JP5174737B2 - 画像配信システム、符号装置及び復号装置 - Google Patents
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[全体構成]
図1を参照して、画像配信システム100は、符号装置1と復号装置2とを備える。符号装置1と復号装置2とはネットワークを介して互いに接続される。ネットワークはたとえばLANやインターネットである。
符号装置1では、基本画像処理部BLEが基本画像を符号化し、第1〜第j拡張画像処理部ELE1〜ELEjが第1〜第j拡張画像を符号化する。従来のスケーラブル符号化では、第1〜第j拡張画像の符号化に利用される量子化パラメータ(以下、拡張量子化パラメータという)は、基本画像の符号化に利用された量子化パラメータ(以下、基本量子化パラメータという)と別個独立に設定される。さらに、第j拡張画像の符号化データは、第j−1拡張画像との差分データとして出力される。そのため、復号装置が第j拡張画像を再生する場合、基本画像と、第1〜第j拡張画像の符号化データ全てを復号し、合成しなければ、第j拡張画像を再生できない。
ここで、拡張量子化パラメータQEPnは、マクロブロックMnの拡張量子化パラメータであり、基本量子化パラメータQBPnは、マクロブロックMnの基本量子化パラメータである。
符号装置の詳細を説明する。図2を参照して、符号装置1は、基本画像処理部BLEと、第1〜第j拡張画像処理部ELE1〜ELEjとを備える。
基本画像処理部BLEは、外部から入力された画像に基づいて、基本画像の符号化データを出力する。基本画像処理部BLEは、品質指定部41と、符号化中核部50とを備える。品質指定部41は、ユーザ操作に応じて品質要求を外部から受信する。そして、品質要求に応じて、基本画像の品質を指定する。
第j拡張画像処理部ELEj(jは自然数)は、品質指定部11と、情報取得部12と、符号化中核部20と、比率パラメータ生成部30とを備える。
比率パラメータ生成部30は、式(1)に基づいて、比率パラメータRnを算出する。比率パラメータRnを利用することにより、復号装置2での復号処理に係る負担が軽減される。また、拡張画像の品質を制御しやすくなる。理想的には、基本量子化係数QBnと、拡張量子化係数QEnに比率パラメータRnを乗じた値(以下、疑似量子化係数RQEnという)とが等しいのが好ましい。この場合、基本量子化係数QBnと疑似量子化係数RQEnとの間に残差が発生しない。そのため、比率パラメータRnのみで拡張画像の品質を決定できる。また、比率パラメータRnを出力すれば、従来のように差分データを生成して出力する必要がないため、出力する情報量も低減できる。
図3及び図4に示す様に、マクロブロックMnを構成する各ブロック内で、比率パラメータRnを乗じる領域が異なる領域パターンを複数準備する。図中、ハッチングされた領域が、ブロック内で比率パラメータRnが乗じられる領域である。図3及び図4では、領域パターン番号が増加するにしたがい、ハッチングされた領域が低周波成分から高周波成分に拡がっている。ハッチングされていない領域の係数は0にするか、符号化しない。
準備された領域パターンごとに疑似量子化係数RQEnを算出し、残差データが最小となる領域パターンを決定する。
基本量子化パラメータQBPn又は拡張量子化パラメータQEPnを変更し、基本量子化係数QBn又は拡張量子化係数QEnを再計算する。そして、残差データを再度求める。この計算を繰り返し、残差データが小さくなる基本量子化係数QBn又は拡張量子化係数QEnを求める。
比率パラメータ生成部30は、抽出部31と、比率算出部32と、最適化処理部33と、比率パラメータ符号化部34と、残差符号化部35とを備える。
符号装置1の各構成は、コンピュータ装置に符号プログラムをインストールすることにより実現される。図5を参照して、コンピュータ装置は、中央演算処理装置(CPU)101と、メモリ102と、ディスプレイ103と、ハードディスク(HDD)104と、マウスやキーボード等の入力部105と、外部装置(たとえば復号装置2)と通信するための通信部106とを備える。符号プログラムはHDD104に記憶される。符号プログラムがメモリ102にロードされ、CPU101で実行されることにより、コンピュータ装置は符号装置1となる。
以下、符号装置1の動作の詳細を説明する。
図6を参照して、符号装置1の画像入力部51及び21は、外部から画像を受け付ける。このとき、符号装置1の基本画像処理部BLEは、基本画像の符号化データを生成する(S40)。まず、画像入力部51は、受け付けた画像を複数のマクロブロックM1〜Mnに分割する(S1)。品質指定部11は、ユーザ操作に応じて基本画像の品質を指定する(S2)。続いて、基本画像処理部BLEは、基本画像の符号化データを作成する(S3)。
拡張量子化パラメータの変更が設定されておらず(S11でNO)、基本量子化パラメータQBPnの変更が設定されている場合(S12でYES)、最適化処理部33は、基本画像処理部BLEに対して、基本量子化パラメータQBPnを品質指定部11により指定された品質を保持できる範囲で変更して、符号化データを再び出力するよう要求する。
ステップS11で拡張量子化パラメータQEPnを変更する場合(S11でYES)、ステップS6に戻って、拡張量子化係数QEn及び拡張量子化パラメータQEPnを再び算出する。具体的には、量子化部24は、最適化処理部33からの要求に応じて、品質指定部11により指定された品質を保持できる範囲で拡張量子化パラメータQEPnを変更する。そして、量子化部24は、拡張量子化係数QEnを再び算出する(S6)。その後、ステップS7〜S10を再び実行する。
復号装置2は、上述の符号装置1から出力された符号化データを受け、所望の拡張画像を復号する。復号装置2の構成について、詳述する。
図8を参照して、復号装置2は、データ入力部201と、基本画像処理部BLDと、第1〜第j拡張画像処理部ELD1〜ELDjとを備える。データ入力部201は、符号装置1から配信された符号化データ(ビットストリーム)を受信する。そして、基本画像処理部BLD及び拡張画像処理部ELDjに符号化データを出力する。
パラメータ符号部305は、算出された拡張量子化パラメータQEPnを再度符号化する。以上の方法により、比率パラメータ生成部300は、拡張量子化係数QEPnの符号化データと、拡張量子化パラメータQEPnの符号化データとを生成する。比率パラメータ生成部300はさらに、符号化データ抽出部301で抽出された拡張画像用の符号化モードの符号化データも出力する。
復号装置2の各構成は、符号装置1と同様に、コンピュータ装置に復号プログラムをインストールすることにより実現される。復号プログラムは図5のコンピュータ装置のハードディスク104に記憶される。復号プログラムがメモリ102にロードされ、CPU101で実行されることにより、コンピュータ装置は復号装置2になる。
以下、復号装置の動作の詳細を説明する。図9を参照して、復号装置2のデータ入力部201は、符号装置1から配信された符号化データを受信する(S101)。復号装置2のユーザは、たとえば図5中の入力部105を介して、復号する画像の品質を選択する。品質指定部202は、ユーザ操作に応じて選択された品質要求を受ける。そして、受けた品質要求に応じて、復号する画像(基本画像、第1拡張画像〜第j拡張画像のいずれか)を指定する(S102)。
ステップS102で受けた品質要求が基本画像に相当する品質である場合(S105でYES)、品質指定部202は、基本画像処理部BLDに復号するよう指令する。この場合、逆変換部503は、逆量子化部502で生成された基本画像の変換符号化係数を逆変換して基本画像の信号を生成する(S106)。このとき、複数のマクロブロックM1〜Mnのうち、インター予測モードが採用されたマクロブロックMnについては差分信号が生成される。
以上の方法で生成された信号は結合され、基本画像として外部に出力される(S119)。
ステップS102で受けた品質要求が第j拡張画像(j=1〜)に相当する品質である場合(S105でNO)、品質指定部202は、拡張画像処理部ELDjに復号するよう指示する(S108)。このとき、品質指定部202は、基本画像処理部BLDに基本画像情報を拡張画像復号部ELDjに出力するよう要求する。基本画像情報は、抽出部500で抽出された基本量子化係数QBnの符号化データと、エントロピ復号部501で復号された基本量子化パラメータQBPnと、符号化モードとを含む。基本画像処理部BLDは、指示に応じて基本画像情報を拡張画像処理部ELDjに出力する。
比率パラメータ生成部300内の符号化データ抽出部301は、符号化データから、比率パラメータRnと、残差データと、領域パターンに関する情報と、符号化モードとを抽出する(S110)。そして、比率復号部302は、比率パラメータRn、符号化モード及び領域パターンに関する情報の符号化データを復号して、比率パラメータRn、符号化モード及び領域パターンに関する情報を生成する(S111)。次に、比率パラメータRn、符号化モード、領域パターン及び残差データと、基本画像処理部BLDから送信された基本画像情報(基本量子化係数QBnの符号化データと、基本量子化パラメータQBPnの符号化データ)とに基づいて、拡張量子化係数QEnの符号化データと、拡張量子化パラメータQEPnとを生成する(S112)。具体的には、合成部304は、基本量子化係数QBnの符号化データに、領域パターンに応じて比率パラメータRnを乗じる。その後、残差データを加算する。以上の方法により、拡張量子化係数QEnの符号化データが得られる。一方、基本量子化パラメータQBPnに比率パラメータRnを乗じて、拡張量子化パラメータQEPnを算出する。パラメータ符号部305は、得られた拡張量子化パラメータQEPnと符号化モードとを再びエントロピ符号化する(S113)。そして、符号化されたデータを出力する(S114)。
以上の工程により、比率パラメータ生成部300は、拡張量子化係数QEnの符号化データと、拡張量子化パラメータQEPnの符号化データとを生成する。
復号中核部400は、生成された拡張量子化係数QEnの符号化データ、拡張量子化パラメータQEPnの符号化データ及び符号化モードに基づいて、第j拡張画像を生成する(S160)。
以上の方法により、復号装置2は、基本画像処理部BLDの抽出部500及びエントロピ復号部501での処理と、所望の品質に対応する第j拡張画像復号部ELDjでの処理を実行すれば、所望の品質の第j拡張画像を得ることができる。
第1の実施の形態では、符号装置1内の第j拡張画像処理部ELEjは、マクロブロックMn〜Mnごとに比率パラメータRnを設定した。しかしながら、画像の所定領域に含まれる複数のマクロブロックMnの比率パラメータRnが互いに近似している場合、その領域内の比率パラメータRnを平準化してもよい。この場合、領域内の複数のマクロブロックMnに対して1つの代表比率パラメータRanが設定される。そのため、1つの代表比率パラメータRanの値を調整すれば、領域内の画像品質を容易に調整できる。
図10を参照して、ステップS1〜S8までの動作は図6と同じである。ステップS8で各マクロブロックMnの比率パラメータRnを算出した後、比率算出部32はさらに、比率パラメータRnが近似するマクロブロックMn群で構成される領域を検索する(S21)。具体的には、比率算出部32は、領域内の各マクロブロックMnの比率パラメータRnの最大値と最小値との差が所定マージンMX以内となる領域(マクロブロック群)を特定する。マージンMXはユーザ操作に応じて設定可能である。マージンMXの小さく設定すれば、領域の範囲は小さくなるし、マージンMXを大きく設定すれば、マクロブロックM1〜Mn全体が1つの領域となる。また、マージンMXの設定によっては、領域が複数発生する。
復号装置2は、図9に示す動作を実行する。これにより、領域内のマクロブロックMnの拡張量子化係数QEn及び拡張量子化パラメータQEPnの生成については、代表比率パラメータが利用される。なお、代表比率パラメータ適用領域情報を利用すれば、復号装置2で代表比率パラメータを変更し、代表比率パラメータが適用される領域内の画像品質を変更することができる。
拡張画像内の特定のオブジェクト、たとえば、画像内の人物や特定物に対して、代表比率パラメータRanを利用してもよい。具体的には、画像内でオブジェクトが占める領域を、周知のオブジェクト抽出方法で特定する。周知のオブジェクト抽出方法とはたとえば、領域分割法である。画像内の特定のオブジェクトに対して代表比率パラメータRanを利用すれば、特定のオブジェクトの品質を、画像内の他の部分と分けて調整することができる。
本実施の形態による符号装置の動作は次のとおりである。図12を参照して、ステップS1〜S8までの動作は図6と同じである。ステップS8で拡張画像の各マクロブロックM1〜Mnの比率パラメータR1〜Rnを決定後、比率算出部32は、オブジェクト領域の特定処理を実行する(S32)。比率算出部32はたとえば、領域分割法に基づいてオブジェクト領域を特定する。そして、特定されたオブジェクト領域内のマクロブロックMnの比率パラメータRnをヒストグラム化し、最も頻度の高い値を、オブジェクト領域の代表比率パラメータRanに決定する(S33)。特定されたオブジェクト領域が複数存在する場合、比率算出部32は、オブジェクト領域ごとに代表比率パラメータRaを決定する。比率算出部32は、オブジェクト領域内のマクロブロックMnの比率パラメータRnを、代表比率パラメータに変更する(S34)。ステップS34以降の動作は図6と同じである。なお、第2の実施の形態と同様に、ステップS16で拡張画像処理部ELEjから出力される符号化データは、図7に示す情報に加えて、代表比率パラメータが適用される領域内のマクロブロックMnを特定するための情報(代表比率パラメータ適用領域情報)を含む。
2 復号装置
20 符号化中核部
22 予想符号化部
23 変換符号部
24 量子化部
25 エントロピ符号化部
26,56 符号化モード決定部
30 比率パラメータ生成部
32 比率算出部
33 最適化処理部
50 符号化中核部
51 画像入力部
52 予測符号化部
53 変換符号化部
54 量子化部
55 エントロピ符号化部
100 画像配信システム
300 比率パラメータ生成部
304 合成部
400 復号中核部
401,501 エントロピ復号部
402,502 逆量子化部
403,503 逆変換部
404,504 予測生成部
Claims (4)
- スケーラブル符号化処理を実行可能な符号装置と復号装置とを備えた画像配信システムであって、
前記符号装置は、
複数のマクロブロックに分割された画像を用いて基本画像を符号化する基本画像処理手段と、
前記画像を用いて前記基本画像よりも上層の拡張画像を符号化する拡張画像処理手段とを備え、
前記基本画像処理手段は、
前記マクロブロックごとに設定された複数の基本量子化パラメータに基づいて、前記画像をマクロブロックごとに量子化して前記基本画像の量子化係数を生成する基本量子化手段を備え、
前記拡張画像処理手段は、
前記マクロブロックごとに設定された複数の拡張量子化パラメータに基づいて、前記画像をマクロブロックごとに量子化して前記拡張画像の量子化係数を生成する拡張量子化手段と、
前記基本量子化パラメータと拡張量子化パラメータとの比率に関する比率パラメータを決定する比率決定手段と、
前記拡張画像の量子化係数と前記比率パラメータとに基づいて決定される量子化係数を求め、前記求めた量子化係数と前記基本画像の量子化係数との差分である残差データを求める残差決定手段とを備え、
前記符号装置はさらに、
前記基本画像の量子化係数と、前記基本量子化パラメータと、前記比率パラメータと、前記残差データとを符号化し、符号化データを出力する符号化手段を備え、
前記復号装置は、
前記基本画像の量子化係数と、前記比率パラメータと、前記残差データとに基づいて前記拡張画像の量子化係数を生成し、前記基本量子化パラメータと前記比率パラメータとに基づいて前記拡張量子化パラメータを生成する拡張生成手段と、
前記拡張量子化パラメータに基づいて、前記拡張画像の量子化係数を逆量子化する逆量子化手段と、
前記逆量子化された拡張画像を逆変換して前記拡張画像を再生する逆変換手段とを備え、
前記残差決定手段はさらに、
前記各マクロブロック内において、前記比率パラメータが利用される領域を示す複数の領域パターンごとに前記量子化係数を求め、前記残差データを前記領域パターンごとに求め、前記求めた残差データのうち最小の残差データとなる領域パターンを選択し、
前記符号化手段は、前記選択された領域パターンに関する情報及び選択された領域パターンで求められた残差データの符号化データを出力し、
前記拡張生成手段は、前記基本画像の量子化係数と、前記比率パラメータと、前記残差データと、前記選択された領域パターンとに基づいて、前記拡張画像の量子化係数を生成することを特徴とする画像配信システム。 - 請求項1に記載の画像配信システムであって、
前記基本画像処理手段はさらに、
所定の符号化モードに応じて、前記画像を前記マクロブロックごとに予測符号化する基本予測符号化手段を備え、
前記拡張画像処理手段はさらに、
前記基本予測符号化処理で利用された符号化モードと同じ符号化モードに応じて、前記画像を前記マクロブロックごとに予測符号化する拡張予測符号化手段を備えることを特徴とする画像配信システム。 - スケーラブル符号化処理を実行可能な符号装置であって、
複数のマクロブロックに分割された画像を用いて基本画像を符号化する基本画像処理手段と、
前記画像を用いて前記基本画像よりも上層の拡張画像を符号化する拡張画像処理手段とを備え、
前記基本画像処理手段は、
前記マクロブロックごとに設定された複数の基本量子化パラメータに基づいて、前記画像をマクロブロックごとに量子化して前記基本画像の量子化係数を生成する基本量子化手段を備え、
前記拡張画像処理手段は、
前記マクロブロックごとに設定された複数の拡張量子化パラメータに基づいて、前記画像をマクロブロックごとに量子化して前記拡張画像の量子化係数を生成する拡張量子化手段と、
前記基本量子化パラメータと拡張量子化パラメータとの比率に関する比率パラメータを決定する比率決定手段と、
前記拡張画像の量子化係数と前記比率パラメータとに基づいて決定される量子化係数を求め、前記求めた量子化係数と前記基本画像の量子化係数との差分である残差データを求める残差決定手段とを備え、
前記符号装置はさらに、
前記基本画像の量子化係数と、前記基本量子化パラメータと、前記比率パラメータと、前記残差データとを符号化し、符号化データを出力する符号化手段を備え、
前記残差決定手段はさらに、
前記各マクロブロック内において、前記比率パラメータが利用される領域を示す複数の領域パターンごとに前記量子化係数を求め、前記残差データを前記領域パターンごとに求め、前記求めた残差データのうち最小の残差データとなる領域パターンを選択し、
前記符号化手段は、前記選択された領域パターンに関する情報及び選択された領域パターンで求められた残差データの符号化データを出力することを特徴とする符号装置。 - コンピュータに実行させる符号化プログラムであって、
複数のマクロブロックに分割された画像を用いて基本画像を符号化する基本画像処理ステップと、
前記基本画像よりも上層の拡張画像を符号化する拡張画像処理ステップとを備え、
前記基本画像処理ステップは、
前記マクロブロックごとに設定された複数の基本量子化パラメータに基づいて、前記画像をマクロブロックごとに量子化して前記基本画像の量子化係数を生成するステップを備え、
前記拡張画像処理ステップは、
前記マクロブロックごとに設定された複数の拡張量子化パラメータに基づいて、前記画像をマクロブロックごとに量子化して前記拡張画像の量子化係数を生成するステップと、
前記基本量子化パラメータと拡張量子化パラメータとの比率に関する比率パラメータを決定するステップと、
前記拡張画像の量子化係数と前記比率パラメータとに基づいて決定される量子化係数を求め、前記求めた量子化係数と前記基本画像の量子化係数との差分である残差データを求めるステップとを備え、
前記符号化プログラムはさらに、
前記基本画像の量子化係数と、前記基本量子化パラメータと、前記比率パラメータと、前記残差データとを符号化し、符号化データを出力するステップとを備え、
前記残差データを求めるステップではさらに、
前記各マクロブロック内において、前記比率パラメータが利用される領域を示す複数の領域パターンごとに前記量子化係数を求め、前記残差データを前記領域パターンごとに求め、前記求めた残差データのうち最小の残差データとなる領域パターンを選択し、
前記符号化データを出力するステップでは、前記選択された領域パターンに関する情報及び選択された領域パターンで求められた残差データの符号化データを出力することを特徴とする符号化プログラム。
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