JP5178066B2 - 軽トラック専用コンテナ装置、およびそれ用のコンテナユニット - Google Patents
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軽自動車規格の車体寸法および積載量に設定された軽貨物自動車は、その軽快な機動性や経済性によって小規模の短距離輸送や建築、資材、設備、一般小売業、農林水産業など様々な分野で利用されており、特に平ボディー型の軽トラックは、人手やクレーンによる荷物の積み降ろしに制限がなく、汎用性が高いという利点をもち、最も広範に利用されている反面、天面を開放した荷台には直接、雨水や積雪を受けて搭載した商品や工具、資材類などを保護できないという欠点があり、防雨雪用樹脂防水の施された軟質シートで左右後部の各煽りと鳥居との間を覆い、その周縁各部をゴム紐などによって各煽り外周のフックに掛けるか、または煽り下縁にフック掛けするかなどすると共に、鳥居中央付近を各煽り上端縁に被せた外周がわよりも高くするよう張設し、雨水や積雪の落下を促すようにした荷台カバーが盛んに利用されている。
そうした状況から、例えば特開2005−170142号公報「トラック車両の荷台に設ける雨水浸入防止屋根装置」発明として提案されているもののように、縦断面略H形のレール状に形成した左右取付具を、その下部に形成した装着部を介してトラック車両荷台の左右各煽り部上縁に装着し、各取付具上部に形成した支承部間にドーム状に湾曲させた屋根板体を組み込み、該屋根板体の左右何れか一方の下縁を前記支承部に対して取り外したときに、この取り外した屋根板体の下縁を前記荷台の上方位置に保持せしめて荷台側方を開放状態とする保持手段を設けたものとし、屋根板体が荷台上の雨水や雪の浸入防止屋根となり、側方開放部からの積み下ろしができ、しかも、側方開放部は保持手段によって保持されるから積み下ろし作業の邪魔になったり、外れたりすることがないという利点が得られるようにしたものや、特開2000−38080号公報に開示された「トラック用荷台カバー」発明のように、運転者席後方窓より低い緩やかなドーム形としたFRP製一体型荷台カバー本体の左右側壁面下方支端外縁部を、荷台側板の外方に覆うよう膨らませ、下方支端外縁部の内壁に取付け片を設け、これに狹着部を形成する一部材を固着し、他の部材を荷台側板に着脱自在に狹着すると共に、荷台カバー本体の左右側壁面にある荷物取出し用の扉と横全幅に開く後方扉とを夫々、防水処置を施して設けたものとし、ドーム状の屋根面は雪が積もりにくく、扉枠の溝部やゴムパッキンによって雨水が入り込まないようにしたもの等が散見される。
上述した事例に代表されるとおり、これまでにも軽トラック用の様々な荷台カバーに関する提案がない訳ではなく、確かにそれらの何れもが荷台上の雨水や積雪などの排除を促進できるものではあったが、軟質シート素材やゴム紐部品などの経年劣化、破損の問題の外、強い季節風や台風などの荒天下で荷台の一部を開放し、搭載荷物を取り出そうとすると、軟質シートがバタバタと激しく跳舞してしまったり、または、硬質な屋根板を開放したときに大きな風圧に煽られてしまうなど、円滑な取り扱いが非常に困難な場合がある上、荷台の一部のみを開放するのが難しく、開放したときに多くの雨や雪が荷台カバー内の荷台上に浸入してしまうという問題、そして、こうした従来型の荷台カバー類の最も厄介な問題として、搭載容積の大幅な減少という難点が付きまとうことなどの理由からであろう、これまでのところでは、未だそれらの欠点を解消した軽トラック平ボディー用の荷台カバー類が開発されたという情報は得ておらず、ましてや、積み込んだ小物を整理して安全に運行できるようにした技術についての提案が未だなされていないということに対し、長年に亘る軽トラック利用者として多いに疑問を抱いてきていた。
そこで、この発明は、このような様々な問題を解決しようとして、多大な経費と時間とを掛けて軽合金製などのコンテナを専門業者に特注する必要もなく、各部部品毎に在庫管理、輸送、販売可能であり、軽トラック使用者がその必要に応じて手軽に近隣のホームセンターやカーショップなどで部品一点毎から購入し、利用内容に応じて組み合わせ、簡単に組み立て搭載でき、しかも風雨雪から搭載貨物を十分に保護すると共に、上下にも多段組み合わせ状として搭載容積拡大を実現化できる上、高い耐久寿命と経済性とを達成可能な軽トラック専用の新たな積載技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の軽トラック専用コンテナユニット、およびそれを利用した新規な構造のコンテナ装置を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の軽トラック専用コンテナユニットは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、軽トラック荷台の左右煽り間の内法巾寸法および鳥居から後部煽り間の前後長内法寸法に収まり、それら荷台内に遊び空間を少なくし得る平面矩形で、当該軽トラック荷台上に煽り高を越えてその2倍以下に止まる高さ寸法の収納室を確保するようにした枠体からなり、該枠体天面全面は、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、その要部か、またはそれに連続する左右各枠部にまで達する部分に、当該収納室内に通じる上面開放口を形成すると共に、該上面開放口には、これを開閉自在とする天面蓋が水密状に組み込まれるようにした覆い板部で隠蔽したものとする一方、当該枠体前後各枠部の中の少なくとも後枠部に側面開放口を形成すると共に、該側面開放口には、これを開閉自在とする側面扉が水密状に組み込まれてなるものとした構成を要旨とする軽トラック専用コンテナユニットである。
上記した、軽トラック専用コンテナユニットに関連し、この発明には、それを利用したコンテナ装置も包含される。
即ち、軽トラック荷台の左右煽り間の内法巾寸法および鳥居から後部煽り間の前後長内法寸法に収まり、それら荷台内に遊び空間を少なくし得る平面矩形で、当該軽トラック荷台上に煽り高を越えてその2倍以下に止まる高さ寸法の収納室を確保すると共に、同軽トラック荷台底面からキャビンルーフ上面までの高さ寸法を、積み重ね段数に応じて分割した所定高さ寸法に設定された枠体からなり、該枠体天面全面は、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、その要部か、またはそれに連続する左右各枠部にまで達する部分に、当該収納室内に通じる上面開放口を形成すると共に、該上面開放口には、これを開閉自在とする天面蓋が水密状に組み込まれるようにした覆い板部で隠蔽したものとする一方、当該枠体前後各枠部の中の少なくとも後枠部に側面開放口を形成すると共に、該側面開放口には、これを開閉自在とする側面扉を水密状に組み込んでなるコンテナユニットの複数を、ボルト・ナットからなる縦貫型連結機構の組み合わせによって上下複数段に連結可能とするようにした、上述までのこの発明の基礎をなす軽トラック専用コンテナユニットを利用してなるコンテナ装置である。
コンテナユニットは、軽トラック荷台上に簡便に搭載可能であって必要に応じて複数台を上下複数段積み上げ積載可能とするものであり、風雪などの荒天や太陽光の紫外・赤外線などから隠蔽するよう収納荷物を保護可能とする機能を果たすものであり、防水性を有する硬質な素材製のものとして降り注ぐ雨水を速やかに流下排水すると共に、積雪を自動的に落下排雪可能とする機能を兼備したものとしなければならず、必要箇所に物品出納用の開放口を形成し、防水性を得るよう密閉可能な蓋や扉を設けたものとすべきであり、一人でも取り扱いや運搬が容易な程度に分解可能且つ軽量な複数の部品からなるものとするのが望ましく、主要な部品を例えばポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、その他の合成樹脂製や、ガラス繊維強化樹脂、炭素繊維強化樹脂などの複合素材製、または、アルミニウム、ジュラルミン、ステンレス、チタン、その他の耐食性に秀れた金属製とすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
以上のとおりの構成からなるこの発明のコンテナユニット1は、図5および図6に示したように、枠体3(中仕切り板36有りまたはなし)、前後枠部32,4(側面開放口41、側面扉43有りまたはなし)および覆い板部5(上面開放口51、天面蓋53有りまたはなし)を、日用工具類によって簡単に組み立てることが可能であり、各部品単位で販売することにより、利用者の希望に最も適した収納室35または分割室38を有するものに組み立てることが可能であり、しかも分割状態の各部品は軽量で一人または二人程度の少人数で簡単に運搬ならびに組み立てることが可能である。
そして、図4ないし図7中に示すコンテナユニット1のように、覆い板部5や枠体3の複数箇所に穿孔した縦貫型連結機構7用連結孔71,71,……の夫々に、同形状の密栓55,55,……を、その上端が覆い板部5天面に面一状となるよう嵌着し、その水密性をさらに高めてある。
図12中に示した蟻溝利用の軽トラック専用コンテナユニット1は、図13ないし15に示したとおり、工具類を一切使用せずに簡単に組み立てることが可能であり、図13の中仕切り板36は、収納室35を前後に分割するように装着したものとすることが可能である外、前後何れか一方または前後双方の分割室38,38を、さらに左右に分割して三分割もしくは四分割に自由に区画することができ、必要に応じて区画状態を変更できるようにしてある。
以上のような構成からなる実施例1の軽トラック専用コンテナユニット1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1ないし図5中に示した枠体3収納室35内に中仕切り板36を形成し、四つに区画された各分割室38,38,……上の覆い板部5左右外側よりとなる箇所夫々に、個別の上面開放口51,51,……を開口し、同覆い板部5中央寄りとなる箇所にヒンジ42,42,……を介して開閉可能とした天面蓋53,53,……を装着したものとしてあり、各ハンドル溝44,44,……を軽トラック9荷台91の左右外がわから操作し易い左右側壁部分に配置可能とし、従来型の軟質シート製荷台カバーのような開閉操作の煩わしさを解消して簡単且つ迅速な貨物の収納および取り出しを実現可能とし、さらに各側面扉43や天面蓋53,53,……の排水溝52およびパッキンによる防水構造、および開閉遊端がわに設けた閉止爪54,54,……によって一層強固な閉鎖を実現し、雨水や積雪の収納室35内への浸入を確実に阻止することができるという効果が得られる。
図12ないし図15の蟻溝利用の軽トラック専用コンテナユニット1は、工具類を一切使用せずに効率的に組み立てることができ、軽量で経済的にも秀れ、ボルトなどの金属製部品を使用しないものとして防錆に秀れたものとすることができ、中仕切り板36を取り外すような作業を容易に行えるという特徴が得られるものであり、前枠部32を、図14中に示したように、隙間調節機構8の機能を果たす肉厚寸法Lのものに変更可能とし、図23中に示すよう、異なるメーカーの荷台91前後長内法寸法の大きな軽トラック9にもぴったり搭載することができ、前後方向のズレ動きを防止してより安全な搭載を実現化するという効果が得られるものとなる。
叙述の如く、この発明の軽トラック専用コンテナユニット、およびそれを利用したコンテナ装置は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造および組み立てが容易で、従前からの荷台カバー等では得られないより高い積載機能を持たせることができ、様々なニーズに応じて所望の区分けになるよう組み立てて整理、使い分けが可能なり、しかも荒天下に曝される作業車両用として積載物の整理、保管において特に秀れた効果を発揮すると共に、荷台上の排水や排雪作業を不要とし、運行前後の積載物の準備あるいは取出し作業効率を確実に改善し得るものとなることから、軽トラックを頻繁に利用する農林水産業界を始め、短距離輸送や建築、土木、資材、設備、食品、酒類、生活雑貨、家具、花、自転車、バイクその他を取り扱う各種小売店などといった様々な業界は固よりのこと、一般家庭で格納庫兼用に軽トラックを所有する人々などからも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
C 同 左右全巾寸法
2 コンテナ装置
21 同 ルーフキャリア
3 枠体
31 同 左右各枠部
32 同 前枠部
33 同 底板部
34 同 重積用台板部
35 同 収納室
36 同 中仕切り板
37 同 排水孔
38 同 分割室
39 同 六角穴付きボルト
4 後枠部
41 同 側面開放口
42 同 ヒンジ
43 同 側面扉
44 同 ハンドル溝
5 覆い板部
S 同 角度(所定下り勾配)
51 同 上面開放口
52 同 排水溝
53 同 天面蓋
54 同 閉止爪
55 同 密栓
56 同 案内レール
6 搭載固定機構
61 同 抜留め端部
62 同 抜け留め用ボルト・ナット(またはR字型クリップ)
63 同 挟着端部
64 同 水平軸心ナット
65 同 挟着用ボルト
7 縦貫型連結機構
71 同 連結孔
72 同 両ボルト
73 同 環状座金部
74 同 ナット
75 同 補強板
76 同 長尺ボルト
8 隙間調節機構
81 同 ボルト・ナット
G 同 左右煽りとの隙間の1/2の寸法
L 同 前枠部の前方突出肉厚寸法
9 軽トラック
91 同 荷台
92 同 鳥居
93 同 左右煽り
94 同 後部煽り
95 同 キャビン
W 同 左右内法巾寸法
Claims (11)
- 軽トラック荷台の左右煽り間の内法巾寸法および鳥居から後部煽り間の前後長内法寸法に収まり、それら荷台内に遊び空間を少なくし得る平面矩形で、当該軽トラック荷台上に煽り高を越えてその2倍以下に止まる高さ寸法の収納室を確保すると共に、同軽トラック荷台底面からキャビンルーフ上面までの高さ寸法を、積み重ね段数に応じて分割した所定高さ寸法に設定された枠体からなり、該枠体天面全面は、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、それら何れかが有する形状においての必要な部位か、またはそれに連続する左右各枠部にまで達する部分に、当該収納室内に通じる上面開放口を形成すると共に、該上面開放口には、これを開閉自在とする天面蓋が水密状に組み込まれるようにした覆い板部で隠蔽したものとする一方、当該枠体前後各枠部の中の少なくとも後枠部に側面開放口を形成すると共に、該側面開放口には、これを開閉自在とする側面扉を水密状に組み込んでなるコンテナユニットの複数を、ボルト・ナットからなる縦貫型連結機構の組み合わせによって上下複数段に連結可能とした上、その最上段コンテナユニット天面に重なる平面形状か、または、それに軽トラックキャビンルーフ上の後ろがわの一部か、略全面に重なる形状を加えた平面形状かの何れかに設定した天面開放型のルーフキャリアを、該縦貫型連結機構の組み合わせによって積み上げ搭載可能としてなることを特徴とする軽トラック専用コンテナ装置。
- 最上段コンテナユニットを除く中下段の各コンテナユニットは、その枠体天面全面に、直上に搭載する上段コンテナユニット枠体の底板部を兼ねる重積用台板部を組み込み可能とするか、または一体形成してなるものとした、請求項1記載の軽トラック専用コンテナ装置。
- 軽トラック荷台の左右煽り間の内法巾寸法および鳥居から後部煽り間の前後長内法寸法に収まり、それら荷台内に遊び空間を少なくし得る平面矩形で、当該軽トラック荷台上に煽り高を越えてその2倍以下に止まる高さ寸法の収納室を確保するようにした枠体からなり、該枠体天面全面は、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、それら何れかが有する形状においての必要な部位か、またはそれに連続する左右各枠部にまで達する部分に、当該収納室内に通じる上面開放口を形成すると共に、該上面開放口には、これを開閉自在とする天面蓋が水密状に組み込まれるようにした覆い板部で隠蔽したものとする一方、当該枠体前後各枠部の中の少なくとも後枠部に側面開放口を形成すると共に、該側面開放口には、これを開閉自在とする側面扉が水密状に組み込まれてなるものとした、請求項1または2何れか一項記載の軽トラック専用コンテナ装置用のコンテナユニット。
- 軽トラック荷台の左右煽り間の内法巾寸法および鳥居から後部煽り間の前後長内法寸法に収まり、それら荷台内に遊び空間を少なくし得る平面矩形で、当該軽トラック荷台上に煽り高を越えてその2倍以下に止まる高さ寸法の収納室を確保するようにした枠体からなり、該枠体天面全面は、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、それら何れかが有する形状においての必要な部位か、またはそれに連続する左右各枠部にまで達する部分に、当該収納室内に通じる上面開放口を形成すると共に、該上面開放口には、これを開閉自在とする天面蓋が水密状に組み込まれるようにした覆い板部で隠蔽したものとする一方、当該枠体前後各枠部の中の少なくとも後枠部に側面開放口を形成すると共に、該側面開放口には、これを開閉自在とする側面扉が水密状に組み込まれてなるものとし、当該収納室内に搭載した物品を外界から隠蔽、保護すると共に、下り勾配とした覆い板部で降雨雪を速やかに排除し得るようにした、請求項1または2何れか一項記載の軽トラック専用コンテナ装置用のコンテナユニット。
- 軽トラック荷台の左右煽り間の内法巾寸法および鳥居から後部煽り間の前後長内法寸法に収まり、それら荷台内に遊び空間を少なくし得る平面矩形で、当該軽トラック荷台上に煽り高を越えてその2倍以下に止まる高さ寸法の収納室を確保するようにした枠体からなり、該枠体天面全面は、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、その左右巾中央から左右各枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、前枠部から後枠部に掛けて所定下り勾配を有するか、または、それら双方を兼ね備えるかの何れかによる形状のものであって、それら何れかが有する形状においての必要な部位か、またはそれに連続する左右各枠部にまで達する部分には、当該収納室内に通じる上面開放口を形成すると共に、該上面開放口には、これを開閉自在とする天面蓋が水密状に組み込まれるようにした覆い板部で隠蔽したものとする一方、当該枠体前後各枠部の中の少なくとも後枠部に側面開放口を形成すると共に、該側面開放口には、これを開閉自在とする側面扉が水密状に組み込まれてなるものとした、請求項1または2何れか一項記載の軽トラック専用コンテナ装置用のコンテナユニット。
- 枠体は、左右各枠部および/または前後各枠部適所間に収納室内を平面二分割、または平面三分割以上可能な中仕切り板を組み込み可能とし、それら分割室上であって覆い板部の左右端寄りとなる所要の部分か、またはそれに連続する左右各枠部にまで達する部分夫々に上面開放口を形成すると共に、各上面開放口には、これらを個別に開閉自在とする天面蓋が夫々水密状に組み込まれるようにした、請求項3ないし5何れか一項記載の軽トラック専用コンテナユニット。
- 枠体は、軽トラック荷台に搭載した場合に、左右各枠部の左右煽り上端付近に対応する箇所夫々に、対峙する各煽り上端に挟着可能な搭載固定機構を組み込み可能に形成してなるものとした、請求項3ないし6何れか一項記載の軽トラック専用コンテナユニット。
- 枠体および覆い板部は、収納室平面形左右外がわ付近であって前後略等間隔置きの互いに上下対応する複数箇所夫々に、ボルト・ナットからなる縦貫型連結機構の組み込みを可能とする連結孔を穿設し、それら連結孔に縦貫型連結機構を組み込み、複数個のコンテナユニット同士を積み重ね搭載可能としてなるものとした、請求項3ないし7何れか一項記載の軽トラック専用コンテナユニット。
- 枠体および覆い板部は、収納室平面形左右外がわ付近であって前後略等間隔置きの互いに上下対応する複数箇所夫々に、下段コンテナユニット覆い板部とその直上段コンテナユニット下端との間に挟み込む一枚または複数枚の補強板、および、それら補強板を貫通するボルト・ナットからなる縦貫型連結機構の組み込みを可能とする連結孔を穿設し、それら連結孔に補強板を伴う縦貫型連結機構を組み込み、複数個のコンテナユニット同士を積み重ね搭載可能としてなるものとした、請求項3ないし8何れか一項記載の軽トラック専用コンテナユニット。
- 枠体は、その前後各枠部の中、軽トラック荷台に搭載した場合に鳥居後面に対峙するがわとなる何れか一方適所に、隙間調節機構が組み込まれてなるものとした、請求項3ないし9何れか一項記載の軽トラック専用コンテナユニット。
- 枠体は、前後左右各枠部の下端間に底板部を組み込み可能、または、一体形成してなる有底箱形のものとした、請求項3ないし10何れか一項記載の軽トラック専用コンテナユニット。
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