JP5166369B2 - アクセント情報抽出装置、アクセント情報抽出方法およびアクセント情報抽出プログラム - Google Patents
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Description
(1)発声する速度や発声した各モーラの継続時間長について考慮されておらず、アクセント型を誤って判定してしまう。
(2)当該モーラと後方に隣接するモーラとのF0変化パターンにおける差分値が最も小さくなるモーラがアクセント核と一致しない場合に、アクセント型を誤って判定してしまう。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るアクセント情報抽出装置の構成例を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施形態に係るアクセント情報抽出装置は、F0抽出部100、モーラ同期情報入力部101、変化量算出部102、変化量最小値検出部103、閾値記憶部104およびアクセント型判定部105を備え、入力された音声からアクセント核を検出することでアクセント型を判定する装置である。
まず、音声を例えばマイクロホンの様なものを用いて入力する。入力音声波形200(図2(a))からF0抽出部100においてF0変化パターン202(図2(b))を抽出する。次に、抽出されたF0変化パターン202に対して、入力音声の各モーラに同期したモーラ同期情報201をモーラ同期情報入力部101から取得し、変化量算出部102において、各モーラの当該モーラ変化量を算出する。ここで、当該モーラ変化量をVn(n=1…(M−1))、Mはモーラ数とする。例えば、n=1の時、当該モーラ変化量V1は、当該モーラと後方に隣接するモーラとの変化量なので、1モーラ目と2モーラ目との変化量を示している。
次に、本発明の実施形態2に係るアクセント情報抽出装置を図面に基づいて説明する。図8は、本実施形態に係るアクセント情報抽出装置の構成例を示すブロック図である。基本的な構成は実施形態1とほぼ同様であるが、図1と比して変化量最小値検出部103が省略されている。また、図1と共通する符号は同一の機能を表すものとし、ここでは実施形態1との相違点に着目して説明する。
100…F0抽出部
101…モーラ同期情報入力部
102…変化量算出部
103…変化量最小値検出部
104…閾値記憶部
105…アクセント型判定部
200…入力音声波形
201…モーラ同期情報
202…F0変化パターン
Claims (6)
- 入力音声から基本周波数の変化パターンであるF0変化パターンを抽出するF0抽出部と、
前記入力音声の各モーラに同期した時刻情報であるモーラ同期情報を入力するモーラ同期情報入力部と、
前記F0変化パターンおよび前記モーラ同期情報に基づいて、F0変化パターンのモーラ毎にモーラ代表値を求め、このモーラ代表値を基準とした後方に隣接するモーラのモーラ代表値との変化量であるモーラ変化量をそれぞれ算出する変化量算出部と、
前記算出されたモーラ変化量からアクセント型0型を判定する第1の閾値と、アクセント型0型以外を判定する第2の閾値とを記憶する閾値記憶部と、
前記モーラ変化量が最も小さい負の値を持つモーラを検出する変化量最小値検出部と、
前記検出されたモーラ変化量である変化量最小値について、前記第1の閾値より大きい場合は0型と判定し、前記第1の閾値よりも小さい場合は、前記変化量最小値を持つモーラより前方のモーラに係るモーラ変化量を連続して探索し、前記モーラ変化量が前記第2の閾値よりも小さい一番前方のモーラをアクセント核とすることによって、アクセント型を判定するアクセント型判定部と、
を有することを特徴とするアクセント情報抽出装置。 - 入力音声から基本周波数の変化パターンであるF0変化パターンを抽出するF0抽出部と、
前記入力音声の各モーラに同期した時刻情報であるモーラ同期情報を入力するモーラ同期情報入力部と、
前記F0変化パターンおよび前記モーラ同期情報に基づいて、F0変化パターンのモーラ毎にモーラ代表値を求め、このモーラ代表値を基準とした後方に隣接するモーラのモーラ代表値との変化量であるモーラ変化量をそれぞれ算出する変化量算出部と、
前記算出されたモーラ変化量からアクセント型を判定するための所定の閾値を記憶する閾値記憶部と、
全ての前記モーラ変化量が前記閾値より大きい場合は0型と判定し、前記閾値より小さいモーラ変化量が存在する場合は前記モーラ変化量が前記閾値よりも小さいモーラのうち一番前方のモーラをアクセント核とすることによって、アクセント型を判定するアクセント型判定部と、
を有することを特徴とするアクセント情報抽出装置。 - 入力音声のアクセント型を判定するコンピュータにおけるアクセント情報抽出方法であって、
前記入力音声から基本周波数の変化パターンであるF0変化パターンを抽出するF0抽出ステップと、
前記入力音声の前記モーラ同期情報を入力するモーラ同期情報入力ステップと、
前記F0変化パターンおよび前記モーラ同期情報に基づいて、F0変化パターンのモーラ毎にモーラ代表値を求め、このモーラ代表値を基準とした後方に隣接するモーラのモーラ代表値との変化量であるモーラ変化量をそれぞれ算出する変化量算出ステップと、
前記算出されたモーラ変化量からアクセント型0型を判定するための第1の閾値と、アクセント型0型以外を判定するための第2の閾値とを記憶する閾値記憶ステップと、
前記モーラ変化量が最も小さい負の値を持つモーラを検出する変化量最小値検出ステップと、
前記検出されたモーラ変化量である変化量最小値について、前記第1の閾値より大きい場合は0型と判定し、前記第1の閾値よりも小さい場合は前記変化量最小値を持つモーラより前方のモーラに係るモーラ変化量を連続して探索し、前記モーラ変化量が前記第2の閾値よりも小さい一番前方のモーラをアクセント核とすることによって、前記アクセント型を判定するアクセント型判定ステップと、
を有することを特徴とするアクセント情報抽出方法。 - 入力音声のアクセント型を判定するコンピュータにおけるアクセント情報抽出方法であって、
前記入力音声から基本周波数の変化パターンであるF0変化パターンを抽出するF0抽出ステップと、
前記入力音声の各モーラに同期した時刻情報であるモーラ同期情報を入力するモーラ同期情報入力ステップと、
前記F0変化パターンおよび前記モーラ同期情報に基づいて、F0変化パターンのモーラ毎にモーラ代表値を求め、このモーラ代表値を基準とした後方に隣接するモーラのモーラ代表値との変化量であるモーラ変化量をそれぞれ算出する変化量算出ステップと、
アクセント型0型を判定する第1の閾値と、アクセント型0型以外を判定する第2の閾値とを記憶する閾値記憶ステップと、
前記モーラ変化量が最も小さい負の値を持つモーラを検出する変化量最小値検出ステップと、
前記検出されたモーラ変化量である変化量最小値について、前記第1の閾値より大きい場合は0型と判定し、前記第1の閾値よりも小さい場合は、前記変化量最小値を持つモーラより前方のモーラに係るモーラ変化量を連続して探索し、前記モーラ変化量が前記第2の閾値よりも小さい一番前方のモーラをアクセント核とすることによって、前記アクセント型を判定するアクセント型判定ステップと、
を有することを特徴とするアクセント情報抽出方法。 - 入力音声のアクセント型を判定するコンピュータに、
前記入力音声から基本周波数の変化パターンであるF0変化パターンを抽出するF0抽出プログラムと、
前記入力音声の各モーラに同期した時刻情報であるモーラ同期情報を入力するモーラ同期情報入力プログラムと、
前記F0変化パターンおよび前記モーラ同期情報に基づいて、F0変化パターンのモーラ毎にモーラ代表値を求め、このモーラ代表値を基準とした後方に隣接するモーラのモーラ代表値との変化量であるモーラ変化量をそれぞれ算出する変化量算出プログラムと、
アクセント型0型を判定する第1の閾値と、アクセント型0型以外を判定する第2の閾値とを記憶する閾値記憶プログラムと、
前記モーラ変化量が最も小さい負の値を持つモーラを検出する変化量最小値検出プログラムと、
前記検出されたモーラ変化量である変化量最小値について、前記第1の閾値より大きい場合は0型と判定し、前記第1の閾値よりも小さい場合は、前記変化量最小値を持つモーラより前方のモーラに係るモーラ変化量を連続して探索し、前記モーラ変化量が前記第2の閾値よりも小さい一番前方のモーラをアクセント核とすることによって、前記アクセント型を判定するアクセント型判定プログラムと、
を実行させることを特徴とするアクセント情報抽出プログラム。 - 入力音声のアクセント型を判定するコンピュータに、
前記入力音声から基本周波数の変化パターンであるF0変化パターンを抽出するF0抽出プログラムと、
前記入力音声の各モーラに同期した時刻情報であるモーラ同期情報を入力するモーラ同期情報入力プログラムと、
前記F0変化パターンおよび前記モーラ同期情報に基づいて、F0変化パターンのモーラ毎にモーラ代表値を求め、このモーラ代表値を基準とした後方に隣接するモーラのモーラ代表値との変化量であるモーラ変化量をそれぞれ算出する変化量算出プログラムと、
前記算出されたモーラ変化量から前記アクセント型を判定するための所定の閾値を記憶する閾値記憶プログラムと、
全ての前記モーラ変化量が前記閾値より大きい場合は0型と判定し、前記閾値より小さいモーラ変化量が存在する場合は前記モーラ変化量が前記閾値よりも小さいモーラのうち一番前方のモーラをアクセント核とすることによって、アクセント型を判定するアクセント型判定プログラムと、
を実行させることを特徴とするアクセント情報抽出プログラム。
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JP2009171473A JP5166369B2 (ja) | 2009-07-22 | 2009-07-22 | アクセント情報抽出装置、アクセント情報抽出方法およびアクセント情報抽出プログラム |
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2009
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