JP5156381B2 - N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)アセトアミドの水和物ならびにそれに関連するプロセスおよび方法 - Google Patents

N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)アセトアミドの水和物ならびにそれに関連するプロセスおよび方法 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2004年10月18日出願の米国仮特許出願第60/620,014号についての米国特許法119条(e)による利益を請求しており、該仮特許出願は、その全体が本明細書中に参考として援用される。
(発明の分野)
本発明は、一般的に、N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)アセトアミド(「化合物1」)の水和物、ならびに化合物1の多形体の合成におけるその使用に関連するプロセスに関する。
(関連分野の説明)
近年、新しいクラスの物質が不眠症の処置のために開発されている。これらの物質は、ベンゾジアゼピンレセプターの特定のレセプター型に選択的に結合する非ベンゾアゼピン化合物である。このレセプター選択性は、これらの化合物が強い催眠効果を発揮し得る機序であると考えられると同時に、非選択的なベンゾジアゼピンのクラスの物質と比較して、改善した安全プロフィールも示す。米国食品医薬品局(FDA)が米国内における市場取引を承認したこれらの最初の物質は、イミダゾピリジン骨格をベースとするAmbien(登録商標)(酒石酸ゾルピデム)であった(特許文献1および特許文献2を参照)。Ambien(登録商標)に加え、ピラゾロピリミジンをベースにした化合物であり、Sonata(登録商標)(ザレプロン)として公知である別の化合物が、FDAの承認を受けた(特許文献3)。近年、FDAは、処方睡眠補助薬としてLunesta(商標)(特許文献4)を承認した。他の非ベンゾジアゼピン化合物および/またはこれらを作製もしくは使用するための方法もまた、報告されている(特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、および特許文献10を参照)。
この分野において重大な進歩が見られるが、それでもなお、一般的には、特に不眠症を処置することの文脈で、鎮静物質または催眠物質として有効な化合物に対する必要性が当該技術分野に存在する。そのような化合物の1つがN−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)アセトアミド(化合物1)であり、「Indiplon」という一般名でも知られている。化合物1は、特許文献11において開示されており、以下の化学構造:
Figure 0005156381
を有する。
さらに、特許文献12および特許文献13は、それぞれ化合物1の合成、および化合物1を含む除法性の薬学的組成物に向けられている。さらに、特許文献14および特許文献15は、化合物1の特定の多形体(すなわち、I型およびII型)に向けられ、そして特許文献16は、さらなる化合物1の多形体(すなわち、III型)に向けられている。
化合物1が、不眠症の処置に対し特に有望であることがわかったが、それでもなお、化合物1の調製に関連した改善が望まれている。
米国特許第4,382,938号明細書 米国特許第4,460,592号明細書 米国特許第4,626,538号明細書 米国特許第6,444,673号明細書 米国特許第4,794,185号明細書 米国特許第4,808,594号明細書 米国特許第4,847,256号明細書 米国特許第5,714,607号明細書 米国特許第4,654,347号明細書 米国特許第5,891,891号明細書 米国特許第6,399,621号明細書 米国特許第6,472,528号明細書 米国特許第6,485,746号明細書 米国特許第6,384,221号明細書 米国特許第6,544,999号明細書 米国特許第6,903,106号明細書
(本発明の簡単な要旨)
本発明は、一般的にN−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)アセトアミド(「化合物1」)の水和物形態、および化合物1の多形体;すなわち、化合物1の多形体I型(以下「多形体I型」)の合成におけるその使用に関連するプロセスに関する。この化合物1の水和物は、乾燥させる(例えば、加熱する)と多形体I型に転換し、本明細書中では「化合物1水和物」と呼ばれる。
したがって、1つの実施形態において、新規の化合物1水和物が開示される。更なる実施形態において、1分当たり10℃の走査速度にてTA2920変調示差走査熱量計(DSC)により測定されるものとして、約40℃〜90℃の幅の広い吸熱を有し、かつ約193℃の吸熱ピークを有する化合物1水和物が開示される。さらなる実施形態において、この新規の化合物1水和物は、6.1および17.2にて2θ+/−0.2°θ度で表される特性ピークを有するエックス線粉末回析を示す。さらなる実施形態において、このエックス線粉末回析は、20.7、25および/または26.3のさらなる特性ピークを示す。
別の実施形態において、化合物1水和物を乾燥させる工程を包含する多形体I型を作製するための方法が、開示される。そのような乾燥工程は、例えば、数時間〜数日の範囲の期間、約室温〜約90℃の範囲に及ぶ温度で起こり得る。これに関連して、真空乾燥を使用し得る。
さらなる実施形態において、化合物1水和物を作製するための1つの方法が開示され、この方法は、(a)化合物1および酢酸を含む酢酸溶液と、(b)水および1種以上の任意の共溶媒を含む水溶液とを混合して、化合物1の水和物を形成する工程を包含する。さらなる実施形態において、この方法は、沈殿物として化合物1水和物を回収する工程を含む。この方法において、以下により詳細に開示されるように、種々の混合条件および反応条件を使用し得る。
本発明のこれらおよび他の局面が、以下の詳細な説明および別添の図を参照して明らかになる。そのために、特定の特許および他の文書を本明細書中で引用して、本発明の種々の局面をより具体的に提示する。これらの文書の各々は、その全体が、本明細書中において参考として援用される。
(発明の詳細な説明)
上記のように、本発明は、一般的に、新規のN−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)−アセトアミド(「化合物1」)の水和物形態、および化合物1の多形体;すなわち、化合物1の多形体I型の合成におけるその使用に関連するプロセスに関する。便宜目的で、化合物1の多形体I型の調製に使用し得る新規の化合物1の水和物形態を、以下「化合物1水和物」と呼び、そして化合物1の多形体I型を、以下「多形体I型」と呼ぶ。
多形体I型は、(1分当たり10℃の走査速度にて、TA2920変調示差走査熱量計(DSC)により測定されるものとして)約193℃の顕著な吸熱ピークを有する。この多形体は、化合物1の別の多形体(すなわち、II型)と共に、米国特許第6,384,221号、および同第6,544,999号の対象である。最近になって、「多形体III型」と呼ばれる化合物1のさらなる多形体が同定され、そして米国特許第6,903,106号およびPCT出願番号PCT/US03/26870(国際公開第2004/018476号A1)の対象である。
多形体III型の合成および同定に続き、多形体III型の形成のために、大量に多形体I型を合成し続けることが困難になった。意外にも、本発明者らは、本明細書中に開示される手順により乾燥させる場合に、化合物1水和物は、商業規模でかつ再現可能にもっぱら多形体I型に転換することを発見した。さらに、化合物1水和物を単離し、多形体I型の後の生成にとって適切な条件下で保管し得る。
化合物1水和物を、例えば、融点またはDSC吸熱および/またはエックス線粉末回析分光分析により特徴付け得る。図1に示されるように、化合物1水和物は、インジウム標準物質を用いて1分間当たり10℃の走査速度にてTA2920(TA Instruments,New Castle,Delaware)変調示差走査熱量計(DSC)により測定されるものとして、約80℃の幅の広い顕著な吸熱ピーク、および約193℃の第二吸熱ピークを示す。この点について、特定の示差走査熱量計によって測定される吸熱は、加熱速度(すなわち、走査速度)、利用される較正基準、計測器較正、相対湿度を含む多数の要因、ならびに試験されるサンプルの化学的純度に左右されると理解されるべきである。
化合物1水和物についてのエックス線粉末回析スペクトルが図2に示され、表の形式で以下表1に提示されている。エックス線粉末回析を、30kV、15mAにて運転されるグラファイトモノクロメーターおよびCu(λ=1.54オングストローム)X線源を備えたRigaku Miniflex X線回析計を使用して測定した。このサンプルを、以下の計測器パラメーターを使用して分析した:測定範囲=4〜40°2θ;段階幅=0.05°;および2.5°/分の走査速度。
Figure 0005156381
Figure 0005156381
表2は、一般的に最大強度を有するスペクトル線を列挙している。
Figure 0005156381
さらに、図3は、化合物1水和物および多形体I型の両方についてのDSC吸熱の比較を示している。多形体I型は、約193℃の吸熱ピークにより特徴付けられる。それに比べて、化合物1水和物は、約80℃でピークに達する約40℃〜90℃の幅の広い吸熱、および約193℃の吸熱ピークによって特徴付けられる。この幅の広い吸熱は、水和物からの水の消失、および化合物1水和物のI型への転換に相当すると考えられている。約193℃の第二ピークが、多形体I型の存在を示している。
化合物1水和物は、再現可能な条件であって、かつ実質的に純粋な形態で多形体I型をもたらす条件下にて、多形体I型に転換し得る。本明細書中で使用される場合、「実質的に純粋な」は、多形体I型が、化合物1の他の多形体と比較して95重量%を超えて存在する。典型的に、本発明に従って生成された多形体I型以外の多形体の量は、約2重量%であり、DSCを使用した検出限界未満である。つまり、ほとんどの場合、多形体I型は、本発明により生成される化合物1の唯一の検出し得る形態である。
本発明の化合物1水和物は、酢酸に化合物1を溶解させて化合物1を含む酢酸溶液(「酢酸溶液」)を生成し、その酢酸溶液から化合物1水和物を結晶化することによって調製し得る。これは、酢酸溶液を水溶液と混合することにより達成し得る。水溶液は、水および1種以上の任意の共溶媒を含み得る(「水溶液」)。本明細書中で使用される場合、酢酸溶液を水溶液と混合することへの言及は、特に他に示さない限り、酢酸溶液を水溶液に加えることならびに水溶液を酢酸溶液に加えることを包含することが意図される。次いで得られた固体を、典型的には、濾過に続き、当業者に公知であるような1つ以上の任意の洗浄工程により回収して、化合物1水和物を生成し得る。
酢酸溶液の調製において、化合物1を、広範な濃度範囲にわたり、その飽和点(または適切な条件下の過飽和点)まで(飽和点を含む)酢酸に加え得る。酢酸中の化合物1の溶解度を高めるために、この溶液を室温〜還流温度を含む範囲の温度に加熱し得る。1つの実施形態において、この酢酸溶液を、約40℃〜還流の範囲の温度に加熱する。固体粒子を取り除くために、酢酸溶液を、結晶化工程の前に濾過し得る。あるいは、別の実施形態において、氷酢酸中の(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−2−チエニルメタノンとN−[3−[3−(ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−プロペニル]−フェニル]−N−メチルアセトアミドとの反応混合物を、酢酸溶液として使用し得る。
化合物1を、下記実施例1に開示されるような技法を含む任意の数の公知の技法により獲得し得る。その実施例において、化合物1を、氷酢酸中の(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−2−チエニルメタノンとN−[3−[3−(ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−プロペニル]−フェニル]−N−メチルアセトアミドとの混合物から、高温にて合成する。脱イオン水を、高温にて数時間にわたり加え、そして比較的少量の化合物1の多形体III型を、「種結晶」として加える。冷却後、固体を濾過し、水で洗浄し、アセトンに加え、次いで攪拌する。次いで、固体を濾過し、アセトンで洗浄して、化合物1の多形体III型を得る。これが、大量の化合物1(多形体III型として)の合成にとっての特に有利な経路であると見出されたが、化合物1の他の形態を利用し得る。例えば、任意の多形体ならびに無水形態または溶媒和形態、あるいはそれらの任意の混合物を利用し得る。
上記のように、化合物1水和物を、酢酸溶液を水溶液と混合することにより形成する。1つの実施形態において、水溶液は水のみであり、すなわち、任意の共溶媒はいずれも存在しない。別の実施形態において、この任意の共溶媒が存在し、水と混和し得る有機溶媒(例えば、アセトン、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、2−プロパノール、ジメチルホルムアミド、およびそれらの混合物)から選択される。酢酸溶液を水溶液(すなわち、水だけか、または水と1種以上の共溶媒との混合物)と混合する際に、化合物1水和物は結晶化するか、または溶液から沈殿する。
水溶液の任意の共溶媒(または複数の共溶媒)は、存在する場合、約0.1容量%から最大約50容量%、一般的には約1容量%〜約40容量%、そして典型的には、約2容量%〜約30容量%の範囲の濃度におよび得る。さらに具体的な実施形態において、任意の共溶媒は、存在する場合、約5容量%〜約10容量%の範囲におよび得る。
酢酸溶液の水溶液への添加後に、得られた固体沈殿物を、一般的には濾過して(かつ必要に応じ、(例えば水で)洗浄して)、化合物1水和物を生成し得る。例えば、添加温度、酢酸溶液と水溶液との比率、任意の共溶媒の量および選択、攪拌時間、ならびに回収手順などの条件は全て、化合物1水和物の形成に影響を及ぼし得、本発明を考慮して、当業者により最適化され得る。
酢酸溶液を、還元温度の範囲において水溶液と混合し得る。本明細書中において使用される場合、「還元温度」は、約50℃未満の温度である。本発明において適し得る還元温度の具体的な例としては、例えば、約40℃未満の温度、約30℃未満の温度、ならびに約0℃〜約30℃の範囲の温度が挙げられる。
酢酸溶液を水溶液と(酢酸溶液の水溶液への添加か、または水溶液の酢酸溶液への添加により)混合するプロセスを、例えば、1分〜180分の範囲の時間にわたって実施し得、このプロセスは、混合した溶液を所望の還元温度範囲内に維持する能力に大いに依存する。
一旦生成されると、化合物1水和物を乾燥させて、好ましくは、上記に検討されるように、実質的に純粋な形態で多形体I型を生成し得る。種々の乾燥温度および/または乾燥時間を使用し得る。例えば、化合物1水和物を、約室温〜約90℃の範囲に及ぶ温度にて、典型的には、2〜4時間から24時間より長い範囲の時間にわたり、徐々に乾燥し得る。そのような乾燥工程は、減圧下で実施され得る。
本発明はまた、本発明に従って調製された多形体I型を含む薬学的組成物を含む。そのような薬学的組成物は、本発明に従って調製された薬学的に有効な量の多形体I型および1種以上の薬学的に受容可能なキャリアおよび/または希釈液を含み得る。典型的に、本発明の薬学的組成物は、投与経路に応じ、1投薬量当たり0.1mg〜250mg、より典型的には、1mg〜60mg、5mg〜30mg、10mg〜20mg、または15mg〜20mgの範囲に及ぶ量で多形体I型を含む。適切な濃度および投薬量は、当業者により容易に決定され得る。
薬学的に受容可能なキャリアは、当業者によく知られている。液溶液として調合される組成物については、受容可能なキャリアは、塩水および滅菌水を含み、必要に応じて、酸化防止剤、緩衝液、静菌剤および他の一般的な添加剤を含み得る。これらの組成物はまた、多形体I型に加えて希釈剤、分散剤、表面活性剤、結合剤、潤滑剤、および/または徐放剤を含む丸剤、カプセル剤、粒剤、または錠剤として調合し得る。当業者はさらに、適切な様式で、かつ、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,Gennaro,Ed.,Mack Publishing Co., Easton,PA 1990(その全体が本明細書中に参考として援用される)に開示される慣行に従って、多形体を調合し得る。
別の実施形態において、本発明は、抗不安、抗無酸素、睡眠誘発性、催眠性、抗痙性および/または骨格筋弛緩特性を有する1種以上の物質(多形体I型を含む)の投与による処置に感受性のある状態を有する哺乳動物(例えば、ヒト)を処置するための方法を提供する。そのような状態としては、特に不眠症、ならびに一般的には睡眠障害、そして他の神経学的および精神医学的状態、不安状態および覚醒障害が挙げられる。そのような状態としてはまた、脳血管障害および老人が直面する脳硬化症に起因し得る挙動障害、頭蓋外傷に起因し得る癲癇性眩暈、ならびに代謝性脳障害病を含み得る。
本発明の方法は、キャリアまたは希釈液および本発明に従って調製された多形体I型の薬学的に有効な量を含む薬学的組成物の哺乳動物(例えば、ヒト)への全身投与を含む。本明細書中で使用される場合、全身投与は、経口および非経口の両方の投与方法を包含する。経口投与について、適切な薬学的組成物は、粉剤、粒剤、丸剤、錠剤およびカプセル剤、ならびに液剤、シロップ剤、懸濁剤および乳剤を含む。これらの組成物はまた、矯味矯臭剤、保存剤、懸濁剤、増粘剤および乳化剤、ならびに他の薬学的に受容可能な添加剤を含み得る。適切な非経口的薬学的組成物は、緩衝液、酸化防止剤、静菌剤および/またはそのような溶液に一般に使用される他の添加剤を含み得る水溶液を含む。
以下の実施例は、限定ではなく例示の目的で提供される。
(実施例1)
(化合物1を含む酢酸溶液の調製)
氷酢酸(275L)中の(3−アミノ−1H−ピラゾール−4−イル)−2−チエニルメタノン(36.0kg)とN−[3−[3−(ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−プロペニル]−フェニル]−N−メチルアセトアミド(45.9kg)との混合物を、81℃〜86℃にて5時間加熱した。温度を82℃〜86℃に維持しながら、脱イオン水(360L)を2時間かけて加えた。水(0.7L)中の化合物1の多形体III型(約0.1kg)を「種結晶」として加え、温度を80℃〜85℃に維持しながら、別の288Lの水を加えた。この反応混合物を約25℃〜30℃に2時間にわたって冷却し、同じ温度で1時間攪拌した。固体を濾過し、180Lの水で洗浄した。固体をアセトン(198L)に加え、1時間攪拌した。次いで、固体を濾過し、アセトンで洗浄して、化合物1の多形体III型を得た。次いで、得られた化合物1(多形体III型として)を酢酸(288L)に加え、この混合物を約46℃に加熱して、化合物1を含む酢酸溶液を生成した。
(実施例2)
(化合物1水和物の形成)
実施例1の化合物1を含む酢酸溶液を濾過し、25℃に冷却し、濾液を22℃にて2時間かけて、水(648L)とアセトン(36L)との溶液(すなわち、約5容量%のアセトン)に加えた。添加が完了後、この反応混合物を1時間攪拌して、固体を濾過により回収した。この固体を水(180L)で洗浄して、化合物1水和物を得た。
(実施例3)
(化合物1水和物の多形体I型への転換)
実施例2の化合物1水和物を、22℃〜90℃の範囲に及ぶ温度にて約2日間(すなわち、22℃〜32℃にて21時間、続いて90℃にて23時間)乾燥させて、59.2kgの化合物1の多形体I型を生成した(DSCにより他の多形体は、いずれも検出されなかった)。
(実施例4)
(化合物1を含む酢酸溶液の形成)
上記実施例2において、濾液(化合物1を含む酢酸溶液)を、22℃にて約5容量%のアセトンを含む水溶液に加えた。次いでこの溶液を攪拌し、得られた固体を回収して、化合物1水和物を得た。下記の実施例5〜11において、約20gの化合物1を、まず100mLの酢酸に溶解させ(以下を「酢酸溶液」と呼ぶ)、種々の条件下で水溶液に加えて、化合物1水和物を生成し、次いでこの化合物1水和物を乾燥させて、最終生成物の多形体I型を得た。
(実施例5)
(共溶媒濃度)
一連の実験において、実施例4の酢酸溶液を、20℃〜25℃の温度を維持しながら、0.1gの化合物1の多形体I型と、合計容量220mLの脱イオン水およびアセトン(アセトン0%〜50%の範囲に及ぶ容量比)との混合物に加えた。得られた混合物を、20℃〜25℃にて1時間攪拌し、次いで濾過した。濾過ケークを水で2回洗浄し、次いで、50℃にて乾燥させた。これらの試験は、アセトンの量が0容量%〜50容量%に増加するにつれ、多形体I型の単離収率に負の影響を及ぼし、そして高アセトン濃度にて、主に多形体III型を生ずることを示した。
(実施例6)
(混合温度)
添加、1時間の攪拌および濾過の工程の間、既定の温度範囲内に温度を維持しながら、実施例4の酢酸溶液を、0.1gの多形体I型と200mLの脱イオン水および20mLのアセトン(すなわち、約10容量%のアセトン)との混合物に加えた。次いで、得られた濾過ケークを水で2回洗浄して、50℃にて乾燥させた。
一連の実験において、添加および攪拌の工程が実施される間の温度範囲は、0℃〜50℃の範囲に及んだ。多形体I型の全体的な回収率は、この範囲内で温度が低くなると高くなり、単離される生成物は、試験される温度が高くなるにつれ、増加的に化合物1の多形体の混合物になった。
(実施例7)
(添加速度)
一連の実験において、添加、1時間の攪拌、および濾過の行程の間、温度を約25℃に維持しながら、5分〜180分の既定時間にわたり、実施例4の酢酸溶液を0.1gの化合物1の多形体I型と、合計220mLの脱イオン水およびアセトンとの混合物に加えた。濾過ケークを水で2回洗浄し、次いで50℃にて乾燥させた。
0mL〜40mLへと変更するアセトン量で、5分の添加速度が、一般的に多形体の混合物をもたらすが、約3時間にわたる添加が、時に多形体の混合をもたらすことがある。5分〜3時間の中間体の添加時間により化合物1水和物が得られ、次いで乾燥させると、純粋な多形体I型を生成した。また、所与の共溶媒濃度における添加速度が遅くとも早くとも、生成物の収率にほとんど違いは見られなかった。
(実施例8)
(攪拌時間)
一連の実験において、添加、可変攪拌および濾過工程の間、約25℃の温度を維持しながら、実施例4の酢酸溶液を、0.1gの多形体I型と、合計220mLの脱イオン水およびアセトンとの混合物に加えた。濾過ケークを水で2回洗浄して、次いで50℃にて乾燥させた。
0mL〜40mLへと変更するアセトン量、ならびに1時間〜一晩へと変更する攪拌時間にて、純粋な多形体I型が得られた。多形体の混合物は、40mLのアセトンを含む水溶液中で懸濁液をより長い時間(例えば、5時間より長く)攪拌する条件下で得られた。
(実施例9)
(共溶媒)
一連の実験において、添加、1時間の攪拌および濾過工程の間、温度を約25℃に維持しながら、実施例4の酢酸溶液を、0.1gの多形体I型と、合計220mLの脱イオン水および共溶媒の混合物に加えた。濾過ケークを水で2回洗浄し、次いで、50℃にて乾燥させた。
200mLの水中の20mLにてアセトン以外の共溶媒(すなわち、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、2−プロパノールおよびジメチルホルムアミド)が、化合物1水和物をもたらし、次いで乾燥させると、多形体I型を生成した。上記20mLを超える実験と比べて、40mLの共溶媒および180mLの水においては、低い収率が観測された。40mLのメタノールの実験が、多形体の混合物を生じた。
(実施例10)
(乾燥温度)
実施例4の酢酸溶液の水/アセトンの10/1容量混合物の添加によって結晶化された約2gの化合物1を含む密封バイアルを調製し、オーブン中に入れた。個々のバイアルを、30℃〜90℃の範囲に及ぶ温度にて加熱し、結晶形態をDSCによりモニターした。60℃未満の温度にて、多形体I型を観測した。対照的に、60℃以上の温度にて、化合物1の多形体の混合物を観測した。酢酸溶液のいずれの共溶媒も含まない水への添加によって結晶化された化合物1の密封バイアルが、類似の結果を示した。
(実施例11)
(水の酢酸溶液への添加)
温度を30℃未満に維持しながら、水(200mL)を実施例4の酢酸溶液に加えた。得られた固体を濾過により回収し、水で洗浄し、回収し、乾燥させて、多形体I型を得た。
(実施例12)
(酢酸の量)
約20gの化合物1を酢酸に溶解させ、約25℃にて、得られた溶液を30分かけて、水(200mL)と、アセトン(20mL)と、多形体I型の種結晶との攪拌混合物に加えた。同じ温度で1時間攪拌後、得られた個体を濾過により回収し、水で洗浄し、50℃にて乾燥させた。
一連の実験において、化合物1を溶解させるために使用した酢酸の量を、40mL〜100mLへと変更した。純粋な多形体I型は、より多い量の酢酸が使用される場合に観測され、一方で、多形体の混合物は、より少ない量の酢酸が使用される場合に見出された。
本明細書中で参照され、かつ/または出願データシート中に列挙される、上記の米国特許、米国特許出願公報、米国特許出願、外国特許、外国特許出願、および非特許公報は、それらの全体が、本明細書中に参考として援用される。
本発明の特定の実施形態は、説明の目的で本明細書中に記載されるが、種々の改変が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく成され得ることが理解される。したがって、本発明は、別添の特許請求の範囲によるものとする以外は限定されない。
図1は、化合物1水和物の示差走査熱分析(DSC)曲線である。 図2は、化合物1水和物のエックス線粉末回析スペクトルである。 図3は、化合物1水和物のDSC曲線、ならびに多形体I型のDSC曲線を示している。

Claims (13)

  1. N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)−アセトアミドの水和物であって、該水和物は、1分当たり10℃の走査速度にて示差走査熱量計により測定されるものとして約40℃〜90℃の幅の広い吸熱を有し、かつ約193℃の吸熱ピークを有し、6.1および17.2にて2θ+/−0.2°θ度で表される特性ピークを有するエックス線粉末回析図を有する、水和物
  2. 請求項に記載の水和物であって、前記幅の広い吸熱が、約80℃にて最大ピークを有する、水和物。
  3. 請求項に記載の水和物であって、26.3のエックス線粉末回析図ピークをさらに含む、水和物。
  4. 請求項に記載の水和物であって、20.7および25のエックス線粉末回析図ピークをさらに含む、水和物。
  5. 請求項に記載の水和物であって、該水和物が、約:
    Figure 0005156381
    の回析角度(2θ)、エックス線回析格子面間隔および強度のエックス線回析ピークを含む、水和物。
  6. N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)−アセトアミドの多形体I型を作製するための方法であって、請求項1〜のうちのいずれか1項の水和物を乾燥させる工程を包含する、方法。
  7. 請求項1に記載の水和物を作製するための方法であって:
    N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)−アセトアミドおよび酢酸を含む酢酸溶液を、水および1種以上の任意の共溶媒を含む水溶液と混合して、N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)−アセトアミドの水和物を形成する工程を包含する、方法。
  8. 請求項に記載の方法であって、前記共溶媒が、アセトン、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、2−プロパノールまたはジメチルホルムアミドである、方法。
  9. 請求項に記載の方法であって、前記共溶媒が、アセトンである、方法。
  10. 請求項に記載の方法であって、前記酢酸溶液を前記水溶液と混合する前に、該酢酸溶液を40℃と還流との間の最大温度に加熱する、方法。
  11. 請求項に記載の方法であって、前記N−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)−アセトアミドを酢酸中で合成して、酢酸溶液を提供する、方法。
  12. 請求項に記載の方法であって、前記乾燥させる工程が前記水和物を加熱する工程を包含する、方法。
  13. 請求項〜1のうちのいずれか1項に記載のプロセスに従って調製されるN−メチル−N−(3−{3−[2−チエニルカルボニル]−ピラゾール−[1,5−α]−ピリミジン−7−イル}フェニル)−アセトアミドの水和物。
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