JP5179421B2 - Sauna equipment - Google Patents
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Description
この発明は、貯水部に貯留した温水を破砕し微細水滴及びマイナスイオンを生成して、それをサウナ室内に供給するサウナ装置に関するものである。 The present invention relates to a sauna apparatus that crushes hot water stored in a water storage unit to generate fine water droplets and negative ions and supplies them to a sauna room.
従来この種のものにおいては、水を貯める貯水部と、貯水部内に設けられ水を霧化する超音波装置と、貯水部内の水を排水する排水管の開閉を行う排水弁と、サウナ室内の空気を循環させる送風機と、送風機によって送られて来るサウナ室内の空気を加熱するヒータとを備え、超音波装置によりサウナ室内にミストを発生させてサウナ雰囲気を形成するサウナ装置があり、このものでは、サウナ装置の運転が停止操作されると、排水弁を開弁して貯水部に貯留している水を排水管から排水し、その後、送風機を駆動すると共にヒータに通電し、ヒータにより加熱した空気を送風機により循環させて、貯水部内及びサウナ室を乾燥させるものであった。 Conventionally, in this kind of storage, a water storage part for storing water, an ultrasonic device provided in the water storage part for atomizing water, a drain valve for opening and closing a drain pipe for draining water in the water storage part, and a sauna room There is a sauna device that has a blower that circulates air and a heater that heats the air in the sauna room that is sent by the blower, and generates a mist in the sauna room by an ultrasonic device to form a sauna atmosphere. When the operation of the sauna device is stopped, the drain valve is opened to drain the water stored in the water storage section from the drain pipe, and then the blower is driven and the heater is energized and heated by the heater. The air was circulated by a blower to dry the inside of the water reservoir and the sauna room.
ところでこの従来のものでは、サウナ装置の運転が停止されると排水が始まるが、排水時に貯水部内に貯まったホコリ、塵、菌などは、貯水部内の水と一緒には完全に排水されずに貯水部内に残る可能性があり、排水が終了した後に、貯水部内及びサウナ室を乾燥させると、ホコリ、塵、菌などの汚れが付着したまま、つまり、不衛生な状態でサウナ装置が停止状態になってしまう。そうすると、菌などが繁殖する可能性があり、また、そのまま次回のサウナ装置の運転が開始され、貯水部に給水されると、貯水部内に残ったままのホコリ、塵、菌などにより貯水部内の水が汚染されてしまうという問題を有するものであり、サウナ室にサウナ雰囲気を形成するときには、ホコリ、塵、菌などにより汚れた水をミスト状にしてサウナ室内に散布してしまう可能性があり、これを防止するためにサウナ運転開始前に貯水部を除菌する除菌モードを設けるものであるが、サウナ入浴可能までの待ち時間を表示する場合に、この除菌モードが給水温度でその終了時間に大きな差が出ることで、正確な待ち時間を表示出来ないという大きな課題となるものであった。 By the way, in this conventional system, drainage begins when the operation of the sauna device is stopped, but dust, dust, bacteria, etc. stored in the reservoir during drainage are not completely drained together with the water in the reservoir. There is a possibility that it will remain in the reservoir, and after the drainage is completed, if the reservoir and the sauna room are dried, dirt such as dust, dust, and bacteria will remain attached, that is, the sauna device will stop in an unsanitary state. Become. If so, there is a possibility that bacteria etc. will propagate, and when the next sauna device operation is started and water is supplied to the water storage part, dust, dust, bacteria, etc. remaining in the water storage part will cause There is a problem that water is contaminated, and when forming a sauna atmosphere in the sauna room, there is a possibility that water contaminated with dust, dust, bacteria, etc. will be mist and sprayed in the sauna room In order to prevent this, a sterilization mode for sterilizing the water reservoir before starting the sauna operation is provided, but when displaying the waiting time until the sauna can be bathed, this sterilization mode is A large difference in the end time is a big problem that the accurate waiting time cannot be displayed.
この発明は上記課題を解決するために、請求項1では特にその構成を、水を貯留する貯水部と、該貯水部の水を加熱する加熱手段と、前記貯水部底部に接続され前記貯水部内の水を排水する排水管と、該排水管の途中に設けられ前記排水管の開閉を行う排水弁と、前記貯水部に貯留された温水を回転により汲み上げ破砕して微細水滴及びマイナスイオンを生成する水破砕手段と、該水破砕手段で生成された微細水滴及びマイナスイオンをサウナ室内に供給する送風機と、該送風機によって循環されるサウナ室内の空気を加熱する空気加熱手段とを備え、前記微細水滴及びマイナスイオンをサウナ室内に供給するサウナ運転を行うサウナ装置で、前記サウナ運転開始時には、前記加熱手段により前記貯水部内の温水を加熱すると共に、前記水破砕手段を駆動して、前記貯水部内の温水を加熱殺菌可能な温度で所定時間加熱する除菌モードを行うもので、このサウナ運転の開始をリモコンの運転スイッチで指示することにより、制御手段は給水温度に基づく過去の実績或いは予め定められた時間から、除菌モードを含むサウナ室が設定温度で相対湿度90%以上のサウナ入浴可能状態となるまでの待ち時間を表示部に表示するものである。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is particularly configured as claimed in claim 1 and includes a water storage part for storing water, a heating means for heating water in the water storage part, and a bottom part of the water storage part connected to the inside of the water storage part. A drain pipe for draining water, a drain valve provided in the middle of the drain pipe to open and close the drain pipe, and hot water stored in the water storage section is pumped up and crushed to produce fine water droplets and negative ions Water crushing means, a blower for supplying fine water droplets and negative ions generated by the water crushing means into the sauna room, and an air heating means for heating the air in the sauna room circulated by the blower. In the sauna apparatus for performing a sauna operation for supplying water droplets and negative ions into the sauna room, at the time of starting the sauna operation, the heating means heats the hot water in the water storage section, and Driving means to perform a sterilization mode in which the hot water in the water storage section is heated for a predetermined time at a temperature at which heat can be sterilized. By instructing the start of the sauna operation with the operation switch of the remote controller, the control means The waiting time until the sauna room including the sterilization mode becomes ready for sauna bathing at a set temperature and a relative humidity of 90% or higher is displayed on the display unit from past results based on temperature or a predetermined time. .
又請求項2では、前記待ち時間の表示は、時間の経過と共に随時減算表示されるようにしたものである。 According to a second aspect of the present invention, the display of the waiting time is displayed as a subtraction as needed over time.
この発明によれば、除菌モードを含めて運転開始からサウナ入浴が可能になるまでの待ち時間がほぼ正確に表示されるので、予め待ち時間が分かり極めて使用勝手が良く、入浴時間まで他のことをしたり、又入浴のための準備を進めることが出来るものであり、入浴までのスケジュールを余裕を持って立てることが出来るものである。
又待ち時間を減算表示すれば、残り時間が一目で分かり、極めて使用勝手が良く、しかも、入浴タイミングを逃すことなく的確に入浴することが出来るものである。
According to the present invention, since the waiting time from the start of operation including the sterilization mode until the sauna bathing becomes possible is displayed almost accurately, the waiting time is known in advance and is very convenient to use. You can do things and prepare for bathing, and you can make a schedule up to bathing with plenty of time.
If the waiting time is displayed in a subtracted manner, the remaining time can be seen at a glance, which is very convenient to use, and it is possible to bathe accurately without missing the bathing timing.
次に、本発明のサウナ装置の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1において、1は低温のサウナ室2のベンチ3下に備えられた微細水滴及びマイナスイオン発生装置で、サウナ室2内の上部まで延びた吸引ダクト4を介して該サウナ室2内の空気を吸引し、塵や細菌を除去した後に、加熱昇温した微細水滴及びマイナスイオンをベンチ3下方に形成した放出口5からサウナ室2に供給して、順次これを繰り返してサウナ室2の空気を循環させることで、サウナ室2を使用室温38〜42℃、相対湿度90%以上の低温高湿サウナの使用雰囲気とするものである。
Next, an embodiment of the sauna apparatus of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a fine water droplet and negative ion generator provided under a
次に、前記微細水滴及びマイナスイオン発生装置1について、図2〜4に基づいて説明する。
6は水を一定量貯留する貯水部、7は貯水部6の一側壁に接続され貯水部6に給水する給水管、8は給水管7の途中に設けられ給水管7の開閉を行う自動給水弁、9は貯水部6に貯められた水を加熱し、貯水部6の水面下で貯水部6底部近傍に単相200V、2KWで平面視M字状に水平に取り付けられてU字部10を3箇所有した加熱ヒータ、11は貯水部6の一側壁に設けたオーバーフロー管、12は貯水部6の底部に接続され貯水部6に貯められた水または加熱ヒータ9に加熱された加熱水を排水する排水管、13は排水管12の途中に設けられ排水管12の開閉を行う自動排水弁である。
Next, the fine water droplet and negative ion generator 1 will be described with reference to FIGS.
6 is a water storage unit for storing a certain amount of water, 7 is a water supply pipe connected to one side wall of the
14は前記貯水部6内を処理室15と分離室16の2室に仕切る仕切壁で、下端を分離室16側を屈曲し水面との間の連通路17を水面近傍まで下げることにより、処理室15から分離室16へ向かう空気中の大粒のミスト(水滴)を水面にぶつけて落下させる気液分離器の役目も果たすようにしている。
前記処理室15には、貯水部6の蓋体18に設けた挿通穴19に、防水カバー20の凹部21に回転用モータ22の下半分を収容して挿通し、回転用モータ22と支軸23とを連結し、下部を水没させ上方に向かって径が拡大した擂り鉢状の回転体24が、加熱ヒータ9の給水管7から一番離れた方のU字部10中に垂下して設けられ、この回転体24は前記回転用モータ22による駆動で回転し、その遠心力で加熱ヒータ9で加熱された貯水部6内の温水を回転体24表面及びむしろ裏面に沿って吸い上げ、上端に形成した複数の細孔25から周囲に飛散させるものである。
The lower half of the
前記分離室16には、仕切壁14の下端を分離室16下方に向かって傾斜屈曲させた第1の邪魔板26と、この仕切壁14と対向する側壁に、下方に向かって傾斜して取り付けた第2の邪魔板27とで交互に突出させて、中央部に下部の連通路17から上部の放出口5に向かう蛇行路28が形成されているものである。
In the
29は前記回転体24の外周に所定間隔を保持して位置し、該回転体24と共に回転する円筒状の多孔体で、回転体24の回転による遠心力で貯水部6内の水を汲み上げると共に空気を飛散させ、そして多孔体29全周壁に形成した多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る多孔部30を、通過させたり、ぶつけて破砕させることで、水の粒子を微細化してナノメートル(nm)サイズの微細水滴を生成すると共に、この水の粒子の微細化によるレナード効果でマイナスイオンを発生させるものであり、前記回転体24を回転させる回転用モータ22と、回転体24と、回転体24と共に回転する多孔体29とから水破砕手段が構成されているものである。
31は前記多孔体29の外周に所定の間隔を置いて多孔体29を覆うように配置された楕円形状の空気案内筒で、円筒状の多孔体29との間には一対の大流通路32、32と一対の小流通路33、33とが形成されるように、処理室15の上方を塞ぐ中蓋34に設けられており、分離室16の上部で該分離室16と放出口5とを連通する位置に備えられたクロスフローファンから成る送風機35の駆動で、吸引ダクト4を介し蓋体18と中蓋34との間の給気口36から吸引されたサウナ室2内の空気を、一側壁に吸引ダクト4が接続される給気口36を有し蓋体18と中蓋34との間の空間で形成される給気室37に流入させ、処理室15上部の給気室37から処理室15に向かって回転体24の上方から空気案内筒31内に流入させることで、水の粒子の破砕回数を増やすと共に、空気のマイナス帯電も増加させ結果としてナノメートルサイズの微細水滴及びマイナスイオンを大量に発生させることができるものであり、例えばマイナスイオンではサウナ室2の中央部中間位置で約7000個/CCを検出するものである。なお、前記送風機35は回転数可変のクロスフローファンであり、回転数の高い強運転と回転数の低い弱運転とを行うことができるものである。
前記空気案内筒31には、その内周縁に内方に突出したフランジ部38が設けられ、このフランジ部38は、回転体24の回転による遠心力により水が貯水部6から汲み上げられ多孔体29を介して飛散し空気案内筒31を跳ね返った水が、意図しない箇所、例えば、蓋体18に固定された回転用モータ22と支軸23との接続部近傍や、給気室37内に飛散するのを防止するために、回転体24の上面よりも上方の高さ位置に設けられているものである。
The
39は貯水部6内の底部に備えられ貯水部6内の水または温水があるときに検出信号を出力する水位検出手段としての2つのフロートスイッチ40、41から成り、フロートスイッチ40は貯水部6に貯められる水の低水位を検出するもので、加熱ヒータ9が水面上に露呈しない所定水位まで水があるときに検出信号を出力するものであり、フロートスイッチ41は貯水部6に貯められる水の高水位を検出するもので、フロートスイッチ40が水ありを検出する水位よりも高い所定水位に達したときに、検出信号を出力するものであり、貯水部6の水位が加熱ヒータ9が水面上に露呈しない所定水位に低下すると、低水位検出用のフロートスイッチ40がOFFとなり、自動給水弁8を開弁して一定水位まで給水を行い、そして、貯水部6内が所定水位に達して、高水位検出用のフロートスイッチ41がONとなると、自動給水弁8を閉弁するものであり、サウナ運転中は常に貯水部6を所定水位範囲内に保持するものである。
39 is composed of two
42は前記2つのフロートスイッチ40、41を貯水部6の水面変動の影響を受けないように保護する断面コ字状の保護枠で、正面及び両側方を水面上まで突出させた枠体とし、貯水部6の一側壁とで2つのフロートスイッチ40、41を囲ったものであり、上面で2つのフロートスイッチ40、41を垂下して固定している。
42 is a U-shaped protective frame that protects the two
43は吸引ダクト4と共に給気経路を構成する給気口36に取り付けられたU字状の、100V、340Wの空気加熱手段としての空気ヒータで、給気口36の側壁から突出し該側壁に対して上方をやや後側に寝かせて傾斜させた状態にし、U字状のヒータ部分が重ならずに小さな面でサウナ室2内からの送風空気と効率良く接するよう配置しサウナ室2内からの空気を加熱するものであり、サウナ装置の運転開始時に送風機35を駆動させると共に、空気ヒータ43に通電してサウナ室2を循環させる空気を加熱し、サウナ室2の雰囲気温度を上昇させて、立ち上がり時間の短縮を図るものであり、さらに、サウナ装置の運転終了後には送風機35を駆動すると共に空気ヒータ43に通電させ、温風によって装置1内を乾燥させ、衛生状態の良好を保つようにしたものである。
44は貯水部6の下部外壁で所定水位に設けられ貯水部6内の貯水温度を検出する貯水温度検出手段としての貯水温度センサ、45は同じく貯水部6の下部外壁で所定水位に設けられた過熱防止センサで、貯水部6が異常過熱状態になった時、全駆動を停止させて安全を確保するものである。
A water
また、図1において、46はサウナ室2内の上部の取り付けられサウナ室2内の室温を検出する室温検出手段としての室温センサである。47はサウナ室2の換気用の換気扇、48はサウナ室2への出入り用のドアで、49はドア48上部に設けられた覗き窓、50はドア48下部に設けられサウナ室2外からサウナ室2内に空気を取り込む空気取入口で、この空気取入口50は、換気扇47が駆動すると開いてサウナ室2外からサウナ室2内に空気を供給する構造となっている。また、51は緊急スイッチで、サウナ室2内で入浴者であるユーザに異常が発生した場合に、ユーザによりこの緊急スイッチ51が操作されると、ブザーを鳴らす等によってサウナ室2内で異常が発生したことをサウナ室2外に報知し、自動排水弁13を開弁して貯水部6内の温水を排水させると共に、換気扇47を作動させることで、サウナ室2内の温度及び湿度を低下させてサウナ室2内を平常状態に戻す動作が為されるものである。
In FIG. 1,
次に、図5に示すように、52はこのサウナ装置を遠隔操作するリモコンで、このリモコン52には、サウナ室2内の室内設定温度を表示する室内設定温度表示部53と、室温センサ46の検出するサウナ室2内の温度を表示する室内温度表示部54と、サウナ室2内の設定温度、例えば38℃〜42℃を1℃刻みで設定する室温設定スイッチ55と、サウナ装置の運転開始及び停止を指示する運転スイッチ56と、運転スイッチ56のON/OFFを表示する運転ランプ57と、換気扇47を駆動させサウナ室2内の換気運転等を行わせる換気スイッチ58と、換気スイッチ58のON/OFFを表示する換気ランプ59と、サウナ室2内が室温設定スイッチ55で設定した設定温度に達したら点灯し、サウナ室2への入室許可を報知する入浴ランプ60とが設けられているものである。
Next, as shown in FIG. 5, 52 is a remote controller for remotely operating the sauna device. The
次に、図6に示す要部電気回路のブロック図を説明すれば、61は記憶、演算、時間カウント等の機能を有し、このサウナ装置を制御する制御手段で、制御手段61と前記リモコン52とは無線または有線により通信可能に接続されているものであり、制御手段61の入力側には、フロートスイッチ40、41と、貯水温度センサ44と、過熱防止センサ45と、室温センサ46と、緊急スイッチ51とが接続されており、出力側には、自動給水弁8と、加熱ヒータ9と、自動排水弁13と、回転用モータ22と、送風機35と、空気ヒータ43と、換気扇47が接続されているものである。
Next, the block diagram of the main electric circuit shown in FIG. 6 will be described.
又前記制御手段61は、サウナ室2を設定室温で相対湿度90%以上のサウナ入浴可能状態にするために、運転スイッチ56をONすると、リモコン52の室内設定温度表示部53を、サウナ入浴可能状態になるまでの待ち時間を表示する表示部62に切替て待ち時間を表示させるものであり、これは給水管7に備えた給水温度センサ63による給水温度と、室温センサ46による現在室温とから、制御手段61内に予め設けられた複数の給水温度、室温に対する時間のデーターテーブルから、後述するクリーニングモードと除菌モードAが終了し、立ち上げモードでサウナ室2が設定室温で相対湿度90%以上のサウナ入浴可能状態になるまでの時間を選択して表示したり、又は除菌モード時間Tを、先ず貯水部6が60℃以上になるまでの時間T1から、
T1=貯水部6容量(L)×(60℃−初期水温℃)/加熱ヒータ9の出力(KW)×0.24(cal/W・Sec)×60秒
T2=除菌時間=1分
T=T1+T2として算出し、サウナ室2の設定室温まで上昇する時間T3は、
T3=設定室温(℃)−初期室温(℃)/室温上昇係数(℃/分)として算出し、
待ち時間=T+T3で表示したり、又は初回のみ待ち時間は表示せず、運転スイッチ56のONからサウナ入浴可能状態になるまでの時間を、制御手段61でカウントしこの時間を待ち時間として2回目から表示し、順次これを繰り返して待ち時間を修正するようにすれば、過去の実績の積み重ねにより、サウナ室2の設置場所や設置条件、季節などによる変動を吸収出来、より正確な待ち時間の表示が行えるものである。
When the
T1 =
Calculated as T3 = set room temperature (° C.) − Initial room temperature (° C.) / Room temperature rise coefficient (° C./min),
The waiting time is displayed as T + T3, or the waiting time is not displayed only for the first time, and the time from when the
次にこの待ち時間表示の作動を図7に示すフローチャートで説明すれば、今運転スイッチ56がONされると(ステップS90)、制御手段61では各部を駆動制御すると共に、給水温度センサ63による給水温度と、室温センサ46による現在のサウナ室2の室温とから演算して(ステップS91)、この演算結果から時間のデーターテーブルから予め予想される入浴可能状態までの待ち時間を表示し(ステップS92)、又時間の経過に伴ってこの待ち時間を順次減算表示して(ステップS93)、このカウントダウン表示により一目で残り時間が分かり極めて使用勝手が良くなるものである。更にこの待ち時間表示とは別に、運転スイッチ56のONからサウナ室2が入浴可能状態になるまでの時間を常にカウントし、時間のデーターテーブルに常に補正を掛けるようにすれば、常にに正確な待ち時間を表示することが出来るようになるものである。
次に上記した式による待ち時間表示を図8に示すフローチャートで説明すれば、ステップS90の運転スイッチ56ONの後、給水温度と室温からT=T1+T2+T3を演算し(ステップS94)、この計算結果から表示部62に待ち時間を表示する(ステップS92)。
又初回の待ち時間を表示せず、2回目から表示するものを図9に示すフローチャートで説明すれば、ステップS90の運転スイッチ56ONの後、初回の運転スイッチ56のONからサウナ入浴可能状態になるまでの時間を、呼び出して来て待ち時間として表示部62に表示し(ステップS95)、この待ち時間もカウントして(ステップS96)、次回の修正用に使用して順次信頼度を高めることが出来るものである。
Next, the operation of this waiting time display will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 7. When the
Next, the waiting time display according to the above equation will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 8. After the
If the first time waiting time is not displayed and what is displayed from the second time is described with reference to the flowchart shown in FIG. 9, after the
次にこのサウナ装置の一実施形態の作動について図10〜図16のフローチャートを用いて説明する。
今サウナ室2の側壁に備えられたリモコン52の室温設定スイッチ55によりサウナ2室の設定温度(38〜42℃)を設定し、運転スイッチ56をON操作すると運転ランプ57が点灯し、サウナ装置の運転が開始され、サウナ装置の準備運転であるクリーニングモードが開始される(ステップS100)。このクリーニングモードでは、貯水部6内の水または温水を排水する排水管12の開閉を行う自動排水弁13を開弁すると共に、貯水部6内に給水する給水管7を開閉する自動給水弁8を開弁して、貯水部6内に給水を行って、貯水部6内に水を貯める前に貯水部6内の底に残ったホコリ、塵、菌などを洗浄して排水するものである。
Next, the operation of one embodiment of this sauna device will be described using the flowcharts of FIGS.
When the set temperature (38 to 42 ° C.) of the sauna 2 room is set by the room temperature setting switch 55 of the
次に、上記のクリーニングモードの作動について図11のフローチャートを用いて説明すると、まず制御手段61は、自動排水弁13を開弁させ(ステップS101)、低水位検出用のフロートスイッチ40がOFFか否かを判断し(ステップS102)、フロートスイッチ40がOFFでないと判断している間は前記ステップS102の処理を繰り返し、フロートスイッチ40がOFFであると判断すると、一定時間遅延させた後に自動給水弁8を開弁させる(ステップS103)。前記ステップS103で自動給水弁8を開弁させ貯水部6内に給水を開始すると、続いて、所定時間が経過したか否かを判断し(ステップS104)、所定時間が経過したと判断すると、自動排水弁13を閉弁させて(ステップS105)、クリーニングモードを終了するものである。
Next, the operation of the above cleaning mode will be described with reference to the flowchart of FIG. 11. First, the control means 61 opens the automatic drain valve 13 (step S101), and whether the low water level
以上説明したクリーニングモードにおいて、制御手段61は、自動排水弁13を開弁すると共に自動給水弁8を開弁して、貯水部6に給水を行って貯水部6を洗浄するようにしたので、自動排水弁13が開弁されたまま給水され、貯水部6に水を貯める前に貯水部6内の底に残ったホコリ、塵、菌などを確実に洗浄して排水することができ、サウナ運転が開始されユーザがサウナ入浴を行う時には貯水部6内にはきれいな水が貯められているので、安心、安全なサウナ入浴を行うことができるものである。
In the cleaning mode described above, the control means 61 opens the
また、前記ステップS102で、制御手段61は、フロートスイッチ40がOFFでないと判断している場合、すなわち、低水位検出用のフロートセンサ40からの検出信号を受ける場合は、前記ステップS102の処理を繰り返し、自動給水弁8を開弁せず貯水部6に給水しないようにしするので、前回のサウナ運転停止後に何らかの理由により排水が行われず前回使用した汚れた水がそのまま貯水部6内に貯水されていたときには、貯水部6内の汚れた水を確実に排水することができ、また、フロートスイッチ40がOFFであると判断した場合、すなわち、フロートスイッチ40からの検出信号を受けなくなったら、一定時間遅延させた後に自動給水弁8を開弁するので、貯水部6内に貯水されていた水が完全に排水されてから給水により貯水部6の底に残ったホコリ、塵、菌などを確実に洗浄して排水することができ、サウナ運転が開始されユーザがサウナ入浴を行う時には貯水部6には清潔な水が貯められているので、安心、安全なサウナ入浴を行うことができるものである。
Further, when the control means 61 determines in step S102 that the
前記ステップS100のクリーニングモードが終了すると、続いて除菌モードA(ステップS200)に遷移するものであり、この除菌モードAでは、貯水部6内底部近傍に配設された加熱ヒータ9に通電し貯水部6内の水を殺菌可能な温度まで加熱すると共に、回転体24を回転させる回転用モータ22を駆動させて、貯水部6内に貯められた水を殺菌すると共に、貯水部6から加熱された温水を汲み上げる回転体24や、回転体24の外周に配置され回転体24と共に回転する多孔体29や、多孔体29を覆うように配置された空気案内筒31に付着したホコリ、塵、菌等を洗い流して清潔な状態にし回転体24、多孔体29、空気案内筒31を除菌・殺菌するものである。
When the cleaning mode in step S100 is completed, the process proceeds to the sterilization mode A (step S200). In this sterilization mode A, the
次に、上記の除菌モードAの作動について図12のフローチャートを用いて説明すると、まず制御手段61は、低水位検出用のフロートスイッチ40がONか否かを判断し(ステップS201)、フロートスイッチ40がONであると判断すると、貯水部6内の水を加熱する加熱ヒータ9に通電させると共に、回転体24を回転させる回転用モータ22の駆動を開始させ(ステップS202)、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が殺菌可能な所定温度、例えば60℃以上か否かを判断する(ステップS203)。
Next, the operation of the sterilization mode A will be described with reference to the flowchart of FIG. 12. First, the control means 61 determines whether or not the low water level
そして、前記ステップS203で、貯水部6内の温水温度が60℃以上であると判断すると、加熱ヒータ9への通電をOFFにすると同時に貯水部6内の水(温水)を加熱殺菌する所定時間、つまり除菌時間のカウントを開始させ(ステップS204)、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が58℃以下になったら、再度加熱ヒータ9に通電し、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が60℃以上になったら、再度加熱ヒータ9への通電をOFFにするというように、貯水部6の温水温度を殺菌可能温度に保つように加熱ヒータ9をON/OFF制御し(ステップS205)、除菌時間、例えば1分間のカウントが終了するまで前記ステップS205を繰り返す(ステップS206)。そして、除菌時間のカウントが終了したと判断すれば(ステップS206でYES)、加熱ヒータ9の通電をOFFにし(ステップS207)、除菌モードAを終了しサウナ装置の準備運転を終了するものである。
If it is determined in step S203 that the temperature of the hot water in the
なお、前記ステップS201でフロートスイッチ40がONした後、給水が継続され高水位検出用のフロートスイッチ41がONしたときには、制御手段61は自動給水弁8を閉弁させて給水を終了するものであり、制御手段61は水位検出手段39(フロートスイッチ40、41)からの検出信号に基づき、自動給水弁8を制御して給水を行い、貯水部6を所定水位範囲内に保持するようにするものである。
When the water supply is continued and the high water level
以上説明した除菌モードAにおいて、加熱ヒータ9に通電させ貯水部6内の水を殺菌可能な温度まで加熱して所定時間その温度を保つと共に、回転体24を回転させる回転用モータ22を駆動させることで、前回のサウナ装置の使用後に、万一、貯水部6内や回転体24、多孔体29、空気案内筒31に菌が付着したままサウナ装置が停止状態になったとしても、回転体24の回転により貯水部6内に貯められた温水が攪拌されて、貯水部6内の温水温度が均一に加熱されるので、貯水部6内の温水をまんべんなく加熱殺菌することができると共に、貯水部6の温水が接する貯水部6内壁も加熱殺菌することができ、さらに、回転体24が回転することで、殺菌可能な温度まで加熱された貯水部6内の温水が、水没している回転体24下端から回転体24表面及び裏面から遠心力で、その面に沿って上昇し、回転体24上端の複数の細孔25から外周に向かって飛散され、汲み上げられた温水の一部は回転体24と同時に回転している多孔体29にぶつかり、又他の温水の一部は多孔部30を通り抜けて、多孔体29外周の空気案内筒31の内壁にぶつかるので、回転体24、多孔体29、空気案内筒31に付着したホコリ、塵、菌等を洗い流して清潔な状態にすることができると共に、回転体24、多孔体29、空気案内筒31を除菌・殺菌することができ、サウナ入浴の直前に加熱殺菌された貯水部6内壁、回転体24、多孔体29、空気案内筒31、及び貯水部6内のきれいな温水を、サウナ運転に使用することができ、ユーザーは安心、安全なサウナ入浴を行うことができるものである。
In the sterilization mode A described above, the
前記ステップS200の除菌モードAが終了しサウナ装置の準備運転を終了すると、続いてサウナ装置のサウナ運転である立ち上げモード(ステップS300)に遷移するものであり、この立ち上げモードでは、送風機35を強運転に設定し送風機35の駆動を開始させると共に、給気口36に取り付けられた空気ヒータ43を通電させ、さらに、貯水部6内に貯水されている温水温度を、室温設定スイッチ55で設定した設定温度よりも高い温度に保つよう加熱ヒータ9をON/OFF制御することで、サウナ室2内の空気を空気ヒータ43により加熱し、微細水滴及びマイナスイオン発生装置1にて、設定温度よりも高い温度に加熱昇温された貯水部6内の温水を破砕して生成された微細水滴及びマイナスイオンを、送風機35により放出口5からサウナ室2に供給して、順次これを繰り返してサウナ室2の空気を循環させて、サウナ室2内の立ち上げを早急に行うものである。
When the sterilization mode A in step S200 is finished and the preparation operation of the sauna device is finished, the operation mode is subsequently changed to a startup mode (step S300) which is a sauna operation of the sauna device. 35 is set to a strong operation to start driving the
次に、上記の立ち上げモードの作動について図13のフローチャートを用いて説明すると、まず制御手段61は、送風機35を強運転に設定し送風機35の駆動を開始させると共に、空気ヒータ43を通電させ(ステップS301)、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が46℃以下になったら、加熱ヒータ9に通電し、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が48℃以上になったら、加熱ヒータ9への通電をOFFにするというように、貯水部6の温水温度を設定温度より高い温度に保つように加熱ヒータ9をON/OFF制御し(ステップS302)、サウナ室2の上部に設けた室温センサ46の検出する検出温度が、設定温度に達するまで前記ステップS302を繰り返す(ステップS303)。そして、設定温度に達したと判断したら(ステップS303でYES)、リモコン52の入浴ランプ60を点灯させると共に、ブザー(図示せず)を鳴らす等して、サウナ室2が設定温度で相対湿度90%以上の低温サウナの使用雰囲気となり入室可能となった旨を報知し(ステップS304)、立ち上げモードを終了するものである。
Next, the operation of the start-up mode will be described with reference to the flowchart of FIG. 13. First, the control means 61 sets the
なお、この立ち上げモード中に貯水部6内の温水が減少した場合であっても、制御手段61は水位検出手段39(フロートスイッチ40、41)からの検出信号に基づき、自動給水弁8を制御して給水を行い、貯水部6を所定水位範囲内に保持するようにするものである。
Even when the hot water in the
以上説明した立ち上げモードにおいて、送風機35を強運転に設定し送風機35の駆動を開始させると共に、給気口36に取り付けられた空気ヒータ43を通電させ、さらに、貯水部6内に貯水されている温水温度を、室温設定スイッチ55で設定した設定温度よりも高い温度に保つよう加熱ヒータ9をON/OFF制御することで、吸引ダクト4を介してサウナ室2内の空気を吸引して、まず空気ヒータ43により加熱昇温させ、次に、この加熱昇温させた空気に、設定温度よりも高い温度に加熱昇温された貯水部6内の温水を破砕して生成された微細水滴及びマイナスイオンをのせて、送風機35の強運転により放出口5からサウナ室2に勢いよく供給して、順次これを繰り返してサウナ室2の空気を素早く循環させて、サウナ室2内が入室可能になるまでの立ち上げを早急に行うことができるものである。
In the start-up mode described above, the
また、この立ち上げモードで、回転体24が回転することで、貯水部6に水没している回転体24下端から回転体24表面及び裏面から遠心力で、その面に沿って上昇し、回転体24上端の複数の細孔25から外周に向かって飛散され、汲み上げられた温水の一部は回転体24と同時に回転している多孔体29にぶつかって破砕され微細水滴となり、この微細水滴及び他の温水の一部は多孔部30を通り抜けて、多孔体29外周の空気案内筒31の内壁にぶつかってさらに破砕されて微細水滴となり、ナノメートルサイズの微細水滴及び大粒の水滴を含むミストが生成されると共に、レナード効果により微細水滴はマイナスに帯電され周りの空気もマイナスに帯電されてマイナスイオンを発生させることができるものである。
Further, in this start-up mode, the rotating
また、送風機35の駆動で給気口36からは、吸引ダクト4を介してサウナ室2内の空気が流入し、回転中の回転体24上方から空気案内筒31に案内されて処理室15内へと流れるが、この時、円筒状の多孔体29と楕円形状の空気案内筒31との間には、一対の大流通路32、32と一対の小流通路33、33が形成されており、ここを空気が流通することで、ベルヌーイの定理より圧力差が生じて圧力が高い大流通路32、32側から圧力が低い小流通路33、33側への空気の流れが発生して乱流となり、大粒のミストは容易に落下して微細水滴だけが存在することとなり、マイナスに帯電した微細水滴である水粒子に多くの空気が接触することで、マイナスイオンも大量に得ることができ、しかもこの時、空気中に含まれている塵や細菌は微細水滴以外の大粒の水滴に囲まれて、貯水部6の温水中に落下し、そのまま水中に止まることで、空気清浄も同時に行われるもので、この空気清浄も空気の乱流になって良好に行われるものである。
In addition, air in the sauna chamber 2 flows from the
また、加熱昇温された貯水部6の温水を処理室15内で破砕し、生成されたミスト及びマイナスイオンを含む空気は、仕切壁14の下の連通路17を通過する下向きの流れで、大粒の水滴は自重で水中に落下すると共に、続く分離室16を上昇する過程で残った微細水滴は、先ず仕切壁14の下端の第1の邪魔板26にぶつかり大粒の水滴に成長して落下し、次に蛇行路28を流通しながらも落下し、第2の邪魔板27にもぶつかって最後の大粒の水滴に成長して落下し、再び蛇行路28を流通して、最終的にはナノメートルサイズの微細水滴が送風機35を通って放出口5からサウナ室2内に放出され、これによって、大粒の水滴の放出が確実に阻止されナノメートルサイズの微細水滴とマイナスに帯電した空気によるマイナスイオンのみが、放出口5から放出されることとなり、床や壁が塗れる心配がなく安心して使用できると共に、微細水滴とマイナスイオンがいっぱいの良好なサウナ雰囲気を形成することができるものである。
Further, the hot water in the
前記ステップS300の立ち上げモードが終了すると、続いて安定モード(ステップS400)に遷移するものであり、この安定モードでは、加熱ヒータ9のON/OFF制御を、貯水温度センサ44で検出する貯水部6の温水温度に基づく制御から室温センサ46で検出するサウナ室2内の室内温度に基づく制御に切り換えることで、設定温度での安定した快適なサウナ入浴を行えるようにするものであり、さらに送風機35を強運転から弱運転に切り換えることで、サウナ室2内の騒音を抑えてユーザが快適なサウナ入浴を行えるようにするものである。
When the start-up mode in step S300 is completed, the operation proceeds to the stable mode (step S400). In this stable mode, the water storage section that detects the ON / OFF control of the
次に、上記の安定モードの作動について図14のフローチャートを用いて説明すると、まず制御手段61は、空気ヒータ43への通電をOFFにすると共に、送風機35を弱運転にし(ステップS401)、連続運転時間である予め設定された所定時間(例えば60分)のカウントを開始する(ステップS402)。ここで、連続運転時間は、サウナ室2内が設定温度に達したときにカウントが開始されるものである。続いて、室温センサ46で検出するサウナ室2内の温度が、設定温度−0.5℃以下になったら、加熱ヒータ9に通電し、室温センサ46で検出するサウナ室2内の温度が設定温度以上になったら、加熱ヒータ9への通電をOFFにするというように、サウナ室2内の温度を設定温度に保つように加熱ヒータ9をON/OFF制御し(ステップS403)、そして、連続運転開始から所定時間、例えば10分が経過したら換気扇47に所定時間、例えば10秒程度駆動させてサウナ室2内の換気を行い、10秒経過したら換気扇47をOFFにし、再び10分が経過したら換気扇47に10秒程度駆動させてサウナ室2内の換気を行い、10秒経過したら換気扇47をOFFにするというように換気扇47を制御し(ステップS404)、連続運転時間のカウントが終了までは前記ステップS403及び前記ステップS404を繰り返す(ステップS405)。そして、連続運転時間のカウントが終了したと判断したら(ステップS405でYES)、ブザー等を鳴らして、入浴ランプ60及び運転ランプ57を消灯すると共に、送風機35を停止させ(ステップS406)、安定モードを終了しサウナ運転を終了するものである。なお、安定モード中に運転スイッチ56がOFF操作された場合は、即刻前記ステップS406の処理に移行し、安定モードを終了しサウナ運転を終了するものである。
Next, the operation in the above-described stable mode will be described with reference to the flowchart of FIG. 14. First, the control means 61 turns off the power to the
なお、この安定モード中に貯水部6内の温水が減少した場合であっても、制御手段61は水位検出手段39(フロートスイッチ40、41)からの検出信号に基づき、自動給水弁8を制御して給水を行い、貯水部6を所定水位範囲内に保持するようにするものである。
Even when the hot water in the
以上説明した安定モードにおいて、加熱ヒータ9のON/OFF制御を、前記ステップS403のように貯水温度センサ44で検出する貯水部6の温水温度に基づく制御から室温センサ46で検出するサウナ室2内の室内温度に基づく制御に切り換えることで、サウナ室2内の温度が設定温度に対してズレの少ない安定したものとなり、快適なサウナ入浴を行うことができるものである。
In the stable mode described above, the ON / OFF control of the
また、前記ステップS401で送風機35を強運転から弱運転に切り換えることで、ユーザがサウナ室2に入室する際には、サウナ室2内の騒音を抑えることができ、また、送風機35の弱運転によりサウナ室2内の空気の循環を減らすことで、室温の変動を抑制することができ、設定温度に対してズレの少ない安定・快適なサウナ入浴を行うことができるものである。
In addition, by switching the
また、前記ステップS404のように所定時間毎に短時間換気扇47を駆動させる制御を行うことで、密閉されたサウナ室2内にサウナ室2外から空気取入口50を介して時折新鮮な空気が供給され、サウナ特有の息苦しさを緩和することができ、快適なサウナ入浴を行うことができるものである。
Further, by performing the control for driving the
また、設定温度38℃〜42℃、ナノメートルサイズの微細水滴で相対湿度90%以上のマイナスイオンいっぱいの低温サウナ雰囲気のサウナ室2内で、サウナ入浴すると、水分子付加マイナスイオン分子群が直接肌等に作用して汗腺を開くことにより、発汗が容易になり大量の汗をかき体内の老廃物を排出できるものであり、また肺から吸引されたマイナスイオンは血液中に入り、その還元作用で血液の酸化を阻止し血液サラサラ状態とすると共に、その循環を良くし、末梢血管まで血液を行き渡らせることにより、痛みや懲りを緩和することができるものと考えられる。 In addition, when bathing in a sauna in a low-temperature sauna atmosphere 2 with a set temperature of 38 ° C. to 42 ° C. and fine water droplets of nanometer size and a relative humidity of 90% or more and full of negative ions, water molecules added negative ion molecules group directly By opening the sweat glands by acting on the skin, etc., sweating can be facilitated, and a large amount of sweat can be discharged to discharge waste products in the body, and negative ions sucked from the lungs enter the blood and reduce it It is thought that pain and punishment can be alleviated by preventing blood oxidation and making the blood smooth, improving circulation and spreading blood to peripheral blood vessels.
また、前記マイナスイオンには、疲労回復効果、精神安定効果、血液の浄化効果、抵抗力の増進効果、自律神経調整効果等があり、さらにナノメートルサイズの微細水滴によって、空気中の隅々まで行き渡り汚れた空気や細菌を抑制し、臭いまでも分解するもので、脱臭効果、除塵効果、除菌効果、勿論加湿効果があるものであり、この加湿はベトツキがないサラサラで潤いのある空気で、毛穴からの浸透でお肌と髪の潤いを保つ効果を有するものである。 In addition, the negative ions have fatigue recovery effect, mental stability effect, blood purification effect, resistance enhancement effect, autonomic nerve adjustment effect, etc., and nanometer-sized fine water droplets to every corner in the air Suppresses dirty air and bacteria and breaks down odors, and still has a deodorizing effect, dust removing effect, sterilizing effect, and of course a humidifying effect. This humidification is smooth and moist air with no stickiness. It has the effect of keeping the skin and hair moistened by penetration from the pores.
前記ステップS400で安定モードが終了しサウナ運転が終了すると、続いてサウナ装置の終了運転である除菌モードB(ステップS500)に遷移するものであり、この除菌モードBでは、サウナ運転で送風機35を駆動させサウナ室2内の空気を循環させた結果、細菌などを取り込んだ貯水部6内の温水を、加熱ヒータ9により殺菌可能な温度まで加熱すると共に、回転体24を回転させる回転用モータ22を駆動させることで、貯水部6内に貯められた温水を殺菌すると共に、その温水により貯水部6から加熱された温水を汲み上げる回転体24や、回転体24の外周に配置され回転体24と共に回転する多孔体29や、多孔体29を覆うように配置された空気案内筒31に付着したホコリ、塵、菌等を洗い流して清潔な状態にし、回転体24、多孔体29、空気案内筒31を除菌・殺菌するものである。
When the stable mode is finished in step S400 and the sauna operation is finished, the operation is subsequently shifted to the sterilization mode B (step S500), which is the termination operation of the sauna device. In this sterilization mode B, the blower is used in the sauna operation. As a result of driving 35 to circulate the air in the sauna chamber 2, the hot water in the
次に、上記の除菌モードBの作動についてフローチャート図15を用いて説明すると、まず制御手段61は、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が殺菌可能な所定温度、例えば60℃以上か否かを判断し(ステップS501)、貯水部6内の温水温度が60℃以上であると判断すると、加熱ヒータ9への通電をOFFにすると同時に貯水部6内の水(温水)を加熱殺菌する所定時間、つまり除菌時間のカウントを開始させ(ステップS502)、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が58℃以下になったら、加熱ヒータ9に通電し、貯水温度センサ44で検出する貯水部6内の温水温度が60℃以上になったら、加熱ヒータ9への通電をOFFにするというように、貯水部6の温水温度を殺菌可能温度に保つように加熱ヒータ9をON/OFF制御し(ステップS503)、除菌時間、例えば1分間のカウントが終了するまで前記ステップS503を繰り返す(ステップS504)。そして、除菌時間のカウントが終了したと判断すれば(ステップS504でYES)、加熱ヒータ9の通電をOFFにすると共に、回転用モータ22の駆動を停止させ、さらに自動排水弁13を開弁し(ステップS505)、除菌モードBを終了するものである。
Next, the operation of the sterilization mode B will be described with reference to the flowchart of FIG. 15. First, the control means 61 first determines a predetermined temperature at which the hot water temperature in the
以上説明した除菌モードBにおいて、サウナ運転によりサウナ室2内の空気を循環させた結果、細菌などを取り込んだ貯水部6内の温水を、殺菌可能な温度まで加熱して所定時間その温度を保つと共に、回転体24を回転させる回転用モータ22を駆動させることで、回転体24の回転により貯水部6内に貯められた水が攪拌されて、貯水部6内の温水温度が均一に加熱されるので、貯水部6内の水をまんべんなく加熱殺菌することができると共に、貯水部6の温水が接する貯水部6内壁も加熱殺菌することができ、さらに、回転体24が回転することで、殺菌可能な温度まで加熱された貯水部6内の温水が、水没している回転体24下端から回転体24表面及び裏面から遠心力で、その面に沿って上昇し、回転体24上端の複数の細孔25から外周に向かって飛散され、汲み上げられた温水の一部は回転体24と同時に回転している多孔体29にぶつかり、又他の温水の一部は多孔部30を通り抜けて、多孔体29外周の空気案内筒31の内壁にぶつかるので、回転体24、多孔体29、空気案内筒31に付着したホコリ、塵、菌等を洗い流して清潔な状態にすることができると共に、回転体24、多孔体29、空気案内筒31を除菌・殺菌することができ、加熱殺菌し終わった貯水部6内の温水を排水して、貯水部6内の清潔を保つことができるものである。
In the sterilization mode B described above, as a result of circulating the air in the sauna room 2 by the sauna operation, the warm water in the
前記ステップS500の除菌モードBが終了すると、続いて乾燥モード(ステップS600)に遷移するものであり、この乾燥モードでは、送風機35の駆動を開始させると共に、給気口36に取り付けられた空気ヒータ43を通電させ、さらに換気扇47を駆動させることで、微細水滴及びマイナスイオン発生装置1内や吸引ダクト4内及びサウナ室2内を乾燥させるものである。
When the sterilization mode B in step S500 is completed, the process proceeds to the drying mode (step S600). In this drying mode, the
次に、上記の乾燥モードの作動について図16のフローチャートを用いて説明すると、まず制御手段61は、送風機35を強運転に設定し送風機35の駆動を開始させると共に、空気ヒータ43を通電させ、さらに換気扇47を駆動させ(ステップS601)、換気ランプ59が点灯し、予め設定した乾燥時間、例えば90分間のカウントが終了したか否かを判断し(ステップS602)、乾燥時間が終了したと判断すると、送風機35の駆動を停止させると共に、空気ヒータ43の通電をOFFにし、さらに換気扇47の駆動を停止させて(ステップS603)、換気ランプ59が消灯して乾燥モードを終了しサウナ装置の終了運転を終了してサウナ装置は停止状態となるものである。なお、自動排水弁13は開弁の状態のままサウナ装置は停止状態となるものである。
Next, the operation of the above-described drying mode will be described with reference to the flowchart of FIG. 16. First, the
以上説明した乾燥モードにおいて、送風機35の駆動を開始させると共に、給気口36に取り付けられた空気ヒータ43を通電させ、さらに換気扇47を駆動させることで、サウナ室2内の湿気を排出すると共に、空気ヒータ43にて加熱した空気を微細水滴及びマイナスイオン発生装置1内や吸引ダクト4内及びサウナ室2内を循環させて、微細水滴及びマイナスイオン発生装置1内や吸引ダクト4内及びサウナ室2内の乾燥が行われるので、装置1内や吸引ダクト4内及びサウナ室2内でのカビの発生や菌等の繁殖を防止することができるものである。
In the drying mode described above, the
また、前記サウナ装置の停止状態では自動排水弁13のみ開弁した状態としているので、サウナ装置の停止状態では、貯水部6内に水が貯まっていることがなく、微細水滴及びマイナスイオン発生装置1内を清潔な状態に保つことができるものである。
Further, since only the
また、先に述べたように、前記サウナ装置の運転開始から運転停止までの一連の動作の中で、前記サウナ運転開始前及び前記サウナ運転終了後の2回除菌モード(除菌モードA及び除菌モードB)を行うことで、微細水滴及びマイナスイオン発生装置1内、特に貯水部6内、回転体24、多孔体29、空気案内筒31の確実な除菌ができ、さらに除菌モードBの後に、乾燥モードを行うことで、貯水部6内の温水を排水してからのサウナ装置、特に微細水滴及びマイナスイオン発生装置1内、サウナ室2内、吸引ダクト4内の乾燥により、サウナ装置の清潔を保つと共に、細菌・雑菌等の繁殖を確実に防止することができ、衛生性に優れたサウナ装置を実現したものである。
In addition, as described above, in the series of operations from the start of operation of the sauna device to the stop of operation, the two-time sterilization mode (sterilization mode A and By performing the sterilization mode B), it is possible to surely sterilize the fine water droplets and the negative ion generator 1, particularly the
なお、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、上記の一実施形態の安定モードでは、所定時間毎に換気扇47を短時間駆動させているが、換気扇47が駆動される所定時間前、例えば30秒前にサウナ室2内の室温を、設定温度+α(例えば、α=1℃、2℃)のように設定温度よりも若干高くなるように、加熱ヒータ9を制御するようにしてもよく、そうすることで、換気扇47が駆動したときには新鮮な空気を取り入れつつ換気による室温の低下を事前に防止でき、快適なサウナ入浴を行うことができるものである。
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and in the stable mode of the above-described embodiment, the
また、除菌モードAでの除菌時間と除菌モードBでの除菌時間とを、所定時間、この一実施形態では1分間として、除菌モードAと除菌モードBとで同じ時間としているが、除菌モードBの除菌時間を除菌モードAの除菌時間よりも長くしてもよい。これは、サウナ室2内に微細水滴及びマイナスイオンを供給し、サウナ室2内の空気を循環させる前記サウナ運転は、サウナ室2内を循環する空気中に含まれている細菌等を、処理室15内で水滴により捕捉して貯水部6の温水中に留めたり、処理室15内の回転体24や多孔体29等の部品に付着する場合があり、細菌が繁殖する可能性があるからで、前記サウナ運転終了後の除菌モードBでの除菌時間を前記サウナ運転開始前の除菌モードAでの除菌時間よりも長くすることで、より確実にそれらの細菌等を除菌することができるものである。
Further, the sterilization time in the sterilization mode A and the sterilization time in the sterilization mode B are set to a predetermined time, 1 minute in this embodiment, and the same time is used in the sterilization mode A and the sterilization mode B. However, the sterilization time in the sterilization mode B may be longer than the sterilization time in the sterilization mode A. This is because the sauna operation in which fine water droplets and negative ions are supplied into the sauna room 2 and the air in the sauna room 2 is circulated, bacteria and the like contained in the air circulating in the sauna room 2 are treated. Since it may be trapped by water droplets in the
1 微細水滴及びマイナスイオン発生装置
2 サウナ室
6 貯水部
9 加熱ヒータ(加熱手段)
12 排水管
13 排水弁
24 回転体(水破砕手段)
29 多孔体(水破砕手段)
35 送風機
43 空気ヒータ(空気加熱手段)
61 制御手段
62 表示部
63 給水温度センサ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Fine water droplet and negative ion generator 2
12
29 Porous material (water crushing means)
35
61
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