JP5174967B2 - 遊休モード端末の位置更新方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線接続システムにおいて移動端末がページンググループを移動する際に様々な位置更新を行う方法に関するものである。
以下では、本発明の実施例に関するページンググループ及び端末の遊休モードについて簡略に説明する。
図1は、複数の基地局からなるページンググループの一例を示す図である。
ページングとは、移動通信において着信呼の発生時に該当の移動端末(MS:Mobile Station)の位置(例えば、ある基地局またはある交換局など)を把握する機能のことをいう。図1に示すように、遊休モード(Idle Mode)を支援する複数の基地局(BS:Base Station)がページンググループ(Paging Group)に含まれてページング領域を構成することができる。
ここで、ページンググループは論理的なグループのことを指す。ページンググループの目的は、移動端末(MS)をターゲット(target)とするトラフィックがある場合、ダウンリンク(DL:DownLink)でページ(page)されうる隣接範囲領域を提供することにある。ページンググループは、特定の端末が大部分の時間を同一のページンググループ内で存在できる程度に十分に大きく、ページング負荷が適正なレベルを維持するように十分に小さいものでなければならないという条件を満たすことが好ましい。
図1は、6角形の格子に位置する多重基地局上において定義された4個のページンググループを示す。一つの基地局は一つまたはそれ以上のページンググループに含まれることができる。ページンググループは管理システムで定義する。ページンググループでは、ページンググループ−実行(action)バックボーンネットワークメッセージを用いることができる。また、ページング制御器は、バックボーンネットワークメッセージの一つであるページング公知(paging−announce)メッセージを用いて遊休モードにある端末のリストを管理し、ページンググループに属する全ての基地局の初期ページングを管理することができる。
遊休モードは、一般に、端末が、多重基地局で構成された無線リンク環境を移動する時に、特定の基地局に登録しなくてもダウンリンク(DL)ブロードキャストトラフィックを周期的に転送できるように支援する動作のことをいう。
遊休モードは、ハンドオーバーと関連した活性要求及び一般的な運営要求を除去することによって端末に利益をもたらすことができる。遊休モードは、端末の活動を離散周期でスキャニングするように制限することによって、端末の使用する電力及び運用リソースを節約することができる。
また、遊休モードは、端末にペンディング(pending)中のダウンリンクトラフィックについて知らせうる簡単で適当な方式を提供し、非活動的な端末から無線インターフェース及びネットワークハンドオーバー(HO:Hand Over)トラフィックを除去することによって、ネットワーク及び基地局に利益をもたらすことができる。
本発明は、上記の一般的な技術の問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、効率的な通信方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、遊休モード状態の移動端末がページンググループを移動する場合に効率的に位置更新を行う方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、階層的ページンググループの概念を導入することによって、各ページンググループ階層間またはページンググループ階層内で効率的なページングを行う方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ページンググループをラージページンググループ及びスモールページンググループとに分けて運営することによって、移動端末がページンググループをスモールページンググループからラージページンググループに変更する方法、及びラージページンググループからスモールページンググループに変更する方法を提供することにある。また、特定のラージページンググループから別のラージページンググループにページンググループを変更する方法を提供することにある。
上記の技術的課題を解決するために、本発明は、無線接続システムにおいて移動端末がページンググループを移動する際に様々な位置更新を行う方法を提供する。
本発明の一様態として、遊休モードの端末の位置更新方法は、ページンググループタイマー及び所定の放送チャネル周期情報を含む第1ページング情報を含むメッセージを受信する段階と、ページンググループタイマー時間に、所定の放送チャネル周期情報に基づいて一つ以上の第1放送チャネルを検索する段階と、一つ以上の第1放送チャネルに含まれたカウンター値が所定の臨界値を越えない場合に、端末がページンググループを変更する段階と、を含むことができる。
上記本発明の一様態において、前記ページンググループを変更する段階は、端末が位置更新を行うためにページング要請メッセージを転送する段階と、第2ページング情報を含むページング応答メッセージを受信する段階と、をさらに含むことができる。
ここで、前記ページンググループタイマーはラージページンググループタイマーであり、カウンター値はスモールページンググループ変更カウンターであり、所定の臨界値はスモールページンググループ変更臨界値であり、ページング要請メッセージは、ラージページンググループからスモールページンググループにページンググループを変更するためのスモールページンググループ識別子を含むことができる。
また、前記第1放送チャネルは、ネットワークで共通して用いられる情報が割り当てられる主放送チャネル、及び特定のセルまたはスモールページンググループで用いられる情報が割り当てられる副放送チャネルを含むことができる。
また、前記スモールページンググループ変更カウンターは前記副放送チャネルに割り当てられることが好ましい。ここで、所定の放送チャネル周期情報は、周期的な所定の固定した周期を示すことができる。ここで、ラージページンググループカウンターが満了すると、ラージページンググループカウンターはリセットされることができる。また、前記ラージページンググループカウンターが満了すると、放送チャネルを検索する段階は省略され、直接スモールページンググループにページンググループを変更することができる。
上記本発明の一様態において、第1ページング情報は、端末がスモールページンググループからラージページンググループに変更されたことを示すラージページンググループ識別子をさらに含み、第2ページング情報は、端末に割り当てられたスモールページンググループ識別子を含むことができる。
上記本発明の一様態は、端末が正規モードである時の移動速度を測定する段階と、移動速度に基づいて端末が割り当てられるページンググループを決定する段階と、をさらに含むことができる。ここで、第1ページング情報は、端末に最初に割り当てられたページンググループがラージページンググループであることを示すラージページンググループ識別子をさらに含むことができる。
上記本発明の一様態は、正規モード状態の端末が遊休状態への進入時に割り当てられるページンググループタイプを決定するための所定のパラメータを含む第2放送チャネルを受信する段階と、所定のパラメータを用いてページンググループタイプを決定する段階と、決定された前記ページンググループタイプを含むメッセージを転送する段階と、をさらに含むことができる。ここで、前記所定のパラメータは、端末速度臨界値パラメータ、最大ハンドオーバーカウントパラメータ、呼パケット到着率臨界値パラメータ、及び最大選好基地局カウンターパラメータのうち一つ以上を含むことができる。また、前記所定のパラメータは、前記第1放送チャネルにも含まれることができる。この場合には、端末は遊休モード状態においても效率的にページンググループタイプを変更することができる。
上記本発明の一様態において、ページンググループタイマーは、スモールページンググループタイマーであり、カウンター値は、スモールページンググループ変更カウンターであり、ページング要請メッセージは、第1スモールページンググループから第2スモールページンググループにページンググループを変更するための第2スモールページンググループ識別子を含むことができる。
本発明の他の様態として、遊休モードの端末に対する位置更新方法は、ラージページンググループタイマー及び所定の放送チャネル周期情報を含む第1ページング情報を含むメッセージを転送する段階と、スモールレンジンググループ変更カウンターを含む放送チャネルを周期的に転送する段階と、スモールレンジンググループ変更カウンター値がスモールレンジンググループ変更臨界値を越えない場合には、端末のページンググループを変更するために、端末と位置更新を行う段階と、を含むことができる。ここで、前記放送チャネルは、スモールレンジンググループ変更臨界値をさらに含むことができる。
上記本発明の他の様態において、前記位置更新を行う段階は、端末からページング要請メッセージを受信する段階と、第2ページング情報を含むページング応答メッセージを転送する段階と、をさらに含むことができる。
本発明のさらに他の様態として、遊休モードの移動端末の位置更新方法は、前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを基地局に転送する段階と、基地局から新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを受信する段階と、を含むことができる。ここで、新しいページンググループは、前記移動速度情報に基づいて割り当てられることができる。
移動速度は、移動端末の速度を低速、中速及び高速のうち一つで表すことができる。
上記さらに他の様態は、遊休モードを開始するために登録解除要請メッセージを基地局に転送する段階と、基地局から遊休モードの開始を許諾する登録解除命令メッセージを受信する段階と、をさらに含むことができる。
前記移動端末は一つ以上のページンググループに割り当てられることができる。このとき、一つ以上のページンググループのうち一つのページンググループは、主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループであると良い。また、主ページンググループはラージページンググループであり、副ページンググループはスモールページンググループである。または、主ページンググループはスモールページンググループであり、副ページンググループはラージページンググループである。
ここで、主ページンググループと副ページンググループは、互いに異なる大きさを有することができる。
また、基地局は一つ以上のページンググループに属していることができる。
本発明のさらに他の様態として、遊休モードの移動端末の位置更新を支援する方法は、移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを受信する段階と、新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを転送する段階と、を含むことができる。ここで、新しいページンググループは、移動速度情報に基づいて割り当てられることができる。
前記移動速度は、前記移動端末の速度を低速、中速及び高速のうちの一つと示すことができる。
上記さらに他の様態は、遊休モードを開始するための登録解除要請メッセージを移動端末から受信する段階と、移動端末に遊休モードの開始を許諾する登録解除命令メッセージを転送する段階と、をさらに含むことができる。
前記移動端末は一つ以上のページンググループに割り当てられることができる。
前記一つ以上のページンググループのうち一つのページンググループは主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループである。このとき、主ページンググループはラージページンググループとし、副ページンググループはスモールページンググループとすることができる。または、主ページンググループはスモールページンググループとし、副ページンググループはラージページンググループとすることもできる。
ここで、主ページンググループと副ページンググループは、互いに異なる大きさを有することができる。
前記基地局は一つ以上のページンググループに属していることができる。
本発明のさらに他の様態として、遊休モードで位置更新を行う移動端末は、移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを基地局に転送する手段と、基地局から新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを受信する手段と、を含むことができる。ここで、新しいページンググループは、移動速度情報に基づいて割り当てられることができる。
遊休モードの移動端末の位置更新を支援する基地局は、移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを受信する手段と、新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを転送する手段と、を含むことができる。新しいページンググループは、移動速度情報に基づいて割り当てられることができる。
(項目1)
遊休モードの移動端末の位置更新方法であって、
前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを基地局に転送する段階と、
前記基地局から新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを受信する段階と、
を含み、
前記新しいページンググループは前記移動速度情報に基づいて割り当てられる、位置更新方法。
(項目2)
前記移動速度は、前記移動端末の速度を低速、中速及び高速のうちの一つで表す、項目1に記載の位置更新方法。
(項目3)
前記遊休モードを開始するために登録解除要請メッセージを前記基地局に転送する段階と、
前記基地局から前記遊休モードの開始を許諾する登録解除命令メッセージを受信する段階と、
をさらに含む、項目1に記載の位置更新方法。
(項目4)
前記移動端末は一つ以上のページンググループに割り当てられる、項目1に記載の位置更新方法。
(項目5)
前記一つ以上のページンググループのうち、一つのページンググループは主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループである、項目4に記載の位置更新方法。
(項目6)
前記主ページンググループはラージページンググループであり、前記副ページンググループはスモールページンググループである、項目5に記載の位置更新方法。
(項目7)
前記主ページンググループはスモールページンググループであり、前記副ページンググループはラージページンググループである、項目5に記載の位置更新方法。
(項目8)
前記主ページンググループと前記副ページンググループは互いに異なる大きさを有する、項目5に記載の位置更新方法。
(項目9)
前記基地局は一つ以上のページンググループに属している、項目1に記載の位置更新方法。
(項目10)
遊休モードの移動端末の位置更新を支援する方法であって、
前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを受信する段階と、
新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを転送する段階と、
を含み、
前記新しいページンググループは前記移動速度情報に基づいて割り当てられる、位置更新支援方法。
(項目11)
前記移動速度は、前記移動端末の速度を低速、中速及び高速のうちの一つで表す、項目10に記載の位置更新支援方法。
(項目12)
前記遊休モードを開始するための登録解除要請メッセージを前記移動端末から受信する段階と、
前記移動端末に前記遊休モードの開始を許諾する登録解除命令メッセージを転送する段階と、をさらに含む、項目10に記載の位置更新支援方法。
(項目13)
前記移動端末は一つ以上のページンググループに割り当てられる、項目10に記載の位置更新支援方法。
(項目14)
前記一つ以上のページンググループのうち、一つのページンググループは主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループである、項目13に記載の位置更新支援方法。
(項目15)
前記主ページンググループはラージページンググループであり、前記副ページンググループはスモールページンググループである、項目14に記載の位置更新支援方法。
(項目16)
前記主ページンググループはスモールページンググループであり、前記副ページンググループはラージページンググループである、項目14に記載の位置更新支援方法。
(項目17)
前記主ページンググループと前記副ページンググループは互いに異なる大きさを有する、項目14に記載の位置更新支援方法。
(項目18)
前記基地局は一つ以上のページンググループに属している、項目10に記載の位置更新支援方法。
(項目19)
遊休モードで位置更新を行う移動端末であって、
前記移動端末は、前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを基地局に転送する手段と、
前記基地局から新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを受信する手段と、
を含み、
前記新しいページンググループは前記移動速度情報に基づいて割り当てられる、移動端末。
(項目20)
遊休モードの移動端末の位置更新を支援する基地局であって、
前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを受信する手段と、
新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答(RNG−RSP)メッセージを転送する手段と、
を含み、
前記新しいページンググループは前記移動速度情報に基づいて割り当てられる、基地局。


本発明の実施例によれば下記のような効果が得られる。
第一に、本発明の実施例によれば効率的な通信を行うことが可能になる。
第二に、遊休モードにある端末がページンググループを変更する際に、效率的に位置更新を行うことができる。
第三に、階層的ページンググループ構造を用いることによって、ページングメッセージオーバーヘッド及びブロードキャストページングメッセージオーバーヘッドを減らすことができる。
第四に、ラージページンググループからスモールページンググループにページンググループを変更する方法を提供することによって、余分のシグナリングオーバーヘッドを減らすことができる。
本発明の実施例から得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない別の効果は、以下の本発明の実施例についての記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明確に導出及び理解されるであろう。すなわち、本発明の実施に当たって意図しなかった効果も同様、本発明の実施例から当該技術の分野における通常の知識を有する者にとっては導出可能である。
本発明の理解を容易にするために添付した図面は、本発明の実施例を示し、本発明の技術を説明するのに用いられることができる。
複数の基地局からなるページンググループの一例を示す図である。 無線接続システムの一つであるIEEE 802.16システムにおけるページング手順を示す図である。 本発明の一実施例であって、ラージページンググループ及びスモールページンググループの地域的概念図である。 本発明の一実施例であって、端末の最大及び最小速度を用いて端末の平均速度を求める一例を示す図である。 本発明の一実施例であって、区間サンプリングを用いて平均速度を求める一例を示す図である。 本発明の一実施例であって、基地局で端末の移動速力を計算する方法を示す図である。 本発明の一実施例であって、ユーザーの応用特性情報を用いてページンググループを割り当てる方法を示す図である。 本発明の他の実施例によって端末でページンググループを変更する過程を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施例に係る階層的ページンググループによるフレーム構造を示す図である。 本発明のさらに他の実施例であって、ページンググループ変更方法の一例を示す図である。。 本発明のさらに他の実施例であって、LPGからSPGにページンググループを変更するための位置更新方法を示す図である。 本発明の実施例によってページンググループを変更するための位置更新過程を示す図である。 本発明のさらに他の実施例であって、端末がページンググループを決定する方法の一例を示す図である。
本発明の実施例は、移動端末がページンググループを移動する際に位置更新を行う様々な方法を開示する。
以下の実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定の形態として結合したものである。各構成要素または特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮することができる。各構成要素または特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態として実施することもできる。また、一部の構成要素及び/または特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部構成や特徴は、他の実施例に含まれることもでき、他の実施例の対応する構成または特徴に取って代わることもできる。
図面に関する説明において、本発明の要旨を曖昧にさせるとされる手順または段階などは説明を省略し、当業者のレベルで理解できるような手順または段階も説明を省略するものとする。
本明細書において、本発明の実施例は、基地局と端末間のデータ送受信関係を中心に説明された。ここで、基地局は、端末と直接的に通信を行うネットワークの終端ノード(terminal node)の意味を有する。本文書で、基地局により行われると説明された特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)により行われることもできる。
すなわち、基地局を含む多数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて端末との通信のために行われる種々の動作は、基地局または基地局以外の別のネットワークノードにより行われることができる。ここで、‘基地局’は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、発展された基地局(ABS:Advanced Base Station)またはアクセスポイント(access point)などの用語に代替可能である。また、‘移動端末(MS:Mobile Station)’は、UE(User Equipment)、SS(Subscriber Station)、MSS(Mobile Subscriber Station)、発展された移動端末(AMS:Advanced Mobile Station)または携帯端末(Mobile Terminal)などの用語に代替可能である。
また、送信端は、データまたは音声サービスを提供するノードのことをいい、受信端は、データまたは音声サービスを受信するノードを意味する。したがって、アップリンクでは端末を送信端とし、基地局を受信端とすることができる。同様に、ダウンリンクでは端末を受信端とし、基地局を送信端とすることができる。
一方、本発明で、移動端末には、PDA(Personal Digital Assistant)、セルラーフォン、PCS(Personal Communication Service)フォン、GSM(Global System for Mobile)フォン、WCDMA(Wideband CDMA)フォン、MBS(Mobile Broadband System)フォンなどを用いることができる。
本発明の実施例は様々な手段によって具現することができる。例えば、本発明の実施例は、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現することができる。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサーなどにより具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、以上で説明された機能または動作を行うモジュール、手順または関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードはメモリーユニットに記憶されてプロセッサーにより駆動されることができる。メモリーユニットは、プロセッサーの内部または外部に設けられて、既に公知の様々な手段によりプロセッサーとデータを交換することができる。
本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE 802システム、3GPPシステム、3GPP LTEシステム及び3GPP2システムのうちの少なくとも一つに開示された標準文書によりサポートされることができる。すなわち、本発明の実施例のうち、本発明の技術的思想を明確にするために説明を省略した段階または部分は、これらの文書によりサポートすることができる。また、本文書で開示している用語はいずれも上記の標準文書により説明されることができる。特に、本発明の実施例は、IEEE 802.16システムの標準文書であるP802.16e−2005またはP802.16Rev2文書によりサポートされることができる。
以下の説明で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されたものであり、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で別の形態に変更することもできる。
図2は、無線接続システムの一つであるIEEE 802.16システムにおけるページング手順を示す図である。
遊休モード(Idle Mode)でページングはページンググループ単位で行われることがてきる。例えば、移動端末は、一つあるいは複数のページンググループに属することができる。各ページンググループのページング制御器(PC:Paging Controller)は、呼(Call)や外部ネットワークから移動端末に転送するユーザーパケット(User Packet)が入る場合、移動端末を探すページングを行う。この時、ページング制御器は、ページンググループ内の全ての基地局にページングメッセージを伝達し、これを受信した各基地局は移動端末にページング広告(MOB_PAG−ADV)メッセージをブロードキャストする方式でページングを行うことができる。
図2を参照すると、移動端末は、正規モード(Normal mode)から遊休モードに進入するために、サービング基地局に登録解除要請(MOB_DREG−REQ)メッセージを転送する(S201)。
登録解除要請メッセージを受信したサービング基地局は、ページング制御器と端末情報及びサービング基地局情報を送受信することができる。すなわち、サービング基地局は、遊休モードに進入する端末識別子及びサービング基地局識別子をページング制御器に知らせることができる。また、ページング制御器は、ページンググループ識別子(Paging Group ID)またはページング制御器識別子情報をサービング基地局に知らせることができる。ページンググループ識別子またはページング制御器識別子は、ページングメッセージを送受信するのに用いられることができる(S202)。
サービング基地局は、登録解除要請メッセージに対する応答として登録解除命令(MOB_DREG−CMD)メッセージを移動端末に転送することができる。登録解除命令メッセージは、ページング情報(例えば、ページング周期(Paging Cycle)、ページングオフセット(Paging Offset)及びページング聴取区間(Paging Listen Interval))を含むことができる。また、登録解除命令メッセージは、ページング制御器識別子及びページンググループ識別子をさらに含むことができる(S203)。
MOB_DREG−CMDメッセージを確認した移動端末は、遊休モードに進入する。移動端末は、MOB_DREG−CMDメッセージを通じて受信したページング情報に基づいてページングメッセージを受信することができる。すなわち、移動端末は、ページング聴取区間では、自身に伝達されるページングメッセージがあるか否か無線チャネル(Channel)をモニターし、その他の時間では、睡眠モード(Sleep mode or Radio Turn off)で動作することで、バッテリー(Power)消耗を減らすことができる(S204)。
ページング制御器に呼または外部パケットが入ることができる(S205)。
ページング制御器は、呼または外部パケットを受信した場合、ページング手順を行うことができる。この時、ページング制御器は、ページンググループ内の全ての基地局にページングメッセージを伝達する(S206)。
ページングメッセージを受信したページンググループ内の基地局は、自身の管理する移動端末にMOB_PAG−ADVメッセージをブロードキャストする(S207)。
移動端末はMOB_PAG−ADVメッセージを確認し、ページング制御器が自身をページングした場合、正規モードに進入してサービング基地局と通信を行うことができる(S208、S209)。
以下では、本発明の実施例で用いられうる位置更新手順について詳細に説明する。
遊休モード状態にある端末は、様々な始発条件によって位置更新を行うことができる。その第一に、端末は、自身のページンググループが変更された場合に位置更新を行うことができる。第二に、端末は、位置更新タイマー(Location Update Timer)が満了した場合に位置更新を行うことができる。また、電力ダウン更新(Power Down Update)及びMACハッシュスキップ臨界値更新(MAC hash skip threshold update)方法などを支援することができる。
1.階層的ページンググループ割当構造及びページンググループ割当方法
図3は、本発明の一実施例であって、ラージページンググループ及びスモールページンググループの地域的概念図である。
本発明の実施例で、基地局は、ページング周期及びページングオフセットが異なる一つ以上のページンググループに属することができる。また、移動端末には一つ以上のページンググループが割り当てられることができる。
図3を参照すると、ラージページンググループ(LPG:Large Paging Group)及びスモールページンググループ(SPG:Small Paging Group)の地域的位置関係が把握できる。LPGは、一つ以上のSPGを含むことができ、一つのLPGには一つのページング制御器(PC:Paging Controller)が位置することができる。また、一つ以上のLPGに一つのページング制御器が用いられることもできる。この時、ページング制御器は、特定の端末に対する呼(Call)またはパケットが発生すると、LPGまたはSPGにページングメッセージを転送することができる。
図3に示すように、SPG1に属する移動端末Aをページングするために、ページング制御器(PC)はSPG1にのみページング信号(Paging Signal)をブロードキャストすることができる。また、ページング制御器(PC)は、LPGに属する端末Bをページングするために、全体LPG領域にページング信号をブロードキャストすることができる。
このように、ページンググループを階層的構造として運営する場合(例えば、LPG及びSPG)、移動端末にとってはページングメッセージをデコーディングするオーバーヘッドを減らすことができ、ネットワークにとっては、ブロードキャストするページングメッセージのオーバーヘッドを減らすことができる。
本発明の実施例において様々な構造のネットワーク(network)を構成して使用することができる。
第一に、全体ネットワーク(whole network)は一つ以上のLPGを含み、一つのLPGは一つ以上のSPGを含むネットワークを構成することができる(複数のLPG及び複数のSPGが存在するネットワーク)。
第2に、全体ネットワークとLPGの大きさを同一に構成することができる。すなわち、全体ネットワークは一つのLPGで構成され、一つのLPGは一つ以上のSPGを含むことができる(一つのLPG及び複数のSPGが存在するネットワーク)。
図3のように階層的なページンググループを運用する場合、サービング基地局は移動端末にスモールページンググループまたはラージページンググループを割り当てることができる。したがって、サービング基地局は移動端末にLPG ID(LPG Identifier)及び/またはSPG ID(SPG Identifier)を割り当てることができる。
図3で、全体ネットワークがN個のLPGを含む場合、LPG ID及びSPG IDを運用する方法を説明する。
第一、ユーザーは、各LPGにSPGを連動して使用することができる。すなわち、SPG IDは各LPGごとに新しく割り当てられることによって、移動端末はLPG ID及びSPG IDを用いて自身の位置を識別することができる。例えば、一つのネットワークは、LPG#1,LPG#2,…,LPG#Nを含み、LPG#1は、SPG#1,SPG#2,…,SPG#Mを含むことができる。また、LPG#2は、SPG#1,SPG#2,…,SPG#Lを含むことができる。このような方式によって移動端末及び基地局はLPG ID及びSPG IDを用いて自身の位置を把握することができる。
第二、ユーザーはSPGをLPGと独立して使用することができる。すなわち、SPG IDはLPG IDとは無関係に別に割り当てられることによって、移動端末はSPG IDを用いて自身の位置及びLPGを識別することができる。例えば、一つのネットワークは、3個のLPG及び20個のSPGを含むとしよう。この場合、LPG#1は、SPG#1,SPG#2,…,SPG#5を含み、LPG#2は、SPG#6、SPG#7,…,SPG#14を含み、LPG#3は、SPG#15,SPG#16,…,SPG#20を含むことができる。
第二の方法において、ページンググループ領域は一度固定されると変更し難いと仮定する。また、移動端末及び基地局は、各ページンググループの属する地域的領域を互いに知っており、各ページンググループに対する識別子から、特定の端末の属するページング領域を識別することができる。例えば、移動端末に割り当てられたSPG IDがSPG#9であれば、移動端末は、自身の属するLPGがLPG#2であることも把握できる。
サービング基地局、ページング制御器または移動端末は、移動端末が遊休モードに進入する際に、端末の属するページンググループを決定することができる。
最初に移動端末にページンググループを割り当てる方法は、下記の通りである。
第一の方法として、サービング基地局は、移動端末が遊休モードに進入する時に、最初には無条件で特定SPGを割り当てることができる。
第二の方法として、移動端末及びサービング基地局は、移動端末のヒストリー情報(history information)を用いて最初のページンググループを決定することができる。例えば、移動端末が遊休モードに進入する前に正規モードで動作する間に、移動端末の移動速度が速いと最初からLPGを割り当て、移動端末の移動速度が遅いと、最初からSPGを割り当てることができる。
本発明の一実施例は、正規モードで移動端末の移動速度を測定する様々な方法を開示する。
例えば、特定時間に、移動端末のハンドオーバー回数または移動端末に対するドップラー周波数変化(doppler frequency)を用いて移動端末の移動速度を測定することができる。また、移動端末の現在時点での移動速度を測定でき、既に設定された区間における移動端末の平均速度を求めることができる。
移動端末に一つ以上のページンググループが割り当てられる場合、移動端末のページンググループのうちの一つを主ページンググループとすることができ、残りのページンググループを副ページンググループとすることができる。例えば、本発明の実施例で、ラージページンググループ(LPG)は副ページンググループ(Secondary Paging Group)と同じ概念とすることができ、スモールページンググループ(SPG)は主ページンググループ(Primary Paging Group)と同じ概念とすることができる。もちろん、スモールページンググループが副ページンググループに設定される場合には、ラージページンググループを主ページンググループとすることができる。
移動端末が一つのページンググループにのみ割り当てられる場合には、一つのページンググループは、主ページンググループと考慮することができる。
図4は、本発明の一実施例であって、移動端末の最大及び最小速度を用いて移動端末の平均速度を求める一例を示す。
図4を参照すると、移動端末は既に設定された特定区間(pre−defined Duration)で最大速力値及び最小速力値を用いて移動端末の平均速力を求めることができる。
下記の数学式1は、移動端末の平均速力を求める一例を表すものである。
図5は、本発明の一実施例であって、区間サンプリングを用いて平均速度を求める一例を示す。
図5を参照すると、端末は、既に設定された区間において複数のサンプリング(sampling)区間を定めることができる。各サンプリング区間の速力を合算した値を用いて、下記の数学式2のように端末の平均速度を求めることができる。
数学式2で、nはサンプリング区間の個数を表す。
図5の方法を拡張して移動端末の速度を求めることができる。例えば、端末の移動速度を求める過程において、以前の時間よりは最近の時間に大きい重み値を与え、最近の速力を平均により多く反映して端末の速力を求めることができる。また、特定の時間に重み値を与えて、特定時間における端末の速力をより多く反映することもできる。
下記の数学式3は、数学式2の方法を拡張して端末の移動速度を求める一例を表すものである。
数学式3で、nはサンプリング区間の個数を表し、αは時間による重み値を表す。αの範囲は、0≦α≦1であり、α値の範囲によって特定時間の速力値に重みをつけて平均速力を求めることができる。最近の速力に相対的に大きい重みをつける理由は、現在の端末の速度が、近い将来の端末速度に相対的に大きく影響を与えうるからである。最近の端末速力に相対的に大きい重みをつけるためには、α,α,…,αの順に数字が増加する場合、α<α<…<αの順に重みを増加させればよい。
端末は、上記のようにして測定した端末の移動速力を、遊休モードへの進入時にDREG−REQメッセージに含めて基地局に転送することができる。基地局またはページング制御器は、DREG−REQメッセージに含まれた端末の速度情報に基づいて階層的ページンググループを割り当てることができる。したがって、基地局またはページング制御器は、DREG−CMDを用いて端末に階層的ページンググループを割り当てることができる。
図6は、本発明の一実施例であって、基地局で端末の移動速力を計算する方法を示す図である。
基地局は、端末が周期的に転送するチャネル品質指示子チャネル報告(CQICH:Channel Quality Indicator Channel Report)メッセージを用いて端末の速力を測定することができる。
図6を参照すると、一般モードで基地局は端末に一つ以上のデータを様々な時間間隔で転送することができる(S601)。
端末は、基地局から受信したデータに対するCQICHを基地局に転送することができる。この時、基地局は、各CQICHを受信して端末の移動速力を測定することができる(S602)。
また、基地局は、S602段階で測定した端末の速力情報(MS speed information)をページング制御器に伝達することができる。ページング制御器は、基地局の外部に別個の個体として存在することもでき、基地局の内部で上位個体として存在することもできる(S603)。
移動端末は、遊休モードに進入するために登録解除要請メッセージを基地局に転送することができる(S604)。
基地局またはページング制御器は、S602段階またはS603段階で獲得した移動端末の速力情報を用いて端末にページンググループを割り当てることができる。この時、ページンググループは、図3で説明した階層的ページンググループとすることが好ましい。ページング制御器は、当該端末の速力情報に基づいて端末に階層的ページンググループを割り当て、これに関する情報(例えば、ページンググループ識別子など)をサービング基地局に伝達することができる(S605)。
基地局は、登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを用いて、ページング制御器から受信した階層的ページンググループに関する情報を端末に転送することができる(S606)。
図6では、基地局で端末の速度情報を獲得し、ページング制御器で端末に割り当てるページンググループを端末の速度情報を用いて決定するとしたが、ユーザーの要求事項や該当の通信環境に応じて基地局で端末に割り当てるページンググループを端末の速度情報を用いて決定することもできる。
図7は、本発明の一実施例であって、ユーザーの応用特性情報を用いてページンググループを割り当てる方法を示す図である。
端末が遊休モードに進入する際に、ページング制御器は、ユーザー応用特性(User Application Characteristic)情報を用いて端末に一つ以上のページンググループを割り当てることができる。本発明の実施例では、ユーザー応用特性情報のうちの一つとしてVoIPサービスを使用することができる。もちろん、その他のユーザー応用特性情報を用いることもできる。
正規モード(Normal Mode)で基地局は端末に一つ以上のVoIP呼を伝達することができる。この時、端末はVoIP呼を用いて呼到着率(Call Arrival Rate)及び/または端末の移動速度を判断することができる(S701)。
端末は、遊休モードに進入するために登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを基地局に転送することができる。この時、端末は、S701段階で獲得したユーザー応用特性情報(例えば、呼到着率)をDREG−REQメッセージに含めて基地局に転送することができる。この時、端末は、登録解除要請メッセージに端末の移動速度情報(mobility information)をさらに含めて基地局に転送することができる(S702)。
基地局は、端末から受信した呼到着率及び/または移動速度情報をページング制御器に伝達することができる(S703)。
ページング制御器は、現在の端末の呼到着率及び/または移動速度情報を用いて、端末に最適化されたページンググループを割り当てることができる。すなわち、端末が、正規モードで受信した呼の到着率及び/または移動速度情報が所定の基準値よりも大きい場合には、ページング制御器は、端末の遊休モードへの進入時にSPG(例えば、主ページンググループ)を割り当てることができる。もし、呼の到着率及び/または移動速度情報が所定の基準値よりも小さい場合には、端末にLPG(例えば、副ページンググループ)を割り当てることができる。ページング制御器は、端末に割り当てたページンググループに関するページンググループ情報(Paging Group Information)を基地局に伝達することができる(S704)。
S704段階で、移動端末に一つ以上のページンググループが割り当てられる場合、移動端末のページンググループのうちの一つを主ページンググループとし、残りのページンググループを副ページンググループとすることができる。例えば、本発明の実施例で、ラージページンググループ(LPG)は、副ページンググループと同じ概念として用いることができ、スモールページンググループ(SPG)は、主ページンググループと同じ概念として用いることができる。もちろん、スモールページンググループが副ページンググループに設定される場合には、ラージページンググループを主ページンググループとすることができる。移動端末が一つのページンググループにのみ割り当てられる場合には、一つのページンググループを主ページンググループと考慮することができる。基地局は、ページング制御器から伝達されたページンググループに関する情報を含む登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを端末に転送することができる(S705)。
端末は、DREG−CMDメッセージを受信すると、DREG−CMDメッセージに含まれた階層的ページンググループを用いて效率的にページングメッセージを検索することができる。すなわち、図7を参照すると、基地局またはページングコントローラは、端末の正規モードでのユーザー応用特性情報及び/または移動速度情報を用いて、遊休モードに進入する端末に最適化された階層的ページンググループを端末に割り当てることができる。
下記の表1は、本発明の実施例で使用可能な登録解除要請メッセージフォーマットの一例を表すものである。
表1を参照すると、端末が遊休モードに進入するために基地局に転送するDREG−REQメッセージは、端末の速度情報(例えば、MS Mobility Information)及びユーザー応用特性情報(User Application Characteristic)のうちの一つ以上を含むことができる。ユーザー応用特性情報は、8ビットの大きさを有することができ、ここで、1つのビット(例えば、Bit #0)は、呼到着率が用いられる場合を表す。また、端末の速度情報は2ビットの大きさを有することができ、1番目のビット(bit #0)は端末の移動速度を表すことができ、2番目のビット(bit #1)は、端末が正規モードで特定時行ったハンドオーバーの回数を表す。
また、表1でDREG−REQメッセージは、端末が割り当てられるページンググループのタイプを示すフィールドをさらに含むことができる。例えば、MSページンググループタイプ(MS Paging Group Type)フィールドは、1ビットの大きさで表すことができる。この場合、MSページンググループタイプが‘0’であれば、高い移動性を有する端末に対するページンググループを示し、‘1’であれば、低い移動性を有する端末に対するページンググループを示すことができる。
MSページンググループタイプフィールドは、端末が特定条件の下にページンググループを決定する場合に用いられることができ、基地局またはページング制御器で任意に端末にページンググループを割り当てる場合には無視されることができる。
下記の表2は、本発明の実施例で使用可能な登録解除命令メッセージフォーマットの一例を表すものである。
表2を参照すると、DREG−CMDメッセージは、端末速度情報(例えば、MS Mobility Information)フィールド、ユーザー応用特定(User Application Characteristic)フィールド及びページング情報(Paging information)フィールドのうち一つ以上を含むことができる。また、DREG−CMDメッセージは、端末速度臨界値(MS Speed Threshold)フィールドを選択的にさらに含むことができる。
ここで、端末の速度情報(例えば、、MS Speed)フィールド、ユーザー応用特性情報フィールド及びページング情報フィールドは、端末が遊休モードに進入した後に位置更新を行うために送受信するRNG−REQメッセージ及びRNG−RSPメッセージに含まれることができ、端末速度臨界値(MS Speed Threshold)フィールドは、放送チャネル(BCH)を通じて伝達されることもできる。
端末速度臨界値フィールドは、端末が正規モードでBCHを通じて受信して、端末が遊休モードへの進入のためにページンググループを決定するのに使用することができる。また、端末が遊休モードに進入した後にも、所定周期ごとにBCHを受信することによって該当の端末のページンググループを再び決定するのに使用することもできる。
再び表2を参照すると、ページング情報(paging information)は、ページングメッセージが転送される周期を示すページング周期(Paging cycle)、ページング周期を決定するページング周期インデックス(Paging Cycle Index)、LPGに伝達されるページングメッセージが転送されるフレームを示すLPGオフセット(Large Paging Group Offset)、SPGに伝達されるページングメッセージが転送されるフレームを示すSPGオフセット(Small Paging Group Offset)、端末に割り当てられたページンググループを示すLPG ID及びSPG ID、端末の移動したSPGの個数を示すSPG変更カウント(SPG change count)、及び端末の移動した基地局の個数を示す基地局変更カウント(BS change count)のうち一つ以上を含むことができる。
下記の表3は、端末に割り当てられるページンググループを決定するために基地局に転送される端末の速度情報(MS mobility information)の他の一例を表すものである。
表3は、表1及び表2の端末の速度情報に代えて使用することができる。ここで、端末速度情報は2ビットの大きさを有することができ、1番目のビットは現在端末の速力を示し、2番目のビットは特定区間で端末の平均速力を示すことができる。この場合、端末の平均速力を求める方法は、図4及び図5で説明した方法を参照すればいい。
下記の表4は、DREG−REQ/DREG−CMDメッセージに含まれうる端末速度情報(MS mobility information)のさらに他の一例を表すものである。
下記の表5は、DREG−REQ/DREG−CMDメッセージに含まれうる端末速度情報(MS mobility information)のさらに他の一例を表すものである。
表4及び表5を参照すると、DREG−REQメッセージ及び/またはDREG−CMDに含まれる端末速度情報を確認することができる。表4及び表5では、端末の具体的な速度値をDREG−REQ/CMDメッセージに含まず、端末の概略的な速度値のみを当該メッセージに含めてネットワークに知らせる場合を示す。すなわち、表4では、1ビットの大きさで端末の速度が高速(high speed)か、または低速(low speed)かを示し、表5では、2ビットの大きさで中速(medium speed)も示すことができる。
2.SPGからLPGへのページンググループ変更方法
本発明の他の実施例は、ページンググループ変更方法に関するものである。ページンググループを変更する方法には、スモールページンググループ(SPG)からラージページンググループ(LPG)への変更方法、LPGからSPGへの変更方法、及び特定LPGから別のLPGへの変更方法がある。
まず、SPGからLPGに変更する方法について説明する。
本発明の実施例で、SPG及びLPGを用いるページング方法は、移動端末(MS)がネットワークと位置更新を行い、MSの位置をページング制御器に知らせることで可能となる。ただし、高速で移動するMSは、SPGを頻繁に移す確率が高く、続く位置更新によりシグナリングオーバーヘッド(Signaling Overhead)が増加することがある。
したがって、本発明のさらに他の実施例では、高速の移動端末が所定のSPG変更タイマー時間(SPG Change Timer)にSPG変更カウンター臨界値(SPG Change Counter Threshold)以上SPGを移動する場合、MSの属するページンググループを特定SPGからLPGに変更する方法を開示する。
SPG変更カウンター(SPG change counter)は、移動端末がSPGを変更する度に1ずつ増加する値である。SPG変更カウンターパラメータ及びBS変更カウンターパラメータのうち一つ以上は、放送チャネル(BCH:Broadcast Channel)のPBCH(Primary BCH)及びSBCH(Secondary BCH)のうち一つ以上に含まれることができる。また、SPG変更カウンターは、移動端末が位置更新を行うために送受信するRNG−REQ及び/またはRNG−RSPメッセージに含まれることもできる。SPG変更カウンター値がSPG変更臨界値を超過する場合、端末のページンググループをSPGからLPGに変更することができる。
SPG変更臨界値(Small paging group change threshold)は、移動端末の過度な位置更新を防止するためのパラメータである。SPG変更臨界値パラメータはBCHに含まれることができる。好ましくは、SPG変更臨界値パラメータは、BCHのPBCHまたはSBCHのいずれかに含まれることができる。また、移動端末が位置更新を行うために送受信するRNG−REQメッセージ及び/またはRNG−RSPメッセージに含まれることもできる。
MSは、SPGタイマー(TSPG:SPG Timer)が満了するも前にSPGを臨界値(N回)以上移動した場合、自身の属するページンググループの変更(例えば、SPGからLPGに変更)を、ネットワーク(基地局及び/またはページング制御器)に要請することができる。もちろん、基地局またはページング制御器から移動端末(MS)のページンググループ変更を要請することもできる。本発明のさらに他の実施例では、MSがページンググループの変更を決定して位置更新を行うと想定する。
SPGタイマーは、端末のスモールページンググループを変更するために用いるパラメータである。移動端末がSPGに割り当てられると、SPGタイマーが起動する。SPGタイマーが満了すると、端末はSPGタイマーを再設定することができる。
図8は、本発明の他の実施例によって端末でページンググループを変更する過程を示すフローチャートである。
図8を参照すると、移動端末は、遊休状態で多重セル領域を移動することができる(S801)。
移動端末が遊休モードに進入した後に、移動端末は位置更新タイマー(Location Update Timer)を設定することができる。したがって、移動端末は、位置更新タイマーが満了したか否かによって異なる動作を行うことができる(S802)。
S802段階で位置更新タイマーが満了した場合、移動端末は、現在属しているSPGの基地局と位置更新を行うことができる。
S802段階で位置更新タイマーが満了していない状態では、移動端末は多重セル領域を移動することができる。この時、移動端末は現在のSPG領域から別のSPG領域へと移動することができる(S803)。
この時、移動端末は別のSPG領域の基地局と位置更新を行うことができる(S804)。
S804段階で移動端末が位置更新を行う場合には、大きく2通りがある。その第一には、移動端末が同一LPG内の別のSPG領域へと移動する時に位置更新を行う場合がある。第二には、移動端末が現在のLPG領域から別のLPG領域へと移動したり、現在のLPG領域のSPGから別のLPG領域のSPG領域へと移動する時に位置更新を行う場合がある。ここで、別のLPG領域へと移動する場合には、SPG変更カウンターの臨界値にかかわらずに位置更新を行うことが好ましい。
移動端末は、位置更新を行う度にSPG変更カウンターを計算することができる(S805)。
S805段階でSPG変更カウンター値(n)が所定の臨界値(N)を越えない場合には、S802段階に移動して、SPG変更タイマーの満了したか否かを確認することができる。もし、SPG変更タイマーが満了していない場合には、SPG変更カウンターの臨界値になるまでS803乃至S805段階を繰り返すことができる。
S805段階で、SPG変更カウンターが所定の臨界値(N)を越えた場合には、移動端末は、それ以上位置更新を行わず、ページンググループの変更を試みる。すなわち、移動端末が最大N回SPGを移動した場合、移動端末はページンググループをSPGからLPGに変更することができる。このとき、移動端末のページンググループがLPGに変更された場合にのみ位置更新を行い、再びSPG領域を移動しても位置更新を行わない。こうすると、移動端末は、頻繁な位置更新によるオーバーヘッドを減らすことができる。
本発明の実施例で、端末、基地局及び/またはページング制御器はそれぞれSPG変更カウンターを含むことができる。図8では、端末に含まれたSPG変更カウンターを基準にページンググループ変更過程を説明している。これに限定されず、基地局またはページング制御器でSPG変更カウンター値がページンググループを変更する条件を満たす場合、基地局またはページング制御器でページンググループの変更を試みることもできる。
図8で説明した本発明の他の実施例の他の側面として、ネットワーク及び/または移動端末は、移動端末の速度情報に基づいて移動端末のページンググループを変更することができる。例えば、ネットワークは、特定速度臨界値(例えば、低(Low)、中(Medium)、高(High))を用いて移動端末のページンググループを変更することができる。
移動端末には、ネットワークから放送チャネル(BCH)を通じて特定速度臨界値が割り当てられることができる。また、移動端末は、ネットワーク進入時に、特定速度臨界値を含む登録応答(REG−RSP)メッセージ、レンジング応答メッセージ(RNG−RSP)または加入者端末基本能力応答(SBC−RSP)メッセージなどを受信することができる。
この場合、移動端末が特定速度臨界値を用いてページンググループを変更する方法は、下記の通りである。
ラージページンググループに属している移動端末の速度が中速臨界値(Medium speed threshold)以下であるか、または、低速臨界値(Low Speed threshold)に類似する場合、移動端末はネットワークに位置更新を行うことができる。この位置更新時に、移動端末は、自身の速度情報を含むレンジング要請メッセージをネットワークに転送することができる。
もし、スモールページンググループに属している移動端末の速度が高速臨界値(High Speed Threshold)以上であると、移動端末は位置更新を行うことができる。位置更新過程で、移動端末はレンジング要請メッセージに自身の速度情報を含めてネットワークに報告することができる。ネットワークは、移動端末の報告した速度情報に基づいて移動端末に新しいページンググループを割り当てることができる。
本発明の実施例でいうネットワークは、基地局(BS)及び/またはページング制御器(PC)を含む包括的な概念である。また、特定速度臨界値を、高(high)と低(Low)の2状態とすることもできる。この場合に、スモールページンググループに属する移動端末は、自身の移動速度が高速臨界値を超過すると、ネットワークと位置更新を行うことができる。また、ラージページンググループに属する移動端末は、自身の移動速度が低速臨界値以下である場合にネットワークと位置更新を行うことができる。
本発明の実施例において、高速臨界値、中速臨界値及び低速臨界値は、特定境界値に対して特定した値ではなく、システム状況またはチャネル環境に応じて可変する速度値を指す。したがって、3つのカテゴリーとして端末の移動速度を区分することに特徴がある。
図9は、本発明のさらに他の実施例に係る階層的ページンググループによるフレーム構造を示す図である。
移動端末は、スーパーフレームヘッダー(SFH:Super Frame Header)の放送チャネル(BCH:Broadcast Channel)に含まれたページンググループ識別子(Paging Group ID)フィールドと遊休モード進入時に割り当てられたページンググループ識別子とを比較することで、自身が別のページンググループに移動したか否かを判断することができる。
移動端末は次のような状況で位置更新を行うことができる。まず、ラージページンググループ(LPG)が変更された場合に位置更新を行うことで、新しいLPGの識別子のようなページング情報を獲得することができる。
また、特定時間(例えば、SPG変更カウンター)にSPGを臨界値以上移動した場合に位置更新を行うことができる。この場合、端末は位置更新を行うことによって、自身の属するページンググループをSPGからLPGに変更するように要請することができる。
また、位置更新タイマー(Location Update Timer)が満了した場合、端末は、位置更新を行うことで、現在自身の属しているページンググループに関するページング情報を獲得することができる。
また、スモールページンググループに属している移動端末の速度が高速臨界値を超過すると、移動端末はネットワークと位置更新を行うことができる。また、ラージページンググループに属している移動端末の速度が中速臨界値に類似するか、または、低速臨界値以下であると、移動端末はネットワークと位置更新を行うことができる。
端末は上記のような場合に位置更新を行うことによって、現在自身の属しているページンググループに関するページング情報を獲得することができる。また、端末は、現在自身の位置を基地局またはページング制御器に知らせることによって效率的にページングを行うことができる。
図9を参照すると、1スーパーフレーム(例えば、20ms)は、4個のフレームを含み、1フレーム(例えば、5ms)は、8個のサブフレームを含むことができる。この場合、第一のフレーム(Frame #0)の1番目のサブフレームには、スーパーフレームヘッダー(SFH)及びダウンリンクスケジューリングチャネル(DL−SCH)が割り当てられることができる。
SFHは、放送チャネル(BCH)を含むことができ、放送チャネルは、一つ以上のチャネル領域に区分されることができる。本発明の実施例では、一つの放送チャネルが、主放送チャネル(PBCH:Primary Broadcast Channel)と副放送チャネル(SBCH:Secondary Broadcast Channel)とで構成されるとする。
ここで、主放送チャネルを通じてネットワークで共通に用いられる情報を転送することができ、好ましくは、セルによって容易に変更されない情報を転送することができる。また、副放送チャネルを通じて特定セルまたは特定SPGで用いられる情報を転送することができ、特に、特定セルまたは特定SPGによって変更される情報を副放送チャネルを通じて転送することが好ましい。
以下では、図3に示す階層的ページンググループが用いられる場合に、SFHに含まれるBCHの割当構造について説明する。
図9の(a)を参照すると、主放送チャネル(PBCH)にはLPGのためのページング情報(LPGページング情報)が含まれることができ、副放送チャネル(SBCH)にはSPGのためのページング情報(SPGページング情報)が含まれることができる。
図9の(a)は、一つのネットワークが一つのLPGで構成される場合に適用されることができる。すなわち、ネットワークが一つのLPGで構成されるので、LPGページング指示子は固定した値とすることができる。したがって、LPGページング情報はPBCHに含まれ、SPGページング情報はSBCHに含まれることができる。
図9の(b)を参照すると、副放送チャネル(SBCH)にLPGのためのページング情報(LPGページング情報)及びSPGのためのページング情報(SPGページング情報)が含まれることができる。図9の(b)は、一つのネットワークに一つ以上のLPGが含まれ、各LPGによってSPG識別子が再び割り当てられる場合(図3の説明を参照)に適用することができる。端末がLPGを移動すると、LPGによってページング指示子値が変更される。したがって、LPGページング情報もSBCHに含まれることが好ましい。この場合、主放送チャネル(PBCH)には、ネットワークに共通して適用される情報が割り当てられることができる。
図9の(c)を参照すると、主放送チャネルには、ネットワークに共通して用いられる情報が割り当てられ、副放送チャネルには、SPGページング情報が割り当てられることができる。図9の(c)は、SPGがLPGと独立して割り当てられる場合(図3の説明を参照)に適用可能なフレーム構造である。したがって、移動端末は、SPGページング情報に含まれたSPG IDを確認することによって、該当のSPGを含むLPGに関する情報も把握できる。
図9で、LPGページング情報は、LPG ID及びページング指示子(Paging indicator)を含むことができ、SPGページング情報は、SPG ID及びページング指示子を含むことができる。
3.LPGからSPGへのページンググループ変更方法
本発明のさらに他の実施例として、LPGからSPGへとページンググループを変更する方法について説明する。
本発明の実施例は、SPG及びLPGを用いてページンググループを運営する方法を開示する。本発明の実施例では、移動端末(MS)が所定回数だけSPGを移動するとLPGにページンググループを変更する。したがって、充分の時間が経つと、SPGに属する相当数のMSがLPGにページンググループを変更することになり、LPGに属するMSの個数が増加することがある。これは、MS及び基地局の両方にとってオーバーヘッドとして作用することができる。
すなわち、MSの立場では、ページング制御器が自身にページングをしなかったにもかかわらず、MSに伝達されるページングメッセージがあるか否か確認するために余分の電力を消耗することになる。また、基地局の立場では、MSに伝達すべきページングメッセージのサイズが増加するという問題点が生じうる。
そこで、本発明のさらに他の実施例では、階層的ページング構造(hierarchical paging structure)において端末がLPGからSPGへとページンググループを変更するための位置更新(location update)方法を開示する。
図10は、本発明のさらに他の実施例に係るページンググループ変更方法の一例を示す図である。
図10を参照すると、端末は、サービング基地局からLPGタイマー(TLPG;LPG Timer)フィールド及びBCH周期情報(PBCH_CHECK_IN_IDLE_MODE)を含むページング情報を獲得することができる。この時、LPGタイマーは、端末のLPGに属する時間を示すタイマーで、端末のラージページンググループを変更するために用いられるパラメータである。端末がLPGに割り当てられるとLPGタイマーは動作する。LPGタイマーが満了すると、端末はLPGタイマーを新しく再設定(reset)することができる。また、BCH周期情報(PBCH_CHECK_IN_IDLE_MODE)は、端末の属するページンググループが変更されたか否かを確認するためにBCHを検索する固定的な周期または可変的な周期のことを意味する。LPGタイマーフィールド及びBCH周期情報はBCHに含まれることができ、BCHのPBCHまたはSBCHのいずれかに含まれることが好ましい(S1001)。
S1001段階で、LPGタイマー及びBCH周期情報は、端末が最初に遊休モードに進入する時にLPGにページンググループが割り当てられる場合に、またはSPGからLPGに変更される場合に、基地局から割り当てられることができる。この場合、端末が最初にLPGに割り当てられる場合には、DREG−CMDメッセージに当該ページング情報が含まれることができる。また、端末の割り当てられたページンググループがSPGからLPGに変更される場合には、RNG−RSPメッセージに当該ページング情報が含まれて端末に転送されることができる。BCH検索周期は位置更新のためのもので、LPGタイマー期間よりも短いことが好ましい。
LPGタイマーは、端末がLPGに割り当てられる時点から起動する(S1002)。
このLPGタイマーが満了しないと、端末はBCH周期情報に基づいて固定した周期でBCHを検索することができる(S1003)。
端末は、特定時間(例えば、LPGタイマー)の間にSPGを所定臨界値(N回)以上変更したか否かによってページンググループの変更を決定することができる。この時、端末はSPG変更カウンターを用いて端末がページンググループを変更した回数をチェックすることができる(S1004)。
S1004段階でSPG変更カウンターの代わりにBS変更カウンターを用いることもできる。BS変更カウンターは、移動端末が基地局を何回移動したかを示すものである。したがって、端末、基地局またはページング制御器は、BS変更カウンターを用いて端末がBSを所定回数以上変更したか否かをチェックし、その結果に基づいてページンググループを変更するか否かを決定することができる。
もし、S1004段階で端末のSPG変更カウンターが所定の臨界値(N回)未満であると、端末及び/または基地局は、端末の移動性が低いと判断することができる。したがって、端末は、LPGからSPGにページンググループを変更すると決定することができる。この場合、端末はページンググループをLPGからSPGに変更するために位置更新を行うことができる(S1005)。
もし、S1004段階でSPG変更カウンター値が所定の臨界値(N回)以上であると、端末及び/または基地局は端末の移動性が高いと判断し、端末のページンググループを変更せずに引き続きLPGを維持することができる(S1007)。
一方、S1002段階でLPGタイマーが満了すると、端末は2通りの動作を行うことができる。
その一つ(Yse(1))は、LPGタイマーを再設定することで引き続きLPGを維持し、BCH周期情報に基づいてBCHを検索することができる。この時、SPG変更カウンター値に基づいて端末の属しているページンググループを変更したり維持したりすることができる。
もう一つ(Yes(2))は、LPGタイマーが満了した場合、端末がSPG領域へとページンググループを変更することができる。本発明の実施例で、端末及び基地局は、SPG変更カウンターを運用する。この場合、一度LPGに属するようになった端末が継続してLPGに属していると、結局としては、多数の端末がLPGに属することになる。こうなると、システム内部のオーバーヘッドが増加する問題点につながる。したがって、所定のLPGカウンター値が満了すると、端末がLPGからSPGにページンググループを変更することが好ましい。
図11は、本発明のさらに他の実施例であって、LPGからSPGにページンググループを変更するための位置更新方法を示す図である。
端末はSPGからLPGにページンググループが変更されたり、最初にLPGにページンググループが割り当てられる場合に、LPGタイマー及びBCH周期情報を含むページング情報を獲得することができる。したがって、端末は、BCH周期情報に基づいて既に設定された(pre−defined)周期ごとにページンググループが変更されたか否かを確認するためにダウンリンクチャネル(例えば、BCH)を検索することができる。
端末は、特定時間(LPG timer、端末がLPGに割り当てられた場合に起動する)の間に、既に設定された周期(例えば、所定の固定した周期)ごとにBCHを確認することができる。この時、BCHに含まれたSPGが臨界値以上変更されていない場合、端末は自身を移動性の低い端末(low mobilized MS)と判断することができる。したがって、端末は、ページンググループをLPGからSPGに変更するようにページング制御器に要請するために位置更新を行うことができる。
図11で説明した方法を用いることによって、タイマーが満了する度にレガシーシステムにより位置更新が行われる代わりに、端末は、必要な場合にのみ位置更新を行うことができ、よって、アップリンクオーバーヘッド及びページングオーバーヘッドを減らすことができる。
本発明の他の側面として、図11で、所定の周期ごとに転送されるBCHには、端末がページンググループタイプを決定するのに用いうる所定のパラメータ(例えば、端末速度臨界値;表1参照)が含まれることができる。端末は遊休モードに進入した後においてもこのような所定のパラメータ値を用いて、自身のページンググループタイプを引き続き維持したり、変更したりすることができる。
例えば、現在ページンググループがSPGである端末は、端末自身の速度が臨界値(DREG−CMDまたはBCHを通じて受信)以上である場合、ページンググループタイプをSPGからLPGに変更するように要請するための位置更新過程を行うことができる。また、端末は、現在自身の速度が臨界値(DREG−CMDを通じて受信)以下の場合、既存ページンググループを引き続き維持することができる。
4.LPGからLPGへのページンググループ変更方法
ネットワークシステムが一つ以上のLPGを含むことができる。この場合、端末は特定LPGに属しており、別のLPGに移動することができる。このとき、端末は位置更新を行うことができる。
5.ページンググループ変更のための位置更新方法
図12は、本発明の実施例によって、ページンググループを変更するための位置更新過程を示す図である。
移動端末には一つ以上のページンググループが割り当てられることができる。この場合、ページンググループのうちの一つを主ページンググループとし、残りのページンググループを副ページンググループとすることができる。例えば、本発明の実施例で、ラージページンググループ(LPG)は副ページンググループと同じ概念に用いることができ、スモールページンググループ(SPG)は主ページンググループと同じ概念に用いることができる。もちろん、スモールページンググループが副ページンググループに設定される場合には、ラージページンググループを主ページンググループとすることができる。
図12を参照すると、移動端末(MS)は、ページンググループを変更するか否かを決定することができる。このページンググループの変更は、上記の本発明の実施例(例えば、図8乃至図11)によるもので、SPGからLPGへのページンググループ変更、LPGからSPGへのページンググループ変更、及びLPGからLPGへのページンググループ変更のうちの一つとすることができる(S1201)。
本発明の実施例では、主に、MSでページンググループの変更を決定する方法を取り上げたが、ユーザーの要求事項または通信環境に応じて基地局(BS)またはページング制御器(PC)でMSのページンググループの変更を要請することもできる。
MSは、ページンググループを変更するために現在のBSと位置更新を行うことができる。したがって、MSはBSに、MSの移動速度情報(MS Mobility Information)を含むレンジング要請(MOB_RNG−REQ)メッセージを転送することができる。この時、MS移動速度情報は、MSに新しいページンググループを割り当てるために用いられることができる(S1202)。
下記の表6は、レンジング要請メッセージフォーマットの一例を表すものである。
表6は、端末がページンググループを変更するか否かを直接決定する場合に用いられるレンジング要請(MOB_RNG−REQ)メッセージを示す。表6を参照すると、レンジング要請メッセージは、ページング制御器識別子(paging controller ID)及びページンググループ識別子(paging groupID)を含むことができる。ページンググループ識別子は、端末が変更しようとするページンググループの識別子で、LPG IDまたはSPG IDのいずれかとすることができる。ここで、LPG ID及びSPG IDは、BCH周期情報に基づいて検索したBCHに含まれたページンググループの識別子である。
下記の表7は、レンジング要請メッセージフォーマットの他の例である。
表7は、ページング制御器が端末に割り当てられるページンググループを決定する場合に用いられるレンジング要請メッセージである。表7のレンジング要請メッセージは、ページング制御器識別子、位置更新タイプ(Location Update Type)フィールドを含むことができる。端末は、自身の状態(例えば、ページンググループ変更カウンター(paging group change count)または端末の移動速度(MS speed))に基づいてページンググループを変更するか否かを決定することができる。
表7を参照すると、位置更新タイプ(location update type)フィールドは、1ビットの大きさを有することができ、‘0’の場合はLPGを表し、‘1’の場合はSPGを表すことができる。すなわち、端末は、位置更新タイプ(例えば、LPGまたはSPG)のうちの一つを選択してネットワークに転送することができる。レンジング要請メッセージを受信したページング制御器(Paging controller)は、位置更新タイプに基づいて端末のページンググループを決定することができる。また、ページング制御器または基地局は、端末に割り当てたページンググループをRNG−RSPメッセージを通じて端末に知らせることができる。
表6及び表7で、レンジング要請メッセージは、ユーザー応用特性情報及び端末速度情報のうち一つ以上をさらに含むことができる。ここで、ユーザー応用特性情報及び端末速度情報は、表1乃至表5で説明したものと同じ機能を果たすことができる。
再び図12を参照すると、S1202段階で端末からレンジング要請(RNG−REQ)メッセージを受信した基地局は、端末にページンググループを割り当てることができる。基地局は、MS移動速度情報に基づいて端末に異なる大きさのページンググループを割り当てることができる。したがって、基地局は、レンジング応答(MOB_RNG−RSP)メッセージを用いて、新しいページンググループに関する情報を端末に知らせることができる(S1203)。
下記の表8は、端末のページンググループを変更するために転送するレンジング応答メッセージフォーマットの一例である。
表8を参照すると、レンジング応答メッセージは、位置更新トリガーTLV説明フィールド(Location Update trigger TLV description field)、ページング情報(Paging Information)及びページング制御器識別子(Paging Controller ID)などを含むことができる。
下記の表9は、位置更新トリガーTLV説明フィールド(Location Update trigger TLV description field)のフォーマットの一例である。
表9は、本発明の実施例で使用可能な位置更新トリガーTLV説明フィールドの一例を表すものである。
表9を参照すると、位置更新トリガーTLV説明フィールドは、タイプ(Type)パラメータ、機能(Function)パラメータ、及び動作(Action)パラメータを含むことができる。タイプパラメータは表9のタイプを示し、機能パラメータは、1バイトの大きさを有することができる。ここで、0x0ビットは位置更新の成功を示し、0x1ビットは位置更新の失敗を示す。0x2ビットは、位置更新成功及びDLトラフィックがあることを示し、0x3ビットは、ページンググループ変更の成功を示し、0x4ビットはページンググループ変更の失敗を示すことができる。また、0x5乃至0x7ビットは、予約された値である。
表9で、動作フィールドは1バイトの大きさを有することができる。この動作フィールドにおいて、0x0ビットは、該当のRNG−RSPがページンググループの割当後のページンググループ識別子を含むことを示す。0x1ビットは、転送タイマー以降にページンググループ変更を目的とする位置更新を再び試みる場合を示す。また、0x2ビットは、最大n回までページンググループを変更する場合における位置更新時にレンジング要請を再び試みる場合を示す。0x3ビットは、遊休モードの終了を示す。0x4ビット乃至0x7ビットは、予約された値である。
下記の表10は、表8のページング情報フィールドフォーマットの一例である。
表10を参照すると、ページング情報フィールドは、ページング周期(Paging Cycle)、ページングオフセット(Paging Offset)及びページンググループ情報を含むことができる。ここで、ページンググループ情報はMSの移動速度情報に基づいて基地局で決定される。ページンググループ情報には、LPG ID及びSPG IDのうち一つ以上が含まれることができる。
ページング周期は、ページンググループに転送されるページングメッセージの転送周期を示し、ページングオフセットは、ページングメッセージが転送される周期での割当フレームを示す。LPG IDは、端末に割り当てられたLPGの識別子を示し、SPG IDは、端末に割り当てられたSPGの識別子を示す。
図12で、端末がページンググループの変更を決定すると、端末及び基地局は位置更新を行うことによって、端末に割り当てられたページンググループを変更することができる。
図13は、本発明のさらに他の実施例であって、端末がページンググループを決定する方法の一例を示す図である。
図13を参照すると、基地局(BS)は端末(MS)に放送チャネル(BCH)を転送することができる。基地局は、放送チャネル(BCH)を通じて端末速度臨界値(MS Speed Threshold)パラメータ、最大ハンドオーバーカウント(MAX Handover Count)パラメータ、呼パケット到着率臨界値(Call or Packet Arrival Rate Threshold)パラメータ及び最大選好BSカウント(MAX Preferred BS Count)パラメータのうち一つ以上を端末に転送することができる。ここで、BCHは周期的に転送されることもでき、所定のイベントが発生する度に端末に転送されることもできる(S1301)。
下記の表11は、S1301段階で使用可能なBCHフォーマットの一部を表すものである。
表11を参照すると、端末速度臨界値フィールドは、端末の速度に基づいてページンググループタイプを決定する臨界値を示す。基地局は、BCHを通じてMS速度臨界値パラメータ、最大選好BSカウント、最大ハンドオーバーカウント及び呼パケット到達率臨界値パラメータのうち一つ以上を端末に転送することができる。
端末は、これらのカウント値及び臨界値のうち一つ以上を用いてページンググループタイプを決定することができる。図13を参照すると、端末は、基地局から転送されたBCHをデコーディングし、上記の表11のパラメータを用いて遊休モード進入時のページンググループタイプ(Paging Group Type)を決定することができる(S1302)。
以下では、S1302段階で利用可能な端末のページンググループタイプを決定する方法について説明する。
第一の方法として、端末は、正規モード状態における端末の速度と端末速度臨界値フィールド値とを比較することによって、端末の遊休モード状態への進入時のページンググループを決定することができる(表1及び表11を参照)。ここで、端末速度臨界値フィールドは、端末が遊休モードに進入した後にも使用することができる。
例えば、端末が遊休モードでBCHを通じて端末速度臨界値フィールドを受信すると、端末は、端末の速度に基づいてページンググループタイプ(LPG or SPG)を変更するか、または既存のページンググループタイプを維持するかを決定することができる。この場合、端末の速度臨界値の単位は、Km/hourとすることが好ましい。
第二の方法として、端末は最大ハンドオーバーカウント(MAX Handover count)値を用いてページンググループを決定することができる。最大ハンドオーバーカウント値は、BCHを通じて端末に転送されることができる。端末は、正規モード(normal mode)で自身が行ったハンドオーバーの回数と最大ハンドオーバーカウントとを比較することによって、遊休モードへの進入時に自身のページンググループを決定することができる。
第三の方法として、端末は、端末が正規モードで受信した呼またはパケットを通じて測定した呼の到着率(call arrival rate)と表11のBCHを通じて受信した呼パケット到着率臨界値とを比較して、端末のページンググループタイプを決定することができる。
第四の方法として、端末は、BCHを通じて受信した最大選好BSカウント(MAX Preferred BS Count)値を用いてページンググループタイプを決定することができる。選好BSパラメータは、サービングセルから別のセルに移動している正規モードの端末が、目的地のセルとして最も選好する隣接セルを示すパラメータである。端末は、正規モードで選好BSカウントと最大選好BSカウントとを比較することによってページンググループタイプを決定することができる。
端末は、上記S1302段階で決定したページンググループタイプパラメータをDREG−REQメッセージ(表1参照)を通じてサービング基地局に転送することができる(S1303)。
サービング基地局は、端末が決定したページンググループタイプパラメータをページング制御器(PC)に伝達することができる(S1304)。
ページング制御器(PC)は、端末が決定したページンググループタイプ(paging group type)パラメータを参照して端末のページンググループを決定することができる。また、ページング制御器は、端末の要求したページンググループタイプが現在通信環境に適していないと判断すると、端末が転送したページンググループタイプフィールドによらずに任意に最適のページンググループを決定することができる(S1305)。
ページング制御器はサービング基地局に、端末に割り当てられるページンググループのタイプを伝達し(S1306)、サービング基地局は、端末のページンググループタイプ情報を含む登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを端末に転送することができる(S1307)。
このような過程によって、端末は、遊休モードに進入する前に自身のページンググループタイプを決定し、遊休モードへの進入時に最適のページンググループが割り当てられることができる。
基地局は、周期的にまたは特定時間ごとに表11のパラメータ値を含むBCHを端末に転送することができる。この時、用いられるBCHは、図9を参照すればいい(S1308)。
端末は、遊休モードに進入した後においても、S1308段階で端末に転送されるパラメータ値を用いて、自身のページンググループタイプを引き続き維持したり変更したりすることができる。例えば、現在のページンググループがSPGである端末は、端末自身の速度が臨界値(DREG−CMDまたはBCHを通じて受信)以上である場合、ページンググループタイプをSPGからLPGに変更するように要請するための位置更新過程を行うことができる。また、端末は、現在自身の速度が臨界値(例えば、DREG−CMDを通じて受信)以下の場合、既存のページンググループを引き続き維持することができる。
上述した本発明の実施例の構成及び段階は互いに組み合わせることができる。また、本発明は、本発明の精神及び必須特徴を逸脱しない範囲で別の特定の形態に具体化することができる。したがって、上記の詳細な説明はいずれの面においても制約的に解釈されてはならず、例示的なものとして考慮されるべきである。本発明の範囲は、添付した請求の範囲の合理的解釈により定められなければならず、よって、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係を有しない請求項を結合して実施例を構成することもでき、出願後の補正により新しい請求項として含めることもできる。
本発明の実施例は様々な無線接続システムに適用することができる。様々な無線接続システムには、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2及び/またはIEEE 802.xx(Institute of Electrical and Electronic Engineers 802)システムなどがある。本発明の実施例は、これらの様々な無線接続システムの他に、様々な無線接続システムを応用したあらゆる技術分野に適用することができる。

Claims (18)

  1. 遊休モードの移動端末(MS)の位置更新を行う方法であって、
    前記方法は、
    前記位置更新を行うために、前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請メッセージ(RNG−REQ)を基地局に転送することと、
    前記基地局から新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答メッセージ(RNG−RSP)を受信することと
    を含み、
    前記新しいページンググループは前記移動速度情報に基づいて割り当てられ
    前記移動速度情報は、前記移動端末の速度を低速、中速及び高速のうちの一つで表す、方法。
  2. 前記遊休モードを開始するために登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを前記基地局に転送することと、
    前記遊休モードの開始を許諾する登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを受信することと
    をさらに含み、
    前記DREG−REQメッセージは、前記移動端末の正規モードにおける移動速度を示す移動速度情報を含む、請求項に記載方法。
  3. 前記移動端末は一つ以上のページンググループに割り当てられ、
    前記一つ以上のページンググループのうち、一つのページンググループは主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループである、請求項2に記載方法。
  4. 前記主ページンググループはスモールページンググループであり、前記副ページンググループはラージページンググループである、請求項に記載方法。
  5. 前記主ページンググループの大きさと前記副ページンググループ大きさは互いに異なる請求項に記載方法。
  6. 前記基地局は一つ以上のページンググループに属している、請求項に記載方法。
  7. 遊休モードの移動端末(MS)の位置更新を支援する方法であって、
    前記方法は、
    基地局(BS)において、前記MSから前記位置更新を行うためのレンジング要請メッセージ(RNG−REQ)を受信することと、
    新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答メッセージ(RNG−RSP前記移動端末に転送することと
    を含み、
    前記RNG−REQメッセージは、前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含み、
    前記新しいページンググループは、前記移動速度情報に基づいて前記BSにより割り当てられ、
    前記移動速度情報は、前記移動端末の速度を低速、中速及び高速のうちの一つで表す、方法。
  8. 前記遊休モードを開始するための登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを前記移動端末から受信することと、
    前記遊休モードの開始を許諾する登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを前記移動端末に転送することと
    をさらに含み、
    前記DREG−REQメッセージは、前記移動端末の正規モードにおける移動速度を示す移動速度情報を含む、請求項に記載方法。
  9. 前記移動端末は一つ以上のページンググループに割り当てられ、
    前記一つ以上のページンググループのうち、一つのページンググループは主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループである、請求項に記載方法。
  10. 前記主ページンググループはスモールページンググループであり、前記副ページンググループはラージページンググループである、請求項に記載方法。
  11. 前記主ページンググループの大きさと前記副ページンググループの大きさは互いに異なる請求項に記載方法。
  12. 前記基地局は一つ以上のページンググループに属している、請求項に記載方法。
  13. 遊休モードで位置更新を行う移動端末であって、前記移動端末(MS)は、
    メッセージを転送するための送信と、
    メッセージを受信するための受信器と
    を含み、
    前記MSは、前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請メッセージ(RNG−REQ)を前記送信器を用いて基地局に転送することと、前記基地局から新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答メッセージ(RNG−RSP)を前記受信器を用いて受信することとを行うように構成され、
    前記新しいページンググループは、前記移動速度情報に基づいて割り当てられ、
    前記移動速度情報は、前記移動端末の速度を低速、中速及び高速のうち一つで表す、移動端末。
  14. 前記MSは、
    前記遊休モードを開始するために登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを前記送信器を用いて前記基地局に転送することと、
    前記遊休モードの開始を許諾する登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを前記受信器を用いて受信することと
    を行うようにさらに構成され
    前記DREG−REQメッセージは、前記移動端末の正規モードにおける移動速度を示す移動速度情報を含む、請求項13に記載の移動端末。
  15. 前記MSは一つ以上のページンググループに割り当てられ、
    前記一つ以上のページンググループのうち、一つのページンググループは主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループである、請求項14に記載の移動端末
  16. 遊休モードの移動端末(MS)の位置更新を支援する基地局(BS)であって
    前記BSは、
    メッセージを転送するための送信と、
    メッセージを受信するための受信器と
    を含み、
    前記BSは、前記移動端末から前記移動端末の移動速度を示す移動速度情報を含むレンジング要請メッセージ(RNG−REQ)を前記受信器を用いて受信することと、新しいページンググループに関するページンググループ情報を含むレンジング応答メッセージ(RNG−RSP)を前記送信器を用いて前記移動端末に転送することとを行うように構成され
    前記新しいページンググループは、前記移動速度情報に基づいて割り当てられ
    前記移動速度情報は、前記移動端末の速度を低速、中速及び高速のうちの一つで表す、基地局。
  17. 前記BS
    前記遊休モードを開始するための登録解除要請(DREG−REQ)メッセージを前記受信を用いて前記移動端末から受信することと、
    前記遊休モードの開始を許諾する登録解除命令(DREG−CMD)メッセージを前記送信を用いて転送することと
    を行うようにさらに構成され、
    前記DREG−REQメッセージは、前記移動端末の正規モードにおける移動速度を示す移動速度情報を含む、請求項16に記載の基地局。
  18. 前記MSは、一つ以上のページンググループに割り当てられ、
    前記一つ以上のページンググループのうち、一つのページンググループは主ページンググループであり、残りのページンググループは副ページンググループである、請求項17に記載の基地局。
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