JP5173749B2 - Chimney lining material removal device - Google Patents
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Description
本発明は、既存の煙突の内面に内貼りされているアスベスト等のライニング材を除去するための装置、特に回転カッタを搭載した装置本体を保持装置によって煙突内の中心位置に保持する構成の煙突内ライニング材除去装置に関する。 The present invention relates to a device for removing a lining material such as asbestos that is attached to the inner surface of an existing chimney, in particular, a chimney having a structure in which a device body on which a rotary cutter is mounted is held at a central position in the chimney by a holding device. The present invention relates to an inner lining material removing device.
周知のように、鉄筋コンクリート造の大規模な煙突の内面には耐火性および断熱性を有するライニング材が内貼りされるが、過去に建設された煙突においてはライニング材としてアスベスト(石綿)が多用されていた。
近年、アスベストの有害性が明らかになったことに伴い、安全なライニング材に貼り替えるために、あるいは既存の煙突を解体するに際して、煙突内面からアスベストを除去する必要が生じて、そのような作業を安全かつ効率的に行うための手段としてたとえば特許文献1や特許文献2に示されるような除去装置が開発され、今後広く普及する気運にある。
As is well known, lining materials with fire resistance and heat insulation are applied inside the large-scale chimneys of reinforced concrete, but asbestos (asbestos) is often used as the lining material in chimneys constructed in the past. It was.
In recent years, asbestos harmfulness has become clear, it is necessary to remove asbestos from the inner surface of the chimney to replace it with a safe lining material or to dismantle an existing chimney. As a means for safely and efficiently carrying out the removal, for example, removal devices as shown in
図5は特許文献1に示されている除去装置の概要を示すものである。これは、既存の煙突1の頂部からその内部に吊り降ろされて使用されるもので、煙突1の内面に取り付けられているライニング材2を除去するための装置本体10と、その装置本体10を煙突1内の中心位置に保持するための保持装置20を主体とするものであり、その全体がメインフレーム15に対して一体に組み付けられた構成とされている。
装置本体10は、ライニング材2を剥離させて除去するためのビット11を周縁部に装着した回転ヘッド12と、それを回転駆動するための駆動モータ13を搭載したものである。また、保持装置20は、装置本体10を煙突1内の中心位置に保持するとともに駆動モータの回転駆動力の反力を取るための上下2段のアーム群21を備えている。
保持装置20における上下のアーム群21は、それぞれ放射状に展開可能な各段3本ずつのアーム22からなり、各アーム22はいずれも上端部が軸23によりメインフレーム15に対して揺動自在に軸支されているとともに、それらアーム22の下端部には煙突1内面を上下方向に転動可能な車輪24が取り付けられている。そして、各アーム22は操作機構としての油圧シリンダ25の操作によってそれぞれ径方向外側に放射状に展開可能とされ、各アーム22が展開された際には各車輪24が煙突1の内面に押し付けられて装置全体が自ずと煙突中心位置に保持されて双方の軸線が合致するようにされている。
具体的には、各段のアーム群21の上部にそれぞれ油圧シリンダ25が配置され、それら油圧シリンダ25のロッドをそれぞれ伸張させて各段の各アーム22の上端を押し下げると、各アーム22は軸23を中心として回動してその下端部が外側に展開して各車輪24が煙突内面に押し付けられ、それにより装置全体が自ずと煙突中心位置に保持されるとともに駆動モータ13の駆動力の反力が取られ、かつその状態で装置全体が車輪24により案内されつつ昇降可能とされている。
また、各アーム22を内側に引き込む際には、油圧シリンダ25のロッドを縮退させて各アーム22の上端を上方に引き上げるか、あるいは各アーム22を内側に付勢するようなバネを各段に設けておいてその弾性力を利用して内側に引き戻すようにしている。
FIG. 5 shows an outline of the removal apparatus disclosed in
The apparatus
The upper and
Specifically, the
Further, when each
図6は特許文献2に示されている除去装置の概要を示す。これも基本的には図5に示した除去装置と同様に機能するものであるので、両者に共通する構成要素には同一符号を付してある。
この除去装置も装置本体10と保持装置20からなり、保持装置20には上下2段のアーム群21を有するものであるが、この除去装置においては各段のアーム群21を1台の油圧シリンダ26と単一のバネ27により構成される操作機構30により開閉操作するようにしている。
すなわち、この除去装置における操作機構30は、下段のアーム群21の下方にバネ27(引きバネ)を配置してそのバネ27の下方への付勢力によりロッド28を引き下げることにより、ロッド28に取り付けたプッシャ29を介して各アーム22の上端を押し下げて各アーム22を一斉に展開させ、上段のアーム群21の上部に配置した1台の油圧シリンダ26によってロッド28をバネ27の付勢力に抗して上方に引き上げることにより各アーム22を一斉に内側に復帰させるように構成している。
This removing device also includes a device
That is, the
上記2種の除去装置を比較すると、前者は上下2段のアーム群21を独立に操作するための操作機構として2台の油圧シリンダ25を必要とするので装置全体の小型軽量化を実現し難くく、またコスト的にも不利である。
一方、後者は上下2段のアーム群21を1台の油圧シリンダ26と単一のバネ27により一斉に操作する構成であることから、前者に比べて装置全体の小型軽量化とコスト削減を図ることが可能であり、その点では後者の方が有利である。
Comparing the above two types of removal devices, the former requires two
On the other hand, the latter has a configuration in which the upper and lower two-
しかし、既存の煙突の内面には多少の段差が生じている場合があり、そのような場合を想定すると保持装置20の保持性能については前者の方が有利である。
すなわち、図7に示しているように煙突内面に段差部3がある場合、その段差部3の上下で煙突1の内径寸法に若干の差が生じている(図7に示す例では段差部3よりも上部で内径がやや小径となっている)から、各段のアーム群21はそのような内径寸法の変化に追随して各アーム22の展開状態を調整できるものであることが好ましい。
その点では、特許文献1に示される除去装置では各段のアーム群21がそれぞれ油圧シリンダ25により独立に操作される構成であるから、図7(a)に示すように各段のアーム22をそれぞれ段差部3の上下において煙突内径に対応させて適正に展開させて装置全体を安定に保持することが可能である。
それに対し、特許文献2に示される除去装置は各段のアーム群21を1台の油圧シリンダ26と単一のバネ27のみで一斉に操作する構成であることから、上下のアーム群21は独立に動作せず、したがって図7(b)に示すように段差部3を跨ぐ状態では一方のアーム群21が煙突内面から浮いてしまって装置全体の保持が不安定になり、装置全体が煙突に対して傾斜してしまうことも想定される。
However, there is a case where a slight level difference is generated on the inner surface of the existing chimney, and the former is more advantageous for the holding performance of the
That is, when there is a
In that respect, since the
On the other hand, since the removal device shown in
以上のように、従来のこの種の除去装置は保持装置20の構成に関して一長一短があり、したがってこの種の除去装置のさらなる普及を図るためにはその点での改善が必要とされていた。
上記事情に鑑み、本発明は装置全体の小型軽量化を損なうことなく、またコスト増を招くこともなく、煙突内面に段差がある場合であっても各段のアーム群を煙突内面に確実に押し当てることが可能であり、したがって装置本体を常に安定に保持することのできる有効適切な煙突内ライニング材除去装置を提供することを目的としている。
As described above, the conventional removal device of this type has advantages and disadvantages with respect to the configuration of the
In view of the above circumstances, the present invention does not impair the size and weight of the entire apparatus, and does not increase the cost. An object of the present invention is to provide an effective and suitable chimney lining material removing device that can be pressed against and can always hold the device main body stably.
本発明は既存の煙突内に昇降可能に配置されて該煙突の内面に取り付けられているライニング材を除去するための装置であって、周縁部にビットを備えた回転ヘッドを駆動モータにより煙突の横断面に沿って回転させて前記ビットにより前記ライニング材を剥離させて除去する装置本体と、該装置本体を煙突内の中心位置に保持して前記駆動モータによる駆動力の反力を受ける保持装置とからなり、前記保持装置は、上下方向に間隔をおいて配置された上下2段のアーム群と、それら各段のアーム群を駆動するための操作機構を有し、前記各段のアーム群は、それぞれ上端部が軸支されて下端側が煙突の径方向外側に放射状に展開可能かつ内側に復帰可能な複数本のアームを有するとともに、各アームの下端部には煙突の内面を上下方向に転動可能な車輪が取り付けられ、前記操作機構は、各段のアーム群の上部にそれぞれ配置されて各アームをそれぞれ径方向外側に展開させるためのバネと、それら上下のバネの間に配置されて各アームを内側に復帰させるための両方向シリンダから構成され、前記バネはそれぞれ各段のアームの上端をプッシャを介して下方に付勢することにより各アームの下端部に取り付けられている前記車輪をそれぞれ煙突内面に押圧可能とされ、前記両方向シリンダは、ロッドの上方への伸張動作によって該ロッドの上下両端部をそれぞれ前記プッシャに係合させて該プッシャをそれぞれ前記バネによる下方への付勢力に抗して上方に押圧変位せしめることにより各アームを内側に復帰可能とされていることを特徴とする。 The present invention is an apparatus for removing a lining material that is disposed in an existing chimney so as to be movable up and down and is attached to the inner surface of the chimney, and a rotary head having a bit at the peripheral edge portion is connected to the chimney by a drive motor. An apparatus main body that rotates along a cross-section and peels and removes the lining material by the bit, and a holding apparatus that holds the apparatus main body at a central position in a chimney and receives a reaction force of the driving force by the drive motor The holding device has upper and lower two-stage arm groups arranged at intervals in the vertical direction, and an operation mechanism for driving the arm groups of the respective stages, and the arm groups of the respective stages. Each of which has a plurality of arms that are pivotally supported at the upper end and radially deployable radially outward of the chimney and capable of returning to the inside, and the inner surface of the chimney is arranged vertically at the lower end of each arm. Roll Possible wheels are attached, and the operation mechanism is arranged between the upper and lower springs, and a spring for arranging each arm in the upper part of each arm group and deploying each arm radially outward, respectively. It is composed of a bi-directional cylinder for returning the arms to the inside, and the springs respectively bias the wheels attached to the lower ends of the arms by urging the upper ends of the arms of the respective stages downward via pushers. The two-way cylinder can be pressed against the inner surface of the chimney, and the upper and lower ends of the rod are engaged with the pusher by the upward movement of the rod, respectively, and the pusher is resisted against the downward biasing force by the spring. Each arm can be returned to the inside by being pressed and displaced upward.
本発明の除去装置は、上下2段のアーム群の操作機構を1台の両方向シリンダと各段のアーム群を独立に付勢するバネとにより構成したので、各段のアーム群を単一の両方向シリンダにより操作することを基本としつつも段差部においては各段のアーム群が段差部に追随して独立に挙動可能である。
したがって本発明の除去装置によれば、各段のアーム群によって装置全体を常に安定に保持可能であって煙突に対して傾斜してしまうことはないし、各段のアーム群を独立に操作するための複雑な操作機構も必要とせず、しかも各段のアーム群を操作するための油圧シリンダとして両方向シリンダを採用してそれを上下のバネの間に配置したことにより操作機構を最もコンパクトに構成することができ、除去装置全体の小型軽量化や低コスト化を充分に実現することができる。
In the removing device of the present invention, the operating mechanism for the upper and lower two-stage arm groups is constituted by one bi-directional cylinder and a spring for independently energizing each stage arm group. Although it is basically operated by a bi-directional cylinder, the arm group at each step can behave independently of the step portion in the step portion.
Therefore, according to the removal apparatus of the present invention, the entire arm can be stably held by the arm groups at each stage and is not inclined with respect to the chimney, and the arm groups at each stage are operated independently. The operation mechanism is the most compact by adopting a bi-directional cylinder as a hydraulic cylinder for operating each arm group and placing it between the upper and lower springs. Therefore, it is possible to sufficiently reduce the size and weight of the entire removal device and reduce the cost.
以下、本発明の煙突内ライニング材除去装置の一実施形態を図1〜図4を参照して説明するが、本実施形態の除去装置の基本構成と基本的な機能は図5および図6に示した従来の除去装置と同様であるので、それら従来の除去装置と共通する要素については同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の除去装置も従来のものと同様に装置本体10と保持装置20とを主体とし、保持装置20は上下2段のアーム群21を有するものであるが、本実施形態の除去装置が従来のものと異なる点は各段のアーム群21を開閉操作するための操作機構の構成にある。
Hereinafter, an embodiment of a chimney lining material removing apparatus according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 4. The basic configuration and basic functions of the removing apparatus of the present embodiment are shown in FIGS. 5 and 6. Since it is the same as the conventional removal apparatus shown, elements common to those conventional removal apparatuses are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
The removal device of the present embodiment is mainly composed of the apparatus
すなわち、本実施形態の除去装置における操作機構40は、図5に示した従来のものと同様に1台の油圧シリンダにより各段のアーム群21を一斉に操作することを基本とするが、その油圧シリンダとしてはロッド42を上下両方向に伸張縮退させる形式の両方向シリンダ41を採用しており、その両方向シリンダ41を上下のアーム群21の間に配置してブラケット43を介してメインフレーム15に対して固定している。
また、各アーム22はそれぞれの上端部が軸23によりメインフレーム15に対して軸支されているが、各段のアーム群21の上部には各アーム22の上端を下方に押し下げるためのプッシャ44がそれぞれ配置され、それら各プッシャ44の上部にはそれぞれバネ45(押しバネ)が配置されていて、図2に示すように各バネ45の下方への付勢力によって各プッシャ44を介して各アーム22の上端を下方に押し下げることよって各アーム22を外側に展開させるようにしている。
このように本実施形態における操作機構40は1台の両方向シリンダ41と2つのバネ45を主体として構成されていて、上記の両方向シリンダ41は、ロッド42が上方へ伸張操作された際にそのロッド42の上下両端部に取り付けられているストッパ46がそれぞれ上下のプッシャ44に係合し、それらプッシャ44をバネ45の下方への付勢力に抗して押し上げ可能とされており、それにより図1に示すように各アーム22を一斉に内側に引き戻すことができるようにされている。
That is, the
The upper ends of the
As described above, the
本実施形態の除去装置を煙突1内に挿入する際には、図1に示すように両方向シリンダ41を操作してロッド42を上方に伸張させ、各プッシャ44をそれぞれ押し上げて各バネ45を圧縮し、各アーム22を内側に引き戻しておく。
その状態で装置全体を煙突1内に挿入したら、両方向シリンダ41の油圧を解放する。これにより図2に示すようにバネ45の付勢力によってプッシャ44を介してロッド42が押し下げられ、同時に各アーム22の上端もプッシャ44により押し下げられてその下端部が外側に展開するように回動し、したがって各車輪24がそれぞれ煙突1内面に押し当てられて装置全体が傾斜することなく自ずと煙突中心位置に安定に保持される。
When inserting the removing device of this embodiment into the
When the entire apparatus is inserted into the
煙突1の内径が各部で均等である場合には各アーム22の展開状態も自ずと均等になるが、たとえば図2に示しているように煙突1内に段差がある場合には、その段差に追随して各段のアーム群21の展開状態が自ずと変化する。
すなわち、図2に示す状態から装置全体を降下させていき、図3に示すように下段のアーム群21が段差部3の位置に達すると、下段の各アーム22の下端部はその段差部3により内側に若干押し戻されるように回動し、それにより各アーム22の上端は若干上方に変位する。その際、プッシャ44はバネ45の下方へ付勢力によってストッパ46に対して押圧されてはいるものの上方への変位は拘束されていないから、アーム22の上端の上方変位によってプッシャ44は押し上げられてアーム22の内側への回動はそのまま許容される。
この際、上段のアーム群21は下段のアーム群21の動作とは関わりなくそれまでの状態をそのまま維持するから、図3に示すように上下のアーム群21の双方が段差部3を挟んでその上下において装置全体を安定に保持し、したがって装置全体が傾斜することなくそのまま段差部3の位置を通過可能である。
When the inner diameter of the
That is, the entire apparatus is lowered from the state shown in FIG. 2, and when the
At this time, the
そして、さらにそのまま降下を続けていって上段のアーム群21が段差部3の位置に達すれば、今度は上段の各アーム22が同様に段差部3に追随して自ずと内側に回動していき、そのまま段差部3を安定に通過する。勿論、図4に示すように段差部3を通過した後もそのまま安定状態が維持される。
If the
以上のように、本発明の除去装置は上下2段のアーム群21を1台の油圧シリンダにより操作することを基本としつつも段差部3においては各段のアーム群21が独立に挙動する構成としたので、双方のアーム群21が常に煙突内面に押し当てられた状態で段差部3を通過可能であり、その際にも装置全体を常に安定に保持可能である。
特に、1台の油圧シリンダとして両方向シリンダ41を用いてそれを上下のバネ45の間に配置したので、それらの全体を最もコンパクトに配置できて装置全体の小型化を充分に図ることができる。
したがって本発明の除去装置は、図6に示した従来の除去装置のように段差部3において一部のアーム22が浮いてしまって保持状態が不安定になることはないし、図5に示した従来の除去装置のように2台の油圧シリンダを用いるものでもないので装置全体の小型軽量化や低コスト化が犠牲になることもない。つまり、本発明の除去装置はそれら従来の除去装置の双方の利点を併せ持つものであって、この種の煙突内ライニング材除去装置として極めて有効なものである。
As described above, the removal device of the present invention is basically configured such that the upper and lower two-
In particular, since the
Therefore, the removal device of the present invention does not cause the holding state to become unstable due to a part of the
以上で本発明の一実施形態を説明したが、上記実施形態はあくまで好適な一例であって、装置本体や保持装置についてはもとより、アーム群やその操作機構についての具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜の設計的変更が可能であることは当然である。
なお、上記実施形態では煙突1の途中に下部が狭まるような段差部がある場合について説明したが、逆に図7に示したように下部が拡がるような段差部がある場合にも各段のアーム群21がそれに追随して動作して安定に保持可能であることはいうまでもない。
Although one embodiment of the present invention has been described above, the above embodiment is merely a preferable example, and the specific configuration of the arm group and its operation mechanism as well as the apparatus main body and the holding device is described in the present invention. Needless to say, appropriate design changes can be made without departing from the scope of the invention.
In addition, although the said embodiment demonstrated the case where there existed a level | step-difference part which a lower part narrows in the middle of the
1 煙突
2 ライニング材
3 段差部
10 装置本体
11 ビット
12 回転ヘッド
13 駆動モータ
15 メインフレーム
20 保持装置
21 アーム群
22 アーム
23 軸
24 車輪
40 操作機構
41 両方向シリンダ
42 ロッド
43 ブラケット
44 プッシャ
45 バネ
46 ストッパ
DESCRIPTION OF
Claims (1)
周縁部にビットを備えた回転ヘッドを駆動モータにより煙突の横断面に沿って回転させて前記ビットにより前記ライニング材を剥離させて除去する装置本体と、
該装置本体を煙突内の中心位置に保持して前記駆動モータによる駆動力の反力を受ける保持装置とからなり、
前記保持装置は、上下方向に間隔をおいて配置された上下2段のアーム群と、それら各段のアーム群を駆動するための操作機構を有し、
前記各段のアーム群は、それぞれ上端部が軸支されて下端側が煙突の径方向外側に放射状に展開可能かつ内側に復帰可能な複数本のアームを有するとともに、各アームの下端部には煙突の内面を上下方向に転動可能な車輪が取り付けられ、
前記操作機構は、各段のアーム群の上部にそれぞれ配置されて各アームをそれぞれ径方向外側に展開させるためのバネと、それら上下のバネの間に配置されて各アームを内側に復帰させるための両方向シリンダから構成され、
前記バネはそれぞれ各段のアームの上端をプッシャを介して下方に付勢することにより各アームの下端部に取り付けられている前記車輪をそれぞれ煙突内面に押圧可能とされ、
前記両方向シリンダは、ロッドの上方への伸張動作によって該ロッドの上下両端部をそれぞれ前記プッシャに係合させて該プッシャをそれぞれ前記バネによる下方への付勢力に抗して上方に押圧変位せしめることにより各アームを内側に復帰可能とされていることを特徴とする煙突内ライニング材除去装置。 An apparatus for removing a lining material disposed in an existing chimney so as to be movable up and down and attached to the inner surface of the chimney,
An apparatus main body that rotates a rotary head having a bit at a peripheral edge portion along a cross section of a chimney by a drive motor and peels and removes the lining material by the bit;
A holding device that holds the device main body at the center position in the chimney and receives a reaction force of the driving force by the drive motor;
The holding device has upper and lower two-stage arm groups arranged at intervals in the vertical direction, and an operation mechanism for driving the arm groups of the respective stages,
Each arm group of each stage has a plurality of arms whose upper ends are pivotally supported and whose lower ends are radially expandable radially outward of the chimney and can be returned to the inside, and the chimneys are disposed at the lower ends of the arms. Wheels that can roll up and down the inner surface of the
The operating mechanism is arranged at the upper part of each arm group of each stage and is arranged between the springs for deploying each arm radially outward and the upper and lower springs to return each arm to the inside. Consisting of a two-way cylinder
Each of the springs can press the wheels attached to the lower ends of the arms against the inner surface of the chimney by urging the upper ends of the arms of the respective stages downward via pushers,
The bi-directional cylinder causes the upper and lower ends of the rod to engage with the pusher by the upward movement of the rod, and the pusher is pressed and displaced upward against the downward biasing force of the spring. The lining material removing device in a chimney characterized in that each arm can be returned to the inside by the above.
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