータ可読媒体上あるいはコンピュータ可読キャリア上に格納され得る。
本明細書でソフトウェア方法として議論されたステップのうちのいくつかは、例えば、様々な方法ステップを実行するためにプロセッサと協働する回路など、ハードウェア内で実装され得ることが企図される。本発明の一部は、コンピュータプログラム製品として実装されることが可能であり、コンピュータ命令は、コンピュータによって処理されるとき、本発明の方法および/または技法が起動されるか、そうでない場合、本発明の方法および/または技法が提供されるように、コンピュータの動作を適合させる。本発明の方法を起動するための命令は、固定メディア内もしくは着脱可能なメディア内に格納され、ブロードキャスト内もしくはその他の信号伝達媒体内でデータストリームを経由して送信され、かつ/またはそれらの命令に従って動作しているコンピューティングデバイス内のメモリ内に格納されることが可能である。
本発明の教示を組み込む様々な実施形態が、本明細書において詳細に示され、かつ説明されているが、当業者は、これらの教示を依然として組み込む多くのその他の様々な実施形態を容易に考案することが可能である。

Claims (10)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に呼承認制御を提供する方法であって、
    音声呼を確立するために、無線アクセスポイントと第1のユーザ端末との間に設けられたプロキシ・モジュールにて、前記第1のユーザ端末と第2のユーザ端末との間で交換された呼シグナリングメッセージから呼シグナリング情報を抽出するステップを含み、前記第2のユーザ端末が前記無線アクセスポイントと関連付けられおり、さらに、
    サービスの質要求を前記プロキシ・モジュールから前記無線アクセスポイントに伝搬するステップを含み、前記サービスの質要求が、前記抽出された呼シグナリング情報を使用して前記プロキシ・モジュールによって決定された、少なくとも1つのサービスの質パラメータを含み、前記少なくとも1つのサービスの質パラメータが、前記音声呼を受け入れるか否かを決定するために、前記無線アクセスポイントによる使用のために適合される、方法。
  2. 前記少なくとも1つのサービスの質パラメータが、前記音声呼をサポートするために前記無線アクセスポイントに要求される帯域幅の量、ジッタ要件、および待ち時間要件のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. TSPECフォーマットおよびアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)フォーマットのうちの1つを使用して、前記サービスの質要求がフォーマットされる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記プロキシ・モジュールにて、前記無線アクセスポイントからサービスの質応答を受信するステップをさらに含み、前記サービスの質応答が、前記無線アクセスポイントが前記音声呼を受け入れているか又は拒否しているかに関して表示を提供する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記無線アクセスポイントが前記音声呼を受け入れることを示すサービスの質応答に応答して、前記音声呼を確立するために、前記プロキシ・モジュールから呼マネージャにメッセージを伝搬するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記無線アクセスポイントが前記音声呼を拒否することを示すサービスの質応答に応答して、前記プロキシ・モジュールにて、呼のハンドリング処理を前記音声呼要求に適用するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記呼のハンドリング処理が、前記プロキシ・モジュール、及び/又は前記無線アクセスポイントから、ビジー信号を前記第1のユーザ端末に提供するステップ、前記音声呼を音声メールに転送するステップ、および前記音声呼を別のユーザ端末に転送するステップのうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記抽出されたシグナリング情報内に含まれた少なくとも1つのアドレスを使用して、前記プロキシ・モジュールにて、前記第2のユーザ端末にサービス提供している前記無線アクセスポイントを識別するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に呼承認制御を提供する装置であって、
    音声呼を確立するために、無線アクセスポイントと第1のユーザ端末との間に設けられたプロキシ・モジュールにて、前記第1のユーザ端末と第2のユーザ端末との間で交換された呼シグナリングメッセージから呼シグナリング情報を抽出する手段を含み、前記第2のユーザ端末が前記無線アクセスポイントと関連付けられており、さらに、
    サービスの質要求を前記プロキシ・モジュールから前記無線アクセスポイントに伝搬する手段を含み、前記サービスの質要求が、前記抽出された呼シグナリング情報を使用して前記プロキシ・モジュールによって決定された、少なくとも1つのサービスの質パラメータを含み、前記少なくとも1つのサービスの質パラメータが、前記音声呼を受け入れるか否かを決定するために、前記無線アクセスポイントによる使用のために適合される、装置。
  10. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に呼承認制御を提供する方法であって、
    無線アクセスポイントにおいてサービスの質を受信するステップを含み、前記サービスの質要求が、ユーザ端末の対の間で音声呼を確立するために交換された呼シグナリングメッセージに関連する呼シグナリング情報を使用して前記プロキシ・モジュールによって決定された、少なくとも1つのサービスの質パラメータを含み、さらに、
    前記サービスの質要求を使用して、前記無線アクセスポイントにおいて、前記音声呼を受け入れるかまたは拒否するかを決定するステップと、
    前記無線アクセスポイントからサービスの質応答を伝搬するステップとを含み、前記サービスの質応答が、前記無線アクセスポイントが前記音声呼を受け入れているか又は拒否しているかに関して表示を提供する、方法。
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