JP5144305B2 - Bias tire - Google Patents
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Description
本発明は、バイアスタイヤにかかり、特には、操縦安定性を向上したバイアスタイヤに関する。 The present invention relates to a bias tire, and more particularly, to a bias tire having improved steering stability.
一般に、タイヤの操縦性能を向上させる方法として、よりグリップの高いトレッドコンパウンドを使用することが効果的であり、それによりコーナリング速度の向上が見込まれる。
そこで、カーカス層折り返し内に補強コード層を配置してタイヤサイド部を補強することで、コーナリング速度向上により発生する高いサイドフォースを、出来るだけロス少なく、踏面部から車両に伝えることが可能となる(例えば、特許文献1参照。)。
Therefore, by arranging the reinforcing cord layer in the carcass layer wrapping to reinforce the tire side part, it is possible to transmit the high side force generated by improving the cornering speed from the tread part to the vehicle with as little loss as possible. (For example, refer to Patent Document 1).
従来では、バイアスタイヤとして、コーナリングの横力入力時に、タイヤケースの腰弱感を抑制して安定性を高めるために、ビード部〜サイド下部を補強する手法がとられてきた。しかし、サイド上部からショルダー部の剛性が相対的に低くなることから、サイド部の剛性段差が大きくなり、横力によるサイド部の変形が局所的に発生し、操縦安定性の過渡特性面で不利であった。 Conventionally, as a bias tire, a method of reinforcing the bead portion to the lower portion of the side has been taken in order to suppress the tiredness of the tire case and improve the stability when inputting the lateral force of cornering. However, since the rigidity of the shoulder part from the upper part of the side is relatively low, the rigidity difference of the side part becomes large, and the side part is locally deformed by lateral force, which is disadvantageous in terms of transient characteristics of steering stability. Met.
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、コーナリング時の操縦安定性を向上できると共にコーナリング時の過渡特性を大幅に改善できるバイアスタイヤを提供することが目的である。 The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a bias tire that can improve steering stability during cornering and can significantly improve transient characteristics during cornering.
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであって、請求項1に記載のバイアスタイヤは、1対のビード部と、一方のビード部のビードコアから他方のビード部のビードコアへトロイド状に跨り、端部分が前記ビード部のビードコアをタイヤ内側から外側へ折り返される2枚のカーカスプライからなるバイアス構造のカーカスと、前記カーカスのタイヤ径方向外側に設けられ、トレッド部を構成するトレッドゴム層と、前記カーカスのタイヤ外面側に前記トレッド部から前記ビード部にかけて配置され、前記カーカスを補強する複数本の繊維コードを含むコード補強層と、を備え、タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、前記コード補強層のトレッド部側が前記トレッドゴム層とオーバーラップしており、前記コード補強層のビード部側が前記ビードコアを折り返している少なくとも1枚の前記カーカスプライの折返し部分とオーバーラップしている、ことを特徴としている。 The present invention has been made in view of the above-described facts, and the bias tire according to claim 1 straddles a pair of bead portions and a bead core of one bead portion to a bead core of the other bead portion in a toroidal shape. A carcass having a bias structure including two carcass plies whose end portions are folded back from the inner side of the tire to the outer side of the bead core; and a tread rubber layer that is provided on the outer side of the carcass in the tire radial direction and that constitutes the tread portion. A cord reinforcing layer including a plurality of fiber cords arranged on the tire outer surface side of the carcass from the tread portion to the bead portion and reinforcing the carcass, and when viewed in a cross section along a tire rotation axis The tread portion side of the cord reinforcing layer overlaps the tread rubber layer, and the bead portion side of the cord reinforcing layer is the above At least one of the are folded Dokoa are folded portion overlaps the carcass ply, and characterized in that.
次に、請求項1に記載のバイアスタイヤの作用を説明する。
請求項1のバイアスタイヤでは、カーカスのタイヤ外面側にトレッド部からビード部にかけて、カーカスを補強する複数本の繊維コードを含むコード補強層を配置し、タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、コード補強層のトレッド部側をトレッドゴム層とオーバーラップさせ、コード補強層のビード部側をビードコアを折り返される少なくとも1枚のカーカスプライの折返し部分とオーバーラップさせているので、ビード部からトレッド部にかけてサイド部に大きな剛性段差を生じさせることなくサイド部の補強がなされると共に、サイド部の変形の局所的集中が抑制されるので、コーナリング時の操縦安定性の過渡特性が大幅に改良される。
Next, the operation of the bias tire according to claim 1 will be described.
In the bias tire according to claim 1, when a cord reinforcing layer including a plurality of fiber cords that reinforce the carcass is disposed from the tread portion to the bead portion on the outer surface side of the carcass, when viewed in a cross section along the tire rotation axis The tread part side of the cord reinforcement layer is overlapped with the tread rubber layer, and the bead part side of the cord reinforcement layer is overlapped with the folded part of at least one carcass ply where the bead core is folded. As the side part is reinforced without causing a large rigidity step on the side part, the local concentration of deformation of the side part is suppressed, so the transient characteristics of steering stability during cornering are greatly improved The
なお、カーカスプライを1枚追加することでもサイド部の補強については同様の効果が得られるが、タイヤ踏面部にも1枚追加となるため、踏面部の面外曲げ剛性が上がることにより接地性が悪化し、グリップの低下に繋がる。したがって、カーカスプライは2枚としている。 The addition of one carcass ply can provide the same effect for reinforcing the side part, but since one additional carcass ply is added to the tire tread part, the out-of-plane bending rigidity of the tread part increases, so Worsens and leads to lower grip. Accordingly, there are two carcass plies.
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバイアスタイヤにおいて、タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、前記コード補強層のトレッド部側が、前記トレッドゴム層と5〜20mmオーバーラップしている、ことを特徴としている。 According to a second aspect of the present invention, in the bias tire according to the first aspect, the tread portion side of the cord reinforcing layer is overlapped with the tread rubber layer by 5 to 20 mm when viewed in a cross section along the tire rotation axis. It is characterized by that.
次に、請求項2に記載のバイアスタイヤの作用を説明する。
タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、コード補強層のトレッド部側をトレッドゴム層と5〜20mmオーバーラップさせることで、踏面部の面外曲げ剛性を上げること無く、コード補強層の端部に起因する故障を抑制し、耐久性を向上させることができる。
Next, the operation of the bias tire according to
When viewed in a cross section along the tire rotation axis, the tread portion side of the cord reinforcement layer is overlapped with the tread rubber layer by 5 to 20 mm, thereby increasing the end of the cord reinforcement layer without increasing the out-of-plane bending rigidity of the tread portion. It is possible to suppress the failure caused by the part and improve the durability.
なお、オーバーラップ量が5mm未満では、コード補強層の端部に起因する故障を抑制することが困難となる。
一方、オーバーラップ量が20mmを超えると、上記故障の抑制効果としては頭打ちとなり、また、踏面部の面外曲げ剛性を上げてしまう虞がある。
If the overlap amount is less than 5 mm, it is difficult to suppress a failure due to the end portion of the cord reinforcing layer.
On the other hand, if the amount of overlap exceeds 20 mm, the effect of suppressing the above-mentioned failure will reach a peak, and the out-of-plane bending rigidity of the tread portion may be increased.
なお、繊維コードとしては、有機繊維コードが好ましく、なかでも芳香族ポリアミドコード、ポリエチレンテレフタレートコードが好ましい。
その理由は、コード補強層のコードがスチールコードでは、端部に起因する故障が発生し易く、また、タイヤ重量増加による操縦低下を招くからである。
As the fiber cord, an organic fiber cord is preferable, and an aromatic polyamide cord and a polyethylene terephthalate cord are particularly preferable.
The reason is that when the cord of the cord reinforcing layer is a steel cord, a failure due to the end portion is likely to occur, and a steering reduction due to an increase in tire weight is caused.
以上説明したように本発明のバイアスタイヤによれば、コーナリング時の操縦安定性を向上できると共にコーナリング時の過渡特性を大幅に改善できる、という優れた効果を有する。 As described above, according to the bias tire of the present invention, the steering stability during cornering can be improved and the transient characteristics during cornering can be greatly improved.
本発明の一実施形態に係るバイアスタイヤ10を図1にしたがって説明する。
図1に示すように、本実施例の空気入りバイアスタイヤ10は、カート用タイヤであり、一対のビード部12を備え、一方のビード部12から他方のビード部12へトロイド状に跨るカーカス14を有している(図1では片側半分の図示を省略)。
A
As shown in FIG. 1, the
カーカス14は、2枚のカーカスプライ16から構成されている。このカーカスプライ16は、有機繊維コード(図示せず)を簾織りしてコーティングゴム(図示せず)でコーティングしたものである。
The
これらのカーカスプライ16は、一方のビード部12に埋設されている一方のビードコア18から他方のビード部12に埋設されている他方のビードコア18まで延び、端側がビードコア18のタイヤ軸方向内側から外側に向かって巻き上げられており、一方のビードコア18から他方のビードコア18に跨る部分が本体部16A、ビードコア18を巻き上げてビードコア18のタイヤ軸方向外側に位置する部分が折り返し部16Bとされている。
These carcass plies 16 extend from one
2枚のカーカスプライ16は、一方のカーカスプライ16の有機繊維コードと他方のカーカスプライ16の有機繊維コードとが互いに交差するように配設されており、一方のカーカスプライ16と他方のカーカスプライ16とはタイヤ赤道面CLに対するコードの傾斜方向が逆方向に設定されている。
The two
カーカスプライ16のタイヤ半径方向外側には、トレッド部20を構成するトレッドゴム層22が配設されており、カーカスプライ16のタイヤ軸方向外側にはサイド部24を構成するサイドゴム層26が配設されている。なお、カーカス14の内面側には、インナーライナー28が配設されている。
本体部16Aと折り返し部16Bとで囲まれる断面形状が略三角形をした区域内にはビード部12の高い剛性を保つためのスティフナー30が配設されている。
A
A
本実施例の空気入りバイアスタイヤ10では、外側のカーカスプライ16の本体部16Aのタイヤ外面に、本体部16Aに沿うようにコード補強層32(点線で図示)が配置されている。
コード補強層32は、互いに平行に並べられた複数本のコードをゴムコーティングした構造のものである。コード補強層32のコードは、内側のカーカスプライ16のコードと同一方向に傾斜しており、隣接している外側のカーカスプライ16のコードとは、タイヤ周方向に対する傾斜方向が逆方向に設定されている。
In the
The
なお、コード補強層32に用いるコードとしては、有機繊維コードが好ましく、なかでも芳香族ポリアミドコード、ポリエチレンテレフタレートコード等が好ましいが、スチールコード以外であれば上記材質以外の有機繊維コードを用いても良い。
As the cord used for the
コード補強層32は、トレッド部20からビード部12にかけて配置され、タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、コード補強層32のトレッド部側はトレッドゴム層22とオーバーラップしており、コード補強層32のビード部側は2枚のカーカスプライ16の各々の折返し部分16Bとオーバーラップしている。なお、本実施形態では、コード補強層32のビード部側を2枚のカーカスプライ16の各々の折返し部分16Bとオーバーラップさせているが、本発明では、少なくとも1枚のカーカスプライ16の折返し部分16Bとオーバーラップさせれば良い。
The
なお、タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、コード補強層32のトレッド部側は、トレッドゴム層22と5〜20mmオーバーラップ(オーバーラップ量L。図1参照。)させることが好ましい。
In addition, when viewed in a cross section along the tire rotation axis, the tread portion side of the
(作用)
次に本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のバイアスタイヤ10では、カーカス14のタイヤ外面側にトレッド部20からビード部12にかけて、カーカス14を補強する複数本の繊維コードを含むコード補強層32を配置し、タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、コード補強層32のトレッド部側をトレッドゴム層とオーバーラップさせ、コード補強層32のビード部側をビードコアを折り返されるカーカスプライ16の折返し部分16Bとオーバーラップさせているので、ビード部12からトレッド部20にかけてサイド部24に大きな剛性段差を生じさせることなくサイド部24の補強がなされると共に、サイド部24の変形の局所的集中が抑制されるので、コーナリング時の操縦安定性を向上できると共にコーナリング時の過渡特性の改良が大幅に改良される。
(Function)
Next, the operation of this embodiment will be described.
In the
タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、コード補強層32のトレッド部側をトレッドゴム層22と5〜20mmオーバーラップさせることで、踏面部の面外曲げ剛性を上げること無く、コード補強層32の端部に起因する故障を抑制し、耐久性を向上させることができる。
なお、上記オーバーラップ量が5mm未満では、コード補強層32の端部に起因する故障を抑制することが困難となる。一方、上記オーバーラップ量が20mmを超えると、上記故障の抑制効果としては頭打ちとなり、また、踏面部の面外曲げ剛性を上げてしまう虞がある。
When viewed in a cross section along the tire rotation axis, the tread portion side of the
If the overlap amount is less than 5 mm, it is difficult to suppress a failure caused by the end portion of the
また、コード補強層32に、芳香族ポリアミドコード、ポリエチレンテレフタレートコード等の有機繊維コードを用いることで、コード補強層32の端部に起因する故障の発生を抑えることができ、また、コード補強層32を設けることによるタイヤ重量増加を最小限に抑えることができる。
また、コード補強層32のコードが隣接している外側のカーカスプライ16のコードと交差しているので、高いサイドフォースに耐えうる層間剪断力を発生できる。
なお、上記実施形態では、本発明をカート用タイヤに適用した例を示したが、バイアスタイヤであれば、乗用車用タイヤ等、他の種類のバイアスタイヤにも適用可能であることは勿論である。
Further, by using an organic fiber cord such as an aromatic polyamide cord or a polyethylene terephthalate cord for the
Further, since the cord of the
In the above embodiment, an example in which the present invention is applied to a cart tire has been described. However, as long as a bias tire is used, the present invention can be applied to other types of bias tires such as a passenger tire. .
(試験例)
本発明の効果を見るために、従来例のカート用タイヤと本発明が適用された実施例のカート用タイヤを用意して実車走行テストを実施した。
タイヤサイズは、フロントが4.5/10.0−5、リアが7.1/11.0−5である。また、使用リムは、フロントが4.5−5、リアが8.0−5であり、内圧はフロントが80kPa、リアが80kPaであった。
(Test example)
In order to see the effect of the present invention, a cart tire of a conventional example and a cart tire of an example to which the present invention was applied were prepared and an actual vehicle running test was performed.
The tire size is 4.5 / 10.0-5 at the front and 7.1 / 11.0-5 at the rear. The rim used was 4.5-5 at the front and 8.0-5 at the rear, and the internal pressure was 80 kPa at the front and 80 kPa at the rear.
実施例のタイヤ:図1に示すように2枚のカーカスプライ16の外側にコード補強層を設けたタイヤ。内側のカーカスプライ16の折返し部16Bの端部の高さh1(リム径を計測する位置からタイヤ径方向外側へ計測する距離)は60mm、外側のカーカスプライ16の折り返し部16Bの端部の高さh2は50mm、補強コード層32のタイヤ径方向内側の端部の高さh3は20mmである。
Example Tire: A tire in which a cord reinforcing layer is provided on the outside of two carcass plies 16 as shown in FIG. The height h1 of the end portion of the folded
従来例のタイヤ:図2に示すように、2枚のカーカスプライ16のスペック(h1,h2)は実施例と同一であるが、折り返し部16Bの内側に補強コード層34(点線で図示)が設けられている。この補強層コード層34は、ビードコア18から折り返し部16Bの端部に向けて延びており、径方向外側の端部の高さh4が40mmである。
Conventional tire: As shown in FIG. 2, the specifications (h1, h2) of the two carcass plies 16 are the same as in the embodiment, but a reinforcing cord layer 34 (illustrated by a dotted line) is provided inside the folded
なお、試験タイヤはリアに装着し、フロントには組み合わせに適合するスペックを使用した。
走行車両:KART FAクラス車両&エンジン
評価ドライバー:KARTの国際競技ライセンス取得ドライバー
テストコース:菅生国際KARTコース。
テストでは、ラップタイムとフィーリング評価を行った。
The test tires were mounted on the rear, and the front specs used for the combination were used.
Driving vehicle: KART FA class vehicle & engine Evaluation driver: KART international competition license acquisition driver Test course: Mibu International KART course.
In the test, lap time and feeling evaluation were performed.
試験結果
a.ラップタイム
Test results a. lap time
b.フィーリング評価
従来例に比べ、本発明の適用された実施例のタイヤは、速い速度でコーナーを曲れ、コーナリング中も車両の挙動が安定しており、スムーズに曲ることが出来た。また、コーナー出口でトラクションをかけてもリアが逃げずに前に押し出すことが出来た。
b. Feeling Evaluation Compared with the conventional example, the tire of the example to which the present invention was applied bent a corner at a high speed, and the behavior of the vehicle was stable even during cornering, and the tire could be bent smoothly. Also, even if traction was applied at the corner exit, the rear did not escape and could be pushed forward.
10 バイアスタイヤ
12 ビード部
14 カーカス
16 カーカスプライ
16A 本体部
16B 折り返し部
18 ビードコア
20 トレッド部
22 トレッドゴム層
24 サイド部
32 コード補強層
L オーバーラップ量
DESCRIPTION OF
Claims (5)
一方のビード部のビードコアから他方のビード部のビードコアへトロイド状に跨り、端部分が前記ビード部のビードコアをタイヤ内側から外側へ折り返される2枚のカーカスプライからなるバイアス構造のカーカスと、
前記カーカスのタイヤ径方向外側に設けられ、トレッド部を構成するトレッドゴム層と、
前記カーカスのタイヤ外面側に前記トレッド部から前記ビード部にかけて配置され、前記カーカスを補強する複数本の繊維コードを含むコード補強層と、
を備え、
タイヤ回転軸に沿った断面で見た時に、前記コード補強層のトレッド部側が前記トレッドゴム層とオーバーラップしており、前記コード補強層のビード部側が前記ビードコアを折り返している少なくとも1枚の前記カーカスプライの折返し部分とオーバーラップしている、ことを特徴とするバイアスタイヤ。 A pair of beads,
A carcass having a bias structure composed of two carcass plies in which a bead core of one bead portion is straddled in a toroidal shape from a bead core of the other bead portion, and an end portion of the bead core of the bead portion is folded from the inside to the outside of the tire;
A tread rubber layer provided on the outer side in the tire radial direction of the carcass and constituting a tread portion;
A cord reinforcement layer including a plurality of fiber cords disposed on the tire outer surface side of the carcass from the tread portion to the bead portion and reinforcing the carcass;
With
When viewed in a cross section along the tire rotation axis, the tread portion side of the cord reinforcement layer overlaps the tread rubber layer, and the bead portion side of the cord reinforcement layer folds the bead core. A bias tire characterized by overlapping with a folded portion of a carcass ply.
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